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桐乃「兄貴ー、寒いからパーカー貸して」
URL:http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1339374519/
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 15:03:01.60 ID:PdrDCKmN0
桐乃「ねぇ」
京介「…あんだよ」
桐乃「ソレ、貸してくんない?」
京介「ソレじゃわかんねぇよ」
桐乃「ハァ?あんたが着てるパーカーに決まってんでしょ」
京介「分かるか!」
桐乃「いいから貸してよ」
京介「ヤダよ、何で俺が貸さなきゃなんねーんだよ」
こんなんでいいなら書いてくわ
京介「…あんだよ」
桐乃「ソレ、貸してくんない?」
京介「ソレじゃわかんねぇよ」
桐乃「ハァ?あんたが着てるパーカーに決まってんでしょ」
京介「分かるか!」
桐乃「いいから貸してよ」
京介「ヤダよ、何で俺が貸さなきゃなんねーんだよ」
こんなんでいいなら書いてくわ
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 15:10:23.90 ID:izwvn+hI0
続けてください!
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 15:18:55.80 ID:PdrDCKmN0
桐乃「いいから貸せ!」
京介「おい!引っ張るな伸びるだろうが!」
桐乃「ちょっとくらい伸びてもいいでしょ!」
京介「アホかお前は!」
桐乃「い・い・か・ら・は・や・く!」
京介「だー!わかった、わかったから離せ!」
桐乃「はやくしてよ」
京介「んだよ…ほら、あとで返せよ」
桐乃「ふん。あたし部屋に戻るから。絶対入ってこないでよ!」
京介「誰が入るかよ。なんなんだよアイツ、わっけわかんねぇ…」
京介「おい!引っ張るな伸びるだろうが!」
桐乃「ちょっとくらい伸びてもいいでしょ!」
京介「アホかお前は!」
桐乃「い・い・か・ら・は・や・く!」
京介「だー!わかった、わかったから離せ!」
桐乃「はやくしてよ」
京介「んだよ…ほら、あとで返せよ」
桐乃「ふん。あたし部屋に戻るから。絶対入ってこないでよ!」
京介「誰が入るかよ。なんなんだよアイツ、わっけわかんねぇ…」
60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 15:25:52.84 ID:PdrDCKmN0
--桐乃の部屋
桐乃「うへへへへ」
桐乃「京介の匂いが付いてるパーカーゲットしちゃった!」
桐乃「くんかくんか」
桐乃「うへへへへ」
携帯<デンワー
桐乃「ったく、こんなときに誰なの…あやせ?」
桐乃「もしもし、どったのあやせ?」
あやせ『あ、桐乃?今から加奈子と遊びに行ってもいいかな』
桐乃「あー、うん、いいよ」
あやせ『ありがとう桐乃、じゃぁ今から行くね』
桐乃「うん、わかった」
桐乃「いきなりなんて珍しいなぁ…。あ、パーカー隠さないと」
桐乃「うへへへへ」
桐乃「京介の匂いが付いてるパーカーゲットしちゃった!」
桐乃「くんかくんか」
桐乃「うへへへへ」
携帯<デンワー
桐乃「ったく、こんなときに誰なの…あやせ?」
桐乃「もしもし、どったのあやせ?」
あやせ『あ、桐乃?今から加奈子と遊びに行ってもいいかな』
桐乃「あー、うん、いいよ」
あやせ『ありがとう桐乃、じゃぁ今から行くね』
桐乃「うん、わかった」
桐乃「いきなりなんて珍しいなぁ…。あ、パーカー隠さないと」
62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 15:33:08.39 ID:PdrDCKmN0
桐乃「ねぇ」
京介「あんだよ」
桐乃「今から加奈子とあやせが来るから、どっかいっててくんない?」
京介「あ?あやせと加奈子なら別に俺が居てもいいだろ」
桐乃「よくないの!」
京介「今日のお前はいつにもましてよくわかんねぇな…」
桐乃「いいから!」
京介「今からだと行くとこねぇし」
桐乃「ぐぬぬ…」
京介「…ちょっと散歩でもいってくら。なんかいるかよ」
桐乃「…アイス」
京介「あいよ、行ってくるわ」
京介「あんだよ」
桐乃「今から加奈子とあやせが来るから、どっかいっててくんない?」
京介「あ?あやせと加奈子なら別に俺が居てもいいだろ」
桐乃「よくないの!」
京介「今日のお前はいつにもましてよくわかんねぇな…」
桐乃「いいから!」
京介「今からだと行くとこねぇし」
桐乃「ぐぬぬ…」
京介「…ちょっと散歩でもいってくら。なんかいるかよ」
桐乃「…アイス」
京介「あいよ、行ってくるわ」
64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 15:37:09.43 ID:PdrDCKmN0
桐乃「なによ、やさしいじゃん・・・うへへ」
桐乃「っと、お茶用意しないと」
<ピンポーン
桐乃「はーい」
あやせ「いきなりごめんね、桐乃」
桐乃「いいのいいの、入ってー」
加奈子「おじゃましまーす」
あやせ「お邪魔します」
桐乃「っと、お茶用意しないと」
<ピンポーン
桐乃「はーい」
あやせ「いきなりごめんね、桐乃」
桐乃「いいのいいの、入ってー」
加奈子「おじゃましまーす」
あやせ「お邪魔します」
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 15:41:15.42 ID:PdrDCKmN0
--桐乃の部屋
あやせ「いつもきれいにしてるよね、桐乃って」
桐乃「そんなことないよー」
あやせ「加奈子も見習わないとダメだよ?」
加奈子「へいへーい」
桐乃「で、今日はいきなりどしたの?」
あやせ「ちょっと相談があって」
桐乃「相談?あ、先に飲み物取ってくるね」
あやせ「ありがとう」
加奈子「はやくしろよー」
あやせ「いつもきれいにしてるよね、桐乃って」
桐乃「そんなことないよー」
あやせ「加奈子も見習わないとダメだよ?」
加奈子「へいへーい」
桐乃「で、今日はいきなりどしたの?」
あやせ「ちょっと相談があって」
桐乃「相談?あ、先に飲み物取ってくるね」
あやせ「ありがとう」
加奈子「はやくしろよー」
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 15:46:00.97 ID:PdrDCKmN0
あやせ「…ねぇ加奈子」
加奈子「あん?」
あやせ「ここ、お兄さんの匂いがするんだけど」
加奈子「はぁ?ここ桐乃の部屋だぜ?」
あやせ「そうだよね、気のせいだよね…でもベッドの下から…」
加奈子「ベッドの下?あ、パーカー落ちてね?仕方ねーからこの加奈子様がたたんでやんよー」
あやせ「加奈子、そのパーカーって…」
加奈子「桐乃のなんじゃねーの?趣味わりーけど」
あやせ「それ、お兄さんのだ」
加奈子「あん?」
あやせ「ここ、お兄さんの匂いがするんだけど」
加奈子「はぁ?ここ桐乃の部屋だぜ?」
あやせ「そうだよね、気のせいだよね…でもベッドの下から…」
加奈子「ベッドの下?あ、パーカー落ちてね?仕方ねーからこの加奈子様がたたんでやんよー」
あやせ「加奈子、そのパーカーって…」
加奈子「桐乃のなんじゃねーの?趣味わりーけど」
あやせ「それ、お兄さんのだ」
69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 15:48:48.49 ID:yInu4SFDO
バレるの早すぎるだろ
流石あやせ
流石あやせ
73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 15:50:54.96 ID:PdrDCKmN0
加奈子「アイツの兄貴の?」
桐乃「おまたせ…って何してんの加奈子」
加奈子「パーカー落ちてたからたたんでやったんだよ。えらいっしょ?」
あやせ「ねぇ桐乃、なんでここにお兄さんのパーカーがあるの?」
桐乃「えっと、それは…」
あやせ「ここ、桐乃の部屋だよね?どうして?」
桐乃「ま、間違えてここに入ったんじゃないの?」
あやせ「ふぅん…間違えて…ね」
加奈子「あん?間違えて入ってたんならしゃーねーべ?」
桐乃「そう、仕方ない!」
あやせ「…なら仕方ないか」
加奈子「なんでこんなに空気がつめてーの?」
桐乃「おまたせ…って何してんの加奈子」
加奈子「パーカー落ちてたからたたんでやったんだよ。えらいっしょ?」
あやせ「ねぇ桐乃、なんでここにお兄さんのパーカーがあるの?」
桐乃「えっと、それは…」
あやせ「ここ、桐乃の部屋だよね?どうして?」
桐乃「ま、間違えてここに入ったんじゃないの?」
あやせ「ふぅん…間違えて…ね」
加奈子「あん?間違えて入ってたんならしゃーねーべ?」
桐乃「そう、仕方ない!」
あやせ「…なら仕方ないか」
加奈子「なんでこんなに空気がつめてーの?」
77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 15:57:42.49 ID:PdrDCKmN0
あやせ「…」
桐乃「…」
加奈子「なーんか居づれー空気だなオイ。なぁ、相談があったんじゃねーの?」
あやせ「あ、そうだったね」
桐乃「そ、相談ってなんなの?」
あやせ「お兄さんのことなんだけど」
桐乃「あ、アイツの?」
あやせ「お兄さんって黒猫さんと別れたんだよね?」
桐乃「う、うん、そうみたいだよ」
あやせ「今は付き合ってる人はいないんだよね?」
桐乃「ちょ、ちょっとまってあやせ、どうしてそんなこと聞くの?」
加奈子「好きだからじゃねーの?」
桐乃「…」
加奈子「なーんか居づれー空気だなオイ。なぁ、相談があったんじゃねーの?」
あやせ「あ、そうだったね」
桐乃「そ、相談ってなんなの?」
あやせ「お兄さんのことなんだけど」
桐乃「あ、アイツの?」
あやせ「お兄さんって黒猫さんと別れたんだよね?」
桐乃「う、うん、そうみたいだよ」
あやせ「今は付き合ってる人はいないんだよね?」
桐乃「ちょ、ちょっとまってあやせ、どうしてそんなこと聞くの?」
加奈子「好きだからじゃねーの?」
79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 16:02:44.52 ID:PdrDCKmN0
桐乃「はぁ!?」
あやせ「ちょ、ちょっと加奈子!」
加奈子「嘘ついてもしゃーねーべ?あたしも結構好きだし」
桐乃「ちょっ…」
あやせ「…加奈子、一体どういうことなの?」
加奈子「こえーよ!結構気が利くし、冴えねー顔してるけどよく見ると結構カッコイイじゃん?」
あやせ「…そう」
桐乃「あ、アイツはあたしの兄貴なんだし、その…」
加奈子「兄貴って当たり前だろ?」
あやせ「…ねぇ2人とも、ここは勝負しない?」
桐乃「勝負?」
あやせ「ちょ、ちょっと加奈子!」
加奈子「嘘ついてもしゃーねーべ?あたしも結構好きだし」
桐乃「ちょっ…」
あやせ「…加奈子、一体どういうことなの?」
加奈子「こえーよ!結構気が利くし、冴えねー顔してるけどよく見ると結構カッコイイじゃん?」
あやせ「…そう」
桐乃「あ、アイツはあたしの兄貴なんだし、その…」
加奈子「兄貴って当たり前だろ?」
あやせ「…ねぇ2人とも、ここは勝負しない?」
桐乃「勝負?」
80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 16:06:13.04 ID:PdrDCKmN0
あやせ「うん、勝った人がお兄さんを好きにできるっていう条件で」
桐乃「そ、そんな勝手な」
加奈子「いーんじゃねーの?手っ取り早くて」
桐乃「加奈子まで…」
あやせ「あくまでお兄さんに決めてもらうことにしましょう」
加奈子「どーいうルールで行くんだよ?」
あやせ「そうね…皆で温泉に行って、そこでお兄さんに決めてもらいましょうか」
桐乃「お、温泉?」
あやせ「そう、温泉」
桐乃「そ、そんな勝手な」
加奈子「いーんじゃねーの?手っ取り早くて」
桐乃「加奈子まで…」
あやせ「あくまでお兄さんに決めてもらうことにしましょう」
加奈子「どーいうルールで行くんだよ?」
あやせ「そうね…皆で温泉に行って、そこでお兄さんに決めてもらいましょうか」
桐乃「お、温泉?」
あやせ「そう、温泉」
94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 16:30:04.66 ID:PdrDCKmN0
--温泉街
桐乃「わー、すっごいね」
あやせ「硫黄のにおいもするし、来たって感じがするね」
加奈子「なんかくせーし。さっさと旅館いかね?」
京介「…なぁ、」
桐乃「なに?」
京介「そろそろ説明してくんねーか?いきなり、今度の休みに温泉行くから。って言われてもだな」
あやせ「私とじゃいやなんですか?」
京介「イヤ、そういうわけじゃないんだけどさ」
加奈子「じゃあいーじゃねーかよ。細かいこと気にしてるとハゲるぞー」
京介「ハゲねーよ!俺は理由が知りてーんだよ!」
桐乃「わー、すっごいね」
あやせ「硫黄のにおいもするし、来たって感じがするね」
加奈子「なんかくせーし。さっさと旅館いかね?」
京介「…なぁ、」
桐乃「なに?」
京介「そろそろ説明してくんねーか?いきなり、今度の休みに温泉行くから。って言われてもだな」
あやせ「私とじゃいやなんですか?」
京介「イヤ、そういうわけじゃないんだけどさ」
加奈子「じゃあいーじゃねーかよ。細かいこと気にしてるとハゲるぞー」
京介「ハゲねーよ!俺は理由が知りてーんだよ!」
95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 16:32:18.22 ID:PdrDCKmN0
桐乃「いいじゃない。こーんなかわいい子3人も連れてるんだしさ」
京介「いや、まぁそうなんだけどよ…」
あやせ「まぁまぁ、今日は楽しみましょうよ」
京介「…そうだな、せっかく温泉に来たんだし、楽しむとするか!」
あやせ(うふふ…)
桐乃(京介はあたしのなんだから…)
加奈子「なぁ、温泉饅頭食いてー」
京介「あん?仕方ねーな」
京介「いや、まぁそうなんだけどよ…」
あやせ「まぁまぁ、今日は楽しみましょうよ」
京介「…そうだな、せっかく温泉に来たんだし、楽しむとするか!」
あやせ(うふふ…)
桐乃(京介はあたしのなんだから…)
加奈子「なぁ、温泉饅頭食いてー」
京介「あん?仕方ねーな」
100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 16:38:00.70 ID:PdrDCKmN0
--旅館
京介「…なぁ、でかくないか」
あやせ「せっかくですもの、いいところに泊まりたいじゃないですか」
京介「え?今日泊まるの?」
桐乃「いまさら何言ってんの?」
京介(やっべぇ、ドキドキしてきた…)
加奈子「饅頭うめー」
京介「…お前はいいよな」
加奈子「あん?やらねーぞ」
京介「くわねーよ!」
京介「…なぁ、でかくないか」
あやせ「せっかくですもの、いいところに泊まりたいじゃないですか」
京介「え?今日泊まるの?」
桐乃「いまさら何言ってんの?」
京介(やっべぇ、ドキドキしてきた…)
加奈子「饅頭うめー」
京介「…お前はいいよな」
加奈子「あん?やらねーぞ」
京介「くわねーよ!」
103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 16:42:44.73 ID:PdrDCKmN0
「はい、ご予約いただいておりました新垣様ですね。こちらへどうぞ」
--部屋
あやせ「うわー、広いですねお兄さん!」
京介「ほんとにここに泊まっていいのか…?」
桐乃「いいに決まってんでしょ」
あやせ「お兄さんは何も気にしないでくださいね」
京介「そうはいってもだな…」
あやせ「ね?」
京介(上目遣いは反則じゃねぇのあやせタン!)
京介「あ、ああ分かった」
桐乃「…キモ」
--部屋
あやせ「うわー、広いですねお兄さん!」
京介「ほんとにここに泊まっていいのか…?」
桐乃「いいに決まってんでしょ」
あやせ「お兄さんは何も気にしないでくださいね」
京介「そうはいってもだな…」
あやせ「ね?」
京介(上目遣いは反則じゃねぇのあやせタン!)
京介「あ、ああ分かった」
桐乃「…キモ」
105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 16:46:39.23 ID:PdrDCKmN0
あやせ「さて、せっかくの温泉なんだし温泉に入りに行きましょう!」
京介「あ、ああそうだな」
桐乃「ここ露天風呂あるんだよねー」
あやせ「さぁ、行きましょうお兄さん!」
京介「ちょ、押すなって」
桐乃「うひひ、超楽しみー」
加奈子「あ、置いてくなって!」
京介「あ、ああそうだな」
桐乃「ここ露天風呂あるんだよねー」
あやせ「さぁ、行きましょうお兄さん!」
京介「ちょ、押すなって」
桐乃「うひひ、超楽しみー」
加奈子「あ、置いてくなって!」
108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 16:52:08.78 ID:PdrDCKmN0
あやせ「じゃあお兄さん、また後で」
桐乃「早く行こうよ」
加奈子「さっさとはいろーぜ」
京介「お、おう」
--露天風呂
京介「ま、さすがに混浴じゃないわな…混浴じゃないよな?」
京介「やっべぇ、ドキドキしてきたじゃねぇか…」
京介「…ええい!うだうだしていても始まらねぇ!」
京介「いざ!」
桐乃「早く行こうよ」
加奈子「さっさとはいろーぜ」
京介「お、おう」
--露天風呂
京介「ま、さすがに混浴じゃないわな…混浴じゃないよな?」
京介「やっべぇ、ドキドキしてきたじゃねぇか…」
京介「…ええい!うだうだしていても始まらねぇ!」
京介「いざ!」
109: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 16:55:50.78 ID:PdrDCKmN0
あやせ「ま、待ってましたよお兄さん」
京介「マイラブリーエンジェルあやせタンキターーー!」
あやせ「な、なんですかいきなり」
京介「いや、すまん、取り乱した…って前隠せ前!」
あやせ「で、ですが温泉ですし…」
京介「いいから隠せって!さすがにいろいろとマズイ!」
あやせ「なにがマズイんですか…?」
京介「早く!」
あやせ「わ、わかりましたよもう…」
京介「マイラブリーエンジェルあやせタンキターーー!」
あやせ「な、なんですかいきなり」
京介「いや、すまん、取り乱した…って前隠せ前!」
あやせ「で、ですが温泉ですし…」
京介「いいから隠せって!さすがにいろいろとマズイ!」
あやせ「なにがマズイんですか…?」
京介「早く!」
あやせ「わ、わかりましたよもう…」
110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 16:56:36.41 ID:Es3Z52xM0
中学生3人連れ回して旅行とか完全に通報される
111: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 16:58:49.79 ID:PdrDCKmN0
あやせ「隠しましたよお兄さん」
京介「ったく…で、あの2人は?」
あやせ「順番です」
京介「順番?なんの順番なんだよ」
あやせ「気にしないでください。それより温泉につかりましょうよ」
京介「あ、ああそうだな」
京介「ったく…で、あの2人は?」
あやせ「順番です」
京介「順番?なんの順番なんだよ」
あやせ「気にしないでください。それより温泉につかりましょうよ」
京介「あ、ああそうだな」
114: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 17:01:18.34 ID:PdrDCKmN0
あやせ「隣に行ってもいいですか?」
京介「…まぁいいけど」
あやせ「失礼しますね、お兄さん」
京介「あの、あやせさん?」
あやせ「な、なんでしょう?」
京介「あの…あたってるんですが…」
あやせ「あててるんです」
京介「そ、そうですか…」
京介(耐えろ俺のムスコ!)
京介「…まぁいいけど」
あやせ「失礼しますね、お兄さん」
京介「あの、あやせさん?」
あやせ「な、なんでしょう?」
京介「あの…あたってるんですが…」
あやせ「あててるんです」
京介「そ、そうですか…」
京介(耐えろ俺のムスコ!)
118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 17:07:09.82 ID:PdrDCKmN0
あやせ「ねぇ、お兄さん」
京介「な、なんですか?」
あやせ「…なんでもありません」
京介(腕に抱きついてきてしかも上目遣い…生きててよかった…)
あやせ「きゅ、急に泣き出さないでください!」
京介「あ、ああスマン」
あやせ「ねぇお兄さん、1つ聞きたいことがあるんですが」
京介「あん?」
あやせ「桐乃がお兄さんのパーカーを持ってたんですが」
京介「ああ、なんか無理やり俺の着てるヤツを取っていってな」
あやせ「そうですか…」
京介「あやせさん、目がマジ怖いっす」
京介「な、なんですか?」
あやせ「…なんでもありません」
京介(腕に抱きついてきてしかも上目遣い…生きててよかった…)
あやせ「きゅ、急に泣き出さないでください!」
京介「あ、ああスマン」
あやせ「ねぇお兄さん、1つ聞きたいことがあるんですが」
京介「あん?」
あやせ「桐乃がお兄さんのパーカーを持ってたんですが」
京介「ああ、なんか無理やり俺の着てるヤツを取っていってな」
あやせ「そうですか…」
京介「あやせさん、目がマジ怖いっす」
120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 17:10:50.85 ID:PdrDCKmN0
あやせ「っと…時間ですね」
京介「時間?」
あやせ「ええ、時間です。では後で」
京介「なんなんだ一体…」
京介(ああ、でもやわらかかったな)
京介「ってなに考えてるんだ俺!」
桐乃「なにキモイ顔してんの?」
京介「のわ!つ、次は桐乃か」
桐乃「文句でもあんの?」
京介「いんや、なんも。前隠せ前」
桐乃「い、いいじゃん別に」
京介「よくねぇよ!」
京介「時間?」
あやせ「ええ、時間です。では後で」
京介「なんなんだ一体…」
京介(ああ、でもやわらかかったな)
京介「ってなに考えてるんだ俺!」
桐乃「なにキモイ顔してんの?」
京介「のわ!つ、次は桐乃か」
桐乃「文句でもあんの?」
京介「いんや、なんも。前隠せ前」
桐乃「い、いいじゃん別に」
京介「よくねぇよ!」
122: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 17:14:56.87 ID:PdrDCKmN0
桐乃「あやせにデレデレしちゃってさ…バカ」
京介「…見てたのか」
桐乃「当たり前じゃん」
京介「なんてこった…」
桐乃「そんなことより、こっち来て」
京介「あんだよ」
桐乃「体洗ってあげるって言ってんの!」
京介「あ、ああ…前隠せ」
桐乃「いいじゃん。それよりここ座って」
京介「へいへい」
京介「…見てたのか」
桐乃「当たり前じゃん」
京介「なんてこった…」
桐乃「そんなことより、こっち来て」
京介「あんだよ」
桐乃「体洗ってあげるって言ってんの!」
京介「あ、ああ…前隠せ」
桐乃「いいじゃん。それよりここ座って」
京介「へいへい」
125: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 17:18:23.91 ID:PdrDCKmN0
桐乃「ほら、背中洗うから」
京介「おう」
桐乃「…昔はこうやってお風呂入ったことあったっけ」
京介「ちっさいときなー。あのときのお前は可愛かったよ」
桐乃「…なに?今は可愛くないって言ってんの?」
京介「いでででで、強くこすんな!そんなこと誰もいってねぇよ!」
京介「お前は今も昔もかわんねぇよ」
桐乃「…そっか」
京介「おう」
桐乃「…昔はこうやってお風呂入ったことあったっけ」
京介「ちっさいときなー。あのときのお前は可愛かったよ」
桐乃「…なに?今は可愛くないって言ってんの?」
京介「いでででで、強くこすんな!そんなこと誰もいってねぇよ!」
京介「お前は今も昔もかわんねぇよ」
桐乃「…そっか」
128: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 17:22:44.92 ID:PdrDCKmN0
桐乃「ほら、前洗うからこっち向いて」
京介「いや、前は勘弁してくれ」
桐乃「いいじゃん、あたしが洗ってあげるんだから前向け!」
京介「いや、今はマズイんだって!」
桐乃「はぁ?意味わかんない。いいから早く前む…」
小京介「やぁ」
桐乃「ば…ば…バカじゃないの!?キモ!」
京介「うるせぇ!」
桐乃「うるさい!バカ!バカー!」
京介「あー…いっちまった」
京介「いや、助かったのか…?」
京介「いや、前は勘弁してくれ」
桐乃「いいじゃん、あたしが洗ってあげるんだから前向け!」
京介「いや、今はマズイんだって!」
桐乃「はぁ?意味わかんない。いいから早く前む…」
小京介「やぁ」
桐乃「ば…ば…バカじゃないの!?キモ!」
京介「うるせぇ!」
桐乃「うるさい!バカ!バカー!」
京介「あー…いっちまった」
京介「いや、助かったのか…?」
132: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 17:26:52.82 ID:PdrDCKmN0
加奈子「ちーっす」
京介「…まぁ、順番的に加奈子だろうとは思ったさ。前隠せ」
加奈子「んだよこまけーな。つーかあんまり見てなかったけど桐乃になにしたんだ?」
京介「なんでもねぇよ」
加奈子「お、泡だらけじゃん」
京介「桐乃に洗ってもらってた最中だったからな」
加奈子「ふーん、じゃあ加奈子が前洗ってやんよ」
京介「いらねーよ」
加奈子「んだよ、じゃあ頭でも洗ってやるか」
京介「なんで上から目線なんだお前は」
京介「…まぁ、順番的に加奈子だろうとは思ったさ。前隠せ」
加奈子「んだよこまけーな。つーかあんまり見てなかったけど桐乃になにしたんだ?」
京介「なんでもねぇよ」
加奈子「お、泡だらけじゃん」
京介「桐乃に洗ってもらってた最中だったからな」
加奈子「ふーん、じゃあ加奈子が前洗ってやんよ」
京介「いらねーよ」
加奈子「んだよ、じゃあ頭でも洗ってやるか」
京介「なんで上から目線なんだお前は」
133: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 17:31:19.96 ID:PdrDCKmN0
加奈子「なんでもいいだろ?ほら向こうむけよ、洗えないだろ」
京介「ああ、頼むわ」
加奈子「ふんふふーん」
京介「意外とうまいな」
加奈子「だべ?」
京介「ああ、すっげー意外だわ」
加奈子「んだとー?ほらお湯かけるぜ」
京介「ああ」
加奈子「よし、どうだ、さっぱりした?」
京介「ああ、サンキューな」
加奈子「へへ、いいってことよ!」
京介「ああ、頼むわ」
加奈子「ふんふふーん」
京介「意外とうまいな」
加奈子「だべ?」
京介「ああ、すっげー意外だわ」
加奈子「んだとー?ほらお湯かけるぜ」
京介「ああ」
加奈子「よし、どうだ、さっぱりした?」
京介「ああ、サンキューな」
加奈子「へへ、いいってことよ!」
135: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 17:36:15.48 ID:PdrDCKmN0
京介「んで、なんでこんなに順番に入ってくるんだよ?」
加奈子「理由はいえねー。言うとあやせに怒られっから」
京介「そうかよ」
加奈子「んでー、京介よー、加奈子に欲情したりしねーの?」
京介「するかバカ」
加奈子「んだよー、ちょっとぐれーしてもいいんだぜー?」
京介「ひっつくなって」
加奈子「ちょっとぐれーいーじゃん。ほれほれ」
京介「せ、背中にくっつくな!」
加奈子「理由はいえねー。言うとあやせに怒られっから」
京介「そうかよ」
加奈子「んでー、京介よー、加奈子に欲情したりしねーの?」
京介「するかバカ」
加奈子「んだよー、ちょっとぐれーしてもいいんだぜー?」
京介「ひっつくなって」
加奈子「ちょっとぐれーいーじゃん。ほれほれ」
京介「せ、背中にくっつくな!」
137: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 17:38:29.35 ID:PdrDCKmN0
あやせ「加奈子くっつきすぎ!」
桐乃「…キモ」
加奈子「ちぇ、終わりかー」
京介「なんだったんだいったい…」
あやせ「いいじゃないですか、さぁみんなでゆっくりはいりましょう!」
京介「へいへい…」
桐乃「…キモ」
加奈子「ちぇ、終わりかー」
京介「なんだったんだいったい…」
あやせ「いいじゃないですか、さぁみんなでゆっくりはいりましょう!」
京介「へいへい…」
143: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 17:51:11.22 ID:PdrDCKmN0
--部屋
あやせ「いいお湯だったね」
桐乃「うん、後でもう一回入りにいこっか!」
あやせ「そうだね」
京介「俺は疲れたぜ…」
加奈子「んじゃ、もっかい入りに行くか?」
京介「いや、マジ勘弁してください」
あやせ「あ、もうすぐ晩御飯の時間ですね」
加奈子「腹減ったー」
桐乃「もうちょっとなんだから我慢しなよ」
加奈子「へーい」
あやせ「いいお湯だったね」
桐乃「うん、後でもう一回入りにいこっか!」
あやせ「そうだね」
京介「俺は疲れたぜ…」
加奈子「んじゃ、もっかい入りに行くか?」
京介「いや、マジ勘弁してください」
あやせ「あ、もうすぐ晩御飯の時間ですね」
加奈子「腹減ったー」
桐乃「もうちょっとなんだから我慢しなよ」
加奈子「へーい」
146: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 17:56:57.60 ID:PdrDCKmN0
「お待たせしました、本日のお勧めでございます。ごゆっくりどうぞ」
加奈子「おー!超うまそうじゃん!」
あやせ「加奈子、はしたないよ」
京介「すげぇ豪華じゃね?」
あやせ「きにしないでください」
桐乃「んじゃ、いっただっきまーす」
「「「いただきまーす」」」
加奈子「うめー!」
あやせ「まったく、加奈子ったら…」
京介「いや、でもコレマジでうめぇよ」
桐乃「はー、超おいしい…」
あやせ「もぐ…あ、ほんとですね」
加奈子「おー!超うまそうじゃん!」
あやせ「加奈子、はしたないよ」
京介「すげぇ豪華じゃね?」
あやせ「きにしないでください」
桐乃「んじゃ、いっただっきまーす」
「「「いただきまーす」」」
加奈子「うめー!」
あやせ「まったく、加奈子ったら…」
京介「いや、でもコレマジでうめぇよ」
桐乃「はー、超おいしい…」
あやせ「もぐ…あ、ほんとですね」
147: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 17:59:16.72 ID:PdrDCKmN0
加奈子「おい京介ー」
京介「あんだy…むぐっ」
加奈子「それうまくねー?」
京介「おま…お、たしかにうめーな」
加奈子「だべ?」
桐乃「…」
あやせ「…」
加奈子「おめーのソレちょっとくれよ」
京介「あ、コラてめぇ、俺の取るんじゃねぇよ」
京介「あんだy…むぐっ」
加奈子「それうまくねー?」
京介「おま…お、たしかにうめーな」
加奈子「だべ?」
桐乃「…」
あやせ「…」
加奈子「おめーのソレちょっとくれよ」
京介「あ、コラてめぇ、俺の取るんじゃねぇよ」
149: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 18:03:14.52 ID:PdrDCKmN0
あやせ「お、お兄さん!コレもおいしいですよ!」
京介「むぐっ」
桐乃「こ、コレもおいしいって!」
京介「むぐぐ」
あやせ「どうですかお兄さん!」
京介「そんなにたくさん食えねぇよ!」
あやせ「そ、そうですよね」
京介「でもまぁ全部うめぇな」
京介「むぐっ」
桐乃「こ、コレもおいしいって!」
京介「むぐぐ」
あやせ「どうですかお兄さん!」
京介「そんなにたくさん食えねぇよ!」
あやせ「そ、そうですよね」
京介「でもまぁ全部うめぇな」
157: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 18:07:34.30 ID:PdrDCKmN0
--食後
京介「も、もう食えねぇ…」
加奈子「食った…」
あやせ「おなかいっぱいですね」
桐乃「そうだねー」
京介「で、そろそろ聞かせてくれないか?」
あやせ「何をですか?」
京介「俺をここに連れてきた理由だよ」
あやせ「それは…」
桐乃「その…」
加奈子「いっちまおうぜー」
あやせ「…そうだね、実はですね」
京介「も、もう食えねぇ…」
加奈子「食った…」
あやせ「おなかいっぱいですね」
桐乃「そうだねー」
京介「で、そろそろ聞かせてくれないか?」
あやせ「何をですか?」
京介「俺をここに連れてきた理由だよ」
あやせ「それは…」
桐乃「その…」
加奈子「いっちまおうぜー」
あやせ「…そうだね、実はですね」
158: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 18:10:45.28 ID:PdrDCKmN0
-事情説明中
あやせ「と、いうわけなんです」
京介「おま…全員俺のこと」
あやせ「ええ。大好きです」
桐乃「あたしも。妹とか関係ない」
加奈子「加奈子も好きだぜー?」
京介「マジですか?」
桐乃「マジにきまってんじゃん」
京介「……」
加奈子「で、誰選ぶよ?」
京介「いきなり言われてもな」
加奈子「んだよ、ヘタレかよ?」
京介「ちげーよ!」
桐乃「じゃあなんなのよ」
あやせ「と、いうわけなんです」
京介「おま…全員俺のこと」
あやせ「ええ。大好きです」
桐乃「あたしも。妹とか関係ない」
加奈子「加奈子も好きだぜー?」
京介「マジですか?」
桐乃「マジにきまってんじゃん」
京介「……」
加奈子「で、誰選ぶよ?」
京介「いきなり言われてもな」
加奈子「んだよ、ヘタレかよ?」
京介「ちげーよ!」
桐乃「じゃあなんなのよ」
160: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 18:14:00.81 ID:PdrDCKmN0
京介「いきなりすぎてだな…」
あやせ「こうしましょうお兄さん、私たちもう一度温泉に入ってきますから、その間に決めておいてください」
京介「…」
あやせ「いいですか?」
京介「ああ、分かった」
あやせ「じゃあ、いってきますね」
加奈子「もっかい風呂かよー」
桐乃「あとでアイス買ってあげるし」
加奈子「マジで?ラッキー」
あやせ「こうしましょうお兄さん、私たちもう一度温泉に入ってきますから、その間に決めておいてください」
京介「…」
あやせ「いいですか?」
京介「ああ、分かった」
あやせ「じゃあ、いってきますね」
加奈子「もっかい風呂かよー」
桐乃「あとでアイス買ってあげるし」
加奈子「マジで?ラッキー」
162: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 18:17:06.32 ID:PdrDCKmN0
京介「…どうしよう。マジで」
京介「どうにもならないんじゃね?選ばないとあやせに刺されそうで怖ぇ」
京介「…」
京介「電話して相談、してみるか。あいつに」
京介「どうにもならないんじゃね?選ばないとあやせに刺されそうで怖ぇ」
京介「…」
京介「電話して相談、してみるか。あいつに」
164: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 18:22:54.89 ID:PdrDCKmN0
麻奈実『そんなことになってるんだー』
京介「ああ、もうどうしていいか俺にはわからん」
麻奈実『んー、自分の気持ちに正直になったらいいとおもうよー?』
京介「やっぱそうなのかなぁ」
麻奈実『うん、きょうちゃんが選んたんだもの、皆納得してくれるよ』
京介「…わかった。サンキュー麻奈実」
麻奈実『ううん、私はいつでもきょうちゃんの味方だからね』
京介「ありがたいぜ」
麻奈実『じゃあ、がんばってね、きょうちゃん』
京介「ああ」
あやせ「戻りました」
桐乃「誰かと電話してたの?
京介「いや、別に」
加奈子「ふーん」
京介「ああ、もうどうしていいか俺にはわからん」
麻奈実『んー、自分の気持ちに正直になったらいいとおもうよー?』
京介「やっぱそうなのかなぁ」
麻奈実『うん、きょうちゃんが選んたんだもの、皆納得してくれるよ』
京介「…わかった。サンキュー麻奈実」
麻奈実『ううん、私はいつでもきょうちゃんの味方だからね』
京介「ありがたいぜ」
麻奈実『じゃあ、がんばってね、きょうちゃん』
京介「ああ」
あやせ「戻りました」
桐乃「誰かと電話してたの?
京介「いや、別に」
加奈子「ふーん」
166: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 18:26:07.43 ID:PdrDCKmN0
あやせ「で、誰を選ぶか決まりましたか?」
京介「…ああ、決まった」
桐乃「全員とかなしだかんね」
京介「分かってる」
加奈子「まぁ、誰になっても加奈子は別にかまわねーし」
あやせ「じゃあお兄さん。誰を選んだんですか?」
京介「俺は---」
京介「…ああ、決まった」
桐乃「全員とかなしだかんね」
京介「分かってる」
加奈子「まぁ、誰になっても加奈子は別にかまわねーし」
あやせ「じゃあお兄さん。誰を選んだんですか?」
京介「俺は---」
167: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 18:26:28.70 ID:iupxzBy50
ごくり・・・
171: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 18:28:58.31 ID:Es3Z52xM0
どうなる
179: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 18:31:55.43 ID:PdrDCKmN0
--加奈子だ
加奈子「は?」
あやせ「はい…?」
桐乃「は?マジで?」
京介「ああ、大マジだぜ」
あやせ「どういうことなんですかお兄さん」
京介「おちつけあやせ!理由があんだよ!」
あやせ「理由ってなんですか早く教えてくださいお兄さん」
京介「怖ぇ!マジ落ち着いてください!」
桐乃「あやせ、理由聞こうよ」
あやせ「…そうだね桐乃」
加奈子「んで、なんで加奈子なのさ?」
加奈子「は?」
あやせ「はい…?」
桐乃「は?マジで?」
京介「ああ、大マジだぜ」
あやせ「どういうことなんですかお兄さん」
京介「おちつけあやせ!理由があんだよ!」
あやせ「理由ってなんですか早く教えてくださいお兄さん」
京介「怖ぇ!マジ落ち着いてください!」
桐乃「あやせ、理由聞こうよ」
あやせ「…そうだね桐乃」
加奈子「んで、なんで加奈子なのさ?」
180: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 18:32:33.49 ID:Es3Z52xM0
やったああああああああああああああああああああああああああ
185: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 18:37:02.86 ID:uBSm0n+Q0
当然>>166でセーブしてあるんだよね?ね?
187: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 18:38:12.45 ID:PdrDCKmN0
京介「一番話しやすいっていうか、そういう関係になっても楽しく過ごせそうなんだよ」
あやせ「私でも楽しく過ごせますよ」
京介「いや、なんつーか…あやせとじゃラフな付き合いはできそうにないんだよ」
あやせ「どういうことですか?」
京介「束縛されそうでな…実際今も超ビビリながら話してるんだぜ」
あやせ「…」
京介「桐乃は、妹だからな」
桐乃「妹だけどさ…」
京介「大事な妹なんだ、兄妹の関係でいたいんだよ」
桐乃「…そっか」
あやせ「私でも楽しく過ごせますよ」
京介「いや、なんつーか…あやせとじゃラフな付き合いはできそうにないんだよ」
あやせ「どういうことですか?」
京介「束縛されそうでな…実際今も超ビビリながら話してるんだぜ」
あやせ「…」
京介「桐乃は、妹だからな」
桐乃「妹だけどさ…」
京介「大事な妹なんだ、兄妹の関係でいたいんだよ」
桐乃「…そっか」
189: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 18:40:42.42 ID:PdrDCKmN0
京介「だから、俺は加奈子を選んだ」
加奈子「見る目あんじゃねーか、さすがだぜ」
京介「本心だよ」
加奈子「へへ、なんか嬉しいな」
京介「ま、恋人としてよろしくな、加奈子」
加奈子「ったりめーじゃん!あ、そだ、ちょっとこっちむけよ」
京介「なん…」
加奈子「んっ…へへ、キスしちまった」
京介「…へっ、マセガキめ」
あやせ「桐乃ー…」
桐乃「あやせ、仕方ないよ…」
加奈子「見る目あんじゃねーか、さすがだぜ」
京介「本心だよ」
加奈子「へへ、なんか嬉しいな」
京介「ま、恋人としてよろしくな、加奈子」
加奈子「ったりめーじゃん!あ、そだ、ちょっとこっちむけよ」
京介「なん…」
加奈子「んっ…へへ、キスしちまった」
京介「…へっ、マセガキめ」
あやせ「桐乃ー…」
桐乃「あやせ、仕方ないよ…」
193: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 18:48:26.07 ID:PdrDCKmN0
--数年後
加奈子「あの時私を選んだこと後悔してない?」
京介「あたりまえだろ?」
加奈子「そっか」
桐乃「遊びに来たよー!」
あやせ「お邪魔します」
加奈子「あ、いらっしゃーい」
桐乃「あれ、あの子は?」
京介「遊びに行ってるよ」
桐乃「ちぇ、せっかく会いにきたのに…」
あやせ「まったく…ずっとそうなんだから」
加奈子「ねぇ…こんな生活がずっとずっと続けばいいね」
京介「ああ、そうだな!」
加奈子編 おわり
加奈子「あの時私を選んだこと後悔してない?」
京介「あたりまえだろ?」
加奈子「そっか」
桐乃「遊びに来たよー!」
あやせ「お邪魔します」
加奈子「あ、いらっしゃーい」
桐乃「あれ、あの子は?」
京介「遊びに行ってるよ」
桐乃「ちぇ、せっかく会いにきたのに…」
あやせ「まったく…ずっとそうなんだから」
加奈子「ねぇ…こんな生活がずっとずっと続けばいいね」
京介「ああ、そうだな!」
加奈子編 おわり
195: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 18:49:49.79 ID:PdrDCKmN0
>>166
ロードしました
ロードしました
196: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 18:52:58.08 ID:PdrDCKmN0
--あやせだ
あやせ「ほ、本当ですかお兄さん!」
京介「ああ、本当だぜ」
桐乃「ま、あやせじゃ仕方ないか」
加奈子「ま、加奈子は誰でもよかったんだけどなー」
あやせ「嘘じゃないんですよね?」
京介「ああ、嘘じゃない」
あやせ「よかった…」
桐乃「よかったね、あやせ」
あやせ「うん!」
あやせ「ほ、本当ですかお兄さん!」
京介「ああ、本当だぜ」
桐乃「ま、あやせじゃ仕方ないか」
加奈子「ま、加奈子は誰でもよかったんだけどなー」
あやせ「嘘じゃないんですよね?」
京介「ああ、嘘じゃない」
あやせ「よかった…」
桐乃「よかったね、あやせ」
あやせ「うん!」
198: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 18:54:49.18 ID:PdrDCKmN0
桐乃「じゃあ、私たちちょっと買出し行ってくるね」
加奈子「存分にいちゃいちゃしろよな」
京介「ばっ…」
あやせ「もう!」
桐乃「にゃはは、いくよ加奈子」
加奈子「うーい」
加奈子「存分にいちゃいちゃしろよな」
京介「ばっ…」
あやせ「もう!」
桐乃「にゃはは、いくよ加奈子」
加奈子「うーい」
199: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 18:57:17.05 ID:PdrDCKmN0
あやせ「…2人ですね」
京介「あ、ああ、そうだな…」
あやせ「あ、あの…」
京介「な、なんだ?」
あやせ「その…キスしてくれませんか?」
京介「え…えええ!?」
あやせ「だめですか…?」
京介「…よし、分かった」
京介「あ、ああ、そうだな…」
あやせ「あ、あの…」
京介「な、なんだ?」
あやせ「その…キスしてくれませんか?」
京介「え…えええ!?」
あやせ「だめですか…?」
京介「…よし、分かった」
200: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 19:00:44.62 ID:PdrDCKmN0
あやせ「…」
京介「…」
あやせ「…あの、お兄さん?」
京介「あ、ああ、スマン」
あやせ「…仕方ないですね。…んっ」
京介「んぐっ…」
あやせ「ん…んう…」
京介「…はっ、ちょ、あやせさん?」
あやせ「おにいさん…お兄さん…」
京介「こいつはやべぇな…」
京介「…」
あやせ「…あの、お兄さん?」
京介「あ、ああ、スマン」
あやせ「…仕方ないですね。…んっ」
京介「んぐっ…」
あやせ「ん…んう…」
京介「…はっ、ちょ、あやせさん?」
あやせ「おにいさん…お兄さん…」
京介「こいつはやべぇな…」
202: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 19:04:47.63 ID:PdrDCKmN0
あやせ「おにいさん、私…」
京介「お、おちつけあやせ!」
あやせ「落ち着いていますよおにいさん。凄く落ち着いています。ええそれはとっても」
京介「ぜんぜんおちついてねーよ!」
あやせ「お兄さん…」
京介「ま、まて」
あやせ「待てません。んっ…」
京介「んぐっ…」
京介「お、おちつけあやせ!」
あやせ「落ち着いていますよおにいさん。凄く落ち着いています。ええそれはとっても」
京介「ぜんぜんおちついてねーよ!」
あやせ「お兄さん…」
京介「ま、まて」
あやせ「待てません。んっ…」
京介「んぐっ…」
203: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 19:08:10.88 ID:5UAWcDqPO
選択肢間違えると死ぬからな 慎重に
204: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 19:09:02.69 ID:PdrDCKmN0
あやせ「ん…ちゅ…はむ…」
京介「んぐ…ぐ…」
あやせ「あむ…」
京介(あ、もうどうでもいいかもしれない)
あやせ「はぁ…おにいさん…」
京介「あやせ…」
加奈子「ういーっす!ってあれ、早かった?」
あやせ「…」
京介「…」
桐乃「ちょ、加奈子はやいって言ったじゃん!」
京介「んぐ…ぐ…」
あやせ「あむ…」
京介(あ、もうどうでもいいかもしれない)
あやせ「はぁ…おにいさん…」
京介「あやせ…」
加奈子「ういーっす!ってあれ、早かった?」
あやせ「…」
京介「…」
桐乃「ちょ、加奈子はやいって言ったじゃん!」
205: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 19:12:31.19 ID:PdrDCKmN0
あやせ「ふ…ふふふ…」
京介「あ、あやせさん?」
あやせ「ふふふ…」
加奈子「あれ、コレって死亡フラグってやつじゃね?」
京介「あ、あやせ…?」
あやせ「加奈子早かったね、何買ってきたの?」
加奈子「あん?アイスとーお菓子とージュースとー」
桐乃「お、怒ってないの?」
あやせ「怒るわけ無いじゃない」
桐乃「よかったー…」
京介「あ、あやせさん?」
あやせ「ふふふ…」
加奈子「あれ、コレって死亡フラグってやつじゃね?」
京介「あ、あやせ…?」
あやせ「加奈子早かったね、何買ってきたの?」
加奈子「あん?アイスとーお菓子とージュースとー」
桐乃「お、怒ってないの?」
あやせ「怒るわけ無いじゃない」
桐乃「よかったー…」
207: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 19:15:33.72 ID:PdrDCKmN0
あやせ「お兄さん」
京介「は、はい」
あやせ「また、今度ゆっくりしましょうね」
桐乃「ウチでやるのはやめてよ、バカ兄貴」
京介「なっ…」
あやせ「ああ、そうだ加奈子」
加奈子「なに?」
あやせ「今日はベランダで寝てね?」
加奈子「なにー?なんで加奈子がベランダで寝なきゃ」
あやせ「かーなーこー?」
加奈子「…はい」
京介「は、はい」
あやせ「また、今度ゆっくりしましょうね」
桐乃「ウチでやるのはやめてよ、バカ兄貴」
京介「なっ…」
あやせ「ああ、そうだ加奈子」
加奈子「なに?」
あやせ「今日はベランダで寝てね?」
加奈子「なにー?なんで加奈子がベランダで寝なきゃ」
あやせ「かーなーこー?」
加奈子「…はい」
208: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 19:20:55.23 ID:PdrDCKmN0
--深夜
加奈子「うう、寒い…zzz」
桐乃「んー…ばか…zzz」
あやせ「…おにいさん」
京介「なんだ?」
あやせ「その…本当に私でよかったんですか?」
京介「当たり前だろ?いまさら何言ってんだよ」
あやせ「…浮気したらぶち殺しますからね」
京介「分かってるよ」
あやせ「本当ですか?」
京介「ああ」
あやせ「…信じます」
京介「ありがとうな」
加奈子「うう、寒い…zzz」
桐乃「んー…ばか…zzz」
あやせ「…おにいさん」
京介「なんだ?」
あやせ「その…本当に私でよかったんですか?」
京介「当たり前だろ?いまさら何言ってんだよ」
あやせ「…浮気したらぶち殺しますからね」
京介「分かってるよ」
あやせ「本当ですか?」
京介「ああ」
あやせ「…信じます」
京介「ありがとうな」
212: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 19:29:12.37 ID:PdrDCKmN0
--そして
あやせ「あなた、ご飯ができましたよ」
京介「ああ、すまねぇな」
娘「ごはんー!」
京介「おー、そうだぞー、ごはんだぞー」
私は京介と結ばれ、そして娘を授かりました。
いろいろと困難はあったけれど、親友や周りの人々に支えられて。
願わくば、この幸せが永遠に続きますように…。
あやせ編 おわり
あやせ「あなた、ご飯ができましたよ」
京介「ああ、すまねぇな」
娘「ごはんー!」
京介「おー、そうだぞー、ごはんだぞー」
私は京介と結ばれ、そして娘を授かりました。
いろいろと困難はあったけれど、親友や周りの人々に支えられて。
願わくば、この幸せが永遠に続きますように…。
あやせ編 おわり
217: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 19:30:09.64 ID:rotwNnm10
遂に桐乃か・・・
226: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 19:43:19.44 ID:PdrDCKmN0
>>166
--桐乃だ
桐乃「…うそでしょ」
あやせ「桐乃…」
加奈子「桐乃かー、んでも恋人になれなくねー?」
京介「…そうなんだよな」
桐乃「えと、あの…」
京介「ま、おいおい考えればいいじゃねぇか」
桐乃「う…し、仕方ない」
あやせ「よかったね、桐乃」
桐乃「うん、ありがとうあやせ…」
--桐乃だ
桐乃「…うそでしょ」
あやせ「桐乃…」
加奈子「桐乃かー、んでも恋人になれなくねー?」
京介「…そうなんだよな」
桐乃「えと、あの…」
京介「ま、おいおい考えればいいじゃねぇか」
桐乃「う…し、仕方ない」
あやせ「よかったね、桐乃」
桐乃「うん、ありがとうあやせ…」
228: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 19:47:13.48 ID:PdrDCKmN0
加奈子「うし、決まったし枕投げでもしよーぜ」
桐乃「…は?」
加奈子「選ばれたのが桐乃なら今までとかわんねーじゃねぇか…よ!」
桐乃「うぷっ…」
あやせ「加奈子…」
京介「おい、加奈子」
桐乃「やったなー!このー!」
加奈子「うひー、あたんねーよ!」
桐乃「ちょこまかすんじゃなーい!」
加奈子「ひひひ、それー!」
桐乃「わっ!」
あやせ「うぷっ…」
加奈子「あ、やべ」
桐乃「…は?」
加奈子「選ばれたのが桐乃なら今までとかわんねーじゃねぇか…よ!」
桐乃「うぷっ…」
あやせ「加奈子…」
京介「おい、加奈子」
桐乃「やったなー!このー!」
加奈子「うひー、あたんねーよ!」
桐乃「ちょこまかすんじゃなーい!」
加奈子「ひひひ、それー!」
桐乃「わっ!」
あやせ「うぷっ…」
加奈子「あ、やべ」
230: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 19:51:55.00 ID:PdrDCKmN0
--露天風呂
京介「ふいー、枕投げでいい汗かいたわ…」
桐乃「…ねぇ」
京介「あん?」
桐乃「なんで、私なの・・・?」
京介「なんでって…俺の大事なヤツだからに決まってんじゃねぇか」
桐乃「…そっか」
京介「ああ。妹だとか血が、とか関係ねーよ。桐乃は桐乃じゃねぇか」
桐乃「バカ…」
京介「ん?なんだって?」
桐乃「バカッ…んっ」
京介「ん…」
桐乃「…はぁ…。とりあえず、コレで我慢してあげる」
京介「…サンキューな」
京介「ふいー、枕投げでいい汗かいたわ…」
桐乃「…ねぇ」
京介「あん?」
桐乃「なんで、私なの・・・?」
京介「なんでって…俺の大事なヤツだからに決まってんじゃねぇか」
桐乃「…そっか」
京介「ああ。妹だとか血が、とか関係ねーよ。桐乃は桐乃じゃねぇか」
桐乃「バカ…」
京介「ん?なんだって?」
桐乃「バカッ…んっ」
京介「ん…」
桐乃「…はぁ…。とりあえず、コレで我慢してあげる」
京介「…サンキューな」
231: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 19:55:18.01 ID:PdrDCKmN0
桐乃「ねぇ…」
京介「あん?」
桐乃「もう一回、してもいい…?」
京介「…ああ」
桐乃「ありがと。…んっ」
京介「ん…」
桐乃「ん…ちゅ…ひた、らして…」
京介「おう…ん…く…」
桐乃「はむ…んっ…ちゅ…」
京介「んぐ…」
桐乃「…はぁ。ん、満足した」
京介「お前な…」
京介「あん?」
桐乃「もう一回、してもいい…?」
京介「…ああ」
桐乃「ありがと。…んっ」
京介「ん…」
桐乃「ん…ちゅ…ひた、らして…」
京介「おう…ん…く…」
桐乃「はむ…んっ…ちゅ…」
京介「んぐ…」
桐乃「…はぁ。ん、満足した」
京介「お前な…」
232: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 19:57:32.06 ID:PdrDCKmN0
桐乃「先、あがるね」
京介「おう」
桐乃「それ、小さくしてからあがってきなよ」
京介「うるせーよ!」
桐乃「うひひ、部屋で待ってるからねー」
京介「ったく…あんなんされたらイヤでもでかくなるっつーの」
京介「…さて、どうしようか」
小京介「ん?」
京介「おう」
桐乃「それ、小さくしてからあがってきなよ」
京介「うるせーよ!」
桐乃「うひひ、部屋で待ってるからねー」
京介「ったく…あんなんされたらイヤでもでかくなるっつーの」
京介「…さて、どうしようか」
小京介「ん?」
233: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 20:01:54.55 ID:PdrDCKmN0
--部屋
京介「ただいまーって…加奈子はどうした?」
あやせ「あ、お兄さん。加奈子ならあそこですよ」
加奈子「むぐー!むぐぐー!」
京介「布団で簀巻きにされてやがる」
桐乃「いやー、私も戻ってきたときびっくりしたわー」
あやせ「加奈子が悪いんですよ」
京介「ははは…」
あやせ「さて、私もお風呂入ってきますね」
京介「おう、いってらっしゃい」
桐乃「いってらっしゃい」
京介「ただいまーって…加奈子はどうした?」
あやせ「あ、お兄さん。加奈子ならあそこですよ」
加奈子「むぐー!むぐぐー!」
京介「布団で簀巻きにされてやがる」
桐乃「いやー、私も戻ってきたときびっくりしたわー」
あやせ「加奈子が悪いんですよ」
京介「ははは…」
あやせ「さて、私もお風呂入ってきますね」
京介「おう、いってらっしゃい」
桐乃「いってらっしゃい」
235: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 20:06:46.57 ID:PdrDCKmN0
桐乃「加奈子ー、大丈夫?ほどいてあげよっか?」
加奈子「むぐー!」
桐乃「何言ってるかわかんないし…頭でも…よっと」
加奈子「ぷはー!マジあの女こえー!」
京介「お前が悪いんじゃねーのか?」
加奈子「加奈子は悪くねーよ!いいから全部解いてくれ!」
桐乃「はいはい…っと」
加奈子「はー、やっと自由になった…」
京介「おつかれさん」
加奈子「疲れたしもう寝る…おやすみ」
京介「おう、お休み」
桐乃「おやすみ」
加奈子「むぐー!」
桐乃「何言ってるかわかんないし…頭でも…よっと」
加奈子「ぷはー!マジあの女こえー!」
京介「お前が悪いんじゃねーのか?」
加奈子「加奈子は悪くねーよ!いいから全部解いてくれ!」
桐乃「はいはい…っと」
加奈子「はー、やっと自由になった…」
京介「おつかれさん」
加奈子「疲れたしもう寝る…おやすみ」
京介「おう、お休み」
桐乃「おやすみ」
237: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 20:09:45.61 ID:PdrDCKmN0
加奈子「…zzz」
桐乃「寝るのはや!」
京介「疲れてたんだろ」
桐乃「あやせ相手にしてたからね」
京介「さて、もうすぐあやせも帰ってくるし、寝る準備でもするか」
桐乃「それなんだけどさ…」
京介「ん?なんだよ」
桐乃「一緒の布団で寝てもいい…?」
京介「おう、いいぜ」
桐乃「ありがと、京介」
桐乃「寝るのはや!」
京介「疲れてたんだろ」
桐乃「あやせ相手にしてたからね」
京介「さて、もうすぐあやせも帰ってくるし、寝る準備でもするか」
桐乃「それなんだけどさ…」
京介「ん?なんだよ」
桐乃「一緒の布団で寝てもいい…?」
京介「おう、いいぜ」
桐乃「ありがと、京介」
239: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 20:12:26.56 ID:PdrDCKmN0
あやせ「もどりましたーって…一緒の布団で寝るんですか!?」
京介「おう」
あやせ「破廉恥です!私たちもいるんですよ!?」
京介「おちつけ!何もしねーよ!一緒に寝るだけだよ!」
あやせ「本当なの、桐乃?」
桐乃「うん、寝るだけ」
あやせ「…わかりました。何も言わないでおきます」
京介「さっき言ってたじゃねぇか」
あやせ「なにか?」
京介「いえ、なにも」
京介「おう」
あやせ「破廉恥です!私たちもいるんですよ!?」
京介「おちつけ!何もしねーよ!一緒に寝るだけだよ!」
あやせ「本当なの、桐乃?」
桐乃「うん、寝るだけ」
あやせ「…わかりました。何も言わないでおきます」
京介「さっき言ってたじゃねぇか」
あやせ「なにか?」
京介「いえ、なにも」
243: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 20:17:10.63 ID:PdrDCKmN0
--深夜
あやせ「桐乃…ふふふ…zzz」
加奈子「さされ…zzz」
京介「なんつー夢見てるんだ…」
桐乃「ね、京介」
京介「なんだ?」
桐乃「後悔、してないよね?」
京介「当たり前だろ。風呂でも言ったじゃねぇか」
桐乃「そっか…うへへ」
京介「ま、今日はゆっくりねようぜ」
桐乃「うん、分かった」
京介「おやすみ、桐乃」
桐乃「おやすみ、京介」
桐乃(いいにおい…大好きだよ、京介)
あやせ「桐乃…ふふふ…zzz」
加奈子「さされ…zzz」
京介「なんつー夢見てるんだ…」
桐乃「ね、京介」
京介「なんだ?」
桐乃「後悔、してないよね?」
京介「当たり前だろ。風呂でも言ったじゃねぇか」
桐乃「そっか…うへへ」
京介「ま、今日はゆっくりねようぜ」
桐乃「うん、分かった」
京介「おやすみ、桐乃」
桐乃「おやすみ、京介」
桐乃(いいにおい…大好きだよ、京介)
244: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 20:21:14.65 ID:PdrDCKmN0
--翌日
京介「おし、帰る準備はできたか?」
加奈子「まってって、加奈子の髪留めしらねー?」
京介「そこにあんだろ?」
加奈子「おお、マジだ」
あやせ「よく見ないとダメだよ」
加奈子「へーい」
桐乃「ほら加奈子行くよー」
加奈子「まてって!…うし、行くか!」
京介「よし、じゃあ駅まで向かうか」
京介「おし、帰る準備はできたか?」
加奈子「まってって、加奈子の髪留めしらねー?」
京介「そこにあんだろ?」
加奈子「おお、マジだ」
あやせ「よく見ないとダメだよ」
加奈子「へーい」
桐乃「ほら加奈子行くよー」
加奈子「まてって!…うし、行くか!」
京介「よし、じゃあ駅まで向かうか」
247: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 20:24:35.15 ID:PdrDCKmN0
--駅
加奈子「ふいー、やっとついた…」
あやせ「15分くらいしか歩いてないでしょ?」
桐乃「加奈子はもうちょっと体力あったほうがいいかもね」
加奈子「うっせーなー」
京介「もうすぐ電車来るみたいだし、ちょっとジュースでも買ってくるわ」
桐乃「あ、あたしも行く」
加奈子「加奈子達のも買ってきてー」
京介「あいよー」
加奈子「ふいー、やっとついた…」
あやせ「15分くらいしか歩いてないでしょ?」
桐乃「加奈子はもうちょっと体力あったほうがいいかもね」
加奈子「うっせーなー」
京介「もうすぐ電車来るみたいだし、ちょっとジュースでも買ってくるわ」
桐乃「あ、あたしも行く」
加奈子「加奈子達のも買ってきてー」
京介「あいよー」
249: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 20:30:58.19 ID:PdrDCKmN0
--電車内
あやせ「…zzz」
加奈子「…zzz」
桐乃「肩寄せあって寝てるね」
京介「なんだかんだ言って仲良いんだな」
桐乃「あたりまえでしょ」
京介「そうだな」
桐乃「ねぇ、京介」
京介「なんだ?」
桐乃「家着いちゃったらさ、キスとかできないのかな」
京介「どうだろうな、親父とお袋に見つかったらやべぇのは事実だからなぁ」
あやせ「…zzz」
加奈子「…zzz」
桐乃「肩寄せあって寝てるね」
京介「なんだかんだ言って仲良いんだな」
桐乃「あたりまえでしょ」
京介「そうだな」
桐乃「ねぇ、京介」
京介「なんだ?」
桐乃「家着いちゃったらさ、キスとかできないのかな」
京介「どうだろうな、親父とお袋に見つかったらやべぇのは事実だからなぁ」
250: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 20:32:37.10 ID:PdrDCKmN0
桐乃「そんなの…ヤだから」
京介「桐乃…」
桐乃「私は帰っても京介とキスしたいし、その先だって…」
京介「桐乃…」
桐乃「私は京介が好き。好きなんだから…」
京介「ああ、わかってる」
桐乃「…んっ」
京介「ん…」
桐乃「…いろいろ頑張ろうね、京介」
京介「ああ」
京介「桐乃…」
桐乃「私は帰っても京介とキスしたいし、その先だって…」
京介「桐乃…」
桐乃「私は京介が好き。好きなんだから…」
京介「ああ、わかってる」
桐乃「…んっ」
京介「ん…」
桐乃「…いろいろ頑張ろうね、京介」
京介「ああ」
252: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 20:37:55.50 ID:PdrDCKmN0
--そして
桐乃「ねぇ京介」
京介「なんだよ」
桐乃「パーカー、貸してくんない?」
京介「しかたねぇな、ホラ」
桐乃「えへへ、ありがとう京介」
京介「ん」
桐乃「ね、京介。こっちむいて」
京介「ん?」
桐乃「んっ…ちゅ…」
京介「んん…」
桐乃「ふふ、またしようね、京介」
俺は思ったね。
俺の妹が最高に可愛いってな
桐乃編 おわり
桐乃「ねぇ京介」
京介「なんだよ」
桐乃「パーカー、貸してくんない?」
京介「しかたねぇな、ホラ」
桐乃「えへへ、ありがとう京介」
京介「ん」
桐乃「ね、京介。こっちむいて」
京介「ん?」
桐乃「んっ…ちゅ…」
京介「んん…」
桐乃「ふふ、またしようね、京介」
俺は思ったね。
俺の妹が最高に可愛いってな
桐乃編 おわり
253: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 20:38:57.17 ID:PdrDCKmN0
一応マルチエンディングってことで終わり
読んでくれてありがとう
読んでくれてありがとう
257: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 20:42:48.27 ID:PdrDCKmN0
ってことで誰か日向ちゃんと珠希ちゃん編書いてくれることを願っとくわ
255: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 20:40:34.28 ID:rotwNnm10
うむ
実に良かった
乙です
実に良かった
乙です
256: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 20:40:58.02 ID:F99ya5j30
ふぅ…。
260: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 20:50:12.44 ID:9jbhkp87i
瀬名ルートはよ
Entry ⇒ 2012.06.12 | Category ⇒ 俺妹SS | Comments (1) | Trackbacks (0)
あやせ「い、一度したくらいでもう彼氏気取りですか!?このヘンタイ!
