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橘純一「秋といえば、読書!読書の秋だよね」
URL:http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1338117243/
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/27(日) 20:14:03.80 ID:UeafywKm0
橘「なのに……っ!なのにっ!」
橘「こうして僕のお宝本が燃やされているのは、おかしいと思わないか!?」
田中「えっ?何が?」
橘「『えっ?何が?』じゃないよ!?」
橘「こ、この中には歴史的価値のある……っ!そう!戦前の日本の風俗を現代に伝える貴重なお宝本もあるのに!」
絢辻「あら、そうなの?でもね、あたしは特に興味ないから」
棚町「同じく。……しっかし、よくこんなに学校に溜め込んでたこと」
田中「あはははっ、運ぶの大変だったよね」
田中・絢辻・棚町「うぇーい!お疲れ様でしたーっ!」
橘「うぅ……こんなのあんまりだよ……」
橘「こうして僕のお宝本が燃やされているのは、おかしいと思わないか!?」
田中「えっ?何が?」
橘「『えっ?何が?』じゃないよ!?」
橘「こ、この中には歴史的価値のある……っ!そう!戦前の日本の風俗を現代に伝える貴重なお宝本もあるのに!」
絢辻「あら、そうなの?でもね、あたしは特に興味ないから」
棚町「同じく。……しっかし、よくこんなに学校に溜め込んでたこと」
田中「あはははっ、運ぶの大変だったよね」
田中・絢辻・棚町「うぇーい!お疲れ様でしたーっ!」
橘「うぅ……こんなのあんまりだよ……」
前作
橘純一「が、頑張ってみた結果がこれだよ!?」
橘純一「うぅ……バレンタインか……」
橘純一「た、田中さんに彼氏が出来たって!?」
橘純一「GWッ!その素敵な好奇心が僕をッ!」
橘純一「夏っていいよね!みんな薄着になるし!」
橘純一「が、頑張ってみた結果がこれだよ!?」
橘純一「うぅ……バレンタインか……」
橘純一「た、田中さんに彼氏が出来たって!?」
橘純一「GWッ!その素敵な好奇心が僕をッ!」
橘純一「夏っていいよね!みんな薄着になるし!」
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/27(日) 20:19:45.54 ID:f5HYXJwG0
うぇーい!
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/27(日) 20:23:54.91 ID:UeafywKm0
絢辻「あんまりってさ、まるであたし達が悪いことしてるみたいな言い草ね?」
棚町「そうそう、あんたが言い出したんでしょ?」
棚町「『そろそろ学校に保管してあるお宝本処分しなきゃ』ってさ」
絢辻「……それで処分方法を話し合った結果、焼くことに決まってたじゃない?」
橘「だ、だけど!せめて一声かけてくれてもいいじゃないか!?」
田中「な、何回も声をかけたよ!?」
田中「でも『ごめん。後にしてもらえるかな?今はそれどころじゃなくて……』って取り合ってくれなかったよね!?」
橘「あっ……」
橘(そういえば、校庭で縄跳びしてる女の子を観察していたとき……田中さん達に何度か話しかけられたっけな……)
橘(だって仕方ないじゃないか!あんな揺れ、滅多に見れるもんじゃないよ!)
棚町「そうそう、あんたが言い出したんでしょ?」
棚町「『そろそろ学校に保管してあるお宝本処分しなきゃ』ってさ」
絢辻「……それで処分方法を話し合った結果、焼くことに決まってたじゃない?」
橘「だ、だけど!せめて一声かけてくれてもいいじゃないか!?」
田中「な、何回も声をかけたよ!?」
田中「でも『ごめん。後にしてもらえるかな?今はそれどころじゃなくて……』って取り合ってくれなかったよね!?」
橘「あっ……」
橘(そういえば、校庭で縄跳びしてる女の子を観察していたとき……田中さん達に何度か話しかけられたっけな……)
橘(だって仕方ないじゃないか!あんな揺れ、滅多に見れるもんじゃないよ!)
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/27(日) 20:33:26.73 ID:UeafywKm0
絢辻「……仕方ないよね、男の子だもの」
棚町「あたし達のは、あんなに揺れないし?」
田中「うん……ごめんね?橘君?」
橘(し、しっかりバレてる!?)
絢辻「……それでさ、あたし達に何かいうことはないの?」
橘「……わざわざ重い物を運んでいただき、さらに焼却炉の使用申請までしていただいたようで」
橘「ほんっとうに!すみませんでした!」
絢辻「うん、わかればよろしい」
棚町「で?どうあたし達の苦労を労ってくれるの?」
田中「あ〜、一仕事した後はな〜」
橘「わかったよ!食欲の秋だからね!」
橘「お兄さんがキミ達にご飯をご馳走してあげよう!」
田中・絢辻・棚町「うぇーい!」
棚町「あたし達のは、あんなに揺れないし?」
田中「うん……ごめんね?橘君?」
橘(し、しっかりバレてる!?)
