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ディケイド「牙狼の世界か……」
引用元: ・http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1344683456/
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 20:10:56.78 ID:bv7ghb6L0
士「また新たな世界に来たみたいだな……」
ユウスケ「夜の住宅街かー。なんか、オバケでも出そうだな、士!」
夏海「ユウスケ、やめてくださいよー」
……。
ユウスケ「それにしても、満月が綺麗だなー」
夏海「知ってますか士くん? 夏目漱石は、I love youの訳を『月が綺麗ですね』って当てたんですよ」
士「……ああ。知ってるよ。今夜も月は綺麗だな」
夏海「月“は”? “は”って何ですか、士くん!?」
コウガ「ホラーの気配はこの辺りか。ザルバ」
ザルバ「ああ。ホラーだけじゃない、なんだか得体の知れないヤツの匂いがするぜ」
ユウスケ「夜の住宅街かー。なんか、オバケでも出そうだな、士!」
夏海「ユウスケ、やめてくださいよー」
……。
ユウスケ「それにしても、満月が綺麗だなー」
夏海「知ってますか士くん? 夏目漱石は、I love youの訳を『月が綺麗ですね』って当てたんですよ」
士「……ああ。知ってるよ。今夜も月は綺麗だな」
夏海「月“は”? “は”って何ですか、士くん!?」
コウガ「ホラーの気配はこの辺りか。ザルバ」
ザルバ「ああ。ホラーだけじゃない、なんだか得体の知れないヤツの匂いがするぜ」
2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 20:11:28.00 ID:bv7ghb6L0
夏海「あ、あの絵、キレイ!」
タタッ!
士「おいおい。ゴミ置き場に捨ててある絵なんて」
夏海「いいじゃないですか。持って帰って写真館に飾りましょうよっ」
コウガ「――その絵に触れるな!」
ユウスケ「え?」
士「あ?」
夏海「……もう、触っちゃいました、けど……」
ドクン!
『ヤッテ来タナ……今夜ノ獲物ガ……』
タタッ!
士「おいおい。ゴミ置き場に捨ててある絵なんて」
夏海「いいじゃないですか。持って帰って写真館に飾りましょうよっ」
コウガ「――その絵に触れるな!」
ユウスケ「え?」
士「あ?」
夏海「……もう、触っちゃいました、けど……」
ドクン!
『ヤッテ来タナ……今夜ノ獲物ガ……』
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 20:13:23.99 ID:bv7ghb6L0
ゴゴゴゴゴゴ……!
ホラー「キシャアアァァッ!」
夏海「きゃああぁっ!?」
ユウスケ「な、何だ!?」
士「あの絵から、化け物が……!」
コウガ「下がってろ!」
コウガ「――はっ!」
バッ!
ホラー「シャアッ!」
ガキィン!
夏海「つ、士くん、あの人は!?」
士「さあ。この世界のライダーか?」
ユウスケ「でも、生身で戦ってるぞ!」
ホラー「キシャアアァァッ!」
夏海「きゃああぁっ!?」
ユウスケ「な、何だ!?」
士「あの絵から、化け物が……!」
コウガ「下がってろ!」
コウガ「――はっ!」
バッ!
ホラー「シャアッ!」
ガキィン!
夏海「つ、士くん、あの人は!?」
士「さあ。この世界のライダーか?」
ユウスケ「でも、生身で戦ってるぞ!」
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 20:16:29.76 ID:bv7ghb6L0
ホラー『ナゼ、邪魔ヲスル!』
コウガ「貴様らホラーを狩るのが、俺の使命だ!」ガキーン!
士「何だか知らねえが。手を貸してやるか!」
士「変身!」
【カメンライド――ディケーイ!】
ディケイド「ハッ!」
【アタックライド――スラァッシュ!】
シュバァッ!
ホラー「ギャアアァッ!」
バシュゥッ!
ディケイド「っ! おいおい、すごい返り血だな」
コウガ「お前、何者だ!? どいてろ!」
ディケイド「お前こそ。生身でこんな怪物と戦えるのかよ」
コウガ「貴様らホラーを狩るのが、俺の使命だ!」ガキーン!
士「何だか知らねえが。手を貸してやるか!」
士「変身!」
【カメンライド――ディケーイ!】
ディケイド「ハッ!」
【アタックライド――スラァッシュ!】
シュバァッ!
ホラー「ギャアアァッ!」
バシュゥッ!
ディケイド「っ! おいおい、すごい返り血だな」
コウガ「お前、何者だ!? どいてろ!」
ディケイド「お前こそ。生身でこんな怪物と戦えるのかよ」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 20:19:17.10 ID:bv7ghb6L0
ザルバ「コウガ。こいつ、まさか……」
コウガ「ああ……!」
ホラー「ギャオオォッ!」
ディケイド「行くぜっ!」
バシッ!ガキィンッ!
ユウスケ「士の奴、相変わらず何でも首突っ込むのが好きだなあ」
夏海「それが、士くんですから……」
ホラー「……シュゥッ」
ディケイド「ん?」
ホラー『美味ソウナ娘ノ体……食ラッテヤル!』 バッ!
夏海「き、きゃあっ!?」
コウガ「ああ……!」
ホラー「ギャオオォッ!」
ディケイド「行くぜっ!」
バシッ!ガキィンッ!
ユウスケ「士の奴、相変わらず何でも首突っ込むのが好きだなあ」
夏海「それが、士くんですから……」
ホラー「……シュゥッ」
ディケイド「ん?」
ホラー『美味ソウナ娘ノ体……食ラッテヤル!』 バッ!
夏海「き、きゃあっ!?」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 20:24:10.35 ID:bv7ghb6L0
ディケイド「夏ミカン! 危ないっ!」バッ!
ホラー「キシャアッ!」
ガギィンッ!
ディケイド「うっ!」
夏海「士くん!?」
ディケイド「こっ……の、ヤロ!」ブン!
コウガ「! 駄目だ、そこでホラーを斬ったら――」
ディケイド「ハアアァッ!」ヒュカァッ!!
ホラー「ギャアアアァッ!!」
ドバッ!
夏海「ひゃっ!?」
ドカァァァン!
ホラー「キシャアッ!」
ガギィンッ!
ディケイド「うっ!」
夏海「士くん!?」
ディケイド「こっ……の、ヤロ!」ブン!
コウガ「! 駄目だ、そこでホラーを斬ったら――」
ディケイド「ハアアァッ!」ヒュカァッ!!
ホラー「ギャアアアァッ!!」
ドバッ!
夏海「ひゃっ!?」
ドカァァァン!
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 20:27:28.32 ID:bv7ghb6L0
士「……ま、こんなもんか」
夏海「う~……。士くんっ! 怪物の血が私にかかっちゃったじゃないですかっ!」
ユウスケ「ま、まあまあ夏海ちゃん、士は夏海ちゃんを助けてくれたんだし」
士「いーだろ。帰ってシャワーでも浴びれば」
夏海「もう……!」
コウガ「おい」
士「ん?」
コウガ「その女をこっちに渡してもらおうか」
夏海「えっ?」
士「……どういうことだ?」
コウガ「魔戒騎士の掟だ。ホラーの返り血を浴びた者は――」
シャキィン!
夏海「!」
コウガ「――斬る!」
夏海「う~……。士くんっ! 怪物の血が私にかかっちゃったじゃないですかっ!」
ユウスケ「ま、まあまあ夏海ちゃん、士は夏海ちゃんを助けてくれたんだし」
士「いーだろ。帰ってシャワーでも浴びれば」
夏海「もう……!」
コウガ「おい」
士「ん?」
コウガ「その女をこっちに渡してもらおうか」
夏海「えっ?」
士「……どういうことだ?」
コウガ「魔戒騎士の掟だ。ホラーの返り血を浴びた者は――」
シャキィン!
夏海「!」
コウガ「――斬る!」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 20:30:46.03 ID:bv7ghb6L0
士「お前が誰だかは知らないが。そんな事、俺がさせると思うのかよ」
コウガ「俺は魔戒騎士だ。そこをどけ」
士「断る。お前が夏ミカンに剣を向けるってんなら、力ずくで止めるぜ」
ザルバ「コウガ! 躊躇う理由はないぞ!」
コウガ「ザルバ。こいつ……魔戒騎士ではないな?」
ザルバ「ああ。全く異質の力を感じる」
コウガ「そうか。ならば……戦っても構わないな!」
シャキンッ!
コウガ「――ハッ!」
士「っ!」バッ!
士「じゃあ、こっちも……行かせてもらうぜ!」
士「変身!」
【カメンライド――ディケーイ!】
ジャキーン!
コウガ「俺は魔戒騎士だ。そこをどけ」
士「断る。お前が夏ミカンに剣を向けるってんなら、力ずくで止めるぜ」
ザルバ「コウガ! 躊躇う理由はないぞ!」
コウガ「ザルバ。こいつ……魔戒騎士ではないな?」
ザルバ「ああ。全く異質の力を感じる」
コウガ「そうか。ならば……戦っても構わないな!」
シャキンッ!
コウガ「――ハッ!」
士「っ!」バッ!
士「じゃあ、こっちも……行かせてもらうぜ!」
士「変身!」
【カメンライド――ディケーイ!】
ジャキーン!
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 20:32:29.86 ID:bv7ghb6L0
ザルバ「なんだありゃ、ベルトが喋ってるぞ……」
コウガ「お前が言うな、ザルバ」
コウガ「――はあぁ!」ブン!
ディケイド「ハッ!」キィン!
ギャリギャリギャリ……!
バッ!
コウガ「……」
ディケイド「どうした。喧嘩売ってきておいて、その程度か?」
コウガ「……ふん」
サッ!
クルッ……カッ!
ディケイド「!」
コウガ「お前が言うな、ザルバ」
コウガ「――はあぁ!」ブン!
ディケイド「ハッ!」キィン!
ギャリギャリギャリ……!
バッ!
コウガ「……」
ディケイド「どうした。喧嘩売ってきておいて、その程度か?」
コウガ「……ふん」
サッ!
クルッ……カッ!
ディケイド「!」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 20:33:09.16 ID:bv7ghb6L0
ガシーン!!
( ゚∀゚)<タァーウゥーラァーーートゥレェーーーー
( ゚∀゚)<タァーウゥーヴァーレェエェーーーーー
( ゚∀゚)<タァーウゥーラァーーートゥレェーーーー
( ゚∀゚)<タァーウゥーヴァーレェエェーーーーー
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 20:35:33.56 ID:bv7ghb6L0
( ゚д゚)<ゲェメギミッ マハヤハラハギミッ
( ゚д゚)<エゥメビヒッ ヤハドゥフヤハドゥフッ
牙狼「……」
ズン……ズン……
ディケイド「……少しは面白くなりそうだな」
【アタックライド――スラァッシュ!】
ディケイド「ハアアァッ!」ヒュン!
牙狼「ッ!」ガキィン!
( ゚д゚)<ゲェメギミッ マハヤハラハギミッ
( ゚д゚)<エゥメビヒッ ヤハドゥフヤハドゥフッ
牙狼「――はぁあ!」ガギィッ!
ディケイド「うっ!」
ズザザッ……
( ゚д゚)<エゥメビヒッ ヤハドゥフヤハドゥフッ
牙狼「……」
ズン……ズン……
ディケイド「……少しは面白くなりそうだな」
【アタックライド――スラァッシュ!】
ディケイド「ハアアァッ!」ヒュン!
牙狼「ッ!」ガキィン!
( ゚д゚)<ゲェメギミッ マハヤハラハギミッ
( ゚д゚)<エゥメビヒッ ヤハドゥフヤハドゥフッ
牙狼「――はぁあ!」ガギィッ!
ディケイド「うっ!」
ズザザッ……
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 20:38:46.97 ID:bv7ghb6L0
ディケイド「オオカミにはオオカミだ!」
【フォームライド――キバ! ガルル!】
シャキィン!
牙狼「! 姿が変わった!?」
ディケイド「ハッ!」ヒュバッ!
ガキーン!
【ファイナルアタックライド――キキキキバ!】
ディケイド「ハッ!」
牙狼「!」
ディケイド「ハアアアアァッ!」
ギンッ!
ガギギギギギギギギッ!!
ディケイド「こいつ、これでも……!」
牙狼「その程度で……俺を倒せるか!」バキンッ!
ディケイド「クッ!」
【フォームライド――キバ! ガルル!】
シャキィン!
牙狼「! 姿が変わった!?」
ディケイド「ハッ!」ヒュバッ!
ガキーン!
【ファイナルアタックライド――キキキキバ!】
ディケイド「ハッ!」
牙狼「!」
ディケイド「ハアアアアァッ!」
ギンッ!
ガギギギギギギギギッ!!
ディケイド「こいつ、これでも……!」
牙狼「その程度で……俺を倒せるか!」バキンッ!
ディケイド「クッ!」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 20:42:05.02 ID:bv7ghb6L0
牙狼「はあぁっ!」ヒュン、ガキィンッ!
ディケイド「ぐああっ!」
ズザザザッ!
ユウスケ「あ、あのままじゃ!」
夏海「士くんは……士くんは負けませんよっ!」
【カメンライド――ファーイズ!】
【ファイナルアタックライド――ファファファファーイズ!】
ディケイド「ハッ!」
ズキュゥゥゥン……
牙狼「!」
ディケイド「クリムゾンスマッシュ! ハアアアァァッ!」
ズガガガガッ!
牙狼「ッ! く……っ!」ギャリギャリッ!
ディケイド「ぐああっ!」
ズザザザッ!
ユウスケ「あ、あのままじゃ!」
夏海「士くんは……士くんは負けませんよっ!」
【カメンライド――ファーイズ!】
【ファイナルアタックライド――ファファファファーイズ!】
ディケイド「ハッ!」
ズキュゥゥゥン……
牙狼「!」
ディケイド「クリムゾンスマッシュ! ハアアアァァッ!」
ズガガガガッ!
牙狼「ッ! く……っ!」ギャリギャリッ!
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 20:46:37.41 ID:bv7ghb6L0
牙狼「――ハアァッ!」ブゥンッ!
ディケイド「クッ……!」ザザッ!
牙狼「烈火……炎装!」
ゴォッ!
ディケイド「っ!?」
牙狼「ハアアァァッ!」ジャギィィィィンッ!
ディケイド「ぐああぁっ!」
ずざざざっ……
ジャキーン!
士「くっ!」
カヒューン!
コウガ「……!」
ディケイド「クッ……!」ザザッ!
牙狼「烈火……炎装!」
ゴォッ!
ディケイド「っ!?」
牙狼「ハアアァァッ!」ジャギィィィィンッ!
ディケイド「ぐああぁっ!」
ずざざざっ……
ジャキーン!
士「くっ!」
カヒューン!
コウガ「……!」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 20:51:35.71 ID:bv7ghb6L0
ユウスケ「士っ!」
夏海「士くん!」
士「……ハァ、ハァ……」
コウガ「……ッ」
コウガ「……おい、お前」
士「……なんだよ」
コウガ「なぜ、その女を庇おうとする……」
士「……そんなの」
士「当たり前のことじゃないのか。お前には居ないのかよ。守りたいヤツとかは」
コウガ「……俺は……」
ザルバ「こいつもこいつで、守りたいもののために戦った、ってわけか」
コウガ「……」
コウガ「敵では、ないのか……」
夏海「士くん!」
士「……ハァ、ハァ……」
コウガ「……ッ」
コウガ「……おい、お前」
士「……なんだよ」
コウガ「なぜ、その女を庇おうとする……」
士「……そんなの」
士「当たり前のことじゃないのか。お前には居ないのかよ。守りたいヤツとかは」
コウガ「……俺は……」
ザルバ「こいつもこいつで、守りたいもののために戦った、ってわけか」
コウガ「……」
コウガ「敵では、ないのか……」
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 20:56:32.28 ID:bv7ghb6L0
士「……お前こそ」
コウガ「何?」
士「お前こそ、なんで夏ミカンを斬ろうとする。たかが化物の血を浴びただけだろ」
コウガ「……生かしておいても、仕方がない」
士「あ?」
夏海「どういう……ことですか?」
コウガ「……本当に知らないのか。ホラーの返り血を浴びた者がどうなるか」
コウガ「放っておいても、この女は……あと100日で死ぬ!」
ユウスケ「!」
夏海「え……っ!?」
コウガ「それだけじゃない。血の匂いに誘われて、ホラーが次々とこの女を狙って現れるだろう」
夏海「そ、そんな……!」
コウガ「何?」
士「お前こそ、なんで夏ミカンを斬ろうとする。たかが化物の血を浴びただけだろ」
コウガ「……生かしておいても、仕方がない」
士「あ?」
夏海「どういう……ことですか?」
コウガ「……本当に知らないのか。ホラーの返り血を浴びた者がどうなるか」
コウガ「放っておいても、この女は……あと100日で死ぬ!」
ユウスケ「!」
夏海「え……っ!?」
コウガ「それだけじゃない。血の匂いに誘われて、ホラーが次々とこの女を狙って現れるだろう」
夏海「そ、そんな……!」
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 21:00:58.49 ID:bv7ghb6L0
士「ふざけんな。助ける手はないのか」
コウガ「無い。だから斬るんだ。それが騎士の掟だ」
ユウスケ「そんなの……そんなのあんまりじゃないか!」
夏海「私……私が……あと、100日の命……?」
ユウスケ「夏海ちゃん……!」
士「安心しろ。夏ミカン」
士「この世界のルールだか何だか知らねえが。またいつもの通りにぶっ壊してやる」
夏海「士くん……」
コウガ「……」
ザルバ「コウガ。こいつらから目を離さない方がいい」
コウガ「ああ」
コウガ「お前らの住処に案内しろ」
士「何?」
コウガ「言っただろう、ホラーが現れると。俺がついていた方がいい」
コウガ「無い。だから斬るんだ。それが騎士の掟だ」
ユウスケ「そんなの……そんなのあんまりじゃないか!」
夏海「私……私が……あと、100日の命……?」
ユウスケ「夏海ちゃん……!」
士「安心しろ。夏ミカン」
士「この世界のルールだか何だか知らねえが。またいつもの通りにぶっ壊してやる」
夏海「士くん……」
コウガ「……」
ザルバ「コウガ。こいつらから目を離さない方がいい」
コウガ「ああ」
コウガ「お前らの住処に案内しろ」
士「何?」
コウガ「言っただろう、ホラーが現れると。俺がついていた方がいい」
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 21:04:30.24 ID:bv7ghb6L0
~光写真館~
コウガ「……おい。ここは俺の屋敷があった筈だぞ」
士「じゃあ、そことこの写真館が繋がったんだろ」
コウガ「どういうことだ?」
ユウスケ「士が来ると、いつも世界の一部がおかしくなるんだよ」
コウガ「……やはり、そうか……」
栄次郎「ど、どうしたんだい夏海、随分汚れちゃって」
キバーラ「夏海ちゃん~、ん、なんか変な血の匂いがするわよ~?」
栄次郎「わしには分からんがね」
夏海「……」
夏海「……今は、ほっといてください……」
栄次郎「おぉい、夏海!」
士「ユウスケ。夏ミカンに付いててやれ」
ユウスケ「あ、ああ……!」
コウガ「……おい。ここは俺の屋敷があった筈だぞ」
士「じゃあ、そことこの写真館が繋がったんだろ」
コウガ「どういうことだ?」
ユウスケ「士が来ると、いつも世界の一部がおかしくなるんだよ」
コウガ「……やはり、そうか……」
栄次郎「ど、どうしたんだい夏海、随分汚れちゃって」
キバーラ「夏海ちゃん~、ん、なんか変な血の匂いがするわよ~?」
栄次郎「わしには分からんがね」
夏海「……」
夏海「……今は、ほっといてください……」
栄次郎「おぉい、夏海!」
士「ユウスケ。夏ミカンに付いててやれ」
ユウスケ「あ、ああ……!」
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 21:08:06.74 ID:bv7ghb6L0
コウガ「……」
士「……」
栄次郎「お二人さん。紅茶でもいかが。美味しいスコーンもあるよ」
士「ああ」
コウガ「……礼を言う」
士「……」
コウガ「……実は、お前が来る少し前から、お前のことは噂に聞いていた」
士「そうか。俺はどの世界でも有名人らしいからな」
コウガ「世界を破壊する悪魔。ディケイド……と」
士「間違っちゃいない。俺の巡った世界はどこも破壊されてしまう、らしい……」
コウガ「そのお前が、この世界に来た。答えろ士。この世界はどう破壊されるんだ」
士「さあな。そんなこと俺も知るかよ」
士「だが、夏ミカンが死ななきゃいけない運命だっていうなら……それだけは、俺が全力で破壊してみせるぜ」
コウガ「……」
士「……」
栄次郎「お二人さん。紅茶でもいかが。美味しいスコーンもあるよ」
士「ああ」
コウガ「……礼を言う」
士「……」
コウガ「……実は、お前が来る少し前から、お前のことは噂に聞いていた」
士「そうか。俺はどの世界でも有名人らしいからな」
コウガ「世界を破壊する悪魔。ディケイド……と」
士「間違っちゃいない。俺の巡った世界はどこも破壊されてしまう、らしい……」
コウガ「そのお前が、この世界に来た。答えろ士。この世界はどう破壊されるんだ」
士「さあな。そんなこと俺も知るかよ」
士「だが、夏ミカンが死ななきゃいけない運命だっていうなら……それだけは、俺が全力で破壊してみせるぜ」
コウガ「……」
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 21:13:11.42 ID:bv7ghb6L0
ドカーン!
士「!」
コウガ「外か!」バッ!
ホラー軍団「オォォォオ……」
士「おいおい。随分と腹が減ってそうな奴らだな」
コウガ「僅かな間に、もうこれだけのホラーを呼び寄せてしまうとは……!」
ホラー軍団「シャアァッ!」
士「行くぜ!」
【カメンライド――ディケーイ!】
コウガ「ああ!」
クルッ……ガシーン!
ディケイド・牙狼「ハアアァッ!!」
士「!」
コウガ「外か!」バッ!
ホラー軍団「オォォォオ……」
士「おいおい。随分と腹が減ってそうな奴らだな」
コウガ「僅かな間に、もうこれだけのホラーを呼び寄せてしまうとは……!」
ホラー軍団「シャアァッ!」
士「行くぜ!」
【カメンライド――ディケーイ!】
コウガ「ああ!」
クルッ……ガシーン!
ディケイド・牙狼「ハアアァッ!!」
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 21:18:47.39 ID:bv7ghb6L0
カチャ……
ユウスケ「! 夏海ちゃん!」
夏海「……ユウスケ……」
ユウスケ「え、えっと……。お風呂、どうだった」
夏海「……だめなんです」
夏海「どんなに、体を洗っても……怪物の血が……血が、消えた気がしないんです……!」
ユウスケ「夏海ちゃん……!」
ユウスケ(見た目には何もおかしなところはないのに……)
ユウスケ(こんな子が……本当に、本当に100日後に死ぬっていうのか!?)
ドカーン!
夏海「ひっ!?」
ユウスケ「!」
ユウスケ「……士たちが、戦ってるんだ……」
ユウスケ「! 夏海ちゃん!」
夏海「……ユウスケ……」
ユウスケ「え、えっと……。お風呂、どうだった」
夏海「……だめなんです」
夏海「どんなに、体を洗っても……怪物の血が……血が、消えた気がしないんです……!」
ユウスケ「夏海ちゃん……!」
ユウスケ(見た目には何もおかしなところはないのに……)
ユウスケ(こんな子が……本当に、本当に100日後に死ぬっていうのか!?)
ドカーン!
夏海「ひっ!?」
ユウスケ「!」
ユウスケ「……士たちが、戦ってるんだ……」
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 21:23:19.18 ID:bv7ghb6L0
ディケイド「ハアアァッ!」シュバァッ!
ホラー「ギャア!」
牙狼「――ハッ!」ヒュカッ!
ホラー「ギャウッ!」
ホラー「オオォォォ……」
ディケイド「クッ……倒しても倒してもキリがねえ!」
ホラー「ギャアオ!」バッ!
ディケイド「!」
ギィン!ギャリギャリッ!
ホラー「キシャァッ!」バキッ!
牙狼「……く!」
ザルバ「コウガ。このホラーの量は普通じゃないぜ」
牙狼「やはり……あの女を生かしたばかりに……!」
ホラー「ギャア!」
牙狼「――ハッ!」ヒュカッ!
ホラー「ギャウッ!」
ホラー「オオォォォ……」
ディケイド「クッ……倒しても倒してもキリがねえ!」
ホラー「ギャアオ!」バッ!
ディケイド「!」
ギィン!ギャリギャリッ!
ホラー「キシャァッ!」バキッ!
牙狼「……く!」
ザルバ「コウガ。このホラーの量は普通じゃないぜ」
牙狼「やはり……あの女を生かしたばかりに……!」
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 21:26:52.16 ID:bv7ghb6L0
夏海「……」ブルブル
ユウスケ「夏海ちゃん……」
夏海「……ユウ、スケ……」
夏海「だ、大丈夫、ですよね……? 士くんは、この世界でも……」
ユウスケ「あ、ああ、士なら何とかしてくれるに決まってる!」
夏海「……私、怖い……!」
バァン!
ユウスケ「!?」
コウガ「……」
夏海「!」
シャリィン……
コウガ「許せ女。やはり……お前を生かしておく訳にはいかない」
夏海「っ……!」
コウガ「お前に呼び寄せられたホラーの量は尋常じゃない。お前を放っておけば、多くの人々の命が奪われる」
ユウスケ「夏海ちゃん……」
夏海「……ユウ、スケ……」
夏海「だ、大丈夫、ですよね……? 士くんは、この世界でも……」
ユウスケ「あ、ああ、士なら何とかしてくれるに決まってる!」
夏海「……私、怖い……!」
バァン!
ユウスケ「!?」
コウガ「……」
夏海「!」
シャリィン……
コウガ「許せ女。やはり……お前を生かしておく訳にはいかない」
夏海「っ……!」
コウガ「お前に呼び寄せられたホラーの量は尋常じゃない。お前を放っておけば、多くの人々の命が奪われる」
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 21:32:00.05 ID:bv7ghb6L0
夏海「い、いや……!」
コウガ「……」
ツカ……ツカ……
ユウスケ「さ、させるか! 変し――」
コウガ「邪魔だ!」バシッ!
ユウスケ「うっ!」
夏海「! ユウスケッ!」
コウガ「悪いが。諦めてくれ」シャキン!
夏海「……あ、あ……!」
コウガ「――ハッ!」ブン!
ユウスケ「夏海ちゃんっ!」
ピタ……
コウガ「……ッ!」
夏海「……!?」
コウガ「……」
ツカ……ツカ……
ユウスケ「さ、させるか! 変し――」
コウガ「邪魔だ!」バシッ!
ユウスケ「うっ!」
夏海「! ユウスケッ!」
コウガ「悪いが。諦めてくれ」シャキン!
夏海「……あ、あ……!」
コウガ「――ハッ!」ブン!
ユウスケ「夏海ちゃんっ!」
ピタ……
コウガ「……ッ!」
夏海「……!?」
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 21:36:26.03 ID:bv7ghb6L0
ザルバ「どうしたコウガ。何を躊躇ってるんだ」
コウガ「……」
夏海「……!」ガタガタ
コウガ「……クッ!」
『だが、夏ミカンが死ななきゃいけない運命だっていうなら……』
『それだけは、俺が全力で破壊してみせるぜ』
コウガ「……」シャキン……
夏海「……え……?」
ザルバ「おい、コウガ。黄金騎士様が、女の涙に惑わされるのか?」
コウガ「うるさい!」
コウガ「……少しは、あの男を信用してみてもいいかもしれない……そう思っただけだ」
コウガ「……」
夏海「……!」ガタガタ
コウガ「……クッ!」
『だが、夏ミカンが死ななきゃいけない運命だっていうなら……』
『それだけは、俺が全力で破壊してみせるぜ』
コウガ「……」シャキン……
夏海「……え……?」
ザルバ「おい、コウガ。黄金騎士様が、女の涙に惑わされるのか?」
コウガ「うるさい!」
コウガ「……少しは、あの男を信用してみてもいいかもしれない……そう思っただけだ」
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 21:42:11.13 ID:bv7ghb6L0
【フォームライド――ファーイズ!アクセル!】
ギュゥンギュゥン……
ディケイド「ハアアアアァッ!」ズパパパパパパッ!!
ホラー軍団「ギャアアァァッ!」
ドカーン!
士「……これで全部、か……」
ザッ!
コウガ「おい」
士「ん?」
コウガ「さっきの話が途中だった。お前の力で、今までにも多くの世界を救ってきたというのは本当か」
士「……まあな」
士「壊す筈だった世界を、俺はいつの間にか救ってしまっていた。そんなことが何度もあったぜ」
コウガ「そうか……」
ギュゥンギュゥン……
ディケイド「ハアアアアァッ!」ズパパパパパパッ!!
ホラー軍団「ギャアアァァッ!」
ドカーン!
士「……これで全部、か……」
ザッ!
コウガ「おい」
士「ん?」
コウガ「さっきの話が途中だった。お前の力で、今までにも多くの世界を救ってきたというのは本当か」
士「……まあな」
士「壊す筈だった世界を、俺はいつの間にか救ってしまっていた。そんなことが何度もあったぜ」
コウガ「そうか……」
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 21:45:50.58 ID:bv7ghb6L0
コウガ「……ディケイド。十年という名か。何か意味があるのか」
士「さあ。俺が付けた訳じゃない」
士「だが、俺のスーツには……俺の前に戦ってきた、九人のライダーの力が宿ってるらしい」
コウガ「それで、ディケイドか……」
士「お前の名前はどうなんだ。ガロだったか、どういう意味があるんだ?」
ザルバ「俺様が教えてやるぜ。“ガロ”とは――」
コウガ「ガロとは、旧魔戒語で、希望という意味だ」
士「なるほど……な」
コウガ「ディケイド。お前の力、信用していいんだな」
士「ん?」
コウガ「魔戒騎士の力でもどうにもならない、ホラーの呪い。……お前なら、破壊できるか」
士「……ああ」
士「やってやるぜ。俺は全てを破壊する者だから、な」
士「さあ。俺が付けた訳じゃない」
士「だが、俺のスーツには……俺の前に戦ってきた、九人のライダーの力が宿ってるらしい」
コウガ「それで、ディケイドか……」
士「お前の名前はどうなんだ。ガロだったか、どういう意味があるんだ?」
ザルバ「俺様が教えてやるぜ。“ガロ”とは――」
コウガ「ガロとは、旧魔戒語で、希望という意味だ」
士「なるほど……な」
コウガ「ディケイド。お前の力、信用していいんだな」
士「ん?」
コウガ「魔戒騎士の力でもどうにもならない、ホラーの呪い。……お前なら、破壊できるか」
士「……ああ」
士「やってやるぜ。俺は全てを破壊する者だから、な」
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 21:49:02.37 ID:bv7ghb6L0
~翌日~
ザルバ「コウガ。どこへ行くんだ?」
コウガ「番犬所へ。神官達が何か知っているかもしれない」
ツカツカ……
レイ「待てよ」ザッ!
コウガ「……お前。何者だ?」
レイ「西の番犬所から使わされた魔戒騎士さ。そっちは、黄金騎士ガロ……だな?」
シルヴァ「間違いないわよ、ゼロ。上級騎士に特有の偉そうな感じだもの」
レイ「ホラーの返り血を浴びた者を斬らなかった、っていう……悪い悪い魔戒騎士がいるって聞いてね」
コウガ「! お前……」
レイ「黄金騎士サマの力、見せてもらおーか」シャキィン!
ザルバ「コウガ。どこへ行くんだ?」
コウガ「番犬所へ。神官達が何か知っているかもしれない」
ツカツカ……
レイ「待てよ」ザッ!
コウガ「……お前。何者だ?」
レイ「西の番犬所から使わされた魔戒騎士さ。そっちは、黄金騎士ガロ……だな?」
シルヴァ「間違いないわよ、ゼロ。上級騎士に特有の偉そうな感じだもの」
レイ「ホラーの返り血を浴びた者を斬らなかった、っていう……悪い悪い魔戒騎士がいるって聞いてね」
コウガ「! お前……」
レイ「黄金騎士サマの力、見せてもらおーか」シャキィン!
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 21:52:58.17 ID:bv7ghb6L0
レイ「ハッ!」シュッ!
コウガ「!」バッ!
コウガ「何の真似だ。騎士同士の決闘は禁じられている筈だ!」
レイ「それが、番犬所の命令なんだよね。掟を破ったお前を処刑しろ、って」
ザルバ「おいおい。いくら掟とはいっても、その程度で別の騎士を差し向けるなんてあるのか?」
レイ「来ないなら、こっちから行くぜ」
ヒュッ、クルッ!
コウガ「!」
ガシーン!
絶狼「――ハッ!」ギィンッ!
コウガ「クッ……!」
バッ!クルッ!
ガシーン!
牙狼「止むを得ないな!」ヒュッ!
コウガ「!」バッ!
コウガ「何の真似だ。騎士同士の決闘は禁じられている筈だ!」
レイ「それが、番犬所の命令なんだよね。掟を破ったお前を処刑しろ、って」
ザルバ「おいおい。いくら掟とはいっても、その程度で別の騎士を差し向けるなんてあるのか?」
レイ「来ないなら、こっちから行くぜ」
ヒュッ、クルッ!
コウガ「!」
ガシーン!
絶狼「――ハッ!」ギィンッ!
コウガ「クッ……!」
バッ!クルッ!
ガシーン!
牙狼「止むを得ないな!」ヒュッ!
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 21:56:35.16 ID:bv7ghb6L0
ギャリンッ!
ギリギリギリッ!
牙狼「ッ! お前……ディケイドの事は聞いてないのか!」
絶狼「何だって?」
牙狼「世界を破壊する悪魔だ……奴の力なら、返り血を浴びた者の定めも、変えられるかもしれない!」
ガギィンッ!
ザザッ……
絶狼「ふん。そんなもの、番犬所が信用するわけないだろ」
牙狼「……!」
キィンッ!ガキーン!
牙狼「ク……ッ!」ギリギリ!
絶狼「やるじゃん……さすが、牙狼の称号を持ってるだけのことはある……!」ギャリギャリッ!
バキィッ!
カヒューン!
コウガ「くっ!」
レイ「っ……」
ギリギリギリッ!
牙狼「ッ! お前……ディケイドの事は聞いてないのか!」
絶狼「何だって?」
牙狼「世界を破壊する悪魔だ……奴の力なら、返り血を浴びた者の定めも、変えられるかもしれない!」
ガギィンッ!
ザザッ……
絶狼「ふん。そんなもの、番犬所が信用するわけないだろ」
牙狼「……!」
キィンッ!ガキーン!
牙狼「ク……ッ!」ギリギリ!
絶狼「やるじゃん……さすが、牙狼の称号を持ってるだけのことはある……!」ギャリギャリッ!
バキィッ!
カヒューン!
コウガ「くっ!」
レイ「っ……」
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 22:03:28.14 ID:bv7ghb6L0
ホラー軍団「オオォォ……」
コウガ「! またホラーが!」
レイ「へーえ。昼間にまでホラーが出て来るなんてね」
ホラー「キシャア!」
コウガ「ハッ!」ガキーン!
レイ「ハアァ!」ヒュバァッ!
コウガ「やはり……ホラーの活動が、何かおかしい……!」
レイ「お前が女を斬らなかったからだろ、牙狼!」
ホラー「オオォォォ……!」
コウガ「いや、返り血を浴びた人間一人のために、ここまでのホラーが現れることなど有り得ない!」
レイ「なら……何だって言うんだ?」
キーン!ガキーン!
コウガ「! またホラーが!」
レイ「へーえ。昼間にまでホラーが出て来るなんてね」
ホラー「キシャア!」
コウガ「ハッ!」ガキーン!
レイ「ハアァ!」ヒュバァッ!
コウガ「やはり……ホラーの活動が、何かおかしい……!」
レイ「お前が女を斬らなかったからだろ、牙狼!」
ホラー「オオォォォ……!」
コウガ「いや、返り血を浴びた人間一人のために、ここまでのホラーが現れることなど有り得ない!」
レイ「なら……何だって言うんだ?」
キーン!ガキーン!
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 22:06:11.13 ID:bv7ghb6L0
夏海「うっ……うぅ……!」
ユウスケ「夏海ちゃん!」
士「夏ミカン! どうした!?」
夏海「く、苦しいんです……体が……!」
ユウスケ「や、やっぱり、あの怪物の血のせいで!」
士「夏ミカン、しっかりしろ!」
夏海「つ、士くん……!」
ドクン!
夏海「っ!」
『捧ゲヨ……我ニ体ヲ……捧ゲヨ……!』
夏海「あ、あなた、一体誰ですか!?」
士「! 何言ってるんだ、夏ミカン?」
夏海「士くんには聞こえないですか!? この声が……!」
夏海「言ってます……体を、体を捧げよって……!」
ユウスケ「夏海ちゃん!」
士「夏ミカン! どうした!?」
夏海「く、苦しいんです……体が……!」
ユウスケ「や、やっぱり、あの怪物の血のせいで!」
士「夏ミカン、しっかりしろ!」
夏海「つ、士くん……!」
ドクン!
夏海「っ!」
『捧ゲヨ……我ニ体ヲ……捧ゲヨ……!』
夏海「あ、あなた、一体誰ですか!?」
士「! 何言ってるんだ、夏ミカン?」
夏海「士くんには聞こえないですか!? この声が……!」
夏海「言ってます……体を、体を捧げよって……!」
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 22:09:55.54 ID:bv7ghb6L0
ザルバ「コウガ。ホラーの気配をかなり広範囲に感じる。この分じゃ街の方にも出てるぞ!」
コウガ「こんな事態が、なぜ……!」
ホラー「オオオォッ!」
レイ「ハッ!」シュバァッ!
シルヴァ「ゼロ。やっぱり何かおかしいわ!」
レイ「ああ……ホラーがこんなに多く、しかも昼間から出て来るなんて……!」
キバ「――それは」
キバ「メシア様の、目覚めが近いからだ……」
コウガ「! 何だあれは!」
レイ「魔戒騎士……?」
キバ「我が名は……暗黒騎士、キバ!」
コウガ「暗黒騎士、だと……!」
コウガ「こんな事態が、なぜ……!」
ホラー「オオオォッ!」
レイ「ハッ!」シュバァッ!
シルヴァ「ゼロ。やっぱり何かおかしいわ!」
レイ「ああ……ホラーがこんなに多く、しかも昼間から出て来るなんて……!」
キバ「――それは」
キバ「メシア様の、目覚めが近いからだ……」
コウガ「! 何だあれは!」
レイ「魔戒騎士……?」
キバ「我が名は……暗黒騎士、キバ!」
コウガ「暗黒騎士、だと……!」
60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 22:12:45.27 ID:bv7ghb6L0
夏海「あぁっ……うぅ……!」
士「おい、夏ミカン、夏ミカン!」
ユウスケ「夏海ちゃん、しっかりするんだ!」
バァン!
栄次郎「士君、大変だよ! 街の方に怪物が出てるってさ!」
士「何だと!?」
テレビ『緊急ニュースです。市街地に怪物の集団が現れ、人を――』
ユウスケ「どうする士、戦いに行かなきゃ!」
士「だが、夏ミカンが……!」
夏海「い、いいです、私のことは……」
夏海「士くんは……戦いに行ってください」
士「夏ミカン!」
夏海「あなたは……私だけじゃなく、み、皆を守る、ライダーなんですから……!」
士「おい、夏ミカン、夏ミカン!」
ユウスケ「夏海ちゃん、しっかりするんだ!」
バァン!
栄次郎「士君、大変だよ! 街の方に怪物が出てるってさ!」
士「何だと!?」
テレビ『緊急ニュースです。市街地に怪物の集団が現れ、人を――』
ユウスケ「どうする士、戦いに行かなきゃ!」
士「だが、夏ミカンが……!」
夏海「い、いいです、私のことは……」
夏海「士くんは……戦いに行ってください」
士「夏ミカン!」
夏海「あなたは……私だけじゃなく、み、皆を守る、ライダーなんですから……!」
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 22:17:46.36 ID:bv7ghb6L0
街の人々「な、何だあれは!?」
街の人々「助けてー!」
ホラー軍団「オオオォォォ……」
バキュン!バキュンッ!
ホラー「グオォ!」
ディエンド「……やれやれ。何で僕が、お宝も手に入らないのに、こんなことを……」
ドルゥゥン!キキィッ!
士「海東!」
ディエンド「! やあ、士。それにユウスケ君」
ホラー「オオォォォ……」
士「とりあえず……戦わなきゃいけないようだぜ」
ユウスケ「俺達の手で、街の人達を守るんだ!」
「「変身!!」」
街の人々「助けてー!」
ホラー軍団「オオオォォォ……」
バキュン!バキュンッ!
ホラー「グオォ!」
ディエンド「……やれやれ。何で僕が、お宝も手に入らないのに、こんなことを……」
ドルゥゥン!キキィッ!
士「海東!」
ディエンド「! やあ、士。それにユウスケ君」
ホラー「オオォォォ……」
士「とりあえず……戦わなきゃいけないようだぜ」
ユウスケ「俺達の手で、街の人達を守るんだ!」
「「変身!!」」
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 22:21:26.76 ID:bv7ghb6L0
キバ「あのディケイドという者には、感謝しなければならんな……」
コウガ「何っ?」
レイ「どういうことだ……」
キバ「奴が来たことで、この世界の陰我のバランスが崩れ、現世にホラーの衝動が溢れ出した……」
コウガ「! では、ディケイドはやはり、この世界を破壊してしまったというのか!」
キバ「そして……ホラーの血を浴びた娘の身体をゲートにして、最大最強のホラー、メシア様が降臨するのだ」
レイ「! じゃ、じゃあ、まさか……!」
キバ「番犬所の子犬どもも喜んでいたぞ。メシア様の現世への降臨……これで退屈することはない、とな……!」
レイ「俺は利用されていたのか……全て、番犬所の計画だったのか……!」
コウガ「……!」
キバ「貴様ら魔戒騎士にも、ここで消えて貰う!
レイ「――クソォォッ!」ダッ!
コウガ「お、おい!」
ガシーン!
絶狼「アアアアァッ!」バッ!!
コウガ「何っ?」
レイ「どういうことだ……」
キバ「奴が来たことで、この世界の陰我のバランスが崩れ、現世にホラーの衝動が溢れ出した……」
コウガ「! では、ディケイドはやはり、この世界を破壊してしまったというのか!」
キバ「そして……ホラーの血を浴びた娘の身体をゲートにして、最大最強のホラー、メシア様が降臨するのだ」
レイ「! じゃ、じゃあ、まさか……!」
キバ「番犬所の子犬どもも喜んでいたぞ。メシア様の現世への降臨……これで退屈することはない、とな……!」
レイ「俺は利用されていたのか……全て、番犬所の計画だったのか……!」
コウガ「……!」
キバ「貴様ら魔戒騎士にも、ここで消えて貰う!
レイ「――クソォォッ!」ダッ!
コウガ「お、おい!」
ガシーン!
絶狼「アアアアァッ!」バッ!!
66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 22:26:47.36 ID:bv7ghb6L0
絶狼「ハッ!」ガキーンッ!
キバ「……少しも効かんな!」バキッ!
絶狼「ぐああぁっ!」
ザザザッ!
コウガ「……貴様っ!」
キバ「ホラーどもよ……俺に力を与えろ!」
ホラー「オオォォォ……」
ゴゴゴゴゴ……
ザルバ「ホラーの力が……あの鎧に集まって行く!」
コウガ「……!」
メキメキメキ……
心滅獣身キバ「ウガアアアァァァァッ!!」
コウガ「あ、あれは……!」
キバ「……少しも効かんな!」バキッ!
絶狼「ぐああぁっ!」
ザザザッ!
コウガ「……貴様っ!」
キバ「ホラーどもよ……俺に力を与えろ!」
ホラー「オオォォォ……」
ゴゴゴゴゴ……
ザルバ「ホラーの力が……あの鎧に集まって行く!」
コウガ「……!」
メキメキメキ……
心滅獣身キバ「ウガアアアァァァァッ!!」
コウガ「あ、あれは……!」
70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 22:30:59.84 ID:bv7ghb6L0
絶狼「待てっ、まだ俺は戦えるぜ!」ヒュバッ!
ギィンッ!
キバ「アアァオッ!」ガシッ!
絶狼「ッ!」ギリギリギリ!
キバ「ガアアアァッ!」バキィッ!
レイ「うぐああぁぁぁ!」
ドサッ……
コウガ「!」
ザルバ「魔戒騎士が瞬殺、か……。コウガ、かなりおっかない相手だぞ」
コウガ「わかっている……!」
クルッ!ガシーンッ!
牙狼「――ハァアッ!」
キバ「ガアアァオ!」バギッ!
牙狼「ぐっ!」
ザザッ……!
ギィンッ!
キバ「アアァオッ!」ガシッ!
絶狼「ッ!」ギリギリギリ!
キバ「ガアアアァッ!」バキィッ!
レイ「うぐああぁぁぁ!」
ドサッ……
コウガ「!」
ザルバ「魔戒騎士が瞬殺、か……。コウガ、かなりおっかない相手だぞ」
コウガ「わかっている……!」
クルッ!ガシーンッ!
牙狼「――ハァアッ!」
キバ「ガアアァオ!」バギッ!
牙狼「ぐっ!」
ザザッ……!
72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 22:33:53.50 ID:bv7ghb6L0
キバ『無駄ダ、黄金騎士……メシア様ハ、娘ノ身体ヲ憑代ニシテ着実ニ力ヲ蓄エテイル』
牙狼「何だと……!」
キバ『メシア様降臨ノ時マデニ、コノ世ヲ、絶望ニ満チタ世界ニ作リ変エテクレル!』
牙狼「させん!」バッ!
ギィンッ!
キバ「……フンッ!」バシッ!
牙狼「ぐあっ!」
ズザザッ!
コウガ「く、くっ……!」
キバ『貴様ニハ何モ出来ヌ、無力ナ黄金騎士ヨ!』 バッ!
ザルバ「! 奴め、街の方へ行くつもりだ!」
コウガ「追うぞ、ザルバ!」
牙狼「何だと……!」
キバ『メシア様降臨ノ時マデニ、コノ世ヲ、絶望ニ満チタ世界ニ作リ変エテクレル!』
牙狼「させん!」バッ!
ギィンッ!
キバ「……フンッ!」バシッ!
牙狼「ぐあっ!」
ズザザッ!
コウガ「く、くっ……!」
キバ『貴様ニハ何モ出来ヌ、無力ナ黄金騎士ヨ!』 バッ!
ザルバ「! 奴め、街の方へ行くつもりだ!」
コウガ「追うぞ、ザルバ!」
75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 22:38:45.39 ID:bv7ghb6L0
【ファイナルアタックライド――ディディディディエーン!】
ディエンド「――ハッ!」
シュバババババッ!
ホラー「ギャアオオオッ!」
【ファイナルフォームライド――ククククウガ!】
ディケイド「行くぞ、ユウスケ!」
クウガゴウラム「ああ!」
ギュオオォォッ!バキィィィッ!
ホラー「グギャアアァア!」
ドカァーン!
ディケイド「……チッ。倒しても倒しても減りゃしねえ」
ホラー軍団「オオォォ……」
クウガ「こいつら、どこからこんなに……!」
ディエンド「――ハッ!」
シュバババババッ!
ホラー「ギャアオオオッ!」
【ファイナルフォームライド――ククククウガ!】
ディケイド「行くぞ、ユウスケ!」
クウガゴウラム「ああ!」
ギュオオォォッ!バキィィィッ!
ホラー「グギャアアァア!」
ドカァーン!
ディケイド「……チッ。倒しても倒しても減りゃしねえ」
ホラー軍団「オオォォ……」
クウガ「こいつら、どこからこんなに……!」
77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 22:43:33.80 ID:bv7ghb6L0
ドカーン!
ディケイド「何だ!?」
ディエンド「大物が来たよ、士……!」
キバ「ガァァオオォォォッ!!」
バキッ!グシャァッ!
街の人々「キャーッ!」
街の人々「か、怪獣だぁーっ!」
キバ「ウガアアァァ!」
クウガ「あ、あれが、この世界のラスボスか……!?」
ディケイド「とにかくあれを倒すぞ、ユウスケ、海東」
ディエンド「僕に指図するなって言ってるだろう、士!」
【カメンライド――ライオトゥルーパーズ!】
ディエンド「よろしく、兵隊さんたち」
ライオトルーパー「オオォォ!」
ディケイド「何だ!?」
ディエンド「大物が来たよ、士……!」
キバ「ガァァオオォォォッ!!」
バキッ!グシャァッ!
街の人々「キャーッ!」
街の人々「か、怪獣だぁーっ!」
キバ「ウガアアァァ!」
クウガ「あ、あれが、この世界のラスボスか……!?」
ディケイド「とにかくあれを倒すぞ、ユウスケ、海東」
ディエンド「僕に指図するなって言ってるだろう、士!」
【カメンライド――ライオトゥルーパーズ!】
ディエンド「よろしく、兵隊さんたち」
ライオトルーパー「オオォォ!」
79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 22:51:45.76 ID:bv7ghb6L0
ライオトルーパー「ハアァ!」
キバ「ガウゥゥッ!」バキバキッ!
ズガッ!ドガッ!
ディエンド「……ははっ。足止めには足りなさすぎるか」
夏海『無駄ダ、人間ドモ』
ディケイド「!」
クウガ「夏海ちゃん!?」
夏海『貴様ラニ我ノ降臨ヲ止メル事ナドデキナイ。コノ世ハ滅ビヘ向カウノダ』
ディケイド「お前、夏ミカンじゃないな。誰が喋ってやがる?」
夏海『我ガ名ハ“メシア”。コノ娘ノ身体ヲゲートニ、ヤガテ現世ヘ降臨スル』
クウガ「夏海ちゃんの身体を、ゲートにするだって!?」
ディケイド「とんだ救世主がいたものだな……!」
キバ「ガウゥゥッ!」バキバキッ!
ズガッ!ドガッ!
ディエンド「……ははっ。足止めには足りなさすぎるか」
夏海『無駄ダ、人間ドモ』
ディケイド「!」
クウガ「夏海ちゃん!?」
夏海『貴様ラニ我ノ降臨ヲ止メル事ナドデキナイ。コノ世ハ滅ビヘ向カウノダ』
ディケイド「お前、夏ミカンじゃないな。誰が喋ってやがる?」
夏海『我ガ名ハ“メシア”。コノ娘ノ身体ヲゲートニ、ヤガテ現世ヘ降臨スル』
クウガ「夏海ちゃんの身体を、ゲートにするだって!?」
ディケイド「とんだ救世主がいたものだな……!」
81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 22:57:15.41 ID:bv7ghb6L0
キバ「ガアァオッ!」
ライオトルーパー「グアアァッ!」
【カメンライド――カイザ! デルタ! サガ! イクサ!】
ディエンド「追加戦力だ。よろしく頼むよ」
ザッ!
コウガ「ディケイド!」
ディケイド「! お前、コウガ……」
コウガ「俺達は迂闊だった。全てはメシア降臨に向けた計略だったんだ」
クウガ「夏海ちゃんは一体どうなるんだ!?」
コウガ「彼女の体内で今、最強のホラー、メシアが復活に向けて力を蓄えている……」
夏海『ソウダ。ディケイド、オ前ニコノ娘ノ身体ハ傷ツケラレマイ』
夏海『最後ハ、コノ娘ノ身体ヲ我ガ食イ破リ……真ノ姿ヲ現スノダ!』
ライオトルーパー「グアアァッ!」
【カメンライド――カイザ! デルタ! サガ! イクサ!】
ディエンド「追加戦力だ。よろしく頼むよ」
ザッ!
コウガ「ディケイド!」
ディケイド「! お前、コウガ……」
コウガ「俺達は迂闊だった。全てはメシア降臨に向けた計略だったんだ」
クウガ「夏海ちゃんは一体どうなるんだ!?」
コウガ「彼女の体内で今、最強のホラー、メシアが復活に向けて力を蓄えている……」
夏海『ソウダ。ディケイド、オ前ニコノ娘ノ身体ハ傷ツケラレマイ』
夏海『最後ハ、コノ娘ノ身体ヲ我ガ食イ破リ……真ノ姿ヲ現スノダ!』
83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 23:04:25.82 ID:bv7ghb6L0
クウガ「……この野郎ぉっ!」ダッ!
ディケイド「おい、ユウスケ!」
シュィィ!
ユウスケ「夏海ちゃん! 目を覚ますんだ、夏海ちゃん!」ガシッ!
夏海『……』
ユウスケ「夏海ちゃんの身体を返せ、化け物め!」ユサユサ!
夏海『無駄ダト……言ッタダロウ!』ブンッ!
ユウスケ「わっ!」
夏海『コノ娘ノ意識ハモハヤ、死ヌマデ戻ラヌ!』バキッ!
ユウスケ「うぐっ!」
ドサ……
ディケイド「ユウスケッ!」
ユウスケ「な、夏海ちゃんの身体なのに、なんて強さだ……!」
コウガ「……今さら、あの娘を斬っても、メシアの存在を消すことはできない……どうすれば!」
ディケイド「おい、ユウスケ!」
シュィィ!
ユウスケ「夏海ちゃん! 目を覚ますんだ、夏海ちゃん!」ガシッ!
夏海『……』
ユウスケ「夏海ちゃんの身体を返せ、化け物め!」ユサユサ!
夏海『無駄ダト……言ッタダロウ!』ブンッ!
ユウスケ「わっ!」
夏海『コノ娘ノ意識ハモハヤ、死ヌマデ戻ラヌ!』バキッ!
ユウスケ「うぐっ!」
ドサ……
ディケイド「ユウスケッ!」
ユウスケ「な、夏海ちゃんの身体なのに、なんて強さだ……!」
コウガ「……今さら、あの娘を斬っても、メシアの存在を消すことはできない……どうすれば!」
85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 23:07:45.63 ID:bv7ghb6L0
キバ「グオオォォォッ!」
グシャッ!バシッ!ドゴォッ!
キバ『何ヲ何体繰リ出ソウト無駄ダ……暗黒騎士ノ力ハ、止メラレン!』
ディエンド「くっ……!」
ユウスケ「くそ……俺は、夏海ちゃんの為に、何も……!」
ディケイド「ユウスケ。お前はあっちの怪物と戦え」
ユウスケ「士!」
ディケイド「夏ミカンのことは……俺がケリをつける」
ディケイド「――ハアァッ!」バッ!
夏海『マダ向カッテクルカ!』ヒュン!ブンッ!
ディケイド「ハッ!」バシッ!
ググッ……
ディケイド「許せよ、夏ミカン……」
夏海『ッ!?』
ディケイド「ちょっと、痛いぞ!」
コウガ「! 何をする気だ!?」
ユウスケ「士っ!?」
グシャッ!バシッ!ドゴォッ!
キバ『何ヲ何体繰リ出ソウト無駄ダ……暗黒騎士ノ力ハ、止メラレン!』
ディエンド「くっ……!」
ユウスケ「くそ……俺は、夏海ちゃんの為に、何も……!」
ディケイド「ユウスケ。お前はあっちの怪物と戦え」
ユウスケ「士!」
ディケイド「夏ミカンのことは……俺がケリをつける」
ディケイド「――ハアァッ!」バッ!
夏海『マダ向カッテクルカ!』ヒュン!ブンッ!
ディケイド「ハッ!」バシッ!
ググッ……
ディケイド「許せよ、夏ミカン……」
夏海『ッ!?』
ディケイド「ちょっと、痛いぞ!」
コウガ「! 何をする気だ!?」
ユウスケ「士っ!?」
86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 23:12:21.14 ID:bv7ghb6L0
ディケイド「ハァッ!」
ズガッ!
夏海『ウッ!?』
どさっ……
夏海「」
ユウスケ「な、夏海ちゃんっ!?」
ディケイド「……」
ユウスケ「夏海ちゃん!」ユサユサ
ユウスケ「!」
ユウスケ「し、死んでる……!?」
コウガ「馬鹿な。何故だ、ディケイド……!」
ズガッ!
夏海『ウッ!?』
どさっ……
夏海「」
ユウスケ「な、夏海ちゃんっ!?」
ディケイド「……」
ユウスケ「夏海ちゃん!」ユサユサ
ユウスケ「!」
ユウスケ「し、死んでる……!?」
コウガ「馬鹿な。何故だ、ディケイド……!」
87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 23:16:56.82 ID:bv7ghb6L0
ディケイド「……」
ユウスケ「士ぁーっ! お前、どうして、どうして夏海ちゃんを!?」
ディケイド「うるさいな。こうすれば、メシアとやらは不完全なまま外に出て来るんだろ」
コウガ「ディケイド! この子を殺さず助けるんじゃなかったのか!」
夏海「」
オオオォォォォ……
『驚イタゾ、ディケイド……マサカ貴様ニ、コノ娘ノ命ヲ奪ウコトガデキルトハナ……!』
ゴゴゴゴゴゴ……
メシア『ダガ! 完全ニ力ヲ蓄エズトモ、我ガ力、コノ世界一ツ滅ボスニハ十分デアルワ!』
ディエンド「! ついに親玉の登場か」
コウガ「あれが、メシア……!」
ユウスケ「士ぁーっ! お前、どうして、どうして夏海ちゃんを!?」
ディケイド「うるさいな。こうすれば、メシアとやらは不完全なまま外に出て来るんだろ」
コウガ「ディケイド! この子を殺さず助けるんじゃなかったのか!」
夏海「」
オオオォォォォ……
『驚イタゾ、ディケイド……マサカ貴様ニ、コノ娘ノ命ヲ奪ウコトガデキルトハナ……!』
ゴゴゴゴゴゴ……
メシア『ダガ! 完全ニ力ヲ蓄エズトモ、我ガ力、コノ世界一ツ滅ボスニハ十分デアルワ!』
ディエンド「! ついに親玉の登場か」
コウガ「あれが、メシア……!」
89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 23:23:28.49 ID:bv7ghb6L0
ユウスケ「うっ……。夏海ちゃん、どうして……」
ディケイド「ユウスケ。夏ミカンから離れろ」
ユウスケ「え……?」
ディケイド「ちょっと、痺れるからな!」
【カメンライド――ブレーイ!】
【アタックライド――サンダー!】
ディケイド「ハッ!」
バリバリバリッ!
夏海「ッ!」ビクンッ!
ジャキーン!
士「よし。あとは心臓マッサージか」
ユウスケ「つ、士……!」
士「夏ミカン……戻って来いっ!」グッ!グッ!
夏海「うっ!」
士「! 夏ミカン!」
夏海「……つ、士、くん……?」
ディケイド「ユウスケ。夏ミカンから離れろ」
ユウスケ「え……?」
ディケイド「ちょっと、痺れるからな!」
【カメンライド――ブレーイ!】
【アタックライド――サンダー!】
ディケイド「ハッ!」
バリバリバリッ!
夏海「ッ!」ビクンッ!
ジャキーン!
士「よし。あとは心臓マッサージか」
ユウスケ「つ、士……!」
士「夏ミカン……戻って来いっ!」グッ!グッ!
夏海「うっ!」
士「! 夏ミカン!」
夏海「……つ、士、くん……?」
92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 23:26:40.34 ID:bv7ghb6L0
ユウスケ「夏海ちゃん! よかった、よかったぁ……!」
コウガ「娘の命を敢えて一度止めることで、メシアを彼女の身体から追い出し……
やがてメシアに食われる筈だった彼女を、救ったというのか……」
コウガ「これが……これがお前の、破壊だというのか、ディケイド……!」
メシア『オノレ人間……小癪ナ計略ヲ!』
士「はっ。小癪な計略はお前だろ。……ユウスケ。夏ミカンを安全な所へ」
ユウスケ「あ、ああ!」
キバ『ダガ、メシア様ハ現世ヘ降臨シタ! 誰ニモメシア様ノ力ハ止メラレナイ!』
コウガ「そうだ、ディケイド。あれをどうするつもりだ!」
士「愚問だな。“希望”の騎士さんよ」
士「――俺とお前で、あのホラーを倒せばいいんだろ!」
コウガ「娘の命を敢えて一度止めることで、メシアを彼女の身体から追い出し……
やがてメシアに食われる筈だった彼女を、救ったというのか……」
コウガ「これが……これがお前の、破壊だというのか、ディケイド……!」
メシア『オノレ人間……小癪ナ計略ヲ!』
士「はっ。小癪な計略はお前だろ。……ユウスケ。夏ミカンを安全な所へ」
ユウスケ「あ、ああ!」
キバ『ダガ、メシア様ハ現世ヘ降臨シタ! 誰ニモメシア様ノ力ハ止メラレナイ!』
コウガ「そうだ、ディケイド。あれをどうするつもりだ!」
士「愚問だな。“希望”の騎士さんよ」
士「――俺とお前で、あのホラーを倒せばいいんだろ!」
95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 23:32:07.46 ID:bv7ghb6L0
キバ「グオオォォォッ!」
ディエンド「ッ!」
【アタックライド――ブラァストッ!】
ディエンド「ハッ!」
ズキュウゥンッ!
メシア『人間ドモメ、滅ビルガイイ!』 バリバリッ!ピシャーン!
士「っ! 行くぞ、コウガ!」
コウガ「ああ!」
士「変身っ!」
【カメンライド――ディケーイ!】
ガシィーン!
牙狼「ハアアァッ!」
バッ!!
ディエンド「ッ!」
【アタックライド――ブラァストッ!】
ディエンド「ハッ!」
ズキュウゥンッ!
メシア『人間ドモメ、滅ビルガイイ!』 バリバリッ!ピシャーン!
士「っ! 行くぞ、コウガ!」
コウガ「ああ!」
士「変身っ!」
【カメンライド――ディケーイ!】
ガシィーン!
牙狼「ハアアァッ!」
バッ!!
96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 23:35:34.83 ID:bv7ghb6L0
牙狼「はっ!」ザシュッ!
メシア『効カヌ、効カヌ!』ブンッ!
牙狼「クッ……!」
ズザザザッ!
牙狼「烈火炎装! ハァッ!」
ゴォォォォオオッ!!
メシア『――ハッ!』ピシャーン!
牙狼「クッ! うおおおぉぉぉっ!!」ガガガガガッ!!
ユウスケ「夏海ちゃんは、ここに隠れてて!」
夏海「ユウスケは!?」
ユウスケ「俺は……街の人達を守る!」
ホラー軍団「オオォォ……」
街の人々「キャーッ!」
ユウスケ「行くぞ……! 変身ッ!」
キュピーン!
メシア『効カヌ、効カヌ!』ブンッ!
牙狼「クッ……!」
ズザザザッ!
牙狼「烈火炎装! ハァッ!」
ゴォォォォオオッ!!
メシア『――ハッ!』ピシャーン!
牙狼「クッ! うおおおぉぉぉっ!!」ガガガガガッ!!
ユウスケ「夏海ちゃんは、ここに隠れてて!」
夏海「ユウスケは!?」
ユウスケ「俺は……街の人達を守る!」
ホラー軍団「オオォォ……」
街の人々「キャーッ!」
ユウスケ「行くぞ……! 変身ッ!」
キュピーン!
98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 23:38:08.26 ID:bv7ghb6L0
キバ「グアアァオオ!」ガシッ!
ディエンド「ッ!」
ギリギリ……
ディエンド「く……っ!」
バキュゥンッ!
キバ「ガッ!?」
ディケイド「大丈夫か、海東!」
ディエンド「士!」
ザッ……
ディエンド「士、一緒にやるよ」
ディケイド「お前が俺に指図すんのはいいのかよ」
【G4! リュウガ! オーガ! グレイブ! カブキ! コーカサス! アーク! スカル!】
【クウガ! アギト! リュウキ! ファーイズ! ブレーイ! カブト! デンオー! キバ!】
【ファイナルカメンライド――ディエーン!】
【ファイナルカメンライド――ディケーイ!】
キバ「ッ!?」
ディエンド「ッ!」
ギリギリ……
ディエンド「く……っ!」
バキュゥンッ!
キバ「ガッ!?」
ディケイド「大丈夫か、海東!」
ディエンド「士!」
ザッ……
ディエンド「士、一緒にやるよ」
ディケイド「お前が俺に指図すんのはいいのかよ」
【G4! リュウガ! オーガ! グレイブ! カブキ! コーカサス! アーク! スカル!】
【クウガ! アギト! リュウキ! ファーイズ! ブレーイ! カブト! デンオー! キバ!】
【ファイナルカメンライド――ディエーン!】
【ファイナルカメンライド――ディケーイ!】
キバ「ッ!?」
100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 23:42:29.09 ID:bv7ghb6L0
【ファイナルアタックライド――ディディディディエーン!】
【キバ! カメンライド――エンペラー】
【ファイナルアタックライド――キキキキバ!】
ディエンド「――ハッ!」シュババババババッ!!
ディケイド「トアアァッ!」バシュゥゥゥッ!
キバ「グ、グアアァァァァッ!!」
ドカァアアァァァン!!
メシア『! 我ガ下僕ヲ……!』
牙狼「貴様の相手は俺だ、メシア!」ズバァッ!
メシア『!』
メシア『小賢シイ……下等ナ人間メ!』ブンッ!
牙狼「ぐっ!」
メシア『フンッ!』ギギギ……バキィッ!
牙狼「! 牙狼剣が折られた!?」
【キバ! カメンライド――エンペラー】
【ファイナルアタックライド――キキキキバ!】
ディエンド「――ハッ!」シュババババババッ!!
ディケイド「トアアァッ!」バシュゥゥゥッ!
キバ「グ、グアアァァァァッ!!」
ドカァアアァァァン!!
メシア『! 我ガ下僕ヲ……!』
牙狼「貴様の相手は俺だ、メシア!」ズバァッ!
メシア『!』
メシア『小賢シイ……下等ナ人間メ!』ブンッ!
牙狼「ぐっ!」
メシア『フンッ!』ギギギ……バキィッ!
牙狼「! 牙狼剣が折られた!?」
101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 23:50:59.19 ID:bv7ghb6L0
メシア『フアッ!』ゴオオォォ!
牙狼「ぐああぁっ!」
ズザザッ!
カヒューン……
コウガ「くっ……!」
メシア『終ワリダ。オ前ニハ何モ救ウコトハデキナイ』
コウガ「まだだ! 牙狼剣が無くとも、俺は貴様を倒してみせる!」
メシア『ハハハ、オ前一人ニ何ガデキル!? 無力ナ人間ノ分際デ!』
ディケイド「――いや!」
ディケイド「そいつは決して、一人じゃない……!」
メシア『何ッ!?』
牙狼「ぐああぁっ!」
ズザザッ!
カヒューン……
コウガ「くっ……!」
メシア『終ワリダ。オ前ニハ何モ救ウコトハデキナイ』
コウガ「まだだ! 牙狼剣が無くとも、俺は貴様を倒してみせる!」
メシア『ハハハ、オ前一人ニ何ガデキル!? 無力ナ人間ノ分際デ!』
ディケイド「――いや!」
ディケイド「そいつは決して、一人じゃない……!」
メシア『何ッ!?』
103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 23:53:54.40 ID:bv7ghb6L0
(あの音楽)
ディケイド「そいつの後ろには、今までその名を継いで戦ってきた、多くの戦士達が付いている!」
メシア『何ヲ馬鹿ゲタコトヲ……ダカラ何ダトイウノダ!』
ディケイド「分からないのか。系譜を受け継ぐってのは、単に同じ名前を名乗ってるだけじゃない……」
ディケイド「かつて“牙狼”の称号を得た全ての英霊と、そいつは共に戦って来たってことだ!」
メシア『!』
コウガ「ディケイド……!」
メシア『貴様……一体、何者ダ……?』
ディケイド「通りすがりの仮面ライダーだ。覚えておけ!」
ディケイド「行くぞ、牙狼!」
コウガ「――ああ!」
バッ!
クルッ……シャキィン!
牙狼「我が名は牙狼! 黄金騎士だ!」
ディケイド「そいつの後ろには、今までその名を継いで戦ってきた、多くの戦士達が付いている!」
メシア『何ヲ馬鹿ゲタコトヲ……ダカラ何ダトイウノダ!』
ディケイド「分からないのか。系譜を受け継ぐってのは、単に同じ名前を名乗ってるだけじゃない……」
ディケイド「かつて“牙狼”の称号を得た全ての英霊と、そいつは共に戦って来たってことだ!」
メシア『!』
コウガ「ディケイド……!」
メシア『貴様……一体、何者ダ……?』
ディケイド「通りすがりの仮面ライダーだ。覚えておけ!」
ディケイド「行くぞ、牙狼!」
コウガ「――ああ!」
バッ!
クルッ……シャキィン!
牙狼「我が名は牙狼! 黄金騎士だ!」
104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 23:59:13.15 ID:bv7ghb6L0
牙狼「オオオオォォォッ!」
ディケイド「はああぁぁっ!!」
バキィッ!
メシア『……剣スラ持タヌ騎士風情ニ、我ヲ傷付ケルコトナドデキヌ!』ブンッ!
牙狼「ッ!」バッ!
ヒュオオオォォオッ!
レイ「牙狼――ッ!」
牙狼「!」
レイ「この剣を使え、牙狼!」ヒュヒュヒュッ!
ガシッ!
牙狼「ああ……! 礼を言うぞ!」
ヒュンヒュン!
牙狼「銀牙! 銀狼剣ッ!」ズバァッ!
メシア『グアアァ……!』
【アタックライド――烈火大斬刀!】
メシア『!?』
ディケイド「ハアアアァァッ!」シュバァッ!
メシア『ウ、グア……!』
ディケイド「はああぁぁっ!!」
バキィッ!
メシア『……剣スラ持タヌ騎士風情ニ、我ヲ傷付ケルコトナドデキヌ!』ブンッ!
牙狼「ッ!」バッ!
ヒュオオオォォオッ!
レイ「牙狼――ッ!」
牙狼「!」
レイ「この剣を使え、牙狼!」ヒュヒュヒュッ!
ガシッ!
牙狼「ああ……! 礼を言うぞ!」
ヒュンヒュン!
牙狼「銀牙! 銀狼剣ッ!」ズバァッ!
メシア『グアアァ……!』
【アタックライド――烈火大斬刀!】
メシア『!?』
ディケイド「ハアアアァァッ!」シュバァッ!
メシア『ウ、グア……!』
105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/12(日) 00:02:44.12 ID:JUJKQDzn0
牙狼「ハッ! トアアアァァッ!」バギィィィィッ!
メシア『ウアアアァァッ!』
メシア『バ、馬鹿ナ……人間如キニ、我ガ、ココマデ……!』
ディケイド「そろそろトドメだ。ちょっとくすぐったいぞ、牙狼!」
牙狼「何っ?」
【ファイナルフォームライド――ガガガガロ!】
にょいーん!
ガロゴウテン「ブヒヒヒヒヒィィン!!」
ディケイド「乗らせてもらうぜ!」バッ!
ダカカッ!ダカカッ!ダカカッ!
メシア『ウアアアァァッ!』
メシア『バ、馬鹿ナ……人間如キニ、我ガ、ココマデ……!』
ディケイド「そろそろトドメだ。ちょっとくすぐったいぞ、牙狼!」
牙狼「何っ?」
【ファイナルフォームライド――ガガガガロ!】
にょいーん!
ガロゴウテン「ブヒヒヒヒヒィィン!!」
ディケイド「乗らせてもらうぜ!」バッ!
ダカカッ!ダカカッ!ダカカッ!
107: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/12(日) 00:05:07.27 ID:JUJKQDzn0
メシア『ナ、何ダ、ソノ姿ハ……!』
ディケイド「牙狼……斬馬剣ッ!」シャキィン!
【ファイナルアタックライド――ガガガガロ!】
ダカカッ!ダカカッ!ダカカッ!
ディケイド「――ハアアァァァァッ!!」
メシア『グ、グアアアアアア!!』
メシア『我ガ……我ガ、人間如キニ……!』
ディケイド「牙狼……斬馬剣ッ!」シャキィン!
【ファイナルアタックライド――ガガガガロ!】
ダカカッ!ダカカッ!ダカカッ!
ディケイド「――ハアアァァァァッ!!」
メシア『グ、グアアアアアア!!』
メシア『我ガ……我ガ、人間如キニ……!』
110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/12(日) 00:11:59.10 ID:JUJKQDzn0
………。
TV『謎の惨劇から三日が経ちました。街は未だ混乱の中にありながらも、元気を取り戻し……』
ユウスケ「これで、この世界も平和になったってことか」
士「そうだな。……夏ミカン、もう体の調子はいいのか?」
夏海「はい! もうすっかり元気です! ホラーの呪いがかかってたなんて嘘みたい」
ユウスケ「それにしても、びっくりしたよなー。まさか夏海ちゃんを電気ショックで生き返らせるなんて」
士「お前にもやってやろうか、ユウスケ。今より少し強くなれるかもしれないぞ」
ユウスケ「い、いや、遠慮しとく……」
夏海「……私、その時のことは、よく覚えてなくて……」
夏海「意識を取り戻して、最初に見たのが、賢明に私を生き返らせようとしてくれてる士くんの姿で」
夏海「やっぱり士くんは、私を助けてくれたんですねっ。期待通りです!」
士「あまり買いかぶるな。メシアが育つ前に追い出したかった、それだけさ」
夏海「もう、士くんったら……」
TV『謎の惨劇から三日が経ちました。街は未だ混乱の中にありながらも、元気を取り戻し……』
ユウスケ「これで、この世界も平和になったってことか」
士「そうだな。……夏ミカン、もう体の調子はいいのか?」
夏海「はい! もうすっかり元気です! ホラーの呪いがかかってたなんて嘘みたい」
ユウスケ「それにしても、びっくりしたよなー。まさか夏海ちゃんを電気ショックで生き返らせるなんて」
士「お前にもやってやろうか、ユウスケ。今より少し強くなれるかもしれないぞ」
ユウスケ「い、いや、遠慮しとく……」
夏海「……私、その時のことは、よく覚えてなくて……」
夏海「意識を取り戻して、最初に見たのが、賢明に私を生き返らせようとしてくれてる士くんの姿で」
夏海「やっぱり士くんは、私を助けてくれたんですねっ。期待通りです!」
士「あまり買いかぶるな。メシアが育つ前に追い出したかった、それだけさ」
夏海「もう、士くんったら……」
111: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/12(日) 00:16:36.09 ID:JUJKQDzn0
………。
コウガ「行くのか。士」
士「ああ。そっちも旅立ちらしいな?」
コウガ「俺は、北の番犬所から新たな使命を授かった……」
ザルバ「今度の敵は、鏡の世界に潜み、人間の魂を食らうホラーだ。なかなかの強敵だぜ」
士「鏡の世界、ね。俺が助けてやろうか。俺のカードがあれば一発だぞ」
コウガ「要らん。ホラーを狩るのは俺達、魔戒騎士の役目だ。お前はお前の世界を守れ」
士「……そうだな」
コウガ「……また、どこかで会う事もあるだろうか」
士「さあな。俺達は続けていくだけだ。それぞれの旅を。それぞれの戦いを」
「それぞれの、世界で――」
(おしまい)
コウガ「行くのか。士」
士「ああ。そっちも旅立ちらしいな?」
コウガ「俺は、北の番犬所から新たな使命を授かった……」
ザルバ「今度の敵は、鏡の世界に潜み、人間の魂を食らうホラーだ。なかなかの強敵だぜ」
士「鏡の世界、ね。俺が助けてやろうか。俺のカードがあれば一発だぞ」
コウガ「要らん。ホラーを狩るのは俺達、魔戒騎士の役目だ。お前はお前の世界を守れ」
士「……そうだな」
コウガ「……また、どこかで会う事もあるだろうか」
士「さあな。俺達は続けていくだけだ。それぞれの旅を。それぞれの戦いを」
「それぞれの、世界で――」
(おしまい)
113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/12(日) 00:20:26.38 ID:JUJKQDzn0
次回、仮面ライダーディケイド!
「空飛ぶ海賊船……。ゴーカイジャーの世界か」
「大ショッカーとザンギャックは、今ここに団結したのだ!」
「お宝なんざ関係ねえ。俺は仲間を助けるために戦う」
【カメンライド――ブレーイ!】【ジ――ヤッカー!】
「ヒーロー大戦? 知らねえな、そんな映画」
「通りすがりの宇宙海賊だ。覚えておけ!」
次回、『宇宙最大の対決』
――全てを破壊し、全てを繋げ!
「空飛ぶ海賊船……。ゴーカイジャーの世界か」
「大ショッカーとザンギャックは、今ここに団結したのだ!」
「お宝なんざ関係ねえ。俺は仲間を助けるために戦う」
【カメンライド――ブレーイ!】【ジ――ヤッカー!】
「ヒーロー大戦? 知らねえな、そんな映画」
「通りすがりの宇宙海賊だ。覚えておけ!」
次回、『宇宙最大の対決』
――全てを破壊し、全てを繋げ!
115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/12(日) 00:24:04.20 ID:JUJKQDzn0
ありがとうございました!
次回は、以前のアンケートで選択肢にあったゴーカイジャーの世界編です。
今まで書いたもの(るろ剣、ドラえもん、サザエさん、サンレッド、遊戯王)は、↓で読めます。
http://www.geocities.jp/hibikigaiden/index.html
最近twitterでディケイドの嘘予告を呟くbotも作りました。
https://twitter.com/DecadeTrailer
こちらもよかったら覗いてみてください。
それでは!
次回は、以前のアンケートで選択肢にあったゴーカイジャーの世界編です。
今まで書いたもの(るろ剣、ドラえもん、サザエさん、サンレッド、遊戯王)は、↓で読めます。
http://www.geocities.jp/hibikigaiden/index.html
最近twitterでディケイドの嘘予告を呟くbotも作りました。
https://twitter.com/DecadeTrailer
こちらもよかったら覗いてみてください。
それでは!
112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/12(日) 00:17:56.60 ID:IhTfl8zGO
レギュレイス涙目
乙
乙
114: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/12(日) 00:21:23.55 ID:+X7WLqLS0
>>113
乙
また書くなら頑張ってくれ
乙
また書くなら頑張ってくれ
Entry ⇒ 2012.08.12 | Category ⇒ 仮面ライダーSS | Comments (3) | Trackbacks (0)
オーズ「魔法少女?」
引用元: ・http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1344071288/
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 18:08:08.01 ID:CcbSCZVy0
ほむら「いったいどういうことなの!?」
彼女は自分の右腕を見て叫んだ、何かが明らかに違う。
今まで何度時間を戻したかわからない、しかしこんなことはなかった。
右腕がおかしい。それに赤と緑の配色と金色のライン、そして鳥のような形の飾り。
ほむら「私は今時間を戻したばかり、なら前の世界で何か異変が・・・」
彼女は目を瞑り謎の右腕の原因を深く思い出す。
彼女は自分の右腕を見て叫んだ、何かが明らかに違う。
今まで何度時間を戻したかわからない、しかしこんなことはなかった。
右腕がおかしい。それに赤と緑の配色と金色のライン、そして鳥のような形の飾り。
ほむら「私は今時間を戻したばかり、なら前の世界で何か異変が・・・」
彼女は目を瞑り謎の右腕の原因を深く思い出す。
2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 18:10:06.92 ID:CcbSCZVy0
~1順前の世界~
ほむら「もうダメ・・・この世界でもまどかを救えなかった・・・!」
ワルプルギスの夜との戦い、既に生き残りは彼女一人になっている。
ほむら「そういえば・・・まどかから預かっている物があったわ・・・」
ほむらが取り出したのは鷹の模様の赤いメダル。お守りにと託された親友の宝。こんな事は初めてだった。
ほむら「不思議なメダルね・・・まどかは小さい頃に拾ったって言っていたけど・・・」
ほむら「約束するわ、このメダルに・・・次こそ必ずまどかを救うって・・・!」
彼女は右手にそのメダルを握りしめ、時間を戻した。
ほむら「もうダメ・・・この世界でもまどかを救えなかった・・・!」
ワルプルギスの夜との戦い、既に生き残りは彼女一人になっている。
ほむら「そういえば・・・まどかから預かっている物があったわ・・・」
ほむらが取り出したのは鷹の模様の赤いメダル。お守りにと託された親友の宝。こんな事は初めてだった。
ほむら「不思議なメダルね・・・まどかは小さい頃に拾ったって言っていたけど・・・」
ほむら「約束するわ、このメダルに・・・次こそ必ずまどかを救うって・・・!」
彼女は右手にそのメダルを握りしめ、時間を戻した。
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 18:12:11.79 ID:CcbSCZVy0
~現在の世界~
ほむら「そうだわ、あのメダル・・・!」
ほむら「あんな物を渡されたのは初めてだった、原因はあのメダルなの・・・!?」
探す、無い。どこにも無い。そして彼女には他にやるべき事があるのだ。
ほむら「そうだ、学校はどうすれば・・・」
ほむら「とりあえず右腕は包帯で巻いておきましょう、怪我をしているとでも言えばいいわ」
ほむら「まどか、今度こそ必ずあなたを・・・!」
ほむら「そうだわ、あのメダル・・・!」
ほむら「あんな物を渡されたのは初めてだった、原因はあのメダルなの・・・!?」
探す、無い。どこにも無い。そして彼女には他にやるべき事があるのだ。
ほむら「そうだ、学校はどうすれば・・・」
ほむら「とりあえず右腕は包帯で巻いておきましょう、怪我をしているとでも言えばいいわ」
ほむら「まどか、今度こそ必ずあなたを・・・!」
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 18:14:20.48 ID:CcbSCZVy0
映司「見滝原か、ここに来るのも久しぶりだな」
映司「でも・・・本当にまたグリードとメダルが復活したのかなぁ?」
街を眺めても、いるのは親子連れやカップル。いたって平和である。
映司「こんな平和な街なのに、まぁ鴻上さんが言うんだから間違いないとは思うけど・・・」
直後、悲鳴が聴こえる。カマキリの姿の怪人が子供を襲う。
詢子「タツヤーッ!!!」
映司「鴻上さん、疑ってすいませんでした!変身!」タカ!トラ!チーター!
一目散に走り、寸でのところで子供を抱きかかえる。なんとか間に合った。
映司「でも・・・本当にまたグリードとメダルが復活したのかなぁ?」
街を眺めても、いるのは親子連れやカップル。いたって平和である。
映司「こんな平和な街なのに、まぁ鴻上さんが言うんだから間違いないとは思うけど・・・」
直後、悲鳴が聴こえる。カマキリの姿の怪人が子供を襲う。
詢子「タツヤーッ!!!」
映司「鴻上さん、疑ってすいませんでした!変身!」タカ!トラ!チーター!
