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見崎「鳴たんマジ天使……リピート、アフターミー」榊原「え?」
元スレ:見崎「鳴たんマジ天使……リピート、アフターミー」榊原「え?」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1334899598/
榊原「……僕の知っている赤沢さんは、赤沢さんじゃなかったから……だからどうしても、赤沢さんには
幸せになってほしいと思ったんだ」
赤沢「恒一君……」
榊原「……ごめん。僕らの、いや、僕の勝手な都合で君を呼び寄せてしまって……だけど、それなりの覚悟はしている。――赤沢さん。
君は、僕が幸せにするよ」ジッ
赤沢「……!?こ、ここここここ、こういちきゅん……!?」
赤沢「(そんな真剣な瞳で私の事を……し、ししししかも、それ、プロポーズじゃないっ!!)」
赤沢「きゅ、きゅぅ……」バタンッ
榊原「え、ちょっ、赤沢さん!?」
見崎「榊原君」
榊原「どうしよう見崎、赤沢さんが……!」
見崎「貴方……天然ジゴロ?」
榊原「へっ?」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1334899598/
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/20(金) 14:26:38.12 ID:DH3soSNP0
榊原「えっと、鳴たんマジ天使……って、なんかのお呪い?」
見崎「……もっと」ゾクッ
榊原「え?」
見崎「あと五回」
榊原「えっと……鳴たんマジ天使、鳴たんマジ天使、鳴たんマジ天使
鳴たんマジ天使、鳴たんマジ天使……あはは、なんだかこれ、恥ずかしいね――」
見崎「ハァッ!!」
榊原「!?」
その時目の前の少女の右目が大きく、そして蒼く輝いた。
見崎「妄執から生まれた邪教の輩よ!在るべき死へと還れ!!」
彼女がそう叫ぶと何処からか悲鳴が聞こえた。それは何処か物惜しそうで、それでいて、救済されたかのような……。
見崎「今、全ての死は死に還った。榊原君、貴方のおかげよ」そう言うと彼女は誰にでもなく高らかに宣言した。
見崎「夜見山スクールライフ、始まります」
義眼はすごい。僕はそう思った。
見崎「……もっと」ゾクッ
榊原「え?」
見崎「あと五回」
榊原「えっと……鳴たんマジ天使、鳴たんマジ天使、鳴たんマジ天使
鳴たんマジ天使、鳴たんマジ天使……あはは、なんだかこれ、恥ずかしいね――」
見崎「ハァッ!!」
榊原「!?」
その時目の前の少女の右目が大きく、そして蒼く輝いた。
見崎「妄執から生まれた邪教の輩よ!在るべき死へと還れ!!」
彼女がそう叫ぶと何処からか悲鳴が聞こえた。それは何処か物惜しそうで、それでいて、救済されたかのような……。
見崎「今、全ての死は死に還った。榊原君、貴方のおかげよ」そう言うと彼女は誰にでもなく高らかに宣言した。
見崎「夜見山スクールライフ、始まります」
義眼はすごい。僕はそう思った。
3 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/20(金) 14:29:52.90 ID:DaK1dzJ80
イイハナシダナー
4 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/20(金) 14:32:08.96 ID:DH3soSNP0
榊原「で、何が起きたの?」
見崎「Anotherからホラーとスプラッタが浄化された。つまりこういうこと」
桜木「大変!お母さん無事見たいだけど心配だからお見舞いに行かなきゃ!ってきゃっ!階段で躓いちゃった!」ガッ
榊原「うおっと!?だ、大丈夫……?えっと、桜木さん?」ガシッ
桜木「さ、榊原君……///」
榊原「気を付けてね?」
桜木「は、はい///ご、ご迷惑をおかけして、申し訳ありません///それじゃぁわ、私は急いでおりますので、ま、また明日っ///」ピュゥー
榊原「ふぅ……案外桜木さんもそそっかしいところがあるんだね。それで見崎、どういうこと?」
見崎「……気を付けて……もう、始まっているかもしれない……」
見崎「Anotherからホラーとスプラッタが浄化された。つまりこういうこと」
桜木「大変!お母さん無事見たいだけど心配だからお見舞いに行かなきゃ!ってきゃっ!階段で躓いちゃった!」ガッ
榊原「うおっと!?だ、大丈夫……?えっと、桜木さん?」ガシッ
桜木「さ、榊原君……///」
榊原「気を付けてね?」
