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アムロ「ガンダム女子会……?」
シャア「噂によると、ガンダムの女子達が集まって色々やっているらしい」
ブライト「まんまじゃないか」
アムロ「……女子って呼べる人種がどれだけいるんだか」
シャア「だからだアムロ、こっそり見に行かないか?その貴重な女子会とやらを!」
アムロ・ブライト「………」
シャア「……なにか、言いたい事がありそうな目をしているな」
アムロ・ブライト「……別に」
シャア「ここが女子会の会場だという」
アムロ「……スイーツバイキングだと」
ブライト「いかにもそれらしいな」
シャア「入るぞ」
アムロ「な、なに!?」
ブライト「こ、こんな場所に入るのか!恥ずかしい!!」
シャア「その点に置いては心配ない。もうすぐ届く頃か」
アムロ・ブライト「届く?」
「お待たせしましたー!クワトロたいいー!!」
シャア「来たか」
アムロ「なぁ…………!?」
カミーユ「頼まれていたものです。ご一緒しても?」
シャア「ああ。準備万端だな」
アムロ「か、か、カミーユ!」
ブライト「ど……どうしたんだ、お前のその格好は………!」
カミーユ「え、女装ですけど」
アムロ・ブライト「 」
カミーユ「三人の分もありますよ」
アムロ「え、え、え」
ブライト「な、なに、私も着るのか?」
シャア「ハハハこれなら目立つまい」
アムロ・ブライト(……逆に目立ちまくりだよ)
カミーユ「お似合いですよ三人とも」
クワ子「あら、そうかしら」
アム美「………」
ブラ江「………」
アムロ(………若干セイラさんに似ているのがムカつく)
クワ子「ウフフ、さすがブライト艦長、ご婦人にそっくりだな」
ブラ江「……貴様はミライを貶しているのかしら」
アムロ(何気にノリノリなんだなブライト……)
アム美「そうだ、そう言えばカミーユは名前を変えないんだな」
カミーユ「元々女の名前ですから」
アムロ・ブライト・シャア(強くなったな……カミーユ………)
クワ子「大丈夫だ上手くやる……私が下手に立ち回ったことなどないだろう」
アム美「下手に立ち回ったことしかないだろう」
カランカラン
店員「いらっしゃいま」
アム美・ブラ江「………」
カミーユ「キャハッ☆高校生1人大人3人でーす☆」
クワ子「ウフフ!窓側の広い席にしてねん☆」
店員「………ハイ」
ヒソヒソヒソヒソヒソヒソヒソヒソヒソヒソ
アムロ・ブライト(死にたい)
アム美「………」
クワ子「おいアムロ美!なんだそのデザートのセレクトは!葬式か!」
カミーユ「これだから素人はw」
アム美「……お前たち、さては初犯じゃないな」
クワ子「そんなことよりおかしいな。情報によればもう……」ムシャムシャ
ブラ江「……」
カミーユ「……あっ、来ましたよ」ムシャムシャ
カランカラン
店員「いらっしゃいませ」
ハマーン「予約していたカーンだが」
クワ子「帰る」
クワ子「話が違う!あれのどこが女子なんだ!ふざけるな!!」バンッ!
アム美「い、いや、それにしてもお前……」
ざわざわざわざわざわざわざわざわ
クワ子「げっ……」
カミーユ「…目立ってますよ」
ハマーン「………見た顔だな」
アム美「ほーらな」
クワ子「…………」
ハマーン「……」ジーッ
ハマーン「そうだ!お前は!」
クワ子(終わった)
クワ子「えっ」
ハマーン「そちらはお友達で?」
クワ子「え……まあ……」
アム美「……アム美」
ブラ江「ブラ江……よ」
カミーユ「カミーユです」
ハマーン「……カミーユ?」
クワ子「あの……カミーユの同名の妹だ」
ハマーン「ほぅ……」
カミーユ「はい。兄の母の旦那の子供の父親の妻の夫の長男のパパのママの孫の妹が私です」
ハマーン「………」
ハマーン「……確かにカミーユの妹だな」
カミーユ「はい」
クワ子「えっ」
カミーユ「それはいいですね!クワトロ大尉……のお姉さん!」
クワ子「えっ、ちょ……」
ハマーン「決まりだな、どうぞこちらへ。おい店員さん!席を用意しろ!」
クワ子「か、カミーユ!」
カミーユ「だって面白そうじゃないですか」
アム美「それもそうだな」
ブラ江「私も超面白そうだと思うわよ」
クワ子「貴様ら………!ここぞとばかりに!」
クワ子「しかしだな……ハマーンがこんなにまで厚かましい女だとは想像も………」
カミーユ「何もくるのがハマーンだけなわけじゃないですよ。もしかしたら大尉の好みの女子とお近づきに」
クワ子「いくわよ!!みんな!!!!!!」スタッ
アムロ(そんな姿でお近づきになってどうするんだよ、シャア……)
ハマーン「……妹君」モグモグ
クワ子「なんd……なにかしら」
ハマーン「あー……そのだな………」
クワ子「だからなんだ」
ハマーン「……シャアは最近どうしているか」
クワ子「なんでそんな事を気にする必要があるのd……かしら」
ハマーン「それは……」モグモグ
ハマーン「………すまん聞かなかったことにしてくれ」モグモグモグモグ
シャア(……なら初めから聞くなハマーン)
アムロ・ブライト・カミーユ(あー……………)
店員「いらっしゃいませー」
「フフフ……なんだか安っぽい店だねぇ……」パシッパシッ
店員「あの……ご予約のお客様で?」
「案内しとくれ」
クワ子「女子が来た!!!!」ガタッ!!
アムロ(シャア……)
ハマーン「……来たか」
クワ子「………」ソワソワ
「久しぶりだねぇ。ハマーン・カーン」
「いいや……」
シーマ「ヤッホーさね!ハマーンちゃーん!!」
ハマーン「シーマちゃーん!!私も超会いたかったぞー☆」
キャッキャッキャッキャッキャッ
アム美「 」
ブラ江「 」
クワ子「 」
カミーユ「 」
シーマ「そうさね。あたしゃ、まだまだ心は清純だからね」
クワ子「アワワワワワワ」
シーマ「フフフ、まさかこの宇宙の蜻蛉シーマ・ガラハウが成虫となって宇宙各地のスイーツバイキングを飛び回っているとは誰も思いもよらないだろうよ……」
ハマーン「やだシーマちゃんカーワーイーイー」
シーマ「アーリーガートー」
シーマ・ハマーン「アハハハハハハ!!!!!!」
クワ子「女子ジャナイ……女子ジャナイ………女子ジャナイ………」
カミーユ「大尉が白目になっちゃってますよ……」
アム美「俺も脳波レベルが落ちそうだ……」
ブラ江「なんてこった……コレに比べりゃ我々の女装なんてかわいいもんだ………」
アム美「そう言えばデラーズ紛争で死んだんだったな」
ブラ江「で、ではコイツは亡霊……」
シーマ「フフフ、そうさね。アタシは亡霊……」
「オイコラそこの白目なし!シーマ様が幽霊なわけないじゃないの!!!!!!」
一同「!?」
子ッセル「シーマ様はね神経も根性も図太いのよ!!!!伊達に40年も生きてないのよ!!なめんじゃないわよ!!!!」
シーマ「女子会についてくんなっていったろ!このウスラトンカチ!!!!!!「」」パシィッ!
子ッセル「いやーん……///」
アムロ・カミーユ・ブライト(うわあ………)
子ッセル「ごめんなさい、あたしシーマ様が心配で……」
シーマ「気持ち悪いんだよ!お節介な男はキライさね!!」
子ッセル「はああ…叱られちゃった……///」
クワ子「はぁ………はぁ………」
カミーユ「大尉!しっかりしてください!大尉!」
ハマーン「気にしないぞシーマちゃん。実はね私の部下もロクなものでは……」
マシュ美「やーね、ゴト江。シーマ艦隊ったら下品ねー」クスクス
ゴト江「流石は育ちがわるいですよねマシュ美さま。いやだわー」クスクス
ハマーン「ぞ…俗物……………」フルフル
シーマ・ハマーン「貴様ら出ていけーーーー!!!!!!」
コッセル(そうだな……)
マシュマー「ハマーン様………ハマーン様………」ペロペロ
コッセル「シーマ様………シーマ様…………」ペロペロ
ちなみに両方ともクワ子が使用したフォークである
カランカラン
クワ子「女子が来た!!!!!!」ガタッ
アム美「……お前さ、いい加減さ」
クワ子「次こそは……次こそは……」フルフル
「待たせたな」
クワ子「!」ガタッ!
「フフフ……」
カミーユ「え、誰ですアレ」
シャア「 」
アム美「カツラがズレたぞ!シャア!」
ハマーン「キシリア様……」
シーマ「……ご機嫌麗しく」
キシリア「ああ。久々だな、ハマーンにシーマ」
ハマーン・シーマ「はっ……」
キシリア「いつも通りで構わん」
ハマーン・シーマ・キシリア「キャー!おひさーーー!」
えらく後ろ向きな女子会メンバーが勢揃いした瞬間である
カミーユ「完全に白くなってますね……」
シーマ「またふけたー?キシリアちゃんw」
キシリア「シーマちゃんほどではないぞーw」
ハマーン「シーマちゃんもう40だもんねw」
シーマ「まだ30代だもんw」
ハマーン・キシリア「キャー!」
キャハハハハハハハ!!!!
アム美「………なんだろう、コレ」
カミーユ「………完全に見ちゃいけないものをみちゃいましたね僕ら」
アム美「ちょ!お前!落ち着け!」
カミーユ「バレたら多分僕たち弱味握られるどころか皆殺しですよ!」
キシリア「……ん?こいつらは」
ハマーン「シャアの妹と愉快な仲間達です」
キシリア「ふぅん……アルテイシアお嬢ちゃんね」
クワ子「………ドウモ」
キシリア「………」ジーッ
クワ子「…………」
アム美「ああ………」
キシリア「でさ、シーマちゃんって彼氏出来たのーw?」
シーマ「やだ、今じゃスイーツが恋人さねw」
ハマーン「シーマちゃんカーワーイーイーw」
クワ子「……えっ」
キシリア「やだwwくっさい毒ガスまきまくりwwwww」
シーマ「ちょ!やーめーてーwwwwwwwwwwwサイド3にコロニーぶつけちゃうぞwwwwwww」
キシリア「ジーク・ジオンwwwwwwwwww」
シーマ「やーだwwキシリアちゃん意地悪wwwwww」
キャハハハハハハハ!!キャハハハハハハハ!!
クワ子「………」
カミーユ「なんだか大尉のこと、眼中にもなさそうですね。バレなくて良かったじゃないですか」
クワ子「………ソウダナ」
アム美「……なんでちょっと泣きそうなんだよお前」
アム美「ブライト、お前は素に戻ってるぞ」
ブラ江「ウフフ、いけない、いけない。家じゃふりかけご飯だものね」
カミーユ「……大佐なのに貧乏なんですか」
ブラ江「………子供の塾にスイミング、ピアノ、そろばんに習字、バレエにサッカー、スケートにヒップホップ」
ブラ江「ミライのヨガ教室にジム通い、手芸教室にお茶にお花。これらの月謝にいくらかかるとおもう?」
カミーユ「……ご愁傷様です」
アム美「……居辛いというかな、なんだろうな……この気持ちは」
カミーユ「わかります。僕にも…なんだか胸が……チクチクする」
アム美「なんだこの感情の正体は………」
ハマーン「キシリアちゃんこそホントはお兄ちゃん大好きで行き遅れたくせにーw」
キシリア「ち、ちがうし!」
シーマ「キャーwwwwwwwwww」
キシリア「ハマーンちゃんこそ、好きな人いないのか?」
ハマーン「えっ」
シーマ「あいつかwwwwwwあいつなんだよねwwwwwww」
ハマーン「や、やめてよ!マジやーめーてー!」
アム美「………そうか」
アムロ(こいつら………ひどく無理をしているんだ)
アムロ(まるで普通の……普通の女の子を………こいつらは無理をして…………)
キャハハハハハハハ!!キャハハハハハハハ!!キャハハハハハハハ!!
アムロ(彼女達の部下が『心配』だと言っていた意味が今なら理解できる)
キシリア「あいつってだーれwwwwwwww」
シーマ「シャ………」
ハマーン「やだwwwwwwwwマジやーめーてーwwwwwwww」
アムロ(………普通の女の子に自分は決してなりきれないことに、いつかは気がついてしまうからな)
クワ子「なんか期待ハズレも甚だしい………もう帰る」
アム美「そうだな。俺もそうしよう」
カミーユ「………僕もそうします」
アム美「ブライト……いくぞ………」
カミーユ「というわけで僕達はおいとまします」
ハマーン「もう帰ってしまうのか」
ブラ江「そうよもうちょっといましょうよー」ムシャムシャ
シーマ「ブラ江ちゃんたべっぷり最高wwwwwwwwww」
キシリア「キャーwwwwwwww」
ブラ江「ウフフwwwwwww」
アム美「馴染むなよ………」
なかなか帰ることが出来ぬまま2時間が経った
ハマーン「ぞくぶつー!」プギャー
シーマ「キャー!そのポーズカーワーイーイー」
ブラ江「シーマちゃんのえくぼもカーワーイーイー」
シーマ「ヤダwwwwwwwこれシワさねwwwwwwww」
ハマーン・キシリア・ブラ江「キャー!!」
アム美「………」
カミーユ「………」
クワ子「………」
アム美「19の時から働きっぱなしだからな……」
クワ子「カエリタイ……カエリタイ……カエリタイ……カエリタイ……カエリタイ……」
カミーユ「こっちも相当なストレスかかってますけどね」
「プルプルプルプルー!」
クワ子「!!」ピキーン!!
アム美「なに、どうした……シャア………」
シーマ「……なにさね、急にあっちのテーブルが騒がしくなったねぇ」
ハマーン「本当だな。騒がしい」チッ
キシリア「文句を言ってやろうか!!」バンッ!
プル「えっと、それじゃあガンダム女子会をはじめるよ!プルプルー!」
ルー・エル「いえーい!」
ファ「アタシなんかが来てよかったのかしら……」
プルツー「遠慮するなよ。なあトゥエルブ」
「………」
プルツー「あれ、トゥエルブは」
キッカ「マリーダさんなら一目散にオードリーさんと一緒に『バイキングは数!』とか良いながら取りに行きましたよ」
プルツー「はぁ……」
リィナ「リラックスしてね。みんな良い人ばっかりだから」
オードリー「おいひいわへ!まひーら」もぐもぐ
マリーダ「ほうれふ。おいひいれすお」もぐもぐ
プルツー「……お前はリラックスしすぎだトゥエルブ」
プル「リィナ!一緒にとりにいこう!」
リィナ「よーし競争よ!」
キャッキャッキャッキャッキャッキャッキャッキャッ
クワ子「これだ!これなんだ!これなのだよ!」
アム美「シャア………」
ハマーン「………」
シーマ「………」
キシリア「………」
ハマーン「………っ」
キシリア「どうしたハマーン……」
ハマーン「うぐっ……ぅぅっ……うっ……」
シーマ「ちょっと情けないね。一国の摂政が…あれ、なんかアタシも……ぅっうっうぅっ……」
キシリア「や、やめい……二人とも………ウグッ………うっ………」
ハマーン「ぅぅっ……ぅぅっ…ふぇっ………」ポロポロ
シーマ「ぅぅっ……ぅぅっ…ふゎっ…」ポロポロポロポロ
キシリア「ぅぅっ……ぉぅっ……ぉぅっ……」ポロポロ
ハマーン・シーマ・キシリア「うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああん!!!!」
アムロ「ああ………」
ハマーン「………」ごしっ
ハマーン「興醒めだ!帰る!」
シーマ「ふんっ!不愉快な会だった!」ごしっ
キシリア「もう二度と催すものか!」ごしっ
ハマーン「仕方ないから、少しばかり下々の気持ちを理解してやろうと努力してみたが」
ハマーン「我々が愚民同様に振る舞うなどハリボテにしか過ぎぬということだ!」
シーマ「女子会なんてアホらしい!アタシ達は老け役の汚れ役がお似合いってこったね!」
キシリア「もうピンクのマスクなんてするものか!」バシッ
シャア(本当だな……気がつかなかった……)
アムロ(一番張り切ってたのかコイツ………)
一同「!?」
アム美「急にどうした……お前」
ハマーン「慰めはいい!ブラ江ちゃん!」
シーマ「そうさねブラ江ちゃん!」
キシリア「ブラ江ちゃん!」
チェーミン(隣のあの人ブラ江ですって。なんて下品な名前……)
ブラ江「私は…私の正体は……本当は………」バッ
ブライト「ブライト・ノアだ!」
ハマーン・キシリア・シーマ「!?」
チェーミン「………えっ」
ハマーン「き……貴様!破廉恥な!!」
ブライト「私は男だ!お前たち同様女子ではない!しかし!」
ブライト「……貴様達とガールズトークを繰り広げるうちに……なんか、こう……自分がだんだん女の子になっていく事を感じた」
アム美「ぶ、ブライト……?」
ブライト「………形からと言うが……今は我々は偽物の女子かもしれない!しかし!」
ブライト「重要なのは、普通の女の子になりたい、その気持ちではないか?」
ハマーン・シーマ・キシリア「…………」
アム美「え、なんだコレは」
カミーユ「感動しました艦長!!!!!!!!!!!」ガタッ
アム美「………カミーユ?」
カミーユ「僕はカミーユ!!!!男です!!!!!!」
ファ「えっ」
カミーユ「僕も……本当は女の子になりたかったのかもしれない。その裏返しで……女っていわれてイライラしていたのかもしれない」
カミーユ「……でも!なんていうかあなた達の会話にウキウキしていた僕がいるんです」
ハマーン「カミーユ・ビダン……やはり……」
カミーユ「ハマーン、今なら僕はあなたと分かりあえるかもしれない!」
ハマーン「………嬉しいよ、少年」
ファ「えっ」
セイラ「いいのよ。わたしもひとりじゃこんなところ来られないから……」
セイラ「それにしても騒がしいわねぇ……隣が」
シャア「私はかつてシャア・アズナブルと呼ばれた男である!!!!!」ガタッ
アムロ「まさかシャア!お前も!!!!」
オードリー・セイラ「えっ」
シャア「さっき……悲しみを覚えた事も……キシリア様達に混ざりたかった……その思いなのだ……アムロ………」
アムロ「えっ」
シャア「ハマーン!女子としてなら私は君と分かり合えるかもしれない!」ヒシッ
ハマーン「…………シャア大佐!」ヒシッ
シャア「キシリア様とも……」ヒシッ
キシリア「キャスバル坊や!!」ヒシッ
アムロ「………何だコレ」
アムロ「い……いたのかよ……」
ハヤ江「ごめんなさい実はあたしも……」ガタッ
キッカ「お父さん………」
ジェリ子「あたしも!」ガタッ
デラ美「あたしも!」ガタッ
ガト江「デラ美閣下がそうなら私も!」ガタッ
デラ美・ガト江「あの時はごめんねシーマちゃん!!!!」
シーマ「気にしてないよ!!!!!あたしは嬉しいさね!!!!!!」
キシリア「キャーお兄ちゃん!!!!!!!!」
ジュド子「あたしもアレから病みつきになっちゃって……///」ガタッ
イー乃「ぼくも………///」
私も私も私も私も私も私も私も俺も僕も
アムロ「……」
アムロ「あたしも?」
シャア「これが…人類の……革新の光………!!」
カミーユ「ニュータイプって…こういうことだったんですね………」
アムロ「ああ………人は分かり合える!」
俺が………俺たちが
女子《ニュータイプ》だ!!!!!!!!!!
本物の女子一同「ふぇぇ………」ガクガク
色んな意味でおしまい
ハマーン様ばんざああああああああい!!!!!!!!
シーマ様ばんざあああああああああい!!!!!!!!!!!!
でもハマーン様は普通に女子だと思うの!
v
Entry ⇒ 2012.10.27 | Category ⇒ ガンダムSS | Comments (0) | Trackbacks (0)
ハマーン「ガンダムファイターの友人ができた」マシュマー「!?」
ハマーン「いや、私も先程来たところだ」
アレンビー「そう? じゃあ行こっか……って言いたいんだけど、その前に」
ハマーン「どうした?」
アレンビー「あのさ。この男の人……誰?」
マシュマー「私はマシュマー・セロ。ハマーン様に忠誠を誓う薔薇の騎士だ!」
ハマーン「……すまん。どうしても護衛したいと言って譲らなくてな……」
アレンビー「へ、へぇ……まあ、いいけどさ」
ハマーン「いや」
アレンビー「じゃあその辺で腹ごしらえしようよ! ファーストフードでいい?」
ハマーン「……ファーストフードか。もう何年も食べていないな」
アレンビー「何年もって……普段は何食べてんの?」
ハマーン「普通だよ。ムニエルやオマール海老などの魚介類が好みだが、基本はシェフに任せている」
アレンビー「…………えっ」
ハマーン「どうした?」
アレンビー「もしかして、ハマーンってお金持――」
マシュマー「『様』を付けんかぁぁぁ!!」
アレンビー「!?」ビクッ
ハマーン「よい、マシュマー」
マシュマー「し、しかし……くっ、承知いたしました」
アレンビー「び、びっくりしたぁ……呼び捨てがダメなくらい、凄いお嬢様なの?」
ハマーン「フッ、気にする必要はない。それより昼食だ」
アレンビー「あっ、そうだったね。行こ行こっ」
マシュマー「むぅ……タメ口でさえ許容しがたいというのに、呼び捨てとは……」
――――
ハマーン「ふむ……俗物だが、たまに食すと案外悪くないものだな」
アレンビー「あたしは結構食べてるけどねー」
ハマーン「それは、世辞にも食生活が整っているとは言えんな?」
アレンビー「だろうね。だから太るんだろうけど……」
ハマーン「ほう、太っているようには見えないが」
アレンビー「この間500gも増えちゃって……」
ハマーン「フフ……それは確かによくないな」
マシュマー(たった500gの何を気にするというのか……難しいものだ)
アレンビー「それ聞いちゃう?」
ハマーン「女同士だ、別に良いだろう」
アレンビー「こっちの人は?」チラッ
マシュマー「…………」
ハマーン「マシュマーは、こう見えて口の固い男だ。そうでなくては側に置かんよ」
マシュマー「は、ハマーン様……そのような言葉をいただけるとは、ありがたき幸せ!」
アレンビー「……でも、ちょっと変わってるよね」
ハマーン「ああ。それだけが難点だよ……」
マシュマー「……ハマーン様のご命令とあれば、それもやむなし」
アレンビー「ううん、別にいいよ。あたしはこの間の検査だと、155cm、45kgだった」
ハマーン「……それは標準だ。太っているとは言わん」
アレンビー「そっか。ファイトやトレーニングで燃焼してるからかも。そういうあんたはどうなの?」
マシュマー「き、貴様ぁ! 呼び捨てどころか今度は『あんた』だと!?」ブルブル
ハマーン「いいと言ったぞ、マシュマー。小娘とはいえ私の友人に違いはない」
アレンビー「小娘って、あんた21だよね? 4歳しか違わないじゃん……」
ハマーン「……168の、48」
アレンビー「いぃ!? や、痩せすぎだよ! そんな食生活だとそのうち死ぬよ!?」
ハマーン「重々承知している。だが、見た目はカリスマ性に関わるからな……」
アレンビー「……カリスマ性? ハマーンって何者?」
ハマーン「当ててみろ。ニュータイプなら私の心を感じられるだろう」
アレンビー「あたし、超オールドタイプなんだけど……」
アレンビー「なに?」
マシュマー「ハマーン様の身体情報は国家機密だ。外に漏らせば銃殺刑ということを頭に留めておけ」
アレンビー「えぇ……? 国家機密とか銃殺刑とか、なんか物騒な単語まで出てきたし……」
ハマーン「銃殺刑にしようにも、この女に銃など通じないがな」
アレンビー「まあね。ガンダムファイターだから」
アレンビー「え?」
マシュマー「正直、どこにでもいる普通の娘にしか見えん。本当にガンダムファイターなのか?」
アレンビー「あ、信用してないね。じゃあさ、試してみる?」
マシュマー「……試す? アームレスリングでもやるのか?」
アレンビー「違うって。ゲーセンにもっといいモノがあるんだよね~」
マシュマー「体感格闘ゲーム『バトル兄貴2』?」
アレンビー「そ。プレイヤーの動きにあわせてキャラが動く、最新の格闘ゲームだよ」
ハマーン「概念的にはモビルトレースシステムに近いな」
アレンビー「よく知ってるね。ドモンと知り合ったのもこれがキッカケだったなぁ」
ハマーン「面白いな。マシュマー、やれ」
マシュマー「……承知しました。戦士として場に立つのであれば、女子供であろうと手加減せんぞ」
アレンビー「いいよっ。さあ、ファイトしようよ!」
基本的にシャアとドモンの悪口を吐きまくるんですねわかります
アレンビー「体の慣らしは終わった?」
マシュマー「うむ。いつでもかかってくるが良い」
アレンビー「じゃ、ファイト前に握手ね」
ギュッ
アレンビー「へぇ。ファイターじゃないのに結構鍛えてるね」
マシュマー「…………」
アレンビー「……どうしたの?」
アレンビー「……大丈夫? なんか顔赤いよ」
マシュマー「いやっ! そ、その……」
ハマーン「…………」ジー
マシュマー「うっ!? は、ハマーン様、これは、これは違うのです!」
ハマーン「? 何が違うのか分からんが、早く始めろ」
マシュマー「は、はっ!」
ストーカー「ネオスウェーデン代表、アレンビー・ビアズリーのファイトを始めます!」
ハマーン「どこから沸いて出たのだ、この中年は」
ストーカー「それでは、ガンダムファイト! レディ~……ゴー!」
マシュマー「おうりゃぁぁぁ!!」
アレンビー「遅いよ!」
ドゴォ!
マシュマー「うぐぉぉぉぉ……」ガクッ
ハマーン「いいのが腹に入ったな……マシュマー、そこで吐くなよ」
アレンビー「えっ!? た、立てるの?」
マシュマー「は、ハマーン様の前で、無様な姿を見せられん……!」
アレンビー「……凄いね、この人」
ハマーン「それほどか?」
アレンビー「ゲームだし衝撃は相当減ってるけど、私のパンチ食らって立てる人なんて殆どいないよ」
ハマーン「ほう。マシュマー、大したものだな」
マシュマー「こ、光栄の極み……」
アレンビー「好きな人にいいとこ見せたいだろうけど、ごめんね」
ズドォ!