一目散に走り、寸でのところで子供を抱きかかえる。なんとか間に合った。
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 18:16:27.69 ID:CcbSCZVy0
オーズ「お子さんは無事です!早く逃げて!」
詢子「ありがとうございます!あぁ、よかった・・・タツヤ・・・!」
オーズ「カマキリヤミーか!随分懐かしい奴だな!」
ヤミー「ユルサナイ・・・!オレヨリシアワセナヤツハユルサナイ・・・!」
オーズ「なんて歪んだ欲望だ・・・!」
ヤミー「ユルサナイ!」
オーズ「はっ!せいっ!メダジャリバーで!」シャキン
ヤミー「オオオオオ!」ユラユラ
オーズ「これで終わりにする!」スキャニングチャージ!
オーズ「ハァーッ!セイヤァーッ!!!」ドカーン
?「クソッ!せっかく作ったヤミーが・・・!」
詢子「ありがとうございます!あぁ、よかった・・・タツヤ・・・!」
オーズ「カマキリヤミーか!随分懐かしい奴だな!」
ヤミー「ユルサナイ・・・!オレヨリシアワセナヤツハユルサナイ・・・!」
オーズ「なんて歪んだ欲望だ・・・!」
ヤミー「ユルサナイ!」
オーズ「はっ!せいっ!メダジャリバーで!」シャキン
ヤミー「オオオオオ!」ユラユラ
オーズ「これで終わりにする!」スキャニングチャージ!
オーズ「ハァーッ!セイヤァーッ!!!」ドカーン
?「クソッ!せっかく作ったヤミーが・・・!」
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 18:18:13.41 ID:CcbSCZVy0
オーズ「その声は・・・!?」
ウヴァ「まさか、お前までいるとはな・・・オーズ!」
オーズ「ウヴァ!やっぱりお前か!」
ウヴァ「こんな小さい街なら誰にも気づかれず稼げると思ったんだがな、アンクの奴め」
オーズ「アンク!?アンクもいるのか!?」
ウヴァ「知りたければ、俺を倒すんだなァ!」
オーズ「やるしかないか・・・!」タカ!トラ!バッタ!タットッバ!タトバタットッバ!
ウヴァ「まさか、お前までいるとはな・・・オーズ!」
オーズ「ウヴァ!やっぱりお前か!」
ウヴァ「こんな小さい街なら誰にも気づかれず稼げると思ったんだがな、アンクの奴め」
オーズ「アンク!?アンクもいるのか!?」
ウヴァ「知りたければ、俺を倒すんだなァ!」
オーズ「やるしかないか・・・!」タカ!トラ!バッタ!タットッバ!タトバタットッバ!
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 18:20:09.72 ID:CcbSCZVy0
~数時間後~
鴻上「どうだね火野君!グリードは見つかったかね!?」
映司「ええ、ウヴァと戦いました・・・いてて」
鴻上「これはまた派手にやりあったね!メダルの1つでも回収できたのかね!?」
映司「クワガタメダルを1枚だけ、でもこれでコンボができます!」
鴻上「素晴らしい!!!やはり私が渡した分では足りない様だ!その調子で頑張ってくれたまえ!!」
映司「はい!ウヴァはアンクの気配を感じたって言ってたし、しばらく見滝原を調べてみます!」
鴻上「それが君の新たな欲望だね!!!素晴らしい!!!!ハッピーバースディ!!!」
鴻上「どうだね火野君!グリードは見つかったかね!?」
映司「ええ、ウヴァと戦いました・・・いてて」
鴻上「これはまた派手にやりあったね!メダルの1つでも回収できたのかね!?」
映司「クワガタメダルを1枚だけ、でもこれでコンボができます!」
鴻上「素晴らしい!!!やはり私が渡した分では足りない様だ!その調子で頑張ってくれたまえ!!」
映司「はい!ウヴァはアンクの気配を感じたって言ってたし、しばらく見滝原を調べてみます!」
鴻上「それが君の新たな欲望だね!!!素晴らしい!!!!ハッピーバースディ!!!」
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 18:21:36.85 ID:CcbSCZVy0
~同時刻~
ウヴァ「クソッ!オーズめ・・・俺はまた負けるのか!?」
?「凄くイライラしてるね、そんなに勝ちたいのかい?そのオーズに」
ウヴァ「・・・!誰だお前は!?」
QB「僕はキュゥべぇ!僕と契約してオーズを倒してよ!」
ウヴァ「契約?何言ってんだお前・・・?」
QB「簡単に言えば、君と君のヤミーを強くしてあげるってことだよ」
ウヴァ「・・・詳しく聞かせろ」
ウヴァ「クソッ!オーズめ・・・俺はまた負けるのか!?」
?「凄くイライラしてるね、そんなに勝ちたいのかい?そのオーズに」
ウヴァ「・・・!誰だお前は!?」
QB「僕はキュゥべぇ!僕と契約してオーズを倒してよ!」
ウヴァ「契約?何言ってんだお前・・・?」
QB「簡単に言えば、君と君のヤミーを強くしてあげるってことだよ」
ウヴァ「・・・詳しく聞かせろ」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 18:23:27.57 ID:CcbSCZVy0
~数日後~
ほむら「やっぱり外に出ると落ち着くわ、右腕のせいで最近家に籠りがちだったから」
ほむら「やっぱり日曜日はカップルだらけね・・・私もいつかまどかと・・・」ウットリ
映司「あの・・・隣、いいかな?」
ほむら「ひぇっ!?え、ええ・・・構わないわ」
映司「ありがとう、どこもカップルで埋まっててね」
ほむら「まぁ日曜日だから、当然でしょうね」
映司は包帯でグルグルに巻かれた彼女の右腕を見る。
映司「あれ?君、その右腕・・・」
ほむら「こ、これは怪我をしているだけよ!ただの怪我!」
突然ポケットから赤い光が漏れ、割れたメダルが飛び出した。
ほむら「やっぱり外に出ると落ち着くわ、右腕のせいで最近家に籠りがちだったから」
ほむら「やっぱり日曜日はカップルだらけね・・・私もいつかまどかと・・・」ウットリ
映司「あの・・・隣、いいかな?」
ほむら「ひぇっ!?え、ええ・・・構わないわ」
映司「ありがとう、どこもカップルで埋まっててね」
ほむら「まぁ日曜日だから、当然でしょうね」
映司は包帯でグルグルに巻かれた彼女の右腕を見る。
映司「あれ?君、その右腕・・・」
ほむら「こ、これは怪我をしているだけよ!ただの怪我!」
突然ポケットから赤い光が漏れ、割れたメダルが飛び出した。
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 18:25:29.00 ID:CcbSCZVy0
ほむら「そ、それ・・・!」
映司「えっ!君、知ってるの!?このメダルの事!?」
話す間も無く割れたメダルは彼女の右腕に入り込む
ほむら「なんだったの、今の・・・?」
映司「メダルが・・・君ちょっと右腕を見せて!」
ほむら「きゃっ!い、いきなり何!?」
包帯を外す。間違いない、見慣れたあの腕だ。
映司「アンク・・・!やっぱりアンクだ!」
ほむら「あ、あんく?いったい何なの!?」
大騒ぎする映司、訳の分からないほむら、周りからの白い眼。
ほむら「と、とりあえず私の家に行きましょう!外で騒がないで!」
映司「えっ!君、知ってるの!?このメダルの事!?」
話す間も無く割れたメダルは彼女の右腕に入り込む
ほむら「なんだったの、今の・・・?」
映司「メダルが・・・君ちょっと右腕を見せて!」
ほむら「きゃっ!い、いきなり何!?」
包帯を外す。間違いない、見慣れたあの腕だ。
映司「アンク・・・!やっぱりアンクだ!」
ほむら「あ、あんく?いったい何なの!?」
大騒ぎする映司、訳の分からないほむら、周りからの白い眼。
ほむら「と、とりあえず私の家に行きましょう!外で騒がないで!」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 18:27:32.40 ID:CcbSCZVy0
ほむら「ふぅ・・・落ち着いたかしら?」
映司「うん、ごめんね騒いじゃって」
ほむら「凄く恥ずかしかったわ・・・それで、アンクって何なの?もちろん教えてくれるんでしょうね?」
映司はメダルの事、グリードの事、今まで自分とアンクがやってきた事を話した。
ほむら「大体わかったわ・・・でも、メダルが入ったのにアンクは目を覚まさないのね」
映司「うーん・・・あっ!ほむらちゃん、アイス無いかな?」
ほむら「アイス?確かあったと思うけど・・・」
映司「ちょっと食べてみてほしいんだ!多分それで起きるよ!」
ほむら「・・・そんな起こし方があるのかしら?」
?「そんなもんで起きるわけねぇだろ!この馬鹿!」
映司「うん、ごめんね騒いじゃって」
ほむら「凄く恥ずかしかったわ・・・それで、アンクって何なの?もちろん教えてくれるんでしょうね?」
映司はメダルの事、グリードの事、今まで自分とアンクがやってきた事を話した。
ほむら「大体わかったわ・・・でも、メダルが入ったのにアンクは目を覚まさないのね」
映司「うーん・・・あっ!ほむらちゃん、アイス無いかな?」
ほむら「アイス?確かあったと思うけど・・・」
映司「ちょっと食べてみてほしいんだ!多分それで起きるよ!」
ほむら「・・・そんな起こし方があるのかしら?」
?「そんなもんで起きるわけねぇだろ!この馬鹿!」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 18:29:22.40 ID:CcbSCZVy0
ほむら「ほ、本当に腕が喋った!」
映司「久しぶりだな、アンク!」
アンク「フンッ!お前の馬鹿は治ってないみたいだな!・・・あ?何見てる女ァ!」
ほむら「話では聴いたけど、自分の右腕と喋るっていうのは不思議な感覚だわ」
映司「アンク、なんで刑事さんみたいに体を乗っ取らなかったんだ?」
アンク「あ?なんだ、乗っ取った方が都合がいいか?」
ほむら「やめてくれるかしら、私は私でいたいの」
映司「誰も乗っ取れなんて言ってないだろ、てか絶対やるなよ」
アンク「フンッ!この女、何かわからんが凄い力を持ってる。そいつに邪魔されてやりたくてもできない」
映司「久しぶりだな、アンク!」
アンク「フンッ!お前の馬鹿は治ってないみたいだな!・・・あ?何見てる女ァ!」
ほむら「話では聴いたけど、自分の右腕と喋るっていうのは不思議な感覚だわ」
映司「アンク、なんで刑事さんみたいに体を乗っ取らなかったんだ?」
アンク「あ?なんだ、乗っ取った方が都合がいいか?」
ほむら「やめてくれるかしら、私は私でいたいの」
映司「誰も乗っ取れなんて言ってないだろ、てか絶対やるなよ」
アンク「フンッ!この女、何かわからんが凄い力を持ってる。そいつに邪魔されてやりたくてもできない」
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 18:31:17.83 ID:CcbSCZVy0
映司「凄い力?アンクを抑えるなんて・・・どんな力なんだろう」
アンク「多分、魔法少女とかってやつのせいだな」
ほむら「・・・あなたなぜそれを!?」
アンク「お前に取りついた時、記憶が全部読めた。なんならそのまな板みたいな胸のサイズでも言い当ててやろうか?」
ほむら「・・・!こ、これから成長するのよ!」
映司「おいアンク!失礼だぞ女の子に向かって!」
アンク「知るか!おい女、映司に魔法少女について話してやれよ」
ほむら「女じゃないわ、ちゃんと暁美ほむらって名前があるの」
アンク「どっちでもいい、とっとと話せ」
ほむらは魔法少女の事、自分が何度も世界をループした事、この世界が今までとは違う事を話した。
アンク「多分、魔法少女とかってやつのせいだな」
ほむら「・・・あなたなぜそれを!?」
アンク「お前に取りついた時、記憶が全部読めた。なんならそのまな板みたいな胸のサイズでも言い当ててやろうか?」
ほむら「・・・!こ、これから成長するのよ!」
映司「おいアンク!失礼だぞ女の子に向かって!」
アンク「知るか!おい女、映司に魔法少女について話してやれよ」
ほむら「女じゃないわ、ちゃんと暁美ほむらって名前があるの」
アンク「どっちでもいい、とっとと話せ」
ほむらは魔法少女の事、自分が何度も世界をループした事、この世界が今までとは違う事を話した。
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 18:33:19.01 ID:CcbSCZVy0
映司「そんな事が・・・!インキュベーター、なんて奴だ・・・!」
アンク「フンッ!欲望の為に他を利用する、俺達グリードにそっくりだな」
ほむら「わかったでしょう、この街は平和なんかじゃないって事が」
ほむら「わかったら、もうお互い干渉はやめましょう」
アンク「あ?お前馬鹿か?」
ほむら「え?」
アンク「俺がこうなってる以上、お前が映司に付き添うしか無いだろうが」
アンク「それに、いざとなりゃこいつに魔女退治もさせればいい」
映司「アンク!お前なぁ・・・まぁ、確かにそれならほむらちゃんの危険も減るな」
ほむら「ふざけないで!魔女はそんな簡単なものじゃ・・・!」
映司「ごめん、でもふざけてなんかない。俺は本気で君の事を助けたいんだ」
映司「ここで手を伸ばさなかったら、いつかきっと後悔する」
彼の眼を見てわかった。嘘じゃない、本気で言ってる。
ほむら「・・・!好きにすればいいわ・・・」
アンク「フンッ!欲望の為に他を利用する、俺達グリードにそっくりだな」
ほむら「わかったでしょう、この街は平和なんかじゃないって事が」
ほむら「わかったら、もうお互い干渉はやめましょう」
アンク「あ?お前馬鹿か?」
ほむら「え?」
アンク「俺がこうなってる以上、お前が映司に付き添うしか無いだろうが」
アンク「それに、いざとなりゃこいつに魔女退治もさせればいい」
映司「アンク!お前なぁ・・・まぁ、確かにそれならほむらちゃんの危険も減るな」
ほむら「ふざけないで!魔女はそんな簡単なものじゃ・・・!」
映司「ごめん、でもふざけてなんかない。俺は本気で君の事を助けたいんだ」
映司「ここで手を伸ばさなかったら、いつかきっと後悔する」
彼の眼を見てわかった。嘘じゃない、本気で言ってる。
ほむら「・・・!好きにすればいいわ・・・」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 18:33:55.40 ID:VSb2n7WC0
オーズの魔法使いってかwwwwwwwwwwwwwwww
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 18:37:02.54 ID:8L4ap9iJ0
>>19
リアルに次の仮面ライダーが魔法使いだしな
もうなにがきたって驚かない
リアルに次の仮面ライダーが魔法使いだしな
もうなにがきたって驚かない
20: >>17 全部書き溜めてある 2012/08/04(土) 18:35:31.20 ID:CcbSCZVy0
~数日後~
オーズ「セイヤーッ!」ドカーン
アンク「ハッハー!こいつは大量だなぁ!」
ほむら「ちょっと!引っ張らないで・・・もうっ!」
アンク「いい加減慣れろ!ったく・・・!」
映司「ごめんね、こいつこういう奴で」
ほむら「いいわ・・・それより、魔女の気配よ」
映司「じゃあすぐ行こう!乗って!」
アンク「好きにしろ、俺は寝てるぞ」
ほむら「そうしてくれると嬉しいわ、右手が使えなきゃ銃も撃てない」
オーズ「セイヤーッ!」ドカーン
アンク「ハッハー!こいつは大量だなぁ!」
ほむら「ちょっと!引っ張らないで・・・もうっ!」
アンク「いい加減慣れろ!ったく・・・!」
映司「ごめんね、こいつこういう奴で」
ほむら「いいわ・・・それより、魔女の気配よ」
映司「じゃあすぐ行こう!乗って!」
アンク「好きにしろ、俺は寝てるぞ」
ほむら「そうしてくれると嬉しいわ、右手が使えなきゃ銃も撃てない」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 18:37:32.14 ID:CcbSCZVy0
─結界内部─
ほむら「巴マミ、今すぐリボンを解いて!」
マミ「あなたが大人しくしてたらね」
映司「どうしたのほむらちゃん!その子仲間じゃないの!?」
マミ「誰だか知らないけど、あなたは今すぐ帰りなさい。それじゃ」
映司「ちょっと待って!・・・行っちゃったか」
ほむら「お願い!早く巴マミを止めて!じゃないと・・・!」
映司「ど、どういうこと?落ち着いて話して!」
ほむら「今から少ししたら・・・彼女は魔女に食われて死ぬの・・・!」
映司「なんだって!?じゃあ早く助けに行かないと!」
ほむら「時間が無い!とにかく急いで!早く!!」
映司「そういうことなら・・・変身!」ライオン!トラ!チーター!ラタラター!ラトラーター!
アンク「映司!メダル持ってけ!」ヒュッ
オーズ「おっとそうだった!サンキューアンク!」パシッ
ほむら「巴マミ、今すぐリボンを解いて!」
マミ「あなたが大人しくしてたらね」
映司「どうしたのほむらちゃん!その子仲間じゃないの!?」
マミ「誰だか知らないけど、あなたは今すぐ帰りなさい。それじゃ」
映司「ちょっと待って!・・・行っちゃったか」
ほむら「お願い!早く巴マミを止めて!じゃないと・・・!」
映司「ど、どういうこと?落ち着いて話して!」
ほむら「今から少ししたら・・・彼女は魔女に食われて死ぬの・・・!」
映司「なんだって!?じゃあ早く助けに行かないと!」
ほむら「時間が無い!とにかく急いで!早く!!」
映司「そういうことなら・・・変身!」ライオン!トラ!チーター!ラタラター!ラトラーター!
アンク「映司!メダル持ってけ!」ヒュッ
オーズ「おっとそうだった!サンキューアンク!」パシッ
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 18:39:41.91 ID:CcbSCZVy0
シャルロッテ?「・・・・・・」ガパァ
マミ「・・・!?」
まどさや「「マミさん!!!」」
デデデデデデデデデデッ! ラトラーター!ラットラーター!ラタラタッ!ラトラーターッ!
オーズ「間に合った・・・!マミちゃん!大丈夫!?」
マミ「・・・えっ!?わ、私・・・挟まれて首を・・・!」
オーズ「早く逃げて!ここは俺が!」
マミ「いったい誰なの・・・?」
まどか「も、もしかして・・・仮面ライダー?」
さやか「仮面ライダーって、あの正義の味方?」
まどか「うん、タツヤが危ない所を助けてもらったってお母さんが・・・」
マミ「・・・!?」
まどさや「「マミさん!!!」」
デデデデデデデデデデッ! ラトラーター!ラットラーター!ラタラタッ!ラトラーターッ!
オーズ「間に合った・・・!マミちゃん!大丈夫!?」
マミ「・・・えっ!?わ、私・・・挟まれて首を・・・!」
オーズ「早く逃げて!ここは俺が!」
マミ「いったい誰なの・・・?」
まどか「も、もしかして・・・仮面ライダー?」
さやか「仮面ライダーって、あの正義の味方?」
まどか「うん、タツヤが危ない所を助けてもらったってお母さんが・・・」
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 18:41:49.33 ID:CcbSCZVy0
魔女の攻撃を受け止め反撃、効いている。
オーズ「よし!オーズでも戦える!」
シャルロッテ?「・・・・・・」ガチンガチン
オーズ「これでどうだ!」タカ!ゴリラ!チーター!
オーズ「はぁっ!せいっ!」ドゴンドゴン
シャルロッテ「・・・・・・」グジュグジュ
オーズ「次は・・・!」クワガタ!カマキリ!バッタ!ガータガタガタキリッバッ!ガタキリバッ!
オーズ「コンボは疲れるんだけど、そうも言ってらんないな!」シャキンシャキン
オーズ「やっぱ使いやすいなーカマキリ」
シャルロッテ「・・・・・・」ジタバタ
オーズ「よし!オーズでも戦える!」
シャルロッテ?「・・・・・・」ガチンガチン
オーズ「これでどうだ!」タカ!ゴリラ!チーター!
オーズ「はぁっ!せいっ!」ドゴンドゴン
シャルロッテ「・・・・・・」グジュグジュ
オーズ「次は・・・!」クワガタ!カマキリ!バッタ!ガータガタガタキリッバッ!ガタキリバッ!
オーズ「コンボは疲れるんだけど、そうも言ってらんないな!」シャキンシャキン
オーズ「やっぱ使いやすいなーカマキリ」
シャルロッテ「・・・・・・」ジタバタ
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 18:43:51.17 ID:CcbSCZVy0
オーズ「これで・・・トドメだ!」スキャニングチャージ!
オーズ「ハァーッ!!セイヤァーッ!!!」ドカーン
マミ「凄い・・・あんなに簡単に・・・」
まどさや「「か、かっこいい・・・!」」
ほむら「終わったかしら?」
オーズ「うん、マミちゃんも無事だよ」
ほむら「よかった・・・本当にありがとう・・・」
オーズ「友達想いなんだね、ほむらちゃんは」
アンク「終わったか・・・?ん!?なんだこりゃ!メダルの山だ!!」
ほむら「ちょ!ちょっと引っ張らないで!」
オーズ「なんで魔女からメダルが・・・?」
オーズ「ハァーッ!!セイヤァーッ!!!」ドカーン
マミ「凄い・・・あんなに簡単に・・・」
まどさや「「か、かっこいい・・・!」」
ほむら「終わったかしら?」
オーズ「うん、マミちゃんも無事だよ」
ほむら「よかった・・・本当にありがとう・・・」
オーズ「友達想いなんだね、ほむらちゃんは」
アンク「終わったか・・・?ん!?なんだこりゃ!メダルの山だ!!」
ほむら「ちょ!ちょっと引っ張らないで!」
オーズ「なんで魔女からメダルが・・・?」
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 18:45:26.47 ID:CcbSCZVy0
マミ「危ない所をどうもありがとう、まさかあなたが仮面ライダーだなんて」
映司「ライダーも魔法少女も助け合いでしょ、それにお礼はほむらちゃんに言うべきだよ」
マミ「暁美さんもありがとう・・・私あなたを誤解してたわ」
ほむら「いいのよ、あなたが助かったならそれで」
まどか「でも、ほむらちゃんその腕・・・」
アンク「あ?見世物じゃねぇぞ女ァ!」
さやか「う、腕が喋ったぁ!?」
映司「アンク!女の子を怖がらせるな!」
マミ「その腕についてもいろいろ聞きたいわ、みんな私の家に来ない?ケーキもあるわ」
さやか「賛成!行きましょ行きましょ!」
まどか「さやかちゃんはケーキが食べたいだけだよね」
さやか「なにをーっ!」
ほむら「ふふっ」
ほむら(今度こそあなたを助けられそう、まどか・・・)
映司「ライダーも魔法少女も助け合いでしょ、それにお礼はほむらちゃんに言うべきだよ」
マミ「暁美さんもありがとう・・・私あなたを誤解してたわ」
ほむら「いいのよ、あなたが助かったならそれで」
まどか「でも、ほむらちゃんその腕・・・」
アンク「あ?見世物じゃねぇぞ女ァ!」
さやか「う、腕が喋ったぁ!?」
映司「アンク!女の子を怖がらせるな!」
マミ「その腕についてもいろいろ聞きたいわ、みんな私の家に来ない?ケーキもあるわ」
さやか「賛成!行きましょ行きましょ!」
まどか「さやかちゃんはケーキが食べたいだけだよね」
さやか「なにをーっ!」
ほむら「ふふっ」
ほむら(今度こそあなたを助けられそう、まどか・・・)
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 18:47:05.97 ID:CcbSCZVy0
~同時刻~
ウヴァ「どうなってる!?オーズに勝てるんじゃなかったのか!!」
QB「まぁまぁ落ち着いて、君はすぐイライラする」
ウヴァ「このために何枚のメダルを使ったと思ってる!!」
QB「全部計画の内さ。その内、君がもてあますくらいのメダルをプレゼントするよ」
ウヴァ「・・・フンッ!」
QB「(そう、全ては計画の内・・・”あの人”のね・・・)」
ウヴァ「どうなってる!?オーズに勝てるんじゃなかったのか!!」
QB「まぁまぁ落ち着いて、君はすぐイライラする」
ウヴァ「このために何枚のメダルを使ったと思ってる!!」
QB「全部計画の内さ。その内、君がもてあますくらいのメダルをプレゼントするよ」
ウヴァ「・・・フンッ!」
QB「(そう、全ては計画の内・・・”あの人”のね・・・)」
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 18:49:31.20 ID:CcbSCZVy0
マミ「じゃあ暁美さんはある朝起きたら突然右腕にアンクがいたのね」
ほむら「ええ、そう考えてもらっていいわ」
アンク「俺はケーキよりアイスがいい」
マミ「アイスケーキならあるけど?」
アンク「アイスなら何でもいい、よこせ」
マミ「じゃあ今持ってくるわね」
映司「(ほむらちゃん、本当の事全部言ってもよかったんじゃないの?)」
ほむら「(以前それで大失敗したの)」
映司「(そっか・・・ごめんね、何も知らないのに)」
ほむら「(構わないわ、私も話さなかったのが悪いもの)」
さやか「こらーっ!そこ何内緒話しとるかーっ!怪しいぞ怪しいぞーっ!」
マミ「二人は付き合ってるのかしら?」
ほむら「な、何言ってるの!?違うに決まってるわ!」
まどか「ほむらちゃん顔真っ赤だね、ティヒヒ」
アンク「アイスケーキうめぇ」
ほむら「ええ、そう考えてもらっていいわ」
アンク「俺はケーキよりアイスがいい」
マミ「アイスケーキならあるけど?」
アンク「アイスなら何でもいい、よこせ」
マミ「じゃあ今持ってくるわね」
映司「(ほむらちゃん、本当の事全部言ってもよかったんじゃないの?)」
ほむら「(以前それで大失敗したの)」
映司「(そっか・・・ごめんね、何も知らないのに)」
ほむら「(構わないわ、私も話さなかったのが悪いもの)」
さやか「こらーっ!そこ何内緒話しとるかーっ!怪しいぞ怪しいぞーっ!」
マミ「二人は付き合ってるのかしら?」
ほむら「な、何言ってるの!?違うに決まってるわ!」
まどか「ほむらちゃん顔真っ赤だね、ティヒヒ」
アンク「アイスケーキうめぇ」
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 18:51:24.08 ID:CcbSCZVy0
~数日後~
恭介「さやかは僕をいじめてるのかい?」
恭介「もう僕はバイオリンが弾けないんだよ!!!」ガシャーン
さやか「恭介・・・!恭介の馬鹿!もう知らない!」ダッ
さやか(恭介の馬鹿・・・!なんでもう治らないなんて・・・!)ゴチーン
さやか「ごめんなさい!前見てなくて・・・映司さん?」
映司「いてて・・・さやかちゃん?・・・泣いてるの?」
さやか「映司さん・・・!聞いてください・・・あたし・・・」
さやかは恭介の事を話した。
映司「なるほど、そんな事が・・・」
さやか「やっぱり、私が契約してその願いで恭介を!」
映司「そんな事しちゃダメだ!」
さやか「でも、でも・・・どうしたら・・・!」
映司「・・・その恭介君と話がしたい」
恭介「さやかは僕をいじめてるのかい?」
恭介「もう僕はバイオリンが弾けないんだよ!!!」ガシャーン
さやか「恭介・・・!恭介の馬鹿!もう知らない!」ダッ
さやか(恭介の馬鹿・・・!なんでもう治らないなんて・・・!)ゴチーン
さやか「ごめんなさい!前見てなくて・・・映司さん?」
映司「いてて・・・さやかちゃん?・・・泣いてるの?」
さやか「映司さん・・・!聞いてください・・・あたし・・・」
さやかは恭介の事を話した。
映司「なるほど、そんな事が・・・」
さやか「やっぱり、私が契約してその願いで恭介を!」
映司「そんな事しちゃダメだ!」
さやか「でも、でも・・・どうしたら・・・!」
映司「・・・その恭介君と話がしたい」
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 18:53:18.60 ID:CcbSCZVy0
恭介「さやか、誰だいその人は?」
映司「君が恭介君?」
恭介「そうですけど・・・あなたは?」
映司「俺は火野映司、まぁさやかちゃんの友達・・・かな」
恭介「さやかの友達が僕に何の用ですか?」
映司「君の事を聞いてね、話がしたかった」
映司「もうバイオリンは諦めたの?好きだったんじゃないのかい?」
恭介「・・・ッ!あなたもですか・・・!」
恭介「バイオリンは僕の命でした!でもね・・・もう弾けないんですよ!」
恭介「医者からも言われました!回復の可能性はほとんど無いってね!」
恭介「僕はもう・・・死んだも同然だ・・・!」
恭介「わかったら帰ってください!さやかも!」
映司「・・・甘えるなッ!!!」
映司「君が恭介君?」
恭介「そうですけど・・・あなたは?」
映司「俺は火野映司、まぁさやかちゃんの友達・・・かな」
恭介「さやかの友達が僕に何の用ですか?」
映司「君の事を聞いてね、話がしたかった」
映司「もうバイオリンは諦めたの?好きだったんじゃないのかい?」
恭介「・・・ッ!あなたもですか・・・!」
恭介「バイオリンは僕の命でした!でもね・・・もう弾けないんですよ!」
恭介「医者からも言われました!回復の可能性はほとんど無いってね!」
恭介「僕はもう・・・死んだも同然だ・・・!」
恭介「わかったら帰ってください!さやかも!」
映司「・・・甘えるなッ!!!」
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 18:55:12.61 ID:CcbSCZVy0
映司「バイオリンは君の命なんだろ?どうしてそんなにすぐ諦めるんだ!」
恭介「だから、回復の可能性は・・・」
映司「”ほとんど無い”なら、例え少なくても治るかもしれないって事じゃないか!」
映司「俺はいろんな国へ行って、目の前で人が命を失う所もたくさん見てきた!」
映司「楽して助かる命が無いのは、どこも一緒だ!」
恭介「・・・・・・!」
映司「君はまだ治る可能性がある、それを応援してくれる人もいる!」
映司「今度は君が手を伸ばす番だろ!」
さやか「そうだよ恭介!リハビリ頑張ろう!私がやれる事なら、なんだってするからさ!」
恭介「さやか・・・!」
恭介「ごめんさやか・・・僕は君にヒドい事を・・・!」
さやか「いいよ・・・恭介・・・!二人で頑張ろう・・・!」
恭介「だから、回復の可能性は・・・」
映司「”ほとんど無い”なら、例え少なくても治るかもしれないって事じゃないか!」
映司「俺はいろんな国へ行って、目の前で人が命を失う所もたくさん見てきた!」
映司「楽して助かる命が無いのは、どこも一緒だ!」
恭介「・・・・・・!」
映司「君はまだ治る可能性がある、それを応援してくれる人もいる!」
映司「今度は君が手を伸ばす番だろ!」
さやか「そうだよ恭介!リハビリ頑張ろう!私がやれる事なら、なんだってするからさ!」
恭介「さやか・・・!」
恭介「ごめんさやか・・・僕は君にヒドい事を・・・!」
さやか「いいよ・・・恭介・・・!二人で頑張ろう・・・!」
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 18:57:06.45 ID:CcbSCZVy0
恭介「ありがとうございました、映司さん。」
映司「俺は何もしてないよ、それより怒鳴ったりしてごめんね」
恭介「いえ、おかげで目が覚めました。僕はどこかで周りに甘えていたんです」
さやか「じゃああたし達帰るね、明日から厳しくいくからなー恭介!」
恭介「お手柔らかに頼むよ、ありがとう、さやか」
病室のドアを閉める音。
さやか「映司さん!今日は本当にありがとうございました!」
映司「恭介君が前向きになったのはさやかちゃんの力だよ、俺は関係無いって」
さやか「そういえば、さっき”いろんな国に行った”って言ってましたけど・・・」
映司「ああ、趣味みたいなもので世界を旅してるんだ」
さやか「わーなんかカッコいいですねそういうの!どんな所に行ったんですか?」
映司「そうかな?じゃあちょっと話しちゃおうかな、あれはインドの・・・」
映司はさやかに昔話をしながら帰った。
映司「俺は何もしてないよ、それより怒鳴ったりしてごめんね」
恭介「いえ、おかげで目が覚めました。僕はどこかで周りに甘えていたんです」
さやか「じゃああたし達帰るね、明日から厳しくいくからなー恭介!」
恭介「お手柔らかに頼むよ、ありがとう、さやか」
病室のドアを閉める音。
さやか「映司さん!今日は本当にありがとうございました!」
映司「恭介君が前向きになったのはさやかちゃんの力だよ、俺は関係無いって」
さやか「そういえば、さっき”いろんな国に行った”って言ってましたけど・・・」
映司「ああ、趣味みたいなもので世界を旅してるんだ」
さやか「わーなんかカッコいいですねそういうの!どんな所に行ったんですか?」
映司「そうかな?じゃあちょっと話しちゃおうかな、あれはインドの・・・」
映司はさやかに昔話をしながら帰った。
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 18:59:13.18 ID:CcbSCZVy0
ほむら「美樹さやかの契約を止めてくれたそうね」
映司「偶然だよ、困ってたから手を伸ばしただけさ」
アンク「フンッ!こいつのお人よしは筋金入りだからな!」
杏子「あーっ!お前、映司じゃねーか!」
映司「杏子ちゃん!?どうしてここに!?」
ほむら「あら?知り合いだったの?私が呼んだのよ」
映司「前にちょっとね、隣町で野宿した時だったかな」
杏子「懐かしいなー!ほら、食うかい?」
ほむら「なるほどそういう仲ね・・・」
ほむら「(今回は本当にいけるかも知れないわね・・・ようやくまどかを・・・!)」
映司「偶然だよ、困ってたから手を伸ばしただけさ」
アンク「フンッ!こいつのお人よしは筋金入りだからな!」
杏子「あーっ!お前、映司じゃねーか!」
映司「杏子ちゃん!?どうしてここに!?」
ほむら「あら?知り合いだったの?私が呼んだのよ」
映司「前にちょっとね、隣町で野宿した時だったかな」
杏子「懐かしいなー!ほら、食うかい?」
ほむら「なるほどそういう仲ね・・・」
ほむら「(今回は本当にいけるかも知れないわね・・・ようやくまどかを・・・!)」
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 19:02:15.26 ID:CcbSCZVy0
~一週間後~
ほむら「ワルプルギスの夜が来るわ」
マミ「まさか・・・本当なの!?」
杏子「嘘だったらあたしがこっちに来るわけねーだろ?」
まどさや「(ワルプルギスの夜?)」
映司「(とんでもなく強い魔女らしいよ)」
ほむら「ワルプルギスと戦うためには大量のグリーフシードが必要なのだけど・・・」
杏子「あー・・・確かこの街の魔女からはグリーフシードが出ないんだっけか」
マミ「そうなのよ、倒しても銀色のメダルしか出てこないの」
ほむら「ワルプルギスの夜が来るわ」
マミ「まさか・・・本当なの!?」
杏子「嘘だったらあたしがこっちに来るわけねーだろ?」
まどさや「(ワルプルギスの夜?)」
映司「(とんでもなく強い魔女らしいよ)」
ほむら「ワルプルギスと戦うためには大量のグリーフシードが必要なのだけど・・・」
杏子「あー・・・確かこの街の魔女からはグリーフシードが出ないんだっけか」
マミ「そうなのよ、倒しても銀色のメダルしか出てこないの」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 19:04:05.48 ID:CcbSCZVy0
ほむら「アンク、何か知らないかしら?」
アンク「まぁ、間違いなくウヴァの奴が絡んでるだろうな」
杏子「しかし何度見てもおもしれーなこの腕」グイグイ
アンク「触んな!」
杏子「じゃ、あたしとほむらで隣町でグリーフシード集め。マミと映司はこっちの魔女狩りだな」
ほむら「ワルプルギスが来るまで、みんなできる事をやりましょう」
杏マミ映「「「おう(うん)(ええ)!!!」」」
アンク「まぁ、間違いなくウヴァの奴が絡んでるだろうな」
杏子「しかし何度見てもおもしれーなこの腕」グイグイ
アンク「触んな!」
杏子「じゃ、あたしとほむらで隣町でグリーフシード集め。マミと映司はこっちの魔女狩りだな」
ほむら「ワルプルギスが来るまで、みんなできる事をやりましょう」
杏マミ映「「「おう(うん)(ええ)!!!」」」
38: >>36 2話で公式がディスってた 2012/08/04(土) 19:06:25.14 ID:CcbSCZVy0
~同時刻~
ウヴァ「なんだこれは・・・!」
QB「やぁ、これが実験の成果さ」
ウヴァ「これなら勝てる!オーズにも勝てるぞ!」
QB「僕にとってもオーズは邪魔だからね、最後まで協力させてもらうよ」
ウヴァ「待ってろオーズ・・・そしてアンク・・・!」
QB「(もうすぐ僕の目的は達成される、せいぜい頑張ってよウヴァ)」
ウヴァ「なんだこれは・・・!」
QB「やぁ、これが実験の成果さ」
ウヴァ「これなら勝てる!オーズにも勝てるぞ!」
QB「僕にとってもオーズは邪魔だからね、最後まで協力させてもらうよ」
ウヴァ「待ってろオーズ・・・そしてアンク・・・!」
QB「(もうすぐ僕の目的は達成される、せいぜい頑張ってよウヴァ)」
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 19:08:09.87 ID:CcbSCZVy0
~さらに一週間後~
ほむら「とうとうこの日が来たのね・・・」
杏子「なんだ、怖いのか?」
ほむら「ええ、怖いわ・・・でもやるしかない」
アンク「フンッ!腰抜けが!」
映司「アンク!ほむらちゃんはまだ中学生だぞ!」
アンク「んなこと俺が知るか!」
マミ「本当に仲が良いのね、二人とも」
映アン「「良くないですよ!(ねぇよ!)」
まどか「みんな!!よかった、まだ行ってなかった・・・」
ほむら「まどか!?避難してって言ったでしょ!」
さやか「大変なの!恭介が!!恭介がぁ!!!」
ほむら「とうとうこの日が来たのね・・・」
杏子「なんだ、怖いのか?」
ほむら「ええ、怖いわ・・・でもやるしかない」
アンク「フンッ!腰抜けが!」
映司「アンク!ほむらちゃんはまだ中学生だぞ!」
アンク「んなこと俺が知るか!」
マミ「本当に仲が良いのね、二人とも」
映アン「「良くないですよ!(ねぇよ!)」
まどか「みんな!!よかった、まだ行ってなかった・・・」
ほむら「まどか!?避難してって言ったでしょ!」
さやか「大変なの!恭介が!!恭介がぁ!!!」
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 19:10:08.30 ID:CcbSCZVy0
映司「恭介君が攫われた!?」
さやか「はい・・・鳥みたいな怪人に・・・」
アンク「まさかあいつまで復活してんのか!?」
映司「かもな・・・でも、鴻上さんからお前のメダルはほとんど貰ったぞ?」
アンク「しぶとい奴め・・・!」
杏子「おい!二人で話してないであたし達にも教えてくれよ!」
マミ「そういえばアンクも鳥みたいな飾りが付いてるわよね・・・」
ほむら「まさかアンク・・・?」
映司「違う違う!前にもこんな事あったよなアンク!」
アンク「ああ、こりゃ俺の偽者の仕業だな」
まどか「恭介君、大丈夫かな・・・」
映司「とにかく恭介君は俺達が何とかするから、二人は避難してて!」
さやか「お願いします!恭介・・・ようやくリハビリの成果が見えて来たのに・・・!」
さやか「はい・・・鳥みたいな怪人に・・・」
アンク「まさかあいつまで復活してんのか!?」
映司「かもな・・・でも、鴻上さんからお前のメダルはほとんど貰ったぞ?」
アンク「しぶとい奴め・・・!」
杏子「おい!二人で話してないであたし達にも教えてくれよ!」
マミ「そういえばアンクも鳥みたいな飾りが付いてるわよね・・・」
ほむら「まさかアンク・・・?」
映司「違う違う!前にもこんな事あったよなアンク!」
アンク「ああ、こりゃ俺の偽者の仕業だな」
まどか「恭介君、大丈夫かな・・・」
映司「とにかく恭介君は俺達が何とかするから、二人は避難してて!」
さやか「お願いします!恭介・・・ようやくリハビリの成果が見えて来たのに・・・!」
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 19:11:10.92 ID:CcbSCZVy0
ここからTV版と劇場版にルート分かれるわ
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 19:13:15.19 ID:CcbSCZVy0
~TV版~
ほむら「じゃあ私と映司がアンクの偽者を」
マミ「その間に私達がワルプルギスを食い止めるのね」
映司「なるべく早くそっちに加勢するから!」
杏子「心配すんなって、案外二人でも倒せちまうかもなっ!」
ほむら「でもいったい偽アンクはどこに・・・」
?「探す必要はないよ」
アンク「フンッ!そっちから来るとはな!」
映司「に、偽アンク!?」
マミ「それに・・・キュゥべぇ!?」
アンク(ロスト)「久しぶりだね、オーズ、僕。」
QB「やぁマミ、杏子と暁美ほむらも一緒だね」
アンク(ロスト)「案内してあげるよ、君達の探し物の在り処へ」
ほむら「じゃあ私と映司がアンクの偽者を」
マミ「その間に私達がワルプルギスを食い止めるのね」
映司「なるべく早くそっちに加勢するから!」
杏子「心配すんなって、案外二人でも倒せちまうかもなっ!」
ほむら「でもいったい偽アンクはどこに・・・」
?「探す必要はないよ」
アンク「フンッ!そっちから来るとはな!」
映司「に、偽アンク!?」
マミ「それに・・・キュゥべぇ!?」
アンク(ロスト)「久しぶりだね、オーズ、僕。」
QB「やぁマミ、杏子と暁美ほむらも一緒だね」
アンク(ロスト)「案内してあげるよ、君達の探し物の在り処へ」
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 19:15:57.91 ID:CcbSCZVy0
ほむら「ここは・・・ワ、ワルプルギスの夜!?」
マミ「見て!あそこ!」
映司「恭介君!」
真木「お久しぶりですねぇ映司君、アンク君」
映司「真木博士!?こんなところで何を・・・」
真木「私達はここである実験をしていました」
QB「グリードと魔女の合体実験さ」
アンク「要は、全部お前らの差し金ってわけだ」
マミ「魔女からメダルしか出なかったのも、あなた達の仕業だったのね!」
ウヴァ「そういうことだ、物分かりがいいな女」
マミ「見て!あそこ!」
映司「恭介君!」
真木「お久しぶりですねぇ映司君、アンク君」
映司「真木博士!?こんなところで何を・・・」
真木「私達はここである実験をしていました」
QB「グリードと魔女の合体実験さ」
アンク「要は、全部お前らの差し金ってわけだ」
マミ「魔女からメダルしか出なかったのも、あなた達の仕業だったのね!」
ウヴァ「そういうことだ、物分かりがいいな女」
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 19:17:15.28 ID:CcbSCZVy0
真木「では始めましょうかキュゥべぇ君、ウヴァ君、アンク君」
ウヴァ「ああ、いつでもいいぜ」
アンク(ロスト)「今度こそ僕は僕になる!」
QB「せいぜい無駄に頑張ってね、みんな」
グリードと魔女の融合、ほむらはすぐに最悪の結末を想像した。
真木「それでは、良き終わりを」
ウヴァ「ああ、いつでもいいぜ」
アンク(ロスト)「今度こそ僕は僕になる!」
QB「せいぜい無駄に頑張ってね、みんな」
グリードと魔女の融合、ほむらはすぐに最悪の結末を想像した。
真木「それでは、良き終わりを」
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 19:19:05.61 ID:CcbSCZVy0
ウヴァプルギス「ヴォオオオオオオオ!!!!」
マミ「なんて力なの・・・!?」
杏子「圧されんなマミ!攻撃すんだよ!」
マミ「そうね・・・ごめんなさい!ティロ=フィナーレ!」
杏子「どりゃぁーっ!!!」
アンク「最初から全力でいくぞ!映司!」
映司「ああ!変身!」タカ!クジャク!コンドル!タージャードルー!
ウヴァプルギス「フンッ!どうやら俺が強くなり過ぎたみたいだな!」ブォンッ
マミ「きゃっ!!」ドゴォ
杏子「マミ!?おいなに突っ立ってんだよほむら!」
ほむら「え、ええ!時間停止!」
ほむらはありったけの手榴弾をウヴァに向けてバラ撒く。
ほむら「これで・・・!停止解除!」
途方も無い爆炎がウヴァを襲う。
ウヴァプルギス「何かしたのか・・・?」
マミ「なんて力なの・・・!?」
杏子「圧されんなマミ!攻撃すんだよ!」
マミ「そうね・・・ごめんなさい!ティロ=フィナーレ!」
杏子「どりゃぁーっ!!!」
アンク「最初から全力でいくぞ!映司!」
映司「ああ!変身!」タカ!クジャク!コンドル!タージャードルー!
ウヴァプルギス「フンッ!どうやら俺が強くなり過ぎたみたいだな!」ブォンッ
マミ「きゃっ!!」ドゴォ
杏子「マミ!?おいなに突っ立ってんだよほむら!」
ほむら「え、ええ!時間停止!」
ほむらはありったけの手榴弾をウヴァに向けてバラ撒く。
ほむら「これで・・・!停止解除!」
途方も無い爆炎がウヴァを襲う。
ウヴァプルギス「何かしたのか・・・?」
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 19:21:07.30 ID:CcbSCZVy0
オーズ「これならどうだ!」スキャニングチャージ!
オーズ「セイヤァーッ!!!」
マミ「ティロ=フィナーレ!!!」
杏子「ロッソ・ファンタズマ!!!」
ほむら「これでぇーっ!!!」
4人の攻撃がウヴァに襲い掛かる。
オーズ「やったか・・・!?」
オーズ「セイヤァーッ!!!」
マミ「ティロ=フィナーレ!!!」
杏子「ロッソ・ファンタズマ!!!」
ほむら「これでぇーっ!!!」
4人の攻撃がウヴァに襲い掛かる。
オーズ「やったか・・・!?」
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 19:23:05.61 ID:CcbSCZVy0
ウヴァプルギス「おいおい、本当に俺は強くなり過ぎたみたいだな」
そこには傷一つ付いていないウヴァがいた。
マミ「嘘・・・!?」
杏子「あんだけやって・・・効いてねぇのかよ!!」
ほむら「また・・・ダメなのね・・・」
オーズ「諦めちゃダメだ!ほむらちゃん!」
ウヴァプルギス「まずはオーズとアンク、お前らからだァ!!!」
杏子「ッ!あぶねぇ!!」
マミ「暁美さん!!」
ウヴァの攻撃から二人を庇う杏子とマミ。
ほむら「どうして・・・二人とも・・・!」
杏子「バカ・・・お前が倒そうって言い出したんだろ・・・?」
マミ「勝って・・・世界を救って・・・!」
倒れる二人、ソウルジェムは限りなく黒に近い
そこには傷一つ付いていないウヴァがいた。
マミ「嘘・・・!?」
杏子「あんだけやって・・・効いてねぇのかよ!!」
ほむら「また・・・ダメなのね・・・」
オーズ「諦めちゃダメだ!ほむらちゃん!」
ウヴァプルギス「まずはオーズとアンク、お前らからだァ!!!」
杏子「ッ!あぶねぇ!!」
マミ「暁美さん!!」
ウヴァの攻撃から二人を庇う杏子とマミ。
ほむら「どうして・・・二人とも・・・!」
杏子「バカ・・・お前が倒そうって言い出したんだろ・・・?」
マミ「勝って・・・世界を救って・・・!」
倒れる二人、ソウルジェムは限りなく黒に近い
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 19:25:07.84 ID:CcbSCZVy0
オーズ「二人のためにも勝たなくちゃ!ほむらちゃん!」
ほむら「でも・・・あんな奴にどうやって・・・!」
アンク「おいほむら!腰抜けもいい加減にしろ!!お前の欲望はどこへやった!!!」
ほむら「アンク・・・?」
アンク「あのまどかとか言う女を助けたいって欲望はどこへやったんだ!!!」
ほむら「まどか・・・!そうよ・・・このままじゃまどかは・・・!」
アンク「お前の欲望だけは本物だった!だから俺はメダル1枚半で復活できたんだ!」
オーズ「アンク・・・お前・・・」
ほむら「アンク、手はあるの・・・?」
アンク「一つだけな!おい映司、バックルとメダルよこせ!」
オーズ「えっ!?いったいどうするんだよ!」
アンク「とっととしろ!ウヴァの奴が来るぞ!」
ほむら「でも・・・あんな奴にどうやって・・・!」
アンク「おいほむら!腰抜けもいい加減にしろ!!お前の欲望はどこへやった!!!」
ほむら「アンク・・・?」
アンク「あのまどかとか言う女を助けたいって欲望はどこへやったんだ!!!」
ほむら「まどか・・・!そうよ・・・このままじゃまどかは・・・!」
アンク「お前の欲望だけは本物だった!だから俺はメダル1枚半で復活できたんだ!」
オーズ「アンク・・・お前・・・」
ほむら「アンク、手はあるの・・・?」
アンク「一つだけな!おい映司、バックルとメダルよこせ!」
オーズ「えっ!?いったいどうするんだよ!」
アンク「とっととしろ!ウヴァの奴が来るぞ!」
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 19:27:20.18 ID:CcbSCZVy0
映司「おいアンク!本当に大丈夫なんだろうな!?」
アンク「倒せるとしたらこの手だけだ、メダルを3枚ここに入れろ!」
ほむら「わ、わかったわ!」カチャッ カチャッ カチャッ
ほむら「・・・変身!!!」タカ!クジャク!コンドル!タージャードルー!
ほむらの姿が変わる。全身の赤い鎧、鷹のような髪飾り、孔雀のような翼、コンドルの爪のような鋭いブーツ
そして、左腕の盾は炎のように赤く染まっていた
ほむら「ほ、本当に変身した・・・!?」
映司「まさか本当にタジャドルになるなんてな・・・」
アンク「どうだ気分は?最高だろ」
ほむら「ええ、力が漲ってくるわ・・・これなら勝てる!」
ウヴァプルギス「今更何をしようが無駄だァ!」
ほむら「待っててみんな・・・そしてまどか、今終わらせるわ!」
ダーシューニップーヴォンツーヴァーイニーシェー
エーイーニッスーヴォンツーヴァーイ
タージャジッドール
アンク「倒せるとしたらこの手だけだ、メダルを3枚ここに入れろ!」
ほむら「わ、わかったわ!」カチャッ カチャッ カチャッ
ほむら「・・・変身!!!」タカ!クジャク!コンドル!タージャードルー!
ほむらの姿が変わる。全身の赤い鎧、鷹のような髪飾り、孔雀のような翼、コンドルの爪のような鋭いブーツ
そして、左腕の盾は炎のように赤く染まっていた
ほむら「ほ、本当に変身した・・・!?」
映司「まさか本当にタジャドルになるなんてな・・・」
アンク「どうだ気分は?最高だろ」
ほむら「ええ、力が漲ってくるわ・・・これなら勝てる!」
ウヴァプルギス「今更何をしようが無駄だァ!」
ほむら「待っててみんな・・・そしてまどか、今終わらせるわ!」
ダーシューニップーヴォンツーヴァーイニーシェー
エーイーニッスーヴォンツーヴァーイ
タージャジッドール
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 19:29:31.58 ID:CcbSCZVy0
ウヴァプルギス「なぜだ!なぜ当たらねぇ!!」
ほむら「そんな図体じゃ、当たるものも当たらないわ」
アンク「ハハッ!いいザマだなぁウヴァ!」
ウヴァプルギス「クソッ!クソッ!俺は強くなったはずなのに!」
ほむら「無駄よ、あなたは弱いわ」
孔雀の羽の炎がウヴァに向かっていく。
ほむら「同じ欲望でもあなたとは違う、まどかを救いたい・・・その欲望の力よ!」
アンク「お前もようやくわかってきたなほむら!」
ほむら「私ね、正直言うとあなたの事嫌いだったのよ」
アンク「奇遇だな、俺もだ」
ほむら「自分勝手で、人の気持ちなんてまるで無視・・・でも、今は感謝してる」
ほむら「ありがとう、アンク」
アンク「フンッ!復活して久しぶりにアイスも食えた。お前と組んだのは、俺にとっても得だったかもな」
ウヴァプルギス「ゴチャゴチャ言ってんじゃねぇッ!!!」ブォン
ほむら「そんな図体じゃ、当たるものも当たらないわ」
アンク「ハハッ!いいザマだなぁウヴァ!」
ウヴァプルギス「クソッ!クソッ!俺は強くなったはずなのに!」
ほむら「無駄よ、あなたは弱いわ」
孔雀の羽の炎がウヴァに向かっていく。
ほむら「同じ欲望でもあなたとは違う、まどかを救いたい・・・その欲望の力よ!」
アンク「お前もようやくわかってきたなほむら!」
ほむら「私ね、正直言うとあなたの事嫌いだったのよ」
アンク「奇遇だな、俺もだ」
ほむら「自分勝手で、人の気持ちなんてまるで無視・・・でも、今は感謝してる」
ほむら「ありがとう、アンク」
アンク「フンッ!復活して久しぶりにアイスも食えた。お前と組んだのは、俺にとっても得だったかもな」
ウヴァプルギス「ゴチャゴチャ言ってんじゃねぇッ!!!」ブォン
56: >>54 アンクと合体してるならありかな、と 2012/08/04(土) 19:31:21.71 ID:CcbSCZVy0
ほむら「そろそろ決めるわ、アンク」
アンク「ああ、おい映司!そこに倒れてる奴のグリーフシードこっちに投げろ!」
映司「グリーフシードを!?・・・ほらよっ!」ヒュンッ
ほむら「どうするつもり?」パシッ
アンク「盾を開いてそいつを入れろ」
ほむら「盾を・・・?・・・グリーフシードがメダルに!?」
アンク「あとはわかんだろ、さっさとやれ!」
ほむら「巴マミ、佐倉杏子・・・力を貸して!」マミ!キョウコ!ギン!ギン!ギン!ギン!ギガスキャン!
ほむら「ハァーッ!!!セイヤァーッ!!!!!」
ウヴァプルギス「ガァアアアアアアアアア!!!」ドカーン
アンク「ああ、おい映司!そこに倒れてる奴のグリーフシードこっちに投げろ!」
映司「グリーフシードを!?・・・ほらよっ!」ヒュンッ
ほむら「どうするつもり?」パシッ
アンク「盾を開いてそいつを入れろ」
ほむら「盾を・・・?・・・グリーフシードがメダルに!?」
アンク「あとはわかんだろ、さっさとやれ!」
ほむら「巴マミ、佐倉杏子・・・力を貸して!」マミ!キョウコ!ギン!ギン!ギン!ギン!ギガスキャン!
ほむら「ハァーッ!!!セイヤァーッ!!!!!」
ウヴァプルギス「ガァアアアアアアアアア!!!」ドカーン
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 19:33:07.07 ID:CcbSCZVy0
真木「また綺麗な終末を迎えられなかった・・・」
QB「僕としては、終わってもらうと困るんだけどね」
QB「そういえば、あのアンクは結局なんだったんだい?」
真木「彼は欲望が弱かった、だからより強い欲望のウヴァ君に食われた。それだけです」
真木「しかし、これからどうしますか・・・良き終わりを迎えるために」
QB「僕の星に来るかい?」
真木「良いですね、お供しましょう」
QB「きゅっぷい、歩くのも疲れたし肩に乗らせてもらうよ」
QB「なんだいこの人形、邪魔だね」カシャーン
真木「ワォッ!!!」
QB「僕としては、終わってもらうと困るんだけどね」
QB「そういえば、あのアンクは結局なんだったんだい?」
真木「彼は欲望が弱かった、だからより強い欲望のウヴァ君に食われた。それだけです」
真木「しかし、これからどうしますか・・・良き終わりを迎えるために」
QB「僕の星に来るかい?」
真木「良いですね、お供しましょう」
QB「きゅっぷい、歩くのも疲れたし肩に乗らせてもらうよ」
QB「なんだいこの人形、邪魔だね」カシャーン
真木「ワォッ!!!」
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 19:35:05.89 ID:CcbSCZVy0
~後日~
まどか「本当に行っちゃうの?ほむらちゃん」
ほむら「ええ、後3体のグリードも倒さないといけないわ」
さやか「映司さん、本当にありがとうございました!」
恭介「腕が完治したら、バイオリン聴きに来てくださいね!」
映司「うん!比奈ちゃんや千世子さんも連れてくるよ!」
マミ「寂しくなるわね・・・」
杏子「全部終わったら、また戻って来いよ!」
ほむら「もちろんよ、じゃあそろそろ行くわ」
映司「じゃあねみんなー!」
アンク「さっさとしろ!残りのグリードも片付けて、メダルは全部俺の物だ!」
ほむら「まったく・・・こんなんで大丈夫かしら」
映司「何とかなるよ、ちょっとのお金と明日のパンツさえあればね」
仮面ライダーオーズ特別編 お わ り
まどか「本当に行っちゃうの?ほむらちゃん」
ほむら「ええ、後3体のグリードも倒さないといけないわ」
さやか「映司さん、本当にありがとうございました!」
恭介「腕が完治したら、バイオリン聴きに来てくださいね!」
映司「うん!比奈ちゃんや千世子さんも連れてくるよ!」
マミ「寂しくなるわね・・・」
杏子「全部終わったら、また戻って来いよ!」
ほむら「もちろんよ、じゃあそろそろ行くわ」
映司「じゃあねみんなー!」
アンク「さっさとしろ!残りのグリードも片付けて、メダルは全部俺の物だ!」
ほむら「まったく・・・こんなんで大丈夫かしら」
映司「何とかなるよ、ちょっとのお金と明日のパンツさえあればね」
仮面ライダーオーズ特別編 お わ り
60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 19:36:37.26 ID:CcbSCZVy0
~劇場版~(>>41の続き)
ほむら「じゃあ私と映司がアンクの偽者を」
マミ「その間に私達がワルプルギスを食い止めるのね」
映司「なるべく早くそっちに加勢するから!」
杏子「心配すんなって、案外二人でも倒せちまうかもなっ!」
ほむら「でもいったい偽アンクはどこに・・・」
?「探す必要は無い」
ほむら「誰っ!?」
地獄大使「我こそは大ショッカーの幹部、地獄大使!」
死神博士「同じく、死神博士!」
ほむら「じゃあ私と映司がアンクの偽者を」
マミ「その間に私達がワルプルギスを食い止めるのね」
映司「なるべく早くそっちに加勢するから!」
杏子「心配すんなって、案外二人でも倒せちまうかもなっ!」
ほむら「でもいったい偽アンクはどこに・・・」
?「探す必要は無い」
ほむら「誰っ!?」
地獄大使「我こそは大ショッカーの幹部、地獄大使!」
死神博士「同じく、死神博士!」
61: >>59 そうだった\(^o^)/ 2012/08/04(土) 19:37:41.11 ID:CcbSCZVy0
映司「大ショッカーだって!?」
杏子「知ってんのかよ映司!」
映司「世界征服を企んでいた悪の秘密結社だ!でも俺達ライダーで壊滅させたはず・・・!」
地獄大使「大ショッカーは不滅!ゆけショッカー!」
ショッカーs「「「イーッ!イーッ!イーッ!」」」
マミ「これは・・・相当マズイんじゃないかしら!?」
杏子「知ってんのかよ映司!」
映司「世界征服を企んでいた悪の秘密結社だ!でも俺達ライダーで壊滅させたはず・・・!」
地獄大使「大ショッカーは不滅!ゆけショッカー!」
ショッカーs「「「イーッ!イーッ!イーッ!」」」
マミ「これは・・・相当マズイんじゃないかしら!?」
62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 19:39:35.27 ID:CcbSCZVy0
死神博士「貴様らはここで死ぬのだ!我々の手によってな!」
地獄大使「我こそは地獄大使、その実態は!」
ガラガランダー「ガラガランダー!」
死神博士「イカで、ビール・・・!」
イカデビル「イカデビル!」
ショッカーs「「「イーッ!イーッ!イーッ!」」」
映司「こうなったらガタキリバで・・・!」
アンク「やめとけ!今コンボ使ったら後が持たねぇ!」
杏子「くっそーっ!どうすりゃいいんだよぉ!!」
ほむら「いったいどうすれば・・・!」
マミ「・・・!みんな!向こうから何か来るわ!」
遠くから響くバイクの音、2台。
地獄大使「我こそは地獄大使、その実態は!」
ガラガランダー「ガラガランダー!」
死神博士「イカで、ビール・・・!」
イカデビル「イカデビル!」
ショッカーs「「「イーッ!イーッ!イーッ!」」」
映司「こうなったらガタキリバで・・・!」
アンク「やめとけ!今コンボ使ったら後が持たねぇ!」
杏子「くっそーっ!どうすりゃいいんだよぉ!!」
ほむら「いったいどうすれば・・・!」
マミ「・・・!みんな!向こうから何か来るわ!」
遠くから響くバイクの音、2台。
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 19:41:28.83 ID:CcbSCZVy0
?「とぉーっ!ライダーキィーック!!」
?「ライダーパァーンチ!!」
ショッカーs「「「イーッ!!!」」」ドカーン
ほむら「つ、強い・・・!」
杏子「マ、マミ!もしかしてこの二人!」
マミ「ええ、間違いないわ!」
ガラガランダー「えぇい現れおったな!」
イカデビル「仮面ライダー!」
1号「ショッカーがいれば、ライダーはどこにだって現れる!」
2号「さぁ!ここは俺達に任せろ!」
映司「1号さん!2号さん!よし俺も・・・変身!」タカ!トラ!バッタ!タットッバ!タトバタットッバ!
?「ライダーパァーンチ!!」
ショッカーs「「「イーッ!!!」」」ドカーン
ほむら「つ、強い・・・!」
杏子「マ、マミ!もしかしてこの二人!」
マミ「ええ、間違いないわ!」
ガラガランダー「えぇい現れおったな!」
イカデビル「仮面ライダー!」
1号「ショッカーがいれば、ライダーはどこにだって現れる!」
2号「さぁ!ここは俺達に任せろ!」
映司「1号さん!2号さん!よし俺も・・・変身!」タカ!トラ!バッタ!タットッバ!タトバタットッバ!
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 19:43:47.12 ID:CcbSCZVy0
1号&2号「「ダブルライダー!!キィーック!!!」」
オーズ「セイヤァーッ!!!」
ガラガランダー&イカデビル「「お・・・おのれライダァー!!!」」ドガーン
オーズ「1号さん!2号さん!お久しぶりです!」
1号「話は全部聞いた、もうすぐこの街に大ショッカーが攻めてくる!」
2号「今街の人間は1ヶ所に避難している!急いで助けに行かないと大変な事になるぞ!」
オーズ「えっ!?参ったな・・・ワルプルギスももうすぐ来るのに!」
1号「大丈夫だ、大ショッカーのいる所にワルプルギスもいる」
2号「ワルプルギスの夜の正体は・・・大ショッカーとインキュベーターの作った魔法怪人だ!」
オーズ「セイヤァーッ!!!」
ガラガランダー&イカデビル「「お・・・おのれライダァー!!!」」ドガーン
オーズ「1号さん!2号さん!お久しぶりです!」
1号「話は全部聞いた、もうすぐこの街に大ショッカーが攻めてくる!」
2号「今街の人間は1ヶ所に避難している!急いで助けに行かないと大変な事になるぞ!」
オーズ「えっ!?参ったな・・・ワルプルギスももうすぐ来るのに!」
1号「大丈夫だ、大ショッカーのいる所にワルプルギスもいる」
2号「ワルプルギスの夜の正体は・・・大ショッカーとインキュベーターの作った魔法怪人だ!」
66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 19:46:05.50 ID:CcbSCZVy0
マミ「1号と2号に避難所に行けって言われたけど・・・」
杏子「おい!あれ見ろ、あれ!」
ほむら「いったい何が起こってるの・・・!?」
目の前では市民が襲われている、数え切れない怪人によって。
ショッカーs「「「イーッ!イーッ!」」」
ブラック将軍「大ショッカー万歳!」
カメバズーカ「人間共!大ショッカーの軍門に下れ!」
民衆「うわー!か、怪人だー!!」「逃げろー!!」
マミ「は、早く助けないと!」
杏子「やめろお前らーっ!!」
杏子の攻撃はトランプによって止められた。
ジェネラルシャドウ「貴様らが魔法少女か、特別に私が相手をしてやろう!」
杏子「おい!あれ見ろ、あれ!」
ほむら「いったい何が起こってるの・・・!?」
目の前では市民が襲われている、数え切れない怪人によって。
ショッカーs「「「イーッ!イーッ!」」」
ブラック将軍「大ショッカー万歳!」
カメバズーカ「人間共!大ショッカーの軍門に下れ!」
民衆「うわー!か、怪人だー!!」「逃げろー!!」
マミ「は、早く助けないと!」
杏子「やめろお前らーっ!!」
杏子の攻撃はトランプによって止められた。
ジェネラルシャドウ「貴様らが魔法少女か、特別に私が相手をしてやろう!」
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 19:48:17.50 ID:CcbSCZVy0
ジェネラルシャドウ「このような小娘、束になったところで私には敵わん」
杏子「おいどうすんだよ!マジでヤバいぞ!」
マミ「そんなこと言われても私にだってわからないわよ!」
ほむら「二人とも落ち着いて!!私達がやるしかないのよ!?」
ジェネラルシャドウ「どうせなら仮面ライダーにでも頼るか?1号2号もオーズも幹部二人が足止めしているがな!」
?「仮面ライダーは1号2号だけじゃないぜ!」
ジェネラルシャドウ「誰だ!?」
?「ストロンガー電キーック!!!」
ジェネラルシャドウ「ぐぉっ!?き、貴様は・・・!」
ストロンガー「天が呼ぶ、地が呼ぶ、人が呼ぶ!悪を倒せと俺を呼ぶ!仮面ライダーストロンガー!」
ストロンガー「君達が1号の言っていた魔法少女か!早く安全な場所に!」
マミ「そう言ってくれるのはありがたいんですけど・・・」
ほむら「安全な場所なんてあるのかしら・・・?」
杏子「うわっ!あっちからも来やがった!」
杏子「おいどうすんだよ!マジでヤバいぞ!」
マミ「そんなこと言われても私にだってわからないわよ!」
ほむら「二人とも落ち着いて!!私達がやるしかないのよ!?」
ジェネラルシャドウ「どうせなら仮面ライダーにでも頼るか?1号2号もオーズも幹部二人が足止めしているがな!」
?「仮面ライダーは1号2号だけじゃないぜ!」
ジェネラルシャドウ「誰だ!?」
?「ストロンガー電キーック!!!」
ジェネラルシャドウ「ぐぉっ!?き、貴様は・・・!」
ストロンガー「天が呼ぶ、地が呼ぶ、人が呼ぶ!悪を倒せと俺を呼ぶ!仮面ライダーストロンガー!」
ストロンガー「君達が1号の言っていた魔法少女か!早く安全な場所に!」
マミ「そう言ってくれるのはありがたいんですけど・・・」
ほむら「安全な場所なんてあるのかしら・・・?」
杏子「うわっ!あっちからも来やがった!」
69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 19:50:18.30 ID:CcbSCZVy0
ホロスコープス「・・・・・・」
マミ「1、2、3・・・12体!?」
ほむら「やるしかないわね」
杏子「こうなりゃヤケだ!」
スコーピオン「・・・・・・!」
キャンサー「・・・・・・」シャキンシャキン
マミ「ティロ=フィナーレ!」
杏子「ロッソ・ファンタズマ!」
ほむら「ミサイル!ガトリング!全弾発射!!」
マミ「1、2、3・・・12体!?」
ほむら「やるしかないわね」
杏子「こうなりゃヤケだ!」
スコーピオン「・・・・・・!」
キャンサー「・・・・・・」シャキンシャキン
マミ「ティロ=フィナーレ!」
杏子「ロッソ・ファンタズマ!」
ほむら「ミサイル!ガトリング!全弾発射!!」
70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 19:52:06.64 ID:CcbSCZVy0
杏子「残りは!?」
マミ「4体!!」
ほむら「もう・・・魔力が・・・!」
三人が倒れかける寸前、目の前を黒いマントが遮った
?「君達が魔法少女?じゃあ、俺と同じだ」
マミ「えっ!?あなたどこから・・・?」
杏子「一緒ってどういうことだ!?」
ほむら「まさかあなたも仮面ライダー・・・?」
ウィザード「俺は仮面ライダーウィザード、おせっかいな魔法使いさ」
マミ「4体!!」
ほむら「もう・・・魔力が・・・!」
三人が倒れかける寸前、目の前を黒いマントが遮った
?「君達が魔法少女?じゃあ、俺と同じだ」
マミ「えっ!?あなたどこから・・・?」
杏子「一緒ってどういうことだ!?」
ほむら「まさかあなたも仮面ライダー・・・?」
ウィザード「俺は仮面ライダーウィザード、おせっかいな魔法使いさ」
72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 19:54:18.80 ID:CcbSCZVy0
?「おいウィザード!勝手に先行くなって!」
ウィザード「ごめんごめん、なんかピンチみたいだったから」
フォーゼ「お前らが魔法少女だな!俺は仮面ライダーフォーゼ、魔法少女とも友達になる男だ!」
ほむら「知ってるわ、学園と地球と宇宙の平和を守る仮面ライダー部だったかしら?」
フォーゼ「おっ!嬉しいねぇ!・・・っと、ウィザード!ここは任せた!」ロケット オン
フォーゼ「今この街には先輩ライダーが向かって来てる、お前らも最後まで諦めんなよ!じゃあな!」バシューン
マミ「なんだか夢みたいな話ね・・・」
杏子「でも、夢じゃねーんだよな」
ウィザード「じゃ、あいつら倒すから君達は休んでて」
ほむら「そうさせてもらうわ、正直立ってるのがやっとよ」
ウィザード「さぁ・・・ショータイム!」
ウィザード「ごめんごめん、なんかピンチみたいだったから」
フォーゼ「お前らが魔法少女だな!俺は仮面ライダーフォーゼ、魔法少女とも友達になる男だ!」
ほむら「知ってるわ、学園と地球と宇宙の平和を守る仮面ライダー部だったかしら?」
フォーゼ「おっ!嬉しいねぇ!・・・っと、ウィザード!ここは任せた!」ロケット オン
フォーゼ「今この街には先輩ライダーが向かって来てる、お前らも最後まで諦めんなよ!じゃあな!」バシューン
マミ「なんだか夢みたいな話ね・・・」
杏子「でも、夢じゃねーんだよな」
ウィザード「じゃ、あいつら倒すから君達は休んでて」
ほむら「そうさせてもらうわ、正直立ってるのがやっとよ」
ウィザード「さぁ・・・ショータイム!」
73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 19:56:09.07 ID:CcbSCZVy0
ウィザード「よっ!ほっ!」
レオ「・・・・・・」ドゴォ
ウィザード「次はこれだ!」ビッグ
サジタリウス「・・・・・・」バシーン
ウィザード「そろそろ決めるよ!」コピー コピー
ウィザード「「「「はぁぁ・・・!」」」」キィックストラァイク!
ウィザード「「「「とぉーっ!!!!」」」」
ホロスコープス「「「「・・・・・・」」」」ドカーン
ウィザード「まっ、こんなとこかな」
杏子「すげぇ!凄すぎるぜ仮面ライダー!」
マミ「佐倉さんのロッソ・ファンタズマみたいね」
ほむら(時間を止めるライダーとかいないのかしら)
レオ「・・・・・・」ドゴォ
ウィザード「次はこれだ!」ビッグ
サジタリウス「・・・・・・」バシーン
ウィザード「そろそろ決めるよ!」コピー コピー
ウィザード「「「「はぁぁ・・・!」」」」キィックストラァイク!
ウィザード「「「「とぉーっ!!!!」」」」
ホロスコープス「「「「・・・・・・」」」」ドカーン
ウィザード「まっ、こんなとこかな」
杏子「すげぇ!凄すぎるぜ仮面ライダー!」
マミ「佐倉さんのロッソ・ファンタズマみたいね」
ほむら(時間を止めるライダーとかいないのかしら)
74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 19:58:56.63 ID:CcbSCZVy0
まどか「みんな、大丈夫かな・・・」
さやか「恭介・・・」
詢子「心配すんな!きっと、ライダーが何とかしてくれるよ!なータツヤー♪」
タツヤ「らーだ!らーだ!」
風麺のオヤジ「さぁ皆さん!お腹空いたでしょ、ラーメン作りましたよ!」
突然、避難所の扉が音を立てて斬れた。
ナスカ「・・・・・・」ガシャーン
さやか「恭介・・・」
詢子「心配すんな!きっと、ライダーが何とかしてくれるよ!なータツヤー♪」
タツヤ「らーだ!らーだ!」
風麺のオヤジ「さぁ皆さん!お腹空いたでしょ、ラーメン作りましたよ!」
突然、避難所の扉が音を立てて斬れた。
ナスカ「・・・・・・」ガシャーン
75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 19:59:30.02 ID:CcbSCZVy0
まどか「か、怪人!?」
民衆「ここも安全じゃなかったのかよ!?」 「早く逃げないと!」
風麺のオヤジ「うわわわ・・・!助けてー!翔ちゃーん!!」
どこからともなく現れ怪人を蹴り飛ばす、帽子の男。
翔太郎「マスター!なんでこんな所にいるんだ?」
風麺のオヤジ「たまたま違う街に来てたんだよぉ・・・なんでいつもこうなるのー!」
翔太郎「まったく事件に巻き込まれやすいっつーか・・・いくぞフィリップ!」
フィリップ「いつでもいいよ、翔太郎」
左右「「変身!!」」サイクロン!ジョーカー!
ダブル「「さぁ!お前の罪を数えろ!」」
民衆「ここも安全じゃなかったのかよ!?」 「早く逃げないと!」
風麺のオヤジ「うわわわ・・・!助けてー!翔ちゃーん!!」
どこからともなく現れ怪人を蹴り飛ばす、帽子の男。
翔太郎「マスター!なんでこんな所にいるんだ?」
風麺のオヤジ「たまたま違う街に来てたんだよぉ・・・なんでいつもこうなるのー!」
翔太郎「まったく事件に巻き込まれやすいっつーか・・・いくぞフィリップ!」
フィリップ「いつでもいいよ、翔太郎」
左右「「変身!!」」サイクロン!ジョーカー!
ダブル「「さぁ!お前の罪を数えろ!」」
76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 20:01:42.04 ID:CcbSCZVy0
その後、見滝原は戦場となっていた。
ストロンガー「こっちは全部片付けた!」
フォーゼ「こっちも終わったぜ!」
1号「よし!避難所を守るんだ!!」
避難所に迫る巨大な怪人と赤い覆面の怪人、そして肩に乗っている小動物。
2号「現れたなキングダーク!そしてショッカー首領!」
ショッカー首領「久しぶりだな仮面ライダー共!」
キングダーク「今日で貴様らに引導を渡してやる!」
QB「やぁ、初めましてだね。仮面ライダー1号」
1号「貴様がインキュベーターだな!」
QB「そうだよ、そして魔法怪人ワルプルギスの発案者さ」
マミ「キュゥべぇ・・・何で!?」
QB「簡単に言えば今まで君たちを騙してたんだよ、マミ」
マミ「そんな・・・!」
ショッカー首領「来い!ショッカーグリード!」
ストロンガー「こっちは全部片付けた!」
フォーゼ「こっちも終わったぜ!」
1号「よし!避難所を守るんだ!!」
避難所に迫る巨大な怪人と赤い覆面の怪人、そして肩に乗っている小動物。
2号「現れたなキングダーク!そしてショッカー首領!」
ショッカー首領「久しぶりだな仮面ライダー共!」
キングダーク「今日で貴様らに引導を渡してやる!」
QB「やぁ、初めましてだね。仮面ライダー1号」
1号「貴様がインキュベーターだな!」
QB「そうだよ、そして魔法怪人ワルプルギスの発案者さ」
マミ「キュゥべぇ・・・何で!?」
QB「簡単に言えば今まで君たちを騙してたんだよ、マミ」
マミ「そんな・・・!」
ショッカー首領「来い!ショッカーグリード!」
78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 20:04:02.35 ID:CcbSCZVy0
ショッカーグリード「今こそライダーを殲滅する時!」
アンク「あいつまで復活してやがったか!」
ほむら「もしかしてあれが・・・」
さやか「あーっ!恭介を攫ってった奴だ!恭介を返せ!」
オーズ「さやかちゃん危ない!避難所の中に戻って!」
ショッカー首領「少年は我が大ショッカーのアジトにいる!そこでだライダー共・・・」
ショッカー首領「少年の命が惜しければ、全ライダーは大ショッカーの軍門に下れェ!」
1号「なんだと!?そんな事・・・!」
ギャレン「人おちょくってるとぶっ飛ばすぞ!」
アクセル「絶望が俺達のゴールか・・・?」
2号「クッ・・・!いったいどうすれば・・・!」
ショッカー首領「例え子供一人の命でも見捨てられないのが、貴様らライダーの甘さと弱さだ!」
?「その子供とはこいつの事か?」
アンク「あいつまで復活してやがったか!」
ほむら「もしかしてあれが・・・」
さやか「あーっ!恭介を攫ってった奴だ!恭介を返せ!」
オーズ「さやかちゃん危ない!避難所の中に戻って!」
ショッカー首領「少年は我が大ショッカーのアジトにいる!そこでだライダー共・・・」
ショッカー首領「少年の命が惜しければ、全ライダーは大ショッカーの軍門に下れェ!」
1号「なんだと!?そんな事・・・!」
ギャレン「人おちょくってるとぶっ飛ばすぞ!」
アクセル「絶望が俺達のゴールか・・・?」
2号「クッ・・・!いったいどうすれば・・・!」
ショッカー首領「例え子供一人の命でも見捨てられないのが、貴様らライダーの甘さと弱さだ!」
?「その子供とはこいつの事か?」
79: >>77 ごめん響鬼ほとんど出ない 2012/08/04(土) 20:06:38.59 ID:CcbSCZVy0
V3「カブト!それに、ファイズ!ブレイドも!」
カブト「お前の恋人か?なら、もう二度と離すな」
さやか「あ、ありがとうございます!恭介!大丈夫!?生きてる!?」
ファイズ「気を失っているだけだ、心配無い」
ショッカー首領「ええい貴様らどうやってそいつを!!」
1号「ハッハッハッハッハッ!まんまと引っかかったな、ショッカー首領!」
1号「貴様が人質を取ったとわかってから、密かに三人を向かわせたのだ!」
剣「アジトの奴ら、誰も俺達に着いてこれなかったな!」
カブト「お婆ちゃんが言っていた・・・」
カブト「【子供は宝物・・・この世で最も罪深いのは、その宝物を傷つける者だ】ってな」
2号「形勢逆転だな!ショッカー首領!」
ショッカー首領「人質などいなくとも倒してくれるわ!勝負だライダー!」
オール怪人「「「大ショッカー万歳!!!!!」」」ズラー
1号「どんな手を使ってでも、悪は必ず倒してみせる!行くぞみんな!」
オールライダー「「「ウォォォォォォォォ!!!!!」」」ズラー
カブト「お前の恋人か?なら、もう二度と離すな」
さやか「あ、ありがとうございます!恭介!大丈夫!?生きてる!?」
ファイズ「気を失っているだけだ、心配無い」
ショッカー首領「ええい貴様らどうやってそいつを!!」
1号「ハッハッハッハッハッ!まんまと引っかかったな、ショッカー首領!」
1号「貴様が人質を取ったとわかってから、密かに三人を向かわせたのだ!」
剣「アジトの奴ら、誰も俺達に着いてこれなかったな!」
カブト「お婆ちゃんが言っていた・・・」
カブト「【子供は宝物・・・この世で最も罪深いのは、その宝物を傷つける者だ】ってな」
2号「形勢逆転だな!ショッカー首領!」
ショッカー首領「人質などいなくとも倒してくれるわ!勝負だライダー!」
オール怪人「「「大ショッカー万歳!!!!!」」」ズラー
1号「どんな手を使ってでも、悪は必ず倒してみせる!行くぞみんな!」
オールライダー「「「ウォォォォォォォォ!!!!!」」」ズラー
80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 20:08:49.49 ID:CcbSCZVy0
シャドームーン「おのれブラックサン!」
BLACK「やめろノブヒコー!」
響鬼「音激打・爆裂強打の型!」
龍騎「これで決める!」ファイナルベント
ザンジオー「大ショッカーは不滅ーッ!!!」ドカーン
アマゾン「キキーッ!」
ZX「衝撃集中爆弾!」
十面鬼「大ショッカー万歳ーッ!!!」ドカーン
クウガ&アギト「「とりゃーっ!!」」
ン・ガミオ・ゼダ「ぐあぁぁぁぁぁぁ!!!」ドカーン
BLACK「やめろノブヒコー!」
響鬼「音激打・爆裂強打の型!」
龍騎「これで決める!」ファイナルベント
ザンジオー「大ショッカーは不滅ーッ!!!」ドカーン
アマゾン「キキーッ!」
ZX「衝撃集中爆弾!」
十面鬼「大ショッカー万歳ーッ!!!」ドカーン
クウガ&アギト「「とりゃーっ!!」」
ン・ガミオ・ゼダ「ぐあぁぁぁぁぁぁ!!!」ドカーン
81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 20:10:37.24 ID:CcbSCZVy0
まどか「凄い・・・」
さやか「あれが今まで世界を守ってきた、仮面ライダーなんだ・・・!」
タツヤ「らーだー!らーだー!」
ほむら「巴マミ、佐倉杏子、私達も行きましょう!」
杏子「行けるならあたしだって行きてぇけどよ!」
マミ「もう魔力が無いわ!無茶よ!」
ウィザード「じゃあ、魔力があればまだ戦えるんだ」
マミ「ウィザードさん!それってどういう・・・?」
ウィザード「言ったでしょ?俺はおせっかいな”魔法使い”」
さやか「あれが今まで世界を守ってきた、仮面ライダーなんだ・・・!」
タツヤ「らーだー!らーだー!」
ほむら「巴マミ、佐倉杏子、私達も行きましょう!」
杏子「行けるならあたしだって行きてぇけどよ!」
マミ「もう魔力が無いわ!無茶よ!」
ウィザード「じゃあ、魔力があればまだ戦えるんだ」
マミ「ウィザードさん!それってどういう・・・?」
ウィザード「言ったでしょ?俺はおせっかいな”魔法使い”」
83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 20:12:06.15 ID:CcbSCZVy0
ショッカーグリード「どうした、もう終わりか?」
1号「こいつ・・・前より強くなっている・・・!」
2号「俺達の攻撃が通じていない・・・!?」
ほむら「1号!2号!大丈夫!?」
ショッカーグリード「魔法少女か・・・では、なぜ貴様らの攻撃が効かないか教えてやろう」
ショッカーグリード「俺の中には魔女の力が混ざっている、つまり魔力のある攻撃しか俺には効かん!」
ほむら「なら私が・・・!」
ショッカーグリード「貴様の虫のような攻撃では、魔力があっても毛ほども効かんな!」
1号&2号「「フフッ・・・ハッハッハッハッハッ!!!」」
ショッカーグリード「な、何がおかしい!?」
1号「それを聞いて安心したぞ!」
2号「暁美ほむら!今から言うことをやってくれ!」
1号「こいつ・・・前より強くなっている・・・!」
2号「俺達の攻撃が通じていない・・・!?」
ほむら「1号!2号!大丈夫!?」
ショッカーグリード「魔法少女か・・・では、なぜ貴様らの攻撃が効かないか教えてやろう」
ショッカーグリード「俺の中には魔女の力が混ざっている、つまり魔力のある攻撃しか俺には効かん!」
ほむら「なら私が・・・!」
ショッカーグリード「貴様の虫のような攻撃では、魔力があっても毛ほども効かんな!」
1号&2号「「フフッ・・・ハッハッハッハッハッ!!!」」
ショッカーグリード「な、何がおかしい!?」
1号「それを聞いて安心したぞ!」
2号「暁美ほむら!今から言うことをやってくれ!」
84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 20:14:28.32 ID:CcbSCZVy0
ショッカーグリード「何をしても無駄だ!死ねライダー!そして魔法少女!」
ほむら(2号が言った事・・・まず時間停止)
ほむら(そして2号に渡された神経断裂弾を全部あいつの翼と足に撃ちこむ!)
