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佐々木「まったく…こんなに出してキョンは僕を孕ませたいのかい?」
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/12(木) 21:20:23.21 ID:v4PcD4n6O
キョン「あほか。孕むわけないだろ」
国木田「あはは…ちょっと言ってみたかったんだ。もし僕が女の子だったら、こんなセリフ言ってたのかなって」
キョン「…なあ。もしかしてお前、まだあんな馬鹿なこと気にしてんのか」
国木田「…。だってやっぱり女の子の方がいいに決まって」
ぎゅっ
国木田「わわっ…!キョン?何を…」
キョン「前にも言ったけどな、俺はお前が男なんてこと気にしてない。俺はお前だから、国木田だから好きになったんだ」
国木田「キョン…///」
国木田「あはは…ちょっと言ってみたかったんだ。もし僕が女の子だったら、こんなセリフ言ってたのかなって」
キョン「…なあ。もしかしてお前、まだあんな馬鹿なこと気にしてんのか」
国木田「…。だってやっぱり女の子の方がいいに決まって」
ぎゅっ
国木田「わわっ…!キョン?何を…」
キョン「前にも言ったけどな、俺はお前が男なんてこと気にしてない。俺はお前だから、国木田だから好きになったんだ」
国木田「キョン…///」
2 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/12(木) 21:21:08.23 ID:dN8zaSdl0
裏切られた気分だ
4 忍法帖【Lv=9,xxxP】 2012/01/12(木) 21:22:18.34 ID:mSdsmm7C0
あれ?
あれ?
あれ?
21 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/12(木) 21:45:21.26 ID:OCkdHy/B0
キョン「い、いや、断じてそんな事はないぞ」
佐々木「くっく、君は相変わらずだね」
キョン「ん? どういうことだ?」
佐々木「いや、なんでもないよ。それにしても大量に出したものだね」
キョン「我ながら呆れるな・・・どこに入ってたんだ」
佐々木「それは僕の台詞だよ。ああ、すっかり小さくなってしまったな」
キョン「こら、佐々木。繊細な男の尊厳を踏みにじらないでくれるか」
佐々木「別に勃起時のサイズに言及している訳ではないんだがね」
キョン「それは分かっているが・・・」
佐々木「とは言え、僕は君以外の経験がないものでね、実際君のものが大きいか小さいか判断しかねるよ」
キョン「・・・それも分かってるさ」
佐々木「くっく、君は相変わらずだね」
キョン「ん? どういうことだ?」
佐々木「いや、なんでもないよ。それにしても大量に出したものだね」
キョン「我ながら呆れるな・・・どこに入ってたんだ」
佐々木「それは僕の台詞だよ。ああ、すっかり小さくなってしまったな」
キョン「こら、佐々木。繊細な男の尊厳を踏みにじらないでくれるか」
佐々木「別に勃起時のサイズに言及している訳ではないんだがね」
キョン「それは分かっているが・・・」
佐々木「とは言え、僕は君以外の経験がないものでね、実際君のものが大きいか小さいか判断しかねるよ」
キョン「・・・それも分かってるさ」
22 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/12(木) 21:47:39.71 ID:cdUFIHTP0
どちらにせよ俺得
23 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/12(木) 21:50:04.27 ID:OCkdHy/B0
佐々木「ふぅ、さっぱりした」
キョン「おう、そりゃ良かった」
佐々木「それにしても、君はいつまでこんなことを続けるつもりだい?」
キョン「・・・」
佐々木「卑怯な質問だったかな?」
キョン「いや・・・」
佐々木「・・・くっくっ」
キョン「佐々木?」
佐々木「そんな顔をしないでおくれ、キョン。僕は君にそんな顔をさせたまま別れたくないんだよ」チュ
キョン「・・・すまん・・・」チュ
佐々木「ん・・・ふふっ、相変わらずキスが好きなんだな、君は」
キョン「・・・お前だけだよ」
佐々木「・・・ありがとう、キョン」
キョン「おう、そりゃ良かった」
佐々木「それにしても、君はいつまでこんなことを続けるつもりだい?」
キョン「・・・」
佐々木「卑怯な質問だったかな?」
キョン「いや・・・」
佐々木「・・・くっくっ」
キョン「佐々木?」
佐々木「そんな顔をしないでおくれ、キョン。僕は君にそんな顔をさせたまま別れたくないんだよ」チュ
キョン「・・・すまん・・・」チュ
佐々木「ん・・・ふふっ、相変わらずキスが好きなんだな、君は」
キョン「・・・お前だけだよ」
佐々木「・・・ありがとう、キョン」
26 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/12(木) 21:54:30.47 ID:OCkdHy/B0
ブーッ ブーッ
キョン「・・・」
ブーッ ブーッ
佐々木「出たまえ」
キョン「・・・ああ」
ブーッ ピッ
キョン「・・・もしもし、ああ、おう、そうか・・・ああ、分かってる、うん、分かってるよ」
佐々木「・・・」
キョン「ああ、それじゃまた後でな、じゃ」ピッ
佐々木「愛しの涼宮さんから呼び出しかい?」
キョン「・・・そんなんじゃ、ない、さ」
佐々木「・・・君は1人で出たまえ、鉢合わせても困るだろう」
キョン「いつも、すまんな」
佐々木「良いのさ・・・」
キョン「じゃあ、またな、佐々木」
キョン「・・・」
ブーッ ブーッ
佐々木「出たまえ」
キョン「・・・ああ」
ブーッ ピッ
キョン「・・・もしもし、ああ、おう、そうか・・・ああ、分かってる、うん、分かってるよ」
佐々木「・・・」
キョン「ああ、それじゃまた後でな、じゃ」ピッ
佐々木「愛しの涼宮さんから呼び出しかい?」
キョン「・・・そんなんじゃ、ない、さ」
佐々木「・・・君は1人で出たまえ、鉢合わせても困るだろう」
キョン「いつも、すまんな」
佐々木「良いのさ・・・」
キョン「じゃあ、またな、佐々木」
28 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/12(木) 21:59:24.95 ID:OCkdHy/B0
パタン
キョン「・・・また、やっちまった・・・」
キョン(これで、何度目だ・・・? 3・・・いや、4回、か・・・?)