マシュマー「おぐっ」バターン
ハマーン「……ファイター相手に、健闘した方か」
アレンビー「うん。いいファイトだったよ!」
マシュマー「――――」
アレンビー「って、聞こえてないか……」
マシュマー「――――」
アレンビー「全然起きないなぁ。やりすぎちゃったかな?」
ハマーン「どこにそんな力が詰まっているのだ……」
ストーカー「アレンビー選手は、こう見えてパワーファイターですから」
ハマーン「……そうは見えんな」
ストーカー「ですが、あのボルトガンダムを48秒で倒した経験もおありですよ」
アレンビー「あれは……あのシステムのせいだから。その話はしないで」
ストーカー「これは失敬」
ハマーン(……なんだ? 一瞬、アレンビーの心に陰りが見えたが……)
ストーカー「それでは、失礼いたします」サササッ
アレンビー「速っ。ゲルマン忍者みたい」
ハマーン「さて……では、マシュマーは目が覚めるまでどこかに寝かせておくか」
アレンビー「そだね。折角ゲーセンに来たんだし、何かゲームやってく?」
ハマーン「……思い返せば、私はゲームというものをやったことが無いな」
アレンビー「え……マジ?」
ハマーン「プライベートでは嘘などつかんよ。政治ではともかくな」
ハマーン「コンピュータゲームか。キュベレイはあるのか?」
アレンビー「あるよ。キュベレイ好きなの?」
ハマーン「い……いや、そういう訳ではないが」
アレンビー「じゃあ百式とかどう? 使いやすいよ」
ハマーン「断る」
アレンビー「……えっ」
アレンビー「そ、それなら、ジ・Oもオススメ――」
ハマーン「却下だ」
アレンビー「…………」
ハマーン「……キュベレイ一択だな」
アレンビー「う、うん。それでいいと思うよ……」
アレンビー「あー、遊んだ遊んだ! ハマーン超強いね、ホントに初めてやったの?」
ハマーン「気に食わん」
アレンビー「…………え?」
ハマーン「キュベレイは、スペック上はもっと機動性が高いはずだ」
アレンビー「ふぅん……?」
ハマーン「ファンネルの弾数も実際は倍以上ある」
アレンビー「なんか、詳しいね……」
ハマーン「……一緒に出かけるとは、そういうものか」
アレンビー「うん。そういうもの」
ハマーン「私は、同性の友人と出かけたことなどほとんど無くてな。何をすればいいのかも分からん」
アレンビー「……意外とバカだね」
ハマーン「なに……?」
ハマーン「それは……喫茶店の店員に迷惑だろう」
アレンビー「そんなの気にしたら負けだよ。好き勝手生きないで何が楽しいのさ?」
ハマーン「……フフ。面白い奴だな、貴様は」
アレンビー「ええ? それが普通だと思うけどなぁ……」
ハマーン「楽しく生きるという感情など、とうに忘れていたよ」
アレンビー「……確かに、なんか苦労してそうだもんね、ハマーンって」
ハマーン「……マシュマーを寝かせておいた場所に、誰もおらんな」
マシュマー「ハマーン様ぁぁぁぁ!」ダダダ
アレンビー「わっ、走ってきた」
ハマーン「マシュマー、起きていたのか。大声を出すな、恥を知れ」
マシュマー「ハッ! も、申し訳ありません……」
ハマーン「……なんだ、これは」
アレンビー「キュベレイのぬいぐるみだね」
マシュマー「クレーンゲームで取って参りました! 1万ほど吸い込まれましたが……」
ハマーン「………………」
アレンビー「これこれ。これが好きに生きるってこと。ハマーンは不器用すぎだよ」
ハマーン「……なるほどな。マシュマー、褒めてつかわす」
マシュマー「ははっ……え?」
ハマーン「どうした?」
マシュマー「い、いえ。『くだらん』と一蹴されることも覚悟しておりましたので……」
ハマーン「私がそんな冷血な女に見えるか?」ニヤリ
マシュマー「め、滅相も無い!」
アレンビー「うん。まずは服だね」
ハマーン「服?」
アレンビー「うん。ハマーンの服」
ハマーン「……私は、服なら十分すぎるほど持っているが。パーティ用、会談用……」
アレンビー「違うって、買うのは遊びに行く時の服だよ」
ハマーン「今着ているこの服では、何か問題があるのか? 全身黒という私好みの――」
アレンビー「ダサい」
ハマーン「!?」
マシュマー「!?」
アレンビー「だからって全身黒とか、友達と遊びに行く時の格好じゃないよ」
ハマーン「……そうなのか、マシュマー?」
マシュマー「私はハマーン様がどのようなお姿であれ、その魅力は変わらないものと――」
ハマーン「貴様の主観ではなく、一般論でだ」
マシュマー「……あえて申し上げるならば」
ハマーン「…………」
マシュマー「『無いな』と」
ハマーン「ぐぅぅっ! 貴様、なぜ私が出かける前に言わなかった!」
マシュマー「ご、ご機嫌で準備をされているハマーン様を見ると、なんとも言い出しづらく……」
アレンビー「うーん……これも捨てがたいね」
ハマーン「安いな。たった10万か」
アレンビー「や、安い?」
ハマーン「ああ、金に糸目はつけんよ。私に似合う物を選びたい」
アレンビー「赤とか似合うんじゃない?」
ハマーン「それは断る」
アレンビー「……何かこだわりでもあるの?」
ハマーン「いいや。あるのは、嫌な思い出だけだよ」
ハマーン「いいだろう」
アレンビー「あとついでに下着も何着か選んだから、これも着けてみて」
ハマーン「こ、これは……なかなかきわどいな……」
アレンビー「そう? マシュマーさん、どう? これ」サッ
マシュマー「いっ!?」
ハマーン「ま、マシュマーに見せるな!」
マシュマー「そ、そうだ。私に話を振られてもだな……」
アレンビー「下着は男の意見が重要なんだよ? ハマーンが着けたところを想像すればいいんだって」
マシュマー「そんな不埒なことができるか! な、なんて女だ……!」
アレンビー「マシュマーさん、純情すぎでしょ……」
アレンビー「ここをこうして、こう」キュッ
ハマーン「あっ……! き、きつい……」
アレンビー「痩せてるから、しっかり締めとかないとずり落ちちゃうよ」グイッ
ハマーン「んんっ……!」
マシュマー「……二人が一向に試着室から出てこんな」
メイリン「うわっ、ちょっとお姉ちゃん、あの人見て」
ルナマリア「やだぁ、下着売り場に突っ立ってる。もしかして変態?」
メイリン「彼女待ちなんじゃない? そうは見えないけど」クスクス
マシュマー「…………なんと過酷な任務だ……!」
ハマーン「疲れた……」
マシュマー「疲れた……」
アレンビー「なんでマシュマーさんまで疲れてんの?」
ハマーン「……どこかで休憩したいのだが」
アレンビー「いいよ。その辺の喫茶店に入ろっか」
ハマーン「ああ。落ち着ける場所ならどこでも構わんよ」
マシュマー「しかし小娘、貴様なんというバイタリティだ……」
ハマーン「確かに、まったく疲れる気配を見せんな」
アレンビー「鍛えてますから」シュッ
――――
アレンビー「ふぅ。それにしても、ハマーンってほんとに普通の人じゃないね」
ハマーン「アステロイドベルトまで行った人間が帰ってくれば、普通ではなくなるよ」
アレンビー「へー。よくわかんないけど、お金持ちのお嬢様なの?」
ハマーン「……そのようなところだ。ところで、私にも貴様の話を聞かせろ」
アレンビー「え?」
ハマーン「女性のガンダムファイターは珍しいのだろう? どう生きてきたのか興味がある」
アレンビー「そうだけど……たぶん私の話なんて聞いても、あまり面白くないよ」
アレンビー「あ、それ読み上げてもらった方が早いかも。読んでみて」
マシュマー「アレンビー・ビアズリー。ネオスウェーデン代表のガンダムファイターです。
17歳女性。身長155cm、体重45kg。スリーサイズは上から82・50・81。
特技は軍で習った格闘術、趣味はゲームと映画。
無名のファイターでしたが、バーサーカーシステムによって
優勝候補のボルトガンダムを48秒で倒し、一躍名を馳せました。
その後ゴッドガンダムに敗れ、惜しくも優勝を逃しております。以上」
アレンビー「詳しすぎて気持ち悪いよ!」
ハマーン「貴様、その調子で私のことまで調べていないだろうな……」
マシュマー「い、いえ! ハマーン様の情報は国家機密ですので!」
ハマーン「ゴッドガンダムというと優勝したガンダムだな。ファイターはドモン・カッシュだったか」
アレンビー「うん。敗けた後は、一緒にトレーニングしたり、タッグを組んだり……」
ハマーン「…………」キュピーン
アレンビー「ドモンはかっこいいんだよ。悲壮な運命にも負けずに――」
ハマーン「その男が好きなのか?」
アレンビー「…………ちょっと。NT能力って、そういうとこに使うの、アリなの?」
ハマーン「フフ……」
ハマーン「ほう。未練があるならいくらでも聞いてやるぞ」
アレンビー「うーん。確かにまだ好きなんだけど、もう諦めちゃったし……」
ハマーン「いや、心の奥底では自分を捨てた男に対する恨みつらみが溜まっているはずだ」
アレンビー「そんなことないってば」
ハマーン「なぜ振り向いてくれないとか、また置いていくのかとか、全ての憎しみを吐き出せ!」
アレンビー「……なんか、嫌なことでもあったの?」
ハマーン「………………」
アレンビー「ほうほう」
ハマーン「だが私と奴は敵同士だった。そこで私に付いてこいと言ったのだが、跳ね除けられた」
アレンビー「あー、よくあるパターンだね。それでそれで?」
ハマーン「そこで私の物にならないのならばいっそ、と思い、殺してやったよ」
アレンビー「ええええええぇぇぇぇぇぇぇ!?」
ハマーン「フン……」
マシュマー「ハマーン様は元来こういうお方だ。貴様の前ではそのお姿を見せていないが」
アレンビー「ええええぇぇぇぇぇ……」
アレンビー「絶対違うから! 迷惑とかじゃなくて、人殺しちゃってるじゃん……」
ハマーン「人を殺すなど、パイロットであれば日常茶飯事だろう?」
アレンビー「それでも、キラルでもそこまで安易に殺さないよ……ってハマーン、パイロットだったの?」
ハマーン「…………知らん。教えてやる義理は無い」
アレンビー「ちょっと、傲慢すぎるって……そんな偉そうな態度じゃ、その元彼も逃げちゃうよ」
ハマーン「男に媚びるなど我慢できん」
マシュマー「さすがはハマーン様! お姿だけでなく理念までお美しい……」
アレンビー「あ、これが普通なんだ……?」
――――
ハマーン「……む。もうこんな時間か」
アレンビー「ホントだ。じゃあ晩ご飯でも食べて、その後映画とか……」
ハマーン「いや、私はもう戻らねばならん。公務があるのでな」
アレンビー「公務……?」
ハマーン「ああ。良かったよ、貴様に会えて」
アレンビー「……あははっ、大げさすぎ! また遊びに行こうね!」
ハマーン「その時はこちらから連絡しよう。行くぞ、マシュマー」
マシュマー「かしこまりました、ハマーン様」
――――
アレンビー「……ってことがあったの。面白い奴でしょ?」
レイン「あ、アレンビー……あなた、もしかしてハマーン・カーンを知らないの?」
アレンビー「うん。あんまりニュースとか見ないから」
ジョルジュ「……ハマーン・カーンはザビ家の正統、ミネバ・ラオ・ザビの摂政です」
アルゴ「つまり、ネオ・ジオンの実質的な指導者ということだ」
アレンビー「えっ……」
チボデー「何かとんでもないことしてねぇだろうなぁ?」
アレンビー「………………」
アレンビー「い……いっぱいしちゃったけど……」
イリア「……ど、どうされたのです、その庶民的なお召し物は……」
ハマーン「そのようなこと、どうでも良い。私の私服について、何故普通ではないと指摘しなかった」
イリア「……はっ!?」
ハマーン「お陰で、そのコーディネートだけで貴重な時間を使ってしまったではないか……!」
イリア「な、何のお話でしょうか?」
ハマーン「その時間があれば、映画が観れたと言っている……!」
マシュマー「ハマーン様、おいたわしや……」
イリア「……も、申し訳ありません……」
アレンビー「あっ、ハマーンからメールだ」
レイン「あなた、本当にハマーン・カーンとどういう仲なの……?」
アレンビー「『来月頭の日曜に映画を観よう』だって。おっけーだよ、っと」カタカタ
レイン「その……くれぐれも、失礼の無いようにね」
アレンビー「またダサい服着てきたら『なにそれダッサ!』ってパシーンと叩こうと思ってたんだけど」
ドモン「おいおいアレンビー、それはまずいだろう」
アレンビー「もう、ドモンまでそんなこと言うの? ただの友達なのに……」
ドモン「手加減しないと死んでしまう。軽くやるんだ」
アレンビー「わかった!」
レイン「そういう問題じゃないから!」
マシュマー「来月頭の話であれば、まどかマギカなど如何でしょうか」
ハマーン「よく知らんが、貴様に任せる。つまらぬものであれば銃殺刑だ」
マシュマー「承知いたしました」
ハマーン「あとは、もう一度ゲームセンターという所に行きたいのだが……」
マシュマー「『エゥーゴvsティターンズ』の家庭版が私の部屋にございます」
ハマーン「本体ごと貸せ。あと対戦に付き合うのだ」
マシュマー「ははっ」
ハマーン「それと『バトル兄貴2』でアレンビーに一矢報いられるよう、貴様も特訓しておけ」
マシュマー「はっ……は!?」
ハマーン「私の騎士であれば造作もあるまい?」ニヤリ
マシュマー「…………はい……」
マシュマー「まだ何か……」
ハマーン「これを私の部屋のどこかに飾っておけ」ポイッ
マシュマー「……こ、これは……!」
ハマーン「貴様が好き勝手に生きた証だ。部下の働きには報いてやらねばな」
マシュマー「あ、ありがたき幸せにございます! このマシュマー・セロ、存命の限りハマーン様に――」
ハマーン「……さて、またメールでも出しておくか」
ピロリン♪
アレンビー「『映画は流行りのまどかマギカでどうだ?』……え、えぇぇ~?」
アレンビー「何そのチョイス……やっぱりハマーンって変わってるよ……」
終わり。
ハマーン様が歳相応の友達と過ごすとどうなるの?を書いてみたかっただけだよ!
よかった!アレンビーとは意外なチョイスだった
Entry ⇒ 2012.10.09 | Category ⇒ ガンダムSS | Comments (3) | Trackbacks (0)
刹那「ソレスタルビーイングの技術力なら作れるはずだ、ガンダムを」
刹那「違う、これだ」
イアン「…お前が雑誌を見るとは珍しいな、どれどれ…」
刹那「106ページのホビー特集の部分だ」
イアン「……MS少女?…これは…フィギュアか、ふむ…フラッグの装甲のようなパーツを装着しているな」
刹那「次のページにはティエレンやイナクトも載っている」
イアン「………」
刹那「もう一度言う、ソレスタルビーイングならば創れるはずだ、ガンダムを」
イアン「……あのな刹那」
刹那「創れるはずだ」
イアン「………」
刹那「……創れるはずなんだ」
刹那「っ!!」
イアン「そんな懇願するような眼をされたらやらん訳にもいかんさ…ま、良い息抜きにもなるだろう」
刹那「感謝する」
刹那「……モデル?」
イアン「流石にキャラクターのディテールを考えるのは専門外だからな、機械的な部分なら元のガンダムのデザインがあるから大丈夫だが」
刹那「誰でも構わない」
イアン「ならトレミーのクルー辺りから適当に選んでも構わんか?」
刹那「問題ない」
イアン「…ふむ…ならフェルト辺りの写真を撮って来てくれ刹那、参考になる物がないと造形が崩れかねん」
刹那「了解した、刹那・F・セイエイ、目標を撮影する」
イアン「バレないようにな、念のために」
刹那「…了解した、刹那・F・セイエイ、目標を盗撮する」
イアン「……………………ああ…うん、ほどほどにな?」
………
刹那「資料の調達に成功した」
イアン「早いな、まだ30分も経っておらんぞ?」
刹那「丁度自室で睡眠中だったのが幸いした」
イアン「……よく部屋のロック外せたな」
刹那「俺達はガンダムマイスターだ」
イアン「……トレミーの個室のロックナンバーはマイスターでも知らんだろ」
刹那「ティエリアならトレミーの全システムを把握している」
イアン「…どうやってまるめ込んだんだあいつを!?」
刹那「最近のティエリアは人間の感情とそれから来る行動に興味を示しているらしい」
ティエリア「その通りだ」
イアン「いたのかお前」
ティエリア「刹那がフェルト・グレイスの部屋に侵入したいと聞かされた時は正直迷ったが協力すると決断した」
イアン「なんでだ?」
ティエリア「夜這いという行為を観測するチャンスだと思ったからだ、実際はそんな事は起こらなかったがな」
イアン「……………」
刹那「夜這いとはなんだ?」
ティエリア「男女の逢い引きの事だ」
刹那「……?モデルの撮影が何故それに繋がる?」
イアン「……こいつらはまったく」
ティエリア「とにかくだ、刹那のやろうとする事にも興味があるからこうして同行している」
イアン「…そ、そうか」
刹那「それより資料の確認を頼む」
イアン「あ、ああそうだな…見てみない事には使えるかどうかわからんからな」
ティエリア「使えなければもう一度強行盗撮を敢行するまでだ」
イアン「…トレミーのクルー内の不和に繋がるからやめてくれ」
刹那「それで、どうなんだ」
イアン「…ちょっと待ってろ…えーと…………ぶふぉっ!?」
ティエリア「どうした?」
イアン「…なんで裸なんだ!!しかも見る限り無理矢理脱がしただろこれは!?」
刹那「ああ」
イアン「あっさり認めるな!!ちょっとは罪悪感とかないのか…いや起こさないでよく脱がせたなお前!?」
刹那「先代ロックオンから対象を起こさずに衣服のみを脱がす技術を指導されていた、もしもの時に役に立つだろうから、と」
ティエリア「実際この技術を行使するシチュエーションではなかったのだろうが有益であったのは確かだ」
イアン「何に使うんだその技術は…」
刹那「そんな事は今はどうでも良い、資料が使えるのかどうかの判定を貰いたい」
刹那「そうか」
ティエリア「やはり全身像を撮影したのは正解だったようだ」
イアン「むしろやり過ぎだ」
イアン「自室待機だ、出来上がるまで待ってて良いぞ」
ティエリア「それだけで足りるのか?」
イアン「問題ないな、後は作るだけだし素人に下手に手を出されたくない」
刹那「以前にも製作した事があるのか?」
イアン「十代の頃にな、そういうのにハマッていた時期もあるってだけだ」
ティエリア「ならば経験者に任せるのがこの場は最適か…了解した」
刹那「頼む」
イアン「任せておけ、すぐに完成する」
イアン「刹那、完成したぞ」
刹那「っ!!」ガタタッ!
ティエリア「早いな…作業に取り掛かったのは昨日だと言うのに」
イアン「まあな、徹夜を覚悟さえすればこれくらいは当たり前だ」
刹那「見せてくれ、あるのは格納庫か?」
イアン「いや持って来てる、これだ」コト
ティエリア「……ほう、OOか」
イアン「間接は内蔵式で不自然な継ぎ目を除去、素材も最新の技術で作られた特殊シリコンで質感もより柔らかで装甲部分をパージすると出る胸の部分も色彩済みついでに縞も脱がせられてその中も一応造形してある」
刹那「………」
この人も変態や
ティエリア「随分と細かい…これを一晩で完成させるとは流石だ」
イアン「こういうもんは妥協が一番の敵だからな」
ティエリア「刹那、君の感想は?」
イアン「とりあえずはお前の注目通りのはずだ」
刹那「…………違う」
ティエリア「刹那?」
刹那「違う!!これは…ただの玩具でしかない!!」
イアン「え、あ…まあそうだな?」
刹那「俺が望んだのは…ガンダムだ」
ティエリア「……つまり、サイズに不満がある、と?」
刹那「………」コクリ
イアン「………初めから言ってくれよそれを」
ティエリア「刹那、イアンに説明した際にただホビー雑誌を見せただけでは確かにこうなる…対話は必要だと悟ったのだろう?」
刹那「……すまない…ティエリア・アーデ」
イアン「…はあ…やれやれだ」
フェルト「………え?」キョトン
イアン「…もう一度説明するぞフェルト、刹那がちゃんとした恋愛を経験するチャンスだ」
フェルト「はぁ…それで、私はどうすれば?」
イアン「現在OOの装甲部分を模した軽量カーボンをお前のサイズに合うように調整している、完成したらそれを来てくれ」
フェルト「あの…なんでそんなコスプレみたいな事…」
イアン「…刹那が望むからだ」
フェルト「……それは」
イアン「…あいつの人生は戦いしかなかった、そしてそれはこれからも続く、それがソレスタルビーイングであり…ガンダムマイスターであるって事ではあるがな」
フェルト「………」
イアン「だが…そんな刹那が初めて女体に興味を持ったんだ、MS少女だがな。
戦いに明け暮れるだけが人生ではないと知るまたとない機会があいつに来たんだ…なら、出来る事をしてやりたいんだよ」
フェルト「………そんな役目を私なんかで」
イアン「フェルトだからだよ、お前が刹那を悪く思っていないって知った上で頼んでいるのだからな」
フェルト「…………」
イアン「付け入るような事だと非難されるのは承知の上で、それでも刹那の為に出来る事をしてやって欲しいとお願いしている…頼む、フェルト」
フェルト「………わかった」コクリ
イアン「刹那、今度こそ完成だ」
刹那「…っ!!」ガタタッ!
ティエリア「今度こそ大丈夫なのだな?」
イアン「ああ、完璧だ」
刹那「では格納庫へ…!!」
イアン「大丈夫だ刹那、ちゃんと連れて来ている」
刹那「……なに?」
フェルト「……じゃ、じゃきーん…!!」ブンブン
ティエリア「…フェルト・グレイス、何をしている?」
フェルト「…えっ…と…び、ビームサーベル」ブンブン
刹那「…………」
フェルト「…う…うぅ…///////」ブンブン
ティエリア「…………」
イアン「かわいいだろう?恥ずかしそうに顔を真っ赤にしているのにきちんとやろうとする所がかなりポイント高い」
刹那「…………」
ティエリア「…ふむ、物事には未熟で拙いものが逆に需要があるという現象を追求したのか、深いと言わざる負えない」
フェルト「…恥ずかしい…うぅ」ブンブン
刹那「………ぅ」
ティエリア「……ん?」
刹那「…違う!!」
フェルト「……え?」ブンブン
イアン「………今度はなんだ」
刹那「フェルト・グレイス!!お前はガンダムか!?」
フェルト「…え…う、うん今はそのつもり」ブンブン
刹那「違う!!お前はガンダムではない!!」
フェルト「あの…刹那?」ブンブン
刹那「お前は……人間だ!!ガンダムでもMSでもない…!!」
イアン「…刹那?お前がMS少女を…ガンダムっぽい女の子を望んだんだぞ、それを…」
刹那「っぽいじゃない、ガンダムだ」
フェルト「…………」
イアン「……ガンダムじゃ抱き合えも愛を育む事も出来ないぞ刹那、」
刹那「そんな事はない」
イアン「………」
刹那「ガンダムはMSだ、そしてMSは人間ではない」
ティエリア「…つまり、ただの人間のコスプレには用は無いと?」
刹那「ああ」
フェルト「」ガーン
イアン「……すまないフェルト」
フェルト「……うぅ」
刹那「フェルト・グレイス、その格好は常識的に奇抜な部類に入る、早く着替えた方が良い」
フェルト「………」ジワッ
ティエリア「刹那・F・セイエイ、君はもう少し女性の扱いを学ぶべきだ」
刹那「…そうか、すまないティエリア・アーデ」
ティエリア「僕に謝ってどうする!!」
ロックオン「……そんな事あったのか?」
アレルヤ「通りでフェルトが塞ぎ込んでるはずだよ…」
イアン「ミスとは言えフェルトには悪い事をした…」
アレルヤ「悪いのは刹那だけどね」
ロックオン「しかし刹那の頼みとは言え…新たにガンダムは作れるねないだろ?」
イアン「太陽炉も現存の機体だけの分しか無いからな…まあやろうと思えばGNパックで動力はなんとかなるが…」
アレルヤ「……イアン、もしかして作りたい?」
イアン「本音を言えば作ってみたいとは思う」
ロックオン「………マジかよ」
イアン「だが独断で建造出来るほどの権限もないからな…刹那にはなんとか諦めて貰うしかないだろ」
イアン「刹那!?」
ロックオン「なんだ聞いてたのか?」
刹那「ああ」
アレルヤ「盗み聞きは感心しないよ?」
刹那「偶然だ」
イアン「…刹那、さっきのは本気か?」
刹那「ああ」
ロックオン「…どんだけ執着してんだよお前」
イアン「……難しいな、フレームから設計しないと機体のバランスがめちゃくちゃになるぞ」
刹那「…………」
ロックオン「無茶言わないで諦めろって、別にガンダムに拘る必要無いだろ?同じサイズの人間で我慢しとけって」
アレルヤ「これ以上はイアンが困るだろ?」
刹那「………わかった」
イアン「……そうか」
刹那「なら頭だけで良い」
イアン「………」
ロックオン「………」
アレルヤ「………」
イアン「………」
ロックオン「…刹那…お前…」
アレルヤ「なんでそんなに必死なの…」
刹那「………俺にはガンダムしかないからだ」
ロックオン「だからってMSに欲情すんなよ…」
アレルヤ「以前からまさかとは思ってたけどここまでとはね…」
刹那「………イアン」
イアン「………予備の交換部位として製作するだけだ、常時その部分を着けたりはしないからな刹那」
刹那「っ!!」
ロックオン「……まじかよ」
アレルヤ「イアン…」
ブシドー『頂くぞガンダム!!』ブンッ
刹那「……くっ!?」バチバチバチ!!
ブシドー『手応えは無しか!!だがメインカメラは潰させて貰った!!』
ロックオン「させるか!!刹那、一旦後退しろ!!」キュインキュイン!!
ティエリア「僕達が抑える間に応急処置をしろ!!」
刹那「了解した、イアン!!」
イアン「…わかっている!!早くトレミーに戻れ!!メインカメラとオーライザーを出す!!」
沙慈「刹那!!」
イアン「OOのメインカメラは即座にパージ出来るように改造してある!!やれ!!」
刹那「沙慈!!」
沙慈「了解!!ドッキングと同時にメインカメラの換装を行う」
ハロ「ダブルオーライザードッキングオーケー!!ドッキングオーケー!!」
刹那「ダブルオーライザァァァァァァ!!!!」
ブシドー「……なんと」
OOライザー(フェルト顔)「じゃきーん」
フェルト「」
スメラギ「なにあれ」
ミレイナ「おっきいグレイスさんになったですぅ」
ラッセ「…じゃきーんて…フェルトの声だったな」
フェルト「」
刹那「ガンダムだ」
沙慈「………」
刹那「これが俺の、俺達の、ガンダムだ」
OOライザー(フェルト顔)「ばきゅーん」
フェルト「」ジワッ
ブシドー『………可憐だなガンダム』
おわれ
じゃーな
壮大なフェルトいじめだった
やっぱフェルト可愛いな
ハムが呆気にとられただと
Entry ⇒ 2012.08.31 | Category ⇒ ガンダムSS | Comments (0) | Trackbacks (0)
シャア「アムロ、それは何だ?」アムロ「アイマスだよ」
アムロ「よし、好感度はバッチリだな」
シャア「アムロ、何をやっているのだ?」
アムロ「ん、シャアか。これだよ」スッ
シャア「THE IDOLM@STER……? なんだこれは?」
アムロ「知らないのかい? 有名なゲームだぞ?」
シャア「いや、聞いたこともない」
シャア「ふむ……大絶賛だな」
アムロ「ああ。良かったらやってみないか? PS3は持っているだろ?」
シャア「勿論だ。ガンダム無双3の為だけに買ったからな」
アムロ「なら話は早い。是非やってみてくれ」
シャア「よし!じゃあすぐ貸しtアムロ「自分で買え」
シャア「全く……アムロめ、奨めるなら貸すのが基本だろうに……」ブツブツ
アムロ『千早をホイホイと他の男に渡すわけがないだろう!!』
シャア「まったく……」
イラッシャイマセー オードリー!ドコニイルンダオードリー!
シャア「出たばかりだからな……仕方無いか」
アリガトウゴザイマシター ヒメサマヲミツケタラスグニホウコクシロ!イイナ! マリーダサンコソ!
シャア「よし、なんとか買えた。後は家で早速プレイだ」
シャア「シャア・アズナブル、帰る!」
シャア「ではパッケージを開けてっと……新品のゲームを開封する時は手をきちんと洗うのは基本だからな」
シャア「おっと、まずは説明書を読んでおかなくてはな。ゲームとは常に二手先三手先を読むものなのだよ」ペラリ
シャア「ふむ……アイドルをプロデュースして育てるゲームなのか、面白い」
シャア「では行くぞ!シャア・アズナブル、出る!」
春香『私、天海春香です!趣味はお菓子作り!よろしくお願いします!』
シャア「ふむ……」
千早『如月千早です。歌手の頂点に立ちたいと思っています』
シャア「ふむ……」
雪歩『は、萩原雪歩です……じ、自分を変えたくてアイドルになりましたっ!お願いしますっ!』
シャア「ほぅ……」
シャア「成る程……」
真『菊地真です!ダンスと運動が得意ですっ!』
シャア「ふふ……」
伊織『水瀬伊織よ。ま、あんたも精々がんばりなさい?』
シャア「む……?」
シャア「ほほぅ……」
真美『双海真美だよ→!(ry』
シャア「ほほぅ……」
美希『星井美希なのー!おにぎり無いと死ぬのー!』
シャア「ふぅん……」
シャア「ふふふ……」
貴音『四条、貴音と申します……以後、お見知りおきを……』
シャア「ふっ……」
シャア「どれも楽しそうな子達ではあるが……なにかピンと来ないものが……ん?」
やよい『高槻やよいです!家にお金をいーっぱい入れるためにアイドルになりました!よろしくお願いしますっ!うっうーっ!!』
シャア「こ……これは!!」ピキーン←ニュータイプの音
アムロ「やあ、シャア。買ったかい?」
シャア「ああ、だがまだ育てる子を決めた所までしかやっていない」
アムロ「誰を育てるんだい?千早かい?」
シャア「いや、やよいだ」
アムロ(やっぱりな……)
アムロ「いや、何でもないさ」
昼休み
シャア「アムロ、昼飯はどうする?」
アムロ「パンでも買うさ。プロデューサーは忙しいからな」
シャア「そうか……実は私もなのだよ、アムロ君」
アムロ「ふふふふ……」
シャア「はっはっはっ!!」
母性がないから
ヒント:ロリコンでありマザコン
購買
カミーユ「あっ、クワトロ大尉、アムロ大尉!」
シャア「カミーユか。できればクワトロPと呼んでくれ」
カミーユ「プロデューサー……?」
アムロ「ははは、僕も頼むよ」
シャア「カミーユ、知っているのか?」
カミーユ「勿論ですよ!あ、僕はあずささんが一番好きです」
シャア(マザコン……)
アムロ(BBA好きか……)
カミーユ「……」ピキーン!←ニュータイプの(ry
シャア・アムロ「ぐはぁっ!!」
カミーユ「あっ!すみません!何故か修正してしまって!」
アムロ「いや、大丈夫だ」
シャア「気にするな」
アムロ(流石は最強のニュータイプ……)
シャア(考えまで読めるとは……)
シャア「カミーユもアイマスをやっていたとはな」
アムロ「ああ、ここでも多くの人がプレイしているらしい」
ザッ
ハマーン「ここにいたか。探したぞ、シャア」
ハマーン「貴様、昼食は済ませたか?」
シャア「いや、これからだがどうした?」
ハマーン「じっ、実は昨日弁当を作り過ぎてしまってな。良かったら食べないか」
ハマーン「なんだと!?」
シャア「私はこれからアムロと打ち合わせだからな。プロデューサーは忙しいのだよ」
アムロ「いや、ここは彼女と昼食を食べるべきだ」
シャア「何っ!?」
アムロ(シャア、彼女の気持ちも分からないようではアイドルをプロデュースするなどは到底できないぞ)
シャア(どういうことだアムロ?現実と何か関係があるのか?)
シャア(それは確かアイマスの……そ、そうか!)
アムロ(そうさ。彼女の気持ちを考えて行動する事で、アイドルと接することの練習になるわけさ!)
シャア(成る程……流石だな、アムロ)
シャア「ハマーン、すまない、今のは無しだ」
ハマーン「?」
シャア「弁当を食わせてくれ」(キリッ
シャア(やよいの為に)
アムロ(自分から誘っておいて何を)
アムロ「頑張れよ、シャア」
バナージ「ハァッ、ハァ……くそっ、オードリーが何処にもいないなんて……」
マリーダ「くっ……一度休憩するぞ」
バナージ「マリーダさん!?今は休んでいる暇なんて無いんですよ!こうしている間にも、オードリーは……」
マリーダ「疲れた体で探すのが無茶だ。一端休み、それから姫様を探す方が賢い選択だ」
バナージ「でも……」
マリーダ「飲まず食わずで走り回ってきたんだ、腹も減っているだろう」
バナージ「マリーダさん……」
マリーダ「い、いいから早く食え!///////」キュン
ハマーン「先客が来ていたようだな」
シャア(あれもパーフェクトコミュニケーションの練習か……)
マリーダ「そ、そうか 喜んでもらってなによりだ」
バナージ「マリーダさんを嫁に貰う人は幸せでしょうね」
マリーダ「んなっ……/////」カアァァァッ
マリーダ「何を言っている! 口に米粒を付けて言う台詞ではないぞ!」ヒョイパク
バナージ「あ……」
マリーダ「……」
ハマーン「……」モグモグ
シャア「……」モグモグ
シャア「美味いな。ハマーンを嫁に貰う人は幸せだろうな」
ハマーン(キターーーーーーーーーー!!!!)
