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菫「宥と楽しい同棲生活の始まり」

引用元: http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1351854028/
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/02(金) 20:00:28.23 ID:9rkA5XTJ0

宥「……ここが?」
 
菫「……ああ」
 
菫「ここが、これから私たちが住むアパートだ」

菫「コンビニやスーパーまで徒歩数分、ファミレスや大型デパートまで徒歩10分」
 
菫「駅までは徒歩20分ぐらいかかるが、まぁ歩いて行ける距離だ」
  
菫「治安も良く、住んでいる住民も若夫婦が殆どだ」
 
菫「立地条件としてはなかなか良い場所を確保出来た」
 
宥「ごめんね……何もかも菫ちゃんに任せちゃって」
 
菫「構わんさ、宥は宥で忙しかったんだろう?」
 
菫「それに私は一人暮らし慣れしてるから、このぐらい大した事ないさ」
 
宥「菫ちゃん……///」


3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/02(金) 20:02:41.75 ID:9rkA5XTJ0

-過去作-


咲「エ○ゲーって楽しいよね!」
http://ssweaver.com/blog-entry-1880.html
のスピンオフです。


菫「エ○ゲしてる所を宥に見られた……」の続きであり、
時系列的にはチャットのオフ会が終了後、菫さんと宥姉が大学に進学して二人の同棲生活が始まるお話。


5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/02(金) 20:04:26.43 ID:9rkA5XTJ0

宥「お部屋は別々なんだね」
 
菫「ああ……さすがにワンルームで2人暮らすのは厳しいだろうと思ってね」
 
菫「同棲生活をするなら、やはり2DKはあった方が良いらしい」

菫「一応家具や家電とかは、私が使っていた物をそのまま持ってきてるが」

菫「それでも足りない物とかは後で買いに行こう」

宥「うん」
 
菫「それじゃあ、まずは……」グゥー
 
菫「……」
 
宥「……お昼ご飯にしよっか」
 
菫「そ、そうだな……///」


9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/02(金) 20:09:57.06 ID:9rkA5XTJ0

宥「お昼はどうしよう?」
 
菫「ガスとか水はもう使えるが、何分食材が何も無い」
 
宥「じゃあ……」
 
菫「……今日の昼は外食するか」
 
宥「うん」
 
 
………
……

 
 
菫「宥はまだこの辺りに詳しくないだろう?」
 
宥「うん、駅と大学の場所は覚えたけど……」
 
菫「じゃあ食事を終えたら、軽く街の案内もしよう」
 
宥「うんっ」


10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/02(金) 20:14:55.12 ID:9rkA5XTJ0

-ファミリーレストラン「ヴァントゥール」-
 
 
「いらっしゃいませー」
 
 
菫「2名、禁煙席で」
 
 
「かしこまりました、こちらへどうぞー」
 

宥「……」オロオロ
  
菫「……宥?」
 
宥「えっ……なに?」
 
菫「いや……そんなにソワソワしてどうしたんだ?」
 
宥「え、えっと……」


12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/02(金) 20:20:48.19 ID:9rkA5XTJ0

宥「わ、私……あんまりこういう所入った事なくて……」
 
菫「そうなのか?インハイでも東京へは来てるし、奈良でだって外食ぐらいはするだろう?」
 
宥「う、うん……そうなんだけど……」
 
宥「私の住んでる所……近くに飲食店がひとつもなくて……」
 
菫「え、そうなのか?」
 
宥「う、うん……」

宥「だからこういう所はあんまり慣れてなくて……」
 
菫(奈良県は飲食店が少ないとよく聞くが……まさかそこまでとはな)


14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/02(金) 20:26:08.80 ID:9rkA5XTJ0



「それでは、ご注文決まりましたらこちらのボタンからお呼び出しください」
 
 
菫「……」
 
菫「宥は何にする?」
 
宥「え、えっとっ……えと……」パラパラッ
 
菫「ははは、慌てなくていいさ。ゆっくり決めてくれ」
 
宥「ご、ごめんねっ」
 
宥「……菫ちゃんはもう決まったの?」
 
菫「ん?ああ、私はもう決まってるが」
 
宥「じゃ、じゃあ……菫ちゃんと同じので」
 
菫「いいのか?好きなの選んでもいいんだぞ?」
 
宥「ううん、大丈夫……」
 
菫「そうか?なら呼ぶぞ」ピンポーン


15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/02(金) 20:31:04.21 ID:9rkA5XTJ0