絢辻「……それでさ、あたし達に何かいうことはないの?」
橘「……わざわざ重い物を運んでいただき、さらに焼却炉の使用申請までしていただいたようで」
橘「ほんっとうに!すみませんでした!」
絢辻「うん、わかればよろしい」
棚町「で?どうあたし達の苦労を労ってくれるの?」
田中「あ〜、一仕事した後はな〜」
橘「わかったよ!食欲の秋だからね!」
橘「お兄さんがキミ達にご飯をご馳走してあげよう!」
田中・絢辻・棚町「うぇーい!」
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/27(日) 20:45:47.47 ID:UeafywKm0
・
・
・
絢辻「……ねぇ?何であたし達は橘君の家にお邪魔してるの?」
棚町「おっかしいわよね?ご飯をご馳走になる予定だったはずなんだけど」
田中「うんうん。いつものファミレスじゃないんだね?」
橘「……ファミレスでキミ達の胃袋を満足させられるほど、僕のお財布事情に余裕はないんだ」
橘「……だから!今日は橘家の食卓で我慢していただきたい!!」
絢辻「なるほど。手料理を振舞ってくれるのね?」
棚町「でも、あんたチャーハンくらいしかまともに作れないじゃない?」
田中「あはははっ、橘君のチャーハン美味しいけどね」
橘「ふっ……くくくっ……フゥー、ハハハハハッ!」
橘「いつまでも僕がチャーハンだけの男だと思うなよ!?」
・
・
絢辻「……ねぇ?何であたし達は橘君の家にお邪魔してるの?」
棚町「おっかしいわよね?ご飯をご馳走になる予定だったはずなんだけど」
田中「うんうん。いつものファミレスじゃないんだね?」
橘「……ファミレスでキミ達の胃袋を満足させられるほど、僕のお財布事情に余裕はないんだ」
橘「……だから!今日は橘家の食卓で我慢していただきたい!!」
絢辻「なるほど。手料理を振舞ってくれるのね?」
棚町「でも、あんたチャーハンくらいしかまともに作れないじゃない?」
田中「あはははっ、橘君のチャーハン美味しいけどね」
橘「ふっ……くくくっ……フゥー、ハハハハハッ!」
橘「いつまでも僕がチャーハンだけの男だと思うなよ!?」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/27(日) 21:01:01.70 ID:UeafywKm0
棚町「……と、いいますと?」
橘「いやさ、ここ一ヶ月くらい注文の多いお客様こと、森島・ラブリー・はるか氏が晩ご飯を食べに来るんだよ、うちに」
絢辻「ほんっとうに暇なのね、あの人」
田中「……続けて?」
橘「『シェフ!私はお腹が空いたわ!早くして頂戴っ!』ってうるさいから、初めは適当にチャーハン出してたんだけど」
橘「『チャーハン飽きた〜!他の物が食べたい〜!』って駄々をこね始めてね」
絢辻「ご馳走になってるのに贅沢な人ね。気持ちはわからないこともないけど」
橘「さすがの僕も困ってしまったんだけど、そしたら……」
田中「……そしたら?」
橘「『わかったわ!私は食べたい料理の材料とレシピを準備すればいいのね!?』……と、ラブリーに解決してくれまして」
棚町「……何その正しいようで間違ってる解答」
橘「……まぁ、それで毎日毎日いろんな物を作ってた結果!」
絢辻「『僕、料理に目覚めちゃったよ!僕のことは鉄人と呼んでくれ!』って?」
橘「うん……そこは言わせて欲しかったな……」
橘「いやさ、ここ一ヶ月くらい注文の多いお客様こと、森島・ラブリー・はるか氏が晩ご飯を食べに来るんだよ、うちに」
絢辻「ほんっとうに暇なのね、あの人」
田中「……続けて?」
橘「『シェフ!私はお腹が空いたわ!早くして頂戴っ!』ってうるさいから、初めは適当にチャーハン出してたんだけど」
橘「『チャーハン飽きた〜!他の物が食べたい〜!』って駄々をこね始めてね」
絢辻「ご馳走になってるのに贅沢な人ね。気持ちはわからないこともないけど」
橘「さすがの僕も困ってしまったんだけど、そしたら……」
田中「……そしたら?」
橘「『わかったわ!私は食べたい料理の材料とレシピを準備すればいいのね!?』……と、ラブリーに解決してくれまして」
棚町「……何その正しいようで間違ってる解答」
橘「……まぁ、それで毎日毎日いろんな物を作ってた結果!」
絢辻「『僕、料理に目覚めちゃったよ!僕のことは鉄人と呼んでくれ!』って?」
橘「うん……そこは言わせて欲しかったな……」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/27(日) 21:13:13.36 ID:UeafywKm0
田中「うん?……ってことは、毎日毎日森島先輩にご飯をご馳走してたんだ?」
橘「あ、うん。それなんだけど……」
田中「わ、私にはご馳走しないのに、森島先輩にはご馳走してたんだ!?しかも内緒で!?」
橘「た、田中さん!?」
絢辻「あー、これは……」
棚町「……恵子、やっておしまい」
田中「このっ!浮気者っ!信じてたのにっ!」
橘「ち、違うんだよ!内緒にしてたのは悪かったけど、これにはワケがあるんだ!!」
田中「う、浮気にワケもなにもないでしょ!?」
橘「お願いだ!ここは冷静に僕の話を聞いてくれ!」
絢辻「あたしも橘君の釈明聞きたーい」
棚町「……納得いく理由があるんでしょうね?」
田中「うぅ……話してよ?」
橘「あ、うん。それなんだけど……」
田中「わ、私にはご馳走しないのに、森島先輩にはご馳走してたんだ!?しかも内緒で!?」
橘「た、田中さん!?」