ほむら(停止解除!)
ショッカーグリード「ぐっ・・・!なんだ!?翼と足が!?これでは飛べん!」
2号「よくやった暁美ほむら!念のためクウガから貰った弾が役に立ったな!」
1号「さぁトドメだ!行くぞ2号!ほむら!」
ショッカーグリード「やめろ・・・やめろぉぉぉぉ!!!」
1号&2号「「ダブルライダーッ!!」」
ほむら「魔法少女!」
三人「「「トリプルキィーックッ!!!!」」」
ショッカーグリード「大ショッカー永遠なれーッ!!!」ドッカーン
ほむら(2号が言った事・・・まず時間停止)
ほむら(そして2号に渡された神経断裂弾を全部あいつの翼と足に撃ちこむ!)
ほむら(停止解除!)
ショッカーグリード「ぐっ・・・!なんだ!?翼と足が!?これでは飛べん!」
2号「よくやった暁美ほむら!念のためクウガから貰った弾が役に立ったな!」
1号「さぁトドメだ!行くぞ2号!ほむら!」
ショッカーグリード「やめろ・・・やめろぉぉぉぉ!!!」
1号&2号「「ダブルライダーッ!!」」
ほむら「魔法少女!」
三人「「「トリプルキィーックッ!!!!」」」
ショッカーグリード「大ショッカー永遠なれーッ!!!」ドッカーン
86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 20:22:26.26 ID:CcbSCZVy0
アンク「やっぱりショッカーメダルを持ってやがったな!よこせ!」
ほむら「だから引っ張らないで!」
ショッカー首領「毎度毎度忌々しいライダー共め・・・!」
電王S「ハッ!全部テメェのせいだろうが!」
オーズ「もう後が無いな、ショッカー首領」
ショッカー首領「オーズ!貴様に受けた痛み、今でも忘れん!」
アンク「なら、もう一度同じ痛みを食らいやがれ!映司!」ヒュッ
オーズ「ん?ショッカーメダルと・・・イマジンメダル?」パシッ
電王S「あっ!テメェいつの間に!」
オーズ「なるほどね・・・!」タカ!イマジン!ショッカー!ターマーシー!タマシーターマーシー!ライダーダ・マ・シイ!
オーズ「ハァーッ・・・」スキャニングチャージ!
オーズ「セイヤァーッ!!!」
アギト「ようやく終わったか・・・」
ショッカー首領?「何が終わっただと・・?」
ほむら「だから引っ張らないで!」
ショッカー首領「毎度毎度忌々しいライダー共め・・・!」
電王S「ハッ!全部テメェのせいだろうが!」
オーズ「もう後が無いな、ショッカー首領」
ショッカー首領「オーズ!貴様に受けた痛み、今でも忘れん!」
アンク「なら、もう一度同じ痛みを食らいやがれ!映司!」ヒュッ
オーズ「ん?ショッカーメダルと・・・イマジンメダル?」パシッ
電王S「あっ!テメェいつの間に!」
オーズ「なるほどね・・・!」タカ!イマジン!ショッカー!ターマーシー!タマシーターマーシー!ライダーダ・マ・シイ!
オーズ「ハァーッ・・・」スキャニングチャージ!
オーズ「セイヤァーッ!!!」
アギト「ようやく終わったか・・・」
ショッカー首領?「何が終わっただと・・?」
87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 20:24:46.09 ID:CcbSCZVy0
オーズ「なっ・・・!?」
ショッカー首領「貴様の技など、もはや私には効かん!」
ショッカー首領「ショッカー首領、その真の姿は!」
ワルプルギス大首領「我こそが魔法怪人!ワルプルギス大首領!」
ほむら「ワ、ワルプルギス大首領!?」
1号「まさか自分自身を改造したというのか!?」
QB「その通りだよ、ショッカー首領の正体である岩石大首領は元々巨大だから改造が楽だったね」
スカイライダー「なんて大きさだ・・・歩く度に地割れが起こっているぞ!」
キングダーク「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!」グシャッ
X「キングダークが地割れに飲み込まれた!?」
1号「よしみんな!今こそ全ライダーの力を集める時だ!」
2号「そして魔法少女の三人も!力を貸してくれ!」
杏子「ああ!」
マミ「もちろん!」
ほむら「終わらせましょう!全部!」
ショッカー首領「貴様の技など、もはや私には効かん!」
ショッカー首領「ショッカー首領、その真の姿は!」
ワルプルギス大首領「我こそが魔法怪人!ワルプルギス大首領!」
ほむら「ワ、ワルプルギス大首領!?」
1号「まさか自分自身を改造したというのか!?」
QB「その通りだよ、ショッカー首領の正体である岩石大首領は元々巨大だから改造が楽だったね」
スカイライダー「なんて大きさだ・・・歩く度に地割れが起こっているぞ!」
キングダーク「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!」グシャッ
X「キングダークが地割れに飲み込まれた!?」
1号「よしみんな!今こそ全ライダーの力を集める時だ!」
2号「そして魔法少女の三人も!力を貸してくれ!」
杏子「ああ!」
マミ「もちろん!」
ほむら「終わらせましょう!全部!」
92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 21:00:27.19 ID:CcbSCZVy0
プロトバース「わりぃ!遅れた!」
バース「大丈夫か、火野!」
オーズ「伊達さん!後藤さん!」
プロトバース「まだ来てない奴らにも声をかけててな」
キックホッパー「もう一度、光を求めてみるか・・・!」
王蛇「さぁ、祭りの時間だぁ!」
バース「しかし、なんだあの大きさは・・・」
プロトバース「こりゃ、仕事のし甲斐がありそうだなぁ!」
グレイブ「良いサイズだ、感動的だな、だが無意味だ」
オーズ「じゃ、行くよほむらちゃん!」
ほむら「ええ・・・!」
バース「大丈夫か、火野!」
オーズ「伊達さん!後藤さん!」
プロトバース「まだ来てない奴らにも声をかけててな」
キックホッパー「もう一度、光を求めてみるか・・・!」
王蛇「さぁ、祭りの時間だぁ!」
バース「しかし、なんだあの大きさは・・・」
プロトバース「こりゃ、仕事のし甲斐がありそうだなぁ!」
グレイブ「良いサイズだ、感動的だな、だが無意味だ」
オーズ「じゃ、行くよほむらちゃん!」
ほむら「ええ・・・!」
94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 21:03:27.11 ID:CcbSCZVy0
民衆「ライダー!頑張れー!」「私達の街を守ってー!」
民衆「俺達のヒーロー!」 「仮面ライダー!」
まどか「仮面ライダー!」
さやか「仮面ライダー!」
恭介「仮面ライダー!」
詢子「仮面ライダー!」
タツヤ「かめらーだー!」
民衆「「「「「仮面ライダー!!!!!」」」」」
民衆「俺達のヒーロー!」 「仮面ライダー!」
まどか「仮面ライダー!」
さやか「仮面ライダー!」
恭介「仮面ライダー!」
詢子「仮面ライダー!」
タツヤ「かめらーだー!」
民衆「「「「「仮面ライダー!!!!!」」」」」
95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 21:06:41.36 ID:CcbSCZVy0
オーズ「仮面ライダーの!」
ほむら「魔法少女の!」
1号「人々の想い!受けてみろ!!ワルプルギス大首領!!!」
全員『『『『『オールライダー!!魔法少女!!!キィーック!!!!!』』』』』
ワルプルギス大首領「ぐぉぉぉぉぉぉぉ!!おのれ!!またしても邪魔をしてくれたな!!!」
ワルプルギス大首領「しかし大ショッカーは何度でも蘇るぞ!!!ライダァァァァァァ!!!!」チュドーン
QB「あれでもダメだったか。本当に恐ろしい存在だね、ライダー」
ほむら「魔法少女の!」
1号「人々の想い!受けてみろ!!ワルプルギス大首領!!!」
全員『『『『『オールライダー!!魔法少女!!!キィーック!!!!!』』』』』
ワルプルギス大首領「ぐぉぉぉぉぉぉぉ!!おのれ!!またしても邪魔をしてくれたな!!!」
ワルプルギス大首領「しかし大ショッカーは何度でも蘇るぞ!!!ライダァァァァァァ!!!!」チュドーン
QB「あれでもダメだったか。本当に恐ろしい存在だね、ライダー」
96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 21:10:09.10 ID:CcbSCZVy0
プロトバース「何度でも蘇るってんなら、その度にぶっ潰すだけだよ」
ほむら「終わったの・・・本当に・・・?」
1号「いやまだだ、フォーゼ!オーズ!頼んだ!!」
フォーゼ「了解っす!行くぜオーズ!」コーズーミーック オン
オーズ「行くってどこへ!?」
フォーゼ「宇宙!」
QB「まさか・・・なるほど、それは僕でもお手上げかな」
マミ「二人は何をしに?」
2号「二人にはインキュベーターの母星を破壊してもらう」
1号「奴らがいる限り、魔女はいなくならないからな」
ほむら「終わったの・・・本当に・・・?」
1号「いやまだだ、フォーゼ!オーズ!頼んだ!!」
フォーゼ「了解っす!行くぜオーズ!」コーズーミーック オン
オーズ「行くってどこへ!?」
フォーゼ「宇宙!」
QB「まさか・・・なるほど、それは僕でもお手上げかな」
マミ「二人は何をしに?」
2号「二人にはインキュベーターの母星を破壊してもらう」
1号「奴らがいる限り、魔女はいなくならないからな」
100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 21:13:20.05 ID:CcbSCZVy0
─宇宙─
フォーゼ「宇宙キター!!!」
オーズ「息が!息が!・・・できる」
フォーゼ「これがコズミックの絆の力!」
オーズ「そ、そっか・・・凄いんだね、コズミック」
フォーゼ「じゃ、最後の仕事だ!」
オーズ「あれを壊せばいいんだよね、わかった!」スーパータカ!スーパートラ!スーパーバッタ!スーパー!タトバタットッバ!
フォーゼ「よーしやるぜ!」コーズーミーック リミットブレイク
オーズ「ほむらちゃん、ようやく全部終わるよ・・・!」スキャニングチャージ!
フォーゼ「ライダー超銀河フィニィィィィィッシュ!!!!」
オーズ「セイヤァァァァァァァァ!!!!」
フォーゼ「宇宙キター!!!」
オーズ「息が!息が!・・・できる」
フォーゼ「これがコズミックの絆の力!」
オーズ「そ、そっか・・・凄いんだね、コズミック」
フォーゼ「じゃ、最後の仕事だ!」
オーズ「あれを壊せばいいんだよね、わかった!」スーパータカ!スーパートラ!スーパーバッタ!スーパー!タトバタットッバ!
フォーゼ「よーしやるぜ!」コーズーミーック リミットブレイク
オーズ「ほむらちゃん、ようやく全部終わるよ・・・!」スキャニングチャージ!
フォーゼ「ライダー超銀河フィニィィィィィッシュ!!!!」
オーズ「セイヤァァァァァァァァ!!!!」
101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 21:16:43.08 ID:CcbSCZVy0
QB「どうやら僕の完敗だね」サラサラ
マミ「キュゥべぇが消えていく・・・」
アンク「ハッ!いいザマだなぁ白猫!」
QB「暁美ほむら、君の勝ちだよ」サラサラ
ほむら「いいえ、これはライダーの力・・・私じゃないわ」
ダブル(左)「いや、お前達はもう立派なライダーだぜ」
ほむら「私はまだバイクには乗れないわ」
響鬼「バイクに乗れるかは関係ないさ」
1号「その通り。平和を愛する正義の心こそがライダーの証だ!」
ほむら「平和を愛する正義の心・・・!」
マミ「私達が・・・」
杏子「仮面ライダー・・・!」
ディケイド「見ろ、お前達が救った世界の人間だ」
マミ「キュゥべぇが消えていく・・・」
アンク「ハッ!いいザマだなぁ白猫!」
QB「暁美ほむら、君の勝ちだよ」サラサラ
ほむら「いいえ、これはライダーの力・・・私じゃないわ」
ダブル(左)「いや、お前達はもう立派なライダーだぜ」
ほむら「私はまだバイクには乗れないわ」
響鬼「バイクに乗れるかは関係ないさ」
1号「その通り。平和を愛する正義の心こそがライダーの証だ!」
ほむら「平和を愛する正義の心・・・!」
マミ「私達が・・・」
杏子「仮面ライダー・・・!」
ディケイド「見ろ、お前達が救った世界の人間だ」
102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 21:20:10.04 ID:CcbSCZVy0
まどか「ほむらちゃーん!」
さやか「マミさーん!杏子ー!」
詢子「ありがとう!仮面ライダー!」
タツヤ「かめらーだー!」
民衆「ありがとう仮面ライダー!」「ありがとうライダー!」
民衆「街を守ってくれてありがとう!」「ありがとー!」
杏子「なんか、感謝がほとんどライダーに向けてじゃないか?」
マミ「しょうがないわ、魔法少女は秘密だもの」
ほむら「それに、私達はもう仮面ライダーよ」
さやか「マミさーん!杏子ー!」
詢子「ありがとう!仮面ライダー!」
タツヤ「かめらーだー!」
民衆「ありがとう仮面ライダー!」「ありがとうライダー!」
民衆「街を守ってくれてありがとう!」「ありがとー!」
杏子「なんか、感謝がほとんどライダーに向けてじゃないか?」
マミ「しょうがないわ、魔法少女は秘密だもの」
ほむら「それに、私達はもう仮面ライダーよ」
104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 21:23:22.07 ID:CcbSCZVy0
1号「では、俺達はもう行くとしよう」
2号「いつまでも、正義の心を忘れるな!」
フォーゼ「困った事があったら、いつでも仮面ライダー部に来いよ!」
ダブル(左)「風都に来たら、鳴海探偵事務所をよろしくな」
クウガ「東京に来たら喫茶ポレポレをよろしく!」グッ
カリス「まどかちゃんと・・・話がしたかった」
剣「帰ったら天音ちゃんに言いつけてやろう」
カリス「そんな事をしてみろ・・・俺は貴様をぶっ殺す!」
電王S「またどっかで会おーぜ!じゃーな!」
ディケイド「まったく、騒がしい奴らだ・・・」
カブト「同感だな」
彼らはバイクに跨り帰って行った、銀色の壁の中に。
2号「いつまでも、正義の心を忘れるな!」
フォーゼ「困った事があったら、いつでも仮面ライダー部に来いよ!」
ダブル(左)「風都に来たら、鳴海探偵事務所をよろしくな」
クウガ「東京に来たら喫茶ポレポレをよろしく!」グッ
カリス「まどかちゃんと・・・話がしたかった」
剣「帰ったら天音ちゃんに言いつけてやろう」
カリス「そんな事をしてみろ・・・俺は貴様をぶっ殺す!」
電王S「またどっかで会おーぜ!じゃーな!」
ディケイド「まったく、騒がしい奴らだ・・・」
カブト「同感だな」
彼らはバイクに跨り帰って行った、銀色の壁の中に。
105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 21:26:54.62 ID:CcbSCZVy0
マミ「行っちゃったわね・・・」
映司「でも、また会えるよ」
ほむら「ええ、そうね」
杏子「だってあたし達、仮面ライダーだもんな!」
ほむマミ「「ええ!」」
アンク「おい、さっさと帰んぞ!」
ほむら「だから・・・引っ張らないでっ!!!」グイッ
アンク「うぉっ!?てめぇほむらァ!」
映司「ほむらちゃんも大分アンクに慣れてきたね」
ほむら「慣れたくないわ・・・ところで映司、後で話があるわ」
映司「でも、また会えるよ」
ほむら「ええ、そうね」
杏子「だってあたし達、仮面ライダーだもんな!」
ほむマミ「「ええ!」」
アンク「おい、さっさと帰んぞ!」
ほむら「だから・・・引っ張らないでっ!!!」グイッ
アンク「うぉっ!?てめぇほむらァ!」
映司「ほむらちゃんも大分アンクに慣れてきたね」
ほむら「慣れたくないわ・・・ところで映司、後で話があるわ」
106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 21:29:36.63 ID:CcbSCZVy0
~同時刻~
ウヴァ「先に逃げておいて正解だったな・・・さすがにあいつらまで出てきたら敵わなかったか」
ウヴァ「何が”もてあますくらいのメダルをあげる”だ、嘘つきならカザリといい勝負だな!」
ウヴァ「さて、カザリやメズール達でも探しに行くか・・・」
ウヴァ「先に逃げておいて正解だったな・・・さすがにあいつらまで出てきたら敵わなかったか」
ウヴァ「何が”もてあますくらいのメダルをあげる”だ、嘘つきならカザリといい勝負だな!」
ウヴァ「さて、カザリやメズール達でも探しに行くか・・・」
110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 22:00:20.72 ID:CcbSCZVy0
~2年後~
まどか「本当に行っちゃうの?ほむらちゃん」
ほむら「ええ、最近また世界中で怪人の被害が出てるみたい」
アンク「腰抜けウヴァの奴は2年前の戦いで逃げ出したしな!」
映司「そういえば、2年前「バイクの運転を教えて」って言われた時はビックリしたなぁ」
マミ「案外、暁美さんが一番ノリ気だったのかもね」
杏子「そういうマミだって、去年免許取ったろ?」
マミ「あなただってそうじゃない」
さやか「ところで、キュゥべぇがいなくなったのになんで変身できるの?」
ほむら「さぁ・・・?まぁ、都合が良いから別にどうだっていいわ」
まどか「本当に行っちゃうの?ほむらちゃん」
ほむら「ええ、最近また世界中で怪人の被害が出てるみたい」
アンク「腰抜けウヴァの奴は2年前の戦いで逃げ出したしな!」
映司「そういえば、2年前「バイクの運転を教えて」って言われた時はビックリしたなぁ」
マミ「案外、暁美さんが一番ノリ気だったのかもね」
杏子「そういうマミだって、去年免許取ったろ?」
マミ「あなただってそうじゃない」
さやか「ところで、キュゥべぇがいなくなったのになんで変身できるの?」
ほむら「さぁ・・・?まぁ、都合が良いから別にどうだっていいわ」
111: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 22:02:26.54 ID:CcbSCZVy0
マミ「さて・・・じゃあ、この街は私達に任せて行ってきなさい!」
杏子「全部終わったらまた来いよ!」
さやか「またねほむら!映司さん!」
まどか「頑張ってねほむらちゃん!映司さん!」
アンク「早くしろ!またグリード倒してメダル集めだ!」
走り去るバイク2台、二人の仮面ライダー。
正義の戦いはまだ終わらない。
劇場版 オーズ×魔法少女×オールライダー レッツゴー仮面ライダー お わ り
杏子「全部終わったらまた来いよ!」
さやか「またねほむら!映司さん!」
まどか「頑張ってねほむらちゃん!映司さん!」
アンク「早くしろ!またグリード倒してメダル集めだ!」
走り去るバイク2台、二人の仮面ライダー。
正義の戦いはまだ終わらない。
劇場版 オーズ×魔法少女×オールライダー レッツゴー仮面ライダー お わ り
114: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 22:05:43.39 ID:CcbSCZVy0
以上で終わりです、保守や支援ありがとう
余談ですがウィザードのくだりは今日の劇場版フォーゼ観てから追加しました
劇場版仮面ライダーフォーゼ みんなで宇宙キターッ!
劇場版特命戦隊ゴーバスターズ 東京エネタワーを守れ!
上映中です、みんな観てね!(宣伝)
余談ですがウィザードのくだりは今日の劇場版フォーゼ観てから追加しました
劇場版仮面ライダーフォーゼ みんなで宇宙キターッ!
劇場版特命戦隊ゴーバスターズ 東京エネタワーを守れ!
上映中です、みんな観てね!(宣伝)
113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 22:04:07.36 ID:fqrOudxY0
乙
115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 22:06:27.06 ID:x25JDswC0
乙
アンク腕だけでアイス食えたっけ
本編よく見てないからわからんけど
アンク腕だけでアイス食えたっけ
本編よく見てないからわからんけど
116: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 22:11:20.82 ID:fqrOudxY0
>>115
こう食えるぞ?みたいな感じで手のひらの円が書いてあるあたりからもしゃもしゃ食ってたはず
こう食えるぞ?みたいな感じで手のひらの円が書いてあるあたりからもしゃもしゃ食ってたはず
118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 22:16:48.04 ID:N5YuAskP0
タトバ!タトバタットッバッ!
Entry ⇒ 2012.08.05 | Category ⇒ 仮面ライダーSS | Comments (3) | Trackbacks (0)
ディケイド「遊戯王の世界か……」
引用元: ・http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1344075500/
次回、仮面ライダーディケイド!
ザルバ「お前には、本当に守りたいものはあるか?
たった一人の少女を救うため、世界をも揺るがす力を一手に振るう士。
どうするコウガ。その子を前に、お前は騎士の掟を貫けるのか?
決して相容れぬ二つの刃が、今、宿命とともに交わり合う――
次回、『両雄』!
全てを破壊し、全てを繋げ!」
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 19:18:20.22 ID:C25qNfqI0
士「……で、今度は何の世界に来たんだ?」
夏海「このタペストリー。何だかエジプトの壁画みたいですね」
カランカラン
ユーギ「こんにちはー」
ジョーノウチ「ちわっ、と」
ユウスケ「ん?」
士「来客……。高校生か」
栄次郎「やあやあ、いらっしゃい。いいカードを取り揃えてるよ」
士「じいさん……。ここはカード屋かよ」
夏海「このタペストリー。何だかエジプトの壁画みたいですね」
カランカラン
ユーギ「こんにちはー」
ジョーノウチ「ちわっ、と」
ユウスケ「ん?」
士「来客……。高校生か」
栄次郎「やあやあ、いらっしゃい。いいカードを取り揃えてるよ」
士「じいさん……。ここはカード屋かよ」
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 19:19:52.84 ID:C25qNfqI0
ユーギ「なんだか、お店の雰囲気変わりましたね」
ジョーノウチ「俺このパック買うぜ! 強いカードが入ってますようにっ」
栄次郎「はいはい、まいどありー」
栄次郎「どうだい? 士君も」
士「結構だ。カードならこんなに持ってるからな」
ユウスケ「しっかし、高校生にもなってカードゲームかー」
ジョーノウチ「ん? 何だお前、知らねーのかよ、これ今流行ってるんだぜ」
夏海「どういうカードなんですか?」
ユーギ「デュエルモンスターズっていってね、モンスターを召喚して戦うゲームなんだ」
ユーギ「今、このドミノ町で大きな大会をやってるんだよ!」
ジョーノウチ「よかったらアンタらも見に来てみるか?」
ユウスケ「いいな士。行ってみようぜ、この世界のことを知るためにも!」
士「……まあ、そうだな」
ジョーノウチ「俺このパック買うぜ! 強いカードが入ってますようにっ」
栄次郎「はいはい、まいどありー」
栄次郎「どうだい? 士君も」
士「結構だ。カードならこんなに持ってるからな」
ユウスケ「しっかし、高校生にもなってカードゲームかー」
ジョーノウチ「ん? 何だお前、知らねーのかよ、これ今流行ってるんだぜ」
夏海「どういうカードなんですか?」
ユーギ「デュエルモンスターズっていってね、モンスターを召喚して戦うゲームなんだ」
ユーギ「今、このドミノ町で大きな大会をやってるんだよ!」
ジョーノウチ「よかったらアンタらも見に来てみるか?」
ユウスケ「いいな士。行ってみようぜ、この世界のことを知るためにも!」
士「……まあ、そうだな」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 19:23:54.25 ID:C25qNfqI0
ザワザワ……ガヤガヤ……
夏海「何ですか、この人だかり」
ギャラリー「知らねーのか? 元日本チャンピオンのハガが戦ってるんだよ!」
士「たかがカードゲームにこのギャラリー、か……」
ギャラリー「この大会はすげーんだぞ。なんたって、新型デュエルディスクの初お披露目だ!」
士「デュエルディスクぅ?」
ユーギ「カイバ・コーポレーションが開発した、デュエル用のマシンだよ」
ジョーノウチ「俺達も持ってるぜ! ほらこれ!」
士「……はは。なかなかオシャレなデザインだな」
ハガ「ひょーっ! 俺のターン、インセクト女王を召喚ピョー!」
ビュイーン
インセクト女王『ギシャアアアァァッ!!』
夏海「何ですか、この人だかり」
ギャラリー「知らねーのか? 元日本チャンピオンのハガが戦ってるんだよ!」
士「たかがカードゲームにこのギャラリー、か……」
ギャラリー「この大会はすげーんだぞ。なんたって、新型デュエルディスクの初お披露目だ!」
士「デュエルディスクぅ?」
ユーギ「カイバ・コーポレーションが開発した、デュエル用のマシンだよ」
ジョーノウチ「俺達も持ってるぜ! ほらこれ!」
士「……はは。なかなかオシャレなデザインだな」
ハガ「ひょーっ! 俺のターン、インセクト女王を召喚ピョー!」
ビュイーン
インセクト女王『ギシャアアアァァッ!!』
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 19:28:19.84 ID:C25qNfqI0
士「! あれは!」
夏海「すごい……モンスターが立体映像に!?」
ハガ「女王様の攻撃ー! ダイレクトアタックだー!」
対戦相手「うわあーっ!」
ザワッ!
ギャラリー「おお、ハガが勝ったぞ!」
ギャラリー「さすがだな!」
ジョーノウチ「よっし、俺もハガにデュエルを挑んでくるか!」
ジョーノウチ「おーいハガ、次は俺とやろうぜ!」
ハガ「おや、君は確か凡骨デュエリストのジョーノウチ」
ジョーノウチ「っ! 誰が凡骨だっ!」
ハガ「カイバ・コーポレーションのデュエリストレートにそう出てたぴょ」
ジョーノウチ「ぬぅっ、カイバの野郎……!」
夏海「すごい……モンスターが立体映像に!?」
ハガ「女王様の攻撃ー! ダイレクトアタックだー!」
対戦相手「うわあーっ!」
ザワッ!
ギャラリー「おお、ハガが勝ったぞ!」
ギャラリー「さすがだな!」
ジョーノウチ「よっし、俺もハガにデュエルを挑んでくるか!」
ジョーノウチ「おーいハガ、次は俺とやろうぜ!」
ハガ「おや、君は確か凡骨デュエリストのジョーノウチ」
ジョーノウチ「っ! 誰が凡骨だっ!」
ハガ「カイバ・コーポレーションのデュエリストレートにそう出てたぴょ」
ジョーノウチ「ぬぅっ、カイバの野郎……!」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 19:31:32.89 ID:C25qNfqI0
ハガ「それより、ユーギ! デュエルするなら是非お前とやりたいね!」
ユーギ「え、僕?」
ギャラリー「おおっ、ハガとユーギがやるらしいぜ!」
ギャラリー「すげえ、いきなりトップ級デュエリストの対決だ!」
士「なんだ。こいつもそんなに凄いのか?」
ジョーノウチ「へへっ、聞いて驚くなよ。ユーギは『決闘者の王国』の優勝者なんだぜ!」
ハガ「そうだユーギ。そのお前を倒せば、俺が最強っていうわけピョー!」
ユーギ「まあ、そういうことなら……」
ユーギ「――行くよ、もう一人のボク」
ピカッ!
闇ユーギ「ああ! オレが相手をするぜ!」
ドン☆
ユーギ「え、僕?」
ギャラリー「おおっ、ハガとユーギがやるらしいぜ!」
ギャラリー「すげえ、いきなりトップ級デュエリストの対決だ!」
士「なんだ。こいつもそんなに凄いのか?」
ジョーノウチ「へへっ、聞いて驚くなよ。ユーギは『決闘者の王国』の優勝者なんだぜ!」
ハガ「そうだユーギ。そのお前を倒せば、俺が最強っていうわけピョー!」
ユーギ「まあ、そういうことなら……」
ユーギ「――行くよ、もう一人のボク」
ピカッ!
闇ユーギ「ああ! オレが相手をするぜ!」
ドン☆
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 19:35:22.84 ID:C25qNfqI0
夏海「! つ、士くん、あの子、雰囲気が全然変わっちゃいましたよ!?」
ユウスケ「てか、背まで伸びてるし……」
士「……なるほどな。大体わかった」
ジョーノウチ「おーっし、ユーギ、そんな虫野郎なんかぶっ倒してやれー!」
闇ユーギ・ハガ「「決闘(デュエル)!!」
」
ざわざわっ……
ギャラリー「おお、ハガはいきなり『進化の繭』のコンボだぞ!」
ギャラリー「ユーギも負けてねえ! デーモンの召喚を召喚だ!」
士「まったく、大の大人がマジになって……。ここも平和な世界に見えるな」
夏海「そうですね……。士くんはここで何をしたらいいんでしょう?」
ユウスケ「てか、背まで伸びてるし……」
士「……なるほどな。大体わかった」
ジョーノウチ「おーっし、ユーギ、そんな虫野郎なんかぶっ倒してやれー!」
闇ユーギ・ハガ「「決闘(デュエル)!!」
」
ざわざわっ……
ギャラリー「おお、ハガはいきなり『進化の繭』のコンボだぞ!」
ギャラリー「ユーギも負けてねえ! デーモンの召喚を召喚だ!」
士「まったく、大の大人がマジになって……。ここも平和な世界に見えるな」
夏海「そうですね……。士くんはここで何をしたらいいんでしょう?」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 19:39:32.42 ID:C25qNfqI0
しゅぃぃぃぃ……
士「!」
鳴滝「ようこそディケイド。遊戯王の世界へ!」
士「またお前か。そろそろ出て来るタイミングだと思ったぜ」
鳴滝「ディケイド。お前が通りすがった世界は、すべて破壊される宿命なのだ……」
士「そーかよ。この世界はどう破壊されるんだ?」
鳴滝「見ろ。すでに世界の崩壊は始まっている!」
ハガ「グレート・モスの攻撃!」
グレート・モス『キシャアアア!』グワッ!!
バキバキバキバキィ!!
闇ユーギ「っ!? 攻撃の余波で、公園の木々が……!」
士「!」
鳴滝「ようこそディケイド。遊戯王の世界へ!」
士「またお前か。そろそろ出て来るタイミングだと思ったぜ」
鳴滝「ディケイド。お前が通りすがった世界は、すべて破壊される宿命なのだ……」
士「そーかよ。この世界はどう破壊されるんだ?」
鳴滝「見ろ。すでに世界の崩壊は始まっている!」
ハガ「グレート・モスの攻撃!」
グレート・モス『キシャアアア!』グワッ!!
バキバキバキバキィ!!
闇ユーギ「っ!? 攻撃の余波で、公園の木々が……!」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 19:42:33.50 ID:C25qNfqI0
ユウスケ「あ、あれは!?」
士「どういうことだ。ただの立体映像じゃなかったのか!」
鳴滝「全てはお前のせいだ、ディケイド!」
鳴滝「お前が来たことで、この世界のバランスが崩れてしまったのだ……!」
士「鳴滝。どうせお前は、何が起きてもそうやって俺のせいにするんだ」
闇ユーギ「この攻撃でお前のライフポイントは0だぜ! デーモンの攻撃、魔降雷!」
ガラガラガラ、ピシャアァァン!
ハガ「ぎゃあああぁっ!」
バタッ!
闇ユーギ「!? ハガっ、おい、しっかりしろっ!」
ダッ!
ハガ「」
闇ユーギ「おい、ハガ!」
ゆさゆさ
ハガ「」
闇ユーギ「こんな馬鹿な。立体映像のモンスターが、現実の攻撃力を持つなんて……!」
士「どういうことだ。ただの立体映像じゃなかったのか!」
鳴滝「全てはお前のせいだ、ディケイド!」
鳴滝「お前が来たことで、この世界のバランスが崩れてしまったのだ……!」
士「鳴滝。どうせお前は、何が起きてもそうやって俺のせいにするんだ」
闇ユーギ「この攻撃でお前のライフポイントは0だぜ! デーモンの攻撃、魔降雷!」
ガラガラガラ、ピシャアァァン!
ハガ「ぎゃあああぁっ!」
バタッ!
闇ユーギ「!? ハガっ、おい、しっかりしろっ!」
ダッ!
ハガ「」
闇ユーギ「おい、ハガ!」
ゆさゆさ
ハガ「」
闇ユーギ「こんな馬鹿な。立体映像のモンスターが、現実の攻撃力を持つなんて……!」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 19:46:47.83 ID:C25qNfqI0
ピーポーピーポー
ジョーノウチ「おい、ユーギ、どうなってるんだ!?」
ユーギ「わからないよ。でも、今のデュエルの途中から、何かがおかしかった……!」
ガヤガヤ……ザワザワ……
士「これが、この世界の乱れというわけか……」
夏海「で、でも、どうして急にモンスターが実体化を!?」
バタバタバタバタバタ!!
ユウスケ「! ヘリコプター?」
カイバ「それはディケイド! 貴様のせいだ!」
士「……何だ、あいつは……」
ジョーノウチ「おい、ユーギ、どうなってるんだ!?」
ユーギ「わからないよ。でも、今のデュエルの途中から、何かがおかしかった……!」
ガヤガヤ……ザワザワ……
士「これが、この世界の乱れというわけか……」
夏海「で、でも、どうして急にモンスターが実体化を!?」
バタバタバタバタバタ!!
ユウスケ「! ヘリコプター?」
カイバ「それはディケイド! 貴様のせいだ!」
士「……何だ、あいつは……」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 19:50:30.98 ID:C25qNfqI0
すたっ!
カイバ「ディケイド。いつかこの街に現れると聞いていたが、こんなに早く会えるとはな!」
ユーギ「カイバ君!」
ジョーノウチ「カイバぁ! お前、俺のことを凡骨なんて書きやがって!」
士「お前、何者だ? 派手な登場しやがって」
カイバ「バトルシティ主催者のカイバだ。ディケイド、貴様のことはイシズから聞いていたぞ」
カイバ「――世界を壊す悪魔、ディケイドが現れ、この世界を破壊していくとな!」
士「……懐かしいな。その呼び名も」
カイバ「この俺が直々に引導を渡してくれる。デュエルだ、ディケイド!」
士「チッ。何だか分からねえが……売られた喧嘩は買うぜ」
夏海「士くん!」
士「変身!」
【カメンライド――ディケーイ!】
カイバ「ディケイド。いつかこの街に現れると聞いていたが、こんなに早く会えるとはな!」
ユーギ「カイバ君!」
ジョーノウチ「カイバぁ! お前、俺のことを凡骨なんて書きやがって!」
士「お前、何者だ? 派手な登場しやがって」
カイバ「バトルシティ主催者のカイバだ。ディケイド、貴様のことはイシズから聞いていたぞ」
カイバ「――世界を壊す悪魔、ディケイドが現れ、この世界を破壊していくとな!」
士「……懐かしいな。その呼び名も」
カイバ「この俺が直々に引導を渡してくれる。デュエルだ、ディケイド!」
士「チッ。何だか分からねえが……売られた喧嘩は買うぜ」
夏海「士くん!」
士「変身!」
【カメンライド――ディケーイ!】
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 19:53:59.83 ID:C25qNfqI0
ジョーノウチ「な、何だあいつ? デュエルをするのに、変な着ぐるみなんか着やがったぞ」
ユーギ「彼も、デュエリスト……?」
カイバ・ディケイド「「決闘(デュエル)!!」
」
ヴィーヨーン ヴィーヨーン
[カイバ LP4000] [ディケイド LP4000]
カイバ「オレの先攻! ロード・オブ・ドラゴンを攻撃表示で召喚!
さらに、魔法カード『ドラゴンを呼ぶ笛』を発動!」
パプー♪
カイバ「このカードは、オレの手札からドラゴン族のモンスター2体を特殊召喚することができる!
出でよ、我がデッキ最強のしもべ――ブルーアイズ・ホワイトドラゴンッ!」
ユーギ「彼も、デュエリスト……?」
カイバ・ディケイド「「決闘(デュエル)!!」
」
ヴィーヨーン ヴィーヨーン
[カイバ LP4000] [ディケイド LP4000]
カイバ「オレの先攻! ロード・オブ・ドラゴンを攻撃表示で召喚!
さらに、魔法カード『ドラゴンを呼ぶ笛』を発動!」
パプー♪
カイバ「このカードは、オレの手札からドラゴン族のモンスター2体を特殊召喚することができる!
出でよ、我がデッキ最強のしもべ――ブルーアイズ・ホワイトドラゴンッ!」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 20:01:23.82 ID:C25qNfqI0
青眼の白龍×2「ギャオオォォォッ!!」
ヴィーヨーン
[攻撃力 3000][攻撃力 3000]
カイバ「ワハハハハハ! 貴様のターンだ、あがいてみせろディケイド!」
ディケイド「ふん。ならこっちも行かせてもらうぜ」
【カメンライド――リュウキ!】
【アタックライド――アドベント!】
ドラグレッダー「ギャアアオ!!」
ヴィーヨーン
[AP 5000]
カイバ「!?」
ヴィーヨーン
[攻撃力 3000][攻撃力 3000]
カイバ「ワハハハハハ! 貴様のターンだ、あがいてみせろディケイド!」
ディケイド「ふん。ならこっちも行かせてもらうぜ」
【カメンライド――リュウキ!】
【アタックライド――アドベント!】
ドラグレッダー「ギャアアオ!!」
ヴィーヨーン
[AP 5000]
カイバ「!?」
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 20:03:52.92 ID:C25qNfqI0
ギャラリー「うおおっ!? 何だありゃ!?」
ユウスケ「いいぞ、士ーっ!」
ユーギ「あのカードは一体……?」
ディケイド「行くぜ、ドラグレッダーの攻撃!」
ドラグレッダー「ギャオオォォ!!」
青眼の白龍「ギャアア!!」
ドカーン!パリーン!
カイバ「くっ!」
ピピピピピ……[LP 2000]
ディケイド「どーだ。社長さんよ」
カイバ「……ふん。それが貴様の龍のカードか。だが――俺のしもべには遠く及ばぬと知れ!」
カイバ「俺のターン、ドロー! 俺は手札より、魔法カード『巨大化』を発動!」
青眼の白龍「ギャアアアアアオッ!」
ピピピピ……[攻撃力 6000]
ユウスケ「いいぞ、士ーっ!」
ユーギ「あのカードは一体……?」
ディケイド「行くぜ、ドラグレッダーの攻撃!」
ドラグレッダー「ギャオオォォ!!」
青眼の白龍「ギャアア!!」
ドカーン!パリーン!
カイバ「くっ!」
ピピピピピ……[LP 2000]
ディケイド「どーだ。社長さんよ」
カイバ「……ふん。それが貴様の龍のカードか。だが――俺のしもべには遠く及ばぬと知れ!」
カイバ「俺のターン、ドロー! 俺は手札より、魔法カード『巨大化』を発動!」
青眼の白龍「ギャアアアアアオッ!」
ピピピピ……[攻撃力 6000]
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 20:07:12.09 ID:C25qNfqI0
カイバ「滅びのバースト・ストリィーム!」
ギュオオオオォォッ!!
ドカーン!
ディケイド「! ドラグレッダーがやられた!?」
ピピピピピ……[LP 3000]
ギャラリー「す、すげえ戦いだ!」
夏海「士くん……!」
カイバ「ワハハハハハ! 粉砕、玉砕、大喝采ーッ!」
ディケイド「チィ……。自分で大喝采とか言ってるような奴にロクなのはいないぜ!」
ギュオオオオォォッ!!
ドカーン!
ディケイド「! ドラグレッダーがやられた!?」
ピピピピピ……[LP 3000]
ギャラリー「す、すげえ戦いだ!」
夏海「士くん……!」
カイバ「ワハハハハハ! 粉砕、玉砕、大喝采ーッ!」
ディケイド「チィ……。自分で大喝采とか言ってるような奴にロクなのはいないぜ!」
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 20:09:21.93 ID:C25qNfqI0
ディケイド「俺のターンだ、見てろ!」
【カメンライド――ブレーイ!】
【アタックライド――キック!】
【アタックライド――サンダー!】
【アタックライド――マッハ!】
ディケイド「ハアアァァァ……ハッ!」
バッ!!
カイバ「何っ!?」
ディケイド「ライトニングソニック! トアアアァァ――ッ!!」
[AP 3800]
ズガガガガガッ!
青眼の白龍「ギャアア!!」
パリーン!
カイバ「くっ! おのれ……!」
ピピピ……[LP 1200]
【カメンライド――ブレーイ!】
【アタックライド――キック!】
【アタックライド――サンダー!】
【アタックライド――マッハ!】
ディケイド「ハアアァァァ……ハッ!」
バッ!!
カイバ「何っ!?」
ディケイド「ライトニングソニック! トアアアァァ――ッ!!」
[AP 3800]
ズガガガガガッ!
青眼の白龍「ギャアア!!」
パリーン!
カイバ「くっ! おのれ……!」
ピピピ……[LP 1200]
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 20:12:43.30 ID:C25qNfqI0
ジョーノウチ「あ、あいつ、カイバを倒せるぜ!」
ユーギ「なんかもう、デュエルモンスターズでも何でもないのは気のせいかな」
ディケイド「どうした。お前のドラゴンなんか何体来ても蹴散らしてやるぜ!」
カイバ「ふ、ふふっ、ディケイド……さすがに、そこらの雑魚デュエリスト共とは違うようだな!」
カイバ「だが、貴様に勝利の女神は微笑まん! 行くぞ、俺のターン! ドロー!」
カイバ「俺は手札より、再び『ドラゴンを呼ぶ笛』を発動!
サファイア・ドラゴン2体を特殊召喚!」
カイバ「さらに、ロード・オブ・ドラゴンと、サファイア・ドラゴン2体を生贄に捧げ――」
ディケイド「! 生贄だと!?」
カイバ「ワハハハハ! ディケイド、貴様に神を見せてやる!」
カイバ「出でよ、我が掌中に眠れる破壊の神! オベリスクの巨神兵!!」
ユーギ「なんかもう、デュエルモンスターズでも何でもないのは気のせいかな」
ディケイド「どうした。お前のドラゴンなんか何体来ても蹴散らしてやるぜ!」
カイバ「ふ、ふふっ、ディケイド……さすがに、そこらの雑魚デュエリスト共とは違うようだな!」
カイバ「だが、貴様に勝利の女神は微笑まん! 行くぞ、俺のターン! ドロー!」
カイバ「俺は手札より、再び『ドラゴンを呼ぶ笛』を発動!
サファイア・ドラゴン2体を特殊召喚!」
カイバ「さらに、ロード・オブ・ドラゴンと、サファイア・ドラゴン2体を生贄に捧げ――」
ディケイド「! 生贄だと!?」
カイバ「ワハハハハ! ディケイド、貴様に神を見せてやる!」
カイバ「出でよ、我が掌中に眠れる破壊の神! オベリスクの巨神兵!!」
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 20:16:58.89 ID:C25qNfqI0
ゴゴゴゴゴゴ……
オベリスク「グオオォォォォ!!」
ディケイド「! 何だありゃ!?」
ユウスケ「で、でかい……!」
カイバ「神の前にひれ伏すがいい! オベリスクの攻撃、ゴッド・ハンド・クラッシャー!」
バリバリバリバリッ!!
ディケイド「うっ、ぐあああぁぁっ!!」
ズドーン!!
士「く、うっ……!」
ぴょいんっ [LP 0]
オベリスク「グオオォォォォ!!」
ディケイド「! 何だありゃ!?」
ユウスケ「で、でかい……!」
カイバ「神の前にひれ伏すがいい! オベリスクの攻撃、ゴッド・ハンド・クラッシャー!」
バリバリバリバリッ!!
ディケイド「うっ、ぐあああぁぁっ!!」
ズドーン!!
士「く、うっ……!」
ぴょいんっ [LP 0]
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 20:23:04.50 ID:C25qNfqI0
夏海「士くんっ!」
ユウスケ「士ーっ!!」
士「クッ……。俺のライフが、ゼロだと……!」
カイバ「ワハハハハ! ブルーアイズを倒したことは褒めてやるが、貴様は所詮そこまでのデュエリストだ!」
カイバ「大人しく負けを認め、この世界から立ち去るがいい! ワハハハハハッ!」
バババババッ……
ジョーノウチ「カイバの野郎、またヘリに乗って行っちまった……」
士「チッ。偉そうな奴だったが……確かにカードの実力は相当なものらしいな」
ユーギ「そ、それより、さっきのカードは一体?」
士「ん……」
士「……さあな。俺は、世界のルールからちょっと外れた存在だからな」
ユーギ「……?」
ユウスケ「士ーっ!!」
士「クッ……。俺のライフが、ゼロだと……!」
カイバ「ワハハハハ! ブルーアイズを倒したことは褒めてやるが、貴様は所詮そこまでのデュエリストだ!」
カイバ「大人しく負けを認め、この世界から立ち去るがいい! ワハハハハハッ!」
バババババッ……
ジョーノウチ「カイバの野郎、またヘリに乗って行っちまった……」
士「チッ。偉そうな奴だったが……確かにカードの実力は相当なものらしいな」
ユーギ「そ、それより、さっきのカードは一体?」
士「ん……」
士「……さあな。俺は、世界のルールからちょっと外れた存在だからな」
ユーギ「……?」
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 20:27:57.42 ID:C25qNfqI0
バクラ「おーい! ユーギ君、ジョーノウチ君ーっ!」
タタタッ!
ジョーノウチ「お。どーしたバクラ、そんなに慌てて」
バクラ「た、大変なんだ! アンズさんが……アンズさんが!」
ユーギ「アンズがどうしたって!?」
士「何か事件らしいな」
夏海「と、とにかく私たちも一緒に行ってみましょう!」
ユウスケ「ああ!」
~路地裏~
バクラ「こ、ここだよ!」
ジョーノウチ「! ホンダッ!」
ユーギ「ホンダ君っ!」
ホンダ「お、おう……ユーギ、ジョーノウチ……!」
タタタッ!
ジョーノウチ「お。どーしたバクラ、そんなに慌てて」
バクラ「た、大変なんだ! アンズさんが……アンズさんが!」
ユーギ「アンズがどうしたって!?」
士「何か事件らしいな」
夏海「と、とにかく私たちも一緒に行ってみましょう!」
ユウスケ「ああ!」
~路地裏~
バクラ「こ、ここだよ!」
ジョーノウチ「! ホンダッ!」
ユーギ「ホンダ君っ!」
ホンダ「お、おう……ユーギ、ジョーノウチ……!」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 20:31:16.65 ID:C25qNfqI0
ジョーノウチ「ど、どうしたホンダ、誰にやられた!?」
ホンダ「ト、トランプの怪人だ……!」
ユーギ「トランプの、怪人……?」
バクラ「その怪人がホンダ君を倒して、アンズさんを連れ去ったんだ!」
士「トランプの怪人……。まさか大ショッカーか?」
バクラ「そ、それで……アンズさんを返して欲しければ、ユーギ君にデュエルを受けろって」
ジョーノウチ「何だと!?」
バクラ「ドミノビルの屋上で、待ってる……って」
ユーギ「! 皆、行こう! アンズを助けるんだ!」
ホンダ「お、俺も行くぜ……」
ジョーノウチ「バカ野郎、ケガ人は病院に行ってろ! バクラ、ホンダを頼むぜ」
バクラ「わかったよ」
士「誰が、何を企んでやがるんだ……」
ホンダ「ト、トランプの怪人だ……!」
ユーギ「トランプの、怪人……?」
バクラ「その怪人がホンダ君を倒して、アンズさんを連れ去ったんだ!」
士「トランプの怪人……。まさか大ショッカーか?」
バクラ「そ、それで……アンズさんを返して欲しければ、ユーギ君にデュエルを受けろって」
ジョーノウチ「何だと!?」
バクラ「ドミノビルの屋上で、待ってる……って」
ユーギ「! 皆、行こう! アンズを助けるんだ!」
ホンダ「お、俺も行くぜ……」
ジョーノウチ「バカ野郎、ケガ人は病院に行ってろ! バクラ、ホンダを頼むぜ」
バクラ「わかったよ」
士「誰が、何を企んでやがるんだ……」
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 20:34:55.57 ID:C25qNfqI0
~高層ビル屋上~
ジェネラルシャドウ「来たようだな、ユーギ!」
アンズ「んーっ! んーっ!」
闇ユーギ「お前がトランプの怪人か。アンズを放せ!」
ユウスケ「あ、あいつ、やっぱり大ショッカーの怪人!?」
士「ジェネラルシャドウ……か」
ジョーノウチ「あの野郎っ、よくもアンズやホンダを!」
ダッ!
ショッカー戦闘員「イーッ! イーッ!」
ジョーノウチ「っ!? 何だこいつら!? 邪魔だ、どけっ!」
ジェネラルシャドウ「デュエルが済んだら娘は解放してやる。さあユーギ、準備をしろ!」
闇ユーギ「……オレの準備はいつでも出来てるぜ!」
ドン☆
闇ユーギ・シャドウ「「決闘(デュエル)!!」
」
ジェネラルシャドウ「来たようだな、ユーギ!」
アンズ「んーっ! んーっ!」
闇ユーギ「お前がトランプの怪人か。アンズを放せ!」
ユウスケ「あ、あいつ、やっぱり大ショッカーの怪人!?」
士「ジェネラルシャドウ……か」
ジョーノウチ「あの野郎っ、よくもアンズやホンダを!」
ダッ!
ショッカー戦闘員「イーッ! イーッ!」
ジョーノウチ「っ!? 何だこいつら!? 邪魔だ、どけっ!」
ジェネラルシャドウ「デュエルが済んだら娘は解放してやる。さあユーギ、準備をしろ!」
闇ユーギ「……オレの準備はいつでも出来てるぜ!」
ドン☆
闇ユーギ・シャドウ「「決闘(デュエル)!!」
」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 20:38:23.19 ID:C25qNfqI0
ユウスケ「おい、大ショッカーの怪人だろ!? カードゲームなんかさせてる場合かよ!」
士「ああ、そうだな。俺が奴を倒せば……。変し――」
ジェネラルシャドウ「無駄だ、ディケイド!」
士「何!?」
ジェネラルシャドウ「貴様がライダーに変身した瞬間、この娘の首に仕掛けた爆弾が爆発する」
アンズ「んー! んーっ!」
士「野郎……!」
ジェネラルシャドウ「黙って見ているがいい。私がユーギを倒すところをな!」
闇ユーギ「御託はそこまでだぜ! 俺のターン、ドロー!」
夏海「……ジョーノウチ君、ユーギ君は勝てるんですか?」
ジョーノウチ「大丈夫だ、ユーギを信じろ! あいつは無敵のデュエリストだ!」
ジョーノウチ「ユーギのデッキには、究極の切り札――『エクゾディア』も入ってるんだ。負けるわけねえ!」
士「ああ、そうだな。俺が奴を倒せば……。変し――」
ジェネラルシャドウ「無駄だ、ディケイド!」
士「何!?」
ジェネラルシャドウ「貴様がライダーに変身した瞬間、この娘の首に仕掛けた爆弾が爆発する」
アンズ「んー! んーっ!」
士「野郎……!」
ジェネラルシャドウ「黙って見ているがいい。私がユーギを倒すところをな!」
闇ユーギ「御託はそこまでだぜ! 俺のターン、ドロー!」
夏海「……ジョーノウチ君、ユーギ君は勝てるんですか?」
ジョーノウチ「大丈夫だ、ユーギを信じろ! あいつは無敵のデュエリストだ!」
ジョーノウチ「ユーギのデッキには、究極の切り札――『エクゾディア』も入ってるんだ。負けるわけねえ!」
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 20:42:14.20 ID:C25qNfqI0
ガラガラ……ピシャーン!
士「! 何だ!?」
夏海「あ、あれは……!」
ジェネラルシャドウ「神のカード。『オシリスの天空竜』の降臨だ!」
オシリス「ギャアオォォォッ!!」
闇ユーギ「か、神のカードだと! まさかお前も――」
ジェネラルシャドウ「貴様のモンスターなど全て蹴散らしてくれる! オシリスの攻撃!!」
ズギュオオオオオオオッ!!
闇ユーギ「ぐああああぁ、ああああぁぁっ!!」
ドサッ……
ジョーノウチ「ユーギっ!!」
ジェネラルシャドウ「ふははははは!」
士「! 何だ!?」
夏海「あ、あれは……!」
ジェネラルシャドウ「神のカード。『オシリスの天空竜』の降臨だ!」
オシリス「ギャアオォォォッ!!」
闇ユーギ「か、神のカードだと! まさかお前も――」
ジェネラルシャドウ「貴様のモンスターなど全て蹴散らしてくれる! オシリスの攻撃!!」
ズギュオオオオオオオッ!!
闇ユーギ「ぐああああぁ、ああああぁぁっ!!」
ドサッ……
ジョーノウチ「ユーギっ!!」
ジェネラルシャドウ「ふははははは!」
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 20:43:10.33 ID:DFdg8jN20
せめてデュエルしろよ
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 20:45:36.71 ID:XXZB0WFI0
おい、デュエルしろよ
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 20:46:45.03 ID:C25qNfqI0
士「神のカード……。あのオベリスクとかいうカードのお仲間か」
ジョーノウチ「お、おいユーギ、しっかりしろっ!」
ユーギ「う……」
ジェネラルシャドウ「ふん。大ショッカーの力、とくと見たか」
ツカツカ……
バッ!
ジョーノウチ「! この野郎、ユーギのデッキを!」
ジェネラルシャドウ「これか。『エクゾディア』を召喚する5枚のカードというのは」
ユーギ「じ、じーちゃんのカードを……返せ……!」
ジェネラルシャドウ「こんなもの、こうしてくれる!」
バサッ!
ユーギ「!」
ジョーノウチ「て、てめえ! ユーギのカードをビルからバラ撒きやがって!」
ジェネラルシャドウ「敗者は失う。それが定めではないかね?」
ジョーノウチ「お、おいユーギ、しっかりしろっ!」
ユーギ「う……」
ジェネラルシャドウ「ふん。大ショッカーの力、とくと見たか」
ツカツカ……
バッ!
ジョーノウチ「! この野郎、ユーギのデッキを!」
ジェネラルシャドウ「これか。『エクゾディア』を召喚する5枚のカードというのは」
ユーギ「じ、じーちゃんのカードを……返せ……!」
ジェネラルシャドウ「こんなもの、こうしてくれる!」
バサッ!
ユーギ「!」
ジョーノウチ「て、てめえ! ユーギのカードをビルからバラ撒きやがって!」
ジェネラルシャドウ「敗者は失う。それが定めではないかね?」
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 20:50:37.76 ID:C25qNfqI0
ジェネラルシャドウ「これで、この娘も用済みだ。約束通り、爆弾を外し解放してやろう」
アンズ「ユーギっ!」
タッ!
ユーギ「アンズ……無事でよかった……」
アンズ「バカっ、私のためにこんなデュエルを受けるなんて……!」
士「ユーギ。お前はよく戦った」
ユーギ「! ディケイド……」
士「あとは……俺が相手をするぜ」
ジェネラルシャドウ「ふん。残念だがディケイド、お前と戦っている余裕などない」
士「何だと?」
ジェネラルシャドウ「我が大ショッカーの協力者が待っているのでな。誰にも計画の邪魔はさせん」
しゅぃぃぃぃい!
ユウスケ「! 消えた!」
士「くそっ……まったく、便利なオーロラだ……!」
アンズ「ユーギっ!」
タッ!
ユーギ「アンズ……無事でよかった……」
アンズ「バカっ、私のためにこんなデュエルを受けるなんて……!」
士「ユーギ。お前はよく戦った」
ユーギ「! ディケイド……」
士「あとは……俺が相手をするぜ」
ジェネラルシャドウ「ふん。残念だがディケイド、お前と戦っている余裕などない」
士「何だと?」
ジェネラルシャドウ「我が大ショッカーの協力者が待っているのでな。誰にも計画の邪魔はさせん」
しゅぃぃぃぃい!
ユウスケ「! 消えた!」
士「くそっ……まったく、便利なオーロラだ……!」
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 20:53:56.96 ID:C25qNfqI0
マリク「神の攻撃! ゴッド・ブレイズ・キャノン!」
ズキュウゥゥゥゥウッ!!
ドガアアァアアァァァン!!
カイバ「ぐあああああぁぁっ!」
どさっ……
カイバ「ば……馬鹿な。俺のオベリスクが……瞬殺、だと……?」
マリク「お前の負けだぜぇ、カイバ……。アンティカードだ、オベリスクは貰っていく」
カイバ「き、貴様……貴様は一体……!」
マリク「ヒャハハハァ。俺の名は、マリク……!」
マリク「見ているがいい。大ショッカーと手を組んだ、この俺の力を……」
マリク「闇のゲームの……始まりだ」
ズキュウゥゥゥゥウッ!!
ドガアアァアアァァァン!!
カイバ「ぐあああああぁぁっ!」
どさっ……
カイバ「ば……馬鹿な。俺のオベリスクが……瞬殺、だと……?」
マリク「お前の負けだぜぇ、カイバ……。アンティカードだ、オベリスクは貰っていく」
カイバ「き、貴様……貴様は一体……!」
マリク「ヒャハハハァ。俺の名は、マリク……!」
マリク「見ているがいい。大ショッカーと手を組んだ、この俺の力を……」
マリク「闇のゲームの……始まりだ」
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 20:58:03.31 ID:C25qNfqI0
ウ――ッ! ウ――ッ!
ピーポーピーポー!ピーポーピーポー!
街の人々「うわっ、怪物だあぁっ!」
街の人々「た、助けてー!」
ショッカー戦闘員「イーッ! イーッ!」
モンスター軍団「グオオォォ……」
街の人々「な、何だ!? あれってカードのモンスターだろ!?」
街の人々「何がどうなってるんだ……!」
カジキ「な、何じゃ、ありゃあ!」
マイ「モンスターが、実体化してるようね……!」
ピーポーピーポー!ピーポーピーポー!
街の人々「うわっ、怪物だあぁっ!」
街の人々「た、助けてー!」
ショッカー戦闘員「イーッ! イーッ!」
モンスター軍団「グオオォォ……」
街の人々「な、何だ!? あれってカードのモンスターだろ!?」
街の人々「何がどうなってるんだ……!」
カジキ「な、何じゃ、ありゃあ!」
マイ「モンスターが、実体化してるようね……!」
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 21:00:35.51 ID:C25qNfqI0
伝説のフィッシャーマン「ハアァァッ!」
ズバァッ!
モンスター「グアアァッ!」
ハーピィレディ「オーッホホホホ!」
バシィッ!
モンスター「ギャアァァ!」
カジキ「や、やっぱり! 行けるで、俺らのモンスターも実体化するっ!」
マイ「私達のカードで、被害を食い止めるのよ!」
ドカーン! ズガーン!
士「……街がとんでもない事になってるな。大ショッカーめ……!」
ジョーノウチ「ディケイドーっ!」
タタッ!
士「お前!」
ジョーノウチ「ユーギを病院に預けてきた。俺もモンスターを出して戦うぜ!」
ギアフリード「ハアアァァッ!」
ワイバーンの剣士「グオオオォ!!」
ズバァッ!
モンスター「グアアァッ!」
ハーピィレディ「オーッホホホホ!」
バシィッ!
モンスター「ギャアァァ!」
カジキ「や、やっぱり! 行けるで、俺らのモンスターも実体化するっ!」
マイ「私達のカードで、被害を食い止めるのよ!」
ドカーン! ズガーン!
士「……街がとんでもない事になってるな。大ショッカーめ……!」
ジョーノウチ「ディケイドーっ!」
タタッ!
士「お前!」
ジョーノウチ「ユーギを病院に預けてきた。俺もモンスターを出して戦うぜ!」
ギアフリード「ハアアァァッ!」
ワイバーンの剣士「グオオオォ!!」
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 21:03:57.09 ID:C25qNfqI0
マリク「ククク……デュエリスト共め! 無駄なあがきだぜ!」
オシリス「ギャオオオォ!」
オベリスク「グゥオオオ!」
マイ「! あれは!?」
ジョーノウチ「か、神のカード!」
ズキュウゥゥウゥゥウッ!!
ドカーン! パリーン!
カジキ「! 俺らのモンスターが!」
ジョーノウチ「な、なんて力だ……!」
ジェネラルシャドウ「ふはははは。この世界も、我ら大ショッカーが頂いた!」
マリク「ヒャハハハハァ!」
オシリス「ギャオオオォ!」
オベリスク「グゥオオオ!」
マイ「! あれは!?」
ジョーノウチ「か、神のカード!」
ズキュウゥゥウゥゥウッ!!
ドカーン! パリーン!
カジキ「! 俺らのモンスターが!」
ジョーノウチ「な、なんて力だ……!」
ジェネラルシャドウ「ふはははは。この世界も、我ら大ショッカーが頂いた!」
マリク「ヒャハハハハァ!」
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 21:09:22.31 ID:C25qNfqI0
ユウスケ「お、俺も戦う! 変身っ!」
ギュンギュンギュン……ギュピーン!
士「大ショッカーの企みは、俺が潰す……!」
士「変身!」
【カメンライド――ディケーイ!】
ディケイド「行くぞ!」
シュバァッ!
モンスター「グオォ!」
クウガ「はああぁっ!」
バキィッ!
モンスター「ギャアアァッ!」
夏海「こ、この世界は……この世界は一体、どうなってしまうの……?」
ジョーノウチ「くっ……。せめて、こっちにも神に対抗できるカードがあれば……!」
ギュンギュンギュン……ギュピーン!
士「大ショッカーの企みは、俺が潰す……!」
士「変身!」
【カメンライド――ディケーイ!】
ディケイド「行くぞ!」
シュバァッ!
モンスター「グオォ!」
クウガ「はああぁっ!」
バキィッ!
モンスター「ギャアアァッ!」
夏海「こ、この世界は……この世界は一体、どうなってしまうの……?」
ジョーノウチ「くっ……。せめて、こっちにも神に対抗できるカードがあれば……!」
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 21:12:08.10 ID:C25qNfqI0
~病室~
アンズ「ごめんね、ユーギ……。私のために、こんなケガを」
ユーギ「いいんだよ。アンズを助けるためなら、僕は……」
TV『緊急ニュースです。ドミノ町全域で突然、謎の怪物が発生し――』
アンズ「……どうなっちゃうのかな。私達の街」
ユーギ「……」
ピカッ……!
ユーギ「!? 僕のデッキが!」
シュバァッ!
ブラックマジシャンガール「マスター。戦いましょう!」
ユーギ「き、君は、ブラックマジシャンガール!」
アンズ「! ど、どうして――」
BMガール「この惨劇を食い止められるのは、マスター、あなただけです!」
アンズ「ごめんね、ユーギ……。私のために、こんなケガを」
ユーギ「いいんだよ。アンズを助けるためなら、僕は……」
TV『緊急ニュースです。ドミノ町全域で突然、謎の怪物が発生し――』
アンズ「……どうなっちゃうのかな。私達の街」
ユーギ「……」
ピカッ……!
ユーギ「!? 僕のデッキが!」
シュバァッ!
ブラックマジシャンガール「マスター。戦いましょう!」
ユーギ「き、君は、ブラックマジシャンガール!」
アンズ「! ど、どうして――」
BMガール「この惨劇を食い止められるのは、マスター、あなただけです!」
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 21:15:17.61 ID:C25qNfqI0
ユーギ「で、でも……。向こうには神のカードがあるんだよ」
ユーギ「エクゾディアが失われた今、僕に勝ち目は……」
アンズ「!」
BMガール「エクゾディアがなくても。私達がいます」
ユーギ「……」
BMガール「今まで、マスターと共にずっと戦ってきた――強い絆で結ばれた、私達がいます!」
ユーギ「……そうだね」
ユーギ「ありがとう、ブラックマジシャンガール――」
キラッ!ピカァァァ!
闇ユーギ「――行こうぜ!」
ユーギ「エクゾディアが失われた今、僕に勝ち目は……」
アンズ「!」
BMガール「エクゾディアがなくても。私達がいます」
ユーギ「……」
BMガール「今まで、マスターと共にずっと戦ってきた――強い絆で結ばれた、私達がいます!」
ユーギ「……そうだね」
ユーギ「ありがとう、ブラックマジシャンガール――」
キラッ!ピカァァァ!
闇ユーギ「――行こうぜ!」
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 21:19:34.32 ID:C25qNfqI0
【ファイナルカメンライド――ディケーイ!】
ディケイド「ハアアァッ!」
シュバァッ! ガキィィイン!
【ブレーイ! カメンライド――キング】
【ファイナルアタックライド――ブブブブレーイ!】
ディケイド「はあぁぁ……」
[AP 11200]
ディケイド「――ハアアァァッ!」
ズバァァァァァッ!!
オシリス「ギャアアァ!」
オベリスク「グオオォォォ!」
ドカーン!
マリク「ククク……。オシリスとオベリスクを倒したところで、無駄なあがきだぜぇ……!」
ディケイド「ハアアァッ!」
シュバァッ! ガキィィイン!
【ブレーイ! カメンライド――キング】
【ファイナルアタックライド――ブブブブレーイ!】
ディケイド「はあぁぁ……」
[AP 11200]
ディケイド「――ハアアァァッ!」
ズバァァァァァッ!!
オシリス「ギャアアァ!」
オベリスク「グオオォォォ!」
ドカーン!
マリク「ククク……。オシリスとオベリスクを倒したところで、無駄なあがきだぜぇ……!」
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 21:23:08.26 ID:C25qNfqI0
マリク「くぁwせdrty……」
ディケイド「な、何だ!? この途方もないオーラは……!」
マリク「――起動せよ! 太陽司りし最高神、ラーの翼神竜!!」
カッ!
ラー「ギャオオオオォォオォォォ!!」
ゴゴゴゴゴゴゴ……
ディケイド「……まったく、どいつもこいつもドラゴンが好きだな」
ジェネラルシャドウ「ラーの翼神竜。あれが降臨した今、何者もその破壊を止める事はできない!」
マリク「見ろっ! ラーの攻撃ィ!」
ラー「ギャオオオォッ!」
ドカーン!!
ディケイド「な、何だ!? この途方もないオーラは……!」
マリク「――起動せよ! 太陽司りし最高神、ラーの翼神竜!!」
カッ!
ラー「ギャオオオオォォオォォォ!!」
ゴゴゴゴゴゴゴ……
ディケイド「……まったく、どいつもこいつもドラゴンが好きだな」
ジェネラルシャドウ「ラーの翼神竜。あれが降臨した今、何者もその破壊を止める事はできない!」
マリク「見ろっ! ラーの攻撃ィ!」
ラー「ギャオオオォッ!」
ドカーン!!
60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 21:26:15.60 ID:C25qNfqI0
街の人々「キャーッ!」
モンスター軍団「グオオォォ!!」
クウガ「おりゃあぁ!」
バキィィィッ!
モンスター「グアアァッ!」
クウガ「街の人達に……手は出させない!」
モンスター「グオオォ……」
モンスター「キシャアァ……」
ゾロゾロ……
クウガ「くっ! このままじゃ――」
ズドーン!
クウガ「!?」
闇ユーギ「暗黒騎士ガイアの攻撃! スパイラルシェイバーッ!」
ガイア「はあぁぁっ!」
バシュゥゥゥウッ!
モンスター「ギャアアアァ!」
ドカーン!
モンスター軍団「グオオォォ!!」
クウガ「おりゃあぁ!」
バキィィィッ!
モンスター「グアアァッ!」
クウガ「街の人達に……手は出させない!」
モンスター「グオオォ……」
モンスター「キシャアァ……」
ゾロゾロ……
クウガ「くっ! このままじゃ――」
ズドーン!
クウガ「!?」
闇ユーギ「暗黒騎士ガイアの攻撃! スパイラルシェイバーッ!」
ガイア「はあぁぁっ!」
バシュゥゥゥウッ!
モンスター「ギャアアアァ!」
ドカーン!
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 21:29:50.47 ID:C25qNfqI0
クウガ「き、君は――」
闇ユーギ「行くぜ! 魔法カード『融合』――竜騎士ガイア!」
ガイア「ハアアァァッ!」
BMガール「ブラック・バーニングっ!」
モンスター「ギャアア!!」
ドカーン!
ジョーノウチ「! ユーギ、お前、そのケガでなんで――」
闇ユーギ「ジョーノウチ君。オレは戦う! カードがオレを呼んでいるんだ!」
闇ユーギ「デュエリストの誇りにかけて――この街は、俺が守る!」
モンスター「グオオォォ!」
闇ユーギ「! 行くぜガイア――『カオスの儀式』!」
カオスソルジャー「アアァァァ!!」
ドカーン! ズガーン!
闇ユーギ「行くぜ! 魔法カード『融合』――竜騎士ガイア!」
ガイア「ハアアァァッ!」
BMガール「ブラック・バーニングっ!」
モンスター「ギャアア!!」
ドカーン!
ジョーノウチ「! ユーギ、お前、そのケガでなんで――」
闇ユーギ「ジョーノウチ君。オレは戦う! カードがオレを呼んでいるんだ!」
闇ユーギ「デュエリストの誇りにかけて――この街は、俺が守る!」
モンスター「グオオォォ!」
闇ユーギ「! 行くぜガイア――『カオスの儀式』!」
カオスソルジャー「アアァァァ!!」
ドカーン! ズガーン!
62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 21:33:47.37 ID:C25qNfqI0
【ファイナルアタックライド――ディディディディケーイ!】
バババババッ!!
ディケイド「ハッ! アアアアアァッ!!」
マリク「無駄だァ!」
ラー「ギャオオオォ!!」
ピキュゥン、ズガアァアン!!
ディケイド「ぐあっ!」
ズザザッ!
ディケイド「くっ……!」
マリク「神にそんな攻撃が通じると思ってるのか!? ヒャハハハハ!」
ジェネラルシャドウ「ディケイド! 私との戦いがお望みだったな!」
ヒュカッ!バキッ!
ディケイド「ぐっ!」
ディケイド「く、くそ……!」
バババババッ!!
ディケイド「ハッ! アアアアアァッ!!」
マリク「無駄だァ!」
ラー「ギャオオオォ!!」
ピキュゥン、ズガアァアン!!
ディケイド「ぐあっ!」
ズザザッ!
ディケイド「くっ……!」
マリク「神にそんな攻撃が通じると思ってるのか!? ヒャハハハハ!」
ジェネラルシャドウ「ディケイド! 私との戦いがお望みだったな!」
ヒュカッ!バキッ!
ディケイド「ぐっ!」
ディケイド「く、くそ……!」
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 21:39:53.19 ID:C25qNfqI0
ジェネラルシャドウ「終わりだ……ディケイド」
シャキィン!
ディケイド「ッ!」
BMガール「ブラック――バーニング!」
ジェネラルシャドウ「何っ!?」
ズドーン!
ジェネラルシャドウ「く、おのれ……!」
BMガール「大丈夫ですか、ディケイド!」
ディケイド「あ、ああ!」
闇ユーギ「俺が一緒に戦うぜ、ディケイド!」
ディケイド「お前……!」
ジェネラルシャドウ「ふ、ふははは! ディケイドにユーギ、貴様らが組んだところで無駄だ!」
ジェネラルシャドウ「ラーの攻撃は……誰にも止められない!」
シャキィン!
ディケイド「ッ!」
BMガール「ブラック――バーニング!」
ジェネラルシャドウ「何っ!?」
ズドーン!
ジェネラルシャドウ「く、おのれ……!」
BMガール「大丈夫ですか、ディケイド!」
ディケイド「あ、ああ!」
闇ユーギ「俺が一緒に戦うぜ、ディケイド!」
ディケイド「お前……!」
ジェネラルシャドウ「ふ、ふははは! ディケイドにユーギ、貴様らが組んだところで無駄だ!」
ジェネラルシャドウ「ラーの攻撃は……誰にも止められない!」
64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 21:42:33.39 ID:C25qNfqI0
マリク「ヒャハハハハァ! ようやく出てきたな、ユーギぃ!」
闇ユーギ「マリク! お前の野望は……俺が止めてやるぜ!」
闇ユーギ「行くぜ、皆!」
カオスソルジャー「アアアァッ!」
エルフの剣士「はああぁぁ!」
デーモン「グオオォオ!」
マリク「無駄、無駄ァァァ!」
ラー「ギャオオオオオ!!」
ズキュウゥゥゥウッ!!
パリーン!パリーン!
闇ユーギ「っ!!」
ディケイド「ユーギのモンスターが……! くそっ!」
バッ!
ディケイド「ハアアァァァッ!!」
ズガガガガガッ!
マリク「効くかァァ!」
バシュウゥゥゥッ!!
ディケイド「ぐああああっ!」
闇ユーギ「マリク! お前の野望は……俺が止めてやるぜ!」
闇ユーギ「行くぜ、皆!」
カオスソルジャー「アアアァッ!」
エルフの剣士「はああぁぁ!」
デーモン「グオオォオ!」
マリク「無駄、無駄ァァァ!」
ラー「ギャオオオオオ!!」
ズキュウゥゥゥウッ!!
パリーン!パリーン!
闇ユーギ「っ!!」
ディケイド「ユーギのモンスターが……! くそっ!」
バッ!
ディケイド「ハアアァァァッ!!」
ズガガガガガッ!
マリク「効くかァァ!」
バシュウゥゥゥッ!!
ディケイド「ぐああああっ!」
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 21:46:59.96 ID:C25qNfqI0
どさっ……
闇ユーギ「ディケイド!」
ディケイド「クッ……なんて強さだ……!」
マリク「まずは、ユーギ……貴様から死んでもらうか」
闇ユーギ「!」
マリク「ラーの攻撃! ゴッド・ブレイズ・キャノォォォン!!」
ズキュウゥゥゥゥゥ!!
闇ユーギ「くっ――」
BMガール「マスター、危ないっ!」
バッ!
ドガァァァン!
闇ユーギ「! ブラックマジシャンガール!」
BMガール「……マスター……」
パリーン!
闇ユーギ「ディケイド!」
ディケイド「クッ……なんて強さだ……!」
マリク「まずは、ユーギ……貴様から死んでもらうか」
闇ユーギ「!」
マリク「ラーの攻撃! ゴッド・ブレイズ・キャノォォォン!!」
ズキュウゥゥゥゥゥ!!
闇ユーギ「くっ――」
BMガール「マスター、危ないっ!」
バッ!
ドガァァァン!
闇ユーギ「! ブラックマジシャンガール!」
BMガール「……マスター……」
パリーン!
66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 21:50:16.51 ID:C25qNfqI0
マリク「チッ、雑魚モンスターを盾に生き残りやがったか……!」
マリク「だが、これで終わりだ! ゴッド・ブレイズ――」
闇ユーギ「光の護封剣ッ!」
カッ!ザクザクザクッ!!
ラー「ギャオオオッ!」
マリク「!? 無駄なあがきを……!」
闇ユーギ「マリク……オレはお前を許さないぜ!」
マリク「ククク……ヒャハハハハァ! ユーギ、てめぇに何ができる!?」
マリク「光の護封剣の効果も、神に対しては僅かな間しか効かねぇ!」
マリク「てめぇのクソみたいなカードなんざ……何枚合わせたって神には敵わないんだよ!」
マリク「だが、これで終わりだ! ゴッド・ブレイズ――」
闇ユーギ「光の護封剣ッ!」
カッ!ザクザクザクッ!!
ラー「ギャオオオッ!」
マリク「!? 無駄なあがきを……!」
闇ユーギ「マリク……オレはお前を許さないぜ!」
マリク「ククク……ヒャハハハハァ! ユーギ、てめぇに何ができる!?」
マリク「光の護封剣の効果も、神に対しては僅かな間しか効かねぇ!」
マリク「てめぇのクソみたいなカードなんざ……何枚合わせたって神には敵わないんだよ!」
68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 21:53:03.14 ID:C25qNfqI0
ディケイド「……いや」
ディケイド「そいつは、違うな……!」
マリク「何だと!?」
(あの音楽)
ディケイド「たとえ一人一人は無力でも。俺達は、互いに助け合うことで、何倍もの力を発揮することができる!」
ディケイド「カードも同じ。一枚一枚が弱くても……最後までカードの力を信じて戦い抜けば、必ず逆転のチャンスは生まれる!」
ディケイド「この男は、今までそうやって戦ってきた……そして勝ってきた!」
ディケイド「信じ合う絆の強さ。それこそが、何にも勝る最強の力なんだ!」
ディケイド「そいつは、違うな……!」
マリク「何だと!?」
(あの音楽)
ディケイド「たとえ一人一人は無力でも。俺達は、互いに助け合うことで、何倍もの力を発揮することができる!」
ディケイド「カードも同じ。一枚一枚が弱くても……最後までカードの力を信じて戦い抜けば、必ず逆転のチャンスは生まれる!」
ディケイド「この男は、今までそうやって戦ってきた……そして勝ってきた!」
ディケイド「信じ合う絆の強さ。それこそが、何にも勝る最強の力なんだ!」
71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 21:57:12.85 ID:C25qNfqI0
闇ユーギ「ディケイド……!」
マリク「き、貴様ァ……! 一体何者だ!?」
ディケイド「通りすがりの仮面ライダーだ。覚えておけ!」
タタタッ!
アンズ「ユーギーっ!」
闇ユーギ「アンズ!」
アンズ「ハァ、ハァ……。ま、街中走り回って、一枚だけ見つけたの」
闇ユーギ「これは――エクゾディアの片腕!?」
アンズ「ごめんねユーギ、それだけじゃ、役に立たないかもしれないけど……」
闇ユーギ「そんなことないさ。アンズ、ありがとう!」
ジョーノウチ「ユーギっ! 俺も見つけたぜ、エクゾディアの足っ!」
闇ユーギ「ジョーノウチ君!」
マリク「き、貴様ァ……! 一体何者だ!?」
ディケイド「通りすがりの仮面ライダーだ。覚えておけ!」
タタタッ!
アンズ「ユーギーっ!」
闇ユーギ「アンズ!」
アンズ「ハァ、ハァ……。ま、街中走り回って、一枚だけ見つけたの」
闇ユーギ「これは――エクゾディアの片腕!?」
アンズ「ごめんねユーギ、それだけじゃ、役に立たないかもしれないけど……」
闇ユーギ「そんなことないさ。アンズ、ありがとう!」
ジョーノウチ「ユーギっ! 俺も見つけたぜ、エクゾディアの足っ!」
闇ユーギ「ジョーノウチ君!」
73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 21:59:35.35 ID:C25qNfqI0
ジョーノウチ「へへっ。俺も、ちょっとはユーギの役に立ちてえと思ってよ!」
闇ユーギ「ああ。このカード、受け取ったぜ、ジョーノウチ君!」
マリク「ば、馬鹿な……! 街中に散らばったカードを探し出しただと!? そんなこと出来るわけ――」
ホンダ「マリクっ! 俺達をなめんじゃねえぜ!」
バクラ「ユーギ君を――仲間を助けるためなら、何だってやってやるさ!」
闇ユーギ「二人とも、だ、大丈夫か!?」
ホンダ「ユーギ。ほらよ、エクゾディアの腕のカードだ!」
バクラ「僕も見つけたよ。エクゾディアの片足……!」
マリク「クソッ……忌々しいクソ共がアァ!」
ラー「ギャオオオオオォッ!」
マリク「5枚揃わないエクゾディアなど恐れるに足りねぇ! ラーの翼神竜、ユーギにトドメだ!」
キュウゥゥゥウゥ……
闇ユーギ「ああ。このカード、受け取ったぜ、ジョーノウチ君!」
マリク「ば、馬鹿な……! 街中に散らばったカードを探し出しただと!? そんなこと出来るわけ――」
ホンダ「マリクっ! 俺達をなめんじゃねえぜ!」
バクラ「ユーギ君を――仲間を助けるためなら、何だってやってやるさ!」
闇ユーギ「二人とも、だ、大丈夫か!?」
ホンダ「ユーギ。ほらよ、エクゾディアの腕のカードだ!」
バクラ「僕も見つけたよ。エクゾディアの片足……!」
マリク「クソッ……忌々しいクソ共がアァ!」
ラー「ギャオオオオオォッ!」
マリク「5枚揃わないエクゾディアなど恐れるに足りねぇ! ラーの翼神竜、ユーギにトドメだ!」
キュウゥゥゥウゥ……
75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 22:02:22.60 ID:C25qNfqI0
カイバ「滅びのバースト・ストリィーム!!」
ブルーアイズ「ギャアオオオ!!」
ズキュウウウウ!ドカーン!
ラー「ギャアッ!?」
マリク「っ!? て、てめえ!」
カイバ「マリク! 我が好敵手、ユーギを、貴様如きに殺させるわけには行かん!」
ゴオオォォオッ!
ジョーノウチ「あ、あいつ、ブルーアイズの背中に乗ってやがる……!」
闇ユーギ「カイバ……!」
カイバ「最後の一枚はここだ。受け取れ、ユーギっ!」
ヒュッ!
ヒュヒュヒュ……パシッ!
闇ユーギ「――ああ、カイバっ!」
ブルーアイズ「ギャアオオオ!!」
ズキュウウウウ!ドカーン!
ラー「ギャアッ!?」
マリク「っ!? て、てめえ!」
カイバ「マリク! 我が好敵手、ユーギを、貴様如きに殺させるわけには行かん!」
ゴオオォォオッ!
ジョーノウチ「あ、あいつ、ブルーアイズの背中に乗ってやがる……!」
闇ユーギ「カイバ……!」
カイバ「最後の一枚はここだ。受け取れ、ユーギっ!」
ヒュッ!
ヒュヒュヒュ……パシッ!