「ご注文お伺いします」


菫「この、エビピラフを二つ」
 

「AセットとBセットのメニューがありますが、如何なさいましょう?」
 
 
菫「ふむ」
 
菫(Aセットが野菜サラダセット、Bセットがコーンスープか……)

菫(宥ならきっと温かい物の方が好きだしな……)
 
菫「じゃあ両方Bセットのコーンスープで」
 
 
「かしこまりました」
 


17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/02(金) 20:36:27.79 ID:9rkA5XTJ0

菫「勝手にセットメニュー決めちゃったが、大丈夫だったか?」
 
宥「うん」
 
菫「……別に時間をゆっくりかけて決めても良かったんだぞ?」
 
宥「う、うん……でも沢山種類がありすぎて迷っちゃうし……」
 
宥「それに菫ちゃんと同じ物を食べて、美味しさを共有したいから……///」
 
菫「なっ……///」

宥「……///」
 
菫「……///」
 
菫「こっ!この後は!小物でも買いに行こうか!」
 
宥「う、うんっ、そうだねっ」


………
……


18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/02(金) 20:41:43.28 ID:9rkA5XTJ0

菫「……ふぅ、結構量あったな」
 
菫「宥は大丈夫か?」
 
宥「うん、美味しかったね」
 
菫「ああ、そうだな」
 
菫「さて、お会計を済ませるとするか」
 
宥「……え、えっと」
 
菫「……どうした?」

宥「お、お金は……」
 
菫「ああ……そうだな……」
 
菫「とりあえず今日の所は私が払っておくよ」
 
宥「えっ、で、でも……」
 
菫「お金の管理とかそういう所も、後々ちゃんと決めないとな」
 
菫「私達は今日から二人で暮らすんだからな……」
 
宥「……うん……///」


20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/02(金) 20:47:15.87 ID:9rkA5XTJ0

-デパート-
 

菫「さて、次は……ここだな」
 
宥「わあ……おっきい」
 
菫「近辺では一番大きなデパートだ、ここで小物を揃えよう」
 
宥「小物で足りない物って……」
 
菫「歯ブラシとかタオルとか……あと食器とかだな」
 
宥「あ……そういえば私、歯ブラシとかは持ってきてない……」
 
菫「ははは、これから新生活が始まるんだ。新しく新調すればいい」
 
菫「それに……その、あれだ。お揃いの物にできるし……///」
 
宥「あっ……///」
 
宥「うんっ……!」


22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/02(金) 20:52:49.20 ID:9rkA5XTJ0

菫「コップとかはどういうのにするか」
 
宥「ん……と……あまりそういうのは気にしないけど……」
 
宥「出来れば……菫ちゃんとお揃いのがいいな……っ///」
 
菫「そ、そうか……///」
 
菫「じゃ、じゃあ、こういうのはどうだ?」
 
宥「わあ、可愛い……」
 
菫「同じ模様の青と赤だ」
 
宥「……あったかい色」
 
菫「どうだ?」
 
宥「うん……これがいい」
 
菫「じゃあ、これにしよう」
 
宥「うんっ」


23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/02(金) 20:58:38.85 ID:9rkA5XTJ0

菫「さて……あとは……」
 
菫「宥は他に欲しい物はあるか?」
 
宥「え、えっと……な、何が必要なのかな?」
 
菫「そうだな……とりあえず暮らす分に必要な物は買い揃えたが……」
 
菫「あとは……夕食の食材だな」

菫「このまま買い出しに行ければよかったんだが、荷物は結構多くなってしまったな……」
 
菫「一度戻って荷物を置いてから、食材の買い出しに行こう」
 
宥「うんっ」


26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/02(金) 21:03:26.96 ID:9rkA5XTJ0