絢辻「あー、これは……」
棚町「……恵子、やっておしまい」
田中「このっ!浮気者っ!信じてたのにっ!」
橘「ち、違うんだよ!内緒にしてたのは悪かったけど、これにはワケがあるんだ!!」
田中「う、浮気にワケもなにもないでしょ!?」
橘「お願いだ!ここは冷静に僕の話を聞いてくれ!」
絢辻「あたしも橘君の釈明聞きたーい」
棚町「……納得いく理由があるんでしょうね?」
田中「うぅ……話してよ?」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/27(日) 21:32:07.69 ID:UeafywKm0
森島「好きな子に料理もご馳走できないようじゃ、男の子失格よ!」
森島「……と、私が焚きつけたからね!」
田中「も、森島先輩!?」
美也「たっだいまー!あ、今日はみんないるんだ?」
森島「あのね?田中さん?」
森島「私は橘君の料理を食べられて満足だし!橘君は田中さんの為に料理の腕を磨けるし!」
森島「……誰も損しないじゃない?」
森島「だからこうして毎晩ご馳走になってたんだけど……橘君!?ちゃんと説明しとかなきゃダメじゃないの!?」
橘「……というわけなんだよ、田中さん。」
橘「内緒にしてたのは本当にごめん。田中さんを驚かせたくて……」
田中「……なんだ、そうだったんだ!」
橘「わ、わかってくれたかな?」
田中「……わからないよ!このラブリー脳ッ!」
森島「……と、私が焚きつけたからね!」
田中「も、森島先輩!?」
美也「たっだいまー!あ、今日はみんないるんだ?」
森島「あのね?田中さん?」
森島「私は橘君の料理を食べられて満足だし!橘君は田中さんの為に料理の腕を磨けるし!」
森島「……誰も損しないじゃない?」
森島「だからこうして毎晩ご馳走になってたんだけど……橘君!?ちゃんと説明しとかなきゃダメじゃないの!?」
橘「……というわけなんだよ、田中さん。」
橘「内緒にしてたのは本当にごめん。田中さんを驚かせたくて……」
田中「……なんだ、そうだったんだ!」
橘「わ、わかってくれたかな?」
田中「……わからないよ!このラブリー脳ッ!」
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/27(日) 21:41:35.53 ID:f5HYXJwG0
ラブリー脳うぇーい!
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/27(日) 21:45:03.87 ID:UeafywKm0
橘「ら、ラブリー脳!?」
棚町「け、恵子!?落ち着いて!?意味がわからないことを口走ってるわよ!?」
田中「だ、だって!だったら初めから私を実験台にしてくれてもいいよね!?」
絢辻「……橘君?橘君は橘君なりに格好つけたかったのよね?」
橘「う、うん。田中さんには、ちゃんとしたものを食べて貰いたかったんだ」
田中「……だったら!今すぐ料理持ってきて!怒ったらお腹が空いたよ!」
橘「えっ?」
田中「は、早くして!私、空腹で怒りが収まらないよ!?」
橘「わ、わかった!少しだけ待ってて!」
棚町「け、恵子!?落ち着いて!?意味がわからないことを口走ってるわよ!?」
田中「だ、だって!だったら初めから私を実験台にしてくれてもいいよね!?」
絢辻「……橘君?橘君は橘君なりに格好つけたかったのよね?」
橘「う、うん。田中さんには、ちゃんとしたものを食べて貰いたかったんだ」
田中「……だったら!今すぐ料理持ってきて!怒ったらお腹が空いたよ!」
橘「えっ?」
田中「は、早くして!私、空腹で怒りが収まらないよ!?」
橘「わ、わかった!少しだけ待ってて!」
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/27(日) 21:57:01.15 ID:UeafywKm0
・
・
・
橘「……田中さん?」
田中「……なに?」
橘「さっき『す、少しだけ待ってて!』とはいったんだけど……」
田中「……うん。料理はまだ?」
森島「あはははっ……ごめんね、田中さんん?こんなことになるとは思ってなかったから……」
森島「今日は秋野菜のカレーライスにしようと思ってね?」
田中「……そういえば、カレーの美味しいそうな匂いがするね。で、まだかな?」
橘「そ、それが!パパッと材料を切って鍋に放り込んできたけど、あと30分は煮込みたいところなんだ……」
橘・森島「お客様!お待たせしてしまい!本当に申し訳ありません!」
田中「も、もう!ご飯に生野菜載っけたのでもいいから食べさせてよ!?」
棚町「け、恵子!?」
・
・
橘「……田中さん?」
田中「……なに?」
橘「さっき『す、少しだけ待ってて!』とはいったんだけど……」
田中「……うん。料理はまだ?」
森島「あはははっ……ごめんね、田中さんん?こんなことになるとは思ってなかったから……」
森島「今日は秋野菜のカレーライスにしようと思ってね?」
田中「……そういえば、カレーの美味しいそうな匂いがするね。で、まだかな?」
橘「そ、それが!パパッと材料を切って鍋に放り込んできたけど、あと30分は煮込みたいところなんだ……」
橘・森島「お客様!お待たせしてしまい!本当に申し訳ありません!」
田中「も、もう!ご飯に生野菜載っけたのでもいいから食べさせてよ!?」
棚町「け、恵子!?」
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/27(日) 22:07:07.87 ID:UeafywKm0