ハマーン「な、何を言っtシャア「結婚式のスピーチは任せてくれ。幼馴染み代表で話そう」
ハマーン「え……」
シャア「まあそもそもお前が結婚どころか恋人が出来るかどうかも怪しいしな、ははは」
ハマーン「……………………」
シャア「ん?どうした?」
ハマーン「この俗物がぁーーーーっ!!」ドゴォッ
シャア「わふぅっ!!」
シャア「がっ、ハ、ハマーン、なにをっ!」
ハマーン「シャアのバカっ!消え失せろ俗物!」ダッ
シャア「ハマーン!!」
放課後
アムロ「シャア、どうだった?」
シャア「それがだな……」
アムロ「それはお前が悪い」
シャア「何故だ!?」
シャア「くっ、私は必ずやよいをトップアイドルにしてみせる!」ダッ
アムロ「シャア……」
バナージ「駄目だ……何処にも居やしない……オードリー……」
マリーダ「仕方無い、今日は私の家に来い」
バナージ「え!?」
マリーダ「変なことは考えるな!明日姫様を捕まえる計画を立てる為だ!」
マリーダ「ついでに夕食も食べていけ!そして泊まっていけ!これは命令だ!」
バナージ「えええええ!?」
シャア宅
シャア「ふぅ……まったく、ハマーンはよく分からん……」
シャア「さて、今日もやよいを育てるかな」
シャア「くっ……五月蝿いぞ、アムロ!私はやると決めた!」
クワトロP『頑張ろうな、やよい』
やよい『うっうーっ!プロデューサー!私、張り切っちゃいます!』
シャア「やはりやよいは可愛いな」ニヤニヤ
セイラ「……」
やよい『あうう、なんで頭を撫でるんですか、プロデューサー?』
シャア「ふぅ……これが若さか……」
セイラ「……兄さん?」
[キラメキラリ]
シャア「来たああああああああああ!!」ガタッ
シャア「あった!ああっ、サビが!まだだ……まだ終わらんよ!」
セイラ「兄さん!」
シャア「フオゥッ!!」
セイラ「居たのかじゃないありません!」
シャア「す、すまん」
セイラ「……何やってるんです?」
シャア「いや、これはその、アイドルをプロデュースする……」
セイラ「……そうですか」バタン
シャア「あの軽蔑するような目はなんだ……」
バナージ「…………/////」
マリーダ「……//////////」
バナージ「まさかマリーダさんのクシャトリヤがあんなに風になるなんて思いませんでした……」
マリーダ「そ、そういう事を言うな!貴様のユニコーンだって見事な一本角だっただろうが!」
バナージ「んなっ……マ、マリーダさん……」
マリーダ「そしてデストロイモードであんなにも激しく……」
バナージ「やめて!!ごめんなさい!」
シャア「なんという会話だ」
アムロ「ああ、今のを聞いて僕のフィン・ファンネルもオールレンジ展開だ」
シャア「混ざろうとするな」
シャア「……ううっ!!このプレッシャーは……」
ハマーン「…………」スタスタ
シャア(やはり……昨日のことをまだ……)
アムロ「あんなにも強いプレッシャーは初めてだ!やばい吐きそう」
シャア「頼むからここではやめてくれ」
ハマーン「…………」
アムロ「シャア、やっぱり君はフォローを入れるべきだオボロロロロロロ」
シャア「だからやめろと」ウワアアアアアアアア
シャア「ハ、ハマーン?」
ハマーン「…………」
シャア「その、昨日はすまなかった」
ハマーン「…………」
シャア「私がお前を傷つけるようなことを言って悪かった、すまん」
ハマーン「……本当にそう思っているのか?」
シャア「(あ、喋った)ああ、勿論だ」
シャア「ありがとう、ハマーン」
ハマーン「ふん……」
アムロ「ナイスフォローだ、シャア」
シャア「まずはゲロを拭け」
アムロ「シャア!今日もアイマスかい?」
シャア「勿論だ。やよいをトップアイドルにするまで、プロデューサーとしての私の戦いは終わらんよ」
アムロ「僕も千早を精一杯育てるさ!お互い頑張ろう!」
シャア「ああ!」
シャア「ハマーンか。何だいきなり」
ハマーン「その……あの……」
シャア「ん、なんだ。 はっきり言ってみろ」
ハマーン「ああ……」
ハマーン「『アイマス』とはなんだ?」
シャア「うっ」
シャア(ここで『アイドルをプロデュースするゲームさ(キリッ』などと言ってみろ、ハマーンの機嫌がアクシズのように地に落ちるのが目に見える)
シャア(あのアルテイシアがあんなにも露骨に嫌な表情を見せたんだ、ハマーンならどうなるか……)
シャア(ここは嘘で切り抜ける!可哀想だが……無駄死にではないぞ、クラウン!)
シャア「アイマス?ああ、クラウンがやけに奨めて来るあれか」
ハマーン「でもしかし、さっきアムロとアイマスだとかやよいがどうとか言っていたではないか」
シャア「」
ハマーン「どういうことだ?シャア」
シャア(しまったああああああああああ)
シャア(雪歩の如く墓穴を掘ってしまった!ええいっ!クラウンめ、役に立たん!)
ハマーン「トップアイドルだとかプロデューサーだとか言っていたな……」
ハマーン「ひょっとしてそれはアイドルをプロデュースしてトップアイドルに育てるとか言うゲームじゃないだろうな?シャア」(キリッ
シャア(何故あれだけの単語でそこまで分かる)
シャア(こいつのニュータイプ力を甘く見すぎていた)
ハマーン「ん?どうなんだ、シャア」
シャア(もう全てを話すしかないのか……)
ザッ
ジュドー「あれ?ハマーンさんに……ロリコン大佐?」
シャア「!」
ジュドー「いや、これから帰るとこだけど……何かあったの?」
シャア(今だ!)ダッ
ハマーン「あっ!待てシャア!」ダッ
ジュドー「ああっ、二人とも!」
ジュドー「……一体何だったんだ?」
ジュドー「ま、俺は春香さんでも攻略しますか!」
ハマーン「シャア!待てっ!シャア!」ガシッ
シャア「くっ!なんという機動力だ!」
ハマーン「貴様が遅いだけだ!さあ話してもらうぞ!」
シャア「くっ……万事休すか……」
シャア「……というわけだ」
ハマーン「だから私に内緒にしていたのか……」
シャア「なんだと?」
ハマーン「何を隠れてこそこそしているのかと思ったらこんなことか……」
シャア「こんなこととはなんだ!」
ハマーン「途端に強気になりだしたな」
シャア「うっ……」
ハマーン「だが、私に隠れてしていたというのが気に入らん」
シャア「……」
ハマーン「男ならもっと堂々としていろ、それだけだ」フッ
シャア「……助かった、のか」
既にみんなのアイドル
ハマーン様は全国一億人のアクシズ将兵が誇るアイドルだろうが
マリーダ「バナージ、今日は何か用事などあるか?」
バナージ「いや有りませんが……」
マリーダ「そ、そうか なら…………」
バナージ「マリーダさん……/////」
アムロ「チッ」
カミーユ「くそっ」
シャア「やあアムロ、カミーユ」
シャア「大したことではないのだがな……」
アムロ「ハマーンにアイマスが認められたとは……」
カミーユ「良かったですね、クワトロP」
シャア「はっはっはっ、いやなに、はっはっはっ」
カミーユ「修正してやるっ!」バキィッ
シャア「何故ッ」
アムロ「カツでも殴ればいいじゃないか……」
昼
ハマーン「シャア、良かったら今日もどうだ?」
シャア「ああ、頼むよ」
シャア(やよいの為やよいの為やよいの為)
マリーダ「ほら、口を開けろ」
バナージ「え!?いいですよ……自分で食べますから!」
マリーダ「……」
マリーダ「……嫌なのか?」ウルッ
バナージ(うっ……)
バナージ「い、いえ……少し恥ずかしくて」
マリーダ「? 恥ずかしがる必要は無いぞ?ほらっ、あーん」
バナージ「は、はい……あーん」
カミーユ「」ガンガンガンガンガンガンガンガンガン
カツ「いっ、痛いっ、やめてくださっ、がっ……痛い……ぐうっ……がはっ」
シャア「成長したな、カミーユ」
ハマーン「どこがだ」
やよい『やりましたー!遂に私、トップアイドルになれましたーーーっ!!うっうーっ!!!』
シャア「…………」
ガチャ
アムロ「シャア、アイマスは……おお!」
シャア「アムロ……私は遂に……遂に……やったのだ…………」
アムロ「な、泣いている……」
アムロ「わあああああああああああああ!!」
シャア「テンション上がってきたああああああ!!」
アムロ「僕もうだめだあああああ!!もうダメだっ!アムロ、イッキまーす!!」ヌギヌギ
シャア「この私、シャア・アズナブルが裸になろうと言うのだよ!!」ヌギヌギ
アムロ「エロだよそれはwwwwww」
ハマーン「ふふふ……シャアにまた弁当でも作ってやるかな、おっともうこんな時間か」
ハマーン「今日はシャアの家で料理を……ふふ」
ハマーン「おい、シャア!待たせたな!」バタン
シャア「えっ」←全裸
アムロ「えっ」←全裸
(抱き合っています)
ハマーン「…………き、貴様らぁあああああーーーっ!!」
やよい『うっうーっ♪』
シャア「すまん」キリッ
アムロ「悪ふざけが過ぎたな」キリッ
(全裸でフルチンで正座中)
シャア「いや本当にすまん な、やよい」
やよい『うっうーっ!』
アムロ「流石シャアだ……既にやよいと会話まで……」
ハマーン「殴るぞ」
シャア「いや……その、着たいのはやまやまなんだが……」
ハマーン「どうした」
アムロ「女性の目の前で着替えるなんてはしたないじゃないか」←フルチン
ハマーン「全裸でなにを言っている……」
ハマーン「腑に落ちんが……まあいい」
ガチャリ
ハマーン「…………」
セイラ「ただいまー……ってあら?ハマーンさん?」
ハマーン「いや、馬鹿共の面倒を見ていただけだ」
ピキーーーーン
セイラ「兄さんとアムロですね、すみません」
アムロ「やあ、おはようカミーユ」
カミーユ「おはようございます、アムロ大尉」
アムロ「……どうした?その腕の傷?」
カミーユ「骨折しちゃいました、ははは」
アムロ「さあ……もう今頃は来ているはずなんだが」
カミーユ「ところでアムロ大尉、アイマスはどうです?」
アムロ「ああ、僕も千早をクリアしたよ。そうそう、シャアの奴もやよいをクリアしたらしい」
カミーユ「クワトロ大尉が?……まさか」
カミーユ「アムロ大尉、ちょっと探してきます!」ダッ
アムロ「お、おいカミーユ!」
某グッズ販店
カミーユ「クワトロ大尉!!」
シャア「カミーユ!?何故ここに!?」
シャア「なぜそれを……アムロか!」
カミーユ「ゲームをクリアしたと思ったら、学校をサボってグッズを買っているなんて……」
シャア「い、いいではないか!! やよいのストラップが欲しくなったのだよ!」
カミーユ「あんたの方が、よっぽどアイマスの重力に引かれているっ!!」
シャア(何も言い返せない)
カミーユ「そんな先輩……」ダッ
シャア「くっ!」
カミーユ「修正してやるーーーーっ!!」
「まあ待ちたまえ、カミーユ君」
シロッコ「私だよ、生徒会長、ハプテマス・シロッコだ」
カミーユ「シロッコ、こんな所で何をしている!」
シロッコ「貴音のグッズを買いに来たのだよ」
シロッコ「ふ、安直に物事を考えすぎるな。私はただ貴音のグッズを買いに来たわけではない」
カミーユ「どういうことだ?シロッコ」
シロッコ「君の手伝いをしに来たのだよ」
カミーユ「手伝い……?」
カミーユ「ああ、しかし何を企んでいるんだ!」
シロッコ「何も企んでなどいないさ。ただ、少しだけ私の力になって欲しい」
カミーユ「力?」
シロッコ「実は予約していた貴音のフィギュアを買いに来たのだが、所持金がライブのチケットで切れてしまってな……」
シロッコ「そこでだカミーユ君、私に金を貸しtカミーユ「ここからいなくなれぇーーーーっ!!」ボゴボゴォ
シャア(お前もだろう)
カミーユ「さ、帰りますよ大尉」
シャア「むぅ……仕方がない……」
シロッコ「くっ……このまま……逃がしはしん…………貴様の心も、一緒に連れてゆくーーーーっ!!」
アイム レディー アイムレイディー ハージメーヨーオー♪ ←(店内BGM)
シャア「どうした、カミーユ」
カミーユ「うわああああああああ!!」
シロッコ「はははは!学校という閉鎖空間からグッズ販店に来てこのBGM!!貴様などには耐えられんだろう!」
シャア「カミーユ!どうしたんだカミーユ!!」←(アニマス見てないから分からない)
バナージ「……あっ!そうだ、オードリー!!」
マリーダ「ああっ!…………だが、……」
バナージ「なんかマリーダさんと一緒にいると、どうでも良くなってきました……」
マリーダ「む…………」
バナージ「……/////」
おい
カツ「あっ、アムロっ、さん、痛いですって、何なんですか、やめっ」
アムロ「………………」
アムロ「シャア、カミーユ、早く帰ってこい」ガッガッガッガッガッガッ
アムロ「ハマーン?そうだ、シャアがどこにいるか知らないかい?」
ハマーン「私が今貴様に聞こうとしたのだが」
アムロ「君も知らないか……」
ハマーン・アムロ「「くそっ、何処だシャア……」」
アムロ「……はっ!」ピキーーーーン!
ハマーン「どうした!」
アムロ「READYが……READYが見えるよ……ララア……」
ハマーン「は?」
ハマーン「分かったのか!?」
アムロ「僕と千早の絆、なめてもらっては困る!!」ダッ
ハマーン「それは私の台詞だ!」ダッ
カミーユ「なんだろう……あれ……高木社長かな……」
カミーユ「こう、バァーって……」
シャア「カミーユ!カミーユうううううううう!!」
シロッコ「………………」グッタリ
バタン
ハマーン「シャア!!」
アムロ「何をやっているんだ、シャア!」ハァハァ
シャア「いや、カミーユが……」
カミーユ「あずささん!あずささあああああああああん!!」
あずさ『ごめんなさい……私、カミーユ君の母親にはなれないみたいなの。ごめんね。』フフッ
カミーユ「エンッ!!」バタリ
ハマーン「よし、行くぞシャア。事情は後で聞く」
シャア(なにこの人 怖っ)
アムロ(お前の幼馴染みだ)
ホラ コッチデスヨマリーダサン フフフ、マテコイツメ ハハッ、ツカマッチャッタ
ハマーン「……で?学校をサボってあの様、と」
シャア「……はい」
アムロ「今回の件、君は大いに反省すべきだ、シャア」
シャア「しかし!」
アムロ「君の気持ちは痛いほどよく分かる。だがな、実効に移すべきではない」
シャア「………………」
アムロ「本気で言っているのか?」
ハマーン「お前も反省しろ変な髪型」
シロッコ「変……だと?」
アムロ(ピンクヘルメットに言われたよこいつ)
アムロ「カミーユは早退するしカツは怪我で入院だし……散々な一日だったよ」
シャア「…………すまん」
アムロ「反省したのならもういいさ、それに言っただろう?君の気持ちも痛いほどよく分かると」
シャア「アムロ……」グスッ
シャア「ふふっ…………はっはっはっ!!」
アムロ「はははははは!」
~♪(ここでEDが流れる)
アムロ「ああ、構わないよ」
スーパー コンペイトウ
マリーダ「おっ、今日はクシャトリヤが安いな」
バナージ「マリーダさん、それピーマンです」
マリーダ「分かっているさ」
バナージ「流石です」
アムロ「長くかかるかい?」 ソレデモボクハ、スーパーノテンインダッ!
シャア「ああ。恐らくな」 キサマニワタスカネナドナイトイッタハズダ!
アムロ「じゃあ僕は食玩ガンダムでも探すとするよ」 シィーーーーーズメェーーー!!
シャア「分かった」
アムロ「おや、今日は食玩が全てハンブラビしかないとは」ヨマヨイゴトヲ!
アムロ「いつの間にか担架で運ばれていったカツにお見舞いで持っていってやるか」
シャア「ああ。そちらもか?」
アムロ「ハンブラビしか無かったよ。ははは」
シャア「そうか、では帰艦する!」
シャア「ただいマラサイ」
セイラ「おかえり……リ……リ……リーンホース」
シャア「やるな、アルテイシア」
アムロ「なんの挨拶だ」
アムロ「最初からそのつもりさ」キリッ
シャア「ははは、こいつめっ!」
アムロ「はははは!」
ハマーン「…………」ギリッ
マリーダ「今日は買い物を手伝ってもらってすまなかったな」
バナージ「いえいえ、気にしないでください!」
マリーダ「どうだ?良かったら夕飯を食べてかないか?」
バナージ「え!?良いんですか!?」
マリーダ「構わない。むしろ礼として食べていってくれ」
バナージ「じゃあ、お言葉に甘えて……」
オードリー「…………」ギリッ
シャア「食べ終わったか、では……」
アムロ「ああ……」スタスタ
セイラ「あの二人、やっぱり仲がいいわね」
[キラメキラリ]
シャア・アムロ「フッフーーーーー!!!!」
アムロ(まあいいや)
シャア「フーーーーーー♪!!」
アムロ「フッフーーーーー♪!!」
ハマーン(あの二人に全く付け入る隙がない……)
ハマーン(アイマスというのがあれほどまでに強力だったとは……)
オードリー「あ、ハマーン」
ハマーン「! ミネバ様!?」
ハマーン「? なんでしょう?」
オードリー「いやな、知り合いがな、人の見ている目の前でイチャイチャし始めてな」
ハマーン「…………」
オードリー「ビックリするぐらいの速さでフラグを回収して……」
オードリー「そして……」
ハマーン「………………」
オードリー「ん?」
ハマーン「いやなんでもありません。ただ世界は狭いなと思いまして」
オードリー「??」
ハマーン「……む!?」
オードリー「どうしたハマーン?」
ハマーン「そうか……そうすれば良いのか!」
ハマーン「ミネバ様!アイドルですよ、アイドル!!」
プル「プルプルプルプルプル~~~~~♪」
プルツー「プル~待て~~」
プル「あははははは!!」
マリーダ「微笑ましいな」
バナージ「ええ……童心に帰りたくなりますね」
マリーダ「童心…………、か」
ついうっかり間違えた
バナージ「……どうしました?」
マリーダ「いや、何でもない……」
オードリー「楽しそうだな」
バナージ「!?」
マリーダ「!?」
オードリー「嘘を吐かないで。仲良くスーパーで買い物しながら私を探していたの?」
バナージ「うっ……」
マリーダ「姫様、悪いのはこの私です。彼を責めないでください」
バナージ「マリーダさん……/////」
オードリー「…………」
オードリー「私が何故逃げていたか分かる?」
バナージ「……え」
オードリー「あなた達に仲良くしてもらいたかっただけ……」(うそです)
マリーダ「ひ、姫様……」
バナージ「オードリー……」
オードリー(これで、良いのだな、ハマーン……)
シャア・アムロ「フッフゥーーーーーっ!!!!」ダダダダダダ
シロッコ「寄付を!天使を降臨させるための寄付をォーーーー!!」ダダダダダダダダダダダ
マリーダ「…………」
カミーユ「俺には分かる!貴音厨は、生きていてはいけない人間なんだ!!うおおおおおおおぁぁああ!!!」ダダダダダダダダダダダダ
オードリー「…………」
ヤザン「ピヨちゃん!ピヨちゃん!うっ!……ふぅ」ダダダダダダダダダダダダ
http://www.youtube.com/watch?v=UE27t_LJpx0
ギレン「響は貧乳ではなかった!!何故だ!」
シャア「詐胸だからさ……」
カテジナ「貴方が悪いのよ……ウッソ、貴方は子供の癖に性欲が強すぎるから!!」
ウッソ「律子さんで抜くことの何が悪いんですか!おかしいですよ!カテジナさん!!」
ヒイロ「任務……完了」ドヤ
五飛「くっそおおおおおおお!!!」
ラクス「キラ、そろそろ働いて……」
キラ「ごめんよラクス、でも……もうどうしようもないんだ……」
キラ「美希は可愛いんだ……みんなの好みが、同じならいいのにね」
東方不敗「ドォモォォォォォォォォォォン!!!」
東方不敗「流派!アイドルマスターは!!」
ドモン「水瀬の風よ!」
東方不敗「デコ!」
ドモン「ツンデレ!」
ドモン・東方不敗「見よ!765プロは赤く燃えている!!!」
東方不敗「ぐふっ……」
ドモン「師匠……?しいいいぃぃぃぃぃぃしょおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」
ロラン「なんですか……ってまた女の子の服!?もう嫌ですよ!!」
グエン「いいから……いいからほら、ふ、ふふふふふふ!!!」
ロラン「ぎゃおぉおおん!!」
ガロード「働いたらな」
ティファ「…………」
ジャミル「そんな無茶な!亜美も真美も私を待っているのだぞ!」
ガロード「無茶っていうな」
ティエリア「またか」
ロックオン「手がつけられねぇ」
アレルヤ「でもこの雪歩って子、可愛いと思うな」
ソーマ「……ほう?」
アレルヤ「あっ」
ハム「抱き締めたいな!ガンダム!!」
ティエリア「向こうは相変わらずか」
黒井社長『ハハハハハ!!我が世の春が来たァーーーーーッ!!!』
シャア「なんという……」
アムロ「シャア!!」
シャア「分かっている!こんな事務所に負ける私達ではない!!」
ハマーン「結局、こんな衣装を着ることになってしまった……」フリフリ
ハマーン「ふふ……いけるぞ!」
シャア「勝ったああああああああああああああああああ!!!」
アムロ「やったああああああああああああ!!もうダメだっ!アムロ、脱ぎまーーーーっす!!」カチャカチャ
シャア「ならば今すぐ愚民に服を脱がせてみろwwwwwww」ヌギヌギ
アムロ「なnバターン ハマーン「シャア!見ろこの服を……」
シャア「」←服パージ中
アムロ「」←服パージ中
ハマーン「な……」
終わり
えっ
オードリーはどうなった
まだシャアとハマーン様のいちゃラブがまだなんですが…
オードリーは二人を優しく見守っているよ……
>>373
多分絶対無いよ
またガンダムSS書くかもしれない
バナージとマリーダさんがイチャイチャしてたら多分俺です
本当にありがとうございました!
アニマス見てて、「あ、これシャアとアムロでも行けるな」と思って書いた
書いてて本当に楽しかった! ちなみにアイマスで一番好きなのは響
ぶっちゃけバナージとマリーダさんをイチャイチャさせたかったって言うのが一番の理由
マリーダさんが可愛かったから許す
乙
乙
乙
ありがとうシャア!
ありがとう>>1!
そんなこと言わずに!
アイマスデビューでシャアみたいになろうよ!
Entry ⇒ 2012.08.20 | Category ⇒ ガンダムSS | Comments (9) | Trackbacks (0)
アムロ「ガンダム、売るよ!」ジュドー「ZZも、売るよ!」
アムロ「いらっしゃい!いらっしゃい!」
シャア「安いよ安いよ!」
カミーユ「お得ですよー」
ここは894番コロニー「オリコン」
ここでは各作品の主人公もしくはヒロインによる過酷な売り上げ競争が行われていた……
デラーズ「これにギレン閣下の演説は収録されているか」
アムロ「はい、まあ……」
カミーユ(汗臭いな)
デラーズ「儂が全て頂こう!」
ガトー「頂こう!」
アムロ「毎度ありがとうございます!」
チーン
【ファーストガンダム完売しました】
シャア「ちぃぃっ!」
ジュドー「流石はアムロさん、貫禄見せつけてくれちゃって」
カミーユ「それに比べて大尉は……」
シャア「な……何が言いたい、カミーユ…!」
ジュドー「いらっしゃい!いらっしゃい!いらっしゃい!」
カミーユ「安いですよ!安いですよ!」
シャア「赤い彗星が出てるよ出てるよ!」
「………Zガンダムはあるかな」
カミーユ「はい、いらっしゃいませー!」
カミーユ「あの…そんなにありませんけど……」
ジュドー「って、ま、マシュマーさん!」
マシュマー「げっ!ジュドー・アーシタ!」
マシュマー「……そうか、ハマーン様が初登場なさった全てのZガンダムディスクを我が手に納めたいものだが…仕方あるまい。あるだけで構わないから全て欲しい。」
カミーユ「毎度あり!」
チーン
【Zガンダム完売しました】
シャア(………これは!)ピキーン
マシュマー「それがその……何というか今回、自分が出演している作品の購入は御法度なのだ…」
ジュドー「えええ!」
シャア「マシュマー君と言ったか。君にそれはそれは大変お得なお知らせがあるのだが」ちょいちょい
マシュマー「な、な、な、なんだ!」
シャア「この作品にはハマーンにそっっっっっくりな声色の女が出ているのだぞ!」
マシュマー「へぇ」しらーっ
シャア「え……えっ?」
マシュマー「私が敬愛しているのはハマーン様であって、声優ではない」きっぱり
シャア「 」
ジュドー「ま、まぁ…正論だね。」
マシュマー「では、失礼する」
シャア「 」
ジュドー「あーあ…シャアさんったら、はしゃいじゃって。てっきり出演するもんだと思い込んで勝手にオファーの来てないアニメの制作パーティーに参加しちゃう声優くらい恥ずかしいよね」
遅いんだよ私が先だ
シャア「シャアだよ!赤い彗星だよ!カッコいいよ!」
ヒュウウゥゥ………
ジュドー「……売れないなぁ」
シャア「………むぅぅ」
プル「ジュドー!手伝いに来たよ!」プルプルプルー
ジュドー「プル!」
シャア「!?」
ジュドー「まぁね。Zガンダム見たら大抵の人は見てくれると踏んだのが甘かったかな…」
プル「前半のギャグシーンが長すぎたのが良くなかったのかムーンムーンが良くなかったのか…」
ジュドー「ヤザンさんとプルとマシュマーさんの退場が早すぎたのかもな。あと悪役がグレミーさんじゃあなぁ……ハマーンさん独りに任せときゃ……」
プル「ハヤト艦長が語感の良いおじさんに殺されちゃったけど、テコ入れにしては盛り上がりに欠けちゃったしね……」
プル「OPもEDも設定もMSもキャラクターも悪くなかったよね……」
ジュドー「特に女の子はね」
ジュドー・プル「…はぁ」
シャア「いただこう」ぬっ
ジュドー「ええっ!?」
プル「お、おじさん、さっきの話聞いてたでしょ…?」
シャア「どうということはない!全部だ!全部貰おう!」
ジュドー「ま……毎度……」
プル「ありがとうございます………」
ジュドー・プル・シャア「!?」
プル「ええっ!なんでよ!」
ジュドー「なになに、『シャアは第1話のナレーションとエレベーターの回想とそれからOPで吠えていたため不可』」
シャア「そ、それくらい、どうということは……」
ブブーッ
プル「あまりに存在感がありすぎるため不可、だって」
ジュドー「ま……まあ、未だに言われてるもんね」
シャア「若さ故の…過ちか………」
ジュドー「……アンタあの時良い歳だったでしょうに」
ジュドー「…ちょっと、それどういう意味だよシャアさん」
………そう、不朽の名作、逆襲のシャアが売れない理由
それはある独りの女の『プレッシャー』によるものだった
キャラ「ほら、ハマーン様早く行かないと売り切れちゃいますよ。それにハマーン様も『あの作品』を売らなきゃならないんですから!」
ハマーン「売り切れる心配はない」ゴゴゴゴゴゴ
キャラ「そ……そうですか」
ハマーン「……やはりこの格好は……まずいのではないか」
キャラ「大丈夫です。ご覧くださいネオジオンの男どもの反応を」
マシュマー「はあああああああああああああああああん!!!!!!!」ジタバタジタバタジタバタジタバタ
ラカン「んふぅううううぅぅうう!!!!!!!!」ジタバタジタバタジタバタジタバタジタバタ
グレミー「ぬひゃあああああああああ!!!!!!!!!!!!」ジタバタジタバタジタバタジタバタジタバタジタバタ
ハマーン「………」
キャラ「ハマーン様!ファイト!」
ハマーン「……ああ」
シャア「シャアだよ!赤い彗星だよ!カッコいいよ!死んじゃうよ!」
ハマーン「おい」
ジュドー「あ、ハマーンさん」
シャア「は、ハマーン!?」
ハマーン「ふん。まだ完売していないのか、情けないやつめ」
シャア「ハマーン!……また私の邪魔をしに……」
ハマーン「わ、わたしはハマーンではない……」
バッ
ハニャーン「ハニャーン(14)です!!!!!」
シャア・ジュドー「!?!?!?」
ハニャーン「………///」
シャア「ま……またお前、そんな格好を………」ヒキッ
ハニャーン「きょ、きょうはCDAの販売に来たんですから……仕方ないでしょうシャア大佐///」はにゃっ
シャア「う………」
ハニャーン「こうしたら売れると……皆が言うから………」はにゃはにゃっ
シャア「ぐ………」
マシュマー「番外編が無ければ!無ければああああああああ!」やんややんや
ハニャーン「や、やだっていったんですよぉ………」はにゃーん
ジュドー「か………」
プル「かわいい………」
ジュドー・プル(CV榊原良子には無理があるけど)
ラカン「裏切ってしまったお詫びも含め、このラカンめが一億部くらい突破させて差し上げたいが、生憎私も出演を果たしてしまっている」
ラカン「こうなったら知り合いの居る戦艦と警視庁と道場に連絡を!」めるめるめるめる
マシュマー「私もニートとアメリカと女子高の教師に!」めるめるめるめる
ドカッ
キャラ「………やめなっつうの!」
ドドドドドドドドドドドド
アムロ「俺が先だ!」
ブライト「私だ!」
マシュマー「出てようがいまいが関係あるまいに!!」
ハサン「は、ハマーンの身体データは貴重な資料でだな……その……」
ヘンケン「すまないエマ中尉!すまないエマ中尉!」
カミーユ「バカじゃありませんか!たかだかハマーンですよ!ですからね、これはバカな大人達には渡せませんよ!」
ハニャーン「アクシズのハマーンさんもありますから、押さないでください!押さないください!」はにゃはにゃっ
プル「結局みんな欲しいんじゃん」
ジュドー「じゃあ俺も記念に一冊…」そおっ
プル「……」ジロッ
ジュドー「じょ、冗談!!」
【CDA・アクシズのハマーンさん完売しました】
ハマーン「ふっ…しかし、シャア。情けないものだな」
一同(変わり身早っ!)