元スレ:あやせ「い、一度したくらいでもう彼氏気取りですか!?このヘンタイ!
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1334668429/
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1334668429/
5 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/17(火) 22:26:48.57 ID:kdG6lM2b0
京介「えっ? 俺達ってもう恋人同士じゃなかったのか?」
あやせ「ち、違います! わたしはそんな軽い女じゃありません! 死ね!」
京介「はぁ? 誘ってきたのはそっちだろ?」
あやせ「それは……桐乃に手を出さないようにするためです!」
京介「そっか……あやせは俺のことを何とも思ってなかったのか」
あやせ「えっ……そうは言ってません、ただわたしは……」
京介「いや、お前の気持ちは分かったよ。……悪かったな、もう会うのはやめよう」
あやせ「なっ……! ま、待ってください!」
京介「いいんだよ、俺はもうお前とは会わない。じゃあな」
あやせ「だ、ダメです! そんなの……そんなの……寂しいじゃないですか」
京介(あやせたんマジ可愛い)
あやせ「ち、違います! わたしはそんな軽い女じゃありません! 死ね!」
京介「はぁ? 誘ってきたのはそっちだろ?」
あやせ「それは……桐乃に手を出さないようにするためです!」
京介「そっか……あやせは俺のことを何とも思ってなかったのか」
あやせ「えっ……そうは言ってません、ただわたしは……」
京介「いや、お前の気持ちは分かったよ。……悪かったな、もう会うのはやめよう」
あやせ「なっ……! ま、待ってください!」
京介「いいんだよ、俺はもうお前とは会わない。じゃあな」
あやせ「だ、ダメです! そんなの……そんなの……寂しいじゃないですか」
京介(あやせたんマジ可愛い)
7 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/17(火) 22:37:50.56 ID:kdG6lM2b0
京介「じゃあ、あやせは俺の彼女ってことでいいんだよな?」
あやせ「だから違うって言ってるじゃないですか! 通報しますよ!?」
京介「何でそうなるんだよ……素直になればいいのに」
あやせ「わたしはいつも素直です、お兄さんがおかしいだけです!」
京介「でも、俺と離れるのは嫌なんだろ」
あやせ「それは……そうですけど……」
京介「この前、ずっと一緒に居て欲しいって言ったよな」
あやせ「……はい、言いましたけど」
京介「それなら、俺が彼氏って認めてもいいんじゃねーの?」
あやせ「か、彼氏じゃありません! 変態!」
京介「何でそうなるんだよ……」
あやせ「だから違うって言ってるじゃないですか! 通報しますよ!?」
京介「何でそうなるんだよ……素直になればいいのに」
あやせ「わたしはいつも素直です、お兄さんがおかしいだけです!」
京介「でも、俺と離れるのは嫌なんだろ」
あやせ「それは……そうですけど……」
京介「この前、ずっと一緒に居て欲しいって言ったよな」
あやせ「……はい、言いましたけど」
京介「それなら、俺が彼氏って認めてもいいんじゃねーの?」
あやせ「か、彼氏じゃありません! 変態!」
京介「何でそうなるんだよ……」
8 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/17(火) 22:43:29.39 ID:kdG6lM2b0
京介「あやせ、この前のことをもう一度確認するぞ」
あやせ「……どうぞ」
京介「桐乃が俺に偶然抱き着いたのあやせがを目撃した」
あやせ「はい、お兄さんがいやらしい顔で桐乃を抱きしめていました」
京介「だからそれは……まあいい。で、その後俺はお前に呼び出された」
あやせ「ええ、桐乃の危険を感じたので一言言おうと呼び出しました」
京介「その後、お前は何て言った?」
あやせ「そ、それは……覚えていません」
京介「そうか、じゃあ俺が全部言うからどこか間違ってたら言えよ」
あやせ「……分かりました」
あやせ「……どうぞ」
京介「桐乃が俺に偶然抱き着いたのあやせがを目撃した」
あやせ「はい、お兄さんがいやらしい顔で桐乃を抱きしめていました」
京介「だからそれは……まあいい。で、その後俺はお前に呼び出された」
あやせ「ええ、桐乃の危険を感じたので一言言おうと呼び出しました」
京介「その後、お前は何て言った?」
あやせ「そ、それは……覚えていません」
京介「そうか、じゃあ俺が全部言うからどこか間違ってたら言えよ」
あやせ「……分かりました」
10 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/17(火) 22:50:32.20 ID:kdG6lM2b0
回想
あやせ「お兄さん、桐乃に抱き着いていましたがどういうことですか?」
京介「だから偶然だって……お前の考えてるようなことは起きてないよ」
あやせ「嘘です! どうせ、桐乃を無理やり……変態! 死ね!」
京介「だからしてねえっつーの! 俺がそんなことをするように思うのか!?」
あやせ「はい、思います」
京介「即答かよ! ……はぁ、俺はそんなの考えてないってのに」
あやせ「お兄さんの今までの行動を考えれば信用できませんね」
京介「そーかい……じゃあ、どうすれば信用できるんだよ?」
あやせ「それは……や、やっぱりいいです!」
京介「何だよ、気になるから教えてくれよ、あやせ」
あやせ「あの…………わたしと、付き合うとか」
京介「……はい?」
あやせ「お兄さん、桐乃に抱き着いていましたがどういうことですか?」
京介「だから偶然だって……お前の考えてるようなことは起きてないよ」
あやせ「嘘です! どうせ、桐乃を無理やり……変態! 死ね!」
京介「だからしてねえっつーの! 俺がそんなことをするように思うのか!?」
あやせ「はい、思います」
京介「即答かよ! ……はぁ、俺はそんなの考えてないってのに」
あやせ「お兄さんの今までの行動を考えれば信用できませんね」
京介「そーかい……じゃあ、どうすれば信用できるんだよ?」
あやせ「それは……や、やっぱりいいです!」
京介「何だよ、気になるから教えてくれよ、あやせ」
あやせ「あの…………わたしと、付き合うとか」
京介「……はい?」
12 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/17(火) 22:57:20.25 ID:kdG6lM2b0
京介「あ、あやせさん? 今何と?」
あやせ「な、何でも無いです!」
京介「俺の耳にはあやせと付き合う、って聞こえたんだけど」
あやせ「聞き間違いです! 変なこと言わないでください、死ね!」
京介「そっか、残念だな……あやせと付き合えたら最高だったのに」
あやせ「えっ……? ほ、本当ですかお兄さん?」
京介「ああ、だってあやせだぞ? そうなったら一日中あやせのこと考えるだろうな」
あやせ「一日中、わたしのことを……へ、変態!」
京介「顔がにやけてるぞ、あやせ」
あやせ「そ、そんなこと…………お兄さんがわたしのことを……ふふ」
京介(やべえあやせたんマジかわええ)
あやせ「な、何でも無いです!」
京介「俺の耳にはあやせと付き合う、って聞こえたんだけど」
あやせ「聞き間違いです! 変なこと言わないでください、死ね!」
京介「そっか、残念だな……あやせと付き合えたら最高だったのに」
あやせ「えっ……? ほ、本当ですかお兄さん?」
京介「ああ、だってあやせだぞ? そうなったら一日中あやせのこと考えるだろうな」
あやせ「一日中、わたしのことを……へ、変態!」
京介「顔がにやけてるぞ、あやせ」
あやせ「そ、そんなこと…………お兄さんがわたしのことを……ふふ」
京介(やべえあやせたんマジかわええ)
14 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/17(火) 23:05:59.42 ID:kdG6lM2b0
京介「まあ、残念だが俺とお前が恋人、なんてのはありえねーけどな」
あやせ「えっ……? どうしてですか!?」
京介「だって、お前俺のこと嫌いなんだろ? 桐乃に手を出す変態だって」
あやせ「それは……で、でも……恋人になれない訳では」
京介「ん? じゃあ、俺はあやせの恋人になれるってことか?」
あやせ「ま、まあ……可能性がゼロでは無いと思います」
京介「よっしゃああああ! あやせ、結婚しよう! 今すぐ!」
あやせ「ち、近寄るな変態! ……もう、お兄さんはそうやってすぐに」
京介「悪かったって。……だったらよ、真剣に告白したらどうなるんだ?」
あやせ「……真剣に、ですか? それは……その」
京介「どうなんだ、あやせ?」
あやせ「う、嬉しい……かもしれません」
京介(……あー、生きてて良かった)
あやせ「えっ……? どうしてですか!?」
京介「だって、お前俺のこと嫌いなんだろ? 桐乃に手を出す変態だって」
あやせ「それは……で、でも……恋人になれない訳では」
京介「ん? じゃあ、俺はあやせの恋人になれるってことか?」
あやせ「ま、まあ……可能性がゼロでは無いと思います」
京介「よっしゃああああ! あやせ、結婚しよう! 今すぐ!」
あやせ「ち、近寄るな変態! ……もう、お兄さんはそうやってすぐに」
京介「悪かったって。……だったらよ、真剣に告白したらどうなるんだ?」
あやせ「……真剣に、ですか? それは……その」
京介「どうなんだ、あやせ?」
あやせ「う、嬉しい……かもしれません」
京介(……あー、生きてて良かった)
17 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/17(火) 23:13:34.13 ID:kdG6lM2b0
京介「……よし、ふざけるのはやめよう。お前にも悪いしな」
あやせ「やめるって……どういうことですか?」
京介「だからさ、あやせに結婚しよう、とか愛してるとかノリで言うのはやめる」
あやせ「そうですか……ええ、それが普通だと思います」
京介「今まで悪かったな、あやせ……嫌な思いさせちまった」
あやせ「……でも、わたしもそこまで嫌という訳では」
京介「いやいや、無理すんなって。嫌なことは嫌って言えよ、なっ?」
あやせ「ち、違います! お兄さんに好きとか、結婚しようって言われるのは……その……」
あやせ「少し、嬉しかったというか……本気だったら良いのに、とか」
京介「……あやせって、やっぱり可愛いな」
あやせ「なっ! 何勘違いしてるんですか! ブチ○しますよ!?」
あやせ「やめるって……どういうことですか?」
京介「だからさ、あやせに結婚しよう、とか愛してるとかノリで言うのはやめる」
あやせ「そうですか……ええ、それが普通だと思います」
京介「今まで悪かったな、あやせ……嫌な思いさせちまった」
あやせ「……でも、わたしもそこまで嫌という訳では」
京介「いやいや、無理すんなって。嫌なことは嫌って言えよ、なっ?」
あやせ「ち、違います! お兄さんに好きとか、結婚しようって言われるのは……その……」
あやせ「少し、嬉しかったというか……本気だったら良いのに、とか」
京介「……あやせって、やっぱり可愛いな」
あやせ「なっ! 何勘違いしてるんですか! ブチ○しますよ!?」
19 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/17(火) 23:21:19.45 ID:kdG6lM2b0
京介「まあ、今までみたいにノリで言うのはやめるよ」
あやせ「……別に、嫌じゃないのに」
京介「その代わり、って訳でもねーんだけどさ」
あやせ「何ですか? くだらないこと言ったらどうなるか分かってますよね?」
京介「――あやせに、真剣に告白する」
あやせ「そうですか、わたしに告白を……やっぱりお兄さんは変た――ええっ!?」
京介「……嫌か? 嫌だったらやめとくか……」
あやせ「ま、待ってください! そこまで言ってどうしてやめるんですか!?」
京介「だって、俺に告白されても」
あやせ「さっき嬉しいって言ったばかりじゃないですか! 通報しますよ!?」
京介「あやせ、落ち着け。通報はさすがに意味が分からん」
あやせ「……別に、嫌じゃないのに」
京介「その代わり、って訳でもねーんだけどさ」
あやせ「何ですか? くだらないこと言ったらどうなるか分かってますよね?」
京介「――あやせに、真剣に告白する」
あやせ「そうですか、わたしに告白を……やっぱりお兄さんは変た――ええっ!?」
京介「……嫌か? 嫌だったらやめとくか……」
あやせ「ま、待ってください! そこまで言ってどうしてやめるんですか!?」
京介「だって、俺に告白されても」
あやせ「さっき嬉しいって言ったばかりじゃないですか! 通報しますよ!?」
京介「あやせ、落ち着け。通報はさすがに意味が分からん」
20 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/17(火) 23:25:35.96 ID:kdG6lM2b0
あやせ「……えっと、確認しますけど、告白するのは」
京介「俺が、あやせに告白する」
あやせ「……桐乃じゃないんですか?」
京介「なんで桐乃に告白することをお前に言うんだよ」
あやせ「じゃ、じゃあ……お姉さんとか。お姉さんは素敵な方ですから……」
京介「あやせ、もう一度確認するぞ。……俺に告白されるのは、嫌か?」
あやせ「……嫌じゃないです、嬉しいです」
京介「分かった、聞いてくれ。あやせ、俺は――」
あやせ「……っ」
京介「俺が、あやせに告白する」
あやせ「……桐乃じゃないんですか?」
京介「なんで桐乃に告白することをお前に言うんだよ」
あやせ「じゃ、じゃあ……お姉さんとか。お姉さんは素敵な方ですから……」
京介「あやせ、もう一度確認するぞ。……俺に告白されるのは、嫌か?」
あやせ「……嫌じゃないです、嬉しいです」
京介「分かった、聞いてくれ。あやせ、俺は――」
あやせ「……っ」
21 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/17(火) 23:32:51.30 ID:kdG6lM2b0
京介「俺はあやせが好きだ。……桐乃も他の誰も関係ない、お前が好きなんだ」
あやせ「お、お兄さん……」
京介「俺の妹や友達のことを真剣に考えて、力になろうとする女の子」
京介「そして、桐乃の趣味を少しずつ受け入れいてくれようとした優しい子」
京介「それがあやせだ、俺が好きになった相手だ」
あやせ「……そこまで、わたしのことを」
京介「あっ、あと、すっげー可愛い。あやせたんマジ天使」
あやせ「なっ……何言ってるんですか! 雰囲気ぶち壊しじゃないですか!?」
京介「いや、お前すっげー緊張してるからさ。こう言えばいつものあやせに戻ると思って」
あやせ「……ありがとうございます、おかげで少し力が抜けました」
あやせ「お、お兄さん……」
京介「俺の妹や友達のことを真剣に考えて、力になろうとする女の子」
京介「そして、桐乃の趣味を少しずつ受け入れいてくれようとした優しい子」
京介「それがあやせだ、俺が好きになった相手だ」
あやせ「……そこまで、わたしのことを」
京介「あっ、あと、すっげー可愛い。あやせたんマジ天使」
あやせ「なっ……何言ってるんですか! 雰囲気ぶち壊しじゃないですか!?」
京介「いや、お前すっげー緊張してるからさ。こう言えばいつものあやせに戻ると思って」
あやせ「……ありがとうございます、おかげで少し力が抜けました」
22 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/17(火) 23:38:09.27 ID:ZzjhbcST0
マジ天使
23 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/17(火) 23:39:45.87 ID:kdG6lM2b0
京介「……で、あやせ、お前はどうなんだ?」
あやせ「な、何がですか……?」
京介「何がって……返事だよ。俺がこっ恥ずかしい思いして言ったんだ、答えてくれるよな?」
あやせ「あの……突然だったので、まさか本当に告白されるとは思ってなかったから……」
京介「……嫌ならそう言ってくれ、下手に言われる方がショック受けるからさ」
あやせ「ううっ……だ、だから、その……」
京介「……そっか、迷惑だったよな。悪い、……俺、帰るよ」
あやせ「ま、待ってください! どうすれば……どう……あっ」
京介「……どうした、あやせ」
あやせ「そ、そうです、そうですよ! 桐乃です!」
京介「……はぁ?」
あやせ「な、何がですか……?」
京介「何がって……返事だよ。俺がこっ恥ずかしい思いして言ったんだ、答えてくれるよな?」
あやせ「あの……突然だったので、まさか本当に告白されるとは思ってなかったから……」
京介「……嫌ならそう言ってくれ、下手に言われる方がショック受けるからさ」
あやせ「ううっ……だ、だから、その……」
京介「……そっか、迷惑だったよな。悪い、……俺、帰るよ」
あやせ「ま、待ってください! どうすれば……どう……あっ」
京介「……どうした、あやせ」
あやせ「そ、そうです、そうですよ! 桐乃です!」
京介「……はぁ?」
24 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/17(火) 23:45:49.31 ID:kdG6lM2b0
あやせ「も、もし、わたしがお兄さんの告白を断ったら……きっと」
京介「きっと?」
あやせ「お兄さんはショックを受けて寝込んでしまいます、そうすると」
あやせ「桐乃がお兄さんを心配します。桐乃は優しい子ですから、お兄さんに付きっ切りなるでしょう」
京介「はぁ」
あやせ「すると……お兄さんは変態ですから、桐乃にその……いやらしいことをするはずです」
京介「しねーよ! つーか何だこの流れ!?」
あやせ「話は最後まで聞いてください! つ、つまり……わたしが告白を断ると桐乃が困ります」
京介(……とりあえず、最後まで聞いてみるか)
あやせ「桐乃がショックを受けたお兄さんの毒牙にかかる……それを防ぐには」
あやせ「……お兄さんの告白を、断らなければいいんです」
京介「あれ? それ、つまりは……」
京介「きっと?」
あやせ「お兄さんはショックを受けて寝込んでしまいます、そうすると」
あやせ「桐乃がお兄さんを心配します。桐乃は優しい子ですから、お兄さんに付きっ切りなるでしょう」
京介「はぁ」
あやせ「すると……お兄さんは変態ですから、桐乃にその……いやらしいことをするはずです」
京介「しねーよ! つーか何だこの流れ!?」
あやせ「話は最後まで聞いてください! つ、つまり……わたしが告白を断ると桐乃が困ります」
京介(……とりあえず、最後まで聞いてみるか)
あやせ「桐乃がショックを受けたお兄さんの毒牙にかかる……それを防ぐには」
あやせ「……お兄さんの告白を、断らなければいいんです」
京介「あれ? それ、つまりは……」
26 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/17(火) 23:51:46.20 ID:kdG6lM2b0
あやせ「わたしがお兄さんと付き合えば、桐乃は助かります……そのために」
あやせ「お兄さんの告白を……断りません。それがわたしの返事です」
京介「そ、それって……OKってことですかあやせさん!?」
あやせ「……そう、なりますね」
京介「あやせが、俺の……恋人…………」
あやせ「……お、お兄さん?」
京介「――いよっしゃああああああ!! しゃあっ! しゃあああ!」グッ
あやせ「ひいっ!? 急に大声出さないでください!」
京介「いやいや! だってあやせだぞ? あやせが俺の恋人だぞ!?」
あやせ「な、何度も言わないでください変態!」
京介「恋人にならいくら言われても構わねえよ! うっひゃあ! あっしゃああ!!」
あやせ「もう……変態」
あやせ「お兄さんの告白を……断りません。それがわたしの返事です」
京介「そ、それって……OKってことですかあやせさん!?」
あやせ「……そう、なりますね」
京介「あやせが、俺の……恋人…………」
あやせ「……お、お兄さん?」
京介「――いよっしゃああああああ!! しゃあっ! しゃあああ!」グッ
あやせ「ひいっ!? 急に大声出さないでください!」
京介「いやいや! だってあやせだぞ? あやせが俺の恋人だぞ!?」
あやせ「な、何度も言わないでください変態!」
京介「恋人にならいくら言われても構わねえよ! うっひゃあ! あっしゃああ!!」
あやせ「もう……変態」
28 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/17(火) 23:59:27.22 ID:kdG6lM2b0
京介「はー……ふー……やべー、はしゃぎ過ぎた……」
あやせ「そこまで騒ぐことでは……でも、良いんですか?」
京介「はい、良いです! 最高です!」
あやせ「まだ何も言ってません! その……わたしの理由が」
京介「ああ、桐乃がどうたらってヤツか?」
あやせ「はい……だって、他の女の子のことを理由にして付き合うなんて、嫌じゃないですか?」
京介「いや、そうは思わねーよ。むしろ、あやせらしくて良いんじゃないか?」
あやせ「わたし、らしい?」
京介「結局、友達のことを思ってってことだろ。違うのか?」
あやせ「それは……でも」
京介(……あやせと付き合えるなら何でも良いってのが本音だけどな)
あやせ「そこまで騒ぐことでは……でも、良いんですか?」
京介「はい、良いです! 最高です!」
あやせ「まだ何も言ってません! その……わたしの理由が」
京介「ああ、桐乃がどうたらってヤツか?」
あやせ「はい……だって、他の女の子のことを理由にして付き合うなんて、嫌じゃないですか?」
京介「いや、そうは思わねーよ。むしろ、あやせらしくて良いんじゃないか?」
あやせ「わたし、らしい?」
京介「結局、友達のことを思ってってことだろ。違うのか?」
あやせ「それは……でも」
京介(……あやせと付き合えるなら何でも良いってのが本音だけどな)
30 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 00:07:42.44 ID:Gft2kqyV0
あやせ「で、でも! お兄さんはわたしに好きって言って欲しくないんですか!?」
京介「言って欲しいです! 言ってくださいお願いします! 土下座すれば良いですか!?」ズイッ
あやせ「近寄るな変態! ……あっ、違うんです。でも……やっぱり」
京介「まっ、いつか俺のことを本当に好きになってくれた時に言ってくれよ」
あやせ「本当に、好きになった時……?」
京介「ああ、今は桐乃のためなんだろ?」
あやせ「は、はい……」
京介「だったら、無理して言わなくても良いって」
あやせ「……バカ」
京介「ん? どうした?」
あやせ「……馬鹿! お兄さんの馬鹿! 鈍感! 変態!」
京介「あ、あやせさん……?」
京介「言って欲しいです! 言ってくださいお願いします! 土下座すれば良いですか!?」ズイッ
あやせ「近寄るな変態! ……あっ、違うんです。でも……やっぱり」
京介「まっ、いつか俺のことを本当に好きになってくれた時に言ってくれよ」
あやせ「本当に、好きになった時……?」
京介「ああ、今は桐乃のためなんだろ?」
あやせ「は、はい……」
京介「だったら、無理して言わなくても良いって」
あやせ「……バカ」
京介「ん? どうした?」
あやせ「……馬鹿! お兄さんの馬鹿! 鈍感! 変態!」
京介「あ、あやせさん……?」
32 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 00:15:08.98 ID:Gft2kqyV0
あやせ「……本当に好きでもない人と、付き合う訳が無いじゃないですか!」
京介「あやせ……」
あやせ「わたしだって……お兄さんが好きです! 大好きです! 告白されて嬉しかったんです!」
京介「……そこまで、俺のことを」
あやせ「大好きな人に好きって言われて……断れるわけが無いじゃないですか」
京介「……悪かったよ。ごめんな、あやせ」ギュッ
あやせ「あっ……。……後で、通報します」
京介「後で、か。じゃあ、通報されるまではこうしてて良いのか?」
あやせ「……そんなこと聞かないでください、変態」
京介(……良い匂いするなあ)
京介「あやせ……」
あやせ「わたしだって……お兄さんが好きです! 大好きです! 告白されて嬉しかったんです!」
京介「……そこまで、俺のことを」
あやせ「大好きな人に好きって言われて……断れるわけが無いじゃないですか」
京介「……悪かったよ。ごめんな、あやせ」ギュッ
あやせ「あっ……。……後で、通報します」
京介「後で、か。じゃあ、通報されるまではこうしてて良いのか?」
あやせ「……そんなこと聞かないでください、変態」
京介(……良い匂いするなあ)
33 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 00:23:17.79 ID:Gft2kqyV0
京介「……あやせ、一ついいか」
あやせ「……何ですか」
京介「こうやって抱きしめあってると……そろそろ人の視線が」
あやせ「あっ……いつの間に」
京介「さ、さすがに恥ずかしいから放すぞ」
あやせ「あっ……」
京介(あやせの残念そうな顔……撮りてー)
京介「あー……そろそろ暗くなってきたな、帰ろうぜ」
あやせ「えっ……? 帰るって、お兄さんと離れ離れになるってことですか……?」
京介「まあ……そうなるな」
あやせ「……いや、嫌です! 帰らないでください!」
京介「おいおい……」
あやせ「……何ですか」
京介「こうやって抱きしめあってると……そろそろ人の視線が」
あやせ「あっ……いつの間に」
京介「さ、さすがに恥ずかしいから放すぞ」
あやせ「あっ……」
京介(あやせの残念そうな顔……撮りてー)
京介「あー……そろそろ暗くなってきたな、帰ろうぜ」
あやせ「えっ……? 帰るって、お兄さんと離れ離れになるってことですか……?」
京介「まあ……そうなるな」
あやせ「……いや、嫌です! 帰らないでください!」
京介「おいおい……」
36 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 00:32:12.19 ID:Gft2kqyV0
京介「あのな、あやせ……帰らないと親御さんが心配するから」
あやせ「……分かってます。でも……寂しいものは寂しいんです」
京介「そう言われてもな……んっ? 電話か……もしもし?」
大介『京介、今大丈夫か』
京介「親父か……何だよ、何かあったのか?」
大介『ああ、仕事で今日は帰れそうもない。家のことは任せたぞ』
京介「親父も居ねえのか。おふくろは友達と旅行で桐乃は……」
大介『合宿だったな、だから今日は家にお前だけだ。何かあったら電話しろ』プツッ
京介「今日は俺一人か……っ!? この視線は……」
あやせ「そっか、お兄さんは今日お家に一人なんですね……へー……」
京介(……フラグが立っちまった)
あやせ「……分かってます。でも……寂しいものは寂しいんです」
京介「そう言われてもな……んっ? 電話か……もしもし?」
大介『京介、今大丈夫か』
京介「親父か……何だよ、何かあったのか?」
大介『ああ、仕事で今日は帰れそうもない。家のことは任せたぞ』
京介「親父も居ねえのか。おふくろは友達と旅行で桐乃は……」
大介『合宿だったな、だから今日は家にお前だけだ。何かあったら電話しろ』プツッ
京介「今日は俺一人か……っ!? この視線は……」
あやせ「そっか、お兄さんは今日お家に一人なんですね……へー……」
京介(……フラグが立っちまった)
39 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 00:37:34.01 ID:Gft2kqyV0
京介「あの、あやせさん? 言っとくけど……」
あやせ「お兄さん、ご飯は何にしましょうか?」
京介「ご飯?」
あやせ「はい、材料が無ければスーパーに行 京介「帰りなさい」
あやせ「なっ……! 何でですか! 今日はお兄さん一人なんでしょう!?」
京介「だからだよ! 桐乃が居るならまだしも、俺一人、しかもこの状況でそんなことできるか!」
あやせ「うう……意地悪! 通報しますよ!?」
京介「泊めたら通報されるだろうが!? 駄目なものは駄目だ!」
あやせ「だ、だって……寂しいじゃないですか……」
京介「寂しいって、お前……」
あやせ「お兄さん、ご飯は何にしましょうか?」
京介「ご飯?」
あやせ「はい、材料が無ければスーパーに行 京介「帰りなさい」
あやせ「なっ……! 何でですか! 今日はお兄さん一人なんでしょう!?」
京介「だからだよ! 桐乃が居るならまだしも、俺一人、しかもこの状況でそんなことできるか!」
あやせ「うう……意地悪! 通報しますよ!?」
京介「泊めたら通報されるだろうが!? 駄目なものは駄目だ!」
あやせ「だ、だって……寂しいじゃないですか……」
京介「寂しいって、お前……」
42 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 00:44:04.75 ID:Gft2kqyV0
あやせ「桐乃とか、お姉さんとか……他にもお兄さんの周りにはたくさん素敵な人がいます」
京介「な、何だよ急に……」
あやせ「もし、誰かに知られたら……他の人のところに」
京介「いや……さすがに心配し過ぎだろ」
あやせ「いいえ、お兄さんは分かっていません。……それに、不安なんです」
京介「だから他の人とかそういうのは」
あやせ「違います。……さっき、お兄さんから帰ろうって言ったじゃないですか」
京介「……それが不安にさせるのか?」
あやせ「……想いが伝わったら、離れたくないって思いませんか? ずっと一緒に居たい、って思いませんか?」
京介「それは……」
あやせ「……わたしは、お兄さんとずっと一緒に居たいです! 誰にも邪魔されたくありません!」
京介「あやせ……」
京介「な、何だよ急に……」
あやせ「もし、誰かに知られたら……他の人のところに」
京介「いや……さすがに心配し過ぎだろ」
あやせ「いいえ、お兄さんは分かっていません。……それに、不安なんです」
京介「だから他の人とかそういうのは」
あやせ「違います。……さっき、お兄さんから帰ろうって言ったじゃないですか」
京介「……それが不安にさせるのか?」
あやせ「……想いが伝わったら、離れたくないって思いませんか? ずっと一緒に居たい、って思いませんか?」
京介「それは……」
あやせ「……わたしは、お兄さんとずっと一緒に居たいです! 誰にも邪魔されたくありません!」
京介「あやせ……」
44 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 00:50:20.89 ID:Gft2kqyV0
京介(どうする……女の子にここまで言わせちまって良いのか? いや……でも)
あやせ「…………」ピポパ
京介(相手は中学生だぞ? いや、そもそも別にそんなことをする訳じゃねーんだ……)
あやせ「もしもし、あのね、実は」
京介(だが……さすがに初日に連れ込むのは無いよな……流石に無い)
あやせ「うん、そうそう、高坂さん。だから今日はご飯いらないから」
京介(……よし! 断ろう! さすがにここは男としてしっかりするんだ!)
京介「あやせ! 今日は家に あやせ「あっ、今電話して桐乃の家に泊まるって言っちゃいました」
京介「……えっ?」
あやせ「…………」ピポパ
京介(相手は中学生だぞ? いや、そもそも別にそんなことをする訳じゃねーんだ……)
あやせ「もしもし、あのね、実は」
京介(だが……さすがに初日に連れ込むのは無いよな……流石に無い)
あやせ「うん、そうそう、高坂さん。だから今日はご飯いらないから」
京介(……よし! 断ろう! さすがにここは男としてしっかりするんだ!)
京介「あやせ! 今日は家に あやせ「あっ、今電話して桐乃の家に泊まるって言っちゃいました」
京介「……えっ?」
45 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 00:54:50.94 ID:Gft2kqyV0
あやせ「さあ、暗くなってきたし帰りましょう。ご飯は任せてくださいね」
京介「あの、もしもーし? あやせさーん?」
あやせ「わたし、お兄さんのお家で何か食べないと夕ご飯抜きになってしまいます」
京介「はあ!? いや、だから駄目だって言ってんだろうが!」
あやせ「……仕方ありませんね、分かりました」
京介「そ、そうか……やっと分かってくれたか」
あやせ「お兄さん、こっち向いてください」
京介「ん? 何だよあやせ」
あやせ「……泊めて、くれませんか?」
京介(こ、これは……上目遣い+涙目という最強の組み合わせ……)
あやせ「お兄さん……大好きです。ダメ、ですか?」
京介「お、俺は……! 俺は――」
京介「あの、もしもーし? あやせさーん?」
あやせ「わたし、お兄さんのお家で何か食べないと夕ご飯抜きになってしまいます」
京介「はあ!? いや、だから駄目だって言ってんだろうが!」
あやせ「……仕方ありませんね、分かりました」
京介「そ、そうか……やっと分かってくれたか」
あやせ「お兄さん、こっち向いてください」
京介「ん? 何だよあやせ」
あやせ「……泊めて、くれませんか?」
京介(こ、これは……上目遣い+涙目という最強の組み合わせ……)
あやせ「お兄さん……大好きです。ダメ、ですか?」
京介「お、俺は……! 俺は――」
48 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 01:03:00.12 ID:Gft2kqyV0
あやせ「おじゃましまーす♪」
京介「……はい」
京介(うん、あれは無理。だってあやせたんマジ天使だもん)
京介(そして押し寄せる罪悪感の波……はあ)
あやせ「あっ、お兄さん、冷蔵庫に食材がありますよ」
京介「あー、まだ残ってたのか」
あやせ「牛肉、たまねぎ、ニンジン、じゃがいも……カレーでも作ったんですか?」
京介「ああ、もう全部食べちまったけどな」
あやせ「うーん……分かりました、肉じゃがでも作りましょう」
京介「えっ? 作ってくれんの?」
あやせ「はい、いけませんか?」
京介「お願いしまっす! 土下座するから作ってください!」
あやせ「お、大げさですよ……」
京介「……はい」
京介(うん、あれは無理。だってあやせたんマジ天使だもん)
京介(そして押し寄せる罪悪感の波……はあ)
あやせ「あっ、お兄さん、冷蔵庫に食材がありますよ」
京介「あー、まだ残ってたのか」
あやせ「牛肉、たまねぎ、ニンジン、じゃがいも……カレーでも作ったんですか?」
京介「ああ、もう全部食べちまったけどな」
あやせ「うーん……分かりました、肉じゃがでも作りましょう」
京介「えっ? 作ってくれんの?」
あやせ「はい、いけませんか?」
京介「お願いしまっす! 土下座するから作ってください!」
あやせ「お、大げさですよ……」
50 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 01:08:25.55 ID:Gft2kqyV0
あやせ「……よいしょ、って何見てるんですか?」
京介「いや……エプロン姿のあやせを網膜に焼き付けようと」
あやせ「へ、変態! 見ないでください!」
京介「はいはい、じゃあ俺は風呂掃除でもするか」
あやせ「……お風呂、ですか?」
京介「ああ、風呂……あっ、あのー、あやせ?」
あやせ「は、はい……」
京介「……風呂、入ってく?」
あやせ「……お兄さんのせいで汗をかいてしまったので、できれば」
京介「わ、分かった……じゃあ、料理は任せるよ……」
京介「いや……エプロン姿のあやせを網膜に焼き付けようと」
あやせ「へ、変態! 見ないでください!」
京介「はいはい、じゃあ俺は風呂掃除でもするか」
あやせ「……お風呂、ですか?」
京介「ああ、風呂……あっ、あのー、あやせ?」
あやせ「は、はい……」
京介「……風呂、入ってく?」
あやせ「……お兄さんのせいで汗をかいてしまったので、できれば」
京介「わ、分かった……じゃあ、料理は任せるよ……」
51 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 01:13:07.05 ID:Gft2kqyV0
京介(まずい、なんか変な雰囲気になっちまった……)ゴシゴシ
京介(いや、いやいや、別に一緒に入る訳じゃないぞ!? 客をもてなすのは当然だ……うん)
京介(……まあ、意識するなっつー方が無理だよな)
京介(あやせがこの風呂に……いかんいかん!)
京介(この水垢を落とせば俺の煩悩が……消えればいいのに)ゴシゴシ
京介(でも、あやせのエプロン姿……最高だったな……)
京介「……煩悩、消えねー」
京介(いや、いやいや、別に一緒に入る訳じゃないぞ!? 客をもてなすのは当然だ……うん)
京介(……まあ、意識するなっつー方が無理だよな)
京介(あやせがこの風呂に……いかんいかん!)
京介(この水垢を落とせば俺の煩悩が……消えればいいのに)ゴシゴシ
京介(でも、あやせのエプロン姿……最高だったな……)
京介「……煩悩、消えねー」
53 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 01:18:36.09 ID:Gft2kqyV0
あやせ(……よく考えてみれば、この状況……結構、恥ずかしい)トントン
あやせ(だ、だって、お兄さんが好きって言ってくれたから……だから)
あやせ(離れたくないから、一緒に居たかったから……)
あやせ(でも、やっぱりまだ……信用は、できないかも)
あやせ(桐乃のためにお兄さんは……恋人と)
あやせ(いつか、わたしがそうなるかもしれない……だから、だから……)
あやせ(少しくらい、背伸びしても……大丈夫なはず……)
あやせ「……ごめんね、桐乃。わたし――」
あやせ(だ、だって、お兄さんが好きって言ってくれたから……だから)
あやせ(離れたくないから、一緒に居たかったから……)
あやせ(でも、やっぱりまだ……信用は、できないかも)
あやせ(桐乃のためにお兄さんは……恋人と)
あやせ(いつか、わたしがそうなるかもしれない……だから、だから……)
あやせ(少しくらい、背伸びしても……大丈夫なはず……)
あやせ「……ごめんね、桐乃。わたし――」
56 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 01:25:58.54 ID:Gft2kqyV0
京介(……三十分以上風呂掃除してたのか、だが煩悩は消えない)
あやせ「あっ、お兄さん、お疲れ様です」
京介「あれ? もう準備終わったのか?」
あやせ「はい、圧力鍋って便利ですよね。もうそろそろできますよ」
京介「あやせの肉じゃがか……幸せすぎて、明日俺死ぬかもな」
あやせ「し、死にません! 座って待っていてください!」
京介「その前にあやせのエプロン姿をもう一度……!」
あやせ「なっ……ぶ、ブチ○しますよ!?」
京介「わ、悪かったって! じゃあ、頼んだぞ!」
京介(……駄目だ、こうでもしねーと意識しちまう)
あやせ「あっ、お兄さん、お疲れ様です」
京介「あれ? もう準備終わったのか?」
あやせ「はい、圧力鍋って便利ですよね。もうそろそろできますよ」
京介「あやせの肉じゃがか……幸せすぎて、明日俺死ぬかもな」
あやせ「し、死にません! 座って待っていてください!」
京介「その前にあやせのエプロン姿をもう一度……!」
あやせ「なっ……ぶ、ブチ○しますよ!?」
京介「わ、悪かったって! じゃあ、頼んだぞ!」
京介(……駄目だ、こうでもしねーと意識しちまう)
57 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 01:28:31.46 ID:9xf7rIww0
これは支援せざるを得ない
盲腸がスゲー痛いけど
盲腸がスゲー痛いけど
58 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 01:31:32.53 ID:/gkp+41r0
>>57
奇遇だな
おれは腰がいたい
奇遇だな
おれは腰がいたい
60 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 01:33:09.49 ID:ujh7b/ALO
>>58
マジかよ
俺は心が痛い
マジかよ
俺は心が痛い
59 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 01:32:48.16 ID:Gft2kqyV0
あやせ「できました、今そっちへ持っていきますね」
京介「手伝わなくても大丈夫か?」
あやせ「では、ご飯をよそってください。後はやりますから大丈夫です」
京介「ああ、分かったよ。……でも、こういうの良いよな」
あやせ「こういうの、ですか?」
京介「何だか、夫婦って感じがするというか」
あやせ「なっ……何言ってるんですか!?」
京介「お、落ち着けって……冗談、冗談だよ」
あやせ「冗談……なんですか?」
京介「お、おう、冗談に決まってるだろ? ……あやせ?」
あやせ「……今、持っていきますね」
京介(……雰囲気が、また変わったような)
京介「手伝わなくても大丈夫か?」
あやせ「では、ご飯をよそってください。後はやりますから大丈夫です」
京介「ああ、分かったよ。……でも、こういうの良いよな」
あやせ「こういうの、ですか?」
京介「何だか、夫婦って感じがするというか」
あやせ「なっ……何言ってるんですか!?」
京介「お、落ち着けって……冗談、冗談だよ」
あやせ「冗談……なんですか?」
京介「お、おう、冗談に決まってるだろ? ……あやせ?」
あやせ「……今、持っていきますね」
京介(……雰囲気が、また変わったような)
64 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 01:39:08.28 ID:Gft2kqyV0
あやせ「どうぞ、失敗はしていないと思いますが……」
京介「……天国って、地上にあったんだな」
あやせ「またそうやって……ほら、冷める前に食べてください!」
京介「そうだな、では」
京介・あやせ「いただきます」
京介「んっ……んんっ!?」
あやせ「……どうですか?」
京介「……一つ、言ってもいいか?」
あやせ「は、はい……」
京介「……あやせさん、アンタ最高だよ。美味い! これすっげえ美味いよ!」
あやせ「良かった……どんどん食べてくださいね」
京介「……天国って、地上にあったんだな」
あやせ「またそうやって……ほら、冷める前に食べてください!」
京介「そうだな、では」
京介・あやせ「いただきます」
京介「んっ……んんっ!?」
あやせ「……どうですか?」
京介「……一つ、言ってもいいか?」
あやせ「は、はい……」
京介「……あやせさん、アンタ最高だよ。美味い! これすっげえ美味いよ!」
あやせ「良かった……どんどん食べてくださいね」
65 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 01:47:38.58 ID:Gft2kqyV0
あやせ「よく食べますね……そんなに食べてくれるとは思いませんでした」
京介「あやせの料理を残す訳が無いだろ? いやー、こんな美味いんだったらさ」
あやせ「な、何ですか?」
京介「あやせが毎日料理作ってくれたら最高だろうなー、って思ったんだよ」
あやせ「毎日……そ、それはさすがに無理だと思います」
京介「お、おいおい、冗談だって……本気で言ってねえから」
あやせ「……っ」
京介(……ん? またあやせの雰囲気が変わったような……)
あやせ「まだ食べられますよね? おかわり、いりますか?」
京介「あ、ああ、ありがとう(……気のせいか)」
京介「あやせの料理を残す訳が無いだろ? いやー、こんな美味いんだったらさ」
あやせ「な、何ですか?」
京介「あやせが毎日料理作ってくれたら最高だろうなー、って思ったんだよ」
あやせ「毎日……そ、それはさすがに無理だと思います」
京介「お、おいおい、冗談だって……本気で言ってねえから」
あやせ「……っ」
京介(……ん? またあやせの雰囲気が変わったような……)
あやせ「まだ食べられますよね? おかわり、いりますか?」
京介「あ、ああ、ありがとう(……気のせいか)」
67 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 01:51:20.25 ID:Gft2kqyV0
京介「ふー……食った食った、ごちそうさん」
あやせ「ええ、喜んでいただけたようで何よりです」
京介「洗い物は俺がやるからさ、あやせはゆっくり休んでてくれよ」
あやせ「分かりました、お願いしますね」
京介「あっ、今の内に風呂入っとくか?」
あやせ「……いえ、それは遠慮しておきます。先に家の方が入るべきですよ」
京介「んなこと気にしなくても良いんだけどな……まあ、そう言うならさっさと終わらせるか」
あやせ(だって、そうしないと……)
あやせ「ええ、喜んでいただけたようで何よりです」
京介「洗い物は俺がやるからさ、あやせはゆっくり休んでてくれよ」
あやせ「分かりました、お願いしますね」
京介「あっ、今の内に風呂入っとくか?」
あやせ「……いえ、それは遠慮しておきます。先に家の方が入るべきですよ」
京介「んなこと気にしなくても良いんだけどな……まあ、そう言うならさっさと終わらせるか」
あやせ(だって、そうしないと……)
68 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 01:54:59.80 ID:Gft2kqyV0
京介(よし、洗い物終わりっと。……あやせは、ん?)
