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やよい「お泊り?」亜美「うんうん」真美「///」

引用元: http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1349018092/
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 00:14:52.67 ID:9yoNsOqc0

―事務所―

真美「亜美じゃん。どったの?今日直帰っしょ?」

亜美「なんかねー、パパ達がなんとかパーチーに行くとかで今日帰ってこないって」

真美「えー、そんなの聞いてないよー」

亜美「まあそんなわけでご飯代としてこいつを頂いたんですが…」

真美「い、一葉さん!?それってこれってもしかして!?」

亜美「余りは小遣い」

亜美真美「「ラッキーデー!!」」


2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 00:17:33.43 ID:9yoNsOqc0

真美「で、どうする?できるだけ安く済ませたいのは山々なんだけどさ、今日のレッスンハードだったし真美けっこー腹ペコだよ…」

亜美「亜美もー…ファミレスとかだと一人1000円超えちゃうよねぇ…」

真美「むむむ…」

亜美「むむむ…」

「…っうー!今日も一日お疲れ様でした!はい、たーっち」

「「いぇい!」」

亜美「…」ティン

亜美「へいへい、やよいっち!」

やよい「う?亜美、どうしたの?」パタパタ


4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 00:24:08.54 ID:9yoNsOqc0

真美「あ、亜美!?」

亜美「ここに5000円札があります」ピラッ

やよい「はわっ!亜美、こんなところでそんな大金出したらだめだよ!」

亜美「こいつは亜美達二人分の夕食代+お小遣いです」

やよい「へぇーそうなんだー」

亜美「そこで物は相談なんだがね、やよいっち」

真美「亜美、まさか…!」

亜美「ここから1000、いや1500出そう!それで亜美たち二人に夕飯を振舞ってはくれまいか!」

やよい「え……えええええええっ!?」

真美「や、やっぱり…」


6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 00:33:34.02 ID:9yoNsOqc0

亜美「やよいっち、この間言っていたよね…やよいっちの家の食事は一食一人当たり大体50円程度だと…」

やよい「さすがにそこまでは…100円くらいだよー」

亜美「ふむ、それが兄弟5人で500円、これに亜美達の1500円を足して2000円!それを亜美たち二人を含めた7人で割ると…えっと…」

やよい「一人当たり285円で余りが5円!」ビシッ

真美「計算はやっ…」

亜美「そ、そう!3倍近い資金が夕食に使えることになるわけだ」

やよい「で、でも…」

亜美「やよいっちの家は食卓が潤う!亜美たちはおいしい食事をおなかいっぱい食べて懐もあったか!」

亜美「まさにWIN-WINの関係と言えるのではないだろうかっ!」ドドーン

やよい「…うぃんうぃん?」

真美「どっちにとってもいいことって感じ…かな」


9: ミスったすまん…>>8の前にこれいれて 2012/10/01(月) 00:41:07.28 ID:9yoNsOqc0

やよい「それは確かにうぃんうぃんかもーっ!」

真美「…」キュン

亜美「でしょでしょー?」

やよい「で、でも…」

