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京子「ペルソナ!」

1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 13:56:48.80 ID:V0KV3tkn0

~娯楽部部室~

京子「暇だから恐い話でもしようぜ~」

結衣「恐い話って…真冬だぞ、今」

京子「ストーブで暖かいから、ちょっとヒヤッとした気分を味わいたいんだよ~」

ちなつ「嫌ですよ恐い話なんて…外出ればヒヤっとしますから、出てくればどうです?」

京子「ちなつちゃん!ナイスアイデア!」

京子「じゃ、ちょっと外行って来るね!」ガラッ

あかり「あっ!京子ちゃん扉開けたら…」


ヒュー


京子「さむっ!」バタン


2 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 14:00:35.32 ID:kErvaByU0

ペルソナとな

3 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 14:04:32.86 ID:V0KV3tkn0

京子「と言う訳で、誰か何か恐い話知らない?」ヌクヌク

結衣「ストーブの前を占領するな」

京子「えー、じゃあ、結衣が私を暖めてよ」

京子「あの時みたいに、私をぎゅっと抱きしめて暖めてよ…」

結衣「なっ///」

ちなつ「あ、あの時ってなんですか!?」

結衣「ち、ちなつちゃん、京子の冗談だから、真に受けちゃ駄目だよ」


6 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 14:09:17.66 ID:V0KV3tkn0

京子「まあ、結衣は人より体温低めだから、今抱きついても寒いんだよね」

京子「夏場に膝枕とかしてもらうと涼しいけど」

結衣「人を冷房器具みたいに言うな」ポカ

京子「い、いたいよ、ゆいぃ」

あかり「んー、あかり、1個だけ恐い話知ってるよぉ」


9 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 14:16:01.60 ID:V0KV3tkn0

京子「あかりナイス!私の気持ちを判ってくれるのはやっぱりあかりだけだねえ…」ナデナデ

あかり「ふぁっ、京子ちゃんに頭撫でられちゃった///」

ちなつ「あかりちゃん、私が恐い話嫌いだって知ってるよね…」

あかり「んー、けど、これくらいならちなつちゃんも大丈夫なんじゃないかなあ?」

あかり「あのね…」

ちなつ「やっ!結衣先輩恐いですっ!」ダキッ

結衣「ちなつちゃん、まだ話始まって無いから…」


11 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 14:21:05.89 ID:V0KV3tkn0

あかり「夜中の0時に合わせ鏡を作って願い事を唱えると…」

あかり「鏡の中からもう1人の自分が飛び出てきて」

あかり「願いを叶えてくれるんだって、恐いよねえ…」

京子「ふんふん、それで?」

あかり「……おわりだよ?」

結衣「……」

ちなつ「……」

京子「あははは、こやつめ」グリグリ

あかり「え、え、京子ちゃん、痛いよ?やめてよぉ」

ちなつ「びっくりするほど、恐くなかったですね…」ハァ

あかり「まあ、あかりだからなあ…」


14 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 14:25:38.84 ID:V0KV3tkn0

京子「けど、本当に願い事が叶うとしたら、皆どんなお願いをする?」

結衣「んー…」チラッ

京子「え、どうしたの結衣、私の顔に何かついてる?」

結衣「いや…そうだな、皆で旅行に行きたい…とかかな」

ちなつ「流石、結衣先輩♪」

京子「ちなつちゃんは?どんなお願いするの?」

ちなつ「わ、わたしは…ある先輩ともっと仲良くなりたい…かな?」

京子「ちなつちゃん…そんなに私のことを…」

ちなつ「京子先輩のことじゃありませんから」ニコ

京子「ガーン…」


16 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 14:30:16.41 ID:V0KV3tkn0

京子「じゃあ、あかりは?あかりはどんなお願いするの?」

あかり「あかりは…」

結衣「もっと出番が増えたい…かな」

ちなつ「もっと目立ちたい…だよね?」

あかり「ふ、2人とも、酷いよぉ!」プンプン

京子「あはは、あかりは相変わらずだなあ」


18 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 14:35:48.98 ID:V0KV3tkn0