あやせ「……すぅ、すぅ」
京介(ソファーに座ったまま寝ちまったのか……こう見ると、まだ中学生だよなー)
京介(……毛布くらいかけとくか、風邪ひかれたら困るしな)
京介(……よし、これでいいだろ。あやせが寝てる間に風呂に入るか……)
京介「……あやせ、ゆっくり休んでろよ。後で起こすからな」
あやせ「……すぅ、すぅ」
京介(なんて言っても寝てるんだけどな。あやせたんの寝顔マジ最高!)
京介(……んなことやってねえで風呂入らねーとな)
あやせ「……すぅ、すぅ」
京介(ソファーに座ったまま寝ちまったのか……こう見ると、まだ中学生だよなー)
京介(……毛布くらいかけとくか、風邪ひかれたら困るしな)
京介(……よし、これでいいだろ。あやせが寝てる間に風呂に入るか……)
京介「……あやせ、ゆっくり休んでろよ。後で起こすからな」
あやせ「……すぅ、すぅ」
京介(なんて言っても寝てるんだけどな。あやせたんの寝顔マジ最高!)
京介(……んなことやってねえで風呂入らねーとな)
69 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 01:56:45.25 ID:Gft2kqyV0
あやせ「…………」
あやせ(お兄さんは、行ったよね……)
あやせ「……だって、仕方ないよ。……不安なんだから」
あやせ(お兄さんは、行ったよね……)
あやせ「……だって、仕方ないよ。……不安なんだから」
73 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 02:08:01.45 ID:Gft2kqyV0
京介(……気のせいかもしれないが、風呂がいつもよりキレイな気がする)
京介(あんだけ念入りに掃除すりゃ、こうもなるか……)
京介(さっさと洗ってあやせに入ってもらわねーとな……)
京介(……あやせが風呂、か。……だからそれは考えるなって!)ワシャワシャ
京介(髪を洗っても何も変わんねー……体を洗ったら出るか、それがいいな)
「し、失礼します……」
京介「よう、あやせ。起きたの――なっ!? あ、あやせ!?」
あやせ「静かにしてください……近所迷惑になりますよ」
京介(あんだけ念入りに掃除すりゃ、こうもなるか……)
京介(さっさと洗ってあやせに入ってもらわねーとな……)
京介(……あやせが風呂、か。……だからそれは考えるなって!)ワシャワシャ
京介(髪を洗っても何も変わんねー……体を洗ったら出るか、それがいいな)
「し、失礼します……」
京介「よう、あやせ。起きたの――なっ!? あ、あやせ!?」
あやせ「静かにしてください……近所迷惑になりますよ」
74 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 02:10:41.53 ID:Gft2kqyV0
京介「お、お前……な、ななな、何でここに」
あやせ「……背中」
京介「はい……?」
あやせ「お背中……流します」
京介(あっ、これエロゲだ)
京介「って違う! ダメだ! それだけは絶対にダメだ!」
あやせ「で、でも……お兄さんにはお世話になっていますから」
京介「それとこれとは……はっ!」
あやせ「……ダメ、ですか?」
京介(だから上目遣い+涙目+弱々しい声は反則だって……)
あやせ「……わたしじゃ、ダメですか?」
京介「そ、それは――」
あやせ「……背中」
京介「はい……?」
あやせ「お背中……流します」
京介(あっ、これエロゲだ)
京介「って違う! ダメだ! それだけは絶対にダメだ!」
あやせ「で、でも……お兄さんにはお世話になっていますから」
京介「それとこれとは……はっ!」
あやせ「……ダメ、ですか?」
京介(だから上目遣い+涙目+弱々しい声は反則だって……)
あやせ「……わたしじゃ、ダメですか?」
京介「そ、それは――」
97 保守ありがとうございました 2012/04/18(水) 03:37:07.13 ID:jaSjbTWJ0
あやせ「お兄さん……どうですか? 痛くありませんか?」
京介(……負けたよ、もう勝てる気がしねーよ……情けねー)
あやせ「よいしょ……お兄さんの背中、大きいですね」ゴシゴシ
京介「男だったらこんなもんだろ……なあ、あやせ」
あやせ「はい、何ですか?」
京介「やっぱりさ……こういうのは、駄目だろ」
あやせ「……別にいやらしいことをしてる訳ではありません。わたしだってタオルを巻いてますから」
京介「だけどよ、親に嘘ついて男の家泊まって……一緒に風呂だぞ? さすがに……」
あやせ「わたしは桐乃の家、つまり高坂家に泊まりに来ました。嘘は言ってませんよ」
京介「そういう問題じゃ……」
あやせ「……背中、洗い終わりましたよ」
京介「ありがとよ。じゃあ、ここでお前はあがって――お、おい!」
あやせ「ま、まだ洗い終わってません! 前が……」
京介「そこは自分で洗う! タオルを貸せ!」グイッ
あやせ「あっ……」
京介(……負けたよ、もう勝てる気がしねーよ……情けねー)
あやせ「よいしょ……お兄さんの背中、大きいですね」ゴシゴシ
京介「男だったらこんなもんだろ……なあ、あやせ」
あやせ「はい、何ですか?」
京介「やっぱりさ……こういうのは、駄目だろ」
あやせ「……別にいやらしいことをしてる訳ではありません。わたしだってタオルを巻いてますから」
京介「だけどよ、親に嘘ついて男の家泊まって……一緒に風呂だぞ? さすがに……」
あやせ「わたしは桐乃の家、つまり高坂家に泊まりに来ました。嘘は言ってませんよ」
京介「そういう問題じゃ……」
あやせ「……背中、洗い終わりましたよ」
京介「ありがとよ。じゃあ、ここでお前はあがって――お、おい!」
あやせ「ま、まだ洗い終わってません! 前が……」
京介「そこは自分で洗う! タオルを貸せ!」グイッ
あやせ「あっ……」
99 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 03:43:58.83 ID:jaSjbTWJ0
京介「……おい、あやせ。なんであがんねーんだよ」
あやせ「……今あがったら、風邪をひいてしまいますから」
京介「いや、見られてたら洗いづらいんだけど……」
あやせ「……目を瞑っていますから、それで良いですよね?」
京介「駄目だって言ってんだろうが! ……頼む、出てってくれ!」
あやせ「……わたし、何もしません。それなのに……どうして追い出そうとするんですか?」
京介「分かってくれよ……お前もこれが駄目なことってのは理解してんだろ?」
あやせ「……はい」
京介「だったら、今は出てくれ……どうしても出ないんだったら、俺があがる」
あやせ「ま、待ってください……だって、お兄さんが……お兄さんが悪いんです」
京介「……あやせ?」
あやせ「……今あがったら、風邪をひいてしまいますから」
京介「いや、見られてたら洗いづらいんだけど……」
あやせ「……目を瞑っていますから、それで良いですよね?」
京介「駄目だって言ってんだろうが! ……頼む、出てってくれ!」
あやせ「……わたし、何もしません。それなのに……どうして追い出そうとするんですか?」
京介「分かってくれよ……お前もこれが駄目なことってのは理解してんだろ?」
あやせ「……はい」
京介「だったら、今は出てくれ……どうしても出ないんだったら、俺があがる」
あやせ「ま、待ってください……だって、お兄さんが……お兄さんが悪いんです」
京介「……あやせ?」
100 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 03:51:35.21 ID:jaSjbTWJ0
あやせ「お兄さん……さっきから夫婦みたいだ、とか毎日食べたい、とか言ってましたよね?」
京介「あ、ああ……それが嫌だったのか?」
あやせ「……違います、とても嬉しかったです。でも、お兄さんはその後……」
あやせ「全部、冗談って言いました。わたしはそうなれば良いな、って思ったのに……お兄さんは」
京介「それは……そういう意味じゃ」
あやせ「分かってます、でも……それが冗談って言われると……全部、嘘なんじゃないかって」
京介「ち、違う! 今こうしてるのは嘘なんかじゃ……」
あやせ「……お兄さんがそんな人じゃないって信じています。でも、信じられない自分も居るんです……」
京介(……俺が深く考えないで言ったことで不安にさせてたのか)
京介(いや、今まで不安にさせるようなことばっかしちまってたんだ……)
京介(……だったら、不安を取り除いていくしかねーよな)
京介「あ、ああ……それが嫌だったのか?」
あやせ「……違います、とても嬉しかったです。でも、お兄さんはその後……」
あやせ「全部、冗談って言いました。わたしはそうなれば良いな、って思ったのに……お兄さんは」
京介「それは……そういう意味じゃ」
あやせ「分かってます、でも……それが冗談って言われると……全部、嘘なんじゃないかって」
京介「ち、違う! 今こうしてるのは嘘なんかじゃ……」
あやせ「……お兄さんがそんな人じゃないって信じています。でも、信じられない自分も居るんです……」
京介(……俺が深く考えないで言ったことで不安にさせてたのか)
京介(いや、今まで不安にさせるようなことばっかしちまってたんだ……)
京介(……だったら、不安を取り除いていくしかねーよな)
101 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 03:56:54.53 ID:jaSjbTWJ0
あやせ「ご、ごめんなさい……わたし、自分でもよく分からなくて……失礼します」
京介「待てよ、あやせ。……好きにしてくれ」
あやせ「……えっ?」
京介「俺のせいで不安にさせたんだ……謝る、悪かったな」
あやせ「お兄さん……」
京介「だから風呂に入るなりそこに居るなり、お前の好きにしてくれ……これでいいか?」
あやせ「は、はい……お兄さん、やっぱり優しいですね」
京介「……甘いだけかもしれねーけどな」
あやせ「ふふ……では、早速ですが」ハラッ
京介「……へっ? な、なぜタオルを……」
あやせ「わたしの背中……流してくれますか?」
京介(……俺、捕まるな)
京介「待てよ、あやせ。……好きにしてくれ」
あやせ「……えっ?」
京介「俺のせいで不安にさせたんだ……謝る、悪かったな」
あやせ「お兄さん……」
京介「だから風呂に入るなりそこに居るなり、お前の好きにしてくれ……これでいいか?」
あやせ「は、はい……お兄さん、やっぱり優しいですね」
京介「……甘いだけかもしれねーけどな」
あやせ「ふふ……では、早速ですが」ハラッ
京介「……へっ? な、なぜタオルを……」
あやせ「わたしの背中……流してくれますか?」
京介(……俺、捕まるな)
102 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 04:04:26.25 ID:jaSjbTWJ0
京介「い、いや、あやせ? それはさすがに……」
あやせ「……さっき約束したばかりなのに、すぐに破ろうとする。やっぱりわたしのことは……」ブツブツ
京介(あやせの瞳から光彩が消えていく……これは、危険だ)
京介「わ、分かった! 背中は洗う……背中だけだぞ!?」
あやせ「では……お願いします」
京介「えーと、タオルにボディソープを……」
あやせ「待ってください。……わたしがモデルをやってるのは知っていますよね?」
京介「あ、ああ……それがどうかしたのか?」
あやせ「タオルで洗うと肌が傷つくらしいんです……だから、その」
京介「えっ? お、おい……まさか」
あやせ「……手で、優しく洗ってください」
あやせ「……さっき約束したばかりなのに、すぐに破ろうとする。やっぱりわたしのことは……」ブツブツ
京介(あやせの瞳から光彩が消えていく……これは、危険だ)
京介「わ、分かった! 背中は洗う……背中だけだぞ!?」
あやせ「では……お願いします」
京介「えーと、タオルにボディソープを……」
あやせ「待ってください。……わたしがモデルをやってるのは知っていますよね?」
京介「あ、ああ……それがどうかしたのか?」
あやせ「タオルで洗うと肌が傷つくらしいんです……だから、その」
京介「えっ? お、おい……まさか」
あやせ「……手で、優しく洗ってください」
105 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 04:10:53.65 ID:jaSjbTWJ0
京介「お、お前の背中を……手で洗えって言うのか!?」
あやせ「……さっき、何でもしてやるって言いましたよね?」
京介「いや、言ってねえぞ!? 俺が言ったのは好 あやせ「言いましたよね?」
京介(あやせの瞳が……もう知らねえ! とことん流されればいいんだろ!?)
京介「……手にボディソープをつけ、泡立てて」
あやせ「早く、してください……」
京介「……いくぞ、失礼します!」ヌルッ
あやせ(……あっ、お兄さんの手が、わたしの背中に)
京介(中学生の肌に触れてんのか……しかも風呂場で)
京介(……親父に捕まったりしねーよな)
あやせ「……さっき、何でもしてやるって言いましたよね?」
京介「いや、言ってねえぞ!? 俺が言ったのは好 あやせ「言いましたよね?」
京介(あやせの瞳が……もう知らねえ! とことん流されればいいんだろ!?)
京介「……手にボディソープをつけ、泡立てて」
あやせ「早く、してください……」
京介「……いくぞ、失礼します!」ヌルッ
あやせ(……あっ、お兄さんの手が、わたしの背中に)
京介(中学生の肌に触れてんのか……しかも風呂場で)
京介(……親父に捕まったりしねーよな)
107 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 04:18:30.08 ID:jaSjbTWJ0
京介「……やっぱり、女の子の背中って広くは無いよな」
あやせ「そうです……んんっ……」
京介「お、おい! そんな変な声出すなよ……」
あやせ「だって……お兄さんが変なところに手、を……はうっ……!」
京介「だ、だから変な声を出すなって!」
あやせ「……そんなこと言っても、手は止めないんですね」
京介「……いや、それはだな」
あやせ「わたしの肌……触ってて楽しいですか?」
京介「……まあ、悪い気はしないな」
あやせ「お兄さん、良かったら……前も、洗ってくれませんか?」
京介「ま、前って……お前」
あやせ「そうです……んんっ……」
京介「お、おい! そんな変な声出すなよ……」
あやせ「だって……お兄さんが変なところに手、を……はうっ……!」
京介「だ、だから変な声を出すなって!」
あやせ「……そんなこと言っても、手は止めないんですね」
京介「……いや、それはだな」
あやせ「わたしの肌……触ってて楽しいですか?」
京介「……まあ、悪い気はしないな」
あやせ「お兄さん、良かったら……前も、洗ってくれませんか?」
京介「ま、前って……お前」
111 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 04:32:54.74 ID:jaSjbTWJ0
あやせ「どこのことだと思ったんですか……変態」
京介「仕方ねーだろ!? 前って言われたら……その」
あやせ「……お兄さん、手をわたしの体の前まで出してください」
京介「えっ? こ、こうか……? でも、これだと後ろから抱きしめるみたいな形で何だか……」
あやせ「お兄さんが、想像したのは……」グイッ
京介「あ、あやせ……?」
あやせ「……ここ、ですか?」
京介「お、お前……何をしてんのか分かってんのか?」
あやせ「……はい、お兄さんの手を……わたしの胸に」
京介「ば、馬鹿! あやせ、俺は……」
京介「仕方ねーだろ!? 前って言われたら……その」
あやせ「……お兄さん、手をわたしの体の前まで出してください」
京介「えっ? こ、こうか……? でも、これだと後ろから抱きしめるみたいな形で何だか……」
あやせ「お兄さんが、想像したのは……」グイッ
京介「あ、あやせ……?」
あやせ「……ここ、ですか?」
京介「お、お前……何をしてんのか分かってんのか?」
あやせ「……はい、お兄さんの手を……わたしの胸に」
京介「ば、馬鹿! あやせ、俺は……」
115 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 04:40:38.49 ID:jaSjbTWJ0
あやせ「……お兄さんは優しい人ですから、こんなのダメだって言ってくれると思います」
京介「……分かってんだったら、もうやめようぜ」
あやせ「それでも、お兄さんは手を力づくで振りほどけるはずです……どうしてそうしないんですか?」
京介「……それは」
あやせ「……お兄さんだって、わたしの体に少しは興味あるはずです。手を離さないのがその証拠です」
京介「…………」
あやせ「正直になってください……わたしは、何をされても良いですから……」
京介「……俺が手を離さない理由か。言っても良いのか?」
あやせ「……言わなくても分かってます、わたしの体を好きにしてください」
京介「はあ……違うんだ、あやせ。……お前の体、さっきから震えてるんだよ」
あやせ「えっ……?」
京介「……分かってんだったら、もうやめようぜ」
あやせ「それでも、お兄さんは手を力づくで振りほどけるはずです……どうしてそうしないんですか?」
京介「……それは」
あやせ「……お兄さんだって、わたしの体に少しは興味あるはずです。手を離さないのがその証拠です」
京介「…………」
あやせ「正直になってください……わたしは、何をされても良いですから……」
京介「……俺が手を離さない理由か。言っても良いのか?」
あやせ「……言わなくても分かってます、わたしの体を好きにしてください」
京介「はあ……違うんだ、あやせ。……お前の体、さっきから震えてるんだよ」
あやせ「えっ……?」
116 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 04:47:07.40 ID:jaSjbTWJ0
京介「気付いてなかったのか? さっきから小刻みに震えてんだよ」
あやせ「そ、そんな……」
京介「……本当は怖いんだろ? 無理すんなよ、なっ?」
あやせ「わたし……お兄さんが、他の誰かに……桐乃に……取られちゃうと思って」
京介「本当にそればっかだな……だからそんなこと無いって、信じてくれよ」
あやせ「何度聞いても不安は消えないんです……だから、わたしを求めてくれれば」
京介「だから風呂に突撃したり、背中や胸を触らせて誘うようなことをしたって訳か……」
あやせ「……ご、ごめんなさい……わたし、こんな嫌な女の子じゃ」
京介「……あやせ、こっち向いてくれるか?」
あやせ「今は……ダメです、お兄さんの顔……今はみたくありません」
京介(……こんなになっちまったのも俺のせいか、だったら)
あやせ「そ、そんな……」
京介「……本当は怖いんだろ? 無理すんなよ、なっ?」
あやせ「わたし……お兄さんが、他の誰かに……桐乃に……取られちゃうと思って」
京介「本当にそればっかだな……だからそんなこと無いって、信じてくれよ」
あやせ「何度聞いても不安は消えないんです……だから、わたしを求めてくれれば」
京介「だから風呂に突撃したり、背中や胸を触らせて誘うようなことをしたって訳か……」
あやせ「……ご、ごめんなさい……わたし、こんな嫌な女の子じゃ」
京介「……あやせ、こっち向いてくれるか?」
あやせ「今は……ダメです、お兄さんの顔……今はみたくありません」
京介(……こんなになっちまったのも俺のせいか、だったら)
118 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 04:52:47.71 ID:jaSjbTWJ0
京介「ほら、とりあえずこっち向いてくれよ」
あやせ「……嫌です、きっとこんなわたしに呆れてるでしょうから」
京介「呆れてないからさ、あやせの顔、見せてくれって」
あやせ「……怒りませんか?」
京介「怒らないし呆れもしない、安心しろ」
あやせ「……分かりました、こうです――んっ……!?」
京介「……んっ、はぁ……ほら、怒ってねーだろ?」
あやせ「い、今……わ、わたしに……き、ききき……」
京介「おう! あやせたんの唇に熱いキスを――ごはっ!?」
あやせ「へ、変態! 変態変態変態! 死ね! お兄さんの馬鹿!」
京介「な、何も殴らなくても……」
あやせ「……嫌です、きっとこんなわたしに呆れてるでしょうから」
京介「呆れてないからさ、あやせの顔、見せてくれって」
あやせ「……怒りませんか?」
京介「怒らないし呆れもしない、安心しろ」
あやせ「……分かりました、こうです――んっ……!?」
京介「……んっ、はぁ……ほら、怒ってねーだろ?」
あやせ「い、今……わ、わたしに……き、ききき……」
京介「おう! あやせたんの唇に熱いキスを――ごはっ!?」
あやせ「へ、変態! 変態変態変態! 死ね! お兄さんの馬鹿!」
京介「な、何も殴らなくても……」
120 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 05:00:27.80 ID:jaSjbTWJ0
京介「あのー……あやせさん?」
あやせ「……何ですか?」
京介「その……怒ってますよね?」
あやせ「ええ、怒っていますし呆れてもいますよ、急に中学生にキスした変態のお兄さん」
京介「なんかこう、ゾクッってくる言い方だな、それ……」
あやせ「なっ……! 喋るな変態! ……酷いです」
京介「わ、悪かったって! でも、ほら……キスしたいくらい好きって訳だから、もう心配しなくても」
あやせ「……桐乃にキスしたいって思いますか?」
京介「これっぽっちも思わねーよ」
あやせ「……他の女の人はどうですか?」
京介「あやせだけだって……こんなこと、何度も言わせるなよ」
あやせ「……分かりました、今回だけは特別に信じてあげます」
京介(……はあ、これで大丈夫か。一時はどうなるかと……)
あやせ「では、わたしを安心させるために――」
京介「……はい?」
あやせ「……何ですか?」
京介「その……怒ってますよね?」
あやせ「ええ、怒っていますし呆れてもいますよ、急に中学生にキスした変態のお兄さん」
京介「なんかこう、ゾクッってくる言い方だな、それ……」
あやせ「なっ……! 喋るな変態! ……酷いです」
京介「わ、悪かったって! でも、ほら……キスしたいくらい好きって訳だから、もう心配しなくても」
あやせ「……桐乃にキスしたいって思いますか?」
京介「これっぽっちも思わねーよ」
あやせ「……他の女の人はどうですか?」
京介「あやせだけだって……こんなこと、何度も言わせるなよ」
あやせ「……分かりました、今回だけは特別に信じてあげます」
京介(……はあ、これで大丈夫か。一時はどうなるかと……)
あやせ「では、わたしを安心させるために――」
京介「……はい?」
122 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 05:07:50.14 ID:jaSjbTWJ0
京介「……なんで一緒に風呂に入ってんだろうな」
あやせ「お兄さんが言ったんですよ……わたしの体が震えてるから、離したくないって」
京介「いや、言ったけど……後ろから抱きしめる形ってのは、なあ」
あやせ「……こうすれば、前は見られません」
京介(今更そこを気にすんのかよ……)
あやせ「はあ……気持ちいいですね」
京介「あ、ああ……(今はそれどころではないけどな……)」
京介(さっきから元気になっちまったマイサンが……あやせの尻に触れてしまえば)
京介(コークスクリューで一発KOは間違いない……それだけは避けるんだ)
あやせ「……お兄さん? どうして、さっきから少し離れようとしてるんですか?」
京介「ん? な、何のことだ?」
あやせ「お兄さんが言ったんですよ……わたしの体が震えてるから、離したくないって」
京介「いや、言ったけど……後ろから抱きしめる形ってのは、なあ」
あやせ「……こうすれば、前は見られません」
京介(今更そこを気にすんのかよ……)
あやせ「はあ……気持ちいいですね」
京介「あ、ああ……(今はそれどころではないけどな……)」
京介(さっきから元気になっちまったマイサンが……あやせの尻に触れてしまえば)
京介(コークスクリューで一発KOは間違いない……それだけは避けるんだ)
あやせ「……お兄さん? どうして、さっきから少し離れようとしてるんですか?」
京介「ん? な、何のことだ?」
124 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 05:15:43.83 ID:jaSjbTWJ0
あやせ「とぼけないでください! もっとくっつきたいのに……お兄さんがさっきから」
京介「き、気のせいだろ……」
あやせ「……やっぱり、わたしなんか……さっきまでのは全部、嘘で」
京介(……マズイ! このままではさっきの繰り返しに……どうする、どうすれば)
あやせ「お兄さん、正直に言ってください……迷惑、ですか?」
京介(……あやせのことを気遣って、また不安にさせたら意味ねーか)
京介「……分かったよ、正直に言おう。あやせ、もっとくっつけ」
あやせ「えっ? は、はい……こうです――っ!? お、お兄さん……?」
京介「……何だ、あやせ」
あやせ「あ、あの……お尻に、その……何か硬いものが……」
京介「……これが密着できなかった理由だ、分かったな?」
あやせ「へ、変態! お兄さんはやっぱり変態です!」
京介「……おい、あやせ。これだけは言わせてくれ」
京介「き、気のせいだろ……」
あやせ「……やっぱり、わたしなんか……さっきまでのは全部、嘘で」
京介(……マズイ! このままではさっきの繰り返しに……どうする、どうすれば)
あやせ「お兄さん、正直に言ってください……迷惑、ですか?」
京介(……あやせのことを気遣って、また不安にさせたら意味ねーか)
京介「……分かったよ、正直に言おう。あやせ、もっとくっつけ」
あやせ「えっ? は、はい……こうです――っ!? お、お兄さん……?」
京介「……何だ、あやせ」
あやせ「あ、あの……お尻に、その……何か硬いものが……」
京介「……これが密着できなかった理由だ、分かったな?」
あやせ「へ、変態! お兄さんはやっぱり変態です!」
京介「……おい、あやせ。これだけは言わせてくれ」
127 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 05:26:18.32 ID:jaSjbTWJ0
京介「……確かに、こんな良い雰囲気でこんな状態にしちまったのは問題だろう。だが――」
あやせ「お、お兄さん……?」
京介「あやせ、お前は何も悪くないのか? そんな体を押し当てて来て、悪くないって言えんのか?」
京介「背中を素手で触らせ、そのまま胸まで触らせる……しかも甘い吐息付きだ」
京介「それでも、俺が悪いって言えるのか? 俺だけのせいって言えるのか!?」
あやせ「それは……」
京介「はっきり言おう……俺を興奮させたあやせが悪い! お前が可愛くてなおかつエロかったのが悪いんだ!」
あやせ「え、エロ……し、死ね! 変態!」
京介「……ん? 良く考えれば、俺が変態だって知っているのに付き合う……つまり、それを了承したも当然」
あやせ「えっ? な、何を……」
京介「そうか……あやせは変態な俺のことが好きってことか! だったら何も恥ずかしがらなくて良いじゃないか!」
京介「よーし、そうと分かったらあやせにもっと密着して――ぐほっ!?」
あやせ「はぁ、はぁ……落ち着きましたか?」
京介「……はい、落ち着きました」
あやせ「お、お兄さん……?」
京介「あやせ、お前は何も悪くないのか? そんな体を押し当てて来て、悪くないって言えんのか?」
京介「背中を素手で触らせ、そのまま胸まで触らせる……しかも甘い吐息付きだ」
京介「それでも、俺が悪いって言えるのか? 俺だけのせいって言えるのか!?」
あやせ「それは……」
京介「はっきり言おう……俺を興奮させたあやせが悪い! お前が可愛くてなおかつエロかったのが悪いんだ!」
あやせ「え、エロ……し、死ね! 変態!」
京介「……ん? 良く考えれば、俺が変態だって知っているのに付き合う……つまり、それを了承したも当然」
あやせ「えっ? な、何を……」
京介「そうか……あやせは変態な俺のことが好きってことか! だったら何も恥ずかしがらなくて良いじゃないか!」
京介「よーし、そうと分かったらあやせにもっと密着して――ぐほっ!?」
あやせ「はぁ、はぁ……落ち着きましたか?」
京介「……はい、落ち着きました」
129 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 05:34:36.23 ID:jaSjbTWJ0
あやせ「……中学生に欲情するなんて、変態にも程があります」
京介「ち、違う! 俺は中学生じゃなくて、あやせに欲情したんだ!」
あやせ「……同じだと思いますけど」
京介「全然違うだろ! 桐乃や加奈子にはこんなこと思わねーって!」
あやせ「……分かりました。今回は許してあげます」
京介「ほ、本当か? はあ……嫌われたらどうしようかと」
あやせ「でも、不思議ですね……さっきまで不安ばっかりだったのに、今は全然」
あやせ「……お兄さんのそばに、ずっと居れば、ずっとこうやって過ごせるのかな」
京介「だったら、ずっと一緒に居てみるか? あやせがそれで良ければの話だけどな」
あやせ「……嘘、つかないでくださいね」
京介「ああ、通報されたくないからな。あやせのそばに居るよ」
あやせ「……意地悪」
京介「ち、違う! 俺は中学生じゃなくて、あやせに欲情したんだ!」
あやせ「……同じだと思いますけど」
京介「全然違うだろ! 桐乃や加奈子にはこんなこと思わねーって!」
あやせ「……分かりました。今回は許してあげます」
京介「ほ、本当か? はあ……嫌われたらどうしようかと」
あやせ「でも、不思議ですね……さっきまで不安ばっかりだったのに、今は全然」
あやせ「……お兄さんのそばに、ずっと居れば、ずっとこうやって過ごせるのかな」
京介「だったら、ずっと一緒に居てみるか? あやせがそれで良ければの話だけどな」
あやせ「……嘘、つかないでくださいね」
京介「ああ、通報されたくないからな。あやせのそばに居るよ」
あやせ「……意地悪」
131 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 05:39:46.82 ID:jaSjbTWJ0
京介「……よし、そろそろあがるか」
あやせ「そうですね……お兄さん、着替えを貸してくれますか」
京介「ああ、そうだったな。じゃあ、桐乃の服を用意すれば……」
あやせ「ま、待ってください。それは駄目です!」
京介「えっ? 桐乃の服なら着られるだろ?」
あやせ「……わたしが着て、それを桐乃が勘付いたらどうするんですか」
京介「あっ……確かに」
あやせ「だからわたしには、お兄さんの服を貸してください」
京介「分かった、ちょっと待ってろよ」
あやせ(お兄さんが服を取りに行ってる間に、髪でも拭いておこうかな……あれ?)
あやせ(これは……お兄さんの、Yシャツ)
あやせ「…………」
あやせ「…………」スンスン
あやせ(……んっ、なんか……変な感じ)
あやせ「そうですね……お兄さん、着替えを貸してくれますか」
京介「ああ、そうだったな。じゃあ、桐乃の服を用意すれば……」
あやせ「ま、待ってください。それは駄目です!」
京介「えっ? 桐乃の服なら着られるだろ?」
あやせ「……わたしが着て、それを桐乃が勘付いたらどうするんですか」
京介「あっ……確かに」
あやせ「だからわたしには、お兄さんの服を貸してください」
京介「分かった、ちょっと待ってろよ」
あやせ(お兄さんが服を取りに行ってる間に、髪でも拭いておこうかな……あれ?)
あやせ(これは……お兄さんの、Yシャツ)
あやせ「…………」
あやせ「…………」スンスン
あやせ(……んっ、なんか……変な感じ)
132 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 05:45:14.06 ID:jaSjbTWJ0
あやせ(そこまで汗臭い訳じゃない……でも、匂いが無い訳でもない)
あやせ(嫌とは思わない……どっちかって言うと……)スンスン
あやせ(……良い匂い、かも)
あやせ(なんか、こう……胸がきゅってなるような……不思議な)スンスン
あやせ(ちょ、ちょっと着てみようかな……よっ……わっ、大きい)
あやせ(やっぱり男の人って、全然体格が違う……それに、匂いも)スンスン
あやせ(……不思議と落ち着く、お兄さんに包まれているような)
あやせ(この匂い……もっと、もっと……欲し――)
京介「あやせ、とりあえずスウェット、を……えっ?」
あやせ「あっ」
あやせ(嫌とは思わない……どっちかって言うと……)スンスン
あやせ(……良い匂い、かも)
あやせ(なんか、こう……胸がきゅってなるような……不思議な)スンスン
あやせ(ちょ、ちょっと着てみようかな……よっ……わっ、大きい)
あやせ(やっぱり男の人って、全然体格が違う……それに、匂いも)スンスン
あやせ(……不思議と落ち着く、お兄さんに包まれているような)
あやせ(この匂い……もっと、もっと……欲し――)
京介「あやせ、とりあえずスウェット、を……えっ?」
あやせ「あっ」
137 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 05:54:45.33 ID:jaSjbTWJ0
京介「あやせ……? それは、俺のYシャツ、だよな……」
あやせ「あ、あの……これは、その……」
京介「……今、嗅いでたよな?」
あやせ「き、気のせいです! 何でわたしがお兄さんのシャツを嗅がなきゃいけないんですか!?」
京介「じゃあ、もう一つ聞くけど……何で着てるんだ?」
あやせ「……っ! それは……」
京介「……それは?」
あやせ「……良い匂いが、したんです」
京介「はい?」
あやせ「あ、あの……これは、その……」
京介「……今、嗅いでたよな?」
あやせ「き、気のせいです! 何でわたしがお兄さんのシャツを嗅がなきゃいけないんですか!?」
京介「じゃあ、もう一つ聞くけど……何で着てるんだ?」
あやせ「……っ! それは……」
京介「……それは?」
あやせ「……良い匂いが、したんです」
京介「はい?」
138 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 05:57:41.31 ID:jaSjbTWJ0
あやせ「お兄さんのシャツを嗅いだら良い匂いがして、そのまま着てみようってなったんです! 悪いですか!?」
京介「わ、悪くは無いと思います……」
あやせ「じゃあこれ以上聞かないでください! 先に部屋に行ってます!」
京介「あ、あの……着替えは」
あやせ「このシャツでいいです、ダメですか!?」
京介「……もう好きにしてくれ」
あやせ(……お兄さんの、バカ)
京介「わ、悪くは無いと思います……」
あやせ「じゃあこれ以上聞かないでください! 先に部屋に行ってます!」
京介「あ、あの……着替えは」
あやせ「このシャツでいいです、ダメですか!?」
京介「……もう好きにしてくれ」
あやせ(……お兄さんの、バカ)
141 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 06:14:03.05 ID:jaSjbTWJ0
あやせ「…………」
京介(あやせが俺の部屋に入ってから数分、ずっと黙ったまま……そろそろ話しかけねーと)
京介「な、なあ、あやせ。お前はどこで寝るんだ?」
あやせ「……留守の部屋で寝る訳にはいきませんから……ここで、寝ます」
京介「そ、そっか……じゃあ、俺は」
あやせ「……待ってください」
京介「何だよ、あやせ(なんとなく予想はついてるけどな……)」
あやせ「……お兄さんと一緒に、この部屋で寝たいです」
京介「……やっぱりそうくるのか」
あやせ「だ、だって……せっかく一緒に居るために泊まりに来たんですよ……」
京介「分かったよ、恥ずかしいけど……一緒に寝るか」
あやせ「……ありがとう、ございます」
京介(……Yシャツから少し下着が、水色か)
あやせ「……お兄さん? どこ見てるんですか?」
京介「な、何でも無いって」
京介(あやせが俺の部屋に入ってから数分、ずっと黙ったまま……そろそろ話しかけねーと)
京介「な、なあ、あやせ。お前はどこで寝るんだ?」
あやせ「……留守の部屋で寝る訳にはいきませんから……ここで、寝ます」
京介「そ、そっか……じゃあ、俺は」
あやせ「……待ってください」
京介「何だよ、あやせ(なんとなく予想はついてるけどな……)」
あやせ「……お兄さんと一緒に、この部屋で寝たいです」
京介「……やっぱりそうくるのか」
あやせ「だ、だって……せっかく一緒に居るために泊まりに来たんですよ……」
京介「分かったよ、恥ずかしいけど……一緒に寝るか」
あやせ「……ありがとう、ございます」
京介(……Yシャツから少し下着が、水色か)
あやせ「……お兄さん? どこ見てるんですか?」
京介「な、何でも無いって」
143 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 06:28:34.64 ID:jaSjbTWJ0
京介「……まあ、一緒に寝るってのはなんとなくそうなるだろうって思ってたよ」
あやせ「それなら問題ないですよね」
京介「それでも……一緒のベッドで寝るってのは、さすがに」
あやせ「わたしはお兄さんを床に寝させたくはありません」
京介「その気持ちはすっげー嬉しいんだけどさ……今は迷惑というか」
あやせ「……お兄さん、わたしと一緒に寝てくれませんか?」
京介(……上目遣い+涙目+弱々しい声。しかし、これは耐えるんだ……耐えろ、耐えろ……!)
あやせ「そうですか……分かりました」
京介(おっ……諦めてくれたか)
あやせ「……わたしは、そんなに魅力ないんですね。うん、まだ中学生だし……やっぱりお兄さんには」
京介(あ、あれ……? 何だこの展開は……)
あやせ「……っ、わたしなんて……っ……やっぱり、お兄さんには……釣り合わ……っ」
京介「だー! 分かった、分かったから! ……一緒のベッドで良いんだな」
あやせ(……や、やったー……ごめんなさい、お兄さん)
あやせ「それなら問題ないですよね」
京介「それでも……一緒のベッドで寝るってのは、さすがに」
あやせ「わたしはお兄さんを床に寝させたくはありません」
京介「その気持ちはすっげー嬉しいんだけどさ……今は迷惑というか」
あやせ「……お兄さん、わたしと一緒に寝てくれませんか?」
京介(……上目遣い+涙目+弱々しい声。しかし、これは耐えるんだ……耐えろ、耐えろ……!)
