スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

玉城「やっぱり尻フェチなのか?」 ゼロ「は?」

URL:http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1335864530/
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/01(火) 18:31:44.81 ID:Vj1ebLo20

玉城「その反応……図星だな?照れんなよ、ゼロ!」

ゼロ「???」

玉城「いやー、超人ゼロにも人間らしい所が少しはあったってことだな!わはは!」

ゼロ「……玉城、話が見えないんだが」

玉城「あの女のことだよ!いつもそばに侍らせてる……」

ゼロ「c.c.のことか……?……ますます意味不明だな」

玉城「いやな?あのよくわかんねぇめんどくさい女を、なんでゼロが囲ってるのか、て話だよ」

5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/01(火) 18:32:44.20 ID:Vj1ebLo20

ルルーシュ(……またこの手の話題か……忘れかけた頃に色々な人間が聞いてくるが、正直ウンザリなんだよ……)

ゼロ「……玉城、前にも説明したと思うが、c.c.は私の古くからの同志だと……」

玉城「あぁん?そうだっけか……でもよ、男と女だぜ?“そういう”関係なんじゃないかって思っちまうわけよ、こっちとしては」

ゼロ「……そういう関係とは何だ」

玉城「まったまたとぼけちまってぇ!これよ、コ、レ!」スポスポ

ゼロ「……?」


7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/01(火) 18:33:32.24 ID:GYZIM1pU0

ルルの童貞がばれちゃうだろ!


8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/01(火) 18:33:45.67 ID:Vj1ebLo20

ルルーシュ(右手の親指と人差し指で作った輪の中に左手の人差し指を突き入れている……日本人特有の暗号か何かだろうか……

)

扇「!……お、おい玉城!何か向こうの方で呼ばれてるぞ!いってやれ、先輩だろう?」

玉城「おほっ!そうそう俺様は黒の騎士団幹部の玉城様よ!後輩に呼ばれてるなら仕方ねぇ!待ってろ待ってろ!!」

ゼロ「お、おい!?」

ルルーシュ(指に輪……指輪……婚約ということか?いや、まだ15パターン以上の解釈があるから決めつけるのは早計……)

扇「い、いやぁゼロ、すまないな……玉城も相変わらずで……」


9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/01(火) 18:34:51.86 ID:Vj1ebLo20

ゼロ「……別に気にしてはいない。中華連邦解放が達成されたのだから、浮かれるのも多少は許容出来る」

扇「そう言ってもらえると助かるよ……しかしアイツを始め一部の団員達にはアルコールが入ってるようだが……」

ゼロ「私が許可したんだ、構わないさ。まだまだ本来の目的には遠いが、大きな一歩であるのは間違い無いのだから」

扇「しかし、カレンのこともある」

ゼロ「……正直そこは私も迷いどころだったが……組織においてガス抜きは必要なことだ。こういう時、玉城のような人材は貴

重だよ」

扇「……そうか……君がそこまでいうなら、俺も束の間の休息を楽しませてもらうよ」


11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/01(火) 18:36:15.26 ID:Vj1ebLo20


玉城「♪おっれはー、せんぱいー、ぜーろのー、しんゆうー!!!」スポスポ

天子「星刻、あちらの黒の騎士団の方を見て下さい!すごく楽しそうに踊っていますね!」

星刻「ふ、そうですね、実に楽しそう……な゛!」

玉城「♪おっれはー……はぇ?」スポ

星刻「貴様!!そのような天子様に悪影響の出るやもしれぬ舞を見せるとは……!!!天誅!!!」

玉城「ぎゃああああああああああああ!!!」

天子「し、星刻!?」

星刻「天子様、貴方様を守るのがこの私の役目……多少行き過ぎているように感じるやもしれませんが、何卒ご理解を」

天子「そ、そうなのですか……」

玉城「」


12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/01(火) 18:37:04.26 ID:Vj1ebLo20

c.c.「……おや、お帰り、ルルーシュ。宴会には参加しないのか?」

ルルーシュ「愚問だな。何の為のゼロ、何の為の黒の騎士団だと思っている?構成員はまだしも、俺に必要以上に休む暇がある

のなら」

c.c.「ブリタニア打倒の策を考える時間に回すとでも?」

ルルーシュ「……分かり切っているならそういう質問をしなければいいのだ、魔女め」

c.c.「ふ、確かにな」ヒック


13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/01(火) 18:38:42.92 ID:Vj1ebLo20