あかり「そういう、京子ちゃんはどんなお願いをするの?」

京子「そうだなぁ…色々あって迷うけど…」

京子「娯楽部の皆や、生徒会の皆が、ずっと幸せでいられますように…かな」ドヤァァァ

あかり「きょ、京子ちゃん……」

ちなつ「京子先輩……」

結衣「京子……」

結衣「それで本音は?」

京子「ラムレーズンを1日1個食べたい!」

ちなつ「ですよねぇ」


20 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 14:42:01.60 ID:V0KV3tkn0

~夜~

~京子宅~

京子「よし、原稿も完成したし…そろそろ寝るかなあ」

京子「えーと、今何時だ…23時55分か…」


『夜中の0時に合わせ鏡を作って願い事を唱えると…』


京子「……一応、試してみようかな?」

京子「鏡を用意して…と」




21 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 14:48:33.88 ID:V0KV3tkn0

京子「そろそろ、時間だ」

京子「えーと、願いごと願いごと…と」

京子「……お願いします、娯楽部の皆や、生徒会の皆が、ずっと幸せで居られますように…」




「う、うう、ヒック」

「うぇぇぇ…」





23 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 14:54:22.00 ID:V0KV3tkn0

京子「……あれ、何処かから、泣き声が…?」

京子「って、か、鏡の中に、子供が映ってる!?」


「う、うぇぇぇん…」


京子「なんだろ、この子、見覚えがある……」

京子「あれ、もしかして…」

京子「小さい頃の、私…?」

京子「ど、どうして、小さい頃の私が鏡に映ってるの…?」


25 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 15:01:48.32 ID:V0KV3tkn0

「う、うう、ひっく、恐いよお…1人は、やだよぉ…」

「ゆい、あかりちゃん、だれか、だれでもいいから、わたしを助けてよぉ…」


京子「……どうしたの?どうして、泣いてるの?」


「この世界は、辛いことや悲しいことでいっぱいなの……」

「だから、わたしは、恐くて1人では前に進めない……」

「他の誰かを利用しないと生きていけない……」

「だから、助けて欲しいの……」

「誰でもいいの、ゆいや、あかりちゃんじゃなくても、あやのや、ちなつちゃんでも……」

「わたしに優しくして欲しい、わたしを助けて欲しい、でないと私は……私は……」

「う、ううう……グスン」


26 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 15:09:00.50 ID:V0KV3tkn0

京子「…………」

京子「……そっか、この子は、私自身なんだ…」

京子「何でかは知らないけど……私の本音が鏡に映ってるんだ……」

京子「誰かを利用しないと、生きていけない……」

京子「……あ、あはは、私、泣き虫だった頃と、変わってないな……」

京子「誰かを利用して……それでやっと立っていられる、弱い人間のままなんだ……」


≪その子の言う事に耳を傾ける必要は無いわ≫


京子「……え?」


27 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 15:14:47.64 ID:V0KV3tkn0

京子「か、鏡の中の私が、もう一人増えた……?」

京子「今度の私は、私と同じ年齢みたいだけど……」


≪京子は、弱い自分を克服する為に、努力してきたわ≫

≪結衣やあかりに、守られなくてもいいように、強くなろうとしてきたじゃない≫

≪だからこそ、京子はあんなお願い事をしたんでしょう?≫

≪自分の幸せではなく、他者の幸せを願うなんて、弱いだけでは出来ない事だもの≫

≪…だから、こんな子供の泣き言に耳を傾ける必要は無いわ≫


京子「えっと、あの、だれ?」


29 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 15:18:20.12 ID:V0KV3tkn0

≪私は貴女、貴女は私≫

≪貴女が頭を打った時に分離した、もう1人の貴女≫

≪……けど、それではややこしいから……私の事は、歳納さんと呼んで頂戴≫


京子「としのうさん……」

京子「わ、私の中に、こんな大人っぽい私が居たのか、な……?」

京子「け、けど、他人のような気もしないし……」


30 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 15:23:06.88 ID:V0KV3tkn0

≪この子供は、京子が成長する上で障害になる……≫

≪だから、消してしまいましょう≫

「う、うう……グスン、貴女も、貴女達も、わたしをいじめるの……?」

「こ、こわいよ……いや……辛いことも、悲しいことも、全部、全部いやなの……」

≪うるさいわね、京子は、もっと強くて、優しいのよ≫

≪子供の貴女が居なければ、京子はもっと強くなれる≫

≪だから、貴女なんて……≫

≪貴女なんて≫


京子「待って、待ってよ……」


31 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 15:28:01.85 ID:V0KV3tkn0