あやせ「そうですか……分かりました」
京介(おっ……諦めてくれたか)
あやせ「……わたしは、そんなに魅力ないんですね。うん、まだ中学生だし……やっぱりお兄さんには」
京介(あ、あれ……? 何だこの展開は……)
あやせ「……っ、わたしなんて……っ……やっぱり、お兄さんには……釣り合わ……っ」
京介「だー! 分かった、分かったから! ……一緒のベッドで良いんだな」
あやせ(……や、やったー……ごめんなさい、お兄さん)
144 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 06:42:11.82 ID:jaSjbTWJ0
京介「……電気、消すぞ」
あやせ「……はい。お兄さん、もう少しそっちに行っても良いですか?」
京介「ああ、狭くて悪いな。少しでも広く使ってくれよ」
あやせ「大丈夫です。……狭い方が、密着できるから嬉しいです」
京介「……しかし、不思議なもんだな」
あやせ「何がですか?」
京介「何って、あやせとこんな関係になってることがだよ」
あやせ「……そうですね、わたしもまだ少し疑ってます」
京介「俺の妹の友達がこんなにデレるわけがない、って感じだな」
あやせ「で、デレるって……そんな風に言わないでください」
あやせ「……はい。お兄さん、もう少しそっちに行っても良いですか?」
京介「ああ、狭くて悪いな。少しでも広く使ってくれよ」
あやせ「大丈夫です。……狭い方が、密着できるから嬉しいです」
京介「……しかし、不思議なもんだな」
あやせ「何がですか?」
京介「何って、あやせとこんな関係になってることがだよ」
あやせ「……そうですね、わたしもまだ少し疑ってます」
京介「俺の妹の友達がこんなにデレるわけがない、って感じだな」
あやせ「で、デレるって……そんな風に言わないでください」
145 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 06:52:28.27 ID:jaSjbTWJ0
京介「……考えてみろよ、俺とお前が恋人だぞ。昨日まで変態、死ねって言われてたのにさ」
あやせ「それ、今でも言ってますけど」
京介「でも、今は愛情表現みたいなもんだろ? 全然違うって」
あやせ「あ、愛情表現なんかじゃありません……」
京介「……それに、キスもしちまったしな」
あやせ「……そういえば、お兄さん」
京介「ん? どうした?」
あやせ「……お兄さんは今まで、他の女の人と……その、キスしたことあるんですか?」
京介「……それ、聞いてどうするんだ?」
あやせ「……どうもしません、ただ気になっただけです。……何だか、慣れてるような気がしたので」
京介「そ、そうか……まあ、そういうのは知らなくても良いんじゃねえか? 過去のことだし……」
あやせ「……その態度、何か隠していませんか?」
京介(す、鋭い……つーか目が怖いんだって)
あやせ「それ、今でも言ってますけど」
京介「でも、今は愛情表現みたいなもんだろ? 全然違うって」
あやせ「あ、愛情表現なんかじゃありません……」
京介「……それに、キスもしちまったしな」
あやせ「……そういえば、お兄さん」
京介「ん? どうした?」
あやせ「……お兄さんは今まで、他の女の人と……その、キスしたことあるんですか?」
京介「……それ、聞いてどうするんだ?」
あやせ「……どうもしません、ただ気になっただけです。……何だか、慣れてるような気がしたので」
京介「そ、そうか……まあ、そういうのは知らなくても良いんじゃねえか? 過去のことだし……」
あやせ「……その態度、何か隠していませんか?」
京介(す、鋭い……つーか目が怖いんだって)
148 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 07:04:01.02 ID:jaSjbTWJ0
あやせ「……初めてじゃないんですね?」
京介「い、いや……どうなんだろうな?」
あやせ「……とぼけないでください! またそうやって、わたしを不安にさせるんですか……?」
京介「そんなこと知らなくても、別に問題は……」
あやせ「……知りたいんです、お兄さんが今まで何をしてきたのか、誰がすきだったのか……」
京介「あ、あやせさん?」
あやせ「全部、全部知りたい……わたしのことが本当に好きなのかも、桐乃のことをどう思ってるのかも……」
京介「もしもーし? ……あやせさん?」
あやせ「もしかしたら、他の誰かを……やっぱり、怖い……だから、だからだから 京介「あやせ!」
あやせ「……あっ、ご、ごめんなさい……わたし、何言ってんだろ」
京介「はあ……分かったよ、正直に言う。キスはしたっつーか……されたことはある」
あやせ「……っ!」
京介「い、いや……どうなんだろうな?」
あやせ「……とぼけないでください! またそうやって、わたしを不安にさせるんですか……?」
京介「そんなこと知らなくても、別に問題は……」
あやせ「……知りたいんです、お兄さんが今まで何をしてきたのか、誰がすきだったのか……」
京介「あ、あやせさん?」
あやせ「全部、全部知りたい……わたしのことが本当に好きなのかも、桐乃のことをどう思ってるのかも……」
京介「もしもーし? ……あやせさん?」
あやせ「もしかしたら、他の誰かを……やっぱり、怖い……だから、だからだから 京介「あやせ!」
あやせ「……あっ、ご、ごめんなさい……わたし、何言ってんだろ」
京介「はあ……分かったよ、正直に言う。キスはしたっつーか……されたことはある」
あやせ「……っ!」
149 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 07:12:42.29 ID:jaSjbTWJ0
あやせ「やっぱり……誰なんですか!? お姉さん……まさか、桐乃……」
京介「話は最後まで聞け。……キスっつっても、あれだ、その……ほっぺたに」
あやせ「……へっ?」
京介「……だから、頬にチュッってされたんだよ。……あやせとする前はそれだけだ」
あやせ「あの……それって、キスって言うんですか?」
京介「……判断は勝手にしてくれ(……相手のことは黙っておこう)」
あやせ「……そっか、そうなんですね。じゃあ、初めては……わたし」
京介「……高三にもなって情けねーけど、そういうことだ」
あやせ「ふふ……いいじゃないですか、もう相手が居るんですから」
京介「……ったく、何でこんな話をしなきゃいけねーんだよ」
あやせ「お兄さん、……えいっ」ギュッ
京介「あ、あやせ?」
京介「話は最後まで聞け。……キスっつっても、あれだ、その……ほっぺたに」
あやせ「……へっ?」
京介「……だから、頬にチュッってされたんだよ。……あやせとする前はそれだけだ」
あやせ「あの……それって、キスって言うんですか?」
京介「……判断は勝手にしてくれ(……相手のことは黙っておこう)」
あやせ「……そっか、そうなんですね。じゃあ、初めては……わたし」
京介「……高三にもなって情けねーけど、そういうことだ」
あやせ「ふふ……いいじゃないですか、もう相手が居るんですから」
京介「……ったく、何でこんな話をしなきゃいけねーんだよ」
あやせ「お兄さん、……えいっ」ギュッ
京介「あ、あやせ?」
152 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 07:21:52.13 ID:jaSjbTWJ0
京介「な、何だよ急に……」
あやせ「……なんとなくです、自分に素直になってみました」
京介「仕方ねーな……ほら」ギュッ
あやせ「んっ……お兄さんの匂い、落ち着きます」
京介「……あやせって、匂いフェチだったんだな」
あやせ「ち、違います! わたしはお兄さんみたいな変態なんかじゃ……」
京介「じゃあ……俺も嗅いでいいよな、あやせの匂い」
あやせ「ひいっ!? ち、近寄らないでください! 変態!」
京介「……じゃあ、離れても良いのか?」
あやせ「それは……ダメ、です。……離れないでください、変態」
京介「あやせ……やっぱあやせたんは天使!」
あやせ「なっ……もう、知りません! おやすみなさい!」
京介「ああ、おやすみ。また明日な」
あやせ「……なんとなくです、自分に素直になってみました」
京介「仕方ねーな……ほら」ギュッ
あやせ「んっ……お兄さんの匂い、落ち着きます」
京介「……あやせって、匂いフェチだったんだな」
あやせ「ち、違います! わたしはお兄さんみたいな変態なんかじゃ……」
京介「じゃあ……俺も嗅いでいいよな、あやせの匂い」
あやせ「ひいっ!? ち、近寄らないでください! 変態!」
京介「……じゃあ、離れても良いのか?」
あやせ「それは……ダメ、です。……離れないでください、変態」
京介「あやせ……やっぱあやせたんは天使!」
あやせ「なっ……もう、知りません! おやすみなさい!」
京介「ああ、おやすみ。また明日な」
154 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 07:30:46.78 ID:jaSjbTWJ0
京介「――以上、回想終わり。どこか間違ってたか?」
あやせ「……どこも、間違っていません」
京介「それなのに、どうして今日はそんなに冷たいんだよ?」
あやせ「……それは」
京介「それは?」
あやせ「……お兄さんが、あまり会ってくれなかったから」
京介「……たった二日会えなかったからってむくれてんのか? やべー……あやせ可愛いすぎんだろ」
あやせ「ふ、二日もです! ……最低、なんでこんな人と」
京介「悪かったよ、あやせ……今日からは彼女としてもっと大切にするから許してくれ!」
あやせ「い、一度(キス)したくらいでもう彼氏気取りですか!?このヘンタイ!」
京介「……ふっ」
あやせ「何ですか……何がそんなにおかしいんですか?」
あやせ「……どこも、間違っていません」
京介「それなのに、どうして今日はそんなに冷たいんだよ?」
あやせ「……それは」
京介「それは?」
あやせ「……お兄さんが、あまり会ってくれなかったから」
京介「……たった二日会えなかったからってむくれてんのか? やべー……あやせ可愛いすぎんだろ」
あやせ「ふ、二日もです! ……最低、なんでこんな人と」
京介「悪かったよ、あやせ……今日からは彼女としてもっと大切にするから許してくれ!」
あやせ「い、一度(キス)したくらいでもう彼氏気取りですか!?このヘンタイ!」
京介「……ふっ」
あやせ「何ですか……何がそんなにおかしいんですか?」
155 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 07:35:53.08 ID:jaSjbTWJ0
京介「あやせ、お前は一度しかキスしてないと思ってるかもしれないが……それは違う!」
あやせ「ど、どういうことですか!?」
京介「あの後俺は、あやせのいい香りに悶々として眠れなかった……だから――」
京介「寝てるお前にキスしまくってやったんだよ! 一度や二度じゃないぞ、十はしただろうな……」
あやせ「へ、変態! 死ね!」
京介「どうだ、一度じゃないんだぜ? これで彼氏を公言しても文句ねえよなあ?」
あやせ「……甘いですね、お兄さん」
京介「甘い……? 確かにあやせたんの香りは甘かったけど……」
あやせ「ち、違います! ……お兄さん、寝ている私にキスしたって言いましたよね」
京介「ああ、男としてはどうかと思うがその通りだ」
あやせ「……あの時、わたし……起きてました」
京介「……なっ」
あやせ「ど、どういうことですか!?」
京介「あの後俺は、あやせのいい香りに悶々として眠れなかった……だから――」
京介「寝てるお前にキスしまくってやったんだよ! 一度や二度じゃないぞ、十はしただろうな……」
あやせ「へ、変態! 死ね!」
京介「どうだ、一度じゃないんだぜ? これで彼氏を公言しても文句ねえよなあ?」
あやせ「……甘いですね、お兄さん」
京介「甘い……? 確かにあやせたんの香りは甘かったけど……」
あやせ「ち、違います! ……お兄さん、寝ている私にキスしたって言いましたよね」
京介「ああ、男としてはどうかと思うがその通りだ」
あやせ「……あの時、わたし……起きてました」
京介「……なっ」
158 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 07:41:40.29 ID:jaSjbTWJ0
再び回想
あやせ(お兄さんが横に居る……どうしよう、寝られない……)
京介「はぁ……はぁ……あやせの香り、頭が……くらくらする」
あやせ(えっ? い、今……何を)
京介「寝てるよな……あやせ、すまん! ――んっ」
あやせ(え、ええっ!? 寝てるわたしに……キス……)
京介「……はあっ。全然収まんねー……もう一度――んっ」
あやせ(はうっ……お、お兄さん……そんな、口の周りまで……)
京介「……余計にムラムラしてきた。もう一度だけ……」
あやせ(ンっ……あっ、そんな……おにい、さん……)
京介「あやせ、あやせ……もっと……あやせが……」
あやせ(あ、あたま……ぼーっと、して……きた……)
あやせ(お兄さんが横に居る……どうしよう、寝られない……)
京介「はぁ……はぁ……あやせの香り、頭が……くらくらする」
あやせ(えっ? い、今……何を)
京介「寝てるよな……あやせ、すまん! ――んっ」
あやせ(え、ええっ!? 寝てるわたしに……キス……)
京介「……はあっ。全然収まんねー……もう一度――んっ」
あやせ(はうっ……お、お兄さん……そんな、口の周りまで……)
京介「……余計にムラムラしてきた。もう一度だけ……」
あやせ(ンっ……あっ、そんな……おにい、さん……)
京介「あやせ、あやせ……もっと……あやせが……」
あやせ(あ、あたま……ぼーっと、して……きた……)
161 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 07:50:50.25 ID:jaSjbTWJ0
あやせ「――という訳ですよ、ヘタレのお兄さん」
京介「……うわっ、物凄く恥ずかしい……なんか、すいませんでした」
あやせ「……そ、それに、わたしも寝ているお兄さんに……キス、しましたから」
京介「あ、あやせ……?」
あやせ「本当ですよ。お兄さんが満足して寝た後、ずっと起きててキスし続けましたから」
京介「ずっとって……どんな感じなのか気になるんだが」
あやせ「知りたいですか? ……じゃあ、特別に教えてあげますね」
京介(あれ? なんか、あやせの表情……ちょっとエロいっつーか、妖艶というか)
あやせ「お兄さんが寝た後、わたしは――」
京介「……うわっ、物凄く恥ずかしい……なんか、すいませんでした」
あやせ「……そ、それに、わたしも寝ているお兄さんに……キス、しましたから」
京介「あ、あやせ……?」
あやせ「本当ですよ。お兄さんが満足して寝た後、ずっと起きててキスし続けましたから」
京介「ずっとって……どんな感じなのか気になるんだが」
あやせ「知りたいですか? ……じゃあ、特別に教えてあげますね」
京介(あれ? なんか、あやせの表情……ちょっとエロいっつーか、妖艶というか)
あやせ「お兄さんが寝た後、わたしは――」
162 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 08:01:56.99 ID:jaSjbTWJ0
あやせ「……お兄さん? 起きてますか?」
京介「……んんっ、すぅ……」
あやせ「よく寝てますね……では――んんっ」
京介「……んっ、すぅ……」
あやせ(はぁ……もっと、もっとしたい……今度は舌も……)
あやせ「えろっ……んちゅ……あむ……ずっ、ずずっ……」
京介「んー……んっ、……すぅ……」
あやせ(舌を吸われても起きないなんて……もっとやっても大丈夫かな)
あやせ「耳……かぷ……んっ……。首とか……ぺろ、んれろ……んちゅ……」
あやせ(汗の味……ちょっとしょっぱいけど、お兄さんの香りがする……)
あやせ(シャツを捲って、胸板に顔埋めてみたかったんだ……えいっ)
あやせ(……乳首、舐めてみたらどうなるんだろう)
あやせ「えろん……はむっ……れろれろ……あむ……」
京介「う、……んんっ……」
あやせ「お兄さん、敏感なのかな……ちょっと可愛いかも。んちゅ……んっ……」
京介「……んんっ、すぅ……」
あやせ「よく寝てますね……では――んんっ」
京介「……んっ、すぅ……」
あやせ(はぁ……もっと、もっとしたい……今度は舌も……)
あやせ「えろっ……んちゅ……あむ……ずっ、ずずっ……」
京介「んー……んっ、……すぅ……」
あやせ(舌を吸われても起きないなんて……もっとやっても大丈夫かな)
あやせ「耳……かぷ……んっ……。首とか……ぺろ、んれろ……んちゅ……」
あやせ(汗の味……ちょっとしょっぱいけど、お兄さんの香りがする……)
あやせ(シャツを捲って、胸板に顔埋めてみたかったんだ……えいっ)
あやせ(……乳首、舐めてみたらどうなるんだろう)
あやせ「えろん……はむっ……れろれろ……あむ……」
京介「う、……んんっ……」
あやせ「お兄さん、敏感なのかな……ちょっと可愛いかも。んちゅ……んっ……」
163 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 08:05:36.18 ID:jaSjbTWJ0
あやせ「――という風に一晩中お兄さんを舐めていました」
京介「……あやせ、お前……変態だな」
あやせ「ち、違います! お兄さんの方こそ、ビクッってなって敏感だったじゃないですか!」
京介「知らねーよ!? 全部お前がやったことだろ! つーか起きてる時にやってくれよください!」
あやせ「い、嫌です! 変態! そんなことしません!」
京介「頼む! あやせ、土下座するから!」
あやせ「し、しません! ほら、今日は一緒に……お買いものに行くって約束じゃないですか」
京介「それも大事だけど、今は……」
あやせ「もう知りません! 置いていっちゃいますよ!」
京介「ま、待てよあやせ、待てってば!」
京介「……あやせ、お前……変態だな」
あやせ「ち、違います! お兄さんの方こそ、ビクッってなって敏感だったじゃないですか!」
京介「知らねーよ!? 全部お前がやったことだろ! つーか起きてる時にやってくれよください!」
あやせ「い、嫌です! 変態! そんなことしません!」
京介「頼む! あやせ、土下座するから!」
あやせ「し、しません! ほら、今日は一緒に……お買いものに行くって約束じゃないですか」
京介「それも大事だけど、今は……」
あやせ「もう知りません! 置いていっちゃいますよ!」
京介「ま、待てよあやせ、待てってば!」
168 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 08:21:23.57 ID:jaSjbTWJ0
こうして俺とあやせは恋人同士となった訳だが、相変わらずあやせはあやせのままだった。
まあ、そのうちきっと、デレデレになるだろうから心配はしていないが。ただ――
「お兄さん、この服どうですか?」
「良いんじゃね? でも、もっとスカートは短い方が……これとかどうだ?」
「お兄さんが言うなら……着てみても」
「あやせがデレた……よっし! あやせ、次はこの服も」
「な、何ですかこの服! お兄さんの……変態」
変態、という言い方が変わったように感じるのは、きっと気のせいではないはずだ。
終わり
まあ、そのうちきっと、デレデレになるだろうから心配はしていないが。ただ――
「お兄さん、この服どうですか?」
「良いんじゃね? でも、もっとスカートは短い方が……これとかどうだ?」
「お兄さんが言うなら……着てみても」
「あやせがデレた……よっし! あやせ、次はこの服も」
「な、何ですかこの服! お兄さんの……変態」
変態、という言い方が変わったように感じるのは、きっと気のせいではないはずだ。
終わり
169 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 08:22:35.93 ID:OYs5Amvf0
あやせたんかわいすぎ乙
170 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 08:23:31.90 ID:LADEGOClO
盛大に乙である
180 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 09:07:38.06 ID:qPSW35fpO
あやせ好きの俺には大歓喜のスレだったわ乙
193 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/18(水) 13:48:40.53 ID:6wSIQ1WJ0
おつ
あやせたんはペロリストだった
あやせたんはペロリストだった
Entry ⇒ 2012.04.19 | Category ⇒ 俺妹SS | Comments (0) | Trackbacks (0)
沙織バジーナ「京介殿今日もお口でいいでござるか?」
元スレ:沙織バジーナ「京介殿今日もお口でいいでござるか?」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1328627736/
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1328627736/
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 00:15:36.97 ID:MeaY6cvg0
お願いします
2 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 00:16:31.34 ID:2B0uWqKQ0
いいと思います
26 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 01:19:50.45 ID:+S3aTET90
沙織「京介氏、今日もお口でいいでござるか?」
京介「あ?ああ、わかった」
京介「じゃあいくぞ。~~♪」
沙織「……んっ、ああっ。こんな感じでいいでござるか?京介氏」
京介「……」
京介「……ふぅ」
沙織「いやあ、京介氏はさすがでござるな。いい音色を出しまする」
京介「……いい加減俺のサックスにそういう言い方をするのはよそうぜ」
沙織「だって面白いんでござるもの」
完全にノープランで進めるのであしからず
京介「あ?ああ、わかった」
京介「じゃあいくぞ。~~♪」
沙織「……んっ、ああっ。こんな感じでいいでござるか?京介氏」
京介「……」
京介「……ふぅ」
沙織「いやあ、京介氏はさすがでござるな。いい音色を出しまする」
京介「……いい加減俺のサックスにそういう言い方をするのはよそうぜ」
沙織「だって面白いんでござるもの」
完全にノープランで進めるのであしからず
30 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 01:26:41.15 ID:+S3aTET90
沙織「京介氏の舌使いも上達してきたでござるな。最初のおぼつかなさが嘘のようでござる」
京介「割と間違った表現じゃないから困る」
時系列から遡るように話していくと、今俺は沙織のマンションの一角にある防音スタジオで沙織と二人っきりである。
どうしてそうであるかといえば、まず俺は大学受験の結果、神奈川の某大学に入学することになった。
そこで新入生として1人暮らしをするようになる過程で何かしら手に職をつけようと思い近くに住まう沙織に相談を持ちかけたところ、
「それなら音楽でも始めてみてはいかがでござるか?」
との返答を得た。
京介「割と間違った表現じゃないから困る」
時系列から遡るように話していくと、今俺は沙織のマンションの一角にある防音スタジオで沙織と二人っきりである。
どうしてそうであるかといえば、まず俺は大学受験の結果、神奈川の某大学に入学することになった。
そこで新入生として1人暮らしをするようになる過程で何かしら手に職をつけようと思い近くに住まう沙織に相談を持ちかけたところ、
「それなら音楽でも始めてみてはいかがでござるか?」
との返答を得た。
31 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 01:34:19.79 ID:+S3aTET90
京介「けど音楽って一口に言っても例えば楽器とかどうするんだ?デパート内の楽器店とか覗いたことあるが諭吉が10枚は軽く飛ぶだろ」
そんな金がただでさえ1人暮らしの俺に捻出できようとは思えん。
沙織「京介さんはわたしを誰だと思ってるのですか。楽器の一つや二つわたしにかかればちょちょいのちょいでしてよ」
急にメガネを取ってドヤ顔をされても困るが。
京介「はぁ……いや、でもいくら減るものじゃないったって悪いよ」
スチャッ
沙織「どうせあれらもここで眠らせておくよりも京介氏に使ってもらったほうが楽器も喜ぶでござるよ」
京介「あれらも、ここで……ってことは、ここに相当数の楽器群があるってことなのか?」
沙織「平たく言えば姉の遺産でござる。まさかこんな形で日の目を見ようとは思わなかったでござるが」
京介「……ふぅん……」
そんな金がただでさえ1人暮らしの俺に捻出できようとは思えん。
沙織「京介さんはわたしを誰だと思ってるのですか。楽器の一つや二つわたしにかかればちょちょいのちょいでしてよ」
急にメガネを取ってドヤ顔をされても困るが。
京介「はぁ……いや、でもいくら減るものじゃないったって悪いよ」
スチャッ
沙織「どうせあれらもここで眠らせておくよりも京介氏に使ってもらったほうが楽器も喜ぶでござるよ」
京介「あれらも、ここで……ってことは、ここに相当数の楽器群があるってことなのか?」
沙織「平たく言えば姉の遺産でござる。まさかこんな形で日の目を見ようとは思わなかったでござるが」
京介「……ふぅん……」
33 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 01:40:53.62 ID:+S3aTET90
京介「てっきり姉貴もガチオタなもんだとばっかり思っていたが」
沙織「ああ、そういえば京介氏にはその辺のことは話していませんでしたな。あの人は『なんでも試してみるもんさ』を地で行く人でしたので」
沙織「彼女からすればオタク趣味も音楽も等価なのですよ、好き嫌いはあれどそこに優劣はありません」
そう答える沙織の表情は誇らしそうでいて切なそうななんとも言えないものだった。
沙織「閑話休題でござる。ま、なんにせよこの区画のすぐに音楽室がござるので行ってませうか。百聞は一見に如かず、でござる」
京介「……それもそうだな」
沙織「ああ、そういえば京介氏にはその辺のことは話していませんでしたな。あの人は『なんでも試してみるもんさ』を地で行く人でしたので」
沙織「彼女からすればオタク趣味も音楽も等価なのですよ、好き嫌いはあれどそこに優劣はありません」
そう答える沙織の表情は誇らしそうでいて切なそうななんとも言えないものだった。
沙織「閑話休題でござる。ま、なんにせよこの区画のすぐに音楽室がござるので行ってませうか。百聞は一見に如かず、でござる」
京介「……それもそうだな」
35 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 01:49:10.37 ID:+S3aTET90
沙織「着きましたぞ。さあさあ、なんでも手にとって試奏してみてくだされ」
ガラッ
京介「うわっ……こりゃすげえな」
京介「ギターベースドラムのけいおんセットにピアノやヴァイオリン、マリンバやティンパニまであるのか」
京介「そんじょそこらの楽器店より品揃えがいいんじゃないのかこれ」
ブルジョワの力とはかくも恐ろしきものか。これなら沙織の眠らせておくよりも云々も頷けようというもんだ。
色々物色していると俺は金管・木管といった吹奏楽器の欄に目が滑った。
京介「これは……サックス、だっけか」
沙織「ほほう、京介氏サックスとは随分主張したがりな楽器に目が行きましたな」
京介「?」
ガラッ
京介「うわっ……こりゃすげえな」
京介「ギターベースドラムのけいおんセットにピアノやヴァイオリン、マリンバやティンパニまであるのか」
京介「そんじょそこらの楽器店より品揃えがいいんじゃないのかこれ」
ブルジョワの力とはかくも恐ろしきものか。これなら沙織の眠らせておくよりも云々も頷けようというもんだ。
色々物色していると俺は金管・木管といった吹奏楽器の欄に目が滑った。
京介「これは……サックス、だっけか」
沙織「ほほう、京介氏サックスとは随分主張したがりな楽器に目が行きましたな」
京介「?」
37 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 01:56:30.28 ID:+S3aTET90
沙織「さよう。現代の流行り音楽には大抵サックスが存在し、そして大抵センターや美味しいソロをかっさらうのでござる」
沙織「柔らかく響く音色はジャスコなどと揶揄されたりもしますが、ジャズやフュージョンなどでも花形の人気楽器ですな」
京介「ふぅん……にしても沙織、やたらめったら楽器に詳しいな」
沙織「レディとしての嗜みとしてレッスンをさせられたりしていましたもので」
京介「へぇ、何ができるんだ?」
沙織「主にはピアノにヴァイオリン、フルートあたりですかな。それに他の木管楽器も少々」
京介「……なんというか、さすがのお嬢様だな。目に浮かぶほどのテンプレだ」
素のこいつの演奏を生で見ようものなら、う、美しい……ハッ!とかなる自信がある。というか、実際なった。
沙織「柔らかく響く音色はジャスコなどと揶揄されたりもしますが、ジャズやフュージョンなどでも花形の人気楽器ですな」
京介「ふぅん……にしても沙織、やたらめったら楽器に詳しいな」
沙織「レディとしての嗜みとしてレッスンをさせられたりしていましたもので」
京介「へぇ、何ができるんだ?」
沙織「主にはピアノにヴァイオリン、フルートあたりですかな。それに他の木管楽器も少々」
京介「……なんというか、さすがのお嬢様だな。目に浮かぶほどのテンプレだ」
素のこいつの演奏を生で見ようものなら、う、美しい……ハッ!とかなる自信がある。というか、実際なった。
39 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 02:02:07.85 ID:+S3aTET90
沙織「それで、京介氏は件のサックスがお気に召したのでござるか?」
京介「せっかく演奏するならカッコつけたいからな」
沙織「ミーハーでござるな」
京介「自分でもそう思う」
沙織「まあサックスは音も比較的出すだけなら出しやすいほうでござるし、木管だったら拙者も少し嗜みがあるので良かったらお教え申します」
京介「本当か?そりゃ重畳だ」
沙織「……拙者としても京介氏と過ごせる時間が増えるのは僥倖でござるからな」 ボソッ
京介「え?」
沙織「なんでもないでござるよ」 ニコッ
京介「せっかく演奏するならカッコつけたいからな」
沙織「ミーハーでござるな」
京介「自分でもそう思う」
沙織「まあサックスは音も比較的出すだけなら出しやすいほうでござるし、木管だったら拙者も少し嗜みがあるので良かったらお教え申します」
京介「本当か?そりゃ重畳だ」
沙織「……拙者としても京介氏と過ごせる時間が増えるのは僥倖でござるからな」 ボソッ
京介「え?」
沙織「なんでもないでござるよ」 ニコッ
40 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 02:17:30.27 ID:+S3aTET90
そこから沙織のしごきが始まった。無論レッスン的な意味で。
俺個人としてはインプロヴィゼーション的なもの――簡単に言えばその場でのアドリブ演奏――にあこがれたのでジャズ研に籍を置かせてもらっていたりもするが、サークルの活動外では専ら沙織の世話になっていた。
沙織は素の状態で教えてくるのででかさゆえの威圧感と美しさが同居していろんな意味で目のやり場に困る。
京介「スケールのロングトーンが終わったぞ」
沙織「なかなか音が良く伸びるようになってきましたね。じゃあ次はBPM60の8分で階段をやりましょう。Ebからですわ」
京介「えっと、これはアルトだからドから順繰りのだな?了解だ」
沙織「大分飲み込みが早くて助かります」
京介「まあ、師匠がいいからだよ」
沙織「ふふっ、お世辞だとしてもうれしいです」
一瞬ドキッとした。本当にこいつはこういう微笑みが絵になりすぎるから始末が悪い。
なんかどうしても専門用語ばかりになってしまってすまない
俺個人としてはインプロヴィゼーション的なもの――簡単に言えばその場でのアドリブ演奏――にあこがれたのでジャズ研に籍を置かせてもらっていたりもするが、サークルの活動外では専ら沙織の世話になっていた。
沙織は素の状態で教えてくるのででかさゆえの威圧感と美しさが同居していろんな意味で目のやり場に困る。
京介「スケールのロングトーンが終わったぞ」
沙織「なかなか音が良く伸びるようになってきましたね。じゃあ次はBPM60の8分で階段をやりましょう。Ebからですわ」
京介「えっと、これはアルトだからドから順繰りのだな?了解だ」
沙織「大分飲み込みが早くて助かります」
京介「まあ、師匠がいいからだよ」
沙織「ふふっ、お世辞だとしてもうれしいです」
一瞬ドキッとした。本当にこいつはこういう微笑みが絵になりすぎるから始末が悪い。
なんかどうしても専門用語ばかりになってしまってすまない
41 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 02:31:40.53 ID:+S3aTET90
沙織「うーん、スラーではなかなかいいですけどテヌートやスタッカートは安定しませんね」
京介「スラーは息を入れ続ければいいから気持ち楽なんだがな。一度音を切る系のは意識を入れづらい」
沙織「コツとしては息を止めるのではなく、舌を利用して音を一時的に止める、という感覚です。一回ごとに息を入れなおすのでは非効率だし音も安定しません」
京介「理屈の上ではなんとなくわかるんだがな……」
沙織「ちょっと一旦お貸し願えますか?」 ヒョイッ
京介「えっ」
沙織「~~♪」
京介「(か、間接キス……)」
沙織「リードに特に問題はないようですわね。だいたい例としてはこんな感じです」 ヒョイッ
京介「……///」
沙織「京介さん?顔が赤いですけどお熱でもあるんですか?」
京介「いや・・・・・・なんでもない」
まったく自然でてらいもないということは、もう『そういうもの』なのだろう。
ここで変に穿つのも面倒だったので俺は無心で返されたサックスに口をつけた。
その日以降割と日常茶飯事でこういうことが起こっていることを知り、この楽器を選んでよかったと下種な部分で得心した。
京介「スラーは息を入れ続ければいいから気持ち楽なんだがな。一度音を切る系のは意識を入れづらい」
沙織「コツとしては息を止めるのではなく、舌を利用して音を一時的に止める、という感覚です。一回ごとに息を入れなおすのでは非効率だし音も安定しません」
京介「理屈の上ではなんとなくわかるんだがな……」
沙織「ちょっと一旦お貸し願えますか?」 ヒョイッ
京介「えっ」
沙織「~~♪」
京介「(か、間接キス……)」
沙織「リードに特に問題はないようですわね。だいたい例としてはこんな感じです」 ヒョイッ
京介「……///」
沙織「京介さん?顔が赤いですけどお熱でもあるんですか?」
京介「いや・・・・・・なんでもない」
まったく自然でてらいもないということは、もう『そういうもの』なのだろう。
ここで変に穿つのも面倒だったので俺は無心で返されたサックスに口をつけた。
その日以降割と日常茶飯事でこういうことが起こっていることを知り、この楽器を選んでよかったと下種な部分で得心した。
42 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 02:48:34.50 ID:+S3aTET90
そんなこんなでかれこれ2ヶ月が経ち、ある程度俺の基礎力が高まり曲に対しても挑戦できる余裕が出て来たあたりで沙織から提案があった。
京介「アニメ・ゲーム音楽のアマチェア演奏ライブ?」
沙織「ええ。そういう話が持ち上がってきたのでぜひ参加してみると面白いのではないかと。拙者も何かしらで参加するゆえ」
京介「けどたった2ヶ月程度の俺がそんなのに参加しても迷惑になるだけじゃ……」
沙織「ちっちっち。京介氏、音楽とは『音を楽しむ』で音楽でござるぞ。上手い下手だけで音楽の質は決まりませぬ」
京介「そうは言うけどな、理想論は理想論だろ」
沙織「だからって何もしなければ怠惰に屈するだけでござる。偉い人は言いました」
沙織「"イベントに参加すると元気になるなあ!目的を意識するから上達することに実感を持てる!"」
京介「……まあ確かに何かゴールを持つってのは大事だな。まったくその通りだ」
沙織「まだ1ヶ月時間がありますから、黒歴史にならないよう必死で練習して封印しましょうぞ!」
京介「誰が上手いことを言えと」
京介「アニメ・ゲーム音楽のアマチェア演奏ライブ?」
沙織「ええ。そういう話が持ち上がってきたのでぜひ参加してみると面白いのではないかと。拙者も何かしらで参加するゆえ」
京介「けどたった2ヶ月程度の俺がそんなのに参加しても迷惑になるだけじゃ……」
沙織「ちっちっち。京介氏、音楽とは『音を楽しむ』で音楽でござるぞ。上手い下手だけで音楽の質は決まりませぬ」
京介「そうは言うけどな、理想論は理想論だろ」
沙織「だからって何もしなければ怠惰に屈するだけでござる。偉い人は言いました」
沙織「"イベントに参加すると元気になるなあ!目的を意識するから上達することに実感を持てる!"」
京介「……まあ確かに何かゴールを持つってのは大事だな。まったくその通りだ」
沙織「まだ1ヶ月時間がありますから、黒歴史にならないよう必死で練習して封印しましょうぞ!」
京介「誰が上手いことを言えと」
43 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 02:55:56.95 ID:+S3aTET90
沙織「それに、これにうってつけの曲が用意してあるのでそうろう」
京介「これは……メルルの戦闘曲にマスケラの劇中曲か」
沙織「我々の楽器に合うよううまいことアレンジしてもらっています。こういうことが出来るのも音楽の醍醐味ですな」
京介「まあ、下手なJ-POPなんかよりよほど馴染みがあるのは確かだが」
沙織「京介氏が颯爽とこれらのテーマを吹きこなせばきりりん氏や黒猫氏などジュンジュワーでござるよ!」
京介「色々釈然としない表現だがまあいい。あいつらが喜びそうな曲ならモチベも維持しやすそうだし、いっちょやってみるか!」
京介「これは……メルルの戦闘曲にマスケラの劇中曲か」
沙織「我々の楽器に合うよううまいことアレンジしてもらっています。こういうことが出来るのも音楽の醍醐味ですな」
京介「まあ、下手なJ-POPなんかよりよほど馴染みがあるのは確かだが」
沙織「京介氏が颯爽とこれらのテーマを吹きこなせばきりりん氏や黒猫氏などジュンジュワーでござるよ!」
京介「色々釈然としない表現だがまあいい。あいつらが喜びそうな曲ならモチベも維持しやすそうだし、いっちょやってみるか!」
45 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 03:10:12.99 ID:+S3aTET90
京介「ところで俺ら二人だけでやるわけじゃないよな?」
沙織「然り。まあやってやれないことはないのでござるが……まあ京介氏に負担を強いるのは酷ですからな」
京介「流石にな。で、どうするんだ?」
沙織「とりあえず姉と旧知の方々からギターベースドラムを演奏していただくことになりました。あまり使いたくなかったカードではありますが」
どうもこいつは姉の話になると妙に影を落とすな。嫌いって訳でもなさそうだが……
沙織「あと、とある経緯で知り合ったボーカルの子をひとり」
京介「ボーカル……?何かその単語に引っかかりを感じる。なんだっけ……」
沙織「然り。まあやってやれないことはないのでござるが……まあ京介氏に負担を強いるのは酷ですからな」
京介「流石にな。で、どうするんだ?」
沙織「とりあえず姉と旧知の方々からギターベースドラムを演奏していただくことになりました。あまり使いたくなかったカードではありますが」
どうもこいつは姉の話になると妙に影を落とすな。嫌いって訳でもなさそうだが……
沙織「あと、とある経緯で知り合ったボーカルの子をひとり」
京介「ボーカル……?何かその単語に引っかかりを感じる。なんだっけ……」
46 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 03:18:54.17 ID:+S3aTET90
沙織「あ、そうです京介氏」
京介「いやまさか……ん?どうした沙織?」
スチャ
沙織「顔合わせの際、わたしと京介さんは恋人ということにしてありますので」
京介「!?」
沙織「音楽を嗜む人って好色家が多いんですよ。だから予防線としてです」
京介「あ、そ、そうか……」
沙織「そういうことなので、よろしくおねがいしますね。では」 スタスタ
京介「……あの笑顔は反則だろ」
京介「いやまさか……ん?どうした沙織?」
スチャ
沙織「顔合わせの際、わたしと京介さんは恋人ということにしてありますので」
京介「!?」
沙織「音楽を嗜む人って好色家が多いんですよ。だから予防線としてです」
京介「あ、そ、そうか……」
沙織「そういうことなので、よろしくおねがいしますね。では」 スタスタ
京介「……あの笑顔は反則だろ」
47 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 03:28:16.07 ID:+S3aTET90
顔合わせ初日
京介「サックスで乗らせていただきます京介です。宜しくお願いします」
沙織「同じくピアノとヴァイオリンを務めさせていただきます沙織です」
ギターベースドラムの方々も順々に挨拶を済ませていった。
沙織「あら、ボーカルの子がまだ来てませんね」
京介「そうそう、そのボーカルの"子"って女の子なのか?」
沙織「ええ、高1の女の子です。きりりんさんと同じ学校に入ったと聞きましたが……」
京介「……」
ドタドタ バタンッ
???「遅れてすみませんっ!」
京介「……!!」
???「ボーカルをやらせていただきますかなかなです――って……オメー桐乃の彼氏!?」
京介「や、やっぱりお前か!!」
京介「サックスで乗らせていただきます京介です。宜しくお願いします」
沙織「同じくピアノとヴァイオリンを務めさせていただきます沙織です」
ギターベースドラムの方々も順々に挨拶を済ませていった。
沙織「あら、ボーカルの子がまだ来てませんね」
京介「そうそう、そのボーカルの"子"って女の子なのか?」
沙織「ええ、高1の女の子です。きりりんさんと同じ学校に入ったと聞きましたが……」
京介「……」
ドタドタ バタンッ
???「遅れてすみませんっ!」
京介「……!!」
???「ボーカルをやらせていただきますかなかなです――って……オメー桐乃の彼氏!?」
京介「や、やっぱりお前か!!」
49 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 03:36:24.58 ID:+S3aTET90
加奈子「なんでオメーがこんな所にいやがる!」
京介「それには色々経緯があるんだが……とりあえず、俺はもう桐乃の彼氏じゃない」
沙織「そうです、今は現在進行形でわたしの彼ですわ」 ピキッ
京介「なんでそんなに笑顔なの沙織!?」
加奈子「桐乃から乗り換えて沙織さんにとか節操のねーヤローだな!」
京介「ぐっ……」
実際は付き合ってたわけでもないから振っても振られてもいないのだが説明するわけにもいかないので、仕方なく黙る。
にしても俺は3つ下の女子に罵倒される宿運でも背負ってるのか。
京介「それには色々経緯があるんだが……とりあえず、俺はもう桐乃の彼氏じゃない」
沙織「そうです、今は現在進行形でわたしの彼ですわ」 ピキッ
京介「なんでそんなに笑顔なの沙織!?」
加奈子「桐乃から乗り換えて沙織さんにとか節操のねーヤローだな!」
京介「ぐっ……」
実際は付き合ってたわけでもないから振っても振られてもいないのだが説明するわけにもいかないので、仕方なく黙る。
にしても俺は3つ下の女子に罵倒される宿運でも背負ってるのか。
53 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 03:47:19.08 ID:+S3aTET90
加奈子「まったく顔立ちは似ててもあの糞マネとは足元にもおよばねーな」
当人の前でそれを言い放つかい。というか実はそれなりに評価されてたことに素直に喜んでいいものか悩む。
京介「にしても沙織"さん"とか、どういう成り行きでこのクソg……加奈子と知り合ったんだ?」
沙織「うちの系列会社のイベントですわ。ギャラをはずむって言ったら二つ返事で」
京介「まあ……なんともはや」
相変わらず金に汚ねえ奴だな。それでポンと交渉する沙織も沙織だが。
加奈子「そういうわけだ。金もらうからにはマジでやるんで、期待していいぜ?」
京介「……ああ、そうさせてもらうよ」
なんにせよ期待できる戦力には違いない。俺は内心嘆息しながらにししと笑う加奈子に答えた。
当人の前でそれを言い放つかい。というか実はそれなりに評価されてたことに素直に喜んでいいものか悩む。
京介「にしても沙織"さん"とか、どういう成り行きでこのクソg……加奈子と知り合ったんだ?」
沙織「うちの系列会社のイベントですわ。ギャラをはずむって言ったら二つ返事で」
京介「まあ……なんともはや」
相変わらず金に汚ねえ奴だな。それでポンと交渉する沙織も沙織だが。
加奈子「そういうわけだ。金もらうからにはマジでやるんで、期待していいぜ?」
京介「……ああ、そうさせてもらうよ」
なんにせよ期待できる戦力には違いない。俺は内心嘆息しながらにししと笑う加奈子に答えた。
56 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 04:02:36.79 ID:+S3aTET90
俺らがやることになった2曲だが、それらの方向性は全く異なるものだった。
まずメルルのほうだが、軽やかなロリポップ的な雰囲気をかもし出すからっとした気持ちのいい曲である。
にもかかわらずこの曲はかかる場所が「メルルが雑魚的を殲滅する時」に流れるのでそのギャップが逆にいいと専らの評判である。通称処刑用BGM。
この曲は主に加奈子とギター、沙織のキーボードが主役なので俺は基本オブリガード(裏主旋)やハーモニーを担当するため、比較的気が楽だったりする。
次にマスケラのほうだが、こちらは「妖艶なる夜魔の女王」という曲で、艶やかでしっとりとした、かつ神秘的なメロディアスなロックだ。
こっちはギターと沙織のヴァイオリン、そして俺のサックスが複雑に絡み合うプログレじみたことをするため難易度がいささか高い。
三者三様にソロを吹いていくという意味ではジャズっぽい趣もあると言えるかもしれない。
正直まだ難しいことはよくわからなかったし自信もなかったが、沙織を筆頭にいろんな方々から手解きを受けたことはとても充実した日々だったと断言できる。
そして本番の日を迎えた。
まずメルルのほうだが、軽やかなロリポップ的な雰囲気をかもし出すからっとした気持ちのいい曲である。
にもかかわらずこの曲はかかる場所が「メルルが雑魚的を殲滅する時」に流れるのでそのギャップが逆にいいと専らの評判である。通称処刑用BGM。
この曲は主に加奈子とギター、沙織のキーボードが主役なので俺は基本オブリガード(裏主旋)やハーモニーを担当するため、比較的気が楽だったりする。
次にマスケラのほうだが、こちらは「妖艶なる夜魔の女王」という曲で、艶やかでしっとりとした、かつ神秘的なメロディアスなロックだ。
こっちはギターと沙織のヴァイオリン、そして俺のサックスが複雑に絡み合うプログレじみたことをするため難易度がいささか高い。
三者三様にソロを吹いていくという意味ではジャズっぽい趣もあると言えるかもしれない。
正直まだ難しいことはよくわからなかったし自信もなかったが、沙織を筆頭にいろんな方々から手解きを受けたことはとても充実した日々だったと断言できる。
そして本番の日を迎えた。
57 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 04:05:59.50 ID:+S3aTET90
ごめんなさい眠いので一旦切らせてもらいます
起きたら再開しますね、一応濡れ場もある予定ですので
起きたら再開しますね、一応濡れ場もある予定ですので
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 18:34:16.68 ID:+S3aTET90
起きたら落ちてしまっていたようなので、乗っ取りの身で僭越ながら続きを書かせていただきます
書き溜めは特にないので思いのままにペンでスラスラと
・落ちたスレの扱いがよくわからないので簡易あらすじ
京介、大学に入り沙織の勧めで楽器(サックス)を始める
ある程度の嗜みがある沙織に教えを請う
演奏してみた系のライブに出ることに ←いまここ
書き溜めは特にないので思いのままにペンでスラスラと
・落ちたスレの扱いがよくわからないので簡易あらすじ
京介、大学に入り沙織の勧めで楽器(サックス)を始める
ある程度の嗜みがある沙織に教えを請う
演奏してみた系のライブに出ることに ←いまここ
2 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 18:35:24.76 ID:MAaeId+yO
まってた
4 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 18:43:25.18 ID:+S3aTET90
ライブ当日・会場外
京介「へぇ……初めてきたけどなかなかいい会場(とこ)じゃないの……」
沙織「規模的にはそこまで大きくはありませんけどね。収容人数だと4~500人ってぐらいでしょうか」
京介「数で言われると結構なもんに感じるけどな」
沙織「要は20人×20人程度ということですからね。意外と人は詰めれば入るものということです」
京介「どう詰めても2人までしか入らないシェルターとかあったな」
沙織「兄さんは犠牲になったのです……」
京介「へぇ……初めてきたけどなかなかいい会場(とこ)じゃないの……」
沙織「規模的にはそこまで大きくはありませんけどね。収容人数だと4~500人ってぐらいでしょうか」
京介「数で言われると結構なもんに感じるけどな」
沙織「要は20人×20人程度ということですからね。意外と人は詰めれば入るものということです」
京介「どう詰めても2人までしか入らないシェルターとかあったな」
沙織「兄さんは犠牲になったのです……」
6 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 18:54:29.99 ID:+S3aTET90
会場入り口
主催者側「おはようございまーす!正面がステージ、左側に楽屋があります」
主催者側「あとこれが今日のスケジュール表なので各自確認お願いします!」
京介「ありがとうございます」
沙織「さて、まずは荷物を楽屋に置いてからステージを見に参りましょうか」
京介「ああ。ところで俺らは楽器は自持ちでできたけど、ドラムの方とかは大丈夫なのか?」
沙織「モノがモノなだけにプレイヤーごとに付け替えたりする余裕はありませんからね。ここに置いてある一式で全員回すらしいですね」
京介「確かにオーケストラなんかも打楽器なんかは奏者が入る前からデンと置いてあるもんな」
沙織「無論各自で諸々の調整はしなければなりませんし、色々面倒ではありますがこればっかりは」
京介「大きな楽器持ちの苦労が偲ばれるなぁ」
主催者側「おはようございまーす!正面がステージ、左側に楽屋があります」
主催者側「あとこれが今日のスケジュール表なので各自確認お願いします!」
京介「ありがとうございます」
沙織「さて、まずは荷物を楽屋に置いてからステージを見に参りましょうか」
京介「ああ。ところで俺らは楽器は自持ちでできたけど、ドラムの方とかは大丈夫なのか?」
沙織「モノがモノなだけにプレイヤーごとに付け替えたりする余裕はありませんからね。ここに置いてある一式で全員回すらしいですね」
京介「確かにオーケストラなんかも打楽器なんかは奏者が入る前からデンと置いてあるもんな」
沙織「無論各自で諸々の調整はしなければなりませんし、色々面倒ではありますがこればっかりは」
京介「大きな楽器持ちの苦労が偲ばれるなぁ」
7 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 19:08:27.77 ID:+S3aTET90
リハーサル楽屋
京介「沙織、このキーボードはそこでいいか?」
沙織「ええ。すみません、わたしの楽器なのに」
京介「アルトサックス一本とヴァイオリン・キーボードじゃどう考えても釣り合わないしな。それに……」
沙織「それに?」
京介「……いや、何でもない」
ここまで説明しなかったが、沙織は眼鏡をかけていないのはもちろん、夏場ゆえTシャツに膝上ぐらいまでのデニムパンツとかなりラフな格好である。
それにアルトサックスは基本肩紐1本で斜めに背負うので――後はわかるな?
こいつはもうちょっと自分のスタイルを自覚すべきだと思う。
京介「沙織、このキーボードはそこでいいか?」
沙織「ええ。すみません、わたしの楽器なのに」
京介「アルトサックス一本とヴァイオリン・キーボードじゃどう考えても釣り合わないしな。それに……」
沙織「それに?」
京介「……いや、何でもない」
ここまで説明しなかったが、沙織は眼鏡をかけていないのはもちろん、夏場ゆえTシャツに膝上ぐらいまでのデニムパンツとかなりラフな格好である。
それにアルトサックスは基本肩紐1本で斜めに背負うので――後はわかるな?
こいつはもうちょっと自分のスタイルを自覚すべきだと思う。
8 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 19:18:36.18 ID:+S3aTET90
ステージ
京介「ここで演奏するのか」
いざ立って見渡してみると広く感じるもんだ。
ステージ内ではさっき話に出たドラムセットをはじめとしてピアノなどの置き楽器の調整をしている様子が見える。
京介「みんな真剣そのものだな。俄然緊張してきたんだが」
沙織「最初は皆そんなものですわ」
京介「沙織は冷静だなあ」
沙織「場数を踏んでるだけですよ。同じことです」
京介「あのクソガキの図太さが今は羨ましいな……ってかそういやあいつはどうしたんだ?」
沙織「かったりーからリハまで寝る、とのことで」
京介「……やれやれ」
京介「ここで演奏するのか」
いざ立って見渡してみると広く感じるもんだ。
ステージ内ではさっき話に出たドラムセットをはじめとしてピアノなどの置き楽器の調整をしている様子が見える。
京介「みんな真剣そのものだな。俄然緊張してきたんだが」
沙織「最初は皆そんなものですわ」
京介「沙織は冷静だなあ」
沙織「場数を踏んでるだけですよ。同じことです」
京介「あのクソガキの図太さが今は羨ましいな……ってかそういやあいつはどうしたんだ?」
沙織「かったりーからリハまで寝る、とのことで」
京介「……やれやれ」
10 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 19:31:57.07 ID:+S3aTET90
リハーサル
加奈子「こんにちわぁ~メルルだよっ♪今日もはりきって殲滅していこぉ~!」
京介「あいも変わらず物騒なキャラだなぁ……」
なんだかんだ言っても演じてるときのこいつは殊更かわいいと認めざるを得ないとは思う。
普段のクソガキっぷりはどうにも言えんが、こいつもある種の天才なんだろうな。天才に変人が多いってのは本当だろう。
ある意味でこいつと沙織は似た者なのかもしれない。
問題は次のマスケラだ。全体的に曲調がサックス好みのせいでどうしても俺の動きがはっきり出るのだ。
実際俺の緊張っぷりは傍目からでも良く伝わっていたようで、ギターの方から「もうちょっと肩の力を抜いていいですよ」と諭される始末だった。うう、情けない。
加奈子「こんにちわぁ~メルルだよっ♪今日もはりきって殲滅していこぉ~!」
京介「あいも変わらず物騒なキャラだなぁ……」
なんだかんだ言っても演じてるときのこいつは殊更かわいいと認めざるを得ないとは思う。
普段のクソガキっぷりはどうにも言えんが、こいつもある種の天才なんだろうな。天才に変人が多いってのは本当だろう。
ある意味でこいつと沙織は似た者なのかもしれない。
問題は次のマスケラだ。全体的に曲調がサックス好みのせいでどうしても俺の動きがはっきり出るのだ。
実際俺の緊張っぷりは傍目からでも良く伝わっていたようで、ギターの方から「もうちょっと肩の力を抜いていいですよ」と諭される始末だった。うう、情けない。
12 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 19:45:35.38 ID:+S3aTET90
楽屋前
プシュッ
京介「……ふぅ」
冷たいブラックコーヒーを口に入れて気を落ち着けようとするも、なかなか震えが止まらない。
ソロのところでスポットライトを入れるとは聞いてはいたが、まさかあれほど緊張するとは想像以上だった。
俺も必死で練習してきたつもりだが、今までソロがとちらなかったのは大目に見て6割ってところだろう。
右手を顔に当てていると、軽快な足音が近付いてきて俺の目の前で止まった。
加奈子「……なにしけたツラしてんだよ」
京介「……おまえは」
そう言うやいなや加奈子は俺の両頬をぐいと引っ張ってきた。
京介「てぃえめえにゃにひやがる」
加奈子「いいか良く聞きやがれ、オメーのミスなんかこの加奈子様のパフォーマンスの前じゃ霞んじまうんだよ」
加奈子「だから安心して吹きやがりな!」
京介「加奈子……」
プシュッ
京介「……ふぅ」
冷たいブラックコーヒーを口に入れて気を落ち着けようとするも、なかなか震えが止まらない。
ソロのところでスポットライトを入れるとは聞いてはいたが、まさかあれほど緊張するとは想像以上だった。
俺も必死で練習してきたつもりだが、今までソロがとちらなかったのは大目に見て6割ってところだろう。
右手を顔に当てていると、軽快な足音が近付いてきて俺の目の前で止まった。
加奈子「……なにしけたツラしてんだよ」
京介「……おまえは」
そう言うやいなや加奈子は俺の両頬をぐいと引っ張ってきた。
京介「てぃえめえにゃにひやがる」
加奈子「いいか良く聞きやがれ、オメーのミスなんかこの加奈子様のパフォーマンスの前じゃ霞んじまうんだよ」
加奈子「だから安心して吹きやがりな!」
京介「加奈子……」
13 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 19:51:48.60 ID:+S3aTET90
加奈子「……それに、オメーには誰かのために吹きたい、ってのがあるんだろ?」
京介「……ああ、そうだな」
加奈子「案外人のために頑張るってのも悪くないもんだって糞マネが教えてくれた」
京介「……ん?え?」
加奈子「話はそれだけだ、じゃあな!」
……多分加奈子なりに励ましてくれたんだろうな。素直じゃない奴だ。
しかし最後のほうの言葉はなんか引っ掛かりを感じたけどなんだったんだろう。
なにはともあれ少し気が楽になったし、あいつには感謝しなきゃな。
京介「……ああ、そうだな」
加奈子「案外人のために頑張るってのも悪くないもんだって糞マネが教えてくれた」
京介「……ん?え?」
加奈子「話はそれだけだ、じゃあな!」
……多分加奈子なりに励ましてくれたんだろうな。素直じゃない奴だ。
しかし最後のほうの言葉はなんか引っ掛かりを感じたけどなんだったんだろう。
なにはともあれ少し気が楽になったし、あいつには感謝しなきゃな。
14 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 20:00:44.41 ID:+S3aTET90
楽屋
ガラッ
京介「ん?沙織じゃないか」
沙織「すー……すー……」
京介「寝てる……?」
リハから出番まではそこそこ時間があるし、まあ不思議ではないのだが。
しかしこいつがこの姿でこんな無防備にいる姿を見るのは初めてかもしれない。
アッシュグレーの滑らかな髪、整った顔立ちにスタイル、すらりと伸びた足。
緩くなった緊張が別の意味で高まってきてしまう。思わず生唾を飲み込んだ。
必死で込み上がる衝動を抑え付け、平静を装いながら手近な椅子に座り込む。
ガラッ
京介「ん?沙織じゃないか」
沙織「すー……すー……」
京介「寝てる……?」
リハから出番まではそこそこ時間があるし、まあ不思議ではないのだが。
しかしこいつがこの姿でこんな無防備にいる姿を見るのは初めてかもしれない。
アッシュグレーの滑らかな髪、整った顔立ちにスタイル、すらりと伸びた足。
緩くなった緊張が別の意味で高まってきてしまう。思わず生唾を飲み込んだ。
必死で込み上がる衝動を抑え付け、平静を装いながら手近な椅子に座り込む。
16 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 20:09:58.31 ID:+S3aTET90
沙織「……ん……あ……きょ、京介さん!?」
京介「お目覚めですか、お姫様」
立ち上がって恭しく礼をすると、沙織の顔がかあっと紅潮していった。
京介「安心しろ、何もしてないよ」
沙織「あ……う……」
こんなしどろもどろの沙織は珍しい。こんなのを見せられてからかってみたくならないわけがない。
京介「それとも、何かして欲しかったのか?」
沙織「っ、もう京介さんったら!」
京介「冗談だよ、今日の俺は紳士的だからな。というか緊張でそれどころじゃない」
無論寝るなんてできようはずもなかったので、そういう意味では俺は若干自嘲気味だった。
京介「お目覚めですか、お姫様」
立ち上がって恭しく礼をすると、沙織の顔がかあっと紅潮していった。
京介「安心しろ、何もしてないよ」
沙織「あ……う……」
こんなしどろもどろの沙織は珍しい。こんなのを見せられてからかってみたくならないわけがない。
京介「それとも、何かして欲しかったのか?」
沙織「っ、もう京介さんったら!」
京介「冗談だよ、今日の俺は紳士的だからな。というか緊張でそれどころじゃない」
無論寝るなんてできようはずもなかったので、そういう意味では俺は若干自嘲気味だった。
18 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 20:21:57.90 ID:+S3aTET90
沙織「マスケラのことですか?」
京介「ああ、そうだ」
沙織「まあ緊張するなというほうが無理な話ですわね。けど、京介さん」
京介「ん?」
沙織「本番なんていくらミスしても構わないですよ。本番で一番重要なことは、弱気にならないことです」
沙織「極端な話、全く違うメロディーになったとしても構わないとすら思います」
京介「そうは言うがな」
沙織「『練習は本番のように、本番は練習のように』なんて言葉がありますが、こと音楽に関してはわたしは違うと思います」
沙織「音楽に正解なんてないのですから、本番は本番のように吹けばいいんですよ」
沙織「かく言うわたし自身にもそういう経験がありますから」
京介「沙織……」
京介「ああ、そうだ」
沙織「まあ緊張するなというほうが無理な話ですわね。けど、京介さん」
京介「ん?」
沙織「本番なんていくらミスしても構わないですよ。本番で一番重要なことは、弱気にならないことです」
沙織「極端な話、全く違うメロディーになったとしても構わないとすら思います」
京介「そうは言うがな」
沙織「『練習は本番のように、本番は練習のように』なんて言葉がありますが、こと音楽に関してはわたしは違うと思います」
沙織「音楽に正解なんてないのですから、本番は本番のように吹けばいいんですよ」
沙織「かく言うわたし自身にもそういう経験がありますから」
京介「沙織……」
20 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 20:37:45.60 ID:+S3aTET90
沙織「それに、もうひとつ。わたしは……」
沙織「わたしは……きりりんさん黒猫さん、そして誰よりも京介さんにこの曲を届けたいと思っています」
京介「……」
沙織「だから、わたしは迷いなく演奏できます」
そういう沙織の目はどこまでもまっすぐに俺を見つめていた。その真摯な表情に俺は息を呑まされる。
京介「沙織……俺は……」
ガラッ
ベースの人「30分前だからそろそろ衣装変えをお願いしm……」
京介「」
沙織「」
ベースの人「……」 バタン
見てみぬ振りをする情けがベースの人にも存在したらしい。
沙織「わたしは……きりりんさん黒猫さん、そして誰よりも京介さんにこの曲を届けたいと思っています」
京介「……」
沙織「だから、わたしは迷いなく演奏できます」
そういう沙織の目はどこまでもまっすぐに俺を見つめていた。その真摯な表情に俺は息を呑まされる。
京介「沙織……俺は……」
ガラッ
ベースの人「30分前だからそろそろ衣装変えをお願いしm……」
京介「」
沙織「」
ベースの人「……」 バタン
見てみぬ振りをする情けがベースの人にも存在したらしい。
22 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 20:43:08.86 ID:+S3aTET90
沙織「じゃ、じゃあ着替えてきますね」
京介「……おお」
なんかばつの悪い空気になってしまったが、沙織の気持ちで俺の心が暖かく満たされていくのを感じた。
俺が誰のために演奏するのか。そんなことはもうわかりきっていた。
さっきつねられた両頬にバシッと気合を入れ、俺は更衣室へと向かった。
京介「……行くぞ!」
京介「……おお」
なんかばつの悪い空気になってしまったが、沙織の気持ちで俺の心が暖かく満たされていくのを感じた。
俺が誰のために演奏するのか。そんなことはもうわかりきっていた。
さっきつねられた両頬にバシッと気合を入れ、俺は更衣室へと向かった。
京介「……行くぞ!」
23 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 20:54:14.10 ID:+S3aTET90
結論から話すと、俺の初めてのライブ演奏は上々だった。
客の入りも8割方詰まっており、こういうタイプの演奏会の珍しさというものを感じさせられた。
各自コスプレをしての演奏であり、俺は漆黒の沙織は星くずうぃっちバルゴ(EX)、加奈子は曲目の関係上メルル2期の衣装だ。
さすがの加奈子の演技力といった印象で、ほとんど加奈子のオンステージといってもいいかもしれない。
とはいえギターソロも負けてはおらず、俺も俺で裏方なりに頑張れたのでとても清清しかった。
問題のマスケラだったが、あれだけ緊張していたはずだったのに不思議と演奏する際になってみるとなんともいえない高揚感に包まれていた。
ソロや掛け合いの部分も自信をもって吹き切ることができたし、何より楽しかった。本当に楽しかったとそう思えた。
そう思わせてくれたのが誰なのか、それはもはや言うまでもない。
客の入りも8割方詰まっており、こういうタイプの演奏会の珍しさというものを感じさせられた。
各自コスプレをしての演奏であり、俺は漆黒の沙織は星くずうぃっちバルゴ(EX)、加奈子は曲目の関係上メルル2期の衣装だ。
さすがの加奈子の演技力といった印象で、ほとんど加奈子のオンステージといってもいいかもしれない。
とはいえギターソロも負けてはおらず、俺も俺で裏方なりに頑張れたのでとても清清しかった。
問題のマスケラだったが、あれだけ緊張していたはずだったのに不思議と演奏する際になってみるとなんともいえない高揚感に包まれていた。
ソロや掛け合いの部分も自信をもって吹き切ることができたし、何より楽しかった。本当に楽しかったとそう思えた。
そう思わせてくれたのが誰なのか、それはもはや言うまでもない。
25 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 21:04:28.39 ID:+S3aTET90
自分たちの番が終わって余裕が出来た後に他のグループの演奏を聞いたが、どの人たちも自分達の演奏に魂を入れているのがひしひしと感じられた。
こういう共感を感じることができるようになった、というのもこのライブに出てよかったと思えた一因だろう。
一通りライブが終わりきり撤収したのは8時を回った頃だったが、打ち上げをしようという沙織の提案に則って6人で近くのファミレスへ向かった。
ドラムの人「楽しいライブでしたね……」
ベースの人「ああいう客との一体感がライブの醍醐味ですね」
ギターの人「加奈子ちゃんもさすがの一言でしたよ」
加奈子「だろォ?」
ギターの人「ええ。それとマスケラのお二方も。さすが恋人って感じの息の合いようでした」
京介「あはは、そうですね」
沙織「ありがとうございます」
そうしたライブの話を重ねるうちに時が流れ、10時を回ったあたりでお開きとなった。
京介「じゃあ、今日は本当にありがとうございました。また機会があればお願いします」
ベースの人「こちらこそ、ありがとうございました。お疲れ様です!」
京介「お疲れ様です!」
加奈子を含めた皆さんと別れ、俺は帰る方向が一緒の沙織と2人きりになった。
こういう共感を感じることができるようになった、というのもこのライブに出てよかったと思えた一因だろう。
一通りライブが終わりきり撤収したのは8時を回った頃だったが、打ち上げをしようという沙織の提案に則って6人で近くのファミレスへ向かった。
ドラムの人「楽しいライブでしたね……」
ベースの人「ああいう客との一体感がライブの醍醐味ですね」
ギターの人「加奈子ちゃんもさすがの一言でしたよ」
加奈子「だろォ?」
ギターの人「ええ。それとマスケラのお二方も。さすが恋人って感じの息の合いようでした」
京介「あはは、そうですね」
沙織「ありがとうございます」
そうしたライブの話を重ねるうちに時が流れ、10時を回ったあたりでお開きとなった。
京介「じゃあ、今日は本当にありがとうございました。また機会があればお願いします」
ベースの人「こちらこそ、ありがとうございました。お疲れ様です!」
京介「お疲れ様です!」
加奈子を含めた皆さんと別れ、俺は帰る方向が一緒の沙織と2人きりになった。
27 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 21:08:26.56 ID:+S3aTET90
沙織「さて、じゃあわたしたちも帰りましょうか」
京介「ああ。……沙織」
沙織「はい?」
京介「今日、俺の部屋に来ないか?」
沙織「……京介さん」
京介「伝えたいことがある」
それ以上言葉は要らなかった。
沙織「――はい」
それからは互いに殆ど会話を交わさずに俺のアパートに辿り着いた。
京介「ああ。……沙織」
沙織「はい?」
京介「今日、俺の部屋に来ないか?」
沙織「……京介さん」
京介「伝えたいことがある」
それ以上言葉は要らなかった。
沙織「――はい」
それからは互いに殆ど会話を交わさずに俺のアパートに辿り着いた。
28 桐乃と黒猫とのライブ後の絡み書くの忘れてた 2012/02/08(水) 21:18:01.85 ID:+S3aTET90
それなりに常日頃掃除をしているのが役立ってすんなりと沙織を招き入れることに成功した。
沙織「ここが京介さんのアパートですか」
京介「近い割に実際来たのは初めてだったな」
沙織「そうですね……」
妙にそわそわして落ち着かない様子だ。そりゃそうだろうが。
ひとまず冷たい麦茶を用意すると、手近な座布団に腰を据えた。
疲れてそのまま眠ってしまいかねないので手短に本題に入ろう。
京介「……沙織は俺のために演奏するって言ってくれたよな」
沙織「はい」
京介「あの沙織がこんな風に俺なんかに積極的に迫ってくれることが俺は凄く嬉しい」
なんせ沙織は和を以て尊しと成す女だ。
前々のいきさつもあって沙織があいつらを差し置いてくるなんて事は本当に意外だったといえる。
そして沙織が"そう"決めたとあれば相当の覚悟と葛藤があったのだろう。
いろいろ聞いてみたいことはあったが、俺はとりあえず言いたいことだけは早急に言わねばなるまい。
沙織「ここが京介さんのアパートですか」
京介「近い割に実際来たのは初めてだったな」
沙織「そうですね……」
妙にそわそわして落ち着かない様子だ。そりゃそうだろうが。
ひとまず冷たい麦茶を用意すると、手近な座布団に腰を据えた。
疲れてそのまま眠ってしまいかねないので手短に本題に入ろう。
京介「……沙織は俺のために演奏するって言ってくれたよな」
沙織「はい」
京介「あの沙織がこんな風に俺なんかに積極的に迫ってくれることが俺は凄く嬉しい」
なんせ沙織は和を以て尊しと成す女だ。
前々のいきさつもあって沙織があいつらを差し置いてくるなんて事は本当に意外だったといえる。
そして沙織が"そう"決めたとあれば相当の覚悟と葛藤があったのだろう。
いろいろ聞いてみたいことはあったが、俺はとりあえず言いたいことだけは早急に言わねばなるまい。
29 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 21:27:00.92 ID:+S3aTET90
京介「俺は桐乃のため、黒猫のため、そして何よりも――何よりも沙織のために演奏した」
意趣返しというわけでもないが、言われたことをそのまま返す形になった。
京介「俺は沙織が好きだ。沙織に付き合ってもらいたい」
沙織「京介……さん」
簡潔極まりないが、言いたいことは済んだ。後は沙織の返事を待つだけだ。
沙織「わたしも……わたしも、京介さんのことが好きです。大好きです」
準備はできていたがいざ言葉にされると俄然高まらざるを得なかった。俺も健全な男だ。
衝動的に押し倒してしまいそうになるがぐっと抑えて一言だけ振り絞るように伝えた。
京介「……シャワー、浴びてきなよ。俺のしかないけど着替えは用意しとくから」
沙織「あ……その……はいっ///」
ヤバイ可愛すぎる。落ち着け……素数を数えて落ち着くんだ……ッ!