桜木「は、はい///ご、ご迷惑をおかけして、申し訳ありません///それじゃぁわ、私は急いでおりますので、ま、また明日っ///」ピュゥー
榊原「ふぅ……案外桜木さんもそそっかしいところがあるんだね。それで見崎、どういうこと?」
見崎「……気を付けて……もう、始まっているかもしれない……」
6 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/20(金) 14:32:34.59 ID:DaK1dzJ80
よっしゃああああ
10 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/20(金) 14:39:57.78 ID:DH3soSNP0
榊原「おはよう」ガラッ
勅使河原「おうサカキ、おっす。って、相変わらず二人で登校か?羨ましいぜ」
望月「本当に二人は仲が良いよね」
榊原「あっ、ははっ」
見崎「……」
榊原「(見崎がいつもどういうわけか家の前に居るから成り行きで一緒なだけなんだけど)」
勅使河原「おうサカキ、おっす。って、相変わらず二人で登校か?羨ましいぜ」
望月「本当に二人は仲が良いよね」
榊原「あっ、ははっ」
見崎「……」
榊原「(見崎がいつもどういうわけか家の前に居るから成り行きで一緒なだけなんだけど)」
11 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/20(金) 14:46:34.23 ID:DH3soSNP0
見崎「……榊原君は、迷惑?」ジッ
榊原「え、あっ、やっ?」
榊原「(そんな悲しい目で見ないでよ見崎……)」
榊原「迷惑……なんかじゃないよ?見崎と一緒にいるの、結構気に入ったから、さ?」
勅使河原「おー!朝っぱらから見せつけてくれんなー!」
望月「榊原君って、おとなしそうな顔して結構やり手なんだね」
榊原「ちょっ、二人とも!そんなんじゃないから!」
見崎「……榊原君は、結構大胆……」
榊原「見崎!?」
ガラッ
「おはよう、みんな!」
榊原「え、あっ、やっ?」
榊原「(そんな悲しい目で見ないでよ見崎……)」
榊原「迷惑……なんかじゃないよ?見崎と一緒にいるの、結構気に入ったから、さ?」
勅使河原「おー!朝っぱらから見せつけてくれんなー!」
望月「榊原君って、おとなしそうな顔して結構やり手なんだね」
榊原「ちょっ、二人とも!そんなんじゃないから!」
見崎「……榊原君は、結構大胆……」
榊原「見崎!?」
ガラッ
「おはよう、みんな!」
13 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/20(金) 14:47:57.11 ID:DH3soSNP0
榊原「あ」
勅使河原「おっす」
望月「おはよう」
見崎「……赤沢さん」
赤沢「ええ!今日も爽やかな朝ね!みんな、とっても輝いているわよ!」
赤沢「今日は夕日に向かって走ろうかしら!?ねぇ、良い考えだと思わない!?」
杉浦「疲れるだけよ」
赤沢「何言ってるの!そうして流された汗と涙で歴史は刻まれてきたのよ!?私達の中学校生活はこれで最後なんだから、目一杯楽しまないと!!」
綾野「良いこと言った!」
勅使河原「おっす」
望月「おはよう」
見崎「……赤沢さん」
赤沢「ええ!今日も爽やかな朝ね!みんな、とっても輝いているわよ!」
赤沢「今日は夕日に向かって走ろうかしら!?ねぇ、良い考えだと思わない!?」
杉浦「疲れるだけよ」
赤沢「何言ってるの!そうして流された汗と涙で歴史は刻まれてきたのよ!?私達の中学校生活はこれで最後なんだから、目一杯楽しまないと!!」
綾野「良いこと言った!」
14 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/20(金) 14:48:25.71 ID:DH3soSNP0
赤沢「でしょう!?なら、決まりね!今日は放課後、皆で夕日に向かって走るわよ!」オーッ
勅使河原「俺たちもかよ!?」
望月「赤沢さんは相変わらずだね」
杉浦「勝手にやってなさい」
綾野「おーっ!」
見崎「……」オー
榊原「……」
勅使河原「俺たちもかよ!?」
望月「赤沢さんは相変わらずだね」
杉浦「勝手にやってなさい」
綾野「おーっ!」
見崎「……」オー
榊原「……」
17 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/20(金) 15:05:35.24 ID:DH3soSNP0
見崎「どうしたの榊原君。こんなところに呼び出して」