-スーパー-


菫「ここが近所のスーパーだ」
 
菫「規模はそこそこだが、品ぞろえも悪くはなく値段も安い」
 
菫「これが徒歩数分圏内にあるんだから贅沢だな」
 
宥「便利だね……」
 
宥「私の住んでた所は、スーパーに行くのにも車を出さないと行けなかったから……」
 
菫「そうだな……私はずっと東京に住んでいるが、やはり東京は便利な街だと思うよ」
 
宥「うん……それに今は菫ちゃんも一緒だし、すごく楽しいよ……っ」
 
菫「宥……///」
 
宥「菫ちゃん……///」
 
 
アラアラ マァマァ ワカイッテイイワネー


菫「……///」
 
宥「……///」


28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/02(金) 21:09:25.19 ID:9rkA5XTJ0

菫「と、とりあえず夕食の買い出しをしよう!」
 
宥「う、うんっ」
 
菫「まずは……野菜類だな」
 
菫「冷凍食品も余分に買っておいて……小麦粉……牛乳……卵……米……」

菫「調味料は私が使っていた奴がまだあるから……あとは」
 
宥「菫ちゃんすごい……主婦さんみたい」
 
菫「しゅ、主婦!?」
 
菫「さ、さすがにそれは……なんというか複雑な気分だな……」
 
宥「え、ええっ、だめだった?」
 
菫「いや……こう、年増に見られるというか……」
 
宥「ご、ごめんね……そういう意味じゃなくてっ……!」
 
菫「……」
 
菫「っくははは!わかってるよ、宥」

宥「むうーっ!菫ちゃん酷いよう」
 
………
……


30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/02(金) 21:14:49.96 ID:9rkA5XTJ0

-部屋-
 
 
菫「さて、買い出ししてたらすっかり遅くなったな」
 
菫「帰宅したばかりだが、早く夕飯の支度をするとしよう」

菫「あんまり時間もないし、今日はパスタでいいか?」
 
宥「うん」
 
菫「じゃあ、すぐに取り掛かるから、宥は適当に時間でも潰しててくれ」
 
宥「うんっ…………あれ?」
 
菫「~♪」
 
宥「……」ソワソワ
 
菫「~……ん?どうした宥?」


34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/02(金) 21:21:21.02 ID:9rkA5XTJ0

宥「え、えっと……」
 
宥「何か手伝える事はない……?」
 
菫「そうだな……しかしパスタは茹でるだけだし」
 
菫「ミートソースも買ってきた奴を加熱するだけだしな……」
 
宥「で、でもでもっ……」
 
宥「せ、せっかく一緒に生活するのに、菫ちゃんだけにお料理させるのは……」
 
菫「ふむ……」
 
菫「そうだな……じゃあサラダでも作るか、宥頼めるか?」
 
宥「うん!」


37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/02(金) 21:25:28.06 ID:9rkA5XTJ0

トントントン... ボコボコボコ...
 
 
菫「……」
 
菫「……ふむ、こんなものか」
 
宥「……」
 
宥「……私ね」
 
菫「ん?」
 
宥「こうして菫ちゃんと、一緒にお料理が出来て嬉しいなって」
 
宥「私、すごい幸せだよ」
 
菫「宥……」
 
菫「ああ……私も今、すごい幸せだ」
 
宥「菫ちゃん……///」
 
宥「っ痛っ!」 

菫「宥!?」


39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/02(金) 21:30:16.88 ID:9rkA5XTJ0

菫「指を切ったのか」
 
宥「う、うう、ごめんね……」
 
菫「……ほら、指貸して」
 
宥「えっ?」
 
 
ちゅー
 
 
宥「す、菫ちゃんっ!?///」
 
菫「……んっ……ちゅ、あとは綺麗に洗って絆創膏を貼っておけば大丈夫だろう」
 
菫「宥はパスタの方を頼む、私がサラダの方をやろう」
 
宥「ご、ごめんねっ……」
 
菫「ふふ、気にするな。私は宥の恋人……だろ?」
 
宥「…‥~~~///」


43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/02(金) 21:36:27.89 ID:9rkA5XTJ0

………
……

 
 
菫「……ふぅ、ごちそうさま」
 
宥「ごちそうさまっ」
 
宥「美味しかったね」
 
菫「ああ、味もそうだが……」
 
菫「何より一人で食べる食事より、宥と一緒に食べる食事の方が断然美味しい」
 
宥「もう……菫ちゃんったら///」
 
菫「……///」
 
菫「さ、さて!今度は風呂の準備だなっ……食器任せてもいいか?」
 
宥「うん、おまかせあれっ、だよ」


44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/02(金) 21:40:48.66 ID:0LLdhs8c0

もちろんお風呂は二人で一緒に入るんですよね?