絢辻「……ねぇ?橘君?本音をいうと、あたしもお腹が空いたの」
橘「うん……ごめんね?」
絢辻「だからさ……こう……」
絢辻「『はい!30分煮込んだ品がこれです!』的なことはできないの?」
森島「わおっ!あなたもラブリー脳だったのね!?」
橘「そ、そんなこと出来るわけないだろ!?絢辻さんと違って、僕に七不思議はないんだッ!」
絢辻「はぁ……仕方ないわね。ちょっと台所借りるわよ?」
橘「な、何を!?まさか……煮込んだ物があるとか!?」
絢辻「そんなわけないでしょ!?すぐに摘めるものでも、と思ったのよ」
棚町「さすが絢辻さん、気が利くわ!」
橘「ま、待って!僕も行く!絢辻さんの不思議をこれ以上看過できない!」
橘「うん……ごめんね?」
絢辻「だからさ……こう……」
絢辻「『はい!30分煮込んだ品がこれです!』的なことはできないの?」
森島「わおっ!あなたもラブリー脳だったのね!?」
橘「そ、そんなこと出来るわけないだろ!?絢辻さんと違って、僕に七不思議はないんだッ!」
絢辻「はぁ……仕方ないわね。ちょっと台所借りるわよ?」
橘「な、何を!?まさか……煮込んだ物があるとか!?」
絢辻「そんなわけないでしょ!?すぐに摘めるものでも、と思ったのよ」
棚町「さすが絢辻さん、気が利くわ!」
橘「ま、待って!僕も行く!絢辻さんの不思議をこれ以上看過できない!」
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/27(日) 22:15:52.87 ID:UeafywKm0
・
・
・
絢辻「はい、お待たせ」
田中「……これは?」
絢辻「カレーの材料の余りと冷蔵庫の中にあったもので、サラダを作ってみたの」
棚町「へぇ!余り物でこんな綺麗なサラダを作れるものなのね!」
橘「……」
棚町「ん?あんた、どうしたの?」
橘「うちの冷蔵庫にあんなものが入ってたなんて、僕も知らなかったよ……」
橘「また不思議を一つ知ってしまった!僕の命は風前の灯火なのか!?」
美也「バカなことをいってるにぃには放っておいて、早速このサラダを食べようよ!」
田中・絢辻・棚町・森島・美也「うぇーい!」
橘「なんだか酷い疎外感だよ……うぅっ……」
・
・
絢辻「はい、お待たせ」
田中「……これは?」
絢辻「カレーの材料の余りと冷蔵庫の中にあったもので、サラダを作ってみたの」
棚町「へぇ!余り物でこんな綺麗なサラダを作れるものなのね!」
橘「……」
棚町「ん?あんた、どうしたの?」
橘「うちの冷蔵庫にあんなものが入ってたなんて、僕も知らなかったよ……」
橘「また不思議を一つ知ってしまった!僕の命は風前の灯火なのか!?」
美也「バカなことをいってるにぃには放っておいて、早速このサラダを食べようよ!」
田中・絢辻・棚町・森島・美也「うぇーい!」
橘「なんだか酷い疎外感だよ……うぅっ……」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/27(日) 22:22:44.44 ID:ErNqDPsT0
七不思議何個目だ
34: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 2012/05/27(日) 22:25:34.67 ID:smHcxQe+0
>>33
おまえレス時間すごいぞ
おまえレス時間すごいぞ
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/27(日) 22:29:06.99 ID:UeafywKm0
〜30分後くらい〜
橘「大変お待たせしましたっ!」
橘「これが輝日東の鉄人・橘の秋野菜カレーです!」
棚町「へぇ、見た目は美味しそうね?」
森島「彼の料理の腕前は私のお墨付きよ!もし不味かったら、橘君を好きにしちゃって構わないわっ!」
橘「も、森島先輩!?」
絢辻「何を急に不安になってるのよ?カレーなんて不味く作る方が難しいじゃない」
美也「えぇ!?そうなんですか!?」
田中「あはははっ、もし不味かったらお口直しに東寿司の特上の出前とっちゃうよ?」
橘「……無理無理無理。それは無理だよ、田中さん」
橘「と、とにかく!冷めないうちに!」
一同「いただきます!」
橘「大変お待たせしましたっ!」
橘「これが輝日東の鉄人・橘の秋野菜カレーです!」
棚町「へぇ、見た目は美味しそうね?」
森島「彼の料理の腕前は私のお墨付きよ!もし不味かったら、橘君を好きにしちゃって構わないわっ!」
橘「も、森島先輩!?」
絢辻「何を急に不安になってるのよ?カレーなんて不味く作る方が難しいじゃない」
美也「えぇ!?そうなんですか!?」
田中「あはははっ、もし不味かったらお口直しに東寿司の特上の出前とっちゃうよ?」
橘「……無理無理無理。それは無理だよ、田中さん」
橘「と、とにかく!冷めないうちに!」
一同「いただきます!」
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/27(日) 22:41:58.83 ID:UeafywKm0
絢辻「あら?さすが鉄人を自称するだけあるわね。文句の一つでもつけてやろうと思ったけど、隙がまったくないわ」
棚町「純一のことだから『辛すぎる!』とかあると思ったのに、絶妙な辛さよね」
森島「……ふっ、また腕を上げたわね?」
美也「さすがにぃにだね!」
橘(ふぅ……どうやら好評みたいだぞ!)
