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恒一「有田さんはかわいいなぁ!!!」
1: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/06/06(水) 21:35:24.25 ID:6PRx3hN50
教室
風見「男子諸君、今日君達に集まってもらったのには、意味がある……」
恒一(え? なにこれ? 何で皆真剣な顔なの?)
風見「そうだ、ついに完成したのだ」
恒一「て、勅使河原君……何が起きてるの?」
勅使河原「黙って聞いてな、サカキ。今は、声を出すべきじゃねぇ」
恒一(えー……)
風見「三年三組の男子の技術力が異様に上昇する現象を利用した、我々の最高傑作……」
風見「三年三組の女子生徒を攻略する恋愛シミュレーションゲーム『アナガミ』が、完成したっ!!!」
一同「うおおおおおおおおお!!!!!!」
恒一(え、えぇ……)
風見「男子諸君、今日君達に集まってもらったのには、意味がある……」
恒一(え? なにこれ? 何で皆真剣な顔なの?)
風見「そうだ、ついに完成したのだ」
恒一「て、勅使河原君……何が起きてるの?」
勅使河原「黙って聞いてな、サカキ。今は、声を出すべきじゃねぇ」
恒一(えー……)
風見「三年三組の男子の技術力が異様に上昇する現象を利用した、我々の最高傑作……」
風見「三年三組の女子生徒を攻略する恋愛シミュレーションゲーム『アナガミ』が、完成したっ!!!」
一同「うおおおおおおおおお!!!!!!」
恒一(え、えぇ……)
3: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/06/06(水) 21:40:06.76 ID:6PRx3hN50
恒一「も、望月君……」
望月「……苦労したよ。本当に苦労した。僕以外に絵のスキルが上がった人が、もう少しいればもっと楽だったのに……でも、今は喜びばかりだ。三神先生ルートをやりたくてしょうがないよ!」
恒一「くっ……て、勅使河原君!」
勅使河原「ゲームの内容に、俺は関われなかった。だが、ハードやディスクの作成は、俺の仕事だった……放課後、一人で工場へ行き黙々とし続けた作業、その結果をもうすぐ見れるんだな……」
恒一「ダメか……」
望月「……苦労したよ。本当に苦労した。僕以外に絵のスキルが上がった人が、もう少しいればもっと楽だったのに……でも、今は喜びばかりだ。三神先生ルートをやりたくてしょうがないよ!」
恒一「くっ……て、勅使河原君!」
勅使河原「ゲームの内容に、俺は関われなかった。だが、ハードやディスクの作成は、俺の仕事だった……放課後、一人で工場へ行き黙々とし続けた作業、その結果をもうすぐ見れるんだな……」
恒一「ダメか……」
6: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/06/06(水) 21:44:00.96 ID:6PRx3hN50
風見「さあ、これよりPSPとディスクを配布する、各自家で楽しんでくれ!」
一同「はい!!!」
風見「このプロジェクトに、こうして関われて、僕は嬉しい!! 最後に、感謝を言わせて欲しい。皆、ありがとう!!」
一同「ありがとう!!!」
恒一(このクラスの男子は、やけに帰るのが速いんだなと思ってからはや一カ月……わけがわからないよ)
一同「はい!!!」
風見「このプロジェクトに、こうして関われて、僕は嬉しい!! 最後に、感謝を言わせて欲しい。皆、ありがとう!!」
一同「ありがとう!!!」
恒一(このクラスの男子は、やけに帰るのが速いんだなと思ってからはや一カ月……わけがわからないよ)
7: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/06/06(水) 21:47:59.55 ID:6PRx3hN50
恒一宅、恒一部屋
恒一「いや、もらったけどさ……これ、どうみても企業レベルだよね?」
恒一「勅使河原君、普通に工場とか言ってたけど、え? 工場あるの?」
恒一「転入初日に、そういう現象があるとは聞いていたけど、こんなにレベル高いの?」
恒一「というか、PSPって何?」
恒一「まあ……もらったからには、やってみるけどさ……えっと、電源電源……これか」
恒一「いや、もらったけどさ……これ、どうみても企業レベルだよね?」
恒一「勅使河原君、普通に工場とか言ってたけど、え? 工場あるの?」
恒一「転入初日に、そういう現象があるとは聞いていたけど、こんなにレベル高いの?」
恒一「というか、PSPって何?」
恒一「まあ……もらったからには、やってみるけどさ……えっと、電源電源……これか」
9: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/06/06(水) 21:52:32.03 ID:6PRx3hN50
恒一「パッケージヒロインは、多々良さんかぁ……まぁたしかに、メインヒロインっぽいっちゃぽいよね」
恒一「えっと、これかな?」
多々良『貴方の名前を入力してね』
恒一「えっ!? 喋った!?」
恒一「女子も制作に参加してるの? ……いや、今の音声、少しだけ、本当に少しだけおかしかった気がする……」
恒一「もしかして……日頃の会話を録音して、それを加工したっ!?」
恒一「て、手間が掛かってるなぁ……」
恒一「えっと、これかな?」
多々良『貴方の名前を入力してね』
恒一「えっ!? 喋った!?」