亜美「ん?どったの?」

やよい「1500円はさすがに貰いすぎかなーって…元々亜美達のお金だし、ちょっと悪いような…」

亜美「うーん…じゃあ、宿泊代も込みってことで!家に帰っても今日は親帰ってこないしねー」

真美「ちょ、亜美!?」

やよい「亜美達がそれでいいならいいけど…」

亜美「やーりぃ!」

真美「うぅ…」


8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 00:39:41.53 ID:9yoNsOqc0

やよい「あ、真美は…嫌かな?」

真美「ふえぇっ!?」ドキッ

やよい「私の家に来るのいやなのかなーって」

真美「そ、そんなわけないじゃん!」

やよい「でもさっきからなんか元気ないし…」

真美「それは、ほら、あれだよ!今日のレッスンがハードだったからおなか空いちゃって…」

真美「だからやよいっちの作るご飯、楽しみだなー!」

やよい「そうなの?うっうー!じゃあ今日は腕によりを掛けておいしいご飯作るね!」ニコッ

真美「う、うん…///」

やよい「そうと決まればお買い物に行かないと!じゃあ先に行ってるね。また後でー」タタッ


13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 00:53:25.30 ID:9yoNsOqc0

真美「あっ、荷物もちとか……行っちゃった」

亜美「…」ニヤニヤ

真美「…」

亜美「…」ニヤニヤ

真美「…亜美、なんなのさ」

亜美「んっふっふ~真美ってばオ・ト・メですなー」

真美「な、なあっ!?真美はやよいっちのことなんて…!」

亜美「亜美はやよいっちのことなんて言ってないけどー?」

真美「あっ…うぅ…」

亜美「双子ってことをおいといてもさ、あんなバレバレな態度とってたら誰にだってわかるっしょー」


14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 01:00:54.37 ID:9yoNsOqc0

真美「だ、誰にでも…?」

亜美「あ、※ただしやよいっちは除くって感じかな」

真美「安心していいんだか悪いんだかわかんないよー」

亜美「せっかく亜美がオデンダネしてあげたんだから、据え膳皿までとかちつくちてよねっ!」

真美「色々ごちゃごちゃでわけが分からな…ってそうじゃん!こ、これからやよいっちの家に行くって…しかも泊まりとか…」

真美「……」

真美「うあうあー!ど、どどどどどーしよー!!心の準備とか!体の準備とか!って体の準備ってなにさ!」

亜美「ま、真美!落ち着いて…!今すぐやよいっちの家に行くわけじゃないから!亜美達も着替えとか持ってこないとだし」

真美「そ、そっか…そうだよね…とりあえず落ち着こう…」スーハー


18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 01:09:36.13 ID:9yoNsOqc0

亜美「落ち着いた?」

真美「う、うん…少しは…」

亜美「真美隊員、これから我々は家に帰ってお泊りセット等を回収、やよいっちの家に向かう!」

真美「で、でもさ…」

亜美「ん?」

真美「手ぶらで行っていいのかな…?」

亜美「どゆこと?」

真美「この前ぴよちゃんが言ってたんだよ」

小鳥『好きな人の実家に行くときは手土産を忘れないようにしないと結婚できないかもしれないわ!』

小鳥『妄想の中のシミュレーションは完璧なんだけどな…』シロメ

真美「なにか持ってかないと結婚できなくなっちゃうかもだし…」

亜美(元々性別的に結婚できないことは黙っておこう)