榊原「何かが違う……そんな気がするんだ」
見崎「……彼女の事ね」
榊原「うん……」
見崎「……私も、正直驚いている」
榊原「……この世界が見崎の鳴たんエンジェリックパワーによって浄化され、
それまで根付いていた災厄を禍根から燃やし尽くした、というのは教えてもらったけど……」
見崎「……これは私にも想定外……私の知る赤沢泉美さんは、あんな熱血じゃない……」
榊原「の、割に楽しんでいたよね……?」
見崎「きっと、バタフライエフェクト……私が災厄が始まってから、その過程で死んだ全ての人たちの死を無かったことに
したから、このような現象が起こったのだと思う」
榊原「なるほどね。たとえば、現象のある世界で通り魔によって殺された人は、現象の無い世界では、現象によって失われた何かしらの干渉を受けることによって
現象の無い世界では生存して生活している、ということか」
榊原「何かが違う……そんな気がするんだ」
見崎「……彼女の事ね」
榊原「うん……」
見崎「……私も、正直驚いている」
榊原「……この世界が見崎の鳴たんエンジェリックパワーによって浄化され、
それまで根付いていた災厄を禍根から燃やし尽くした、というのは教えてもらったけど……」
見崎「……これは私にも想定外……私の知る赤沢泉美さんは、あんな熱血じゃない……」
榊原「の、割に楽しんでいたよね……?」
見崎「きっと、バタフライエフェクト……私が災厄が始まってから、その過程で死んだ全ての人たちの死を無かったことに
したから、このような現象が起こったのだと思う」
榊原「なるほどね。たとえば、現象のある世界で通り魔によって殺された人は、現象の無い世界では、現象によって失われた何かしらの干渉を受けることによって
現象の無い世界では生存して生活している、ということか」
18 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/20(金) 15:07:03.49 ID:DH3soSNP0
見崎「私たちが感じている赤沢さんの不和は、他の人は気づいていない……いや、他の人たちもきっと、現象が消えたことによって
何かしらの差異が生じている。
私たち二人は修正に立ち会ったから、他の人たちとは別のステージから世界を見下ろしているがために違和感が起きている……」
榊原「……一度だけ会った赤沢さんは、もうちょっと棘のある人だったけど……でも、まぁ、そう考えると良かったってことなのかな?赤沢さんはあの現象の所為で何かを
失っていたのを取り戻して、あんな元気な姿になった、ってことはさ」
見崎「……榊原君」
榊原「でも……それなら今までの赤沢さんは――」
見崎「ハァッ!!」
榊原「!?」
その時目の前の見崎の目が大きく、蒼く輝いた。
「――ん……おにぃ……朝……?って、そうだお兄は――ぐすっ、ぐすっ――って寒!?」バッ
見崎「彼女も幸せにならなければいけない」見崎はそう言うと、全裸でむせび泣く赤沢さんにそっとブレザーを掛けた。
赤沢「見崎さ――どうして私裸なの!?えっ、あっ、いや、恒一君!?ちょっ、見ないでぇ!!」
義眼はすごい。僕は体育座りになって改めてそう思った。
何かしらの差異が生じている。
私たち二人は修正に立ち会ったから、他の人たちとは別のステージから世界を見下ろしているがために違和感が起きている……」
榊原「……一度だけ会った赤沢さんは、もうちょっと棘のある人だったけど……でも、まぁ、そう考えると良かったってことなのかな?赤沢さんはあの現象の所為で何かを
失っていたのを取り戻して、あんな元気な姿になった、ってことはさ」
見崎「……榊原君」
榊原「でも……それなら今までの赤沢さんは――」
見崎「ハァッ!!」
榊原「!?」
その時目の前の見崎の目が大きく、蒼く輝いた。
「――ん……おにぃ……朝……?って、そうだお兄は――ぐすっ、ぐすっ――って寒!?」バッ
見崎「彼女も幸せにならなければいけない」見崎はそう言うと、全裸でむせび泣く赤沢さんにそっとブレザーを掛けた。
赤沢「見崎さ――どうして私裸なの!?えっ、あっ、いや、恒一君!?ちょっ、見ないでぇ!!」
義眼はすごい。僕は体育座りになって改めてそう思った。
21 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/20(金) 15:13:58.21 ID:DH3soSNP0
見崎「この赤沢さんも幸せにならないといけない」
赤沢「つまりどういうことなのよぉ!?なんであそこに私がいるの!?なんで夕日に向かって走っているの!?」