恒一「女子も制作に参加してるの? ……いや、今の音声、少しだけ、本当に少しだけおかしかった気がする……」
恒一「もしかして……日頃の会話を録音して、それを加工したっ!?」
恒一「て、手間が掛かってるなぁ……」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 21:54:13.79 ID:3Wao3Mvp0
これ買うから値段教えろ
16: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/06/06(水) 21:59:04.03 ID:6PRx3hN50
恒一「まあ、名前は自分のでいいよね……榊原恒一、よし」
恒一「主人公設定選択? えっと、委員長モード、運動部モード、文化部モード、帰宅部モード……あ、ちゃんと転入生モードもある」
恒一「……なんというか、皆ありがとう。転入生モード、だよね」
恒一『東京から来ました、榊原恒一です』
恒一「あ、さすがに僕の声は出ないか」ホッ
久保寺「榊原君はうんたらかんたら」
恒一「あ、プロローグ終わった」
恒一「主人公設定選択? えっと、委員長モード、運動部モード、文化部モード、帰宅部モード……あ、ちゃんと転入生モードもある」
恒一「……なんというか、皆ありがとう。転入生モード、だよね」
恒一『東京から来ました、榊原恒一です』
恒一「あ、さすがに僕の声は出ないか」ホッ
久保寺「榊原君はうんたらかんたら」
恒一「あ、プロローグ終わった」
19: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/06/06(水) 22:03:46.49 ID:6PRx3hN50
恒一「一日が四つの時間に別れていて、その都度イベントのある場所を選ぶんだね」
恒一「……というか、選べる場所多すぎだよっ!!!」
恒一「これ、クラスどころか、怜子さんまで攻略できそうじゃないか! 僕にはわかるぞ、この職員室のイベント、明らかにシルエットが怜子さんじゃないか!!」
恒一「うーん……こういうときは、どうしよう。あ、このボタン押すと、ランダムに出来そうだな……」
恒一「まあ、最初くらい、ランダムで良いよね?」
恒一「……というか、選べる場所多すぎだよっ!!!」
恒一「これ、クラスどころか、怜子さんまで攻略できそうじゃないか! 僕にはわかるぞ、この職員室のイベント、明らかにシルエットが怜子さんじゃないか!!」
恒一「うーん……こういうときは、どうしよう。あ、このボタン押すと、ランダムに出来そうだな……」
恒一「まあ、最初くらい、ランダムで良いよね?」
21: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/06/06(水) 22:07:48.13 ID:6PRx3hN50
恒一「うーん、これ誰だろう? まあ、行ってみよう」
夕方、道路
恒一『転入初日に、ちゃんと友達も出来たし、クラスの皆は可愛い子ばかりだ! これから、楽しい毎日が始まりそうだなぁ!!』
恒一『さて、でも困ったなぁ……』
恒一「いきなり困るなよ!!」
恒一『迷子になっちゃった……』
恒一「おい、僕」
夕方、道路
恒一『転入初日に、ちゃんと友達も出来たし、クラスの皆は可愛い子ばかりだ! これから、楽しい毎日が始まりそうだなぁ!!』
恒一『さて、でも困ったなぁ……』
恒一「いきなり困るなよ!!」
恒一『迷子になっちゃった……』
恒一「おい、僕」
23: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/06/06(水) 22:11:26.05 ID:6PRx3hN50
恒一『うーん……いきなり迷子なのを、携帯で言うのもなぁ……』
恒一「たしかに、恥ずかしいね……」
??「榊原君? どうしたの、こんな所で」
恒一『あ、有田さん!』
恒一「あ、有田さんだ」
有田『良かったぁ、名前覚えてくれてたんだね』
恒一『一応、クラスメイト全員はね』
恒一「そういえば、実際の所は有田さんとあんまり話したことが無いなぁ」
恒一「たしかに、恥ずかしいね……」
??「榊原君? どうしたの、こんな所で」
恒一『あ、有田さん!』
恒一「あ、有田さんだ」
有田『良かったぁ、名前覚えてくれてたんだね』
恒一『一応、クラスメイト全員はね』
恒一「そういえば、実際の所は有田さんとあんまり話したことが無いなぁ」
25: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/06/06(水) 22:15:15.66 ID:6PRx3hN50
有田『榊原君は、今帰り道? 家ってこっちの方なの?』
恒一『ううん、実は迷子になっちゃって……』
有田『それは大変だね! 家はどっちの方なの?』
恒一『えっと……』
恒一「今更だけどさ、これ、ちゃんと有田さんの特長を掴んだ立ち絵って言うかさ、最初僕、写真かと思っちゃったよ……背景もよく見たら絵だし……」
恒一『ううん、実は迷子になっちゃって……』
有田『それは大変だね! 家はどっちの方なの?』
恒一『えっと……』
恒一「今更だけどさ、これ、ちゃんと有田さんの特長を掴んだ立ち絵って言うかさ、最初僕、写真かと思っちゃったよ……背景もよく見たら絵だし……」
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 22:17:02.84 ID:LrYQ8yJ30
PSP買ってくる