闇ユーギ「――ああ、カイバっ!」
76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 22:06:00.60 ID:C25qNfqI0
マリク「き、貴様ら――!」
闇ユーギ「今、五枚のカードが全て揃った!」
マリク「ッ!」
ゴゴゴゴゴゴ……
闇ユーギ「封印は解かれたぜ! 出でよ――我がしもべ、『エクゾディア』!!」
エクゾディア「オオオオオオ!」
マリク「ば――」
闇ユーギ「怒りの業火! エクゾード・フレイム!!」
ゴオオォォォオォォォオッ!!
ラー「ギャアアアアァァッ!!」
ドカアアァァァァン!!
闇ユーギ「今、五枚のカードが全て揃った!」
マリク「ッ!」
ゴゴゴゴゴゴ……
闇ユーギ「封印は解かれたぜ! 出でよ――我がしもべ、『エクゾディア』!!」
エクゾディア「オオオオオオ!」
マリク「ば――」
闇ユーギ「怒りの業火! エクゾード・フレイム!!」
ゴオオォォォオォォォオッ!!
ラー「ギャアアアアァァッ!!」
ドカアアァァァァン!!
78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 22:09:29.87 ID:C25qNfqI0
ディケイド「っ! やったか!?」
闇ユーギ「……いや……まだだ!」
モクモクモク……
マリクonラー「……ヒャハハ……ヒャハハハハハァ!!」
ジョーノウチ「あ、あれは!?」
アンズ「マリクが……あの竜と一体化してる……!」
マリク「ヒャハハハハァ! ラーがやられる寸前、俺の魂をラーに融合させたのさぁぁ!!」
マリク「こうなった今、俺とラーは無敵っ! ヒャハハハハッ、焼き尽くせぇ!!」
ゴオオォォォォッ!!
ディケイド「っ! くうぅ……っ!」
闇ユーギ「あれは……! エクゾディアと同じ、攻撃力無限大……!」
闇ユーギ「……いや……まだだ!」
モクモクモク……
マリクonラー「……ヒャハハ……ヒャハハハハハァ!!」
ジョーノウチ「あ、あれは!?」
アンズ「マリクが……あの竜と一体化してる……!」
マリク「ヒャハハハハァ! ラーがやられる寸前、俺の魂をラーに融合させたのさぁぁ!!」
マリク「こうなった今、俺とラーは無敵っ! ヒャハハハハッ、焼き尽くせぇ!!」
ゴオオォォォォッ!!
ディケイド「っ! くうぅ……っ!」
闇ユーギ「あれは……! エクゾディアと同じ、攻撃力無限大……!」
79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 22:12:46.25 ID:C25qNfqI0
マリク「ヒャハハハハァ!」
闇ユーギ「っ! 皆、逃げろっ!」
ジョーノウチ「あ、ああ!」
クウガ「夏海ちゃん、逃げよう!」
マリク「神の攻撃ィィィ! ゴッド・フェニックス!!」
ズキュウウウウン!!
エクゾディア「グアアアアッ!」
ドカーン!!
闇ユーギ「……エクゾディアが、一瞬で……!」
ディケイド「やばいな……! だが、まだ手はある!」
闇ユーギ「何だって?」
マリク「無駄無駄ァ! もう何をしても止められねえよォォ!」
ディケイド「切り札はいつだって……最後まで取っとくもんだぜ!」
【ファイナルフォームライド――ユユユユーギ!】
闇ユーギ「っ! 皆、逃げろっ!」
ジョーノウチ「あ、ああ!」
クウガ「夏海ちゃん、逃げよう!」
マリク「神の攻撃ィィィ! ゴッド・フェニックス!!」
ズキュウウウウン!!
エクゾディア「グアアアアッ!」
ドカーン!!
闇ユーギ「……エクゾディアが、一瞬で……!」
ディケイド「やばいな……! だが、まだ手はある!」
闇ユーギ「何だって?」
マリク「無駄無駄ァ! もう何をしても止められねえよォォ!」
ディケイド「切り札はいつだって……最後まで取っとくもんだぜ!」
【ファイナルフォームライド――ユユユユーギ!】
82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 22:16:49.59 ID:C25qNfqI0
ディケイド「ちょっとくすぐったいぞっ!」
闇ユーギ「な、何を!?」
しゅぃぃい……
ピカッ!!
ジョーノウチ「! あれは!?」
クウガ「か、変わった!」
夏海「ユーギ君が――」
アンズ「ブラックマジシャンに!?」
ユーギブラックマジシャン「ハッ!」
キュピーン!
マハード『ファラオ。貴方と共に戦える事、光栄に思います』
闇ユーギ『ああ。待たせたが、力を貸してもらうぞ、マハード!』
ユーギブラックマジシャン「行くぜっ!」
闇ユーギ「な、何を!?」
しゅぃぃい……
ピカッ!!
ジョーノウチ「! あれは!?」
クウガ「か、変わった!」
夏海「ユーギ君が――」
アンズ「ブラックマジシャンに!?」
ユーギブラックマジシャン「ハッ!」
キュピーン!
マハード『ファラオ。貴方と共に戦える事、光栄に思います』
闇ユーギ『ああ。待たせたが、力を貸してもらうぞ、マハード!』
ユーギブラックマジシャン「行くぜっ!」
83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 22:18:36.23 ID:ppeSUd3I0
まさかの展開と言いたくなったが
よく考えたらいつもの遊戯王だった
よく考えたらいつもの遊戯王だった
84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 22:19:24.68 ID:C25qNfqI0
マリク「無駄だァァ! ゴッド・フェニックス!!」
ゴォォォオッ!!
ユーギBM「ハアアアァァッ!」
シュバッ!
ジョーノウチ「と、飛んだ!」
アンズ「ラーの攻撃を……跳ね返してる!」
マリク「何故だあぁっ、何故効かないィィィ!」
ユーギBM「俺達皆の絆の力! ラーの攻撃なんかじゃ破れないぜ!」
ヒュゴォォォオッ!!
【ファイナルアタックライド――ディディディディケーイ!】
ディケイド「一緒に決めるぞ、ユーギっ!」
ユーギBM「ああ、ディケイド!」
ディケイド「ディメンションキック! ハアアァァァッ!!」
ユーギBM「黒・魔・導〈ブラック・マジック〉!!」
バシュゥゥウゥゥゥッ!!
マリク「ギャアアアアアアアァッ!!」
ゴォォォオッ!!
ユーギBM「ハアアアァァッ!」
シュバッ!
ジョーノウチ「と、飛んだ!」
アンズ「ラーの攻撃を……跳ね返してる!」
マリク「何故だあぁっ、何故効かないィィィ!」
ユーギBM「俺達皆の絆の力! ラーの攻撃なんかじゃ破れないぜ!」
ヒュゴォォォオッ!!
【ファイナルアタックライド――ディディディディケーイ!】
ディケイド「一緒に決めるぞ、ユーギっ!」
ユーギBM「ああ、ディケイド!」
ディケイド「ディメンションキック! ハアアァァァッ!!」
ユーギBM「黒・魔・導〈ブラック・マジック〉!!」
バシュゥゥウゥゥゥッ!!
マリク「ギャアアアアアアアァッ!!」
85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 22:20:46.28 ID:C25qNfqI0
86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 22:22:28.67 ID:C25qNfqI0
シュウゥゥウゥ……。
マリク「ガハッ……。ば、馬鹿な、ラーが、俺のラーが――」
スタッ……
闇ユーギ「終わりだ。マリク」
マリク「っ!」
闇ユーギ「罰ゲーム! マインド・クラッシュ!!」
マリク「アアアアアアァァァァッ!!」
闇ユーギ「闇に飲まれたお前の心は……砕け散ったぜ!」
表マリク「あ……あ」
表マリク「僕は……僕は、なんてことを……!」
士「……これで一件落着、というわけか」
マリク「ガハッ……。ば、馬鹿な、ラーが、俺のラーが――」
スタッ……
闇ユーギ「終わりだ。マリク」
マリク「っ!」
闇ユーギ「罰ゲーム! マインド・クラッシュ!!」
マリク「アアアアアアァァァァッ!!」
闇ユーギ「闇に飲まれたお前の心は……砕け散ったぜ!」
表マリク「あ……あ」
表マリク「僕は……僕は、なんてことを……!」
士「……これで一件落着、というわけか」
87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 22:27:54.73 ID:C25qNfqI0
アンズ「ユーギーっ!」
タッ!
闇ユーギ「アンズ!」
アンズ「よかった、ユーギが勝って……!」
ジョーノウチ「やったな、ユーギ! 俺はお前なら勝てるって信じてたぜ!」
ホンダ「ユーギ!」
バクラ「ユーギ君」
闇ユーギ「アンズ、ジョーノウチ君、皆……!」
闇ユーギ「皆の力があったから、俺は勝つことができたんだ」
カイバ「……ふん。くだらん」
闇ユーギ「カイバ! お前にも礼を言うぜ!」
カイバ「……相変わらずおめでたい奴だな、ユーギ。俺は貴様を助けてなどいない」
カイバ「俺は、ラーを倒すために最善の選択をした……それだけだ」
ジョーノウチ「お前も相変わらずだな、カイバ! 素直に勝利を喜べってんだ」
カイバ「凡骨如きが俺に意見するなどおこがましいわ!」
ジョーノウチ「てめ、このやろ!」
タッ!
闇ユーギ「アンズ!」
アンズ「よかった、ユーギが勝って……!」
ジョーノウチ「やったな、ユーギ! 俺はお前なら勝てるって信じてたぜ!」
ホンダ「ユーギ!」
バクラ「ユーギ君」
闇ユーギ「アンズ、ジョーノウチ君、皆……!」
闇ユーギ「皆の力があったから、俺は勝つことができたんだ」
カイバ「……ふん。くだらん」
闇ユーギ「カイバ! お前にも礼を言うぜ!」
カイバ「……相変わらずおめでたい奴だな、ユーギ。俺は貴様を助けてなどいない」
カイバ「俺は、ラーを倒すために最善の選択をした……それだけだ」
ジョーノウチ「お前も相変わらずだな、カイバ! 素直に勝利を喜べってんだ」
カイバ「凡骨如きが俺に意見するなどおこがましいわ!」
ジョーノウチ「てめ、このやろ!」
89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 22:32:52.21 ID:C25qNfqI0
ユーギ「ディケイド!」
士「ん?」
ユーギ「もう一人のボクが勝てたのは――皆の絆と、何より君のおかげだよ、ディケイド」
士「……俺はまた、壊すべき世界を救ってしまった。これでよかったのかな」
ユーギ「……ディケイド」
ユーギ「また、どこかの世界を旅するんだね?」
士「ああ。次の世界が俺を待ってる」
士「行くぞ、ユウスケ、夏ミカン!」
ユウスケ「ああ!」
夏海「ユーギ君、皆さん。お元気で」
ユーギ「ありがとう、ディケイド……」
士「ん?」
ユーギ「もう一人のボクが勝てたのは――皆の絆と、何より君のおかげだよ、ディケイド」
士「……俺はまた、壊すべき世界を救ってしまった。これでよかったのかな」
ユーギ「……ディケイド」
ユーギ「また、どこかの世界を旅するんだね?」
士「ああ。次の世界が俺を待ってる」
士「行くぞ、ユウスケ、夏ミカン!」
ユウスケ「ああ!」
夏海「ユーギ君、皆さん。お元気で」
ユーギ「ありがとう、ディケイド……」
90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 22:34:54.05 ID:C25qNfqI0
ユウスケ「次の世界はどんな世界だろうな、士!」
夏海「あまり戦いが激しくない世界だといいですね」
士「何言ってんだ夏ミカン。それだと俺の役目がねえだろ」
夏海「それは……そうですけど」
士「……しかし、誰か忘れてるような気がするな?」
ユウスケ「?」
海東「ふふふ、士……。君達が留守にしている間に、この店の目ぼしいレアカードは軒並み僕が頂いたよ」
海東「これは、なかなかいいお宝だ……!」
(おしまい)
夏海「あまり戦いが激しくない世界だといいですね」
士「何言ってんだ夏ミカン。それだと俺の役目がねえだろ」
夏海「それは……そうですけど」
士「……しかし、誰か忘れてるような気がするな?」
ユウスケ「?」
海東「ふふふ、士……。君達が留守にしている間に、この店の目ぼしいレアカードは軒並み僕が頂いたよ」
海東「これは、なかなかいいお宝だ……!」
(おしまい)
91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 22:37:03.24 ID:C25qNfqI0
次回、仮面ライダーディケイド!
ザルバ「お前には、本当に守りたいものはあるか?
たった一人の少女を救うため、世界をも揺るがす力を一手に振るう士。
どうするコウガ。その子を前に、お前は騎士の掟を貫けるのか?
決して相容れぬ二つの刃が、今、宿命とともに交わり合う――
次回、『両雄』!
全てを破壊し、全てを繋げ!」
94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 22:40:22.71 ID:C25qNfqI0
ありがとうございました!
前回のアンケートで、遊戯王に次いで牙狼のリクエストが多かったので、次回は牙狼の世界編です。
今まで書いたもの
(るろ剣の世界、ドラえもんの世界、サザエさんの世界、サンレッドの世界)は、以下のサイトで読めます。
http://www.geocities.jp/hibikigaiden/
ディケイド関連ならこちらも覗いてみてください。
http://www.geocities.jp/hibikigaiden/figma.html
それでは!
前回のアンケートで、遊戯王に次いで牙狼のリクエストが多かったので、次回は牙狼の世界編です。
今まで書いたもの
(るろ剣の世界、ドラえもんの世界、サザエさんの世界、サンレッドの世界)は、以下のサイトで読めます。
http://www.geocities.jp/hibikigaiden/
ディケイド関連ならこちらも覗いてみてください。
http://www.geocities.jp/hibikigaiden/figma.html
それでは!
93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 22:38:44.33 ID:bDt2LQtm0
乙
牙狼の世界とか俺得すぎる
牙狼の世界とか俺得すぎる
96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 22:45:51.24 ID:j/WTx7x00
乙ー
毎回クオリティ高いな
毎回クオリティ高いな
97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 22:49:16.35 ID:7VzmYn3r0
おっつん
100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 22:58:06.77 ID:P/n2rdFK0
乙
面白かった
面白かった
Entry ⇒ 2012.08.05 | Category ⇒ 仮面ライダーSS | Comments (0) | Trackbacks (0)
ディケイド「サンレッドの世界か……」
引用元: ・http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1343733663/
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 20:21:03.29 ID:Tx7vW4Ym0
士「どうやら、また新しい世界に来たようだが……」
ユウスケ「ぷっ。なんだよ士、その格好」
士「ん? ……何だこりゃ!」
夏海「全身真っ黒のタイツ……。ショッカーの戦闘員みたいですね」
士「な、何の世界だか知らないが、俺の役割をザコ戦闘員に振るとは……。見る目のない世界だな」
ヴァンプ「あ、いたいた。おーい、3号くーん!」
士「!」
ヴァンプ「探したよ~。ホラホラ早く来て、レッドさんとの対決の時間もうすぐなんだからっ」
士「何だ、こいつは……」
ユウスケ「ぷっ。なんだよ士、その格好」
士「ん? ……何だこりゃ!」
夏海「全身真っ黒のタイツ……。ショッカーの戦闘員みたいですね」
士「な、何の世界だか知らないが、俺の役割をザコ戦闘員に振るとは……。見る目のない世界だな」
ヴァンプ「あ、いたいた。おーい、3号くーん!」
士「!」
ヴァンプ「探したよ~。ホラホラ早く来て、レッドさんとの対決の時間もうすぐなんだからっ」
士「何だ、こいつは……」
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 20:21:51.87 ID:Tx7vW4Ym0
ヴァンプ「ホラ、マスクもちゃんと付けて!」
士「ちょっと待てよ。何なんだお前は」
ヴァンプ「私? ああ、3号君、着任したばかりで知らないんだね」
ヴァンプ「私、フロシャイム川崎支部のヴァンプ将軍。今日から君の上司になるからね、よろしく~」
ユウスケ「フロシャイム?」
夏海「悪の組織……にしては、随分と和やかですね」
士「で? そのフロシャイムとやらで俺は何をすればいいんだ?」
ヴァンプ「本部の研修で聞いてない? 私達の目的は、そう、世界征服っ!」
士「世界……征服……」
ヴァンプ「私もガンバっちゃうから、3号君も、今日から力を合わせて頑張ろうねっ」
士「……はは。こんな間抜けな世界征服があるのかよ」
士「ちょっと待てよ。何なんだお前は」
ヴァンプ「私? ああ、3号君、着任したばかりで知らないんだね」
ヴァンプ「私、フロシャイム川崎支部のヴァンプ将軍。今日から君の上司になるからね、よろしく~」
ユウスケ「フロシャイム?」
夏海「悪の組織……にしては、随分と和やかですね」
士「で? そのフロシャイムとやらで俺は何をすればいいんだ?」
ヴァンプ「本部の研修で聞いてない? 私達の目的は、そう、世界征服っ!」
士「世界……征服……」
ヴァンプ「私もガンバっちゃうから、3号君も、今日から力を合わせて頑張ろうねっ」
士「……はは。こんな間抜けな世界征服があるのかよ」
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 20:21:58.95 ID:8h9Z7UcI0
(サンレッド見たことないから誰か産業)
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 20:26:31.45 ID:lisowyiTO
>>5
ご近所に
すこぶる評判の良い
世界征服をたくらむ悪の組織
ご近所に
すこぶる評判の良い
世界征服をたくらむ悪の組織
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 20:24:15.73 ID:cyUXJYay0
>>5
世界征服をたくらむ
お母さんとその家族が
レッドさんぶっ飛ばされる話
世界征服をたくらむ
お母さんとその家族が
レッドさんぶっ飛ばされる話
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 20:24:07.44 ID:Tx7vW4Ym0
~広場~
1号「あ、来た来た」
2号「ヴァンプ様~っ!」
アーマータイガー「ウッス!」
ヴァンプ「ごめ~ん、皆~。3号君連れてきたよっ」
士「……」
ユウスケ「あれ、怪人と戦闘員……だよな?」
夏海「全然そんな雰囲気に見えないのは、気のせいでしょうか……」
1号「君が3号かー。俺、戦闘員1号。よろしく」
2号「俺は2号。お前早くマスクつけろよ」
士「マスク、ねえ……」
ガチャッ
1号「あ、来た来た」
2号「ヴァンプ様~っ!」
アーマータイガー「ウッス!」
ヴァンプ「ごめ~ん、皆~。3号君連れてきたよっ」
士「……」
ユウスケ「あれ、怪人と戦闘員……だよな?」
夏海「全然そんな雰囲気に見えないのは、気のせいでしょうか……」
1号「君が3号かー。俺、戦闘員1号。よろしく」
2号「俺は2号。お前早くマスクつけろよ」
士「マスク、ねえ……」
ガチャッ
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 20:25:52.58 ID:Tx7vW4Ym0
ユウスケ「くくっ。士ー、よく似合ってるぞー」
士「うるさいな。羨ましいなら代わってやろうか。4号と呼んでやる」
ユウスケ「いや、それは遠慮しとく……」
ヴァンプ「あ、ほら皆、レッドさん来たよ! 準備して!」
サンレッド「おー遅れたー、わりーわりー」
ヘラヘラ
ヴァンプ「来たな、我らが宿敵サンレッド。今日こそ貴様を血祭りに上げてやるわ」
ゴゴゴ……
サンレッド「お? 何だヴァンプ。戦闘員が増えてるじゃねーか」
ヴァンプ「そうだ、サンレッドよ。より増強された我らの力、見るがいい」
サンレッド「そうは言ってもなー、怪人がいつものトラじゃなー」
1号「キー! キー!」
2号「キー! キー! おい3号、お前もやれよ」
士「は? 何で俺がそんな事……」
士「うるさいな。羨ましいなら代わってやろうか。4号と呼んでやる」
ユウスケ「いや、それは遠慮しとく……」
ヴァンプ「あ、ほら皆、レッドさん来たよ! 準備して!」
サンレッド「おー遅れたー、わりーわりー」
ヘラヘラ
ヴァンプ「来たな、我らが宿敵サンレッド。今日こそ貴様を血祭りに上げてやるわ」
ゴゴゴ……
サンレッド「お? 何だヴァンプ。戦闘員が増えてるじゃねーか」
ヴァンプ「そうだ、サンレッドよ。より増強された我らの力、見るがいい」
サンレッド「そうは言ってもなー、怪人がいつものトラじゃなー」
1号「キー! キー!」
2号「キー! キー! おい3号、お前もやれよ」
士「は? 何で俺がそんな事……」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 20:30:42.86 ID:Tx7vW4Ym0
ヴァンプ「油断した口を利いていられるのも今の内よ。ゆけっアーマータイガー! 奴を血祭りに上げるのだ!」
アーマータイガー「オオオオォッ!」
サンレッド「……」
ヘラヘラ
アーマータイガー「新・タイガー殺法ーッ! デスランs」
サンレッド「オラァ!」
バキッ!ドコッ!グシャッ!
アーマータイガー「」
1号「」
2号「」
サンレッド「は~い、集~合~っ」
アーマータイガー「オオオオォッ!」
サンレッド「……」
ヘラヘラ
アーマータイガー「新・タイガー殺法ーッ! デスランs」
サンレッド「オラァ!」
バキッ!ドコッ!グシャッ!
アーマータイガー「」
1号「」
2号「」
サンレッド「は~い、集~合~っ」
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 20:33:38.65 ID:Tx7vW4Ym0
ヴァンプ「……」
アーマータイガー「……」
1号「おい、3号、何してんだよ」
2号「お前も正座するんだよ」
士「だから、何で俺が……」
サンレッド「――っとに成長しねーな、お前ら! 何度同じこと言わせりゃ気が済むんだっ」
ヴァンプ「で、でもレッドさんっ、今回のアーマータイガー君は、進化した新・タイガー殺法を――」
サンレッド「意味ねえんだよ、そんなの!」
士「……」
サンレッド「大体っ、そこの3人目は何しに来たんだよ!」
士「俺か?」
サンレッド「てめー以外に誰がいんだよっ!」
アーマータイガー「……」
1号「おい、3号、何してんだよ」
2号「お前も正座するんだよ」
士「だから、何で俺が……」
サンレッド「――っとに成長しねーな、お前ら! 何度同じこと言わせりゃ気が済むんだっ」
ヴァンプ「で、でもレッドさんっ、今回のアーマータイガー君は、進化した新・タイガー殺法を――」
サンレッド「意味ねえんだよ、そんなの!」
士「……」
サンレッド「大体っ、そこの3人目は何しに来たんだよ!」
士「俺か?」
サンレッド「てめー以外に誰がいんだよっ!」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 20:37:01.96 ID:Tx7vW4Ym0
サンレッド「どうなってんだ、え、ヴァンプさんよ? こいつ俺に向かってすら来ねーじゃねーか」
ヴァンプ「あ、あのですね、3号君は今日この支部に着任したばかりで……」
サンレッド「だったらどーした! 新人だったらボケッと突っ立ってていーのか! あ!?」
士「……」
サンレッド「おめーも何とか言ったらどうなんだ、おい!」
士「……何だかよくわからないが。平和なんだな、この世界は」
サンレッド「あぁ!? そーだよ、平和なんだよココはっ! おめーらが不甲斐ねーからなっ!」
ユウスケ「あはは。士の奴、変なヒーローに説教されてる」
夏海「でも、ほんとに平和な世界みたいですね。ヒーローと悪の組織がこんな関係なら」
士(まったく、ワケのわからない世界だな……。俺はここで何をすればいいんだ……)
ヴァンプ「あ、あのですね、3号君は今日この支部に着任したばかりで……」
サンレッド「だったらどーした! 新人だったらボケッと突っ立ってていーのか! あ!?」
士「……」
サンレッド「おめーも何とか言ったらどうなんだ、おい!」
士「……何だかよくわからないが。平和なんだな、この世界は」
サンレッド「あぁ!? そーだよ、平和なんだよココはっ! おめーらが不甲斐ねーからなっ!」
ユウスケ「あはは。士の奴、変なヒーローに説教されてる」
夏海「でも、ほんとに平和な世界みたいですね。ヒーローと悪の組織がこんな関係なら」
士(まったく、ワケのわからない世界だな……。俺はここで何をすればいいんだ……)
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 20:39:43.52 ID:Tx7vW4Ym0
1号「やれやれ、今日もレッドの説教長かったですねー、ヴァンプ様ー」
ヴァンプ「まったくね~。私もう、ヒザが痛くて痛くて」
2号「お前のせいだぞ、3号ー」
ヴァンプ「まあまあ、3号君は戦闘員になったばかりなんだから、勝手がわからなくてもしょうがないよ」
1号「そうは言っても、ヴァンプ様……」
士「やれやれ。本当によくわからない世界だ」
ユウスケ「いいじゃん、士。このまま平和な悪の組織で戦闘員として生きていったら」
夏海「そんなことより、この道……写真館に向かってませんか?」
ヴァンプ「あ、あれっ?」
アーマータイガー「ヴァンプ様っ、川崎支部のアジトが――」
1号「なんで写真館に!?」
ヴァンプ「あー、そうか、改装だよ改装っ! 増強作戦の一環として本部が手配してくれたんだよっ」
2号「あ、なるほどー!」
ヴァンプ「まったくね~。私もう、ヒザが痛くて痛くて」
2号「お前のせいだぞ、3号ー」
ヴァンプ「まあまあ、3号君は戦闘員になったばかりなんだから、勝手がわからなくてもしょうがないよ」
1号「そうは言っても、ヴァンプ様……」
士「やれやれ。本当によくわからない世界だ」
ユウスケ「いいじゃん、士。このまま平和な悪の組織で戦闘員として生きていったら」
夏海「そんなことより、この道……写真館に向かってませんか?」
ヴァンプ「あ、あれっ?」
アーマータイガー「ヴァンプ様っ、川崎支部のアジトが――」
1号「なんで写真館に!?」
ヴァンプ「あー、そうか、改装だよ改装っ! 増強作戦の一環として本部が手配してくれたんだよっ」
2号「あ、なるほどー!」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 20:43:03.91 ID:Tx7vW4Ym0
栄次郎「お帰り、皆。……今日は大所帯だね」
ヴァンプ「どうもー。私、フロシャイム川崎支部のヴァンプと申します」
栄次郎「フロシャイム……?」
1号「あの人、何だろう、下宿の世話役の人かな?」
2号「ウチの支部、家事は全部ヴァンプ様がやっちゃうんだから、別にいらない気が……」
栄次郎「今日はカレーを作ろうと思ってね」
ヴァンプ「あ、それなら私手伝いますよー。こないだ仕入れたレシピがあるんです」
ヴァンプ「アーマータイガー君も夕食食べていきなよ。どうせ対決の反省会もあるしー」
アーマータイガー「ウッス! ゴチになりまっす!」
夏海「ほんと、呆れちゃうくらいアットホームな悪の組織ですね」
ユウスケ「これなら本当に、士の出番はないのかもな……」
士「……」
ヴァンプ「どうもー。私、フロシャイム川崎支部のヴァンプと申します」
栄次郎「フロシャイム……?」
1号「あの人、何だろう、下宿の世話役の人かな?」
2号「ウチの支部、家事は全部ヴァンプ様がやっちゃうんだから、別にいらない気が……」
栄次郎「今日はカレーを作ろうと思ってね」
ヴァンプ「あ、それなら私手伝いますよー。こないだ仕入れたレシピがあるんです」
ヴァンプ「アーマータイガー君も夕食食べていきなよ。どうせ対決の反省会もあるしー」
アーマータイガー「ウッス! ゴチになりまっす!」
夏海「ほんと、呆れちゃうくらいアットホームな悪の組織ですね」
ユウスケ「これなら本当に、士の出番はないのかもな……」
士「……」
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 20:46:42.69 ID:Tx7vW4Ym0
~翌日~
サンレッド「♪~」
テクテク
ヴァンプ「あ! レッドさーん!」
1号「レッドさん!」
サンレッド「おー、ヴァンプ。何だ、悪の組織の将軍様が昼間っからお買い物か?」
ヘラヘラ
ヴァンプ「今日はスーパーの特売の日ですから。早く行かないと目ぼしい商品が売り切れてしまうんです」
サンレッド「そーかよ。熱心なこって」
1号「レッドさんは、またパチンコですか?」
サンレッド「おう。今日は駅前のパチンコ屋が新装開店だからなっ」
ヴァンプ「そんなにギャンブルばかりしてると、またカヨコさんに怒られますよ」
サンレッド「うるせーよっ!」
サンレッド「♪~」
テクテク
ヴァンプ「あ! レッドさーん!」
1号「レッドさん!」
サンレッド「おー、ヴァンプ。何だ、悪の組織の将軍様が昼間っからお買い物か?」
ヘラヘラ
ヴァンプ「今日はスーパーの特売の日ですから。早く行かないと目ぼしい商品が売り切れてしまうんです」
サンレッド「そーかよ。熱心なこって」
1号「レッドさんは、またパチンコですか?」
サンレッド「おう。今日は駅前のパチンコ屋が新装開店だからなっ」
ヴァンプ「そんなにギャンブルばかりしてると、またカヨコさんに怒られますよ」
サンレッド「うるせーよっ!」
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 20:51:22.76 ID:Tx7vW4Ym0
しゅぃぃぃぃん……
ヴァンプ「?」
サンレッド「ん? 何だ?」
シュバリアン「フフフフフ!」
ウィーン!
サンレッド「おーヴァンプー。お前らんとこの新しい怪人か? なかなかカッコいいデザインじゃねーか」
ヴァンプ「い、いえ、私達は知りませんよ、あんな怪人」
1号「フロシャイムのデザインじゃありませんね……」
シュバリアン「俺はクライシス最強の戦士。怪魔ロボットのシュバリアン!」
兵士チャップ「ジャッ!チャッ!」
ゾロゾロゾロ
サンレッド「お~いヴァンプ様よ~。お前らが不甲斐ないから、他の組織にシマ荒らされてるぞー」
ヘラヘラ
ヴァンプ「え、ええ~っ……」
ヴァンプ「?」
サンレッド「ん? 何だ?」
シュバリアン「フフフフフ!」
ウィーン!
サンレッド「おーヴァンプー。お前らんとこの新しい怪人か? なかなかカッコいいデザインじゃねーか」
ヴァンプ「い、いえ、私達は知りませんよ、あんな怪人」
1号「フロシャイムのデザインじゃありませんね……」
シュバリアン「俺はクライシス最強の戦士。怪魔ロボットのシュバリアン!」
兵士チャップ「ジャッ!チャッ!」
ゾロゾロゾロ
サンレッド「お~いヴァンプ様よ~。お前らが不甲斐ないから、他の組織にシマ荒らされてるぞー」
ヘラヘラ
ヴァンプ「え、ええ~っ……」
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 20:55:43.65 ID:Tx7vW4Ym0
シュバリアン「悪の組織の諸君。この世界のヒーローの抹殺は、このシュバリアンが請け負おう」
1号「ヴァンプ様、どうするんです?」
ヒソヒソ
ヴァンプ「ま、まあ、あの怪人がレッドさんを倒してくれるなら、私達にとっては結果オーライだね」
ヒソヒソ
サンレッド「おー、おー、いいじゃないの! 盛り上がってくるじゃねーか!」
ヴァンプ「レッドさん!」
サンレッド「かかってこいよ、ロボット野郎。たまにはホネのある怪人を相手にしたくてウズウズしてたんだ」
シュバリアン「ふふふ。行け、チャップ!」
チャップ「チャッ!」
バババッ!
サンレッド「おらぁ! ザコは引っ込ん――」
バシッ!
サンレッド「!?」
チャップ「ジャッ!」
バキッ!
サンレッド「痛てっ。……へーえ、ザコの分際でやるじゃねーか」
ヘラヘラ
1号「ヴァンプ様、どうするんです?」
ヒソヒソ
ヴァンプ「ま、まあ、あの怪人がレッドさんを倒してくれるなら、私達にとっては結果オーライだね」
ヒソヒソ
サンレッド「おー、おー、いいじゃないの! 盛り上がってくるじゃねーか!」
ヴァンプ「レッドさん!」
サンレッド「かかってこいよ、ロボット野郎。たまにはホネのある怪人を相手にしたくてウズウズしてたんだ」
シュバリアン「ふふふ。行け、チャップ!」
チャップ「チャッ!」
バババッ!
サンレッド「おらぁ! ザコは引っ込ん――」
バシッ!
サンレッド「!?」
チャップ「ジャッ!」
バキッ!
サンレッド「痛てっ。……へーえ、ザコの分際でやるじゃねーか」
ヘラヘラ
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 20:59:16.82 ID:Tx7vW4Ym0
サンレッド「うおらぁっ!」
バキィ!
チャップ「ジャーッ!」
バタバタッ
サンレッド「見てるかーヴァンプー。戦闘員にもこのくらいやり甲斐がないとな~」
ヴァンプ「つ、強いね、あの人達……」
1号「戦闘員であの強さなら、怪人は本当にレッドを倒せるんじゃ……?」
シュバリアン「クライシスの力を思い知るがいい!」
ウィーン!
サンレッド「望むところだ、オラァ!」
ブンッ!
ガシィ!
シュバリアン「……ほう?」
グググ……
サンレッド「! こ、こいつ……」
バキィ!
チャップ「ジャーッ!」
バタバタッ
サンレッド「見てるかーヴァンプー。戦闘員にもこのくらいやり甲斐がないとな~」
ヴァンプ「つ、強いね、あの人達……」
1号「戦闘員であの強さなら、怪人は本当にレッドを倒せるんじゃ……?」
シュバリアン「クライシスの力を思い知るがいい!」
ウィーン!
サンレッド「望むところだ、オラァ!」
ブンッ!
ガシィ!
シュバリアン「……ほう?」
グググ……
サンレッド「! こ、こいつ……」
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 21:02:10.29 ID:Tx7vW4Ym0
シュバリアン「むんっ!」
バキィ!
サンレッド「ぐあっ!」
ズザザッ……
ヴァンプ「強いっ!」
1号「レッドがやられるところなんて、俺、初めて見ましたよ」
サンレッド「……へっ。まだまだっ!」
ダッ!
シュバリアン「何度来ようと無駄だ!」
バキッ!
サンレッド「ぐっ!」
シュバリアン「この程度か? 貴様の力は……」
ギリギリギリ……
サンレッド「く……て、てめえは、一体……」
シュバリアン「名乗った筈だ。最強の悪の帝国クライシス、その最強の戦士、シュバリアンだ!」
バキィ!
サンレッド「ぐあっ!」
ズザザッ……
ヴァンプ「強いっ!」
1号「レッドがやられるところなんて、俺、初めて見ましたよ」
サンレッド「……へっ。まだまだっ!」
ダッ!
シュバリアン「何度来ようと無駄だ!」
バキッ!
サンレッド「ぐっ!」
シュバリアン「この程度か? 貴様の力は……」
ギリギリギリ……
サンレッド「く……て、てめえは、一体……」
シュバリアン「名乗った筈だ。最強の悪の帝国クライシス、その最強の戦士、シュバリアンだ!」
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 21:05:11.08 ID:Tx7vW4Ym0
サンレッド「クッ……、この野郎ッ!」
バッ!
シュバリアン「ふん!」
ガシッ!
シュバリアン「そんな一つ覚えのようなパンチ如きで、怪魔ロボットを倒せると思うのか!」
バキィッ!
サンレッド「ぐあああぁっ!」
ドダッ……
サンレッド「な、何だ、こいつ……」
アポロガイスト「ふははははは!」
サンレッド「!?」
アポロガイスト「思い知ったか。クライシスの……いや、大ショッカーの力!」
サンレッド「大ショッカー……だぁ……?」
バッ!
シュバリアン「ふん!」
ガシッ!
シュバリアン「そんな一つ覚えのようなパンチ如きで、怪魔ロボットを倒せると思うのか!」
バキィッ!
サンレッド「ぐあああぁっ!」
ドダッ……
サンレッド「な、何だ、こいつ……」
アポロガイスト「ふははははは!」
サンレッド「!?」
アポロガイスト「思い知ったか。クライシスの……いや、大ショッカーの力!」
サンレッド「大ショッカー……だぁ……?」
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 21:07:32.19 ID:Tx7vW4Ym0
サンレッド「何だか知らねえが、俺を本気に――」
バッ!
アポロガイスト「ふん!」
ガシッ
サンレッド「っ!?」
アポロガイスト「貴様の力など取るに足らん。まだわからんのか?」
シュバリアン「この世界はクライシスが頂く!」
バキッ!
サンレッド「ぐあっ!」
アポロガイスト「わはは! ただのご当地ヒーローなど、我が大ショッカーの敵ではないわ!」
シュバリアン「身の程をわきまえて、散るがいい!」
サンレッド「く、くそ……!」
ヴァンプ「ど、どうする1号、このままじゃ本当にレッドさんが――」
1号「そ、そうですね、でも俺達には何も――」
バッ!
アポロガイスト「ふん!」
ガシッ
サンレッド「っ!?」
アポロガイスト「貴様の力など取るに足らん。まだわからんのか?」
シュバリアン「この世界はクライシスが頂く!」
バキッ!
サンレッド「ぐあっ!」
アポロガイスト「わはは! ただのご当地ヒーローなど、我が大ショッカーの敵ではないわ!」
シュバリアン「身の程をわきまえて、散るがいい!」
サンレッド「く、くそ……!」
ヴァンプ「ど、どうする1号、このままじゃ本当にレッドさんが――」
1号「そ、そうですね、でも俺達には何も――」
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 21:10:31.61 ID:Tx7vW4Ym0
2号「ヴァンプ様~っ!」
ヴァンプ「2号君! 3号君!」
士「……言われて来てみれば。何だ、こりゃ」
アポロガイスト「おや、これはこれは。ディケイドのお出ましではないか」
シュバリアン「ディケイド。意外と早かったな」
サンレッド「あ……? ディケイド、だと……?」
士「大ショッカーか。またつまらないことを企んでるようだが」
ヴァンプ「えっ? えっ、3号君!?」
士「俺が来た以上、とことん邪魔はさせてもらう。――変身!」
【カメンライド――ディケーイ!】
ヴァンプ「2号君! 3号君!」
士「……言われて来てみれば。何だ、こりゃ」
アポロガイスト「おや、これはこれは。ディケイドのお出ましではないか」
シュバリアン「ディケイド。意外と早かったな」
サンレッド「あ……? ディケイド、だと……?」
士「大ショッカーか。またつまらないことを企んでるようだが」
ヴァンプ「えっ? えっ、3号君!?」
士「俺が来た以上、とことん邪魔はさせてもらう。――変身!」
【カメンライド――ディケーイ!】
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 21:13:35.15 ID:Tx7vW4Ym0
ジャキジャキジャキーン!
ヴァンプ「!!」
1号「あ、あれって!?」
2号「変身した!」
ディケイド「仮面ライダー、ディケイド!」
1号「か、仮面ライダーっていうと、ヒーローの代表選手!」
2号「すっげー! すげーもの見た!」
アポロガイスト「かかれ、シュバリアン!」
シュバリアン「行くぞ!」
サンレッド「……何なんだ……何なんだ、こいつら……」
ヴァンプ「!!」
1号「あ、あれって!?」
2号「変身した!」
ディケイド「仮面ライダー、ディケイド!」
1号「か、仮面ライダーっていうと、ヒーローの代表選手!」
2号「すっげー! すげーもの見た!」
アポロガイスト「かかれ、シュバリアン!」
シュバリアン「行くぞ!」
サンレッド「……何なんだ……何なんだ、こいつら……」
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 21:17:07.32 ID:Tx7vW4Ym0
ディケイド「ハァッ!」
ガキンッ!
シュバリアン「むん!」
キィン!ガキィン!
ディケイド「さすがに硬いな……。だったらこれでどうだ! 変身!」
【カメンライド――ブラァック! アール・エックス!】
シュバリアン「RXの姿に!?」
ディケイド「俺は太陽の子……なんてな」
ディケイド「行くぜ!」
シュバリアン「ふん、食らえ!」
ズキュゥン!
ディケイド「ッ!」
【フォームライド――アールエックス! ロボライダー!】
ディケイド「ボルテックシューター!」
バシュンッ!
シュバリアン「くっ!」
ガキンッ!
シュバリアン「むん!」
キィン!ガキィン!
ディケイド「さすがに硬いな……。だったらこれでどうだ! 変身!」
【カメンライド――ブラァック! アール・エックス!】
シュバリアン「RXの姿に!?」
ディケイド「俺は太陽の子……なんてな」
ディケイド「行くぜ!」
シュバリアン「ふん、食らえ!」
ズキュゥン!
ディケイド「ッ!」
【フォームライド――アールエックス! ロボライダー!】
ディケイド「ボルテックシューター!」
バシュンッ!
シュバリアン「くっ!」
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 21:19:22.64 ID:Tx7vW4Ym0
ディケイド「さらにこれだ!」
【フォームライド――アールエックス! バイオライダー!】
シュィィィ!
シュバリアン「むっ……小癪な!」
ディケイド「ハッ!」
バキィッ!
シュバリアン「ぐぅ!」
シュバリアン「この程度では終わらんぞ。我こそは大ショッカー最強の戦士、シュバリアン!」
ディケイド「そーかよ」
【ファイナルアタックライド――アアアアールエックス!】
ディケイド「リボルケインッ!」
ブンッ! バッ!
シュバリアン「っ!?」
ディケイド「アアアァァッ!!」
グサッ!!
シュバリアン「ぐお!」
【フォームライド――アールエックス! バイオライダー!】
シュィィィ!
シュバリアン「むっ……小癪な!」
ディケイド「ハッ!」
バキィッ!
シュバリアン「ぐぅ!」
シュバリアン「この程度では終わらんぞ。我こそは大ショッカー最強の戦士、シュバリアン!」
ディケイド「そーかよ」
【ファイナルアタックライド――アアアアールエックス!】
ディケイド「リボルケインッ!」
ブンッ! バッ!
シュバリアン「っ!?」
ディケイド「アアアァァッ!!」
グサッ!!
シュバリアン「ぐお!」
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 21:23:25.37 ID:Tx7vW4Ym0
バチバチッ!ジジジジジジジジ!!
ディケイド「どうだ……!」
シュバリアン「ぐ……お、俺の、負けだ……!」
ドガァァァァァン!!
アポロガイスト「シュバリアンが! お、おのれ、ディケイド……! 覚えていろっ!」
しゅぃぃぃ!
ディケイド「……ふう」
ジャキーン!
士「ま、こんなもんか……」
ヴァンプ「す、すごいよ3号君っ! 私、こんな燃える戦い見たの初めて!」
1号「まさか3号が仮面ライダーだったなんて!」
士「まあな」
ディケイド「どうだ……!」
シュバリアン「ぐ……お、俺の、負けだ……!」
ドガァァァァァン!!
アポロガイスト「シュバリアンが! お、おのれ、ディケイド……! 覚えていろっ!」
しゅぃぃぃ!
ディケイド「……ふう」
ジャキーン!
士「ま、こんなもんか……」
ヴァンプ「す、すごいよ3号君っ! 私、こんな燃える戦い見たの初めて!」
1号「まさか3号が仮面ライダーだったなんて!」
士「まあな」
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 21:24:47.30 ID:Tx7vW4Ym0
サンレッド「……」
サンレッド「……」
すっ
トボ……トボ……
2号「あ、レッドさんっ」
ヴァンプ「レッドさん! どこ行くんですか、待ってくださいよー」
サンレッド「……」
ヴァンプ「な、何ですかレッドさん、そんなにスネないでくださいよっ。レッ――」
サンレッド「うるせー」
トボトボ……。
ヴァンプ「……レッドさん」
士「……」
サンレッド「……」
すっ
トボ……トボ……
2号「あ、レッドさんっ」
ヴァンプ「レッドさん! どこ行くんですか、待ってくださいよー」
サンレッド「……」
ヴァンプ「な、何ですかレッドさん、そんなにスネないでくださいよっ。レッ――」
サンレッド「うるせー」
トボトボ……。
ヴァンプ「……レッドさん」
士「……」
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 21:28:12.39 ID:Tx7vW4Ym0
チーン……ジャラジャラ……
「○○番のお客様、確変~! おめでとうございます~!」
ジャラジャラ……ジャラジャラ……
サンレッド「……」
ジャラ……ジャラ……
サンレッド「……」
『この程度か? 貴様の力は』
『ただのご当地ヒーローなど、我が大ショッカーの敵ではないわ!』
サンレッド「――クソッ!」
バァン!
「○○番のお客様、確変~! おめでとうございます~!」
ジャラジャラ……ジャラジャラ……
サンレッド「……」
ジャラ……ジャラ……
サンレッド「……」
『この程度か? 貴様の力は』
『ただのご当地ヒーローなど、我が大ショッカーの敵ではないわ!』
サンレッド「――クソッ!」
バァン!
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 21:30:23.72 ID:Tx7vW4Ym0
バタン……
カヨコ「! あんたー、帰ってきたのー?」
サンレッド「……」
カヨコ「な、何よ。元気ないわね。またパチンコで負けてきたんでしょ?」
サンレッド「……ああ」
カヨコ「だからあれほど言ってるじゃない。ギャンブルは程々にしなさいって!」
サンレッド「……うるせーよ」
カヨコ「っ! 何よその言い方!」
サンレッド「……」
サンレッド「……今日は、ほっといてくれ……」
カヨコ「……あんた……」
カヨコ「! あんたー、帰ってきたのー?」
サンレッド「……」
カヨコ「な、何よ。元気ないわね。またパチンコで負けてきたんでしょ?」
サンレッド「……ああ」
カヨコ「だからあれほど言ってるじゃない。ギャンブルは程々にしなさいって!」
サンレッド「……うるせーよ」
カヨコ「っ! 何よその言い方!」
サンレッド「……」
サンレッド「……今日は、ほっといてくれ……」
カヨコ「……あんた……」
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 21:33:51.44 ID:Tx7vW4Ym0
ヴァンプ「いや~、今日はすごいもの見ちゃったー!」
モスキー「何っすか? 何っすかヴァンプ様?」
1号「仮面ライダーですよ、仮面ライダー」
2号「ほんとヒーロー、って感じで変身して! もう凄かったんですよ!」
士「なかなか気分がいいな。もっと褒めろ」
メダリオ「3号が、仮面ライダー?」
カーメンマン「丁度よかったじゃんか、お前、ライダー相手にアレやってみろよ、溶かすぞ~ってやつ」
メダリオ「お前こそアレ見てもらえよ! 呪うぞー、呪うぞー」
ユウスケ「お、俺も変身できるんですよ! 俺も変身!」
ヴァンプ「いや~、本当にすごいよ3号君は~」
ガヤガヤ……
ユウスケ「お、俺も……」
しゅん……
夏海「まあまあ。ユウスケにもいつか良いことありますよ」
モスキー「何っすか? 何っすかヴァンプ様?」
1号「仮面ライダーですよ、仮面ライダー」
2号「ほんとヒーロー、って感じで変身して! もう凄かったんですよ!」
士「なかなか気分がいいな。もっと褒めろ」
メダリオ「3号が、仮面ライダー?」
カーメンマン「丁度よかったじゃんか、お前、ライダー相手にアレやってみろよ、溶かすぞ~ってやつ」
メダリオ「お前こそアレ見てもらえよ! 呪うぞー、呪うぞー」
ユウスケ「お、俺も変身できるんですよ! 俺も変身!」
ヴァンプ「いや~、本当にすごいよ3号君は~」
ガヤガヤ……
ユウスケ「お、俺も……」
しゅん……
夏海「まあまあ。ユウスケにもいつか良いことありますよ」
62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 21:35:00.18 ID:2C1vb1f4i
サンシュートさえあれば…サンシュートさえあればなぁ…
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 21:35:54.28 ID:Qbn9ai+N0
でもレッドの装備Tシャツと短パンとサンダルなんだよな...
66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 21:36:47.25 ID:Tx7vW4Ym0
ヴァンプ「さっ、私、夕食の支度をしなきゃっ」
栄次郎「ヴァンプさん、またレシピを教えてくれるかい」
ヴァンプ「もちろんですよ~、じゃあ今日は……」
士「……」
士「それにしても、気になるな。あいつ」
夏海「? あのヒーローのことですか?」
ユウスケ「いいじゃないか士! この世界には士が来たんだから」
士「いや……」
士「俺と大ショッカーが来たことで……この世界のバランスが崩れてしまったのか……?」
鳴滝「その通りだ、ディケイド! よくわかっているな!」
士「! 鳴滝!」
栄次郎「ヴァンプさん、またレシピを教えてくれるかい」
ヴァンプ「もちろんですよ~、じゃあ今日は……」
士「……」
士「それにしても、気になるな。あいつ」
夏海「? あのヒーローのことですか?」
ユウスケ「いいじゃないか士! この世界には士が来たんだから」
士「いや……」
士「俺と大ショッカーが来たことで……この世界のバランスが崩れてしまったのか……?」
鳴滝「その通りだ、ディケイド! よくわかっているな!」
士「! 鳴滝!」
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 21:37:26.19 ID:YgqyVNZ/0
おのれディケイド!
69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 21:38:08.01 ID:Tx7vW4Ym0
鳴滝「ディケイド。お前のせいで、この世界も破壊されてしまったのだ!」
天井「ちょっとアンター。どっから入ってきてんのよー」
士「こいつはこいつで、どっから出てきてんだ……」
士「……で? この世界で俺は何をすればいいんだ」
鳴滝「お前にできることは何もないよ、ディケイド。黙って世界の崩壊を見ているがいい」
しゅぃぃ……
夏海「そ、それで士くん、これからどうするんですか?」
士「さあな。だが……」
士「この世界を守らなきゃいけないのは。俺じゃねーだろ」
夏海「……士くん」
天井「ちょっとアンター。どっから入ってきてんのよー」
士「こいつはこいつで、どっから出てきてんだ……」
士「……で? この世界で俺は何をすればいいんだ」
鳴滝「お前にできることは何もないよ、ディケイド。黙って世界の崩壊を見ているがいい」
しゅぃぃ……
夏海「そ、それで士くん、これからどうするんですか?」
士「さあな。だが……」
士「この世界を守らなきゃいけないのは。俺じゃねーだろ」
夏海「……士くん」
72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 21:42:16.02 ID:Tx7vW4Ym0
~翌日~
ウーウーウー!ファンファンファン!
警官「と、止まれ! 止まらないと撃つぞ!」
アポロガイスト「はっはっはっ。我々はこの街にとって迷惑な存在というわけだ」
ショッカー戦闘員「イーッ! イーッ!」
ゾロゾロ!
街の人々「ワーッ! キャーッ!」
警官「ほ、本当に撃つぞぉ!」
パン!パン!
戦闘員「イーッ!」
ズバッ!
警官「ぐ、ぐわああ!」
アポロガイスト「ふははは! この世界も大ショッカーの手に堕ちた!」
街の人々「こ、こ、この街にはヒーローはいねえのか!?」
街の人々「誰か、誰か助けてー!」
ウーウーウー!ファンファンファン!
警官「と、止まれ! 止まらないと撃つぞ!」
アポロガイスト「はっはっはっ。我々はこの街にとって迷惑な存在というわけだ」
ショッカー戦闘員「イーッ! イーッ!」
ゾロゾロ!
街の人々「ワーッ! キャーッ!」
警官「ほ、本当に撃つぞぉ!」
パン!パン!
戦闘員「イーッ!」
ズバッ!
警官「ぐ、ぐわああ!」
アポロガイスト「ふははは! この世界も大ショッカーの手に堕ちた!」
街の人々「こ、こ、この街にはヒーローはいねえのか!?」
街の人々「誰か、誰か助けてー!」
74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 21:46:43.46 ID:Tx7vW4Ym0
ヴァンプ「え~、夏海ちゃんもお料理くらいした方がいいよー」
夏海「私、おじいちゃんがいつもお料理してくれるから、なかなか自分で覚えなくて」
ヴァンプ「だめだよっ、女の子はいつかお嫁に行かなきゃいけないんだから」
夏海「えへへ……」
士「夏ミカンのやつ、すっかりあのおっさんと打ち解けてるな」
ユウスケ「あの人、本当に悪の組織の将軍なんだろうか……」
ウサコッツ「ヴァンプ様~っ!」
ヴァンプ「! どうしたの、ウサコッツ」
ウサコッツ「大変なの! 街が――川崎の街が!」
夏海「私、おじいちゃんがいつもお料理してくれるから、なかなか自分で覚えなくて」
ヴァンプ「だめだよっ、女の子はいつかお嫁に行かなきゃいけないんだから」
夏海「えへへ……」
士「夏ミカンのやつ、すっかりあのおっさんと打ち解けてるな」
ユウスケ「あの人、本当に悪の組織の将軍なんだろうか……」
ウサコッツ「ヴァンプ様~っ!」
ヴァンプ「! どうしたの、ウサコッツ」
ウサコッツ「大変なの! 街が――川崎の街が!」
77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 21:52:00.48 ID:Tx7vW4Ym0
TV『緊急ニュースです! 川崎市街が、突如、怪人と戦闘員の集団に急襲され――』
ヴァンプ「た、大変なことに……!」
1号「どうしますか、ヴァンプ様!? レッドに連絡取りますか!?」
2号「そ、それより3号、お前変身して戦えよ!」
士「……」
ユウスケ「そ、そうだ士、行こう!」
士「……ユウスケ。お前、たまには一人で活躍したいだろ」
ユウスケ「へ?」
士「お前ひとりで行って来い」
ユウスケ「な、なんで!」
夏海「いいから行きましょう、ユウスケ! 士くんには何か考えがあるんですよ」
ユウスケ「あ、ああ……」
ヴァンプ「た、大変なことに……!」
1号「どうしますか、ヴァンプ様!? レッドに連絡取りますか!?」
2号「そ、それより3号、お前変身して戦えよ!」
士「……」
ユウスケ「そ、そうだ士、行こう!」
士「……ユウスケ。お前、たまには一人で活躍したいだろ」
ユウスケ「へ?」
士「お前ひとりで行って来い」
ユウスケ「な、なんで!」
夏海「いいから行きましょう、ユウスケ! 士くんには何か考えがあるんですよ」
ユウスケ「あ、ああ……」
80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 21:54:09.12 ID:Tx7vW4Ym0
TV『か、仮面ライダーです。赤い仮面ライダーが現れ、怪人達と戦い始めました――』
カヨコ「ちょっと、アンタ! 他の地域のヒーローさんに縄張り荒らされてるわよ?」
サンレッド「……」
サンレッド「……いーんだよ。俺は別に」
カヨコ「何言ってるの、アンタ、ヒーローでしょ。戦ってきなさいよ!」
サンレッド「……」
サンレッド「もう、ヒーローはやめだ……」
カヨコ「!」
サンレッド「適当に仕事でも探すわ。俺ももう、若くねーしな……」
カヨコ「――バカッ!」
パシーン!
サンレッド「っ!」
カヨコ「ちょっと、アンタ! 他の地域のヒーローさんに縄張り荒らされてるわよ?」
サンレッド「……」
サンレッド「……いーんだよ。俺は別に」
カヨコ「何言ってるの、アンタ、ヒーローでしょ。戦ってきなさいよ!」
サンレッド「……」
サンレッド「もう、ヒーローはやめだ……」
カヨコ「!」
サンレッド「適当に仕事でも探すわ。俺ももう、若くねーしな……」
カヨコ「――バカッ!」
パシーン!
サンレッド「っ!」
82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 21:57:30.04 ID:Tx7vW4Ym0
カヨコ「ヒーローをやめたら、アンタに何が残るのよ!?」
サンレッド「カヨコ――」
カヨコ「今まで働いたこともないヒモのアンタが! 今さらヒーローをやめて生きてける訳ないでしょ!?」
サンレッド「……」
サンレッド「……そーだな」
カヨコ「!?」
サンレッド「いつまでもヒモの俺がいたらメーワクだろ。出てくよ」
トボトボ……
カヨコ「ちょ、ちょっと、アンタ!」
バタン!
カヨコ「……バカ……バカッ!」
サンレッド「カヨコ――」
カヨコ「今まで働いたこともないヒモのアンタが! 今さらヒーローをやめて生きてける訳ないでしょ!?」
サンレッド「……」
サンレッド「……そーだな」
カヨコ「!?」
サンレッド「いつまでもヒモの俺がいたらメーワクだろ。出てくよ」
トボトボ……
カヨコ「ちょ、ちょっと、アンタ!」
バタン!
カヨコ「……バカ……バカッ!」
85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 22:00:27.81 ID:Tx7vW4Ym0
クウガ「超変身っ! ドラゴンフォームっ!」
ギュイイィィン!
怪人「食らえ!」
怪人「ふんっ!」
クウガ「ッ! ハアァッ!」
ブンブン! バシッ!
アポロガイスト「わはははは、クウガ一人で何ができる!」
戦闘員「イーッ! イーッ!」
クウガ「くっ、くそっ……やっぱり俺一人の力じゃ……!」
街の人々「キャーッ!」
街の人々「助けてくれーっ!」
クウガ「士、早く……早く来てくれよ!」
ギュイイィィン!
怪人「食らえ!」
怪人「ふんっ!」
クウガ「ッ! ハアァッ!」
ブンブン! バシッ!
アポロガイスト「わはははは、クウガ一人で何ができる!」
戦闘員「イーッ! イーッ!」
クウガ「くっ、くそっ……やっぱり俺一人の力じゃ……!」
街の人々「キャーッ!」
街の人々「助けてくれーっ!」
クウガ「士、早く……早く来てくれよ!」
88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 22:03:10.35 ID:Tx7vW4Ym0
サンレッド「……」
トボトボ
士「よう。ヒーローさん」
サンレッド「! お前……」
サンレッド「……いーのかよ。お前は戦いに行かなくて」
士「それはこっちの台詞だ。お前……この街を守るヒーローじゃなかったのか」
サンレッド「俺は……」
ヴァンプ「そうですよっ、レッドさん!」
サンレッド「!」
ヴァンプ「ハァ、ハァ……私、ここまで走ってきたから息が切れちゃって」
サンレッド「……何しに来やがった。ヴァンプ」
ヴァンプ「レッドさん。こんなことで落ち込むなんて、レッドさんらしくないですよ!」
サンレッド「あ?」
トボトボ
士「よう。ヒーローさん」
サンレッド「! お前……」
サンレッド「……いーのかよ。お前は戦いに行かなくて」
士「それはこっちの台詞だ。お前……この街を守るヒーローじゃなかったのか」
サンレッド「俺は……」
ヴァンプ「そうですよっ、レッドさん!」
サンレッド「!」
ヴァンプ「ハァ、ハァ……私、ここまで走ってきたから息が切れちゃって」
サンレッド「……何しに来やがった。ヴァンプ」
ヴァンプ「レッドさん。こんなことで落ち込むなんて、レッドさんらしくないですよ!」
サンレッド「あ?」
100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 22:08:09.02 ID:Tx7vW4Ym0
メダリオ「レッドさん、今まで、俺達のどんな作戦にも負けなかったじゃないですか!」
カーメンマン「俺達にどんな目に遭わされても、挫けずに立ち向かってきたじゃないですか」
サンレッド「いや……別に、おめーらに大した目には遭わされてねーし……」
ヴァンプ「宿敵のレッドさんが居ないと、私達も悪事の働き甲斐がないじゃないですか!」
1号「そ、そうですよ! 今まで散々邪魔をしておいて、今更辞めるなんてナシですよ!」
ウサコッツ「レッドー! ぼく、鬼畜じゃないレッドなんて見たくないやいっ!」
ヘルウルフ「レッド、コロス」
タイザ「れっど。れっど」
サンレッド「てめーら……」
カーメンマン「俺達にどんな目に遭わされても、挫けずに立ち向かってきたじゃないですか」
サンレッド「いや……別に、おめーらに大した目には遭わされてねーし……」
ヴァンプ「宿敵のレッドさんが居ないと、私達も悪事の働き甲斐がないじゃないですか!」
1号「そ、そうですよ! 今まで散々邪魔をしておいて、今更辞めるなんてナシですよ!」
ウサコッツ「レッドー! ぼく、鬼畜じゃないレッドなんて見たくないやいっ!」
ヘルウルフ「レッド、コロス」
タイザ「れっど。れっど」
サンレッド「てめーら……」
104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 22:10:34.93 ID:Tx7vW4Ym0
士「……」
カヨコ「アンタ」
サンレッド「! カヨコ……」
カヨコ「――忘れ物よ」
サンレッド「これ……。俺の、バトルスーツ……」
1号「……」
2号「……」
メダリオ「……」
カーメンマン「……」
ヴァンプ「戦ってください、レッドさん」
ヴァンプ「私達は、どんな時でも負けない――無敵のレッドさんが見たいんです!」
サンレッド「……!」
カヨコ「アンタ」
サンレッド「! カヨコ……」
カヨコ「――忘れ物よ」
サンレッド「これ……。俺の、バトルスーツ……」
1号「……」
2号「……」
メダリオ「……」
カーメンマン「……」
ヴァンプ「戦ってください、レッドさん」
ヴァンプ「私達は、どんな時でも負けない――無敵のレッドさんが見たいんです!」
サンレッド「……!」
106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 22:13:44.83 ID:Tx7vW4Ym0
街の人々「キャーッ!!」
クウガ「――させないっ!」
バッ!
怪人「グオオォ!」
バキィッ!
クウガ「ぐっ!!」
クウガ「く、う……!」
怪人「ふふふ……。終わりだ」
怪人「死ね、ライダー!」
クウガ「っ!」
ガシッ!!
怪人「!?」
怪人「き、貴様は――」
サンレッド「てめぇら。俺の街で何してんだ、コラ……!」
クウガ「――させないっ!」
バッ!
怪人「グオオォ!」
バキィッ!
クウガ「ぐっ!!」
クウガ「く、う……!」
怪人「ふふふ……。終わりだ」
怪人「死ね、ライダー!」
クウガ「っ!」
ガシッ!!
怪人「!?」
怪人「き、貴様は――」
サンレッド「てめぇら。俺の街で何してんだ、コラ……!」
107: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 22:19:17.47 ID:Tx7vW4Ym0
アポロガイスト「貴様! 性懲りもなくまた出てきたのか!」
怪人軍団「グオオオォッ」
ゾロゾロ……
サンレッド「生憎ここは俺のシマなんでな。小物がウロチョロしてるとメーワクなんだよ」
アポロガイスト「ふははは! 地元ヒーロー風情が、大口を叩きおって!」
士「――いや。そいつは、違うな」
アポロガイスト「何っ?」
(あの音楽)
士「正義の味方らしくないナリはしていても。こいつは、誰より強いヒーローだ」
アポロガイスト「何だと……?」
士「口ではワルぶってても。こいつは、心の底では誰よりも街を愛し、街の人々の笑顔を愛している!」
士「そんな男が。弱いはずがねえ」
怪人軍団「グオオオォッ」
ゾロゾロ……
サンレッド「生憎ここは俺のシマなんでな。小物がウロチョロしてるとメーワクなんだよ」
アポロガイスト「ふははは! 地元ヒーロー風情が、大口を叩きおって!」
士「――いや。そいつは、違うな」
アポロガイスト「何っ?」
(あの音楽)
士「正義の味方らしくないナリはしていても。こいつは、誰より強いヒーローだ」
アポロガイスト「何だと……?」
士「口ではワルぶってても。こいつは、心の底では誰よりも街を愛し、街の人々の笑顔を愛している!」
士「そんな男が。弱いはずがねえ」
112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 22:22:13.75 ID:Tx7vW4Ym0
アポロガイスト「き、貴様――また大上段から説教を! 何様のつもりだ!?」
士「通りすがりの仮面ライダーだ。覚えておけ!」
士「サンレッド。ヒーローの真の力、今こそ見せてやろうぜ」
サンレッド「前置きが長げーよ。だが――」
サンレッド「――悪くねえな。行くぞ!」
シャキィン!
士「変身!」
【カメンライド――ディケーイ!】
サンレッド「装着っ! バトル・スゥ――ツ!」
キラッ!シュバァァァ!
ディケイド「仮面ライダー! ディケイドッ!」
サンレッド「天体戦士! サン・レェェッド!!」
ドカアァァァァン!!
士「通りすがりの仮面ライダーだ。覚えておけ!」
士「サンレッド。ヒーローの真の力、今こそ見せてやろうぜ」
サンレッド「前置きが長げーよ。だが――」
サンレッド「――悪くねえな。行くぞ!」
シャキィン!
士「変身!」
【カメンライド――ディケーイ!】
サンレッド「装着っ! バトル・スゥ――ツ!」
キラッ!シュバァァァ!
ディケイド「仮面ライダー! ディケイドッ!」
サンレッド「天体戦士! サン・レェェッド!!」
ドカアァァァァン!!
116: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 22:25:08.02 ID:Tx7vW4Ym0
アポロガイスト「か、かかれっ!」
戦闘員「イーッ!」
怪人軍団「オオォォッ!」
【アタックライド――スラァッシュ!】
ディケイド「ハッ!」
ガキィンッ!
サンレッド「うおおおぉぉらああぁぁっ!!」
バキィィィィッ!!
怪人「グアアァァァッ!」
ドカーン!
サンレッド「どうしたどうしたァ! その程度かぁ!」
ズガァァァッ!
怪人「ギャアアッ!」
ドカァーン!
クウガ「つ、強い……!」
アポロガイスト「な、何だ……何なんだ、あの強さは!」
戦闘員「イーッ!」
怪人軍団「オオォォッ!」
【アタックライド――スラァッシュ!】
ディケイド「ハッ!」
ガキィンッ!
サンレッド「うおおおぉぉらああぁぁっ!!」
バキィィィィッ!!
怪人「グアアァァァッ!」
ドカーン!
サンレッド「どうしたどうしたァ! その程度かぁ!」
ズガァァァッ!
怪人「ギャアアッ!」
ドカァーン!
クウガ「つ、強い……!」
アポロガイスト「な、何だ……何なんだ、あの強さは!」
121: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 22:28:41.80 ID:Tx7vW4Ym0
戦闘員「イーッ! イーッ!」
ゾロゾロ!
バキュン!ズキュゥゥン!
戦闘員「イーッ!?」
バタバタッ……
海東「……ふっ」
ディケイド「お前、海東!」
海東「何だか面白いことになってるからね。僕も見学させて頂くよ」
海東「ああ、それとこれ。サンレッドくん?」
ポイッ!
サンレッド「! これは――サンシュート!?」
海東「前にこの世界に来たとき、手慰みに盗み出しておいたのさ。返しておくよ」
サンレッド「失くしたと思ってたら……この野郎!」
ゾロゾロ!
バキュン!ズキュゥゥン!
戦闘員「イーッ!?」
バタバタッ……
海東「……ふっ」
ディケイド「お前、海東!」
海東「何だか面白いことになってるからね。僕も見学させて頂くよ」
海東「ああ、それとこれ。サンレッドくん?」
ポイッ!
サンレッド「! これは――サンシュート!?」
海東「前にこの世界に来たとき、手慰みに盗み出しておいたのさ。返しておくよ」
サンレッド「失くしたと思ってたら……この野郎!」
122: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 22:30:52.01 ID:Tx7vW4Ym0
サンレッド「だが、ありがてぇ。おかげでやりやすくなった」
戦闘員「イーッ! イーッ!」
サンレッド「食らえっ! サン・シュートッ!!」
ズキュゥゥゥゥン!
戦闘員「イ~ッ!!」
ドカーン!
アポロガイスト「お、おのれ、ヒーローどもめ……!」
アポロガイスト「ガイストカッター!」
ヒュヒュヒュヒュ!
サンレッド「!」
サンレッド「――ハッ!」
バッ!
アポロガイスト「!?」
サンレッド「コロナ・キィィィィック!!」
ズガガガガガガッ!
アポロガイスト「ぐあああぁぁ!」
戦闘員「イーッ! イーッ!」
サンレッド「食らえっ! サン・シュートッ!!」
ズキュゥゥゥゥン!
戦闘員「イ~ッ!!」
ドカーン!
アポロガイスト「お、おのれ、ヒーローどもめ……!」
アポロガイスト「ガイストカッター!」
ヒュヒュヒュヒュ!
サンレッド「!」
サンレッド「――ハッ!」
バッ!
アポロガイスト「!?」
サンレッド「コロナ・キィィィィック!!」
ズガガガガガガッ!
アポロガイスト「ぐあああぁぁ!」
123: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 22:33:02.17 ID:Tx7vW4Ym0
アポロガイスト「お、おのれ――」
ザッ!
ディケイド「行くぞ! サンレッド!」
サンレッド「おおっ!」
【ファイナルアタックライド――ディディディディケーイ!】
ディケイド「ハッ!」
バババッ!!
サンレッド「ハアァァァ……」
ディケイド「ディメンションキック! ハアアァァァッ!!」
サンレッド「コロナッ! アタアァァァック!!」
ゴオオォォォォォッ!!
アポロガイスト「ぐおおおおおっ!!」
ドガアァァァン!!
ザッ!
ディケイド「行くぞ! サンレッド!」
サンレッド「おおっ!」
【ファイナルアタックライド――ディディディディケーイ!】
ディケイド「ハッ!」
バババッ!!
サンレッド「ハアァァァ……」
ディケイド「ディメンションキック! ハアアァァァッ!!」
サンレッド「コロナッ! アタアァァァック!!」
ゴオオォォォォォッ!!
アポロガイスト「ぐおおおおおっ!!」
ドガアァァァン!!
125: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 22:34:52.04 ID:Tx7vW4Ym0
アポロガイスト「……う、ぐ……」
ヨロ……
アポロガイスト「ま、まだだ……私は……この世界にとって……」
ゴゴゴゴゴゴ……
アポロガイスト「どこまでも、迷惑な存在になってやるのだ……!」
アポロガイスト「出でよ! スーパークライス要塞っ!」
ゴゴゴゴゴゴゴッ!!
サンレッド「! あれは……!」
ディケイド「大ショッカーの巨大要塞、か……」
ヨロ……
アポロガイスト「ま、まだだ……私は……この世界にとって……」
ゴゴゴゴゴゴ……
アポロガイスト「どこまでも、迷惑な存在になってやるのだ……!」
アポロガイスト「出でよ! スーパークライス要塞っ!」
ゴゴゴゴゴゴゴッ!!
サンレッド「! あれは……!」
ディケイド「大ショッカーの巨大要塞、か……」
127: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 22:36:54.79 ID:Tx7vW4Ym0
ゴゴゴゴゴ……
アポロガイスト「ふははははっ! この要塞を操り、貴様らを焼き尽くしてくれる!」
アポロガイスト「スーパークライス! ビィィィム!!」
ズキュゥゥゥゥンッ!!
ディケイド「! 危ねえっ!」
サンレッド「チッ……面倒なモン出してきやがって!」
ディケイド「だが、こっちにも手はあるぜ」
サンレッド「あ?」
【ファイナルフォームライド――ササササンレッド!】
ディケイド「ちょっとくすぐったいぞ」
サンレッド「お、おい!?」
アポロガイスト「ふははははっ! この要塞を操り、貴様らを焼き尽くしてくれる!」
アポロガイスト「スーパークライス! ビィィィム!!」
ズキュゥゥゥゥンッ!!
ディケイド「! 危ねえっ!」
サンレッド「チッ……面倒なモン出してきやがって!」
ディケイド「だが、こっちにも手はあるぜ」
サンレッド「あ?」
【ファイナルフォームライド――ササササンレッド!】
ディケイド「ちょっとくすぐったいぞ」
サンレッド「お、おい!?」
129: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 22:39:25.23 ID:Tx7vW4Ym0
ボッ! ゴオオォォォッ!
サンレッド「! これは……!」
ディケイド「お前の実力はまだまだこんなもんじゃねーだろ。飛び立て!」
サンレッド「オオオォォッ!」
カッ!
サンレッド「ファイアーバードッ! フォォォォ――ムッ!!」
ギュオオォォォ!!
ヴァンプ「あ、あれは――レッドさんの強化フォーム!?」
カヨコ「あれが……あの人の本当の力……!」
クウガ「す、すげえ……」
1号「お前、見てないで戦ったら?」
サンレッド「! これは……!」
ディケイド「お前の実力はまだまだこんなもんじゃねーだろ。飛び立て!」
サンレッド「オオオォォッ!」
カッ!
サンレッド「ファイアーバードッ! フォォォォ――ムッ!!」
ギュオオォォォ!!
ヴァンプ「あ、あれは――レッドさんの強化フォーム!?」
カヨコ「あれが……あの人の本当の力……!」
クウガ「す、すげえ……」
1号「お前、見てないで戦ったら?」
133: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 22:41:56.65 ID:Tx7vW4Ym0
ビュオッ! ギュオオォォッ!
サンレッド「ハアァァァッ!」
ズガァン! ドカアァァン!
クライス要塞『ギギギギギギギィ!』
アポロガイスト「くっ! 小癪な……!」
ディケイド「俺も行くか……!」
【フォームライド――オーズ! タジャドル!】
ディケイド「ハッ!」
タ~ジャ~ドル~♪
サンレッド「ハアァァァッ!」
ズガァン! ドカアァァン!
クライス要塞『ギギギギギギギィ!』
アポロガイスト「くっ! 小癪な……!」
ディケイド「俺も行くか……!」
【フォームライド――オーズ! タジャドル!】
ディケイド「ハッ!」
タ~ジャ~ドル~♪
137: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 22:43:52.93 ID:Tx7vW4Ym0
ギュアアァァァ!!
ディケイド「行くぞ! 二方向から仕掛けるんだ!」
サンレッド「ああっ!」
バッ! ヒュオオォォ!!
アポロガイスト「撃ち落としてくれる! スーパークライス・ミサァァァイル!」
バシュシュシュシュシュ!!
ディケイド「っ!」
サンレッド「うおっ、何だこれ!」
アポロガイスト「ふはははは! スーパークライスミサイルは、一度追尾した敵を決して逃がさん!」
ギュオオォォォッ!
ディケイド「チッ! どうやって攻めれば……!」
ディケイド「行くぞ! 二方向から仕掛けるんだ!」
サンレッド「ああっ!」
バッ! ヒュオオォォ!!
アポロガイスト「撃ち落としてくれる! スーパークライス・ミサァァァイル!」
バシュシュシュシュシュ!!
ディケイド「っ!」
サンレッド「うおっ、何だこれ!」
アポロガイスト「ふはははは! スーパークライスミサイルは、一度追尾した敵を決して逃がさん!」
ギュオオォォォッ!
ディケイド「チッ! どうやって攻めれば……!」
139: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 22:47:08.65 ID:Tx7vW4Ym0
バシュシュシュシュ!
サンレッド「ッ! ミサイルが――」
ピキュゥンッ!
バラッ……
サンレッド「!?」
Pちゃん・改『ミサイル・ゲーゲキ。ミサイル・ゲーゲキ』ギュオオォォ!!
サンレッド「あいつ!」
ヒュオオォォォォッ!!
ゲイラス「レッドさん! ミサイルはこっちで引き受けます!」
モスキー「レッドさんは、本体の破壊に集中してくださいっ!」
サンレッド「お、お前ら……!」
ガメス「かかって来い、クライス要塞のミサイル!」
ドルゴン「フロシャイム翼の会の力を見せてやる!」
ギュオオォォォォ!!
サンレッド「ッ! ミサイルが――」
ピキュゥンッ!
バラッ……
サンレッド「!?」
Pちゃん・改『ミサイル・ゲーゲキ。ミサイル・ゲーゲキ』ギュオオォォ!!
サンレッド「あいつ!」
ヒュオオォォォォッ!!
ゲイラス「レッドさん! ミサイルはこっちで引き受けます!」
モスキー「レッドさんは、本体の破壊に集中してくださいっ!」
サンレッド「お、お前ら……!」
ガメス「かかって来い、クライス要塞のミサイル!」
ドルゴン「フロシャイム翼の会の力を見せてやる!」
ギュオオォォォォ!!
142: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 22:49:54.69 ID:Tx7vW4Ym0
戦闘員「イーッ! イーッ!」
街の人々「キャー!」
ガッ!
戦闘員「イッ!?」
アーマータイガー「ウオオォォ! 俺達の街を荒らさせてたまるかっ!」
メダリオ「溶かすぞ、てめぇらっ!」
カーメンマン「全員まとめて呪ったろかぁー!」
ウサコッツ「僕達以外に、この街で悪の存在は認めないからねっ!」
デビルねこ「ぼ、僕も戦うぞ!」
にょきっ!
ヘルウルフ「大ショッカー。コロス」
クウガ「よ、よおし、俺も……! 超変身ッ!!」
バッ!!!
街の人々「キャー!」
ガッ!
戦闘員「イッ!?」
アーマータイガー「ウオオォォ! 俺達の街を荒らさせてたまるかっ!」
メダリオ「溶かすぞ、てめぇらっ!」
カーメンマン「全員まとめて呪ったろかぁー!」
ウサコッツ「僕達以外に、この街で悪の存在は認めないからねっ!」
デビルねこ「ぼ、僕も戦うぞ!」
にょきっ!
ヘルウルフ「大ショッカー。コロス」
クウガ「よ、よおし、俺も……! 超変身ッ!!」
バッ!!!
146: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 22:52:31.95 ID:Tx7vW4Ym0
ギュゥゥゥウウゥゥウッ!!
ディケイド「ハアアアァァッ!」
バシュゥゥゥ!
サンレッド「ファイアアアァァ! ブロォォォォッ!」
ズガアアァァァ!!
クライス要塞『ギギギギギィィィィィ!!』
ドカァン! ドカァン!
アポロガイスト「お、お、おのれおのれおのれぇっ! スーパークライスビィィィィム!!」
ズキュウゥゥゥゥウゥン!!
ディケイド「無駄だっ!!」
サンレッド「太陽の戦士に――そんなものが効くかアァァァ!!」
ギュオォオォオ!!
ディケイド「ハアアアァァッ!」
バシュゥゥゥ!
サンレッド「ファイアアアァァ! ブロォォォォッ!」
ズガアアァァァ!!
クライス要塞『ギギギギギィィィィィ!!』
ドカァン! ドカァン!
アポロガイスト「お、お、おのれおのれおのれぇっ! スーパークライスビィィィィム!!」
ズキュウゥゥゥゥウゥン!!
ディケイド「無駄だっ!!」
サンレッド「太陽の戦士に――そんなものが効くかアァァァ!!」
ギュオォオォオ!!
148: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 22:57:20.91 ID:Tx7vW4Ym0
ディケイド「決めるぞ、サンレッドッ!!」
サンレッド「アアァァァァ!」
ゴオオオォォォ!!
【ファイナルアタックライド――オオオオーズ!】
ディケイド「プロミネンスドロップ! ハアアアァァァッ!!」
サンレッド「ファイアーバードッ! アタアァァァァック!!」
キュウン……ズガアアアァァァァァッ!!
アポロガイスト「ぐ……がああああああっ!」
サンレッド「アアァァァァ!」
ゴオオオォォォ!!
【ファイナルアタックライド――オオオオーズ!】
ディケイド「プロミネンスドロップ! ハアアアァァァッ!!」
サンレッド「ファイアーバードッ! アタアァァァァック!!」
キュウン……ズガアアアァァァァァッ!!
アポロガイスト「ぐ……がああああああっ!」
150: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 23:02:24.57 ID:Tx7vW4Ym0
ワーッ!!ワーッ!!
ディケイド「――はっ」
サンレッド「ふっ」
スタッ……
街の人々「ありがとー! サンレッドーっ! 仮面ライダーっ!」
街の人々「ありがとぉー!」
ザワザワ……
ディケイド「どうだ。こういう喝采、ヒーローっぽいだろ」
サンレッド「……ハッ。ガラじゃねーんだ、こーいうの」
タタッ……
ヴァンプ「レッドさーん!」
カヨコ「あんたーっ!」
ディケイド「――はっ」
サンレッド「ふっ」
スタッ……
街の人々「ありがとー! サンレッドーっ! 仮面ライダーっ!」
街の人々「ありがとぉー!」
ザワザワ……
ディケイド「どうだ。こういう喝采、ヒーローっぽいだろ」
サンレッド「……ハッ。ガラじゃねーんだ、こーいうの」
タタッ……
ヴァンプ「レッドさーん!」
カヨコ「あんたーっ!」
153: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 23:04:57.05 ID:Tx7vW4Ym0
カヨコ「見直したわよ、アンタ。ほんとは強いんじゃない」
サンレッド「バーカ。俺はいつでも強えーんだよ」
ヴァンプ「レッドさん! 私、感激しました! やっぱりレッドさんは永遠のヒーローです!」
サンレッド「……お前……」
サンレッド「……ふっ。よせよ。ガラじゃねーっつってんだろ」
ヴァンプ「くっくっくっ……。そうだったな、サンレッド」
ヴァンプ「貴様がヒーローとして再起した今! 今度こそ我々の手で貴様を血祭りに上げt」
サンレッド「うるせーよっ」
パコッ!
ヴァンプ「いてっ!」
サンレッド「バーカ。俺はいつでも強えーんだよ」
ヴァンプ「レッドさん! 私、感激しました! やっぱりレッドさんは永遠のヒーローです!」
サンレッド「……お前……」
サンレッド「……ふっ。よせよ。ガラじゃねーっつってんだろ」
ヴァンプ「くっくっくっ……。そうだったな、サンレッド」
ヴァンプ「貴様がヒーローとして再起した今! 今度こそ我々の手で貴様を血祭りに上げt」
サンレッド「うるせーよっ」
パコッ!
ヴァンプ「いてっ!」
154: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 23:07:48.65 ID:Tx7vW4Ym0
ウサコッツ「レッドー、よくもヴァンプ様をー」
サンレッド「うるせー。このヤロ」
がやがや……
士「……これで、この世界も救われた、というわけか」
ユウスケ「よかったよかった! 一件落着だな、俺も頑張った甲斐があったよ」
夏海「ユウスケは何もしてないじゃないですか」
ユウスケ「したよ! 変身したし戦ったよ、俺! 見てないの!?」
海東「士ぁ。乗ってくかい?」
ドルン!ドルン!
士「海東。何だお前、そのバイクは」
海東「そこのバイクショップで売りに出されててね。なかなかいいお宝だと思うけど」
士「ハッ。勝手にしろ」
サンレッド「うるせー。このヤロ」
がやがや……
士「……これで、この世界も救われた、というわけか」
ユウスケ「よかったよかった! 一件落着だな、俺も頑張った甲斐があったよ」
夏海「ユウスケは何もしてないじゃないですか」
ユウスケ「したよ! 変身したし戦ったよ、俺! 見てないの!?」
海東「士ぁ。乗ってくかい?」
ドルン!ドルン!
