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恒一「有田さんをナデナデしたら、真っ赤になった」
URL:http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1338045444/
有田「ねえ、榊原君」
恒一「どうしたの?」
有田「その、この一週間、どうだった?」
恒一「どうって?」
有田「えっと……私の頭を撫でていて……って事」
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/27(日) 00:17:24.95 ID:9BXZidy70
恒一「ねえ、勅使河原君」
勅使河原「どうした?」
恒一「僕さ、有田さんをナデナデしてみたいんだ」
勅使河原「……は?」
恒一「だから、有田さんをナデナデしてみたいんだ」
勅使河原「あぁ、うん……すれば?」
恒一「そんな簡単な事じゃないんだよっ! ナデナデをするからには、人目につかず、長時間いられる場所じゃないとっ!」
勅使河原「サカキ、どんだけナデナデするつもりだよ」
恒一「最低三時間」
勅使河原「なげえよっ!」
勅使河原「どうした?」
恒一「僕さ、有田さんをナデナデしてみたいんだ」
勅使河原「……は?」
恒一「だから、有田さんをナデナデしてみたいんだ」
勅使河原「あぁ、うん……すれば?」
恒一「そんな簡単な事じゃないんだよっ! ナデナデをするからには、人目につかず、長時間いられる場所じゃないとっ!」
勅使河原「サカキ、どんだけナデナデするつもりだよ」
恒一「最低三時間」
勅使河原「なげえよっ!」
5: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/05/27(日) 00:21:02.75 ID:9BXZidy70
恒一「と、いうわけでさ、勅使河原君に協力してほしいんだ」
勅使河原「いや、別に相手が許してくれるんなら、勝手にナデナデでもしておけよ」
恒一「問題はそこじゃないんだよ!」
恒一「そもそも、僕はあまり有田さんと会話をしたことがないんだ。突然ナデナデさせてくださいなんて言ったら、間違いなく変態だと思われちゃう!」
勅使河原「充分変態だろ……」
恒一「そんな事をしたら、もう二度と有田さんをナデナデ出来なくなるじゃないかっ!」
勅使河原「そんなに何度もするつもりなのかよ」
勅使河原「いや、別に相手が許してくれるんなら、勝手にナデナデでもしておけよ」
恒一「問題はそこじゃないんだよ!」
恒一「そもそも、僕はあまり有田さんと会話をしたことがないんだ。突然ナデナデさせてくださいなんて言ったら、間違いなく変態だと思われちゃう!」
勅使河原「充分変態だろ……」
恒一「そんな事をしたら、もう二度と有田さんをナデナデ出来なくなるじゃないかっ!」
勅使河原「そんなに何度もするつもりなのかよ」
8: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/05/27(日) 00:25:29.23 ID:9BXZidy70
勅使河原「なあ、そもそもさ、サカキはどうしてそんなに有田をナデナデしたいんだ?」
恒一「……わからないんだ。僕にもよくわからない。今までこんな風に思ったことは無かったんだ。有田さんの頭をナデナデしたい。撫で回して、撫で回して、撫で回したい! 僕はもう、この胸の高鳴りを止められないんだ!!!」
勅使河原「サカキ、お前まさか……」
恒一「そうだよ、赤沢さんが転入初日に教えてくれた、あれ。きっとそのせいだよ」
勅使河原「くそっ、そんな事って……」
恒一「クラスの中の誰か一人が異常な性癖に目覚める現象……転入生の僕がそうなるなんてね」
恒一「……わからないんだ。僕にもよくわからない。今までこんな風に思ったことは無かったんだ。有田さんの頭をナデナデしたい。撫で回して、撫で回して、撫で回したい! 僕はもう、この胸の高鳴りを止められないんだ!!!」
勅使河原「サカキ、お前まさか……」
恒一「そうだよ、赤沢さんが転入初日に教えてくれた、あれ。きっとそのせいだよ」
勅使河原「くそっ、そんな事って……」
恒一「クラスの中の誰か一人が異常な性癖に目覚める現象……転入生の僕がそうなるなんてね」