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 22:17:21.53 ID:guSDi0ey0
もっちーの本気
怜子さん√だけあれば満足なのに良い奴だ
怜子さん√だけあれば満足なのに良い奴だ
28: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/06/06(水) 22:18:49.63 ID:6PRx3hN50
有田『じゃあ、案内してあげるよ!』
恒一『そんな、悪いよ。大体の方角を教えてくれたら、大丈夫だから……』
有田『私も、スーパーに行き忘れちゃって……だから、丁度良かったんだ。むしろ、榊原君を助けられて良かったくらい』
恒一『そっか……じゃあ、お願いしようかな』
恒一「優しいなぁ……」
恒一『そんな、悪いよ。大体の方角を教えてくれたら、大丈夫だから……』
有田『私も、スーパーに行き忘れちゃって……だから、丁度良かったんだ。むしろ、榊原君を助けられて良かったくらい』
恒一『そっか……じゃあ、お願いしようかな』
恒一「優しいなぁ……」
31: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/06/06(水) 22:23:05.36 ID:6PRx3hN50
恒一『ここまで来れば、大丈夫だよ。それより、スーパーってどこにあるの?』
有田『えっと、あっちの方だよ。そこの角を曲がって……』
恒一『あぁ、あそこなんだね。ありがとう、今日は本当に助かったよ!』
有田『ううん、どういたしまして。それじゃあ、また明日学校でね!』
恒一『うん、またね!』
恒一「このゲーム……実際夜見山の地理に対応してやがる……」
有田『えっと、あっちの方だよ。そこの角を曲がって……』
恒一『あぁ、あそこなんだね。ありがとう、今日は本当に助かったよ!』
有田『ううん、どういたしまして。それじゃあ、また明日学校でね!』
恒一『うん、またね!』
恒一「このゲーム……実際夜見山の地理に対応してやがる……」
32: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/06/06(水) 22:26:50.04 ID:6PRx3hN50
翌日、朝(ゲーム内)
恒一『ふぅ、朝は眠いなぁ……』
有田『おっはよー! 榊原君っ!』
恒一『あ、有田さんおはよう。朝から元気だね』
有田『あはは……今日は日直なのに、いつもの時間に来ちゃったから、大急ぎなんだ……空元気?』
恒一『それは、ドンマイだね』
有田『うん、だから、先に行くね! また後でね、榊原君っ!』
恒一『ふぅ、朝は眠いなぁ……』
有田『おっはよー! 榊原君っ!』
恒一『あ、有田さんおはよう。朝から元気だね』
有田『あはは……今日は日直なのに、いつもの時間に来ちゃったから、大急ぎなんだ……空元気?』
恒一『それは、ドンマイだね』
有田『うん、だから、先に行くね! また後でね、榊原君っ!』
39: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/06/06(水) 22:30:52.48 ID:6PRx3hN50
休み時間1
恒一「あ、朝は強制イベントで四つの時間とは違うんだね」
恒一「うーん、他の子との出会いイベントもあるけど……有田さんのイベントともあるなぁ……」
恒一「ま、まあ、とりあえず有田さんのイベントをやろうかな!」
恒一『今朝のチラシ……有田さん急いでたし読んでないかな』
恒一「あ、朝は強制イベントで四つの時間とは違うんだね」
恒一「うーん、他の子との出会いイベントもあるけど……有田さんのイベントともあるなぁ……」
恒一「ま、まあ、とりあえず有田さんのイベントをやろうかな!」
恒一『今朝のチラシ……有田さん急いでたし読んでないかな』
41: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/06/06(水) 22:35:25.32 ID:6PRx3hN50
恒一『○○スーパー出血大サービスの大安売り!!! ……かぁ、一応チラシを持って来ちゃったけど……』
恒一『せっかくだし、教えようかな! 有田さーん!』
有田『うん? どうしたの、榊原君』
恒一『今日、スーパーが安売りなんだって、有田さん、朝急いでたから、確認してるかなぁって』
有田『え? 本当っ!? うぅ……見逃してたよぉ……』
恒一『チラシ、みる?』
有田『あるのっ!? 見る見る! 見せてっ!』
恒一『せっかくだし、教えようかな! 有田さーん!』
有田『うん? どうしたの、榊原君』
恒一『今日、スーパーが安売りなんだって、有田さん、朝急いでたから、確認してるかなぁって』
有田『え? 本当っ!? うぅ……見逃してたよぉ……』
恒一『チラシ、みる?』
有田『あるのっ!? 見る見る! 見せてっ!』
42: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/06/06(水) 22:41:58.12 ID:6PRx3hN50
有田『これは、買い置きが出来るし、これは絶対に買わなきゃいけないでしょ、それにこれは……』
有田『うぅ……持てるかなぁ……』
恒一『(有田さん、困ってるみたいだなぁ……)』
●荷物持ち、しようか?
●買うもの、一杯あるんだね
恒一「選択肢か……これは間違いなく上だね。下は強制イベント避けかな」
恒一『荷物持ち、しようか?』
有田『うぅ……持てるかなぁ……』
恒一『(有田さん、困ってるみたいだなぁ……)』
●荷物持ち、しようか?