ルルーシュ「……?c.c.、お前何か様子がおかしいのではないか?」

c.c.「おや、童貞坊やのくせに鋭いじゃないか」

ルルーシュ「今の流れで何故童貞という言葉が関係あるのだ……しかも決めつけるな」

c.c.「はいはい……まぁそれは置いておいて、お前の質問に答えようじゃないか」

ルルーシュ「……ふむ……妙に素直だな。やはり今のお前は何かおかしい。酒でも入ったか」

c.c.「正解だな。先程中華連邦側からワインの差し入れがあった。
   解放の記念とささやかなお礼にと。本格的なものは情勢が安定してからまた改めて、だそうだ」ヒック


14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/01(火) 18:40:55.06 ID:Vj1ebLo20

ルルーシュ「ほう、気が利くな」

c.c.「しかし坊やは未成年だ。毒見も兼ねて私が全部飲んでおいたさ。
   ……なかなかどうして趣味の良いワインだったよ」

ルルーシュ「……全部か」

c.c.「全部だ。不服か?」

ルルーシュ「いや……確かに俺はそういうものに執着は無い。
      ……とはいえ全部とは、呆れを通り越して何も言えん……」

c.c.「手に入る材料の関係で、最近のピザは大味になりがちだったのだがな。
   あんな良い具合にマッチするとは……おかげで普段の倍は食べてしまったよ」ゲプー


15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/01(火) 18:42:53.14 ID:Vj1ebLo20

ルルーシュ「ワインにピザをたらふく食べた挙句に寝転がるとはな。家畜かお前は」

c.c.「安心しろ、私は太らない。しかしお前は運が良い。素面の時にそんなことを言ってみろ。
   今頃壁か床にキスをしている所だぞ?寛大な私に感謝しろ?
   ……そうだな、キスの一つくらいくれたっていいんじゃないか、ん?」ヒック

ルルーシュ「はぁ……まぁもういい。これから俺は今後の動きについて……おい!!!」

c.c.「なんだ?」

ルルーシュ「……なぜ俺の机の上に液体が散乱しているのだ!!しかもこの匂い……」

c.c.「ああ、ラー油だな」

ルルーシュ「さも他人事のように振る舞うな!こんなことをやらかすのはお前しかいないだろう!!」

c.c.「食べるラー油の方が良かったか?ミーハーだな。あれは固形物が入っているからピザには合わないんだが」ヒック


16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/01(火) 18:44:50.89 ID:Vj1ebLo20

ルルーシュ「違う!!そういうことじゃない!!何をどうすればこの状況になる!?」

c.c.「一枚を一秒で一気に食ってみた。なかなかの満足感だったよ。
   ……服や回りに色々飛び散ってしまうのが難点だな」

ルルーシュ「いつも通りそっちの机で食べればよかっただろう!?これでは単なる嫌がらせだ!!」

c.c.「チーズ君に被害が出る可能性のある選択肢を私が取ると思うか?
   やはりお前は本質が見えているようで見えていないな、ルルーシュよ」ヒック

ルルーシュ「こ、こいつ……!」


18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/01(火) 18:47:18.22 ID:Vj1ebLo20

c.c.「……ご主人様、許してニャン☆」

ルルーシュ「?!」

c.c.「……冗談だ、この童貞坊やめ。しかしこんなあからさまな媚び媚びのキャラ作りに反応するとは……
   やはりお前は童貞だな。なぁ、マリアンヌ?」ヒック

ルルーシュ「なぜそこで母さんの名前が出てくるんだ?!ああ!もういい!酔っぱらいはしばらく黙ってろ!!」



c.c.「(●)」ヒック

ルルーシュ「仮面で遊ぶのも禁止だ!!」


19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/01(火) 18:48:55.54 ID:Vj1ebLo20