京子「子供のままの、弱い私……」


「う、ううう……いやだよ……恐いよ……」


京子「大人っぽい、強い私……」


≪ええ、京子、貴女はもっと強くなれるわ……≫


京子「……」


33 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 15:34:14.18 ID:V0KV3tkn0

京子「どっちも、私だよ……」


≪京子?≫


京子「どっちも、私なんだ……」

京子「子供の頃の私の想いがあるから……私は、立っていられる」

京子「歳納さんが居るから、私は前を向いていられる」

京子「だから、だから、私は、子供の頃の私を、否定したくないよ……」


34 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 15:39:23.37 ID:V0KV3tkn0

京子「ごめんね、子供の頃の私……」

京子「ずっと、貴女の事を忘れていて、ごめんね……」

京子「もう、大丈夫だから……貴女の事も、ちゃんと抱えていてあげるから……」


「う、ううう……ほんとう?」


京子「うん、ほんとだよ、だから、一緒に行こう?」

京子「利用するだけが友達じゃないって、貴女にも教えてあげるよ」


「……うん」サラサラ

「ありがとう……私……」サラサラサラ


京子「あ……子供の頃の私、鏡の中から消えちゃった……」

京子「代わりに、何だろう、カードが降ってきた……これは」

京子「死神のタロットカード……?」

京子「……そっか…判るよ、カードの中に、子供の頃の私が感じられる」

京子「大丈夫、これからは、寂しくないから……」ギュッ


36 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 15:42:11.00 ID:kErvaByU0

死神か……


37 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 15:44:01.43 ID:V0KV3tkn0

京子「歳納さん」


≪なに、京子≫


京子「歳納さんも、ありがとう」

京子「何時も、私のことを見守ってくれてたんだよね」


≪……ええ、これからも、京子の事を見守っていくわ≫

≪例え京子が誰かに裏切られたり、傷つけられたりしても……≫

≪京子は一人じゃないから……私がついていてあげるから……どうか、負けないで……≫


京子「ありがとう、歳納さん、凄く、勇気が出るよ」ニコ


≪///≫


京子「あ、歳納さん、照れた」


39 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 15:49:37.78 ID:V0KV3tkn0

≪きょ、京子、あ、あの≫

≪次に貴女と会える機会があるかどうか判らないから……言っておきたい事が、あるの≫


京子「どうしたの?」


≪わ、私ね、実は……≫

≪京子の事が……好きなの≫

≪愛してるの……≫


京子「え、え?」


≪自分自身に告白するとか……変なのは判ってるけど……どうしても押えられないわ……≫

≪今まで頑張ってきた京子の心も、あんまり成長してないその身体も、全部が好き……大好き……≫

≪この鏡の壁がなければ……私は貴女に抱きついて、キスしたいとさえ思ってる……≫

≪ごめんなさい、こんな事、言われても、迷惑よね……ごめんなさい……≫


京子「と、歳納さん……」


42 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 15:52:41.47 ID:V0KV3tkn0

京子「……歳納さん、鏡の壁に、くっついてくれるかな?」


≪え……?≫


京子「もう、はやくっ!」


≪え、ええ、判ったわ……≫スッ


京子「……」チュッ


≪きょ、京子///≫


43 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 15:53:22.29 ID:mg/EBG9h0

綾乃じゃねえかwwwwwwwww


45 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 15:57:47.61 ID:V0KV3tkn0

京子「え、えへへ///鏡越しでごめんね///」

京子「あの、私も、歳納さんの事、嫌いじゃないよ……」

京子「私とは思えない、格好良さがあるし……」

京子「さ、さっきの告白も、可愛かったし///」

京子「だから、あの、これからも私を好きで居てくれると、嬉しいな……」


≪ありがとう……京子……≫サラサラ

≪こんな、私も、認めてくれて、ありがとう……ずっと、ずっと、一緒よ……≫サラサラサラ


京子「歳納さんも……鏡の中から消えちゃった……」

京子「あ、またタロットカード……今度は女教皇、か」

京子「……歳納さんの存在も、カードの中に感じられる……」

京子「うん、ずっと一緒だよ、歳納さん……」

………

……




46 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 16:00:38.28 ID:V0KV3tkn0