20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 01:17:23.85 ID:9yoNsOqc0

亜美「じゃあなんか持ってく?」

真美「でもでも、なにをもって行ったらいいのかな?今日はもうピヨちゃん帰っちゃってるし…」

亜美「うーん、その辺はやよいっちの家に行くまでに考えればいいっしょ」

真美「あ、うん…そだね。じゃあ一旦帰ろっか」

亜美「うん。にーちゃーん!亜美たち帰るねー!」

P「おー、おつかれー」

真美「げ、兄ちゃんいたのか…聞かれなかったかな…」

亜美「聞いてても問題ないっしょ。兄ちゃんだし」

真美「まあ兄ちゃんならいいか…」


23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 01:27:33.60 ID:9yoNsOqc0

―道―


亜美「結局いい案でなかったねー」

真美「うあうあー!このままじゃやよいっちの家に着いちゃうよー」

亜美「うーん…なにかいい手は…」

真美「あっ」

亜美「真美、なんか思いついた?」

真美「やよいっちってさ、確かプリン食べたことないんだよね」

亜美「醤油かけてウニの代わりとして食べたことはあるみたいだけどねー」

真美「だからさ、プリンをプリンとして食べさせてあげるってのは、どうかな?」

亜美「ふむふむ…それって結構いいかも!」

真美「そうと決まればあのお店にGO!!」ダッ

亜美「あっ、真美!待ってよー」ダダッ


24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 01:36:36.03 ID:9yoNsOqc0

―あのお店―

亜美「…」

真美「…」

亜美「プリンが…」

真美「あるにはあるけど…」

亜美「ゴージャスセレブプリンEXのみ・・・だと・・・?」

真美「数は…7こ…」

亜美「やよいっちの兄弟+亜美達でピッタリだね…」

真美「…」

亜美「…」

亜美「お値段が…」

真美「一つ500円だね…」


26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 01:40:42.68 ID:9yoNsOqc0

亜美「…」

真美「つまり、7個で3500円…」

亜美「…」

真美「…よし」

亜美「ま、真美…?まさか…」

真美「一葉さんを使う…」

亜美「だ、だめだよっ!このお金は二人でポ○モンを買うためのっ…」

真美「すまない、亜美…!やよいっちの笑顔には…」

亜美「兄ちゃんだって悲しむよ!亜美達のために厳選作業やりたいって、言ってたじゃない!」

真美「いや、兄ちゃんは真美達に命令されるのと、報酬の双子サンドイッチびんたが目当てなだけだと思う…」

亜美「…」

真美「…」


27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 01:42:01.43 ID:7bQXQ32S0

まさかの変態P


29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 01:50:08.12 ID:9yoNsOqc0

真美「…まあでもこれは真美たち二人のためのお金だからね。亜美が嫌なら諦めるよ」

亜美「まったく、しょーがないなぁ」

真美「亜美さん…!」

亜美「なんだかんだ言って、亜美にもメリットはあるしね」

真美「メリット?」

亜美「この間兄ちゃんが掃除してるやよいっちを見つめつつ、物憂げな表情で呟いてたんだ」

P『はぁ…できることならやよいの弟か箒になりたい…』

亜美「やよいっちと真美がくっつけば亜美はやよいっちの妹ってことだし、ってことは亜美の旦那様も……」

真美「亜美、あんまり言いたくないけど趣味悪いよ」

亜美「しょーがないじゃん!好きになっちゃったんだから…」

真美「っていうか亜美…?さっき兄ちゃんがいるのに事務所で話したのって…」

亜美「んっふっふ~♪」のヮの

真美「目をそらすなー!」


33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 01:57:11.65 ID:9yoNsOqc0

亜美「と、とにかく!真美を応援するのは亜美のためでもあるから!」

真美「亜美…ありがと…」

亜美「貸し一つ、だかんね?いや、お泊りの件込みで2つかな?」ニヤリ

真美「いいけど…真美、兄ちゃんの家にお泊りとか絶対嫌だかんね?」

亜美「そ、それは亜美だって恥ずかしいよ///」

真美「真美が嫌なのは別の理由なんだけど…っていうか真美だってやよいっちの家行くの恥ずかしいし…」ブツブツ

亜美「そろそろ行かないとやよいっち待たせちゃうんじゃない?」

真美「あ、確かに…じゃあプリン買ってやよいっちの家へ向かおう!」

亜美「おぉー!」


35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 02:07:05.34 ID:9yoNsOqc0

―高槻家―

真美「ついに来てしまった…ここがやよいっちの家…」

亜美「真美ー早く入ろー?」

真美「ちょっと待って…今ココロのゾンビを…」

亜美「準備っしょ」ポチッ

ピンポーン

亜美「ちわー、宅配便でーす。双海さんちの美人姉妹、お届けにあがりましたー」

真美「ちょ、亜美!」

パタパタ…ガチャッ

やよい「亜美、真美!いらっしゃい」ニコッ

真美「可愛いなぁ…」


41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 02:29:50.31 ID:9yoNsOqc0

やよい「えっ?」

真美「あっ」

やよい「え、えーっと…///」テレッ

真美「あのそのえっと、だから……エプロン!エプロンが似合ってるなって!」アセアセ

やよい「あ、うん。ありがとー。でもこの間、お料理さしすせそで来てくれた時も私エプロンだったよね?あっちの方が綺麗なのだったと思うけど…」

真美「なんていうか…着慣れてる感じっていうの?それがあるから…」

やよい「あ、そうかな…?えへへ、このエプロンお気に入りだから嬉しいかもー!」

真美(うあうあ~!これ反則っしょー!)