橘「あ、田中さんの感想も聞かせてもらえるかな?」
田中「……まずいよ、これ」
橘「えっ……」
田中「橘君!?信じられないよ!?こんなカレーを作って!!」
橘「そ、その……ごめ」
田中「こんなカレー作られたら、私食べ過ぎて太っちゃうよ!?信じられない!?」
橘「えぇ!?じゃ、じゃあ?」
田中「ハフハフッ……というわけで、おかわり!うぇーい!」
橘「は、はい!今すぐ!」
棚町「純一のことだから『辛すぎる!』とかあると思ったのに、絶妙な辛さよね」
森島「……ふっ、また腕を上げたわね?」
美也「さすがにぃにだね!」
橘(ふぅ……どうやら好評みたいだぞ!)
橘「あ、田中さんの感想も聞かせてもらえるかな?」
田中「……まずいよ、これ」
橘「えっ……」
田中「橘君!?信じられないよ!?こんなカレーを作って!!」
橘「そ、その……ごめ」
田中「こんなカレー作られたら、私食べ過ぎて太っちゃうよ!?信じられない!?」
橘「えぇ!?じゃ、じゃあ?」
田中「ハフハフッ……というわけで、おかわり!うぇーい!」
橘「は、はい!今すぐ!」
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/27(日) 22:52:33.76 ID:UeafywKm0
田中「ハムッ、ハフハフハフッ!」
絢辻「……田中さん?カレーは逃げないから落ち着いて食べたら?」
田中「だっ、だって!橘君のカレー美味しくて!……ゴフッ」
絢辻「ほ、ほら!お水、お水!」
橘「いやー、よかったよ。『このカレーは出来損ないだ、食べられないよ』も覚悟していたし」
森島「わおっ!『明日またここへ来てください、本当のカレーをお見せしますよ』なのね!?」
棚町「ならさならさ!怒った恵子のアームロックで『がああああ お…折れるぅ〜』もあったかもよ?」
美也「……よかったね、にぃに。障害沙汰にならなくて」
橘「うん……本当によかったよ……」
絢辻「……田中さん?カレーは逃げないから落ち着いて食べたら?」
田中「だっ、だって!橘君のカレー美味しくて!……ゴフッ」
絢辻「ほ、ほら!お水、お水!」
橘「いやー、よかったよ。『このカレーは出来損ないだ、食べられないよ』も覚悟していたし」
森島「わおっ!『明日またここへ来てください、本当のカレーをお見せしますよ』なのね!?」
棚町「ならさならさ!怒った恵子のアームロックで『がああああ お…折れるぅ〜』もあったかもよ?」
美也「……よかったね、にぃに。障害沙汰にならなくて」
橘「うん……本当によかったよ……」
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/27(日) 23:07:08.11 ID:UeafywKm0
・
・
・
一同「ご馳走さまでしたー!」
田中「うぅ……苦しい、もう食べられないよぉ……」
棚町「あ、あんた食べすぎなのよ!」
絢辻「さてと、洗い物は……」
橘「あ、いいよ?僕がやっておくから」
絢辻「あら?そう?悪いわね」
森島「あぁ!?」
橘「ど、どうしたんですか!?」
森島「いっけない!明日提出期限のレポートあるのすっかり忘れてたわ!」
森島「ごめん!橘君?私、帰るね!?」ドタドタッ
棚町「あらら、大学生も大変ね」
絢辻「……何を他人事みたいなことをいってるの?あたし達も明日までの数学の課題あるわよ?」
棚町「えぇ!?そうだっけ!?あははっ……」
・
・
一同「ご馳走さまでしたー!」
田中「うぅ……苦しい、もう食べられないよぉ……」
棚町「あ、あんた食べすぎなのよ!」
絢辻「さてと、洗い物は……」
橘「あ、いいよ?僕がやっておくから」
絢辻「あら?そう?悪いわね」
森島「あぁ!?」
橘「ど、どうしたんですか!?」
森島「いっけない!明日提出期限のレポートあるのすっかり忘れてたわ!」
森島「ごめん!橘君?私、帰るね!?」ドタドタッ
棚町「あらら、大学生も大変ね」
絢辻「……何を他人事みたいなことをいってるの?あたし達も明日までの数学の課題あるわよ?」
棚町「えぇ!?そうだっけ!?あははっ……」
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/27(日) 23:12:44.54 ID:UeafywKm0
絢辻「というわけで、あたし達も失礼するわね?」
棚町「純一、ご馳走!また明日ね!」
田中「ま、待ってよ!薫〜」
棚町「あんたはもう少し食休みしてから帰りなさいよ?」
絢辻「その方が賢明よ?」
田中「う、うん……」
絢辻・棚町「お邪魔しました〜」
橘「何だよ、みんな急に……」
美也「はーっ!?」
橘「ど、どうした!?美也!?」
美也「みゃーもよくわからないけど用事があった気がする!さ、紗江ちゃんあたりと!」
美也「と、というわけで、みゃーはこれから出掛けるから!」
橘「お、おい!何だよ、それ!」
橘「……何なんだよ、まったく」
田中「あはははっ、二人っきりにされちゃったね」
棚町「純一、ご馳走!また明日ね!」
田中「ま、待ってよ!薫〜」
棚町「あんたはもう少し食休みしてから帰りなさいよ?」
絢辻「その方が賢明よ?」