一時間後

ルルーシュ「……ふぅ……機情との専用通信機にまで飛び火していた時はどうなるかと思ったが……
      とりあえずこれで元通りだろう」

c.c.「……よく頑張ったな……独りで……うぷ……」

ルルーシュ「……その様子だと酒は抜けたようだな」

c.c.「正直……すまなかった……」

ルルーシュ「今更過ぎて何も思わないぞ」

c.c.「うぅ゛……悪かったよぅ……」


20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/01(火) 18:50:29.46 ID:Vj1ebLo20

ルルーシュ「……全く、不死身の魔女が聞いて呆れるものだ」

c.c.「くっ……妙にピザに合うあのワインが悪いのだ……」

ルルーシュ「際限無く飲むからだ、馬鹿者め。独りで1ダースも空ける奴が悪いに決まっている」

c.c.「……ふ、我ながららしくない……自分でも驚いているさ。まだこんな感情が残っていたとは」

ルルーシュ「……?」

c.c.「その……つまりだな?私は、お前がひとまず大きなことをやり遂げたのが、予想以上に……」


21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/01(火) 18:51:57.86 ID:Vj1ebLo20

ルルーシュ「……予想以上に、何だ?続けろ」

c.c.「……やめた、柄じゃ無い……ああそうとも、私はc.c.。こんな感情はとうに捨てたのだ」

ルルーシュ「独りで勝手に納得するんじゃない」

c.c.「……あ、待て待て待て……ぐぬう……気持ち悪……」

ルルーシュ「何をやっているんだ……しようの無い女め……ほら、背中さすってやるから……」

c.c.「……すまん、本気で助かる……」

ルルーシュ「ここで戻したらしばらく出入り禁止だがな」

c.c.「安心しろ……ここにはチーズ君もいる……第一ピザを戻すなんてありえん」

ルルーシュ「……妙な所で執念深い奴だ」


22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/01(火) 18:56:03.14 ID:Vj1ebLo20

ルルーシュ(全く俺は何をやっているのだ……)

ルルーシュ(以前よりc.c.に甘くなっている……?)

ルルーシュ「…………ふん」

ルルーシュ(我ながら馬鹿馬鹿しい。数回のキス程度で靡くなんて童貞そのものではないか)

ルルーシュ(……だが……共犯者として得難い存在であるのは確かだ。憎からず思っている面も否定できん、か)

c.c.「くぅ……耐えろ……耐えるんだ……ピザ……チーズ君……」

ルルーシュ(とりあえずピザ要素が難点だな)


23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/01(火) 18:58:14.01 ID:Vj1ebLo20

ルルーシュ(こんな甘さ、いずれ捨てねば取り返しがつかなくなるというのに。
      こいつに情が移ってしまっては、ブリタニア攻略の邪魔になるだけなのにな)

c.c.「……ルルーシュ、すまんちょっと横になる」

ルルーシュ「……!あ、ああ、構わ……ん……」

ルルーシュ(……………………尻だな……………………)

c.c.「……?どうかした……うぷ……」


24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/01(火) 18:59:03.15 ID:Vj1ebLo20

ルルーシュ「なっ、何でも無い!それよりお前は休んでいろ!」

c.c.「……?男のツンデレはみっともないと聞くが……」

ルルーシュ「お前な……!?人がせっかく厚意で看病してやっていると……」

c.c.「……悪くないかもな」

ルルーシュ「は?」

c.c.「……なんでもないさ、とりあえずもう少しこのまま……」

ルルーシュ「……ふん、やはりお前は理解不能だ」

c.c.「褒め言葉をありがとう、坊や」


25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/01(火) 19:00:02.33 ID:Vj1ebLo20

ルルーシュ(c.c.は落ち着いたか……)

ルルーシュ「…………」

ルルーシュ(…………尻…………)

ルルーシュ(……ハッ!?……さっきといい、俺は何を……)

ルルーシュ「……玉城め……」

c.c.「宴会太政大臣がどうかしたか?」

ルルーシュ「何でも無い、こちらの話だ」


26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/01(火) 19:01:54.32 ID:Vj1ebLo20

ルルーシュ(クソッ!玉城があんな事を聞いて来たせいで変に意識してしまうではないか……!)