意趣返しというわけでもないが、言われたことをそのまま返す形になった。
京介「俺は沙織が好きだ。沙織に付き合ってもらいたい」
沙織「京介……さん」
簡潔極まりないが、言いたいことは済んだ。後は沙織の返事を待つだけだ。
沙織「わたしも……わたしも、京介さんのことが好きです。大好きです」
準備はできていたがいざ言葉にされると俄然高まらざるを得なかった。俺も健全な男だ。
衝動的に押し倒してしまいそうになるがぐっと抑えて一言だけ振り絞るように伝えた。
京介「……シャワー、浴びてきなよ。俺のしかないけど着替えは用意しとくから」
沙織「あ……その……はいっ///」
ヤバイ可愛すぎる。落ち着け……素数を数えて落ち着くんだ……ッ!
33 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 21:41:08.92 ID:VnrrFX6JO
しかしさっぱりレスがないな
やはり沙織は不人気なのか
やはり沙織は不人気なのか
35 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 21:45:22.49 ID:kLvcca9F0
アニメでは良いとこなしだったから
原作読めば一番かわいくてすごいんだけど
原作読めば一番かわいくてすごいんだけど
43 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 22:36:06.46 ID:+S3aTET90
沙織がシャワーを浴び始めたところで俺は手持ち無沙汰というか落ち着かなくて部屋を適当に片付け、沙織用の着替えを用意した。
どうせこれから脱ぐものをとも思ったが、湯冷めするのもまずいし、それに脱がす楽しみというのもある。
あとは机の中からゴムを取り出した。転ばぬ先の杖とはこういうことか。
ベッドの上に座り込んで所在無く両指をからめていると、風呂場のドアが小さく音を上げた。
沙織「上がりました」
京介「着替え、そこに置いてあるぞー」
沙織「了解であります」
少し時間が経って沙織が俺のシャツとジャージを着て出て来た。
湯上がりというバフステータスも相俟ってとてつもない色気を醸し出している。こいつ本当に高2か?
京介「じゃ、じゃあ俺も入ってくるな」
沙織「はい。行ってらっしゃいませ、ご主人様」
京介「…っ///」
沙織「ふふっ」
な、なんてヤツだ……
こいつは……強力すぎる!
どうせこれから脱ぐものをとも思ったが、湯冷めするのもまずいし、それに脱がす楽しみというのもある。
あとは机の中からゴムを取り出した。転ばぬ先の杖とはこういうことか。
ベッドの上に座り込んで所在無く両指をからめていると、風呂場のドアが小さく音を上げた。
沙織「上がりました」
京介「着替え、そこに置いてあるぞー」
沙織「了解であります」
少し時間が経って沙織が俺のシャツとジャージを着て出て来た。
湯上がりというバフステータスも相俟ってとてつもない色気を醸し出している。こいつ本当に高2か?
京介「じゃ、じゃあ俺も入ってくるな」
沙織「はい。行ってらっしゃいませ、ご主人様」
京介「…っ///」
沙織「ふふっ」
な、なんてヤツだ……
こいつは……強力すぎる!
46 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 22:48:13.80 ID:+S3aTET90
すでに立ち上がりそうになる愚息をぐっとこらえて風呂場に入る。
なんというか……沙織の匂いに包まれている感じがする。
我ながら臭い感想だが事実だからしょうがない。
あまり沙織を待たせるのもアレなので、俺は念入りに体を洗いつつも手短にシャワーを済ませた。
着替えを済ませてからあえて仰々しく風呂場のドアを開けると、ベッドに座り込んでいた沙織の目がぱあっと輝いたように見えた。
沙織のすぐ隣に腰掛けて目と目が合う。
京介「お待たせした」
沙織「お待ちしておりました」
沙織「……ふふっ」
京介「ははっ」
妙に甘い空気が俺たちの周囲を包み込む。
京介「こんないい女をモノにできるんだから、俺はとんだ果報者だな」
沙織「わたしもですよ。京介さんは自分で思う以上にいい男だってのを自覚すべきなんです」
京介「お前もな。……じゃあ、行くぞ」
俺はそのまま沙織の肩を抱き寄せて目を瞑り、その唇を貰い受けた。
なんというか……沙織の匂いに包まれている感じがする。
我ながら臭い感想だが事実だからしょうがない。
あまり沙織を待たせるのもアレなので、俺は念入りに体を洗いつつも手短にシャワーを済ませた。
着替えを済ませてからあえて仰々しく風呂場のドアを開けると、ベッドに座り込んでいた沙織の目がぱあっと輝いたように見えた。
沙織のすぐ隣に腰掛けて目と目が合う。
京介「お待たせした」
沙織「お待ちしておりました」
沙織「……ふふっ」
京介「ははっ」
妙に甘い空気が俺たちの周囲を包み込む。
京介「こんないい女をモノにできるんだから、俺はとんだ果報者だな」
沙織「わたしもですよ。京介さんは自分で思う以上にいい男だってのを自覚すべきなんです」
京介「お前もな。……じゃあ、行くぞ」
俺はそのまま沙織の肩を抱き寄せて目を瞑り、その唇を貰い受けた。
49 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 23:00:36.77 ID:+S3aTET90
沙織「んっ……んんっ……ぷはぁ」
最初は唇を優しく重ね、そこから唇を舐めるように舌を割りいれていく。
そこから沙織の口内へと突き進め、文字通り口内を嬲っていく。
沙織もそれに応じるように舌を絡めてきてちゅぱちゅぱという隠微な音が互いの情欲を高めて行く。
沙織「きょ、京介さん……お上手ですね」
京介「耳年増なだけさ。口でのキスはこれが初めてだよ」
黒猫とのは頬だったしな。
沙織「わたしも初めてです。なんというか、こんなに気持ちの良いものだとは……」
心なしか……いや気のせいでなく沙織の瞳に潤みが差している。
京介「じゃあもう一度やるか」
間髪入れず沙織の口に貪る様に吸い付いた。沙織もなんの抵抗もなく受け入れてくれているのがとても嬉しい。
一度といっても当然言葉の綾で結局二度三度と何度も何度も磁石のように唇同士をくっ付けていった。
最初は唇を優しく重ね、そこから唇を舐めるように舌を割りいれていく。
そこから沙織の口内へと突き進め、文字通り口内を嬲っていく。
沙織もそれに応じるように舌を絡めてきてちゅぱちゅぱという隠微な音が互いの情欲を高めて行く。
沙織「きょ、京介さん……お上手ですね」
京介「耳年増なだけさ。口でのキスはこれが初めてだよ」
黒猫とのは頬だったしな。
沙織「わたしも初めてです。なんというか、こんなに気持ちの良いものだとは……」
心なしか……いや気のせいでなく沙織の瞳に潤みが差している。
京介「じゃあもう一度やるか」
間髪入れず沙織の口に貪る様に吸い付いた。沙織もなんの抵抗もなく受け入れてくれているのがとても嬉しい。
一度といっても当然言葉の綾で結局二度三度と何度も何度も磁石のように唇同士をくっ付けていった。
51 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 23:09:32.63 ID:+S3aTET90
頃合いを見て俺は沙織の背後に周り、その耳たぶを舐る。
沙織「あっ……はぁんっ……」
くすぐったいのか弱いのか、沙織は温かな体をピクピクと震わせている。
その反応に満足しながらも俺は首筋へと舌を這わせ、シャツから見える鎖骨へと達する。
沙織「ひゃっ……ぅあっ……!」
沙織の体がさらにビクンと跳ね上がった。ただでさえTシャツ1枚のノーブラで拘束の無い果実がぷるぷると震えた。
京介「弱いのか?鎖骨」
沙織「は、はい……」
京介「じゃあもっと舐めてやる」
沙織「きょ、京介さんいじわ……ひぅっ!」
京介「(ヤバイ何これ楽しい)」
沙織「あっ……はぁんっ……」
くすぐったいのか弱いのか、沙織は温かな体をピクピクと震わせている。
その反応に満足しながらも俺は首筋へと舌を這わせ、シャツから見える鎖骨へと達する。
沙織「ひゃっ……ぅあっ……!」
沙織の体がさらにビクンと跳ね上がった。ただでさえTシャツ1枚のノーブラで拘束の無い果実がぷるぷると震えた。
京介「弱いのか?鎖骨」
沙織「は、はい……」
京介「じゃあもっと舐めてやる」
沙織「きょ、京介さんいじわ……ひぅっ!」
京介「(ヤバイ何これ楽しい)」
54 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 23:25:06.07 ID:+S3aTET90
順調に沙織を征服している感覚に胸が熱くなるが、下手に粘着するとこのまま沙織がイってしまいかねないので渋々自重する。
そしてそのあられもなく主張している2つの双丘をシャツの上から揉み始めた。
沙織「あ……」
なんというか、シャツの上からでも柔らかさが伝わってくる。
このでかさで張りもあるとかパーフェクトだろウォルター。
あえて脇から包み込むようにして揉んでいるのは当然計算であり、こうすると焦らし効果でより気持ちよくさせられると聞いたからである。グゥレイトォ、知識だけは多いぜ!
それから刺激を与えないようにそっとTシャツをたくし上げ、上半身を露にする。俺も合わせて上を脱いで正面に回った。
沙織「あ、あの……へ、変じゃないですか……?」
京介「…………綺麗だ」
沙織「え、あ……」
京介「綺麗だって言った」
それ以上の言葉が出ないぐらいそれは美しかった。語彙力がどうとかそういう問題じゃない。ギリシャの彫刻とか見てる感じって言えば伝わるだろうか。
そしてそのあられもなく主張している2つの双丘をシャツの上から揉み始めた。
沙織「あ……」
なんというか、シャツの上からでも柔らかさが伝わってくる。
このでかさで張りもあるとかパーフェクトだろウォルター。
あえて脇から包み込むようにして揉んでいるのは当然計算であり、こうすると焦らし効果でより気持ちよくさせられると聞いたからである。グゥレイトォ、知識だけは多いぜ!
それから刺激を与えないようにそっとTシャツをたくし上げ、上半身を露にする。俺も合わせて上を脱いで正面に回った。
沙織「あ、あの……へ、変じゃないですか……?」
京介「…………綺麗だ」
沙織「え、あ……」
京介「綺麗だって言った」
それ以上の言葉が出ないぐらいそれは美しかった。語彙力がどうとかそういう問題じゃない。ギリシャの彫刻とか見てる感じって言えば伝わるだろうか。
57 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 23:42:33.70 ID:+S3aTET90
その先端にある蕾を歯を食いしばりながら我慢し、あえて再び脇から攻める。
京介「完璧に処理してあるんだな」
沙織「~~っ、恥ずかしいです……」
その綺麗な脇をフッ飛b……ぺろぺろしながら次第に膨らみの中央へと近付いていく。
そしてついにとっておきのメインディッシュへと到達する。
左の乳首を軽く咥えながら舌の先端でころころと転がす。
沙織「はっ、あぁんっ……!!」
焦らした分の効果が現れたのか、はっきりと感じてくれているようで大層余は満足した。
なんてことを考えてる場合でもないので、直ちにそのまま追い討ちに入る。
咥えてるさくらんぼをそのまま甘噛みし、空いている右側のそれを指先でクリっと捏ねる。
沙織「あっ、うっ、あっ……!んんっ……!」
沙織の体がビクンビクンと震える。
感じていることに恥じらいを帯びているのか声を抑えているらしい。その初心な反応がたまらなく愛おしい。
京介「我慢しなくていい、いやしないでくれ」
沙織「だ、って、そんな、いやら、し……んんんっ」
京介「沙織のそういう声も聞きたいんだよ、言わせんな恥ずかしい」
沙織「ううう……京介さんばっかりさっきからずるいです……」
京介「え?うわっ!」
京介「完璧に処理してあるんだな」
沙織「~~っ、恥ずかしいです……」
その綺麗な脇をフッ飛b……ぺろぺろしながら次第に膨らみの中央へと近付いていく。
そしてついにとっておきのメインディッシュへと到達する。
左の乳首を軽く咥えながら舌の先端でころころと転がす。
沙織「はっ、あぁんっ……!!」
焦らした分の効果が現れたのか、はっきりと感じてくれているようで大層余は満足した。
なんてことを考えてる場合でもないので、直ちにそのまま追い討ちに入る。
咥えてるさくらんぼをそのまま甘噛みし、空いている右側のそれを指先でクリっと捏ねる。
沙織「あっ、うっ、あっ……!んんっ……!」
沙織の体がビクンビクンと震える。
感じていることに恥じらいを帯びているのか声を抑えているらしい。その初心な反応がたまらなく愛おしい。
京介「我慢しなくていい、いやしないでくれ」
沙織「だ、って、そんな、いやら、し……んんんっ」
京介「沙織のそういう声も聞きたいんだよ、言わせんな恥ずかしい」
沙織「ううう……京介さんばっかりさっきからずるいです……」
京介「え?うわっ!」
60 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 23:56:41.79 ID:+S3aTET90
突然視界が反転したので何事かと思ったら、どうやら沙織に投げ飛ばされていたらしい。
沙織「わたし、護身術もたしなんでいるんですよ?重心さえ崩せば京介さん程度の体格なら余裕で投げられますわ」
京介「なん……だと……」
そもそも沙織は女性にしては単純に力もある。そう簡単に支配できる女ではないということを改めて再認識した。
まあ、望むところだと言わせて貰おう。
沙織「さて、今度はわたしの番ですわね。耳年増は京介さんだけではないと言うことを思い知らせて差し上げますわ」
京介「ぐっ……」
痛みはさほどないが、俗に言う上四方固めのような体勢になっていてろくに自由が利かない。
そもそも足をバタつかせて沙織に傷でもつけたら事なので抵抗するわけにもいかずスルリとズボンとパンツをひん剥かれる。
沙織「これが京介さんの……もうガッチガチじゃないですか」
京介「まったく誰のせいなんだろうなー」
沙織「ふふっ、誰だか知りませんがさぞ魅力的な方なんでしょうねぇ。それではいただきます。はむっ」
京介「……!!」
その時、京介に電流走る……!
沙織「わたし、護身術もたしなんでいるんですよ?重心さえ崩せば京介さん程度の体格なら余裕で投げられますわ」
京介「なん……だと……」
そもそも沙織は女性にしては単純に力もある。そう簡単に支配できる女ではないということを改めて再認識した。
まあ、望むところだと言わせて貰おう。
沙織「さて、今度はわたしの番ですわね。耳年増は京介さんだけではないと言うことを思い知らせて差し上げますわ」
京介「ぐっ……」
痛みはさほどないが、俗に言う上四方固めのような体勢になっていてろくに自由が利かない。
そもそも足をバタつかせて沙織に傷でもつけたら事なので抵抗するわけにもいかずスルリとズボンとパンツをひん剥かれる。
沙織「これが京介さんの……もうガッチガチじゃないですか」
京介「まったく誰のせいなんだろうなー」
沙織「ふふっ、誰だか知りませんがさぞ魅力的な方なんでしょうねぇ。それではいただきます。はむっ」
京介「……!!」
その時、京介に電流走る……!
62 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/09(木) 00:13:52.48 ID:YCvrnYnQ0
沙織「ん……むっ……はふっ……」
京介「……!?……!!」
沙織の股間部への致命的愛撫(仮)を受けて危うく意識が持っていかれそうになった。
木管奏者は舌使いが上手いなんてジャズ研の酒の席で下世話な都市伝説を先輩から聞いたことがあったが……これはヤバイ。
なんというか舌の当て方が尋常じゃなく上手いのだ。とはいえこんなことをされるのも初めてだから比較のしようがないのだが。
それでも勝手がわからないのか手探りならぬ口探りで俺の性感帯を探してくれているのはとても可愛らしかった。
そんな分析ができるぐらいには余裕ができてから、俺は逆襲に入った。
固められている俺の顔の目の前には体勢的に沙織の大切な部分があるわけで、そこに思いっきり息を吹きかけてやる。
沙織「うんんっ!?んっ……」
沙織の腰が浮き上がったところに足で固められていた両腕を抜け出し、返す刀で沙織の腰からジャージとショーツを思い切り引き下げる。
というか本気でターンを持ってくつもりならこんないわば69の状態には持っていかないはずであり、これはおそらく沙織の知略なのだろう。
なんとなく乗せられてる感がして釈然としないが、今はそんなことはどうでもよかった。重要なことじゃない。
京介「……!?……!!」
沙織の股間部への致命的愛撫(仮)を受けて危うく意識が持っていかれそうになった。
木管奏者は舌使いが上手いなんてジャズ研の酒の席で下世話な都市伝説を先輩から聞いたことがあったが……これはヤバイ。
なんというか舌の当て方が尋常じゃなく上手いのだ。とはいえこんなことをされるのも初めてだから比較のしようがないのだが。
それでも勝手がわからないのか手探りならぬ口探りで俺の性感帯を探してくれているのはとても可愛らしかった。
そんな分析ができるぐらいには余裕ができてから、俺は逆襲に入った。
固められている俺の顔の目の前には体勢的に沙織の大切な部分があるわけで、そこに思いっきり息を吹きかけてやる。
沙織「うんんっ!?んっ……」
沙織の腰が浮き上がったところに足で固められていた両腕を抜け出し、返す刀で沙織の腰からジャージとショーツを思い切り引き下げる。
というか本気でターンを持ってくつもりならこんないわば69の状態には持っていかないはずであり、これはおそらく沙織の知略なのだろう。
なんとなく乗せられてる感がして釈然としないが、今はそんなことはどうでもよかった。重要なことじゃない。
66 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/09(木) 00:32:13.08 ID:YCvrnYnQ0
俺の目の前で顕現した沙織の秘所は年相応に毛が生えており、愛液で濡れそぼってなんとも扇情的だった。
沙織も先ほどの俺と同様感じるところを意図的に避けている節があるので、まだ比較的余裕があるうちにじっくりと持久戦を持ち込んだ。
まず沙織のふとももの裏側をさするように手を掛け、軽く揉みしだく。
沙織「ん……ふっ……」
これだけの事をしても依然ソレから口を離さないのは大した奴だ。正直俺も気を確かにしないと危ない。
ならばと俺は這い上がるように両手を引き上げてその美尻に手をかける。
なんか痴漢してるみたいで妙に背徳的な気分になってきたが、落ち着いて俺は腕を内側に手繰り寄せる。
ついに秘唇の外側まで指先が到達し、そっと人差し指を差し入れてみる。
沙織「んんんんんっ!ぷはっ、あっ、はぁっ……」
……きつい。じっくり丹念に濡らしたおかげかまだ痛くはないようだが……
流石に感じ過ぎたのか俺のから口を離して悶える沙織。超可愛い。
沙織も先ほどの俺と同様感じるところを意図的に避けている節があるので、まだ比較的余裕があるうちにじっくりと持久戦を持ち込んだ。
まず沙織のふとももの裏側をさするように手を掛け、軽く揉みしだく。
沙織「ん……ふっ……」
これだけの事をしても依然ソレから口を離さないのは大した奴だ。正直俺も気を確かにしないと危ない。
ならばと俺は這い上がるように両手を引き上げてその美尻に手をかける。
なんか痴漢してるみたいで妙に背徳的な気分になってきたが、落ち着いて俺は腕を内側に手繰り寄せる。
ついに秘唇の外側まで指先が到達し、そっと人差し指を差し入れてみる。
沙織「んんんんんっ!ぷはっ、あっ、はぁっ……」
……きつい。じっくり丹念に濡らしたおかげかまだ痛くはないようだが……
流石に感じ過ぎたのか俺のから口を離して悶える沙織。超可愛い。
68 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/09(木) 00:50:27.37 ID:YCvrnYnQ0
沙織「ついにそこまできてしまいましたわね……ならわたしも容赦しませんよ」
京介「こっちこそ!」
沙織の大切な部分を二本の指でこじ開け、舌を滑り込ませる。
と同時にその上端にある豆を撫でるように擦り上げる。
沙織「~~っ……、はぁっ、はぁっ……あむっ……」
京介「くっ……うぁっ……」
沙織もついに手まで使って本気でかかってきたようだった。
白魚の手とはよく言ったもので、冷たくて滑らかな感触が舌とのギャップで俺の情欲を加速させる。
ついでに言うとピアニストゆえの賜物かその動きが実に素晴らしい。
互いの吐息が否が応でも高まっていき、絶頂が近いことを自ずと示唆していた。
京介「こっちこそ!」
沙織の大切な部分を二本の指でこじ開け、舌を滑り込ませる。
と同時にその上端にある豆を撫でるように擦り上げる。
沙織「~~っ……、はぁっ、はぁっ……あむっ……」
京介「くっ……うぁっ……」
沙織もついに手まで使って本気でかかってきたようだった。
白魚の手とはよく言ったもので、冷たくて滑らかな感触が舌とのギャップで俺の情欲を加速させる。
ついでに言うとピアニストゆえの賜物かその動きが実に素晴らしい。
互いの吐息が否が応でも高まっていき、絶頂が近いことを自ずと示唆していた。
70 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/09(木) 00:59:49.53 ID:YCvrnYnQ0
京介「ヤ……ヤバイ、そろそろ出るっ……!」
沙織「わ……わはひ、ほっ……」
京介「うっ……うあああっ!!」
沙織「んっ、あっ、あああああっ……!!! ……げほっ、げほっ」
どうも咥えてるときに同時に達してしまったらしく、むせて咳き込んでしまったようだ。
急にムードもへったくれもなくなってしまったようで思わず肩をすくめた。
京介「す、すまん」
沙織「構いません。むしろ、京介さんと同時にイけてとても嬉しいです」
京介「嬉しいこと言ってくれるじゃないの……」
ベッドで倒れ込む沙織に目を向けながら俺は一度風呂場へと足を向けた。
沙織「どういたしました?」
京介「ちょっとソコを洗ってくる。ゴムもつけなきゃいけないしな」
沙織「ああ……まあ、そうですよね」
京介「ちょっと待っててくれな」 バタン
沙織「(……今日は一応安全日だったはずだけれど……仕方ないわよね)」
沙織「(わたし、あの人を好きになってよかった)」
沙織「わ……わはひ、ほっ……」
京介「うっ……うあああっ!!」
沙織「んっ、あっ、あああああっ……!!! ……げほっ、げほっ」
どうも咥えてるときに同時に達してしまったらしく、むせて咳き込んでしまったようだ。
急にムードもへったくれもなくなってしまったようで思わず肩をすくめた。
京介「す、すまん」
沙織「構いません。むしろ、京介さんと同時にイけてとても嬉しいです」
京介「嬉しいこと言ってくれるじゃないの……」
ベッドで倒れ込む沙織に目を向けながら俺は一度風呂場へと足を向けた。
沙織「どういたしました?」
京介「ちょっとソコを洗ってくる。ゴムもつけなきゃいけないしな」
沙織「ああ……まあ、そうですよね」
京介「ちょっと待っててくれな」 バタン
沙織「(……今日は一応安全日だったはずだけれど……仕方ないわよね)」
沙織「(わたし、あの人を好きになってよかった)」
72 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/09(木) 01:15:57.11 ID:YCvrnYnQ0
ライブで体が疲れてる割には息子はまだまだ元気なようで何よりだった。
これからが本番だというのにここで萎びられても困る。
きちんと男の義務としてコンドームを装着し、いざ愛する女の下へと帰らん。
京介「お待たせ」
沙織「一分一秒でも離れたくない気分です」
京介「ああ……そうだな、今日はもう離さないさ」
沙織「嬉しいです。やさしく……してくださいね」
京介「可能な限りな。保証はできない」
推測……というか半ば確信だった。
俺は無言で沙織の長い足を広げると、すでに濡れ尽くした秘部にそれをあてがった。
京介「……行くぞ」
沙織の細い腰を両手で掴んで屹立した自分自身を軽く差し入れる。
沙織「ん……」
ある程度推し進めたところに軽い抵抗があった。紛れもない沙織の純潔の証だ。
一秒にも満たない時間逡巡した後、意を決して俺は思い切り腰を突き出した。
沙織「う……ん……んうあああっ……!」
沙織のくぐもったような呻き声と共に膜が弾けたのが心で理解できた。
これからが本番だというのにここで萎びられても困る。
きちんと男の義務としてコンドームを装着し、いざ愛する女の下へと帰らん。
京介「お待たせ」
沙織「一分一秒でも離れたくない気分です」
京介「ああ……そうだな、今日はもう離さないさ」
沙織「嬉しいです。やさしく……してくださいね」
京介「可能な限りな。保証はできない」
推測……というか半ば確信だった。
俺は無言で沙織の長い足を広げると、すでに濡れ尽くした秘部にそれをあてがった。
京介「……行くぞ」
沙織の細い腰を両手で掴んで屹立した自分自身を軽く差し入れる。
沙織「ん……」
ある程度推し進めたところに軽い抵抗があった。紛れもない沙織の純潔の証だ。
一秒にも満たない時間逡巡した後、意を決して俺は思い切り腰を突き出した。
沙織「う……ん……んうあああっ……!」
沙織のくぐもったような呻き声と共に膜が弾けたのが心で理解できた。
74 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/09(木) 01:26:38.55 ID:YCvrnYnQ0
沙織の表情は正に痛くて堪え様がないといった具合で非常に心苦しかったが、こればっかりはどうしようもない。
精々爪を立てて痛みを分けてもらうしかない。
分かち合えるものじゃないのなら2倍あればいいとはよく言ったものだ。
沙織「す……すみません。これほど痛いなんて……それに背中を……」
京介「謝らなくていいよ、沙織の痛みに比べれば軽いもんだ。男の勲章ってやつだな」
沙織「……では、好きに動いてください。もう大丈夫ですから」
京介「本当か?」
沙織「……嘘ですけど」
京介「沙織はかわいいなぁ」 ナデナデ
沙織「えへへ……嬉しいですお兄様」
京介「!」
お、おま……そんな蕩け切った顔でお兄様とか反則すぎんだろ……
今なら妹ゲーにのめり込む桐乃の気持ちがはっきりと理解できる。どんな妹だろうとこいつには絶対に敵わないだろうがな!
精々爪を立てて痛みを分けてもらうしかない。
分かち合えるものじゃないのなら2倍あればいいとはよく言ったものだ。
沙織「す……すみません。これほど痛いなんて……それに背中を……」
京介「謝らなくていいよ、沙織の痛みに比べれば軽いもんだ。男の勲章ってやつだな」
沙織「……では、好きに動いてください。もう大丈夫ですから」
京介「本当か?」
沙織「……嘘ですけど」
京介「沙織はかわいいなぁ」 ナデナデ
沙織「えへへ……嬉しいですお兄様」
京介「!」
お、おま……そんな蕩け切った顔でお兄様とか反則すぎんだろ……
今なら妹ゲーにのめり込む桐乃の気持ちがはっきりと理解できる。どんな妹だろうとこいつには絶対に敵わないだろうがな!
78 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/09(木) 01:44:51.59 ID:YCvrnYnQ0
京介「ごめん沙織、もう限界だわ。今ので俺の中のSEEDが弾けた」
沙織「え?あ……あっ!」
ヒャア、がまんできねぇ0だ!とはこういうことなのだろう。
振り子が次第に勢いをつける様に緩やかに腰を前後させていき、次第に加速していく。
京介「うっ……ふっ…・・・」
沙織「ぐっ……いっ……痛い……」
沙織「でも気持ち……いいです……!」
痛いけど気持ちいい、という感覚は男には決してわからない感覚なのだろうが、それでも素直に嬉しい。
そんな喜びを感じながら俺は一心不乱に腰を打ちつけた。
沙織「んうっ……あっ……ぇあっ……!」
沙織「なにか、くる……きちゃいますぅ……!!」
京介「お……俺も、沙織の膣内……気持ち、よすぎる……!」
沙織「わたし、あたまの、なか、が……」
京介「で……射精るっ……!!」
沙織「きょう、すけ、さ……ああああんっ!!!」
またしても俺たちは同時に達した。
俺はペニスを引き抜いて沙織のもとへと倒れこみ、そこで意識は途絶えた。
沙織「え?あ……あっ!」
ヒャア、がまんできねぇ0だ!とはこういうことなのだろう。
振り子が次第に勢いをつける様に緩やかに腰を前後させていき、次第に加速していく。
京介「うっ……ふっ…・・・」
沙織「ぐっ……いっ……痛い……」
沙織「でも気持ち……いいです……!」
痛いけど気持ちいい、という感覚は男には決してわからない感覚なのだろうが、それでも素直に嬉しい。
そんな喜びを感じながら俺は一心不乱に腰を打ちつけた。
沙織「んうっ……あっ……ぇあっ……!」
沙織「なにか、くる……きちゃいますぅ……!!」
京介「お……俺も、沙織の膣内……気持ち、よすぎる……!」
沙織「わたし、あたまの、なか、が……」
京介「で……射精るっ……!!」
沙織「きょう、すけ、さ……ああああんっ!!!」
またしても俺たちは同時に達した。
俺はペニスを引き抜いて沙織のもとへと倒れこみ、そこで意識は途絶えた。
82 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/09(木) 02:03:20.20 ID:YCvrnYnQ0
朝起きると沙織はまだ起きていなかったようで、沙織の麗しい寝顔がすぐ脇にあった。
というかなんか腕がジンジンすると思ったらどうやらいつの間にか腕枕に使われていたようだった。
俺は客観的に見たら見るも気持ち悪いであろうニヤケ面で沙織をまじまじと観察していたら、沙織が目を覚ましたようだった。
京介「おはよ」
沙織「おはようございます、京介さん」
京介「世界が今までと全く違って見えるようだ」
沙織「わたしもです」
京介「で、今日は日曜だけど……どうしよっか?」
沙織「そうですね……楽器店にでも行ってみましょうか。あとはみなとみらいにも行きましょう」
沙織「京介さんと一緒ならどこだって楽しい、そうわたしは思います」
京介「俺もだよ」
このMe tooを今日だけで何回繰り返したのだろうか。数えても詮無い事だが我ながら大したバカップルだと思う。
そんなお花畑なことを考えていたら、沙織が悪戯を思いついた子供のように目を輝かせた。
沙織「ねえ京介氏、今日もお口でいいでござるか?」
おしまい
というかなんか腕がジンジンすると思ったらどうやらいつの間にか腕枕に使われていたようだった。
俺は客観的に見たら見るも気持ち悪いであろうニヤケ面で沙織をまじまじと観察していたら、沙織が目を覚ましたようだった。
京介「おはよ」
沙織「おはようございます、京介さん」
京介「世界が今までと全く違って見えるようだ」
沙織「わたしもです」
京介「で、今日は日曜だけど……どうしよっか?」
沙織「そうですね……楽器店にでも行ってみましょうか。あとはみなとみらいにも行きましょう」
沙織「京介さんと一緒ならどこだって楽しい、そうわたしは思います」
京介「俺もだよ」
このMe tooを今日だけで何回繰り返したのだろうか。数えても詮無い事だが我ながら大したバカップルだと思う。
そんなお花畑なことを考えていたら、沙織が悪戯を思いついた子供のように目を輝かせた。
沙織「ねえ京介氏、今日もお口でいいでござるか?」
おしまい
84 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/09(木) 02:06:14.09 ID:YCvrnYnQ0
なんとか収拾つけて終われたので胸を撫で下ろしています。
まさか続きを始めてから6時間もかかろうとはこの海のリハクの目をもってしても(ry
沙織は非常にいいキャラなんですがあまりにも強すぎて出番を作りにくいフーゴポジションだと思うのです。
もっと沙織好きが増えればいいなと切に願います
ではでは
まさか続きを始めてから6時間もかかろうとはこの海のリハクの目をもってしても(ry
沙織は非常にいいキャラなんですがあまりにも強すぎて出番を作りにくいフーゴポジションだと思うのです。
もっと沙織好きが増えればいいなと切に願います
ではでは
83 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/09(木) 02:06:10.38 ID:s9YLZB5V0
乙
87 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/09(木) 02:16:20.51 ID:Nr05CjnN0
おつかれ
次回はあやせイチャラブを期待しょう
次回はあやせイチャラブを期待しょう
Entry ⇒ 2012.02.20 | Category ⇒ 俺妹SS | Comments (0) | Trackbacks (0)
桐乃「私の兄貴がこんなに可愛いわけがない!」
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 04:52:23.25 ID:6v48XDgD0
京介「ただいま」ガチャッ
京介「……何だ。お袋も桐乃もいないのか」
京介「とりあえず、リビングでお茶でも飲もう」 スタスタスタ
京介「……ん?冷蔵庫に見慣れん液体が」
京介「あぽときしん……よんはちろくきゅう?」
京介「……パッケージの絵がやたら萌え萌えしてんな」
京介「……何だ。お袋も桐乃もいないのか」
京介「とりあえず、リビングでお茶でも飲もう」 スタスタスタ
京介「……ん?冷蔵庫に見慣れん液体が」
京介「あぽときしん……よんはちろくきゅう?」
京介「……パッケージの絵がやたら萌え萌えしてんな」
元スレ
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1328212343/
桐乃「私の兄貴がこんなに可愛いわけがない!」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1328212343/
桐乃「私の兄貴がこんなに可愛いわけがない!」
2 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 04:54:50.76 ID:6v48XDgD0
京介「冷蔵庫に入ってたってことはジュース、だよな?」
京介「どれ一口味見を」ゴクッ
京介「うーん。味がキツくて俺には合わん」
京介「やっぱ日本人はお茶に限るな」ズズーッ
京介「………………」
京介「なんか……体がムズムズする……」
京介「うっ!な、何だ。一体何が起きてんだ……!?」
京介「ぎゃああぁぁッ!!」
京介「どれ一口味見を」ゴクッ
京介「うーん。味がキツくて俺には合わん」
京介「やっぱ日本人はお茶に限るな」ズズーッ
京介「………………」
京介「なんか……体がムズムズする……」
京介「うっ!な、何だ。一体何が起きてんだ……!?」
京介「ぎゃああぁぁッ!!」
6 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 04:56:48.81 ID:6v48XDgD0
桐乃「ただいまー」ガチャッ
京介「き、桐乃!大変なんだ!!」
桐乃「きゃあっ!って……何?子供?」
京介「俺だよ俺俺!なんかとんでもねーことになっちまった!」
京介「き、桐乃!大変なんだ!!」
桐乃「きゃあっ!って……何?子供?」
京介「俺だよ俺俺!なんかとんでもねーことになっちまった!」
9 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 04:58:32.04 ID:6v48XDgD0
桐乃「……あのねーボク。人んちに勝手に上がっちゃダメってママに言われなかった?」
京介「ちげーんだって!話聞いてくれよ!」
桐乃「しかもオレオレ詐欺のごっこ遊びまで……
ちょっとお母さん!変な子あがってるよー!いないのー!?」
京介「俺は京介だ!!お前の兄貴の京介だよ!!」
桐乃「……………………はああぁ?」ギョロッ
京介「ヒイィィッ!?」
京介「ちげーんだって!話聞いてくれよ!」
桐乃「しかもオレオレ詐欺のごっこ遊びまで……
ちょっとお母さん!変な子あがってるよー!いないのー!?」
京介「俺は京介だ!!お前の兄貴の京介だよ!!」
桐乃「……………………はああぁ?」ギョロッ
京介「ヒイィィッ!?」
12 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 04:59:42.80 ID:6v48XDgD0
京介「(俺の名前を出した途端目つきが氷点下に!?
この身長差だと当社比1.5倍増しに怖ええ!)」
桐乃「子供だと思ってしたてに出てたら調子に乗って……
アンタが私の兄貴ィ?言って良い冗談と悪い冗談があんのよ!」
京介「し、信じてくれって!俺も何でこんなことになっちまったのかはわかんねーけど……
しょ、証明なら出来る!」
桐乃「……ハッ、面白いわね。やってもらおうじゃん」
この身長差だと当社比1.5倍増しに怖ええ!)」
桐乃「子供だと思ってしたてに出てたら調子に乗って……
アンタが私の兄貴ィ?言って良い冗談と悪い冗談があんのよ!」
京介「し、信じてくれって!俺も何でこんなことになっちまったのかはわかんねーけど……
しょ、証明なら出来る!」
桐乃「……ハッ、面白いわね。やってもらおうじゃん」
14 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 05:02:32.17 ID:6v48XDgD0
京介「じゃ、じゃあ……クイズをだしてくれよ!俺……京介じゃないとわかんねーような内容の!」
桐乃「クイズ。クイズか……んー、そうね……」
桐乃「………………」
桐乃「……あ、兄貴の……え、エッチな本の隠し場所は……どこでしょぅ」ボソッ
京介「ぶーッ!!」
桐乃「クイズ。クイズか……んー、そうね……」
桐乃「………………」
桐乃「……あ、兄貴の……え、エッチな本の隠し場所は……どこでしょぅ」ボソッ
京介「ぶーッ!!」
17 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 05:04:52.04 ID:6v48XDgD0
桐乃「ほ、ほら!答えてみなさいよ!どーせわかんないんでしょ!?
わかったらおまわりさんとこ連れてかれる前におうち帰んなさいよねっ!」
京介「(……か、仮にも子供に向かってなんつーこと聞いてんだコイツは)」
京介「(しかし……背に腹は変えられん!)」
京介「……ベッドの……下!」
桐乃「……なっ!?」
桐乃「正解……ですって!?」
京介「(……つーか何でお前が知ってんだよ)」
わかったらおまわりさんとこ連れてかれる前におうち帰んなさいよねっ!」
京介「(……か、仮にも子供に向かってなんつーこと聞いてんだコイツは)」
京介「(しかし……背に腹は変えられん!)」
京介「……ベッドの……下!」
桐乃「……なっ!?」
桐乃「正解……ですって!?」
京介「(……つーか何でお前が知ってんだよ)」
18 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 05:08:06.15 ID:6v48XDgD0
桐乃「ま……まだよ!!ベッドの下なんて、エッチな本の隠し場所としてはベタ中のベタ!
アホな兄貴が100人いたら、99人はそこに隠すというほどのチープな隠し場所!」
京介「余計なお世話だ!ていうかそこは兄貴じゃなくて、男でいいだろうが!」
桐乃「第二問!私の好きなテレビ番組のタイトルは何!?正式名称で!!」
京介「せ、正式名称……だと!?」
京介「(あいつの好きな番組といえばそりゃもちろん例の魔法少女もののアニメだが……
正式名称はヤバいな……ちょっと自信がねえ……)」
京介「(……さりげなく好きなアニメじゃなく好きなテレビ番組って聞く辺り、ぬかりねえな)」
アホな兄貴が100人いたら、99人はそこに隠すというほどのチープな隠し場所!」
京介「余計なお世話だ!ていうかそこは兄貴じゃなくて、男でいいだろうが!」
桐乃「第二問!私の好きなテレビ番組のタイトルは何!?正式名称で!!」
京介「せ、正式名称……だと!?」
京介「(あいつの好きな番組といえばそりゃもちろん例の魔法少女もののアニメだが……
正式名称はヤバいな……ちょっと自信がねえ……)」
京介「(……さりげなく好きなアニメじゃなく好きなテレビ番組って聞く辺り、ぬかりねえな)」
22 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 05:12:22.86 ID:6v48XDgD0
桐乃「さあーどうしたの!?もう降参!?あと5秒!4、3、2、1……」
京介「くっ…………。ほ、星くずうぃっち……メルル?」
桐乃「!!??」
京介「ど、どうだ!?」
桐乃「…………。星くずとうぃっちのあいだに、☆マークが足りない」
京介「口語じゃわかんねーとこをつっこむんじゃねえ!!」
京介「くっ…………。ほ、星くずうぃっち……メルル?」
桐乃「!!??」
京介「ど、どうだ!?」
桐乃「…………。星くずとうぃっちのあいだに、☆マークが足りない」
京介「口語じゃわかんねーとこをつっこむんじゃねえ!!」
23 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 05:16:02.76 ID:6v48XDgD0
桐乃「……第三問。私と兄貴がファーストキスをした場所は?」
京介「記憶にねえよ!!!」
桐乃「(チッ……ひ、引っ掛けにものらないか……///)」
京介「(真っ赤になるくらいなら聞くんじゃねえよ)」
桐乃「…………あんたのすきなおんなのこのなまえはなーんだ」ボソボソ
京介「もはやクイズじゃなくて質問だ」
京介「記憶にねえよ!!!」
桐乃「(チッ……ひ、引っ掛けにものらないか……///)」
京介「(真っ赤になるくらいなら聞くんじゃねえよ)」
桐乃「…………あんたのすきなおんなのこのなまえはなーんだ」ボソボソ
京介「もはやクイズじゃなくて質問だ」
25 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 05:20:55.24 ID:6v48XDgD0
桐乃「ほ……本当の本当に兄貴……なの?」
京介「だから何度もそう言ってるだろ?
気づいたらガキの姿になっちまってたんだよ!」
桐乃「ハァ……つくづく面倒なことに巻き込まれやすい体質よね。アンタって」
京介「(お前が言うか…!)」ビキビキ
桐乃「(そ、それにしても……)」
桐乃「(いざ兄貴だと思ってこうして見てみると……)」ジーー
京介「とりあえず、現状の把握と対処をだな……桐乃」
桐乃「(か……可愛いぃいい!!何この生き物超可愛いぃ!
ブカブカの制服着て!なんか得意げに難しいこととか言ってるしいぃ!)」
京介「だから何度もそう言ってるだろ?
気づいたらガキの姿になっちまってたんだよ!」
桐乃「ハァ……つくづく面倒なことに巻き込まれやすい体質よね。アンタって」
京介「(お前が言うか…!)」ビキビキ
桐乃「(そ、それにしても……)」
桐乃「(いざ兄貴だと思ってこうして見てみると……)」ジーー
京介「とりあえず、現状の把握と対処をだな……桐乃」
桐乃「(か……可愛いぃいい!!何この生き物超可愛いぃ!
ブカブカの制服着て!なんか得意げに難しいこととか言ってるしいぃ!)」
27 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 05:26:55.83 ID:6v48XDgD0
京介「お、おい桐乃……?」
桐乃「(まずいわ……昨日やったエロゲにいたショタっ子の弟キャラ(攻略対象、名前変更可)
のキョウスケきゅんを連想しちゃって……クソッ!)」ギンッ!
京介「ヒイィッ!?」
桐乃「そうね。ハアハア……とりあえずの対処として、まずは半ズボンをはきましょう。ハアハア」
京介「何言ってんのお前!?」
桐乃「(まずいわ……昨日やったエロゲにいたショタっ子の弟キャラ(攻略対象、名前変更可)
のキョウスケきゅんを連想しちゃって……クソッ!)」ギンッ!
京介「ヒイィッ!?」
桐乃「そうね。ハアハア……とりあえずの対処として、まずは半ズボンをはきましょう。ハアハア」
京介「何言ってんのお前!?」
29 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 05:29:01.07 ID:dwzB7CnzO
ショタには半ズボン
34 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 05:34:03.69 ID:6v48XDgD0
桐乃「大丈夫!お兄ちゃんが同じ男として優しく!教えてあげるからっ!ほらっお兄ちゃんって呼んでみなさい!」
京介「お前は女だろうが!!何が悲しくて兄貴が妹をお兄ちゃんなんて呼ばなきゃならんのだ!」
桐乃「ある朝目覚めたらパンツが何かベタベタしてても変じゃないの!男なら誰もが通る道なのよー!」
京介「にじり寄ってくるんじゃねえー!落ち着け桐乃!なんか赤木(妹)みたくなってるぞー!!」
桐乃「…………ハッ!」
京介「お前は女だろうが!!何が悲しくて兄貴が妹をお兄ちゃんなんて呼ばなきゃならんのだ!」
桐乃「ある朝目覚めたらパンツが何かベタベタしてても変じゃないの!男なら誰もが通る道なのよー!」
京介「にじり寄ってくるんじゃねえー!落ち着け桐乃!なんか赤木(妹)みたくなってるぞー!!」
桐乃「…………ハッ!」
39 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 05:40:53.07 ID:6v48XDgD0
京介「…………落ち着いたか」
桐乃「…………///」コクリ
桐乃「違うの……昨日やってたエロゲにね……?」
京介「大体のことはわかってるつもりだ。何も言うな」
桐乃「うう……」
桐乃「…………///」コクリ
桐乃「違うの……昨日やってたエロゲにね……?」
京介「大体のことはわかってるつもりだ。何も言うな」
桐乃「うう……」
41 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 05:42:17.90 ID:6v48XDgD0
桐乃「で、でもそれってあれよね。いわゆるバーローの人みたいよね!」
京介「バー……なんだって?」
桐乃「チッ。ネットスラングが通じない奴はこれだから……
ほら、アニメでやってるでしょ!体が小さくなる!名探偵のやつ!」
京介「ああー、あれか。なるほど、言われてみれば確かに……」
桐乃「あれは確か、悪の組織に変な薬を飲まされてってやつだったけど……」
京介「悪の組織、ねえ。あいにくそんな非日常的な奴らと接触した記憶は……」
京介「ん?待てよ。薬を飲まされ……って、まさかあれか!?」
京介「バー……なんだって?」
桐乃「チッ。ネットスラングが通じない奴はこれだから……
ほら、アニメでやってるでしょ!体が小さくなる!名探偵のやつ!」
京介「ああー、あれか。なるほど、言われてみれば確かに……」
桐乃「あれは確か、悪の組織に変な薬を飲まされてってやつだったけど……」
京介「悪の組織、ねえ。あいにくそんな非日常的な奴らと接触した記憶は……」
京介「ん?待てよ。薬を飲まされ……って、まさかあれか!?」
44 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 05:46:38.93 ID:6v48XDgD0
桐乃「あれ?」
京介「冷蔵庫に見覚えの無いジュースがあった。あぽ何とかってやつ」
桐乃「あぽ……まさか、アポトキシン4869なんて言うんじゃないでしょうね
それこそバーローに出てくる小さくなっちゃう薬じゃない」
京介「…………名前。よく覚えてたな」
桐乃「フフン、そりゃあ生粋のオタクだから。……って、アンタまさか!」
京介「……そのまさからしい」
京介「冷蔵庫に見覚えの無いジュースがあった。あぽ何とかってやつ」
桐乃「あぽ……まさか、アポトキシン4869なんて言うんじゃないでしょうね
それこそバーローに出てくる小さくなっちゃう薬じゃない」
京介「…………名前。よく覚えてたな」
桐乃「フフン、そりゃあ生粋のオタクだから。……って、アンタまさか!」
京介「……そのまさからしい」
48 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 05:51:55.79 ID:6v48XDgD0
桐乃「あっりえない!飲まされるどころか自分から飲んじゃうなんて!」
京介「し、しょうがねえだろ!