キョン(佐々木の優しさに甘えて・・・佐々木を傷つけている・・・)
キョン(それでもどちらかを選べない・・・俺は最低野郎だ・・・)
ブーッ ブーッ
キョン「もしもし? ああ、今、移動中だよ、ちょっとくらい待てんのか、お前は」
キョン「分かってる、分かってるから落ち着け・・・ああ、それじゃあな」ピッ
キョン「・・・くそ・・・っ」ダッ
---
佐々木「・・・キョンの・・・バカ・・・バ、カ・・・」ポロッ
佐々木「ぐっ・・・ひぅ・・・ひぐっ・・・うぅぅぅ・・・」ポロポロ
佐々木「わぁぁぁぁぁぁぁ・・・!」バタッ
キョン「・・・また、やっちまった・・・」
キョン(これで、何度目だ・・・? 3・・・いや、4回、か・・・?)
キョン(佐々木の優しさに甘えて・・・佐々木を傷つけている・・・)
キョン(それでもどちらかを選べない・・・俺は最低野郎だ・・・)
ブーッ ブーッ
キョン「もしもし? ああ、今、移動中だよ、ちょっとくらい待てんのか、お前は」
キョン「分かってる、分かってるから落ち着け・・・ああ、それじゃあな」ピッ
キョン「・・・くそ・・・っ」ダッ
---
佐々木「・・・キョンの・・・バカ・・・バ、カ・・・」ポロッ
佐々木「ぐっ・・・ひぅ・・・ひぐっ・・・うぅぅぅ・・・」ポロポロ
佐々木「わぁぁぁぁぁぁぁ・・・!」バタッ
30 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/12(木) 22:04:38.03 ID:OCkdHy/B0
ハルヒ「遅い! 10分遅刻よ!」
キョン「うっせ・・・こ、これでも・・・急いだんだぞ・・・」ゼェゼェ
ハルヒ「ふん、どんだけ頑張っても遅刻した事実には変わりないの」
キョン「ぐっ・・・」
ハルヒ「そういう訳で、ここアンタの奢りね」
キョン「・・・わーってるよ・・・」ドスッ
長門「・・・」
古泉「お疲れ様です」ボソッ
みくる「だ、だいじょうぶですかぁ?」
キョン「ええ、朝比奈さんのご尊顔を拝し、元気出ましたよ」
みくる「ふえっ・・・///」
ハルヒ「キョン! みくるちゃんを口説いてんじゃないわよ! 百年早いわ!」ガスッ
キョン「いてぇ!!」
キョン「うっせ・・・こ、これでも・・・急いだんだぞ・・・」ゼェゼェ
ハルヒ「ふん、どんだけ頑張っても遅刻した事実には変わりないの」
キョン「ぐっ・・・」
ハルヒ「そういう訳で、ここアンタの奢りね」
キョン「・・・わーってるよ・・・」ドスッ
長門「・・・」
古泉「お疲れ様です」ボソッ
みくる「だ、だいじょうぶですかぁ?」
キョン「ええ、朝比奈さんのご尊顔を拝し、元気出ましたよ」
みくる「ふえっ・・・///」
ハルヒ「キョン! みくるちゃんを口説いてんじゃないわよ! 百年早いわ!」ガスッ
キョン「いてぇ!!」
35 >>29脳内だけにしておけよ 2012/01/12(木) 22:11:00.33 ID:OCkdHy/B0
ハルヒ「さて、キョンも来たことだし、そろそろ行きましょっか」
キョン「おい待て、俺はここまで全力で走ってきたんだぞ、もうちょっと休ませろ」
ハルヒ「そんなの知らないわよ、アンタが遅刻したのはアンタのせいでしょ」
キョン「お前な、集合15分前にいきなりここに呼び出されたら自宅からでも遅刻するぞ」
ハルヒ「でもみんな時間通り来てたわよ? 有希なんて私より早いんだもん、びっくりしちゃった」
古泉「まぁまぁ、涼宮さん。ここは団長として寛容な心を示し、その威容で団員を照らすのも良いかと」
ハルヒ「・・・ふん、そうね。良いわ、特別にキョンがブレンド飲み終わるまで待ってあげる。感謝しなさい」
キョン「・・・ああ、ありがとよ、古泉副団長」
古泉「いえいえ」
ハルヒ「団長であるアタシに感謝しなさいっての!!」
キョン「はいはい、アリガトウゴザイマスダンチョウサマ」
ハルヒ「片言で感謝するな! バカキョン!」ゲシッ
キョン「だからいてぇ!!」
キョン「おい待て、俺はここまで全力で走ってきたんだぞ、もうちょっと休ませろ」
ハルヒ「そんなの知らないわよ、アンタが遅刻したのはアンタのせいでしょ」
キョン「お前な、集合15分前にいきなりここに呼び出されたら自宅からでも遅刻するぞ」
ハルヒ「でもみんな時間通り来てたわよ? 有希なんて私より早いんだもん、びっくりしちゃった」
古泉「まぁまぁ、涼宮さん。ここは団長として寛容な心を示し、その威容で団員を照らすのも良いかと」
ハルヒ「・・・ふん、そうね。良いわ、特別にキョンがブレンド飲み終わるまで待ってあげる。感謝しなさい」
キョン「・・・ああ、ありがとよ、古泉副団長」
古泉「いえいえ」
ハルヒ「団長であるアタシに感謝しなさいっての!!」
キョン「はいはい、アリガトウゴザイマスダンチョウサマ」
ハルヒ「片言で感謝するな! バカキョン!」ゲシッ
キョン「だからいてぇ!!」
37 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/12(木) 22:17:33.92 ID:OCkdHy/B0
キョン「さて、今日は珍しく俺と古泉か」
古泉「ある意味、仕組まれたタイミングだとも言えますが」
キョン「どういうこった」
古泉「いえ、何も。しかしこうして涼宮さんと別れて僕たち2人だけで話ができるというのは結構な事です」
キョン「・・・そうだな」
古泉「まさかこんなタイミングで涼宮さんから集合をかけられるとは正直思っていませんでした」
キョン「何が、『いつもと違う時間帯だからこそ見つかる不思議もあるはずよ!』だよ・・・」
古泉「いやしかしなかなか論理的な思考の結果とも言えます。昼間に見つからないなら夜間探せば良い、というのはね」
キョン「それでこのクソ寒い夜に野郎と2人で探索だぞ・・・? どうせなら春や夏にしてもらいたかったね」
古泉「まぁ、それについては同意せざるを得ませんね・・・」クスッ
キョン「・・・」
古泉「・・・それで、彼女のことですが、直前までお会いになっていたんですよね」
キョン「ああ、まぁな」
古泉「ある意味、仕組まれたタイミングだとも言えますが」
キョン「どういうこった」
古泉「いえ、何も。しかしこうして涼宮さんと別れて僕たち2人だけで話ができるというのは結構な事です」
キョン「・・・そうだな」
古泉「まさかこんなタイミングで涼宮さんから集合をかけられるとは正直思っていませんでした」
キョン「何が、『いつもと違う時間帯だからこそ見つかる不思議もあるはずよ!』だよ・・・」
古泉「いやしかしなかなか論理的な思考の結果とも言えます。昼間に見つからないなら夜間探せば良い、というのはね」
キョン「それでこのクソ寒い夜に野郎と2人で探索だぞ・・・? どうせなら春や夏にしてもらいたかったね」