シャア「ふん……お前のように見かけ倒しの販売をしていないだけだ。別に」
ハマーン「そうか。では儲かった金でそれを全て貰おうかな」ニヤッ
シャア「!?」
シャア「は、ハマーン、何のつもりだ!」
ジュドー「……何のつもりも」
プル「……ね」
シャア「お前のことだ何か企んでいるに違いあるまい!そうか!逆襲のシャアの悪いところを書き連ねた冊子を添えてアクシズ中にバラまくつもりか!」
ハマーン「ふっ、確かに逆襲のシャアの至らない点について100個は言えるな」
シャア「ちぃぃっ!立場を盾にハマーン、お前は……」
ハマーン「しかし、良い点は101個言える」
シャア「!」
シャア「は……ハマーン……」
ハマーン「………ふっ」
【逆襲のシャア完売しました】
プル「…なんじゃそりゃ」
ジュドー「いい話だな……ううっ……」
ジュドー「そうだな。ZZを売らなきゃな!」
プルツー「ちょっとまだ売れてないのか」
プル「あ、プルツーだ!」
プルツー「ったく、なさけないな」
プル「ごめん……」
ジュドー「ごめん………」
プルツー「あー!もうあたしも手伝ってやるよ!」
ジュドー・プル「プルツー!」ぎゅっ
プルツー「お、大袈裟だな……」
プルツー「いらっしゃい!いらっしゃい!いらっしゃい!」
ジュドー「いらっしゃい!いらっしゃい!いらっしゃい!いらっしゃい!」
シロー「僕らもお店開こうか」
アイナ「そうねシロー///」
【完売しました】
プル「………」
ニナ「買ってくださいねー」にっこり
コウ「ひいいっ!」
【完売しました】
ローラ「あの、ええっと……」
ローラ「∀、買ってくださいね」にっこり
グエン「はああああああ!!!!買いたいのに買えないこのジレンマ!!最高!!!」ゴロンゴロンゴロンゴロンゴロンゴロン
【完売しました】
プルツー「…………」
シーマ艦隊一同「いらっしゃい!いらっしゃい!いらっしゃい!いらっしゃい!いらっしゃい!シワシワになるまえのシーマ様だよ!」
ガスッ!
シーマ「…今でもピチピチさね」
【完売しました】
ジュドー「…………」
プルツー「売れないね」
プル「うん」
ジュドー「あ、カミーユさん」
プル「おっきな荷物もってどうしたのさ」
カミーユ「劇場版Zだよ。今から売るんだ」
ジュドー・プル・プルツー(チャーーンス!!!)
ジュドー「ってことは、便乗してZZも!」
プル「やったねジュドー!」
カミーユ「いや、それがさ、その……」
カミーユ「……これ、ZZに繋がらないんだ」
ジュドー・プル・プルツー「えっ」
ジュドー「………もういいや、どうでもいいや」
プル「じゅ、ジュドーしっかり!しっかりしてよ!」
プルツー「負けるなよジュドー!」
ジュドー「もうだめだ、もうだめだ、もうだめだ」
プル「ジュドーがこわれちゃった……」
プルツー「ま、まぁ仕方ないっちゃないかも………」
プル「いらっしゃい」
プルツー「Zガンダムならあっちだよ」
マリーダ「いや、ちがいます。ZZを」
プル「はい、じゃあ……」
プル・プルツー「ってええっ!」
マリーダ「………」
プル「あれ、そういえばどっかでみたような」
プルツー「うーん………」
マリーダ「私ですよ、姉さん」
プル・プルツー「あっ!」
プル・プルツー「プルトゥエルブ!」
マリーダ「……はい」
ジュドー「本当か!」
プルツー「妹が、妹が買ってくれたんだ!」
マリーダ「は……はじめまして」
ジュドー「ありがとう!ありがとう!」ぎゅっ
マリーダ「でも私、一個しか買えなくて……」
プル「いいんだよ、ありがとう!」
マリーダ「………でも」
ポンっ
ジンネマン「全部頂こうか」
マリーダ「マスター!」
プルツー「さ……さあ」
ジンネマン「マリーダの父親みたいなもんだ」
マリーダ「マスター……?」
プル「そっかーじゃあプルのお父さんってことにもなるよね!」
ジンネマン「えっ」
プルツー「そうか、じゃあ私もだな」
ジンネマン「ま……まあ、そう言うことに………」
ジュドー「じゃあ俺の父親ってことにも!」
ジンネマン「やめろ」
プルツー「バカじゃないのかジュドー」
プル「やーいジュドーの仲間外れ!」
マリーダ「………」
マリーダ「ふふっ………」
ジンネマン(……マリーダが笑った?)
ジンネマン「あれっ」
ジンネマン「………あれっ」
ジンネマン「………」
ジンネマン「足りない」
ズコーッ
マリーダ「………マスター」
ジンネマン「す……すまん……」
プル「仕方ない……よね」
ジンネマン「うぐっ……」
マリーダ「泣かないで下さいマスター……」
「お待ちなさい!」
一同「!?」
プル「だ、誰!?」
オードリー「あなた方の家族愛に免じてここは私が支払いを持ちましょう」
ジンネマン・マリーダ「ひ、姫様!」
プル「あ、ミネバ様……」
プル「ミネバ様……?」
プルツー「えっ」
ジュドー「な……なんかデカくない?」
ジュドー「う、うん………」
プル「わ、わあ、ブラックカードだ………」
プルツー「でもミネバ様、ZZに出演してたんじゃ……」
オードリー「アレは偽物だったじゃありませんか。ですから問題はないはずです。それに今の私は……」
オードリー「オードリー。オードリー・バーンです」バッ
バナージ「流石だよオードリー!」パチパチ
オードリー「あらやだバナージ、恥ずかしいところを見られてしまったわ///」
バナージ「太っ腹なところも大好きだよオードリー///」いちゃいちゃ
オードリー「私も大好きよバナージのこと///」いちゃいちゃ
ジンネマン「………」
マリーダ「………」
ジュドー「……何のこっちゃ」
プル「……ね」
ドズル「離れろ小僧ォオオォオオォオオォオオォオオ!!!!!!!!」ドコォ!
バナージ「ひいぃ!」
オードリー「お、お父様!?」
ドズル「おお、ミネバ。勿論ガンダムUC、全部買うぞ!」
オードリー「戦いは数ですものね!」
ドズル「ね!」
ジュドー「わ……ワォ……」
【ガンダムUC完売しました】
プル「プルプルプルー!お家に帰れるよ!」
プルツー「ありがとう、マリーダ」
マリーダ「いえ……私は」
ジンネマン(幸せそうだな、マリーダ……)
ドズル「小僧!離れろ!離れろ!」ぐいっ
バナージ「それでも!それでもぉぉぉ!」ぎゅうぅっ
オードリー「イヤだわバナージ///」
ジュドー「ま、希望を言えば新約ZZも作って欲しいところだけど」
プル・プルツー「ね」
こうしてZZは無事完売しましたとさ
めでたしめでたし
カミーユ「おーい」
カミーユ「誰か劇場版Zガンダム、買ってくださいよー」
カミーユ「ねえ!」
おわり
だからZZは何も悪くないのです
本当にありがとうございました
イリアさんは貰っていきますね
新訳Zはやっぱり売れ残るんですね
Entry ⇒ 2012.08.10 | Category ⇒ ガンダムSS | Comments (0) | Trackbacks (0)
刹那「ポケットモンスター 赤・緑?」
刹那「一体それはなんなんだ?ティエリア」
ティエリア「慌てるな刹那、俺もさっき見つけてヴェーダのデータで照合したばかりだからな」
ロックオン「お、なんだか面白そうなことしてるじゃねぇか」
アレルヤ「へぇ、昔のゲームなんだ」
ティエリア「実は赤と緑だけじゃなくて青と黄色もある、誰がどのバージョンをするんだ?」
アレルヤ「じゃあ僕は黄色かな」
刹那「俺は赤と青だ」
ティエリア「おい刹那、なんで君だけ二つなんだ、俺のバージョンはどうするんだ」
刹那「知らん、それにエクシアやダブルオーは青色だろ、そしてトランザムすると赤くなるからな」
ティエリア「トランザムは全員に言えることだろう、だから僕に赤を渡すんだ」
刹那「嫌だ、トランザムは譲れない」
刹那「問題ない、持っているという事実が重要なんだ」
ロックオン「ならティエリアに赤を貸してやればいい、そうすれば所有者はお前のままだ」
刹那「それも一利あるな、ティエリア、お前にこれを貸そう」
ティエリア「これは元々僕の物なんだけどな…」
刹那「さっそく初めてみよう」
刹那「名前…コードネームか?『刹那・F…』漢字がないぞ、ロックオン!」
ロックオン「俺だってわからねぇよ!平仮名で入力するしかないんじゃないか?」
ティエリア「入力できるのは平仮名、または片仮名で五文字までだ」
刹那「了解、なら『せつな』と入れておこう」
アレルヤ「じゃあ僕は『アレルヤ』かな」
ティエリア「……………」
刹那「どうした?ロックオン、ティエリア」
アレルヤ「よく見たら入力できる文字に小文字がないね…だからこうなっているのかな…」
ハロ「貧乏クジ!貧乏クジ!」
刹那「なるほど、ロ『ッ』クオンとテ『ィ』エリアだからか」
ティエリア「俺も『テイエリア』だと少しおかしいと思うからな」
刹那「ならコードネームの下の名前を使えばいいんじゃないか?」
ロックオン「それだ刹那!なら俺は『ストラトス』、これでいけるな!」
ティエリア「なら俺は『アーデ』か、贅沢は言えないな」
刹那「ティエリアはすでに贅沢を言っていると思うがな」
ロックオン「俺たちは世界に喧嘩を売ったんだ…だから俺たちのライバルは『せかい』だ!」
ティエリア「同感だな、俺もそうしよう」
アレルヤ「僕は…ピーリス中尉かな…ライバルと言えるかどうかはわからないけど」
刹那「そういう選択肢もあるなら俺は『グラハム』といったところか」
ティエリア「全員決まったな、ゲームが始まるぞ」
ティエリア「それは『オーキド博士』というようだ、有名な博士らしいぞ」
刹那「なんでもいいがこのイベントは飛ばせないのか?」
ティエリア「飛ばせないし飛ばしたらポケモンが貰えないだろう」
刹那「なるほど、ストーリーに関わってくる人物なのか」
ティエリア「そうだ、俺もよくわからんがな」
ティエリア「そうみたいだな、俺はどれや選ぶか…」
ロックオン「俺はこのフシギダネだな」
アレルヤ「あれ…僕は一種類だけ?」
ティエリア「ピカチュウバージョンだからじゃないのか?」
刹那「それはずるくないか?」
ティエリア「なら最初からそれを選べばよかっただろ?」
ロックオン「まぁまぁ、最初の三体はあとからでも手に入るだろ?」
ティエリア「いや、ピカチュウバージョンでしか手に入らない」
刹那「そのソフトを寄越せ、アレルヤ」
ロックオン「刹那!そういうのはダメだろ!」
ティエリア「ちなみにこのゲームにはポケモンを交換することができるからな」
ロックオン「わかった!俺のやつをやるから!」
刹那「本当か?」
ロックオン「あぁ、嘘は言わねぇ」
刹那「わかった」
ロックオン「まぁ俺はフシギダネだよな」
アレルヤ「僕はピカチュウしかないけどね…」
ティエリア「僕は…フシギダネにしておこう」
刹那「よし、俺はトランザムのヒトカゲにするぞ!」
刹那「おい、弱点をついてきてるぞ」
ティエリア「そういう仕様だ、ずるくはない」
ロックオン「苦手な相手だろうと狙い撃つぜ!」
アレルヤ「僕の相手はイーブイだから弱点ではないんだけどね…」
ロックオン「ニックネームなんていらねぇ!いけ!フシギダネ!」
ティエリア「僕も同じくニックネームに興味はないからね、いけ!フシギダネ!」
アレルヤ「いけ!ピカチュウ!」
ハロ「デ『ュ』ナメス!ケルデ『ィ』ム!」
ロックオン「うるせぇ!ハロ!」
刹那「最初のジム戦だ、油断せずに行くぞ!トランザムッ!」
アレルヤ「ちょっと待って!僕たち相性的に不利じゃない!?」
ロックオン「そんなの俺だって知らないわけだし平等なんじゃないのか?」
ティエリア「僕はヴェーダから情報を読み込んでいるから選んだのだけどね」
アレルヤ「なにか捕まえなきゃ…」
刹那「俺にはOガンダムと、エクシアとトランザムがいる!」
ロックオン「だから言わんこっちゃない」
ティエリア「君は相性というものを考えた方がいい」
刹那「うるさい…俺にはこいつしかいないんだ…!」
ロックオン「いや、捕まえてこいよ」
アレルヤ「僕も捕まえたいけど有効なポケモンが出てこないんだよね…」
ティエリア「マサラタウンで釣り竿を使ってポケモンを釣り上げるといい」
ロックオン「で、その肝心の釣り竿はどうやって手に入れるんだ?」
ティエリア「…まだまだ先だったな…どうにかして倒せ、そうしなければ君にガンダムマイスターの資格はない」
アレルヤ「トキワシティの横の草むらになにかいたかな…」
ロックオン「お疲れさん、俺はもうハナダシティだぜ」
ティエリア「僕はイワヤマトンネルだ」
刹那「負けてられない…!」
アレルヤ「なんとかマンキーを捕まえてきたよ…」
刹那「俺も早く進めないとな…いくぞ!トランザム!」
ロックオン「なんだ?」
刹那「次のジムリーダーはどうなんだ?」
ロックオン「あぁ…なんというか…」
ティエリア「秘匿する必要はないだろう、水タイプの使い手だ」
刹那「水…また俺の苦手な…」
アレルヤ「僕のピカチュウが活躍しそうだ!」
刹那「アレルヤ、お前のピカチュウを寄越せ」
ロックオン「またかよ!」
ロックオン「ピカチュウはトキワの森に出てくるだろうが!」
刹那「今更そんなところまで戻れん」
ティエリア「それは刹那の言う通りだな」
刹那「ティエリアからの許可がおりた、寄越せ」
ロックオン「ちょっと待て!言う通りだと言われたが許可はおろしてないだろ!」
ティエリア「別に俺はどっちでもいい」
ロックオン「わかった!俺のピカチュウをやるから!」
ロックオン「やれやれ…」
ハロ「貧乏クジ!貧乏クジ!」
刹那「よし、これでいってみる」
ロックオン「俺のピカチュウが狙い撃ってくれるといいな」
ティエリア「しかしな、ロックオン」
ロックオン「なんだ?」
ティエリア「ピカチュウのレベルはいくつだ?」
ロックオン「16だが?」
ロックオン「なんでそんなこと聞いたんだ?」
ティエリア「見てればわかる、それまで待つんだ」
刹那「ロックオンからもらったピカチュウで…いける!」
ロックオン「いいじゃねぇか、教えてくれよ」
ティエリア「見てればわかる、と言ったはずだが?」
ロックオン「へいへい、わかりましたよ」
ロックオン「どうした?刹那」
刹那「お前がくれたピカチュウがいうことを聞かないぞ!」
ティエリア「やっぱりか」
ロックオン「どういうことだよ、ティエリア!」
ティエリア「自分が捕まえずに交換で手に入れたポケモンはバッジを持っていないということを聞かないんだ」
ロックオン「それを早く言えよ!」
ティエリア「俺も知らなかったんだ」
刹那「あぁ、ロックオンから貰ったピカチュウ、無駄にはできない」
ロックオン「そう…か…わかったぜ」
ティエリア「カスミを倒すとレベル30までのポケモンはいうことをきくからしばらくは大丈夫になるだろう」
刹那「そうか、了解した」
アレルヤ「よし!カスミを倒した!」
刹那「なんだと…!?」
ピカチュウ は めいれい を むし して なきごえ!
刹那「動いてくれ!いうことをきいてくれ!ピカチュウー!」
ロックオン「意外とじゃじゃ馬だったんだな…あのピカチュウ…」
ティエリア「ただ刹那の運が悪いだけだろう」
ロックオン「だといいんだがな…」
ロックオン「お疲れさん、ピカチュウの調子はどうだ?」
刹那「問題ない…わけではないが今のところは大丈夫だ」
ロックオン「しかしそういうシステムがあるのは最初から話してほしかったかもな」
刹那「そうだな、こうなると時間を喰うからな」
ティエリア「しかしまさか刹那がそういう手を使うとは思わなかったがな」
刹那「言うな、俺も仕方なかったんだ」
アレルヤ「どこが!?」
アレルヤ「大丈夫じゃなさそうなんだけど…」
ロックオン「とりあえず、刹那は次いこうぜ」
刹那「そうだな、次のジムに向かおう」
ティエリア「そう急がなくても時間はあるだろう」
刹那「それが今なんだ、明日じゃない」
ティエリア「そうか、なら頑張るといい、僕は少し休憩するよ」
ロックオン「そこはフラッシュを使うといいぜ、見やすくなるからな」
刹那「誰に覚えさせればいい?」
ロックオン「戦闘で使わないポケモンを秘伝要員にするといい、秘伝技は忘れられないからな」
戦闘「了解した、ピカチュウに覚えさせる」
ロックオン「おいおい刹那!もう使わないのか!?」
刹那「冗談だ」
ロックオン「それがいいな、あまり強くなさそうだ」
刹那「他にも秘伝マシンはあるのか?」
ロックオン「フラッシュが秘伝マシン5だからすくなくとも5種類はあるな」
刹那「やっぱりそうか」
ロックオン「俺もわからないけどな」
ロックオン「そうだな、いあいぎりはあるよな」
刹那「問題ない」
ロックオン「で、どいつに覚えさせるんだ?」
刹那「スピアーだ」
ロックオン「まぁ悪くないんじゃないか?」
刹那「そうだな、秘伝要員は戦闘用ではないからな」
ロックオン「それは根気よく挑戦するしかないな」
刹那「了解、トレーナーを倒しながら挑戦してみる」
ロックオン「おう、頑張れよ」
ティエリア「端から見ればゲームの攻略方を教える兄弟に見えるな」
ロックオン「まぁ…そういうもんかもな…」
刹那「ロックオン」
ロックオン「はいはい」
ロックオン「お疲れさん」
ティエリア「もうそれは毎度のことなのか?」
ロックオン「かもな、悪くはないと思うが」
刹那「そういえばティエリアはどこまでいったんだ?」
ティエリア「グレンタウンだな、秘密の鍵を探している」
ロックオン「おいおい、いくらなんでも早すぎないか?」
ティエリア「早いのは悪いわけではないだろう?」
ロックオン「まぁそうだけどよ…」
ティエリア「別に構わないが…」
ロックオン「それじゃあ見せてもらうぜ」
フシギバナ Lv.100
はっぱカッター ほのおのパンチ
わざマシン36 -
ロックオン「なんだこれ…」
刹那「ティエリア!レベル100ってすごいじゃないか!」
ロックオン「そういうことじゃねぇ!」
ティエリア「ヴェーダに裏技を聞いてそれを実行しただけだ」
刹那「俺もレベル100が欲しい…」
ロックオン「それにわざマシンという技はおかしいだろ!」
ティエリア「それも裏技だ、改造ではないから安心していい」
ロックオン「俺が言いたいのはそういうことじゃねぇ!」
ティエリア「俺もやった時は面白かったがやり続けると面白くなくなってきたからな、だからセーブせずに消すつもりだった」
ロックオン「そうなのか?」
ロックオン「まぁそれならいいか…」
刹那「消すくらいなら俺にレベル100を…」
ロックオン「今手に入れてもいうこと聞かないだろ」
刹那「そうだったな、でもそれを乗りこなすのが楽しいんだ!」
ロックオン「ちょっと刹那は黙っててくれ」
ティエリア「じゃあ消すからな」
ブチッ!
ロックオン「それで最後にセーブしたのはいつなんだ?」
ロックオン「なんだか不吉な予感がするが見てみるか…」
さいしょからはじめる
せってい
ロックオン「なにもないってどういうことだ?」
刹那「セーブしてなかったんじゃないのか?」
ティエリア「そういえばセーブした記憶がないな…」
ロックオン「ここまでやったのにデータが消えてたら俺ならやめるだろうな…」
刹那「ティエリア…」
ティエリア「少し一人にしてくれ…」
刹那「あぁ…」
ロックオン「悪いことしちまったなぁ…」
刹那「ティエリアなら受け入れていける、大丈夫だと思うけどな」
ロックオン「そうか、なら俺たちティエリアみたいにならないようにセーブしとかないとな」
刹那「そうだな、俺たちも一旦セーブして休憩するか」
ロックオン「そうだな、連続してすると疲れるからな」
刹那「次はタマムシか…楽しみにしておくぞ」
アレルヤ「よし、ナツメを倒した!」
アレルヤ「ナツメを倒したところだよ」
ロックオン「へぇ、ロケット団も倒したのか」
アレルヤ「まぁね、苦労したよ…」
ロックオン「アレルヤはティエリアみたいにならないようセーブしろよ」
アレルヤ「もちろんだよ」
刹那「じゃあ俺たちは一旦休憩するからな」
第一部 終わり
次回も期待してるぞ
Entry ⇒ 2012.05.30 | Category ⇒ ガンダムSS | Comments (0) | Trackbacks (0)
クワトロ「私、クワトロ・バジーナが便所飯をしているのだよ」
カミーユ「トイレトイレ……!」タッタッタッ
ハロ「カミーユ!ウンコカ!」
カミーユ「……うるさいぞハロ」
カミーユ「ああ、個室が全部埋まってるか……」
カミーユ「あ!一つだけ開いてるぞ!」
ガチャッ
クワトロ「………」モグモグ
カミーユ「す、すいませんクワトロ大尉!」
バタン!
カミーユ「………ん?」
クワトロ「………」モグモグ
カミーユ「って大尉、何してるんです!?」
クワトロ「便所飯だが」モグモグ
カミーユ「……えっ」
アムロ「どうした騒がしいな」
カミーユ「あ、あ、アムロさん!クワトロ大尉が……」
クワトロ「私、クワトロ・バジーナことシャア・アズナブルは便所飯をしているのだよ、アムロ」モグモグ
アムロ「えっ……」
アムロ「べ……便所飯って、情けないぞ!シャア!」
クワトロ「情けないことがあるか。便所飯は素晴らしいのだぞアムロ!」
アムロ「便所で飯を食う……在るべき人間の姿かそれは!」
カミーユ「そうですよ!こんなこと、人間がしちゃいけないんだ!」
クワトロ「これだから、食堂に魂を引かれた人間は排除しなければならないのだ!」
アムロ「なんだと!」
カミーユ「………メリットですって」
クワトロ「第一に個室内では完全に独りになれる。と、言うことはだ。特別な人間でなくとも、手軽にゆっくり、落ち着いて食事を楽しむことができるのだ」
アムロ「でも不潔じゃないか」
クワトロ「そんなことはない。便器は携帯電話より清潔だと言うし、最近のトイレは脱臭機能も優れている」
クワトロ「なにより、トイレに行くために食事を中断する必要がないからな」ドヤッ
アムロ「隣の個室では誰かがウンコしているかも知れないんだぞ」
クワトロ「そんなことは意識しなければいい」
カミーユ「尿の音がBGMっていうのも何だか」
クワトロ「ならば、今すぐ人類全てに食事用の個室スペースを授けてみせろ!」
アムロ・カミーユ(………逆ギレかよ)
クワトロ「違うな。食事の時にのみ与えられる個別の空間の贅沢さ、それが便所飯の魅力だ。要はピクニックに来ている感覚に近い」
カミーユ「……何を言ってるんだかさっぱり」
アムロ「とにかく、みっともないから便所飯は止めろ。ララァが泣いてるぞ」
カミーユ「ですよね。便所飯とか……」
ブライト「便所飯をして何が悪い!!」バンッ
アムロ「ぶ……ブライト」
カミーユ「………艦長!」
クワトロ「その通りだブライト艦長」ギュ
ブライト「あなたも立派な『ベンメシスト』ですな、大尉」ギュ
カミーユ「……べ」
アムロ「……ベンメシスト?」
ブライト「便所飯愛好家を我々の業界ではそう呼んでいる」
クワトロ「逃げの為の便所飯ではない。嗜好の為の便所飯が我々のモットーだ」
カミーユ「何か言葉まで作っちゃってますけど」
アムロ「イかれてるな……」
ブライト「社交場である以上ルールを守らなければならない」
カミーユ「ルールですって?」
アストナージ「二つ。一人使用は最大10分まで」ガチャッ
ヘンケン「三つ。混雑時は便所飯は行わない。ベンメシストは混雑のピークが過ぎた時間、そうだな、15時あたりに食事を行うのがマナーだな」ガチャッ
ハサン「四つ。飲食物持ち込み不可のトイレでは便所飯は絶対に行わないこと。例外はない。」ガチャッ
アポリー「五つ。掃除のおばさんには最大限の敬意を払うこと。」ガチャッ
ロベルト「見かけたら『いつもありがとうございます』と声を掛けるべきだ。必ずな。」ガチャッ
ブライト「六つ。ゴミはキチンと持ち帰る。また、トイレに置きっぱなしのゴミもあれば一緒に処分する。トイレに対しても感謝しなければならないな」
アムロ「……もしかして全員、便所飯してたのか」
ヘンケン「なんとなく便所飯していることに後ろめたさがあったのですが」
ロベルト「大尉達に心打たれました。今日から胸を張って、便所飯をしているといえます!」
クワトロ「ははっ、こいつめ!」
アムロ「………アホか」
アムロ「か、カミーユ?」
カミーユ「ベンメシにおすすめの場所を教えて下さい大尉!」
クワトロ「そうだな……デパートやホテルは初心者向きではあるな。この戦艦のトイレは初心者には少し難しいがカミーユ、君ならやれる」
カミーユ「そうか……」
カミーユ「やってみます!僕もベンメシ、やってみますよ大尉!」
アムロ「えぇ………」
アムロ「流行らないだろう」
クワトロ「ふふふ……はははははは!!」
アムロ「何を笑ってるんだ」
クワトロ「いま計算してみたが、これから便所飯は大体人類の半数位には流行すると見た!」
クワトロ「これからアーガマ中に便所飯の素晴らしさを広めてくる、行くぞカミーユ!」
カミーユ「はい!大尉!」
アムロ「………馬鹿なことはやめろよ、シャア」
ミネバ「便所飯は楽しいなぁハマーン」モグモグ
ハマーン「ミネバ様!おやめくださいミネバ様!」ドンドン
シロッコ「便所飯、気に入った!」モグモグ
サラ「……パプティマス様!おやめくださいパプティマス様ぁ!」ドンドン
ガヤガヤガヤガヤ
クワトロ「ええい、まだか!まだ個室は開かないのか!」
カミーユ「早く食べろよ!」
アポリー「6人並んでますからね、トイレの数を考えるとあと30分は待ちますね……」
クワトロ「……便所飯が流行りだしてからというもの落ち着かなくて適わない」
グチャー
カミーユ「マナーも大分悪くなりましたしね……」
シーン…
アムロ「あれ、誰もいないのか」
アムロ「貸切状態だな」
ハロ「ミンナ!ベンジョ!ベンジョ!」
アムロ「そうか。普通に食堂で食べた方が落ち着くなんて皮肉なもんだな……」モグモグ
ハマーン「………」モグモグ
ハマーン(便所飯を広めたのはシャアだという)モグモグ
ハマーン(今頃シャアも私と同じように便所飯をしているのだろうか……)モグモグ
ハマーン(あ、ある意味シャアと同じ空間を共有しているのかもな///)
キャラ「美しいハマーン様!おやめくださいハマーン様ぁ!」ドンドン
マシュマー「それだけはいけませんハマーン様ああああ!!」ドンドン
便所飯は一人だけど孤独じゃない!
マナーを守って楽しく食べよう!
おしまい
ぼっちだったが開き直っていつも一人食堂だった俺は初めて便所飯の素晴らしさを知ったよ
アムロは取り込まれなかったか
Entry ⇒ 2012.05.23 | Category ⇒ ガンダムSS | Comments (0) | Trackbacks (0)
刹那「修学旅行・・・?」
スメラギ「そう、修学旅行に行くわよ!」
アレルヤ「行くって・・・僕たちがですか?」
スメラギ「そうよ」
ロックオン「おいおい、いきなりどうしたんだ?」
ティエリア「その間のミッションは?」
スメラギ「ヴェーダも計画上この期間はミッションは休止したほうがいいと言っているわ」
刹那「ティエリア、修学旅行とはなんだ?」
ティエリア「だからと言って遊んでいる訳には・・・!」
ティエリア「ロックオン・・・・!貴方まで!」
ロックオン「ただでさえ連携が重要なんだ。こういう機会は大切にしないとな」
ティエリア「くっ・・・貴方の意見も一理ある・・・」
刹那「アレルヤ、修学旅行とはなんだ?」
アレルヤ「ところでどこに行くんですか?」
ロックオン「そりゃ楽しみだ」
ティエリア「そうとは思わない・・・」
刹那「・・・修学旅行・・・?」
刹那「ロックオン修学旅行とはなんだ?」
ロックオン「なんか人数が多くないか?」
スメラギ「生徒役だけじゃもの足りないから教師役もたのんだのよ」
ティエリア「それよりも突っ込むべき所があるはずだ!」
アレルヤ「そうです!なんでみんな300年前の学生服やセーラー服なんですか!?」
ティエリア「更にだ!なぜ僕はセーラー服なんだ!?」
ロックオン「いいじゃないか、似合ってるぞティエリア」
ティエリア「・・・!?そ、そういう問題では・・・///」
刹那「何かの訓練なんだろうか・・・?」
アレルヤ「ティエリア、そのポッキーを一本くれないか?」
ティエリア「・・・アレルヤ・ハプティズム、君はわかっていないな」
アレルヤ「どうゆうことだい?」
ティエリア「おやつの金額は規則で決まっていたはずだ」
アレルヤ「ああ、知っているよ」
アレルヤ「お、お金をとるのかい!?」
ティエリア「当然だ」
アレルヤ「うう・・・・・」
刹那「アレルヤ・・・・」スッ
アレルヤ「え?ポッキー・・・」
刹那「その代わりそのガンダムチップスのおまけカードをくれ」
アレルヤ「刹那!」ジワッ
刹那「ガンダム・・・!」
ロックオン(なんだかんだでなかいいじゃないか)
刹那「ここは寺院なのか・・・?」
ロックオン「そのようだな(なんで寺があるんだよ!?)」
アレルヤ「パンフレットによると学業成就、恋愛成就、安産祈願など多方面に効果のある神様がいるらしい」
刹那「この世界に・・・・神はいない!」
スメラギ「まぁまぁ、そんなこと言わずに」
チャリン
パンパン!