●買うもの、一杯あるんだね
恒一「選択肢か……これは間違いなく上だね。下は強制イベント避けかな」
恒一『荷物持ち、しようか?』
44: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/06/06(水) 22:45:43.34 ID:6PRx3hN50
有田『え、でも悪いよ』
恒一『この前の恩返しだから、ね』
有田『そっか……じゃあ、お願いしようかな』
恒一『うん、じゃあ放課後にね!』
恒一「うん、予想通りだ!」
恒一『この前の恩返しだから、ね』
有田『そっか……じゃあ、お願いしようかな』
恒一『うん、じゃあ放課後にね!』
恒一「うん、予想通りだ!」
47: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/06/06(水) 22:53:35.90 ID:6PRx3hN50
休み時間2
恒一「そういえば、こういうのって出会いイベントが強制かと思ったんだけど、違うんだね。まあ、ヒロインの数が数だし、しょうがないか……」
恒一「というか……この様子だと、有田さんだけでも結構なシナリオ量ありそうだな……」
恒一「とりあえず、有田さんのイベントを消費しよう!」
有田『ねえ、榊原君。ちょっとお話しない?』
●うん、言いよ
●今はちょっと……
恒一「上以外選ばせる気が無いでしょ」
恒一『うん、言いよ』
恒一「はっ、これは、話題を選べと言うのか……『世間話』『運動』『勉強』『恋愛』……色々あるな……」
恒一「これ、『エッチ』は絶対罠だよね……うーん……」
恒一「無難に世間話かなぁ」
恒一「そういえば、こういうのって出会いイベントが強制かと思ったんだけど、違うんだね。まあ、ヒロインの数が数だし、しょうがないか……」
恒一「というか……この様子だと、有田さんだけでも結構なシナリオ量ありそうだな……」
恒一「とりあえず、有田さんのイベントを消費しよう!」
有田『ねえ、榊原君。ちょっとお話しない?』
●うん、言いよ
●今はちょっと……
恒一「上以外選ばせる気が無いでしょ」
恒一『うん、言いよ』
恒一「はっ、これは、話題を選べと言うのか……『世間話』『運動』『勉強』『恋愛』……色々あるな……」
恒一「これ、『エッチ』は絶対罠だよね……うーん……」
恒一「無難に世間話かなぁ」
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 22:55:59.04 ID:guSDi0ey0
有田さんはエロ話が正解だろ!
51: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/06/06(水) 22:59:49.30 ID:6PRx3hN50
恒一『ねえ有田さん、ドクターフィッシュって知ってる?』
有田『ドクターフィッシュ? 医者のお医者さん?』
恒一『まあ、あんまり間違ってないけれど、ちょっと違うかな。ドクターフィッシュはね、人の皮膚の老廃物を食べるんだ』
有田『皮膚の老廃物を食べるの?』
恒一『そう、病気になった皮膚も食べてくれるからドクターフィッシュなんだって』
有田『そうなんだ、すごいね!』
恒一「お、なんかいい感じじゃないか!!」
有田『ドクターフィッシュ? 医者のお医者さん?』
恒一『まあ、あんまり間違ってないけれど、ちょっと違うかな。ドクターフィッシュはね、人の皮膚の老廃物を食べるんだ』
有田『皮膚の老廃物を食べるの?』
恒一『そう、病気になった皮膚も食べてくれるからドクターフィッシュなんだって』
有田『そうなんだ、すごいね!』
恒一「お、なんかいい感じじゃないか!!」
52: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/06/06(水) 23:03:21.37 ID:6PRx3hN50
恒一「くっ……また話題選びか……次は……『恋愛』かな!」
恒一『有田さんってさ、どんな男性がタイプなの?』
有田『た、タイプ!? うーん、あんまり、考えた事が無いかな……でも、話が合う人ではあってほしいかな』
恒一「話が合う人かぁ……話した事がそもそも無いんだよなぁ……」
恒一『有田さんってさ、どんな男性がタイプなの?』
有田『た、タイプ!? うーん、あんまり、考えた事が無いかな……でも、話が合う人ではあってほしいかな』
恒一「話が合う人かぁ……話した事がそもそも無いんだよなぁ……」
54: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/06/06(水) 23:06:50.64 ID:6PRx3hN50
恒一「また話題選びか……この様子だと、一回の会話イベントで五回こういうターンがありそうだね……」
恒一「次は……『勉強』かな」
有田『ねえ、榊原君。数学を教えてもらってもいい?』
恒一『数学?』
有田『円周角って、わけがわからないんだ……』
恒一『えっとね……ここはこうして……』
有田『あ、本当だ! ありがとう、榊原君っ!』
恒一「ふっふっふ、いい感じじゃないか!!」
恒一「次は……『勉強』かな」
有田『ねえ、榊原君。数学を教えてもらってもいい?』
恒一『数学?』
有田『円周角って、わけがわからないんだ……』
恒一『えっとね……ここはこうして……』
有田『あ、本当だ! ありがとう、榊原君っ!』
恒一「ふっふっふ、いい感じじゃないか!!」
56: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/06/06(水) 23:11:54.13 ID:6PRx3hN50
恒一「そして僕は、完全に読んだぞ! 次は『食事』だ! そして、その次で……」
恒一『ねえ、有田さんはどんな料理が好き?』