ルルーシュ(……ああ、確かにこいつのヒップ周りは芸術品だと言っても良いかもしれん)

ルルーシュ(ホットパンツからすらりと伸びる脚、陶器のような肌、ふっくらと肉の付いた太もも……)

ルルーシュ(黙っていれば相当な美人であるのは間違いないのだし、団員達がよく目で追っているのも知っている)

ルルーシュ(だが!俺には野望がある!ナナリーがいる!カレンも助けなければならない!こんなことに構っている暇は無いのだ!)

ルルーシュ(そして断じて尻フェチなどでも無い!)


27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/01(火) 19:02:34.34 ID:Vj1ebLo20

c.c.「……ルルーシュ」

ルルーシュ「俺は脚フェチだ!!」

c.c.「」

ルルーシュ「」

c.c.「……」

ルルーシュ「……ご、誤解だ」


28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/01(火) 19:04:15.03 ID:Vj1ebLo20

c.c.「くくく……さっきから妙に熱い視線を感じると思ってみれば……」

ルルーシュ「くっ……!俺としたことが……」

c.c.「気にするな、童貞坊や」

ルルーシュ「だからその呼び方はやめろと……!」

c.c.「違うのかな?脚フェチ君?シャーリーが聞いたら喜ぶかもな?」

ルルーシュ「ぬうううう!!!c.c.!!!」

c.c.「あはははは!やはりお前は面白いなぁ、ルルーシュ」


31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/01(火) 19:05:09.38 ID:Vj1ebLo20

ルルーシュ「……ぐぬぬ……た、他言無用だ……いいな!?」

c.c.「言われずとも」

ルルーシュ「クソッ……!さっきの掃除といい、お前の介抱といい、もう沢山だ!俺は寝る!」

c.c.「溜まっている案件を片付けるのは?」

ルルーシュ「明朝でいい!カレンのこともある、早朝から動きだすと団員にも指示を飛ばしておけ!いいな?!」

c.c.「分かった分かった、早く休んでおけ、ルルーシュ」

ルルーシュ「ふん!魔女め……覚えていろ!!」


33: 32ミスったのでもう一度 2012/05/01(火) 19:07:15.23 ID:Vj1ebLo20

c.c.「くっくっく……あぁ……そうだな……お前の息子はつくづく面白い」

c.c.「うん……そうそう、妙な所で意地っ張りで、変な所で優しいのがまた、な?」

c.c.「ん?……何を言い出すかと思えば……そんなことは考えても仕方の無いことさ、都合が良い仮定だけの話なんて、な」

c.c.「……でも……魅力的なのは否定しない。時代が、立場が、世界が違っていたら……或いは……」

c.c.「ふふ、その通り。らしくない。私もやきが回ったか……」

c.c.「……今日はこの辺にしておくよ。坊やに頼まれごともされているし、ちょっとした用事も出来た」


c.c.「ではまたな……マリアンヌ」



ルルーシュ(そういえばなぜあそこでシャーリーの名前が出てくるのだ……?やはり意味不明だ、あのピザ女め……)


34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/01(火) 19:08:00.85 ID:Vj1ebLo20

翌朝

ゼロ「おはよう、団員諸君。昨日はお楽しみだっただろうが、今日からはまた通常の活動に戻る。各員気を引き締めるように」

ディートハルト「それでは早速定期報告といきましょうか……二日酔いの団員にはペナルティでも?」

ゼロ「構わん。その代わり今後一層の働きを期待するとしよう。なぁ玉城?」

玉城「わ、分かってるよ!これからカレン救出に向けて俺様の快進撃をだなぁ!……おぇ……」

藤堂「……」



藤堂(……千葉特製の酔い覚ましが無かったら示しが付かない所であった……精進せねば……)