見崎「くっ……!」ガクッ
榊原「見崎!?」
赤沢「ちょっ、見崎さん!?大丈夫!?」
見崎「少し無理をし過ぎたみたい……」
榊原「大丈夫かい、見崎?立てる?」
見崎「……うん――くっ……!」
榊原「無理をしないでよ、見崎。仕方ない、ちょっと大人しくしていてね」ヒョイッ
見崎「あっ……」
赤沢「……あっ」
見崎「お、重くない……?」
榊原「全然?すごく軽いよ」
赤沢「……お姫様だっこ、良いなぁ……」
赤沢「つまりどういうことなのよぉ!?なんであそこに私がいるの!?なんで夕日に向かって走っているの!?」
見崎「くっ……!」ガクッ
榊原「見崎!?」
赤沢「ちょっ、見崎さん!?大丈夫!?」
見崎「少し無理をし過ぎたみたい……」
榊原「大丈夫かい、見崎?立てる?」
見崎「……うん――くっ……!」
榊原「無理をしないでよ、見崎。仕方ない、ちょっと大人しくしていてね」ヒョイッ
見崎「あっ……」
赤沢「……あっ」
見崎「お、重くない……?」
榊原「全然?すごく軽いよ」
赤沢「……お姫様だっこ、良いなぁ……」
22 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/20(金) 15:20:20.82 ID:DH3soSNP0
榊原「色々と話し合うことがあるけれど、その前に赤沢さんの服だね」
赤沢「も、もぅ///なんで私裸なのよぉ……」
見崎「ごめんなさい……」
赤沢「べ、別に見崎さんを責めているわけじゃ!」
榊原「そうだよ見崎。君が気負う事じゃないと思う。……とりあえず、僕の家に行こう。ここから一番近いしね。
そこで怜子さんの服を何着か借りよう。爺ちゃんと婆ちゃんは町内旅行で留守だし、怜子さんも最近残業続きだから
時間も十分にあるしね」
赤沢「こ、恒一君の家……///お、お邪魔じゃないかしら?」
榊原「だから、それは気にしなくていいよ。連れ込んで、何かしようってわけじゃないから、安心してね?」
赤沢「何かって、もぅ!!恒一君のスケベ///」ポカッ
榊原「いたっ!いや、だから、安心してってことで!」
赤沢「バカ///知らない///」
赤沢「も、もぅ///なんで私裸なのよぉ……」
見崎「ごめんなさい……」
赤沢「べ、別に見崎さんを責めているわけじゃ!」
榊原「そうだよ見崎。君が気負う事じゃないと思う。……とりあえず、僕の家に行こう。ここから一番近いしね。
そこで怜子さんの服を何着か借りよう。爺ちゃんと婆ちゃんは町内旅行で留守だし、怜子さんも最近残業続きだから
時間も十分にあるしね」
赤沢「こ、恒一君の家……///お、お邪魔じゃないかしら?」
榊原「だから、それは気にしなくていいよ。連れ込んで、何かしようってわけじゃないから、安心してね?」
赤沢「何かって、もぅ!!恒一君のスケベ///」ポカッ
榊原「いたっ!いや、だから、安心してってことで!」
赤沢「バカ///知らない///」
27 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/20(金) 15:36:00.56 ID:DH3soSNP0
榊原「さてと、此処だよ」ガラッ
見崎「お邪魔します……」
赤沢「お、お邪魔します……///」
赤沢「俄かには、信じがたいわね」
榊原「でもそれが事実なんだ。僕たちが呼んでおいてなんだけれど、この世界では赤沢さんの方がイレギュラーだってことを、あらかじめ分かっていてほしい」
赤沢「現象のない世界の夜見山……そんな、此処に住む誰もが望むものを、見崎さんがたった一人で手に入れるなんて……」
見崎「……それは違う。これは、私と榊原君の力。……初めての、二人の共同作業」
赤沢「!?な、なんですって!?あ、あなたたちいいい一体、何をしたの!?」
榊原「な、何もしてないよ!ただ、ちょっと恥ずかしい呪文を唱えさせられただけで!」
赤沢「何よ、言ってみなさい!!」
榊原「め、鳴たん……マジ天使……」
赤沢「」
見崎「お邪魔します……」
赤沢「お、お邪魔します……///」
赤沢「俄かには、信じがたいわね」
榊原「でもそれが事実なんだ。僕たちが呼んでおいてなんだけれど、この世界では赤沢さんの方がイレギュラーだってことを、あらかじめ分かっていてほしい」
赤沢「現象のない世界の夜見山……そんな、此処に住む誰もが望むものを、見崎さんがたった一人で手に入れるなんて……」
見崎「……それは違う。これは、私と榊原君の力。……初めての、二人の共同作業」
赤沢「!?な、なんですって!?あ、あなたたちいいい一体、何をしたの!?」
榊原「な、何もしてないよ!ただ、ちょっと恥ずかしい呪文を唱えさせられただけで!」