11: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/05/27(日) 00:29:25.33 ID:9BXZidy70
恒一「一度目覚めれば、今年一年、それは消えない。そして、無理に押さえ込めば……」
勅使河原「言うな、サカキ。それ以上は」
恒一「押さえ込めば、いずれ性欲を抑えられずに「いないもの(牢屋行き)」になってしまう」
勅使河原「サカキ……」
恒一「笑ってくれよ、勅使河原君。僕はもう、有田さんの頭無しでは生きてけない体なんだ」
勅使河原「間違い無いんだな?」
恒一「うん、僕はこうして君と話している今も、有田さんをナデナデしたいんだ」
勅使河原「わかった……俺も協力するぜ、サカキ」
勅使河原「言うな、サカキ。それ以上は」
恒一「押さえ込めば、いずれ性欲を抑えられずに「いないもの(牢屋行き)」になってしまう」
勅使河原「サカキ……」
恒一「笑ってくれよ、勅使河原君。僕はもう、有田さんの頭無しでは生きてけない体なんだ」
勅使河原「間違い無いんだな?」
恒一「うん、僕はこうして君と話している今も、有田さんをナデナデしたいんだ」
勅使河原「わかった……俺も協力するぜ、サカキ」
14: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/05/27(日) 00:32:38.78 ID:9BXZidy70
次の日、教室
恒一(有田さんナデナデ作戦、第一段階、「仲良くなろう」)
恒一「お、おはよう! 有田さんっ!」プルプル
有田「おはよう! 榊原君」
恒一(あぁ、もう挨拶もしたし、ナデナデしても良いよねっ! 良いよねっ!!!)
恒一(はっ……ダメだ。持続可能なナデナデライフの為に、僕はまだ、ナデナデをしてはいけない)
勅使河原(よく我慢したぜ、サカキ。手が震えている中、よく耐え抜いた)
恒一(有田さんナデナデ作戦、第一段階、「仲良くなろう」)
恒一「お、おはよう! 有田さんっ!」プルプル
有田「おはよう! 榊原君」
恒一(あぁ、もう挨拶もしたし、ナデナデしても良いよねっ! 良いよねっ!!!)
恒一(はっ……ダメだ。持続可能なナデナデライフの為に、僕はまだ、ナデナデをしてはいけない)
勅使河原(よく我慢したぜ、サカキ。手が震えている中、よく耐え抜いた)
16: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/05/27(日) 00:36:30.14 ID:9BXZidy70
昼休み
恒一「て、勅使河原君。僕の症状の進行が速い。ステップを早めないと……」プルプル
勅使河原「くっ、昨日とは大違いだな。……本当は、もう少し段階を踏むべきなんだろうが、サカキなら大丈夫だろう。行くんだ、サカキ!」
恒一「うん!」タタタタ
恒一「あ、有田さんっ!」
有田「さ、榊原君!?」
恒一「……一緒に、お昼を食べない?」プルプル
有田「ええっ!?」
恒一「て、勅使河原君。僕の症状の進行が速い。ステップを早めないと……」プルプル
勅使河原「くっ、昨日とは大違いだな。……本当は、もう少し段階を踏むべきなんだろうが、サカキなら大丈夫だろう。行くんだ、サカキ!」
恒一「うん!」タタタタ
恒一「あ、有田さんっ!」
有田「さ、榊原君!?」
恒一「……一緒に、お昼を食べない?」プルプル
有田「ええっ!?」
18: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/05/27(日) 00:39:53.15 ID:9BXZidy70
恒一(こ、断られたら、僕は、もう……でも、いくら何でも急すぎるか)
有田「い、良いよ?」
恒一「ありがとう! 有田さん、君は女神だっ!!!」
有田「そんなに誉められる事なのっ!?」
恒一「さあ、行こう有田さん! 今日はお日様が輝いているよ! こんな教室で食べるなんてもったいない! 屋上へ行こうっ!」ガシッ
有田「ええええっ!? ど、どうしたの、榊原君っ!?」
勅使河原(あぁ、サカキが壊れた)
有田「い、良いよ?」
恒一「ありがとう! 有田さん、君は女神だっ!!!」
有田「そんなに誉められる事なのっ!?」
恒一「さあ、行こう有田さん! 今日はお日様が輝いているよ! こんな教室で食べるなんてもったいない! 屋上へ行こうっ!」ガシッ