古泉「まぁ、それについては同意せざるを得ませんね・・・」クスッ
キョン「・・・」
古泉「・・・それで、彼女のことですが、直前までお会いになっていたんですよね」
キョン「ああ、まぁな」
39 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/12(木) 22:26:04.93 ID:OCkdHy/B0
古泉「その、大丈夫だったのですか? その・・・途中、とか」
キョン「いや、そういう事はない、が・・・なぁ、古泉」
古泉「はい」
キョン「お前、回らない寿司とか、神戸牛の霜降りとか食ったことあるか?」
古泉「は?」
キョン「この際なんでも良い。ミシュランの星レストランでもなんでも、いわゆるご馳走ってやつさ、お前にとってのな」
古泉「ま、まぁ、それなりに」
キョン「お前は、それを食ったらすぐに歯磨き粉たっぷりつけて、歯を磨くか? 目の前に自分が平らげた皿が
残ってる、もしかしたらまだ料理が乗っている状態で、シャカシャカ歯を磨いたりするか?」
古泉「いえ、それはしませんね」
キョン「だろ? それは美味いものを食った余韻に浸っているからだ」
古泉「・・・そうですね」
キョン「つまりはそういうこった」
古泉「・・・申し訳ありません・・・」
キョン「お前のせいじゃないさ・・・」
キョン「いや、そういう事はない、が・・・なぁ、古泉」
古泉「はい」
キョン「お前、回らない寿司とか、神戸牛の霜降りとか食ったことあるか?」
古泉「は?」
キョン「この際なんでも良い。ミシュランの星レストランでもなんでも、いわゆるご馳走ってやつさ、お前にとってのな」
古泉「ま、まぁ、それなりに」
キョン「お前は、それを食ったらすぐに歯磨き粉たっぷりつけて、歯を磨くか? 目の前に自分が平らげた皿が
残ってる、もしかしたらまだ料理が乗っている状態で、シャカシャカ歯を磨いたりするか?」
古泉「いえ、それはしませんね」
キョン「だろ? それは美味いものを食った余韻に浸っているからだ」
古泉「・・・そうですね」
キョン「つまりはそういうこった」
古泉「・・・申し訳ありません・・・」
キョン「お前のせいじゃないさ・・・」
43 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/12(木) 22:35:01.68 ID:OCkdHy/B0
ハルヒ「全く、キョンには困ったもんよねー」
みくる「あはは・・・そうですかねぇ・・・」
ハルヒ「みくるちゃんはキョンに少し甘いのよ! アイツにはもっと厳しくしなきゃ!」
みくる「え、ええ~」
ハルヒ「有希もそう思うでしょ?」
長門「・・・彼は、よくやっていると思う・・・」
ハルヒ「え~、そうかしら? いつも遅れてくるし、気は利かないし・・・」
長門「・・・男は度胸、女は度量・・・」
ハルヒ「へー、有希ってば面白い事言うわね。うーん度量ねえ・・・」
みくる「そ、そうですよ~、キョンくんの事も大きな度量で・・・」
ハルヒ「いや、やっぱダメだわ! アイツはもっとビシバシやってやらないと!」
みくる「え、ええ~!」
長門「・・・」
みくる「あはは・・・そうですかねぇ・・・」
ハルヒ「みくるちゃんはキョンに少し甘いのよ! アイツにはもっと厳しくしなきゃ!」
みくる「え、ええ~」
ハルヒ「有希もそう思うでしょ?」
長門「・・・彼は、よくやっていると思う・・・」
ハルヒ「え~、そうかしら? いつも遅れてくるし、気は利かないし・・・」
長門「・・・男は度胸、女は度量・・・」
ハルヒ「へー、有希ってば面白い事言うわね。うーん度量ねえ・・・」
みくる「そ、そうですよ~、キョンくんの事も大きな度量で・・・」
ハルヒ「いや、やっぱダメだわ! アイツはもっとビシバシやってやらないと!」
みくる「え、ええ~!」
長門「・・・」
44 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/12(木) 22:39:54.44 ID:OCkdHy/B0
ハルヒ「こらバカキョン! なにか不思議の1つや2つ、見つけたんでしょうね!」
キョン「そういうお前は何か見つけたのか?」
ハルヒ「ふん! 今日は調子が悪かったのよ!」
キョン「なんだそりゃ・・・じゃあ俺も調子が悪かったってことで・・・」
ハルヒ「そんな言い訳が通ると思ってんの!? このアホンダラ!!」ガスッ
キョン「・・・っ」
みくる「ひゃ・・・」ビクッ
古泉「・・・」
長門「・・・」
ハルヒ「ったくもう・・・アンタは補講。良いわね、この後、アタシと2人で追加探索よ!」
キョン「なんだそりゃ・・・もう23時だぞ・・・警察に見つかったら補導されるだろうが」
ハルヒ「そんなの逃げれば良いわよ! ささっと隠れちゃえば良いんだしね♪」
キョン(ダメだこいつ・・・早くなんとかしないと)
古泉(これは・・・少々まずい事になったかもしれませんね)
キョン「そういうお前は何か見つけたのか?」
ハルヒ「ふん! 今日は調子が悪かったのよ!」
キョン「なんだそりゃ・・・じゃあ俺も調子が悪かったってことで・・・」
ハルヒ「そんな言い訳が通ると思ってんの!? このアホンダラ!!」ガスッ
キョン「・・・っ」
みくる「ひゃ・・・」ビクッ
古泉「・・・」
長門「・・・」
ハルヒ「ったくもう・・・アンタは補講。良いわね、この後、アタシと2人で追加探索よ!」
キョン「なんだそりゃ・・・もう23時だぞ・・・警察に見つかったら補導されるだろうが」
ハルヒ「そんなの逃げれば良いわよ! ささっと隠れちゃえば良いんだしね♪」
キョン(ダメだこいつ・・・早くなんとかしないと)
古泉(これは・・・少々まずい事になったかもしれませんね)
45 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/12(木) 22:46:11.98 ID:OCkdHy/B0
古泉「涼宮さん、このままでは彼のご家族も心配します。今日は夜も遅いですしまた次回と・・・」カチカチ
ハルヒ「ダメよ、キョンには不思議探索の何たるかを団長自ら再教育してあげる必要があるわ!」
みくる「で、ですけど・・・」
ハルヒ「みくるちゃんはキョンに甘すぎ!」
みくる「ひうっ」ビクッ
古泉「・・・わかりました・・・ですが、ご家族に心配をかけさせないために、一度連絡を取らせて差し上げるべきでは」
ハルヒ「・・・そうね、SOS団がネガティブな偏見を持たれるのは避ける必要があるもんね、良いわ、許可します」
古泉「ありがとうございます」カチッ
ハルヒ「じゃあキョン、家族に連絡入れたらすぐ行くわよ!」
キョン「へいへい・・・」
キョン(ん? メール受信中? 誰だ、もしかして佐々木か・・・?)