士「海東。何だお前、そのバイクは」
海東「そこのバイクショップで売りに出されててね。なかなかいいお宝だと思うけど」
士「ハッ。勝手にしろ」
156: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 23:11:36.36 ID:Tx7vW4Ym0
ヴァンプ「さあ皆、帰るよ! 今日も腕によりをかけて夕食作るからねっ」
ウサコッツ「わーい! ごはんごはんー!」
サンレッド「いいなヴァンプ。俺にも食わせろよ」
ヴァンプ「いいですよー、カヨコさんも来ますよねっ」
カヨコ「じゃあ、お呼ばれしちゃおうかなっ」
がや……がや……
――天体戦士サンレッド。これは、神奈川県川崎で繰り広げられる、
ヴァンプ「ところでレッドさん、次の対決の日取りですけど――」
サンレッド「お前なー、たまにはゆっくり休ませろよ! 久々に全力出したんだから!」
ヴァンプ「レッドさんが力を出し切って弱ってる時だから狙うんじゃないですか!」
サンレッド「はっ。おめーらなんかにゃ、寝ながらでも負けねーよ」
ヘラヘラ
――善と悪の、壮絶な戦いの物語である!
(おしまい)
ウサコッツ「わーい! ごはんごはんー!」
サンレッド「いいなヴァンプ。俺にも食わせろよ」
ヴァンプ「いいですよー、カヨコさんも来ますよねっ」
カヨコ「じゃあ、お呼ばれしちゃおうかなっ」
がや……がや……
――天体戦士サンレッド。これは、神奈川県川崎で繰り広げられる、
ヴァンプ「ところでレッドさん、次の対決の日取りですけど――」
サンレッド「お前なー、たまにはゆっくり休ませろよ! 久々に全力出したんだから!」
ヴァンプ「レッドさんが力を出し切って弱ってる時だから狙うんじゃないですか!」
サンレッド「はっ。おめーらなんかにゃ、寝ながらでも負けねーよ」
ヘラヘラ
――善と悪の、壮絶な戦いの物語である!
(おしまい)
173: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 23:19:37.06 ID:Tx7vW4Ym0
次回、仮面ライダーディケイド!
「カードのモンスターが実体化!?」
「それが貴様の龍のカードか。だが、俺のしもべには遠く及ばぬと知れ!」
「デッキは要らねえ。俺の存在自体が最強の切り札だからな」
「ディケイド! 貴様のレアカードも俺が頂く!」
「相棒!」
「行くよ、もう一人のボク!」
次回、『決闘者の絆』
――全てを破壊し、全てを繋げ!
「カードのモンスターが実体化!?」
「それが貴様の龍のカードか。だが、俺のしもべには遠く及ばぬと知れ!」
「デッキは要らねえ。俺の存在自体が最強の切り札だからな」
「ディケイド! 貴様のレアカードも俺が頂く!」
「相棒!」
「行くよ、もう一人のボク!」
次回、『決闘者の絆』
――全てを破壊し、全てを繋げ!
175: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 23:22:14.07 ID:Tx7vW4Ym0
今回もありがとうございました!
途中でサザエさん編について聞かれましたが、今まで書いたものは↓のサイトでご覧頂けます。
http://www.geocities.jp/hibikigaiden/
SSシリーズの他、同じくディケイドが様々な世界を巡る「figma劇場」
という作品もありますので、
気が向いたら見てみてください。
それではー。
途中でサザエさん編について聞かれましたが、今まで書いたものは↓のサイトでご覧頂けます。
http://www.geocities.jp/hibikigaiden/
SSシリーズの他、同じくディケイドが様々な世界を巡る「figma劇場」
という作品もありますので、
気が向いたら見てみてください。
それではー。
178: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 23:32:02.66 ID:w39mT9QJ0
乙ー
179: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 23:32:47.40 ID:yfAWUAQs0
これほど高品質のSSを短期間で量産する>>1とは一体
180: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 23:34:31.92 ID:tFtJOT840
乙
ムキエビ先輩の大活躍は見られなかったか
ムキエビ先輩の大活躍は見られなかったか
181: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/31(火) 23:39:16.34 ID:oIl3Xeen0
乙
Entry ⇒ 2012.08.01 | Category ⇒ 仮面ライダーSS | Comments (1) | Trackbacks (0)
ディケイド「サザエさんの世界か……」
引用元: ・http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1343558817/
次→ディケイド「サンレッドの世界か……」
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/29(日) 19:46:57.31 ID:xFhkbd490
ナカジマ「イソノー! 野球しようぜ!」
カツオ「ナカジマ!」
カツオ「行ってきまーす」
サザエ「ちょっとカツオ、宿題終わったの?」
カツオ「あとでやるよ」タタッ!
サザエ「カツオー!」
鳴滝「……あの少年が、この世界の主人公か……」
カツオ「ナカジマ!」
カツオ「行ってきまーす」
サザエ「ちょっとカツオ、宿題終わったの?」
カツオ「あとでやるよ」タタッ!
サザエ「カツオー!」
鳴滝「……あの少年が、この世界の主人公か……」
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/29(日) 19:47:52.97 ID:xFhkbd490
カキーン!
「行ったぞー! 回れ回れー!」
……。
カツオ「……なあ、ナカジマ」
ナカジマ「? 何だよ、イソノ」
カツオ「僕達、前にもこんな風に野球をしてなかった?」
ナカジマ「へ?」
ナカジマ「そりゃ、野球は毎日のようにやってるし……」
カツオ「そうじゃないんだ」
カツオ「これと全く同じことを、何十年も続けてる気がするんだ……」
ナカジマ「熱でもあるんじゃないのか?」
「行ったぞー! 回れ回れー!」
……。
カツオ「……なあ、ナカジマ」
ナカジマ「? 何だよ、イソノ」
カツオ「僕達、前にもこんな風に野球をしてなかった?」
ナカジマ「へ?」
ナカジマ「そりゃ、野球は毎日のようにやってるし……」
カツオ「そうじゃないんだ」
カツオ「これと全く同じことを、何十年も続けてる気がするんだ……」
ナカジマ「熱でもあるんじゃないのか?」
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/29(日) 19:49:15.51 ID:xFhkbd490
カツオ「なあ。僕達、一体いつまで小学生を続けるんだろうな?」
ナカジマ「イソノの言ってることが僕にはわからないよ」
カツオ「去年も、その前も、ずっと同じことを繰り返してる気がするんだ……」
ナカジマ「……イソノ」
鳴滝「私にはその理由がわかるぞ。カツオ君」
カツオ「! だ、誰!?」
鳴滝「それは、この世界に“ライダー”が紛れ込んだせいだ」
カツオ「ライダー?」
鳴滝「それもこれも、すべてはディケイド……あの悪魔のせいだ」
カツオ「ディケイド……?」
ナカジマ「……」
ナカジマ「イソノの言ってることが僕にはわからないよ」
カツオ「去年も、その前も、ずっと同じことを繰り返してる気がするんだ……」
ナカジマ「……イソノ」
鳴滝「私にはその理由がわかるぞ。カツオ君」
カツオ「! だ、誰!?」
鳴滝「それは、この世界に“ライダー”が紛れ込んだせいだ」
カツオ「ライダー?」
鳴滝「それもこれも、すべてはディケイド……あの悪魔のせいだ」
カツオ「ディケイド……?」
ナカジマ「……」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/29(日) 19:52:05.36 ID:xFhkbd490
士「さて、また新たな世界に来たわけだが」
ユウスケ「なんだ士。小学生みたいな格好だな!」
夏海「今度は何の世界なんでしょう……」
士「さあな。とりあえず、この辺りをブラついてみるか……」
サザエ「ディケイド!」
士「あ?」
サザエ「ディケイド、あんた宿題ちゃんと終わらせたんでしょうねえ」
士「宿題? 何の話だ」
サザエ「そちらはお友達?」
士「お前の知ったことじゃないな」
サザエ「まあ! 姉さんに向かってなんて言葉遣いを!」
ユウスケ「なんだ士。小学生みたいな格好だな!」
夏海「今度は何の世界なんでしょう……」
士「さあな。とりあえず、この辺りをブラついてみるか……」
サザエ「ディケイド!」
士「あ?」
サザエ「ディケイド、あんた宿題ちゃんと終わらせたんでしょうねえ」
士「宿題? 何の話だ」
サザエ「そちらはお友達?」
士「お前の知ったことじゃないな」
サザエ「まあ! 姉さんに向かってなんて言葉遣いを!」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/29(日) 19:55:22.94 ID:xFhkbd490
ユウスケ「何だ何だ?」
夏海「士くん、妹さんの他にお姉さんもいたんですか?」
士「知らねえよ」
サザエ「反抗期にも程があるわー。お父さんに叱ってもらわないとっ!」
士「……」
サザエ「ちょっと、いらっしゃい!」
士「……何だかよくわからないが、行ってみるか。それでこの世界のことが分かるならな」
ユウスケ「じゃ、じゃあ、俺達は俺達で、この世界を調べてみるよ」
夏海「あとで合流しましょう」
夏海「士くん、妹さんの他にお姉さんもいたんですか?」
士「知らねえよ」
サザエ「反抗期にも程があるわー。お父さんに叱ってもらわないとっ!」
士「……」
サザエ「ちょっと、いらっしゃい!」
士「……何だかよくわからないが、行ってみるか。それでこの世界のことが分かるならな」
ユウスケ「じゃ、じゃあ、俺達は俺達で、この世界を調べてみるよ」
夏海「あとで合流しましょう」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/29(日) 19:59:27.38 ID:xFhkbd490
士「だーかーらー、俺はこの家の子供じゃないし、小学生でもないっ!」
サザエ「ディケイド! 大人をおちょくると怒るわよー!」
士「もう怒ってるじゃねえか。少しは落ち着けよ、大人なら」
サザエ「ムッキー! なんですってー!」
フネ「まあまあ。放っておけば、じきに収まりますよ」
サザエ「でも、母さん!」
フネ「サザエだって反抗期はあったのよ」
サザエ「……それとこれとは」
士(どうやら俺は……この家族の子供としての役割を与えられてしまったようだな)
サザエ「ディケイド! 大人をおちょくると怒るわよー!」
士「もう怒ってるじゃねえか。少しは落ち着けよ、大人なら」
サザエ「ムッキー! なんですってー!」
フネ「まあまあ。放っておけば、じきに収まりますよ」
サザエ「でも、母さん!」
フネ「サザエだって反抗期はあったのよ」
サザエ「……それとこれとは」
士(どうやら俺は……この家族の子供としての役割を与えられてしまったようだな)
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/29(日) 20:02:28.79 ID:xFhkbd490
テクテク……
ユウスケ「ふーん。なんだか、平和そうな町だなー」
夏海「特に事件が起こってるようなそぶりも、ありませんね……」
カツオ「あ、イササカ先生。こんにちはー」
イササカ「ん? なんだ君は。私の患者……にしては若過ぎるな」
カツオ「はい?」
イササカ「こんな子供がガイアメモリを持っている筈がないか……」
カツオ「イササカ先生? どうしたんです?」
イササカ「さあ、そこをどいてくれ。私はドーパントの能力の研究で忙しいんだ」
ユウスケ「なんだあの人?」
夏海「さあ……」
ユウスケ「ふーん。なんだか、平和そうな町だなー」
夏海「特に事件が起こってるようなそぶりも、ありませんね……」
カツオ「あ、イササカ先生。こんにちはー」
イササカ「ん? なんだ君は。私の患者……にしては若過ぎるな」
カツオ「はい?」
イササカ「こんな子供がガイアメモリを持っている筈がないか……」
カツオ「イササカ先生? どうしたんです?」
イササカ「さあ、そこをどいてくれ。私はドーパントの能力の研究で忙しいんだ」
ユウスケ「なんだあの人?」
夏海「さあ……」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/29(日) 20:06:26.38 ID:xFhkbd490
ナミヘイ「ただいま」
フネ「お帰りなさい」
サザエ「お父さんお帰りなさーい。ちょっと聞いてよ、ディケイドったら酷いのよー」
ナミヘイ「なんだなんだ。またイタズラでもしたのか」
士(一家の大黒柱のお帰りらしいな)
士(家族、か……。俺には無かったな、そういうの……)
ドスドスドス、バン!
士「! 何だ!?」
ナミヘイ「ディケイドっ! ちょっとわしの部屋に来なさいっ!」
フネ「お帰りなさい」
サザエ「お父さんお帰りなさーい。ちょっと聞いてよ、ディケイドったら酷いのよー」
ナミヘイ「なんだなんだ。またイタズラでもしたのか」
士(一家の大黒柱のお帰りらしいな)
士(家族、か……。俺には無かったな、そういうの……)
ドスドスドス、バン!
士「! 何だ!?」
ナミヘイ「ディケイドっ! ちょっとわしの部屋に来なさいっ!」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/29(日) 20:10:30.13 ID:xFhkbd490
士「どうやらあんたが俺の親父らしいが」
ナミヘイ「そんなことは分かっておる。ちょっとそこに座りなさい」
士「あのサザエとかいう女が、何か言ったのか?」
ナミヘイ「そのこともだが。それより」
ナミヘイ「見ろっ。わしが大事に床の間に飾っておいた、全自動卵割り機がないっ!」
士「は?」
ナミヘイ「どうせお前の仕業だろう。どこに隠したんだ、言いなさい」
士「俺が知るかよ。そんなもの」
ナミヘイ「いい加減にせんか、ディケイド!」
ガミガミガミ……
ナミヘイ「そんなことは分かっておる。ちょっとそこに座りなさい」
士「あのサザエとかいう女が、何か言ったのか?」
ナミヘイ「そのこともだが。それより」
ナミヘイ「見ろっ。わしが大事に床の間に飾っておいた、全自動卵割り機がないっ!」
士「は?」
ナミヘイ「どうせお前の仕業だろう。どこに隠したんだ、言いなさい」
士「俺が知るかよ。そんなもの」
ナミヘイ「いい加減にせんか、ディケイド!」
ガミガミガミ……
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/29(日) 20:12:48.72 ID:xFhkbd490
士「あーあ。やっと解放されたか」
サザエ「ちょっとディケイド! あんた、こんな時間にどこ行く気?」
士「散歩だよ。散歩」
サザエ「んもう!」
ツカツカ……
士「……しかし、何なんだ、この世界は……。一体俺は何をすればいいんだ」
海東「やあ、士。災難だったね」
士「海東! 相変わらず神出鬼没だな」
海東「あの家のお宝、全自動卵割り機。あれは僕が頂いておいた」
士「お前っ! お前のせいで俺は二時間もお説教を食らったんだぞ!」
海東「あはは。これはなかなかのお宝だよ、士。君も使ってみるかい?」
士「誰が使うか、そんなバカバカしいもの」
サザエ「ちょっとディケイド! あんた、こんな時間にどこ行く気?」
士「散歩だよ。散歩」
サザエ「んもう!」
ツカツカ……
士「……しかし、何なんだ、この世界は……。一体俺は何をすればいいんだ」
海東「やあ、士。災難だったね」
士「海東! 相変わらず神出鬼没だな」
海東「あの家のお宝、全自動卵割り機。あれは僕が頂いておいた」
士「お前っ! お前のせいで俺は二時間もお説教を食らったんだぞ!」
海東「あはは。これはなかなかのお宝だよ、士。君も使ってみるかい?」
士「誰が使うか、そんなバカバカしいもの」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/29(日) 20:15:01.94 ID:xFhkbd490
士「それで、この世界は何なんだ? お前のことだ、もう調べは付いてるんだろう」
海東「ああ。この世界ではなかなか面白いことが起こっているよ。タダで教えてやる気はないけどね」
士「……ふん」
海東「僕の代わりに親父さんから叱られてくれたお礼に、一つヒントは与えておこう」
士「ヒントだと?」
海東「この世界で起こっていることは、一つじゃない」
士「一つじゃ、ない……」
海東「それじゃあね、士。家族団欒を楽しんでくれたまえ」
士「お、おい!」
士「チッ。相変わらずだな、海東の奴……」
海東「ああ。この世界ではなかなか面白いことが起こっているよ。タダで教えてやる気はないけどね」
士「……ふん」
海東「僕の代わりに親父さんから叱られてくれたお礼に、一つヒントは与えておこう」
士「ヒントだと?」
海東「この世界で起こっていることは、一つじゃない」
士「一つじゃ、ない……」
海東「それじゃあね、士。家族団欒を楽しんでくれたまえ」
士「お、おい!」
士「チッ。相変わらずだな、海東の奴……」
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/29(日) 20:19:04.18 ID:xFhkbd490
ユウスケ「おーい、士!」
夏海「士くん!」
士「お前ら。この世界について何かわかったのか?」
ユウスケ「いや、それが……」
夏海「特に何の変哲もない世界ですよ。どれだけ見ても」
夏海「この世界で、士くんのやるべき事はあるんでしょうか……」
士「さあな。ないならないで、たまにはラクができていい」
士「そろそろ家に戻ってみるか。お前らも来てみるか?」
夏海「士くん!」
士「お前ら。この世界について何かわかったのか?」
ユウスケ「いや、それが……」
夏海「特に何の変哲もない世界ですよ。どれだけ見ても」
夏海「この世界で、士くんのやるべき事はあるんでしょうか……」
士「さあな。ないならないで、たまにはラクができていい」
士「そろそろ家に戻ってみるか。お前らも来てみるか?」
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/29(日) 20:22:57.26 ID:xFhkbd490
カツオ「姉さん! 家に入れてよー!」
バンバン!
サザエ「何言ってるのあなた? 悪ふざけもいい加減にしてちょうだい!」
カツオ「ひどいよー、姉さーん!」
士「……何だ?」
ユウスケ「あ、あの子、さっきの」
夏海「どうしたんでしょうか……」
カツオ「お仕置きでもあんまりじゃないか、こんなの!」
士「おい」
サザエ「あ、ディケイド!」
士「どうしたんだ。何だ、このガキは」
サザエ「知らないわよ。自分がこの家の子供だって言い張って聞かないのよ」
バンバン!
サザエ「何言ってるのあなた? 悪ふざけもいい加減にしてちょうだい!」
カツオ「ひどいよー、姉さーん!」
士「……何だ?」
ユウスケ「あ、あの子、さっきの」
夏海「どうしたんでしょうか……」
カツオ「お仕置きでもあんまりじゃないか、こんなの!」
士「おい」
サザエ「あ、ディケイド!」
士「どうしたんだ。何だ、このガキは」
サザエ「知らないわよ。自分がこの家の子供だって言い張って聞かないのよ」
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/29(日) 20:24:48.42 ID:xFhkbd490
ユウスケ「おい士。この子、まさか」
士「ああ」
夏海「この家の本当の子供、でしょうか……」
士「入れてやったらどうだ。多分こいつの方が本物だぜ」
サザエ「何バカなこと言ってるの!」
カツオ「ひどいよ姉さん、誰なんだよこいつら!」
士「……」
士「姉さんとやら。俺はもうしばらく、こいつと一緒に散歩してくる」
サザエ「えっ?」
士「ほら。来いよ、坊主」
カツオ「えっ」
サザエ「もう! ディケイドったら!」
士「ああ」
夏海「この家の本当の子供、でしょうか……」
士「入れてやったらどうだ。多分こいつの方が本物だぜ」
サザエ「何バカなこと言ってるの!」
カツオ「ひどいよ姉さん、誰なんだよこいつら!」
士「……」
士「姉さんとやら。俺はもうしばらく、こいつと一緒に散歩してくる」
サザエ「えっ?」
士「ほら。来いよ、坊主」
カツオ「えっ」
サザエ「もう! ディケイドったら!」
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/29(日) 20:29:41.15 ID:xFhkbd490
士「さて。何があったか話してもらおうか」
カツオ「そんなの僕が聞きたいよ! 一体どうしてこんなことに……」
カツオ「……いや、ひょっとして」
カツオ「ひょっとして、あれか……?」
夏海「何か心当たりがあるの?」
カツオ「で、でも、そんなこと……そんなこと本当にあるわけ……」
ユウスケ「何があったのか話してみてくれよ」
カツオ「……僕は」
キィン……キィン……
ユウスケ「! この音は?」
士「ミラーモンスターの接近音、か?」
カツオ「そんなの僕が聞きたいよ! 一体どうしてこんなことに……」
カツオ「……いや、ひょっとして」
カツオ「ひょっとして、あれか……?」
夏海「何か心当たりがあるの?」
カツオ「で、でも、そんなこと……そんなこと本当にあるわけ……」
ユウスケ「何があったのか話してみてくれよ」
カツオ「……僕は」
キィン……キィン……
ユウスケ「! この音は?」
士「ミラーモンスターの接近音、か?」
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/29(日) 20:33:09.38 ID:xFhkbd490
ガルドサンダー「グルルルッ……」
士「! 現れたな!」
カツオ「う、うわあっ! 何だあれ!?」
夏海「大丈夫、安心して。士くんはライダーだから!」
カツオ「ら、ライダー!?」
士「変身!」
【カメンライド――ディケーイ!】
ディケイド「行くぜ!」
シャキィン!
士「! 現れたな!」
カツオ「う、うわあっ! 何だあれ!?」
夏海「大丈夫、安心して。士くんはライダーだから!」
カツオ「ら、ライダー!?」
士「変身!」
【カメンライド――ディケーイ!】
ディケイド「行くぜ!」
シャキィン!
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/29(日) 20:38:34.48 ID:xFhkbd490
ディケイド「ハッ!」
ガキィン!
ガルドサンダ―「グオオォッ!」
カツオ「ライダー、ライダーって……やっぱりあいつが!」
ユウスケ「何か知ってるのか?」
カツオ「あいつのせいで、僕はこんなことに!」
夏海「士くんのせい……?」
カツオ「僕は……ずっと、変な感じがしてたんだ」
カツオ「同じ時間を何度も繰り返してるような。ずっと同じことを繰り返してるような」
ユウスケ「そんなバカな……」
カツオ「そのバカなことから抜け出したくて。もう、繰り返しをやめたくてたまらなかったんだ!」
ガキィン!
ガルドサンダ―「グオオォッ!」
カツオ「ライダー、ライダーって……やっぱりあいつが!」
ユウスケ「何か知ってるのか?」
カツオ「あいつのせいで、僕はこんなことに!」
夏海「士くんのせい……?」
カツオ「僕は……ずっと、変な感じがしてたんだ」
カツオ「同じ時間を何度も繰り返してるような。ずっと同じことを繰り返してるような」
ユウスケ「そんなバカな……」
カツオ「そのバカなことから抜け出したくて。もう、繰り返しをやめたくてたまらなかったんだ!」
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/29(日) 20:41:10.62 ID:WXMhsbZ/0
おのれディケイド!
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/29(日) 20:41:15.00 ID:xFhkbd490
【カメンライド――リュウキ!】
ディケイド「はっ!」
ガキィンッ!
ガルドサンダー「ギャオッ!」
カツオ「だけど……いくらそう願ったからって、まさか僕が……」
カツオ「僕が、僕じゃなくなっちゃうなんて……!」
夏海「カツオ君……」
ユウスケ「で、でも、士が役目を終えて、この世界から帰れば! そうすればまた――」
鳴滝「それはできんよ」
夏海「! 鳴滝さん!」
ディケイド「はっ!」
ガキィンッ!
ガルドサンダー「ギャオッ!」
カツオ「だけど……いくらそう願ったからって、まさか僕が……」
カツオ「僕が、僕じゃなくなっちゃうなんて……!」
夏海「カツオ君……」
ユウスケ「で、でも、士が役目を終えて、この世界から帰れば! そうすればまた――」
鳴滝「それはできんよ」
夏海「! 鳴滝さん!」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/29(日) 20:47:06.88 ID:xFhkbd490
鳴滝「ディケイドは、この世界の無限ループに永遠に幽閉されるのだ」
ユウスケ「無限ループ、だって?」
鳴滝「何者かがこの世界の時空を歪めてしまっている。だが、それはむしろ好都合だな」
鳴滝「この世界に来たが最後、ディケイドは二度と抜け出すことができない!」
カツオ「ぼ、僕はどうなるんだよ!」
鳴滝「君の不幸はディケイドのせいだ。呪うならディケイドを呪うがいい」
カツオ「僕は戻れないの!?」
夏海「鳴滝さん、あんまりです! 何か元に戻す方法はないんですか!?」
鳴滝「無駄だよ。ディケイドはここで滅びる……はははははっ!」
ユウスケ「……居なくなった……」
ユウスケ「無限ループ、だって?」
鳴滝「何者かがこの世界の時空を歪めてしまっている。だが、それはむしろ好都合だな」
鳴滝「この世界に来たが最後、ディケイドは二度と抜け出すことができない!」
カツオ「ぼ、僕はどうなるんだよ!」
鳴滝「君の不幸はディケイドのせいだ。呪うならディケイドを呪うがいい」
カツオ「僕は戻れないの!?」
夏海「鳴滝さん、あんまりです! 何か元に戻す方法はないんですか!?」
鳴滝「無駄だよ。ディケイドはここで滅びる……はははははっ!」
ユウスケ「……居なくなった……」
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/29(日) 20:50:39.90 ID:xFhkbd490
【ファイナルアタックライド――リュリュリュリュウキ!】
ディケイド「ハッ! はあぁぁ……」
ドラグレッダー「ギャオオ!」
ガルドサンダ―「!」
ディケイド「ダアァァァッ!!」
ドガーン!!
士「……ま、こんなもんか」
夏海「士くん!」
士「なんだ夏ミカン、切羽詰まった顔で」
夏海「早く、この世界の異変を止めないと……カツオ君が、あまりに可哀想です!」
士「……ああ。まあ、そうだな」
ディケイド「ハッ! はあぁぁ……」
ドラグレッダー「ギャオオ!」
ガルドサンダ―「!」
ディケイド「ダアァァァッ!!」
ドガーン!!
士「……ま、こんなもんか」
夏海「士くん!」
士「なんだ夏ミカン、切羽詰まった顔で」
夏海「早く、この世界の異変を止めないと……カツオ君が、あまりに可哀想です!」
士「……ああ。まあ、そうだな」
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/29(日) 20:54:34.67 ID:xFhkbd490
士「海東の奴が言ってたな。この世界で起きてることは、一つじゃないって」
カツオ「一つじゃない?」
士「お前、感じてたんだろ? この世界の時間がループを繰り返してると」
カツオ「う、うん……」
士「俺とこいつが入れ替わったことが一つ。だが、もっと肝心なのは、そのループのことだ」
ユウスケ「だとしたら、それは……士が来る前から起きてたんだろ?」
夏海「一体誰が、何のためにそんなことを……」
士「今はわからない。……詳しいことはまた明日だな」
カツオ「えっ?」
士「ガキが起きてていい時間じゃないだろ。……夏ミカン、こいつは写真館に泊めてやってくれ」
ユウスケ「士はどうするんだ?」
士「俺はあの家に帰るさ。暖かい布団、ってやつを堪能するのも悪くない」
カツオ「一つじゃない?」
士「お前、感じてたんだろ? この世界の時間がループを繰り返してると」
カツオ「う、うん……」
士「俺とこいつが入れ替わったことが一つ。だが、もっと肝心なのは、そのループのことだ」
ユウスケ「だとしたら、それは……士が来る前から起きてたんだろ?」
夏海「一体誰が、何のためにそんなことを……」
士「今はわからない。……詳しいことはまた明日だな」
カツオ「えっ?」
士「ガキが起きてていい時間じゃないだろ。……夏ミカン、こいつは写真館に泊めてやってくれ」
ユウスケ「士はどうするんだ?」
士「俺はあの家に帰るさ。暖かい布団、ってやつを堪能するのも悪くない」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/29(日) 20:57:53.18 ID:xFhkbd490
夏海「ほら、そこが私たちの家。光写真館ですよ」
カツオ「あれ? ここって三河屋さんじゃ……」
栄次郎「やあ、お帰り、夏海にユウスケ君。そっちの子供は?」
ユウスケ「今夜は泊めてあげてくれないかな」
栄次郎「そりゃ、全然構わないけどね。今日は大変だったんだよ、ここにお酒を買いに来る人がたくさん……」
カツオ「……僕、戻れるのかな」
夏海「大丈夫だって。士くんに任せておけば、きっとどうにかなりますよ」
カツオ「本当に?」
夏海「士くんは今までも、色んな世界を救ってきたんだから」
カツオ「……」
カツオ「あれ? ここって三河屋さんじゃ……」
栄次郎「やあ、お帰り、夏海にユウスケ君。そっちの子供は?」
ユウスケ「今夜は泊めてあげてくれないかな」
栄次郎「そりゃ、全然構わないけどね。今日は大変だったんだよ、ここにお酒を買いに来る人がたくさん……」
カツオ「……僕、戻れるのかな」
夏海「大丈夫だって。士くんに任せておけば、きっとどうにかなりますよ」
カツオ「本当に?」
夏海「士くんは今までも、色んな世界を救ってきたんだから」
カツオ「……」
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/29(日) 21:00:50.62 ID:xFhkbd490
~翌日~
ナカジマ「ディケイドー! 野球しようぜ!」
士「野球?」
士(可能な限り、この世界の出来事に合わせてみるか……)
士「いいぜ。人数は多いほうが楽しいだろ、俺がおまけを連れてきてやる」
ナカジマ「? ディケイド、珍しいこと言うんだな」
~光写真館~
士「おーい、お前ら。出てこいよ、野球をやるぞ」
ユウスケ「野球? こんな朝っぱらから……」
夏海「私もやるんですか?」
ナカジマ「ディケイドー! 野球しようぜ!」
士「野球?」
士(可能な限り、この世界の出来事に合わせてみるか……)
士「いいぜ。人数は多いほうが楽しいだろ、俺がおまけを連れてきてやる」
ナカジマ「? ディケイド、珍しいこと言うんだな」
~光写真館~
士「おーい、お前ら。出てこいよ、野球をやるぞ」
ユウスケ「野球? こんな朝っぱらから……」
夏海「私もやるんですか?」
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/29(日) 21:04:27.64 ID:xFhkbd490
ユウスケ「カツオ君もやろうか、野球」
カツオ「野球は好きだけど、こんな時に遊んでる場合じゃ――」
カツオ「! な、ナカジマ!」
ナカジマ「?」
カツオ「ナカジマは僕を覚えてるだろ!? 僕がわかるよな、な!?」
ナカジマ「ディケイド、この子誰……?」
士「あ、ああ。俺の友達だ。お前も友達になってやったらどうだ」
ナカジマ「ふうん。僕を知ってるなんて、変なやつ」
カツオ「そ、そんな……ナカジマまで……」
夏海「カツオくん……」
カツオ「野球は好きだけど、こんな時に遊んでる場合じゃ――」
カツオ「! な、ナカジマ!」
ナカジマ「?」
カツオ「ナカジマは僕を覚えてるだろ!? 僕がわかるよな、な!?」
ナカジマ「ディケイド、この子誰……?」
士「あ、ああ。俺の友達だ。お前も友達になってやったらどうだ」
ナカジマ「ふうん。僕を知ってるなんて、変なやつ」
カツオ「そ、そんな……ナカジマまで……」
夏海「カツオくん……」
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/29(日) 21:07:04.82 ID:xFhkbd490
カキーン!
ユウスケ「すげーな士、またホームランだ!」
士「まあな。俺にかかればこんなもの」
ナカジマ「……」
士「おい、どうした。俺にかっこよくホームランを打たれて落ち込んでるのか」
ナカジマ「……何か、違う気がする」
士「あ? 何が違うんだよ」
ナカジマ「わからないよ。だけど……何か、引っかかるんだ」
ナカジマ「ディケイド。僕は君と……ずっと、こんな風に野球をしてた筈なんだよね!?」
カツオ「な、ナカジマ! 違うんだ、君の友達は、本当は僕――」
ナカジマ「なんなんだ……この違和感は……!」
ユウスケ「すげーな士、またホームランだ!」
士「まあな。俺にかかればこんなもの」
ナカジマ「……」
士「おい、どうした。俺にかっこよくホームランを打たれて落ち込んでるのか」
ナカジマ「……何か、違う気がする」
士「あ? 何が違うんだよ」
ナカジマ「わからないよ。だけど……何か、引っかかるんだ」
ナカジマ「ディケイド。僕は君と……ずっと、こんな風に野球をしてた筈なんだよね!?」
カツオ「な、ナカジマ! 違うんだ、君の友達は、本当は僕――」
ナカジマ「なんなんだ……この違和感は……!」
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/29(日) 21:11:18.92 ID:xFhkbd490
キィィン……キィィィイン……!
ユウスケ「! ま、まただ!」
士「しつこいモンスターだな。下がってろ、お前ら」
ガルドミラージュ「グオオォ!」
ガルドストーム「ギャオオ!」
ナカジマ「う、うわぁっ!?」
カツオ「ま、また化け物が!」
士「変身!」
【カメンライド――ディケーイ!】
ユウスケ「夏海ちゃん、みんな、こっちへ!」
ユウスケ「! ま、まただ!」
士「しつこいモンスターだな。下がってろ、お前ら」
ガルドミラージュ「グオオォ!」
ガルドストーム「ギャオオ!」
ナカジマ「う、うわぁっ!?」
カツオ「ま、また化け物が!」
士「変身!」
【カメンライド――ディケーイ!】
ユウスケ「夏海ちゃん、みんな、こっちへ!」
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/29(日) 21:15:47.89 ID:xFhkbd490
ディケイド「ハッ! ヤアッ!」
シュバァッ!
ガルド「グオオ!」
ナカジマ「あ……そ、そうだ、僕は……」
カツオ「ナカジマ、どうしたんだ!?」
ナカジマ「! イ、イソノ! そうだ、君はイソノだ!」
カツオ「! お、思い出してくれたのか!?」
夏海「ナカジマ君、カツオ君のことがわかるんですか?」
ナカジマ「どうして……どうして僕は、分からなくなっていたんだ……!?」
ユウスケ「な、何にしても、記憶が戻ったならよかった!」
カツオ「わかるんだな!? ナカジマ、僕がわかるんだな!?」
シュバァッ!
ガルド「グオオ!」
ナカジマ「あ……そ、そうだ、僕は……」
カツオ「ナカジマ、どうしたんだ!?」
ナカジマ「! イ、イソノ! そうだ、君はイソノだ!」
カツオ「! お、思い出してくれたのか!?」
夏海「ナカジマ君、カツオ君のことがわかるんですか?」
ナカジマ「どうして……どうして僕は、分からなくなっていたんだ……!?」
ユウスケ「な、何にしても、記憶が戻ったならよかった!」
カツオ「わかるんだな!? ナカジマ、僕がわかるんだな!?」
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/29(日) 21:21:43.05 ID:xFhkbd490
ナカジマ「教えてくれイソノ! どうして、どうして君とあのライダーが!?」
カツオ「それは――」
夏海「士くんが、カツオ君の役割を演じることになっちゃったからですよ」
ユウスケ「で、でも、君の記憶が戻ったってことは、他の人達も――」
ナカジマ「そうか……あのライダーが来たから、全てが狂ってしまったんだ……」
カツオ「? ナカジマ?」
ナカジマ「また、巻き戻さなきゃ……」
カツオ「!?」
ナカジマ「これを使って……また……」
夏海「そ、それって、ミラーライダーのカードデッキ――」
カツオ「それは――」
夏海「士くんが、カツオ君の役割を演じることになっちゃったからですよ」
ユウスケ「で、でも、君の記憶が戻ったってことは、他の人達も――」
ナカジマ「そうか……あのライダーが来たから、全てが狂ってしまったんだ……」
カツオ「? ナカジマ?」
ナカジマ「また、巻き戻さなきゃ……」
カツオ「!?」
ナカジマ「これを使って……また……」
夏海「そ、それって、ミラーライダーのカードデッキ――」
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/29(日) 21:26:23.19 ID:xFhkbd490
ディケイド「! どういうことだ!? 何故あいつがデッキを持ってる!」
ユウスケ「ナ、ナカジマ君、それをどこで!?」
カツオ「そうだよナカジマ! また巻き戻すって、どういう意味だよ!」
しゅぃぃぃいん!
アポロガイスト「それは、我々が与えたのだ」
ディケイド「お前、大ショッカーの!」
アポロガイスト「また会ったなディケイド。だが、この世界が貴様の見納めとなろう」
ディケイド「大ショッカーが手を引いてやがったのか。何のつもりだ!」
アポロガイスト「おいおい、人聞きが悪いな。我々はその少年の望みを叶えてやっただけだぞ」
ディケイド「何……?」
ユウスケ「ナ、ナカジマ君、それをどこで!?」
カツオ「そうだよナカジマ! また巻き戻すって、どういう意味だよ!」
しゅぃぃぃいん!
アポロガイスト「それは、我々が与えたのだ」
ディケイド「お前、大ショッカーの!」
アポロガイスト「また会ったなディケイド。だが、この世界が貴様の見納めとなろう」
ディケイド「大ショッカーが手を引いてやがったのか。何のつもりだ!」
アポロガイスト「おいおい、人聞きが悪いな。我々はその少年の望みを叶えてやっただけだぞ」
ディケイド「何……?」
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/29(日) 21:29:42.06 ID:xFhkbd490
ナカジマ「僕は……この時間をずっと生きていたかったんだ」
カツオ「ナカジマ!」
ナカジマ「最初は、日曜日が終わらなければいいって願っただけだった。月曜日なんて来なきゃいいって。
そしたら、大ショッカーの怪人が現れて……これを使って時間を巻き戻せ、って」
ナカジマ「知ってる? このタイムベントのカード。これを使えば時間が巻き戻せるんだよ」
ディケイド「お前……」
ナカジマ「これを使って日曜日を繰り返している内に、気付いたんだ……
僕が生きてるこの時間、全部……全部繰り返せばいいんだって!」
アポロガイスト「そうだ。その少年の願いで、この世界はループを続けていたのだ」
カツオ「ナカジマ!」
ナカジマ「最初は、日曜日が終わらなければいいって願っただけだった。月曜日なんて来なきゃいいって。
そしたら、大ショッカーの怪人が現れて……これを使って時間を巻き戻せ、って」
ナカジマ「知ってる? このタイムベントのカード。これを使えば時間が巻き戻せるんだよ」
ディケイド「お前……」
ナカジマ「これを使って日曜日を繰り返している内に、気付いたんだ……
僕が生きてるこの時間、全部……全部繰り返せばいいんだって!」
アポロガイスト「そうだ。その少年の願いで、この世界はループを続けていたのだ」
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/29(日) 21:32:45.62 ID:xFhkbd490
カツオ「ナカジマ! お前、どうしてそんなこと!?」
ナカジマ「君と野球がしたかったからだよ、イソノ……。決まってるだろ?」
ナカジマ「中学生になって、高校生になって……大人になったら……
こんなふうに、毎日楽しく野球で遊ぶなんて、できなくなるんだ」
ディケイド「そのために、子供の時間をいつまでも繰り返そうとしたってわけか」
アポロガイスト「素晴らしいだろう! この世界での実験は、実に上手く行った!」
アポロガイスト「感謝しているよ、ナカジマ君。君のおかげで、この世界はディケイドを幽閉する牢獄となった」
アポロガイスト「だが、ここで再び時間を巻き戻されては迷惑だ。デッキは返してもらうぞ」
ナカジマ「!」
ナカジマ「君と野球がしたかったからだよ、イソノ……。決まってるだろ?」
ナカジマ「中学生になって、高校生になって……大人になったら……
こんなふうに、毎日楽しく野球で遊ぶなんて、できなくなるんだ」
ディケイド「そのために、子供の時間をいつまでも繰り返そうとしたってわけか」
アポロガイスト「素晴らしいだろう! この世界での実験は、実に上手く行った!」
アポロガイスト「感謝しているよ、ナカジマ君。君のおかげで、この世界はディケイドを幽閉する牢獄となった」
アポロガイスト「だが、ここで再び時間を巻き戻されては迷惑だ。デッキは返してもらうぞ」
ナカジマ「!」
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/29(日) 21:38:24.98 ID:xFhkbd490
ナカジマ「い、嫌だ! このままじゃ、イソノとディケイドが入れ替わったままじゃないか!」
アポロガイスト「それでいいのだ。我々の目的は、最初からそれだったのだから」
ナカジマ「そんな!」
アポロガイスト「と、いうことだ、ディケイド。お前は繰り返される時間の中で、役割を演じ続けるのだ」
ディケイド「ふん。ごめんだな」
カツオ「ずるいよ、ナカジマ。そんな……時間を繰り返して、楽しい時だけを送りたいだなんて」
ナカジマ「イ、イソノ!? 何を言うんだ!? 君だってその方が――」
カツオ「月曜日からの辛い一週間があるからこそ、日曜日って楽しいんじゃないのかな……?」
ディケイド「ま、そういうことだな」
ディケイド「よく聞けお前ら。楽しい時間を繰り返したいなんて、大人になりきれてない証拠なんだ!」
アポロガイスト「なに?」
ナカジマ「……!」
アポロガイスト「それでいいのだ。我々の目的は、最初からそれだったのだから」
ナカジマ「そんな!」
アポロガイスト「と、いうことだ、ディケイド。お前は繰り返される時間の中で、役割を演じ続けるのだ」
ディケイド「ふん。ごめんだな」
カツオ「ずるいよ、ナカジマ。そんな……時間を繰り返して、楽しい時だけを送りたいだなんて」
ナカジマ「イ、イソノ!? 何を言うんだ!? 君だってその方が――」
カツオ「月曜日からの辛い一週間があるからこそ、日曜日って楽しいんじゃないのかな……?」
ディケイド「ま、そういうことだな」
ディケイド「よく聞けお前ら。楽しい時間を繰り返したいなんて、大人になりきれてない証拠なんだ!」
アポロガイスト「なに?」
ナカジマ「……!」
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/29(日) 21:39:20.88 ID:xFhkbd490
(あの音楽)
ディケイド「確かに人は、今の時間が永遠に続けばいいと思うこともある。次の日が来なければいいのにと願うこともある」
ディケイド「だが本当は、辛い時間と楽しい時間が交互に続くからこそ、人は楽しく生きていけるんだ!」
ナカジマ「!」
カツオ「ディケイド……!」
ディケイド「そうして紡がれていく日々のことを……俺達は、日常、と呼ぶんじゃないのか!」
アポロガイスト「貴様……生意気に語らいおって! 一体何様のつもりだ!?」
ディケイド「通りすがりの仮面ライダーだ。覚えておけ!」
アポロガイスト「クッ……やれっ!」
ガルドミラージュ・ガルドストーム「グオオォッ!」
ディケイド「確かに人は、今の時間が永遠に続けばいいと思うこともある。次の日が来なければいいのにと願うこともある」
ディケイド「だが本当は、辛い時間と楽しい時間が交互に続くからこそ、人は楽しく生きていけるんだ!」
ナカジマ「!」
カツオ「ディケイド……!」
ディケイド「そうして紡がれていく日々のことを……俺達は、日常、と呼ぶんじゃないのか!」
アポロガイスト「貴様……生意気に語らいおって! 一体何様のつもりだ!?」
ディケイド「通りすがりの仮面ライダーだ。覚えておけ!」
アポロガイスト「クッ……やれっ!」
ガルドミラージュ・ガルドストーム「グオオォッ!」
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/29(日) 21:41:20.35 ID:xFhkbd490
【クウガ! アギト! リュウキ! ファーイズ! ブレーイ! ヒビキ! カブト! デンオー! キバ!】
【ファイナルカメンライド――ディケーイ!】
ディケイド「はあぁっ!」
ガキィンッ!
カツオ「ナカジマ。もう、やめてくれないか。時間を戻すのは」
ナカジマ「……僕は」
バッ!
ナカジマ「!?」
海東「そうだよ、少年。このお宝は、君が持つには荷が重すぎる」
ナカジマ「か、カードデッキを!」
【ファイナルカメンライド――ディケーイ!】
ディケイド「はあぁっ!」
ガキィンッ!
カツオ「ナカジマ。もう、やめてくれないか。時間を戻すのは」
ナカジマ「……僕は」
バッ!
ナカジマ「!?」
海東「そうだよ、少年。このお宝は、君が持つには荷が重すぎる」
ナカジマ「か、カードデッキを!」
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/29(日) 21:43:13.82 ID:xFhkbd490
海東「こんなもの……この世界に存在しちゃいけない」
バキュンッ!
パリーン!
ナカジマ「ああっ、デッキが!」
海東「……」
ゴルトフェニックス「キュオオォォッ!!」
海東「士あー。敵が増えたよー」
ディケイド「ああ?」
ガルドミラージュ・ガルドストーム「ギャオオ!」
バキュンッ!
パリーン!
ナカジマ「ああっ、デッキが!」
海東「……」
ゴルトフェニックス「キュオオォォッ!!」
海東「士あー。敵が増えたよー」
ディケイド「ああ?」
ガルドミラージュ・ガルドストーム「ギャオオ!」
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/29(日) 21:44:36.57 ID:xFhkbd490
ディケイド「チッ……」
【リュウキ! カメンライド――サバイブ】
【ファイナルアタックライド――リュリュリュリュウキ!】
ディケイド「せやあっ!!」
バシュッ!ズバァッ!
ガルドミラージュ「グオォォッ!」
ガルドストーム「ギャアアァッ!」
ドカーン!!
ディケイド「……後はあれか」
ゴルトフェニックス「キュオォォォォ!!」
【リュウキ! カメンライド――サバイブ】
【ファイナルアタックライド――リュリュリュリュウキ!】
ディケイド「せやあっ!!」
バシュッ!ズバァッ!
ガルドミラージュ「グオォォッ!」
ガルドストーム「ギャアアァッ!」
ドカーン!!
ディケイド「……後はあれか」
ゴルトフェニックス「キュオォォォォ!!」
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/29(日) 21:46:14.62 ID:xFhkbd490
ディケイド「カツオ!」
カツオ「えっ!?」
【ファイナルフォームライド――カカカカツオ!】
ディケイド「ちょっとくすぐったいぞ。我慢しろよ」
カツオ「な、何だよ!?」
にょいーん
ガシッ!
ディケイド「よぉし……」
ブンブンッ
ナカジマ「! イソノが――」
夏海「野球のバットに……!」
カツオ「えっ!?」
【ファイナルフォームライド――カカカカツオ!】
ディケイド「ちょっとくすぐったいぞ。我慢しろよ」
カツオ「な、何だよ!?」
にょいーん
ガシッ!
ディケイド「よぉし……」
ブンブンッ
ナカジマ「! イソノが――」
夏海「野球のバットに……!」
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/29(日) 21:47:21.02 ID:xFhkbd490
ディケイド「でっかいホームランをお見舞いしてやるぜ」
【ファイナルアタックライド――カカカカツオ!】
ゴルトフェニックス「キュオオォォッ!」
ディケイド「ハアァッ!」
カキ――ン!!
【ファイナルアタックライド――カカカカツオ!】
ゴルトフェニックス「キュオオォォッ!」
ディケイド「ハアァッ!」
カキ――ン!!
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/29(日) 21:48:43.50 ID:xFhkbd490
ゴルトフェニックス「ギャアアァァァッ!!」
ディケイド「命中っ……」
ディケイド「命中っ……」
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/29(日) 21:51:46.68 ID:xFhkbd490
………。
サザエ「カツオ! あんた、どこ行ってたの!」
カツオ「姉さん! 姉さあーん!」
サザエ「ちょっ、ちょっと、何よ!?」
士「これで、この世界も元通り……か」
ナカジマ「……ディケイド」
士「ん」
ナカジマ「ごめん、僕は……どうかしていたんだ。あんなことを」
士「いいんじゃねえか。少しは大人になっただろ。お前も……あいつもな」
サザエ「カツオ! あんた、どこ行ってたの!」
カツオ「姉さん! 姉さあーん!」
サザエ「ちょっ、ちょっと、何よ!?」
士「これで、この世界も元通り……か」
ナカジマ「……ディケイド」
士「ん」
ナカジマ「ごめん、僕は……どうかしていたんだ。あんなことを」
士「いいんじゃねえか。少しは大人になっただろ。お前も……あいつもな」
60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/29(日) 21:54:34.85 ID:xFhkbd490
海東「やれやれ。今回も僕は骨折り損だったよ」
海東「あの“全自動卵割り機”だけどね。実際使ってみたら、あんなもの何の役にも立たなかった」
士「そりゃそうだろ。普通に手で割った方が早い」
海東「この世界にもお宝は無かったってことか……いや」
ナミヘイ「カツオ! こっちへきて座りなさい!」
ガミガミ……
カツオ「お父さーん、ごめんなさいー!」
海東「ああいう平凡な日々が。案外、お宝なのかもしれないな」
士「……ふん」
ユウスケ「行こうぜ、士」
夏海「次の世界が待ってますよ」
士「……ああ」
(おしまい)
海東「あの“全自動卵割り機”だけどね。実際使ってみたら、あんなもの何の役にも立たなかった」
士「そりゃそうだろ。普通に手で割った方が早い」
海東「この世界にもお宝は無かったってことか……いや」
ナミヘイ「カツオ! こっちへきて座りなさい!」
ガミガミ……
カツオ「お父さーん、ごめんなさいー!」
海東「ああいう平凡な日々が。案外、お宝なのかもしれないな」
士「……ふん」
ユウスケ「行こうぜ、士」
夏海「次の世界が待ってますよ」
士「……ああ」
(おしまい)
70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/29(日) 22:04:13.33 ID:xFhkbd490
次回、仮面ライダーディケイド!
「俺の役目は……フロシャイムの戦闘員?」
「俺の勝てねえ敵がいるなんて。もう……ヒーローはやめだ」
「ただのご当地ヒーローなど、我が大ショッカーの敵ではないわ!」
「レッドさん! こんなことで落ち込むなんて、レッドさんらしくないですよっ!」
「立てよ、ヒモ野郎。お前が守らないで、誰がこの街を守るんだ」
次回、『バトルするなら溝ノ口』
――全てを破壊し、全てを繋げ!
「俺の役目は……フロシャイムの戦闘員?」
「俺の勝てねえ敵がいるなんて。もう……ヒーローはやめだ」
「ただのご当地ヒーローなど、我が大ショッカーの敵ではないわ!」
「レッドさん! こんなことで落ち込むなんて、レッドさんらしくないですよっ!」
「立てよ、ヒモ野郎。お前が守らないで、誰がこの街を守るんだ」
次回、『バトルするなら溝ノ口』
――全てを破壊し、全てを繋げ!
71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/29(日) 22:06:23.14 ID:xFhkbd490
ありがとうございました!
サンレッドのレスが一番多かったので、次回はサンレッド編をお送りします。
ディケイド関係は、以下のサイトにも置いていますので、もしよかったら見てみてくださいー。
http://www.geocities.jp/hibikigaiden/
それでは!
サンレッドのレスが一番多かったので、次回はサンレッド編をお送りします。
ディケイド関係は、以下のサイトにも置いていますので、もしよかったら見てみてくださいー。
http://www.geocities.jp/hibikigaiden/
それでは!
72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/29(日) 22:13:22.40 ID:blz70cNi0
おっつおつ
サンレッド超楽しみ!
サンレッド超楽しみ!
74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/29(日) 22:15:33.07 ID:rqgD9Uvb0
乙
次→ディケイド「サンレッドの世界か……」
Entry ⇒ 2012.07.31 | Category ⇒ 仮面ライダーSS | Comments (0) | Trackbacks (0)
ディケイド「ドラえもんの世界か……」
引用元: ・http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1343472545/
次→ディケイド「サザエさんの世界か……」
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 19:49:05.19 ID:fgN8J0n/0
士「……どうやら、また新しい世界に来たみたいだが」
小学生「せんせー! おはよーございます!」
小学生「おはよーございまーす!」
士「今度の俺は教師、らしいな。とりあえず学校に行ってみるか」
小学生「せんせー! おはよーございます!」
小学生「おはよーございまーす!」
士「今度の俺は教師、らしいな。とりあえず学校に行ってみるか」
2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 19:49:56.83 ID:fgN8J0n/0
キーンコーンカーンコーン
士「出席を取るぞ。剛田……骨川……源……」
士「一人、来てないやつがいるな」
スネオ「せんせー。ノビタのやつです」
士「ノビタ?」
タケシ「遅刻じゃない方が珍しいよな、あいつ」
クラス一同「アハハハ!」
ガラガラッ!
ノビタ「すみませんっ! 遅くなりました!」
士「……おう。早く座れ」
士(こいつがノビタか。確かにトロそうだ……)
士「出席を取るぞ。剛田……骨川……源……」
士「一人、来てないやつがいるな」
スネオ「せんせー。ノビタのやつです」
士「ノビタ?」
タケシ「遅刻じゃない方が珍しいよな、あいつ」
クラス一同「アハハハ!」
ガラガラッ!
ノビタ「すみませんっ! 遅くなりました!」
士「……おう。早く座れ」
士(こいつがノビタか。確かにトロそうだ……)
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 19:51:15.56 ID:fgN8J0n/0
ノビタ「……廊下に立ってなくていいんですか?」
クラス一同「ギャハハハ!」
士「なんだ。いつもは立ってるのか」
スネオ「先生がいつも立たせるじゃないですか」
士「そうか。……じゃあ立ってろ」
ノビタ「はーい……」
カラカラ……
士「ようしお前ら! 授業を始めるぞ!」
シズカ「……」
クラス一同「ギャハハハ!」
士「なんだ。いつもは立ってるのか」
スネオ「先生がいつも立たせるじゃないですか」
士「そうか。……じゃあ立ってろ」
ノビタ「はーい……」
カラカラ……
士「ようしお前ら! 授業を始めるぞ!」
シズカ「……」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 19:53:06.86 ID:fgN8J0n/0
~光写真館~
夏海「士くんが教師!?」
ユウスケ「あっはは。士に勉強なんて教えられるのかよ」
士「やってみたが、案外ラクじゃないな。どいつもこいつも覚えが悪すぎる」
夏海「それは、小学生ですから……」
士「あ、でも、一人だけよく出来るやつがいたな。デキスギとかいったか」
ユウスケ「それで士、この世界では一体何が起こるんだ?」
士「……さあ」
バァン!
ノビタ「ドラえも~ん! またジャイアン達にいじめられ……」
士「ん」
ノビタ「え?」
夏海「士くんが教師!?」
ユウスケ「あっはは。士に勉強なんて教えられるのかよ」
士「やってみたが、案外ラクじゃないな。どいつもこいつも覚えが悪すぎる」
夏海「それは、小学生ですから……」
士「あ、でも、一人だけよく出来るやつがいたな。デキスギとかいったか」
ユウスケ「それで士、この世界では一体何が起こるんだ?」
士「……さあ」
バァン!
ノビタ「ドラえも~ん! またジャイアン達にいじめられ……」
士「ん」
ノビタ「え?」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 19:55:32.03 ID:fgN8J0n/0
ノビタ「先生!? ど、どうして僕の家に……?」
士「お前こそ。なんでここに」
ノビタ「あ、あれ……? ここ、僕の家じゃない……?」
ユウスケ「なんだなんだ?」
夏海「どうやら、今回はあの子の家が写真館に入れ替わっちゃったみたいですね……」
栄次郎「おーい、士君っ」
士「じいさん」
栄次郎「大変だよ。二階の押入れから変なタヌキが」
士「……タヌキ?」
ドラえもん「タヌキとは失礼な。僕はドラえもん、ネコ型ロボットだぞ」
ノビタ「ドラえもん!」
士「お、おいおい、何だこいつは……」
士「お前こそ。なんでここに」
ノビタ「あ、あれ……? ここ、僕の家じゃない……?」
ユウスケ「なんだなんだ?」
夏海「どうやら、今回はあの子の家が写真館に入れ替わっちゃったみたいですね……」
栄次郎「おーい、士君っ」
士「じいさん」
栄次郎「大変だよ。二階の押入れから変なタヌキが」
士「……タヌキ?」
ドラえもん「タヌキとは失礼な。僕はドラえもん、ネコ型ロボットだぞ」
ノビタ「ドラえもん!」
士「お、おいおい、何だこいつは……」
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 19:58:10.33 ID:fgN8J0n/0
ドラえもん「ノビタ君、またジャイアン達にいじめられたの?」
ノビタ「明日のリサイタルまでにお客を集められなきゃ、ボコボコにするって~」
ドラえもん「しょうがないなあ……」
ドラえもん「まあ、それよりも今は」
士「ん……」
ドラえもん「なぜ、ノビタ君の家とここが繋がってしまったのか。謎を解く必要があるね」
士「なんだ。意外と話がわかるタヌキだな」
ドラえもん「タヌキじゃない! ネコ型ロボット!」
士「で? そのネコ型ロボット様はこの世界で何をしてるのか。聞かせてほしいもんだ」
ドラえもん「僕は……」
ノビタ「明日のリサイタルまでにお客を集められなきゃ、ボコボコにするって~」
ドラえもん「しょうがないなあ……」
ドラえもん「まあ、それよりも今は」
士「ん……」
ドラえもん「なぜ、ノビタ君の家とここが繋がってしまったのか。謎を解く必要があるね」
士「なんだ。意外と話がわかるタヌキだな」
ドラえもん「タヌキじゃない! ネコ型ロボット!」
士「で? そのネコ型ロボット様はこの世界で何をしてるのか。聞かせてほしいもんだ」
ドラえもん「僕は……」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 20:01:06.93 ID:fgN8J0n/0
士「ノビタの未来を変えに来た、だと……?」
ドラえもん「うん。ノビタ君の子孫が、僕を22世紀からこの時代に送り込んだんだ」
士「22世紀……今から100年後の未来か」
ノビタ「ドラえもん! 早く何か道具出してよー!」
ドラえもん「ノビタ君」
士「甘やかし過ぎは教育に良くないぞー」
ドラえもん「え……?」
ユウスケ「あっ。士が何か立派なこと言ってる」
夏海「まあ、仮にも教師ですから」
士「お前もこいつに頼ってばかりいないで、自分の力でいじめっ子に勝ったらどうなんだ」
ノビタ「そんな……。僕がジャイアンに敵うわけないよ」
士「だからって、こいつに助けてもらってばかりじゃ、成長できないぜ」
ノビタ「……」
ドラえもん「うん。ノビタ君の子孫が、僕を22世紀からこの時代に送り込んだんだ」
士「22世紀……今から100年後の未来か」
ノビタ「ドラえもん! 早く何か道具出してよー!」
ドラえもん「ノビタ君」
士「甘やかし過ぎは教育に良くないぞー」
ドラえもん「え……?」
ユウスケ「あっ。士が何か立派なこと言ってる」
夏海「まあ、仮にも教師ですから」
士「お前もこいつに頼ってばかりいないで、自分の力でいじめっ子に勝ったらどうなんだ」
ノビタ「そんな……。僕がジャイアンに敵うわけないよ」
士「だからって、こいつに助けてもらってばかりじゃ、成長できないぜ」
ノビタ「……」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 20:03:57.12 ID:fgN8J0n/0
カチャ……
シズカ「ノビタさーん?」
士「ん?」
ノビタ「シズカちゃん!」
シズカ「あ、あら、先生? どうしてここに……」
士「こいつに何か用なのか?」
シズカ「え、ええ、ちょっとお話が」
ドラえもん「いいじゃない、ノビタ君、行っておいでよ」
ノビタ「うん」
ドラえもん「その間に、僕達は話をしよう……」
シズカ「ノビタさーん?」
士「ん?」
ノビタ「シズカちゃん!」
シズカ「あ、あら、先生? どうしてここに……」
士「こいつに何か用なのか?」
シズカ「え、ええ、ちょっとお話が」
ドラえもん「いいじゃない、ノビタ君、行っておいでよ」
ノビタ「うん」
ドラえもん「その間に、僕達は話をしよう……」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 20:06:27.82 ID:fgN8J0n/0
テクテク
ノビタ「シズカちゃん。どうしたの?」
シズカ「うん……ちょっと、ノビタさんに言っておこうと思って」
シズカ「明日のタケシさんのリサイタル。ノビタさんはどうする気なの?」
ノビタ「えっ。ま、またドラえもんに何か出してもらうよ」
シズカ「……ノビタさんのそういう所、よくないと思う」
ノビタ「シズカちゃん?」
シズカ「リサイタルに行きたくないなら、タケシさんにちゃんと言って断らなきゃ」
ノビタ「! そんなことしたらジャイアンに……」
シズカ「でも。いつまでもドラちゃんに頼りっきりでいいの?」
ノビタ「だって……ドラえもんは僕を助けるために未来から来てくれたんだよ」
ノビタ「ドラえもんは……いつだって僕を助けてくれるんだ」
シズカ「ノビタさん……」
ノビタ「シズカちゃん。どうしたの?」
シズカ「うん……ちょっと、ノビタさんに言っておこうと思って」
シズカ「明日のタケシさんのリサイタル。ノビタさんはどうする気なの?」
ノビタ「えっ。ま、またドラえもんに何か出してもらうよ」
シズカ「……ノビタさんのそういう所、よくないと思う」
ノビタ「シズカちゃん?」
シズカ「リサイタルに行きたくないなら、タケシさんにちゃんと言って断らなきゃ」
ノビタ「! そんなことしたらジャイアンに……」
シズカ「でも。いつまでもドラちゃんに頼りっきりでいいの?」
ノビタ「だって……ドラえもんは僕を助けるために未来から来てくれたんだよ」
ノビタ「ドラえもんは……いつだって僕を助けてくれるんだ」
シズカ「ノビタさん……」
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 20:09:10.21 ID:fgN8J0n/0
士「俺がここに来た以上、この世界には何かが起こってるはずだ」
ドラえもん「何かが、起こってる?」
ユウスケ「そうだよ。士は世界を引っ掻き回す天才だからな」
士「お前は黙ってろ」
ドラえもん「そういえば、最近……この時代が誰かに監視されてるような気配があるんだ」
士「この時代を監視、だと?」
ドラえもん「詳しくはわからないけど。僕以外に、この時代で活動している者はいない筈なのに……」
士「どうやら、俺が戦わなきゃいけない敵は、着実に迫ってるようだな」
ドラえもん「君の方は一体何なんだ?」
士「俺は……世界の破壊者だ。今までも、これからもな」
ドラえもん「何かが、起こってる?」
ユウスケ「そうだよ。士は世界を引っ掻き回す天才だからな」
士「お前は黙ってろ」
ドラえもん「そういえば、最近……この時代が誰かに監視されてるような気配があるんだ」
士「この時代を監視、だと?」
ドラえもん「詳しくはわからないけど。僕以外に、この時代で活動している者はいない筈なのに……」
士「どうやら、俺が戦わなきゃいけない敵は、着実に迫ってるようだな」
ドラえもん「君の方は一体何なんだ?」
士「俺は……世界の破壊者だ。今までも、これからもな」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 20:13:40.00 ID:fgN8J0n/0
~翌日、空き地~
タケシ「おーう、ノビタ! ちゃんと客は連れてきたんだろうな?」
ノビタ「う、うん……」
スネオ「へー、ノビタが一体誰を連れてきたんだ?」
士「俺だ。不満か?」
タケシ「! 先生!」
士「おまけもいるぞ」
夏海「おまけって何ですか。失礼しちゃう」
ユウスケ「俺も聴かせてもらおうかな」
ドラえもん「……」
スネオ「ノビタ、先生に泣きつくなんてずるいぞ!」
ノビタ「僕はそんな……」
士「俺が自分で聴きにきたんだ。タケシ、歌が自慢なんだろ? 聴かせてもらいたいな」
タケシ「……お、おう」
タケシ「おーう、ノビタ! ちゃんと客は連れてきたんだろうな?」
ノビタ「う、うん……」
スネオ「へー、ノビタが一体誰を連れてきたんだ?」
士「俺だ。不満か?」
タケシ「! 先生!」
士「おまけもいるぞ」
夏海「おまけって何ですか。失礼しちゃう」
ユウスケ「俺も聴かせてもらおうかな」
ドラえもん「……」
スネオ「ノビタ、先生に泣きつくなんてずるいぞ!」
ノビタ「僕はそんな……」
士「俺が自分で聴きにきたんだ。タケシ、歌が自慢なんだろ? 聴かせてもらいたいな」
タケシ「……お、おう」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 20:15:59.50 ID:fgN8J0n/0
♪ホゲ~
士「な、なるほど、ひどい歌だ……」
ヒソヒソ
ユウスケ「た、確かに。士よりひどいな」
ヒソヒソ
夏海「士くんは意外と歌上手いんですよ?」
ヒソヒソ
ノビタ「ド、ドラえもん、何か出してよ~」
ヒソヒソ
ドラえもん「しょうがないな、じゃあ耳せんでも……」
ヒソヒソ
ウ―――!
士「! 何だ?」
タケシ「っ! だ、誰だ? 俺様のリサイタルの邪魔をするのは!」
『申し訳ないな現地の少年。我々はタイムパトロール』
ドラえもん「!?」
士「な、なるほど、ひどい歌だ……」
ヒソヒソ
ユウスケ「た、確かに。士よりひどいな」
ヒソヒソ
夏海「士くんは意外と歌上手いんですよ?」
ヒソヒソ
ノビタ「ド、ドラえもん、何か出してよ~」
ヒソヒソ
ドラえもん「しょうがないな、じゃあ耳せんでも……」
ヒソヒソ
ウ―――!
士「! 何だ?」
タケシ「っ! だ、誰だ? 俺様のリサイタルの邪魔をするのは!」
『申し訳ないな現地の少年。我々はタイムパトロール』
ドラえもん「!?」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 20:20:02.53 ID:fgN8J0n/0
ドラえもん「あれは、タイムパトロールの航時艇!」
士「なんだありゃ……」
太った隊員「時間犯罪者、ドラえもんの身柄を押さえに来た」
ドラえもん「ぼ、僕が時間犯罪者だって!?」
ノビタ「何かの間違いだよ!」
痩せた隊員「間違いではないぞ。逮捕状が出ている」
少年隊員「ネコ型ロボットのドラえもん。航時法違反で逮捕する!」
ドラえもん「ばかな……!」
士「どうなってやがんだ……」
タケシ「な、何なんだよ、ワケわかんねーよ!」
ノビタ「あの子……デキスギ君に似てるなあ」
スネオ「こんな時に何言ってるんだ!」
士「なんだありゃ……」
太った隊員「時間犯罪者、ドラえもんの身柄を押さえに来た」
ドラえもん「ぼ、僕が時間犯罪者だって!?」
ノビタ「何かの間違いだよ!」
痩せた隊員「間違いではないぞ。逮捕状が出ている」
少年隊員「ネコ型ロボットのドラえもん。航時法違反で逮捕する!」
ドラえもん「ばかな……!」
士「どうなってやがんだ……」
タケシ「な、何なんだよ、ワケわかんねーよ!」
ノビタ「あの子……デキスギ君に似てるなあ」
スネオ「こんな時に何言ってるんだ!」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 20:25:00.63 ID:fgN8J0n/0
少年隊員「我々はかねてから調査を進めていた。何者かが歴史を変えようとしている……と」
ドラえもん「僕はタイムパトロールに目を付けられるような事はしてないぞ!」
少年隊員「黙れ! お前の存在自体が歴史の流れを乱す悪なんだ!」
タケシ「お、おい、ちょっと待ってくれよ」
太った隊員「ん?」
タケシ「ドラえもんが犯罪者とかさ……何かの間違いじゃないのかよ」
太った隊員「そんなことはないぞ」
痩せた隊員「安心してくれ。タケシ君、スネオ君」
スネオ「どうして、僕達の名前を!」
痩せた隊員「我々が、君達にとってより望ましい世界にしてあげよう……」
ドラえもん「は、放せ! 話を聞いて――」
少年隊員「大人しくしろっ!」
ノビタ「やめてよ! ドラえもんを連れてかないで!」
ドラえもん「僕はタイムパトロールに目を付けられるような事はしてないぞ!」
少年隊員「黙れ! お前の存在自体が歴史の流れを乱す悪なんだ!」
タケシ「お、おい、ちょっと待ってくれよ」
太った隊員「ん?」
タケシ「ドラえもんが犯罪者とかさ……何かの間違いじゃないのかよ」
太った隊員「そんなことはないぞ」
痩せた隊員「安心してくれ。タケシ君、スネオ君」
スネオ「どうして、僕達の名前を!」
痩せた隊員「我々が、君達にとってより望ましい世界にしてあげよう……」
ドラえもん「は、放せ! 話を聞いて――」
少年隊員「大人しくしろっ!」
ノビタ「やめてよ! ドラえもんを連れてかないで!」
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 20:27:08.41 ID:fgN8J0n/0
士「おい!」
少年隊員「……何か?」
士「未来の世界の警察ってのは、ずいぶん乱暴な事をするんだな」
少年隊員「現地人には関係ない。口を出さないでもらおうか」
士「あいにく、俺はこの世界の人間じゃないんでね」
士「俺の目の前でそいつを連れてくのは、気に食わねえ」
少年隊員「……邪魔をする、と?」
士「口で言って聞かないならな」
少年隊員「……やれやれ。仕方ないな」
少年隊員「こちらタイムパトロール21世紀分隊。G電王システムの発動許可願います」
士「何……?」
少年隊員「……何か?」
士「未来の世界の警察ってのは、ずいぶん乱暴な事をするんだな」
少年隊員「現地人には関係ない。口を出さないでもらおうか」
士「あいにく、俺はこの世界の人間じゃないんでね」
士「俺の目の前でそいつを連れてくのは、気に食わねえ」
少年隊員「……邪魔をする、と?」
士「口で言って聞かないならな」
少年隊員「……やれやれ。仕方ないな」
少年隊員「こちらタイムパトロール21世紀分隊。G電王システムの発動許可願います」
士「何……?」
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 20:29:00.71 ID:fgN8J0n/0
少年隊員「我々タイムパトロールには、時間の運行を守るための様々な実力行使が許されている」
少年隊員「その一つがこれだ……。変身!」
ファンファンファン……ギュピーン!
G電王「任務の障害は、排除する」
士「……やっぱり、どこの世界でも、こうなる定めか!」
士「変身!」
【カメンライド――ディケーイ!】
ノビタ「!」
ノビタ「先生が……変身した!?」
少年隊員「その一つがこれだ……。変身!」
ファンファンファン……ギュピーン!
G電王「任務の障害は、排除する」
士「……やっぱり、どこの世界でも、こうなる定めか!」
士「変身!」
【カメンライド――ディケーイ!】
ノビタ「!」
ノビタ「先生が……変身した!?」
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 20:32:55.03 ID:fgN8J0n/0
ユウスケ「士……」
夏海「士くん!」
ディケイド「おい、ドラえもんとか言ったな!」
ドラえもん「!」
ディケイド「捕まりたくないなら、お前も戦え!」
ドラえもん「た、戦えと言っても……」
G電王「お前も、公務執行妨害で逮捕する!」
ディケイド「やってみろ。やれるもんならな」
【アタックライド――スラァッシュ!】
ディケイド「ハッ!」
シュバッ!
G電王「はっ!」
ズキュゥン!
夏海「士くん!」
ディケイド「おい、ドラえもんとか言ったな!」
ドラえもん「!」
ディケイド「捕まりたくないなら、お前も戦え!」
ドラえもん「た、戦えと言っても……」
G電王「お前も、公務執行妨害で逮捕する!」
ディケイド「やってみろ。やれるもんならな」
【アタックライド――スラァッシュ!】
ディケイド「ハッ!」
シュバッ!
G電王「はっ!」
ズキュゥン!
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 20:35:21.93 ID:fgN8J0n/0
ドラえもん「そうだ、こういうときは……『タンマウォッチ』!」
ドラえもん「時間停止!」
ディケイド「!?」
ピタッ
G電王「!」
ピタッ
ドラえもん「よ、よし、これで――」
G電王「無駄だな」
ドラえもん「何っ!?」
G電王「22世紀型の時間停止スイッチか。そんなローテクな技術が、我々に通用するとでも思ったか!」
ドラえもん「く……」
G電王「消えろ」
【Perfect weapon!】
ドラえもん「時間停止!」
ディケイド「!?」
ピタッ
G電王「!」
ピタッ
ドラえもん「よ、よし、これで――」
G電王「無駄だな」
ドラえもん「何っ!?」
G電王「22世紀型の時間停止スイッチか。そんなローテクな技術が、我々に通用するとでも思ったか!」
ドラえもん「く……」
G電王「消えろ」
【Perfect weapon!】
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 20:36:48.85 ID:fgN8J0n/0
G電王「――ハッ!」
バシュゥゥゥゥゥッ!!
ドラえもん「ひ、ひらりマントっ!」
G電王「無駄だと言っただろう!」
ドラえもん「! ばかな、マントも効かな――」
ズガァァァァァン!!
ドラえもん「」
G電王「機能停止したか。……時間停止を解除」
ディケイド「! ドラえもん!?」
ノビタ「ドラえもんっ!!」
バシュゥゥゥゥゥッ!!
ドラえもん「ひ、ひらりマントっ!」
G電王「無駄だと言っただろう!」
ドラえもん「! ばかな、マントも効かな――」
ズガァァァァァン!!
ドラえもん「」
G電王「機能停止したか。……時間停止を解除」
ディケイド「! ドラえもん!?」
ノビタ「ドラえもんっ!!」
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 20:40:58.16 ID:fgN8J0n/0
ダッ!
ノビタ「ドラえもん! ドラえもん、返事してよ!」
G電王「無駄だ。そのロボットの機能は完全に停止している」
ノビタ「な、なんでこんなこと――」
G電王「タイムパトロールに歯向かった報いだ。そこをどけ、少年!」
バシッ!
ノビタ「うっ!」
ディケイド「おい、待てよ。まだ俺がいるぜ」
G電王「……あくまで邪魔を続けるというわけか?」
ディケイド「お前のやり方が気に食わねえ。俺の生徒に勝手に手を挙げたこともな」
G電王「何……?」
ディケイド「俺は仮にもそいつらの先生だ。黙って見過ごすわけには……いかねえな」
G電王「……馬鹿め」
ノビタ「ドラえもん! ドラえもん、返事してよ!」
G電王「無駄だ。そのロボットの機能は完全に停止している」
ノビタ「な、なんでこんなこと――」
G電王「タイムパトロールに歯向かった報いだ。そこをどけ、少年!」
バシッ!
ノビタ「うっ!」
ディケイド「おい、待てよ。まだ俺がいるぜ」
G電王「……あくまで邪魔を続けるというわけか?」
ディケイド「お前のやり方が気に食わねえ。俺の生徒に勝手に手を挙げたこともな」
G電王「何……?」
ディケイド「俺は仮にもそいつらの先生だ。黙って見過ごすわけには……いかねえな」
G電王「……馬鹿め」
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 20:43:01.83 ID:fgN8J0n/0
シズカ「やめてーっ!」
G電王「ん?」
ノビタ「シズカちゃん!」
シズカ「やめて、ドラちゃんを連れてかないで……! きっと何かの誤解なんです!」
G電王「……この少女は……。そうか。なるほどな」
シズカ「お願い、話を――」
G電王「来い!」
ガシッ!
シズカ「あっ!」
ノビタ「! シズカちゃん!」
ディケイド「野郎……!」
G電王「動くな。この少女の命が惜しければな」
G電王「ん?」
ノビタ「シズカちゃん!」
シズカ「やめて、ドラちゃんを連れてかないで……! きっと何かの誤解なんです!」
G電王「……この少女は……。そうか。なるほどな」
シズカ「お願い、話を――」
G電王「来い!」
ガシッ!
シズカ「あっ!」
ノビタ「! シズカちゃん!」
ディケイド「野郎……!」
G電王「動くな。この少女の命が惜しければな」
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 20:46:33.31 ID:fgN8J0n/0
ディケイド「おいおい。警察がそこまでやっていいのかよ」
G電王「関係ないな。我々の目的……歴史の運行を守るためなら」
【Perfect weapon!】
G電王「死ねっ!」
ズキュゥゥゥゥッ!!
ディケイド「っ! ぐあああぁぁっ!」
ドサッ……
士「……」
バタッ
夏海「士くん!」
ノビタ「先生ーっ!」
G電王「関係ないな。我々の目的……歴史の運行を守るためなら」
【Perfect weapon!】
G電王「死ねっ!」
ズキュゥゥゥゥッ!!
ディケイド「っ! ぐあああぁぁっ!」
ドサッ……
士「……」
バタッ
夏海「士くん!」
ノビタ「先生ーっ!」
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 20:50:02.80 ID:fgN8J0n/0
タケシ「このっ……! シズカちゃんを離せ!」
ダッ!
太った隊員「おっと!」
ガシッ!
タケシ「こ、このやろ、離せっ!」
太った隊員「君達をどうこうする気はない。大人しくしているんだ!」
G電王「……ふん」
シズカ「は、はなして……!」
ユウスケ「こ、こうなったら俺が! 変し――」
G電王「無駄だ!」
ズキュゥンッ!
ユウスケ「ぐあっ!」
夏海「ユウスケ!?」
ユウスケ「ぐっ……。やっぱ俺に出番はないのか……」
ダッ!
太った隊員「おっと!」
ガシッ!
タケシ「こ、このやろ、離せっ!」
太った隊員「君達をどうこうする気はない。大人しくしているんだ!」
G電王「……ふん」
シズカ「は、はなして……!」
ユウスケ「こ、こうなったら俺が! 変し――」
G電王「無駄だ!」
ズキュゥンッ!
ユウスケ「ぐあっ!」
夏海「ユウスケ!?」
ユウスケ「ぐっ……。やっぱ俺に出番はないのか……」
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 20:52:53.52 ID:fgN8J0n/0
G電王「見たか。我々に逆らう者はこうなるのだ!」
太った隊員「心配しなくても、君達の記憶は後で消してあげよう」
痩せた隊員「ドラえもんのことなんか忘れて、正しい歴史を生きていくんだ」
ノビタ「そんな……そんな!」
タケシ「納得できないぜ!」
スネオ「僕だってそんなの嫌だぞ!」
G電王「お前ら。ロボットを運び込め」
太った隊員「はっ!」
G電王「お前も、もう用はない」
パッ!
シズカ「うっ……」
シズカ「ひどいわ。ドラちゃんが……ドラちゃんが何をしたっていうの!?」
ノビタ「そ、そうだよ! ドラえもんは何も悪いことなんて!」
太った隊員「心配しなくても、君達の記憶は後で消してあげよう」
痩せた隊員「ドラえもんのことなんか忘れて、正しい歴史を生きていくんだ」
ノビタ「そんな……そんな!」
タケシ「納得できないぜ!」
スネオ「僕だってそんなの嫌だぞ!」
G電王「お前ら。ロボットを運び込め」
太った隊員「はっ!」
G電王「お前も、もう用はない」
パッ!
シズカ「うっ……」
シズカ「ひどいわ。ドラちゃんが……ドラちゃんが何をしたっていうの!?」
ノビタ「そ、そうだよ! ドラえもんは何も悪いことなんて!」
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 20:56:36.76 ID:fgN8J0n/0
G電王「……」
シュゥッ
少年隊員「いい気なものだな。そのロボットが、どれだけ歴史の流れを歪めてきたか」
少年隊員「どれだけの人間から正しい人生を奪ってきたか、わかっているのか?」
ノビタ「……?」
シズカ「それって、どういう……」
少年隊員「ノビタ、君なんだよ。全ての元凶は」
ノビタ「えっ?」
少年隊員「君は本来なら、シズカとは結ばれず……恵まれない人生を送るはずだった」
少年隊員「それが本当の歴史なんだ。無理もない。勉強もできず、何の取り得もない君ならな」
スネオ「……言いたい放題言いやがって」
タケシ「ノビタの悪口を言っていいのは俺らだけなんだぞ!」
シュゥッ
少年隊員「いい気なものだな。そのロボットが、どれだけ歴史の流れを歪めてきたか」
少年隊員「どれだけの人間から正しい人生を奪ってきたか、わかっているのか?」
ノビタ「……?」
シズカ「それって、どういう……」
少年隊員「ノビタ、君なんだよ。全ての元凶は」
ノビタ「えっ?」
少年隊員「君は本来なら、シズカとは結ばれず……恵まれない人生を送るはずだった」
少年隊員「それが本当の歴史なんだ。無理もない。勉強もできず、何の取り得もない君ならな」
スネオ「……言いたい放題言いやがって」
タケシ「ノビタの悪口を言っていいのは俺らだけなんだぞ!」
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 21:00:32.12 ID:fgN8J0n/0
少年隊員「事は君達にも関わっているんだよ。スネオ君、タケシ君」
スネオ「?」
タケシ「何だって?」
太った隊員「時間改変は、君達の子孫の運命をも変えてしまったんだ」
痩せた隊員「あのロボットが君達の時代に来たことで、俺達は……」
ユウスケ「! まさか――」
夏海「あなた達は、スネオ君とタケシ君の……?」
太った隊員「ああそうだ! 俺達はタケシとスネオの遠い子孫さ!」
痩せた隊員「あのロボットのせいで、正しい歴史を生きられなかった人間なんだよ!」
シズカ「ド、ドラちゃんが、一体何を……?」
少年隊員「シズカ。君は……僕の遠いご先祖様になるはずだった」
シズカ「?」
スネオ「?」
タケシ「何だって?」
太った隊員「時間改変は、君達の子孫の運命をも変えてしまったんだ」
痩せた隊員「あのロボットが君達の時代に来たことで、俺達は……」
ユウスケ「! まさか――」
夏海「あなた達は、スネオ君とタケシ君の……?」
太った隊員「ああそうだ! 俺達はタケシとスネオの遠い子孫さ!」
痩せた隊員「あのロボットのせいで、正しい歴史を生きられなかった人間なんだよ!」
シズカ「ド、ドラちゃんが、一体何を……?」
少年隊員「シズカ。君は……僕の遠いご先祖様になるはずだった」
シズカ「?」
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 21:02:16.14 ID:fgN8J0n/0
少年隊員「君は、ノビタなんかと結ばれるはずじゃなかった!」
少年隊員「出来損ないのノビタの子孫が、こんなロボットをこの時代に送り込まなければな!」
シズカ「あ、あなた、ひょっとして――」
少年隊員「そう、僕のファミリーネームは“デキスギ”」
少年隊員「歴史改変によって本来の人生を奪われた、哀れなデキスギ少年の遠い子孫だよ」
タケシ「……」
スネオ「……」
シズカ「……デキスギさんの子孫が、そんなことに……」
少年隊員「可哀想だと思ってくれるかい。全てはノビタとこのロボットが原因なんだ」
少年隊員「出来損ないのノビタの子孫が、こんなロボットをこの時代に送り込まなければな!」
シズカ「あ、あなた、ひょっとして――」
少年隊員「そう、僕のファミリーネームは“デキスギ”」
少年隊員「歴史改変によって本来の人生を奪われた、哀れなデキスギ少年の遠い子孫だよ」
タケシ「……」
スネオ「……」
シズカ「……デキスギさんの子孫が、そんなことに……」
少年隊員「可哀想だと思ってくれるかい。全てはノビタとこのロボットが原因なんだ」
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 21:04:55.30 ID:fgN8J0n/0
少年隊員「ノビタ。君を抹殺してしまえば手っ取り早いが、さすがに過去の時代での殺傷は許されていない」
少年隊員「このロボットを連行し、歴史を正常な流れに戻す。そのために我々はこの時代に来た」
シズカ「……」
シズカ「……あなた、最低よ!」
少年隊員「何っ!?」
シズカ「あなたは、自分の好き勝手に過去の時代をいじろうとしてるだけじゃない!」
少年隊員「何を言ってる! こうして修正される歴史こそが本来の歴史なんだ!」
少年隊員「だって、おかしいだろう!? 僕のご先祖様は、勉強もできる、立派な人間だった!