有田「ええええっ!? ど、どうしたの、榊原君っ!?」
勅使河原(あぁ、サカキが壊れた)
19: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/05/27(日) 00:42:37.10 ID:9BXZidy70
屋上
恒一「ごめんね、強引に連れ出して……でも、伝えなきゃいけない事があるんだ!」プルプル
有田「あ、愛の告白っ!?」
恒一「ちょっと違うよ!」
有田「ちょっとなのっ!?」
恒一「ごめん、有田さん! ナデナデさせてくれっ!」ガシッ
有田「えっ!? ……きゃあっ!」
恒一「あぁ……」ナデナデナデナデ
有田「え、ええ……?」
恒一「ごめんね、強引に連れ出して……でも、伝えなきゃいけない事があるんだ!」プルプル
有田「あ、愛の告白っ!?」
恒一「ちょっと違うよ!」
有田「ちょっとなのっ!?」
恒一「ごめん、有田さん! ナデナデさせてくれっ!」ガシッ
有田「えっ!? ……きゃあっ!」
恒一「あぁ……」ナデナデナデナデ
有田「え、ええ……?」
20: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/05/27(日) 00:44:46.66 ID:9BXZidy70
恒一「僕、僕……生きてるよぉ!」ナデナデナデナデ
有田「……えっと、その、榊原君? 落ち着いたらで良いんだけど、説明してもらえる?」
恒一「うん、ただ、もう少しこのままでいさせて……」ナデナデナデナデ
有田「う、うん……」
十分後
有田「落ち着いた?」
恒一「……うん」ナデナデナデナデ
有田「……えっと、その、榊原君? 落ち着いたらで良いんだけど、説明してもらえる?」
恒一「うん、ただ、もう少しこのままでいさせて……」ナデナデナデナデ
有田「う、うん……」
十分後
有田「落ち着いた?」
恒一「……うん」ナデナデナデナデ
22: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/05/27(日) 00:47:23.41 ID:9BXZidy70
恒一「僕、どうやら呪われたみたいなんだ」ナデナデナデナデ
有田「それって、あの?」
恒一「そう、三年三組の、あれ」ナデナデナデナデ
有田「そっか……それが、その、これ?」
恒一「ごめんね、有田さんを巻き込んじゃって……」ナデナデナデナデ
有田「う、ううん。私でよければ、これくらい、いくらでも……」
恒一「……ありがとう」ナデナデナデナデ
有田「それって、あの?」
恒一「そう、三年三組の、あれ」ナデナデナデナデ
有田「そっか……それが、その、これ?」
恒一「ごめんね、有田さんを巻き込んじゃって……」ナデナデナデナデ
有田「う、ううん。私でよければ、これくらい、いくらでも……」
恒一「……ありがとう」ナデナデナデナデ
25: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/05/27(日) 00:50:39.52 ID:9BXZidy70
有田「……発症はいつだったの?」
恒一「数日前に、有田さんを見たときから」
有田「症状は、ナデナデしたい。で良いの?」
恒一「……正確には、有田さんをナデナデしたい。かな」
有田「わ、私限定っ!?」
恒一「……うん」
有田「えっと、その……とりあえず、クラスの皆に打ち明ける?」
恒一「そ、それは……」
恒一「数日前に、有田さんを見たときから」
有田「症状は、ナデナデしたい。で良いの?」
恒一「……正確には、有田さんをナデナデしたい。かな」
有田「わ、私限定っ!?」
恒一「……うん」
有田「えっと、その……とりあえず、クラスの皆に打ち明ける?」
恒一「そ、それは……」
33: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/05/27(日) 00:54:31.57 ID:9BXZidy70
有田(……呪われた人は、クラスで異性から冷たい目で見られる場合が多いから、榊原君もそれは嫌何だろうなぁ)
恒一「ごめんね、勝手に巻き込んで、その上黙っていろだなんて……」
有田「ううん、そう思うのは当然だもん。私が榊原君だったとしても、そうしたいだろうから……」
恒一「ありがとう、有田さん。本当にありがとう」