有田『うーん、和洋中なんでも好きだよ? でもそうだなぁ、和食の方がどれかと言われると好きかな?』
恒一『肉じゃがとか?』
有田『肉じゃがも好きだよっ!』
恒一『じゃあ、今度作ってこようか? 僕、肉じゃが得意なんだ』
恒一「何で知ってるの!?」
有田『本当にっ!? じゃあ、楽しみにしてるねっ!!』
恒一「まあ、良いだろう……五ターン目、『エッチ』だっ!!!」
恒一『ねえ、有田さんはどんな料理が好き?』
有田『うーん、和洋中なんでも好きだよ? でもそうだなぁ、和食の方がどれかと言われると好きかな?』
恒一『肉じゃがとか?』
有田『肉じゃがも好きだよっ!』
恒一『じゃあ、今度作ってこようか? 僕、肉じゃが得意なんだ』
恒一「何で知ってるの!?」
有田『本当にっ!? じゃあ、楽しみにしてるねっ!!』
恒一「まあ、良いだろう……五ターン目、『エッチ』だっ!!!」
58: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/06/06(水) 23:17:14.74 ID:6PRx3hN50
恒一『有田さんってさ、華奢だけど可愛らしいよね』
有田『え、ええっ!? そそ、そんな事ないよっ!!』
恒一『ほら、このスカートから見える足とか、物凄い細いし、なんか守ってあげなきゃって思うんだ』
有田『あ、あう……うう……』
恒一『発育に不安を持ってるかもしれないけれど、僕はそんな事気にするべきじゃないと思う。有田さんは、今のままで良いんじゃないかな』
有田『そ、それ以上は恥ずかしいからダメっ!!!』
恒一「ちくしょう、罠だった!!!」
有田『え、ええっ!? そそ、そんな事ないよっ!!』
恒一『ほら、このスカートから見える足とか、物凄い細いし、なんか守ってあげなきゃって思うんだ』
有田『あ、あう……うう……』
恒一『発育に不安を持ってるかもしれないけれど、僕はそんな事気にするべきじゃないと思う。有田さんは、今のままで良いんじゃないかな』
有田『そ、それ以上は恥ずかしいからダメっ!!!』
恒一「ちくしょう、罠だった!!!」
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 23:19:25.68 ID:ox8gdo9Z0
恥ずかしがって逃げるけど好感度は上がるはず
60: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/06/06(水) 23:20:39.21 ID:6PRx3hN50
恒一「あ、会話イベント終わっちゃった……」
怜子「恒一くーん、ごはんだよー?」
恒一「あ、はーい、今行きまーす!」
恒一「ここまでか……セーブをしてっと……夜にもやろう」
怜子「恒一くーん、ごはんだよー?」
恒一「あ、はーい、今行きまーす!」
恒一「ここまでか……セーブをしてっと……夜にもやろう」
61: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/06/06(水) 23:23:50.10 ID:6PRx3hN50
夜(リアル)
恒一「全ての準備は整った! 僕は、有田さんの荷物持ちをしなきゃいけないんだ!!」
昼休み(ゲーム)
恒一「と、その前に昼イベントか……あ、有田さんのイベントがない……」
恒一「今更、他の人との出会いイベントをやるのもなぁ……スキップしようかな」
恒一「全ての準備は整った! 僕は、有田さんの荷物持ちをしなきゃいけないんだ!!」
昼休み(ゲーム)
恒一「と、その前に昼イベントか……あ、有田さんのイベントがない……」
恒一「今更、他の人との出会いイベントをやるのもなぁ……スキップしようかな」
67: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/06/06(水) 23:31:34.93 ID:6PRx3hN50
夕方(ゲーム)、校門
有田『ご、ごめんね、待たせちゃった?』
恒一『ううん、そんなに待ってないよ。それに、有田さんに日直の仕事があるのは、わかってたから』
有田『でも、私から頼んだのに待たせちゃったら悪いし……』
恒一『それも、迷子の僕を案内してくれた恩返しだから、気にする必要は無いんだよ』
有田『ううん、でも……』
恒一『それより、せっかくの大安売りが売り切れてたら寂しいから、行こうよ』
有田『うん! そうだね! 今日は宜しくお願いします!』
有田『ご、ごめんね、待たせちゃった?』
恒一『ううん、そんなに待ってないよ。それに、有田さんに日直の仕事があるのは、わかってたから』
有田『でも、私から頼んだのに待たせちゃったら悪いし……』
恒一『それも、迷子の僕を案内してくれた恩返しだから、気にする必要は無いんだよ』
有田『ううん、でも……』
恒一『それより、せっかくの大安売りが売り切れてたら寂しいから、行こうよ』
有田『うん! そうだね! 今日は宜しくお願いします!』
69: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/06/06(水) 23:34:21.81 ID:6PRx3hN50
スーパー
恒一『うわぁ……嵐の後みたい……』
有田『……ううん、まだだよ。まだ残ってる物は残ってる』
有田『榊原君はここで待っててっ! 私はめぼしいものの確保をしてくるねっ!!』
恒一『う、うん……』
恒一『(有田さん、慣れてるんだなぁ)』
恒一『うわぁ……嵐の後みたい……』
有田『……ううん、まだだよ。まだ残ってる物は残ってる』
有田『榊原君はここで待っててっ! 私はめぼしいものの確保をしてくるねっ!!』
恒一『う、うん……』
恒一『(有田さん、慣れてるんだなぁ)』
71: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/06/06(水) 23:40:10.78 ID:6PRx3hN50