ロックオン(これからも全員無事で戦い抜けますように・・・っと)
アレルヤ「マリーに・・・また会えますように・・・」
ティエリア「神など信じていないが・・・・早く修学旅行が終わりますように!」
刹那「ガンダムに・・・俺がガンダムに!!」
アレルヤ「僕は計画の成功を」
ティエリア「無論計画の成功・・・」
刹那「ガンダムに・・・」
ロックオン「刹那、お前は正直だな〜」
ティエリア「ロックオン!それはどういう・・!」
ロックオン「お前らバッチリ声に願いが出ていたぞ」
ティエリア「」
アレルヤ「」
刹那「そうだったか・・・」
ロックオン「あれ?いたのかお前ら」
リヒティ「ちょっと、その言い方はひどいっすよ!」
イアン「温泉とかないのか?」
ラッセ「全くだ!」
イアン「温泉とかないのか?」
スメラギ「フェルトは?」
ラッセ「シャトル酔いだ・・・」
刹那「・・・これで・・・ガンダムに!」
イアン「温泉とかないのか・・・」
クリスティナ「フェルト・・・大丈夫?」
フェルト「うう・・・・」
リヒティ「妊娠っすかねww」
ロックオン「・・・!!」ブチッ
ガン!
リヒティ「い、いきなりなんですか!?」
ラッセ「馬鹿なこと言うからだ」
フェルト「・・・うう・・・・」
ロックオン「刹那?お前なに買ってたんだ?」
アレルヤ「木刀だね」
刹那「エクシアに装備しようかと思って」
ロックオン「無理だろ!」
スメラギ「あ!木刀は危ないから買っちゃダメ!」
刹那「・・・・・」
ロックオン「先生役って・・・?」
グラハム「この私、グラハム・エーカーが君たちの修学旅行中の教師役となる!」
ロックオン「おいおい・・・」
ティエリア「ユニオンの軍人!?」
アレルヤ「どうしてこんな人が?」
スメラギ「知り合いの友達なの」
ビリー「で、僕がその知り合いのビリー・カタギリ。一応先生役だよ。よろしく」
グラハム「あの時の少年ではないか!」
刹那「何をしに来た!?」
グラハム「教師役と言った・・・!」
ガッ!(木刀で切り結ぶ音)
刹那「お前の目的はなんだ!?」ビュン!!
グラハム「私も修学旅行とは初めてでね!どういうものか興味があった!」ビュン!!
ガッ!!
グラハム「修学旅行は人生のビックイベント!それに参加しない理由がない!」ヒュッヒュッ
刹那(避けた!?)
グラハム「その大きな木刀では当たらんよ!」
ロックオン「一応・・・周りの目も気にしような・・・・?」
刹那(今日一日遊んでばかりで、修学旅行という訓練らしきものは無かった・・・)
ロックオン「お前ら!自分で布団ひけよ!」
ティエリア「布団をひいたらみんなに話がある」
アレルヤ「なんだい?」
ティエリア「ヴェーダによると300年前の修学旅行では夜間のミッションがあるらしい」
刹那「・・・!?(ついに来たか!?)」
ティエリア「枕なげ・・・という戦闘訓練だ!」
ー枕なげスタートー
ロックオン「最初の持ち枕は一人3つ。拾おうが奪おうがなにしても良いが攻撃はあくまで枕でだ!」
アレルヤ「ロックオンまでやる気じゃないか」
ロックオン「いや・・・こういうのやってみたかったんだよ」
ティエリア「それでは始める」
刹那「了解」
ハレルヤ「面白そうじゃねぇか!超兵の実力、見せてやるぜ!」
バフッ!
ハレルヤ「!?だれだ!」
ティエリア「空きだらけだ!アレルヤ」
バフッ!
刹那「GN枕!」
バフッ!
ティエリア「くっ!刹那・F・セイエイ!僕狙いか!」
刹那「!?」
ロックオン「狙い撃ちだぜ!」
バフッ!
ハレルヤ「これが超兵の実力だ!!」
バフッ!
アレルヤ「ハレルヤ!反射と思考の・・・」
バフッ!
刹那「トランザム!!」
ティエリア「おぉぉぉぉ!!」
アレルヤ「ティエリアが大量の枕を!」
ティエリア「GN枕!バーストモード!!」
ハレルヤ「あぶねぇ!」さっ
刹那「遅い!」さっ
ロックオン「ちょろいぜ!」さっ
ガラッ!
グラハム「もう就寝じk・・・」
グラハム「ぐはっ・・・!」ドサ
刹那「ユニオンの・・・!?」
ロックオン「これは・・・・」
グラハム「ふふふふ・・・・あはははは!よもや枕投げを既にやっていたとは・・・・」
バフッ!
刹那「・・・・」
ロックオン「おいおい刹那!なんでまた投げてるんだよ!」
グラハム「良くぞいった!」
バフッ!
バフッ!
バフッ!
ガッ!
ガガッ!
ロックオン「なんか硬い音が聞こえるんだが・・・」
アレルヤ「あの二人木刀を持ち出してる」
刹那「はぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
グラハム「どぉぉぉぉぉぉりゃぁぁ!!」
刹那「ぜぇ・・・ぜぇ・・・・」
ロックオン「はしゃぎすぎだ刹那」
刹那「・・・く、訓練といえど・・・本気で・・・・」
ティエリア「君は正しい。刹那・F・セイエイ、やっとガンダムマイスターらしくなってきたな」
ロックオン「おいおいティエリア」
アレルヤ「モレノさんから傷薬もらって来たよ」
刹那「・・・すまない」
ティエリア「さて、次のミッションだが・・・」
ロックオン「無理するな刹那・・・」
刹那「こ、これくらい・・・!」
ティエリア「夜間の買い出しというミッションだ」
ロックオン「買い出しって・・・そんなん普通に行けば良いじゃないか」
ティエリア「廊下を見てみろ」
ガラ
グラハム「・・・・・」ウロウロ
ロックオン「教師役が見回りしてやがる!」
ティエリア「ヴェーダの推奨したミッションプランだ」
ロックオン「こんなことにヴェーダ使うなよ」
刹那「・・・・・実行部体として買い出しに行くのは俺とティエリア・・・・」
アレルヤ「僕とロックオンはサポートか・・・」
ロックオン「おいおい!ガンダムを使うのかよ!?」
ティエリア「ここから隣のステーションに行くにはガンダムしかない」
刹那「了解」
アレルヤ「了解」
ロックオン「はぁ・・・・・了解」
ガラッ
ロックオン「あわわわ!!先生先生!!」
グラハム「どうした!?」
アレルヤ「ででで、出たんです!!」
グラハム「出た?何がだ?」
ロックオン「ほら!だから!」
ゴオォォォォォォォ
刹那「エクシア・・・ミッションプランに従い出撃する!」
ティエリア「ヴァーチェ・・・エクシアのサポートに回る」
ロックオン「まずい・・・・」
グラハム「ぐっ!ガンダム!」ダッ
ロックオン「お、おい!先生!」
アレルヤ「僕たちはこれで良かったのか?」
ピピッピピッ
刹那「Eセンサーに反応!?」
ティエリア「気をつけろ!!」
グラハム「よもやここで会えるとは!!ガンダム!」
ガキィィィィィン
グラハム「修学旅行にきた甲斐があった!!」
ティエリア「刹那!」
刹那「ここは俺に任せろ!」
ティエリア「・・・分かった!後で合流しろ!」
刹那「うおぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
グラハム「この動き!どこかで・・・!」
グラハム「・・・!?狙撃タイプのガンダム!」
ロックオン「助太刀するぜ!(なんかミススメラギが行けって言うし)」
グラハム「2対1とは分が悪い・・・撤退する!」
刹那「・・・・あのフラッグ・・・」
ティエリア「・・・あのフラッグはどこから発進したんだ?」モシャモシャ
刹那「かなり早い段階で発見されたな・・・」モグモグ
ロックオン「それに中々の腕だ・・・ただものじゃないな」モグモグ
アレルヤ「あの・・・・」
刹那「どうした?」
ティエリア「・・・喜ぶと思って」
アレルヤ「喜ばないよ!」
ロックオン「そんなのどうでも良いから食ってみろよ」
アレルヤ「食べれないよ!」
刹那「これを・・・」スッ
アレルヤ「刹那・・・?」
乾電池残量チェッカー
アレルヤ「少なくとも新品だから心配いらないよ!」
アレルヤ「やっと登場して一言目がそれ!?」
スメラギ「まぁまぁ・・・」ぐびぐび
アレルヤ「あなたは生徒がわじゃないんですか!?」
イアン「なぁ?温泉とかないのか?」
ロックオン「トランプでもやるか?」
ティエリア「・・・良いだろう」
刹那「・・・分かった」
ロックオン「ふぁああぁ・・・そろっと寝るか・・・」
ティエリア「アレルヤはもう寝た」
刹那「・・・・・」
ロックオン「アレルヤ起きろ!」蹴り
ゲシッ
アレルヤ「痛っ・・・寝かせて下さいよ・・・」
アレルヤ「やること・・・?」
ティエリア「ヴェーダにそのような情報はないな」
刹那「ミッションか・・・?」
ロックオン「ふふふ・・・ボーイズトークだ!」
刹那「・・・・?」
刹那「・・・なにをするんだ?」
アレルヤ「・・・・・・・」スースー
ロックオン「起きろ!」ゲシッ
アレルヤ「うう・・・・ロックオンの悪意が見えるようだよ・・・」
刹那「・・・・(マリナ・・・?)」
アレルヤ「・・・・・」スースー
ロックオン「お前からだアレルヤ!」ゲシッ
アレルヤ「い、痛い・・・えっと・・・マリー・・・・?」
ロックオン「誰だ?」
ティエリア「誰だ?」
刹那「・・・?」
アレルヤ「そうだよね」
ティエリア「僕h・・・」
ガラッ
グラハム「まだ寝ていなかったのか!?」
ロックオン「ああ、はいはい!寝ます寝ます!」
アレルヤ(よかった・・・・)
ロックオン「・・・・さて続きだ」
アレルヤ「・・・・・」スースー
ロックオン「起きろ!」ゲシッ
アレルヤ「・・・悪夢だ・・・」
ロックオン「寝なくても夢が見れるとはな」
刹那「・・・!伏せろ!」
ガラッ
グラハム「・・・・・寝てるか・・・」
ロックオン(見回りが強化されてるな・・・!)
ロックオン「さt・・・」
ガラッ
サッ
グラハム「・・・・・・・」
ロックオン(しつこい奴だ・・・!)
ロックオン「見回りも寝たようだ。さて続きを始めよう」
ティエリア「・・・・・・」スースー
アレルヤ「・・・ううっ・・・・」スースー
刹那「・・・・・」
ロックオン「・・・みんなねやがった!」
刹那(俺は起きてるのに・・・・)
ビリー「さぁ、お土産かって帰るよ」
フェルト「これ・・・留守番のハロ達に・・・」
スメラギ「それは・・・どうかな・・・?」
刹那「ペナント?」
イアン「これは娘・・・これは嫁・・・」
ロックオン「おやっさん!痛い妄想が漏れ出してるぞ・・・」
イアン「妄想じゃない!」
おわり
ほっこりした
刹那、修学旅行の説明されないままだったんだな
Entry ⇒ 2012.05.17 | Category ⇒ ガンダムSS | Comments (0) | Trackbacks (0)
カミーユ「クワトロ大尉が僕のお尻を触ってくる……」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1334501493/
カミーユ 「っっっ!!そんな変態!修正してやるっ!」ブンッ
クワトロ 「」ピキーン
クワトロ「おっと危ない」サッ
カミーユ 「くそっ。腐ってもニュータイプか……!」
クワトロ 「ふはは。では、またな。カミーユ」スタスタ
カミーユ 「あのグラサン野郎め……!
カミーユ 「クワトロ大尉が僕のお尻を触ってくるようになったのは三日前のことだったな……」
食堂
ファ 「カミーユ!またブロッコリー残して!」
カミーユ 「うるさいな」
ファ「何よその態度!」
クワトロ 「好き嫌いはいかんな。カミーユ」サワサワ
カミーユ 「!!?」ビクビクッ
カミーユ (なんでいま尻を……)
クワトロ 「ブロッコリーはβ-カロテンやビタミンC、カルシウムや鉄などのミネラル、食物繊維も豊富だ」
クワトロ 「とても身体にいい野菜なのだぞ?」
ファ 「そうよ。クワトロ大尉の言うとおりよ!さ、お食べなさい!」
カミーユ「わ、わかったよ……」
カミーユ (ファからは今のは見えていなかったのか……?)
クワトロ「……」
カミーユ 「あ、ええ……どうぞ」
クワトロ 「うむ。失礼する」
クワトロ 「ちょっと次の作戦について話しておきたくてな」
カミーユ 「あ、はい……」
カミーユ 「あれからだ……クワトロ大尉が頻繁に僕のお尻を触ってくるようになったのは」
カミーユ 「事あるごとに触ってくるんだ……いっそ次の出撃の時に後ろから撃ってやろうか」
カミーユ 「いや、だめだ。何を考えているんだ俺は……そうだ。誰かに相談してみよう」
エマの部屋前
カミーユ 「エマ中尉?いますか?」コンコン
エマ 「カミーユ?開いてるわよ。お入りなさい」
カミーユ 「失礼します」
エマ 「どうかしたの?」
カミーユ 「実は相談があって……」
エマ 「あら、いいわよ。なんでも相談なさい」
カミーユ 「ありがとうございます……正直僕だけで抱えるのは荷が重すぎて……このままじゃ彗星が見えそうなんです……」
エマ 「な、何かよくわからないけどとても重大みたいね……」
カミーユ 「というわけなんです」
エマ 「それは……ひどいわね……」
カミーユ 「もう僕どうしたら良いのか……」
エマ 「触られる前に逃げるとか出来ないの?」
カミーユ 「あの人やたら気配消すのが上手くて分からないんですよ」
エマ 「それはなんというか……気持ち悪いわね」
カミーユ 「ええ。ほんとうに気持ち悪いです」
カミーユ 「出来るものならやってますよ。殴ろうとすると避けられちゃうんです」
エマ 「腐ってもニュータイプか……」
カミーユ (僕と同じ事言ってる……)
エマ 「うーん。そもそもなんでカミーユのお尻を触るのかしら」
カミーユ 「それがわかったら苦労しませんよ」
エマ 「んー……えい」サワサワ
カミーユ 「ひゃっ!?なにすんです!」
エマ 「別段なんてことのない普通のお尻よねえ。触り心地はいいけど」
カミーユ 「エマ中尉までやめてください!」
カミーユ 「はあ……そういうもんですか」
エマ 「他の人にも相談してみたら?」
カミーユ 「うーん……わかりました。そうしてみます」
エマ 「力になれなくてごめんなさいね」
カミーユ 「いえ、いいんですよ。話せただけでも楽になりました」
エマ 「ならいいんだけど……」
カミーユ 「ありがとうございます。じゃあ失礼します」シュイーン
エマ 「ええ」
エマ 「……」
エマ 「クワ×カミ……」
エマ 「ありね」
カミーユ 「とりあえず男の人にもう一度相談してみるか」
カミーユ 「誰がいいかな……」
カミーユ 「よし。>>28さんに相談してみよう」
アムロの部屋
カミーユ 「アムロさん?カミーユです。今いいですか?」コンコン
アムロ 「カミーユか?いいよ。入ってくれ」
カミーユ 「失礼します」シュイーン
アムロ 「何か用か?」
カミーユ 「ちょっと相談がありまして」
アムロ 「相談?」
カミーユ 「はい。実は……かくかくしかじか」
アムロ 「は?」
カミーユ 「いや、僕も同じ事アムロさんに言われたらそうなりますけど、事実なんです。悩んでるんです」
アムロ 「それは……まぁなんというか……」
アムロ 「誰か他の人に相談はしてみたか?」
カミーユ 「エマ中尉に話してみました。でも、女だからわからないと言われまして」
アムロ 「男にだってわからんぞ……」
カミーユ 「ですよねー」
アムロ 「なにか心当たりはないのか?」
カミーユ 「全く無いです。というかクワトロ大尉にお尻を触られる原因なんて思いつかないですよ」
アムロ 「まあそうだろうな……」
カミーユ 「そういえばエマ中尉は話してる時一応困った顔をしつつもなんか嬉しそうだったんですけど、なんだったんですかね」
アムロ 「それは深く考えないほうがいいと思う」
アムロ 「ん?ああ。まあそれなりにな」
カミーユ 「クワトロ大尉って……実はホモだったりします?」
アムロ 「いや……そんな感じはしなかったが……」
アムロ 「せいぜいロリコンとシスコンの気があったくらいだな」
カミーユ 「それ、充分ヤバいんじゃないでしょうか」
アムロ 「とにかくホモではない。と思う」
カミーユ 「そうですか……」
アムロ 「なんにせよ俺にもなんと言ったらいいのか……」
アムロ 「あ、そうだ。>>40も呼んで一緒に考えてみようか」
カツ 「失礼しまーす。アムロさん、呼びました?」シュイーン
アムロ 「おお。実はカミーユのことでな」
カツ 「カミーユさん?なにかあったんですか?」
カミーユ 「実は……かくかくしかじか」
カミーユ 「というわけなんだ」
カツ 「はぁ……それは……え?」
アムロ 「まあそうなるよな」
カミーユ 「これ、真面目な話なんだ」
カミーユ 「やめてくれ気持ち悪い……」
カツ 「ちょっと触ってみてもいいですか?」スッ
カミーユ 「やめろ!」ドカァ!
カツ 「ぐぶへぁ!?」
アムロ 「カミーユ。落ち着け」
カミーユ 「す、すいません……今はお尻にちょっと神経質になっちゃってて……」
カツ 「殴ったね……!」
アムロ 「フン!」ドカァ!
カツ 「おぶぁ!?」
カミーユ 「アムロさん。落ち着いて下さい」
カミーユ 「気持ちはわかりますけど、落ち着いて下さい」
カツ 「ひどいや……」
ビー!ビー!
アムロ 「警報だ!ティターンズの奴らか!」
アムロ 「いくぞカミーユ!お前のケツの話は後回しだ!」ダッ
カミーユ 「は、はい!」ダッ
カツ 「ぼく、殴られただけだったな……」
アムロ 「……」タッタッタ
カツ 「あれ、アムロさんどうしたんですか。戻ってきて」
アムロ 「殴って何が悪いか!」ドカァ!
カツ 「はぶぉ!?」
アムロ 「殴られもせずに一人前になった奴がどこにいるものかー!」ダッ
カツ 「ひどい……」
ブライト 「遅いぞアムロ!何をしていた!」
アムロ 「ちょっとカミーユとケツの話をな。あとカツ殴ってた」
ブライト 「は?カミーユとケツを殴って……?なに?」
アムロ 「そんなことより状況は!?」
ブライト 「ん、ああ、そうだな」
ブライト 「ティターンズの奇襲だ。すぐに迎え撃ってもらうぞ」
アムロ 「もちろんだ。カミーユとクワトロ大尉は?」
ブライト 「二人共先にハンガーに向かった。お前もすぐ行ってくれ」
アムロ 「了解だ」
アムロ 「クワトロ大尉と二人か……カミーユ……大丈夫かな」
カミーユ 「はい!」
クワトロ 「まずは私が百式で出る。私の後についてこい」
カミーユ 「了解です」
クワトロ 「健闘を祈るぞ」サワサワ
カミーユ 「ひっ……」
カミーユ 「あなたは何やってんです!こんな時に!」
クワトロ 「これから戦闘なのに後ろを取られるとは。油断したなカミーユ。ふはは」
アムロ 「うわぁ……実際見ると引くわ……」
クワトロ 「む。アムロか」
アムロ 「クワトロ大尉……なんであなたはカミーユのケツを触るんだ?」
クワトロ 「ええい!そんなこと言っている場合か!出撃だ!」バッ
クワトロ 「クワトロ・バジーナ!百式!出る!」ビューン
アムロ 「行っちまった」
カミーユ 「くそ……本当にドサクサに紛れて撃ってやろうか……」
カミーユ 「あ、はい!」
カミーユ 「カミーユ・ビダン!出ます!」ビューン
ジェリド 「来たなZめ!今日こそ落としてやる!」
カミーユ 「」ピキーン
カミーユ 「この感覚……!ジェリド中尉か!」
ジェリド 「カミーユ!ライラの仇だ!」
ドーン ドーン
ジェリド 「はははは!どうした!動きが鈍いぞZァ!」
カミーユ 「く……!クワトロ大尉の事が頭にちらついて集中できない……!」
ジェリド 「後ろをとったぞ!このまま沈めてやる!」
カミーユ 「しまった!後ろを……!後ろ……後ろ……尻……!!」
カミーユ 「うわあああああ!!!!」
カミーユ 「やらせはしない……俺の尻は!やらせはしないぞー!」
ジェリド 「くそっ!なんだってんだ!落ちやがれ!」
カミーユ 「そこぉ!」
ジェリド 「しまった……!右足を!」
マウアー 「ジェリド!引き上げだ!」
ジェリド 「くそ……カミーユ!覚えてろよ!」
ビューン
カミーユ 「はあ……はあ……」
カミーユ 「敵が引いてゆく……」
アムロ 「カミーユ。聞こえるか」
カミーユ 「アムロさん……」
アムロ 「俺達も撤退だ。アーガマに戻るぞ」
カミーユ 「はい……」
カミーユ 「クワトロ大尉……」
クワトロ 「素晴らしい活躍だったな」サワサワ
カミーユ 「うああああ!!!」ドカァ!
クワトロ 「サボテンッ!?」ドサァ
アムロ 「カミーユ!落ち着け!」
カミーユ 「アムロさん離して下さい!こいつは……!こいつは生きていちゃいけない人間なんだー!」
アムロ 「気持ちはわかるが落ち着け!大尉!クワトロ大尉!大丈夫か!?」
クワトロ 「サボテンが花を付けてる……」
アムロ (うわぁ……重症だ……)
アムロ 「で、なに?尻を触られることによって後ろを取られても落とされないようにするトレーニング?」
クワトロ 「はい……」
ブライト 「大佐、トレーニングするのはいいが方法が……」
クワトロ 「私は大尉で」
アムロ 「正座を崩すな」
クワトロ 「はい」
アムロ 「シャア……お前ともあろう男がなんて情けない……」
アムロ 「おかげでカミーユがあのザマだ」
カミーユ 「大きい尻が点いたり消えたりしてる……あれは彗星かな……?いや、尻だな!尻はもっとバァーって動くもんな!」
アムロ 「貴様、よっぽど修正されたいみたいだな」
アムロ 「とにかくカミーユをなんとかしよう。ブライト、やってくれ」
ブライト 「うむ。精神修正パンチ!」ドカァ!
カミーユ 「アヌスッ!?」
カミーユ 「はっ!僕は一体何を……」
アムロ 「正気に戻ったようだな」
カミーユ 「アムロさん……ブライトキャプテンにクワトロ大尉……」
カミーユ (なんでクワトロ大尉は正座してるんだろう……)
カミーユ 「なんですか……そのトレーニング」
クワトロ 「アクシズにいる頃に思いついてな」
アムロ 「え、ってことは」
クワトロ 「うむ。ハマーンで試した」
ブライト 「うわぁ……」
アムロ 「で、結果は」
クワトロ 「ご存知のとおりだ」
アムロ 「ハマーンが歪んだのは貴様のせいか……」
クワトロ 「何を言う!私のトレーニングのおかげでハマーンは立派なパイロットになったではないか!」
アムロ 「正座を崩すな」
クワトロ 「はい」
ブライト 「さて、クワトロ変態大尉の処分について話すか」
クワトロ 「艦長、なにか余分な単語が付いているのだが」
アムロ 「正座を崩すな」
クワトロ 「はい」
アムロ 「こんなんでもな」
カミーユ 「じゃあお咎め無しですか……」
クワトロ 「やった」
アムロ 「貴様、真性のクズだな」
ブライト 「しかしお咎め無しというのもな……」
ブライト 「あ、そうだ。>>80をしてもらうか」
クワトロ 「え?」
アムロ 「どういうことだブライト」
ブライト 「ハマーンはクワトロ大尉のせいであんなふうになったのだろう?なら大尉に責任をもって元に戻してもらう」
クワトロ 「ちょ、待って」
アムロ 「なるほど……それなら、アクシズを取り込むこともできるかもしれないな」
カミーユ 「なんだか凄まじい流れになってきた……」
ブライト 「では早速クワトロ大尉にはアクシズに向かってもらう」
クワトロ 「え、それはほんとに勘弁してほし」
ブライト 「当て身」ドカッ
クワトロ 「ぐっ……」
ブライト 「よし。気絶した。アムロ、カミーユ。クワトロ大尉をアクシズに運んでくれ」
アムロ 「了解した」
カミーユ 「ブライトさんって何者なんだろう……」
ハマーン 「なんだ貴様らは……」
アムロ 「お届け物だ」ドサッ
ハマーン 「! シャアではないか!なぜここに?」
アムロ 「くれてやる。好きにするといい」
ハマーン 「す、好きに!?私がシャアをか!?」
カミーユ (すごい動揺してるあの人……)
アムロ 「ああ。じゃあシャアは置いていくぞ」
ハマーン 「ま、まぁ待て。せっかくアクシズまで来たんだ。茶の一杯でも出してやる。飲んでいけ」
アムロ 「」ピキーン
カミーユ 「」ピキーン
アムロ 「シャアと二人だと気まずいのか」
カミーユ 「気まずいんですね」
ハマーン 「そんな事はない!わきまえろ俗物が!」
カミーユ 「ええ、そうですね」
ハマーン 「そうするがよい」
アムロ 「とりあえずシャアを起こすか」
アムロ 「おい。シャア起きろ」
クワトロ 「いまの私はクワトロ・バジーナだ……シャアではない……」ボソボソ
アムロ 「ララァのこと、ハマーンにバラすぞ」ボソッ
シャア 「おはようございます」
シャア 「うむ……」
カミーユ 「アムロさん、この空間すごくザラザラします」
アムロ 「妙なプレッシャーが渦巻いているな」
ハマーン 「と、とにかく茶だ。おい!誰ぞおらぬか客人に茶を用意せい!」
シャア 「私はコーヒーが良いな」
ハマーン 「……」
カミーユ 「アムロさん。僕帰っていいですか。このままだとまた彗星が見えちゃいます」
アムロ 「我慢だカミーユ」
シャア 「そんな事を言ったのか」ボソボソ
アムロ 「『お前を調教しに来ました』なんて言えるわけ無いだろう」ボソボソ
カミーユ 「あー、あ、そうだ。クワトロ……じゃなかった。シャアさんがハマーンさんに謝りたいとかで……」
ハマーン 「なに?」
カミーユ 「ほら……」
シャア 「え?ん、ああ。そうだな。そんな感じだ」
ハマーン 「ほ、ほう。つまり私に謝罪を入れて、また私とともになりたいということだな?そうなんだな?シャア」
シャア 「え、いやそこまでは」
アムロ 「」ガンッ
シャア 「痛っ」
シャア 「蹴るなアムロ」ボソボソ
アムロ 「貴様というやつはどこまで情けないんだ」ボソボソ
ハマーン 「な、なんだ?」
シャア 「尻を触ってすまなかった」
ハマーン 「」
カミーユ 「」ガンッ
アムロ「」ガンッ
シャア 「痛い」
シャア 「なんなのだ貴様ら。両足を蹴るな」ボソボソ
カミーユ 「あなたは何やってんです!」ボソボソ
アムロ 「いきなりそんな事を言い出す奴があるか!」ボソボソ
シャア 「上手くいかないものだな……」
カミーユ 「まずいですよ!ハマーンの後ろに鬼が見える!」ボソボソ
アムロ 「昔ソロモンであんなのみたぞ……」ボソボソ
シャア 「非常に良くない状況だ」ボソボソ
アムロ 「シャア!まずは俺の言うとおりにしろ!」ボソボソ
シャア 「何をする気だアムロ」ボソボソ
アムロ 「いいから!」ボソボソ
ハマーン 「さっきからなにをコソコソやっている!」
シャア 「ハマーン」キリッ
ハマーン 「な、なんだ急に改まって……」
ハマーン 「な、なぜ私の手を握って、シャア、貴様……」
シャア 「ハマーン、今まですまなかった。もう私はどこにも行かん」
ハマーン 「シャア……」
カミーユ 「ばっちりですよ!」ボソボソ
アムロ 「うむ。大成功だな」ボソボソ
カミーユ 「流石女たらしのアムロさんですね」ボソボソ
アムロ 「おいこら」ボソボソ
ティターンズとシロッコはシャアとハマーンの石破ラブラブ天驚拳で蹴散らされたとさ
その後
エマ 「カミーユ、ちょっとちょっと」
カミーユ 「? なんですかエマさん」
エマ 「これね……大尉とのプレイに使って」スッ
カミーユ 「え?なんですこれ」
エマ 「いい?良くほぐすのよ。じゃないと切れちゃうから。じゃあね!キャー!」タッタッタ
カミーユ 「なんだったんだ……なんだこれ……」
カミーユ 「ワセリンと……コンドーム……」
第二部、カミーユ女装編に続いたり続かなかったり
終わり
初SSでした。付き合ってくれた人たちありがとう
適当でごめん
おつ
Entry ⇒ 2012.04.23 | Category ⇒ ガンダムSS | Comments (0) | Trackbacks (0)
クワトロ「寝ているアムロの顔にそっと濡れタオルを置きたい」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1331033272/
アムロ「……」スヤスヤ
クワトロ「これはまぁ……よくも無防備に寝ているものだな」フッ
クワトロ「寝室にカギも掛けていないとは、よほどイタズラをされる覚悟があると見える」
クワトロ「分かるか?これをアムロの顔にそっと乗せてやるのだ……」ククク
クワトロ「また、これはヤツのニュータイプ能力を測るテストも兼ねている……」
クワトロ「私だって、遊びでこんな事をしているわけではない」キリッ
クワトロ「……以前、カミーユに同じ事をしようとしたら、「そこぉ!」とか言われてはたき落とされた事がある」
クワトロ「ララァに至っては、きちんと寝室にカギを掛けていたからな。やはりララァは賢かった……(遠い目)」
アムロ「うぅ……く、来る……!」スヤスヤ
クワトロ「何?!寝言!」
クワトロ「まさか、この時点で私の動きを察知したのか?!」
クワトロ「いや、決め付けるのは早計か……ドムに襲われる夢でも見ているのかも知れないし」
クワトロ「……」ゴクリ
クワトロ「それっ」ふぁさっ
クワトロ「……やはり早計だったようだな。アムロ・レイも意外と大した事がない」
クワトロ「この時点で既にNT能力はカミーユ>>アムロが決定したわけだが……」
クワトロ「やはり、後々の為にも濡れタオルを振り払うまでのタイムは計測しておいた方が良いな……」カチッ
アムロ「むー、むー!!」バタバタ
アムロ「む……ムホッ?!」バタバタ
クワトロ(えぇい……!アムロ、なぜ気付かん!貴様の顔には濡れタオルが掛かっているのだぞ!!)ボソボソ
クワトロ「そういえば……アムロと一緒に来た少年、カツと言ったか。彼もニュータイプだったようだが」
クワトロ「……後でやってみるかな」
アムロ「むー……コヒュー、コヒュー」じっとり
クワトロ「嫌な汗をかいているな……なんだか見ているこっちが可哀想になってきたぞ」
クワトロ(貴様もニュータイプなら、その程度振り払ってみせろ!!)ボソボソ
クワトロ「しかし、ここまで反応がないとはな……いささか期待外れでもあるな」ガッカリ
クワトロ「並行してPCのデータを漁って恥ずかしい過去でも握ってやるかな……」のそり
クワトロ「いつか決戦するときに役に立つかもしれん」
クワトロ「アムロめ……なかなかドギツイ趣味をしているな……」ハァハァ
クワトロ「それはそうと、これは一年戦争時に撮影されたムービーファイルか?なぜこんなところに……」
クワトロ「ファイル名は……S.M.……?」
クワトロ「当時はアムロもまだいたいけな少年だった筈だ、だというのに、SMとは……それに、この点は……ハッ?!」ピキィィィン
クワトロ(まさか、S=Sayla、M=Mass……? なんだ、アルテイシアのなんのムービーを撮影したというのだ!!)ワナワナ
クワトロ「けしからん!削除を……」ググッ…
クワトロ「……いや、検閲してから削除を!!」カチカチッ
クワトロ「うむ……」
クワトロ「実の妹でありながら……これはイカンな……アムロを一発しばいておくとするか」スクッ
クワトロ「おい、アムロ。起きろ、話がある」
アムロ「」
クワトロ「まだ濡れタオルを乗せたままで……おい?アムロ?」ペシペシ
アムロ「」
クワトロ「……アムロ?」ペシペシペシペシ
アムロ「」
クワトロ「……死んでる」
クワトロ「……」チラッ
アムロ「」
クワトロ「……何度見ても死んでるな」
クワトロ「しかし……これはマズい事になったな」
クワトロ「アウドムラはハヤト・コバヤシの艦だ」
クワトロ「故意でないとはいえ、アムロ・レイがそんな中で殺されたとなると……当然、疑いの眼差しは私に向くだろう」
クワトロ「……さて、どうしたものかな」
クワトロ(レンジでチンする)チーン
クワトロ(同時に、PCの指紋も拭き取り、濡れタオルも回収……)
クワトロ(アウドムラは飛行している。丁度いい、凶器の濡れタオルはここで投棄してしまおう)ポーイ
クワトロ(あとは……この艦で味方になってくれそうな人間といえば)
クワトロ「……おい、起きろカミーユ。大変な事になってるぞ」ポンポン
カミーユ「むー……こんな夜更けに、一体なんですか、大尉……」
アムロ「」
カミーユ「……アムロ・レイ大尉ですよね?よく寝てますけど」
クワトロ「落ち着いて聞いてくれ、カミーユ……アムロ・レイは死んだ。いや、殺されたというべきだな」
カミーユ「……え?!」ガサガサ
カミーユ「本当だ……冷たくなってる、誰が一体、こんな事を!」
カミーユ「……電子レンジ? なんでこんな所に……って、コゲ臭っ?!」
クワトロ「見ろ、HDDがものの見事にバッキバキだ。これでは復元は難しいだろうな」
クワトロ「足元に転がっているアムロのPC……おそらくそこから抜き出されたものであろうと予測される」
クワトロ「アムロの口封じと、データの破壊……この2つの点を結びつかせると、ある一つの状況が見えてくる」
カミーユ「このアウドムラの中に……スパイがいるって事ですか?」
クワトロ「そう、何者かが飛行中のアウドムラに忍び込んで、アムロの持つ情報を……えッ? あ、あぁ……まぁ、そういう考えもあるな」
カミーユ「アムロ・レイの能力の高さを恐れて、寝首をかいた……って事ですか?」
クワトロ「そうだな……そういう考えもあるか。だが、アムロは直前までティターンズの監視下で軟禁されていた。何かしらの情報を覚えていてもおかしくはない……」
カミーユ「アムロ・レイの恐ろしさを知っているのは、一年戦争の頃に相対したことがある……ジオン系の軍人!」
クワトロ「ちょ、ちょっと待て、カミーユ。さっきから私の話をちゃんと聞いているか?」
カミーユ「『一年戦争時にアムロ大尉と戦った事がある、アウドムラの中に潜んでいるジオンのスパイ』が犯人だ!」ピキィィィン!