有田「良いんだよ、私で良ければ。それより、ご飯食べない?」
恒一「うん、そうだね! 僕なんかと二人で良ければ、一緒に食べよう!」
恒一「ごめんね、勝手に巻き込んで、その上黙っていろだなんて……」
有田「ううん、そう思うのは当然だもん。私が榊原君だったとしても、そうしたいだろうから……」
恒一「ありがとう、有田さん。本当にありがとう」
有田「良いんだよ、私で良ければ。それより、ご飯食べない?」
恒一「うん、そうだね! 僕なんかと二人で良ければ、一緒に食べよう!」
35: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/05/27(日) 00:58:10.85 ID:9BXZidy70
有田「当分は大丈夫なの?」
恒一「うん、お陰で溜まってたナデナデは出来たから……だだ、出来ればなんだけど……」
有田「私に出来る事なら、何でもするよ?」
恒一「ありがとう……念のために、放課後には残ってもらっても、良いかな?」
有田「うん! それくらい、何て事無いよ」
恒一「うん、お陰で溜まってたナデナデは出来たから……だだ、出来ればなんだけど……」
有田「私に出来る事なら、何でもするよ?」
恒一「ありがとう……念のために、放課後には残ってもらっても、良いかな?」
有田「うん! それくらい、何て事無いよ」
36: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/05/27(日) 01:01:33.87 ID:9BXZidy70
教室、本日最終授業
恒一(はうっ!? ま、まずい……ナデナデしたいっ! あ、あと五分なんだ……た、耐えろ! 耐えてくれ!)プルプル
有田(榊原君の様子がおかしい? もしかしてっ!?)
有田「せ、先生! ちょっとトイレに行ってきます!」
先生「ええ、構いませんよ」
恒一「ぼ、僕も行ってきます!!!」
先生「二人もですか……しょうがないですね」
恒一(はうっ!? ま、まずい……ナデナデしたいっ! あ、あと五分なんだ……た、耐えろ! 耐えてくれ!)プルプル
有田(榊原君の様子がおかしい? もしかしてっ!?)
有田「せ、先生! ちょっとトイレに行ってきます!」
先生「ええ、構いませんよ」
恒一「ぼ、僕も行ってきます!!!」
先生「二人もですか……しょうがないですね」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/27(日) 01:05:11.39 ID:9KBrKsMX0
有田さん有能だな
39: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/05/27(日) 01:06:48.84 ID:9BXZidy70
トイレ前
恒一「ご、ごめんね……」ナデナデナデナデ
有田「ううん、仕方がないよ。授業も終わりかけだったし、大丈夫だよっ!」
恒一「ありがとう、有田さん……僕、相手が有田さんで、本当に良かった」ナデナデナデナデ
有田「榊原君……」
有田「……ねえ、榊原君」
恒一「な、何?」
有田「もし、立場が逆だったら、榊原君は私にナデナデされてくれる?」
恒一「もちろんだよ! 有田さんにナデナデしてもらえるんなら、本望さ!」ナデナデナデナデ
有田「そ、そこまで言わなくても……も、もう! 授業が終わったら、思う存分ナデナデさせてあげるから、一旦終わりっ!」
恒一「う、うん……」
恒一「ご、ごめんね……」ナデナデナデナデ
有田「ううん、仕方がないよ。授業も終わりかけだったし、大丈夫だよっ!」
恒一「ありがとう、有田さん……僕、相手が有田さんで、本当に良かった」ナデナデナデナデ
有田「榊原君……」
有田「……ねえ、榊原君」
恒一「な、何?」
有田「もし、立場が逆だったら、榊原君は私にナデナデされてくれる?」
恒一「もちろんだよ! 有田さんにナデナデしてもらえるんなら、本望さ!」ナデナデナデナデ
有田「そ、そこまで言わなくても……も、もう! 授業が終わったら、思う存分ナデナデさせてあげるから、一旦終わりっ!」
恒一「う、うん……」
40: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/05/27(日) 01:08:40.69 ID:9BXZidy70