~翌朝~

京子「……ふご」

京子「あれ、何か、変な夢見てたなあ……」

京子「……うわあ!?もうこんな時間じゃん!」

京子「は、早く学校行かないと……!」バタバタ


カランッ


京子「あ、あれ、鏡がこんな所に……」

京子「……何だろう、何か大切な事を忘れてるような気が……」

京子「と、今は急がないと!」タッ


48 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 16:05:34.31 ID:V0KV3tkn0

~2年教室~

京子「ふぅ……ギリギリ遅刻にならなくてすんだぁ……」

京子「あれ、結衣が居ない……どうしたんだろ」

綾乃『歳納京子』

京子「ん、綾乃、おはよ~」ニコ

綾乃『おはよう』


49 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 16:08:04.74 ID:V0KV3tkn0

京子「綾乃、結衣見なかった?まだ教室には来てないみたいだけど……」

綾乃『船見さんの事なんて、どうでもいいじゃない』

京子「え、綾乃?」

綾乃『歳納京子……私を見て』

京子「ど、どうしたの、綾乃……真剣な顔しちゃって」

京子「あ、プリント?プリントならここに……」ガサゴソ

綾乃『……』ギュッ

京子「ふえ///」


51 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 16:11:15.95 ID:V0KV3tkn0

京子「ちょっと、綾乃、どうしたのいきなり抱きついてきて///」

綾乃『歳納京子は、私に抱きつかれるの、いや?』

京子「え、嫌じゃないけど…あの、恥ずかしいよ、皆見てるし///」

綾乃『じゃあ、誰も居ないところへ行きましょう、生徒会室とか』

京子「え、ええ!?い、いや、今から授業始まるんだけど///」

綾乃『……放課後、生徒会室に行きましょう』

綾乃『約束よ』

京子「う、うう、判ったから離して///」


53 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 16:15:58.13 ID:V0KV3tkn0

京子(ど、どうしたんだろ、綾乃、いきなりあんな事///)

京子(ま、まだ綾乃の体温が身体に残ってて、凄くドキドキする///)

京子「……」チラッ

綾乃『……』ジー

京子(うわあ、綾乃、授業始まってるのに、じっと私の事を見てる///)

京子(というか、さっきは気付かなかったけど……綾乃、ちょっと瞳が赤い?)

京子(カラコンでも入れてるのかな……)


54 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 16:18:27.38 ID:V0KV3tkn0

~お昼休み~

~廊下~

京子「う、うう……あれからずっと、綾乃に見つめられてたから、何か疲れた……」グッタリ

京子「結衣の携帯に電話しても出ないし、綾乃は変だし……どうなってんだろ……」


キャッ


京子「ん、何処かから、悲鳴が聞こえたような……」

京子「屋上へ続く、階段から……?」


56 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 16:22:01.92 ID:V0KV3tkn0

結衣『……』

千鶴「けほっ……けほっ……」

京子「あ、あれ、結衣じゃん、学校来てたんならどうして教室に……って」

京子「ど、どうしたの、千鶴!く、苦しそうだよ!?」

結衣『ほら、千鶴、京子に言う事があるだろ……?』

京子「え……?」

千鶴「……」


58 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 16:26:33.14 ID:V0KV3tkn0

結衣『千鶴、まだ、判ってくれないの?なら、もう一度……』

千鶴「わ、判った、判ったから……と、歳納」

千鶴「あ、あの、今まで、冷たくして、すまん……暴力とかも……すまなかった……」

京子「え、え、ど、どうしたの、千鶴、結衣も……何か様子が変だよ?」

千鶴「そ、それは……」

結衣『千鶴……』ガシッ

千鶴「ぐっ……」

京子「ゆ、結衣!?な、なんで千鶴の首絞めてるの!?やめてよ!」


60 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 16:29:06.57 ID:V0KV3tkn0

結衣『すまん、じゃないだろ、ごめんなさい、だろ……』

結衣『お前が京子に冷たく接したせいで、京子がどれだけ苦しんでたか判ってるの……?』

結衣『京子、泣いてたんだよ……それなのに、お前は』

結衣『お前は何も考えずにずっとずっと京子を拒絶して……』グググ

結衣『京子はお前の友達になりたかっただけなのに……!友達に……!』ググググ

千鶴「……!」バタバタ

京子「ゆ、結衣!だ、だめ、千鶴死んじゃう!や、やめて!」ドンッ


61 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 16:32:28.14 ID:V0KV3tkn0