カミーユ「そんな人いないかも知れないけど……とにかく、艦長に知らせてきます!」ダッ
クワトロ「待て、待ってくれカミーユ!その……その絞り込みはマズい!早まるな!!!」
カミーユ「いえ、知りませんが……それがどうかしたんですか?」
クワトロ「テネスという軍人は、連邦側の撃墜王でな……あのアムロ大尉を押しのけて、撃墜スコア一位を飾った、それはそれはすごい人なんだ」
クワトロ「だが、それは正規兵でなかったアムロを大々的に宣伝したくなかった連邦のプロパガンダという説もある」
クワトロ「……どういう事か分かるか、カミーユ」
カミーユ「いえ、全く?」
クワトロ「つまり、ジオンだけでなくて連邦もまたアムロの恐ろしさを知っていた……その証左にはならないか?」
カミーユ「……あっ!」
クワトロ「そうだ、恐ろしいほどのひらめきだったが……残念だが、的外れという事になるな」ホッ
クワトロ「そもそも、ティターンズはなんかジオンっぽいモビルスーツをけしかけてくるが、あくまで連邦側だ」
クワトロ「現在の戦況を考えると……やはり、アムロを消そうとするのは連邦側の方が正しいと私は思うがね」キリッ
カミーユ「さすが大尉……僕にはそこまで思案を巡らせる事はできませんでした、おみそれします!」キラキラ
クワトロ「ぐ、ぐぅ?!」ズキリ
クワトロ(な、なんで今日に限ってこんなに素直なんだ、カミーユは?!心が……心が痛い!)
クワトロ「む、それは気が付かなかったな……一体、誰だ?」
カミーユ「こう……ひょろっとしてて、黒目が小さくて……ジャーナリストだって言ってましたよ」
クワトロ(カイ・シデン……!)
クワトロ「うむ、心当たりは無いが……ソイツが怪しいかもしれん。どれ、一つ調査してみるか」
カミーユ「了解しました、大尉!」
カミーユ(けど、なんだ……このザラついた感覚……なにか、何かがおかしいんじゃないのか?)
―――この証言には……ムジュンが存在しています!
憧憬は、踏みにじられる……《and respect will be betrayed...》
―――そんな……大尉が、シャア・アズナブルだったなんて!
そして、新たに現れる敵とは?!《and a new comer...》
―――ここで終わりにするか、続けるか!選べ、シャア!!
《and REBORN...》
―――アムロ・レイ……まさか、生きていたとはな
シャア「決着を付けるぞ、カミーユ・ビダン!」
カミーユ「望むところだ、シャア・アズナブル!!」
クワトロ「寝ているアムロの顔にそっと濡れタオルを置きたい」。終章。
2012年・夏。乞うご期待。
カイ「……はいよー、なんだってんだよ、今何時だと思って――」
カミーユ「すみません!セイッ!」ゴシッ
カイ「う゛ッ?!」ガクリ
カミーユ「今です、大尉!早く中に入って家探しを!」
クワトロ「あ、あぁ。了解した。さっさとやろう」コソコソ
クワトロ(私の姿を見たら警戒して入れてくれんだろうからな……許せ)
カミーユ「こちらも怪しいものは見当たりませんね……ん、これは」ガサ
クワトロ「拳銃か……! コイツは怪しくなってきたな」
カミーユ「ははっ、ふざけるのはやめてくださいよ。大尉?アムロ大尉の体に外傷は無かったんですよ?」
カミーユ「と、なると凶器は毒物やそれに準じるもの……それに、こんなご時世なら拳銃くらい誰だって持ってますよ」
クワトロ「む、それはそうか……」
クワトロ(……チッ)
クワトロ(当たり前だがな)
カミーユ「えぇ、カイさんには悪いことをしましたね……起こして事情を説明しましょうか」ペシペシ
クワトロ「!おい、やめろカミーユ?!」
カミーユ「え?! だって、カイさんを殴り倒したのは『ジャーナリストは身持ちが堅い生き物だからな、正攻法では取り合ってくれんだろう』と大尉が言ったからですよ?」
カミーユ「それなら、ちゃんと起こして話をするっていうのがスジ……ってもんじゃありませんか?」ジトッ
クワトロ「うっ?!」
クワトロ(……しかし、ここで強引に事を進めてカミーユの信頼を損なうのは痛い)
クワトロ(なにせ、この艦に私の味方である人物はカミーユただ一人なのだからな…… ええい、ままよ!)
カミーユ「すみません、カイさん。あなたを説得するのは骨が折れそうなので、強引な手段を使わせていただきました」
カイ「骨が折れそうなのは俺の方だって……お、お前は確かニュータイプ……」
カミーユ「カミーユ・ビダンです、で、こちらが上司の――」
クワトロ「クワトロ・バジーナ大尉だ」キリッ
カイ「カミーユと……あぁ?! お、お前は!」
クワトロ「クーワートーロー!大尉だ」キリッ
カイ「……あぁ、分かったよ。クワトロ大佐な」
クワトロ「ハハッ、私は大尉ですが」
クワトロ(よし!いいぞ、いいぞ!!)
カミーユ「単刀直入に言います……先程、アムロ・レイ大尉が殺されました」
クワトロ(おい、馬鹿やめろカミーユ!!)
カイ「ハァ?! おい、それぁ本当かよ?!」ユサユサ
カミーユ「ざ、残念ながら……」ガクガク
カイ「う、嘘だろ……アムロが、死んだって……」ガクリ
カミーユ「……」
クワトロ「……」
カイ「……おいおい、それは……ハヤトがそう言ったのか?」
カミーユ「いえ、そこの大尉が……」クイックイッ
クワトロ(それはマズい、マズいぞカミーユ!!)
カイ「そこの、大尉が……?クッ、ククッ、クククク……そうか、そういうことか……」
クワトロ(いかん、いかんぞ……!)
カイ「俺に罪をおっかぶせてヌクヌク生き延びようなんざ……赤い彗星も地に堕ちたもんだなぁ!」
カイ「えぇ?! シャア・アズナブルさんよぉ!!」
クワトロ「」
カミーユ「……え?」
カイ「そう思うなら、艦長呼んできて確かめてみな……なんなら、宇宙のブライトに聞いたって構わないぜ」
クワトロ「……」
カミーユ「そんな、ウソですよね? 大尉が、ジオンの赤い彗星だったなんて……」
クワトロ「……(サングラスを外す音)」
シャア「そうだ……今更申し開きをしても仕方あるまい。私はかつてシャア・アズナブルと呼ばれた事のある男だ……!」
カミーユ「シャア……アズナブル……」
シャア「……身分を偽っていた事は謝ろう、それは事実だ」
シャア「だが、カイ・シデン……私がアムロ・レイを殺しの犯人だと?」
シャア「それは聞き捨てならん冒涜だな」キリッ
カイ「?!」
シャア「私もそうだ。『アムロ・レイこそがシャア・アズナブルの生涯のライバル』……そう考えている」
シャア「そう思っている私が、眠っているアムロの顔に濡れタオルを掛けて殺すだと? フン、そんな事があると思うか?」
シャア「そんな情けない勝ち方でアムロを倒して何が面白いものか、何がジオンの赤い彗星か!!」
シャア「出来る事なら……出来る事なら、私だってアムロとはモビルスーツで闘って――」
カミーユ「歯ァ食いしばれェ!!」バッシィッ!!
シャア「――モビルスーツで闘って、勝ちたかっぐぁっほぉぉ?!」ベシャッ
カミーユ「フーッ……フーッ……!!」
カイ「おい?! どうした、どうしたニュータイプ!!」
シャア「あぐぅッ?!」ミキィ
カミーユ「シャア・アズナブルめ!シャア・アズナブルめ!!」コブラツイストッ
シャア「あぁぁぁーーーッ!!」ミシミシミシッ
カイ「や、やめろ!それ以上やったらシャアが死んじまうぞ!!」
シャア「……」ビクンビクン
カイ「で、でもよぉ……今の感じだと、どうやらアムロを殺したのはシャアじゃなさそうだぜ?」
カミーユ「そ、そうでしたね…… 本題はそこでした。つい、カッとなってしまって……ん?」ピキィィィン
シャア「……(震える手でサングラスをかける音)」
クワトロ「わ、分かっただろう? 私だってアムロを殺す動機がない……いや、むしろ殺す訳がないという事が!」
カイ「あ、あぁ……エラい凄みのある言葉だったぜ……」
カミーユ「クククッ、赤い彗星と言っても、脳味噌はお粗末なようだなぁ?」
クワトロ「?!」
カイ「?!」
カイ「ハッ!」
クワトロ「グッ?!」
カミーユ「さらに以前、まだ宇宙にいた頃……コイツは俺の寝室に忍び込み、濡れタオルを顔に掛けようとした事がある!!」
クワトロ「ぬぬぬぬ……!」
カミーユ「咄嗟にプレッシャーを感じ取って弾いたから大事には至らなかったものの……コイツにはそういう性癖があるんだ!!」ビシッ
クワトロ「無いッ!! いや、確かにそれは実行した事はあるが……そんな変な性癖は持ってないぞ?!」アセアセ
カミーユ「シャア……歯ぁ、食いしばれ……」コォォォォ
クワトロ(ハッ!カミーユの周りになんかピンクっぽいオーラが……)ピキィィィン
クワトロ(! 私が……死ぬだと?なに?!)
ハヤト「なんだ、何ごとだ!!」
カミーユ「艦長!大変です、大変なんです!!」ゼーハーゼーハー
カミーユ「……大尉が、クワトロ大尉が、シャア・アズナブルでした……」ツツー
ハヤト「……え? え、あぁ……うん……そうなの?」
カイ「それだけじゃねぇぜ…… アイツめ、アムロを暗殺して逃げやがった」
ハヤト「な?! 一ミリでもアイツを信じた俺達がバカだったのか!」
カイ「あ、あー……そうだな。結果から言うと、そうだな」
クワトロ「フーッ……」
クワトロ「……大変な事になってしまったな」
クワトロ「さて、これからどうしたものか……む、あそこに見えるのはエゥーゴのシャトルか」
クワトロ「そういえば、そろそろカミーユを宇宙に返そうと準備をしていたんだったな」
クワトロ「……よし、」カチカチッ
シャア「あぁ、連絡も出せずに済まなかったな。思ったよりチェックが厳しくてな」キリッ
ハマーン「そうか……てっきり私はお前が寝返ったのかと、ちょっとだけ心配していたのだがな」チラッ
シャア「何をハマーンらしくない……駒には一切の感情を持たず、使うだけ使ったらボロ雑巾のように捨ててやるのが信条じゃなかったのか?」
ハマーン「私は……お前に、そう思われていたのか? 心外だな……」シュン
シャア(む?! ハマーンの反応がおかしい……さては!)
ぴとっ
ハマーン「な、何をするシャア! 下がれ、下がれと言っているだろう?!」カァァ
シャア「熱は無い……が、顔は赤いな。早めに休んだほうがいいぞ。風邪でいうと、発熱は意外と後期症状だからな」
ハマーン「クッ……! そうか、そうさせてもらうよ!! 私はもう休ませてもらう!」タッタッタ…
シャア「……しばらく見ない内に、そっけなくなったな。ハマーン……」シュン
シャア「それはそうと……ハマーンもまた、優れたニュータイプだったな」
シャア「……」
シャア「……すごいな、暗闇の中だというのに、ハマーンが寝ている場所が鮮明に分かる」
シャア「あの髪の毛、蓄光だったのか……」ススス…
ハマーン「……」スヤスヤ
シャア「……さて、もうそろそろカミーユには気づかれた距離だが」
ハマーン「!」バサッ
シャア「ぅゎぁ?!」ビクーン
シャア(ええい……ここまで勢い良く跳ね起きるとは! ハマーンめ……やるな!)ドキドキ
ハマーン「シャ、シャア……その、これは……ひょっとして」ドキドキ
シャア「な、なんだ?ハマーン」ドキドキ
ハマーン「ひょっとして……よ、夜這いか?」ドキドキドキ
シャア「いや、私はヨバイでは無いと思うぞ……多分」
ハマーン「ふふ…… 謙遜するな、シャア」
ハマーン「……お前になら、任せてもいいと思ったのだがな」チラッ
シャア(任せる……そうか、私をヨバイとやらのテストパイロットにしたいというのか)
シャア「そうか、それならそう言えば良い。さあ、さっさと見せてみろ」
ハマーン「な、なに?!」
ハマーン「いや、その、まぁ何だ。お前にもこっ……心の準備が必要だろう?そういうのは……」ドキドキ
シャア「? 心の準備などとうに出来ているのだが……」
シャア「私を乗せたいのなら、早くしてほしい。はやく性能を確かめたいのでな」ウズウズ
ハマーン「う、ウズウズするなぁ!この俗物ッ!!」バシーン!
シャア「お、おごっ?!」
ハマーン(ハッ?! しまった、つい……!)
シャア(そうか、そう言えばハマーンは体調が少々悪いのだったな)
ハマーン「そ、そうだ…… 少し迫り過ぎだったな、シャア……」
シャア「悪かった。また日を改めて……今日はゆっくり休んで、明日の朝礼の時にでも正式に頼む」
ハマーン「ちょ、朝礼の時か?!」
シャア「……? ダメなのか?」
ハマーン「ダメに決まってるだろう! 出ていけ、この俗物ッ!!」ボフッ
シャア「あ、あぁ…… 分かった、また決心がついたらいつでも言うといい……おやすみ」ソッ
ハマーン「!……シャア、待っ……」
ハマーン「……」ハァ
カイ「なぁに、アイツの逃げ足の速さは今に始まったことじゃないさ……」
アムロ「あぁ、ガンダムにやられて逃げるときはいつもの3倍は出てたからな……」
ハヤト「合わせて通常の9倍だ、見失うのもしょうがないさ……」
カミーユ「でも……一晩でカラバの戦力は大幅ダウンですね……」ハァ
ハヤト「あぁ……2人も優秀なパイロットがいなくなるなんて、まるで悪夢だ……」
アムロ「おい、シャアが出奔したってのは聞いたが……もうひとりは誰だ?」
カイ「決まってるだろ……あの赤いアンチクショウに殺されちまった、アムロに……え?」
アムロ「え?」
ハヤト「え゛?!」
カミーユ「……え?」
カイ「アムロ・霊とか言ったら張り倒すぞ、ハヤト……で、お前どうしたんだよ一体?!シャアに濡れタオルを掛けられて死んじまったんじゃ……」
アムロ「おいおい……そんな馬鹿な死に方してたまるかよ。ただ、ちょっと寝ている時にプレッシャーを感じたから体温をセーブして体を仮死状態に近づけた気はしたが……」
カイ「そ、それにしたって20分間も無呼吸で生きていられるもんかよ!」
カミーユ「ハッ!そ、そうだ!確かアムロ大尉の部屋に入った時……何か蒸し暑かった気が……」
アムロ「そうか……そういえば余りに暇だったもので、寝室の空調にサイコミュを導入した事があったから、もしかすると無意識の内に室温をガンガンにあげていたのかもしれない」
カミーユ「と、言うことは……シャアが掛けた濡れタオルは、とっくの昔に乾いていた……?」
ハヤト「そうか!それならつじつまが合う!」
カイ「すげぇ!すげぇニュータイプ能力だぜ!」
ハヤト「しかし……依然としてシャアの行方は掴めていない。これは厄介な事になったぞ」キリッ
アムロ「アイツは何をしでかすかわからんからな……シャアめ、まさかこんな事で正体を明かすとは思っても見なかったぞ」キリッ
カイ「……きっと本人も思ってなかったと思うぜ」
アムロ「だが、一応の手掛かりはある……宇宙だ」
ハヤト「宇宙か……出来れば、カミーユとカツを送ってやりたいが、そのためのシャトルを奪われてしまったんだよな……」
カイ「ホント、厄介な事になったもんだ」
カミーユ「よぉし、いくぞカツ!」
カツ「ハイ、分かりました!」
ゴォォォー
ハヤト「……お前は行かなくてよかったのか?」
アムロ「あぁ……宇宙に上がると、何だかララァに会ってしまいそうな気がしてな……」
アムロ「それに、マークⅡに男3人は暑苦しすぎるよ」フッ
ハヤト「ハハッ、違いないなぁ。まったく……」
シャア「思い出しただけでも、顔から火が出そうな思いだぞ……」
シャア「……」
シャア「……なにより、その間違いを正して下さったのがミネバ様だったというのが、一番心に……」クッ
シャア『何用でしょうか、ミネバ様……』
ミネバ『ハマーンは気づいておらぬと思うが……シャア、そなた、よばいとは何か存じておるか?』
シャア『よばい……ヨバイですか。詳しくは存じておりませんが、ハマーンが私に乗って欲しいと考えている何かしらの兵器では、と……』
ミネバ『……』フッ
シャア『?!ミネバ様、今の表情、一体どのような意図が?!』
ミネバ『……よいか、シャア。よばいというのはだな……』ボソボソ
シャア『……なッ……?!』
シャア「……」
シャア「ハマーンめ……!何と歪んだ教育を……!!」ギリギリギリ
シャア「ああ、そうだな」つーん
ハマーン「……それに関してだが、エゥーゴと一度会談を開こうかと考えているのだが」チラッ
シャア「好きにすればいい」つーん
ハマーン「……エゥーゴのアーガマとだぞ!」
シャア「いいんじゃないか? あそこが実質の主力だ」つーん
ハマーン(クッ……何故だ、あんなにも迫ってきたシャアが最近冷たいぞ?!)
ハマーン(……やはり、あの時朝礼で誘っていれば、)
ハマーン(……)
ハマーン(ええい、ダメだダメだ!出来るわけないだろう!!)ブンブン
シャア「エゥーゴの諸君……紹介しよう、こちらアクシズの総帥、ミネバ・ラオ・ザビ様。そしてこちらがハマーン・カーンだ」
ハマーン「うむ、今日は互いにとって有意義な時間が過ごせるよう、願っているよ……」
ブライト「……」
レコア「……」
カミーユ「……あんたって人は、なんて破廉恥なんだ!」ガッ!
ブライト「抑えろ、カミーユ!」ググッ
シャア「そして、諸君らのよく知るであろう、この私が……シャア・アズナブル……」
シャア「そしてまたの名を……クワトロ・バジーナ!!」チャキッ!
ハマーン「?!」
シャア「……(サングラスをかける音)」
クワトロ「……『シャア』? 生憎だが、私はシャア・アズナブルではないぞ。人違いではないのか?」
ハマーン「ええい、白々しい! 出会えい、出会えい!シャアを引っ捕えよ!!」ザッザッ
クワトロ「逃げるぞ!こっちだ!」バッ
レコア「ハァ?! 勝手に引っ掻き回して何いってんですか、大尉?」
クワトロ「聞き分けのないヤツめ! ハマーンはティターンズとも会談をするつもりだ!アイツ一人に甘い蜜を吸わせる必要はないッ!」
カミーユ「誰がアンタのいう事なんかッ!」
ブライト「待て、カミーユ……クワトロ大尉。それは、信じて良いのか?」
クワトロ「無論だ!でなければ何故こんな事をするッ?!」クワッ
クワトロ「あるべき姿に戻った、と考えるべきではないのですか。ブライトキャプテン」キリッ
ブライト「お前があそこで大立ち回りを演じなければ……ひょっとすると、とても丸く収まったんじゃないのか?」
クワトロ「……失礼、そろそろ休ませて貰っても構わんか? アクシズの摂生から風邪をうつされたようでな、少々具合が悪いのだ」
ブライト「ああ……もう起きてこなくても構わないぞ……」ハァー
カミーユ「……」
カミーユ「……」コソコソ
カミーユ「エアコンに細工はされていない……」
カミーユ「タオルはしっかり厚手、湿り気も十分だ……」
カミーユ「……」
カミーユ「あなただって……」
カミーユ「あなただって、ニュータイプだろうに……」ふぁさっ
クワトロ「?! む、むー!むぅぅー?!」バタバタ
カミーユ「……おやすみなさい、大尉。いい夢を」プシッ
クワトロ「……! ……?!」
クワトロ「……」
クワトロ「」
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Entry ⇒ 2012.03.13 | Category ⇒ ガンダムSS | Comments (0) | Trackbacks (0)
シャア「アムロに『武装神姫』というゲームを勧められた……」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1330265555/
武装神姫(公式サイト)
武装神姫あんま詳しくないけど、立ったら書く
シャア「……私はそのどちらもやった事がないのだがな」
アムロ「何ッ?! ……シャア、可哀想なヤツめ!」
シャア「……ゲームごときでそこまで言われる筋合いもないと思うぞ。私は」
シャア「む?! アムロ、それはいいとして ちょっと近すぎないか? その、なんだ。息がかかる」
アムロ「仕方ないだろ! それはLLサイズのPSPを作らなかったソニーに言ってくれ!」
シャア(……そういう問題ではないと思うのだがな)
・・・
シャア「で、私はこの人形の中から一体を選べばいいのだな?」
アムロ「『神姫』だ。シャア」
シャア「了解した…… で、この神姫とやらは何を選べばいい?属性とかは無いのか?」
アムロ「そんなもの無いぞ…… 先にいっておくが、ポケモンとかそういう感じでもないぞ」
シャア「何?!……大丈夫なんだな? ハメようとはしてないだろうな?」ジトッ
アムロ「えぇい!クドい!」
アムロ「な?! どうした、シャア!」
シャア「なに、この神姫……パッケージにも描かれている上、OPでも目立っていた。更には『初心者にもオススメ』と書いてある。つまりはコイツを選べばいいんだろう?」
アムロ「……いや、アーンヴァルだけはダメだ」
シャア「何!なぜだ、アムロ!!」
シャア「えぇい! 勝手に方向キーを動かすな!第一、赤っぽいモビ……神姫なんて一機もないではないか!」
アムロ「案ずるな、シャア!ストーリーが進めば赤っぽい神姫ならいくらでも出て来る!!」ピッピッピ
シャア「落ち着け、アムロ!それなら、その辺りまでは一体どうやって進めばいい!」
アムロ「な?!一瞬の隙をついて…… シャア、お前と言うヤツは!!」ガタッ
シャア「待て! ストップだ! コイツで進めるのはストーリーの一部分のみ…… 仮初!仮初の機体だ!」ガタタッ
アムロ「ホントか? 愛着とか持ったりしないな?!」
シャア「あ、あぁ……約束しよう…… (一体なんだというのだ……)」
アムロ「待て、早まるな!」ガシッ
シャア「今度は何だというのだ!?」
アムロ「例え仮初とはいえ、デフォルトネームはマズい! さみしい事になる!」ググッ
シャア「む!?」
アムロ「……な? 味気ないだろう?」
シャア「言ってる意味が分からん……『アーンヴァル』で、OK」ピッ
アムロ「あぁっ! お前はまた人の言う事を聞かずに!!」
アムロ「サラっとチュートリアルをスルーしたな……お前説明書さえ読んでなかっただろ……」
シャア「あんなもの読まなくたってどうとでもなる。モビルスーツ乗りがゲーム機一台に翻弄されてどうするのだ」プチプチ
アムロ「……理解出来ない」
アムロ「待てよ、そういえば、お前装備は……」
シャア「む?」ライドオーン
シャア「か、勝った……!」
アムロ「あ、あぁ……見事な撲殺だったよ、シャア」
シャア「……こ、このゲームは大体こんな泥試合になるのか?」
アムロ「いや、序盤だから相手のAIが貧弱なのと、お前が迂闊だった事と、そもそもお前がヘタクソだったからこんな世紀の凡戦になったんだ」
アムロ「……全部マニュアルを読んでいれば避けられた事態のハズだぞ、シャア……」
シャア「み、認めたくないものだな……自分自身の若さ故の―――」
アムロ「三十過ぎて何を言っているんだお前は……」
シャア「いかにもな友人ポジションな登場人物が出てきたんだが……」
シャア「デフォルトネームを『いい名前だな』って褒められた……」チクリ
アムロ「ほら見ろ……」
シャア「おい、見ろ!アムロ!挑戦状だ、挑戦状が来たぞ!!」
アムロ「うるさい! 三十路過ぎの男が騒ぐほどのことでもないだろうに!」
シャア「しかしだな…… このゲーム、意外と、その……起伏がなくてだな……」
アムロ「あぁ……確かにそうだが、心配はするなよ? 後の方になればちゃんとストーリーは付いてくるぞ。2つの意味で」
シャア「そうか……ならいいが、このまま優勝して終わりだと思ったら何だか虚しくなりそうだったからな……」
シャア「セーブしようとしたら、大変な事になった……」
アムロ「フブキイベントだな。ありがたく貰えばいいだろ」
シャア「……」
アムロ「? どうした、シャア?」
アムロ「? それより、名前をつけてやれよ。またデフォルトじゃあ心が痛いだろう」
シャア「名前…… そうか、名前か……」
シャア「そうだな、『エルメス』にしよう」ピッピッ
アムロ「……シャア、お前」
シャア「アムロ、なにも言うな……なにも言ってくれるな……」ピッピッ
シャア「今度は何だ……」ピコピコ
アムロ「神姫の名前は……自宅のオプションからいつでも切り替えられるからな」
シャア「そうか…… わざわざすまないな……」ピッピッ
アムロ「……」
シャア「……」ピッピッピ
シャア「待ってくれ、初めからやり直しと言うことか?!」
アムロ「当たり前だろう……神姫からのLOVE値が共有されてるとでも思ったのか?」
シャア「せっかくまともに装備が整えられるようになったというのに……えぇい、謀ったな……!」
アムロ「なにをみみっちい…… ここまでたかだか2時間位の事じゃないか」
アムロ「それに、フルコンプリートするにはいずれ全機30レベル程度には持っていく必要があるんだ、素直に諦めろ」
シャア「何?! 6体は居たハズだが、アレを全部か?!」
アムロ「……いや、もっと増える。それはもう増えまくるぞ」
シャア「なんという事だ……」
シャア「似合わんな……」
アムロ「さっきからエディット画面をブツブツ言いながら眺め続けていると思ったらそれか……」
シャア「ああ、アーンヴァル型の防具はこのフブキ型にたまらなく似合わない気がする……どうすればいい」
アムロ「意外と神経質だな……それくらい我慢しろよ」
シャア「しかしだな…… うーむ、胸部パーツと脚部パーツならなんとか我慢できなくもないが、ランドセルの部分が……うーむ……」
シャア「何だコレは!」
アムロ「大声を出すなよ…… で、一体なんだよ?」
シャア「せっかくポイントを貯めてフブキ型純正の防具を買ったんだが、装備できないと来ているぞ!バグか?私だけをどん底に突き落とす機械か?!」
アムロ「落ち着けシャア!なんでもかんでも機械のせいにするんじゃない! ……あぁ、『武装ランク』が足りてないな」
シャア「何! 『武装ランク』?!」
アムロ「コストとは別に……神姫はLOVE値が一定以上にならないと ランクの高い装備がつけられないんだ。それが『武装ランク』という形で設定されている」
シャア「えぇい……KONAMIめ、小賢しい真似を……バグではなかったのか!」
アムロ(説明書を読まないからこうなるんじゃないのか……?)