亜美「コホン、そろそろあがってもよいかね?コイツを冷蔵庫に入れないと…」

やよい「う?それなあに?」

亜美「んー、内緒。後でのお楽しみ!先に開けちゃダメだかんねー?」

やよい「う、うん…分かった…!」


46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 02:38:41.97 ID:9yoNsOqc0

やよい「ご飯ができるまでまだかかるから、もう少しだけ待っててね」

亜美「りょうかーい」

真美「ら、らじゃー」ドキドキ

かすみ「あの…いらっしゃい」

亜美「おー、カスミンじゃないか!」

かすみ「か、カスミン…?」

真美「かすみだったらカスミンだYO!こんじょだこんじょってね!」

かすみ「はぁ…あの、姉から聞きました。今日はありがとうございます」

真美「へ?あぁ、いーっていーって!」

亜美「亜美たちにとっても色々都合がいいしね!」

真美「こら、亜美!」

亜美「てへぺろっ☆ミ」


48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 02:47:28.23 ID:9yoNsOqc0

長介「あのっ」

亜美真美「「ん?」」

長介「今日は…い、伊織ねーちゃん来ないの?」

亜美真美((は、はぁ~ん))ニヤリ

真美「少年、残念ながら本日は真美たちだけなのだよ」

長介「そっか…」

亜美「少年、いおりんになにか御用でもあるのかね?」

長介「べ、別にないけど…」

真美「こちらにおわす亜美嬢はいおりん率いる竜宮小町のメンバーでしてな」ニヤニヤ

亜美「言いたいことがあるのなら代わりに伝えてやるのもやぶさめじゃないぞ?」ニヤニヤ

長介「やぶさめ…?いや、俺は…その…」

長介「じゃ、じゃあまた家に…」


やよい「ご飯できたよー」

長介「うわああああああああ!!!」


52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 03:06:54.47 ID:9yoNsOqc0

やよい「もう、長介!いきなり大声出さない!」

長介「だ、だって…」

亜美真美「「…」」ニヤニヤ

かすみ「ほら、長介もお皿並べるの手伝って」

長介「くぅ~…」

真美(やよいっちの妹弟のおかげでちょっと緊張ほぐれたかも…少年、この借りはいおりんのでこに反射させて返してやろう…)

やよい「よし、準備できたかな」

亜美「ほほぉ…これがあの伝説のもやし祭り…!」

真美「そしてこれが巷で噂の秘伝のタレ…!」

やよい「もう、亜美も真美も大げさなんだから…あ、でも今日は亜美と真美のおかげでもやしだけじゃないんだよー」

長介「に、肉だ…」

かすみ「お肉が…」

やよい「今日はもやし祭りすぺしゃるです!!」ドンッ!


54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 03:10:55.85 ID:AxAcz8ot0

に、肉だああああああああああ!!!!


56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 03:21:06.50 ID:9yoNsOqc0

やよい「それじゃあ、始めるよ。皆手を合わせて…」

一同「「「いただきます!!」」」

 ンマイ!    オイシイ…
     ウメェー      ンマンマ
アー、ソレアミノー!   コノヨハ ジャクニク キュウショク ナノダヨ!

やよい「もー、慌てなくてもいっぱいあるから大丈夫だよ」

ゴハンオカワリ!     ワタシモ…
      アミモ!    マミモ!
 ハイハイ、ジュンバンダヨー

―――――

―――



一同「「「ごちそうさまでしたっ!!」」」


59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 03:31:05.05 ID:9yoNsOqc0

亜美「いやー、おいしかった…」

やよい「亜美と真美の口に合ったみたいでよかったよー」

真美「合わないわけないっしょー!やよいっちはホントに料理上手だなぁ…今すぐお嫁に欲しいくらいだよー」

やよい「そ、そんな…褒め過ぎだよ、真美…///」

真美(い、今真美なんて言った…!?と、とんでもないことを口走って…!)

真美「あ、あああ亜美!そろそろアレ、出していいんじゃないかな…!?」

かすみ「あれ…?」

亜美「アレ…ね。らじゃー!」タッ

亜美「へいおまち!」ジャン

やよい「あ、これって冷蔵庫に入れてた箱?何が入ってるの?」

亜美「んっふっふ~」

真美「それでは~」

亜美真美「「ゴカイチョー」」


61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 03:41:38.71 ID:9yoNsOqc0

やよい「わぁ~…きれー…」

かすみ「イチゴとクリームが乗ってる…!」

長介「これってキウイだろ?こんなの給食でしか食べたこと…」

浩太郎「ケーキ?おたんじょうび?」

真美「チッチッチッ…こいつはケーキではない…」

亜美「こいつの名は…」

亜美真美「「ゴージャスセレブプリン!!」」ドンッ!