45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/02(金) 21:42:19.08 ID:9rkA5XTJ0

………
……



菫「……」キュッキュ
 
菫「よし、こんなもんか」
 
菫「宥、お風呂沸いたぞ。先に入ってくれ」
 
宥「菫ちゃんが先でいいよ……?」
 
菫「いや、私はこういう暮らしに慣れてるから大して疲れちゃいないが」
 
菫「宥はこういう生活初めてだろう、結構疲れたんじゃないか?」
 
宥「う、うん……そうだけど……でも」
 
菫「私の事を気にかけてくれるのは嬉しいが、私の事は構わなくていいさ」
 
宥「……」
 
宥「じゃ、じゃあ……一緒に入ろ?」
 
菫「ふぁっ!?」


48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/02(金) 21:48:02.36 ID:9rkA5XTJ0

ザパァァン....
 
 
菫「……///」
 
宥「……///」
 
菫「……うっ……///」
 
菫(ゆ、宥の裸が……ハダカがっ……)
 
菫(髪は綺麗だし……肌はすごい手入れしてあるし……な、なによりっ……)ゴクリ
 
宥「……す、菫ちゃん?恥ずかしいよっ///」ポヨヨン
 
菫(む、胸が……すごい……///)

菫(私もそこまで小さくは無いと思うんだが……)ペタペタ

菫(あれと比較すると泣きたくなるな……)


49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/02(金) 21:54:08.70 ID:9rkA5XTJ0

菫「……」

菫「に、にしても、さすがに2人だと狭いな……」
 
宥「う、うん……そうだね……」
 
菫「……さすがに2人湯船に入るのは厳しかったか」

宥「……」
 
宥「で、でもっ……」
 
宥「菫ちゃんと一緒に入るお風呂、楽しいよっ」
 
宥「なんだか、わくわくするよねっ」
 
菫「ははは……わくわくか」
 
菫(すまん宥、私はわくわくどころではない……!)


53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/02(金) 22:02:06.17 ID:9rkA5XTJ0

ピトッ...
 
 
宥「あっ……」
 
菫「す、すまない!」
 
宥「う、ううん……平気だよ……///」
 
菫「……///」
 
菫(まずい……このままではおかしくなりそうだ……)
 
菫(宥が……宥が可愛すぎる……!!)
 
菫(……だ、だがこの狭さなら、多少身体が触れても大丈夫なはず……)ゴクリ
 
菫(この狭さなら仕方ない、うん、仕方ないな)
 
菫(足を少し動かして……)
 
宥「……っあっ……///」
 
菫「す、すまん……///」


56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/02(金) 22:09:03.71 ID:9rkA5XTJ0

菫(だ、大丈夫だよな……このままなら胸も……っ)ポヨッン
 
宥「きゃっ……ちょ、ちょっと菫ちゃん……?」
 
菫「ご、ごめん宥、身体をちょっとでも動かすと当たってしまうようだなっ……」ハハハ...

宥「……むっ」
 
宥「菫ちゃん……わざとやってるよね……?」
 
菫「な、そ、そんな事……っ」
 
宥「……じゃあ仕返しするねっ」
 
菫「えっ?……わああっ!」ザパァッ
 
菫「……このぉ、やったな!」
 
宥「ちょっ……やだっ、あはははっ」
 
菫「このこのこのっ、はははっ!」
 
 
ずるんっ


58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/02(金) 22:15:28.05 ID:9rkA5XTJ0

宥「あっ……」
 
菫「なっ……宥危ないっ」
 
宥「っ……す、菫ちゃん」
 
菫「……ふぅ、大丈夫か」
 
宥「う、うん……滑っちゃったみたい……ごめんね」
 
菫「いや、こちらこそすまなかった」
 
菫「どこか痛い所とか……――っ!?」
 
宥「っ……!///」

菫(か、顔が……ち、近い///)
 
宥(ど、どうしよう……顔が近いよう……///)


62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/02(金) 22:20:58.69 ID:9rkA5XTJ0

菫「……///」ドックンドックン
 
宥「……///」ドックンドクン
 
菫「ゆ……宥……///」
 
宥「菫ちゃん……///」
 
菫「……―――ッ」
 
 
 
んちゅ...
  