こんな……ノビタみたいな、バカでグズでノロマで、何もできないガキとは訳が違う!」
少年隊員「君は僕のご先祖様と結ばれなきゃいけないんだ。それが、正しい歴史なんだ」
シズカ「いやよ!」
シズカ「デキスギさんの子孫がこんな出来損ないだなんて。残念でしょうがないわ!」
少年隊員「このロボットを連行し、歴史を正常な流れに戻す。そのために我々はこの時代に来た」
シズカ「……」
シズカ「……あなた、最低よ!」
少年隊員「何っ!?」
シズカ「あなたは、自分の好き勝手に過去の時代をいじろうとしてるだけじゃない!」
少年隊員「何を言ってる! こうして修正される歴史こそが本来の歴史なんだ!」
少年隊員「だって、おかしいだろう!? 僕のご先祖様は、勉強もできる、立派な人間だった!
こんな……ノビタみたいな、バカでグズでノロマで、何もできないガキとは訳が違う!」
少年隊員「君は僕のご先祖様と結ばれなきゃいけないんだ。それが、正しい歴史なんだ」
シズカ「いやよ!」
シズカ「デキスギさんの子孫がこんな出来損ないだなんて。残念でしょうがないわ!」
62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 21:06:31.38 ID:fgN8J0n/0
少年隊員「く……このっ!」
ガシッ!
シズカ「うっ!」
少年隊員「もう一度言ってみろっ! 僕の家系はエリートなんだ――ノビタなんかとは違う!」
シズカ「は、はなして……!」
ノビタ「し、シズカちゃん!」
ノビタ「シズカちゃんを――放せぇっ!」
バキュゥン!
少年隊員「ぐっ!」
ドサッ!
シズカ「っ!」
ノビタ「ハァ、ハァ……」
少年隊員「あれは、ディケイドの銃……!」
ガシッ!
シズカ「うっ!」
少年隊員「もう一度言ってみろっ! 僕の家系はエリートなんだ――ノビタなんかとは違う!」
シズカ「は、はなして……!」
ノビタ「し、シズカちゃん!」
ノビタ「シズカちゃんを――放せぇっ!」
バキュゥン!
少年隊員「ぐっ!」
ドサッ!
シズカ「っ!」
ノビタ「ハァ、ハァ……」
少年隊員「あれは、ディケイドの銃……!」
64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 21:10:09.24 ID:fgN8J0n/0
シズカ「ノビタさん!」
タタッ!
ノビタ「シズカちゃん……!」
少年隊員「こいつ……こいつ! ふざけるな! ただのグズのくせにっ!!」
士「……いや」
士「それは、違うな……!」
少年隊員「ッ! お前、生きて……?」
士「教師の基本だ。世の中には……何の取り得もない人間なんて、いねえ」
(あの音楽)
士「勉強は苦手でも、運動ができなくても……コイツには、他の誰にも負けない長所がある!」
少年隊員「バカな!」
タタッ!
ノビタ「シズカちゃん……!」
少年隊員「こいつ……こいつ! ふざけるな! ただのグズのくせにっ!!」
士「……いや」
士「それは、違うな……!」
少年隊員「ッ! お前、生きて……?」
士「教師の基本だ。世の中には……何の取り得もない人間なんて、いねえ」
(あの音楽)
士「勉強は苦手でも、運動ができなくても……コイツには、他の誰にも負けない長所がある!」
少年隊員「バカな!」
66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 21:16:38.53 ID:fgN8J0n/0
士「一度は便利な道具に頼ろうとしても。コイツは、最後には自分の足で立ち上がる。
自分の手で、困難に立ち向かって行こうとする!」
士「与えられた人生で精一杯頑張ろうともしないで、全てを先祖の人生のせいにし、
過去の世界に憂さ晴らしをしにくるお前とは……訳が違うんだ!」
少年隊員「ぐ……! お、おのれ、今度こそ完全に殺してやる!」
少年隊員「変身!」
ギュピーン!
士「無駄だぜ。そんな力に頼りっきりのお前が、俺に勝てるか」
G電王「黙れ! お前は一体何なんだ!?」
士「通りすがりの仮面ライダーだ。覚えておけ!」
士「変身!」
【カメンライド――ディケーイ!】
自分の手で、困難に立ち向かって行こうとする!」
士「与えられた人生で精一杯頑張ろうともしないで、全てを先祖の人生のせいにし、
過去の世界に憂さ晴らしをしにくるお前とは……訳が違うんだ!」
少年隊員「ぐ……! お、おのれ、今度こそ完全に殺してやる!」
少年隊員「変身!」
ギュピーン!
士「無駄だぜ。そんな力に頼りっきりのお前が、俺に勝てるか」
G電王「黙れ! お前は一体何なんだ!?」
士「通りすがりの仮面ライダーだ。覚えておけ!」
士「変身!」
【カメンライド――ディケーイ!】
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 21:18:40.03 ID:fgN8J0n/0
ディケイド「ハッ!」
G電王「アアァッ!!」
ノビタ「シズカちゃん、大丈夫?」
シズカ「え、ええ。でも、ドラちゃんが……!」
太った隊員「ロボットには近づかせない」
痩せた隊員「君達は黙って見ているんだ!」
海東「……それは、僕もかい?」
太った隊員「!」
バッ!
海東「守りが甘いよ。警察の割にはさ」
G電王「アアァッ!!」
ノビタ「シズカちゃん、大丈夫?」
シズカ「え、ええ。でも、ドラちゃんが……!」
太った隊員「ロボットには近づかせない」
痩せた隊員「君達は黙って見ているんだ!」
海東「……それは、僕もかい?」
太った隊員「!」
バッ!
海東「守りが甘いよ。警察の割にはさ」
68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 21:21:00.68 ID:fgN8J0n/0
夏海「海東さん!」
ユウスケ「相変わらず、どっから来たんだよ」
痩せた隊員「ロボットを逃がす気か!?」
海東「逃がす? まさか」
海東「僕は、このポケットが欲しかっただけだ」
バッ!
ノビタ「ドラえもんのポケットを!」
海東「これは大変なお宝だからね。まあ、これだけのものを貰える代わりに――」
海東「タイムふろしき、か。これで機能が回復するはずだったね」
シズカ「! 助けてくれるんですか!?」
海東「さあね。僕は、僕のやりたいようにするだけさ」
ファサッ……
ドラえもん「!」
ユウスケ「相変わらず、どっから来たんだよ」
痩せた隊員「ロボットを逃がす気か!?」
海東「逃がす? まさか」
海東「僕は、このポケットが欲しかっただけだ」
バッ!
ノビタ「ドラえもんのポケットを!」
海東「これは大変なお宝だからね。まあ、これだけのものを貰える代わりに――」
海東「タイムふろしき、か。これで機能が回復するはずだったね」
シズカ「! 助けてくれるんですか!?」
海東「さあね。僕は、僕のやりたいようにするだけさ」
ファサッ……
ドラえもん「!」
70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 21:22:34.02 ID:fgN8J0n/0
【ファイナルアタックライド――ディディディディケーイ!】
ディケイド「ハアアァァッ!!」
G電王「無駄だっ!」
ギィィィィン!
ディケイド「くっ、バリアか……!」
G電王「覚悟しろ、お前もデリートしてやる!」
ズキュゥンッ!
ディケイド「く……!」
バキュンッ!
G電王「っ!」
ディケイド「何!?」
ドラえもん「待たせたね、ディケイド!」
ディケイド「ハアアァァッ!!」
G電王「無駄だっ!」
ギィィィィン!
ディケイド「くっ、バリアか……!」
G電王「覚悟しろ、お前もデリートしてやる!」
ズキュゥンッ!
ディケイド「く……!」
バキュンッ!
G電王「っ!」
ディケイド「何!?」
ドラえもん「待たせたね、ディケイド!」
72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 21:25:11.01 ID:fgN8J0n/0
ディケイド「お前。……海東の野郎が何かしやがったのか」
ドラえもん「そんなことより。行くよ、ディケイド!」
G電王「ふふふ……ははは! 旧式の武器しかないお前に何ができる!?」
ディケイド「そうかよ。だったら、見慣れないヤツを見せてやるぜ」
G電王「何?」
【ファイナルフォームライド――ドドドドラエモン!】
ディケイド「ドラえもん。ちょっとくすぐったいぞ」
ドラえもん「えっ?」
しゅいーん!
♪てってれれってーてーてーてー
ディケイド「ドラエモンコプター!」
ドラえもん「そんなことより。行くよ、ディケイド!」
G電王「ふふふ……ははは! 旧式の武器しかないお前に何ができる!?」
ディケイド「そうかよ。だったら、見慣れないヤツを見せてやるぜ」
G電王「何?」
【ファイナルフォームライド――ドドドドラエモン!】
ディケイド「ドラえもん。ちょっとくすぐったいぞ」
ドラえもん「えっ?」
しゅいーん!
♪てってれれってーてーてーてー
ディケイド「ドラエモンコプター!」
73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 21:27:54.18 ID:fgN8J0n/0
シズカ「! ドラちゃんが……」
ノビタ「でっかいタケコプターと空気砲に!?」
ディケイド「はっ!」
バッ!!
G電王「な!? 何だあれは!?」
ディケイド「食らえ!」
ズキュン!ズキュゥンッ!
G電王「ぐああっ!」
【ファイナルアタックライド――】
ディケイド「裁きを受けるのは――お前だ!」
【――ドドドドラエモン!】
ディケイド「――はっ!」
バキュゥゥゥゥゥゥゥッ!!
G電王「ぐ……アアアアァァァァッ!!」
ドカーン!
ノビタ「でっかいタケコプターと空気砲に!?」
ディケイド「はっ!」
バッ!!
G電王「な!? 何だあれは!?」
ディケイド「食らえ!」
ズキュン!ズキュゥンッ!
G電王「ぐああっ!」
【ファイナルアタックライド――】
ディケイド「裁きを受けるのは――お前だ!」
【――ドドドドラエモン!】
ディケイド「――はっ!」
バキュゥゥゥゥゥゥゥッ!!
G電王「ぐ……アアアアァァァァッ!!」
ドカーン!
74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 21:30:09.65 ID:fgN8J0n/0
少年隊員「ぐ……がはっ」
少年隊員「こ、こうなったら!」
ダッ!
ノビタ「!?」
少年隊員「死ねっ! ノビタッ!」
ボカッ!ボカッ!
ノビタ「うっ!」
太った隊員「! ちょ、ちょっ、それは――」
痩せた隊員「現地の人間に手を出すのはやばいですよ!」
少年隊員「うるさいっ! こいつさえ! こいつさえいなくなればっ!」
ノビタ「う……! や、やめろ……!」
ノビタ「やめろっ!」
ボカッ!
少年隊員「っ!」
少年隊員「こ、こうなったら!」
ダッ!
ノビタ「!?」
少年隊員「死ねっ! ノビタッ!」
ボカッ!ボカッ!
ノビタ「うっ!」
太った隊員「! ちょ、ちょっ、それは――」
痩せた隊員「現地の人間に手を出すのはやばいですよ!」
少年隊員「うるさいっ! こいつさえ! こいつさえいなくなればっ!」
ノビタ「う……! や、やめろ……!」
ノビタ「やめろっ!」
ボカッ!
少年隊員「っ!」
76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 21:32:54.18 ID:fgN8J0n/0
少年隊員「お、お前……生意気だぞ! ノビタのくせにっ!」
ガシッ!ボカッ!
ノビタ「く、う……! 僕の……僕だけの力で、君に勝たないと……」
ノビタ「ディケイドが……」
ノビタ「安心して……元の世界に帰れないんだ!」
ボカッ!
少年隊員「こ、こいつ……!」
士「ノビタ……。意外と骨もあるんじゃないか」
夏海「そんなこと言ってる場合ですか? 止めなきゃ!」
士「そうだな。……いや」
士「どうやら、それは先生の役目じゃないみたいだぜ」
タケシ「おい、そこまでだぜ!」
スネオ「の、ノビタに手を出すなんて許さないぞ!」
ガシッ!ボカッ!
ノビタ「く、う……! 僕の……僕だけの力で、君に勝たないと……」
ノビタ「ディケイドが……」
ノビタ「安心して……元の世界に帰れないんだ!」
ボカッ!
少年隊員「こ、こいつ……!」
士「ノビタ……。意外と骨もあるんじゃないか」
夏海「そんなこと言ってる場合ですか? 止めなきゃ!」
士「そうだな。……いや」
士「どうやら、それは先生の役目じゃないみたいだぜ」
タケシ「おい、そこまでだぜ!」
スネオ「の、ノビタに手を出すなんて許さないぞ!」
78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 21:35:27.57 ID:fgN8J0n/0
少年隊員「何っ!? 黙れ、僕はこいつを――」
タケシ「うるせえっ!」
ボカッ!!
少年隊員「うぐっ!」
タケシ「ノビタを殴っていいのは俺だけだ! これ以上やるってんなら、俺が相手になるぜ」
スネオ「そ、そうだそうだ!」
少年隊員「生意気な……現地のガキの分際で!」
ジャキッ!
痩せた隊員「じゅ、銃!?」
太った隊員「俺らのご先祖を撃ち殺す気かよ!?」
デキスギ「やめるんだ!」
少年隊員「っ!?」
デキスギ「もう……やめてくれ」
少年隊員「……ご先祖様……」
タケシ「うるせえっ!」
ボカッ!!
少年隊員「うぐっ!」
タケシ「ノビタを殴っていいのは俺だけだ! これ以上やるってんなら、俺が相手になるぜ」
スネオ「そ、そうだそうだ!」
少年隊員「生意気な……現地のガキの分際で!」
ジャキッ!
痩せた隊員「じゅ、銃!?」
太った隊員「俺らのご先祖を撃ち殺す気かよ!?」
デキスギ「やめるんだ!」
少年隊員「っ!?」
デキスギ「もう……やめてくれ」
少年隊員「……ご先祖様……」
79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 21:38:58.76 ID:fgN8J0n/0
ノビタ「デキスギ!」
シズカ「デキスギさん……!」
デキスギ「僕は。ノビタ君がドラえもんに助けられることを、忌々しいなんて思っちゃいないよ」
デキスギ「ノビタ君が居ようと居まいと。僕の人生は、僕の手で切り開いてみせる」
デキスギ「自分の子孫に、こんなことしてまで助けてもらいたいとは思わない!」
少年隊員「う……くっ!」
少年隊員「くそぉぉぉっ!!」
ウ―――……
『こちらタイムパトロール。21世紀分隊の三人を航時警察権濫用の疑いで逮捕する』
士「終わった……か」
シズカ「デキスギさん……!」
デキスギ「僕は。ノビタ君がドラえもんに助けられることを、忌々しいなんて思っちゃいないよ」
デキスギ「ノビタ君が居ようと居まいと。僕の人生は、僕の手で切り開いてみせる」
デキスギ「自分の子孫に、こんなことしてまで助けてもらいたいとは思わない!」
少年隊員「う……くっ!」
少年隊員「くそぉぉぉっ!!」
ウ―――……
『こちらタイムパトロール。21世紀分隊の三人を航時警察権濫用の疑いで逮捕する』
士「終わった……か」
80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 21:42:29.20 ID:fgN8J0n/0
……。
ドラえもん「……もう、行ってしまうんだね?」
士「ああ。まだ、俺を待ってる世界がたくさんあるからな」
ノビタ「先生……ううん、ディケイド。本当に……ありがとう」
シズカ「ありがとうございました」
士「俺は何もしてねえぜ。ノビタ。お前が自分であいつに立ち向かったんだろ」
ドラえもん「ノビタ君。僕はこれから、今までみたいに君を甘やかさないようにするからね」
ノビタ「! そ、そんなあ!」
士「はは。それがいい。教育の基本だ」
ユウスケ「士のやつ、すっかり教育者気取りだな」
夏海「まあ……士くんですから。仕方ないですよ」
ドラえもん「……もう、行ってしまうんだね?」
士「ああ。まだ、俺を待ってる世界がたくさんあるからな」
ノビタ「先生……ううん、ディケイド。本当に……ありがとう」
シズカ「ありがとうございました」
士「俺は何もしてねえぜ。ノビタ。お前が自分であいつに立ち向かったんだろ」
ドラえもん「ノビタ君。僕はこれから、今までみたいに君を甘やかさないようにするからね」
ノビタ「! そ、そんなあ!」
士「はは。それがいい。教育の基本だ」
ユウスケ「士のやつ、すっかり教育者気取りだな」
夏海「まあ……士くんですから。仕方ないですよ」
81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 21:46:21.67 ID:fgN8J0n/0
海東「……」
士「どうした? 海東」
海東「このポケットに入ってるのは、22世紀の世界だと普通にデパートで売ってる物ばかりらしい」
ドラえもん「まあ、ね」
海東「君に返しておくよ。こんなもの、僕はいらない」
ポイッ!
ドラえもん「!」
海東「でも……」
スッ!
ドラえもん「どら焼き!? あ、ポケットに入れてた僕のどら焼きを盗ったな!?」
海東「こっちの方が、よっぽどお宝らしいね。僕はこれを頂くとしよう」
ドラえもん「こ、このやろう、ふっとばしてやる! 地球破壊爆弾!」
ノビタ「ちょ、ドラえもん!?」
士「……やれやれ」
(おしまい)
士「どうした? 海東」
海東「このポケットに入ってるのは、22世紀の世界だと普通にデパートで売ってる物ばかりらしい」
ドラえもん「まあ、ね」
海東「君に返しておくよ。こんなもの、僕はいらない」
ポイッ!
ドラえもん「!」
海東「でも……」
スッ!
ドラえもん「どら焼き!? あ、ポケットに入れてた僕のどら焼きを盗ったな!?」
海東「こっちの方が、よっぽどお宝らしいね。僕はこれを頂くとしよう」
ドラえもん「こ、このやろう、ふっとばしてやる! 地球破壊爆弾!」
ノビタ「ちょ、ドラえもん!?」
士「……やれやれ」
(おしまい)
99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 22:01:52.14 ID:fgN8J0n/0
さあーて、来週のディケイドは?
「ディケイドー、野球しようぜ!」
「僕たちは……いつまで小学生を続けるんだ?」
「全自動卵割り機。これはなかなかのお宝だね」
「ディケイド。ちょっとこっちへ来て座りなさい!」
「もう何十年も前から、こんなことを繰り返してる気がする……」
『カツオ、ライダーに会う』の一本です。
――全てを破壊し、全てを繋げ!
「ディケイドー、野球しようぜ!」
「僕たちは……いつまで小学生を続けるんだ?」
「全自動卵割り機。これはなかなかのお宝だね」
「ディケイド。ちょっとこっちへ来て座りなさい!」
「もう何十年も前から、こんなことを繰り返してる気がする……」
『カツオ、ライダーに会う』の一本です。
――全てを破壊し、全てを繋げ!
101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 22:04:08.88 ID:fgN8J0n/0
次回はサザエさんの世界にしました。他の世界も後々やる予定です。
前に書いたもの:
ディケイド「るろうに剣心の世界か……」
(http://ssh123.blog.2nt.com/blog-entry-1341.html)
また、ディケイド関連なら、以下のサイトの「figma劇場」
も見て頂けると嬉しいです。
http://www.geocities.jp/hibikigaiden/
それでは!
前に書いたもの:
ディケイド「るろうに剣心の世界か……」
(http://ssh123.blog.2nt.com/blog-entry-1341.html)
また、ディケイド関連なら、以下のサイトの「figma劇場」
も見て頂けると嬉しいです。
http://www.geocities.jp/hibikigaiden/
それでは!
105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 22:19:56.21 ID:UPB9X7ln0
乙
もっとやってください
もっとやってください
106: sage 2012/07/28(土) 22:21:47.65 ID:xCh61JUY0
乙
次回も楽しみだ
次回も楽しみだ
次→ディケイド「サザエさんの世界か……」
Entry ⇒ 2012.07.29 | Category ⇒ 仮面ライダーSS | Comments (0) | Trackbacks (0)
ディケイド「るろうに剣心の世界か……」
引用元: ・http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1343048811/
関連記事:オダギリジョー「クウガのベルト……?」
次→ディケイド「ドラえもんの世界か……」
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/23(月) 22:06:51.91 ID:o/DomUHE0
士「……どうやら、新しい世界に来たみたいだが」
町人「陸蒸気に乗ってきたぜ! これがもう凄いんだよ!」
町人「うらやましい限りだねえ。俺なんか人力車にも乗ったことがない」
士「随分、古臭い街だな……」
町人「陸蒸気に乗ってきたぜ! これがもう凄いんだよ!」
町人「うらやましい限りだねえ。俺なんか人力車にも乗ったことがない」
士「随分、古臭い街だな……」
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/23(月) 22:08:04.49 ID:o/DomUHE0
士「オイ、お前。今は西暦何年だ?」
町人「せいれき? 難しいことは良くわかんねーけど、今は明治十年だよ」
士「……なるほど、な」
士「明治時代の世界か。だが、俺はここで何をすればいい……?」
「キャーッ!」
士「!」
町人「せいれき? 難しいことは良くわかんねーけど、今は明治十年だよ」
士「……なるほど、な」
士「明治時代の世界か。だが、俺はここで何をすればいい……?」
「キャーッ!」
士「!」
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/23(月) 22:10:46.54 ID:o/DomUHE0
ごろつき「へっへっへ、上玉じゃねえか……」
ごろつき「大人しく俺達の言うこと聞きな!」
町娘「や、やめてくださいまし……!」
士「おい」
ごろつき「あ? 何だてめーは」
士「そのくらいにしておけ。嫌がってるだろうが」
ごろつき「な、何だてめえ、警官なんざ怖かねえよっ!」
士「警官?」
士(今気付いたが、この恰好は……。クウガの世界を思い出すな)
ごろつき「大人しく俺達の言うこと聞きな!」
町娘「や、やめてくださいまし……!」
士「おい」
ごろつき「あ? 何だてめーは」
士「そのくらいにしておけ。嫌がってるだろうが」
ごろつき「な、何だてめえ、警官なんざ怖かねえよっ!」
士「警官?」
士(今気付いたが、この恰好は……。クウガの世界を思い出すな)
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/23(月) 22:12:59.29 ID:o/DomUHE0
士「まあ、やめとけって」
ごろつき「んだとォ!? 俺達とやろうってのか――」
ガシッ!
ごろつき「!」
ギリギリギリ……
ごろつき「い、痛てぇ!」
ケンシン「そのくらいにしておくでござる……」
ごろつき「んだとォ!? 俺達とやろうってのか――」
ガシッ!
ごろつき「!」
ギリギリギリ……
ごろつき「い、痛てぇ!」
ケンシン「そのくらいにしておくでござる……」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/23(月) 22:14:59.25 ID:o/DomUHE0
ごろつき「な、何だこの野郎っ、刀なんか差しやがって!」
ケンシン「この刀は抜かぬよ。抜く必要もない」
ごろつき「あまり俺らをなめてっと――」
士「! 危ない、短刀だ!」
ケンシン「……」
ブン!
ごろつき「ぐわあっ!」
士「……刀を鞘に差したままの……峰打ち、だと……」
ケンシン「この刀は抜かぬよ。抜く必要もない」
ごろつき「あまり俺らをなめてっと――」
士「! 危ない、短刀だ!」
ケンシン「……」
ブン!
ごろつき「ぐわあっ!」
士「……刀を鞘に差したままの……峰打ち、だと……」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/23(月) 22:15:59.67 ID:o/DomUHE0
ごろつき「ひ、ひええっ!」
ごろつき「すんませんでしたーっ!」
ケンシン「……ふん」
町娘「あ、ありがとうございました!」
ケンシン「構わんでござるよ。気を付けるでござる」
町娘「はいっ!」
士「お前、強いな……」
ケンシン「……おぬし」
ごろつき「すんませんでしたーっ!」
ケンシン「……ふん」
町娘「あ、ありがとうございました!」
ケンシン「構わんでござるよ。気を付けるでござる」
町娘「はいっ!」
士「お前、強いな……」
ケンシン「……おぬし」
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/23(月) 22:18:21.46 ID:o/DomUHE0
士「俺の出番を奪ったことは、その強さに免じて許して――」
ケンシン「今さら、拙者の前に現れて何の用だ?」
士「……は?」
ケンシン「しらばっくれても無駄でござる。新撰組三番隊組長、斎藤一!」
士「え?」
士(斎藤一……って言えば、確か史実の人物……)
士「どうやら、また面倒なことに巻き込まれたみたいだな……!」
ケンシン「今さら、拙者の前に現れて何の用だ?」
士「……は?」
ケンシン「しらばっくれても無駄でござる。新撰組三番隊組長、斎藤一!」
士「え?」
士(斎藤一……って言えば、確か史実の人物……)
士「どうやら、また面倒なことに巻き込まれたみたいだな……!」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/23(月) 22:20:15.45 ID:o/DomUHE0
士「どういうことだ? 俺はお前の敵なのか?」
ケンシン「……維新が成り、曲がりなりにも平和な世が訪れた今、無用な争いを繰り返したいとは思わん」
ケンシン「だが、そちらが掛かってくるというなら……拙者も手加減はせんでござる」
士「持って回った言い方しやがって。要するに――」
士「戦えばいいって事なんだろ!」
【カメンライド――】
士「変身!」
【ディケーイ!】
ジャキーン!
ケンシン「……維新が成り、曲がりなりにも平和な世が訪れた今、無用な争いを繰り返したいとは思わん」
ケンシン「だが、そちらが掛かってくるというなら……拙者も手加減はせんでござる」
士「持って回った言い方しやがって。要するに――」
士「戦えばいいって事なんだろ!」
【カメンライド――】
士「変身!」
【ディケーイ!】
ジャキーン!
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/23(月) 22:21:49.85 ID:o/DomUHE0
ケンシン「な!? そ、その姿は一体――」
ディケイド「行くぜ」
【アタックライド――スラァッシュ!】
バッ!
ケンシン「!」
ガキィンッ!
ディケイド(! 速い――!)
ディケイド「行くぜ」
【アタックライド――スラァッシュ!】
バッ!
ケンシン「!」
ガキィンッ!
ディケイド(! 速い――!)
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/23(月) 22:23:54.02 ID:o/DomUHE0
ギィンッ!
ギギギ……
ケンシン「なぜ、拙者の前に現れた……!」
ディケイド「知るかよ。俺が教えて貰いたいぜ!」
バッ!
ディケイド「! どこだ!?」
ケンシン「飛天御剣流――」
ディケイド「上っ!?」
ケンシン「龍槌閃ッ!!」
ズガァッ!!
ギギギ……
ケンシン「なぜ、拙者の前に現れた……!」
ディケイド「知るかよ。俺が教えて貰いたいぜ!」
バッ!
ディケイド「! どこだ!?」
ケンシン「飛天御剣流――」
ディケイド「上っ!?」
ケンシン「龍槌閃ッ!!」
ズガァッ!!
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/23(月) 22:26:49.39 ID:o/DomUHE0
ディケイド「くっ……! 生身だからって、油断できないようだな……!」
ケンシン「幕末の動乱の中、おぬしらと切り結んできた飛天の技……片時も衰えさせてはおらんでござる」
ディケイド「だから、俺が知ってるていで話すなって!」
ケンシン「……どうした? 来ないなら、こちらから――」
カオル「ケンシンっ!」
ケンシン「!」
ケンシン「幕末の動乱の中、おぬしらと切り結んできた飛天の技……片時も衰えさせてはおらんでござる」
ディケイド「だから、俺が知ってるていで話すなって!」
ケンシン「……どうした? 来ないなら、こちらから――」
カオル「ケンシンっ!」
ケンシン「!」
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/23(月) 22:29:02.18 ID:o/DomUHE0
カオル「もうやめて、戦いなんて!」
ケンシン「カオル殿。しかし……」
ディケイド「……やれやれ」
ジャキーン!
士「女に水を差されちゃ、どうも気が乗らないな」
ケンシン「! おぬし、どこへ行く!?」
士「さあな。どこへでも行かせてもらうさ。明治時代ってのもなかなか面白そうだ」
ケンシン「カオル殿。しかし……」
ディケイド「……やれやれ」
ジャキーン!
士「女に水を差されちゃ、どうも気が乗らないな」
ケンシン「! おぬし、どこへ行く!?」
士「さあな。どこへでも行かせてもらうさ。明治時代ってのもなかなか面白そうだ」
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/23(月) 22:30:32.29 ID:o/DomUHE0
カオル「待って!」
士「?」
カオル「あ、あなた、知ってるの? ケンシンの……昔のこと」
士「……知らないって言ってるだろ」
カオル「――で、でも、待って!」
士「……まだ何か?」
カオル「力を、貸してほしいの……」
士「?」
カオル「あ、あなた、知ってるの? ケンシンの……昔のこと」
士「……知らないって言ってるだろ」
カオル「――で、でも、待って!」
士「……まだ何か?」
カオル「力を、貸してほしいの……」
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/23(月) 22:32:16.95 ID:o/DomUHE0
~~~
カオル「もうすぐ、私達の家、神谷道じょ――」
カオル「えっ!? な、なんで写真館に?」
士「いつものパターンだな……」
ケンシン「カオル殿。道場はとうとう売り払ったでござるか」
カオル「そんなことするわけないでしょ!」
士「いいんだよ、ここはこれで。入るぞ」
カオル「もうすぐ、私達の家、神谷道じょ――」
カオル「えっ!? な、なんで写真館に?」
士「いつものパターンだな……」
ケンシン「カオル殿。道場はとうとう売り払ったでござるか」
カオル「そんなことするわけないでしょ!」
士「いいんだよ、ここはこれで。入るぞ」
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/23(月) 22:35:39.72 ID:o/DomUHE0
ユウスケ「……つまり、ここは明治十年の世界で」
夏海「ケンシンさんは、幕末を戦った維新志士の生き残り、ってことですか……」
ケンシン「ああ。拙者は、今は戦いを捨てた流浪人として生きているでござる」
士「よく言うぜ。あれだけ派手に戦っておいて」
カオル「まあまあ、喧嘩はもうやめて――」
栄次郎「皆さん。牛鍋でもいかが」
士「じいさん。……スキヤキか? これ」
栄次郎「ざんぎり頭を叩いてみれば文明開化の音がする、ってねえ」
夏海「ケンシンさんは、幕末を戦った維新志士の生き残り、ってことですか……」
ケンシン「ああ。拙者は、今は戦いを捨てた流浪人として生きているでござる」
士「よく言うぜ。あれだけ派手に戦っておいて」
カオル「まあまあ、喧嘩はもうやめて――」
栄次郎「皆さん。牛鍋でもいかが」
士「じいさん。……スキヤキか? これ」
栄次郎「ざんぎり頭を叩いてみれば文明開化の音がする、ってねえ」
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/23(月) 22:39:13.18 ID:o/DomUHE0
グツグツ……
士「……それで? 何なんだ、そのシシオマコトってのは」
ユウスケ「おい士、肉ばっか取るなよ」
ケンシン「シシオは……この平和になった明治の世に、再び動乱をもたらそうとしている者でござる」
士「お前の敵、なのか?」
ユウスケ「士、肉ばっか取るなって」
ケンシン「いずれは拙者が戦わねばならんかも知れぬ、が……」
カオル「そんなの駄目、ケンシンが戦うなんて」
ケンシン「……と、ひどく反対されてしまって。居候の身としては、カオル殿の意に反するようなこともなかなか」
士「ふうん……」
士「……それで? 何なんだ、そのシシオマコトってのは」
ユウスケ「おい士、肉ばっか取るなよ」
ケンシン「シシオは……この平和になった明治の世に、再び動乱をもたらそうとしている者でござる」
士「お前の敵、なのか?」
ユウスケ「士、肉ばっか取るなって」
ケンシン「いずれは拙者が戦わねばならんかも知れぬ、が……」
カオル「そんなの駄目、ケンシンが戦うなんて」
ケンシン「……と、ひどく反対されてしまって。居候の身としては、カオル殿の意に反するようなこともなかなか」
士「ふうん……」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/23(月) 22:42:52.94 ID:o/DomUHE0
士「で? 俺に力を貸せってのは?」
カオル「……み、見せてもらったわ。あなたのさっきの力」
士「……」
カオル「その力があれば、ケンシンが戦わなくても、シシオを倒せるかも――」
ケンシン「! カオル殿、何を言い出すでござる!?」
夏海「士くんを代わりに戦わせるつもりですか!?」
カオル「だ、だって……ケンシンがまた居なくなっちゃうのは、私……」
士「……」
カオル「……み、見せてもらったわ。あなたのさっきの力」
士「……」
カオル「その力があれば、ケンシンが戦わなくても、シシオを倒せるかも――」
ケンシン「! カオル殿、何を言い出すでござる!?」
夏海「士くんを代わりに戦わせるつもりですか!?」
カオル「だ、だって……ケンシンがまた居なくなっちゃうのは、私……」
士「……」
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/23(月) 22:45:51.46 ID:o/DomUHE0
海東「いいじゃないか、士。そのくらい手伝ってあげなよ」
士「! お前、海東! どこから入ってきた!?」
海東「このくらいお茶の子さいさいさ。それに――これも」
ケンシン「! 拙者の逆刃刀を!」
海東「武士の魂たる刀を、腰から離しちゃいけないよねえ」
士「海東、お前――」
海東「僕はしばらくこの世界を楽しませてもらうよ。それじゃね、諸君」
【アタックライド――インヴィジボゥ!】
士「!」
ケンシン「消えた……」
士「! お前、海東! どこから入ってきた!?」
海東「このくらいお茶の子さいさいさ。それに――これも」
ケンシン「! 拙者の逆刃刀を!」
海東「武士の魂たる刀を、腰から離しちゃいけないよねえ」
士「海東、お前――」
海東「僕はしばらくこの世界を楽しませてもらうよ。それじゃね、諸君」
【アタックライド――インヴィジボゥ!】
士「!」
ケンシン「消えた……」
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/23(月) 22:47:50.14 ID:o/DomUHE0
ユウスケ「ど、どうするんだ!? 俺が食べない内に肉もなくなっちゃってるし!」
士「取り戻しに行くしかないだろ。あの刀、大事なものなんだよな?」
ケンシン「……いや……」
ケンシン「これで……良かったのかも知れんでござる」
士「はあ?」
ケンシン「カオル殿がそこまで拙者の事を思いつめておったとは」
カオル「……ケンシン……」
ケンシン「かくなる上は、拙者、二度と刀など持たぬ方が良いのかもしれんな……」
士「取り戻しに行くしかないだろ。あの刀、大事なものなんだよな?」
ケンシン「……いや……」
ケンシン「これで……良かったのかも知れんでござる」
士「はあ?」
ケンシン「カオル殿がそこまで拙者の事を思いつめておったとは」
カオル「……ケンシン……」
ケンシン「かくなる上は、拙者、二度と刀など持たぬ方が良いのかもしれんな……」
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/23(月) 22:51:58.86 ID:o/DomUHE0
ドカーン!
夏海「! な、何!?」
ユウスケ「外から聞こえたぞ!」
ケンシン「――まさか!」
~市街~
ウスイ「今こそ計画実行の時!」
アンジ「この帝都に動乱を引き起こすのだ!」
ショッカー戦闘員「イーッ! イーッ!」
夏海「! な、何!?」
ユウスケ「外から聞こえたぞ!」
ケンシン「――まさか!」
~市街~
ウスイ「今こそ計画実行の時!」
アンジ「この帝都に動乱を引き起こすのだ!」
ショッカー戦闘員「イーッ! イーッ!」
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/23(月) 22:53:08.96 ID:o/DomUHE0
人々「キャーッ! ワーッ!」
人々「た、助けてくれーっ!」
士「こ、これは!? なぜショッカーの戦闘員がここに!」
戦闘員「イーッ! イーッ!」
鳴滝「すべては貴様のせいだよ、ディケイド……」
士「鳴滝!」
人々「た、助けてくれーっ!」
士「こ、これは!? なぜショッカーの戦闘員がここに!」
戦闘員「イーッ! イーッ!」
鳴滝「すべては貴様のせいだよ、ディケイド……」
士「鳴滝!」
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/23(月) 22:53:43.51 ID:LwSXeHdH0
おのれ…
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/23(月) 22:55:51.67 ID:o/DomUHE0
鳴滝「貴様がこの世界に来たことで、全てのバランスが乱れてしまった!」
士「またいつものパターンか。大ショッカーが来るのまで俺のせいなのかよ」
鳴滝「大ショッカーは次元の壁を破り、この世界の悪党――“シシオマコト”と手を組んだのだ」
鳴滝「間もなくこの世界は、地獄の炎で蹂躙される……」
士「どうだか。俺が乱した世界なら、俺が変えてやる」
鳴滝「無駄だ、ディケイド! ふはははは!」
士「……言うだけ言って消えやがって……」
士「またいつものパターンか。大ショッカーが来るのまで俺のせいなのかよ」
鳴滝「大ショッカーは次元の壁を破り、この世界の悪党――“シシオマコト”と手を組んだのだ」
鳴滝「間もなくこの世界は、地獄の炎で蹂躙される……」
士「どうだか。俺が乱した世界なら、俺が変えてやる」
鳴滝「無駄だ、ディケイド! ふはははは!」
士「……言うだけ言って消えやがって……」
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/23(月) 22:57:38.05 ID:o/DomUHE0
カオル「! な、何これ!?」
ユウスケ「街の人々が……!」
戦闘員「イーッ! イーッ!」
士「結局、どの世界もこうなる定めか……。変身!」
【カメンライド――ディケーイ!】
ディケイド「――はあぁっ!!」
ユウスケ「街の人々が……!」
戦闘員「イーッ! イーッ!」
士「結局、どの世界もこうなる定めか……。変身!」
【カメンライド――ディケーイ!】
ディケイド「――はあぁっ!!」
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/23(月) 22:59:46.01 ID:o/DomUHE0
ウスイ「むっ。何だ、あれは?」
アンジ「さあな。何であろうと排除するまで」
ディケイド「ハッ!」シュバァッ!
戦闘員「イーッ!」
ドカーン!
ディケイド「お前らが親玉か?」
アンジ「ふん、馬鹿な。我らはシシオ様の命に従うまで」
ディケイド「……なら、そのシシオとかいう野郎に伝えておけ。俺が全てを破壊してやる……とな」
アンジ「さあな。何であろうと排除するまで」
ディケイド「ハッ!」シュバァッ!
戦闘員「イーッ!」
ドカーン!
ディケイド「お前らが親玉か?」
アンジ「ふん、馬鹿な。我らはシシオ様の命に従うまで」
ディケイド「……なら、そのシシオとかいう野郎に伝えておけ。俺が全てを破壊してやる……とな」
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/23(月) 23:01:11.47 ID:o/DomUHE0
戦闘員「イーッ! イーッ!」
人々「た、助けて……!」
ユウスケ「くっ……変身!」
ギュピーン!
クウガ「――はっ!」
カオル「あ、あなたも変身できるの!?」
クウガ「忘れられがちだけど、一応ね!」
クウガ「こないだのSSでは、知らない方がいい呼ばわりされてたけど……」
人々「た、助けて……!」
ユウスケ「くっ……変身!」
ギュピーン!
クウガ「――はっ!」
カオル「あ、あなたも変身できるの!?」
クウガ「忘れられがちだけど、一応ね!」
クウガ「こないだのSSでは、知らない方がいい呼ばわりされてたけど……」
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/23(月) 23:02:53.31 ID:o/DomUHE0
クウガ「行くぞっ!」
戦闘員「イーッ!!」
バシッ! バキィッ!
カオル「わ、私も何か――」
戦闘員「イーッ!」
子供「キャーッ!」
カオル「!」
カオル「させない――ッ!」
バッ!!
バシィッ!
カオル「うっ……!」
戦闘員「イーッ!!」
バシッ! バキィッ!
カオル「わ、私も何か――」
戦闘員「イーッ!」
子供「キャーッ!」
カオル「!」
カオル「させない――ッ!」
バッ!!
バシィッ!
カオル「うっ……!」
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/23(月) 23:04:02.74 ID:o/DomUHE0
戦闘員「イーッ。イーッ」
カオル「あ、くっ……!」
戦闘員「……」じり……
カオル「!」
ケンシン「――待てっ!」
バッ!
戦闘員「イーッ!」
バキッ!
ケンシン「ぐっ!」
カオル「ケンシンっ!!」
カオル「あ、くっ……!」
戦闘員「……」じり……
カオル「!」
ケンシン「――待てっ!」
バッ!
戦闘員「イーッ!」
バキッ!
ケンシン「ぐっ!」
カオル「ケンシンっ!!」
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/23(月) 23:06:16.28 ID:o/DomUHE0
ケンシン「カオル……殿」
カオル「ケンシン! ち、血が……」
ケンシン「無事で、よかったでござる」
カオル「バカ……! どうして、刀も無いのに来たのよ!?」
ケンシン「おぬしがそれを言うでござるか……?」
戦闘員「イーッ。イーッ」
ザッ……ザッ……
ケンシン「刀が無くとも。力が無くとも。男には、戦わねばならん時があるでござる」
ケンシン「今の拙者には――逆刃刀なんかより大事なものがあるでござるよ」
カオル「……!」
カオル「ケンシン! ち、血が……」
ケンシン「無事で、よかったでござる」
カオル「バカ……! どうして、刀も無いのに来たのよ!?」
ケンシン「おぬしがそれを言うでござるか……?」
戦闘員「イーッ。イーッ」
ザッ……ザッ……
ケンシン「刀が無くとも。力が無くとも。男には、戦わねばならん時があるでござる」
ケンシン「今の拙者には――逆刃刀なんかより大事なものがあるでござるよ」
カオル「……!」
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/23(月) 23:07:43.03 ID:o/DomUHE0
ディケイド「ハッ!」
アンジ「むん!」
ガキィィィッ!!
ディケイド「くっ……何だ、こいつ、この力……!」
アンジ「鎧を纏ってその程度か?」
ウスイ「そして――背中ががら空きだ」
バキッ!
ディケイド「ぐわあっ!」
ディケイド「く、くっ……」
アンジ「むん!」
ガキィィィッ!!
ディケイド「くっ……何だ、こいつ、この力……!」
アンジ「鎧を纏ってその程度か?」
ウスイ「そして――背中ががら空きだ」
バキッ!
ディケイド「ぐわあっ!」
ディケイド「く、くっ……」
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/23(月) 23:09:58.60 ID:o/DomUHE0
ソウジロウ「くすくす。くすくす」
ディケイド「! 誰だ!?」
ソウジロウ「僕達に歯向かう者があると聞いて来てみれば……なんのことはないですね」
ディケイド「何だ、お前は……」
ソウジロウ「その程度なら、シシオ様が出るまでもありません」
シシオ「いや……」
ソウジロウ「!」
シシオ「俺も久々に力を振るわせてもらう。幸い、役者は揃ってるようだしな」
ディケイド「! 誰だ!?」
ソウジロウ「僕達に歯向かう者があると聞いて来てみれば……なんのことはないですね」
ディケイド「何だ、お前は……」
ソウジロウ「その程度なら、シシオ様が出るまでもありません」
シシオ「いや……」
ソウジロウ「!」
シシオ「俺も久々に力を振るわせてもらう。幸い、役者は揃ってるようだしな」
60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/23(月) 23:12:58.48 ID:o/DomUHE0
ケンシン「! あれは――シシオマコトっ!?」
シシオ「抜刀斎か。クク……無様な姿だな。戦闘員に囲まれ、満身創痍で」
ケンシン「おぬしの知ったことではないでござる……」
シシオ「どうした。逆刃刀とかいう生ぬるい刀も無えじゃねえか。そんなんで俺と戦えるのかよ」
ディケイド「おい。お前の相手は俺がしてやるぜ」
シシオ「うるさいハエだな……」
ガシッ!
ディケイド「!」
シシオ「これでも食らえっ! 二の秘剣――紅蓮腕っ!」
ゴオォォォッ!!
ディケイド「うっ、ぐわあああぁっ!!」
シシオ「抜刀斎か。クク……無様な姿だな。戦闘員に囲まれ、満身創痍で」
ケンシン「おぬしの知ったことではないでござる……」
シシオ「どうした。逆刃刀とかいう生ぬるい刀も無えじゃねえか。そんなんで俺と戦えるのかよ」
ディケイド「おい。お前の相手は俺がしてやるぜ」
シシオ「うるさいハエだな……」
ガシッ!
ディケイド「!」
シシオ「これでも食らえっ! 二の秘剣――紅蓮腕っ!」
ゴオォォォッ!!
ディケイド「うっ、ぐわあああぁっ!!」
62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/23(月) 23:15:26.48 ID:o/DomUHE0
クウガ「士っ!?」
ケンシン「士殿っ!」
士「う……ぐっ」
バタッ……
シシオ「邪魔者は消えたようだな。見ているがいい抜刀斎、俺がこの時代を作り変えてやるよ」
ソウジロウ「くすくす」
ウスイ「フフフ……」
アンジ「……ふん」
ケンシン「くっ……」
ケンシン「士殿っ!」
士「う……ぐっ」
バタッ……
シシオ「邪魔者は消えたようだな。見ているがいい抜刀斎、俺がこの時代を作り変えてやるよ」
ソウジロウ「くすくす」
ウスイ「フフフ……」
アンジ「……ふん」
ケンシン「くっ……」
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/23(月) 23:17:43.32 ID:o/DomUHE0
【アタックライド――ブラァストッ!】
ズキュゥン!
シシオ「ッ!」
シシオ「だ……誰だ!」
ディエンド「僕の存在を忘れて貰っては困る……」
シシオ「まだ居たか、煩いハエが……。ウスイ、アンジ!」
アンジ「御意」
ディエンド「手下を戦わせようというのかい? 舐められたものだ」
ズキュゥン!
シシオ「ッ!」
シシオ「だ……誰だ!」
ディエンド「僕の存在を忘れて貰っては困る……」
シシオ「まだ居たか、煩いハエが……。ウスイ、アンジ!」
アンジ「御意」
ディエンド「手下を戦わせようというのかい? 舐められたものだ」
64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/23(月) 23:20:23.37 ID:o/DomUHE0
ウスイ「食らえ! ティンベーとローチンの基本戦法!」
バキィッ!
ディエンド「く……」
ズキュゥン!
ウスイ「遅い遅い!」
ディエンド「チッ……!」
カオル「ケンシン、逃げなきゃ……逃げなきゃ!」
ケンシン「カオル殿!」
シシオ「生かして帰すと思うのか? やれ、戦闘員共!」
戦闘員「イーッ!」
バキィッ!
ディエンド「く……」
ズキュゥン!
ウスイ「遅い遅い!」
ディエンド「チッ……!」
カオル「ケンシン、逃げなきゃ……逃げなきゃ!」
ケンシン「カオル殿!」
シシオ「生かして帰すと思うのか? やれ、戦闘員共!」
戦闘員「イーッ!」
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/23(月) 23:22:50.57 ID:o/DomUHE0
戦闘員「イーッ!」
バシィッ!
ケンシン「うっ! くぅ……っ!」
クウガ「助けに――」
ソウジロウ「おっと、あなたの相手は僕ですよ?」
ガキィンッ!
クウガ「うぐあっ!」
戦闘員「イーッ、イーッ!」
カオル「ケンシンっ、無茶よ、素手でこんな奴らと戦うなんて――」
ケンシン「カオル殿……だ、大丈夫でござるよ……」
バシィッ!
ケンシン「うっ! くぅ……っ!」
クウガ「助けに――」
ソウジロウ「おっと、あなたの相手は僕ですよ?」
ガキィンッ!
クウガ「うぐあっ!」
戦闘員「イーッ、イーッ!」
カオル「ケンシンっ、無茶よ、素手でこんな奴らと戦うなんて――」
ケンシン「カオル殿……だ、大丈夫でござるよ……」
68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/23(月) 23:26:20.33 ID:o/DomUHE0
バキッ!ズバァッ!
ケンシン「ぐっ!」
ケンシン「く……」
カオル「ケンシン!」
ケンシン「拙者は……拙者は、誓ったでござる。カオル殿を、守ると……」
ケンシン「己の目に映る者を、ただ守ると――!」
シシオ「クク、ははははっ、無駄だな抜刀斎! 貴様には何も守る事なんて出来やしねえ!」
シシオ「刀一つで名を馳せてきた人斬りのてめえが、刀を手放して何ができる……」
シシオ「てめえの無力を噛みしめて、死ねえ! 抜刀斎ッ!!」
ケンシン「ぐっ!」
ケンシン「く……」
カオル「ケンシン!」
ケンシン「拙者は……拙者は、誓ったでござる。カオル殿を、守ると……」
ケンシン「己の目に映る者を、ただ守ると――!」
シシオ「クク、ははははっ、無駄だな抜刀斎! 貴様には何も守る事なんて出来やしねえ!」
シシオ「刀一つで名を馳せてきた人斬りのてめえが、刀を手放して何ができる……」
シシオ「てめえの無力を噛みしめて、死ねえ! 抜刀斎ッ!!」
69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/23(月) 23:31:49.75 ID:o/DomUHE0
士「いや……」
士「そいつは、違うな……!」
シシオ「!? てめえ、まだ生きて――」
士「人の強さは……剣の強さで決まるんじゃねえ!」
シシオ「何だと!?」
(あの音楽)
士「刀はただの道具に過ぎない……それを振るうのは、いつだって、刀を持つ人間の心だ」
士「この男は、戦いを捨て、刀を手放しても……誰かを守ろうとする心の強さを、決して失うことがなかった!」
士「本当の強さってのは、そういうことじゃねえのか!」
士「そいつは、違うな……!」
シシオ「!? てめえ、まだ生きて――」
士「人の強さは……剣の強さで決まるんじゃねえ!」
シシオ「何だと!?」
(あの音楽)
士「刀はただの道具に過ぎない……それを振るうのは、いつだって、刀を持つ人間の心だ」
士「この男は、戦いを捨て、刀を手放しても……誰かを守ろうとする心の強さを、決して失うことがなかった!」
士「本当の強さってのは、そういうことじゃねえのか!」
71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/23(月) 23:34:20.64 ID:o/DomUHE0
ケンシン「本当の……強さ」
カオル「ケンシン……」
ケンシン「拙者は……拙者は今。カオル殿を守りたい!」
ディエンド「……やれやれ」ポイッ!
ケンシン「!」
ケンシン「拙者の、逆刃刀……」
ディエンド「見せてくれ。その刀よりも大切なもの、とやらを」
シシオ「……クッ! 貴様、一体何者だ!?」
士「通りすがりの仮面ライダーだ。覚えておけっ!」
士「ケンシン、行くぞ!」
ケンシン「――ああ!」
士「変身っ!!」
【カメンライド――ディケーイ!!】
カオル「ケンシン……」
ケンシン「拙者は……拙者は今。カオル殿を守りたい!」
ディエンド「……やれやれ」ポイッ!
ケンシン「!」
ケンシン「拙者の、逆刃刀……」
ディエンド「見せてくれ。その刀よりも大切なもの、とやらを」
シシオ「……クッ! 貴様、一体何者だ!?」
士「通りすがりの仮面ライダーだ。覚えておけっ!」
士「ケンシン、行くぞ!」
ケンシン「――ああ!」
士「変身っ!!」
【カメンライド――ディケーイ!!】
72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/23(月) 23:38:59.50 ID:o/DomUHE0
シシオ「チッ……ソウジロウ。相手をしてやれ!」
ソウジロウ「はい。シシオ様には近づかせません」
ディケイド「いいぜ、来い!」
ソウジロウ「――ハッ!」
シュバァッ!!
シシオ「抜刀斎……少しはまともな面構えになったじゃねえか」
ケンシン「行くぞ、シシオマコト――!
ケンシン「飛天御剣流――龍翔閃ッ!!」
シシオ「甘ェ!」
ガキィンッ!!
シシオ「その程度の技、俺に通用すると思ってるのかよ……?」
ギリギリ……!
ソウジロウ「はい。シシオ様には近づかせません」
ディケイド「いいぜ、来い!」
ソウジロウ「――ハッ!」
シュバァッ!!
シシオ「抜刀斎……少しはまともな面構えになったじゃねえか」
ケンシン「行くぞ、シシオマコト――!
ケンシン「飛天御剣流――龍翔閃ッ!!」
シシオ「甘ェ!」
ガキィンッ!!
シシオ「その程度の技、俺に通用すると思ってるのかよ……?」
ギリギリ……!
74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/23(月) 23:41:33.80 ID:o/DomUHE0
ソウジロウ「縮地――!」
ヒュカカカカカッ!!
ディケイド「!?」
ソウジロウ「どうです、あなたに追いつけますか!?」
ディケイド「ふん……」
【カメンライド――カブト!】
【アタックライド――クロックアァップ!】
ディケイド「はっ!!」
ヒュババババババッ!!
ソウジロウ「!? 縮地の速さに追いついて――いや、それ以上!?」
ディケイド「アアアアアッ!!」
【ファイナルアタックライド――カカカカブト!!】
ディケイド「はあぁっ!!」
ズドォォォォン!!
ソウジロウ「がふっ……! め、滅茶苦茶だ……!」
ディケイド「悪いな。破壊者だからな」
ヒュカカカカカッ!!
ディケイド「!?」
ソウジロウ「どうです、あなたに追いつけますか!?」
ディケイド「ふん……」
【カメンライド――カブト!】
【アタックライド――クロックアァップ!】
ディケイド「はっ!!」
ヒュババババババッ!!
ソウジロウ「!? 縮地の速さに追いついて――いや、それ以上!?」
ディケイド「アアアアアッ!!」
【ファイナルアタックライド――カカカカブト!!】
ディケイド「はあぁっ!!」
ズドォォォォン!!
ソウジロウ「がふっ……! め、滅茶苦茶だ……!」
ディケイド「悪いな。破壊者だからな」
75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/23(月) 23:45:36.30 ID:o/DomUHE0
ウスイ「ティンベーで弾き――」
クウガ「っ!?」
ウスイ「ローチンで突く!」
クウガ「ぐああ!」
ウスイ「どうだ! これぞ私の戦術」
クウガ「な、なら……超変身っ! タイタンフォームっ!」
シュィィン!
ウスイ「無駄だよ! 貴様の剣など、ティンベーで――」
バキッ!!
ウスイ「何っ!?」
クウガ「それごと砕けばいいんだろ!? りゃあああぁっ!!」
ウスイ「ぐああああ、馬鹿なっ!!」
ドガアアァァァン!!
クウガ「っ!?」
ウスイ「ローチンで突く!」
クウガ「ぐああ!」
ウスイ「どうだ! これぞ私の戦術」
クウガ「な、なら……超変身っ! タイタンフォームっ!」
シュィィン!
ウスイ「無駄だよ! 貴様の剣など、ティンベーで――」
バキッ!!
ウスイ「何っ!?」
クウガ「それごと砕けばいいんだろ!? りゃあああぁっ!!」
ウスイ「ぐああああ、馬鹿なっ!!」
ドガアアァァァン!!
76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/23(月) 23:47:58.43 ID:o/DomUHE0
アンジ「食らえ、二重の極みっ!」
ディエンド「!」
【アタックライド――バーリア!】
アンジ「ふぬぅぅぅうっ!」
バキィッ!!
ディエンド「さすがだね、バリアをも壊すとは……。でも」
【ファイナルアタックライド――ディディディディエーンッ!!】
ズキュウゥゥゥゥッ!!
アンジ「ぐっ!? があああぁぁっ!!」
ディエンド「接近できなければ……意味がない」
ドカアァァァンッ!!
ディエンド「!」
【アタックライド――バーリア!】
アンジ「ふぬぅぅぅうっ!」
バキィッ!!
ディエンド「さすがだね、バリアをも壊すとは……。でも」
【ファイナルアタックライド――ディディディディエーンッ!!】
ズキュウゥゥゥゥッ!!
アンジ「ぐっ!? があああぁぁっ!!」
ディエンド「接近できなければ……意味がない」
ドカアァァァンッ!!
78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/23(月) 23:50:59.67 ID:o/DomUHE0
シシオ「一の秘剣、焔霊っ!」
ボォォオッ!
ケンシン「うっ!?」
ケンシン「ク……無駄でござるよ、そんな、こけおどしの炎など!」
シシオ「ほう。だが、炎だけじゃねえぜ?」
ズバァッ!
ケンシン「ぐっ!」
シシオ「どうした。てめえの剣で俺に勝てるのか、抜刀斎ィ!?」
ガキィンッ! キィィンッ!!
【カメンライド――デンオー!】
【アタックライド――デンガッシャー!】
シシオ「! 後ろか!?」
ガキィンッ!
ボォォオッ!
ケンシン「うっ!?」
ケンシン「ク……無駄でござるよ、そんな、こけおどしの炎など!」
シシオ「ほう。だが、炎だけじゃねえぜ?」
ズバァッ!
ケンシン「ぐっ!」
シシオ「どうした。てめえの剣で俺に勝てるのか、抜刀斎ィ!?」
ガキィンッ! キィィンッ!!
【カメンライド――デンオー!】
【アタックライド――デンガッシャー!】
シシオ「! 後ろか!?」
ガキィンッ!
80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/23(月) 23:55:56.34 ID:o/DomUHE0
ディケイド「俺、参上……ってな」
ケンシン「な、何でござるか、その桃みたいな顔は……」
シシオ「二人がかりか。いいぜ、一人じゃ余りに物足りなかったところだ……かかって来いっ!」
ケンシン「ああっ! 龍巻閃――凩ッ!!」
ディケイド「俺の必殺技っ! パート・2っ!!」
ヒュバァッ!!
シシオ「まだまだぁ!」
バキィィィッ!!
シシオ「二人まとめて焼き尽くしてやるぜ! 終の秘剣・カグツチっ!!」
ボッ! ゴォォォォォッ!!
ケンシン「!」
ケンシン「な、何でござるか、その桃みたいな顔は……」
シシオ「二人がかりか。いいぜ、一人じゃ余りに物足りなかったところだ……かかって来いっ!」
ケンシン「ああっ! 龍巻閃――凩ッ!!」
ディケイド「俺の必殺技っ! パート・2っ!!」
ヒュバァッ!!
シシオ「まだまだぁ!」
バキィィィッ!!
シシオ「二人まとめて焼き尽くしてやるぜ! 終の秘剣・カグツチっ!!」
ボッ! ゴォォォォォッ!!
ケンシン「!」
81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/23(月) 23:59:42.75 ID:o/DomUHE0
ディケイド「怯むな、あんな炎に!」
ケンシン「ああ! わかっているっ!」
ケンシン「幕末の血風は――あんなものより、もっとずっと、激しかったでござる!」
ダッ!!
ケンシン「飛天御剣流! 龍槌――翔閃ッ!!」
ギィィィン!!
シシオ「チィ……抜刀斎ィィッ!!」
ギャリギャリギャリッ!!
カオル(ケンシン……)
カオル(必ず、必ず勝って――!)
ケンシン「ああ! わかっているっ!」
ケンシン「幕末の血風は――あんなものより、もっとずっと、激しかったでござる!」
ダッ!!
ケンシン「飛天御剣流! 龍槌――翔閃ッ!!」
ギィィィン!!
シシオ「チィ……抜刀斎ィィッ!!」
ギャリギャリギャリッ!!
カオル(ケンシン……)
カオル(必ず、必ず勝って――!)
82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/24(火) 00:04:27.50 ID:WImaa1aJ0
【クウガ! アギト! リュウキ! ファーイズ! ブレーイ! ヒビキ! カブト! デンオー! キバ!】
【ファイナルカメンライド――ディケーイ!】
ディケイド「こいつで行くぜ……!」
【ファイナルアタックライド――デデデデンオー!】
シシオ「っ!?」
ディケイド「電車斬りッ! アアアァッ!!」
シュバァァァッ!!
シシオ「ぐ……う……!」
ケンシン「飛天御剣流奥義――」
シシオ「!」
ケンシン「天翔【あまかける】龍閃【りゅうのひらめき】っ!!」
ズバァァァ!!
シシオ「ぐああああああ!」
【ファイナルカメンライド――ディケーイ!】
ディケイド「こいつで行くぜ……!」
【ファイナルアタックライド――デデデデンオー!】
シシオ「っ!?」
ディケイド「電車斬りッ! アアアァッ!!」
シュバァァァッ!!
シシオ「ぐ……う……!」
ケンシン「飛天御剣流奥義――」
シシオ「!」
ケンシン「天翔【あまかける】龍閃【りゅうのひらめき】っ!!」
ズバァァァ!!
シシオ「ぐああああああ!」
84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/24(火) 00:08:40.61 ID:WImaa1aJ0
シシオ「ぐ……ぅ、ば、馬鹿な……」
シシオ「……抜刀斎ィ……! てめえらごときに、俺が、ここまで……!」
ケンシン「シシオ……おぬしの負けでござる。人斬りの時代は、もう終わりだ!」
シシオ「お、終わるかよ……! 俺がこの無間刃を手にしている限り……!」
ケンシン「終わっているんだ。拙者がこの逆刃刀を手にした時に!」
ディケイド「いや。俺がこの世界を訪れた時に……かな」
ケンシン「!」
ディケイド「ケンシン。ちょっとくすぐったいぞ」
ケンシン「え?」
【ファイナルフォームライド――ケケケケンシン!】
ひゅぃぃ!
ケンシン「お、おろーっ!?」
ガシッ!
カオル「け、ケンシンが……刀になっちゃった……」
シシオ「……抜刀斎ィ……! てめえらごときに、俺が、ここまで……!」
ケンシン「シシオ……おぬしの負けでござる。人斬りの時代は、もう終わりだ!」
シシオ「お、終わるかよ……! 俺がこの無間刃を手にしている限り……!」
ケンシン「終わっているんだ。拙者がこの逆刃刀を手にした時に!」
ディケイド「いや。俺がこの世界を訪れた時に……かな」
ケンシン「!」
ディケイド「ケンシン。ちょっとくすぐったいぞ」
ケンシン「え?」
【ファイナルフォームライド――ケケケケンシン!】
ひゅぃぃ!
ケンシン「お、おろーっ!?」
ガシッ!
カオル「け、ケンシンが……刀になっちゃった……」
86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/24(火) 00:13:11.50 ID:WImaa1aJ0
ディケイド「覚悟、シシオマコトっ!!」
バッ!
シシオ「なっ!? ば、ば、抜刀斎が刀に――」
【ファイナルアタックライド――ケケケケンシン!】
ディケイド「飛天御剣流ッ!!」
シシオ「!」
ディケイド「九頭龍閃――ッ!!」
壱
捌 弐
漆 玖 参
陸 肆
伍
シシオ「ギャアアアァァアァッ!!」
ドカアァァァァン!!
バッ!
シシオ「なっ!? ば、ば、抜刀斎が刀に――」
【ファイナルアタックライド――ケケケケンシン!】
ディケイド「飛天御剣流ッ!!」
シシオ「!」
ディケイド「九頭龍閃――ッ!!」
壱
捌 弐
漆 玖 参
陸 肆
伍
シシオ「ギャアアアァァアァッ!!」
ドカアァァァァン!!
87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/24(火) 00:16:49.03 ID:WImaa1aJ0
………。
ケンシン「シシオの一派も全て捕縛。奴の企みは崩れ去ったでござる」
士「そうか。この世界にもようやく、本当の平和が訪れた……ってところかな」
ケンシン「士殿。おぬし、これからどうするでござる」
士「さあな……」
士「流浪人というなら、俺こそ流浪人さ。また、どことも分からない世界へ……流れるだけだ」
ケンシン「そうでござるか……」
ケンシン「シシオの一派も全て捕縛。奴の企みは崩れ去ったでござる」
士「そうか。この世界にもようやく、本当の平和が訪れた……ってところかな」
ケンシン「士殿。おぬし、これからどうするでござる」
士「さあな……」
士「流浪人というなら、俺こそ流浪人さ。また、どことも分からない世界へ……流れるだけだ」
ケンシン「そうでござるか……」
89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/24(火) 00:19:57.72 ID:WImaa1aJ0
ケンシン「おぬしと拙者は、案外、近い者同士だったのかもしれんでござるな」
士「かもな……。だが、俺と違って、お前には」
カオル「ケンシン――っ!」
士「帰るべき居場所がある。だろ?」
ケンシン「……ふっ」
カオル「もう大丈夫なの? ケンシン」
ケンシン「ああ、カオル殿」
「ただいまでござる」
(おしまい)
士「かもな……。だが、俺と違って、お前には」
カオル「ケンシン――っ!」
士「帰るべき居場所がある。だろ?」
ケンシン「……ふっ」
カオル「もう大丈夫なの? ケンシン」
ケンシン「ああ、カオル殿」
「ただいまでござる」
(おしまい)
90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/24(火) 00:20:21.39 ID:+3FBH6Uu0
乙
91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/24(火) 00:21:00.31 ID:ptFgoX0t0
乙
ディケイドの親和性は異常だな
ディケイドの親和性は異常だな
94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/24(火) 00:26:05.64 ID:WImaa1aJ0
次回、仮面ライダーディケイド!
「生意気だぞ! ノビタのくせに!」
「僕が自分だけの力で君に勝たないと――」
「何者かが歴史を書き換えようとしている……」
「ノビタさんなんて、きらいっ!」
「ディケイドが……安心して元の世界に帰れないんだ!」
次回、『のび太と世界の破壊者』
――全てを破壊し、総てを繋げ!
「生意気だぞ! ノビタのくせに!」
「僕が自分だけの力で君に勝たないと――」
「何者かが歴史を書き換えようとしている……」
「ノビタさんなんて、きらいっ!」
「ディケイドが……安心して元の世界に帰れないんだ!」
次回、『のび太と世界の破壊者』
――全てを破壊し、総てを繋げ!
96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/24(火) 00:32:37.86 ID:WImaa1aJ0
ありがとうございました。
予告は半分ネタですが、ストーリーは考えてあるので、いずれ書きたいと思いますw
ディケイド関連はこちらも見ていただけると幸いです。
http://www.geocities.jp/hibikigaiden/figma.html
それではー。
予告は半分ネタですが、ストーリーは考えてあるので、いずれ書きたいと思いますw
ディケイド関連はこちらも見ていただけると幸いです。
http://www.geocities.jp/hibikigaiden/figma.html
それではー。
95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/24(火) 00:30:25.77 ID:Mx74WdKJ0
うおっつ
なにそれみたい
なにそれみたい
97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/24(火) 00:37:37.16 ID:twcyy00l0
>>96
やっぱこないだのライダーSS書いた人だったのか
擬音の書き方が似てるなと思ってたんだ
今回も乙でした!
やっぱこないだのライダーSS書いた人だったのか
擬音の書き方が似てるなと思ってたんだ
今回も乙でした!
関連記事:オダギリジョー「クウガのベルト……?」
次→ディケイド「ドラえもんの世界か……」
Entry ⇒ 2012.07.24 | Category ⇒ 仮面ライダーSS | Comments (0) | Trackbacks (0)
オダギリジョー「クウガのベルト……?」
引用元: ・http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1342265380/
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 20:29:40.05 ID:kK6clML90
監督「はいカーット!」
スタッフA「オダギリさん、お疲れさまーっす!」
オダギリ「ああ……」
スタッフB「お疲れさまっす、オダギリさん。これどーぞ」
オダギリ「……あ?」
オダギリ「おい、俺はコーヒー飲まねえつっただろうが」
スタッフB「っ!?」
スタッフC「き、君っ、オダギリさんはミルクだミルク!」
スタッフB「す、すいませんっ!」
オダギリ「ったく……」
スタッフA「オダギリさん、お疲れさまーっす!」
オダギリ「ああ……」
スタッフB「お疲れさまっす、オダギリさん。これどーぞ」
オダギリ「……あ?」
オダギリ「おい、俺はコーヒー飲まねえつっただろうが」
スタッフB「っ!?」
スタッフC「き、君っ、オダギリさんはミルクだミルク!」
スタッフB「す、すいませんっ!」
オダギリ「ったく……」
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 20:32:12.90 ID:kK6clML90
レポーター「オダギリさん、今度の映画の出来栄えは?」
オダギリ「俺が出てんだから最高でしょ」
レポーター「は、はいっ! そうですよね!」
オダギリ(ふぅ……)
オダギリ(大スターなんて、なっちまえば呆気ないもんだな……)
???「見ツケタゾ……奴ガ……コノ世界ノ“クウガ”」
オダギリ「俺が出てんだから最高でしょ」
レポーター「は、はいっ! そうですよね!」
オダギリ(ふぅ……)
オダギリ(大スターなんて、なっちまえば呆気ないもんだな……)
???「見ツケタゾ……奴ガ……コノ世界ノ“クウガ”」
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 20:35:33.44 ID:kK6clML90
ガヤガヤ……
スタッフA「まったく、大スター様の横暴ぶりにも困ったもんだなあ」
スタッフB「あの、さっきはすいませんでしたっ」
スタッフC「次から気を付けろよ。俺らの仕事は大スター様のご機嫌取りなんだからよ」
ゴオマ「リント……」バサバサッ
スタッフA「あ? なんか聞こえなかったか?」
ゴオマ「リント、ボソグ」バサバサ!
スタッフB「う、うわあ! 何だあれ!」
スタッフA「まったく、大スター様の横暴ぶりにも困ったもんだなあ」
スタッフB「あの、さっきはすいませんでしたっ」
スタッフC「次から気を付けろよ。俺らの仕事は大スター様のご機嫌取りなんだからよ」
ゴオマ「リント……」バサバサッ
スタッフA「あ? なんか聞こえなかったか?」
ゴオマ「リント、ボソグ」バサバサ!
スタッフB「う、うわあ! 何だあれ!」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 20:38:23.15 ID:kK6clML90
オダギリ「あんだよマネージャー、もう休憩終わりかよ」
マネージャー「あはは、そんなこと言ってないでオダギリさん、みんなオダギリさんを待ってるんですから」
オダギリ「ツライねえ、大スターは……」
オダギリ「おーい、スター様の御帰りだ……ぞ……」
マネージャー「ひ、ひいっ!」
オダギリ「おい……何だよ、これ……」
ゴオマ「ゴゾバッタバ、クウガ」
マネージャー「あはは、そんなこと言ってないでオダギリさん、みんなオダギリさんを待ってるんですから」
オダギリ「ツライねえ、大スターは……」
オダギリ「おーい、スター様の御帰りだ……ぞ……」
マネージャー「ひ、ひいっ!」
オダギリ「おい……何だよ、これ……」
ゴオマ「ゴゾバッタバ、クウガ」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 20:42:05.10 ID:kK6clML90
マネージャー「こ、こここ殺されてる、皆っ……!」
ゴオマ「ズギザゴラエザ。ザジャグ、ヘンギンギソ」
オダギリ「な……なな何だお前、ふ、ふざけてんのかっ!?」
ゴオマ「……?」
オダギリ「く、くだらねえ着ぐるみなんか着やがって! 何なんだお前っ!」
マネージャー「お、おおおオダギリさん、けけけ警察を呼んだ方がっ」
オダギリ「呼べよさっさと!」
ゴオマ「ズギザゴラエザ。ザジャグ、ヘンギンギソ」
オダギリ「な……なな何だお前、ふ、ふざけてんのかっ!?」
ゴオマ「……?」
オダギリ「く、くだらねえ着ぐるみなんか着やがって! 何なんだお前っ!」
マネージャー「お、おおおオダギリさん、けけけ警察を呼んだ方がっ」
オダギリ「呼べよさっさと!」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 20:45:06.59 ID:kK6clML90
ゴオマ「ボバギバラ。ギグゾ、ボッチバラ」
バサバサッ!
オダギリ「!?」
ギュオオォッ!
ゴオマ「ギベ!」
オダギリ「う、うわっ!?」
オダギリ「あ、危なかった……何なんだこいつ、ど、どうやって空を……!」
マネージャー「も、もしもし警察ですかっ!?」
バサバサッ!
オダギリ「!?」
ギュオオォッ!
ゴオマ「ギベ!」
オダギリ「う、うわっ!?」
オダギリ「あ、危なかった……何なんだこいつ、ど、どうやって空を……!」
マネージャー「も、もしもし警察ですかっ!?」
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 20:46:35.36 ID:kK6clML90
マネージャー「オ、オダギリさんっ、警察呼びましたっ!」
オダギリ「あ、ああ、ってか早く逃げるぞ!」
マネージャー「は、はいっ、オダg
オダギリ「……おい、マネージャー」
マネージャー「か、は……」ズル……
ゴオマ「モソギバ。バラザンリント」
オダギリ「ひ、ひいぃぃっ!?」
オダギリ「あ、ああ、ってか早く逃げるぞ!」
マネージャー「は、はいっ、オダg
オダギリ「……おい、マネージャー」
マネージャー「か、は……」ズル……
ゴオマ「モソギバ。バラザンリント」
オダギリ「ひ、ひいぃぃっ!?」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 20:49:18.97 ID:kK6clML90
オダギリ(に、逃げなきゃ殺される……!)
ゴオマ「カハハッ!」バサバサ!
オダギリ「う、うわあっ!?」
オダギリ(駄目だ、追いつかれ――)
【アタックライド――ブラァストッ!】
ダギュウン!!
ゴオマ「グアッ!」
オダギリ「……?」
ゴオマ「カハハッ!」バサバサ!
オダギリ「う、うわあっ!?」
オダギリ(駄目だ、追いつかれ――)
【アタックライド――ブラァストッ!】
ダギュウン!!
ゴオマ「グアッ!」
オダギリ「……?」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 20:50:41.94 ID:kK6clML90
ディケイド「オダギリさん、こっちだ!」
オダギリ「は? は……!?」
ディケイド「早く!」
【アタックライド――イリュージョォン!】
ゴオマ「ビゲスンバ、クウガ!」
オダギリ「は? は……!?」
ディケイド「早く!」
【アタックライド――イリュージョォン!】
ゴオマ「ビゲスンバ、クウガ!」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 20:53:07.96 ID:kK6clML90
オダギリ「ハァ、ハァ……。に、逃げられたのか?」
ディケイド「……間に合ってよかった。オダギリさん」
オダギリ「何なんだ、お前……何だよそのダッサイ着ぐるみ」
ディケイド「……」
ジャキーン!
井上正大「仮面ライダーディケイド……みたいです」
オダギリ「仮面ライダー……?」
ディケイド「……間に合ってよかった。オダギリさん」
オダギリ「何なんだ、お前……何だよそのダッサイ着ぐるみ」
ディケイド「……」
ジャキーン!
井上正大「仮面ライダーディケイド……みたいです」
オダギリ「仮面ライダー……?」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 20:56:27.70 ID:kK6clML90
オダギリ「お前……どこのガキか知らねえが、おちょくってんじゃねえぞ」
井上「おちょくってなんかいませんよ。僕にも、何が何だか分からないんです」
オダギリ「……誰の悪戯だ? 知ってんだろ、俺にとってアレが黒歴史なのは」
オダギリ「さっきのふざけたコウモリ野郎といい、何なんだ、ったく。どこのドッキリカメラだ!?」
鳴滝「ああ、嘆かわしいな、仮面ライダークウガ!」
オダギリ「あ?」
鳴滝「一年間……生死を賭して戦った者どもの事すら、忘れてしまうとは」
オダギリ「何だお前」
井上「おちょくってなんかいませんよ。僕にも、何が何だか分からないんです」
オダギリ「……誰の悪戯だ? 知ってんだろ、俺にとってアレが黒歴史なのは」
オダギリ「さっきのふざけたコウモリ野郎といい、何なんだ、ったく。どこのドッキリカメラだ!?」
鳴滝「ああ、嘆かわしいな、仮面ライダークウガ!」
オダギリ「あ?」
鳴滝「一年間……生死を賭して戦った者どもの事すら、忘れてしまうとは」
オダギリ「何だお前」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 21:01:05.99 ID:kK6clML90
井上「奥田さん、ですか? それとも……」
鳴滝「奥田? そんなものは知らんな。私は鳴滝。ディケイド、貴様を恨む者だぁっ!」
井上「ああ、やっぱり……」
オダギリ「おい、お前ら、揃いも揃って人をおちょくってんじゃねえだろうな!」
鳴滝「貴様の格好こそ人をおちょくっているようだな、クウガ。それではどっちがグロンギの人間体か分からん」
オダギリ「あんだと!?」
オダギリ「……待てよ。グロ、ンギ……?」
オダギリ「ひょっとして、さっきの奴、クウガの敵の着ぐるみか……?」
鳴滝「奥田? そんなものは知らんな。私は鳴滝。ディケイド、貴様を恨む者だぁっ!」
井上「ああ、やっぱり……」
オダギリ「おい、お前ら、揃いも揃って人をおちょくってんじゃねえだろうな!」
鳴滝「貴様の格好こそ人をおちょくっているようだな、クウガ。それではどっちがグロンギの人間体か分からん」
オダギリ「あんだと!?」
オダギリ「……待てよ。グロ、ンギ……?」
オダギリ「ひょっとして、さっきの奴、クウガの敵の着ぐるみか……?」
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 21:03:24.02 ID:kK6clML90
井上「オダギリさん。信じられないかもしれませんが……着ぐるみじゃなく、本物なんですよ」
オダギリ「はあ?」
井上「オダギリさんもご覧になったじゃないですか。奴に人が殺されるところを」
オダギリ「……ば、ばか言うなよ、あんなのドッキリカメラか何かに……」
ファンファンファン……
パァン! パァン!
オダギリ「……何だ?」
井上「また犠牲者が出ようとしているみたいです。止めないと!」
オダギリ「はあ?」
井上「オダギリさんもご覧になったじゃないですか。奴に人が殺されるところを」
オダギリ「……ば、ばか言うなよ、あんなのドッキリカメラか何かに……」
ファンファンファン……
パァン! パァン!
オダギリ「……何だ?」
井上「また犠牲者が出ようとしているみたいです。止めないと!」
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 21:05:23.85 ID:kK6clML90
警官「と、止まれ! 止まらないと撃つぞ!」
ゴオマ「カハハ……ゴソババリント」
警官「う、撃てえ!」
パン! パン!
ゴオマ「……ゾンデギゾバ、ブキザンリント」
警官「う、うわぁぁっ!?」
オダギリ「オイ……どうなってんだよ、あれ」
井上「ですから……本物なんですよ、あの怪人。グロンギは」
ゴオマ「カハハ……ゴソババリント」
警官「う、撃てえ!」
パン! パン!
ゴオマ「……ゾンデギゾバ、ブキザンリント」
警官「う、うわぁぁっ!?」
オダギリ「オイ……どうなってんだよ、あれ」
井上「ですから……本物なんですよ、あの怪人。グロンギは」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 21:09:01.57 ID:kK6clML90
オダギリ「俺は……夢でも見てんのか」
鳴滝「夢ではないぞクウガ。お前は戦わねばならない。このベルトで」
オダギリ「あ……?」
オダギリ「クウガのベルト……?」
オダギリ「だから、やめろってそういうの! あんなジャリ番に出たのは黒歴史だっつってんだろが!」
井上「オダギリさん。僕も、自分がこんな事になるなんて思っていませんでした……」
井上「でも、どうやら僕は、ディケイドになって戦わなきゃいけないようなんです。そして、あなたも」
オダギリ「……!」
井上「変身っ!」
【カメンライド――ディケーイッ!】
鳴滝「夢ではないぞクウガ。お前は戦わねばならない。このベルトで」
オダギリ「あ……?」
オダギリ「クウガのベルト……?」
オダギリ「だから、やめろってそういうの! あんなジャリ番に出たのは黒歴史だっつってんだろが!」
井上「オダギリさん。僕も、自分がこんな事になるなんて思っていませんでした……」
井上「でも、どうやら僕は、ディケイドになって戦わなきゃいけないようなんです。そして、あなたも」
オダギリ「……!」
井上「変身っ!」
【カメンライド――ディケーイッ!】
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 21:09:51.67 ID:6kGrrXqm0
オダギリはクウガの打ち上げとかにも出てるのに…
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 21:11:24.10 ID:QQ8g8aS+0
ライダー俳優は黒歴史にしてるわけではないと何回言えば(ry
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 21:13:25.04 ID:kK6clML90
ディケイド「はぁぁっ!」
ゴオマ「グッ!」
バシィン!
鳴滝「どうしたクウガ……早く、このアークルで変身を」
オダギリ「……るっせぇ! それより、あいつ……あのコウモリ野郎は、確か……」
ゴオマ「ボレザゾグザ、ディケイド」
バサバサッ!
ディケイド「っ! ま、また空に!」
【アタックライド――ブラァストッ!】
ダギュン! ダギュン!
ディケイド「くっ、当たらない……!」
ゴオマ「グッ!」
バシィン!
鳴滝「どうしたクウガ……早く、このアークルで変身を」
オダギリ「……るっせぇ! それより、あいつ……あのコウモリ野郎は、確か……」
ゴオマ「ボレザゾグザ、ディケイド」
バサバサッ!
ディケイド「っ! ま、また空に!」
【アタックライド――ブラァストッ!】
ダギュン! ダギュン!
ディケイド「くっ、当たらない……!」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 21:16:38.33 ID:kK6clML90
ディケイド(さっきは不意打ちだから当てれたけど……そもそも僕に、暗闇の中で射撃なんて出来るわけが……!)
ゴオマ「カカカッ! ゴパシザ、ディケイド!」
バサバサバサッ!
ディケイド「ぐわぁっ!」
オダギリ「――光だっ!」
ディケイド「!?」
オダギリ「そいつは光に弱いんだ、確かっ!」
ディケイド「……!」
【カメンライド――ブラァック!】
【アタックライド――キングストーン・フラッシュ!】
ピカァァァァッ!!
ゴオマ「グ、ギ!?」
ゴオマ「カカカッ! ゴパシザ、ディケイド!」
バサバサバサッ!
ディケイド「ぐわぁっ!」
オダギリ「――光だっ!」
ディケイド「!?」
オダギリ「そいつは光に弱いんだ、確かっ!」
ディケイド「……!」
【カメンライド――ブラァック!】
【アタックライド――キングストーン・フラッシュ!】
ピカァァァァッ!!
ゴオマ「グ、ギ!?」
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 21:18:41.87 ID:kK6clML90
ディケイド「奴の動きが……! 今だ!」
【ファイナルアタックライド――ブブブブラァック!】
ディケイド(ええと、昭和ライダーだから技名を叫ぶんだったか……?)
ディケイド「ライダァーッ、キィーック!!」
ゴオマ「グガァァァッ!!」
ドオオオオン!!
【ファイナルアタックライド――ブブブブラァック!】
ディケイド(ええと、昭和ライダーだから技名を叫ぶんだったか……?)