道路
恒一『あの状況で、よくこんなに見つけたね』
有田『あはは……あのお店は、たまに大特価のものをこっそり置くから、それを買っただけだよ』
恒一『いつもスーパーで買い物するの?』
有田『うん、私の家、両親がどっちも出張が多くてさ、今も二人とも海外にいるんだ。だから、料理や節約も自分でしないといけなくて……』
恒一『へぇ、そうだったんだ。僕も両親が海外なんだ。夜見山へ来たのも、二人がインドに入っちゃったからなんだ』
恒一「……これ、思いっきり僕の個人情報だよね? まあいいけど」
恒一『あの状況で、よくこんなに見つけたね』
有田『あはは……あのお店は、たまに大特価のものをこっそり置くから、それを買っただけだよ』
恒一『いつもスーパーで買い物するの?』
有田『うん、私の家、両親がどっちも出張が多くてさ、今も二人とも海外にいるんだ。だから、料理や節約も自分でしないといけなくて……』
恒一『へぇ、そうだったんだ。僕も両親が海外なんだ。夜見山へ来たのも、二人がインドに入っちゃったからなんだ』
恒一「……これ、思いっきり僕の個人情報だよね? まあいいけど」
73: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/06/06(水) 23:44:50.38 ID:6PRx3hN50
恒一『ここが、有田さんの家?』
有田『そう、あんまり綺麗じゃないけど、キッチンまで運んで貰っても良い?』
恒一『もちろんだよ』
キッチン
恒一『よいしょ、いつも特売の日は、こんなに持って帰るの?』
有田『うん、重いけど頑張ればどうにかなるから、頑張ってるよ!』
有田『でも、今日は榊原君が居てくれて助かったよ! 本当にありがとねっ!』
恒一『ううん、全然良いんだよ』
有田『そう、あんまり綺麗じゃないけど、キッチンまで運んで貰っても良い?』
恒一『もちろんだよ』
キッチン
恒一『よいしょ、いつも特売の日は、こんなに持って帰るの?』
有田『うん、重いけど頑張ればどうにかなるから、頑張ってるよ!』
有田『でも、今日は榊原君が居てくれて助かったよ! 本当にありがとねっ!』
恒一『ううん、全然良いんだよ』
76: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/06/06(水) 23:48:36.25 ID:6PRx3hN50
次の日、学校(リアル)
有田「おはよう悠ちゃん」
江藤「おはよう松子ちゃん」
恒一(有田さん、リアルでも少しくらいは話せる仲になりたいな)
恒一「おはよう有田さん」
有田「おはよう榊原君」
恒一(凄いナチュラルに挨拶だけだった……)
有田「おはよう悠ちゃん」
江藤「おはよう松子ちゃん」
恒一(有田さん、リアルでも少しくらいは話せる仲になりたいな)
恒一「おはよう有田さん」
有田「おはよう榊原君」
恒一(凄いナチュラルに挨拶だけだった……)
77: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/06/06(水) 23:52:09.54 ID:6PRx3hN50
恒一(うーん、有田さんのアナガミでの設定は本当なのかな? 料理の話とか、話せるかなぁ)
江藤「ねぇねぇ松子ちゃん、今日○○スーパーで特売だって」
有田「ええっ!? 本当っ!? 行かなきゃっ!!!」
恒一(あ、本当っぽい)ヌスミギキ
恒一(どうしようかなぁ……とりあえず、アナガミクリアしようかな)
江藤「ねぇねぇ松子ちゃん、今日○○スーパーで特売だって」
有田「ええっ!? 本当っ!? 行かなきゃっ!!!」
恒一(あ、本当っぽい)ヌスミギキ
恒一(どうしようかなぁ……とりあえず、アナガミクリアしようかな)
79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 23:54:14.16 ID:bEw4gGzi0
しかしアナガミって卑猥だな
81: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/06/06(水) 23:56:37.23 ID:6PRx3hN50
夜(リアル)
恒一「ふっふっふ、有田さんのイベントをひたすらやり続けて、好感度がスキまで来たぞっ!!!」
恒一「怜子さんに不審に思われたり、怜子さんに見つかりかけたり、怜子さんに睨まれたりしたけど、PSPは無事だっ!!」
恒一「さあ! 有田さんとイチャイチャしよう!!」
恒一「ふっふっふ、有田さんのイベントをひたすらやり続けて、好感度がスキまで来たぞっ!!!」
恒一「怜子さんに不審に思われたり、怜子さんに見つかりかけたり、怜子さんに睨まれたりしたけど、PSPは無事だっ!!」
恒一「さあ! 有田さんとイチャイチャしよう!!」
82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 23:59:44.10 ID:bEw4gGzi0
恒一が紳士化してきてる
83: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/06/07(木) 00:04:48.77 ID:tmrGZk830
恒一「見える、僕には有田さんと仲良くなれる話題が見えるっ!!!」
恒一『有田さんの料理って、おふくろの味だよね』
有田『もう、そんな事ないよぉ。私なんて、まだまだだよ……』
恒一『それこそ、そんな事ないよ。僕は毎日だって食べたいくらいだね』
有田『え、ええっ!? それって……』
恒一『どうしたの? 有田さん』
有田『……鈍感』
恒一「むっとしながらも、好感度は上がる有田さんはかわいいなぁ!!!」
恒一『有田さんの料理って、おふくろの味だよね』