田中「う、うん……」
絢辻・棚町「お邪魔しました〜」
橘「何だよ、みんな急に……」
美也「はーっ!?」
橘「ど、どうした!?美也!?」
美也「みゃーもよくわからないけど用事があった気がする!さ、紗江ちゃんあたりと!」
美也「と、というわけで、みゃーはこれから出掛けるから!」
橘「お、おい!何だよ、それ!」
橘「……何なんだよ、まったく」
田中「あはははっ、二人っきりにされちゃったね」
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/27(日) 23:14:58.54 ID:+mWDiYmi0
出来た妹だ
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/27(日) 23:19:29.43 ID:UeafywKm0
橘「……田中さん?苦しいんだったら、横になったらいいんじゃないかな?」
田中「う、うん……そうしようかな」
田中「あ、横になるんだったら橘く……純一に膝枕してほしいかも」
橘「えっ?膝枕?」
田中「……ダメ?」
橘「か、構わないさ!僕の膝でよかったら、いくらでも使ってよ!」
橘「よいしょっと……どうぞ?」
田中「じゃ、じゃあ。失礼しま〜す……」
橘(た、田中さんの頭が、僕の膝の上に……っ!)
田中「う、うん……そうしようかな」
田中「あ、横になるんだったら橘く……純一に膝枕してほしいかも」
橘「えっ?膝枕?」
田中「……ダメ?」
橘「か、構わないさ!僕の膝でよかったら、いくらでも使ってよ!」
橘「よいしょっと……どうぞ?」
田中「じゃ、じゃあ。失礼しま〜す……」
橘(た、田中さんの頭が、僕の膝の上に……っ!)
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/27(日) 23:23:49.73 ID:UeafywKm0
田中「えへへっ、男の子だから硬いね。純一の膝枕」
橘「……柔らかくするつもりはないよ?」
田中「わかってるよ〜」
橘「……」
田中「……」
橘「……苦しいならさ、ブラウスの襟元とスカートのウェストを緩めたらいいんじゃないかな?」
田中「……えっち」
橘「ち、違うよ!?下心でいってるんじゃなくて」
田中「……え?下心ないの?」
橘「……ごめん、下心あったかも」
田中「ふふっ、正直だね」
橘「……悪かったよ」
橘「……柔らかくするつもりはないよ?」
田中「わかってるよ〜」
橘「……」
田中「……」
橘「……苦しいならさ、ブラウスの襟元とスカートのウェストを緩めたらいいんじゃないかな?」
田中「……えっち」
橘「ち、違うよ!?下心でいってるんじゃなくて」
田中「……え?下心ないの?」
橘「……ごめん、下心あったかも」
田中「ふふっ、正直だね」
橘「……悪かったよ」
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/27(日) 23:29:05.35 ID:f5HYXJwG0
>田中「……えっち」
ゲームだったら10回くらいリピートして聞くわ
ゲームだったら10回くらいリピートして聞くわ
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/27(日) 23:29:26.12 ID:UeafywKm0
田中「まったく、仕方ないなぁ。純一は」
田中「……緩めてくれるかな?」
橘「えっ?」
田中「今、動くの億劫だから……純一が緩めてくれると助かっちゃうな」
橘「いいの!?」
田中「あはははっ、お願いしてるのに『いいの!?』はないよ」
橘「じゃ、じゃあ!緩めるよ?」
田中「うん……お願い」
橘(お、女の子の服を脱がせる……いや!脱がせるんじゃないぞ!)
橘(そう!胸元とウェストを緩めてあげる日がくるなんて……っ!)
橘(こんなことになるんだったら、もっと練習しておけば……っ!)
橘(れ、練習ってなんだよ!?動揺しすぎだろ、僕っ!!)
田中「……緩めてくれるかな?」
橘「えっ?」
田中「今、動くの億劫だから……純一が緩めてくれると助かっちゃうな」
橘「いいの!?」
田中「あはははっ、お願いしてるのに『いいの!?』はないよ」
橘「じゃ、じゃあ!緩めるよ?」
田中「うん……お願い」
橘(お、女の子の服を脱がせる……いや!脱がせるんじゃないぞ!)
橘(そう!胸元とウェストを緩めてあげる日がくるなんて……っ!)
橘(こんなことになるんだったら、もっと練習しておけば……っ!)
橘(れ、練習ってなんだよ!?動揺しすぎだろ、僕っ!!)
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/27(日) 23:31:26.87 ID:+mWDiYmi0
紳士の見せ所だぞ
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/27(日) 23:36:55.44 ID:UeafywKm0
橘(え、え〜と、まずブラウスは……)
橘(ネクタイ!ネクタイをまず緩めよう!)