ディケイド「ライダァーッ、キィーック!!」
ゴオマ「グガァァァッ!!」
ドオオオオン!!
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 21:22:28.39 ID:kK6clML90
井上「ふ、ふう……!」
オダギリ「……」
井上「オダギリさん! あ、ありがとうございました!」
オダギリ「い、いや……」
オダギリ(ちっ……つい思い出しちまったから……これじゃ俺がヒーローごっこに加わってるみてえだ)
鳴滝「おのれディケイド! 貴様が出しゃばるせいでクウガが変身しなかった!」
井上「鳴滝さんちょっと黙ってて下さいよ」
オダギリ「……」
井上「オダギリさん! あ、ありがとうございました!」
オダギリ「い、いや……」
オダギリ(ちっ……つい思い出しちまったから……これじゃ俺がヒーローごっこに加わってるみてえだ)
鳴滝「おのれディケイド! 貴様が出しゃばるせいでクウガが変身しなかった!」
井上「鳴滝さんちょっと黙ってて下さいよ」
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 21:29:21.96 ID:kK6clML90
オダギリ「で……結局何がどうなってるんだ?」
井上「詳しくはわかりませんが、ライダーを演じた人間がライダーの力を得てしまった……そういうことだと思います」
オダギリ「ん? お前もライダーやってたの」
井上「あ、はい。仮面ライダーディケイドって、あの、三年くらい前にやらせて頂いてたんですけど」
オダギリ「ふうん……」
井上(知らなかったのか……ちょっとショックだな……)
鳴滝「ディケイドの存在こそが全ての元凶……すべては貴様のせいだ、ディケイド!」
オダギリ「どういうことだ?」
井上「ああ、この人は放っておきましょう、そういうキャラなので」
井上「詳しくはわかりませんが、ライダーを演じた人間がライダーの力を得てしまった……そういうことだと思います」
オダギリ「ん? お前もライダーやってたの」
井上「あ、はい。仮面ライダーディケイドって、あの、三年くらい前にやらせて頂いてたんですけど」
オダギリ「ふうん……」
井上(知らなかったのか……ちょっとショックだな……)
鳴滝「ディケイドの存在こそが全ての元凶……すべては貴様のせいだ、ディケイド!」
オダギリ「どういうことだ?」
井上「ああ、この人は放っておきましょう、そういうキャラなので」
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 21:32:37.29 ID:kK6clML90
――同日、都内・某イベント会場
佐藤健「皆さん、ご声援ありがとうございまーす! 剣心役の佐藤健です!」
キャーキャー!ワーワー!
佐藤「ええと、原作のコミックはですね、僕も昔から読ませて頂いていて……」
バァン!
モモタロス「おい、良太郎、こんなとこで何してやがる!?」
ざわっ……
佐藤健「皆さん、ご声援ありがとうございまーす! 剣心役の佐藤健です!」
キャーキャー!ワーワー!
佐藤「ええと、原作のコミックはですね、僕も昔から読ませて頂いていて……」
バァン!
モモタロス「おい、良太郎、こんなとこで何してやがる!?」
ざわっ……
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 21:34:20.59 ID:kK6clML90
警備員「な、何だね君、出て行きなさい」
モモタロス「うるせえ! オイ、早く来いよ良太郎、外でイマジンが暴れてやがる」
ザワザワ……ガヤガヤ……
佐藤「は、はい……?」
佐藤(えっ何これ? 急に電王の仕事とか聞いてないんですけど? 何、リアクションした方がいいの?)
ファン「キャー! 健クン変身してー!」
モモタロス「うるせえ! オイ、早く来いよ良太郎、外でイマジンが暴れてやがる」
ザワザワ……ガヤガヤ……
佐藤「は、はい……?」
佐藤(えっ何これ? 急に電王の仕事とか聞いてないんですけど? 何、リアクションした方がいいの?)
ファン「キャー! 健クン変身してー!」
62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 21:37:55.48 ID:kK6clML90
警備員「ま、待てっ、勝手にステージに――」
モモタロス「ほら、行くぞ良太郎っ」ぐいっ!
佐藤「え、え……?!」
佐藤(き、聞いてないけどファンが喜んでるし、とりあえず――)
佐藤「み、皆さーん! 僕は仮面ライダーなので、正義のために行ってきまーす!」
ファン「キャーッ! 健クンかっこいいーっ!!」
ファン「逆刃刀で俺の必殺技決めるんですかー!?」
佐藤(うるせえよオタクども……)
モモタロス「ほら、行くぞ良太郎っ」ぐいっ!
佐藤「え、え……?!」
佐藤(き、聞いてないけどファンが喜んでるし、とりあえず――)
佐藤「み、皆さーん! 僕は仮面ライダーなので、正義のために行ってきまーす!」
ファン「キャーッ! 健クンかっこいいーっ!!」
ファン「逆刃刀で俺の必殺技決めるんですかー!?」
佐藤(うるせえよオタクども……)
68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 21:41:46.33 ID:kK6clML90
バタン!
佐藤「で?」ツカツカ
モモタロス「ん? 何が“で”なんだよ」
佐藤「モモタロスの声真似とかいいですから。聞いてないですよ、何のマネです」
モモタロス「俺もわかんねーけどよ。突然またイマジンが暴れ出したって、オーナーのおっさんがよ」
佐藤「電王の仕事はもう受けない取り決めの筈でしたよ。誰の差し金ですかこれ」
モモタロス「? 良太郎、お前なんか、おかしくなったんじゃないのか?」
モモタロス「ほら、見てみろよ外」
佐藤「!」
モールイマジン「ケケケケ! 殺しちゃうよ殺しちゃうよー!」
キャー!ワー!
佐藤「何……これ……?」
佐藤「で?」ツカツカ
モモタロス「ん? 何が“で”なんだよ」
佐藤「モモタロスの声真似とかいいですから。聞いてないですよ、何のマネです」
モモタロス「俺もわかんねーけどよ。突然またイマジンが暴れ出したって、オーナーのおっさんがよ」
佐藤「電王の仕事はもう受けない取り決めの筈でしたよ。誰の差し金ですかこれ」
モモタロス「? 良太郎、お前なんか、おかしくなったんじゃないのか?」
モモタロス「ほら、見てみろよ外」
佐藤「!」
モールイマジン「ケケケケ! 殺しちゃうよ殺しちゃうよー!」
キャー!ワー!
佐藤「何……これ……?」
96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 21:51:38.19 ID:kK6clML90
モモタロス「ホラ、早くベルト出せよ良太郎、変身すっぞ!」
佐藤「……僕は良太郎じゃない! いい加減にしてくれ!」
モモタロス「??」
佐藤「もうウンザリなんだよ、電王のイメージばかりで語られるのは!」
モールイマジン「ヒャヒャヒャ!!」
キャーワー! タスケテー!
佐藤「いつだって……どんなに自分の演技で頑張ったって、僕はいつも“電王の人”扱いだった」
佐藤「もう、そんな人生は嫌なんだよ!」
水嶋ヒロ「……そのクチか。お前も」
佐藤「! 水嶋さん!」
佐藤「……僕は良太郎じゃない! いい加減にしてくれ!」
モモタロス「??」
佐藤「もうウンザリなんだよ、電王のイメージばかりで語られるのは!」
モールイマジン「ヒャヒャヒャ!!」
キャーワー! タスケテー!
佐藤「いつだって……どんなに自分の演技で頑張ったって、僕はいつも“電王の人”扱いだった」
佐藤「もう、そんな人生は嫌なんだよ!」
水嶋ヒロ「……そのクチか。お前も」
佐藤「! 水嶋さん!」
99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 21:52:30.75 ID:yo24Da92P
KAGEROUキター
107: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 21:54:15.24 ID:kK6clML90
水嶋「だが、役者とはそういうもの……。一度演じた役に、いつでも自分を同化させられる位でなければ、真の役者とはいえない」
佐藤「み、水嶋さん……何を言って……?」
水嶋「その役を卒業し、どんな道に羽ばたいても……」
水嶋「再び時代が求め、人が求めるなら――」
カブトゼクター「ブゥゥゥゥン」
佐藤「!」
水嶋「役者は再び、その役に舞い戻る」バシッ!
水嶋「――おばあちゃんが、そう言っていた」
佐藤(な、何なんだこの人……キメキメだ……!)
佐藤「み、水嶋さん……何を言って……?」
水嶋「その役を卒業し、どんな道に羽ばたいても……」
水嶋「再び時代が求め、人が求めるなら――」
カブトゼクター「ブゥゥゥゥン」
佐藤「!」
水嶋「役者は再び、その役に舞い戻る」バシッ!
水嶋「――おばあちゃんが、そう言っていた」
佐藤(な、何なんだこの人……キメキメだ……!)
108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 21:54:45.64 ID:VwMQGgOr0
ノリノリじゃないですか
113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 21:55:50.99 ID:fvcc441Z0
天道やってるKAGEROUはかっこいいな
119: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 21:57:44.28 ID:kK6clML90
水嶋「変身ッ!」
【HEN-SHIN!】
水嶋(……あ、そうかマスクドフォームからなのか。めんどいなこれ)
水嶋「キャストオフ!」
【CAST-OFF!】
じゃきーん
【CHANGE BEETLE!】
モールイマジン「ヒャ? なーんだおまえ! なーんだおまえ!」
カブト「天の道を往き、総てを司る男……仮面ライダーカブトが相手だ」
佐藤(何なんだよもう……イギリスの道でも司ってろよ……)
【HEN-SHIN!】
水嶋(……あ、そうかマスクドフォームからなのか。めんどいなこれ)
水嶋「キャストオフ!」
【CAST-OFF!】
じゃきーん
【CHANGE BEETLE!】
モールイマジン「ヒャ? なーんだおまえ! なーんだおまえ!」
カブト「天の道を往き、総てを司る男……仮面ライダーカブトが相手だ」
佐藤(何なんだよもう……イギリスの道でも司ってろよ……)
123: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 22:00:50.68 ID:kK6clML90
モモタロス「で、お前はどうすんだよ、良太郎」
佐藤「はい?」
モモタロス「変身するよな? 変身っ」
佐藤「……」
ザワザワ……ガヤガヤ……
レポーター「こちら都内○○区よりお伝えします! し、市街地に突然、怪人とヒーローの着ぐるみらしきものが現れ乱闘を――」
佐藤(いつの間にか報道のカメラまで回ってるし……どうすんだよこれ)
佐藤「はい?」
モモタロス「変身するよな? 変身っ」
佐藤「……」
ザワザワ……ガヤガヤ……
レポーター「こちら都内○○区よりお伝えします! し、市街地に突然、怪人とヒーローの着ぐるみらしきものが現れ乱闘を――」
佐藤(いつの間にか報道のカメラまで回ってるし……どうすんだよこれ)
129: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 22:03:25.01 ID:kK6clML90
幼児「あ、りょーたろーだ」
佐藤「え?」
幼児「ほんとだ! りょーたろーとモモタロスだ!」
幼児「モモタロスー!」
モモタロス「おうっ」
佐藤「き、君たちの年で僕の電王なんか知ってるの……?」
幼児「しってるよー! でぃーぶいでぃーでみたもん!」
幼児「ハナさんもおおきかったんだよね!」
佐藤「あ、ああ、そうだね……」
幼児「へんしんしてよー! へんしん! へんしん!」
幼児「でんおー! でんおー!」
佐藤「え?」
幼児「ほんとだ! りょーたろーとモモタロスだ!」
幼児「モモタロスー!」
モモタロス「おうっ」
佐藤「き、君たちの年で僕の電王なんか知ってるの……?」
幼児「しってるよー! でぃーぶいでぃーでみたもん!」
幼児「ハナさんもおおきかったんだよね!」
佐藤「あ、ああ、そうだね……」
幼児「へんしんしてよー! へんしん! へんしん!」
幼児「でんおー! でんおー!」
134: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 22:05:11.16 ID:kK6clML90
佐藤「……ああもう! こうなりゃヤケクソだ!」
モモタロス「お、やっとやる気になったか?」
佐藤「一度だけだからな! ほら、やるならさっさと――」
佐藤「……」
水嶋『役者とはそういうもの。一度演じた役に、いつでも自分を同化させられる位でなければ、真の役者とはいえない』
佐藤「……すぅっ」
佐藤「行くよ、モモタロス」ニコッ!
モモタロス「おうっ!」
佐藤「変身!」
【SWORD-FORM!】
モモタロス「お、やっとやる気になったか?」
佐藤「一度だけだからな! ほら、やるならさっさと――」
佐藤「……」
水嶋『役者とはそういうもの。一度演じた役に、いつでも自分を同化させられる位でなければ、真の役者とはいえない』
佐藤「……すぅっ」
佐藤「行くよ、モモタロス」ニコッ!
モモタロス「おうっ!」
佐藤「変身!」
【SWORD-FORM!】
159: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 22:15:11.62 ID:kK6clML90
オダギリ「……で、どうするんだ。これから」
鳴滝「私にはまだやるべき事が残っている……この世界の眠れるライダー達に、力を手渡すのだ」
井上「やっぱり、他の人達もライダーになる運命にある、ってことか……」
オダギリ「他の人達?」
井上「僕達がこうなってるんです。今までにライダーを演じた他の皆さんの身にも、同じことが起きてもおかしくありません」
オダギリ「……まあ、そういうことになる、のか……」
鳴滝「次は、響鬼……だな」
井上「響鬼。それは確か、細川茂樹さん」
鳴滝「この世界ではそう呼ばれているようだな」
井上「ぼ、僕達も付いていきますよ。いいでしょうね、鳴滝さん!」
オダギリ「僕“達”なのかよ……」
鳴滝「私にはまだやるべき事が残っている……この世界の眠れるライダー達に、力を手渡すのだ」
井上「やっぱり、他の人達もライダーになる運命にある、ってことか……」
オダギリ「他の人達?」
井上「僕達がこうなってるんです。今までにライダーを演じた他の皆さんの身にも、同じことが起きてもおかしくありません」
オダギリ「……まあ、そういうことになる、のか……」
鳴滝「次は、響鬼……だな」
井上「響鬼。それは確か、細川茂樹さん」
鳴滝「この世界ではそう呼ばれているようだな」
井上「ぼ、僕達も付いていきますよ。いいでしょうね、鳴滝さん!」
オダギリ「僕“達”なのかよ……」
177: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 22:21:08.24 ID:kK6clML90
スタッフ「細川さん、収録お疲れ様でした」
細川「皆さんこそお疲れさまー。あ、これで皆でジュースでも飲んでよ」
スタッフ「! ありがとうございます!」
細川「ふうー。さーて……一休み一休み、っと……」
鳴滝「ここにいたか。響鬼」
細川「? はい?」
鳴滝「この世界の仮面ライダー響鬼、だな?」
細川「ああ、どうも。ヒビキです。シュッ」
鳴滝「……」
鳴滝「こ、この世界に危機が迫っている……お前は再び、響鬼の力を得て戦うんだ」
細川「あ、音角。え、これ、くれるんですか? やー、ありがとありがとっ!」
鳴滝「……」
細川「皆さんこそお疲れさまー。あ、これで皆でジュースでも飲んでよ」
スタッフ「! ありがとうございます!」
細川「ふうー。さーて……一休み一休み、っと……」
鳴滝「ここにいたか。響鬼」
細川「? はい?」
鳴滝「この世界の仮面ライダー響鬼、だな?」
細川「ああ、どうも。ヒビキです。シュッ」
鳴滝「……」
鳴滝「こ、この世界に危機が迫っている……お前は再び、響鬼の力を得て戦うんだ」
細川「あ、音角。え、これ、くれるんですか? やー、ありがとありがとっ!」
鳴滝「……」
178: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 22:21:51.40 ID:bKC60hTD0
大人の対応だ
187: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 22:24:05.02 ID:kK6clML90
細川「いやー、嬉しいねえ。何年経ってもさ、こうしてファンの方が覚えててくれるっていうのはっ」
鳴滝「……ひ、響鬼、お前はこの世界のライダーの一人として……」
細川「その帽子よくお似合いですね。ははっ」
井上「……鳴滝が自然体で押されている……」
オダギリ「大人だな細川さん……」
スーパー童子「オニ……カ」
スーパー姫「オニヲミツケタ……」
鳴滝「……ひ、響鬼、お前はこの世界のライダーの一人として……」
細川「その帽子よくお似合いですね。ははっ」
井上「……鳴滝が自然体で押されている……」
オダギリ「大人だな細川さん……」
スーパー童子「オニ……カ」
スーパー姫「オニヲミツケタ……」
189: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 22:24:17.96 ID:XQ0Jpqq80
これ映像化しろよマジで見たいわ
190: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 22:25:32.28 ID:CLEzFjt+P BE:2242109748-2BP(0)
どんだけ出演料かかるんだよwww
197: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 22:28:45.39 ID:kK6clML90
鳴滝「! 見ろ響鬼、お前のライダーの力が魔化魍を誘き寄せたのだ!」
スーパー童子「オニメ……」
スーパー姫「コンドコソ、コロス」
細川「あっれー、充と星ちゃんじゃない! ひっさしぶりー、なになに、二人とも童子と姫の衣装なんか着ちゃって」
スーパー姫「ユケ、ワガコ、“カシャ”よ!」
カシャ「ケーン!」
細川「魔化魍までお出ましですか。あれ、これ、ドッキリカメラか何か? 随分手が込んでるなあー」
鳴滝「い、いいから早く、その音角で変身するんだ!」
細川「あはは、やっぱそうですよね。じゃあ……やりますか」
チィーン……
ボォッ! アアァァァ……タァッ!
響鬼「……え?」
響鬼「……なんか、本当に変身できちゃったんだけど……」
スーパー童子「オニメ……」
スーパー姫「コンドコソ、コロス」
細川「あっれー、充と星ちゃんじゃない! ひっさしぶりー、なになに、二人とも童子と姫の衣装なんか着ちゃって」
スーパー姫「ユケ、ワガコ、“カシャ”よ!」
カシャ「ケーン!」
細川「魔化魍までお出ましですか。あれ、これ、ドッキリカメラか何か? 随分手が込んでるなあー」
鳴滝「い、いいから早く、その音角で変身するんだ!」
細川「あはは、やっぱそうですよね。じゃあ……やりますか」
チィーン……
ボォッ! アアァァァ……タァッ!
響鬼「……え?」
響鬼「……なんか、本当に変身できちゃったんだけど……」
198: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 22:29:18.16 ID:u4Ls9QZe0
ワロタ
201: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 22:29:47.28 ID:AWxRuOTz0
細川さんかっけぇっす
217: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 22:35:20.20 ID:kK6clML90
カシャ「ケーン!ケーン!」ゴォォッ!
響鬼「ええっ!? ほんとに炎飛ばすとかナシでしょ!」
ゴォォォッ!!
響鬼「うわぁっ! あ、あちちっ……あれ」
響鬼「熱く……ない?」
カシャ「ケーン!」
響鬼「そうか、そうか……」
響鬼「確か、俺も吹けるんだよな……?」
カシャ「ケーン!」バッ!
響鬼「はぁっ!」ゴオォォォォォッ!!
カシャ「ギャアァァァ!!」
響鬼「ええっ!? ほんとに炎飛ばすとかナシでしょ!」
ゴォォォッ!!
響鬼「うわぁっ! あ、あちちっ……あれ」
響鬼「熱く……ない?」
カシャ「ケーン!」
響鬼「そうか、そうか……」
響鬼「確か、俺も吹けるんだよな……?」
カシャ「ケーン!」バッ!
響鬼「はぁっ!」ゴオォォォォォッ!!
カシャ「ギャアァァァ!!」
229: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 22:38:33.47 ID:kK6clML90
響鬼「よぉし、太鼓だ!」
バシッ!シュィィィィ!
カシャ「ッ!」
井上「さすが細川さん……初めてでよくあんなに戦えるなあ」
オダギリ「……」
オダギリ(チッ……悔しいが細川さん、あんたが本物だよ……!)
オダギリ(同じ高寺さんにお世話になりながら……俺はクウガのことなんて何一つ忘れちまってた!)
オダギリ(くそぉ……!)
響鬼「爆裂強打の型ァ!!」
ドドォンッ!!
カシャ「アアア!」
ドォォォォン!!
バシッ!シュィィィィ!
カシャ「ッ!」
井上「さすが細川さん……初めてでよくあんなに戦えるなあ」
オダギリ「……」
オダギリ(チッ……悔しいが細川さん、あんたが本物だよ……!)
オダギリ(同じ高寺さんにお世話になりながら……俺はクウガのことなんて何一つ忘れちまってた!)
オダギリ(くそぉ……!)
響鬼「爆裂強打の型ァ!!」
ドドォンッ!!
カシャ「アアア!」
ドォォォォン!!
253: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 22:46:20.61 ID:kK6clML90
【FULL-CHARGE】
電王「俺の必殺技ッ! 飛天御剣バージョンッ!!」
ザ゙シィィィッ!!
イマジン「ギャアァァァッ!!」
ドォォォォオン!!
モモタロス「へー。お疲れさんっと」
佐藤「モモタロス、遊びすぎでしょ……技名」
水嶋「これで全ての敵は片付けた、か……」
電王「俺の必殺技ッ! 飛天御剣バージョンッ!!」
ザ゙シィィィッ!!
イマジン「ギャアァァァッ!!」
ドォォォォオン!!
モモタロス「へー。お疲れさんっと」
佐藤「モモタロス、遊びすぎでしょ……技名」
水嶋「これで全ての敵は片付けた、か……」
265: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 22:51:29.72 ID:kK6clML90
ザワザワ……ガヤガヤ……
水嶋「警察やマスコミが集まってきている。とりあえず身を隠そう」
佐藤「は、はいっ」
モモタロス「おいおい何でだ? ハデにTVに映ってアピールすりゃいいじゃねえか」
佐藤「モモタロスはちょっと黙ってて」
賀集利樹「お二人さん。俺も入れてもらっていいかな」
佐藤「! あなたは」
水嶋「賀集さん……」
賀集「さっきの戦い。君達もライダーの力を与えられたんだろ?」
水嶋「警察やマスコミが集まってきている。とりあえず身を隠そう」
佐藤「は、はいっ」
モモタロス「おいおい何でだ? ハデにTVに映ってアピールすりゃいいじゃねえか」
佐藤「モモタロスはちょっと黙ってて」
賀集利樹「お二人さん。俺も入れてもらっていいかな」
佐藤「! あなたは」
水嶋「賀集さん……」
賀集「さっきの戦い。君達もライダーの力を与えられたんだろ?」
278: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 22:55:12.03 ID:kK6clML90
賀集「……いや、最初はさ。またライダー集合系の企画か何かだと思ったんだよ」
賀集「俺、プレステのゲームやディケイドの映画にも出てたし、また声がかかっても何も不自然じゃないなって」
賀集「でも……既にライダーの仕事を経歴から消してる君達にも同じことが起こったってことは。単なるドッキリ企画じゃないんだよな」
水嶋「ええ。俺のもとには、鳴滝と名乗る男が現れ、ベルトを渡していきました」
佐藤「ぼ、僕なんてこのモモタロスにいきなり」
モモタロス「俺はお前らが役者だなんて知らねーぞ? ただ、イマジンが現れたから良太郎と一緒に戦え、って言われただけだ」
賀集「……」
賀集「何か、現実を超えた力が動いている……」
水嶋「そうみたいですね」
賀集「俺、プレステのゲームやディケイドの映画にも出てたし、また声がかかっても何も不自然じゃないなって」
賀集「でも……既にライダーの仕事を経歴から消してる君達にも同じことが起こったってことは。単なるドッキリ企画じゃないんだよな」
水嶋「ええ。俺のもとには、鳴滝と名乗る男が現れ、ベルトを渡していきました」
佐藤「ぼ、僕なんてこのモモタロスにいきなり」
モモタロス「俺はお前らが役者だなんて知らねーぞ? ただ、イマジンが現れたから良太郎と一緒に戦え、って言われただけだ」
賀集「……」
賀集「何か、現実を超えた力が動いている……」
水嶋「そうみたいですね」
289: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 22:58:36.51 ID:kK6clML90
【キック】【サンダー】【マッハ】
ブレイド「アアアア……ウェイッ!」
【ライトニングソニック】
ブレイド「ウェイィィィィーーーッ!!」
アンデッド「ギャアアァアァッ!」
ドォォォォン!!
椿隆之「ふぅ……これでいいのか……?」
ブレイド「アアアア……ウェイッ!」
【ライトニングソニック】
ブレイド「ウェイィィィィーーーッ!!」
アンデッド「ギャアアァアァッ!」
ドォォォォン!!
椿隆之「ふぅ……これでいいのか……?」
299: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 23:01:33.05 ID:kK6clML90
森本亮治「ちょちょちょ、何やねん、何で椿君だけ変身できんねん」
北条隆博「そうですよ、僕にも変身させてくださいよー」
椿「だーかーらー、主役ライダーだけなんでしょ! そうに決まってる!」
天野浩成「なぜ俺には声が掛からない……」
森本「ずるいやんけ! 俺らも一緒に変身して戦った方が強いに決まっとるやろ!?」
北条「ちなみに最強のライダーは俺ですから」
椿「俺に言われても知らないよ! 鳴滝さん探して君らもベルト貰ってくれば!?」
天野「なぜ俺には声が掛からない……現役でフォーゼにも出てるのに何故……」
北条隆博「そうですよ、僕にも変身させてくださいよー」
椿「だーかーらー、主役ライダーだけなんでしょ! そうに決まってる!」
天野浩成「なぜ俺には声が掛からない……」
森本「ずるいやんけ! 俺らも一緒に変身して戦った方が強いに決まっとるやろ!?」
北条「ちなみに最強のライダーは俺ですから」
椿「俺に言われても知らないよ! 鳴滝さん探して君らもベルト貰ってくれば!?」
天野「なぜ俺には声が掛からない……現役でフォーゼにも出てるのに何故……」
302: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 23:02:16.48 ID:/8ziezsQ0
さすがブレイド勢www
304: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 23:02:21.88 ID:HgHpaX860
やっぱりノリノリだなこの四人はwww
317: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 23:07:17.52 ID:kK6clML90
椿「でも……だとしたら他の人達も変身できてるかもしれないな」
天野「他の人?」
椿「他作品の主演の人達だよ。オダギリさんとか」
北条「いやー、オダギリさんが今更ライダーに出るわけないでしょw」
椿「細川さんとか水嶋ヒロ君とか」
森本「あ、あとあの子や、何やったかな、佐藤……」
天野「佐藤健」
北条「あと誰がいましたっけねー。ああ、そうだ、賀集利樹さんとか!」
椿「あとは――」
須賀貴匡「須賀貴匡とか」
椿「ああ、そうそう。須賀貴匡……ッ!?」
天野「他の人?」
椿「他作品の主演の人達だよ。オダギリさんとか」
北条「いやー、オダギリさんが今更ライダーに出るわけないでしょw」
椿「細川さんとか水嶋ヒロ君とか」
森本「あ、あとあの子や、何やったかな、佐藤……」
天野「佐藤健」
北条「あと誰がいましたっけねー。ああ、そうだ、賀集利樹さんとか!」
椿「あとは――」
須賀貴匡「須賀貴匡とか」
椿「ああ、そうそう。須賀貴匡……ッ!?」
324: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 23:10:48.12 ID:kK6clML90
須賀「ひどいでしょ椿君、これでもカードライダーの先輩なのに」
椿「あはは、すいませんすいません、だって須賀さん影が薄っ」
須賀「なにを! お前もどっちもどっちのくせに!」
椿「でも俺ディケイドには出ましたから」
須賀「オレハケンジャキカズマ。マタノナヲ、カメンライダーブレード」モタモタ……
天野・森本・北条「wwwww」
椿「……で、須賀さんもライダーに?」
須賀「うん、なんかそれっぽい」
椿「あはは、すいませんすいません、だって須賀さん影が薄っ」
須賀「なにを! お前もどっちもどっちのくせに!」
椿「でも俺ディケイドには出ましたから」
須賀「オレハケンジャキカズマ。マタノナヲ、カメンライダーブレード」モタモタ……
天野・森本・北条「wwwww」
椿「……で、須賀さんもライダーに?」
須賀「うん、なんかそれっぽい」
330: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 23:13:12.40 ID:c/NvYndC0
もう許してやれよ
337: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 23:18:06.11 ID:kK6clML90
半田健人「それで、こないだ凄い面白いことがあってさ」
芳賀優里亜「なになに?」
半田「ファイズってさ、ベルトが色んな人の手を次々渡る話だったじゃん」
優里亜「うん」
半田「多分、そのへんを意識したんだと思うんだけどさ」
優里亜「?」
半田「なんか、浮浪者みたいなおっさんが、俺のとこに本当にベルト持ってきたのwww」
優里亜「ぷっ」
半田「『次にこれを使うのはお前だ……変身しろ……』とか言って」
優里亜「あははー、いるんだね、そういう面白いこと考える人ー」
半田「で、優里亜にも見せたげようと思って、今日持ってきてるんだけど」
半田「な? よく出来てるだろ?」
優里亜「ほんとだー」
優里亜「それにしても懐かしいね、ファイズかあ……」
芳賀優里亜「なになに?」
半田「ファイズってさ、ベルトが色んな人の手を次々渡る話だったじゃん」
優里亜「うん」
半田「多分、そのへんを意識したんだと思うんだけどさ」
優里亜「?」
半田「なんか、浮浪者みたいなおっさんが、俺のとこに本当にベルト持ってきたのwww」
優里亜「ぷっ」
半田「『次にこれを使うのはお前だ……変身しろ……』とか言って」
優里亜「あははー、いるんだね、そういう面白いこと考える人ー」
半田「で、優里亜にも見せたげようと思って、今日持ってきてるんだけど」
半田「な? よく出来てるだろ?」
優里亜「ほんとだー」
優里亜「それにしても懐かしいね、ファイズかあ……」
339: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 23:19:21.14 ID:nV251ohF0
たっくんキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
346: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 23:24:43.37 ID:kK6clML90
キャーッ! ワーッ!
半田「……? 何だ?」
優里亜「! は、半田君、あれ!」
オルフェノク「フゥゥゥ……」
半田「……ドッキリカメラ、かな……?」
優里亜「あ、そうだよ多分、そのベルトもきっとその企画のために!」
半田「で、何、変身すればいいの? カメラどこ?」
オルフェノク「ガアァァ!」
人々「ぐわあぁぁ!」
半田「い、いや、どう見ても本当に人殺されてるんですけど!?」
半田「……? 何だ?」
優里亜「! は、半田君、あれ!」
オルフェノク「フゥゥゥ……」
半田「……ドッキリカメラ、かな……?」
優里亜「あ、そうだよ多分、そのベルトもきっとその企画のために!」
半田「で、何、変身すればいいの? カメラどこ?」
オルフェノク「ガアァァ!」
人々「ぐわあぁぁ!」
半田「い、いや、どう見ても本当に人殺されてるんですけど!?」
349: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 23:26:38.70 ID:kK6clML90
ざあぁぁぁっ……
オルフェノク「フフフ……」
ファンファンファン!
警官「止まれ! 止まらないと撃つぞ!」
オルフェノク『馬鹿な人間め……』
ザシッ!
警官「ぐああぁぁ」
半田「ちょっとまって、無理無理無理、無理っ!!」
優里亜「に、逃げましょ!」
瀬戸康史「――待てっ!」
オルフェノク「フフフ……」
ファンファンファン!
警官「止まれ! 止まらないと撃つぞ!」
オルフェノク『馬鹿な人間め……』
ザシッ!
警官「ぐああぁぁ」
半田「ちょっとまって、無理無理無理、無理っ!!」
優里亜「に、逃げましょ!」
瀬戸康史「――待てっ!」
365: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 23:30:34.86 ID:kK6clML90
オルフェノク『ん? 何だお前は』
瀬戸「僕は、仮面ライダーキバっ! ……なんだと思う、今、多分……」
キバット「おいおい渡ぅ、決めるんならもっと格好良くビシっと決めようぜ!」
瀬戸「え……でも僕渡じゃないし……」
優里亜「瀬戸君っ!?」
瀬戸「深央さんっ! あ……いや、芳賀さんっ」
半田「何? キバのほう?」
優里亜「どうしたの瀬戸君、今日ってやっぱライダー関係のイベントか何か?」
瀬戸「いや、それが僕にも……」
オルフェノク『おい……来ないならこっちから行くぞ』
瀬戸「!」
瀬戸「と、とりあえず――行くよキバット!」
キバット「おっしゃぁ! キバって行くぜっ!」
瀬戸「変身ッ!!」
瀬戸「僕は、仮面ライダーキバっ! ……なんだと思う、今、多分……」
キバット「おいおい渡ぅ、決めるんならもっと格好良くビシっと決めようぜ!」
瀬戸「え……でも僕渡じゃないし……」
優里亜「瀬戸君っ!?」
瀬戸「深央さんっ! あ……いや、芳賀さんっ」
半田「何? キバのほう?」
優里亜「どうしたの瀬戸君、今日ってやっぱライダー関係のイベントか何か?」
瀬戸「いや、それが僕にも……」
オルフェノク『おい……来ないならこっちから行くぞ』
瀬戸「!」
瀬戸「と、とりあえず――行くよキバット!」
キバット「おっしゃぁ! キバって行くぜっ!」
瀬戸「変身ッ!!」
368: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 23:34:05.69 ID:kK6clML90
キバ「――はあぁぁっ!!」
半田「え……いま本当に変身したように見えなかった? すごいなー、今のCG」
優里亜「CGじゃない、と思うけど……」
キバ「はあぁ!」
オルフェノク『どうした、その程度か!』
キバ(や、やっぱ無理でしょ、僕がライダーに入って戦うなんて……!)
半田「よくわかんないけど。後輩だけにカッコつけられてたまるかって」
優里亜「半田君っ」
半田「たーくーみ」
優里亜「巧っ……」
ピ、ピ、ピ……【STANDING BY】
半田「変身っ!!」
【COMPLETE!】
半田「え……いま本当に変身したように見えなかった? すごいなー、今のCG」
優里亜「CGじゃない、と思うけど……」
キバ「はあぁ!」
オルフェノク『どうした、その程度か!』
キバ(や、やっぱ無理でしょ、僕がライダーに入って戦うなんて……!)
半田「よくわかんないけど。後輩だけにカッコつけられてたまるかって」
優里亜「半田君っ」
半田「たーくーみ」
優里亜「巧っ……」
ピ、ピ、ピ……【STANDING BY】
半田「変身っ!!」
【COMPLETE!】
382: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 23:41:34.30 ID:kK6clML90
オルフェノク『ふははは!』
バキィッ!
キバ「うわあぁっ!」
キバ「くっ……!」
ファイズ「ヤアァッ!」
オルフェノク「グゥ!?」
キバ「あ、あなたは……!」
ファイズ「見てろよ後輩。こいつは――こうやって倒すんだ!」
【READY】 【EXCEED CHARGE!】
バッ!
ギュオオォォッ!
キバ「! 僕も……負けてられない!」
キバット「ウェイク・アァップ!」
キバ「ハッ!」
ファイズ「ヤアァァァッ!!」
オルフェノク「グアアアァァ!!」
ドォォォンッ!!
バキィッ!
キバ「うわあぁっ!」
キバ「くっ……!」
ファイズ「ヤアァッ!」
オルフェノク「グゥ!?」
キバ「あ、あなたは……!」
ファイズ「見てろよ後輩。こいつは――こうやって倒すんだ!」
【READY】 【EXCEED CHARGE!】
バッ!
ギュオオォォッ!
キバ「! 僕も……負けてられない!」
キバット「ウェイク・アァップ!」
キバ「ハッ!」
ファイズ「ヤアァァァッ!!」
オルフェノク「グアアアァァ!!」
ドォォォンッ!!
387: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 23:44:14.66 ID:kK6clML90
瀬戸「ふう……! あ、ありがとうございました!」
半田「いやいや。これでよかったのかな? 企画……」
謎の声『フハハハハハ!!』
半田「……?」
謎の声『遂に全員が目覚めたようだな……この世界の仮面ライダーども……』
優里亜「な、なに? 空から声が……」
半田「いやいや。これでよかったのかな? 企画……」
謎の声『フハハハハハ!!』
半田「……?」
謎の声『遂に全員が目覚めたようだな……この世界の仮面ライダーども……』
優里亜「な、なに? 空から声が……」
394: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 23:47:01.85 ID:kK6clML90
賀集「! この声は一体……!」
水嶋「黒幕のお出まし……というやつか」
佐藤「何が起きてるんだ……」
謎の声『我が偉大なる大ショッカーの次元侵攻計画……その火蓋が切って落とされたのだ』
井上「! 大ショッカーだと!」
オダギリ「何だよそのチープな名前」
細川「まあまあ、黙って聞いてようぜ」
水嶋「黒幕のお出まし……というやつか」
佐藤「何が起きてるんだ……」
謎の声『我が偉大なる大ショッカーの次元侵攻計画……その火蓋が切って落とされたのだ』
井上「! 大ショッカーだと!」
オダギリ「何だよそのチープな名前」
細川「まあまあ、黙って聞いてようぜ」
408: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 23:52:52.10 ID:kK6clML90
謎の声『この世界は……数多に創造されるライダー世界、その全ての基盤となっている』
椿「ライダー世界の基盤、だって……?」
須賀「何なんだ、大ショッカーって……!」
謎の声『この世界に存在する、いわばライダーの“オリジナル”達を消し去り――』
謎の声『二度と、ライダーの物語が紡がれぬようにしてやるのだ……!』
井上「ライダーの物語……そうか、そういうことか!」
オダギリ「? どういうことだって?」
椿「ライダー世界の基盤、だって……?」
須賀「何なんだ、大ショッカーって……!」
謎の声『この世界に存在する、いわばライダーの“オリジナル”達を消し去り――』
謎の声『二度と、ライダーの物語が紡がれぬようにしてやるのだ……!』
井上「ライダーの物語……そうか、そういうことか!」
オダギリ「? どういうことだって?」
416: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 23:55:57.06 ID:kK6clML90
井上「現実の世界でライダーのテレビ番組が作られるたびに、ライダーの世界が発生するなら……」
井上「確かに、この世界こそが、全てのライダー世界の根源!」
謎の声『今更止めようとしても無駄だ。全ての世界は我が大ショッカーの手に落ちる』
謎の声『決戦の場で待っているぞ、ライダーの諸君……ふははははは!!』
オダギリ「現実のテレビ番組からライダーの世界が生まれた……? 本気で言ってるのか……?」
井上「確かに、この世界こそが、全てのライダー世界の根源!」
謎の声『今更止めようとしても無駄だ。全ての世界は我が大ショッカーの手に落ちる』
謎の声『決戦の場で待っているぞ、ライダーの諸君……ふははははは!!』
オダギリ「現実のテレビ番組からライダーの世界が生まれた……? 本気で言ってるのか……?」
433: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 00:06:29.50 ID:kK6clML90
椿「何だかよくわからないけど……とにかく、決戦の場とやらへ行きましょう!」
須賀「ああ。俺達が戦えば、この世界を守れるんだよな!?」
佐藤「あんなとんでもないのが出て来るなんて。ただの役者の僕達に何ができる?」
モモタロス「おいおい良太郎。ここで弱気になってどうすんだよ」
賀集「そうだ。弱音なんて吐いてられない。俺達は、世界を守る『ライダー』の役者に選ばれたんだから!」
水嶋「俺達が望む限り、運命は俺達に味方するはず――そう、選ばれし者なのだから」
半田「優里亜、心配すんなって。知ってるだろ?」
瀬戸「君が見てきた『ライダー』が、どんなに強いのか」
優里亜「……うん」
優里亜「頑張って、巧、渡さん!」
須賀「ああ。俺達が戦えば、この世界を守れるんだよな!?」
佐藤「あんなとんでもないのが出て来るなんて。ただの役者の僕達に何ができる?」
モモタロス「おいおい良太郎。ここで弱気になってどうすんだよ」
賀集「そうだ。弱音なんて吐いてられない。俺達は、世界を守る『ライダー』の役者に選ばれたんだから!」
水嶋「俺達が望む限り、運命は俺達に味方するはず――そう、選ばれし者なのだから」
半田「優里亜、心配すんなって。知ってるだろ?」
瀬戸「君が見てきた『ライダー』が、どんなに強いのか」
優里亜「……うん」
優里亜「頑張って、巧、渡さん!」
440: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 00:09:29.59 ID:U8HIv/is0
オダギリ「……これさ」
井上「はい?」
オダギリ「流れ的に、俺も変身しなきゃいけない感じ?」
井上「そうしてくれると、ありがたいですが……」
オダギリ「……」
街頭テレビ『緊急ニュースです。突如現れた怪人と、テレビさながらの“仮面ライダー”――』
街頭テレビ『この世界はどうなってしまうのでしょうか!?』
オダギリ「……俺に、あるのかな……今またクウガになる資格なんか」
細川「オダギリ君」
細川「高寺さんはいつも君を誇りにしてたんだぜ。クウガはヒーロー番組じゃない、だけど」
細川「あいつほど、ヒーローらしい奴は居ない、って」
オダギリ「……!」
井上「はい?」
オダギリ「流れ的に、俺も変身しなきゃいけない感じ?」
井上「そうしてくれると、ありがたいですが……」
オダギリ「……」
街頭テレビ『緊急ニュースです。突如現れた怪人と、テレビさながらの“仮面ライダー”――』
街頭テレビ『この世界はどうなってしまうのでしょうか!?』
オダギリ「……俺に、あるのかな……今またクウガになる資格なんか」
細川「オダギリ君」
細川「高寺さんはいつも君を誇りにしてたんだぜ。クウガはヒーロー番組じゃない、だけど」
細川「あいつほど、ヒーローらしい奴は居ない、って」
オダギリ「……!」
449: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 00:12:50.91 ID:U8HIv/is0
街の人々「あ、あの!」
街の人々「オダギリさんですよね? あなたも変身するんですか!?」
オダギリ「……いや、俺は……」
街の人々「戦ってくれますよね!」
街の人々「俺、ずっとクウガのファンだったんです!」
オダギリ「……」
街の人々「ライアルなんかより五代雄介のクウガに期待してます!」
街の人々「仮面ライダークウガ、復活だあー!」
オダギリ「……はい。五代雄介、行ってきます!」
ワーッ!!
オダギリ「で……ライアルって何?」
井上「知らない方がいいと思います」
街の人々「オダギリさんですよね? あなたも変身するんですか!?」
オダギリ「……いや、俺は……」
街の人々「戦ってくれますよね!」
街の人々「俺、ずっとクウガのファンだったんです!」
オダギリ「……」
街の人々「ライアルなんかより五代雄介のクウガに期待してます!」
街の人々「仮面ライダークウガ、復活だあー!」
オダギリ「……はい。五代雄介、行ってきます!」
ワーッ!!
オダギリ「で……ライアルって何?」
井上「知らない方がいいと思います」
450: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 00:14:06.35 ID:7C5TlWBU0
なんでや! ユウスケ何も悪くないやろ!
452: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 00:14:11.03 ID:Ao8k5PUi0
ユウスケカワイソス
456: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 00:14:57.25 ID:HuV/Dhwy0
村井クウガだって悪くはなかったのに……お前らだってキバの世界好きだろ
458: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 00:15:24.51 ID:CtmciTAI0
でもライダー世界がなくなったら、ショッカー達も消えちゃうよね(´・ω・`)
461: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 00:17:34.02 ID:ehE2H/800
>>458
ショッカーの科学力は世界一なんだよ(迫真)
ショッカーの科学力は世界一なんだよ(迫真)
463: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 00:20:40.50 ID:U8HIv/is0
~決戦の地~
アポロガイスト「来たな、この世界のライダーども! 今日を貴様らの命日にしてやるのだ!」
ン・ガミオ・ゼダ「終わりだ……」
ビートルファンガイア「クックック……」
アビス「死刑の時だ」
パラドキサアンデッド「私が二人いることに突っ込んではならない……」
タイガーオルフェノク「愚かな人間どもめ」
バッファローロード「貴様らに居場所はない……」
アリゲーターイマジン「全て潰す!」
フィロキセラワーム「フフフ……」
牛鬼「えっ俺ただの魔化魍だけど力に飲まれた鬼が変化する設定って何それ美味しいの?」
井上「お出ましだな。……ディケイド最終回でも全員出せばよかったのに」
アポロガイスト「来たな、この世界のライダーども! 今日を貴様らの命日にしてやるのだ!」
ン・ガミオ・ゼダ「終わりだ……」
ビートルファンガイア「クックック……」
アビス「死刑の時だ」
パラドキサアンデッド「私が二人いることに突っ込んではならない……」
タイガーオルフェノク「愚かな人間どもめ」
バッファローロード「貴様らに居場所はない……」
アリゲーターイマジン「全て潰す!」
フィロキセラワーム「フフフ……」
牛鬼「えっ俺ただの魔化魍だけど力に飲まれた鬼が変化する設定って何それ美味しいの?」
井上「お出ましだな。……ディケイド最終回でも全員出せばよかったのに」
468: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 00:23:18.29 ID:Ao8k5PUi0
変身して間もないライダーサイドに対して敵陣が本気すぎる
474: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 00:25:15.65 ID:U8HIv/is0
戦闘員「イーッ! イーッ!」
アポロガイスト「我が大ショッカーの前に、ひれ伏すがいい!」
椿「させるか! これ以上、誰も傷付けさせはしない!」
賀集「誰も人の未来を奪うことはできない!」
須賀「あんただけは……戦わなきゃいけないと思う!」
半田「今度はこっちの番だ!」
細川「ああ。一暴れするぜ?」
瀬戸「大切なものを守るために!」
M佐藤「こいつは俺達最後のクライマックスだ!」
水嶋「俺達の力を合わせれば、誰にも負けない!」
オダギリ「だから、見ていろ――俺の。俺達の」
「「「「「変身!!」」」」」
アポロガイスト「我が大ショッカーの前に、ひれ伏すがいい!」
椿「させるか! これ以上、誰も傷付けさせはしない!」
賀集「誰も人の未来を奪うことはできない!」
須賀「あんただけは……戦わなきゃいけないと思う!」
半田「今度はこっちの番だ!」
細川「ああ。一暴れするぜ?」
瀬戸「大切なものを守るために!」
M佐藤「こいつは俺達最後のクライマックスだ!」
水嶋「俺達の力を合わせれば、誰にも負けない!」
オダギリ「だから、見ていろ――俺の。俺達の」
「「「「「変身!!」」」」」
476: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 00:26:24.40 ID:U8HIv/is0
※イメージ動画。ディケイドが居ないのはご愛嬌
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17847566
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17847566
482: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 00:30:45.45 ID:U8HIv/is0
戦闘員「イーッ!」
龍騎「行くぞ、ブレイドっ!」
ブレイド「ああ!」
【ソードベント】
龍騎「はあぁぁぁっ!!」
ザシュッ!
戦闘員「イーッ!!」
【スラッシュ】
ブレイド「ウェェエイッ!」
ガキーン!
戦闘員「イ~ッ!」
【ファイナルベント】
【キック】【サンダー】【マッハ】
龍騎「はっ! はあぁぁぁっ……!!」
ブレイド「ほんとはこっちで初めてソニックを使う予定だったんだよ……! ウェイッ!」ガキィンッ!【ライトニングソニック】
龍騎「だあぁぁぁっ!!」
ブレイド「ウェイイイイイッ!!」
ドゴォォォォン!!
龍騎「行くぞ、ブレイドっ!」
ブレイド「ああ!」
【ソードベント】
龍騎「はあぁぁぁっ!!」
ザシュッ!
戦闘員「イーッ!!」
【スラッシュ】
ブレイド「ウェェエイッ!」
ガキーン!
戦闘員「イ~ッ!」
【ファイナルベント】
【キック】【サンダー】【マッハ】
龍騎「はっ! はあぁぁぁっ……!!」
ブレイド「ほんとはこっちで初めてソニックを使う予定だったんだよ……! ウェイッ!」ガキィンッ!【ライトニングソニック】
龍騎「だあぁぁぁっ!!」
ブレイド「ウェイイイイイッ!!」
ドゴォォォォン!!
489: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 00:37:00.76 ID:U8HIv/is0
アギト「よし、フレイムフォームだ!」
シャキィン!
戦闘員「イーッ! イーッ!」
ザシュッ!!
キバット「ガルル・セイバーッ!」
キバ「グルルルゥゥゥッ!!」
戦闘員「イーッ!」
バキィィィッ!!
アギト「次は――トリニティ!」
キバット「おい渡、こっちもアレやるぜ! バッシャーマグナム! ドッガハンマー!」
戦闘員「!?!?」
キバット「ウェイク・アップ!」
アギト「ライダーッ……シュートッ!!」
キバ「ハアァァァッ!」
ドカアァァァン!!
アギト「やるじゃない。ちなみにそのフォームは何て言うの」
キバ「ドガバk……えっとえっと、カ、カルテットフォームです! カルテットフォーム!」
シャキィン!
戦闘員「イーッ! イーッ!」
ザシュッ!!
キバット「ガルル・セイバーッ!」
キバ「グルルルゥゥゥッ!!」
戦闘員「イーッ!」
バキィィィッ!!
アギト「次は――トリニティ!」
キバット「おい渡、こっちもアレやるぜ! バッシャーマグナム! ドッガハンマー!」
戦闘員「!?!?」
キバット「ウェイク・アップ!」
アギト「ライダーッ……シュートッ!!」
キバ「ハアァァァッ!」
ドカアァァァン!!
アギト「やるじゃない。ちなみにそのフォームは何て言うの」
キバ「ドガバk……えっとえっと、カ、カルテットフォームです! カルテットフォーム!」
490: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 00:37:25.87 ID:pGWONcUB0
無かったことにされたドガバキw
494: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 00:42:06.73 ID:U8HIv/is0
カブト「……ふっ。はっ!」
戦闘員「イーッ! イーッ!」
カブト「ふん。ちょこまかと」
ファイズ「なら、これだ!」
ピピッ……【COMPLETE!】
【START UP!】
ファイズ「ハッ! ヤアァァァッ!!」
カブト「……ほう。面白いものを持ってるな。なら俺も」
【CLOCK UP!】
戦闘員「!?」
カブト「ハッ! タァッ!」
ファイズ「ヤアッ!」
【THREE...TWO...ONE】
【ONE】【TWO】【THREE】
ファイズ「やああぁぁぁっ!!」
カブト「ハッ!!」
ドォォォォンッ!!
【TIME OUT!】【CLOCK OVER!】
戦闘員「イーッ! イーッ!」
カブト「ふん。ちょこまかと」
ファイズ「なら、これだ!」
ピピッ……【COMPLETE!】
【START UP!】
ファイズ「ハッ! ヤアァァァッ!!」
カブト「……ほう。面白いものを持ってるな。なら俺も」
【CLOCK UP!】
戦闘員「!?」
カブト「ハッ! タァッ!」
ファイズ「ヤアッ!」
【THREE...TWO...ONE】
【ONE】【TWO】【THREE】
ファイズ「やああぁぁぁっ!!」
カブト「ハッ!!」
ドォォォォンッ!!
【TIME OUT!】【CLOCK OVER!】
503: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 00:47:20.67 ID:U8HIv/is0
響鬼「鬼ヅメでも食らえ!」ザクッ!
戦闘員「イーッ!?」
電王「オラアァァッ!!」
ザシュッ! ガシィン!
戦闘員「イーッ!」
電王「おかしな気分だなァ。桃太郎と鬼が一緒に戦うなんてよ」
響鬼「ま、こんなのもいいんじゃないの」
戦闘員「イーッ! イーッ!」
響鬼「よし。アアァァァァ……ハアッ! 響鬼・紅っ!!」
電王「うおっ、真っ赤っか!」
響鬼「夏だからなっ!」
戦闘員「イーッ! イーッ!」
響鬼「行くぜ、灼熱真紅の型ぁ!!」
電王「俺の必殺技……幻のパート4っ!!」
ズバババババババッ!!
ドガアァァァン!!
戦闘員「イーッ!?」
電王「オラアァァッ!!」
ザシュッ! ガシィン!
戦闘員「イーッ!」
電王「おかしな気分だなァ。桃太郎と鬼が一緒に戦うなんてよ」
響鬼「ま、こんなのもいいんじゃないの」
戦闘員「イーッ! イーッ!」
響鬼「よし。アアァァァァ……ハアッ! 響鬼・紅っ!!」
電王「うおっ、真っ赤っか!」
響鬼「夏だからなっ!」
戦闘員「イーッ! イーッ!」
響鬼「行くぜ、灼熱真紅の型ぁ!!」
電王「俺の必殺技……幻のパート4っ!!」
ズバババババババッ!!
ドガアァァァン!!
509: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 00:51:22.34 ID:U8HIv/is0
【アタックライド――スラァッシュ!】
ディケイド「ハアァァァッ!」シュバァッ!
戦闘員「イーーッ!!」
クウガ「はあぁっ!!」
バキッ! ドガッ!
戦闘員「イーッ!」
ディケイド「オダギリさん!」
クウガ「ん?」
ディケイド「今から、ちょっとくすぐった――」
ディケイド「……いや」
ディケイド(この人のクウガに、それはしまい……)
クウガ「? 何だよ」
ディケイド「何でもないです。戦って下さい、2000の技で!」
クウガ「ふっ。よおし……!」
ディケイド「ハアァァァッ!」シュバァッ!
戦闘員「イーーッ!!」
クウガ「はあぁっ!!」
バキッ! ドガッ!
戦闘員「イーッ!」
ディケイド「オダギリさん!」
クウガ「ん?」
ディケイド「今から、ちょっとくすぐった――」
ディケイド「……いや」
ディケイド(この人のクウガに、それはしまい……)
クウガ「? 何だよ」
ディケイド「何でもないです。戦って下さい、2000の技で!」
クウガ「ふっ。よおし……!」
513: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 00:53:28.31 ID:U8HIv/is0
クウガ「ふっ! はっ……!」
戦闘員「イーッ! イーッ!」
クウガ(走って跳んで宙返り。出来る出来る、俺なら出来る……)
ダッ!
クウガ「ハッ!」ビシッ!
クウガ「おりゃあぁぁぁーっ!!」
戦闘員「イ~ッ!!」
ドカアァァン!!
クウガ「……よっし! サムズアップ!」
戦闘員「イーッ! イーッ!」
クウガ(走って跳んで宙返り。出来る出来る、俺なら出来る……)
ダッ!
クウガ「ハッ!」ビシッ!
クウガ「おりゃあぁぁぁーっ!!」
戦闘員「イ~ッ!!」
ドカアァァン!!
クウガ「……よっし! サムズアップ!」
520: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 00:56:43.49 ID:U8HIv/is0
アポロガイスト「くっ……! 行け、悪の戦士達よ! ライダーどもを潰すのだっ!」
ガミオ他「オオォォォッ!!」
ディケイド「! 皆さん、最強フォームを!」
【クウガ・アギト・リュウキ・ファイズ・ブレーイ・ヒビキ・カブト・デンオー・キバ!】
【ファイナルカメンライド――ディケーイッ!!】
シャキィィィィンl!!
アギト「俺達も最強の姿に……!」
カブト「使えるな……」
ガミオ他「オオォォォッ!!」
ディケイド「! 皆さん、最強フォームを!」
【クウガ・アギト・リュウキ・ファイズ・ブレーイ・ヒビキ・カブト・デンオー・キバ!】
【ファイナルカメンライド――ディケーイッ!!】
シャキィィィィンl!!
アギト「俺達も最強の姿に……!」
カブト「使えるな……」
541: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 01:06:04.39 ID:U8HIv/is0
ビートル「何故だ! 素人に過ぎぬ貴様らが、何故そこまで戦える!」
キバ「繋がっているからさ……僕らは」
ビートル「何っ!?」
キバ「僕は紅渡じゃない。だけど今、僕の力は――心は――渡と、彼の仲間と繋がっている!」
キバ「心の絆で繋がっている――僕が演じてきたのは、そういう物語だ!」バキィッ!
ビートル「ぐあぁっ!」
タツロット「ウェイクアップ・フィーバーッ!」
キバ「ハッ!」
ビートル「!」
キバ「はあああぁぁぁぁぁっ!!」
ビートル「ギャアアァァッ!!」
ドォォォォン!!
キバ「繋がっているからさ……僕らは」
ビートル「何っ!?」
キバ「僕は紅渡じゃない。だけど今、僕の力は――心は――渡と、彼の仲間と繋がっている!」
キバ「心の絆で繋がっている――僕が演じてきたのは、そういう物語だ!」バキィッ!
ビートル「ぐあぁっ!」
タツロット「ウェイクアップ・フィーバーッ!」
キバ「ハッ!」
ビートル「!」
キバ「はあああぁぁぁぁぁっ!!」
ビートル「ギャアアァァッ!!」
ドォォォォン!!
553: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 01:11:23.54 ID:U8HIv/is0
モモタロス『行くぜえ! てんこ盛りだああっ!!』
ウラタロス『やっと僕の出番だね。声だけだけど』
リュウタロス『わーい! また良太郎と変身できて嬉しいなー!』
キンタロス『シャドームーンの登場予定なんて無かったんや』
佐藤=電王「みんな……行くよ!」
アリゲーター「電王っ! 貴様は二度と……表舞台には出てこない筈だったが……!」
佐藤「どんなに時が経とうと……関係ない。この力が望まれる限り、僕は……僕達は、何度でも」
【CHARGE AND UP!】
佐藤「何度でも――電王は、ここに有る!」
モモタロス「俺達の必殺技っ! クライマックスバージョンッ!!」
ザシィィィィッ!!
アリゲーター「ぐわぁぁああ!」
ドカアァァァン!
ウラタロス『やっと僕の出番だね。声だけだけど』
リュウタロス『わーい! また良太郎と変身できて嬉しいなー!』
キンタロス『シャドームーンの登場予定なんて無かったんや』
佐藤=電王「みんな……行くよ!」
アリゲーター「電王っ! 貴様は二度と……表舞台には出てこない筈だったが……!」
佐藤「どんなに時が経とうと……関係ない。この力が望まれる限り、僕は……僕達は、何度でも」
【CHARGE AND UP!】
佐藤「何度でも――電王は、ここに有る!」
モモタロス「俺達の必殺技っ! クライマックスバージョンッ!!」
ザシィィィィッ!!
アリゲーター「ぐわぁぁああ!」
ドカアァァァン!
556: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 01:11:49.36 ID:I7xVIOOd0
557: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 01:12:45.01 ID:Yex/N6jB0
>>556
使えないなぁ
使えないなぁ
561: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 01:13:35.64 ID:ehE2H/800
>>556
薄汚いオルフェノクが・・・
薄汚いオルフェノクが・・・
563: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 01:14:17.97 ID:FUbZuy4c0
>>556
砂になっちまえ
砂になっちまえ
566: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 01:16:24.19 ID:ASRxj21d0
>>556
やる気ないならやめちまえ
やる気ないならやめちまえ
568: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 01:19:07.41 ID:U8HIv/is0
フィロキセラ「おのれ、貴様は一体……!」
カブト「天道総司……いや、水嶋ヒロ、だったか」
【ALL ZECTER CONBINE...】
カブト「どっちでもいい。名前が何であろうと、俺が最強……俺が、正義だ」
フィロキセラ「!?」
【MAXIMUM HYPER CYCLONE!】
カブト「消えろっ!!」
フィロキセラ「グアアァァア!!」
牛鬼「この世の全てを、邪気の闇で覆い尽くしてくれる!」
響鬼「あんまり舐めるんじゃないよ。この世界には、俺達がいるんだぜ?」
牛鬼「何……?」
響鬼「変身して戦ったりしなくてもさ。明日を夢見る子供達の前には、いつだって俺達がいる」
バキィッ!
牛鬼「グワア!」
響鬼「鬼神覚声! アアアァァア……」
シュイィィシュイィィシュイイィィ…… 『 鬼 』
響鬼「でやあぁぁあ!」
牛鬼「グギャアアアアアッ!」
ドォォォォン!!
響鬼(そうだ……この世界には。君達には、ヒーローがいる)
カブト「天道総司……いや、水嶋ヒロ、だったか」
【ALL ZECTER CONBINE...】
カブト「どっちでもいい。名前が何であろうと、俺が最強……俺が、正義だ」
フィロキセラ「!?」
【MAXIMUM HYPER CYCLONE!】
カブト「消えろっ!!」
フィロキセラ「グアアァァア!!」
牛鬼「この世の全てを、邪気の闇で覆い尽くしてくれる!」
響鬼「あんまり舐めるんじゃないよ。この世界には、俺達がいるんだぜ?」
牛鬼「何……?」
響鬼「変身して戦ったりしなくてもさ。明日を夢見る子供達の前には、いつだって俺達がいる」
バキィッ!
牛鬼「グワア!」
響鬼「鬼神覚声! アアアァァア……」
シュイィィシュイィィシュイイィィ…… 『 鬼 』
響鬼「でやあぁぁあ!」
牛鬼「グギャアアアアアッ!」
ドォォォォン!!
響鬼(そうだ……この世界には。君達には、ヒーローがいる)
576: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 01:22:43.04 ID:Ao8k5PUi0
さっきからセリフがいいな
583: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 01:27:12.83 ID:U8HIv/is0
パラドキサ「死ねえっ!」
ブレイド「ハッ!」ガキィンッ!
ブレイド「お前らなんかに負けやしない! この役を受けた時から、そうだ、今でも俺は――」
【SPADE 10, JACK, QUEEN, KING, ACE!】
ブレイド「皆を守るヒーロー――仮面ライダー、なんだっ!!」
パラドキサ「!?」
【ROYAL STRAIGHT FLUSH!】
シュバアァァァァッ!!
パラドキサ「グワアアァァァッ!!」
タイガー「この世界は、我ら大ショッカーが支配するのだ……!」
ファイズ「そんなデケえ話はどうでもいいけどよ。ライダーの夢だけは、奪わせられねえな」
タイガー「ライダーの夢、だと……?」
ファイズ「ああ。夢を持たない役柄の俺でも、あの一年間、子供に夢を与えることはできたっ!」
【FAIZ BLASTER TAKE-OFF!】【EXCEED CHARGE!】
ファイズ「ライダーは、ヒーローは、世界の子供達の夢――」
タイガー「ッ!」
ファイズ「それを、お前らなんかに消させてたまるかぁっ!!」
ファイズ「ハアァァァアッ!!」
タイガー「ぐわあああぁぁっ!!」
ブレイド「ハッ!」ガキィンッ!
ブレイド「お前らなんかに負けやしない! この役を受けた時から、そうだ、今でも俺は――」
【SPADE 10, JACK, QUEEN, KING, ACE!】
ブレイド「皆を守るヒーロー――仮面ライダー、なんだっ!!」
パラドキサ「!?」
【ROYAL STRAIGHT FLUSH!】
シュバアァァァァッ!!
パラドキサ「グワアアァァァッ!!」
タイガー「この世界は、我ら大ショッカーが支配するのだ……!」
ファイズ「そんなデケえ話はどうでもいいけどよ。ライダーの夢だけは、奪わせられねえな」
タイガー「ライダーの夢、だと……?」
ファイズ「ああ。夢を持たない役柄の俺でも、あの一年間、子供に夢を与えることはできたっ!」
【FAIZ BLASTER TAKE-OFF!】【EXCEED CHARGE!】
ファイズ「ライダーは、ヒーローは、世界の子供達の夢――」
タイガー「ッ!」
ファイズ「それを、お前らなんかに消させてたまるかぁっ!!」
ファイズ「ハアァァァアッ!!」
タイガー「ぐわあああぁぁっ!!」
596: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 01:42:09.44 ID:U8HIv/is0
アビス「この世は所詮、強き者が弱き者を蹴落とす定め――」
龍騎「いいや、違うな! その弱き者を助けるために、ライダーはいるんだ!」
アビス「殺し合いの物語を宿命づけられた貴様が何を言う!」
龍騎「……龍騎の物語は……どんなにバカでも不器用でも、自分の信念を貫き通した男の物語だ!」
バキィッ!
アビス「ぐ……!」
【ファイナルベント】
ドラグランザー「グオオォォ!!」
龍騎「お前程度に否定されるほど、安っぽい思いじゃないんだよ!!」
ドン!ドン!ドン!ドン!バキィィィィイッ!!
アビス「ぐああぁぁあっ!!」
バッファロー「行き場をなくした者どもよ。裁きの時だ!」
アギト「行き場をなくした……か。確かに、最初は居場所なんて無かったのかもしれないな」
バッファロー「何……?」
アギト「異端でも何でも。一年かけて思いを伝えていけば、必ず世界の意識は変わる。新しい居場所ができる」
アギト「それが二年、三年と……少しずつ居場所を作り、皆に受け入れられていったのが今のライダーだ」
バッファロー「き、きさま一体――」
アギト「だから俺達が! 今度は皆の居場所を守る!」
バッ!!
バッファロー「!」
アギト「ハアアァァァァッ!! シャイニング・ライダーキィィィック!!」
バッファロー「があああぁぁっ!!」
龍騎「いいや、違うな! その弱き者を助けるために、ライダーはいるんだ!」
アビス「殺し合いの物語を宿命づけられた貴様が何を言う!」
龍騎「……龍騎の物語は……どんなにバカでも不器用でも、自分の信念を貫き通した男の物語だ!」
バキィッ!
アビス「ぐ……!」
【ファイナルベント】
ドラグランザー「グオオォォ!!」
龍騎「お前程度に否定されるほど、安っぽい思いじゃないんだよ!!」
ドン!ドン!ドン!ドン!バキィィィィイッ!!
アビス「ぐああぁぁあっ!!」
バッファロー「行き場をなくした者どもよ。裁きの時だ!」
アギト「行き場をなくした……か。確かに、最初は居場所なんて無かったのかもしれないな」
バッファロー「何……?」
アギト「異端でも何でも。一年かけて思いを伝えていけば、必ず世界の意識は変わる。新しい居場所ができる」
アギト「それが二年、三年と……少しずつ居場所を作り、皆に受け入れられていったのが今のライダーだ」
バッファロー「き、きさま一体――」
アギト「だから俺達が! 今度は皆の居場所を守る!」
バッ!!
バッファロー「!」
アギト「ハアアァァァァッ!! シャイニング・ライダーキィィィック!!」
バッファロー「があああぁぁっ!!」
598: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 01:48:05.31 ID:U8HIv/is0
クウガ「――ハッ!」ボオォォッ!!
ガミオ「ぐっ!? な、何だこの炎は!」
クウガ(雄介が……高寺さんが、最後の最後まで使わなかった力……)
クウガ「ハアッ! タアッ」ガシッ! バシッ!
ガミオ「がはっ! き、きさま……!」
クウガ「見たよな……今、俺の後輩達が……それぞれの想いをぶつけて、戦っている」
ガミオ「!」
クウガ「俺が、クウガが残してきたものは無じゃなかった! クウガは立派に、次の時代のヒーローを作っていたんだ!」
高寺『子供番組のイメージを無視した新しい番組を作りたい。一緒に壊そう』
クウガ(ああ……望むところだ!)
クウガ「はああぁ……っ!」
ガミオ「!」
クウガ「おりゃああぁぁぁっ!!」
ガミオ「グアアアアアッ!!」
ドカアァァァァァン!!
ガミオ「ぐっ!? な、何だこの炎は!」
クウガ(雄介が……高寺さんが、最後の最後まで使わなかった力……)
クウガ「ハアッ! タアッ」ガシッ! バシッ!
ガミオ「がはっ! き、きさま……!」
クウガ「見たよな……今、俺の後輩達が……それぞれの想いをぶつけて、戦っている」
ガミオ「!」
クウガ「俺が、クウガが残してきたものは無じゃなかった! クウガは立派に、次の時代のヒーローを作っていたんだ!」
高寺『子供番組のイメージを無視した新しい番組を作りたい。一緒に壊そう』
クウガ(ああ……望むところだ!)
クウガ「はああぁ……っ!」
ガミオ「!」
クウガ「おりゃああぁぁぁっ!!」
ガミオ「グアアアアアッ!!」
ドカアァァァァァン!!
604: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 01:53:31.26 ID:U8HIv/is0
ディケイド「残るはお前一人だ、アポロガイストっ!!」
アポロガイスト「な……馬鹿な、馬鹿な! ライダーどものこの力は一体……!?」
ディケイド「……空っぽの星、ゼロから始まった歴史が……」
ディケイド「今では、見上げた空にそれぞれ、星座のように輝いている!」
ディケイド「ライダーの物語は終わらない。俺達はこれからも、世界を超えて物語を紡ぎ続ける!」
アポロガイスト「ディケイド……貴様、一体……一体何者だ!?」
ディケイド「知ってるはずだ。俺は――」
ディケイド「――通りすがりの仮面ライダーだ。これからも、覚えておけっ!!」
アポロガイスト「な……馬鹿な、馬鹿な! ライダーどものこの力は一体……!?」
ディケイド「……空っぽの星、ゼロから始まった歴史が……」
ディケイド「今では、見上げた空にそれぞれ、星座のように輝いている!」
ディケイド「ライダーの物語は終わらない。俺達はこれからも、世界を超えて物語を紡ぎ続ける!」
アポロガイスト「ディケイド……貴様、一体……一体何者だ!?」
ディケイド「知ってるはずだ。俺は――」
ディケイド「――通りすがりの仮面ライダーだ。これからも、覚えておけっ!!」
606: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 01:55:55.58 ID:U8HIv/is0
【ファイナルアタックライド――】
ディケイド「はっ!!」
アポロガイスト「くっ、大ショッカーに……」
ディケイド「終わりだ、アポロガイストッ!!」
アポロガイスト「大ショッカーに、栄光あれーっ!!」
【――ディディディディケーイッ!!】
ディケイド「ハアアァァァァッ!!」
アポロガイスト「があああぁぁぁぁっ!!!」
ディケイド「はっ!!」
アポロガイスト「くっ、大ショッカーに……」
ディケイド「終わりだ、アポロガイストッ!!」
アポロガイスト「大ショッカーに、栄光あれーっ!!」
【――ディディディディケーイッ!!】
ディケイド「ハアアァァァァッ!!」
アポロガイスト「があああぁぁぁぁっ!!!」
610: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 01:59:44.46 ID:U8HIv/is0
……。
………。
水嶋「……終わったのか。全て」
賀集「そうみたいだな……」
オダギリ「……」
鳴滝「おのれ、ディケイドおっ!」
井上「!?」
鳴滝「貴様は……またしても……」
井上「いや、あの、無事に敵倒したんだからいいじゃないですか」
鳴滝「!」
鳴滝「まあ、それはそうなんだが……とにかく、おのれディケイドっ! 私はこれからも貴様を憎み続けるぞっ!」
しゅいぃん……
井上「……言うだけ言って消えた……」
………。
水嶋「……終わったのか。全て」
賀集「そうみたいだな……」
オダギリ「……」
鳴滝「おのれ、ディケイドおっ!」
井上「!?」
鳴滝「貴様は……またしても……」
井上「いや、あの、無事に敵倒したんだからいいじゃないですか」
鳴滝「!」
鳴滝「まあ、それはそうなんだが……とにかく、おのれディケイドっ! 私はこれからも貴様を憎み続けるぞっ!」
しゅいぃん……
井上「……言うだけ言って消えた……」
615: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 02:06:15.68 ID:U8HIv/is0
~数か月後~
椿「あーあ。やっぱり夢だったのかなあ」
天野「何だ、またその話か」
椿「だって、あの後すぐにベルトも消えちゃったし……」
森本「俺らまで同じ夢を見とった言うんか?」
椿「うーん……」
須賀「俺は、夢じゃなかったと思うけどな。夢とはちょっと違う、不思議な体験、みたいな」
椿「ですよねえ、やっぱり……」
須賀「ライダーを演じた俺達だけが体験した、不思議な出来事、ってところかなあ」
松田悟志「何やねんお前。なら何で俺は体験できんかったんや」
椿「うわ、出た、関西弁その2」
須賀「ああ、だから、“主役ライダーを”って意味でね」
松田「龍騎の主役は実質ナイトみたいなもんやろ!」
天野「そうだそうだ。ブレイドの主役はギャレンだよな」
一同「それはない」
椿「あーあ。やっぱり夢だったのかなあ」
天野「何だ、またその話か」
椿「だって、あの後すぐにベルトも消えちゃったし……」
森本「俺らまで同じ夢を見とった言うんか?」
椿「うーん……」
須賀「俺は、夢じゃなかったと思うけどな。夢とはちょっと違う、不思議な体験、みたいな」
椿「ですよねえ、やっぱり……」
須賀「ライダーを演じた俺達だけが体験した、不思議な出来事、ってところかなあ」
松田悟志「何やねんお前。なら何で俺は体験できんかったんや」
椿「うわ、出た、関西弁その2」
須賀「ああ、だから、“主役ライダーを”って意味でね」
松田「龍騎の主役は実質ナイトみたいなもんやろ!」
天野「そうだそうだ。ブレイドの主役はギャレンだよな」
一同「それはない」
616: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 02:10:41.47 ID:U8HIv/is0
佐藤「マネージャー」
マネージャー「はい?」
佐藤「電王の映画ってさ。もうやらないのかな」
マネージャー「? さあ…・・・」
佐藤「もしまたやるなら……ちょっとくらい、出てみてもいいかな、って」
マネージャー「駄目ですよそんなの。ただでさえ、こないだの事件で大騒ぎになったんですから」
佐藤「……そっか」
佐藤(他の皆さんはどう思ってるのかな……)
佐藤(ライダーの経歴を前面に出してる人、出せない人……)
佐藤(それでも、たぶん……変身して戦えてよかった、って思いは、皆一緒なんじゃないかな……)
マネージャー「はい?」
佐藤「電王の映画ってさ。もうやらないのかな」
マネージャー「? さあ…・・・」
佐藤「もしまたやるなら……ちょっとくらい、出てみてもいいかな、って」
マネージャー「駄目ですよそんなの。ただでさえ、こないだの事件で大騒ぎになったんですから」
佐藤「……そっか」
佐藤(他の皆さんはどう思ってるのかな……)
佐藤(ライダーの経歴を前面に出してる人、出せない人……)
佐藤(それでも、たぶん……変身して戦えてよかった、って思いは、皆一緒なんじゃないかな……)
620: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 02:12:51.42 ID:U8HIv/is0
監督「はいカーット!」
スタッフ「オダギリさん、お疲れさまーっす!」
スタッフ「お疲れさまっす、オダギリさん。これどーぞ」
オダギリ「……コーヒー」
オダギリ「あのさ、俺はコーヒー飲まな……」
スタッフ「ああっ! どうもすみません、こいつ新人なもんで――」
オダギリ「……いや。まあいいよ」
オダギリ「せっかく買ってくれたものだからさ。ありがたくいただくよ」
スタッフ「へ……?」
スタッフ「オダギリさん、お疲れさまーっす!」
スタッフ「お疲れさまっす、オダギリさん。これどーぞ」
オダギリ「……コーヒー」
オダギリ「あのさ、俺はコーヒー飲まな……」
スタッフ「ああっ! どうもすみません、こいつ新人なもんで――」
オダギリ「……いや。まあいいよ」
オダギリ「せっかく買ってくれたものだからさ。ありがたくいただくよ」
スタッフ「へ……?」
622: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 02:16:29.90 ID:U8HIv/is0
レポーター「ところでオダギリさん、少し前に世間で噂になった、あの事件のことですが――」
オダギリ「……それってさ、ノーコメントじゃ駄目なの?」
レポーター「あ、ああっ、やっぱりそうですよね!」
オダギリ「……いや」
オダギリ「まあ、さ」
オダギリ「俺がその……なに? 仮面ライダーを演じることって、多分もう、ないと思うんだけど――」
オダギリ「それでもね。そういうものを演じた、っていうのは、俺のどこかで宝物としてあるんですよ」
レポーター「えっ?」
オダギリ「俺の演じたクウガが、テレビの前の子供達を笑顔にして……それに、今でも子供達を笑顔にし続けている」
オダギリ「そういう仕事に携われたことは、役者として誇りかなって」
レポーター「……!」
オダギリ「……それってさ、ノーコメントじゃ駄目なの?」
レポーター「あ、ああっ、やっぱりそうですよね!」
オダギリ「……いや」
オダギリ「まあ、さ」
オダギリ「俺がその……なに? 仮面ライダーを演じることって、多分もう、ないと思うんだけど――」
オダギリ「それでもね。そういうものを演じた、っていうのは、俺のどこかで宝物としてあるんですよ」
レポーター「えっ?」
オダギリ「俺の演じたクウガが、テレビの前の子供達を笑顔にして……それに、今でも子供達を笑顔にし続けている」
オダギリ「そういう仕事に携われたことは、役者として誇りかなって」
レポーター「……!」
623: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 02:17:20.44 ID:U8HIv/is0
オダギリ「……」
オダギリ「これで……いいんだよな? 五代雄介……。」
*
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オダギリ「これで……いいんだよな? 五代雄介……。」
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625: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 02:18:32.62 ID:U8HIv/is0
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627: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 02:19:17.03 ID:U8HIv/is0
*
*
*
桐山漣「ダブルの」
菅田将暉「ベルト……?」
(おしまい)
*
*
桐山漣「ダブルの」
菅田将暉「ベルト……?」
(おしまい)
641: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 02:23:05.70 ID:U8HIv/is0
皆さん、ありがとうございました。
思いつきで書き始めたSSでしたが、リアルタイムに多くの反響が得られとても楽しかったです。
って、気付けば6時間……!
俺も皆さんも早く寝るべきw
思いつきで書き始めたSSでしたが、リアルタイムに多くの反響が得られとても楽しかったです。
って、気付けば6時間……!
俺も皆さんも早く寝るべきw
651: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 02:33:24.04 ID:U8HIv/is0
631: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 02:19:59.20 ID:7X0ql7s/0
乙!めっちゃおもろしろかったよー
634: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 02:20:25.52 ID:mKRno9T50
すげえ面白かった!!!
>>1乙
>>1乙
637: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 02:21:49.86 ID:l3g/Ba+NO
乙
とても良かった
とても良かった
639: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 02:22:42.50 ID:SDPEyX7v0
乙!
642: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 02:23:44.24 ID:lKCVxeP80
楽しかった!
乙!
乙!
650: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 02:32:56.16 ID:6Fsbeuw10
素晴らしかった!乙!