シャア「ヤンキーにボコ殴りにされたぞ……」
アムロ「よくある事だ、諦めろ」
シャア「これが諦め切れるものか?! 三対一だぞ! いくら私が三倍頑張ったとして、ようやく対等だ!」
アムロ「あぁ…… お前対等に持ち込んでも負けるタチだもんな…… こないだもサイコフレームを送りつけてきたと思ったら……」
シャア「昔の話はいい! それよりもあの無理難易度はどうにかならないのか!」ユッサユッサ
アムロ「よせ!揺するなよ、シャア!」ガクガク
アムロ「なにしろ、よってたかってのタコ殴りだ……戦法もなにもあったもんじゃない」
シャア「では、どうしろというのだ!」
アムロ「無理に勝とうとするからダメなんだ、一旦退けばいい」
シャア「何?!」
アムロ「コストの最大値を上げて、装備をガッチガチに固めてゴリ押せばいい……というか、それ以外に方法がない」
シャア「そ、それでいいのか? 若干セコイような気がするが……」
アムロ「逆に聞くぞ、シャア! 三対一で圧倒的にボコってくるのはフェアな戦いか?!違うだろう!」ビシッ
シャア「ぐ、ぐぅ……」
シャア「呆気無いな……」
アムロ「だろう?」
シャア「ああ、鬼ヶ島で暴れまくった桃太郎とはこんな気持ちだったんだろうな。アムロ、知っているか。童謡の4番の歌詞を」
アムロ「……そこはせめて、『ルウム戦役を思い出す』とか言ってくれないか」
シャア「アレはアレで結構ギリギリの戦いだったのだが……む、『アーク型が入荷しました』……か」
アムロ「ようやく来たか……喜べよ、シャア。赤い神姫だぞ!機動力も(設定上は)高い、まさにお前にあつらえたような……」
シャア「せっかくだが……遠慮しておこう」
アムロ「ん?」
シャア「このフブキ型……『エルメス』だがな。使ってるうちに……なんだか、私に「大佐」と呼びかけてきてくれているような気がしてだな……ハハッ、私を笑うか。アムロ」
アムロ「シャア…… お前は……」
アムロ「ごめん、さすがの俺でもそこまでいくと、ちょっと……キツいな」
シャア「?!」
アムロ「いや、まぁ何であれ 楽しんで貰えたようで何よりだ。 ……そうだ、武装神姫はマルチな方面に展開していてだな。ゲームだけでなくフィギュアや各種グッズなども販売していて―――」
シャア「何! フィギュアがあるというのか!」
アムロ「あ、あぁ……(す、すごい食いつきだ……!)」
シャア「ええい、こうしちゃいられん! 早速Amazonで在庫を……」カチカチ
・ ・ ・ ・
・ ・ ・
・ ・
ギャルゲーやってる人になってる
『諦めろ、このジャスティス型こそが最強の神姫なのだ!!』
シャア「させん!私は闘う! それが神姫を操るものの宿命ならば!!」
シャア「でたな」
シャア「でたな、アストライアー!!」
【シャア「アムロに『武装神姫』というゲームを勧められた……」第一部・完】
[二 ] __ 〔/ /
| |/,ー-、ヽ /
/ / _,,| | ./
レ1 | / o └、 ∠/
.|__| ヽ_/^ ,/ ( -_-) ))
__ / /つ( ̄`ヽO_ノ⌒ヽ
[二二_ ] / ノ ) \ ))
// {.. (__丿\ヽ :: ノ:::: )
/ ∠__  ̄フ.. 丿 ,:' ))
∠___ / / (( (___,,.;:--''"´``'‐'
_ / / \
/ o ヽ/ / /
ヽ__ / \
お疲れ様でしたー
まさか虚無るとは
武装神姫は課金の価格を下げてくれればなぁ。
Entry ⇒ 2012.03.06 | Category ⇒ ガンダムSS | Comments (0) | Trackbacks (0)
シャア「合コンをやるぞ、アムロ」
アムロ「どうしたんだシャア、いきなりそんな事を言って」
シャア「いやなに。 ここ最近はティターンズにもアクシズも特に目立った動きがない」
アムロ「まぁ……確かにそうだが……」
シャア「このまま気を張り詰めていては士気にも影響が出るというものだ、なればここいらで息抜きも必要だと思ってな」
アムロ「……それで、合コン……か」
シャア「こんな時だからこそ戦いを忘れ、同年代の女と酒を交えた会話に興じるのも悪くは無いだろう」
アムロ「……確かに、一理あるな」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1327520902/
シャア「合コンをやるぞ、アムロ」
シャア「なに、ちゃんと考えているさ、既に何人かの男には声をかけておいた、これがそのリストだ」
アムロ「なになに………」
アムロ「>>5、>>10、>>15の3人か……」
シャア「ああ、私とお前を含めてこの5人でと思うのだが」
※シリーズ問わずガンダムシリーズの男キャラを書き込んでくれ
シャア「……なんだ?」
アムロ「なんだこのチョイスは」
シャア「…何か問題か?」
アムロ「この3人のおかげで平均年齢が恐ろしく高く気がするのだが、これでは成功するものも成功しなくなるぞ!いいのか!!」
シャア「アムロ、落ち着いて考えてみろ」
シャア「もしもここで、キラ・ヤマトやロックオン・ストラトス、ジョルジュ・ド・サンドといった、我々以上のイケメンなんかを連れて行ったらどうなると思う?」
アムロ「……そうか、俺達に女が回って来なくなる確率が……!!」
シャア「そういう事だ、彼等には悪いが、我々の踏み台になって貰う」
アムロ「さすがだな」
上手いこと言いやがって
アムロ「……成程な、さすがシャア、味方をはめる非情さは相変わらずだな」
シャア「ははは、彼らはガルマ以上に扱いやすかったな、女と聞いて何の疑いもなく私の話を聞き出したのだ」
アムロ「お前の意図は分かった」
アムロ「して、肝心の事を聞くが……向こうのメンツは大丈夫なんだろうな?」
シャア「ああ、辺境のコロニーで知り合った>>50と言う女性と連絡先を交換してな」
シャア「彼女も友達を連れてきてくれるらしい、そこは抜かりないさ」
アムロ「さすがシャアだ」
よくやった
シャア「どうしたアムロ、騒々しい」
アムロ「どうしたじゃない!! お前は今誰と連絡先を交換したと言った!!」
シャア「ハマーン・カーン、知ってのとおり、あのハマーンだ」
アムロ「それは分かっている! 俺が聞きたいのはなんで敵国の、しかもトップと酒を酌み交わさないといけないんだってことだ!!」
シャア「アムロ、落ち着いて考えてみろ」
シャア「何も、銃を向け合うだけが戦争ではない」
シャア「ここでハマーンを“落とし”、アクシズを衰退させるための土台をつくる、悪くは無いだろう」
アムロ「あのなあ……お前、そんな簡単に上手く行ったらこんな戦争なんか……」
アムロ「しかし……」
シャア「お前は安心して場を私に任せ、ハマーンの連れた女と適当に飲んでいればいいさ」
シャア「休暇と言っても確かに今は戦争中だ、遊び気分もほどほどに、今後の事を考えて行動せねばな」
アムロ「……お前の言いたい事は分かったよ」
シャア「開催は3日後、近場のコロニーの飲み屋で開かれると言う事だ」
アムロ「ああ、分かった、じっくりと準備をしておくよ」
シャア「アムロ、先走ってヘマをする事の無いようにな」
アムロ「お前もな」
一方その頃ハマーンの部屋
ハマーン「………あと3日……か」
ハマーン「シャアのやつ、少しは酒癖は治ったのか……?」
ハマーン「昔から酒が入るとどうしようもない俗物だったからな……まあ、あまり飲ませすぎないように気を使ってやるのもまた一興か」
ハマーン「………」
ハマーン「下着は……普通のでいいのか?」
ハマーン「一国の首相を相手に酒を酌み交わした事はあったが……シャアのような俗物と、下賤な酒場で飲む事は今までなかったからな……」
ハマーン「……どんな格好をして行けばよいのかわからないではないか」
ハマーン「そうだ、確か、私と同席する>>90なら何か良い案を教えてくれるやもしれん」
>>90シリーズ問わず女性キャラを
……
ハマーン「ああ、ミネバ様を頼む」
ミネバ「どうした、ハマーン?」
ハマーン「……ミネバ様、実は聞いてもらいたい話があるのです」
ミネバ「ふむ、ハマーンがえらく思いつめているとはめずらしいな、私でよければ話を聞こう」
ハマーン「実は……」
………
ミネバ「そんなこと私に聞かれても……だけど……まぁ、その……」
ミネバ「ふ、普通の格好で良いんじゃないか?」
ハマーン「普通の格好……ノーマルな格好、ということでいいのでしょうか」
ミネバ「ああ、間違ってはいないと……思う」
ミネバ「ああ、ハマーンは私の為によくやってくれている、あまり無茶をせぬようにな」
ハマーン「私のようなものにありがたきお言葉、感謝いたします……」
――ピッ
ハマーン「さて、もう少し情報が欲しいところだな」
ハマーン「もう一人の同席者、>>150にも意見を求めようか」
プル「ぷーるぷるぷるぷる~~♪ はーい、プルでーす♪」
ハマーン「プル、お前に一つ聞きたい事がある」
プル「なーに?」
ハマーン「例えば、例えばの話、お前が意中の相手と食事に出かける時、お前ならどんな格好をする?」
プル「いちゅう?」
ハマーン「……ああ、ジュドー・アーシタと食事に行くなら、どのような格好で行くのかを聞いている」
プル「ん~~……普通……かなぁ?」
ハマーン「やはりノーマルか」
プル「うん、普通の格好で行くと思うけど」
ハマーン「そうか、参考になった……下がって良いぞ」
プル「……?」
パサッ…
ハマーン「ん、プルのやつ、雑誌を忘れて行きおって」
ハマーン「な、なんだこの表紙は……まったく、俗物の読むものはよくわからんな」
ハマーン「……む、合コン……?」
――『初心者の為の合コン必勝法特集!~合コンは戦だ合戦だ、勝負服の選び方、相手の攻め方落とし方、その全てをこの1冊に!』
――『ネオジャパン、プラント、アザディスタン系女子の恋愛事情、フレイ・アルスターに教わる男を虜にする女子力チェック!』
ハマーン「ふむ……」パラ……
ハマーン「相手の攻め方落とし方…だと?……勝負服……『勝負服』?ま、まさか!!!!」
ハマーン「!!!しまった!! シャアのヤツ、戦いを忘れ、酒場で飲み合うといいながら最初から私達を!!!」
ハマーン「クソ……!!うつつを抜かして浮かれていた……!! このハマーン・カーン……一生の不覚だ!!!」
ハマーン「ヤツの狙いは最初からこれだったのだ、下賤なエゥーゴのやる事だ、飲み合いと言いつつ戦場に私を誘い、和やかな雰囲気を演出して毒を盛るぐらい、わけはないだろう……」
ハマーン「こうしてはおれん、早速もう2人の同席者に連絡を取り、対策を見出さんとならぬ!」
ハマーン「ええと……>>210と>>215の連絡先は……」
できれば最近の若いやつ頼む
一人はラクスで、もう一人の「女」を>>225で
ミネバ
プル
プルツー
ラクス
か
完全なシャア得じゃねえか
プルツー「何だい、どうかしたの?」
ハマーン「3日後の事だが、一応念のためだ、覚悟を決めて行くぞ」
プルツー「それはいいけど、アイツも来るんだろ? なんか嫌なんだよな、アイツって」
ハマーン「仕方ないだろう、なるべく楽しませてくれよと向こうからも言われているのだ」
ハマーン「何か企んでるも知れん、格好は目立たず、かつノーマルで行く、お前もそこを忘れるなよ」
プルツー「まあ、いいけどさ……」
……
ハマーン「さて、次はプラントのラクス・クライン嬢か」
ハマーン(奴も歌姫なだけあり、可憐に見える……が、腹の底では何を企んでいるか分からぬからな、だがこれもザビ家の為だ……その化けの皮、3日後に暴いてやろうではないか)
ハマーン「ああ、アクシズのハマーン・カーンだ、プラントのラクス・クライン氏を頼めるか」
ハマーン「ラクス嬢よ、先日の貴女の歌は今でも耳に残っている、私も、久々に胸が躍ったと言うものだ」
ラクス「うふふ、それはどうも……して、何かお話ですか?」
ハマーン「ああ、実はだな……どうもエゥーゴの奴等、飲み合いに乗じて何かを企んでるかも知れんのだ」
ラクス「……と、言いますと?」
ハマーン「最悪の場合、戦闘になる可能性もある」
ラクス「そんな、私は合コンとお聞き致したのですが……」
ハマーン「いいや、ラクス嬢はご存じないやも知れんが……下々の者達の間では、合コンとは『合戦』を意味する単語らしい、私も今それを知ったのだが」
ラクス「……まぁ! 合コンにそのような意味合いが……!」
ハマーン「正直向こうの出方もまだ分からぬ、一応用心するに越した事は無いので、なるべく目立った格好は控えた方が良いだろう」
ラクス「確かに……ハマーンさんの言う通りですわね」
ハマーン「ああ、そちらも、戦場に赴くに相応しい格好で臨まれると良いだろう」
ハマーン「……何か策があるのか?」
ラクス「今回はミネバ様も同行されるとの事、戦闘になるような危険な場所では聊か不安でしょう」
ハマーン「確かにな……」
ラクス「なので、相手方には飲み場の変更をお願いするようお伝えください……場所は、そうですね、プラントが宜しいかと思います」
ハマーン(さすがラクス嬢……事前に待ち合わせ場所を自分の巣に変え、敵の動きを封じ、かつ敵の行動を監視できる策に出たか)
ハマーン(もしもシャアの狙いが我々の暗殺なれば、さすがにこの変更は予想外のハズ……)
ハマーン(それに、プラントの夜景はとても美しいと聞く)
ハマーン(無力化したシャアを言いくるめ、プラントで一時を過ごすのも良いだろう……上手く行けば、奴も馬鹿な気を忘れ、私と共に歩む事を誓うに違いない)
ハマーン「ふふふふ………………」
ハマーン「あ、ああ、良い案だ。 では、早速ヤツに伝令を伝えておこう」
ラクス「ええ、では、3日後……」
ハマーン「失礼する」
――ピッ
ハマーン「……さて、シャアに連絡せんとな」
………
ハマーン「ああ、シャアか?」
シャア「こんな時間にどうしたと言うのだハマーンよ、もしや3日後が待ちきれず、私に電話をしてきたと言うのか?」
ハマーン「ばっ……!! 馬鹿な事を言うでないぞ俗物が!!」
シャア「冗談だ、して、一体何用だ」
ハマーン「こほん……指定した飲み場だがどうも私の肌に合わん、して、場所を変えたいのだが……」
ハマーン「案ずるな、我々の飲み合いはプラントで行う」
シャア「プラント? もしや、コーディネイターのあの砂時計か?」
ハマーン「ああ、下賤なコロニーの酒場よりは雰囲気が良いであろう」
シャア「よくそんな高級な所を見つけられたな……分かった、プラントの酒は非常に美味と聞く、楽しみにしているよ、ハマーン」
ハマーン「……べ、別に貴様の為にやった事ではない! か、勘違いするな、これは私の為なのだ!」
シャア「ああ、分かっている。 では、3日後に……ハマーン、上質な飲み場を見つけてくれた事、感謝する」
ハマーン「あ……ああ、では、また……な」
――ピッ
ハマーン「シャアが……私に………感謝を……………」
ハマーン「って……何を浮かれているのだ私は!! 場所が変わったとはいえ、あいつは我々を戦場に誘おうとしたのだぞ!!」
ハマーン「だ……だが、『感謝する』とは………その………」
ハマーン「………………何かの間違いであってほしいものだ………」
シャア「ハマーンからだ、後日の合コンはプラントで行われることに決まった」
アムロ「プラント……高級地じゃないか」
シャア「ああ、ハマーンの奴も相当に期待しているらしいな」
アムロ「場所が場所だ、俺達も当日の服装には気を使わないといけないな」
シャア「そうだ、不恰好な服装では幻滅されかねんからな」
アムロ「早速、明日にでも服の調達に行こう」
シャア「確か、近隣の町に良い服屋があった筈だ」
シャア「……そうだ、彼等にも連絡をしておかねば……」
ガイア「へぇ……へぇ、な、なんですと! ぷ、プラントで!!」
ガイア「はい……はははっ! そりゃあ楽しみでさぁ!!」
ガイア「くぅぅぅ!! 今から燃えてきましたよお!!」
マッシュ「ガイア、どうしたってんだ?」
オルテガ「随分機嫌が良いじゃねえか」
ガイア「マッシュ、オルテガ、今度の合コン、プラントでやるってよ! しかも美人付きだ!」
ガイア「しかもよ、俺達の写真を見せたところ、非常に受けが良かったってぇよ!!」
マッシュ「マジかよ!」
オルテガ「美味ぇ酒に美女付…しかも俺達みてぇなダンディーなオジサマ好きかぁ……へへへ………」
ごめんこいつら3人かなり適当にやってる
オルテガ「俺達は黒い三連星!!」
マッシュ「MSの撃墜率はジオン一ィ! だが女の撃墜率は未だゼロ!」
ガイア「だけど、そんな日々ももう終わりだぁ!!」
オルテガ「さらば非モテの日々よ! よろしく青春! バラ色の未来!!」
ガイア「オルテガ! マッシュ!!合戦は3日後だ、各々武器の手入れを怠るなよお!!」
オルテガ・マッシュ「おおおおおおおおおっっっっっっ!!!!」
―――
アムロ「シャア、いいのか? あんな事を言って……彼等、相当に浮かれているようだが」
シャア「何、多少は話を盛る事も戦術だよ」
アムロ「……侮れないやつだ」
ハマーン「これなら高級感があり、防弾性にも優れます故に、こちらでいかがでしょう」
ミネバ「うん、サイズもぴったりだ、さすがハマーンだな」
ハマーン「ありがたきお言葉……」
プル「あんたねぇ……こっち寄らないでよ!頭痛くなるっしょ!!」
プルツー「お前こそ向こうに行け! あああもうイラつくなぁ!」
ハマーン「お前たち、騒々しいぞ」
プル・プルツー「うううぅぅぅぅぅぅぅ!!!!」
ハロ「ハロ、コレ!コレ!!」
ラクス「まぁ……でしたらこれにいたしましょうか?」
ハロ「オマエモナー!」
ラクス「さて……お次は……♪」
―――
アムロ「シャア、これなんかどうだろう? フォーマルで紳士的に見えるってそこの店員が……」
シャア「悪くないな、では、私のこれはどうだろうか?」
アムロ「赤が目立ちすぎている気がするな、もう少し色を変えてはどうだろうか」
シャア「では、これなんかどうだ?」
アムロ「金のスーツ……お前は何か間違っているぞシャア」
シャア「……ふむ、なかなか難しいものだな、コーディネイトというのは」
マッシュ「袴たぁさすがだぜガイア! オルテガ!おめえはどうだ!」
オルテガ「馬鹿野郎!!漢なら覆面マントにパンイチに斧と相場が決まってんでぇ!」
ガイア「お前それ違うオルテガだろーが!!どこの父ちゃんだよ!!」
オルテガ「がっはっはっは!!」
―――
――
―
各々が決戦に向け、準備を進めていた。
おそらくそれは、小さな誤解とすれ違いが生み出した結果なのかもしれない。
小さな勘違いはやがて大きな誤解を産み、プラントを徐々に巻き込みつつあった。
そして、合コン当日……!!
アムロ「そろそろかな?」
シャア「ああ、そろそろ予定の時間だ」
アムロ「先に店に入ってなくて大丈夫だろうか?」
シャア「如何なる時でも女性を優先するのは合コンの常だよ、アムロ」
アムロ「そういうものか」
アムロ「しかし……シャア」
シャア「なんだ?」
ガイア「へ……へへへへ………こ、ここがプラララント……な、ななななんか俺、き、ききき緊張……」ガクガク
オルテガ「ばばばばっかやろろろう!!ガガガイア!おおおおめえがそんなんでどーすんだよよよよよ!」ブルブル
マッシュ「そ、そそそそうだぜガイア! 俺達ゃくく黒い三連星! どどどんなせせ戦場だってこれまままで生き延びてきたじゃねえか!」アセアセ
シャア「なに、彼らは最初から捨て駒だ、せいぜい我々の為に道化を演じていただく」
アムロ「黒い……三連星よりも黒いぞシャア」
ガイア「せっかく袴も新調したんだ、ここまできて引き下がれっかよ!! オルテガ! マッシュ!俺達ゃやるぜえ!!」
マッシュ「うおおおお!!! 今日でオレも……さらばサクランボの日々ぃぃ!!」
オルテガ「俺のジャイアントバズが火を噴くぜえええええ!! 」
通行人「やだ……何あれ……」
通行人「ママ―、あのおじさんたち変だよ~」
通行人「ナチュラルかしら……まったく……いい? 見ちゃいけませんよ?」
アムロ「あいつらはもう酔っているのか」
シャア「ふむ、確かにこう節操がないのも問題だな」
アムロ「あいつらを誘ったのはお前だろうが………」
シャア「来たな………」
ハマーンの声に振り向くシャア一同、だが、その彼女達の服装に一同が一斉に凍りついた!
ミネバ「久しぶりだな!シャア・アズナブル!!」
プル「へ~、あの二人、なかなかかっこいい……でも、ジュドー程じゃないけど」
プルツー「……ふん」
ラクス「みなさんご機嫌うるわしゅう……本日は、楽しい会になると良いですわねぇ」
男性一同「……………………?」
そう、ハマーンの話を鵜呑みにした女性陣は揃いも揃って戦場の勝負服、ノーマルスーツを着用してきたのであった!!!
ラクス「ちなみに私は陣羽織を羽織ってきたんですよ~♪」
シャア「ああ、私も話をしたいと思っていたところだ」
アムロ「どういう事だ、何故彼女達がノーマルスーツを? この後演習でもやるってのか??」
シャア「そんな話は聞いてないぞ、ハマーンなりに気を使った結果なのかもしれない」
アムロ「気を使った結果がノーマルスーツっておかしいだろ!!」
シャア「だが、合コンでは常に女性の服装を褒める事が重要だ、いいか、無理やりにでも服を褒めるんだ、いいな?」
アムロ(せっかくの飲みの気分が台無しだ……)
ガイア「つーか……ガキが3人って……」
オルテガ「いやいやいやいやいやお前よく見てみろ、あの方……」
マッシュ「まさか……ミネバ様?」
ガイア「んなワケあるかよ!! なんでザビ家のトップがこんな所に、しかも合コンに来るってんだよ!!」
ガイア「は、はい!!(うお……本物のラクス・クラインだぜ……うひょおぉぉ……色っぺぇ……」
ラクス「その袴……お似合いですわねぇ♪」
ガイア「ぶほっ!!」
ラクス「だ、大丈夫ですか?」
マッシュ「ガイア!! ガイアアアア!!」
オルテガ「ガイアの野郎……産まれてこのかた女に褒められたなんて事ないからおかしくなっちまった……」
ハマーン「………」
ハマーン(合戦と聞いたからそれに合った服を選んできたが……何故奴等はスーツに袴なのだ? これでは我々が浮いているように見えるではないか……こんなことなら私もドレスぐらい……)
ハマーン(いやいや、奴等をよく見ろ……歴戦の猛者と評判の黒い三連星にアムロ・レイ……やはりシャアめ、何かを企んで……)
シャア「ふむ……しかしなんだ、その……ハマーンよ」
ハマーン「ど、どどどうした、シャア!!(ええい静まれ、私の心臓よ!!」
ハマーン「そ、そそそ、そうか??」
シャア「ああ、密閉性が良くそれでいて蒸れない粗材。かつ女性の色気を存分に引き出すデザイン、職人の腕が冴えているのがよく分かる、素晴らしいノーマルスーツだ」
ハマーン「………ほぅ……素晴らしいのは『ノーマルスーツ』だと、そう言いたいわけだなお前は」
シャア「ああ」
ハマーン「この……俗物が!! 歯を食い縛れ!」パシーンッ!
シャア「……これが若さか……」
シャア「アムロ、私は何故殴られねばならんのだ」
アムロ「シャア……お前ってやつは……」
プル「あのさー、早くいこうよ~~」
プルツー「いつまで立ち話をしているんだ、早く食事がしたいのだが」
ラクス「このお店はクライン家も御用達のお店なんですよ」
ガイア「へっへっへ……ラクス・クラインのお墨付きって事は、さぞ期待が出来る店構えなんでしょうなぁ!」
アムロ「さあ、女性は先に入って」
ミネバ「ふむ、よくできた男だ、お前、ザビ家に尽くす気はないか?」
アムロ「……は?」
シャア「アムロ、彼女はミネバ・ザビ、かのドズル・ザビの忘れ形見でもある、現在のザビ家の実質上のトップだ」
アムロ「……なんだと……?」
ハマーン「一国を収める者として俗物共の生活を学びたいと言う事でな、貴様、変な真似をしたらただでは済まさんぞ」
ガイア「なんでそんな大物がこんな所に……」
オルテガ「まったくだ……」
店員「グゥレイトォ!!料理一品上がったぜ!!」
店員「注文がこんなにだぁ?? ああやってやるよ、不可能を可能にする男だぜ、俺は!」
客「料理が遅いぞ腰抜けが! いつまで待たせる気だ!!」
客「やめろ!お前が食べたかったのは本当はそんなものじゃないはずだ! それは俺が食う!お前ももう自分を誤魔化すのは止めるんだ!!」
客「ってそう言いながら俺のから揚げ食ってんじゃ……ってぇぇ!!あ……あんたって人はあああ!!」
客「やめてよね、本気で悔しがっても、君のから揚げはもう戻ってこないよ」
客「から揚げぐらいで小さいな、割り切れよ……でなきゃお前、死ぬぞ?」
アムロ「他のテーブルも随分盛り上がってるな」
シャア「ああ、そのようだな」
ラクス(みなさん、上手く溶け込んでるようですわねぇ…)
シャア「各々好きな物を頼んでくれ、ただし、未成年はコーラだけだ」
ハマーン「ふむ、異論は無い」
ラクス「まあ、宜しいのではないかしら?」
ミネバ「残念だが、仕方あるまい」
プル「えー、いーじゃん今日ぐらいはさ~」
プルツー「私もだ、せっかくの飲み場なんだし、私達だけ子供扱いされたくないな」
ガイア「まぁまぁお嬢ちゃん…ここは抑えて、な?」
オルテガ「そうだぜぇ、早すぎる酒はかえって毒ってもんだぜぇ、へっへ」
プルツー「寄るな、おっさん」
三連星「………………」
シャア「ふむ、結構いけるな、この酒」
ラクス「お父様のおすすめ、だそうですよ?」
シャア「ほう、それはそれは……」
ミネバ「これが下々の者どもが食す料理か……ふむ、これは何と言うのだ?」
アムロ「それは、から揚げ……だな、鶏肉に衣をまぶして、油で揚げた地球の庶民料理だよ」
ミネバ「これが、地球の料理……」
アムロ「ああ、ミネバは食べた事無かったのかい?」
ハマーン「ミネバ様は貴様等とは育ちが違うのだ、こんな下賤で油の濃い料理など、そうそう食べさせるわけがなかろう!」
シャア「とかなんとか言いながらハマーンよ、お前はそれを何個食べれば気が済むのだ」
ハマーン「私はこうして毒見をだな!!」
シャア「ふっ、照れ隠しが下手だな、ハマーン」
シャア「ふむ、では何か催し物でも開こうか」
シャア「そういうわけだ、三連星が何か面白い事をやってくれるらしいぞ」
アムロ(シャア! なんていう無茶ぶりだ!)
ガイア「え、どういうわけで?」
プル「へ~、おじさんたち、何やってくれるの?」
ラクス「まぁ……楽しみですわ♪」
ミネバ「せいぜい場を白けさせなければ良いがな」
ガイア「っとぉ……ど、どうするよ?」
マッシュ「なんか、いきなりすぎっつーか……なあ??」
オルテガ「お、俺、ネタなんてできねえぞ?」
マッシュ「あ、ああ……」
オルテガ「やるっきゃねえ……!」
ガイア「オルテガ! マッシュ!! テーブルの上の残骸に!ジェットストリームアタックを仕掛けるぞ!!」
ガイア「行くぜ! ジェットストリームアタック!!」
三連星「うおおおおっっっっっっ!!」
――ガタガタッ!! カチャカチャカチャ!!
ハマーン「ほう…これはこれは……」
シャア「すごいな、次々とテーブルの上が綺麗になって行く」
アムロ「まさにコンビネーションのなせる業だ、あっという間に汚かったテーブルが……」
ミネバ「だが……これは」
プル「地味……だね」
プルツー「ああ……」
オルテガ「これぞ我等の奥義!」
マッシュ「ジェットストリームアタック!」
シャア「ふむ……いや、すまんな……」
ハマーン「というか、私の酒がどれだか分からなくなってしまったのだが」
アムロ「あれ、俺の酒は……?」
プル「私、まだから揚げ食べてなかったのに~」
ミネバ「私の水も片付けられてしまった……」
プルツー「テーブルが綺麗になって逆に違和感だな、これでは」
ラクス「というか、まだまだ料理も来るんですけどねぇ……今ここでお片づけをしても意味がないというか……」
シャア「君達はまだ場に馴染めていないようだったな」
ガイア(いや、無茶振りさせといてそれはひどいんじゃねえか?)