長介「ぷ、プリン…!?でも今日はちらし寿司の日じゃ…」

かすみ「そ、それにウニと果物は合わないんじゃ…」

亜美「諸君、辛いかもしれないが聞いてくれ」

真美「プリンってのはな…本来醤油をかけないで食べる…デザートなんだよ!」

高槻家一同「「「な、なんだってー!?」」」


64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 03:47:57.79 ID:9yoNsOqc0

亜美「まずは一口、食べてみな…」

パクッ

かすみ「ケーキみたいに甘い…」

長介「だけど食感はケーキみたいにふわふわしてなくてぷるぷる…」

浩太郎「おいしー!」

浩司「んまっんまっ!」



真美「…ほら、やよいっちも」

やよい「うん…」ジー

アムッ

やよい「…!」

やよい「真美っ!」キラキラ

真美(あー、やっぱ買ってよかったかも…)ニヘラッ


107: ID変わってたけど>>1です 2012/10/01(月) 11:24:17.07 ID:L94JCkvb0

亜美「さて、それじゃあそろそろ亜美たちも…」

真美「あれ?やよいっち一口しか食べてないじゃん。どうかした?」

やよい「あ、うん。残りはとっておこうかなーって」

亜美「うぇ?お腹いっぱいになっちったとか?」

やよい「ううん、違うの。とーってもおいしいから夜遅く帰ってくるお父さんとお母さんにも食べさせてあげたいなーって」

真美(あ、亜美ぃ…)チラッ

亜美(う゛……わ、わかったよぉ…)コクリ

真美(ありがと、亜美!恩に着る!)

真美「じゃあ真美たちの分をお父さん達にあげるからさ、それはやよいっちが食べなよ」

やよい「で、でもそれじゃあ真美たちの分が…」

亜美「まあ亜美たちはプリンくらいいつでも食べれるし。予想以上においしかったご飯のお礼ってことで!」

やよい「で、でもぉ…」


111: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 11:30:43.32 ID:L94JCkvb0

亜美「あ、じゃあ代わりにお風呂で亜美達の背中を流してもらうってのは?」

真美「うぇぇぃ!?」

やよい「それは別にいいけど…」

真美「い、いいの…!?じゃなくて…元々このプリンはやよいっちのために買ったんだしさ、やよいっちのためなら真美、我慢できるよ」

やよい「真美…ありがとう…あ、でもせめて一口くらい…はい、あーん」

真美「…!?」

真美「え、えぇと…あ、亜美から!亜美からで!」

亜美「あ、亜美はぶっちゃけご飯食べ過ぎてオナカ、イッパイ、ナノデ」

真美「え、えぇ…!?」

亜美「じゃあ亜美はこのプリンを冷蔵庫に入れてくるねー」ピュー


115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 11:42:50.53 ID:L94JCkvb0

真美(あ、亜美のやつ~…)

やよい「じゃあ真美、あーん…」

真美(うあうあ~!突然こんなの無理だよ~!さっき我慢するって言っちゃったから亜美と同じ手は使えないし…)

真美(っていうかあーんって言いながら自分も口開けてるやよいっち、可愛い…)

やよい「…真美?」

真美「う…あの、えと…あーん」

ハムッ

やよい「おいしい?」

真美「う、うん…///」

真美(思い切って食べたけどよく考えたらこれ…間接キス…うあうあ~!考えたらもっと恥ずかしくなってきちゃったよ~!)