652: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 02:40:58.74 ID:LmXO2i8M0
おつ
666: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 04:21:27.45 ID:5M+6LsnF0
すげークウガ見たくなってきた
Entry ⇒ 2012.07.15 | Category ⇒ 仮面ライダーSS | Comments (6) | Trackbacks (0)
我望「やっぱお前ダークネビュラ行きな」 速水「えっ!?」
URL:http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1336312454/
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/06(日) 22:54:14.32 ID:pbvNDEtX0
我望「うん」
速水「待ってくださいよ!それは無いでしょ」
我望「だってほら見てみろよ」
速水「・・・・・」
タウラス「ウシシ」
ジェミニ「・・・・・・」
カプリコーン「ヤギー」
アクエリアス「・・・・・」
ピスケス「ギョギョ」
我望「集まったし。もうお前用済みなんだよ」
速水「そ、そんな殺生な・・・・・」
速水「待ってくださいよ!それは無いでしょ」
我望「だってほら見てみろよ」
速水「・・・・・」
タウラス「ウシシ」
ジェミニ「・・・・・・」
カプリコーン「ヤギー」
アクエリアス「・・・・・」
ピスケス「ギョギョ」
我望「集まったし。もうお前用済みなんだよ」
速水「そ、そんな殺生な・・・・・」
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/06(日) 22:57:22.83 ID:pbvNDEtX0
我望「ヴァルゴ」
ヴァルゴ「はい」
速水「待って!待ってください!!」
我望「往生際が悪いな。君も男だろ?」
速水「フォーゼ倒します。メテオも倒して見せます」
我望「これだよ・・・できないことをペラペラと」
速水「やります!絶対に倒してやります!」
我望「どう思うお前たち」
ヴァルゴ「私は何とも」
レオ「・・・・・」
速水「やらせてください!」
ヴァルゴ「はい」
速水「待って!待ってください!!」
我望「往生際が悪いな。君も男だろ?」
速水「フォーゼ倒します。メテオも倒して見せます」
我望「これだよ・・・できないことをペラペラと」
速水「やります!絶対に倒してやります!」
我望「どう思うお前たち」
ヴァルゴ「私は何とも」
レオ「・・・・・」
速水「やらせてください!」
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/06(日) 23:01:57.59 ID:pbvNDEtX0
速水「なーんてできないことを言っちまった・・・・・」
速水「ああー。マジでどうするんだ俺」
速水「だいたい。あのおっさんも俺と同格じゃん。射手座じゃん」
ヴァルゴ「・・・・・」
速水「嘘です・・・・・」
ヴァルゴ「・・・・・」
速水「さてキバってフォーゼ倒そうかなー」
ヴァルゴ「・・・・・」
速水「・・・・・」
速水「ああー。マジでどうするんだ俺」
速水「だいたい。あのおっさんも俺と同格じゃん。射手座じゃん」
ヴァルゴ「・・・・・」
速水「嘘です・・・・・」
ヴァルゴ「・・・・・」
速水「さてキバってフォーゼ倒そうかなー」
ヴァルゴ「・・・・・」
速水「・・・・・」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/06(日) 23:04:50.98 ID:pbvNDEtX0
リブラ「死ねぇ!」
フォーゼ「おっと!」
リブラ「くっそ・・・・・」
フォーゼ「休み時間ごとに出てくんじゃねえよ」
リブラ「だ、黙れ!」
フォーゼ「オラァッ」
リブラ「ブッ!」
フォーゼ「もう帰れよ」
リブラ「ま、また来てやるからな・・・・・」
フォーゼ「ったく」
リブラ「くそ・・・・・」
フォーゼ「おっと!」
リブラ「くっそ・・・・・」
フォーゼ「休み時間ごとに出てくんじゃねえよ」
リブラ「だ、黙れ!」
フォーゼ「オラァッ」
リブラ「ブッ!」
フォーゼ「もう帰れよ」
リブラ「ま、また来てやるからな・・・・・」
フォーゼ「ったく」
リブラ「くそ・・・・・」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/06(日) 23:07:16.99 ID:pbvNDEtX0
速水「・・・・・」
立神「おい」
速水「あっ・・・・・おっす」
立神「倒せたのかお前」
速水「いい線まで行ったんだけどな・・・・・」
立神「プッ」
速水「わ、笑うな・・・・・」
立神「だっさ」
速水「笑うなああああああああああああああああああああああああああ」
立神「牙を剥く相手が違うだろ・・・・・馬鹿が!」
立神「おい」
速水「あっ・・・・・おっす」
立神「倒せたのかお前」
速水「いい線まで行ったんだけどな・・・・・」
立神「プッ」
速水「わ、笑うな・・・・・」
立神「だっさ」
速水「笑うなああああああああああああああああああああああああああ」
立神「牙を剥く相手が違うだろ・・・・・馬鹿が!」
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/06(日) 23:10:13.92 ID:pbvNDEtX0
レオ「我望様から伝言だ。残り1週間」
リブラ「ううっ・・・・・」
レオ「精々頑張れよ。校長先生」
速水「あ・・・・・あの野郎・・・・・」
速水「一週間・・・・・残りの期限が一週間か・・・・・」
速水「今日はもうここで寝よう・・・・・」
速水「明日は必ず・・・・・」
リブラ「ううっ・・・・・」
レオ「精々頑張れよ。校長先生」
速水「あ・・・・・あの野郎・・・・・」
速水「一週間・・・・・残りの期限が一週間か・・・・・」
速水「今日はもうここで寝よう・・・・・」
速水「明日は必ず・・・・・」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/06(日) 23:12:56.75 ID:pbvNDEtX0
ユウキ「・・・先生・・・校長先生」
速水「あ、朝か・・・・・」
弦太朗「大丈夫かよ校長」
速水「げっ」
ユウキ「大丈夫ですか」
速水「あ、ああ」グゥー
弦太朗「腹減ってんのか?」
速水「ち、違う」ギューッ
弦太朗「大丈夫かよ。ほら肩貸してやるよ」
ユウキ「校長先生もこんな所で寝るんですね」
速水「ちっ・・・・・」
速水「あ、朝か・・・・・」
弦太朗「大丈夫かよ校長」
速水「げっ」
ユウキ「大丈夫ですか」
速水「あ、ああ」グゥー
弦太朗「腹減ってんのか?」
速水「ち、違う」ギューッ
弦太朗「大丈夫かよ。ほら肩貸してやるよ」
ユウキ「校長先生もこんな所で寝るんですね」
速水「ちっ・・・・・」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/06(日) 23:15:21.47 ID:pbvNDEtX0
ユウキ「美味しいですか校長先生?」
速水「こ、これは」
ユウキ「宇宙食です!」
弦太朗「ユウキの宇宙食は美味いんだぜ」
速水「そうだな・・・・・」
弦太朗「だろ!」
速水「うん・・・・・美味い・・・・・美味いよ・・・・・」
ユウキ「まだまだありますよ」
速水「ありがとう」
速水「こ、これは」
ユウキ「宇宙食です!」
弦太朗「ユウキの宇宙食は美味いんだぜ」
速水「そうだな・・・・・」
弦太朗「だろ!」
速水「うん・・・・・美味い・・・・・美味いよ・・・・・」
ユウキ「まだまだありますよ」
速水「ありがとう」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/06(日) 23:18:59.72 ID:pbvNDEtX0
弦太朗「校長!悩み事があったら俺に言えよ」
速水「は?」
弦太朗「俺は先生ともダチになる男だ!ダチの悩みは全部受け止めてやるよ!」
ユウキ「弦ちゃん頼もうしいですよ校長先生」
速水「ありがとう・・・・・授業に遅れるよ二人とも」
ユウキ「いっけなーい!行こう弦ちゃん」
弦太朗「おう!」
速水「いい奴らだ・・・・・でも奴らをやらないと俺が消されてしまう」
ユウキ「校長先生!」
速水「はい?」
ユウキ「お腹空いたらまた食べてくださいねー」
速水「うん・・・・・」
速水「は?」
弦太朗「俺は先生ともダチになる男だ!ダチの悩みは全部受け止めてやるよ!」
ユウキ「弦ちゃん頼もうしいですよ校長先生」
速水「ありがとう・・・・・授業に遅れるよ二人とも」
ユウキ「いっけなーい!行こう弦ちゃん」
弦太朗「おう!」
速水「いい奴らだ・・・・・でも奴らをやらないと俺が消されてしまう」
ユウキ「校長先生!」
速水「はい?」
ユウキ「お腹空いたらまた食べてくださいねー」
速水「うん・・・・・」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/06(日) 23:22:21.36 ID:pbvNDEtX0
我望「どうだねリブラ」
速水「順調です」キリッ
我望「私に嘘を付くのはこれで何度目だ」
速水「・・・・・」
我望「なあリブラ」
速水「は、はい」
我望「メテオの正体」
速水「えっ」
我望「メテオの正体が知りたかったなぁ・・・・・」
速水「ど、ど、どういう事ですか?」
我望「自分の胸に聞いてみろ」
速水「順調です」キリッ
我望「私に嘘を付くのはこれで何度目だ」
速水「・・・・・」
我望「なあリブラ」
速水「は、はい」
我望「メテオの正体」
速水「えっ」
我望「メテオの正体が知りたかったなぁ・・・・・」
速水「ど、ど、どういう事ですか?」
我望「自分の胸に聞いてみろ」
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/06(日) 23:26:21.27 ID:JilW0Gn+O
蟹の件バレてるwwwwwwwwwwwwww
まあ当然か
まあ当然か
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/06(日) 23:27:19.44 ID:pbvNDEtX0
速水「絶対にバレてるよな」
ヴァルゴ「・・・・・」
速水「お前。戻す事できるか?」
ヴァルゴ「誰を」
速水「ほらあの・・・・・刑事」
ヴァルゴ「どうして?」
速水「あいつさ・・・・・鬼島なんだよね」
ヴァルゴ「何言ってんだ」
速水「あいつメテオの正体知ってるんだよ!頼むよ」
ヴァルゴ「どうしよかな」
速水「嘘付いた事は謝る!頼むよ!!」
ヴァルゴ「・・・・・」
ヴァルゴ「・・・・・」
速水「お前。戻す事できるか?」
ヴァルゴ「誰を」
速水「ほらあの・・・・・刑事」
ヴァルゴ「どうして?」
速水「あいつさ・・・・・鬼島なんだよね」
ヴァルゴ「何言ってんだ」
速水「あいつメテオの正体知ってるんだよ!頼むよ」
ヴァルゴ「どうしよかな」
速水「嘘付いた事は謝る!頼むよ!!」
ヴァルゴ「・・・・・」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/06(日) 23:31:25.06 ID:pbvNDEtX0
ヴァルゴ「よし」
速水「どう出すんだよ」
ヴァルゴ「黙ってみてろよ」
鬼島「よいしょよいしょ・・・・・」
速水「で、でてきた!鬼島くーん!」
鬼島「おや校長先生じゃないですか?お久しぶりですねぇ・・・・・」
速水「随分と髪が伸びたな!うん」
鬼島「お陰様でね・・・・・あたしはねぇ・・・・・あの暗い暗いところで」
速水「いつもように陽気にやってよ」
鬼島「そんなもんは捨てたよ。落語なんて・・・・・」
速水「ハハハ。笑わせるねぇ。こいつめ!」
鬼島「笑えねぇよ・・・・・」
速水「どう出すんだよ」
ヴァルゴ「黙ってみてろよ」
鬼島「よいしょよいしょ・・・・・」
速水「で、でてきた!鬼島くーん!」
鬼島「おや校長先生じゃないですか?お久しぶりですねぇ・・・・・」
速水「随分と髪が伸びたな!うん」
鬼島「お陰様でね・・・・・あたしはねぇ・・・・・あの暗い暗いところで」
速水「いつもように陽気にやってよ」
鬼島「そんなもんは捨てたよ。落語なんて・・・・・」
速水「ハハハ。笑わせるねぇ。こいつめ!」
鬼島「笑えねぇよ・・・・・」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/06(日) 23:35:34.72 ID:pbvNDEtX0
我望「朔田流星?」
鬼島「ええ。この馬鹿のおかげで言いそびれましたよ理事長」
我望「リブラ。お前」
速水「すみませんでした!鬼島くん!我望様!」
ヴァルゴ「キャンサー。どうする」
鬼島「いいっすよ。家に帰りたい」
速水「送ってこう」キリッ
鬼島「スイッチ。貸してくれませんか・・・・・」
我望「ほら」
キャンサー「動くなよ。速水ぃ・・・・・」
速水「や、やめろ!落ち着け」
キャンサー「黙れ」
速水「うわあああああああああああああああああああああああああああ」
鬼島「ええ。この馬鹿のおかげで言いそびれましたよ理事長」
我望「リブラ。お前」
速水「すみませんでした!鬼島くん!我望様!」
ヴァルゴ「キャンサー。どうする」
鬼島「いいっすよ。家に帰りたい」
速水「送ってこう」キリッ
鬼島「スイッチ。貸してくれませんか・・・・・」
我望「ほら」
キャンサー「動くなよ。速水ぃ・・・・・」
速水「や、やめろ!落ち着け」
キャンサー「黙れ」
速水「うわあああああああああああああああああああああああああああ」
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/06(日) 23:39:15.33 ID:pbvNDEtX0
ユウキ「やだ・・・・・」
弦太朗「見るんじゃねぇぞユウキ」
速水「ううっ・・・・・こんな仕打ち・・・・・」
賢吾「フルチンじゃないか校長が」
弦太朗「おい!校長!今下ろしてやるからな」
速水「す、すまん・・・・・」
流星「何があったんだろな」
賢吾「わからん」
弦太朗「どうしたんだよ校長。ほら制服貸してやるよ。これでチンコ隠せ」
速水「ありがとう・・・ありがとう・・・」
弦太朗「見るんじゃねぇぞユウキ」
速水「ううっ・・・・・こんな仕打ち・・・・・」
賢吾「フルチンじゃないか校長が」
弦太朗「おい!校長!今下ろしてやるからな」
速水「す、すまん・・・・・」
流星「何があったんだろな」
賢吾「わからん」
弦太朗「どうしたんだよ校長。ほら制服貸してやるよ。これでチンコ隠せ」
速水「ありがとう・・・ありがとう・・・」
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/06(日) 23:39:49.33 ID:cBXpO1m90
鬼島さんなんで退場させたんだろうなぁ
鬼島のキャラ大好きだったのに
鬼島のキャラ大好きだったのに
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/06(日) 23:43:24.19 ID:pbvNDEtX0
速水「惨めなところを見せてしまったな」
弦太朗「いじめられたのか校長?」
速水「・・・・・」
流星「弦太朗。ダメだよ。きっと・・・・・」
賢吾「ご自慢のスポーツカーもズタズタだぞ」
ユウキ「あっ。校長先生。私の新作です!」
速水「ありがとう・・・・・美味いよこれも・・・・・」
ユウキ「へへへ」
賢吾「哀れだな何か」
流星「シーッ」
弦太朗「いじめられたのか校長?」
速水「・・・・・」
流星「弦太朗。ダメだよ。きっと・・・・・」
賢吾「ご自慢のスポーツカーもズタズタだぞ」
ユウキ「あっ。校長先生。私の新作です!」
速水「ありがとう・・・・・美味いよこれも・・・・・」
ユウキ「へへへ」
賢吾「哀れだな何か」
流星「シーッ」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/06(日) 23:48:37.14 ID:pbvNDEtX0
速水「あと5日か」
大杉「♪」
速水「ご機嫌ですね」
大杉「100円拾ったんですよぉ」
速水「・・・・・」
大杉「今日は良いことありそうだ・・・フヒヒ」
速水「100円ぽっちで・・・・・あっ電話だ」
立神「俺だ」
速水「レオ・・・・・さん」
立神「我望様の命令だ。俺がフォーゼとメテオをやる」
速水「えっ。だって俺」
立神「貴様は終わりだ。じゃあな」
速水「おい!もしもし!もしもーし」
速水「・・・・・」
大杉「♪」
速水「ご機嫌ですね」
大杉「100円拾ったんですよぉ」
速水「・・・・・」
大杉「今日は良いことありそうだ・・・フヒヒ」
速水「100円ぽっちで・・・・・あっ電話だ」
立神「俺だ」
速水「レオ・・・・・さん」
立神「我望様の命令だ。俺がフォーゼとメテオをやる」
速水「えっ。だって俺」
立神「貴様は終わりだ。じゃあな」
速水「おい!もしもし!もしもーし」
速水「・・・・・」
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/06(日) 23:51:20.31 ID:8a1FTJfw0
やめたげてよぅ・・・
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/06(日) 23:53:41.62 ID:pbvNDEtX0
速水「俺が終わる。俺が・・・・・」
弦太朗「おい!急げ急げ」
ユウキ「待ってよー」
賢吾「ハァハァ」
速水「どうしたんだい?」
ユウキ「あっ。校長先生」
弦太朗「学園の平和を守りに行くんだ!」
速水「そうか・・・・・(レオが動き出したか。こいつらも終わりだな)」
弦太朗「行ってくるぜ!」
速水「如月くん。城島さん」
弦太朗「ん?」
ユウキ「はい?」
速水「美味かったよ宇宙食。ありがとう」
ユウキ「ですよね!また食べてくださいね!!」
速水「うん・・・・・(彼らともここでお別れか・・・・・)」
弦太朗「おい!急げ急げ」
ユウキ「待ってよー」
賢吾「ハァハァ」
速水「どうしたんだい?」
ユウキ「あっ。校長先生」
弦太朗「学園の平和を守りに行くんだ!」
速水「そうか・・・・・(レオが動き出したか。こいつらも終わりだな)」
弦太朗「行ってくるぜ!」
速水「如月くん。城島さん」
弦太朗「ん?」
ユウキ「はい?」
速水「美味かったよ宇宙食。ありがとう」
ユウキ「ですよね!また食べてくださいね!!」
速水「うん・・・・・(彼らともここでお別れか・・・・・)」
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/06(日) 23:57:25.89 ID:pbvNDEtX0
速水「ねぇ大杉先生」
大杉「?」
速水「どうして教師になろうと思ったんですか」
大杉「うーん。なりたかったからですよ」
速水「単純だなこの人」
大杉「だって先生になったらいつでも青春できるじゃないですかぁ」
速水「・・・・・そうですね」
JK「先生!先生!!」
大杉「どうしたぁ!?」
JK「先輩が・・・・・ユウキさんが・・・・・」
大杉「城島がどうしたんだ!?」
JK「ゾディアーツの攻撃を受けて大怪我を」
大杉「なんだってー!」
大杉「?」
速水「どうして教師になろうと思ったんですか」
大杉「うーん。なりたかったからですよ」
速水「単純だなこの人」
大杉「だって先生になったらいつでも青春できるじゃないですかぁ」
速水「・・・・・そうですね」
JK「先生!先生!!」
大杉「どうしたぁ!?」
JK「先輩が・・・・・ユウキさんが・・・・・」
大杉「城島がどうしたんだ!?」
JK「ゾディアーツの攻撃を受けて大怪我を」
大杉「なんだってー!」
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/06(日) 23:59:41.19 ID:pbvNDEtX0
弦太朗「すまねぇ!すまねぇユウキ!」
賢吾「如月・・・・・」
流星「弦太朗。お前だって酷いんだ横になれよ」
弦太朗「ユウキィ・・・・・」
大杉「如月!城島!」
友子「先生・・・・・」
大杉「どうして・・・・・こんな事に・・・・・」
ユウキ「・・・・・」
速水「・・・・・」
賢吾「如月・・・・・」
流星「弦太朗。お前だって酷いんだ横になれよ」
弦太朗「ユウキィ・・・・・」
大杉「如月!城島!」
友子「先生・・・・・」
大杉「どうして・・・・・こんな事に・・・・・」
ユウキ「・・・・・」
速水「・・・・・」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/07(月) 00:05:47.71 ID:ZP1MB2Uc0
流星「あいつ最初っからユウキくんを狙って」
賢吾「俺が悪いんだ。俺が・・・・・」
美羽「そんなこと言ってる場合じゃないでしょ!」
弦太朗「あのライオン野郎・・・・・」
速水「やめた方がいいよ。如月くん」
弦太朗「校長には関係ねぇだろ!」
速水「すまない」
弦太朗「帰ってくれ。アンタには関係ないんだ」
速水「・・・・・」
弦太朗「帰れよ!」
速水「わかった・・・・・」
賢吾「俺が悪いんだ。俺が・・・・・」
美羽「そんなこと言ってる場合じゃないでしょ!」
弦太朗「あのライオン野郎・・・・・」
速水「やめた方がいいよ。如月くん」
弦太朗「校長には関係ねぇだろ!」
速水「すまない」
弦太朗「帰ってくれ。アンタには関係ないんだ」
速水「・・・・・」
弦太朗「帰れよ!」
速水「わかった・・・・・」
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/07(月) 00:06:41.55 ID:HuKuuJCO0
わかった
じゃねーよwwww
じゃねーよwwww
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/07(月) 00:11:19.31 ID:ZP1MB2Uc0
速水「俺には関係ない・・・・・誰が傷つこうと」
速水「・・・・・」
速水「あの子の宇宙食美味しかったな・・・・・」
速水「どうせ俺も消されるんだ。最後に・・・・・」
速水「最後・・・・・じゃない」
速水「これは俺の仕事だったんだ!それをあのレオが横取りを」
速水「そして非力な城島さんを狙った。あいつは・・・・・」
速水「あいつは・・・・・我ら十二使徒恥だ・・・・・」
速水「如月くん。城島さん。君たちとは敵同士だが。借りは返させてもらうぞ」
速水「・・・・・」
速水「あの子の宇宙食美味しかったな・・・・・」
速水「どうせ俺も消されるんだ。最後に・・・・・」
速水「最後・・・・・じゃない」
速水「これは俺の仕事だったんだ!それをあのレオが横取りを」
速水「そして非力な城島さんを狙った。あいつは・・・・・」
速水「あいつは・・・・・我ら十二使徒恥だ・・・・・」
速水「如月くん。城島さん。君たちとは敵同士だが。借りは返させてもらうぞ」
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/07(月) 00:15:52.53 ID:ZP1MB2Uc0
立神「何だこんなところに呼び出して」
速水「お前。フォーゼとメテオを追い込んだんだってな」
立神「ああ。近くでウロチョロしてた女をやった途端に激しく動揺してな」
速水「・・・・・」
立神「正義のヒーローが女やられた程度であの慌てようだ!とんだ甘ちゃんだ」
速水「そうか・・・・・」カチッ
立神「・・・・・何のつもりだ」
リブラ「貴様を倒す」
立神「面白い。やれるものならやってみろ」カチッ
速水「お前。フォーゼとメテオを追い込んだんだってな」
立神「ああ。近くでウロチョロしてた女をやった途端に激しく動揺してな」
速水「・・・・・」
立神「正義のヒーローが女やられた程度であの慌てようだ!とんだ甘ちゃんだ」
速水「そうか・・・・・」カチッ
立神「・・・・・何のつもりだ」
リブラ「貴様を倒す」
立神「面白い。やれるものならやってみろ」カチッ
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/07(月) 00:16:33.50 ID:HuKuuJCO0
ちょっと応援したくなるな
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/07(月) 00:28:13.15 ID:ZP1MB2Uc0
リブラ「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
レオ「ぐっ・・・・・」
リブラ「如月弦太朗、城島ユウキ・・・・・君たちに出会えたこと。俺は感謝したい」
レオ「こ、この俺が力で押されるなんて・・・・・」
リブラ「俺は・・・俺は忘れてたんだ。自分が教師だという事を」
リブラ「短い間だったが君たちと出会えて本当に良かったと思っている」
リブラ「本来なら俺が・・・大人が守るはずの物を君たち子供が守ってくれた」
レオ「ち、ち、ちくしょおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
リブラ「ありがとう。今度は俺が生徒を守る番だ!!!」
レオ「き、貴様・・・・・どうして・・・・・」
リブラ「俺にも解らん。だが俺は変われたんだ。レオ」
レオ「貴様もこれで立派な裏切り者だ・・・覚悟しておけよ・・・」
リブラ「ああ。受けて立つよ」
レオ「ぐっ・・・・・」
リブラ「如月弦太朗、城島ユウキ・・・・・君たちに出会えたこと。俺は感謝したい」
レオ「こ、この俺が力で押されるなんて・・・・・」
リブラ「俺は・・・俺は忘れてたんだ。自分が教師だという事を」
リブラ「短い間だったが君たちと出会えて本当に良かったと思っている」
リブラ「本来なら俺が・・・大人が守るはずの物を君たち子供が守ってくれた」
レオ「ち、ち、ちくしょおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
リブラ「ありがとう。今度は俺が生徒を守る番だ!!!」
レオ「き、貴様・・・・・どうして・・・・・」
リブラ「俺にも解らん。だが俺は変われたんだ。レオ」
レオ「貴様もこれで立派な裏切り者だ・・・覚悟しておけよ・・・」
リブラ「ああ。受けて立つよ」
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/07(月) 00:29:08.30 ID:dW+SdxSk0
橘さんは追い込まれると強くなるよ
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/07(月) 00:38:39.46 ID:ZP1MB2Uc0
我望「ふーん。レオがね」
ヴァルゴ「・・・・・」
我望「リブラがそこまでの強さとは」
鬼島「あたしに行かせてくださいよぉ・・・・・殺しちゃいますよ」
ジェミニ「俺にやらせてください」
我望「ジェミニ。君は確か」
ジェミニ「あいつは俺の後輩でしてね。ふふふ」
鬼島「何だよこいつ・・・・・ヒヒヒ」
ヴァルゴ「・・・・・」
我望「リブラがそこまでの強さとは」
鬼島「あたしに行かせてくださいよぉ・・・・・殺しちゃいますよ」
ジェミニ「俺にやらせてください」
我望「ジェミニ。君は確か」
ジェミニ「あいつは俺の後輩でしてね。ふふふ」
鬼島「何だよこいつ・・・・・ヒヒヒ」
62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/07(月) 00:43:58.80 ID:ZP1MB2Uc0
速水「どうだい調子は?」
ユウキ「大丈夫ですよ!」
弦太朗「元気になってよかったなユウキ」
ユウキ「うん!」
賢吾「校長も毎日来てくれて」
流星「案外いい人ですね」
速水「おっと。もう時間だ。じゃ私はこれで」
ユウキ「ありがとう!校長先生」
速水「ふふ」
ユウキ「大丈夫ですよ!」
弦太朗「元気になってよかったなユウキ」
ユウキ「うん!」
賢吾「校長も毎日来てくれて」
流星「案外いい人ですね」
速水「おっと。もう時間だ。じゃ私はこれで」
ユウキ「ありがとう!校長先生」
速水「ふふ」
64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/07(月) 00:47:57.84 ID:ZP1MB2Uc0
速水「学校に戻らなきゃな」
「相変わらず派手な車に乗ってるな」
速水「あっ・・・・・」
「久しぶりだな。速水」
速水「桐生・・・・・さん?」
桐生「本当に久しぶりだ。何年ぶりだ」
速水「今は何してるんですか」
桐生「俺か?俺はこいつだ」
速水「そ、それは」
桐生「俺が双子座だ。俺が・・・俺がだ」
「相変わらず派手な車に乗ってるな」
速水「あっ・・・・・」
「久しぶりだな。速水」
速水「桐生・・・・・さん?」
桐生「本当に久しぶりだ。何年ぶりだ」
速水「今は何してるんですか」
桐生「俺か?俺はこいつだ」
速水「そ、それは」
桐生「俺が双子座だ。俺が・・・俺がだ」
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/07(月) 00:52:18.19 ID:ZP1MB2Uc0
速水「確かにジェミニに会ったとき。初めてって気はしなかった」
桐生「だろうな」
速水「・・・・・」
桐生「なあ速水よ」
速水「はい」
桐生「俺の中でずっと善と悪が戦ってるんだ・・・・・解るだろ?」
速水「いえ」
桐生「血を悪党の血を求めてるんだ。俺は」
速水「貴方は正義感は人一倍強かった。でもならどうして!」
桐生「力が欲しかったんだよ。悪を潰す力がな!」
桐生「だろうな」
速水「・・・・・」
桐生「なあ速水よ」
速水「はい」
桐生「俺の中でずっと善と悪が戦ってるんだ・・・・・解るだろ?」
速水「いえ」
桐生「血を悪党の血を求めてるんだ。俺は」
速水「貴方は正義感は人一倍強かった。でもならどうして!」
桐生「力が欲しかったんだよ。悪を潰す力がな!」
69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/07(月) 00:57:41.94 ID:ZP1MB2Uc0
ジェミニ「レオを倒したというのは嘘だったのか」
リブラ「・・・・・」
賢吾「あっ!」
フォーゼ「おいおい仲間割れか」
メテオ「何か変だぞこいつ?」
ジェミニ「フォーゼにメテオか。俺の邪魔をする奴は全て潰す」
フォーゼ「よしかかって来い!」
メテオ「・・・・・」
リブラ「よせ!やめろ!」
ジェミニ「ふん」
リブラ「・・・・・」
賢吾「あっ!」
フォーゼ「おいおい仲間割れか」
メテオ「何か変だぞこいつ?」
ジェミニ「フォーゼにメテオか。俺の邪魔をする奴は全て潰す」
フォーゼ「よしかかって来い!」
メテオ「・・・・・」
リブラ「よせ!やめろ!」
ジェミニ「ふん」
70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/07(月) 01:03:47.09 ID:ZP1MB2Uc0
弦太朗「あー強かったなあいつ・・・・・」
流星「いてて」
リブラ「・・・・・」
弦太朗「間一髪助かったよ。マント付き!サンキュー」
リブラ「べ、別に助けたわけじゃないぞ・・・・・」
弦太朗「お前。いい奴なんだな」
リブラ「いいか如月弦太朗。よく聞け」
弦太朗「おう」
リブラ「あいつには手を出すな。解ったな」
弦太朗「そうはいかねぇよ」
リブラ「この件からは手を引け。解ったな」
流星「いてて」
リブラ「・・・・・」
弦太朗「間一髪助かったよ。マント付き!サンキュー」
リブラ「べ、別に助けたわけじゃないぞ・・・・・」
弦太朗「お前。いい奴なんだな」
リブラ「いいか如月弦太朗。よく聞け」
弦太朗「おう」
リブラ「あいつには手を出すな。解ったな」
弦太朗「そうはいかねぇよ」
リブラ「この件からは手を引け。解ったな」
73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/07(月) 01:09:30.44 ID:ZP1MB2Uc0
速水「先輩は変わってしまった」
ヴァルゴ「・・・・・」
速水「何だまたお前か」
ヴァルゴ「ジェミニ。暴れてるぞ」
速水「ほっといてくれ」
ヴァルゴ「どうして」
速水「俺は先輩と戦いたくないんだ!」
ヴァルゴ「そうか・・・」
速水「・・・・・」
ヴァルゴ「気が向いたら見に行ってみろ」
速水「そうするよ」
ヴァルゴ「・・・・・」
速水「何だまたお前か」
ヴァルゴ「ジェミニ。暴れてるぞ」
速水「ほっといてくれ」
ヴァルゴ「どうして」
速水「俺は先輩と戦いたくないんだ!」
ヴァルゴ「そうか・・・」
速水「・・・・・」
ヴァルゴ「気が向いたら見に行ってみろ」
速水「そうするよ」
74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/07(月) 01:17:14.79 ID:ZP1MB2Uc0
速水「先輩に勝てるはずがないんだ俺が・・・・・」
ヴァルゴ「・・・・・」
速水「お前まだ居たんだ」
ヴァルゴ「・・・・・」
速水「俺にはできない。先輩と戦うなんて」
ヴァルゴ「そうか」
速水「強いんだ。圧倒的に・・・・・俺には勝てない」
ヴァルゴ「だが自分より格上のレオをお前は破った」
速水「・・・・・」
ヴァルゴ「どうしてだ?」
速水「それは・・・・・」
ヴァルゴ「何かあるんだろお前には」
速水「・・・・・案内してくれ」
ヴァルゴ「ジェミニのとこにか」
速水「俺がやらなきゃならないんだ。あの人だけは」
ヴァルゴ「・・・・・」
速水「お前まだ居たんだ」
ヴァルゴ「・・・・・」
速水「俺にはできない。先輩と戦うなんて」
ヴァルゴ「そうか」
速水「強いんだ。圧倒的に・・・・・俺には勝てない」
ヴァルゴ「だが自分より格上のレオをお前は破った」
速水「・・・・・」
ヴァルゴ「どうしてだ?」
速水「それは・・・・・」
ヴァルゴ「何かあるんだろお前には」
速水「・・・・・案内してくれ」
ヴァルゴ「ジェミニのとこにか」
速水「俺がやらなきゃならないんだ。あの人だけは」
76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/07(月) 01:20:42.38 ID:ZP1MB2Uc0
ジェミニ「何度やっても同じだぞ」
フォーゼ「はぁはぁ」
メテオ「くっ・・・・・」
ジェミニ「俺に逆らう奴は全て悪だ。消えろ!」
リブラ「待て!」
ジェミニ「お前」
リブラ「フォーゼ。メテオ。こいつは俺が倒す」
フォーゼ「待てよ。こいつは」
リブラ「手を出すな!こいつは俺がカタを付ける!メテオこいつを借りるぞ」
メテオ「あっ・・・・・」
リブラ「やっぱり俺は何か持ってた方がしっくりくる・・・・・行くぞ!」
ジェミニ「来い」
フォーゼ「はぁはぁ」
メテオ「くっ・・・・・」
ジェミニ「俺に逆らう奴は全て悪だ。消えろ!」
リブラ「待て!」
ジェミニ「お前」
リブラ「フォーゼ。メテオ。こいつは俺が倒す」
フォーゼ「待てよ。こいつは」
リブラ「手を出すな!こいつは俺がカタを付ける!メテオこいつを借りるぞ」
メテオ「あっ・・・・・」
リブラ「やっぱり俺は何か持ってた方がしっくりくる・・・・・行くぞ!」
ジェミニ「来い」
79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/07(月) 01:36:28.59 ID:ZP1MB2Uc0
リブラ「ジェミニ・・・いや桐生さん」
ジェミニ「・・・・・」
リブラ「貴方のやっている事は正義ではない」
ジェミニ「違う俺は正義だ。正義の力なんだ!」
リブラ「違う!本当の正義は彼らのように心から拳を振るい戦う戦士だ」
ジェミニ「速水・・・・・」
リブラ「貴方の行っている事は悪だ!正義ではない!!」
ジェミニ「なっ・・・・・」
リブラ「俺が貴方を止める!それが俺の・・・・・俺自身の償いだ!!」
ジェミニ「それがお前の正義なら受け止めてやる!来い速水!!」
リブラ「桐生さん・・・・・桐生さーーーーーーん!!!」
ジェミニ「・・・・・」
リブラ「貴方のやっている事は正義ではない」
ジェミニ「違う俺は正義だ。正義の力なんだ!」
リブラ「違う!本当の正義は彼らのように心から拳を振るい戦う戦士だ」
ジェミニ「速水・・・・・」
リブラ「貴方の行っている事は悪だ!正義ではない!!」
ジェミニ「なっ・・・・・」
リブラ「俺が貴方を止める!それが俺の・・・・・俺自身の償いだ!!」
ジェミニ「それがお前の正義なら受け止めてやる!来い速水!!」
リブラ「桐生さん・・・・・桐生さーーーーーーん!!!」
81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/07(月) 01:44:02.53 ID:ZP1MB2Uc0
桐生「・・・・・」
リブラ「桐生さん」
桐生「つ、強くなったな・・・・・速水」
リブラ「俺なんてまだまだ」
桐生「自分に自信の無い新米教師だったゾディアーツが今じゃ立派な・・・・・」
リブラ「・・・・・」
桐生「速水・・・・・もっと馬鹿になれ。お前は真面目すぎるんだよ・・・・・」
リブラ「もう喋らないでください。さあ病院に行きましょう」
桐生「優しいなお前・・・・・その優しさだけは何も・・・・・」
キャンサー「おっとお喋りはそこまでだ!」
桐生「うっ」
リブラ「桐生さん!き、貴様!」
フォーゼ「お前。鬼島か!?」
メテオ「消えたと思ってたのにお前」
キャンサー「アンタ達の三文芝居には飽きれちまうよ。だいの男がねぇ・・・・・」
リブラ「桐生さん」
桐生「つ、強くなったな・・・・・速水」
リブラ「俺なんてまだまだ」
桐生「自分に自信の無い新米教師だったゾディアーツが今じゃ立派な・・・・・」
リブラ「・・・・・」
桐生「速水・・・・・もっと馬鹿になれ。お前は真面目すぎるんだよ・・・・・」
リブラ「もう喋らないでください。さあ病院に行きましょう」
桐生「優しいなお前・・・・・その優しさだけは何も・・・・・」
キャンサー「おっとお喋りはそこまでだ!」
桐生「うっ」
リブラ「桐生さん!き、貴様!」
フォーゼ「お前。鬼島か!?」
メテオ「消えたと思ってたのにお前」
キャンサー「アンタ達の三文芝居には飽きれちまうよ。だいの男がねぇ・・・・・」
83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/07(月) 01:48:44.53 ID:ZP1MB2Uc0
キャンサー「次はあたしの番だ。必ずアンタ達3人に地獄を味わせてやるよ」
フォーゼ「上等だ!かかって来いよ鬼島!!」
キャンサー「まだだ。まだ力が足りない。あたしがダークネビュラで身に着けた力がね」
リブラ「桐生さん!桐生さん!」
キャンサー「また会おうよ。ひひひ」
リブラ「桐生さん・・・」
フォーゼ「おっさん」
賢吾「ダメだ。もう手遅れだ・・・・・」
リブラ「俺強くなります。もう誰も死なせない・・・・・」
フォーゼ「上等だ!かかって来いよ鬼島!!」
キャンサー「まだだ。まだ力が足りない。あたしがダークネビュラで身に着けた力がね」
リブラ「桐生さん!桐生さん!」
キャンサー「また会おうよ。ひひひ」
リブラ「桐生さん・・・」
フォーゼ「おっさん」
賢吾「ダメだ。もう手遅れだ・・・・・」
リブラ「俺強くなります。もう誰も死なせない・・・・・」
85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/07(月) 01:56:26.36 ID:ZP1MB2Uc0
弦太朗「よぉ」
リブラ「何だ」
弦太朗「俺。アンタのこと知ってる気がする」
リブラ「・・・・・」
弦太朗「アンタもしかしたら」
リブラ「気を付けろよ。鬼島はキャンサーは強い」
流星「どうした弦太朗」
友子「・・・」
弦太朗「いや何でもねぇよ。行こうぜ」
リブラ「俺はもう帰らない。そう伝えてくれ」
ヴァルゴ「ああ。わかった」
リブラ「何だ」
弦太朗「俺。アンタのこと知ってる気がする」
リブラ「・・・・・」
弦太朗「アンタもしかしたら」
リブラ「気を付けろよ。鬼島はキャンサーは強い」
流星「どうした弦太朗」
友子「・・・」
弦太朗「いや何でもねぇよ。行こうぜ」
リブラ「俺はもう帰らない。そう伝えてくれ」
ヴァルゴ「ああ。わかった」
87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/07(月) 02:02:31.12 ID:ZP1MB2Uc0
ユウキ「早く退院したいよ弦ちゃん」
弦太朗「大丈夫か。お前」
ユウキ「大丈夫だよ。弦ちゃんも無理しちゃダメだよ」
弦太朗「おう」
流星「賢吾。弦太朗のやつ大丈夫か」
賢吾「結構ガタガタだと思うぞ」
ユウキ「どうしたの?」
賢吾「い、いや」
流星「何でも」
ユウキ「ふーん」
弦太朗「大丈夫か。お前」
ユウキ「大丈夫だよ。弦ちゃんも無理しちゃダメだよ」
弦太朗「おう」
流星「賢吾。弦太朗のやつ大丈夫か」
賢吾「結構ガタガタだと思うぞ」
ユウキ「どうしたの?」
賢吾「い、いや」
流星「何でも」
ユウキ「ふーん」
89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/07(月) 02:10:28.57 ID:ZP1MB2Uc0
山田「ああー良く寝た・・・・・」
鬼島「山田」
山田「鬼島くんか」
鬼島「ほらこれ」
山田「・・・・・」
鬼島「お前の力を借りたい。手を組め」
山田「面白そうだね。僕の演劇と君の落語が組むなんてね」
鬼島「あたしは落語を捨てた」カチッ
山田「そうなんだ」カチッ
キャンサー「さあ行こう」
アリエス「標的は誰?」
キャンサー「如月弦太朗、朔田流星そして速水公平・・・・・」
アリエス「校長か。面白そうだ」
鬼島「山田」
山田「鬼島くんか」
鬼島「ほらこれ」
山田「・・・・・」
鬼島「お前の力を借りたい。手を組め」
山田「面白そうだね。僕の演劇と君の落語が組むなんてね」
鬼島「あたしは落語を捨てた」カチッ
山田「そうなんだ」カチッ
キャンサー「さあ行こう」
アリエス「標的は誰?」
キャンサー「如月弦太朗、朔田流星そして速水公平・・・・・」
アリエス「校長か。面白そうだ」
91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/07(月) 02:15:54.07 ID:ZP1MB2Uc0
弦太朗「なーんか人がいねぇと思ったら」
美羽「友子と流星くんね」
大文字「イチャついてるのに1000円」
賢吾「さすがキング。太っ腹」
弦太朗「いいよなー」
大杉「ホントにな」
美羽「げっ」
賢吾「いつの間に居たんだこの人」
大杉「羨ましい・・・・・」
美羽「友子と流星くんね」
大文字「イチャついてるのに1000円」
賢吾「さすがキング。太っ腹」
弦太朗「いいよなー」
大杉「ホントにな」
美羽「げっ」
賢吾「いつの間に居たんだこの人」
大杉「羨ましい・・・・・」
92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/07(月) 02:19:16.89 ID:ZP1MB2Uc0
キャンサー「どうだい無抵抗で殴られる気分は?」
アリエス「いい気持ちだろ?」
流星「その子を離せ」
アリエス「離すさ。この上からね」
キャンサー「死んじまうだろうねぇ。こんなとこから落ちちまったら」
流星「・・・・・」
アリエス「鬼島くん。変わってよ」
キャンサー「次は山田だ。あたしの番になるまで死ぬなよ流ちゃん」
アリエス「さてさて。存分に殴らせてもらうよ朔田くん」
アリエス「いい気持ちだろ?」
流星「その子を離せ」
アリエス「離すさ。この上からね」
キャンサー「死んじまうだろうねぇ。こんなとこから落ちちまったら」
流星「・・・・・」
アリエス「鬼島くん。変わってよ」
キャンサー「次は山田だ。あたしの番になるまで死ぬなよ流ちゃん」
アリエス「さてさて。存分に殴らせてもらうよ朔田くん」
93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/07(月) 02:23:24.74 ID:ZP1MB2Uc0
アリエス「こんなもんかな」
キャンサー「無様だねぇ・・・・・」
アリエス「次はどいつにする」
キャンサー「如月にしよう。他の連中は」
アリエス「二人を甚振った後に殺せばいいよね」
キャンサー「そうそう」
アリエス「まずは如月の弱点をさらうか」
キャンサー「城島ユウキか歌星賢吾か」
アリエス「どうせなら女の方がいい。話によると怪我してるらしいね」
キャンサー「いいねぇ」
アリエス「行こうか」
キャンサー「ふふふ」
キャンサー「無様だねぇ・・・・・」
アリエス「次はどいつにする」
キャンサー「如月にしよう。他の連中は」
アリエス「二人を甚振った後に殺せばいいよね」
キャンサー「そうそう」
アリエス「まずは如月の弱点をさらうか」
キャンサー「城島ユウキか歌星賢吾か」
アリエス「どうせなら女の方がいい。話によると怪我してるらしいね」
キャンサー「いいねぇ」
アリエス「行こうか」
キャンサー「ふふふ」
94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/07(月) 02:27:43.58 ID:ZP1MB2Uc0
ユウキ「今頃みんな何してるんだろ」
鬼島「ユウキちゃーん」
ユウキ「あっ。はいはい。どうぞ」
鬼島「どうも」
山田「お久しぶり」
ユウキ「き、鬼島くん?山田くん?」
鬼島「あたし達に付いて来て欲しいんだ」
ユウキ「そ、そんなこと言われても私・・・・・」
山田「痛そうだね。その足も腕も・・・・・」
鬼島「この扇子で引っ叩いたらどうなるんだろうねぇ」
ユウキ「や、やめて・・・・・そんなこと」
山田「やめて。だってさ」
鬼島「笑わせるねぇ・・・・・如月潰しにはアンタが必要なんだ」
山田「痛いとかそんな物しったこっちゃないね僕たちは」
鬼島「ユウキちゃーん」
ユウキ「あっ。はいはい。どうぞ」
鬼島「どうも」
山田「お久しぶり」
ユウキ「き、鬼島くん?山田くん?」
鬼島「あたし達に付いて来て欲しいんだ」
ユウキ「そ、そんなこと言われても私・・・・・」
山田「痛そうだね。その足も腕も・・・・・」
鬼島「この扇子で引っ叩いたらどうなるんだろうねぇ」
ユウキ「や、やめて・・・・・そんなこと」
山田「やめて。だってさ」
鬼島「笑わせるねぇ・・・・・如月潰しにはアンタが必要なんだ」
山田「痛いとかそんな物しったこっちゃないね僕たちは」
95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/07(月) 02:32:40.08 ID:ZP1MB2Uc0
弦太朗「結局来なかったなあいつら。ユウキのとこでも行くか」
鬼島「その必要はないよ」
弦太朗「鬼島!てめえ」
山田「如月くん。これなんだと思う」
弦太郎「山田・・・・・ユウキ!」
鬼島「あんまりにも抵抗するからねぇ」
山田「怪我が増えちゃったよ」
ユウキ「げ、弦ちゃん・・・・・」
弦太朗「てめえら!!!」
鬼島「おっと動くなよ」
山田「変身しちゃダメなんだよ。これが僕たちの」
鬼島「ゲームのルールさ。流ちゃんは守ってくれたよ」
山田「友達のためなら命を捨てれるなんてかっこいいよね」
鬼島「ただのバカだけど」
弦太朗「てめえら・・・・・」
鬼島「その必要はないよ」
弦太朗「鬼島!てめえ」
山田「如月くん。これなんだと思う」
弦太郎「山田・・・・・ユウキ!」
鬼島「あんまりにも抵抗するからねぇ」
山田「怪我が増えちゃったよ」
ユウキ「げ、弦ちゃん・・・・・」
弦太朗「てめえら!!!」
鬼島「おっと動くなよ」
山田「変身しちゃダメなんだよ。これが僕たちの」
鬼島「ゲームのルールさ。流ちゃんは守ってくれたよ」
山田「友達のためなら命を捨てれるなんてかっこいいよね」
鬼島「ただのバカだけど」
弦太朗「てめえら・・・・・」
96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/07(月) 02:35:42.49 ID:ZP1MB2Uc0
ヴァルゴ「リブラ」
速水「どうした」
ヴァルゴ「キャンサーとアリエスが動き出した」
速水「アリエス?山田なら眠ってるはずじゃ」
ヴァルゴ「目覚めた」
速水「そうか」
ヴァルゴ「行くのか」
速水「鬼島は桐生さんの仇だ。あいつだけは俺が倒す」
ヴァルゴ「・・・・・」
速水「ヴァルゴよ」
ヴァルゴ「なんだ」
速水「案内してくれ」
ヴァルゴ「・・・・・」
速水「どうした」
ヴァルゴ「キャンサーとアリエスが動き出した」
速水「アリエス?山田なら眠ってるはずじゃ」
ヴァルゴ「目覚めた」
速水「そうか」
ヴァルゴ「行くのか」
速水「鬼島は桐生さんの仇だ。あいつだけは俺が倒す」
ヴァルゴ「・・・・・」
速水「ヴァルゴよ」
ヴァルゴ「なんだ」
速水「案内してくれ」
ヴァルゴ「・・・・・」
97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/07(月) 02:39:43.31 ID:LV+9p/ub0
ヴァルゴの立ち位置が興味深い
98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/07(月) 02:39:55.99 ID:ZP1MB2Uc0
キャンサー「喧嘩自慢がこんなもんかい?」
弦太朗「うっ・・・・・」
アリエス「へばっちゃダメだよ。ほら膝付いたら。城島さんが」
ユウキ「い、痛いよ。やめて山田くん!」
キャンサー「痛いって痛いって。弦ちゃんの方が痛いのにねぇ」
弦太朗「全然平気だぜ・・・・・お前たちの拳なんざ・・・・・」
キャンサー「生意気なんだよ」
アリエス「ホントにね」
キャンサー「死ぬまで殴ってやるよ」
ユウキ「や、やめて・・・・・弦ちゃんが死んじゃう」
アリエス「安心しなよ。死んだら君も殺してあげるから」
弦太朗「うっ・・・・・」
アリエス「へばっちゃダメだよ。ほら膝付いたら。城島さんが」
ユウキ「い、痛いよ。やめて山田くん!」
キャンサー「痛いって痛いって。弦ちゃんの方が痛いのにねぇ」
弦太朗「全然平気だぜ・・・・・お前たちの拳なんざ・・・・・」
キャンサー「生意気なんだよ」
アリエス「ホントにね」
キャンサー「死ぬまで殴ってやるよ」
ユウキ「や、やめて・・・・・弦ちゃんが死んじゃう」
アリエス「安心しなよ。死んだら君も殺してあげるから」
99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/07(月) 02:45:41.49 ID:ZP1MB2Uc0
速水「ありがとう。ヴァルゴ」
ヴァルゴ「・・・・・」
弦太朗「羽付きと校長・・・・・?」
速水「如月。俺が動き出したら城島さんを救え」
弦太朗「何言ってんだよ・・・・・」
速水「鬼島」カチッ
リブラ「桐生さんの仇は取らせてもらうぞ」
キャンサー「仇?」
アリエス「クスクス。一歩でも動くとこの子の命が・・・・・ん?」
リブラ「後ろだ山田」
アリエス「なっ・・・・・」
リブラ「城島さんは貰うぞ。如月!」
弦太朗「お、おう」
リブラ「城島さんを連れて逃げろ」
ヴァルゴ「・・・・・」
弦太朗「羽付きと校長・・・・・?」
速水「如月。俺が動き出したら城島さんを救え」
弦太朗「何言ってんだよ・・・・・」
速水「鬼島」カチッ
リブラ「桐生さんの仇は取らせてもらうぞ」
キャンサー「仇?」
アリエス「クスクス。一歩でも動くとこの子の命が・・・・・ん?」
リブラ「後ろだ山田」
アリエス「なっ・・・・・」
リブラ「城島さんは貰うぞ。如月!」
弦太朗「お、おう」
リブラ「城島さんを連れて逃げろ」
102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/07(月) 02:50:51.05 ID:ZP1MB2Uc0
キャンサー「さてと校長。攻撃してみてくださいよ」
アリエス「ほらやってくださいよ」
リブラ「行かせてもらうぞ」
キャンサー「消えたな」
アリエス「僕の方から来る」
リブラ「隙ありだ」
アリエス「バレてるんだよ!」
キャンサー「そういう事だ」
リブラ「・・・・・っっ」
キャンサー「あたしは地獄を見た。そしてあたしは新しい力を得た」
アリエス「それは僕との融合」
キャンサー「あたしは食らうことで力を得る。山田」
アリエス「校長。これで最後だ」
リブラ「俺は死なない」
アリエス「ほらやってくださいよ」
リブラ「行かせてもらうぞ」
キャンサー「消えたな」
アリエス「僕の方から来る」
リブラ「隙ありだ」
アリエス「バレてるんだよ!」
キャンサー「そういう事だ」
リブラ「・・・・・っっ」
キャンサー「あたしは地獄を見た。そしてあたしは新しい力を得た」
アリエス「それは僕との融合」
キャンサー「あたしは食らうことで力を得る。山田」
アリエス「校長。これで最後だ」
リブラ「俺は死なない」
105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/07(月) 02:57:47.30 ID:ZP1MB2Uc0
合体キャンサー「あたし達には近づけない/これでお終いだ」
リブラ「近づくにも奴の遠距離からの攻撃。そして近距離のハサミ」
合体キャンサー「まずは腕から切り落としてやる/次に足だ」
リブラ「ならば!」
合体キャンサー「気でも狂ったのかい校長/絶望したんだね」
リブラ「うりゃああああああああああああああああああああああ」
合体キャンサー「ちっ。何が目的なんだこいつは/鬼島くん!」
リブラ「貴様の懐に入り込んだぞ!」
合体キャンサー「だからどうした/無駄だよ校長」
リブラ「この距離ならお前たちのお得意の攻撃もできまい!」
合体キャンサー「何だと/何を根拠に」
リブラ「これで最後だ。更生しろ。鬼島!山田!」
リブラ「近づくにも奴の遠距離からの攻撃。そして近距離のハサミ」
合体キャンサー「まずは腕から切り落としてやる/次に足だ」
リブラ「ならば!」
合体キャンサー「気でも狂ったのかい校長/絶望したんだね」
リブラ「うりゃああああああああああああああああああああああ」
合体キャンサー「ちっ。何が目的なんだこいつは/鬼島くん!」
リブラ「貴様の懐に入り込んだぞ!」
合体キャンサー「だからどうした/無駄だよ校長」
リブラ「この距離ならお前たちのお得意の攻撃もできまい!」
合体キャンサー「何だと/何を根拠に」
リブラ「これで最後だ。更生しろ。鬼島!山田!」
110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/07(月) 03:04:00.55 ID:ZP1MB2Uc0
ヴァルゴ「・・・・・」
速水「この二人を処分するのはやめてくれ」
ヴァルゴ「・・・・・」
速水「頼むよ」
ヴァルゴ「後はお前に任せる。好きにしろ」
速水「すまん」
弦太朗「おーい校長」
速水「如月」
弦太朗「大丈夫か?」
速水「何とかな。それよりこの二人を」
弦太朗「よし!しっかりしろ。鬼島に山田」
鬼島「あ、ありがとう」
山田「・・・・・」
速水「この二人を処分するのはやめてくれ」
ヴァルゴ「・・・・・」
速水「頼むよ」
ヴァルゴ「後はお前に任せる。好きにしろ」
速水「すまん」
弦太朗「おーい校長」
速水「如月」
弦太朗「大丈夫か?」
速水「何とかな。それよりこの二人を」
弦太朗「よし!しっかりしろ。鬼島に山田」
鬼島「あ、ありがとう」
山田「・・・・・」
112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/07(月) 03:11:05.28 ID:ZP1MB2Uc0
ユウキ「それにしても校長先生がね」
弦太朗「俺も驚いた」
速水「だよね。そりゃ驚くよ」
賢吾「おい!如月。ゾディアーツだ。朔田のやつ先に行ったぞ」
弦太朗「よし!」
ユウキ「変身だね弦ちゃん!」
速水「先に行ってるぞ」カチッ
弦太朗「あっ!校長!俺もすぐ行くから」
リブラ「ああ」
ユウキ「また頼もしい仲間が増えたね弦ちゃん!」
フォーゼ「まったくだ。頼りにしてるぜ校長!」
終
弦太朗「俺も驚いた」
速水「だよね。そりゃ驚くよ」
賢吾「おい!如月。ゾディアーツだ。朔田のやつ先に行ったぞ」
弦太朗「よし!」
ユウキ「変身だね弦ちゃん!」
速水「先に行ってるぞ」カチッ
弦太朗「あっ!校長!俺もすぐ行くから」
リブラ「ああ」
ユウキ「また頼もしい仲間が増えたね弦ちゃん!」
フォーゼ「まったくだ。頼りにしてるぜ校長!」
終
113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/07(月) 03:14:11.93 ID:dW+SdxSk0
乙
本編でもこうなれ
本編でもこうなれ
114: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/07(月) 03:15:40.20 ID:+VGQ3CF70
本編では謎のバックルとカードを取り出す展開を待っている
116: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/07(月) 03:45:42.31 ID:lM3x8oC3O
乙
Entry ⇒ 2012.05.15 | Category ⇒ 仮面ライダーSS | Comments (0) | Trackbacks (0)
地獄大使「えっクビですか?」 首領「うん」
元スレ:地獄大使「えっクビですか?」 首領「うん」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1333119376/
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1333119376/
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/30(金) 23:56:16.40 ID:ErTNeXuA0
地獄大使「そんないきなり・・・・・」
首領「すまんな」
ブラック将軍「・・・・・」
地獄大使「誰ですそいつ」
首領「新しい幹部」
地獄大使「えっ?」
首領「新しくゲルショッカーになるからさ解るだろ?」
地獄大使「・・・・・」
首領「すまんな」
ブラック将軍「・・・・・」
地獄大使「誰ですそいつ」
首領「新しい幹部」
地獄大使「えっ?」
首領「新しくゲルショッカーになるからさ解るだろ?」
地獄大使「・・・・・」
4 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 00:07:41.39 ID:ErTNeXuA0
地獄大使「・・・・・」
首領「それに今度の組織は二種類の生物を混ぜた怪人なんだよね」
地獄大使「はあ」
首領「ちなみにこの男も」
ブラック将軍「フフフ」
地獄大使「じゃあ私めにも再改造を」
首領「いや無理だからな」
地獄大使「なぜです」
首領「金がかかるんだよ再改造って」
地獄大使「・・・・・」
首領「それに今度の組織は二種類の生物を混ぜた怪人なんだよね」
地獄大使「はあ」
首領「ちなみにこの男も」
ブラック将軍「フフフ」
地獄大使「じゃあ私めにも再改造を」
首領「いや無理だからな」
地獄大使「なぜです」
首領「金がかかるんだよ再改造って」
地獄大使「・・・・・」
5 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 00:10:42.40 ID:uaPFKqSR0
首領「お前今の体気に入ってるだろ?」
地獄大使「ええ」
首領「例えばハエとかゴキブリをドッキングさせてみるだろ」
地獄大使「いや何でそのチョイスなんだよ」
首領「想像してみハエガランダとかゴキガランダを」
地獄大使「・・・・・」
首領「な?」
地獄大使「・・・・・」
地獄大使「ええ」
首領「例えばハエとかゴキブリをドッキングさせてみるだろ」
地獄大使「いや何でそのチョイスなんだよ」
首領「想像してみハエガランダとかゴキガランダを」
地獄大使「・・・・・」
首領「な?」
地獄大使「・・・・・」
7 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 00:21:27.94 ID:uaPFKqSR0
地獄大使「はあ・・・・・」
科学者「どうしたのですか?」
地獄大使「クビ切られた」
科学者「えっ?」
シオマネキング「首ってあるじゃんか」
モスキラス「そっちじゃないから」
ジャガーマン「それじゃあ我々の今後の生活は!?」
地獄大使「何とも言えん・・・・・」
エレキボタル「そんなぁ」
ウニドグマ「・・・・・」
地獄大使「落ち込みたいのは俺の方だよ」
科学者「どうしたのですか?」
地獄大使「クビ切られた」
科学者「えっ?」
シオマネキング「首ってあるじゃんか」
モスキラス「そっちじゃないから」
ジャガーマン「それじゃあ我々の今後の生活は!?」
地獄大使「何とも言えん・・・・・」
エレキボタル「そんなぁ」
ウニドグマ「・・・・・」
地獄大使「落ち込みたいのは俺の方だよ」
8 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 00:27:00.21 ID:uaPFKqSR0
戦闘員「ただいまー」
毒トカゲ男「みんな何してるんだ?」
モスキラス「荷造りさ」
毒トカゲ男「引っ越すのか?」
シオマネキング「俺たちはもう用済みだとよ」
毒トカゲ男「えーっ」
ジャガーマン「お前もほら手伝えよ」
エレキボタル「海蛇男はどうしたんだ?」
戦闘員「ライダーに敗れました・・・・・」
ウニドグマ「・・・・・」
毒トカゲ男「みんな何してるんだ?」
モスキラス「荷造りさ」
毒トカゲ男「引っ越すのか?」
シオマネキング「俺たちはもう用済みだとよ」
毒トカゲ男「えーっ」
ジャガーマン「お前もほら手伝えよ」
エレキボタル「海蛇男はどうしたんだ?」
戦闘員「ライダーに敗れました・・・・・」
ウニドグマ「・・・・・」
9 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 00:38:27.27 ID:zCQ5NGPP0
粛正されるよりは…
10 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 00:44:42.72 ID:uaPFKqSR0
カミキリキッド「俺たちでライダー倒そうぜ」
シオマネキング「いやいや」
モスキラス「無理でしょ」
カミキリキッド「やってみないと解らないだろ」
ジャガーマン「俺やるよ」
毒トカゲ男「俺も」
エレキボタル「俺もだ」
ウニドグマ「・・・・・」
カミキリキッド「お前たちは?」
シオマネキング「パス」
モスキラス「俺も」
カミキリキッド「総攻撃だ行くぞ!」
ジャガーマン「おおー」
シオマネキング「いやいや」
モスキラス「無理でしょ」
カミキリキッド「やってみないと解らないだろ」
ジャガーマン「俺やるよ」
毒トカゲ男「俺も」
エレキボタル「俺もだ」
ウニドグマ「・・・・・」
カミキリキッド「お前たちは?」
シオマネキング「パス」
モスキラス「俺も」
カミキリキッド「総攻撃だ行くぞ!」
ジャガーマン「おおー」
11 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 00:53:18.08 ID:uaPFKqSR0
カミキリキッド「ここが少年ライダー隊の本部か」
エレキボタル「ノックしましょうか」
カミキリキッド「すんませーん」
ヨッコ「はーい」
カミキリキッド「どうも」
ヨッコ「えっ・・・・・」
滝「どうしたヨッコ?」
毒トカゲ男「よお」
滝「ショッカー!」
カミキリキッド「本郷は居ないようだな」
隼人「俺は居るけど」
ジャガーマン「げっ2号が居る」
カミキリキッド「・・・・・」
エレキボタル「ノックしましょうか」
カミキリキッド「すんませーん」
ヨッコ「はーい」
カミキリキッド「どうも」
ヨッコ「えっ・・・・・」
滝「どうしたヨッコ?」
毒トカゲ男「よお」
滝「ショッカー!」
カミキリキッド「本郷は居ないようだな」
隼人「俺は居るけど」
ジャガーマン「げっ2号が居る」
カミキリキッド「・・・・・」
12 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 00:53:26.74 ID:vKvn0G4MO
劇場版の怪人軍団にそんな裏側が…
13 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 01:00:52.89 ID:uaPFKqSR0
地獄大使「これは・・・・・」
科学者「どうやら死神博士の遺品みたいですね」
地獄大使「何だこれは」
科学者「はあタイムマシンって書いてあります」
地獄大使「いいこと考えた」
科学者「?」
地獄大使「こいつを使ってまだ見ぬ悪共を勧誘しよう」
科学者「えっ!?」
地獄大使「どうせあと2年ぐらい経てば三種類の生物とか」
科学者「はあ・・・・・」
地獄大使「機械合成怪人とか居そうだろ?」
科学者「それまでこの組織が残ってるのかどうかと」
地獄大使「とにかく行ってみようか」
科学者「私もですか!?」
地獄大使「一人じゃ心細いだろ」
科学者「どうやら死神博士の遺品みたいですね」
地獄大使「何だこれは」
科学者「はあタイムマシンって書いてあります」
地獄大使「いいこと考えた」
科学者「?」
地獄大使「こいつを使ってまだ見ぬ悪共を勧誘しよう」
科学者「えっ!?」
地獄大使「どうせあと2年ぐらい経てば三種類の生物とか」
科学者「はあ・・・・・」
地獄大使「機械合成怪人とか居そうだろ?」
科学者「それまでこの組織が残ってるのかどうかと」
地獄大使「とにかく行ってみようか」
科学者「私もですか!?」
地獄大使「一人じゃ心細いだろ」
14 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 01:07:42.20 ID:uaPFKqSR0
カミキリキッド「本郷はどうした」
隼人「特訓してるんじゃないか」
滝「他の連中は買い物とか」
ジャガーマン「どうします」
カミキリキッド「どうせならダブルライダーを一気にやった方が」
毒トカゲ男「いや一人の方が楽でしょうが」
カミキリキッド「そっちのが首領の評価も上がるだろうが」
エレキボタル「確かにそうですけど」
カミキリキッド「待たせてもらうぜ」
隼人「どうぞ」
隼人「特訓してるんじゃないか」
滝「他の連中は買い物とか」
ジャガーマン「どうします」
カミキリキッド「どうせならダブルライダーを一気にやった方が」
毒トカゲ男「いや一人の方が楽でしょうが」
カミキリキッド「そっちのが首領の評価も上がるだろうが」
エレキボタル「確かにそうですけど」
カミキリキッド「待たせてもらうぜ」
隼人「どうぞ」
15 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 01:14:33.08 ID:uaPFKqSR0
科学者「ある程度集まりましたね・・・・・」
百目タイタン「・・・・・」
ゼネラルモンスター「・・・・・」
ガテゾーン「・・・・・」
ドラス「・・・・・」
バダー「・・・・・」
ローズオルフェノク「・・・・・」
ガオウ「・・・・・」
アンク「・・・・・」
地獄大使「悪そうな奴ばかりだ」
科学者「確かに」
百目タイタン「・・・・・」
ゼネラルモンスター「・・・・・」
ガテゾーン「・・・・・」
ドラス「・・・・・」
バダー「・・・・・」
ローズオルフェノク「・・・・・」
ガオウ「・・・・・」
アンク「・・・・・」
地獄大使「悪そうな奴ばかりだ」
科学者「確かに」
16 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 01:22:35.86 ID:uaPFKqSR0
百目タイタン「おい」
地獄大使「何だ」
ローズオルフェノク「我々を勧誘してどうする気だ」
地獄大使「ショッカーを取り戻すって説明したろ」
バダー「・・・・・」
ガテゾーン「興味ないね」
地獄大使「いやそれを承知で来たんだろ」
ゼネラルモンスター「いや全くないんだけど」
アンク「僕帰りたい・・・・・」
地獄大使「こいつら・・・・・」
地獄大使「何だ」
ローズオルフェノク「我々を勧誘してどうする気だ」
地獄大使「ショッカーを取り戻すって説明したろ」
バダー「・・・・・」
ガテゾーン「興味ないね」
地獄大使「いやそれを承知で来たんだろ」
ゼネラルモンスター「いや全くないんだけど」
アンク「僕帰りたい・・・・・」
地獄大使「こいつら・・・・・」
17 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 01:26:02.48 ID:uaPFKqSR0
ガニコウモル「見ろよショッカーの連中がまだ居るぜ」
ムカデタイガー「クスクス」
シオマネキング「何だお前たち!」
モスキラス「よせ多分こいつらがゲルショッカーの連中だろ」
ハエトリバチ「邪魔だからあっち行け」
戦闘員「・・・・・」
サソリトカゲス「お前らはもう必要ないんだよ」
モスキラス「・・・・・」
シオマネキング「くそ・・・・・」
ムカデタイガー「クスクス」
シオマネキング「何だお前たち!」
モスキラス「よせ多分こいつらがゲルショッカーの連中だろ」
ハエトリバチ「邪魔だからあっち行け」
戦闘員「・・・・・」
サソリトカゲス「お前らはもう必要ないんだよ」
モスキラス「・・・・・」
シオマネキング「くそ・・・・・」
19 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 01:31:29.24 ID:uaPFKqSR0
カミキリキッド「こういうわけなんだ」
隼人「ふーん」
滝「お前たちも大変だな」
エレキボタル「お嬢さん電話番号を教えてください」
ヨッコ「えっ」
ジャガーマン「やめろ嫌がってるだろ」
カミキリキッド「大変なんだよね」
隼人「ゲルショッカーだってさ」
滝「本郷もおやっさんも驚くだろうな」
カミキリキッド「・・・・・」
ナオキ「ただいまー」
ミツル「うわっ・・・・・」
カミキリキッド「お邪魔してます」
隼人「ふーん」
滝「お前たちも大変だな」
エレキボタル「お嬢さん電話番号を教えてください」
ヨッコ「えっ」
ジャガーマン「やめろ嫌がってるだろ」
カミキリキッド「大変なんだよね」
隼人「ゲルショッカーだってさ」
滝「本郷もおやっさんも驚くだろうな」
カミキリキッド「・・・・・」
ナオキ「ただいまー」
ミツル「うわっ・・・・・」
カミキリキッド「お邪魔してます」
20 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 01:36:31.49 ID:uaPFKqSR0
ゼネラルモンスター「俺手伝うよ」
地獄大使「すまん」
ゼネラルモンスター「ゾル大佐の同僚だもんなあんた」
ガテゾーン「俺も面白そうだしやってやるよ」
バダー「俺も」
ローズオルフェノク「ガオウあんたは?」
ガオウ「いいだろう」
ドラス「・・・・・」
ガオウ「どうやらこいつも手伝うらしいぞ」
科学者「君は?」
アンク「うーん。いいよ」
地獄大使「お前はどうなんだ」
百目タイタン「俺はやだ」
地獄大使「すまん」
ゼネラルモンスター「ゾル大佐の同僚だもんなあんた」
ガテゾーン「俺も面白そうだしやってやるよ」
バダー「俺も」
ローズオルフェノク「ガオウあんたは?」
ガオウ「いいだろう」
ドラス「・・・・・」
ガオウ「どうやらこいつも手伝うらしいぞ」
科学者「君は?」
アンク「うーん。いいよ」
地獄大使「お前はどうなんだ」
百目タイタン「俺はやだ」
21 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 01:46:22.52 ID:uaPFKqSR0
百目タイタン「俺地底王国の王だし」
ローズオルフェノク「関係ないだろ」
ガオウ「そうだぞ」
ゼネラルモンスター「同じ悪党が苦しんでると言うのに」
ローズオルフェノク「俺だって社長なんだからさ」
アンク「もっと協力的になろうよ」
ガテゾーン「空気読もうぜおっさん」
百目タイタン「・・・・・」
ローズオルフェノク「関係ないだろ」
ガオウ「そうだぞ」
ゼネラルモンスター「同じ悪党が苦しんでると言うのに」
ローズオルフェノク「俺だって社長なんだからさ」
アンク「もっと協力的になろうよ」
ガテゾーン「空気読もうぜおっさん」
百目タイタン「・・・・・」
23 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 01:51:34.20 ID:uaPFKqSR0
モスキラス「このままどうなるんだろな」
シオマネキング「解らない」
戦闘員「・・・・・」
暗闇大使「何やってんだお前たち」
モスキラス「あっ」
シオマネキング「どこ行ってたんだよあんた」
暗闇大使「?」
戦闘員「あれこの人・・・・・」
暗闇大使「わしは暗闇大使の方だ」
シードラゴン1世「違いがわからない」
シードラゴン2世「多分あの触覚だろうな」
シードラゴン3世「ああなるほど」
暗闇大使「あいつと一緒にするのやめてくれんか」
戦闘員「本当に嫌いなんだな」
シオマネキング「解らない」
戦闘員「・・・・・」
暗闇大使「何やってんだお前たち」
モスキラス「あっ」
シオマネキング「どこ行ってたんだよあんた」
暗闇大使「?」
戦闘員「あれこの人・・・・・」
暗闇大使「わしは暗闇大使の方だ」
シードラゴン1世「違いがわからない」
シードラゴン2世「多分あの触覚だろうな」
シードラゴン3世「ああなるほど」
暗闇大使「あいつと一緒にするのやめてくれんか」
戦闘員「本当に嫌いなんだな」
24 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 01:53:53.33 ID:uaPFKqSR0
暗闇大使「そうなのか」
シオマネキング「そうなのです」
モスキラス「どうしたらいいのか」
暗闇大使「わしが首領と話し合ってやろうか?」
モスキラス「本当ですか」
暗闇大使「あいつに借りを作るチャンスだからな」
シオマネキング「・・・・・」
暗闇大使「ふふふ」
シオマネキング「そうなのです」
モスキラス「どうしたらいいのか」
暗闇大使「わしが首領と話し合ってやろうか?」
モスキラス「本当ですか」
暗闇大使「あいつに借りを作るチャンスだからな」
シオマネキング「・・・・・」
暗闇大使「ふふふ」
25 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 01:57:43.38 ID:uaPFKqSR0
地獄大使「よし派手に暴れてやろうぜ」
百目タイタン「はいはい」
ガテゾーン「おっしゃ」
ゼネラルモンスター「ゲルショッカーなんて怖くない」
ローズオルフェノク「新生ショッカーの怖さを見せてやろう」
ガオウ「ついでに金品ごっそり盗んだろ」
ドラス「・・・・・」
バダー「・・・・・」
アンク「さあみんな行こうよ」
科学者「おおーっ」
地獄大使「待ってろよ首領・・・・・」
百目タイタン「はいはい」
ガテゾーン「おっしゃ」
ゼネラルモンスター「ゲルショッカーなんて怖くない」
ローズオルフェノク「新生ショッカーの怖さを見せてやろう」
ガオウ「ついでに金品ごっそり盗んだろ」
ドラス「・・・・・」
バダー「・・・・・」
アンク「さあみんな行こうよ」
科学者「おおーっ」
地獄大使「待ってろよ首領・・・・・」
27 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 02:00:57.59 ID:uaPFKqSR0
ナオキ「ねえ何でショッカーが居るの」
ヨッコ「解らない」
ミツル「滝隊長も隼人兄ちゃんもべろんべろんに酔ってるよ」
ジャガーマン「まさか酒を飲み始めるとはこいつら・・・・・」
ヨッコ「あなたは飲まなかったのですね」
ジャガーマン「バイクで来ましたから俺」
ヨッコ「・・・・・」
ジャガーマン「おいお前車で来てんだろ」
エレキボタル「・・・・・」
ジャガーマン「完全に酔いつぶれてる」
ヨッコ「解らない」
ミツル「滝隊長も隼人兄ちゃんもべろんべろんに酔ってるよ」
ジャガーマン「まさか酒を飲み始めるとはこいつら・・・・・」
ヨッコ「あなたは飲まなかったのですね」
ジャガーマン「バイクで来ましたから俺」
ヨッコ「・・・・・」
ジャガーマン「おいお前車で来てんだろ」
エレキボタル「・・・・・」
ジャガーマン「完全に酔いつぶれてる」
28 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 02:05:10.65 ID:uaPFKqSR0
ブラック将軍「えっ首領と話したい?」
暗闇大使「うん」
首領「久しぶりだな」
暗闇大使「どうも」
首領「それで話とは」
暗闇大使「ショッカー解散をやめていただきたい」
首領「は?」
暗闇大使「いやそんな冷たくせんでも」
首領「いやお前が訳の分からない事いうもんだから」
暗闇大使「・・・・・」
暗闇大使「うん」
首領「久しぶりだな」
暗闇大使「どうも」
首領「それで話とは」
暗闇大使「ショッカー解散をやめていただきたい」
首領「は?」
暗闇大使「いやそんな冷たくせんでも」
首領「いやお前が訳の分からない事いうもんだから」
暗闇大使「・・・・・」
29 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 02:07:56.56 ID:uaPFKqSR0
1号「ライダーキーック」
イモゲラス「うぎゃ」
おやっさん「ライダー!」
ユリ「ライダー!」
チョコ「ライダー!」
1号「みんな無事か?」
おやっさん「何とかな」
1号「それにしても一文字と滝は何をしてるんだ」
おやっさん「全くだ連絡一つもよこさんと・・・・・」
1号「それにしても買い物帰りに襲われるなんてとんだ災難だな」
イモゲラス「うぎゃ」
おやっさん「ライダー!」
ユリ「ライダー!」
チョコ「ライダー!」
1号「みんな無事か?」
おやっさん「何とかな」
1号「それにしても一文字と滝は何をしてるんだ」
おやっさん「全くだ連絡一つもよこさんと・・・・・」
1号「それにしても買い物帰りに襲われるなんてとんだ災難だな」
31 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 02:13:34.96 ID:uaPFKqSR0
暗闇大使「ですから・・・・・」
首領「わかった」
暗闇大使「はい」
首領「お前の言い分も正しい。ブラック将軍」
ブラック将軍「はい?」
首領「ゲルショッカーの件見送るわ」
ブラック将軍「えっ?」
首領「やばくなるまでアフリカで待機しててくれ」
ブラック将軍「は、はあ・・・・・」
ワシカマキリ「た、大変です・・・・・」
ブラック将軍「どうした!」
ワシカマキリ「地獄大使の反乱が・・・・・」
首領「えっ・・・・・」
首領「わかった」
暗闇大使「はい」
首領「お前の言い分も正しい。ブラック将軍」
ブラック将軍「はい?」
首領「ゲルショッカーの件見送るわ」
ブラック将軍「えっ?」
首領「やばくなるまでアフリカで待機しててくれ」
ブラック将軍「は、はあ・・・・・」
ワシカマキリ「た、大変です・・・・・」
ブラック将軍「どうした!」
ワシカマキリ「地獄大使の反乱が・・・・・」
首領「えっ・・・・・」
32 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 02:19:04.64 ID:uaPFKqSR0
ガオウ「死ねぇ」
ガラオックス「」
ローズオルフェノク「こいつめ」
クラゲウルフ「うぐっ」
ヤモリジン「せいっ」
ガニコウモル「野郎・・・・・」
百目タイタン「タイタン破壊銃」
ムカデタイガー「何の」
ガテゾーン「後ろは俺とバダーに任せてお前たちは先に行け」
地獄大使「しかし・・・・・」
バダー「早く行くんだ」
地獄大使「よし」
科学者「このまま乗り込みましょう」
ガラオックス「」
ローズオルフェノク「こいつめ」
クラゲウルフ「うぐっ」
ヤモリジン「せいっ」
ガニコウモル「野郎・・・・・」
百目タイタン「タイタン破壊銃」
ムカデタイガー「何の」
ガテゾーン「後ろは俺とバダーに任せてお前たちは先に行け」
地獄大使「しかし・・・・・」
バダー「早く行くんだ」
地獄大使「よし」
科学者「このまま乗り込みましょう」
33 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 02:24:14.79 ID:uaPFKqSR0
ジャガーマン「・・・・・」
ヨッコ「意外といい人なんですね」
ナオキ「見直しちゃったよ」
ミツル「ショッカーって悪い奴ばかりじゃないんだね」
ジャガーマン「えへへ」
アブゴメス「おい!エレキボタル」
ジャガーマン「通信か。あいつなら寝てるぜ」
アブゴメス「その声はジャガーマンか」
ジャガーマン「おお」
アブゴメス「アジトがえらい事になってんだ助けてくれ」
ジャガーマン「いや今買い出し中だし・・・・・」
アブゴメス「早く来てくれ!」
ジャガーマン「解ったよ・・・・・」
ヨッコ「意外といい人なんですね」
ナオキ「見直しちゃったよ」
ミツル「ショッカーって悪い奴ばかりじゃないんだね」
ジャガーマン「えへへ」
アブゴメス「おい!エレキボタル」
ジャガーマン「通信か。あいつなら寝てるぜ」
アブゴメス「その声はジャガーマンか」
ジャガーマン「おお」
アブゴメス「アジトがえらい事になってんだ助けてくれ」
ジャガーマン「いや今買い出し中だし・・・・・」
アブゴメス「早く来てくれ!」
ジャガーマン「解ったよ・・・・・」
36 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 02:27:49.24 ID:uaPFKqSR0
本郷「何だよこれ」
おやっさん「おい起きろ」
隼人「おやっさんおはよう・・・・・」
おやっさん「おはようじゃないだろ」
本郷「こらっ」
カミキリキッド「いてっ」
ユリ「ねえヨッコは?」
毒トカゲ男「つまみ買いに行ったぜ」
本郷「滝どうなってるんだ」
滝「うるさい寝かせてくれ」
本郷「ダメだ完全に酔ってる・・・・・」
おやっさん「おい起きろ」
隼人「おやっさんおはよう・・・・・」
おやっさん「おはようじゃないだろ」
本郷「こらっ」
カミキリキッド「いてっ」
ユリ「ねえヨッコは?」
毒トカゲ男「つまみ買いに行ったぜ」
本郷「滝どうなってるんだ」
滝「うるさい寝かせてくれ」
本郷「ダメだ完全に酔ってる・・・・・」
37 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 02:33:27.96 ID:uaPFKqSR0
ガニコウモル「」
百目タイタン「はぁはぁ」
サソリトカゲス「おらっ」
百目タイタン「次から次へと・・・・・」
ガテゾーン「おらおら」
ハエトリバチ「うっ」
バダー「えいっ」
エイドクガ「」
ガテゾーン「よし轢くぞ」
バダー「おお」
ナメクジキノコ「いやちょっと待て・・・・・」
ガテゾーン「問答無用のストームダガー」
バダー「天下無敵のバギブソン」
ナメクジキノコ「」
百目タイタン「はぁはぁ」
サソリトカゲス「おらっ」
百目タイタン「次から次へと・・・・・」
ガテゾーン「おらおら」
ハエトリバチ「うっ」
バダー「えいっ」
エイドクガ「」
ガテゾーン「よし轢くぞ」
バダー「おお」
ナメクジキノコ「いやちょっと待て・・・・・」
ガテゾーン「問答無用のストームダガー」
バダー「天下無敵のバギブソン」
ナメクジキノコ「」
38 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 02:37:06.47 ID:uaPFKqSR0
アンク「・・・・・」
サボテンバット「」
地獄大使「あれは・・・・・」
ショッカーライダー「・・・・・」
科学者「6人のライダー?」
ガオウ「ここは俺たちに任せろ」
ドラス「・・・・・」
地獄大使「頼んだぞ」
ローズオルフェノク「もうすぐか?」
地獄大使「ああここを右に行くと」
アンク「早く行こう」
科学者「・・・・・」
サボテンバット「」
地獄大使「あれは・・・・・」
ショッカーライダー「・・・・・」
科学者「6人のライダー?」
ガオウ「ここは俺たちに任せろ」
ドラス「・・・・・」
地獄大使「頼んだぞ」
ローズオルフェノク「もうすぐか?」
地獄大使「ああここを右に行くと」
アンク「早く行こう」
科学者「・・・・・」
39 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 02:41:50.74 ID:uaPFKqSR0
ヤモリジン「もう駄目だ」
ムカデタイガー「」
カナリアコブラ「だがこれで終わりだ」
ネズコンドル「へっへっへ」
イノカブト「しぶとい男だ」
ヤモリジン「やばい」
アブゴメス「待てぇ」
ギラーコオロギ「誰か知らんか大丈夫か?」
イノカブト「何だお前たちは」
アブゴメス「俺たちは地獄大使の配下のもんだ」
ヤモリジン「助かった」
ムカデタイガー「」
カナリアコブラ「だがこれで終わりだ」
ネズコンドル「へっへっへ」
イノカブト「しぶとい男だ」
ヤモリジン「やばい」
アブゴメス「待てぇ」
ギラーコオロギ「誰か知らんか大丈夫か?」
イノカブト「何だお前たちは」
アブゴメス「俺たちは地獄大使の配下のもんだ」
ヤモリジン「助かった」
40 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 02:44:47.12 ID:uaPFKqSR0
戦闘員「外が騒がしいと思ったら」
ネコヤモリ「」
クモライオン「」
モスキラス「何がどうなってるんだ」
イソギンジャガー「あっお前たち」
シオマネキング「どうやら内乱っぽいな」
戦闘員「暗闇大使が穏便にしようとしてたのに」
ガラオックス「死ねぇ!」
ジャガーマン「ちょっと待った」
イソギンジャガー「車で吹っ飛ばすとは卑怯だぞ」
ジャガーマン「うるさい」
ネコヤモリ「」
クモライオン「」
モスキラス「何がどうなってるんだ」
イソギンジャガー「あっお前たち」
シオマネキング「どうやら内乱っぽいな」
戦闘員「暗闇大使が穏便にしようとしてたのに」
ガラオックス「死ねぇ!」
ジャガーマン「ちょっと待った」
イソギンジャガー「車で吹っ飛ばすとは卑怯だぞ」
ジャガーマン「うるさい」
41 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 02:47:44.48 ID:uaPFKqSR0
地獄大使「ここが首領の間だ」
科学者「開けましょう」
暗闇大使「おっ」
地獄大使「ん?」
首領「とんでもない事してくれたな」
地獄大使「うるさい!」
首領「えっ・・・・・」
ブラック将軍「ここは私にお任せを」
地獄大使「変身」
ブラック将軍「変身」
ガラガランダ「決着を付けよう」
ヒルカメレオン「望むところだ」
科学者「開けましょう」
暗闇大使「おっ」
地獄大使「ん?」
首領「とんでもない事してくれたな」
地獄大使「うるさい!」
首領「えっ・・・・・」
ブラック将軍「ここは私にお任せを」
地獄大使「変身」
ブラック将軍「変身」
ガラガランダ「決着を付けよう」
ヒルカメレオン「望むところだ」
42 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 02:51:40.66 ID:uaPFKqSR0
本郷「おーい」
ヨッコ「あっ本郷さん」
ミツル「猛兄ちゃん」
本郷「ここがショッカーのアジトだった場所か・・・・・」
ナオキ「うん」
本郷「これは酷いな」
ヨッコ「みんな大暴れしてましたからね」
地獄大使「ほ、本郷・・・・・」
本郷「うわっびっくりした」
地獄大使「勝ったぞ」
アンク「間一髪だったね」
ゼネラルモンスター「全くだ」
ガテゾーン「死ぬかと思った」
地獄大使「いつか決着をつけてやる楽しみにしてろ」
本郷「何なんだ一体・・・・・」
ヨッコ「あっ本郷さん」
ミツル「猛兄ちゃん」
本郷「ここがショッカーのアジトだった場所か・・・・・」
ナオキ「うん」
本郷「これは酷いな」
ヨッコ「みんな大暴れしてましたからね」
地獄大使「ほ、本郷・・・・・」
本郷「うわっびっくりした」
地獄大使「勝ったぞ」
アンク「間一髪だったね」
ゼネラルモンスター「全くだ」
ガテゾーン「死ぬかと思った」
地獄大使「いつか決着をつけてやる楽しみにしてろ」
本郷「何なんだ一体・・・・・」
44 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 03:00:30.33 ID:uaPFKqSR0
地獄大使「えーっと今日からわしが首領な」
暗闇大使「いやふざけんな」
地獄大使「名前は地獄ショッカーってことで」
百目タイタン「だっさ」
ガテゾーン「もっとましな名前付けようぜ」
ガオウ「超ガオウ一味とか」
ローズオルフェノク「村上峡児とショッカーとか」
科学者「何はともあれ良かったですね」
戦闘員「これからどうするんですか」
地獄大使「世界征服&打倒ライダー」
ゼネラルモンスター「それも有りだな」
地獄大使「よし今日も気張って作戦を練るぞ」
一同「おおーっ」
終
暗闇大使「いやふざけんな」
地獄大使「名前は地獄ショッカーってことで」
百目タイタン「だっさ」
ガテゾーン「もっとましな名前付けようぜ」
ガオウ「超ガオウ一味とか」
ローズオルフェノク「村上峡児とショッカーとか」
科学者「何はともあれ良かったですね」
戦闘員「これからどうするんですか」
地獄大使「世界征服&打倒ライダー」
ゼネラルモンスター「それも有りだな」
地獄大使「よし今日も気張って作戦を練るぞ」
一同「おおーっ」
終
Entry ⇒ 2012.03.31 | Category ⇒ 仮面ライダーSS | Comments (0) | Trackbacks (0)