<メール受信 古泉>
キョン(お前かよ・・・って、目の前にいるのにどうしたんだ?)
ハルヒ「ダメよ、キョンには不思議探索の何たるかを団長自ら再教育してあげる必要があるわ!」
みくる「で、ですけど・・・」
ハルヒ「みくるちゃんはキョンに甘すぎ!」
みくる「ひうっ」ビクッ
古泉「・・・わかりました・・・ですが、ご家族に心配をかけさせないために、一度連絡を取らせて差し上げるべきでは」
ハルヒ「・・・そうね、SOS団がネガティブな偏見を持たれるのは避ける必要があるもんね、良いわ、許可します」
古泉「ありがとうございます」カチッ
ハルヒ「じゃあキョン、家族に連絡入れたらすぐ行くわよ!」
キョン「へいへい・・・」
キョン(ん? メール受信中? 誰だ、もしかして佐々木か・・・?)
<メール受信 古泉>
キョン(お前かよ・・・って、目の前にいるのにどうしたんだ?)
48 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/12(木) 22:50:58.09 ID:OCkdHy/B0
送信者:古泉
件名:(無題)
本文:涼宮さんは あなたと ふたりきりが 楽しみなようです
とくに 警察云々は 彼女の 心の金銭に 触れたかもしれません
実現する可能性がありますので ご注意を
キョン(・・・俺が携帯を見ることを許可されるタイミングまでメール送信を待ってたのか)
キョン(しかもポケットに携帯を入れたまま打ってたから誤変換されてやがる)
キョン(まぁ琴線、だろうな・・・つまり俺はまた余計な事を口走ったらしい)
キョン(警察官に追い回されるという非日常に浮かれていやがる、と・・・)
キョン(・・・ああ・・・マジで帰りてぇ・・・)ブーッ
<メール受信 佐々木>
キョン「のわっ!?」
ハルヒ「ちょっと、まだ!?」
キョン「うっ、あ、ああ、悪い悪い」
ハルヒ「ったく、のろいわね・・・」ブツブツ
件名:(無題)
本文:涼宮さんは あなたと ふたりきりが 楽しみなようです
とくに 警察云々は 彼女の 心の金銭に 触れたかもしれません
実現する可能性がありますので ご注意を
キョン(・・・俺が携帯を見ることを許可されるタイミングまでメール送信を待ってたのか)
キョン(しかもポケットに携帯を入れたまま打ってたから誤変換されてやがる)
キョン(まぁ琴線、だろうな・・・つまり俺はまた余計な事を口走ったらしい)
キョン(警察官に追い回されるという非日常に浮かれていやがる、と・・・)
キョン(・・・ああ・・・マジで帰りてぇ・・・)ブーッ
<メール受信 佐々木>
キョン「のわっ!?」
ハルヒ「ちょっと、まだ!?」
キョン「うっ、あ、ああ、悪い悪い」
ハルヒ「ったく、のろいわね・・・」ブツブツ
50 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/12(木) 22:57:20.49 ID:OCkdHy/B0
キョン(さ、佐々木か・・・!)カチカチ
送信者:佐々木
件名:今日はありがとう
本文:いつもお疲れ様。今日も楽しかったよ。
また時間を作って一緒にいてくれると僕はとても嬉しいよ。
家に着いたから寝るよ。良い夢を、願わくば君の夢を見たいものだ。
キョン(・・・)ピッ ピッ
キョン「ああ、もしもし、母さんか? ああ、すまん、ちょっと今日は遅くなる。
え? いや心配はいらない、大丈夫、変な事はしないって! うん、うん、
鍵はあるから閉めて寝てくれ、それじゃあ、ああ、おやすみ」ピッ
キョン「よし、行くぞハルヒ!!」メラメラ
ハルヒ「えっ、え、ええ・・・まぁ、い、行きましょうか」
キョン「さぁ行くぞ! ほら、レッツゴー! ははははは!!」ダダッ
ハルヒ「な、なんなのよ・・・もう・・・!」ダッ
みくる「ふえぇ・・・キョンくん、いきなり元気になりましたけど、どうしたんでしょう・・・」
古泉「・・・天の配剤、というやつでしょう。それはそれで悲劇かもしれませんが」
長門「問題ない・・・彼にしかできない事は、彼になら大丈夫という事だから」
古泉「ははっ、これは長門さんに一本取られましたね」
送信者:佐々木
件名:今日はありがとう
本文:いつもお疲れ様。今日も楽しかったよ。
また時間を作って一緒にいてくれると僕はとても嬉しいよ。
家に着いたから寝るよ。良い夢を、願わくば君の夢を見たいものだ。
キョン(・・・)ピッ ピッ
キョン「ああ、もしもし、母さんか? ああ、すまん、ちょっと今日は遅くなる。
え? いや心配はいらない、大丈夫、変な事はしないって! うん、うん、
鍵はあるから閉めて寝てくれ、それじゃあ、ああ、おやすみ」ピッ
キョン「よし、行くぞハルヒ!!」メラメラ
ハルヒ「えっ、え、ええ・・・まぁ、い、行きましょうか」
キョン「さぁ行くぞ! ほら、レッツゴー! ははははは!!」ダダッ
ハルヒ「な、なんなのよ・・・もう・・・!」ダッ
みくる「ふえぇ・・・キョンくん、いきなり元気になりましたけど、どうしたんでしょう・・・」
古泉「・・・天の配剤、というやつでしょう。それはそれで悲劇かもしれませんが」
長門「問題ない・・・彼にしかできない事は、彼になら大丈夫という事だから」
古泉「ははっ、これは長門さんに一本取られましたね」
53 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/12(木) 23:06:46.82 ID:OCkdHy/B0
キョン「ふっふーん♪」
ハルヒ「ちょ、ちょっとキョン・・・いやに上機嫌じゃない・・・」
キョン「そうか?」
ハルヒ「そうよ・・・」
ハルヒ(もしかしてコイツ・・・あ、アタシと一緒だから・・・二人きりだから・・・浮かれて・・・?)