 
 
宥「んっ……」
 
菫「……っ……んはっ」
 
宥「す、菫ちゃん……///」


64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/02(金) 22:25:36.86 ID:9rkA5XTJ0

菫「す、すまん……」
 
宥「どうして謝るの?」
 
菫「えっ……いや、その――――んっ!?」

宥「んっ……ぁっ……ちゅ……」
 
菫「はぁっ……んんっ……ぁっ……」
 
宥「っちゅ……くちゅ……はぁっ……」
 
菫「ぷはぁっ……ゆ、宥……?///」
 
宥「……嫌だった?」
 
菫「……そんなことない」
 
菫「もっと……したいぐらいだ」


65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/02(金) 22:30:04.77 ID:9rkA5XTJ0

 
宥「っちゅ……んはっ、す、菫ちゃ……んっはっぁ」
 
菫「んはあっ……宥、好きだ……」
 
菫「好きという言葉では伝えきれないくらい、宥の事が好きだ」
 
宥「菫ちゃん……///」
 
宥「……私も……菫ちゃんの事が大好き……///」
 
菫「……ああ、私も宥の事が大大大好きだ……」
 
宥「わ、私の方がっ、菫ちゃんの事が大大大大大大大だーーい好きだもんっ」
 
菫「なっ……私の方が、大大大大大大大大大大大大大大だーーーーーーい好きだ!」
 
宥「……」
 
宥「ふふっ」
 
菫「はは……あはははは!」


………
……


67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/02(金) 22:36:42.87 ID:9rkA5XTJ0

菫「それじゃあ、電気消すぞ?」
 
宥「うん」
 

パチン


菫「……
 
菫「しかし、せっかく部屋を分けてるのに……わざわざこっちで寝なくてもいいんじゃないか?」
 
宥「ま……まだ私のベッド届いてないから……」
 
宥「そ、それに、一緒に寝るのって楽しいんだよっ」
 
菫「いや、確かにそうかもしれないが……まぁいい」
 
菫「とにかく寝るとするか、明日も色々やらなきゃ行けない事もあるしな」
 
宥「うん」
 
菫「じゃあ、おやすみ」
 
宥「うん、おやすみ」


68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/02(金) 22:41:53.92 ID:9rkA5XTJ0

菫「……」
 
宥「……」
 
宥「ねぇ、菫ちゃん」
 
菫「……ん?」
 
宥「これからもずっとずっと一緒だよ」
 
菫「……ああ、ずっと一緒だ」
 
菫「宥と結婚して、宥とおばあちゃんになって、最期の時が来るまで」
 
菫「――ずっと一緒だ」
 
宥「……うんっ」」
 
菫「宥……好きだ」
 
 
――ここから本当のはじまり――

――いずれ私達が結婚して――

――旅館を継ぐ事になるのはまた別のお話――



カン


70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/02(金) 22:43:20.01 ID:9rkA5XTJ0




76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/02(金) 22:49:18.08 ID:9rkA5XTJ0

という訳で乙ですー
やっぱり百合は難しいっす
次回からエロゲシリーズ同様、コメディ路線でやっていくので
次回も宜しくっすよ~


78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/02(金) 22:52:15.30 ID:fmatK6yW0

乙やでー


79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/02(金) 22:56:05.62 ID:QurJJh560

乙だし


80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/02(金) 22:56:10.57 ID:qhEwXV5S0

乙でした
ネトゲでコメディって今やってるDTみたいな予感がする


84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/02(金) 23:08:57.42 ID:vcWgozv9O

おつおつ


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