放課後、教室
恒一「……」ナデナデナデナデ
有田「……」
恒一「……」ナデナデナデナデ
有田「……」
恒一「……」ナデナデナデナデ
有田「……」
恒一「……」ナデナデナデナデ
有田「……」
恒一「……」ナデナデナデナデ
有田「……」
恒一「……」ナデナデナデナデ
有田「……」
43: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/05/27(日) 01:12:16.12 ID:9BXZidy70
三時間後
恒一「……」ナデナデナデナデ
有田「……あ、あの、榊原君?」
恒一「っ!? ご、ごめん!! つい夢中になって……って、こんな時間っ!?」
有田「わ、私も気がついたらこんな時間だったから、良いよ。でも、そろそろ帰らないと……」
恒一「そうだね、そろそろ帰らないとね……」
有田「明日の朝まで持ちそう?」
恒一「うん、さすがにどうにかなりそうだよ」
有田「それは良かったね! それじゃあ、また明日っ!」タタタタ
恒一「うん、また明日……」
恒一(怜子さんに、何て言おう……)
恒一「……」ナデナデナデナデ
有田「……あ、あの、榊原君?」
恒一「っ!? ご、ごめん!! つい夢中になって……って、こんな時間っ!?」
有田「わ、私も気がついたらこんな時間だったから、良いよ。でも、そろそろ帰らないと……」
恒一「そうだね、そろそろ帰らないとね……」
有田「明日の朝まで持ちそう?」
恒一「うん、さすがにどうにかなりそうだよ」
有田「それは良かったね! それじゃあ、また明日っ!」タタタタ
恒一「うん、また明日……」
恒一(怜子さんに、何て言おう……)
46: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/05/27(日) 01:17:18.62 ID:9BXZidy70
恒一宅
怜子「恒一君が、現象に……」
恒一「うん、今は有田さんの協力もあって、どうにかなってるんだ」
怜子「それは幸いね。でも、これからどうするの? いつまでも、クラスの皆に秘密には出来ないわよ?」
恒一「うん……でも、呪われたってバレるのは……」
怜子「気持ちはわかるけど……ナデナデだし大丈夫じゃないかしら」
恒一「うん……」
怜子「まぁ、そこは貴方がしたいようにしなさい。私は、あんまり力になれそうにも無いから……」
恒一「ううん、助かったよ。ありがとう、怜子さん」
怜子「どういたしまして」
怜子「恒一君が、現象に……」
恒一「うん、今は有田さんの協力もあって、どうにかなってるんだ」
怜子「それは幸いね。でも、これからどうするの? いつまでも、クラスの皆に秘密には出来ないわよ?」
恒一「うん……でも、呪われたってバレるのは……」
怜子「気持ちはわかるけど……ナデナデだし大丈夫じゃないかしら」
恒一「うん……」
怜子「まぁ、そこは貴方がしたいようにしなさい。私は、あんまり力になれそうにも無いから……」
恒一「ううん、助かったよ。ありがとう、怜子さん」
怜子「どういたしまして」
48: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/05/27(日) 01:25:54.56 ID:9BXZidy70
朝、教室
久保寺「今日は、榊原君から皆さんに、伝える事があるそうです……」
恒一「……僕は、現象に呪われました」
ザワザワ ザワザワ
恒一「定期的に、有田さんの頭を撫でなければならない性癖です」
恒一「抑えられる限りは、抑えなければいけないけれど、どうしようもない時が、必ず来ると、思う」
恒一「だから、有田さんが受け入れてくれる範囲で、僕は有田さんの頭をナデナデする事になる」
恒一「変態だと罵ってくれてもいい。だけれど僕は、もうどうしようもないんだ」
恒一「授業中に、迷惑をかけることになるけれど、言わない訳にも行かないと思ったから、こうして伝えました」
赤沢「……質問、良いかしら?」
恒一「うん、良いよ」
赤沢「有田さん以外の頭じゃ、ダメなの?」
恒一「うん、ダメなんだ」
赤沢「そう……」ショボン
久保寺「今日は、榊原君から皆さんに、伝える事があるそうです……」
恒一「……僕は、現象に呪われました」
ザワザワ ザワザワ
恒一「定期的に、有田さんの頭を撫でなければならない性癖です」