橘(……よっと)シュルシュル
橘(そ、それで!次は!ぼ、ボタンを……一つずつ!一つずつ丁寧に!)ゴソゴソッ
田中「んっ……」
橘(丁寧に!一つずつ!)ゴソゴソ
田中「……純一?」
橘「う、うん?」
田中「どこまでボタンを外してくれるの?その……私の下着が丸見えになってるよ?」
橘「あ、あぁぁ!ごめん!悪気はなかったんだ!」
田中「もう……別にいいけど」
橘「い、今戻すよ!」ゴソゴソ
橘(はわわわわっ!僕としたことが!緊張してついつい!)
橘(ネクタイ!ネクタイをまず緩めよう!)
橘(……よっと)シュルシュル
橘(そ、それで!次は!ぼ、ボタンを……一つずつ!一つずつ丁寧に!)ゴソゴソッ
田中「んっ……」
橘(丁寧に!一つずつ!)ゴソゴソ
田中「……純一?」
橘「う、うん?」
田中「どこまでボタンを外してくれるの?その……私の下着が丸見えになってるよ?」
橘「あ、あぁぁ!ごめん!悪気はなかったんだ!」
田中「もう……別にいいけど」
橘「い、今戻すよ!」ゴソゴソ
橘(はわわわわっ!僕としたことが!緊張してついつい!)
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/27(日) 23:41:16.17 ID:f5HYXJwG0
シャツより先にブラのホックだろ! しっかりしろ!
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/27(日) 23:42:19.19 ID:UeafywKm0
橘(つ、次はスカートだ!)
橘(スカートのウェストを緩めてあげよう!)
橘(……ん?)
橘(は、はぁぁぁぁぁ!?)
橘(な、なんてことだ……僕、僕!)
橘(制服は大好きだけど、スカートの脱がせ方なんて知らない!)
橘(いつも偉そうに制服の魅力を語っていたけど、こんなんじゃみんなに顔向けできないよ……)
橘(うぅ、恵子?……ごめんね?)
橘(ここからは紳士・橘ではなく、開拓者・橘だよ……)
橘(スカートのウェストを緩めてあげよう!)
橘(……ん?)
橘(は、はぁぁぁぁぁ!?)
橘(な、なんてことだ……僕、僕!)
橘(制服は大好きだけど、スカートの脱がせ方なんて知らない!)
橘(いつも偉そうに制服の魅力を語っていたけど、こんなんじゃみんなに顔向けできないよ……)
橘(うぅ、恵子?……ごめんね?)
橘(ここからは紳士・橘ではなく、開拓者・橘だよ……)
66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/27(日) 23:50:36.79 ID:UeafywKm0
橘(も、燃え上がれ!僕の『フロンティアマインドッ(開拓者精神ッ)』!)
橘(僕は西部の男だ!抜きなよ?どっちが速いか……勝負しようぜ?)
橘(……よし!バカなことを考えてたら少し落ち着いてきちゃったぞ!)
橘(え、え〜っと……なんだ、ホックがあるじゃないか)
橘(これを外して……)プチッ
田中「……んんっ」
橘(あ、あとはこのアジャスターを緩めればいいのかな?)ジャリジャリ
田中「……んっ……ふぅ……」
田中「……ありがとう、純一。楽になったよ」
橘「ぼ、僕こそありがとうだよ!」
田中「へっ?」
橘「い、いや!何でもないよ!はははっ……」
橘(僕は西部の男だ!抜きなよ?どっちが速いか……勝負しようぜ?)
橘(……よし!バカなことを考えてたら少し落ち着いてきちゃったぞ!)
橘(え、え〜っと……なんだ、ホックがあるじゃないか)
橘(これを外して……)プチッ
田中「……んんっ」
橘(あ、あとはこのアジャスターを緩めればいいのかな?)ジャリジャリ
田中「……んっ……ふぅ……」
田中「……ありがとう、純一。楽になったよ」
橘「ぼ、僕こそありがとうだよ!」
田中「へっ?」
橘「い、いや!何でもないよ!はははっ……」
69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 00:01:27.04 ID:OT6idIcz0
田中「ねぇ……純一?」
橘「う、うん?」
田中「頭を……ナデナデしてほしいな?」
橘「頭を?」
田中「えへへっ、ダメ?」
橘「……」ナデナデ
田中「はぁ〜、落ち着くなぁ……」
橘(け、恵子の髪の毛ってサラサラモフモフしてるなぁ!)
橘(このキューティクル!どこぞのワカメも、恵子を見習え!)
田中「純一の手……大きいね」
橘「そ、そうかな?」ナデナデ
田中「うん……」
橘「う、うん?」
田中「頭を……ナデナデしてほしいな?」
橘「頭を?」
田中「えへへっ、ダメ?」
橘「……」ナデナデ
田中「はぁ〜、落ち着くなぁ……」
橘(け、恵子の髪の毛ってサラサラモフモフしてるなぁ!)
橘(このキューティクル!どこぞのワカメも、恵子を見習え!)