いかにもなパッケージで冷蔵庫に入ってたら誰だってジュースだと思うだろ!」
桐乃「ほんっと馬鹿!いやバーローだわ!このバーロー!」
京介「くっ……!(なんで小さくなったほうがバーロー呼ばわりされるんだよ)」
京介「し、しょうがねえだろ!
いかにもなパッケージで冷蔵庫に入ってたら誰だってジュースだと思うだろ!」
桐乃「ほんっと馬鹿!いやバーローだわ!このバーロー!」
京介「くっ……!(なんで小さくなったほうがバーロー呼ばわりされるんだよ)」
49 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 05:54:39.49 ID:6v48XDgD0
桐乃「とにかく、お父さんとお母さんに相談よ」
京介「え!?い、言っちまうのか!?この現状を親父達に!?」
桐乃「当たり前!アンタ、同じ屋根の下に住んでて隠し通せると思ってんの!?
それに冷蔵庫にその薬を入れたのも、あたしらじゃないとしたらその二人のどっちかでしょ!」
京介「くっ……た、確かに……」
京介「(悔しいがやっぱこういう時は、頭の良いコイツは頼りになる……)」
京介「え!?い、言っちまうのか!?この現状を親父達に!?」
桐乃「当たり前!アンタ、同じ屋根の下に住んでて隠し通せると思ってんの!?
それに冷蔵庫にその薬を入れたのも、あたしらじゃないとしたらその二人のどっちかでしょ!」
京介「くっ……た、確かに……」
京介「(悔しいがやっぱこういう時は、頭の良いコイツは頼りになる……)」
54 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 05:58:06.03 ID:6v48XDgD0
~夕飯どき~
父「この液体は、うちの署が追っていたある組織の施設で押収したものだ。
詳しく調べる為に特例で持ち帰っていたんだが……」
桐乃「それがなんで、冷蔵庫なんかに……?」
母「母さんがお父さんの書斎を掃除してたら見慣れないパックがあってね
飲みかけのジュースだと思ってつい冷蔵庫に入れちゃったのよ。どうやらそれが……」
京介「例の薬だったと……」
父「全く……。だから書斎の掃除はするなといつも言っているのに」
母「☆」テヘペロ
京介「(このババア……)」
父「この液体は、うちの署が追っていたある組織の施設で押収したものだ。
詳しく調べる為に特例で持ち帰っていたんだが……」
桐乃「それがなんで、冷蔵庫なんかに……?」
母「母さんがお父さんの書斎を掃除してたら見慣れないパックがあってね
飲みかけのジュースだと思ってつい冷蔵庫に入れちゃったのよ。どうやらそれが……」
京介「例の薬だったと……」
父「全く……。だから書斎の掃除はするなといつも言っているのに」
母「☆」テヘペロ
京介「(このババア……)」
55 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 05:58:18.22 ID:RiLxv14Z0
つかこれシャレになってねーし
57 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 06:01:55.93 ID:6v48XDgD0
父「薬毒物検査では人体に害のある成分は検出されていない
摂取した量から見てもまず死ぬようなことにはならんはずだ」
京介「ほっ……当座の不安点は解消されたわけか」
母「ところで……何で半ズボンなの?京介」
京介「なんでもねーよ俺の趣味だよチクショウ!」
桐乃「ハァ……ハァ……」ジーーー
摂取した量から見てもまず死ぬようなことにはならんはずだ」
京介「ほっ……当座の不安点は解消されたわけか」
母「ところで……何で半ズボンなの?京介」
京介「なんでもねーよ俺の趣味だよチクショウ!」
桐乃「ハァ……ハァ……」ジーーー
61 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 06:05:42.23 ID:6v48XDgD0
~つぎの日、京介の部屋~
(父「今回の件は、出来る限り内密にしてほしい
信用できる者以外には事情の説明は控えてくれ」)
京介「って話だったが……」
京介「確かに信用できる者と言われて、頭に浮かんだのがコイツらなのは認める……」
京介「だからって!一度に集めることねえだろうがー!!」
麻奈実「ほえー……きょうちゃんが、本当に昔のきょうちゃんになってるー……」
沙織「むぅ~。なんとも不思議なこともあるものでござるなあ。黒猫氏?」
黒猫「と、時をさかのぼる禁呪……わ、私でも扱うのが難しい高等呪文を行使したようね(滝汗)」
あやせ「こんな非科学的な現象ありえない……嘘よ。嘘に決まってるわ」
(父「今回の件は、出来る限り内密にしてほしい
信用できる者以外には事情の説明は控えてくれ」)
京介「って話だったが……」
京介「確かに信用できる者と言われて、頭に浮かんだのがコイツらなのは認める……」
京介「だからって!一度に集めることねえだろうがー!!」
麻奈実「ほえー……きょうちゃんが、本当に昔のきょうちゃんになってるー……」
沙織「むぅ~。なんとも不思議なこともあるものでござるなあ。黒猫氏?」
黒猫「と、時をさかのぼる禁呪……わ、私でも扱うのが難しい高等呪文を行使したようね(滝汗)」
あやせ「こんな非科学的な現象ありえない……嘘よ。嘘に決まってるわ」
66 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 06:11:37.13 ID:6v48XDgD0
京介「(おい桐乃!普通こういうのは一人ずつ懇切丁寧に説明するもんだろうが!)」
桐乃「(もーう大丈夫よ。ほんっと自分のこととなると途端にチキンなんだからアンタは)」
京介「(収集つかなくなったらどうすんだよ!)」
桐乃「(私に任せなさいって。アンタがすねないように
ちゃんと地味子も呼んでやったんだから感謝しなさいよね)」
桐乃「──と、いうわけで……」
「「「「…………!」」」」…ゴクリ
桐乃「うちの兄貴がちっちゃくなっちゃいました!」
「「「「………………」」」」シーン
74 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 06:19:14.95 ID:6v48XDgD0
京介「(全然説明になってねー!?)」
黒猫「何が……『というわけ』なのよ……」
あやせ「どうしちゃったの桐乃?わざわざ皆を集めてこんなドッキリなんかして……
分かった!何か悩みごとね?相談なら乗るから話を聞かせて?ねえ桐乃」
京介「(予想通りダークな方面からのバッシングがすげえ……)」
桐乃「まあ待ってよ皆。皆っていうか、主に黒いのとあやせ」
麻奈実「(ぽーっ)」
沙織「(@ω@)?」
黒猫「何が……『というわけ』なのよ……」
あやせ「どうしちゃったの桐乃?わざわざ皆を集めてこんなドッキリなんかして……
分かった!何か悩みごとね?相談なら乗るから話を聞かせて?ねえ桐乃」
京介「(予想通りダークな方面からのバッシングがすげえ……)」
桐乃「まあ待ってよ皆。皆っていうか、主に黒いのとあやせ」
麻奈実「(ぽーっ)」
沙織「(@ω@)?」
75 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 06:23:41.56 ID:6v48XDgD0
桐乃「あんた達が混乱する気持ちもわかるわ。あたしだって最初に見た時は取り乱したし……」
桐乃「でもね二人とも。今のコイツを……兄貴をもっとよく見てあげて!」
京介「き、桐乃……!?」
黒猫 あやせ「「………………」」
桐乃「半ズボンに……サスペンダー……。小さな膝こぞう……生意気そうに見上げる瞳……」
京介「そっちかよ!!」
桐乃「でもね二人とも。今のコイツを……兄貴をもっとよく見てあげて!」
京介「き、桐乃……!?」
黒猫 あやせ「「………………」」
桐乃「半ズボンに……サスペンダー……。小さな膝こぞう……生意気そうに見上げる瞳……」
京介「そっちかよ!!」
80 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 06:30:38.26 ID:6v48XDgD0
桐乃「運よく今は冬休み……当分のあいだコイツは親戚から預かった子、という扱いになるわ」
桐乃「だからあたし達がその間、コイツの!『お兄ちゃん』に!なるのよ!!」
黒猫 あやせ「「……な、なんですって……!?」」
京介「いやいや!お前ら女だろ!!何でお兄ちゃんなんだよ!!」
桐乃「……昔の偉い人が、こんな言葉を残してるわ……」
「「………………」」 ゴクリ
桐乃「『かわいいは、正義!』と──」
黒猫 沙織「「ば……ばらスィー……」」
京介 あやせ「(元ネタがわからなくてつっこむにつっこめない…)」
桐乃「だからあたし達がその間、コイツの!『お兄ちゃん』に!なるのよ!!」
黒猫 あやせ「「……な、なんですって……!?」」
京介「いやいや!お前ら女だろ!!何でお兄ちゃんなんだよ!!」
桐乃「……昔の偉い人が、こんな言葉を残してるわ……」
「「………………」」 ゴクリ
桐乃「『かわいいは、正義!』と──」
黒猫 沙織「「ば……ばらスィー……」」
京介 あやせ「(元ネタがわからなくてつっこむにつっこめない…)」
84 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 06:35:35.79 ID:6v48XDgD0
「「(…審議中…)」」
「「・*:.。.採用.。.:*・」」ポワァァァ
京介「はや!?」
沙織「要するに京介氏が我々の弟になる……ということですかな?
フム……詳しい事情はわかりませんが、面白そうですな!」
麻奈実「きょうちゃんが弟に!?わあー!それいいね!」
京介「お、お前らまで!つか麻奈実!お前にはロックっていう列記とした弟がいんだろ!」
麻奈実「私が欲しいのはお馬鹿な弟じゃなくてえ、弟という名のきょうちゃんなの!」
京介「意味がわかんねえよ!!」
「「・*:.。.採用.。.:*・」」ポワァァァ
京介「はや!?」
沙織「要するに京介氏が我々の弟になる……ということですかな?
フム……詳しい事情はわかりませんが、面白そうですな!」
麻奈実「きょうちゃんが弟に!?わあー!それいいね!」
京介「お、お前らまで!つか麻奈実!お前にはロックっていう列記とした弟がいんだろ!」
麻奈実「私が欲しいのはお馬鹿な弟じゃなくてえ、弟という名のきょうちゃんなの!」
京介「意味がわかんねえよ!!」
87 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 06:39:37.34 ID:6v48XDgD0
桐乃「(地味子は別として)みんなには日ごろからお世話になってるから
特別にコイツを皆の共有財産として、1日交代で貸し出すわ!」
黒猫「……それは、我々が先輩を個人的に自宅に招いても良いということね?」
桐乃「うっ……げ、現状をごまかすのに協力してくれるって、約束してくれるなら……」
あやせ「わ、私は別に……。お兄さんが弟になって、弟をお兄さんって呼ぶのが良いとか思ったり
頭をなでなでしたり一緒にお風呂入ったりするのが良いなんて思ってませんから!」
桐乃「(フッ、あやせ。語るに落ちたわね)」
桐乃「そんなわけだから、今から順番でくじ引きやって
書いてある順番で交代でコイツの1日お兄ちゃんやりましょ!」
特別にコイツを皆の共有財産として、1日交代で貸し出すわ!」
黒猫「……それは、我々が先輩を個人的に自宅に招いても良いということね?」
桐乃「うっ……げ、現状をごまかすのに協力してくれるって、約束してくれるなら……」
あやせ「わ、私は別に……。お兄さんが弟になって、弟をお兄さんって呼ぶのが良いとか思ったり
頭をなでなでしたり一緒にお風呂入ったりするのが良いなんて思ってませんから!」
桐乃「(フッ、あやせ。語るに落ちたわね)」
桐乃「そんなわけだから、今から順番でくじ引きやって
書いてある順番で交代でコイツの1日お兄ちゃんやりましょ!」
88 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 06:40:54.65 ID:m5j3AwsE0
素晴らしい展開だ
92 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 06:45:09.37 ID:6v48XDgD0
京介「ちょっと待てお前ら!俺の話を聞け!」
沙織「いやいや~京介氏。『おとうと』に拒否権はござらんよ……
これは二次元業界の鉄則にござる!」
京介「現実と架空の世界を混同すんな!」
黒猫「京くん……」スッ
京介「ヒイィッ!?」
黒猫「心配しないで京くん。私達お姉さんに任せなさい
大丈夫。何も怖いことなんてないのよ…クスクス」
京介「(こえぇー!見下ろす黒猫ってこんな迫力あるのかよ!)」
沙織「いやいや~京介氏。『おとうと』に拒否権はござらんよ……
これは二次元業界の鉄則にござる!」
京介「現実と架空の世界を混同すんな!」
黒猫「京くん……」スッ
京介「ヒイィッ!?」
黒猫「心配しないで京くん。私達お姉さんに任せなさい
大丈夫。何も怖いことなんてないのよ…クスクス」
京介「(こえぇー!見下ろす黒猫ってこんな迫力あるのかよ!)」
94 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 06:48:25.94 ID:6v48XDgD0
あやせ「ちょっとお兄さん何をデレデレしてるんですか
いくら見た目が可愛くなっても所詮お兄さんは変態なんですね?」
京介「(こっちのうつろな目のあやせに見下ろされるほうがこええぇー!!)」
あやせ「こうなったらこれを期に私がお姉ちゃんとして、お兄さんを……
弟という名のお兄さんを!しっかりとしつけてあげましょう!」
京介「とりあえず手錠をしまってください」
麻奈実「えへへ、きょうちゃ~ん」ナデナデ
京介「くっ……頭をなでるな!」
いくら見た目が可愛くなっても所詮お兄さんは変態なんですね?」
京介「(こっちのうつろな目のあやせに見下ろされるほうがこええぇー!!)」
あやせ「こうなったらこれを期に私がお姉ちゃんとして、お兄さんを……
弟という名のお兄さんを!しっかりとしつけてあげましょう!」
京介「とりあえず手錠をしまってください」
麻奈実「えへへ、きょうちゃ~ん」ナデナデ
京介「くっ……頭をなでるな!」
96 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 06:53:22.11 ID:6v48XDgD0
沙織「かたいこと言わないで下され京介氏ぃ。兄弟の仲ではござらんか~」ムギュー
京介「抱きつくなあーっ!む、胸が!)」
桐乃「ス、ストーップ!くじ引き決定した日以外は、あくまでも共有財産なの!
過剰なおさわりは禁止よ!」
「「「「チェッ」」」」」
京介「(こ、これが年上のパワー、迫り来る肉の迫力……って何言ってるんだ俺は)」
桐乃「はい!この箱の中にあるくじ引きで、順番決めるわよ!
走らず押さず、列を乱さず並んで!」
京介「抱きつくなあーっ!む、胸が!)」
桐乃「ス、ストーップ!くじ引き決定した日以外は、あくまでも共有財産なの!
過剰なおさわりは禁止よ!」
「「「「チェッ」」」」」
京介「(こ、これが年上のパワー、迫り来る肉の迫力……って何言ってるんだ俺は)」
桐乃「はい!この箱の中にあるくじ引きで、順番決めるわよ!
走らず押さず、列を乱さず並んで!」
98 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 06:56:13.98 ID:6v48XDgD0
京介「で…………初日はお前か」
桐乃「な、何よ……何か文句あんの!?」ナデナデ
京介「ありまくりだ!反論する隙もなしに本人ほったらかして色々決めやがって!
あと、頭をなでるな!!」
桐乃「しょ、しょーがないでしょ!協力してもらう為なんだから!」ナデナデ
京介「……あいつらなら別にそんな対価がなくても、協力してくれたんじゃねえのか?」
桐乃「う……」
桐乃「な、何よ……何か文句あんの!?」ナデナデ
京介「ありまくりだ!反論する隙もなしに本人ほったらかして色々決めやがって!
あと、頭をなでるな!!」
桐乃「しょ、しょーがないでしょ!協力してもらう為なんだから!」ナデナデ
京介「……あいつらなら別にそんな対価がなくても、協力してくれたんじゃねえのか?」
桐乃「う……」
101 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 06:59:40.16 ID:6v48XDgD0
京介「正直に言ってみようか」
桐乃「この前やってた・・・・・・エロゲでね・・・・・・?」
京介「(またエロゲの話かよ)」
桐乃「5人のお兄ちゃんが、1人の弟(女装癖あり)を溺愛するっていうシチュがあって・・・・・・」
京介「何なんだその胸糞悪くなるシチュエーションは」
桐乃「うん。レビューサイトでもぼろくそに酷評されてた……
これ乙女ゲーのシチュだろとか、弟じゃなくて兄が5人とか誰得だよ……って」
桐乃「この前やってた・・・・・・エロゲでね・・・・・・?」
京介「(またエロゲの話かよ)」
桐乃「5人のお兄ちゃんが、1人の弟(女装癖あり)を溺愛するっていうシチュがあって・・・・・・」
京介「何なんだその胸糞悪くなるシチュエーションは」
桐乃「うん。レビューサイトでもぼろくそに酷評されてた……
これ乙女ゲーのシチュだろとか、弟じゃなくて兄が5人とか誰得だよ……って」
103 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 07:04:22.72 ID:6v48XDgD0
京介「そりゃあ言われるわな……主人公誰なんだよ。
弟視点なの?どっちみちありえねーだろ」
桐乃「でも……あたしは面白かったの!だからその、マネしてみたくなって」
京介「あいつら入れて、兄貴ごっこやろうって考えたのか?」
桐乃「う、うん……その……嫌だった……?」
京介「………………」
京介「まあ、ほんとにそのエロゲと同じシチュで
5人の兄貴にもみくちゃにされるのは、全力でお断りしたい」
桐乃「うう……」
弟視点なの?どっちみちありえねーだろ」
桐乃「でも……あたしは面白かったの!だからその、マネしてみたくなって」
京介「あいつら入れて、兄貴ごっこやろうって考えたのか?」
桐乃「う、うん……その……嫌だった……?」
京介「………………」
京介「まあ、ほんとにそのエロゲと同じシチュで
5人の兄貴にもみくちゃにされるのは、全力でお断りしたい」
桐乃「うう……」
104 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 07:07:36.15 ID:6v48XDgD0
京介「だが、お前らは女だろ?兄じゃなくて、姉が5人って話なら俺としてはおいし……
もとい。精神的なダメージもない」
桐乃「じゃ、じゃあ…?」
京介「弟なんてもんがどういうものかはよくわかんねーが……
とりあえずお前らがやりたいようにやるのに任せることにする」
桐乃「………!」パアァァ
桐乃「………」ナデナデナデナデ
京介「頭をなでるな!」
もとい。精神的なダメージもない」
桐乃「じゃ、じゃあ…?」
京介「弟なんてもんがどういうものかはよくわかんねーが……
とりあえずお前らがやりたいようにやるのに任せることにする」
桐乃「………!」パアァァ
桐乃「………」ナデナデナデナデ
京介「頭をなでるな!」
108 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 07:11:20.00 ID:6v48XDgD0
~夕飯どき~
桐乃「今日からお父さんとお母さん、しばらく旅行で家あけるって」
京介「はあ!?息子がこんな一大事なのにか!?」
桐乃「うん。たまったまね?私のモデル友達から旅行のチケット貰ってさ
たまったま、その旅行チケットの期限が今日までだったんだ」
京介「…………あえてつっこまないことにする」
桐乃「ってわけだから、今晩は私が料理作ったから!ありがたく食べなさいよ!」
京介「ああ。頂きます……」
京介「むぐっ…くそ。体がちっちぇえからハシがなげえ……」ポロポロ
桐乃「……ハア……ハア」ジーーー
桐乃「今日からお父さんとお母さん、しばらく旅行で家あけるって」
京介「はあ!?息子がこんな一大事なのにか!?」
桐乃「うん。たまったまね?私のモデル友達から旅行のチケット貰ってさ
たまったま、その旅行チケットの期限が今日までだったんだ」
京介「…………あえてつっこまないことにする」
桐乃「ってわけだから、今晩は私が料理作ったから!ありがたく食べなさいよ!」
京介「ああ。頂きます……」
京介「むぐっ…くそ。体がちっちぇえからハシがなげえ……」ポロポロ
桐乃「……ハア……ハア」ジーーー
109 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 07:14:52.30 ID:6v48XDgD0
桐乃「……ほら。あーん……して……」
京介「な、何を口走ってるんだお前は!?」
桐乃「しょ、しょうがないでしょ!?
うちにはアンタのサイズに合うハシなんか無いんだから!」
京介「だからってあーんはないだろあーんは……正気か!?」
桐乃「う、うるさいわね!私はアンタのお姉ちゃんなんだからね!
拒否権はないんだから!」
京介「(お兄ちゃんって設定はもういいのか……?)」
京介「な、何を口走ってるんだお前は!?」
桐乃「しょ、しょうがないでしょ!?
うちにはアンタのサイズに合うハシなんか無いんだから!」
京介「だからってあーんはないだろあーんは……正気か!?」
桐乃「う、うるさいわね!私はアンタのお姉ちゃんなんだからね!
拒否権はないんだから!」
京介「(お兄ちゃんって設定はもういいのか……?)」
111 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 07:18:54.47 ID:6v48XDgD0
桐乃「くっそー…お口がちっちゃくてうまく入らないじゃないの!
何なのよそのちっちゃなお口は!くっそー!可愛いなあもう!!!」
京介「わけのわからんキレ方すんなよ!」
桐乃「ほら・・・・・・あーん」
京介「(く、屈辱だ・・・・・・)あーーん」
桐乃「・・・・・・・・・・・・」ジーーー
京介「もぐ・・・・・・もぐ・・・・・・ゴクン」
京介「う、うまい・・・・・・もっとくれ」(上目遣い)
桐乃「・・・・・・ぐッッはァーー!!」ズキューーン
京介「!?」
何なのよそのちっちゃなお口は!くっそー!可愛いなあもう!!!」
京介「わけのわからんキレ方すんなよ!」
桐乃「ほら・・・・・・あーん」
京介「(く、屈辱だ・・・・・・)あーーん」
桐乃「・・・・・・・・・・・・」ジーーー
京介「もぐ・・・・・・もぐ・・・・・・ゴクン」
京介「う、うまい・・・・・・もっとくれ」(上目遣い)
桐乃「・・・・・・ぐッッはァーー!!」ズキューーン
京介「!?」
113 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 07:25:38.66 ID:6v48XDgD0
~夜、京介の部屋~
京介「あーんに次ぐあーんを乗り越えて夕飯もすんだ
予想に反して風呂も無事に一人で入ることが出来た・・・・・・」
京介「なんか風呂の外でハァハァ聞こえてた気もしたが・・・・・・
さすがに突撃してくる度胸はあいつにもなかったらしいな」
京介「だが、あいつがこのままで1日を終わらせるはずがない。きっと何か……」
ガチャッ
京介「(き、来た──!)」
桐乃「ね、ねえ・・・・・・起きてる?」
京介「ここを乗りきればきっと無事に朝日を拝める!耐えるんだ高坂京介!」
京介「あーんに次ぐあーんを乗り越えて夕飯もすんだ
予想に反して風呂も無事に一人で入ることが出来た・・・・・・」
京介「なんか風呂の外でハァハァ聞こえてた気もしたが・・・・・・
さすがに突撃してくる度胸はあいつにもなかったらしいな」
京介「だが、あいつがこのままで1日を終わらせるはずがない。きっと何か……」
ガチャッ
京介「(き、来た──!)」
桐乃「ね、ねえ・・・・・・起きてる?」
京介「ここを乗りきればきっと無事に朝日を拝める!耐えるんだ高坂京介!」
118 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 07:34:34.07 ID:6v48XDgD0
桐乃「アンタが・・・・・・一人じゃ怖くて寝られないと思って・・・・・・
お、お姉ちゃんが添い寝しにきてあげたわ。か、感謝しなさいよね!」
京介「な・・・・・・なんだって!?」
桐乃「ほ、ほら!もっとそっちつめなさいよ!」ムギュー
京介「ぐっ・・・・・・」
桐乃「・・・・・・・・・・・・」
京介「・・・・・・・・・・・・」
桐乃「うううぅぅ!」
京介「(なんかうなりはじめたぞ!?)」
桐乃「もう我慢できない!」ギュウウウッ
京介「ひぐぅっ!な、何なんだ!急に抱きついてくんなよ!」
桐乃「うるさいわね!弟に拒否権はないのよ!
あんたはもう・・・・・・お姉ちゃん専用の抱き枕なの!」
京介「ワードチョイスが完全にエロゲーじゃねえか!」
お、お姉ちゃんが添い寝しにきてあげたわ。か、感謝しなさいよね!」
京介「な・・・・・・なんだって!?」
桐乃「ほ、ほら!もっとそっちつめなさいよ!」ムギュー
京介「ぐっ・・・・・・」
桐乃「・・・・・・・・・・・・」
京介「・・・・・・・・・・・・」
桐乃「うううぅぅ!」
京介「(なんかうなりはじめたぞ!?)」
桐乃「もう我慢できない!」ギュウウウッ
京介「ひぐぅっ!な、何なんだ!急に抱きついてくんなよ!」
桐乃「うるさいわね!弟に拒否権はないのよ!
あんたはもう・・・・・・お姉ちゃん専用の抱き枕なの!」
京介「ワードチョイスが完全にエロゲーじゃねえか!」
123 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 07:40:06.83 ID:6v48XDgD0
桐乃「アンタが・・・・・・アンタが悪いのよ!
こんなちっちゃくなって!こんないいにおいで!!」クンカクンカ
京介「体臭は変わってねえよ!?」
桐乃「はあぁぁ!私より小さい兄貴が!私の腕の中で!
私より非力な兄貴が!私の腕の中で必死にもがいてええぇぇ!」ギュウウウ
京介「ぐふうっ!い、息が……でき……」
桐乃「はー!はー!京介!京介えぇぇ!」ナデナデクンカクンカ
京介「ギ、ギブ……マジで……極まってる。極まってるから……桐乃……」
こんなちっちゃくなって!こんないいにおいで!!」クンカクンカ
京介「体臭は変わってねえよ!?」
桐乃「はあぁぁ!私より小さい兄貴が!私の腕の中で!
私より非力な兄貴が!私の腕の中で必死にもがいてええぇぇ!」ギュウウウ
京介「ぐふうっ!い、息が……でき……」
桐乃「はー!はー!京介!京介えぇぇ!」ナデナデクンカクンカ
京介「ギ、ギブ……マジで……極まってる。極まってるから……桐乃……」
124 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 07:45:38.47 ID:6v48XDgD0
桐乃「…………ハッ!」
京介「ゼー……ゼー……我に返ったか。桐乃」
桐乃「私一体何を!?確か……風呂場でちっちゃなパオーンを見てハァハァして……」
京介「そこまでは正気だったとでも言うのか……」
桐乃「ち、違うの!これは私の中にいる私という名のエロゲ主人公が!
京介という名の弟を攻略対象として!追い詰めようとして!」
京介「わ、わかった!わかったから!」
桐乃「決して襲おうとか、そんな……アレだから!勘違いしないでよね!?」
京介「これ以上何を勘違いしろっていうんだお前は……」
京介「ゼー……ゼー……我に返ったか。桐乃」
桐乃「私一体何を!?確か……風呂場でちっちゃなパオーンを見てハァハァして……」
京介「そこまでは正気だったとでも言うのか……」
桐乃「ち、違うの!これは私の中にいる私という名のエロゲ主人公が!
京介という名の弟を攻略対象として!追い詰めようとして!」
京介「わ、わかった!わかったから!」
桐乃「決して襲おうとか、そんな……アレだから!勘違いしないでよね!?」
京介「これ以上何を勘違いしろっていうんだお前は……」
125 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 07:51:25.60 ID:6v48XDgD0
~~~
桐乃「…………」ナデナデ
京介「(一応落ち着いたものの、離してはもらえんのか……)」
桐乃「ねえ……」ギュー
京介「な、何だよ・・・…」
桐乃「一回だけでいいから、お、お姉ちゃんって呼んでみてくんない?」クンカクンカ
京介「な、何だと!?」
京介「(実の妹に向かってお姉ちゃんと呼ぶ……ハードルが高え!)」
桐乃「ねえ、一回だけだから……先っちょだけだから……」ナデナデ
京介「(とうとう訳のわからんことを言い出したぞ)」
桐乃「…………」ナデナデ
京介「(一応落ち着いたものの、離してはもらえんのか……)」
桐乃「ねえ……」ギュー
京介「な、何だよ・・・…」
桐乃「一回だけでいいから、お、お姉ちゃんって呼んでみてくんない?」クンカクンカ
京介「な、何だと!?」
京介「(実の妹に向かってお姉ちゃんと呼ぶ……ハードルが高え!)」
桐乃「ねえ、一回だけだから……先っちょだけだから……」ナデナデ
京介「(とうとう訳のわからんことを言い出したぞ)」
132 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 07:57:26.85 ID:6v48XDgD0
桐乃「『お兄ちゃん』じゃないだけ、ありがたく思いなさいよね……」ギュー
京介「くっ……わかったよ……」
桐乃「…………」ドキドキ
京介「その……お、おねえ……ちゃん……?」
桐乃「もっとハッキリ言いなさいよ!!奪われたいの!?」クワッ!
京介「(ヒイィッ!?)」
京介「お、お姉ちゃん!」
桐乃「…………」ジーーン
京介「くっ……わかったよ……」
桐乃「…………」ドキドキ
京介「その……お、おねえ……ちゃん……?」
桐乃「もっとハッキリ言いなさいよ!!奪われたいの!?」クワッ!
京介「(ヒイィッ!?)」
京介「お、お姉ちゃん!」
桐乃「…………」ジーーン
134 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 08:02:32.67 ID:6v48XDgD0
桐乃「……『お姉ちゃん、大きくなったらボクと結婚して』」ボソッ
京介「……え?」
桐乃「リピート!アフター!ミー!!!」
京介「お、お姉ちゃん、大きくなったらボクと結婚して!」
桐乃「目をそらすな!!」クワッ
京介「ひぃ!大きくなったらボクと結婚して!」
桐乃「もちろんよきょうきゅんん!!お姉ちゃんどっこにも行かない!
きょうきゅん以外と結婚なんか!するもんですかああああ!!」ギュウウウウ
京介「ぎやあぁぁ!さばおり!さばおり桐乃さばおり!!」
桐乃「お父さんとお母さんのことは私が説得してみせるから!何も心配いらないから!
安心してあたしの腕に抱かれればいいの!女は海なのおお!」クンカクンカクンカ
京介「帰ってこおおおおい!!」
京介「……え?」
桐乃「リピート!アフター!ミー!!!」
京介「お、お姉ちゃん、大きくなったらボクと結婚して!」
桐乃「目をそらすな!!」クワッ
京介「ひぃ!大きくなったらボクと結婚して!」
桐乃「もちろんよきょうきゅんん!!お姉ちゃんどっこにも行かない!
きょうきゅん以外と結婚なんか!するもんですかああああ!!」ギュウウウウ
京介「ぎやあぁぁ!さばおり!さばおり桐乃さばおり!!」
桐乃「お父さんとお母さんのことは私が説得してみせるから!何も心配いらないから!
安心してあたしの腕に抱かれればいいの!女は海なのおお!」クンカクンカクンカ
京介「帰ってこおおおおい!!」
136 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 08:08:19.52 ID:6v48XDgD0
~翌朝~
チュンチュン……
桐乃「……フーッ」ツヤツヤ
京介「シクシクシクシク……」ゲッソリ
桐乃「これがいわゆるひとつの……『朝チュン』……ってやつね!」キリッ
京介「意味はわからんが、きっと違う……」
桐乃「堪能したわ……リアルお兄ちゃんシチュ」
京介「ああ。リアルお兄ちゃんに向かってな……
つかお兄ちゃんなのかお姉ちゃんなのかハッキリしろよ」
桐乃「なんかもう、この先もしコイツが元に戻って上から目線でムカつくこと言っても、
『もう……この子はほんとしょうがないんだから』って広い心で許せそう」
京介「なんだその心境の変化は……地味に嫌すぎる……」
チュンチュン……
桐乃「……フーッ」ツヤツヤ
京介「シクシクシクシク……」ゲッソリ
桐乃「これがいわゆるひとつの……『朝チュン』……ってやつね!」キリッ
京介「意味はわからんが、きっと違う……」
桐乃「堪能したわ……リアルお兄ちゃんシチュ」
京介「ああ。リアルお兄ちゃんに向かってな……
つかお兄ちゃんなのかお姉ちゃんなのかハッキリしろよ」
桐乃「なんかもう、この先もしコイツが元に戻って上から目線でムカつくこと言っても、
『もう……この子はほんとしょうがないんだから』って広い心で許せそう」
京介「なんだその心境の変化は……地味に嫌すぎる……」
137 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 08:15:46.80 ID:6v48XDgD0
桐乃「というわけで、私のお兄ちゃんデーは終了よ!
別のお兄ちゃんのところで揉まれて、ひとつ上野男になって帰ってきなさい!」
京介「剥けてないのは小さくなったからだ!ちゃんと剥けてる!」
桐乃「そうよねーきょうきゅんはもう大人だもんねー?ウフフフ……」
京介「(いかん……完全におかしくなってやがる)」
京介「それにしても……例のくじ引きでいうと
俺は次に誰と兄弟やることになってんだ……?」
桐乃「えーと、ちょっと待って。確か……」
黒猫「私よ」
桐乃 京介「うわあ!?」
別のお兄ちゃんのところで揉まれて、ひとつ上野男になって帰ってきなさい!」
京介「剥けてないのは小さくなったからだ!ちゃんと剥けてる!」
桐乃「そうよねーきょうきゅんはもう大人だもんねー?ウフフフ……」
京介「(いかん……完全におかしくなってやがる)」
京介「それにしても……例のくじ引きでいうと
俺は次に誰と兄弟やることになってんだ……?」
桐乃「えーと、ちょっと待って。確か……」
黒猫「私よ」
桐乃 京介「うわあ!?」
147 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 08:22:53.58 ID:6v48XDgD0
黒猫「玄関で挨拶をしても誰も出てこなかったから
勝手にあがらせてもらったわ」
京介「い、いつから……そこに?」
黒猫「きょうきゅん☆きょうきゅんはもう大人だもんね?ウフッ☆の、辺りからよ……」
桐乃「くっ!不覚……!よりによって……コイツに聞かれるなんて!!」
京介「(声マネすっげー似てる……)」
黒猫「このツンデレビッチをここまでデレて骨抜きに変えてしまうなんて……
これが弟の魔力、か──。フフッ、なるほど。私も心してかからねばならないようね」
京介「嫌な予感しかしねえ……」
勝手にあがらせてもらったわ」
京介「い、いつから……そこに?」
黒猫「きょうきゅん☆きょうきゅんはもう大人だもんね?ウフッ☆の、辺りからよ……」
桐乃「くっ!不覚……!よりによって……コイツに聞かれるなんて!!」
京介「(声マネすっげー似てる……)」
黒猫「このツンデレビッチをここまでデレて骨抜きに変えてしまうなんて……
これが弟の魔力、か──。フフッ、なるほど。私も心してかからねばならないようね」
京介「嫌な予感しかしねえ……」
152 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 08:30:04.22 ID:6v48XDgD0
黒猫「以前確認したように、私はこの子を自宅に招かせてもらうわ
問題ないのよね?」
京介「さりげなくこの子とか言われてるし……」
桐乃「くっ……仕方ない。兄に二言はないわ」
京介「つっこまないからな」
桐乃「ただし!わかってるわね……?度を越えるようなことは……」
黒猫「ええ。さすがに私だって心得ているつもりよ」
京介「……ほっ」
黒猫「本人の了承を得てからにするわ」
京介「!?」
問題ないのよね?」
京介「さりげなくこの子とか言われてるし……」
桐乃「くっ……仕方ない。兄に二言はないわ」
京介「つっこまないからな」
桐乃「ただし!わかってるわね……?度を越えるようなことは……」
黒猫「ええ。さすがに私だって心得ているつもりよ」
京介「……ほっ」
黒猫「本人の了承を得てからにするわ」
京介「!?」
158 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 08:38:01.18 ID:6v48XDgD0
~黒猫宅~
京介「(あれよあれよという間にコイツの家に来たわけだが)」
黒猫「ククククク……まさか、こんなチャンスが訪れようとはね」
黒猫「先輩を自宅に連れ込み、自由にする……しかもあの女の公認を得て」
京介「お、おい!自由にしていいなんて言われてねえだろ!」
黒猫「弟は姉の言うことには絶対服従だと、沙織は言っていたわよ?先輩」
京介「アイツの言うことは、フィクションでの話だ!」
黒猫「それに……」スッ
京介「!?」
黒猫「わ、私と先輩は……仮にも元恋人どうし。そうでしょ?」
京介「うっ……!」
京介「(あれよあれよという間にコイツの家に来たわけだが)」
黒猫「ククククク……まさか、こんなチャンスが訪れようとはね」
黒猫「先輩を自宅に連れ込み、自由にする……しかもあの女の公認を得て」
京介「お、おい!自由にしていいなんて言われてねえだろ!」
黒猫「弟は姉の言うことには絶対服従だと、沙織は言っていたわよ?先輩」
京介「アイツの言うことは、フィクションでの話だ!」
黒猫「それに……」スッ
京介「!?」
黒猫「わ、私と先輩は……仮にも元恋人どうし。そうでしょ?」
京介「うっ……!」
167 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 08:46:21.86 ID:6v48XDgD0
黒猫「弟で、彼氏……これでお姉ちゃんで彼女の私の言うことがきけないのは、おかしいわよね?」
京介「(さりげなく元ってとこを省いてやがる……)」
黒猫「ねえ?きょ、京くん……」ギュッ
京介「ううっ!?」
京介「(くそっ……相変わらず可愛いな黒猫……
しかも、今は頭ひとつぶん向こうがデカい……黒猫+包容力=……!!)」
黒猫「お、お姉ちゃんが……色々教えてあげる……」
京介「(顔が近えぇーっ!!)」
京介「(さりげなく元ってとこを省いてやがる……)」
黒猫「ねえ?きょ、京くん……」ギュッ
京介「ううっ!?」
京介「(くそっ……相変わらず可愛いな黒猫……
しかも、今は頭ひとつぶん向こうがデカい……黒猫+包容力=……!!)」
黒猫「お、お姉ちゃんが……色々教えてあげる……」
京介「(顔が近えぇーっ!!)」
169 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 08:54:41.31 ID:6v48XDgD0
「「ただいまーっ」」 ガラガラ
黒猫 京介 「「!?」」
ひなた「ふー寒い寒い。って、あれ?どしたのるり姉
って……その子、もしかして……」
たまき「るりねえさま?何してるんですか?」
黒猫「(くうっ……妹達!帰ってくるのが早すぎるわ!)」
京介「(はードキドキした……)」
黒猫「以前会ったことがあるでしょう。友達の兄の高坂京介先輩よ」
たまき「ちっちゃくなっちゃったって……ほんとだったんだ」
ひなた「てっきりるり姉の電波がまたはじまったと思ってたら……」
黒猫「信じてなかったのね。あなた達……」
黒猫 京介 「「!?」」
ひなた「ふー寒い寒い。って、あれ?どしたのるり姉
って……その子、もしかして……」
たまき「るりねえさま?何してるんですか?」
黒猫「(くうっ……妹達!帰ってくるのが早すぎるわ!)」
京介「(はードキドキした……)」
黒猫「以前会ったことがあるでしょう。友達の兄の高坂京介先輩よ」
たまき「ちっちゃくなっちゃったって……ほんとだったんだ」
ひなた「てっきりるり姉の電波がまたはじまったと思ってたら……」
黒猫「信じてなかったのね。あなた達……」
176 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 08:56:43.16 ID:g4crDW/L0
早速広まってるじゃん
177 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 09:02:55.89 ID:6v48XDgD0
黒猫「そういうことだから京介先輩は今日1日、私達の弟ということになったわ」
黒猫「ほら、京くん。ひなたお姉ちゃんとたまきお姉ちゃんにもご挨拶なさい」
京介「あ、ああ……。って!黒猫どころかコイツら二人も姉扱いなのか!?」
黒猫「当然でしょう?あの女は私に『弟として』あなたを貸し出したんだから……クスクス」
京介「くっ……!し、しかしだな!黒猫はわかるとしても、
こいつら二人なら小さくなっても、まだ俺のほうがでけえだろ!?」
ひなた「失礼な!これでも同学年の中ではかなりスラッとしてるんだよ!?」
京介「(スラッじゃなくてペターっの間違いだろ!)」
ひなた「それに!身長だって私のほうがあるもん!ほら!」スッ
京介「うぐ……確かにこうやって比べると、若干ではあるが俺のほうが小さい……か?」
黒猫「ほら、京くん。ひなたお姉ちゃんとたまきお姉ちゃんにもご挨拶なさい」
京介「あ、ああ……。って!黒猫どころかコイツら二人も姉扱いなのか!?」
黒猫「当然でしょう?あの女は私に『弟として』あなたを貸し出したんだから……クスクス」
京介「くっ……!し、しかしだな!黒猫はわかるとしても、
こいつら二人なら小さくなっても、まだ俺のほうがでけえだろ!?」
ひなた「失礼な!これでも同学年の中ではかなりスラッとしてるんだよ!?」
京介「(スラッじゃなくてペターっの間違いだろ!)」
ひなた「それに!身長だって私のほうがあるもん!ほら!」スッ
京介「うぐ……確かにこうやって比べると、若干ではあるが俺のほうが小さい……か?」
180 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 09:10:50.90 ID:6v48XDgD0
たまき「…………」ニコニコ
京介「……!?」
たまき「…………」ナデナデ
京介「……!!??」
たまき「きょーうちゃーん♪」ナデナデ
京介「(な、何だ……3姉妹で一番ちっこいのはコイツ……
なのに他の二人よりを凌駕する程の圧倒的な包容力を感じる……!)」
京介「(逆らえない……!この子の……いっぺんの曇りもない笑顔に!)」
京介「(これは……そうか!この子はアイツと…・・・
麻奈実と同じ空気を持っているのか!この年でなんて恐ろしい…・・・!)」
たまき「えへへへ」ナデナデ
京介「……!?」
たまき「…………」ナデナデ
京介「……!!??」
たまき「きょーうちゃーん♪」ナデナデ
京介「(な、何だ……3姉妹で一番ちっこいのはコイツ……
なのに他の二人よりを凌駕する程の圧倒的な包容力を感じる……!)」
京介「(逆らえない……!この子の……いっぺんの曇りもない笑顔に!)」
京介「(これは……そうか!この子はアイツと…・・・
麻奈実と同じ空気を持っているのか!この年でなんて恐ろしい…・・・!)」
たまき「えへへへ」ナデナデ
184 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 09:17:11.43 ID:6v48XDgD0
黒猫「これでわかったでしょう?
あなたが私達3姉妹の中でも最もヒエラルキーの低い存在……
すなわち、末弟だということが!!」ピシャーン
京介「う、ううっ……!」ガクッ
たまき「……」ナデナデ
ひなた「(こりゃ確かに間違いなくるり姉の彼氏だわ……)」
ひなた「んじゃ、きょうすけ?」
京介「──え?」
ひなた「とりあえず、ひなた姉ちゃんと一緒に皿洗いしよっか♪」
京介「……は?」
ひなた「今日は私が皿洗い当番なの!だから、弟はお姉ちゃんを手伝う義務があるの!」
京介「な、何でだよ!お前の当番なんだからお前がやれ!
つーか年上を呼び捨てとはなにごとかー!」
ひなた「フン、今は私のほうがお姉ちゃんだもん
アンタはお姉ちゃんである私の言うことを聞いてればいいのよ!」
京介「(こっちはまさかの桐乃タイプか!?)」
あなたが私達3姉妹の中でも最もヒエラルキーの低い存在……
すなわち、末弟だということが!!」ピシャーン
京介「う、ううっ……!」ガクッ
たまき「……」ナデナデ
ひなた「(こりゃ確かに間違いなくるり姉の彼氏だわ……)」
ひなた「んじゃ、きょうすけ?」
京介「──え?」
ひなた「とりあえず、ひなた姉ちゃんと一緒に皿洗いしよっか♪」
京介「……は?」
ひなた「今日は私が皿洗い当番なの!だから、弟はお姉ちゃんを手伝う義務があるの!」
京介「な、何でだよ!お前の当番なんだからお前がやれ!
つーか年上を呼び捨てとはなにごとかー!」
ひなた「フン、今は私のほうがお姉ちゃんだもん
アンタはお姉ちゃんである私の言うことを聞いてればいいのよ!」
京介「(こっちはまさかの桐乃タイプか!?)」
186 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 09:21:42.84 ID:6v48XDgD0
京介「おい黒猫!こんな横暴を許していいのか!?
妹達の情操教育上よろしくないんじゃないのかー!?」
黒猫「下の者を上手に扱うスキルも、社会に出れば必要になってくるわ」
京介「見た目は子供、頭脳は大人!その名は俺なの!!」
黒猫「バーローの人だってきちんと小さくなった分、相応に媚びへつらっているわ」
京介「お前はあのアニメをそんな目で見てたのか…・・・」
妹達の情操教育上よろしくないんじゃないのかー!?」
黒猫「下の者を上手に扱うスキルも、社会に出れば必要になってくるわ」
京介「見た目は子供、頭脳は大人!その名は俺なの!!」
黒猫「バーローの人だってきちんと小さくなった分、相応に媚びへつらっているわ」
京介「お前はあのアニメをそんな目で見てたのか…・・・」
188 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 09:28:04.77 ID:6v48XDgD0
たまき「だいじょうぶだよきょうすけちゃん
たまきお姉ちゃんも手伝ってあげますからね?」ニコニコ
京介「……う……うん」ドキドキ
黒猫 ひなた 「「(このロリコンが)」」
~夕飯どき~
京介「ところで……黒猫」
黒猫「…………」
京介「……るり姉さま」
黒猫「何かしら?きょうくん」
京介「今日、親御さんのほうは何時頃お帰りになられるので……?」
ひなた「今日はお父さんとお母さん、帰ってこないよ?」
京介「なにいい!?ここでもか!!」
たまきお姉ちゃんも手伝ってあげますからね?」ニコニコ
京介「……う……うん」ドキドキ
黒猫 ひなた 「「(このロリコンが)」」
~夕飯どき~
京介「ところで……黒猫」
黒猫「…………」
京介「……るり姉さま」
黒猫「何かしら?きょうくん」
京介「今日、親御さんのほうは何時頃お帰りになられるので……?」
ひなた「今日はお父さんとお母さん、帰ってこないよ?」
京介「なにいい!?ここでもか!!」
194 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 09:36:02.95 ID:6v48XDgD0
黒猫「偶然にも旅行のペアチケットが当たってね
夫婦水入らずで温泉へ行ってるわ。1泊ほど」
京介「シンクロニシティ……なわけねーだろ」
たまき「いっしょにお風呂はいろうね!きょうちゃん!」
京介「た、たま姉……」
京介「(何だろう……この響き……凄くしっくりくる……
最初から姉という文字の上にたまの2文字が存在していたかのような……)」
京介「で、でもたま姉。さすがにそれはちょっと……
長女様が許しても児ポ法が許してくれないよ……」
ひなた「いいじゃんいいじゃーん!
私だって今の京介みたいなガキに裸見られても、何とも思わないし!」
京介「どう見ても同い年ぐらいだろうがーー!!」
夫婦水入らずで温泉へ行ってるわ。1泊ほど」
京介「シンクロニシティ……なわけねーだろ」
たまき「いっしょにお風呂はいろうね!きょうちゃん!」
京介「た、たま姉……」
京介「(何だろう……この響き……凄くしっくりくる……
最初から姉という文字の上にたまの2文字が存在していたかのような……)」
京介「で、でもたま姉。さすがにそれはちょっと……
長女様が許しても児ポ法が許してくれないよ……」
ひなた「いいじゃんいいじゃーん!
私だって今の京介みたいなガキに裸見られても、何とも思わないし!」
京介「どう見ても同い年ぐらいだろうがーー!!」
199 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 09:47:05.89 ID:6v48XDgD0
~風呂場~
黒猫「ほ、ほら。じっとしていなさい、きょうくん。うまく頭が洗えないわ……」
京介「(くっ……あの黒猫が……バスタオル一枚で……!
なぜか俺の頭を……優しく洗ってくれている……ッ!)」
京介「(そ、それに……)」
たまき「背中ーごっしごっしー♪」
ひなた「なに縮こまってんのよ。男ならもっと胸をはんなさいよね!」
京介「(何でこいつらはタオルも巻かずに堂々としてるんだー!!)」
黒猫「きょうくん、見かけによらず綺麗な髪質してるのね……」ワシワシ
京介「あふぅ……」
京介「(強くもなく、弱くもなく、絶妙な力加減……
こいつぁ……ヤベえ!!)」
黒猫「ほ、ほら。じっとしていなさい、きょうくん。うまく頭が洗えないわ……」
京介「(くっ……あの黒猫が……バスタオル一枚で……!
なぜか俺の頭を……優しく洗ってくれている……ッ!)」
京介「(そ、それに……)」
たまき「背中ーごっしごっしー♪」
ひなた「なに縮こまってんのよ。男ならもっと胸をはんなさいよね!」
京介「(何でこいつらはタオルも巻かずに堂々としてるんだー!!)」
黒猫「きょうくん、見かけによらず綺麗な髪質してるのね……」ワシワシ
京介「あふぅ……」
京介「(強くもなく、弱くもなく、絶妙な力加減……
こいつぁ……ヤベえ!!)」
206 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 09:54:16.25 ID:6v48XDgD0
ひなた「ほらたまき、次は二人で前のほう洗いましょ!」
たまき「はーい!」
京介「ちょ、ちょっと待てオネイチャンたち!さすがに前は自分でやるから!」
ひなた「もーう。アンタはじっとしてればいいの!
お姉ちゃん達に任せて、子羊のようにプルプルしてなさい!」
たまき「だいじょうぶだよ~。いたくしないから~」
京介「う、うおーん!助けてくれ黒猫!男としての尊厳が色々ピンチだ!」
黒猫「…………」ワシワシ
京介「る、るり姉さまぁああ!!」
たまき「はーい!」
京介「ちょ、ちょっと待てオネイチャンたち!さすがに前は自分でやるから!」
ひなた「もーう。アンタはじっとしてればいいの!