やよい「やっぱりみんなで食べるとおいしいね!」

真美「そ、そだね…///」


118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 11:55:17.78 ID:L94JCkvb0

亜美「というわけで、お風呂タ~イム!」

やよい「いぇい!張り切って二人の背中流しちゃうよー!」

真美(あ、亜美…!真美やっぱいきなりお風呂なんて…)ヒソヒソ

亜美(真美隊員、お主の妹はこーめーな策師ですぞ!)ヒソヒソ…ドヤッ

亜美「うーん、でも二人となるとやよいっちも大変っしょー?亜美はカスミンにやってもらおっかなー」

真美「あみぃ~…」

やよい「え、えっと…」

かすみ「あ、はい。分かりました」

亜美「姉は姉同士、妹は妹同士、チンボツを深めようではないか!ハッハッハッ…!」

やよい「ちんぼつ…?」

真美「それをゆーなら親睦っしょー…」


119: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 11:59:22.10 ID:L94JCkvb0

亜美「ささ、おねー様方。お先にどうぞ!カスミンも、それでいいよね?」

かすみ「あ、はい。お姉ちゃんも真美さんもゆっくりしてきてね」

やよい「うん、分かった。真美いこー?」

真美「う、うん…」

亜美「いってら~」ニヤニヤ

真美(くぅ…亜美め、面白がってるな…このウラミ忘れぬぞ…!)ジロッ

亜美「…のヮの;」

やよい「真美ー、なにしてるのー?」

真美「い、今行くー!」


127: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 12:41:07.49 ID:L94JCkvb0

やよい「真美、バスタオルこれでいい?」

真美「う、うん…」

真美(ど、どーしよー…もう完全に逃げ場がない…)

やよい「~♪」ヌギヌギ

真美(わわっ、やよいっちもう脱ぎ始めてる…!そ、そうだよね…女同士なんだし、ここでもたもたしてた方が怪しまれる…)

真美「よ、よーし!」ヌギッ…ガラッ…タタッ

やよい「あ、真美!そんなに急ぐと危ないよー」

真美「ご、ごめん…」

真美(うあうあ~!やよいっちすっぽんぽんだよ~!真美もだけど…)

やよい「それじゃあ背中ながすね」アワアワ


130: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 12:54:47.13 ID:L94JCkvb0

ゴシゴシ…ゴシゴシ…

やよい「かゆいところはありませんかー?」

真美「うん、大丈夫。ありがと…///」

真美(やよいっち上手いなぁ…時々亜美と背中流し合いっこするけど亜美はすぐふざけるからなぁ…まあ真美もだけど…)

やよい「んしょ…んしょ…」ゴシゴシ

真美「うあうあ///」

やよい「ん?どうかした?」

真美「いや、やよいっちがかわい…じゃなくて背中流すのうまいなーって…!」

やよい「えへへ、時々お母さんにもしてあげてるんだー」

真美「やよいっちはいい子ですな~」

やよい「そんなことないよー///」


131: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 13:06:14.42 ID:L94JCkvb0

真美「そんなことあるって」

真美「アイドルだけでも大変なのにやよいっちは家のことやったり弟とか妹の面倒みたり…」

真美「真美には絶対真似できないよ」

やよい「真美だっていつもさりげなく亜美の面倒見てるでしょー?私知ってるもん」

真美「…も、もぉー、はずいじゃーん!」

真美(今絶対顔真っ赤…背中流してもらっててよかっ……鏡?)

やよい「…」ニコッ

真美「っ…!///」

真美「こ、こーたい!今度は真美がやよいっちの背中流すから!ほら早く!」

やよい「え、私は別に……もー、変なことしないでよー?」


133: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 13:22:02.14 ID:L94JCkvb0

真美(こうしてみると…やっぱやよいっちって小さいなぁ…)

真美(でもこんなに小さいのに家事とかやってるんだよね…)

やよい「真美?」

真美「いやーやよいっちってちっちゃいなって。1コ上とは思えないくらい」

やよい「わ、私だってすぐ大きくなるよ!」

真美「いやーどうかなー。ひびきんくらいがせーぜーじゃない?」ニシシ

やよい「響さん…」

真美「ん?複雑そうな表情ですな」

やよい「胸があのくらいになるならいいかなーって」

真美「いや、それはむりっしょ」バッサリ

やよい「あー!真美ひどーい!」


135: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 13:28:52.96 ID:L94JCkvb0