ハルヒ(それってやっぱり・・・コイツ、アタシのこと・・・そういう意味よね・・・)
ハルヒ(も、もう・・・ホント、素直じゃないんだから・・・///)
ハルヒ「ほ、ほら、手ぇ繋ぐわよ」
キョン「いや、別に良いが?」
ハルヒ「な、なんでよ!?(な、なんなの!? 女の子が勇気出して手を繋ごうって言ったのよ!?)」
キョン「いや、人に見られるからな・・・」
ハルヒ(あ、ああ・・・恥ずかしがってるのね・・・もう、面倒くさいやつね!///)
キョン(やっぱハルヒじゃなく、佐々木しかいないわ・・・ダメだ・・・こいつといると疲れしかない)
ハルヒ「ちょ、ちょっとキョン・・・いやに上機嫌じゃない・・・」
キョン「そうか?」
ハルヒ「そうよ・・・」
ハルヒ(もしかしてコイツ・・・あ、アタシと一緒だから・・・二人きりだから・・・浮かれて・・・?)
ハルヒ(それってやっぱり・・・コイツ、アタシのこと・・・そういう意味よね・・・)
ハルヒ(も、もう・・・ホント、素直じゃないんだから・・・///)
ハルヒ「ほ、ほら、手ぇ繋ぐわよ」
キョン「いや、別に良いが?」
ハルヒ「な、なんでよ!?(な、なんなの!? 女の子が勇気出して手を繋ごうって言ったのよ!?)」
キョン「いや、人に見られるからな・・・」
ハルヒ(あ、ああ・・・恥ずかしがってるのね・・・もう、面倒くさいやつね!///)
キョン(やっぱハルヒじゃなく、佐々木しかいないわ・・・ダメだ・・・こいつといると疲れしかない)
54 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/12(木) 23:09:13.26 ID:OCkdHy/B0
ハルヒ「ね、ねぇキョン・・・」
キョン「ん?」
ハルヒ「アンタさ、好きな人とか・・・いるんじゃないの?」
キョン「!?」
ハルヒ「その反応・・・やっぱりそうなんだ・・・///」
キョン「おま・・・なぜそれを・・・?」
キョン(まさか佐々木のことがバレたのか!? やばい、ヤバイぞ! 古泉との約束が・・・!)
キョン「ん?」
ハルヒ「アンタさ、好きな人とか・・・いるんじゃないの?」
キョン「!?」
ハルヒ「その反応・・・やっぱりそうなんだ・・・///」
キョン「おま・・・なぜそれを・・・?」
キョン(まさか佐々木のことがバレたのか!? やばい、ヤバイぞ! 古泉との約束が・・・!)
56 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/12(木) 23:13:01.49 ID:OCkdHy/B0
数週間前
古泉「・・・なんですって?」
キョン「・・・2度言わんと言ったはずだが」
古泉「・・・僕の気持ちも考えてくださいよ・・・」ガクッ
キョン「すまんとは思ってるさ」
古泉「本当ですか?」
キョン「・・・まぁ・・・一応」
古泉「・・・これは大変な事態ですよ・・・」
古泉「佐々木さんと・・・寝たなんて・・・」
キョン「言うなよ恥ずかしい///」
古泉「頬を赤らめて照れないでください・・・」
古泉「・・・なんですって?」
キョン「・・・2度言わんと言ったはずだが」
古泉「・・・僕の気持ちも考えてくださいよ・・・」ガクッ
キョン「すまんとは思ってるさ」
古泉「本当ですか?」
キョン「・・・まぁ・・・一応」
古泉「・・・これは大変な事態ですよ・・・」
古泉「佐々木さんと・・・寝たなんて・・・」
キョン「言うなよ恥ずかしい///」
古泉「頬を赤らめて照れないでください・・・」
58 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/12(木) 23:16:17.50 ID:DgylqdMM0
佐々木はいいキャラなのに出番が少なくて可哀想だ
60 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/12(木) 23:19:59.14 ID:OCkdHy/B0
古泉「いったい全体、どういう経緯でそうなったのかお聞かせ願えますか」
キョン「・・・最近、ハルヒの横暴さが激化してるだろ?」
古泉「まぁ、否定はしません」
キョン「で、昨日のアレだ」
古泉「・・・はい・・・」
キョン「もうな、俺は我慢の限界だった。でもな、それをハルヒにぶつける訳にはいかん、そうだろ?」
古泉「そうですね・・・あの場はよくぞ堪えてくださったものだと感嘆の念を禁じえませんでした」
キョン「いつぞやの二の舞は俺も避けたかったんだ、けどな、そのはけ口がどこにもなかった」
古泉「・・・僕で良ければ・・・」ボソッ
キョン「ん?」
古泉「いえ、それで、その佐々木さんに?」
キョン「ああ・・・恥ずかしい話だがな」
古泉「怒りの、感情の赴くまま、滾った全てをぶつけるように彼女に?」
キョン「お前は何を言っているんだ」
キョン「・・・最近、ハルヒの横暴さが激化してるだろ?」
古泉「まぁ、否定はしません」
キョン「で、昨日のアレだ」
古泉「・・・はい・・・」
キョン「もうな、俺は我慢の限界だった。でもな、それをハルヒにぶつける訳にはいかん、そうだろ?」
古泉「そうですね・・・あの場はよくぞ堪えてくださったものだと感嘆の念を禁じえませんでした」
キョン「いつぞやの二の舞は俺も避けたかったんだ、けどな、そのはけ口がどこにもなかった」
古泉「・・・僕で良ければ・・・」ボソッ
キョン「ん?」
古泉「いえ、それで、その佐々木さんに?」
キョン「ああ・・・恥ずかしい話だがな」
古泉「怒りの、感情の赴くまま、滾った全てをぶつけるように彼女に?」
キョン「お前は何を言っているんだ」
63 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/12(木) 23:26:31.07 ID:OCkdHy/B0
『・・・それでハルヒがな・・・』
『・・・まったくアイツときたら・・・』
『・・・もうこれ以上付き合ってられん・・・』
キョン「・・・俺の愚痴に延々付き合ってくれたよ、嫌な顔ひとつせずな」