プルツー「…あれ?」
プル「ジュドー達がやってたんだ、王様ゲーム!」
シャア「……ほほぉ」
アムロ「ぶっ! お、お前どこでそんなゲームを覚えたんだ!」
プル「えー、ジュドー達、面白そうにやってたんだよ?」
ハマーン「……王様ゲーム?」
ミネバ「一体どんなゲームなのだ、それは」
ラクス「さぁ……?」
客「」ガタガタッ!
アムロ(なんだ……? 今、周囲からものすごいプレッシャーが……)
シャア「確かに、手っ取り早く場を盛り上げるためにはもってこいの秘策ではある」
アムロ「しかし……大丈夫なのか?」
シャア「アムロよ、お前はあの中でなら誰と事を進めたい?」
アムロ「俺に童女趣味は無い……そりゃ、上手く行くのならラクス・クラインかハマーン・カーンしかいないだろう」
シャア「ああ、上手く事が運ぶようにしてやるさ」
アムロ「それが危険だっていうんだ! 今、一瞬ではあるがすさまじいにプレッシャーを感じた、あれは一体……」
シャア「考えすぎだよアムロ、少しは肩の力を抜け、彼等の様にな……」
ガイア「お……王様ゲーム…………」
マッシュ「ラ…ラクス・クラインにあんなことやこんな事が……でへへへへ」
オルテガ「い、いやいや落ち着けお前ら、ま、まだだ、まだそうと決まったわけじゃ……」
アムロ「……遠慮しておくよ」
シャア「では、私から説明させていただく」
シャア「王様ゲームと言うのはだな……」
―――
――
―
ハマーン「ほほう、面白い」
ハマーン「ニュータイプの力を使えば……クジの番号を読み取るなど動作もないな……」
ハマーン「しかし、シャアとてそこは見抜いているだろう、一体何を企んでいる、シャアめ」
ハマーン(しかし……上手く行けば、シャアを言いなりにできる…わ、私が………)
ラクス「何だか、面白くなりそうですね~♪」
ミネバ「なんだ、私達が普段やってる事と変わりないではないか」
プル「じゃあいっくよー!」
シャア・アムロ「………っっっ!!」
キュピーン!!
ハマーン「……何ぃ!!?? プレッシャーでクジの番号が読み取れん…だと??」
シャア(甘いぞハマーン、そんなイカサマ、私が見過ごす筈がなかろう)
ガイア「きたあああああ!!!!俺が王様だあああ!!」
ハマーン「っっっちい! 小癪な!」
マッシュ「ガイア!よくやった!!」
ガイア「じゃあ……へへへ、3番と5番は今着てる服を脱げえーーーっっ!」
アムロ(いきなりそんな命令を……! まだ早い、早いよ!!)
ハマーン「な!! 何を言うか貴様!!は、破廉恥な!!」
ガイア「おっと、王様命令ですぜこれは……」
アムロ(おかしい、さっきから妙に視線を感じる…)
アムロ(考えすぎ……か?)
ガイア「それで、3番と5番は誰だぁ?」
シャア「……3番は私だ」
ラクス「5番は私ですわ……」
ガイア(ちっ、まぁいいか)
シャア「ま、上着だけで大丈夫だろう」パサッ
ラクス「私も、陣羽織だけでしたら…」
ハマーン(ふむ、Yシャツ姿もなかなか……)
アムロ「良かったような、残念なような……」
プル「じゃー次! 王様だーれだ!」
ハマーン「来たか…!」
シャア「では、9番と4番、それと2番にはこのメニューにある極苦青汁とやらを飲んでいただこう」
アムロ「これ、写真写りが悪いだけなのか? 何やら色がすさまじいことになっているぞ」
ハマーン「毒々しい色だな……わ、私は……」
シャア「さあ、9番と4番、それに2番は誰だ?」
結果→ラクス、ガイア、プルに決定。
店員「お待たせいたしましたー」
ラクス「ええ、どうも……」
プル「うぅぅ…すんごい色してる……」
ガイア「い……行くぞ、こんなの、ジャングルの泥水に比べたらなんでも……!!」
ラクス「いただきまーす♪」
プル「うええぇぇぇぇ……に、苦い!!苦いぃぃ!!!」
ガイア「ぐぅぅぅぅぅぅぅ……うぶっ……っくうううう!!ま、まずい!!まずすぎる!!」
ラクス「……ふう、ちょっと濃いめですねぇ」
アムロ(ラクス・クラインだけ動じてない…だと?)
プルツー「へへ、ざまーみろ」
プル「む~…次はあんたに命令してやるんだからぁ~」
ハマーン「では、次と行こうか」
次順、王様→オルテガ 命令→4番が王様に抱きつく
4番→>>580
ガイア「知るか!俺だってやりたくねえわ!!」
ハマーン「絵的にキツイものがあるな、ミネバ様は見てはなりません」
ミネバ「むぅ……ちっとも楽しくないぞ」
ガイア「次行きましょう次!!」
次順王様→ミネバ 命令→4番が5番を思いっきり踏む
5番→ガイア 4番→ラクス
ラクス「では、失礼しますわ」
がしっ! げすっ! ばきっ!
ガイア「うおおおおおおおおっっっっっっ!! こ……この感覚は!! こ、これが踏み台にされる事の……快感だというのかあああ!!」
ガイア「お、俺が踏み台に……!!! うおおおっっっ!!!!」
アムロ「シャア、おっさんが踏まれてる絵のどこが楽しいというんだ」
次順 王様→ハマーン
ハマーン「こう人数が多くては何もできん、何か良い策はないか」
ハマーン(集中しろ……ニュータイプのクジは当てられなくても、あの絵的に不快な連中の番号なら……!)
ハマーン「見えた!! 7・9・4番!即刻この場から立ち去れ!!!」
三連星「は??」
ハマーン「そうかお前らか、なれば速退場しろ!王様命令だ!!」
三連星「いやあのちょっと」
シャア「さあ、王様命令だ」
三連星、なんやかんやで退場。
シャア「アムロ、好機だ」
アムロ「ああ、これで上手く事が運ぶ」
ラクス「では…王様は誰でしょうか?」
次順 王様→シャア 命令→3番と2番が王様に食べ物をあーんさせる
3番→プルツー 2番→プル
シャア「では、やってもらおうか」ニヤニヤ
ハマーン「シャアのやつ……言えばいつでも私がやったものを」
アムロ「シャアのヤツ、徐々に命令のレベルを上げて行っているな…」
プルツー「め、命令だからな、仕方ない……」
シャア「うむ、なかなかだな」
ハマーン「……赤い彗星も堕ちたものだな」
ハマーン(ちぃ、羨ましいやつらめ)
アムロ「ええと……王様は……」
ゴゴゴ…
シャア「ん…?」
ゴゴゴゴゴ……
ラクス「何でしょう、この揺れは?」
ゴゴゴゴゴゴ………
客「エターナルより伝達!! 黒いモビルスーツが3機、バズーカを乱射しながらこちらに向かっている模様です!!」
客「これは……!ドムトルーパーです!」
アムロ「なんで客席に通信機器が! って、そんな事言ってる場合じゃない!! テロリストか!?」
オルテガ「っかし、酒場の地下にドムがあるなんて…へっ! コーディネイターってのも、わっかんねえもんだなあ!」
マッシュ「うおおおおおおお!!! 俺達をコケにしやがって!シャアのヤツ、ぶっ殺してやるうううう!!」
ヒルダ「やられた…」
マーズ「まさか、酔っ払いに先を越されるたぁな」
ヘルベルト「俺達のドムを返しやがれコノヤロオオオオオ!!!」
オペレーター「ヒルダ機、マーズ機、ヘルベルト機出撃!ゲイツ3機で包囲します!!」
ガイア「行くぞテメーら!!元祖・ジェットストリームアタック!!」
オルテガ・マッシュ「おうっっ!!」
ヒルダ「ぬああああっっ!! な、なんだってんだコイツらは!!」
マーズ「完璧すぎるコンビネーション……こいつら、つ…強い!」
アムロ「ああ、至急アーガマと連絡を…!」
ハマーン「待てシャア」カチャ…
シャア「ハマーンよ、銃を抜いたりしてどうしたと言うのだ」
ハマーン「これが貴様等の計画か」
シャア「計画…?何のことだ?」
ハマーン「我々の手を逆手に取り、飲み場と称し油断をさせ、その隙に連中にMSを奪取させるとは、大したものだ」
シャア「誤解だな、そもそも彼等を帰したのはハマーン、お前自身ではないか」
アムロ「そうだ、ついでに言うと王様ゲームを立案したのだってプルであって、俺達は関係ない、全部あいつらの暴走の結果だ!」
シャア(まぁ、王様ゲームはいずれやろうと思っていたのだがな……)
ハマーン「ええい、黙れ俗物!!」
シャア「誤解だハマーン、とにかくその銃を下ろせ!」
ハマーン「ええい、まだ言うか!」
ドーン! ドーン!
アムロ「こんなことをしてる場合じゃないだろ! とにかく…急いで安全な所へ非難しないと!」
ラクス「皆さん、ミネバ様の保護を」
キラ「貴方達は動かないで下さい、さあ、ミネバ様はこちらに」
ミネバ「あ……ああ、すまない」
アムロ(やはり、客も店員も軍人だったか…!)
ハマーン「プル、プルツー、お前達も急いで……」
プル・プルツー「…ん?」グビグビ
ハマーン「おい貴様ら、一体何を飲んでいる?」
プルツー「ふふふ……な、なかなか……うまいな、酒って……」
プル「つーかぁ、なんか面白そう~~♪あたしもやる~~♪」
プルツー「戦闘なんだろ……? 私達も……出撃する!!」
ハマーン「ま、待て貴様ら!!」
プル「へへへ、もしもの時にってことで、地下にキュベレイ持って来た甲斐があったね♪」
プルツー「キュベレイMK-2、発進する!!」
プル「いっけええええ!!!」
ドゴーン!! バコーン!!
プル「ぷーるぷるぷるぷる!!」
プルツー「行け!ファンネル!!」バシュバシュ!!
ヒルダ「新手か!! くそ、ドラグーンだってぇ!!」
ヘルベルト「ゲイツじゃ不利だ!一旦後退する! エターナル! 応答してくれ!!」
マッシュ「へへへへ……もうこうなりゃヤケだ!どーなってもしらねえぞおおおお!!!」
ガイア「ジェットストリームアタック!!」
オペレーター「ドムトルーパーに続きドラグーン内蔵型が暴れてます!このままでは街に被害が!!」
シャア「……どうするハマーン、このままでは、我々もただでは済まんぞ」
ハマーン「動くな、貴様等はこのまま拘束する」
ラクス「そうですわね……」
アムロ「……今だ!」ドゴッ!
シャア「…ふんっ!」バキィ!!
ハマーン「しまった! くっ!」パァンッ! パァンッ!
キラ「くっ…やられた!」バンバンッ!
アムロ「見える!!」
シャア「当たらんよ」
キラ「この距離で銃が当たらない?」
シャア「ここには地下にMSの格納庫があるらしいな」
シャア「そうだ、どうせなら我々で彼等を沈め、ここいらでハマーン達の誤解を解いておくというのはどうだ」
アムロ「…そうだな、元はと言えば、俺達の責任だしな」
シャア「よし、では、適当に借りるとしようか」
兵士「お前らそこを動くなぁ!!」
アムロ「はっ!!」バキィ!!
シャア「せいっ!」ドゴォ!
兵士「強すぎる…こいつら……!」
シン「な、なんだってええ!!」
ルナ「あー! あたしのザクがーーー!!」
ハマーン「シャアのヤツめ……!私も出るぞ!」
ラクス「こうなったら仕方ありません、彼等を止めましょう」
ラクス「キラ、アスラン、シンの3名は至急発信準備を、残りの隊員は住民の避難をお願いします」
ラクス「エターナル、発進して下さい!」
「了解!!」
アムロ「すごいパワーだ、これがプラント製のMS…」
シャア「さすがコーディネイターだな、同じザクでも、ジオンのそれとはパワーが全然違う」
シャア「良い歳して見苦しいぞ、大人しくするんだ!」
ガイア「来たな……いけえお前ら!やれええ!!」
三連星「―ジェットストリームアタック!!」
シャア「くっ!」ドゥン!!ドゥン!!
オルテガ「効かねえよ!!」
シャア「ドムの分際でビームバリアを展開するとは…やるな!」
アムロ「俺はキュベレイを引き付ける! シャアはドムを!」
シャア「了解した、アムロ、操作は大丈夫か?」
アムロ「ああ、ちょっとややこしいけど、構造は俺のガンダムにそっくりだから、これならまだ行けるさ!」
アムロ「うおおおお!!」
プル「えへへへへへ♪ そーら、いっけええ~~♪」
アスラン「アスラン・ザラ、∞ジャスティス、出るぞ!」
シン「シン・アスカ、デスティニー、行きます!」
ハマーン「キュベレイ、発進する」
ピコンピコン…!
アムロ「新たな機影…? あいつらか!」
プルツー「うざったいんだ…よぉ!!」
アムロ「くぅぅ……! こいつら、やる!!」
三連星「おらおらおらああああ!!」
シャア「ちぃ、長距離装備では不利か…!」
キラ「あなたたち、いい加減にしてください!」
アスラン「これが大人のする事かよ!」
ガイア「もうどうなっても知るかああ!! うおおおお!!」
おもむろにキラ達に突っ込む三連星、そして……
キラ「当たれええええ!!」
アスラン「この……馬鹿野郎オオ!」
シン「堕ちろおお!!」
ズバズバズバズバズバズバ!!!!!
三連星「ぐああああああっっっ!!」
アムロ「は…速い……」
シャア「黒い三連星を一瞬にして達磨とは…これがコーディネイターの力だと言うのか……」
プルツー「行け! ファンネル!!」ババシュシュバシュバシュ!!
アムロ「ちぃぃ!! もう止すんだお前達!」
ハマーン「シャア!!覚悟ォォ!」
シャア「ええい……どうしたものか……」
ラクス「――そこまでです、あなた方」
アムロ「この声は…」
シャア「エターナルか」
ラクス「これ以上の暴走行為はプラントへの宣戦布告と見なします」
ラクス「故に我々プラントは全兵力をもって、エゥーゴ、アクシズ両面への軍事的進行も辞さない考えを、ここでお伝えいたします」
シャア「むぅ…あそこまでの兵力、敵に回すと後々厄介な事になりそうだな…」
ハマーン「……ティターンズにエゥーゴだけでも小賢しいと言うのに…ここでプラントまで敵に回す事もないだろう、仕方ないな」
ハマーン「分かった、今回は手を引こう」
シャア「私も同意見だ、大人しく投降する」
アムロ「だが、彼等の処理は俺達にやらせてくれ」
ラクス「分かりました、ドムのパイロットに関してはそちらに任せます」
シャア「話の分かる方で助かります、ラクス・クライン」
ハマーン「プル、プルツー!貴様等には後でたっぷりと灸を添えてやらねばならんようだな、覚悟しておけ」
プル「ふえぇぇ……ど、どうしよう……」
プルツー「……はぁ……」
プラント内、某バー
シャア「ふむ、このカクテルもなかなか……」カラン…
ハマーン「ここにいたか、シャア」
シャア「ハマーンか、おや、ノーマルスーツはもう良いのか?」
ハマーン「黙れ……私も正直変だと思ったのだ、合同コンバットにしては、貴様等の服装は戦闘向きではなかったのだからな」
ハマーン「よもや、合コンと言うものが、ただのコンパだったとは」
シャア「ふ、ハマーンらしい勘違いだな」
ハマーン「待て、シャア」
シャア「…どうした?」
ハマーン「まだ私は貴様に命令をしていない」
シャア「命令…?」
ハマーン「王様は私だ…」
シャア「その割り箸は……まだやると言うのか、王様ゲーム」
ハマーン「当然だ、王様の命令は絶対……だからな」
シャア「だが、私の番号が分からなければ、お前は私に命令を下せないぞ?」
ハマーン「わかるさ……お前の事ならすべて…な」
シャア「………」
ハマーン「どうしたシャア、早く番号を言え」
シャア「………9番だ」
ハマーン「……決まり、だな」
シャア「だが、どうして私の番号を?」
ハマーン「言っただろう、貴様の事は、すべてお見通しだ」
シャア「ああ……失礼、了解した王様……して、何処へ行く?」
ハマーン「…………そうだな…………」
おしまい
疲れた!!!!!
えー、普段書き溜めを投下してばかりで、今回安価SSは初めてやりました
故におっそろしいぐらいgdgdですみません。でも、途中から意地でも書き上げてやるって気になり、なんとか強引にオチをつけることができました。
やっぱ安価SSは発想力とアドリブが重要って事が分かり、次はもうちょいアドリブ効かせて楽しく書こうと思います
お付き合いいただきありがとーございました!!
面白かったよ
Entry ⇒ 2012.01.26 | Category ⇒ ガンダムSS | Comments (0) | Trackbacks (0)
カミーユ「大尉ぃ~お年玉くださいよ」
カミーユ「くれないんですか?」
クワトロ「弁えろと言っている」
カミーユ「アムロさんは7万くれましたよ」
クワトロ「だからなんだというのだ?」
カミーユ「案外ケチなんですね」
クワトロ「」カチンッ
カミーユ「くれるんですか?」
クワトロ「アムロと同じ額だけ」
カミーユ「案外みみっちいんですね、大人のくせに」
クワトロ「8万だそう」
カミーユ「一枚増やして、それで格好がつくんですか?」
クワトロ「10万」
カミーユ「最初からそうすりゃいいんですよ」
クワトロ「(解せん)」
アムロ「何を言っているんだ?」
クワトロ「なに?」
アムロ「どうして俺がカミーユにお年玉をあげなきゃならないんだ」
クワトロ「」キュピーン
アムロ「」キュピーン
クワトロ「あげていないのか?」
アムロ「やったのか?」
クワトロ「そうだ」
アムロ「なるほど、それがあいつの手口だ」
クワトロ「どういうことだ?」
アムロ「実は俺もカミーユからお年玉をせがまれていたんだよ」
クワトロ「なに?」
アムロ「そのときやつは大尉から7万貰ったといっていた」
クワトロ「なんと」キュピーン
クワトロ「黙れ」
アムロ「大人の見栄か」
クワトロ「黙れと言っている」
アムロ「いくら与えたんだ」
クワトロ「10万だ」
アムロ「バカか?」
クワトロ「黙れ」
クワトロ「部下にお年玉をあげただけだ」
クワトロ「額の問題ではない、ケチなアムロにはわからんだろう」
アムロ「ブライトが標的にされると言っているんだよ」
クワトロ「」キュピーン
クワトロ「ええい、これではクルーがカミーユの餌食にされてしまう」
アムロ「気づくのが遅いだろう」
ブライト「来たよ……」
アムロ「」キュピーン
クワトロ「」キュピーン
ブライト「……」
アムロ「何をやっているんだ?」
クワトロ「何を?お年玉だろう」
アムロ「そういう話はしていない」
ブライト「うるさいよ」
クワトロ「修正するべきタイミングだろう」
ブライト「やられた、やつはまずカツを送り込んできた」
アムロ「なんだと?」
ブライト「カツにお年玉をせがまれ、与えてしまった」
ブライト「そのタイミングにかぶせて部屋へ入ってきたんだ」
アムロ「したたかなやつ」
クワトロ「なんという品性のなさだ」
やり口が汚い
カミーユ「俺には修正を与えるというんですか!?」
ブライト「」
カミーユ「それが大人のやることですか」
カミーユ「わかったぞお前は生きていてはいけない人間なんだ」
ブライト「仕方ないカツと同じ額だけやろう」
カミーユ「カツより年上の僕に同じ額ですって」
カミーユ「遊びでやってんじゃないんだよ!」
ブライト「6万、カツにやった5万に1万のせた」
アムロ「ふざけるな、子供に与える額じゃないぞ」
クワトロ「6万も与えるとは」
アムロ「10万与えた貴様は黙っていてくれ」
クワトロ「バラすな」
ブライト「大尉はバカなのか」
クワトロ「額の問題ではない、やったか、やらないかだ」
アムロ「どっちもバカだよ」
クワトロ「彼女に限ってそういうことはあるまい」
エマ「はぁ~・・・」トボトボ
アムロ「」キュピーン
クワトロ「」キュピーン
ブライト「どうした?」
アムロ「カミーユだよ、あいつがやったんだ」
クワトロ「今度はどういう手口だというのだ」
クワトロ「彼らをどう使ったというのだ?」
エマ「」
カミーユ「シンタとクムにもお年玉ってやつの嬉しさを体験させてやりたいですからね」
エマ「それでカミーユがお年玉をあげたの?」
カミーユ「ええ、それくらいしかできることがありませんから」
エマ「偉いのね、カミーユは 私もカミーユにお年玉をあげないとね」
カミーユ「本当ですか?」
エマ「シンタとクムにはいくらあげたの?」
カミーユ「1人2万、計4万ですけど?」
エマ「(それ以上多くあげないとダメね)」
アムロ「なんというしたたかな」
クワトロ「恐ろしい」
ブライト「大尉の10万、私の6万、エマ中尉の6万」
クワトロ「計22万か」
トレース「え?」
ブライト「どうした?」
トレース「カミーユが発進するそうです」
ブライト「なんだと?」
トレース「あ、出てっちゃった」
アムロ「何を考えているんだ」
ハマーン「なんのつもりだカミーユ・ビダン」
カミーユ「お年玉貰いにきたんですよ」
ハマーン「お年玉?」
カミーユ「ええ」
ハマーン「人の家のこたつに入り込むんじゃない」
カミーユ「僕が凍死してもいいんですか?」
ハマーン「構わんよ」
カミーユ「それよりお茶遅くないですか?」
ハマーン「出て行け!」
ハマーン「シロッコ!」
カミーユ「シロッコ!お年玉をだせ!」
シロッコ「悪しき風習だよ、お年玉などと」ゴソゴソ
ハマーン「こたつに入るな!」
カミーユ「お茶まだ?」
ハマーン「くつろぐな!」
シロッコ「生のピン札を手渡しするわけにもいくまい、サラあれを出せ」
サラ「ジ・Oとしだま袋ー!」
カミーユ「こいつ!」
シロッコ「品性ある額を要求してくれることを願う」
カミーユ「(こちらで額が決められると言うのか)」
サラ「私はパプテマス様から2万円いただきました」
カミーユ「」キュピーン
ハマーン「」キュピーン
カミーユ「(サラに貰った額を言わせることで、ある程度額を絞り込んだだと)」
ハマーン「(なんという策士)」
ハマーン「(それをすれば品性の欠片もないと恥辱を受けるだろうな)」
カミーユ「」キュピーン
ハマーン「」キュピーン
カミーユ「シロッコ、貴様がお年玉を与えるのは何歳までだ?」
シロッコ「質問の意図がいまいち読めんが、大卒で社会人ならば22までは与えられる」
ハマーン「私にも貰う権利があるということだな?」
シロッコ「」キュピーン
シロッコ「(やってくれるものだ)」
シロッコ「構わんよ」
ハマーン「28万8000円だ」
シロッコ「(渋いところをついてくれるものだ)」
シロッコ「サラ、用意しろ」
サラ「私の15倍・・・」
シロッコ「(あとで増やしてやるから今は我慢しろ)」キュピーン
サラ「」キュピーン
サラ「やった!」
シロッコ「品性ある数字だと私は思うよ(挑発にはのらんよ)」
カミーユ「僕もそう思います(もっと出しても構わないと言ってくれれば楽なのに)」
ハマーン「ときにシロッコ」
シロッコ「なんだ?」
ハマーン「貴様部下にはいくら包んだ?」
シロッコ「」キュピーン
シロッコ「サラと同じ額だけだ」
カミーユ「ヤザンにも2万ですか?」
シロッコ「なぜヤザンにお年玉をやらねばならん」
ハマーン「」キュピーン
ハマーン「(額をつりあげる口実を、まだ作りたいか 賢い子だ)」
ハマーン「(だが私にも面子というものがあってなカミーユ・ビダン)」
ハマーン「(行き過ぎた数字を言えば品性を問われるのだよ)」
ハマーン「3万だ」
シロッコ「」キュピーン
シロッコ「(女狐が)」
シロッコ「(追求できんギリギリの見栄をはって)」
カミーユ「」キュピーン
カミーユ「(大尉のようなバカとは違うか)」
カミーユ「(実際のところ俺が要求できる額は2万8800円だ)」
カミーユ「(シロッコにとって俺はただの知り合いの子供でしかない)」
カミーユ「(だからシロッコは部下に与えた額2万をサラに言わせることで)」
カミーユ「(関係性を考慮した上で2万以下で抑えようとしていた)」
カミーユ「(そこでハマーンがついた28万8千・・・その端金8万8千)」
カミーユ「(それが端切りが差、つまり1万8800円が本来要求できた数字)」
カミーユ「(ハマーンが部下に与えた額に1万上乗せしてくれたことで)」
カミーユ「(シロッコにこの場での見栄ができた、つまり)」
カミーユ「(2万8800円、それが今の俺の数字)」
ハマーン「フフフ」
シロッコ「ハハハ」
ハマーン「どうしたカミーユ・ビダン」
シロッコ「いくらでも要求するといい」
カミーユ「これクワトロ大尉のお年玉袋です」スッ
ハマーン「」キュピーン
シロッコ「」キュピーン
ハマーン「(これは、開けるわけにはいかない)」
サラ「見せてもらっていいんですか?」
カミーユ「ああ、大尉の器も知りたいだろう」
サラ「ええ、興味あります」
シロッコ「(待て!あけるな!)」
サラ「22万!すっごっ!」
カミーユ「フフフ」
ハマーン「(私と手を結んでいたように見せかけて)」
ハマーン「(こいつは私も視野に入れて考えているのか)」
カミーユ「フフフ」
シロッコ「(シャアを対抗馬に出されてはハマーンがおかしくなる)」
シロッコ「(ここでハマーンがシャアより多い額をカミーユに与えてしまえば)」
シロッコ「(当然私にもそれと同じ額を要求する権利が生まれてしまう)」
カミーユ「アハハ」
サラ「(パプテマス様が困ってる)」
サラ「(なんとかしないと・・・ん?)」
サラ「クワトロからのお年玉だと言うのに数枚折れ方が違う」
カミーユ「(気づくな!)」
ハマーン「」キュピーン
シロッコ「」キュピーン
ハマーン「(やれやれだな)」
シロッコ「(よくやったサラ!)」キュピーン
サラ「(パプテマス様が今年一番の笑顔を!)」
カミーユ「これはですね!」
カミーユ「あの人おっちょこちょいだから」
カミーユ「カツへのお年玉と僕へのお年玉を間違えたんですよぉ!!!」
カミーユ「最初は全部ピン札を用意してたんですけど」
カミーユ「間違えたもんですからあとに引けなくなって」
カミーユ「急遽、財布から加えてくれたんです!!」
シロッコ「」
カミーユ「お年玉がピン札じゃないなんて人に品性を求められない行為ですよね」
シロッコ「むぅ・・・そうだな」
ハマーン「(ぬけぬけとまぁ、よくも舌が回るものだ)」
シロッコ「サラ」
サラ「」キュピーン
シロッコ「(ウソをついていることは確実だが)」
シロッコ「(ここで証拠もなくウソだと指摘すれば)」
シロッコ「(まるで私が出し惜しみをしているように見えてしまうだろう)」
カミーユ「」キュピーン
カミーユ「(どうして俺が先手を取ったかわかったようだなシロッコ)」
カミーユ「(だがもう遅い!)」
シロッコ「(まだ手はあるさ!)」
ハマーン「」キュピーン
ハマーン「(やれやれ、2人で寄ってたかってカミーユのウソを指摘しようと提案か)」
ハマーン「(だが私は外させてもらうよ)」
シロッコ「」キュピーン
シロッコ「(自分も危ないと言うのに、まだ状況が見えていないのかこの女は)」
カミーユ「(折れ目がついているのは長財布じゃないエマ中尉の6万)」
カミーユ「(設定上、16万がカツへ渡すはずだったお年玉)」
カミーユ「(間違えてカツへ渡した俺へのお年玉は3万上乗せした19万に見えているだろう)」
カミーユ「(だからクワトロ大尉はそれにさらに3万上乗せして22万渡したんだ)」
カミーユ「19万です」
ハマーン「だろうな」
シロッコ「(フンッ、どうするつもりだ)」
ハマーン「おそらくシャアは私へのお年玉に、歳の差を考慮し9万上乗せした」
ハマーン「28万用意しているはずだ」
カミーユ「・・・どういうことです?」
ハマーン「私からのお年玉は、その額全てだ」
カミーユ「」キュピーン
シロッコ「」キュピーン
ハマーン「シャアに請求するといい」
カミーユ「(この人元々くれるつもりがなかったのか!)」
シロッコ「(これが狙いか!)」
カミーユ「(この人は・・・!!)」
ハマーン「フフフ」
カミーユ「(だけど、ここは見切るしかない!)」
カミーユ「(ハマーンは上限を引き上げる役割をやってくれた!)」
カミーユ「28万だ!」
シロッコ「クッ!」
カミーユ「俺は貴様に28万要求するぞシロッコ!!」
シロッコ「おのれ!」
カミーユを躱しつつクアトロにダメージも与えられる
カミーユ「それの8000ダウンの28万だ!」
シロッコ「バカげている、それでは人に品性を求めるなど絶ぼ」
ハマーン「品性を求めるのは結構だが、器の問題だよシロッコ」
シロッコ「クッ!」
カミーユ「別に大尉と同じ額の19万でもいいですけど」
カミーユ「やっぱりアクシズっていいんですね」
ハマーン「そうかい?」
シロッコ「28万包めサラ!」
サラ「私の14倍・・・」
シロッコ「いいから包め!私に恥をかかせるな!」
サラ「はい」
カミーユ「ありがとうございます」
シロッコ「礼には及ばんよ」グッ
カミーユ「はなしてくださいよ」ググッ
シロッコ「だが使い方を間違えんようにな、何せよ額が額だ」
カミーユ「放せシロッコ」グググッ
シロッコ「おじさんに貯金しておくと言う手もあるぞ」
カミーユ「そんなものない!」バッ
シロッコ「(やれやれ二人で56万8000円とは、やってくれるものだよ)」
サラ「パプテマス様」
シロッコ「(サラへも上乗せする約束だった、来るんじゃなかった)」
カミーユ「ありがとうございます」ガシッ
ハマーン「礼には及ばんよ」ガシッ
シロッコ「はぁ~・・・」
Entry ⇒ 2012.01.04 | Category ⇒ ガンダムSS | Comments (0) | Trackbacks (0)