千鶴「……」グッタリ

京子「ち、千鶴!?大丈夫!?千鶴!?」

結衣『京子は優しいなあ……そんな女とまで友達になろうとして……』

結衣『大丈夫だよ、私が、手伝ってあげるから』

結衣『当然だよね、私は、京子の王子様なんだし……』

京子「ゆ、結衣、どうしちゃったの……?」


63 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 16:36:16.15 ID:V0KV3tkn0

結衣『ねえ、京子、千鶴の事なんてもうう放っておいてさ……いちゃいちゃしようよ……』グイッ

京子「え、ちょ、結衣?」

結衣『京子……きょうこぉ……』スリスリ

京子「ゆ、結衣、どうしたの、ほ、ほんとに様子おかしいよ!?」

京子「そ、それに、瞳が、瞳が赤い……?」

結衣『何も無いよ…ただ、ただ自分の本当の気持ちに気づいただけ……』

京子「本当の……気持ち?」


65 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 16:40:06.46 ID:V0KV3tkn0

結衣『うん、私、ずっとこうしてみたかったの』スリスリ

京子「ちょ、ゆい///」

結衣『京子を抱きしめて、髪に顔を埋めて、匂いを嗅いで……』

結衣『私の匂いを京子につけてあげたかったの……』

結衣『ずっと京子を守り続けて……独り占めしたかったの……』

結衣『そして、えっちな事をしてみたかったの……』

京子「ゆ、ゆい?」


66 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 16:44:30.97 ID:V0KV3tkn0

結衣『ずっと自分を押えて偽って、友達の仮面を被ってきたけど……』

結衣『……もうそんな必要は無いから』

結衣『だから、ね?京子、いいでしょ……』

結衣『まずは、ちゅーしよ?ね?』グイッ

京子「や、ちょっと、待ってよ!結衣!」

結衣『もう、力じゃ私に勝てないって、知ってるでしょ、京子……』ギュッ

京子「ん、や、やぁっ///」

??「やめろ!」


ドーン





68 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 16:48:47.80 ID:V0KV3tkn0

結衣「はぁ……はぁ……や、止めろ、京子を傷つけるな……」

京子「え、え、結衣が、もう1人……?」

結衣「京子、騙されないで、こいつは……」


『どうして、邪魔するの、私』

『昨日、願ったじゃない、京子と愛し合えますようにって、願ったじゃない』

『それが私の本音でしょう』


結衣「ち、違う!私は、こんな形を望んだわけじゃない!」


70 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 16:51:47.89 ID:V0KV3tkn0

『あはははは、私は影、貴女の影』

『私に隠し事は出来ないよ』

『私は確かに願っている……無理やりにであっても、京子と愛し合いたいと』

『だから、私は鏡の中から出てきてあげた……』

『貴女に代わって私が願いを叶えてあげる為に……』

『願いを叶える為の障害は、全て取り除く』

『全部全部全部取り除く』

『だから、京子、愛し合おう?ね?』


71 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 16:54:27.46 ID:V0KV3tkn0

京子「か、鏡の中から?願い?ひょっとして、結衣、例の合わせ鏡、試したの!?」

結衣「う、うん、昨日、試しに願いを唱えてみた……け、けど!」

結衣「……けど嘘だ、こんな事、望んでない……京子、信じて……」

京子「ゆ、ゆい……」


『京子、ねえ、早く、愛し合おうよ、きょうこぉ……』


結衣「こんな、こんなのは、私じゃない………」

結衣「お前は、私じゃない…!」



73 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 16:56:01.92 ID:C8w0Mw0vi

ゆるゆりがこんなに熱くなるなんて……


76 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 16:58:51.85 ID:V0KV3tkn0



『あはははは、否定するんだ、自分の本性なのに』

『じゃあ、もういいや……私は、貴女じゃなくてもいい……』

『貴女とは違う私に、なってやる……』


京子「さ、さむっ!な、なに、もう1人の結衣の身体から冷気が……!」

ユイ「……我は影、真なる我」

ユイ「氷の王ユイ……」

ユイ「私は、私自身の望みを叶える……」

ユイ「さあ、京子、こっちに来て……」

ユイ「そんな結衣は放っておいて、私といい事、しよう?」

結衣「や、やめろ……やめろぉ!」

ユイ「邪魔しないで」

結衣「う、あ、な、なに、身体が、凍りつく……」


77 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 17:01:19.24 ID:V0KV3tkn0

京子(ち、違う、このユイは、さっきまでのユイじゃない……!)