古泉「さすがにもう1人の神候補だった方、と申し上げるべきでしょうか、超越した精神性ですね」
キョン「心地よいリズムで入る相槌、なだめるような母性を感じさせる口調・・・もうな、限界だった」
キョン「泣いた。人目も憚らず泣いたのなんて初めてだったよ・・・ジーサンの葬式でも涙は出なかったのにな」
古泉(・・・そこまで・・・)
キョン「アイツはその間も背中をさすって横にいてくれた」
キョン「そして俺は、誘われるまま、佐々木と一夜を共にしたんだ」
古泉「なんと・・・」
キョン「まぁ、それがなけりゃ、不登校にでもなってたかもしれんが」
古泉「そう、ですか・・・」
『・・・まったくアイツときたら・・・』
『・・・もうこれ以上付き合ってられん・・・』
キョン「・・・俺の愚痴に延々付き合ってくれたよ、嫌な顔ひとつせずな」
古泉「さすがにもう1人の神候補だった方、と申し上げるべきでしょうか、超越した精神性ですね」
キョン「心地よいリズムで入る相槌、なだめるような母性を感じさせる口調・・・もうな、限界だった」
キョン「泣いた。人目も憚らず泣いたのなんて初めてだったよ・・・ジーサンの葬式でも涙は出なかったのにな」
古泉(・・・そこまで・・・)
キョン「アイツはその間も背中をさすって横にいてくれた」
キョン「そして俺は、誘われるまま、佐々木と一夜を共にしたんだ」
古泉「なんと・・・」
キョン「まぁ、それがなけりゃ、不登校にでもなってたかもしれんが」
古泉「そう、ですか・・・」
66 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/12(木) 23:34:21.92 ID:OCkdHy/B0
キョン「古泉、お前は昔言ったな、『佐々木と関わるな』と」
古泉「はい」
キョン「スマンが、無理だ。佐々木がいなけりゃ、俺はもうハルヒとは付き合ってられん」
古泉「・・・必要とあれば、機関から女性を、その目的でお送りしますが」
キョン「アホか。俺が欲しいのは女じゃねえ。佐々木だ」
古泉「・・・ですよね・・・分かっています。失言でした」
キョン「・・・俺の立場も状況も分かっているつもりだ・・・だからお前には言っておこうと思ってな」
古泉「そのお気持ちは純粋に嬉しいですね。良いでしょう、分かりました。いくつか約束を」
キョン「約束?」
古泉「はい。以前と違い、佐々木さんを御輿に担ぐ組織は既に弱体化、ほとんどその体をなしていません」
古泉「今なら、佐々木さんごと彼らを取り込めると思います。
その上で、彼女との逢瀬は我々がスケジュール管理させてください」
キョン「なんだと?」
古泉「佐々木さんと会うのは構いません、しかし涼宮さんに万が一にもバレてはいけない事もご承知のはずです」
キョン「そりゃな」
古泉「ですから、監視などを含め、こちらで調整を行ってから、貴方には佐々木さんと会って頂きたいのです」
古泉「はい」
キョン「スマンが、無理だ。佐々木がいなけりゃ、俺はもうハルヒとは付き合ってられん」
古泉「・・・必要とあれば、機関から女性を、その目的でお送りしますが」
キョン「アホか。俺が欲しいのは女じゃねえ。佐々木だ」
古泉「・・・ですよね・・・分かっています。失言でした」
キョン「・・・俺の立場も状況も分かっているつもりだ・・・だからお前には言っておこうと思ってな」
古泉「そのお気持ちは純粋に嬉しいですね。良いでしょう、分かりました。いくつか約束を」
キョン「約束?」
古泉「はい。以前と違い、佐々木さんを御輿に担ぐ組織は既に弱体化、ほとんどその体をなしていません」
古泉「今なら、佐々木さんごと彼らを取り込めると思います。
その上で、彼女との逢瀬は我々がスケジュール管理させてください」
キョン「なんだと?」
古泉「佐々木さんと会うのは構いません、しかし涼宮さんに万が一にもバレてはいけない事もご承知のはずです」
キョン「そりゃな」
古泉「ですから、監視などを含め、こちらで調整を行ってから、貴方には佐々木さんと会って頂きたいのです」
67 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/12(木) 23:40:33.63 ID:OCkdHy/B0
現在
キョン(バレたら、文字通りただ事じゃ済まない・・・だからこそ俺はその約束に乗った)
キョン(そして佐々木もそれを受諾してくれた・・・)
キョン(お互いの都合、SOS団、そしてハルヒ・・・それらが全部上手いこと都合がついたのは今日をあわせ4回)
キョン(本当ならもっと会いたいくらいなんだが、世界の破滅と俺個人の幸せを天秤にかけられる訳もない)
キョン(しかしいずれ真実を告げなくてはいけない・・・分かっていたはずだ)
キョン(ハルヒはどうやら俺のことを好意的に思っている、それも分かっていたことだ)
キョン(だが、しかし、俺には・・・俺は―――――!)
ハルヒ「ね、ねぇ、キョン・・・アタシ、知りたいんだけど」
キョン「・・・なにを、だ?」
ハルヒ「アンタの・・・その・・・好きな人の、名前///」
キョン「・・・良いのか?」
ハルヒ「・・・うん・・・聞かせて///」
キョン「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・佐々木だ」
ハルヒ「わ、私も・・・って、・・・は?」
キョン(バレたら、文字通りただ事じゃ済まない・・・だからこそ俺はその約束に乗った)
キョン(そして佐々木もそれを受諾してくれた・・・)
キョン(お互いの都合、SOS団、そしてハルヒ・・・それらが全部上手いこと都合がついたのは今日をあわせ4回)
キョン(本当ならもっと会いたいくらいなんだが、世界の破滅と俺個人の幸せを天秤にかけられる訳もない)
キョン(しかしいずれ真実を告げなくてはいけない・・・分かっていたはずだ)
キョン(ハルヒはどうやら俺のことを好意的に思っている、それも分かっていたことだ)
キョン(だが、しかし、俺には・・・俺は―――――!)