35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/01(火) 19:08:36.54 ID:Vj1ebLo20

c.c.「やぁ、ゼロ」

ゼロ「……c.c.か。珍しいな、こんな早くに」ピキピキ

c.c.「まだ怒っているのか?器の小さい奴だな」

ゼロ「ふん……悔しいがお前の言う通りだ……いいだろう。もう昨日のことは関係無い」

c.c.「うむ、それでいい…………」

ゼロ「……何だ?まだ何かあるのか?」


36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/01(火) 19:09:11.83 ID:Vj1ebLo20

c.c.「……いや、別に」

ゼロ「……?ああ、そういえば」

c.c.「!」

ゼロ「ただでさえサボりと遅刻癖のあるお前が、こんな早朝からの会議に出るというのは珍しい」

c.c.「…………まぁな。たまにはこういうこともあるさ」

ゼロ「今後もせめて出席率を上げろ。ただでさえお前のポジションは浮遊気味なんだ。玉城辺りの邪推にも飽きてきた」

c.c.「ふん……気が向いたら善処してやるよ」

ルルーシュ(……いきなり機嫌が悪くなった……?やはりよくわからん女だ)


37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/01(火) 19:10:07.61 ID:Vj1ebLo20

ラクシャータ「ふわぁぁぁ……ありゃ。c.c.よりも遅刻なんて、私もそろそろ年かね」

ゼロ「ラクシャータか。まだ遅刻にも入らない時間だ、気にするな」

ラクシャータ「フォローありがとうよ……おや、そういえば珍しい格好だねc.c.。カレンのパイロットスーツだなんて」

c.c.「……手持ちの服にちょうどいいのが無くてな。カレンには悪いが予備を使わせてもらった。私の分も含めて新しいのを手配してくれると助かる」

ラクシャータ「それ位ならすぐさね。でもサイズ位は計らせてもらうよ」


38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/01(火) 19:10:58.72 ID:Vj1ebLo20

ゼロ「……財務担当には許可を取っておけ」

c.c.「無論だ。昨日の内に話は通しておいた」

扇「中華連邦での戦いで全体的に消耗しているし、一気に配備を整えるついでなら問題は無いかと思ったんだが」

ゼロ「ふむ……」

ディートハルト「合衆国立ち上げの大事な時期ですし、ベストな選択かと思われます」

扇「元々今日の会議で色々と聞くつもりだったんだ。他の部署……場合によっては個人でもいい。
  何か必要なものがあれば今日明日中にまとめるから、そのつもりで頼む」

ゼロ「いいだろう。その件は扇に一任しよう。他の団員も協力するように」

ディートハルト「さて、主要な役職も揃ったことですし、改めて会議を続けましょうか。まずは……」


39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/01(火) 19:11:55.79 ID:Vj1ebLo20

神楽耶「……ねぇ、c.c.様?」

c.c.「なんだい、神楽耶」

神楽耶「珍しいですわね、貴女のような方がそんな露骨に……これは宣戦布告ということでよろしいのかしら?」

c.c.「宣戦布告、ね。解釈はそっちに任せるが……やはりお前は器の大きな女だよ。ゼロなんかよりもよっぽどな」

神楽耶「あら!妻は夫を優しく包み込まなくてはならないものではなくて?」

c.c.「……ふ、違いない」


40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/01(火) 19:13:10.41 ID:Vj1ebLo20

ラクシャータ「わざわざカラーリングまで変えちゃってねぇ?案外可愛い所もあるもんだ」

c.c.「ラクシャータか。からかいにでも来たか?」

ラクシャータ「半分当たりかな。報告は部下任せで十分だし、何か面白そうなことがあるなら尚更さ」

c.c.「もう半分は?」

ラクシャータ「パイロットの寸法は基本的に私が直接測るんだ。そいつが女なら是非も無いだろう?」

c.c.「成程。なら早速頼むよ。ウエストがきつくて動き辛いんだ」

ラクシャータ「あっははは!カレンの奴、悔しがるだろうねぇ!」


カレン「……へっぶし!!うぅっ、くそぅ、ブリタニアめぇ……」

カレン(……なんだろう、この得体のしれないイライラは……)