京子(何か、人間以上の能力を使ってる……!)

京子「や、やめて!結衣に酷いことしないで!」

ユイ「京子、ユイは私だよ……私の力があれば、ずっと京子を守ってあげられるから……」

ユイ「京子も、それを望んでるでしょ?守られたいって、思ってるでしょ?」

ユイ「京子は、何時も王子様を必要としてるもんね……」

ユイ「だから、ね?こっちに来て……」

京子「け、けど、結衣が……」

ユイ「大丈夫、私は、京子さえいてくれれば、誰も傷つけないから」

京子「ほ、本当?」

ユイ「うん」ニコ


79 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 17:04:28.15 ID:V0KV3tkn0

京子「わ、判った……」スッ

結衣「きょ、京子、だめ、行かないで……」

京子「結衣……ごめんね……」

結衣「きょうこ……」

ユイ「ああ、京子、京子京子京子!」ギュッ

ユイ「やっと、やっと私のものに、私だけのものになってくれた……」

京子「ひゃっ、ゆ、ユイ、冷たいよ……」

ユイ「ごめんね、大丈夫、すぐに眠くなって、寒さを感じないようになるから……」ピキ

ユイ「私の腕の中で、ゆっくり眠ってよ……」ピキピキ

京子「ゆ、ゆい……」

京子「本当……だ、凄く、眠く……」ピキ

京子「というか、私の身体、凍って……」ピキピキピキ


81 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 17:10:03.97 ID:V0KV3tkn0

ユイ「邪魔されないように、学校も全部全部凍らせてしまおっか……」

京子「え……ゆ、ゆい、やめて……誰も傷つけないって……言ったじゃない……」

ユイ「傷つけないよ、ただ、永遠に眠ってもらうだけ……」

京子「そんな……そんなの……」

京子(どうしよう、私では、私ではユイを止められない……)

京子(どうしたら……)

京子(誰か、誰か助けて……)


≪京子≫


京子「……え?」



83 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 17:13:22.31 ID:V0KV3tkn0



≪私を、呼んで≫


京子「だ、誰……?」


≪私は貴女、貴女は私……≫

≪私は何時でも、貴女を見守っているわ……≫


京子「私……もう1人の、私……」

京子「……そうか、思い出したよ」




85 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 17:17:05.95 ID:V0KV3tkn0

京子「ペ………」


ユイ「さあ、全部、凍らせちゃおう……」


京子「…ル……」


ユイ「綾乃も、千鶴も、千歳も、ちなつちゃんも……」


京子「……ソ…」


ユイ「……これだったら、京子も寂しくないよね……」


京子「………ナ」


ユイ「京子?」


86 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 17:17:55.23 ID:kErvaByU0

きたか


89 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 17:19:54.44 ID:V0KV3tkn0





京子「歳納さん!」


パリーン





90 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 17:21:34.63 ID:V0KV3tkn0



アムリタッ


パキーン


ユイ「な、なに?氷が全部吹き飛んじゃった……!?」

結衣「あ、あれは……京子が、2人、いる……?」

京子「と、歳納さん……?」

歳納「京子……」


91 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 17:23:43.05 ID:V0KV3tkn0

歳納「京子……京子!」ダキッ

京子「ちょ、と、歳納さん!?」

ユイ「え」

歳納「ああ、もう、こんな、直接抱きつける日が来るなんて思ってもみなかった…!」

歳納「京子、好き、好きよ、大好き……」チュッ

京子「ひゃっ///」

歳納「もう、照れなくてもいいじゃない、私は貴女なんだから……」チュッ

京子「え、け、けど、あの、結衣達が見てるし///」


92 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 17:25:25.76 ID:V0KV3tkn0

歳納「いいじゃない、見せ付けてあげましょうよ……」サワサワ

京子「ふ、ふぁっ///と、歳納さん、そ、そんな所に手を入れないでよ///」

結衣「きょ、京子……?」

ユイ「や、やめろ……」

歳納「ふふふ、京子の感じるところは、私、全部知ってるわよ……」サワッ

京子「あっあんっ///」

ユイ「やめろ!」


93 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 17:27:15.46 ID:wWZR+LBIO

痴女だー!?