田中「純一の手……大きいね」
橘「そ、そうかな?」ナデナデ
田中「うん……」
71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 00:11:09.29 ID:OT6idIcz0
橘「……さて、と」
橘「ごめん、少し大きな声を出してもいいかな?」
田中「う、うん?どうしたの?」
橘「いや、ちょっとね……」
田中「えっ?……ま、まさか!?」
橘「いい画はたくさん撮れたろ!?なぁ!?」
橘「今の橘君は不完全燃焼なんだろ?そうなんだろ?そうなんだろって?……じゃないよ!早く出て来い!!」
森島「わおっ……気付かれてたのね?」
絢辻「毎度毎度ご馳走様です」
棚町「もちろんバッチリ撮れてるわよ?」
美也「にししっ!にぃにのえっち!」
田中「……うわぁ、やっぱり」
橘「……もうね?白々しいにも程があるよ!?」
橘「ごめん、少し大きな声を出してもいいかな?」
田中「う、うん?どうしたの?」
橘「いや、ちょっとね……」
田中「えっ?……ま、まさか!?」
橘「いい画はたくさん撮れたろ!?なぁ!?」
橘「今の橘君は不完全燃焼なんだろ?そうなんだろ?そうなんだろって?……じゃないよ!早く出て来い!!」
森島「わおっ……気付かれてたのね?」
絢辻「毎度毎度ご馳走様です」
棚町「もちろんバッチリ撮れてるわよ?」
美也「にししっ!にぃにのえっち!」
田中「……うわぁ、やっぱり」
橘「……もうね?白々しいにも程があるよ!?」
75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 00:23:03.94 ID:OT6idIcz0
田中「……あはははっ、もういい加減にして欲しいな」
橘「……何か僕らにいうことはないの?」
絢辻「いうこと?……あ、今日はね?写真じゃなくて動画にしてみたのよ!」
橘「あ、それ!最新のハンディカムじゃないか!何で持ってるん……うん、そりゃお持ちですよね」
棚町「お、おお!純一の慣れない手つきが!恵子の制服を脱がせる慣れない手つきが堪らないわね!」
美也「みゃーももう一回見る!棚町先輩!巻き戻し!巻き戻し!」
橘「ぬ、脱がせたわけじゃないよ!?」
森島「もう……お姉さんの知らないところで、橘君は大人になっていくのね……寂しいなぁ」
絢辻・棚町・森島・美也「うぇーい!」
橘「……」
田中「……あはははっ」
橘・田中「うぇーい……」
橘「……何か僕らにいうことはないの?」
絢辻「いうこと?……あ、今日はね?写真じゃなくて動画にしてみたのよ!」
橘「あ、それ!最新のハンディカムじゃないか!何で持ってるん……うん、そりゃお持ちですよね」
棚町「お、おお!純一の慣れない手つきが!恵子の制服を脱がせる慣れない手つきが堪らないわね!」
美也「みゃーももう一回見る!棚町先輩!巻き戻し!巻き戻し!」
橘「ぬ、脱がせたわけじゃないよ!?」
森島「もう……お姉さんの知らないところで、橘君は大人になっていくのね……寂しいなぁ」
絢辻・棚町・森島・美也「うぇーい!」
橘「……」
田中「……あはははっ」
橘・田中「うぇーい……」
79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 00:36:00.00 ID:WPFq7xEl0
うぇーい
82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 00:44:07.10 ID:OT6idIcz0
〜後日〜
橘「森島先輩がさ、『私からはもう何もいうことはないわ!』ってことで、晩御飯食べにくるのやめるって」
橘「一人前と認められたってことなんだけど……要は森島先輩が飽きただけだと思うんだよね」
田中「あはははっ、間違いないね」
橘「あ、それでね?田中さん?今晩もうちにご飯食べにこない?」
田中「え?いいの!?」
橘「うん、一人前になった僕の料理を是非振る舞いたいんだ」
橘「……あ、何か期待した顔をしてるそこの二人は呼ばないからな?」
絢辻「そ、そんな!?ひどい!?」
棚町「あたし達が飢え死にしてもいいってのね!?この人非人!!」
田中「……橘君?私も許せないところはあるけど、ご飯はみんなで食べた方が美味しいよ?」
橘「……だってさ。田中さんが優しくてよかったな」
橘・田中・絢辻・棚町「ご飯はみんなで美味しくね!うぇーい!」
完
橘「森島先輩がさ、『私からはもう何もいうことはないわ!』ってことで、晩御飯食べにくるのやめるって」
橘「一人前と認められたってことなんだけど……要は森島先輩が飽きただけだと思うんだよね」
田中「あはははっ、間違いないね」
橘「あ、それでね?田中さん?今晩もうちにご飯食べにこない?」
田中「え?いいの!?」
橘「うん、一人前になった僕の料理を是非振る舞いたいんだ」
橘「……あ、何か期待した顔をしてるそこの二人は呼ばないからな?」
絢辻「そ、そんな!?ひどい!?」
棚町「あたし達が飢え死にしてもいいってのね!?この人非人!!」
田中「……橘君?私も許せないところはあるけど、ご飯はみんなで食べた方が美味しいよ?」
橘「……だってさ。田中さんが優しくてよかったな」
橘・田中・絢辻・棚町「ご飯はみんなで美味しくね!うぇーい!」
完
86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 00:47:19.61 ID:pYy+Nlcl0
乙うぇーい!
88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 00:53:53.80 ID:7TOpnwF10
おつおつ
田中さんうぇーいかわいい
田中さんうぇーいかわいい
90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 01:15:30.99 ID:DaPhZXPm0
乙
また読みたい
また読みたい
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