お姉ちゃん達に任せて、子羊のようにプルプルしてなさい!」
たまき「だいじょうぶだよ~。いたくしないから~」
京介「う、うおーん!助けてくれ黒猫!男としての尊厳が色々ピンチだ!」
黒猫「…………」ワシワシ
京介「る、るり姉さまぁああ!!」
210 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 10:03:12.50 ID:6v48XDgD0
黒猫「待ちなさいあなた達。やりすぎよ」
ひなた「るり姉……?」
たまき「るりねえさま……?」
京介「く、黒猫ぉ……!」パアァァ
黒猫「……と思ったけど、別にそんなことはなかったわ」ワシワシ
ひなた たまき「「ごっしごっしー♪」」
京介「お姉さま!るりお姉さまぁあ!かよわい弟の僕を助けてお姉さまぁあああ!!」
黒猫「……フッ。危険な火遊びはそこまでよリトルシスターたち」
ひなた たまき「「え・・・・・・?」」
京介「おねえ・・・・・・さま・・・・・・!」
黒猫「か、下半身は・・・・・・長姉である私の仕事よ
貴女達は・・・・・・見学していなさい」ドキドキ
ひなた たまき「「は~い♪」」
京介「んノォーーーーオオオッッ!!!」
ひなた「るり姉……?」
たまき「るりねえさま……?」
京介「く、黒猫ぉ……!」パアァァ
黒猫「……と思ったけど、別にそんなことはなかったわ」ワシワシ
ひなた たまき「「ごっしごっしー♪」」
京介「お姉さま!るりお姉さまぁあ!かよわい弟の僕を助けてお姉さまぁあああ!!」
黒猫「……フッ。危険な火遊びはそこまでよリトルシスターたち」
ひなた たまき「「え・・・・・・?」」
京介「おねえ・・・・・・さま・・・・・・!」
黒猫「か、下半身は・・・・・・長姉である私の仕事よ
貴女達は・・・・・・見学していなさい」ドキドキ
ひなた たまき「「は~い♪」」
京介「んノォーーーーオオオッッ!!!」
219 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 10:13:11.89 ID:6v48XDgD0
黒猫「ち、縮んでパオーン化しているとはいえ・・・・・・
これが・・・・・・これが、先輩の!!」
京介「イィーーーヤァーーーー!!!」
ひなた「な、何よ。別にガキのチン・・・・・・くらい
た、体育の授業で同級生の子が半ズボンからハミチンしてんの見たことあるもん!」
京介「やーめーてぇえええ!!!」
たまき「わ~すごーい。プルプルしてる~」
京介「高校の後輩と!年端もいかないその後輩の妹達に!
こんな辱めを受けるなんて!あんまりだー!」
黒猫「い、いいからじっとしていなさい!上手に洗えないじゃないの!」
京介「上手に洗われてたまるかー!」
黒猫「ひなた、たまき。しっかり押さえていなさいね」ハアハア
ひなた「は~い!ほら!暴れるんじゃないわよ!」
たまき「きょうちゃん、力よわいね~」ナデナデ
京介「おたすけーーッッ!!」
これが・・・・・・これが、先輩の!!」
京介「イィーーーヤァーーーー!!!」
ひなた「な、何よ。別にガキのチン・・・・・・くらい
た、体育の授業で同級生の子が半ズボンからハミチンしてんの見たことあるもん!」
京介「やーめーてぇえええ!!!」
たまき「わ~すごーい。プルプルしてる~」
京介「高校の後輩と!年端もいかないその後輩の妹達に!
こんな辱めを受けるなんて!あんまりだー!」
黒猫「い、いいからじっとしていなさい!上手に洗えないじゃないの!」
京介「上手に洗われてたまるかー!」
黒猫「ひなた、たまき。しっかり押さえていなさいね」ハアハア
ひなた「は~い!ほら!暴れるんじゃないわよ!」
たまき「きょうちゃん、力よわいね~」ナデナデ
京介「おたすけーーッッ!!」
220 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 10:18:55.46 ID:ERyQzkvL0
なんというハーレム
裏山
裏山
222 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 10:21:41.52 ID:6v48XDgD0
~風呂あがり~
黒猫「ハァ・・・・・・ハァ・・・・・・」
京介「シクシク・・・・・・・シクシク・・・・・・」
ひなた「フンフフンフーン♪」ゴーーー
たまき「ありがとうお姉ちゃん、髪かわきました!」
ひなた「オッケー!次交代ね!」
黒猫「・・・・・・しょ、少々、やりすぎてしまったと・・・・・・言わざるを得ないわね」
京介「どこが少々だー!とんでもなくやりすぎだ!!」
京介「おかげで俺は・・・・・・俺は・・・・・・ッ!(泣)」
黒猫「な、何も泣くことないでしょうきょうくん・・・・・・
そっちの業界では、むしろご褒美だと聞いてるわよ?」
京介「俺にマゾっ気はねえーー!!」
たまき「ねえおねえちゃん、まぞってなんですか?」
ひなた「たまきは知らなくてもいい言葉よ~」
黒猫「ハァ・・・・・・ハァ・・・・・・」
京介「シクシク・・・・・・・シクシク・・・・・・」
ひなた「フンフフンフーン♪」ゴーーー
たまき「ありがとうお姉ちゃん、髪かわきました!」
ひなた「オッケー!次交代ね!」
黒猫「・・・・・・しょ、少々、やりすぎてしまったと・・・・・・言わざるを得ないわね」
京介「どこが少々だー!とんでもなくやりすぎだ!!」
京介「おかげで俺は・・・・・・俺は・・・・・・ッ!(泣)」
黒猫「な、何も泣くことないでしょうきょうくん・・・・・・
そっちの業界では、むしろご褒美だと聞いてるわよ?」
京介「俺にマゾっ気はねえーー!!」
たまき「ねえおねえちゃん、まぞってなんですか?」
ひなた「たまきは知らなくてもいい言葉よ~」
228 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 10:27:18.03 ID:sv8fw9kM0
間違いなく御褒美だな
229 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 10:30:19.61 ID:6v48XDgD0
~翌朝~
チュンチュン……
京介「くそッ…・・・昨日は散々な目にあった・・・・・・」
黒猫 たまき ひなた 「「「Zzz・・・」」」 ギュー
京介「(ここでもしっかり抱き枕代わりにされるし・・・・・・しかも3人分)」
京介「(しかし、るり姉さ…・・・もとい、黒猫の作る飯はうまかった)」
京介「(ひなたも何だかんだいって相手してくれたし…・・・
たま姉も何かと世話焼いてくれたし…・・・案外弟ってのもいいもんだな…・・・)」
京介「…・・・…・・・」
黒猫 たまき ひなた 「「「Zzz・・・」」」 ギュー
チュンチュン……
京介「くそッ…・・・昨日は散々な目にあった・・・・・・」
黒猫 たまき ひなた 「「「Zzz・・・」」」 ギュー
京介「(ここでもしっかり抱き枕代わりにされるし・・・・・・しかも3人分)」
京介「(しかし、るり姉さ…・・・もとい、黒猫の作る飯はうまかった)」
京介「(ひなたも何だかんだいって相手してくれたし…・・・
たま姉も何かと世話焼いてくれたし…・・・案外弟ってのもいいもんだな…・・・)」
京介「…・・・…・・・」
黒猫 たまき ひなた 「「「Zzz・・・」」」 ギュー
231 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 10:37:21.90 ID:6v48XDgD0
京介「(・・・・・・じゃねえだろ!何言ってんだ俺は!自分より遥かに小さい女の子つかまえて!
何が『相手にしてくれた』・・・・・・だ!『世話焼いてくれた』って何だよォーッ!?)」
京介「しっかりしろ!高坂京介!自分を強く持つんだ!
まだこんな恐ろしいイベントが・・・・・・あと3回も残ってるんだぞ!!」
黒猫「・・・・・・何をぼそぼそ言っているの・・・・・・?きょうくん」
京介「あっ、ゴメンネ。起こしちゃった?るりお姉さま」
ひなた「うーん・・・・・・何よきょうすけぇ
昨日は寝るの遅かったんだから、もうちょっと抱かれてなさいよお」
京介「ウン。ゴメンネ?ひなたオネイチャン」
たまき「ん・・・・・・きょうちゃん・・・・・・むにゃむにゃ」ギュー
京介「ワアー、タマ姉。トッテモアッタカイヨウ・・・・・・」
「「「「ZZzzz・・・・・・」」」」
京介「・・・・・・ってあぶねえぇええーー!!!」ガバッ
何が『相手にしてくれた』・・・・・・だ!『世話焼いてくれた』って何だよォーッ!?)」
京介「しっかりしろ!高坂京介!自分を強く持つんだ!
まだこんな恐ろしいイベントが・・・・・・あと3回も残ってるんだぞ!!」
黒猫「・・・・・・何をぼそぼそ言っているの・・・・・・?きょうくん」
京介「あっ、ゴメンネ。起こしちゃった?るりお姉さま」
ひなた「うーん・・・・・・何よきょうすけぇ
昨日は寝るの遅かったんだから、もうちょっと抱かれてなさいよお」
京介「ウン。ゴメンネ?ひなたオネイチャン」
たまき「ん・・・・・・きょうちゃん・・・・・・むにゃむにゃ」ギュー
京介「ワアー、タマ姉。トッテモアッタカイヨウ・・・・・・」
「「「「ZZzzz・・・・・・」」」」
京介「・・・・・・ってあぶねえぇええーー!!!」ガバッ
233 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 10:39:44.09 ID:gIG+y9kc0
大分毒されてきたなwwww
馴染んできたの方がいいかwwww
馴染んできたの方がいいかwwww
234 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 10:47:00.64 ID:6v48XDgD0
京介「というわけで、この家での一日弟デーは終了した」
黒猫「そう・・・・・・もうそんな時間なのね・・・・・・寂しいわ、きょうくん」
京介「る、るりおね・・・・・・!もとい、黒猫・・・・・・その、結構・・・・・・楽しかったよ」
ひなた「昨日は弟だと思ってこき使ったりしてごめんねー?京介さん」
京介「ひ、ひなた姉ちゃ・・・・・・じゃねえ!ひなたちゃん・・・・・・色々ありがとな?」
たまき「うう・・・・・・ほんとに行っちゃうの?きょうちゃん・・・・・・」ウルウル
京介「た、たまねえぇ・・・・・・!じゃあなくってええ!たまきちゃんも、また遊ぼうね!」
黒猫「あなたが別の家の弟になっても・・・・・・例え大きな姿に戻ったとしても・・・・・・
この家はこれからもあなたの家・・・・・・私達は貴方のお姉ちゃんよ」
京介「おねえさまァアーッッ!」
京介「(もう、なんつーか・・・・・・俺、弟でいいや)」
黒猫「そう・・・・・・もうそんな時間なのね・・・・・・寂しいわ、きょうくん」
京介「る、るりおね・・・・・・!もとい、黒猫・・・・・・その、結構・・・・・・楽しかったよ」
ひなた「昨日は弟だと思ってこき使ったりしてごめんねー?京介さん」
京介「ひ、ひなた姉ちゃ・・・・・・じゃねえ!ひなたちゃん・・・・・・色々ありがとな?」
たまき「うう・・・・・・ほんとに行っちゃうの?きょうちゃん・・・・・・」ウルウル
京介「た、たまねえぇ・・・・・・!じゃあなくってええ!たまきちゃんも、また遊ぼうね!」
黒猫「あなたが別の家の弟になっても・・・・・・例え大きな姿に戻ったとしても・・・・・・
この家はこれからもあなたの家・・・・・・私達は貴方のお姉ちゃんよ」
京介「おねえさまァアーッッ!」
京介「(もう、なんつーか・・・・・・俺、弟でいいや)」
238 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 10:53:05.58 ID:6v48XDgD0
~あやせ邸~
あやせ「というわけで、今日は私が担当の日ですよ。お兄さん」
京介「ああ・・・・・・話は聞いたぜ。ドンと来い!マイエンジェルあやせ!!」
あやせ「そ、そそそ、その減らず口をぉ・・・・・・!
今日1日のしつけをもって、黙らせてみせます!」
京介「しつけ・・・・・・かぁ。怖いなあー」ワクワク
あやせ「何かしら・・・・・・心なしか、お兄さんがいつもより従順だわ・・・・・・
ていうか、見た目の可愛さに反してなんか気持ち悪い・・・・・・」
京介「ドキドキ」
あやせ「というわけで、今日は私が担当の日ですよ。お兄さん」
京介「ああ・・・・・・話は聞いたぜ。ドンと来い!マイエンジェルあやせ!!」
あやせ「そ、そそそ、その減らず口をぉ・・・・・・!
今日1日のしつけをもって、黙らせてみせます!」
京介「しつけ・・・・・・かぁ。怖いなあー」ワクワク
あやせ「何かしら・・・・・・心なしか、お兄さんがいつもより従順だわ・・・・・・
ていうか、見た目の可愛さに反してなんか気持ち悪い・・・・・・」
京介「ドキドキ」
241 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 11:00:56.41 ID:6v48XDgD0
あやせ「まずは、私のしつけを成功させるためにも
お兄さん=年上、私=年下という固定観念を取り払ってもらいます」
京介「フム・・・・・・あやせが可愛いということ以外、よくわからなかったぞ」
あやせ「か、かわッ!で、ですから!今までの家で姉達にどう接してきたかは知りませんが!
ここではしっかりと姉と!弟であるという認識をもって臨んでもらいます!」
京介「・・・・・・要するに、単に体が小さな京介と、体の大きなあやせという関係性じゃなく
れっきとした姉弟としてふるまう・・・・・・と、そういうわけだな?」
あやせ「理解が早くて助かります」
京介「体は子供!頭脳は大人!その名は」
あやせ「そういうのはいいです」
京介「はい」
お兄さん=年上、私=年下という固定観念を取り払ってもらいます」
京介「フム・・・・・・あやせが可愛いということ以外、よくわからなかったぞ」
あやせ「か、かわッ!で、ですから!今までの家で姉達にどう接してきたかは知りませんが!
ここではしっかりと姉と!弟であるという認識をもって臨んでもらいます!」
京介「・・・・・・要するに、単に体が小さな京介と、体の大きなあやせという関係性じゃなく
れっきとした姉弟としてふるまう・・・・・・と、そういうわけだな?」
あやせ「理解が早くて助かります」
京介「体は子供!頭脳は大人!その名は」
あやせ「そういうのはいいです」
京介「はい」
244 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 11:05:58.97 ID:6v48XDgD0
京介「フッ、任せてくれ。マイエンジェルあやせ!
昨日今日という連日の過酷なスケジューリングの中で培った
俺の中の!弟の心を!今こそここで解き放って見せるぜッ!」
あやせ「・・・・・・は、はい。期待しています」
あやせ「さしあたって私のことは、姉さん、と…・・・そう呼んでもらいます」
京介「わかったよ姉さん!」
あやせ「(一体どんな洗脳をうけたらここまで人格が変化するというの……)」
昨日今日という連日の過酷なスケジューリングの中で培った
俺の中の!弟の心を!今こそここで解き放って見せるぜッ!」
あやせ「・・・・・・は、はい。期待しています」
あやせ「さしあたって私のことは、姉さん、と…・・・そう呼んでもらいます」
京介「わかったよ姉さん!」
あやせ「(一体どんな洗脳をうけたらここまで人格が変化するというの……)」
245 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 11:10:13.50 ID:6v48XDgD0
あやせ「まずは、携帯を出しなさい京介」
京介「・・・・・・え!?」
あやせ「聞こえなかったの?携帯よ。持ってきているんでしょ?出しなさい」
京介「あの、姉さん。一体何をなさるので・・・・・・?」
あやせ「姉として弟に変な虫がついていないか、チェックさせてもらいます」
京介「・・・・・・・・・・・・ね、姉さん。さすがに、そういうあとあと面倒なのは、ちょっと・・・・・・」
あやせ「・・・・・・何?京介。姉さんの言うことが・・・・・・聞けないの?」
京介「(目!目がこええー!!!)」
京介「・・・・・・え!?」
あやせ「聞こえなかったの?携帯よ。持ってきているんでしょ?出しなさい」
京介「あの、姉さん。一体何をなさるので・・・・・・?」
あやせ「姉として弟に変な虫がついていないか、チェックさせてもらいます」
京介「・・・・・・・・・・・・ね、姉さん。さすがに、そういうあとあと面倒なのは、ちょっと・・・・・・」
あやせ「・・・・・・何?京介。姉さんの言うことが・・・・・・聞けないの?」
京介「(目!目がこええー!!!)」
249 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 11:15:41.34 ID:6v48XDgD0
あやせ「○○・・・・・・××子。誰?この子」
京介「え、えっと・・・・・・同じクラスの女の子で・・・・・・」
あやせ「消去」ピッ
京介「ちょっ!な、何すんだあや・・・・・・ね、姉さん!!」
あやせ「△△・・・・・・□美。この子は?」
京介「し、知り合いの後輩の友達だよ!」
あやせ「それは・・・・・・黒猫、という子の友達?」
京介「ああ。本人がそう言ってた・・・・・・だからアドレス教えてくれって」
あやせ「消去」ピッ
京介「問答無用にもほどがあるよ姉さーん!!」
京介「え、えっと・・・・・・同じクラスの女の子で・・・・・・」
あやせ「消去」ピッ
京介「ちょっ!な、何すんだあや・・・・・・ね、姉さん!!」
あやせ「△△・・・・・・□美。この子は?」
京介「し、知り合いの後輩の友達だよ!」
あやせ「それは・・・・・・黒猫、という子の友達?」
京介「ああ。本人がそう言ってた・・・・・・だからアドレス教えてくれって」
あやせ「消去」ピッ
京介「問答無用にもほどがあるよ姉さーん!!」
251 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 11:20:49.61 ID:6v48XDgD0
あやせ「消去、消去、消去消去消去消去」ピッピッピッピッ
京介「あっあっあっあっあっ」
あやせ「消去消去消去消去消去」ピッピッピッピッ
京介「あっああっ!あああッ・・・・・・・!」
あやせ「・・・・・・・ふぅ」
京介「・・・・・・・」ビクンッビクンッ
あやせ「ひとまずこれで・・・・・・・だいぶ片付きましたね!」サワヤカー
京介「ひ、ひどい・・・・・・・あんまりだ・・・・・・・女の登録だけをかたっぱしから・・・・・・・」
京介「あっあっあっあっあっ」
あやせ「消去消去消去消去消去」ピッピッピッピッ
京介「あっああっ!あああッ・・・・・・・!」
あやせ「・・・・・・・ふぅ」
京介「・・・・・・・」ビクンッビクンッ
あやせ「ひとまずこれで・・・・・・・だいぶ片付きましたね!」サワヤカー
京介「ひ、ひどい・・・・・・・あんまりだ・・・・・・・女の登録だけをかたっぱしから・・・・・・・」
256 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 11:28:41.77 ID:6v48XDgD0
あやせ「京介・・・・・・・いい?私はあなたの為を思ってやっているのよ?
現に私が問題ないと判定した女性の登録は消えてないはずよ」
京介「お袋と妹とおさななじみと妹の友達しか残ってねーじゃねえか!!」
あやせ「それで十分すぎるでしょう!ふざけないで!!姉さんを怒らせたいの!!??」ギンッ
京介「ひいぃっ!?(マ、マジギレだ!)」
あやせ「さあ、私の部屋についたわ。まずは・・・・・・・っと♪」ガチャン
京介「洗濯物をたたむような軽いノリで弟に手錠をはめるのはヤメテヨ、姉さん・・・・・・・」
現に私が問題ないと判定した女性の登録は消えてないはずよ」
京介「お袋と妹とおさななじみと妹の友達しか残ってねーじゃねえか!!」
あやせ「それで十分すぎるでしょう!ふざけないで!!姉さんを怒らせたいの!!??」ギンッ
京介「ひいぃっ!?(マ、マジギレだ!)」
あやせ「さあ、私の部屋についたわ。まずは・・・・・・・っと♪」ガチャン
京介「洗濯物をたたむような軽いノリで弟に手錠をはめるのはヤメテヨ、姉さん・・・・・・・」
258 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 11:34:19.96 ID:6v48XDgD0
あやせ「さあ、姉さんと一緒に御本を読みましょう。京介」
京介「ご、ご本・・・・・・・?で、でも。読もうにも手錠されてるし・・・・・・・」
あやせ「しょ、しょうがないから。私のお膝の上に座りなさい!
特別に私が後ろから抱きしめる形でページをめくってあげるから!」
京介「妙に説明口調だね姉さん・・・・・・・。ていうか僕に手錠をしたのは貴女です」
あやせ「ほら、座って京介」ポンポン
京介「ウン、ネエサン」チョコン
あやせ「(か、可愛い・・・・・・・!)」キューン
京介「ご、ご本・・・・・・・?で、でも。読もうにも手錠されてるし・・・・・・・」
あやせ「しょ、しょうがないから。私のお膝の上に座りなさい!
特別に私が後ろから抱きしめる形でページをめくってあげるから!」
京介「妙に説明口調だね姉さん・・・・・・・。ていうか僕に手錠をしたのは貴女です」
あやせ「ほら、座って京介」ポンポン
京介「ウン、ネエサン」チョコン
あやせ「(か、可愛い・・・・・・・!)」キューン
259 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 11:41:34.94 ID:6v48XDgD0
あやせ「あるひ、きょう太くんは妹のきり子ちゃんと、廊下で正面衝突してしまいました」ペラッ
京介「(何だこの手作り感あふれる絵本は・・・・・・・
つーかネーミングに作為的なもんを感じるんだが)」
あやせ「きょう太くんときり子ちゃんは普段あんまり会話という会話もしませんが
ほんとはお互いのことがなんだか気になっていたりしました」ペラッ
京介「(なんだ、このどっかでみたような話は・・・・・・・まあ、ラブコメではよくある展開だしな)」
あやせ「さあ京介、質問です。このあと二人はどうなってしまうでしょう?」ナデナデ
京介「(さ、さりげなく撫でられてるし・・・・・・・いやまあ、ここは普通にラブコメ展開だよな)」
京介「えーっと・・・・・・・それがきっかけでお互いを意識しはじめる、とか・・・・・・・」
あやせ「・・・・・・・フフッ♪」ペラッ
あやせ「ハイ!きょう太はぶつかったはずみで廊下の角に頭をぶつけて死んでしまいました!」
京介「ええーーッッ!?」
京介「(何だこの手作り感あふれる絵本は・・・・・・・
つーかネーミングに作為的なもんを感じるんだが)」
あやせ「きょう太くんときり子ちゃんは普段あんまり会話という会話もしませんが
ほんとはお互いのことがなんだか気になっていたりしました」ペラッ
京介「(なんだ、このどっかでみたような話は・・・・・・・まあ、ラブコメではよくある展開だしな)」
あやせ「さあ京介、質問です。このあと二人はどうなってしまうでしょう?」ナデナデ
京介「(さ、さりげなく撫でられてるし・・・・・・・いやまあ、ここは普通にラブコメ展開だよな)」
京介「えーっと・・・・・・・それがきっかけでお互いを意識しはじめる、とか・・・・・・・」
あやせ「・・・・・・・フフッ♪」ペラッ
あやせ「ハイ!きょう太はぶつかったはずみで廊下の角に頭をぶつけて死んでしまいました!」
京介「ええーーッッ!?」
261 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 11:44:32.82 ID:fShptPca0
廊下のカドって…死ぬのか
265 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 11:47:10.30 ID:kcZ3Mf8H0
>>261
豆腐の角なら即死だった
豆腐の角なら即死だった
266 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 11:49:46.74 ID:6v48XDgD0
あやせ「またある日のこと。きょう太くんが町に出かけると
何やら頭の悪そうな服をして変な喋り方をする黒服の少女と
無駄に大きな2つの脂肪を胸にぶら下げた、奇妙な巨人の女に出会いました」ペラッ
京介「(悪意がありすぎるだろ!!)」
あやせ「その二人は何やら、きょう太に一緒に遊ぼうと言っているようです
じゃあ京介、またまた質問。きょう太はこのあとどうしたでしょう?」ナデナデ
京介「え、えーーっと・・・・・・・遊ぼうって言われてるんだから・・・・・・・あそぶ?」
あやせ「・・・・・・・フフフフッ♪」ペラッ
あやせ「『誰がてめえらみたいなアバズレと遊ぶか!一般教養身につけて出直してこいや!!』
きょう太は火炎放射器をふりまわしました」
京介「えーーッッ!?」
あやせ「それを見たきょう太のお姉さんはこういいました。
『よく言ったわきょう太。今夜はステーキよ!』・・・・・・・きょう太は大喜び」
京介「えーーッッッ!!??」
何やら頭の悪そうな服をして変な喋り方をする黒服の少女と
無駄に大きな2つの脂肪を胸にぶら下げた、奇妙な巨人の女に出会いました」ペラッ
京介「(悪意がありすぎるだろ!!)」
あやせ「その二人は何やら、きょう太に一緒に遊ぼうと言っているようです
じゃあ京介、またまた質問。きょう太はこのあとどうしたでしょう?」ナデナデ
京介「え、えーーっと・・・・・・・遊ぼうって言われてるんだから・・・・・・・あそぶ?」
あやせ「・・・・・・・フフフフッ♪」ペラッ
あやせ「『誰がてめえらみたいなアバズレと遊ぶか!一般教養身につけて出直してこいや!!』
きょう太は火炎放射器をふりまわしました」
京介「えーーッッ!?」
あやせ「それを見たきょう太のお姉さんはこういいました。
『よく言ったわきょう太。今夜はステーキよ!』・・・・・・・きょう太は大喜び」
京介「えーーッッッ!!??」
274 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 11:57:58.72 ID:6v48XDgD0
あやせ「またまた日のこと。きょう太くんが家で留守番をしていると
きょう太くんのお姉さんのあや子ちゃんが、スヤスヤと眠っていました」ペラッ
京介「(・・・・・・・今までの流れから見ても、完全にあやせだよな)」
あやせ「燃えさかる熱い炎を見た記憶にさいなまれ、
体が火照り、興奮の冷めやらぬきょう太くんは・・・・・・・」ペラッ
京介「(何でそこだけ描写が生々しいんだよ!)」
あやせ「ハイ!ここで最後の質問!きょう太くんは一体どうしたでしょうか!?」ナデナデクンカクンカ
京介「(・・・・・・・今までの傾向からして
つまりあやせは『安易なラブコメは許さねえ』ってことが言いたいのか・・・・・・・)」
京介「(だったら・・・・・・・)な、何もしないで素通りした!」
あやせ「・・・・・・・・・・・・・・」ギロッ!
京介「ひ、ひいぃ!?」
きょう太くんのお姉さんのあや子ちゃんが、スヤスヤと眠っていました」ペラッ
京介「(・・・・・・・今までの流れから見ても、完全にあやせだよな)」
あやせ「燃えさかる熱い炎を見た記憶にさいなまれ、
体が火照り、興奮の冷めやらぬきょう太くんは・・・・・・・」ペラッ
京介「(何でそこだけ描写が生々しいんだよ!)」
あやせ「ハイ!ここで最後の質問!きょう太くんは一体どうしたでしょうか!?」ナデナデクンカクンカ
京介「(・・・・・・・今までの傾向からして
つまりあやせは『安易なラブコメは許さねえ』ってことが言いたいのか・・・・・・・)」
京介「(だったら・・・・・・・)な、何もしないで素通りした!」
あやせ「・・・・・・・・・・・・・・」ギロッ!
京介「ひ、ひいぃ!?」
276 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 12:03:34.26 ID:6v48XDgD0
あやせ「正解は・・・・・・・」ペラッ
あやせ「『好きだ姉さん!愛してるんだ姉さん!あや姉さーん!』
きょう太はあふれんばかりの若さをお姉さんにぶつけました」ペラッ
京介「ええーッッ!?」
あやせ「こうして二人はいつまでも幸せに暮らしましたとさ・・・・・・・おしまい♪」パタン
京介「(終わった──!?)」
京介「(ていうか妹出てきただろ最初のほうで!
二人で幸せに・・・・・・・って、妹はどこ行ったんだよ!三人姉弟じゃねえのかよ!)」
あやせ「・・・・・・・ふぅ。姉さんの言いたいこと。わかってくれたわよね?」
京介「(わかんねえし目がこええーー!!)」
あやせ「『好きだ姉さん!愛してるんだ姉さん!あや姉さーん!』
きょう太はあふれんばかりの若さをお姉さんにぶつけました」ペラッ
京介「ええーッッ!?」
あやせ「こうして二人はいつまでも幸せに暮らしましたとさ・・・・・・・おしまい♪」パタン
京介「(終わった──!?)」
京介「(ていうか妹出てきただろ最初のほうで!
二人で幸せに・・・・・・・って、妹はどこ行ったんだよ!三人姉弟じゃねえのかよ!)」
あやせ「・・・・・・・ふぅ。姉さんの言いたいこと。わかってくれたわよね?」
京介「(わかんねえし目がこええーー!!)」
277 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 12:07:05.02 ID:6v48XDgD0
あやせ「つまり・・・・・・・相手はしっかり選びなさいということよ!
さもないと、あなたにどんな災いがふりかかるかわからないのよ?」
京介「(その『災い』ってのが、主に人災を指してる気がするのは気のせいかな・・・・・・・)」
あやせ「わかって・・・・・・・くれたわよね?京介」
京介「ウン、ネエサン。ヨクワカッタヨ」
あやせ「そう。いい子ね。京介・・・・・・・京介は本当にいい子
食べちゃいたいくらいに・・・・・・・」
京介「タスケテ」
さもないと、あなたにどんな災いがふりかかるかわからないのよ?」
京介「(その『災い』ってのが、主に人災を指してる気がするのは気のせいかな・・・・・・・)」
あやせ「わかって・・・・・・・くれたわよね?京介」
京介「ウン、ネエサン。ヨクワカッタヨ」
あやせ「そう。いい子ね。京介・・・・・・・京介は本当にいい子
食べちゃいたいくらいに・・・・・・・」
京介「タスケテ」
282 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 12:15:19.04 ID:6v48XDgD0
~夕飯どき~
あやせ「ほら、お口を開けなさい京介」
京介「あの、姉さん・・・・・・・
どうして本を読んでいる姿勢のままでご飯を食べるのかな」
あやせ「べっべっ別に、深い意味はないのよ?
た、ただ単に、スプーンとフォークが1セットしか無かったから・・・・・・・」
京介「(もはやつっこむまい・・・・・・・)せ、せめて自分で食べるから、手錠をはずし」
あやせ「ああぁーーーーーぁああん♪」
京介「あーん♪(だめだ。怖すぎる)」
京介「パクッ。モグモグ・・・・・・・
お?結構・・・・・・・うまい」
あやせ「ほ、ほんとう・・・・・・・?京介」ナデナデ
あやせ「ほら、お口を開けなさい京介」
京介「あの、姉さん・・・・・・・
どうして本を読んでいる姿勢のままでご飯を食べるのかな」
あやせ「べっべっ別に、深い意味はないのよ?
た、ただ単に、スプーンとフォークが1セットしか無かったから・・・・・・・」
京介「(もはやつっこむまい・・・・・・・)せ、せめて自分で食べるから、手錠をはずし」
あやせ「ああぁーーーーーぁああん♪」
京介「あーん♪(だめだ。怖すぎる)」
京介「パクッ。モグモグ・・・・・・・
お?結構・・・・・・・うまい」
あやせ「ほ、ほんとう・・・・・・・?京介」ナデナデ
288 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 12:22:56.26 ID:6v48XDgD0
京介「あ、ああ。じゃなかった・・・・・・・うん、姉さん
すごくおいしいよ!これ!」
あやせ「・・・・・・・!!」パアァァァ
京介「(うっ!目に輝きが戻った途端にこの破壊力・・・・・・・!
さすがはマイエンジェルと言わざるを得まい・・・・・・・!)」
あやせ「あのね・・・・・・・その、このお料理だけど・・・・・・・
姉さんが、昨日から徹夜で下準備して作ったの・・・・・・・」モジモジ
京介「ほ、本当に!?あやせ・・・・・・・じゃなかった
姉さんってそんなに可愛いのに料理まで出来るんだね!」
あやせ「か、可愛いだなんて・・・・・・・
もう!どうせ京介は誰にでもそんなこと言うんでしょう!」
京介「い、言わないよー!
少なくとも、口に出してこんなこと言うのは姉さんにだけだよ!」
あやせ「ほ、本当ですか・・・・・・・?お兄さん・・・・・・・」
京介「ああ!本当だよ!姉さんは可愛いよ!」(上目遣い)
京介「(あれ?なんかあやせキャラ崩れて・・・・・・・)」
あやせ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」キュウーン
すごくおいしいよ!これ!」
あやせ「・・・・・・・!!」パアァァァ
京介「(うっ!目に輝きが戻った途端にこの破壊力・・・・・・・!
さすがはマイエンジェルと言わざるを得まい・・・・・・・!)」
あやせ「あのね・・・・・・・その、このお料理だけど・・・・・・・
姉さんが、昨日から徹夜で下準備して作ったの・・・・・・・」モジモジ
京介「ほ、本当に!?あやせ・・・・・・・じゃなかった
姉さんってそんなに可愛いのに料理まで出来るんだね!」
あやせ「か、可愛いだなんて・・・・・・・
もう!どうせ京介は誰にでもそんなこと言うんでしょう!」
京介「い、言わないよー!
少なくとも、口に出してこんなこと言うのは姉さんにだけだよ!」
あやせ「ほ、本当ですか・・・・・・・?お兄さん・・・・・・・」
京介「ああ!本当だよ!姉さんは可愛いよ!」(上目遣い)
京介「(あれ?なんかあやせキャラ崩れて・・・・・・・)」
あやせ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」キュウーン
291 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 12:30:47.89 ID:6v48XDgD0
京介「そんなことより姉さん、もう一口!もっと食べさせてよ!」
あやせ「・・・・・・・あ、ああいけない。そうだったわね」
京介「あ、あーん・・・・・・・
(手錠なんかされてなけりゃもっとうまいのに・・・・・・・)」
あやせ「・・・・・・・・・・・・・・!!」チュウウウウ
京介「○△□×!!??」
あやせ「京介・・・・・・・京介!お兄さぁあん!」チュッチュッ
京介「(なんかあやせに!背中越しに抱きしめられながら!
唇を!奪われちまってるぅう!)」
京介「ムググッ!ね、姉さん!ちょっ!あやせッ!落ち着けー!」
あやせ「・・・・・・・あ、ああいけない。そうだったわね」
京介「あ、あーん・・・・・・・
(手錠なんかされてなけりゃもっとうまいのに・・・・・・・)」
あやせ「・・・・・・・・・・・・・・!!」チュウウウウ
京介「○△□×!!??」
あやせ「京介・・・・・・・京介!お兄さぁあん!」チュッチュッ
京介「(なんかあやせに!背中越しに抱きしめられながら!
唇を!奪われちまってるぅう!)」
京介「ムググッ!ね、姉さん!ちょっ!あやせッ!落ち着けー!」
297 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 12:36:03.64 ID:6v48XDgD0
あやせ「ハァ・・・・・・・ハァ・・・・・・・一口だけ・・・・・・・
お兄さん・・・・・・・一口だけですから・・・・・・・」チュッチュッ
京介「ムグッ!きょ、姉弟の設定はどうしたーッ!
完全に素に戻ってるぞあやせー!ムグゥ!」
あやせ「ハァ・・・・・・・小さいお兄さんが私を狂わせる・・・・・・・
京介ぇえ!パクッ!モグモグ・・・・・・・」
京介「(し、舌をひきずり出されて!あやせが俺のタンを食ってるーッ!)」
あやせ「京介・・・・・・・姉さんに食べさせて・・・・・・・京介を・・・・・・・」ガジガジ
京介「ほ、本噛みだ!全力で食おうとしてるぅう!?」
お兄さん・・・・・・・一口だけですから・・・・・・・」チュッチュッ
京介「ムグッ!きょ、姉弟の設定はどうしたーッ!
完全に素に戻ってるぞあやせー!ムグゥ!」
あやせ「ハァ・・・・・・・小さいお兄さんが私を狂わせる・・・・・・・
京介ぇえ!パクッ!モグモグ・・・・・・・」
京介「(し、舌をひきずり出されて!あやせが俺のタンを食ってるーッ!)」
あやせ「京介・・・・・・・姉さんに食べさせて・・・・・・・京介を・・・・・・・」ガジガジ
京介「ほ、本噛みだ!全力で食おうとしてるぅう!?」
301 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 12:45:00.21 ID:6v48XDgD0
あやせ「お兄さんのちっちゃい舌・・・・・・・すごくおいしいです
最高級の牛タンよりおいしいですぅう!」ガジガジガジ
京介「ムグッお、弟をガチで食べる姉ちゃんがいてたまるかー!
マジで痛いから!血の味がするからあやせーー!!」
あやせ「そんな・・・・・・・そんな変声期前の甲高い声で、必死に私の名前を呼ばないで下さい!
とまらなくなっちゃうじゃないですかッ!!」ペロペロペロ
京介「何なんだよこいつらは!弟にふれると人格変わる呪いにでもかかってんのか!?」
あやせ「ほら、姉さんと一緒に、おいしいって誉めてくれたご飯食べよう?」モグモグチュッチュッ
京介「め、飯食いながらディープキスするのはやめてくれー!
どっちかにしろーッ!!」
最高級の牛タンよりおいしいですぅう!」ガジガジガジ
京介「ムグッお、弟をガチで食べる姉ちゃんがいてたまるかー!
マジで痛いから!血の味がするからあやせーー!!」
あやせ「そんな・・・・・・・そんな変声期前の甲高い声で、必死に私の名前を呼ばないで下さい!
とまらなくなっちゃうじゃないですかッ!!」ペロペロペロ
京介「何なんだよこいつらは!弟にふれると人格変わる呪いにでもかかってんのか!?」
あやせ「ほら、姉さんと一緒に、おいしいって誉めてくれたご飯食べよう?」モグモグチュッチュッ
京介「め、飯食いながらディープキスするのはやめてくれー!
どっちかにしろーッ!!」
303 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 12:47:27.92 ID:Wi+WCYtX0
マイラブリーエンジェルあやせたんになら食べられても構わない
むしろ食べてくれ
むしろ食べてくれ
304 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 12:51:19.69 ID:6v48XDgD0
~食後~
京介「(・・・・・・・・・・・・・・)」
あやせ「京介。京介・・・・・・・」チュッチュッ
京介「やっと・・・・・・・天使のような悪魔の食事タイムが、終わった・・・・・・・」
あやせ「・・・・・・・」チュッチュッ
京介「(相変わらず手錠は外してもらえねーし・・・・・・・
あやせは暴走したまま一心不乱にキスしてくるし・・・・・・・)」
あやせ「・・・・・・・」モグモグモグ
京介「(鼻をモグモグしてくるし・・・・・・・)」
京介「(・・・・・・・・・・・・・・)」
あやせ「京介。京介・・・・・・・」チュッチュッ
京介「やっと・・・・・・・天使のような悪魔の食事タイムが、終わった・・・・・・・」
あやせ「・・・・・・・」チュッチュッ
京介「(相変わらず手錠は外してもらえねーし・・・・・・・
あやせは暴走したまま一心不乱にキスしてくるし・・・・・・・)」
あやせ「・・・・・・・」モグモグモグ
京介「(鼻をモグモグしてくるし・・・・・・・)」
309 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 12:55:00.67 ID:6v48XDgD0
京介「(正直マイエンジェルあやせたんの唾液まみれになるのはやぶさかではないが
このままだとマジでカニバなリズムを知ってしまうことになりかねん)」
あやせ「・・・・・・・・・・・・・・」ガジガジガジ
京介「ひぎぃ!ネ、姉サン!耳を噛むのはヤメテヨー!」
あやせ「フフフッ・・・・・・・♪」ガジガジガジガジ
京介「ひやぁあっ!」
京介「(かくなる・・・・・・・上は・・・・・・・!)」
京介「桐乃がこのことを知ったら、どう思う!?姉さん!!」
あやせ「・・・・・・・・・・・・・・ハッッ!?」
このままだとマジでカニバなリズムを知ってしまうことになりかねん)」
あやせ「・・・・・・・・・・・・・・」ガジガジガジ
京介「ひぎぃ!ネ、姉サン!耳を噛むのはヤメテヨー!」
あやせ「フフフッ・・・・・・・♪」ガジガジガジガジ
京介「ひやぁあっ!」
京介「(かくなる・・・・・・・上は・・・・・・・!)」
京介「桐乃がこのことを知ったら、どう思う!?姉さん!!」
あやせ「・・・・・・・・・・・・・・ハッッ!?」
310 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 13:00:53.26 ID:6v48XDgD0
あやせ「そうだったわ・・・・・・・京介と私は姉弟であると同時に
友達のお兄さんと、妹の友達という関係でもある・・・・・・・!」
京介「(どんだけ複雑な関係なんだよその設定)」
あやせ「すいませんお兄さん・・・・・・・私、昔からひとつのことに意識が集中すると
まわりが見えなくなってしまう性格で・・・・・・・」
京介「あ、ああ。そのことは嫌というほど知ってるから、あんまり気にしないでくれ」
あやせ「ああ・・・・・・・こんなに顔中よだれまみれに・・・・・・・!
私ったらなんてはしたない・・・・・・・本当にすいません!すぐにふきますから!」
京介「いや、ふいたりするのは別にいいんだ」
あやせ「えっ」
友達のお兄さんと、妹の友達という関係でもある・・・・・・・!」
京介「(どんだけ複雑な関係なんだよその設定)」
あやせ「すいませんお兄さん・・・・・・・私、昔からひとつのことに意識が集中すると
まわりが見えなくなってしまう性格で・・・・・・・」
京介「あ、ああ。そのことは嫌というほど知ってるから、あんまり気にしないでくれ」
あやせ「ああ・・・・・・・こんなに顔中よだれまみれに・・・・・・・!
私ったらなんてはしたない・・・・・・・本当にすいません!すぐにふきますから!」
京介「いや、ふいたりするのは別にいいんだ」
あやせ「えっ」
317 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 13:09:14.30 ID:6v48XDgD0
京介「ふぅ・・・・・・・やっと手錠を外してもらえた」
あやせ「あ、あの、お兄さん。このことは桐乃には内緒で・・・・・・・」
京介「ああ、わかってる。(言ったら俺が殺されるし)」
あやせ「はあ・・・・・・・せっかく正しい道を説いて、おいしい料理作っておもてなしして
骨抜きにする計画だったのに・・・・・・・大失敗です」
京介「いや、しっかり骨抜きにはされたよ・・・・・・・ある意味では」
あやせ「もう、こんなんじゃ姉さんなんて呼んでもらえませんよね・・・・・・・」ウルウル
京介「あ、あやせ・・・・・・・!」キューン
京介「そんなことはないぞあやせ!いや・・・・・・・あやせ姉さん!
まだ今日は終わってない!俺達の真の姉弟ストーリーは今からはじまるんだよ!」
あやせ「きょ・・・・・・・京介・・・・・・・!」パアァァァ
京介「姉さん!!」ガバッ
あやせ「京介!京介ぇええ!」クンカクンカクンカ
京介「・・・・・・・あ、姉さん。ちょっとその前にトイレ行ってくるよ」
あやせ「トイレ・・・・・・・ですって?」
あやせ「あ、あの、お兄さん。このことは桐乃には内緒で・・・・・・・」
京介「ああ、わかってる。(言ったら俺が殺されるし)」
あやせ「はあ・・・・・・・せっかく正しい道を説いて、おいしい料理作っておもてなしして
骨抜きにする計画だったのに・・・・・・・大失敗です」
京介「いや、しっかり骨抜きにはされたよ・・・・・・・ある意味では」
あやせ「もう、こんなんじゃ姉さんなんて呼んでもらえませんよね・・・・・・・」ウルウル
京介「あ、あやせ・・・・・・・!」キューン
京介「そんなことはないぞあやせ!いや・・・・・・・あやせ姉さん!
まだ今日は終わってない!俺達の真の姉弟ストーリーは今からはじまるんだよ!」
あやせ「きょ・・・・・・・京介・・・・・・・!」パアァァァ
京介「姉さん!!」ガバッ
あやせ「京介!京介ぇええ!」クンカクンカクンカ
京介「・・・・・・・あ、姉さん。ちょっとその前にトイレ行ってくるよ」
あやせ「トイレ・・・・・・・ですって?」
319 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 13:13:47.83 ID:lz3GeCfN0
きたか・・・
321 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 13:17:47.65 ID:6v48XDgD0
京介「この家って、トイレどこにあるのかな、姉さん」
ガチャッ
京介「そうか。ガチャって・・・・・・・姉さん!?何でまた手錠を!?」
あやせ「心配要らないわ、京介。トイレなら姉さんが手伝ってあげるから」
京介「そ、それだけは!それだけはご勘弁を!
さすがに排泄関係は引くから!マジで引くから!」
あやせ「私がしっかりと小象さんをつまんで、いい感じの位置で固定してあげるからね
あなたはただ恍惚とした表情で脱力すればいいの。姉さんに全てをゆだねて」
京介「無理!そんなことされたら出るもんも出なくなるから!絶対無理だから!」
あやせ「よいしょっ・・・・・・・と♪」
京介「うつろな目でお姫様だっこはやめてーーーーッッ!!!」
ガチャッ
京介「そうか。ガチャって・・・・・・・姉さん!?何でまた手錠を!?」
あやせ「心配要らないわ、京介。トイレなら姉さんが手伝ってあげるから」
京介「そ、それだけは!それだけはご勘弁を!
さすがに排泄関係は引くから!マジで引くから!」
あやせ「私がしっかりと小象さんをつまんで、いい感じの位置で固定してあげるからね
あなたはただ恍惚とした表情で脱力すればいいの。姉さんに全てをゆだねて」
京介「無理!そんなことされたら出るもんも出なくなるから!絶対無理だから!」
あやせ「よいしょっ・・・・・・・と♪」
京介「うつろな目でお姫様だっこはやめてーーーーッッ!!!」
323 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 13:17:53.28 ID:FzDSd1U10
おいなにが起こるんだってばよ
327 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 13:27:20.67 ID:6v48XDgD0
~トイレ~
京介「イヤ!イヤァッ!ヤメテヨーネエサン!」
あやせ「はあい。シーッしましょうねえ。しっかり支えててあげるからねえ・・・・・・・♪」
京介「うしろから両足かかえて強制M字開脚は死ぬ!精神的に死ぬ!!」
あやせ「ハァ・・・・・・・ハァ・・・・・・・京介の小さくって可愛い・・・・・・・」
京介「肩越しに凝視しないでヨ!ネエサーン!あと小さいはヤメテ!」
あやせ「・・・・・・・ソレ、食ベチャダメ?」ハァハァハァハァ
京介「そんなことしたらマジで桐乃に言うからなッッ!!!」キッ
あやせ「くっ・・・・・・・卑怯な・・・・・・・半泣きの癖に・・・・・・・
半泣きで強制おしっこポーズさせられてる癖に・・・・・・・
妹の友達におしっこポーズさせられて排泄を観察されてる癖に!!」
京介「精細に描写するのはヤメテヨ!ネエサン!!」
京介「イヤ!イヤァッ!ヤメテヨーネエサン!」
あやせ「はあい。シーッしましょうねえ。しっかり支えててあげるからねえ・・・・・・・♪」
京介「うしろから両足かかえて強制M字開脚は死ぬ!精神的に死ぬ!!」
あやせ「ハァ・・・・・・・ハァ・・・・・・・京介の小さくって可愛い・・・・・・・」
京介「肩越しに凝視しないでヨ!ネエサーン!あと小さいはヤメテ!」
あやせ「・・・・・・・ソレ、食ベチャダメ?」ハァハァハァハァ
京介「そんなことしたらマジで桐乃に言うからなッッ!!!」キッ
あやせ「くっ・・・・・・・卑怯な・・・・・・・半泣きの癖に・・・・・・・
半泣きで強制おしっこポーズさせられてる癖に・・・・・・・
妹の友達におしっこポーズさせられて排泄を観察されてる癖に!!」
京介「精細に描写するのはヤメテヨ!ネエサン!!」
328 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 13:27:29.53 ID:TbnohXS20
おまわりさんこいつです
330 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 13:30:13.12 ID:V8M040f40
これは逮捕
331 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 13:32:50.36 ID:6v48XDgD0
~朝チュン~
あやせ「スーッ・・・・・・・スーッ・・・・・・・」ギュー
京介「(例によって今回も・・・・・・・えらい目にあった・・・・・・・)」
京介「(いや、今回は特にひどかった・・・・・・・)」
京介「(今までのが『姉による過剰なスキンシップ』だとするならば・・・・・・・
今回のは『陵辱』・・・・・・・合意の上とかそんなチャチなもんじゃ断じてねえ)」
あやせ「・・・・・・・フフッ♪お兄さん・・・・・・・」ツヤツヤ
京介「(結局最終的には手錠どころか縄で全身束縛されちまったし・・・・・・・)」
京介「(さすが、俺のマイエンジェル・・・・・・・一筋縄じゃいかねえな!)」
京介「(・・・・・・・さっさと次にいこう)」
あやせ「スーッ・・・・・・・スーッ・・・・・・・」ギュー
京介「(例によって今回も・・・・・・・えらい目にあった・・・・・・・)」
京介「(いや、今回は特にひどかった・・・・・・・)」
京介「(今までのが『姉による過剰なスキンシップ』だとするならば・・・・・・・
今回のは『陵辱』・・・・・・・合意の上とかそんなチャチなもんじゃ断じてねえ)」
あやせ「・・・・・・・フフッ♪お兄さん・・・・・・・」ツヤツヤ
京介「(結局最終的には手錠どころか縄で全身束縛されちまったし・・・・・・・)」
京介「(さすが、俺のマイエンジェル・・・・・・・一筋縄じゃいかねえな!)」
京介「(・・・・・・・さっさと次にいこう)」
493 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 22:57:43.40 ID:6v48XDgD0
~沙織邸~
京介「……とまあそんな感じで、あやせのとこから命からがら逃げ出して今に至るってわけだ」
沙織「ハハハ、いやーそれはそれは……
何ともおいしい展開でござったなぁ~。京介氏ぃ」ニヤニヤ
京介「逆においしくされちゃう展開だったんだよ……マジで」フゥー
沙織「ふぅーむ……しかし、何ですなぁ」
沙織「読者モデルの中学生と顔面ペロペロプレイやらシーシープレイやらをすませ、
一皮剥けた京介氏に拙者がしてあげられることなど、果たしてあるのやら……ニンニン」
京介「……(オタクファッションと口調以外は)
常識人のお前への、俺からの希望はたったひとつだ」
沙織「む?(@ω@)」
京介「『穏便に』……頼むっ!」キリッ
沙織「…………(@ω@)」
沙織「……穏便……つまり、優しい保母さんプレイが望みだ、と?」
京介「言ってねーよ!!」
京介「……とまあそんな感じで、あやせのとこから命からがら逃げ出して今に至るってわけだ」
沙織「ハハハ、いやーそれはそれは……
何ともおいしい展開でござったなぁ~。京介氏ぃ」ニヤニヤ
京介「逆においしくされちゃう展開だったんだよ……マジで」フゥー
沙織「ふぅーむ……しかし、何ですなぁ」
沙織「読者モデルの中学生と顔面ペロペロプレイやらシーシープレイやらをすませ、
一皮剥けた京介氏に拙者がしてあげられることなど、果たしてあるのやら……ニンニン」
京介「……(オタクファッションと口調以外は)
常識人のお前への、俺からの希望はたったひとつだ」
沙織「む?(@ω@)」
京介「『穏便に』……頼むっ!」キリッ
沙織「…………(@ω@)」
沙織「……穏便……つまり、優しい保母さんプレイが望みだ、と?」
京介「言ってねーよ!!」
497 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 23:05:59.23 ID:6v48XDgD0
京介「要するに……突然脈略もなく拘束したり服を脱がせてきたり
婚約を迫ったり舌を絡めてきたりしないでくれってことだ!」
沙織「い、一体ここに来るまでにどんな扱いを受けてきたのでござるか……」
京介「正直今までの姉達の家では、心休まる時間は皆無だった」
京介「せめて沙織のとこくらいでは、一人の男として……
ただの高坂京介として振舞わせてくれ!頼む沙織!」
沙織「……きょ、京介氏」
沙織「『俺を男として見てくれ』……などとそんな真剣な目で言われては
さ、さすがの拙者も照れてしまいま……しまうでござるぞ」
京介「そういう意味じゃねえー!」
婚約を迫ったり舌を絡めてきたりしないでくれってことだ!」
沙織「い、一体ここに来るまでにどんな扱いを受けてきたのでござるか……」
京介「正直今までの姉達の家では、心休まる時間は皆無だった」
京介「せめて沙織のとこくらいでは、一人の男として……
ただの高坂京介として振舞わせてくれ!頼む沙織!」
沙織「……きょ、京介氏」
沙織「『俺を男として見てくれ』……などとそんな真剣な目で言われては
さ、さすがの拙者も照れてしまいま……しまうでござるぞ」
京介「そういう意味じゃねえー!」
498 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 23:10:39.44 ID:6v48XDgD0
沙織「フッ、なあに。心配しないでくだされ京介氏……
拙者、演じることには人一倍慣れているでござる」
沙織「本来ならば今日は、仲のいい姉と弟として
一緒にアキバでブラブラと散歩でもしようか、などと思っておりましたが……」
京介「(そっちのほうが良かった!?)」
沙織「京介氏じきじきのお願いとあっては断るわけには参りませぬ
小さな恋人をもった年上の彼女としての拙者を、全力で演じてみせましょうぞ!」キラキラ
京介「(な……何て、迷いのない瞳だ……)」
京介「(仕方ねえ……何だかんだ言ってもこいつは良識派だ
いくら恋人ごっこやるっていっても、あいつらほどの無茶はしないはずだ)」
京介「わ、わかった……それじゃあ、そういうことで頼む」
拙者、演じることには人一倍慣れているでござる」
沙織「本来ならば今日は、仲のいい姉と弟として
一緒にアキバでブラブラと散歩でもしようか、などと思っておりましたが……」
京介「(そっちのほうが良かった!?)」
沙織「京介氏じきじきのお願いとあっては断るわけには参りませぬ
小さな恋人をもった年上の彼女としての拙者を、全力で演じてみせましょうぞ!」キラキラ
京介「(な……何て、迷いのない瞳だ……)」
京介「(仕方ねえ……何だかんだ言ってもこいつは良識派だ
いくら恋人ごっこやるっていっても、あいつらほどの無茶はしないはずだ)」
京介「わ、わかった……それじゃあ、そういうことで頼む」
505 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 23:19:30.10 ID:6v48XDgD0
沙織「で、では…………」
京介「ん?」
沙織「きょ、京介さん……」スッ
京介「!?(め、眼鏡をキャストオフした!?)」
沙織「ふ、ふつつか者ですが、今日1日よろしくお願い致しますわ……」ギュッ
京介「な!?ちょ、さ、沙織!?だからそういう肉体言語的なものは……!」
沙織「だ、『だきしめるな』とは言われていないでござ……ですわ
桐乃さんも……これくらいなら許して下さるはずです」ギュッ
京介「たた、確かに……今までならこれくらいは挨拶程度だったが……!」
沙織「それに、恋人どうしなら……これくらいのことはしてもいいでしょう……?」
京介「う、ううっ……!」
京介「ん?」
沙織「きょ、京介さん……」スッ
京介「!?(め、眼鏡をキャストオフした!?)」
沙織「ふ、ふつつか者ですが、今日1日よろしくお願い致しますわ……」ギュッ
京介「な!?ちょ、さ、沙織!?だからそういう肉体言語的なものは……!」
沙織「だ、『だきしめるな』とは言われていないでござ……ですわ
桐乃さんも……これくらいなら許して下さるはずです」ギュッ
京介「たた、確かに……今までならこれくらいは挨拶程度だったが……!」
沙織「それに、恋人どうしなら……これくらいのことはしてもいいでしょう……?」
京介「う、ううっ……!」
513 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 23:30:26.95 ID:6v48XDgD0
京介「ま、待ってくれ沙織!その、とにかく待て!色々ヤバい!」
沙織「ふふふ……京介氏ぃ~♪」ギュー
京介「(くっ……今までの姉達によるハグならば
確かに挨拶程度で済んだだろう……だが!)」
沙織「悔しいことにもともと拙者のほうが大きかったとはいえ
やはり小さくなった京介さんの愛らしさは素晴らしいですなぁ~」
京介「(だが……!こいつの身長と!今の俺の身長差では!