恒一「抑えられる限りは、抑えなければいけないけれど、どうしようもない時が、必ず来ると、思う」
恒一「だから、有田さんが受け入れてくれる範囲で、僕は有田さんの頭をナデナデする事になる」
恒一「変態だと罵ってくれてもいい。だけれど僕は、もうどうしようもないんだ」
恒一「授業中に、迷惑をかけることになるけれど、言わない訳にも行かないと思ったから、こうして伝えました」
赤沢「……質問、良いかしら?」
恒一「うん、良いよ」
赤沢「有田さん以外の頭じゃ、ダメなの?」
恒一「うん、ダメなんだ」
赤沢「そう……」ショボン
52: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/05/27(日) 01:33:09.42 ID:9BXZidy70
休み時間
有田「皆に認めてもらえて、良かったね!」
恒一「うん! こうして皆の前でも有田さんを撫でられて、僕は嬉しいよ!」ナデナデナデナデ
有田「あはは……私はちょっと恥ずかしいかなぁ」
恒一「ご、ごめん……」ナデナデナデナデ
有田「そういう意味じゃないよ。それに、それくらいには慣れないとね」
恒一「ねぇ、有田さん」ナデナデナデナデ
有田「うん? どうしたの?」
恒一「どうして、そんなに僕に良くしてくれるの?」ナデナデナデナデ
有田「うーん……まだ秘密、かな?」
恒一「そっか、いつか教えてくれるの?」
有田「いつか、ね」
有田「皆に認めてもらえて、良かったね!」
恒一「うん! こうして皆の前でも有田さんを撫でられて、僕は嬉しいよ!」ナデナデナデナデ
有田「あはは……私はちょっと恥ずかしいかなぁ」
恒一「ご、ごめん……」ナデナデナデナデ
有田「そういう意味じゃないよ。それに、それくらいには慣れないとね」
恒一「ねぇ、有田さん」ナデナデナデナデ
有田「うん? どうしたの?」
恒一「どうして、そんなに僕に良くしてくれるの?」ナデナデナデナデ
有田「うーん……まだ秘密、かな?」
恒一「そっか、いつか教えてくれるの?」
有田「いつか、ね」
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/27(日) 01:34:54.41 ID:5E1kbn4U0
こういっちゃんに頭なでさせろって言われたらクラスの女子ほぼ全員断らないだろ
56: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/05/27(日) 01:38:41.51 ID:9BXZidy70
一週間後、朝、教室
恒一「有田さん、おはよう!」ナデナデナデナデ
有田「おはよう。榊原君!」
恒一「昨日はごめんね、土日は、ナデ溜めをしておかないと、まずいね……」ナデナデナデナデ
有田「うん……上手く、土日もナデナデをしておかにいとね……」
恒一「とりあえず、金曜にたっぷりナデナデしておくしか無いのかなぁ」
有田「でもそれでも限度があるだろえから、やっぱり毎週日曜に会う方が良いかもね」
恒一「そっか……まだ慣れないね」
有田「あはは、大変だね」
恒一「有田さん、おはよう!」ナデナデナデナデ
有田「おはよう。榊原君!」
恒一「昨日はごめんね、土日は、ナデ溜めをしておかないと、まずいね……」ナデナデナデナデ
有田「うん……上手く、土日もナデナデをしておかにいとね……」
恒一「とりあえず、金曜にたっぷりナデナデしておくしか無いのかなぁ」
有田「でもそれでも限度があるだろえから、やっぱり毎週日曜に会う方が良いかもね」
恒一「そっか……まだ慣れないね」
有田「あはは、大変だね」
70: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/05/27(日) 02:07:07.43 ID:9BXZidy70
有田「ねえ、榊原君」
恒一「どうしたの?」
有田「その、この一週間、どうだった?」
恒一「どうって?」
有田「えっと……私の頭を撫でていて……って事」
71: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/05/27(日) 02:12:11.68 ID:9BXZidy70
恒一「どうもこうも、助かったよ。有田さんがいなかったらって思うと、僕は……」