41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/01(火) 19:14:29.31 ID:Vj1ebLo20

会議後

ゼロ「c.c.」

c.c.「なんだ?」

ゼロ「俺はこれから学園に戻る準備をする。しばらく頼んだぞ」

c.c.「あぁ、分かった」

ゼロ「……そういえば何故今更パイロットスーツを使う?私服も何着かは用意してあるだろう。
   団員服の予備が無くなったわけでもあるまい」

c.c.「……これだから知識だけの童貞こじらせてる奴は……」

ゼロ「お前な……いい加減何かに付けて童貞童貞というのは止めろ!!」

c.c.「ならチェリー坊やなら構わないのか?」

ゼロ「同じじゃないか!!」

c.c.「ふ、冗談だよ……仕方ない。タイミングを逃しているとはいえ、ヒントは教えてやらなくもない」

ゼロ「タイミング?ヒント?何の話をしている」


43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/01(火) 19:16:26.96 ID:Vj1ebLo20

c.c.「……こほん。あれだな、いざ言おうとすると何か気恥かしいものがある。久し振りの感覚だ。
   ……喜べ坊や。私の中でのお前の評価が、チーズ君を超す日も近いぞ?」

ゼロ「だから何の話だと……」

c.c.「……一度しか言わん。よく聞いて後は自分で判断しろ」

ゼロ「む……」

c.c.「…………『操立て』と日本では言うらしい」

ゼロ「は?」

c.c.「さ、さて……ラクシャータに寸法を計ってもらうとしよう。じゃあな」

ゼロ「お、おい?!」


44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/01(火) 19:19:10.42 ID:Vj1ebLo20

その後生足をあまり見せなくなったc.c.であったが、
「それはそれで」「ピチピチパイスーありがとうございます」
という人種もいたので、男性団員の士気が落ちるような事にはならなかった。

それ以外の変化といえば、神楽耶が今まで以上にゼロにべったりになった事と、
しばらくルルーシュがc.c.を避けがちになったこと位であった。
当のc.c.は、ルルーシュのうぶな反応を終始楽しんでいたとかなんとか。



c.c.「……素直になれだと?それは坊やが素直になってからだな」



終わり


45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/01(火) 19:20:34.18 ID:3h9FI2zs0

おい


46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/01(火) 19:23:23.73 ID:KjGeGRdI0

プロローグがだよな





な?


47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/01(火) 19:25:21.09 ID:Vj1ebLo20

リクエストとか有ればその内書いてくるお それ以外でも何か書くかもしれんけど

思いついて書きためた分はこんなもん

ていうか何を期待するんだこの話にwww


49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/01(火) 19:27:12.25 ID:X+ckffah0

完全なる尻フェチとなりガウェインのコクピットを顔面騎乗位状態にするまでのストーリー


50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/01(火) 19:29:53.58 ID:Vj1ebLo20

基本R2準拠だからガウェインはもう斑鳩と蜃気楼に分割されとるがなw

シャーリーの話は面白そうだから書こうかな

でもc.c.とルルたんが一番れす^p^


52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/01(火) 19:31:45.73 ID:YBUv5ue6P BE:1050989235-2BP(0)

尻フェチだからガウェインを作り直すんだろwww


53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/01(火) 19:38:43.44 ID:PJskl8LQO

とりあえずC.C.と童貞坊やがイチャイチャしてれば作戦はクリアーされる


55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/01(火) 19:57:49.45 ID:Vj1ebLo20

一気に書かないと時間かかるからまた別の日にでも書こうかなと

シャーリーの話とガウェイン云々とバカップルものは考え中

スパロボのおかげで久し振りにギアス見たからクロスものとかも書くかもしれない

ご飯食って寝る^q^


56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/01(火) 19:58:31.74 ID:KjGeGRdI0



57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/01(火) 20:00:38.92 ID:cFnizccO0

おつおつ


58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/01(火) 20:11:39.97 ID:b3TyNhQrO



この記事へのコメント

トラックバック

URL :

最新記事
スポンサードリンク
カテゴリ
月別アーカイブ
おすすめサイト様新着記事