俺の顔がちょうど……)」
沙織「これはきりりん氏や黒猫氏は当然のことながら
あやせ殿まで陥落してしまうのもわかるというものでござ……ですわ」ギュー
京介「(ちょうどコイツの……股間に、顔がっ!!)」
沙織「京介氏……京介氏ぃ」ギユウウ
京介「(ジャストフィットォーッ!!)」
京介「(い、いかん……ほのかに暖かいジーンズのデニム生地と、いい香りが……!)」
京介「(このままじゃ……またいつものように、ヤラレル!!)」
沙織「ふふふ……京介氏ぃ~♪」ギュー
京介「(くっ……今までの姉達によるハグならば
確かに挨拶程度で済んだだろう……だが!)」
沙織「悔しいことにもともと拙者のほうが大きかったとはいえ
やはり小さくなった京介さんの愛らしさは素晴らしいですなぁ~」
京介「(だが……!こいつの身長と!今の俺の身長差では!
俺の顔がちょうど……)」
沙織「これはきりりん氏や黒猫氏は当然のことながら
あやせ殿まで陥落してしまうのもわかるというものでござ……ですわ」ギュー
京介「(ちょうどコイツの……股間に、顔がっ!!)」
沙織「京介氏……京介氏ぃ」ギユウウ
京介「(ジャストフィットォーッ!!)」
京介「(い、いかん……ほのかに暖かいジーンズのデニム生地と、いい香りが……!)」
京介「(このままじゃ……またいつものように、ヤラレル!!)」
514 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 23:33:08.78 ID:LxtfTasm0
股間かよwwww
516 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 23:36:31.53 ID:tt9I6eR10
確か正常の兄貴より高いんだっけ?
518 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 2012/02/03(金) 23:37:55.32 ID:00j3F+yg0
>>516
180センチ以上www
180センチ以上www
520 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 23:39:49.01 ID:6v48XDgD0
沙織「……ふぅ。堪能しました」クルッ
京介「……って、あ……あれ?」
沙織「さあ、それでは京介さん。今日は恋人同士二人仲良く、
ゲームをしたり、プラモデルを組んだり、
サバゲーに興じたりしましょうね♪」ニッコリ
京介「……お、おう。よろしく、頼む……
(それ恋人のやることなのか!?)」
京介「(なんなんだ、この物足りなさは……
沙織にあんなこと言っておきながら、
俺のほうが弟という境遇に毒されてきてるっていうのか……!?)」
京介「……って、あ……あれ?」
沙織「さあ、それでは京介さん。今日は恋人同士二人仲良く、
ゲームをしたり、プラモデルを組んだり、
サバゲーに興じたりしましょうね♪」ニッコリ
京介「……お、おう。よろしく、頼む……
(それ恋人のやることなのか!?)」
京介「(なんなんだ、この物足りなさは……
沙織にあんなこと言っておきながら、
俺のほうが弟という境遇に毒されてきてるっていうのか……!?)」
524 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 23:44:54.61 ID:6v48XDgD0
~ゲーム部屋~
京介「くっ……この!くそっ!ええい!
あっくそ!コンボミスった!」
沙織「ふっふっふ。いくら練習しているとはいえ
シスカリの腕前はまだまだせっ……私のほうが上ですね。京介さん」
京介「くうっ!まだだ!もう1ラウンドある!」
沙織「では、次のラウンドも私がとったら……何をしてもらいましょうかね~♪」
京介「なっ!そ、そんなルール聞いてねーぞ!」
「K.O!」
京介「ぐ、ぐぐぅっ……!めちゃめちゃアッサリ負けた!」
沙織「うふふふ。わたくしの勝ちですね、京介さん!」
京介「い、一体……何をするつもりだあっ!!」
沙織「京介さん……♪」スゥーーッ
京介「(か、顔が近いっ!相変わらず眼鏡をつけてないコイツは
とんでもねー美人だ!)」
沙織「じっとしていて下さいね……」
京介「くっ……この!くそっ!ええい!
あっくそ!コンボミスった!」
沙織「ふっふっふ。いくら練習しているとはいえ
シスカリの腕前はまだまだせっ……私のほうが上ですね。京介さん」
京介「くうっ!まだだ!もう1ラウンドある!」
沙織「では、次のラウンドも私がとったら……何をしてもらいましょうかね~♪」
京介「なっ!そ、そんなルール聞いてねーぞ!」
「K.O!」
京介「ぐ、ぐぐぅっ……!めちゃめちゃアッサリ負けた!」
沙織「うふふふ。わたくしの勝ちですね、京介さん!」
京介「い、一体……何をするつもりだあっ!!」
沙織「京介さん……♪」スゥーーッ
京介「(か、顔が近いっ!相変わらず眼鏡をつけてないコイツは
とんでもねー美人だ!)」
沙織「じっとしていて下さいね……」
526 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 23:53:11.89 ID:6v48XDgD0
京介「(くうぅ……もともとデカかったのが
俺の身長が縮んだせいで更にデカく……)」
京介「…………ッ!」グッ
沙織「……なでなでなで」
京介「……って、え……?」
沙織「ふっふー。名づけて頭なでなでの刑です!」ナデナデナデ
京介「……はい?」
沙織「だって、今日は姉として目一杯甘やかそうと思ってましたのに
京介さんがあんなことを言うから、機を逃してしまって……」
京介「…………」
沙織「や、やっぱり……年上とはいえ、彼女に頭をなでられるというのは、お嫌でしたか?」
京介「い、いや別に。むしろ、全然……逆に嬉しいっていうか」
沙織「……!!」パアァァァ
沙織「京介さん……!」ナデナデナデ
京介「(……なんなんだ。なんなんだこの心地よさはぁあー!!)」
俺の身長が縮んだせいで更にデカく……)」
京介「…………ッ!」グッ
沙織「……なでなでなで」
京介「……って、え……?」
沙織「ふっふー。名づけて頭なでなでの刑です!」ナデナデナデ
京介「……はい?」
沙織「だって、今日は姉として目一杯甘やかそうと思ってましたのに
京介さんがあんなことを言うから、機を逃してしまって……」
京介「…………」
沙織「や、やっぱり……年上とはいえ、彼女に頭をなでられるというのは、お嫌でしたか?」
京介「い、いや別に。むしろ、全然……逆に嬉しいっていうか」
沙織「……!!」パアァァァ
沙織「京介さん……!」ナデナデナデ
京介「(……なんなんだ。なんなんだこの心地よさはぁあー!!)」
528 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 23:55:35.37 ID:2Rawem1DO
良いぞ、そのまま続けろ
529 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 23:56:04.70 ID:o0N7jMOz0
たまらねえ
531 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/04(土) 00:03:30.70 ID:MhC7uhPP0
~プラモ部屋~
京介「えーっと……このパーツが、こっちとくっついて……」
沙織「それはこっちですわ、京介さん」
京介「お、おうそうか。悪い……」
沙織「ふふっ……♪」ニコッ
京介「………!」ドキッ
京介「(た、ただ抱きしめられて頭をなでられただけなのに……
……いや、全然『だけ』じゃねーが)」
京介「(今までの姉達のスキンシップに比べれば、可愛いもの……
なのに何なんだ、この今までにないくらいの胸の高鳴りは……!)」
沙織「京介さん、どうかしましたか?」
京介「な、なんでもねー!……です」
沙織「変な京介さん……クスクス」
京介「(なんだって今日のコイツはこんなに可愛いんだ!)」
京介「えーっと……このパーツが、こっちとくっついて……」
沙織「それはこっちですわ、京介さん」
京介「お、おうそうか。悪い……」
沙織「ふふっ……♪」ニコッ
京介「………!」ドキッ
京介「(た、ただ抱きしめられて頭をなでられただけなのに……
……いや、全然『だけ』じゃねーが)」
京介「(今までの姉達のスキンシップに比べれば、可愛いもの……
なのに何なんだ、この今までにないくらいの胸の高鳴りは……!)」
沙織「京介さん、どうかしましたか?」
京介「な、なんでもねー!……です」
沙織「変な京介さん……クスクス」
京介「(なんだって今日のコイツはこんなに可愛いんだ!)」
534 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/04(土) 00:10:10.60 ID:MhC7uhPP0
~風呂場~
チャポーン
京介「(……結局あれからサバゲーまで付き合って
汚れたからって一緒に風呂に入ってるわけだが……)」
沙織「ふふんふーん♪ふふんふーん♪」ゴシゴシ
京介「(正直、すっげー楽しかった……時間を忘れるくらい遊んじまった
もしかするとこういうのが、俗に言う『仲の良い姉弟』の姿、なのか?」
京介「(い、いやいや!今回は姉弟設定は無しって言ったのは俺のほうだろ!?)」
沙織「ふ、ふ、ふ、ふ~~ん♪ふーん♪」ザバーッ
京介「(鼻歌がマジン○ガーZだ……)」
京介「(……沙織は自分の体を洗うだけで、結局こっちにはノータッチ)」
沙織「ふぅーっ。お湯加減はどうですか?京介さん」
京介「う、うん。すごくいいよ」
沙織「そうですか。良かったです♪」ニコッ
京介「(まあ、全裸であることには変わりないんだが……)」ドキドキ
チャポーン
京介「(……結局あれからサバゲーまで付き合って
汚れたからって一緒に風呂に入ってるわけだが……)」
沙織「ふふんふーん♪ふふんふーん♪」ゴシゴシ
京介「(正直、すっげー楽しかった……時間を忘れるくらい遊んじまった
もしかするとこういうのが、俗に言う『仲の良い姉弟』の姿、なのか?」
京介「(い、いやいや!今回は姉弟設定は無しって言ったのは俺のほうだろ!?)」
沙織「ふ、ふ、ふ、ふ~~ん♪ふーん♪」ザバーッ
京介「(鼻歌がマジン○ガーZだ……)」
京介「(……沙織は自分の体を洗うだけで、結局こっちにはノータッチ)」
沙織「ふぅーっ。お湯加減はどうですか?京介さん」
京介「う、うん。すごくいいよ」
沙織「そうですか。良かったです♪」ニコッ
京介「(まあ、全裸であることには変わりないんだが……)」ドキドキ
540 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/04(土) 00:19:07.02 ID:MhC7uhPP0
沙織「今日は……楽しんでいただけましたか?京介さん」
チャポーン
京介「……ああ。文句なしに楽しかったよ。ありがとな、沙織」
沙織「そう言って頂けるだけで、私は満足ですわ♪」ニコッ
京介「その、最初にあんなこと言っちまったけどさ」
沙織「あんなこと……とは?」キョトン
京介「今日は姉弟設定は無しって話。言い出したのは俺だけど、なんつーか
沙織が俺の、本当の姉ちゃんだったら良かったのに、とか思っちまってな」
沙織「…………きょ、京介さん……ッ!」ジーーン
チャポーン
京介「……ああ。文句なしに楽しかったよ。ありがとな、沙織」
沙織「そう言って頂けるだけで、私は満足ですわ♪」ニコッ
京介「その、最初にあんなこと言っちまったけどさ」
沙織「あんなこと……とは?」キョトン
京介「今日は姉弟設定は無しって話。言い出したのは俺だけど、なんつーか
沙織が俺の、本当の姉ちゃんだったら良かったのに、とか思っちまってな」
沙織「…………きょ、京介さん……ッ!」ジーーン
546 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/04(土) 00:29:51.98 ID:MhC7uhPP0
沙織「京介さん……ひとつだけお願いが……」
京介「え……あ、ああ。今日は世話になった。何でも言ってくれ」
京介「(……って、何言ってるんだ俺は!他の姉達の仕打ちを忘れたのか!?
『何でも』なんて言っちまったら、いくら沙織だって何してくるか)」
沙織「その……もう一度、抱きしめさせて下さい……」モジモジ
京介「(そう!抱きしめられたり……)って、え?」
沙織「…………」モジモジ
京介「…………ッ!」キューーン
京介「え……あ、ああ。今日は世話になった。何でも言ってくれ」
京介「(……って、何言ってるんだ俺は!他の姉達の仕打ちを忘れたのか!?
『何でも』なんて言っちまったら、いくら沙織だって何してくるか)」
沙織「その……もう一度、抱きしめさせて下さい……」モジモジ
京介「(そう!抱きしめられたり……)って、え?」
沙織「…………」モジモジ
京介「…………ッ!」キューーン
549 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/04(土) 00:31:36.08 ID:MhC7uhPP0
京介「(そうか、やっとわかった……
今までの姉達が強引に迫ってくる『北風』だとすれば
沙織は相手の行動を優しく促そうとする、まさに『太陽』……!)」
京介「その……むしろ、ぜひ頼む」
沙織「…………!」パアァァア
沙織「は、はいっ!」スッ
京介「(頭をなでたり抱きしめたりすることにいちいち了承を得て
自分のやりたいことを一方的に押し付けたりしてこない……)」
沙織「京介……さん」ギュウウッ
京介「さ、沙織……」ギュウッ
今までの姉達が強引に迫ってくる『北風』だとすれば
沙織は相手の行動を優しく促そうとする、まさに『太陽』……!)」
京介「その……むしろ、ぜひ頼む」
沙織「…………!」パアァァア
沙織「は、はいっ!」スッ
京介「(頭をなでたり抱きしめたりすることにいちいち了承を得て
自分のやりたいことを一方的に押し付けたりしてこない……)」
沙織「京介……さん」ギュウウッ
京介「さ、沙織……」ギュウッ
552 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/04(土) 00:36:41.86 ID:MhC7uhPP0
沙織「うう……可愛い!可愛いです京介さん!」ナデナデナデ
京介「さ、沙織……お姉ちゃん」ギュウッ
京介「(胸に顔をうずめるのってこんなに気持ちいいのかー……)」
沙織「ッ!!??
も、もう一度言ってください!京介さん!」
京介「えっ……。(!?し、しまった!俺は何を口走って……!)」
沙織「お願いします……京介さん……!」ギュウウ
京介「オネエチャァーーーーン!!!」ギュウウウ
京介「(もう、何も……考えられねえ……)」
京介「さ、沙織……お姉ちゃん」ギュウッ
京介「(胸に顔をうずめるのってこんなに気持ちいいのかー……)」
沙織「ッ!!??
も、もう一度言ってください!京介さん!」
京介「えっ……。(!?し、しまった!俺は何を口走って……!)」
沙織「お願いします……京介さん……!」ギュウウ
京介「オネエチャァーーーーン!!!」ギュウウウ
京介「(もう、何も……考えられねえ……)」
561 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/04(土) 00:44:52.55 ID:MhC7uhPP0
~朝チュン~
京介「ムニャムニャ……オネイチャーン」
沙織「スーッ……スーッ……京介さん……」ギュッ
「「………………」」
「「………………ハッ!!!」」 ガバッ!
京介「お、俺達は一体、何を……!」
沙織「シングルベッドに裸で抱き合って……!」
「「………………」」 チラッ
「「………………!!/////」」 バッ!
沙織「い……いやはや!しょ、少々やりすぎてしまいましたな!」 アセアセ
京介「あ、ああ!羽目を外し過ぎるなんて、俺達らしくねえな全く!」ドキドキ
京介「(ああ………眼鏡がキャストオンされてしまった……)」
沙織「と、というわけで拙者と京介氏の1日姉弟デーは満了にござる!
次の姉の待つ家へ、急ぎ向かうでござるよ、京介氏!」
京介「おう!そ、そうするぜ!」
京介「ムニャムニャ……オネイチャーン」
沙織「スーッ……スーッ……京介さん……」ギュッ
「「………………」」
「「………………ハッ!!!」」 ガバッ!
京介「お、俺達は一体、何を……!」
沙織「シングルベッドに裸で抱き合って……!」
「「………………」」 チラッ
「「………………!!/////」」 バッ!
沙織「い……いやはや!しょ、少々やりすぎてしまいましたな!」 アセアセ
京介「あ、ああ!羽目を外し過ぎるなんて、俺達らしくねえな全く!」ドキドキ
京介「(ああ………眼鏡がキャストオンされてしまった……)」
沙織「と、というわけで拙者と京介氏の1日姉弟デーは満了にござる!
次の姉の待つ家へ、急ぎ向かうでござるよ、京介氏!」
京介「おう!そ、そうするぜ!」
562 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/04(土) 00:45:51.03 ID:gx3MfAid0
これを越える何かを地味子が秘めているのだろうか
571 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/04(土) 00:57:43.24 ID:MhC7uhPP0
~沙織邸玄関~
京介「んじゃあ、ほんとに今日は色々ありがとな」
沙織「いえいえこちらこそ……遊び相手になって頂き感謝感謝でござる」
京介「そ、その……」
沙織「……?(@ω@)」
京介「妹が……桐乃がいなくてもまたこんな風に遊びに来てもいいか?
二人でゲームしたり、プラモ作ったり……その」アセアセ
沙織「…………ッ!」キュウーーン
沙織「も、もちろんでござる京介氏!毎日でも遊びに来て下され!
拙者首を長くしてお待ちしておりますぞ!」
京介「あ、ありがとう沙織……その、行ってきます」
沙織「は、はい……行ってらっしゃいませでござる!」
~麻奈実邸~
麻奈実「いらっしゃ~い。今日はうちの番だよお、きょうちゃーん!」
京介「うん。よろしくね!姉ちゃん♪」
麻奈実「…………ええっ!?」
京介「んじゃあ、ほんとに今日は色々ありがとな」
沙織「いえいえこちらこそ……遊び相手になって頂き感謝感謝でござる」
京介「そ、その……」
沙織「……?(@ω@)」
京介「妹が……桐乃がいなくてもまたこんな風に遊びに来てもいいか?
二人でゲームしたり、プラモ作ったり……その」アセアセ
沙織「…………ッ!」キュウーーン
沙織「も、もちろんでござる京介氏!毎日でも遊びに来て下され!
拙者首を長くしてお待ちしておりますぞ!」
京介「あ、ありがとう沙織……その、行ってきます」
沙織「は、はい……行ってらっしゃいませでござる!」
~麻奈実邸~
麻奈実「いらっしゃ~い。今日はうちの番だよお、きょうちゃーん!」
京介「うん。よろしくね!姉ちゃん♪」
麻奈実「…………ええっ!?」
572 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/04(土) 00:58:59.25 ID:Jhv7rs6j0
染まったな
574 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/04(土) 00:59:20.77 ID:R0qZHVNm0
京介ェ……
589 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/04(土) 01:10:50.59 ID:MhC7uhPP0
麻奈実「きょ、きょう……ちゃん、だよね?一体、どうしちゃったの……?」
京介「え……?なにが?僕、どこか変?麻奈実姉ちゃん」(上目遣い)
麻奈実「は、はうううっ!」ズキュゥウン
麻奈実「(きょうちゃんが……あの、兄バカ一直線だったきょうちゃんが……!)」
京介「……?」キラキラキラ
麻奈実「(完全に!弟になっている……っ!)」
麻奈実「(さ、さすが桐乃ちゃんに黒猫ちゃんにあやせちゃんに沙織ちゃん……
きょうちゃんを、ここまで変えちゃうなんて……)」
京介「今日1日、麻奈実姉ちゃんちの弟としてお世話になります!よろしくね!」
麻奈実「(ち、違う……!これは、私の知っている『弟』なんかじゃないっ……
弟というのはもっとお馬鹿で無神経で……ええっとあと、お馬鹿で、無神経で)」
京介「まなみねえちゃん……?どうかした?」(キョトン)
麻奈実「(と、とにかくこんなに可愛いわけがないいぃぃ!)」ズキュゥウーン
京介「え……?なにが?僕、どこか変?麻奈実姉ちゃん」(上目遣い)
麻奈実「は、はうううっ!」ズキュゥウン
麻奈実「(きょうちゃんが……あの、兄バカ一直線だったきょうちゃんが……!)」
京介「……?」キラキラキラ
麻奈実「(完全に!弟になっている……っ!)」
麻奈実「(さ、さすが桐乃ちゃんに黒猫ちゃんにあやせちゃんに沙織ちゃん……
きょうちゃんを、ここまで変えちゃうなんて……)」
京介「今日1日、麻奈実姉ちゃんちの弟としてお世話になります!よろしくね!」
麻奈実「(ち、違う……!これは、私の知っている『弟』なんかじゃないっ……
弟というのはもっとお馬鹿で無神経で……ええっとあと、お馬鹿で、無神経で)」
京介「まなみねえちゃん……?どうかした?」(キョトン)
麻奈実「(と、とにかくこんなに可愛いわけがないいぃぃ!)」ズキュゥウーン
593 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/04(土) 01:19:17.36 ID:MhC7uhPP0
麻奈実「……ふぅー」ズズズッ
京介「(ぽけーっ)」ズズズッ
麻奈実「どう?きょうちゃん……お茶を飲んで少しは落ち着いた?」
京介「……あ、ああ。正直、自分を見失っていた……」
麻奈実「うちの弟に見つかる前で良かったねぇー?ふふっ」ズズズー
京介「……ロックに上目遣いを送る自分は、想像したくもねえ」
麻奈実「詳しく話を聞かせてくれる~?
うちに来るまでにどんなことしてたか~」
京介「あ、ああ。(コイツになら……全部話してもいいよな?)」
京介「(ぽけーっ)」ズズズッ
麻奈実「どう?きょうちゃん……お茶を飲んで少しは落ち着いた?」
京介「……あ、ああ。正直、自分を見失っていた……」
麻奈実「うちの弟に見つかる前で良かったねぇー?ふふっ」ズズズー
京介「……ロックに上目遣いを送る自分は、想像したくもねえ」
麻奈実「詳しく話を聞かせてくれる~?
うちに来るまでにどんなことしてたか~」
京介「あ、ああ。(コイツになら……全部話してもいいよな?)」
597 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/04(土) 01:25:33.86 ID:MhC7uhPP0
麻奈実「…………そう、そんなことがあったんだねえ」
京介「悲喜こもごもって感じだ……もはや、弟っていう別人格が形成されつつある」
麻奈実「そっかあ~……うーん、それじゃあ私は、どうしようかなあ」
京介「う…………」ドキドキ
麻奈実「『つんでれ』のお姉さん、『はーれむ』のお姉さん、『やんでれ』のお姉さん
そして……『やさしい』お姉さん」
京介「(言われるまでもなく、桐乃達のことだよな)」
麻奈実「うーーん。そうだなあ~……」
麻奈実「……あ!そうだ!いいこと思いついたっ!」
京介「(こ、今度は一体何がはじまるっていうんだ!?)」
京介「悲喜こもごもって感じだ……もはや、弟っていう別人格が形成されつつある」
麻奈実「そっかあ~……うーん、それじゃあ私は、どうしようかなあ」
京介「う…………」ドキドキ
麻奈実「『つんでれ』のお姉さん、『はーれむ』のお姉さん、『やんでれ』のお姉さん
そして……『やさしい』お姉さん」
京介「(言われるまでもなく、桐乃達のことだよな)」
麻奈実「うーーん。そうだなあ~……」
麻奈実「……あ!そうだ!いいこと思いついたっ!」
京介「(こ、今度は一体何がはじまるっていうんだ!?)」
604 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/04(土) 01:32:32.79 ID:MhC7uhPP0
麻奈実「逆にきょうちゃんが……桐乃ちゃんになるっていうのはどうかなあ」
京介「…………は?ど、どういうことだ……?」
麻奈実「ほら、きょうちゃんってお兄ちゃんとして……
桐乃ちゃんのおねがい、いーーーっぱい聞いてきたでしょう?」
京介「あ、ああ。そうなの……かな?」
京介「(まあ……お願いっつーか、命令っつーか……)」
麻奈実「だからあ、そんな頑張り屋なお兄ちゃんに、今日はご褒美!
自分のことを桐乃ちゃん、私のことをきょうちゃんだと思って
たーーっくさんワガママ言っていいの!」
京介「お、俺が……桐乃で……麻奈実が……俺!?」
京介「(つか、やっぱこいつの中では桐乃ってそういう認識だよな……そりゃそうか)」
京介「…………は?ど、どういうことだ……?」
麻奈実「ほら、きょうちゃんってお兄ちゃんとして……
桐乃ちゃんのおねがい、いーーーっぱい聞いてきたでしょう?」
京介「あ、ああ。そうなの……かな?」
京介「(まあ……お願いっつーか、命令っつーか……)」
麻奈実「だからあ、そんな頑張り屋なお兄ちゃんに、今日はご褒美!
自分のことを桐乃ちゃん、私のことをきょうちゃんだと思って
たーーっくさんワガママ言っていいの!」
京介「お、俺が……桐乃で……麻奈実が……俺!?」
京介「(つか、やっぱこいつの中では桐乃ってそういう認識だよな……そりゃそうか)」
608 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/04(土) 01:37:55.65 ID:MhC7uhPP0
京介「……待て、はやまるな麻奈実
俺をねぎらおうとしてくれるお前の気持ちは、確かに嬉しい」
麻奈実「えへへ~でしょでしょ~?」テレテレ
京介「だがしかぁあしッ!!」クワッ
麻奈実「っ!?」ビクンッ
京介「お前は……桐乃の性格を甘く見ているからそんな提案が出来るんだ!!」
麻奈実「そ、そんなこと……ないと思うけどお」
京介「アイツはなあ麻奈実……寝ている兄貴のほっぺたを
全力でしばいて起こしたりするんだぞ!」
麻奈実「……ええっ!?」
京介「そんなことを弟が姉ちゃんにやれるか……!?
どんなハード陵辱エロ漫画の主人公だよ!!」
麻奈実「ううっ……!」
俺をねぎらおうとしてくれるお前の気持ちは、確かに嬉しい」
麻奈実「えへへ~でしょでしょ~?」テレテレ
京介「だがしかぁあしッ!!」クワッ
麻奈実「っ!?」ビクンッ
京介「お前は……桐乃の性格を甘く見ているからそんな提案が出来るんだ!!」
麻奈実「そ、そんなこと……ないと思うけどお」
京介「アイツはなあ麻奈実……寝ている兄貴のほっぺたを
全力でしばいて起こしたりするんだぞ!」
麻奈実「……ええっ!?」
京介「そんなことを弟が姉ちゃんにやれるか……!?
どんなハード陵辱エロ漫画の主人公だよ!!」
麻奈実「ううっ……!」
614 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/04(土) 01:43:36.48 ID:MhC7uhPP0
京介「やりたいエロゲーがあるからと
深夜のゲーム屋の行列に姉を並ばせる弟はどうだ!」
京介「その買ってこさせたエロゲーを
あろうことか姉に一緒にプレイさせることを強要する弟はッ!!」
麻奈実「うううっ……!」
麻奈実「(というかきょうちゃん……桐乃ちゃんにそんなことを・・・・・・)」
京介「そのエロゲーが!姉が弟と……その、なんだ……
アレしてしまう内容だったら、どうだーーッッ!!」
麻奈実「ううううっ……!」
京介「それでもまだ……お前は俺に、桐乃をやれなんて言えるのか!?麻奈実!」
麻奈実「…………るもん」
京介「……え、な、なに?」
麻奈実「が、頑張るもん!!!」
京介「なッ…………!?!?」ピシャーン
深夜のゲーム屋の行列に姉を並ばせる弟はどうだ!」
京介「その買ってこさせたエロゲーを
あろうことか姉に一緒にプレイさせることを強要する弟はッ!!」
麻奈実「うううっ……!」
麻奈実「(というかきょうちゃん……桐乃ちゃんにそんなことを・・・・・・)」
京介「そのエロゲーが!姉が弟と……その、なんだ……
アレしてしまう内容だったら、どうだーーッッ!!」
麻奈実「ううううっ……!」
京介「それでもまだ……お前は俺に、桐乃をやれなんて言えるのか!?麻奈実!」
麻奈実「…………るもん」
京介「……え、な、なに?」
麻奈実「が、頑張るもん!!!」
京介「なッ…………!?!?」ピシャーン
618 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/04(土) 01:52:23.57 ID:MhC7uhPP0
~麻奈実の部屋~
京介「と、いうわけで……なぜか仰向けに寝ている麻奈実に
マウントポジションをとってる俺なんだが……」
麻奈実「うううっ……!や、優しくしてね……。きょうちゃん」スッ
京介「(いや、頬をつきだされても無理無理……
コイツをひっぱたくとか絶対無理だから……)」
京介「(でもなー。正直桐乃の立場になれるってのはおいしい……
おそらくもう俺には一生訪れない機会だろう……)」
京介「………………」チョンッ
麻奈実「ひううぅっ!」ビクンッ
麻奈実「きょ、きょきょ、きょうちゃん!?今、む、むむ胸!触った!」
京介「(ワア、ネエチャンノオッパイ、ヤワラカーイ!)」
京介「と、いうわけで……なぜか仰向けに寝ている麻奈実に
マウントポジションをとってる俺なんだが……」
麻奈実「うううっ……!や、優しくしてね……。きょうちゃん」スッ
京介「(いや、頬をつきだされても無理無理……
コイツをひっぱたくとか絶対無理だから……)」
京介「(でもなー。正直桐乃の立場になれるってのはおいしい……
おそらくもう俺には一生訪れない機会だろう……)」
京介「………………」チョンッ
麻奈実「ひううぅっ!」ビクンッ
麻奈実「きょ、きょきょ、きょうちゃん!?今、む、むむ胸!触った!」
京介「(ワア、ネエチャンノオッパイ、ヤワラカーイ!)」
620 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/04(土) 01:54:31.39 ID:Sg8+x7Co0
盛 り 上 が っ て ま い り ま し た (股間が)
622 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/04(土) 02:03:37.09 ID:MhC7uhPP0
京介「ハァ……ハァ……麻奈実ネイチャーン!」モミモミモミ
麻奈実「い、いやぁあ!い、いやじゃない……ほんとなら嫌じゃないけどっ!
なんかこの状況はいやぁああっ!」
京介「姉ちゃんとネイチャーって似てるよね……ハァハァ
きっと姉ちゃんのこの豊満な胸の柔らかさは、自然の神秘ってことだよね!
未知なる大自然への冒険心は止められない!そう、だって……男の子だもん!」モミモミモミ
麻奈実「きょうちゃんがっ!私の知ってるきょうちゃんじゃないよぉ!」
京介「(くっ……今までさんざん受け身でめちゃくちゃされてた分
自分から好きに動けるってのは素晴らしい!誰が止めるのって気もするが!)」
麻奈実「はぁ……はぁ……きょ、きょう、ちゃん?」ウルウル
京介「(…………仰向けなのに型崩れしないオッパイ)」
麻奈実「い、いやぁあ!い、いやじゃない……ほんとなら嫌じゃないけどっ!
なんかこの状況はいやぁああっ!」
京介「姉ちゃんとネイチャーって似てるよね……ハァハァ
きっと姉ちゃんのこの豊満な胸の柔らかさは、自然の神秘ってことだよね!
未知なる大自然への冒険心は止められない!そう、だって……男の子だもん!」モミモミモミ
麻奈実「きょうちゃんがっ!私の知ってるきょうちゃんじゃないよぉ!」
京介「(くっ……今までさんざん受け身でめちゃくちゃされてた分
自分から好きに動けるってのは素晴らしい!誰が止めるのって気もするが!)」
麻奈実「はぁ……はぁ……きょ、きょう、ちゃん?」ウルウル
京介「(…………仰向けなのに型崩れしないオッパイ)」
626 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/04(土) 02:11:27.57 ID:MhC7uhPP0
???「そこまでじゃッッ!!」 ガラッ
京介 麻奈実 「「ッ!?」」
京介「ハッ……じ、じいちゃん!」
麻奈実「おじいちゃん……!?」ササッ
じいちゃん「……きょうちゃんや」
京介「うっ!じ、じいちゃん……これはその!」
麻奈実「ち、違うのおじいちゃん!これはね、私が言い出したことで、そのう」
じいちゃん「…………ブラは、どうした?」
京介「…………え?」
じいちゃん「ブラははずしたのかと聞いとるんじゃッ!
男ならば!ノーブラで!セーターに出来たポッチを!
執拗なまでにホイール!アンドスクロール!!」
京介「じ、じいちゃん……!」パァァァ
麻奈実「ちょ、ちょっとぉおー!!」
京介 麻奈実 「「ッ!?」」
京介「ハッ……じ、じいちゃん!」
麻奈実「おじいちゃん……!?」ササッ
じいちゃん「……きょうちゃんや」
京介「うっ!じ、じいちゃん……これはその!」
麻奈実「ち、違うのおじいちゃん!これはね、私が言い出したことで、そのう」
じいちゃん「…………ブラは、どうした?」
京介「…………え?」
じいちゃん「ブラははずしたのかと聞いとるんじゃッ!
男ならば!ノーブラで!セーターに出来たポッチを!
執拗なまでにホイール!アンドスクロール!!」
京介「じ、じいちゃん……!」パァァァ
麻奈実「ちょ、ちょっとぉおー!!」
627 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/04(土) 02:12:10.43 ID:C2ZemGUp0
じじいwww
628 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/04(土) 02:12:11.13 ID:JFlLeJ770
さすがじじい、わかってるじゃない
630 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/04(土) 02:13:26.99 ID:MhC7uhPP0
じいちゃん「わかればいいんじゃ。リトルきょうちゃん……
グッドラック!(ビシッ!)」スゥーッ パタン
麻奈実「勝手なこと言って去らないで
グッドラック!(ビシッ!)」スゥーッ パタン
麻奈実「勝手なこと言って去らないで
631 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/04(土) 02:17:00.00 ID:MhC7uhPP0
京介「うおおおお!じいちゃん!俺、やるよ!やってみせるよっ!」
麻奈実「いいぃいいやあぁぁああ!」
京介「こ、ここか!(スカッ)
古より伝わる、伝説の……ブラの!ホ、ホックとやらは!(スカッ)」
麻奈実「(うううぅう!ちっちゃい手が胸をまさぐって……)」
麻奈実「そ、その……ね?きょ、きょうちゃん……」ドキドキ
京介「なんだよネエチャン!今未知との遭遇中で忙しいんだヨ!」
麻奈実「…………こ、ここ。だよ……」スッ
京介「…………ッッ!?」ズキュウゥウン
麻奈実「いいぃいいやあぁぁああ!」
京介「こ、ここか!(スカッ)
古より伝わる、伝説の……ブラの!ホ、ホックとやらは!(スカッ)」
麻奈実「(うううぅう!ちっちゃい手が胸をまさぐって……)」
麻奈実「そ、その……ね?きょ、きょうちゃん……」ドキドキ
京介「なんだよネエチャン!今未知との遭遇中で忙しいんだヨ!」
麻奈実「…………こ、ここ。だよ……」スッ
京介「…………ッッ!?」ズキュウゥウン
636 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/04(土) 02:26:28.00 ID:MhC7uhPP0
京介「べっ、別にっ!姉ちゃんの胸が見たいわけじゃないんだからねっ!
俺はただ、今日の姉ちゃんのブラがメイドインどこなのか知りたいだけなんだからッ!」
麻奈実「そ、それ……桐乃ちゃんのマネのつもり?」
京介「いざ!!」プチンッ
麻奈実「……ッ!!」カァーッ
京介「…………」スルスルスル
麻奈実「…………」プルプルプル
京介「(日本(ジャパン)だー!信頼と実績の!
日本製(メイドインジャパン)だよぉー!じいちゃーん!
ありがとうじいちゃん!ありがとう……日本!)」
(じいちゃん「(きょうちゃん……グッジョブじゃよ……(グッ)」)キラキラ
京介「じいちゃーん!!」
麻奈実「うう、うぅぅーっ!!(泣)」
俺はただ、今日の姉ちゃんのブラがメイドインどこなのか知りたいだけなんだからッ!」
麻奈実「そ、それ……桐乃ちゃんのマネのつもり?」
京介「いざ!!」プチンッ
麻奈実「……ッ!!」カァーッ
京介「…………」スルスルスル
麻奈実「…………」プルプルプル
京介「(日本(ジャパン)だー!信頼と実績の!
日本製(メイドインジャパン)だよぉー!じいちゃーん!
ありがとうじいちゃん!ありがとう……日本!)」
(じいちゃん「(きょうちゃん……グッジョブじゃよ……(グッ)」)キラキラ
京介「じいちゃーん!!」
麻奈実「うう、うぅぅーっ!!(泣)」
637 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/04(土) 02:27:08.59 ID:JFlLeJ770
あやせさんこいつです
638 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/04(土) 02:27:15.95 ID:846tmODa0
どうなってるんだってばよ…
641 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/04(土) 02:36:19.66 ID:MhC7uhPP0
京介「見える……見えるぞ!
ブラという名の濃い霧に隠されていた……
屹立する2つの雄大なる頂がッ!!」
麻奈実「きょ、きょうちゃん……?さすがにこれ以上は……ね?
私達、姉弟なんだよ……?」
京介「……ね、姉ちゃん」
麻奈実「いい子だから……ね?」ナデナデナデ
京介「………………俺は桐乃、俺は桐乃、俺は桐乃……」ブツブツ
京介「めてお……いんぱくとぉおーーッッ!!」ポチッ
麻奈実「はううううっ!」ビクビクッ
京介「めておいんぱくと!めておいんぱくと!めておいんぱくとォーッ!」コリコリコリ
麻奈実「はうっ!あうっ!はううぅっ!」ビクビクビクッ
麻奈実「いい加減に…………」
京介「…………え?」
麻奈実「しなさああ~~~いっ!」キッ!
京介「な…………!?」
ブラという名の濃い霧に隠されていた……
屹立する2つの雄大なる頂がッ!!」
麻奈実「きょ、きょうちゃん……?さすがにこれ以上は……ね?
私達、姉弟なんだよ……?」
京介「……ね、姉ちゃん」
麻奈実「いい子だから……ね?」ナデナデナデ
京介「………………俺は桐乃、俺は桐乃、俺は桐乃……」ブツブツ
京介「めてお……いんぱくとぉおーーッッ!!」ポチッ
麻奈実「はううううっ!」ビクビクッ
京介「めておいんぱくと!めておいんぱくと!めておいんぱくとォーッ!」コリコリコリ
麻奈実「はうっ!あうっ!はううぅっ!」ビクビクビクッ
麻奈実「いい加減に…………」
京介「…………え?」
麻奈実「しなさああ~~~いっ!」キッ!
京介「な…………!?」
654 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/04(土) 02:47:41.07 ID:MhC7uhPP0
~麻奈実邸、居間~
ロック「ぶははは!それでこんな顔してんのかよ兄ちゃん!」
京介「笑いごとじゃねえって……本気で殺されるかと思ったんだぜ」
ロック「とか言ってる割に、キスマークだらけだし……」
京介「……お前、絶対姉ちゃん怒らせんじゃねえぞ。死んでも知らんからな」
ロック「俺にはそんなことぜってーしねえから!兄ちゃんだからやられんの!」
麻奈実「もーう……余計なこと言わない!
ご、ごめんねきょうちゃん……つい」
京介「い、いや。今回は俺が全面的に悪かった……スマン」
じいちゃん「……ケッ。とんだチキンじゃぜ」ボソッ
京介「うっせーよ!!元はと言えばじいちゃんが悪いんだぞ!」
じいちゃん「ツーン」
ロック「ぶははは!それでこんな顔してんのかよ兄ちゃん!」
京介「笑いごとじゃねえって……本気で殺されるかと思ったんだぜ」
ロック「とか言ってる割に、キスマークだらけだし……」
京介「……お前、絶対姉ちゃん怒らせんじゃねえぞ。死んでも知らんからな」
ロック「俺にはそんなことぜってーしねえから!兄ちゃんだからやられんの!」
麻奈実「もーう……余計なこと言わない!
ご、ごめんねきょうちゃん……つい」
京介「い、いや。今回は俺が全面的に悪かった……スマン」
じいちゃん「……ケッ。とんだチキンじゃぜ」ボソッ
京介「うっせーよ!!元はと言えばじいちゃんが悪いんだぞ!」
じいちゃん「ツーン」
660 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/04(土) 02:57:52.49 ID:MhC7uhPP0
ロック「まあ、兄ちゃんがちっちゃくなって弟になっても恩義は消えねえ!
今日は俺が兄ちゃんだ!お茶でも出すから、座っててくれ弟よ!」
京介「ロ、ロック……いや、兄貴……!」ジーーン
じいちゃん「……ケッ、誰得じゃよ。このくだり」ボソッ
京介「うっせーな!!」
麻奈実「きょうちゃん、お風呂わいたけどどうするー?」
京介「ああ、それじゃお茶を頂いたら入らせてもらおうかな」
(ロック「兄ちゃんと一緒に入ろうぜ!弟よ!ー」)
京介「あ、兄貴……!」キュウン
麻奈実「きょうちゃん、そっちはダメだからね……」
じいちゃん「……ケッ、当然カットじゃよ」
京介「なにい!?」
今日は俺が兄ちゃんだ!お茶でも出すから、座っててくれ弟よ!」
京介「ロ、ロック……いや、兄貴……!」ジーーン
じいちゃん「……ケッ、誰得じゃよ。このくだり」ボソッ
京介「うっせーな!!」
麻奈実「きょうちゃん、お風呂わいたけどどうするー?」
京介「ああ、それじゃお茶を頂いたら入らせてもらおうかな」
(ロック「兄ちゃんと一緒に入ろうぜ!弟よ!ー」)
京介「あ、兄貴……!」キュウン
麻奈実「きょうちゃん、そっちはダメだからね……」
じいちゃん「……ケッ、当然カットじゃよ」
京介「なにい!?」
664 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/04(土) 03:07:48.71 ID:MhC7uhPP0
~朝~
チュンチュン……
京介「(もう、この展開にも慣れた……)」
麻奈実「すやすや……」
ロック「ピューッ。ピューッ……」
じいちゃん「グゴゴゴオオ……グゴゴゴオオオ」
京介「(今までと違うのは……二人じゃないってとこか)」
京介「(なんか、結局乳首をコネコネした記憶しかないが……
結局ここはいつ来ても俺に優しい場所ってことだよな)」
麻奈実「……きょうちゃん、もう起きたの?」
チュンチュン……
京介「(もう、この展開にも慣れた……)」
麻奈実「すやすや……」
ロック「ピューッ。ピューッ……」
じいちゃん「グゴゴゴオオ……グゴゴゴオオオ」
京介「(今までと違うのは……二人じゃないってとこか)」
京介「(なんか、結局乳首をコネコネした記憶しかないが……
結局ここはいつ来ても俺に優しい場所ってことだよな)」
麻奈実「……きょうちゃん、もう起きたの?」
667 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/04(土) 03:08:57.08 ID:MhC7uhPP0
京介「う、ウン。ネエチャン」
麻奈実「……ふふっ。きょうちゃんがねえちゃーんだって。おかしい」
京介「うっ……うるせーな」
麻奈実「今までのぶんもあわせて、姉弟デーおつかれさまぁ
やっとおうちに帰れるね?」クスクス
京介「お疲れ様なのはそっちだろ?乳首こねくりまわされといて」
麻奈実「も、もう!そういう恥ずかしいこと言わないでよぉ!」
京介「(はあ……家か。なんか、ずいぶん長いこと帰ってない気がするな)」
じいちゃん ロック 「「(……ニヤニヤ)」」
麻奈実「……ふふっ。きょうちゃんがねえちゃーんだって。おかしい」
京介「うっ……うるせーな」
麻奈実「今までのぶんもあわせて、姉弟デーおつかれさまぁ
やっとおうちに帰れるね?」クスクス
京介「お疲れ様なのはそっちだろ?乳首こねくりまわされといて」
麻奈実「も、もう!そういう恥ずかしいこと言わないでよぉ!」
京介「(はあ……家か。なんか、ずいぶん長いこと帰ってない気がするな)」
じいちゃん ロック 「「(……ニヤニヤ)」」
671 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/04(土) 03:14:16.70 ID:MhC7uhPP0
~京介邸~
京介「ただいまー……」ガチャッ
京介「(やれやれ……やっと我が家に帰ってきた)」
京介「(長かった姉弟デーもこれで……やっと……)」
ムクムクムクムク……
京介「お、おおお!?」
ムクムクムクムク……
京介「か、体が……元に戻った!戻ったぞーーッ!!」
京介「おい!桐乃!桐乃ぉおーッ!」ダダダッ
京介「ほら見てくれ桐乃!俺の体!戻ったんだよっ!!」
京介「って…………」
京介「な……な……なんだこりゃあああ!?」
京介「ただいまー……」ガチャッ
京介「(やれやれ……やっと我が家に帰ってきた)」
京介「(長かった姉弟デーもこれで……やっと……)」
ムクムクムクムク……
京介「お、おおお!?」
ムクムクムクムク……
京介「か、体が……元に戻った!戻ったぞーーッ!!」
京介「おい!桐乃!桐乃ぉおーッ!」ダダダッ
京介「ほら見てくれ桐乃!俺の体!戻ったんだよっ!!」
京介「って…………」
京介「な……な……なんだこりゃあああ!?」
673 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/04(土) 03:18:03.99 ID:MhC7uhPP0
ロリ桐乃「やっとかえってきたのね!ほんっととろいんだから!」
ロリ黒猫「おかえりなさい、せんぱい」チョコン
ロリ沙織「京介ち!ほら!せっしゃちっちゃいでござるぞ!京介ち!」ピョンピョン
ロリあやせ「…………おにいさん」ピトッ
ロリ麻奈実「えへへ、おに~いちゃん♪」ニッコリ
京介「何で…………何で今度はお前らが、ちっちゃくなってるんだあああ!!!」
ロリ黒猫「おかえりなさい、せんぱい」チョコン
ロリ沙織「京介ち!ほら!せっしゃちっちゃいでござるぞ!京介ち!」ピョンピョン
ロリあやせ「…………おにいさん」ピトッ
ロリ麻奈実「えへへ、おに~いちゃん♪」ニッコリ
京介「何で…………何で今度はお前らが、ちっちゃくなってるんだあああ!!!」
674 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/04(土) 03:18:39.89 ID:4fTNVzct0
まさかの展開wwwww
683 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/04(土) 03:22:08.50 ID:LRUnKZ5v0
これはいいな!!
686 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/04(土) 03:23:24.62 ID:MhC7uhPP0
ごめん!これで一旦完結にしときます!
正直スレタイでやりたかったことはやりつくした…!しょぼくてゴメン
また今度続きとか加奈子の話とかも書きます!ほんとお付き合いありがとう・・・!またいつか!
正直スレタイでやりたかったことはやりつくした…!しょぼくてゴメン
また今度続きとか加奈子の話とかも書きます!ほんとお付き合いありがとう・・・!またいつか!
692 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/04(土) 03:25:08.93 ID:aiyyi3j70
>>686
乙なんだぜ
続編も期待してるぜ
乙なんだぜ
続編も期待してるぜ
693 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/04(土) 03:25:26.85 ID:EPgCpQJ20
乙
続きも期待しとくよ
続きも期待しとくよ
695 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/04(土) 03:26:13.52 ID:cR3Ga+/J0
乙次も楽しみにしている
707 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/04(土) 03:50:15.85 ID:2XZoWiv60
乙~
面白かった
面白かった
Entry ⇒ 2012.02.16 | Category ⇒ 俺妹SS | Comments (0) | Trackbacks (0)