95 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 17:27:53.90 ID:V0KV3tkn0

ユイ「京子は、私のなんだ、京子、私とキスしてよ!私の所に来てよ!」

歳納「駄目よ、京子は私のなの……」チュッ

京子「と、としのうさん、キス、上手すぎだよぉ……」ポー

ユイ「く、くそっ!止めて!」

結衣「そ、そうだ……止めろ!」

結衣「京子は、京子は……!」

ユイ「私だけのものなんだ!他の誰にも……」

結衣「誰にも!」



ユイ結衣「「誰にも渡したくない!」」





97 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 17:31:25.01 ID:V0KV3tkn0

歳納「それが、結衣の本音よね?」

結衣「……」

ユイ「……」

歳納「正直に言わないと、京子にもっとえっちな事するけど……」

結衣「……」ビクンッ

ユイ「……」ビクンッ


98 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 17:34:32.79 ID:V0KV3tkn0

結衣「そ、そうだ……私は、私は、京子を好きなんだ……」

結衣「今まで隠してきたけど、嫌なんだ、京子が他の子とキスするのが……」

結衣「誰にも、誰にも渡したくないんだ……ずっと京子の王子様で、いたいんだ……」

結衣「けど、けど、もし告白して、フラれたら……」グスン

結衣「それが理由で、友達ですら居られなくなったらと思うと……」ヒック

結衣「もし、京子がもう二度と私の部屋に来なくなったらと思うと……恐くて……」ヒックヒック


99 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 17:36:58.06 ID:KtlWMc5/0

さすが主人公、モテモテだな


100 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 17:40:30.30 ID:V0KV3tkn0

結衣「京子は、こんな、こんな臆病な、私、嫌いになったよね……」グスン

結衣「全然、王子様じゃないもんね……」ヒック

京子「……嫌いになんてならないよ、結衣」

結衣「え……」

京子「王子様かどうかなんて、関係ない……」

京子「私は、私は王子様じゃなくて、結衣のことが好きだもん」

結衣「京子……」ゴシゴシ

京子「この≪好き≫が、結衣が期待してる≪好き≫なのか、私にもわかんないけど……」

京子「結衣とは、ずっと一緒にいたいと思ってるよ!」

結衣「きょうこ……」


101 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 17:42:18.00 ID:V0KV3tkn0

京子「だから、ね?泣かないで……」ナデ

結衣「う、うん……ありがとう、京子……」

結衣「そ、それに……」

ユイ「……」ビクッ

結衣「もう1人の私も、ごめんね……」

結衣「私が臆病だったから、否定しちゃって……ごめんね……」

結衣「貴女は、私なんだ……」

結衣「貴女の想いは、私の想いなんだ……」

ユイ「……うん」


102 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 17:42:29.68 ID:wWZR+LBIO

影を受け入れても姿や名前はそのままなのね
俺はどっちでもいいけど



103 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 17:45:30.44 ID:V0KV3tkn0

どっちにするかギリギリまで悩みましてー


104 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 17:46:18.20 ID:V0KV3tkn0

結衣「ありがとう、今まで、私の中に居てくれて」

ユイ「……」

結衣「これからも、私の中に、居てほしい……」

ユイ「……ありがとう」サラサラ

ユイ「私を受け入れてくれて、ありがとう……」サラサラ

ユイ「頑張って……私……」サラサラサラサラ

結衣「うん……頑張るよ、私……」



105 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 17:49:24.59 ID:V0KV3tkn0

京子「結衣の影、消えちゃったね……」

結衣「消えてないよ……私の中に、ユイがいるのが感じられるから……」

京子「あ、それ、カード……」

結衣「うん、皇帝のカード……京子を守る、王子様になる為のカードだ……」

結衣「京子……私、私……」フラッ

京子「え、ゆ、結衣?」ガシッ

歳納「色々あったから、疲れて寝ちゃったみたいね……」

京子「そっか……」

京子「結衣……」ナデナデ

京子「私を想ってくれて、ありがとうね……」

結衣「……」zzz


110 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 18:02:06.45 ID:V0KV3tkn0