ハルヒ「ね、ねぇ、キョン・・・アタシ、知りたいんだけど」
キョン「・・・なにを、だ?」
ハルヒ「アンタの・・・その・・・好きな人の、名前///」
キョン「・・・良いのか?」
ハルヒ「・・・うん・・・聞かせて///」
キョン「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・佐々木だ」
ハルヒ「わ、私も・・・って、・・・は?」
72 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/12(木) 23:45:20.70 ID:OCkdHy/B0
キョン「だから、俺が好きなのは、佐々木だ」
ハルヒ「・・・え? わ、わた、私じゃないの?」
キョン「いやー、まさかお前の方からちゃんと言ってほしいなんて言われるとは思わなかったんだがな」
ハルヒ「・・・あれ?」
キョン「いつか言おうと思っていたんだがなかなか踏ん切りがつかなくてなあ」
ハルヒ「はえ?」
キョン「これでも相当悩んだんだぞ? こういうのはタイミングもあるし・・・」
ハルヒ「・・・ふぇ?」
キョン「けど、言ったらスッキリしたぜ! ありがとな、ハルヒ!! お前のおかげだ!!」キラーン
ハルヒ「え・・・? あ、あぁ、よ、良かったわね・・・?」
キョン「よし、こうなったら早速佐々木にこの気持ちを伝えに行くとするか
・・・ってこんな時間だからさすがに迷惑だな、はっはっは」
ハルヒ「そ、そうね・・・もう良い子は寝る時間だものね」
キョン「そうだな、じゃあ俺たちも帰るとするか!」
ハルヒ「う、うん・・・はい・・・ええ? あ、あれ?」
ハルヒ「・・・え? わ、わた、私じゃないの?」
キョン「いやー、まさかお前の方からちゃんと言ってほしいなんて言われるとは思わなかったんだがな」
ハルヒ「・・・あれ?」
キョン「いつか言おうと思っていたんだがなかなか踏ん切りがつかなくてなあ」
ハルヒ「はえ?」
キョン「これでも相当悩んだんだぞ? こういうのはタイミングもあるし・・・」
ハルヒ「・・・ふぇ?」
キョン「けど、言ったらスッキリしたぜ! ありがとな、ハルヒ!! お前のおかげだ!!」キラーン
ハルヒ「え・・・? あ、あぁ、よ、良かったわね・・・?」
キョン「よし、こうなったら早速佐々木にこの気持ちを伝えに行くとするか
・・・ってこんな時間だからさすがに迷惑だな、はっはっは」
ハルヒ「そ、そうね・・・もう良い子は寝る時間だものね」
キョン「そうだな、じゃあ俺たちも帰るとするか!」
ハルヒ「う、うん・・・はい・・・ええ? あ、あれ?」
76 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/12(木) 23:49:08.93 ID:OCkdHy/B0
古泉(こ、これはとんでもない事になってしまいましたよ!?)
森(ちょっ・・・古泉・・・アレどーすんの? キョン君バラしちゃったじゃない!)
古泉(・・・これはもう何が起こるか・・・お決まりのコースですね・・・)
森(・・・あー・・・今月のサビ残、また200時間か・・・)
古泉(・・・森さんは今、管理職ですから残業は適用されませんよ)
森(・・・チッ・・・)
森(ちょっ・・・古泉・・・アレどーすんの? キョン君バラしちゃったじゃない!)
古泉(・・・これはもう何が起こるか・・・お決まりのコースですね・・・)
森(・・・あー・・・今月のサビ残、また200時間か・・・)
古泉(・・・森さんは今、管理職ですから残業は適用されませんよ)
森(・・・チッ・・・)
79 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/12(木) 23:54:08.01 ID:OCkdHy/B0
♪い~つまでも~ たえる~ことなく~
佐々木「きょ、キョン!?」ガバッ
送信者:キョン
件名:起きてるか?
本文:佐々木、お前のことが好きだ。付き合おう。
佐々木「・・・」
-----
ハルヒ「・・・なんで・・・?」
ハルヒ「なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで」
ハルヒ「アイツじゃなく、あの女なのよおおおおおおおおおお!!」
-----
閉鎖空間「来ちゃった♪」
古泉「超弩級のが来ましたね・・・いつぞやの時以来ですか・・・」
森「ま、待って、これ・・・!?」
古泉「こ、この音楽は・・・!!」
http://www.youtube.com/watch?v=3JWTaaS7LdU&ob=av2n
佐々木「きょ、キョン!?」ガバッ
送信者:キョン
件名:起きてるか?
本文:佐々木、お前のことが好きだ。付き合おう。
佐々木「・・・」
-----
ハルヒ「・・・なんで・・・?」
ハルヒ「なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで」
ハルヒ「アイツじゃなく、あの女なのよおおおおおおおおおお!!」
-----
閉鎖空間「来ちゃった♪」
古泉「超弩級のが来ましたね・・・いつぞやの時以来ですか・・・」
森「ま、待って、これ・・・!?」
古泉「こ、この音楽は・・・!!」
http://www.youtube.com/watch?v=3JWTaaS7LdU&ob=av2n
81 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/12(木) 23:57:54.17 ID:OCkdHy/B0
えんだああああああああああああああああああああ
古泉「へ、閉鎖空間が・・・!?」
森「桃色で染まっていくわ!!」
古泉「こ、こんな事はいまだかつて・・・!」
森「こんなの初めて・・・!」
スゥゥゥゥゥウ
古泉「・・・閉鎖空間が、消えた・・・」
森「ど、どうなって・・・あ、あれ、私たち・・・」
古泉「超能力が・・・消えた・・・?」
森「まさか、これは・・・」
古泉「涼宮さんが・・・神ではなくなった・・・?」
------
送信者:佐々木
件名:うん
本文:不束者だけど、末永くよろしくお願いするよ、キョン。愛してるよ
キョン「いいいいいいいやっほううううううううううううううううううううううううう!!!」
古泉「へ、閉鎖空間が・・・!?」
森「桃色で染まっていくわ!!」
古泉「こ、こんな事はいまだかつて・・・!」
森「こんなの初めて・・・!」
スゥゥゥゥゥウ
古泉「・・・閉鎖空間が、消えた・・・」
森「ど、どうなって・・・あ、あれ、私たち・・・」
古泉「超能力が・・・消えた・・・?」
森「まさか、これは・・・」
古泉「涼宮さんが・・・神ではなくなった・・・?」
------
送信者:佐々木
件名:うん
本文:不束者だけど、末永くよろしくお願いするよ、キョン。愛してるよ
キョン「いいいいいいいやっほううううううううううううううううううううううううう!!!」