有田「そ、そうじゃなくって!」
恒一「そうじゃなくて?」
有田「……榊原君は、異性の頭を撫でて、何も思わない?」
恒一「な、何も思わないわけないよ!」
有田「じゃあ、何か思う?」
恒一「そりゃ……もちろん……」
有田「そ、そうじゃなくって!」
恒一「そうじゃなくて?」
有田「……榊原君は、異性の頭を撫でて、何も思わない?」
恒一「な、何も思わないわけないよ!」
有田「じゃあ、何か思う?」
恒一「そりゃ……もちろん……」
73: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/05/27(日) 02:16:55.81 ID:9BXZidy70
有田「私はね、榊原君に撫でてもらえると、嬉しいよ? 何だか、幸せな気分になるの」
恒一「あ、有田さんっ!?」
有田「だから、榊原君もそうあってほしいなって、そう思うの」
有田「ねえ、この一週間、私の頭を撫でて、榊原君は……嬉しかった?」
恒一「あ、有田さんっ!?」
有田「だから、榊原君もそうあってほしいなって、そう思うの」
有田「ねえ、この一週間、私の頭を撫でて、榊原君は……嬉しかった?」
74: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/05/27(日) 02:23:24.07 ID:9BXZidy70
恒一「僕は……嬉しかったよ。女の子の頭を撫でるなんて、もちろん今までにしたことなんて、無いし。それに、有田さんと仲良くなれて、とっても嬉しかった」
有田「……良かった。榊原君がいやいや呪いにしたがってるのかもって、ずっと怖かったの」
恒一「そんな事、無いよ。いやいやなんて、絶対無い」
有田「榊原君……」
恒一「有田さん、少し撫でても良いかな?」
有田「うん、良いよ」
有田「……良かった。榊原君がいやいや呪いにしたがってるのかもって、ずっと怖かったの」
恒一「そんな事、無いよ。いやいやなんて、絶対無い」
有田「榊原君……」
恒一「有田さん、少し撫でても良いかな?」
有田「うん、良いよ」
76: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/05/27(日) 02:26:40.25 ID:9BXZidy70
恒一「僕はね、いつか有田さんに言わなきゃいけないと思ってた事があるんだ」
恒一「有田さんが、僕に撫でられるのが嫌かもしれないからって、ずっと言えなかったんだけどね……」
恒一「ねえ、有田さん。この一年間、僕にずっとナデナデされてくれる?」
有田「うんっ! よろしくねっ!!」
勅使河原(何でこいつら、朝っぱらから教室でこんな会話してるんだろうなぁ……)
Aritar
おわり
恒一「有田さんが、僕に撫でられるのが嫌かもしれないからって、ずっと言えなかったんだけどね……」
恒一「ねえ、有田さん。この一年間、僕にずっとナデナデされてくれる?」
有田「うんっ! よろしくねっ!!」
勅使河原(何でこいつら、朝っぱらから教室でこんな会話してるんだろうなぁ……)
Aritar
おわり
79: 以下、名無しにかわりましてAritarがお送りします 2012/05/27(日) 02:28:08.97 ID:9BXZidy70
正直すまんかった。睡魔を甘く見ていた
次回、また出来ることならリベンジしたいと思う
見てくれてありがとう
次回、また出来ることならリベンジしたいと思う
見てくれてありがとう
78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/27(日) 02:28:05.57 ID:JNHyeLuH0
追いついたら終わってた…
乙
乙
82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/27(日) 02:31:49.53 ID:H6gYAa0s0
眠かったんだな
乙
乙
86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/27(日) 02:54:24.92 ID:+mWDiYmi0
有田さんの安定のかわいさ
乙
乙
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