コシコシ…

やよい「っ…ぅぁっ…」ピクン

真美「やよいっち?」

やよい「ちょ、ちょっとくすぐったいからもう少し強くやって欲しいかなーって…」

真美「…」

コシコショ…コショコシ…

やよい「ぁぅっ…!く、くすぐったいって…ばぁっ…!」

ツツー

やよい「ま、真美!」

真美「…ごみんごみん。つい魔が差して…」

やよい「もー、ふざけるならやらなくていいよー」

真美「まじめにやらさせていただきます!」キリッ

ゴシゴシ…ゴシゴシ…

やよい「んー、きもちいい…」


136: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 13:38:55.98 ID:L94JCkvb0

チャプン

真美「ふいー…ごぞーそっぷに染み渡るー」

やよい「なに、それ?」

真美「よくわかんないけどピヨちゃんが言ってた」

やよい「へぇー」

真美「…」

やよい「…」

真美「ねぇ、やよいっち」

やよい「なあに?」

真美「ありがとね、いきなり押しかけちゃったのにこんなにもてなしてもらっちゃって…」

やよい「お礼を言うのは私のほうだよー」

真美「いやいや、真美たちの方が…」

やよい「ううん、私達のほうが…」


140: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 13:56:54.51 ID:L94JCkvb0

真美「…」

やよい「…」

「「プッ」」

二人「「あははははは!あはははは!」」

真美「まあお互い様ってことで」

やよい「うぃんうぃん、だもんね!」

真美「うんっ!」

やよい「そろそろあがろっか」

真美「だね、亜美達も待ってるだろうし」

やよい「お風呂上りに牛乳飲む?」

真美「飲む飲むー!やよいっちも頑張って背伸ばさないとね!」

やよい「もー、真美ってば!」


142: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 14:04:57.13 ID:L94JCkvb0

~次の日~

P「で、写真は?」

やよい「なんのですかー?」

P「亜美真美inやよいん家withやよい&かすみの写真」

真美「あるわけないじゃん」

亜美「こちらのケータイに…」

やよい「亜美!?」

真美「い、いつ撮ったのさ!」

亜美「皆が寝静まった後?」テヘッ

P「よーし、よくやった、亜美隊員!見せてっ!」

真美「させんっ!」ガシッ

亜美「うあうあ~つかまっちゃったよ~…」


144: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 14:09:03.50 ID:L94JCkvb0

亜美「なーんてね、へいパス!」ポイッ

P「ギリギリコース!擦り傷が心地いいナイスパスだっ!」ズサァァァ

やよい「…プロデューサー」

P「な、なんだ?やよい…」ゴクリ

やよい「それ見たらもうはいたっちしてあげません」

P「は、はいたっち禁止だと…!?そんなことされたら俺はもう生きては…」

P「でもその怒った顔も可愛いよおおおお!!も、もっとみてええええ!!蔑むようにぃぃぃ!!」

亜美「に、兄ちゃん!亜美も見てあげるから!こっちもみてよ~!」

P「亜美ぃぃぃ!!!うわあああああああ!!!」

真美(亜美…お姉ちゃんは心配だよ…)


146: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 14:12:29.44 ID:L94JCkvb0

真美「ねぇ、やよいっちー」

やよい「ん?なぁに?」

真美「また泊まりに行っても、いいかな…?」

やよい「もちろん!あ、でも…」

真美「でも?」

やよい「今度は私が真美のところに泊まりにいきたいかなーって」

真美「…///」

やよい「だめ?」

真美「うっうー!大歓迎に決まってますー!」

やよい「あっ、真似しないでよー!じゃあ、約束だからね?」ニコッ

真美「うん、約束」ニコッ


糸冬


150: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 14:15:38.30 ID:L94JCkvb0

というわけで終わり
感想、保守、支援、本当にありがとうございました
近く発売予定のファンキーノートが、とっても欲しいです


152: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 14:19:17.86 ID:ZcqUIXpGO

乙 面白かった!


153: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 14:21:03.06 ID:iKCccxR30

おつ!


この記事へのコメント

- 名無しさん - 2012年10月11日 18:33:48

例えやよいだろうと俺の真美はやらないぞ

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