84 アタシじゃなく、な 2012/01/13(金) 00:02:56.20 ID:uLCMLSZr0
翌日
キョン(あの後聞いた事だが、日付が変わる頃、ハルヒは神ではなくなったらしい)
キョン(恐らく佐々木に移譲されたのだろうという古泉の推測だ)
キョン(推測、というのは、古泉はもう超能力者ではなくなり、それが分からなくなったからだ)
キョン(機関は即日解体。今日から普通の男子高校生として過ごせますと零した古泉の顔は、初めて見る表情だった)
キョン(無理もない。これまで世界の命運を背負わされていたんだからな)
キョン(何故かコチラを見る目が熱っぽかったのは気のせいだろうと思っている。思うことにした)
キョン(別れの挨拶に来た森さんが、別れ際、俺のケツを触ってきたのも多分偶然だと思う)
キョン(あの後聞いた事だが、日付が変わる頃、ハルヒは神ではなくなったらしい)
キョン(恐らく佐々木に移譲されたのだろうという古泉の推測だ)
キョン(推測、というのは、古泉はもう超能力者ではなくなり、それが分からなくなったからだ)
キョン(機関は即日解体。今日から普通の男子高校生として過ごせますと零した古泉の顔は、初めて見る表情だった)
キョン(無理もない。これまで世界の命運を背負わされていたんだからな)
キョン(何故かコチラを見る目が熱っぽかったのは気のせいだろうと思っている。思うことにした)
キョン(別れの挨拶に来た森さんが、別れ際、俺のケツを触ってきたのも多分偶然だと思う)
87 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 00:08:36.10 ID:uLCMLSZr0
キョン(長門はその役目を終えた。つまり涼宮ハルヒの監視、その任を終えた)
キョン(消滅してしまうのかとも危ぶんだが、大丈夫だったらしい)
キョン(それどころか、朝倉を復活させる始末なのだから情報統合思念体とやらが何を考えているのか)
キョン(全く検討もつかないね・・・気になるのは長門がNTR系の官能小説に手を出している事だが・・・)
キョン(朝比奈さんは未来へと帰る予定だったが、まだもう少しこの時代にいるらしい)
キョン(今日の団活でやけに背中にあの豊かなバストがぶつかったがアレはなんだったのだろうな)
キョン(いや、非常に素敵な想いをしたのだが・・・)
佐々木「キョン、何か不埒なことを考えてるね?」
キョン「おわっ!? そ、そんなことはないぞ!?」
佐々木「いーや、鼻の下が伸びていた。別の女、さしずめ朝比奈さんかな?」
キョン「なぜ分かる!?」
佐々木「やはりか」
キョン「・・・」
キョン(消滅してしまうのかとも危ぶんだが、大丈夫だったらしい)
キョン(それどころか、朝倉を復活させる始末なのだから情報統合思念体とやらが何を考えているのか)
キョン(全く検討もつかないね・・・気になるのは長門がNTR系の官能小説に手を出している事だが・・・)
キョン(朝比奈さんは未来へと帰る予定だったが、まだもう少しこの時代にいるらしい)
キョン(今日の団活でやけに背中にあの豊かなバストがぶつかったがアレはなんだったのだろうな)
キョン(いや、非常に素敵な想いをしたのだが・・・)
佐々木「キョン、何か不埒なことを考えてるね?」
キョン「おわっ!? そ、そんなことはないぞ!?」
佐々木「いーや、鼻の下が伸びていた。別の女、さしずめ朝比奈さんかな?」
キョン「なぜ分かる!?」
佐々木「やはりか」
キョン「・・・」
92 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 00:15:50.99 ID:uLCMLSZr0
佐々木「やれやれ、今君の目の前には僕がいるんだがな」
キョン「悪かったよ・・・なんとなく感傷がな・・・」
佐々木「感傷か」
キョン「ああ、そうさ」
佐々木「なら仕方ない。それは人が記憶を残しつつ、
汚い部分をそぎ落とし、綺麗な思い出を作るのに必要な工程だからね」
キョン「でも悪かったよ。今は目の前に最高の彼女がいるんだ、そっちに集中しないとな」クインクイン
佐々木「ばっ・・・な、何を言うんだ・・・君は・・・んっ/// ふぁっ・・・///」
キョン「・・・佐々木、好きだぞ」グッ
佐々木「んっ・・・僕もさ・・・あっ・・・好きだよ、キョン・・・好き・・・好きぃっ」ギシッギシッ
キョン「くっ・・・佐々木・・・出るぞ・・・!」ジュポッジュポッ
佐々木「出して・・・いっぱい・・・赤ちゃんできるくらい・・・いっぱい出してっ・・・!」ズチュッズチュッ
キョン「佐々木ぃぃぃぃっ」ドクドクドクッ
佐々木「ふあ・・・ぁ・・・あぁぁっ・・・っ! ・・・い、いっぱい、出たぁ・・・もう、僕、孕んでしまうよ・・・?///」
キョン「いいさ、その時は二人で育てよう」ギュッ
佐々木「バカ・・・///」ギュッ
キョン「悪かったよ・・・なんとなく感傷がな・・・」
佐々木「感傷か」
キョン「ああ、そうさ」
佐々木「なら仕方ない。それは人が記憶を残しつつ、
汚い部分をそぎ落とし、綺麗な思い出を作るのに必要な工程だからね」
キョン「でも悪かったよ。今は目の前に最高の彼女がいるんだ、そっちに集中しないとな」クインクイン
佐々木「ばっ・・・な、何を言うんだ・・・君は・・・んっ/// ふぁっ・・・///」
キョン「・・・佐々木、好きだぞ」グッ
佐々木「んっ・・・僕もさ・・・あっ・・・好きだよ、キョン・・・好き・・・好きぃっ」ギシッギシッ
キョン「くっ・・・佐々木・・・出るぞ・・・!」ジュポッジュポッ
佐々木「出して・・・いっぱい・・・赤ちゃんできるくらい・・・いっぱい出してっ・・・!」ズチュッズチュッ
キョン「佐々木ぃぃぃぃっ」ドクドクドクッ
佐々木「ふあ・・・ぁ・・・あぁぁっ・・・っ! ・・・い、いっぱい、出たぁ・・・もう、僕、孕んでしまうよ・・・?///」
キョン「いいさ、その時は二人で育てよう」ギュッ
佐々木「バカ・・・///」ギュッ
93 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 00:16:34.22 ID:uLCMLSZr0
あ、ごめん、行が足りなかったから入らなかったけど、これで終わりです
94 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 00:16:41.73 ID:weN9M3JJO
素晴らしいな
95 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 00:18:01.11 ID:eZDECO9/0
乙乙
ハルヒは結局泣き寝入りか
ハルヒは結局泣き寝入りか
102 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 00:24:37.90 ID:2GG8Fel7O
乙
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