有田『もう、そんな事ないよぉ。私なんて、まだまだだよ……』
恒一『それこそ、そんな事ないよ。僕は毎日だって食べたいくらいだね』
有田『え、ええっ!? それって……』
恒一『どうしたの? 有田さん』
有田『……鈍感』
恒一「むっとしながらも、好感度は上がる有田さんはかわいいなぁ!!!」
85: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/06/07(木) 00:08:53.41 ID:tmrGZk830
恒一『恋愛ってさ、気がついたら始まってるものなのかもね』
有田『どう言うこと?』
恒一『ほら、友達以上恋人未満って言うけどさ、その時点で恋してるよなって、僕はそう思うんだ』
有田『……私もそう思うな。仲が良くなって、気がついたら好きになってるって事も、あると思う』
恒一「これは、あきらかに僕が鈍感すぎるよね! 有田さんが可哀想だよ、早く気づいてやれよ!!」
有田『どう言うこと?』
恒一『ほら、友達以上恋人未満って言うけどさ、その時点で恋してるよなって、僕はそう思うんだ』
有田『……私もそう思うな。仲が良くなって、気がついたら好きになってるって事も、あると思う』
恒一「これは、あきらかに僕が鈍感すぎるよね! 有田さんが可哀想だよ、早く気づいてやれよ!!」
87: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/06/07(木) 00:12:19.62 ID:tmrGZk830
恒一『ねぇ、有田さん。ちょっと頬に触れても良いかな?』
有田『頬に? ……うん、榊原君なら良いよ』
恒一『やっぱり、有田さんの肌はスベスベだね』
有田『もう、スベスベじゃなかったらガッカリしたの?』
恒一『日頃からじっくり観察してたからね。スベスベじゃないはずなんて無かったんだよ』
有田『頬に? ……うん、榊原君なら良いよ』
恒一『やっぱり、有田さんの肌はスベスベだね』
有田『もう、スベスベじゃなかったらガッカリしたの?』
恒一『日頃からじっくり観察してたからね。スベスベじゃないはずなんて無かったんだよ』
88: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/06/07(木) 00:15:54.21 ID:tmrGZk830
恒一『ねぇ、有田さん……』
有田『さ、榊原君……』
恒一「僕としては、付き合う前にこういう事するのは、どうかと思うけど……ゲームだから良いよね」
恒一『ん……』チュッ
有田『榊原君……ん……』
恒一「良いよねっ!! ハッピーになるよね!! イベントCGにもかなり気合い入ってるね!!!!」
有田『さ、榊原君……』
恒一「僕としては、付き合う前にこういう事するのは、どうかと思うけど……ゲームだから良いよね」
恒一『ん……』チュッ
有田『榊原君……ん……』
恒一「良いよねっ!! ハッピーになるよね!! イベントCGにもかなり気合い入ってるね!!!!」
89: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/06/07(木) 00:23:52.58 ID:tmrGZk830
夜明け直前(リアル)
恒一「さあ、これがラストのイベントだ……」
恒一『有田さん、僕、君のことが好きなんだ。迷った僕を助けてくれたり、料理を作ってくれたり、お節介なくらい僕に優しい有田さんが、大好きなんだ!!』
有田『榊原君……私も、私も榊原君の事が大好きっ!! 荷物を運んでくれたり、料理を教えてくれたり、お節介なくらい私に優しい榊原君が大好きだよっ!!』
きーらきーらきーらめーく♪
恒一「終わった……」
恒一「さあ、これがラストのイベントだ……」
恒一『有田さん、僕、君のことが好きなんだ。迷った僕を助けてくれたり、料理を作ってくれたり、お節介なくらい僕に優しい有田さんが、大好きなんだ!!』
有田『榊原君……私も、私も榊原君の事が大好きっ!! 荷物を運んでくれたり、料理を教えてくれたり、お節介なくらい私に優しい榊原君が大好きだよっ!!』
きーらきーらきーらめーく♪
恒一「終わった……」
90: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/06/07(木) 00:26:56.29 ID:tmrGZk830
恒一「なんだろう、この幸福感……心が満たされてるみたいだよ……」
恒一「今の僕なら、リアルの有田さんとも、仲良くなれる……かな!」
恒一「ふぁあ……寝よう」
恒一「今の僕なら、リアルの有田さんとも、仲良くなれる……かな!」
恒一「ふぁあ……寝よう」
92: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/06/07(木) 00:33:21.00 ID:tmrGZk830
学校昼休み
恒一(朝は、ただ挨拶をしただけだった……でも、朝はそれだけでいい)
恒一(食後のこの時間に、僕は有田さんとの距離を縮める!!)
恒一「有田さん、ちょっとお話しない?」
有田「うん、いいよ!」
恒一(朝は、ただ挨拶をしただけだった……でも、朝はそれだけでいい)
恒一(食後のこの時間に、僕は有田さんとの距離を縮める!!)
恒一「有田さん、ちょっとお話しない?」
有田「うん、いいよ!」
94: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/06/07(木) 00:37:52.60 ID:tmrGZk830
恒一(……!? 見える、有田さんにどういう話題を振ればいいか、僕にはわかるっ!!)
恒一「あのさ、こういう話があってさ……」
恒一「……ってわけなんだ」
有田「すごいねっ! そんな事があるんだね」
恒一(有田さんがどうすれば喜ぶか、僕にはわかるっ!!)