京子「と、とりあえず、結衣と千鶴を保健室に連れて行かないと……」

歳納「手伝うわ」

京子「ありがとう、歳納さん」ニコ

歳納「これくらい、当然よ、私は、京子のために居る存在なんだから…」

歳納「寧ろ、もっと一杯頼ってくれた方が嬉しいわ」

京子「そっか……じゃあ、色々頼んじゃおうっかなあ?えっちな事とか……」

歳納「な///」


111 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 18:05:13.17 ID:V0KV3tkn0

京子「さっき、言ってたよね、私にえっちな事をするって」

歳納「ち、違うのよ、京子、あれは、その、結衣を影と向き合わせるための口実って言うか……」

京子「あ……口実、なんだ……そうだよね、私になんて、えっちな事したくないよね……」

京子「胸だって、こんなに小さいし……」

歳納「そんな事無いわ!私は小さい方が好きよ!」

京子「もう、歳納さんって本当にえっちだよね……」ニヤニヤ

歳納「……!」

歳納「京子、からかわないでっ」プイッ

京子「もう、冗談冗談……」


114 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 18:07:17.63 ID:V0KV3tkn0

~保健室~

京子「あれ、保険の先生居ないや……」

歳納「取りあえず、二人をベッドに寝かせておきましょう」

歳納「千鶴はショックで気を失ってるだけみたいだし、しばらくすれば眼を覚ますでしょう」

歳納「結衣は、新しい自分に慣れるまでちょっと動けないかもしれないけど……」

京子「そっか……」

京子「……早く、元気になってね、結衣」ナデナデ

歳納「…………」


116 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 18:10:55.21 ID:V0KV3tkn0

歳納「京子、それじゃ、私はそろそろ貴女の中に戻るわ」

京子「え、え、もう、戻っちゃうの?」

歳納「ええ、ペルソナである私が何時までも外に出てると、貴女の負担になるの」

京子「そ、そっか……」

京子「あ、あの、歳納さん?また、会えるよね……?」

歳納「……ええ、すぐまた、会えると思うわ」

京子「よ、良かった」ホッ



117 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 18:17:28.92 ID:V0KV3tkn0

歳納「京子」

京子「ん?どうしたの、歳納さん」

歳納「気をつけて、多分、合わせ鏡のおまじないをしたのは、結衣だけじゃないと思う」

京子「……え?」

歳納「あのおまじないは、願い事を媒介に人間の心の影……シャドウを実体化させる力があるみたい……」

京子「シャドウ……ユイみたいな感じの、もう一人の自分って事?」

歳納「ええ、私みたいに、主人格に受け入れられたシャドウは、ペルソナになるけど……」

歳納「それ以外のシャドウは、願い事に準じて、勝手に動き出す」

歳納「とても、危険な存在だわ、だからもしシャドウと遭遇したら、すぐに私を呼ぶのよ?いいわね?」

京子「う、うん、判った」

歳納「それじゃ、戻るわね……」

京子「あ、待って、歳納さん!他にも合わせ鏡のおまじないした人って、いったい誰が……!」


119 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 18:18:33.92 ID:V0KV3tkn0



「多分 三人     」

「ちな     」

「       」

「  あかりに 」

「  気をつけて   」



京子「消え、ちゃった……いや、私の中に、戻っちゃった……」


121 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 18:21:16.12 ID:V0KV3tkn0

京子「ふう……なんだか、色々あって疲れた……」

京子「ベッドはもう一つあまってるし、私もちょっと寝ようかな……」

京子「ちょっとだけ……ちょっと、だけ……」

京子「……」zzz

京子「むにゃ、としのーさん……」zzz


122 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 18:22:12.14 ID:V0KV3tkn0



セーブしますか?

YES / NO
 ▲





125 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 18:24:15.96 ID:wWZR+LBIO

おつ!
よかったぜ



127 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 18:28:30.61 ID:sO+p4dPU0


面白かった
楽しみに待ってるよ



128 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 18:33:53.21 ID:V99sHfGJ0

乙乙
第二部にも期待




続き→結衣「ペルソナ!」

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