恒一「この前の数学の時間なんだけどさ……」
恒一「……ってわけなんだ。数学って凄いよね」
有田「へぇー、数学って難しいけれど、見方を変えると簡単になるんだねっ!」
恒一「あのさ、こういう話があってさ……」
恒一「……ってわけなんだ」
有田「すごいねっ! そんな事があるんだね」
恒一(有田さんがどうすれば喜ぶか、僕にはわかるっ!!)
恒一「この前の数学の時間なんだけどさ……」
恒一「……ってわけなんだ。数学って凄いよね」
有田「へぇー、数学って難しいけれど、見方を変えると簡単になるんだねっ!」
97: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/06/07(木) 00:42:38.90 ID:tmrGZk830
キーンコーンカーンコーン
恒一「あ、もう時間だね」
有田「うん、じゃあまたねっ!!」
恒一「うん、授業でわからない所があったら、すぐに呼んでいいからね」
有田「あはは……それはすぐに呼んじゃいそうだなぁ……」
恒一(……有田さんと仲良くなったぞ!)
恒一「あ、もう時間だね」
有田「うん、じゃあまたねっ!!」
恒一「うん、授業でわからない所があったら、すぐに呼んでいいからね」
有田「あはは……それはすぐに呼んじゃいそうだなぁ……」
恒一(……有田さんと仲良くなったぞ!)
100: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/06/07(木) 00:48:51.74 ID:tmrGZk830
放課後、スーパー
恒一(よし、これからは僕も自分で料理をしよう!!)
恒一「えっと、ケチャップは……」
有田「あれ? 榊原君?」
恒一「有田さん? 偶然だね」
有田「ケチャップならあっちの棚だよ。榊原君も料理するの?」
恒一「うん、東京では料理クラブだったからね」
有田「すごいなぁ、私も一応やるんだけど、まだまだで……」
恒一「僕に教えれる範囲なら、教えようか?」
有田「いいのっ!? なら、お願いしちゃおうかな!」
恒一「お安いご用だよ」
恒一(よし、これからは僕も自分で料理をしよう!!)
恒一「えっと、ケチャップは……」
有田「あれ? 榊原君?」
恒一「有田さん? 偶然だね」
有田「ケチャップならあっちの棚だよ。榊原君も料理するの?」
恒一「うん、東京では料理クラブだったからね」
有田「すごいなぁ、私も一応やるんだけど、まだまだで……」
恒一「僕に教えれる範囲なら、教えようか?」
有田「いいのっ!? なら、お願いしちゃおうかな!」
恒一「お安いご用だよ」
102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 00:51:48.66 ID:V8FB/eDx0
まじでこういうゲーム出してほしいわ
103: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/06/07(木) 00:55:21.91 ID:tmrGZk830
数週間後
恒一宅
恒一「有田さんの家に行ってきまーす!」
怜子「また料理指導?」
恒一「うん、今日は一緒に肉じゃがを作る事になってます」
怜子「そう……怪我させないようにね……」
恒一「はーい!」タタタタ
怜子「恒一君は、女の子を落とす技術が、異様に上昇しちゃったか……まあ、浮気してないからいいけれど」
恒一宅
恒一「有田さんの家に行ってきまーす!」
怜子「また料理指導?」
恒一「うん、今日は一緒に肉じゃがを作る事になってます」
怜子「そう……怪我させないようにね……」
恒一「はーい!」タタタタ
怜子「恒一君は、女の子を落とす技術が、異様に上昇しちゃったか……まあ、浮気してないからいいけれど」
105: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/06/07(木) 01:00:22.53 ID:tmrGZk830
有田宅
恒一「うん、おいしいよ!」
有田「本当っ!? 良かったぁ……」
恒一「これなら、毎日食べたっておいしいだろうなぁ」
有田「!? わ、私は毎日作っても……良いんだよ?」ボソッ
恒一「うん? 何て言ったの?」
有田「ううん、何でもないっ! 片付けしてくるね!」タタタタ
恒一(聞こえちゃったじゃないか。……まったくもう)
恒一「有田さんはかわいいなぁ!!!」
Aritar
おわり
恒一「うん、おいしいよ!」
有田「本当っ!? 良かったぁ……」
恒一「これなら、毎日食べたっておいしいだろうなぁ」
有田「!? わ、私は毎日作っても……良いんだよ?」ボソッ
恒一「うん? 何て言ったの?」
有田「ううん、何でもないっ! 片付けしてくるね!」タタタタ
恒一(聞こえちゃったじゃないか。……まったくもう)
恒一「有田さんはかわいいなぁ!!!」
Aritar
おわり
108: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/06/07(木) 01:05:49.71 ID:tmrGZk830
明日早い事をすっかり忘れてたので寝ます
アマガミでは七咲が好きです
anotherでは有田さんと江藤さんが好きです
有田さんはかわいいなぁ!!!
アマガミでは七咲が好きです
anotherでは有田さんと江藤さんが好きです
有田さんはかわいいなぁ!!!
106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 01:03:29.50 ID:7jTp2e+Y0
有田さんはかわいいなぁ!
乙
乙
109: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 01:07:40.30 ID:fibmNy9K0
乙
110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/07(木) 01:07:55.30 ID:OBJ5L9+50
乙!
次回の有田さんにも期待‼
次回の有田さんにも期待‼
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