赤沢「何よ、言ってみなさい!!」
榊原「め、鳴たん……マジ天使……」
赤沢「」
28 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/20(金) 15:45:15.69 ID:DH3soSNP0
赤沢「見崎さん……!」
見崎「仕方がなかったの」
赤沢「そんなことができるなら初めから言ってよ!」
見崎「ごめんなさい、でも仕方がなかったの。――あのとき病院で、偶然榊原君に出会ったときに
確信したから……」
見崎「この人となら、出来るって」
榊原「ちょっ、見崎……なんだよその言い方///」
赤沢「~~!!いちゃついてんじゃないわよ!」
榊原「そんな!?僕は別に!!」
赤沢「……貴方達の勝手な都合で、現象が無くなったのは百歩譲って……いや、お礼を言いたいくらい感謝しているけれど……
でも、どうして私まで!?」
榊原「えっと、それは」
見崎「榊原君が、赤沢さんが幸せにならないと駄目だって」
赤沢「私?私なら幸せなんでしょう、この世界で――」
見崎「違う。貴方」
赤沢「……私?」
見崎「仕方がなかったの」
赤沢「そんなことができるなら初めから言ってよ!」
見崎「ごめんなさい、でも仕方がなかったの。――あのとき病院で、偶然榊原君に出会ったときに
確信したから……」
見崎「この人となら、出来るって」
榊原「ちょっ、見崎……なんだよその言い方///」
赤沢「~~!!いちゃついてんじゃないわよ!」
榊原「そんな!?僕は別に!!」
赤沢「……貴方達の勝手な都合で、現象が無くなったのは百歩譲って……いや、お礼を言いたいくらい感謝しているけれど……
でも、どうして私まで!?」
榊原「えっと、それは」
見崎「榊原君が、赤沢さんが幸せにならないと駄目だって」
赤沢「私?私なら幸せなんでしょう、この世界で――」
見崎「違う。貴方」
赤沢「……私?」
29 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/20(金) 15:46:52.30 ID:DH3soSNP0
榊原「……僕の知っている赤沢さんは、赤沢さんじゃなかったから……だからどうしても、赤沢さんには
幸せになってほしいと思ったんだ」
赤沢「恒一君……」
榊原「……ごめん。僕らの、いや、僕の勝手な都合で君を呼び寄せてしまって……だけど、それなりの覚悟はしている。――赤沢さん。
君は、僕が幸せにするよ」ジッ
赤沢「……!?こ、ここここここ、こういちきゅん……!?」
赤沢「(そんな真剣な瞳で私の事を……し、ししししかも、それ、プロポーズじゃないっ!!)」
赤沢「きゅ、きゅぅ……」バタンッ
榊原「え、ちょっ、赤沢さん!?」
見崎「榊原君」
榊原「どうしよう見崎、赤沢さんが……!」
見崎「貴方……天然ジゴロ?」
榊原「へっ?」
30 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/20(金) 15:58:23.16 ID:DH3soSNP0
榊原「とりあえず、これから赤沢さんはどうしようか?」
見崎「彼女の家には彼女ではない赤沢泉美がいるから、連れ帰せはしない」
榊原「そうなると、事情に精通している僕の家か見崎の家だよね」
見崎「私の家はとりあえず交渉してみる。……榊原君の家に置いておくのは危険だから」
榊原「まぁ、もしそうなってくれると僕としてもありがたいな。年頃の女の子、それもこれだけの美人となんて
緊張するし、爺ちゃん婆ちゃんはともかく、怜子さんの説得は大変そうだし……もしもの時は、なんとかするけど」
見崎「……榊原君は、赤沢さんが好き?」
榊原「えっ、いや、まだそんな会ってから日も経ってないからなんとも……」
見崎「彼女の家には彼女ではない赤沢泉美がいるから、連れ帰せはしない」
榊原「そうなると、事情に精通している僕の家か見崎の家だよね」
見崎「私の家はとりあえず交渉してみる。……榊原君の家に置いておくのは危険だから」
榊原「まぁ、もしそうなってくれると僕としてもありがたいな。年頃の女の子、それもこれだけの美人となんて
緊張するし、爺ちゃん婆ちゃんはともかく、怜子さんの説得は大変そうだし……もしもの時は、なんとかするけど」
見崎「……榊原君は、赤沢さんが好き?」
榊原「えっ、いや、まだそんな会ってから日も経ってないからなんとも……」
31 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/20(金) 15:59:26.84 ID:DH3soSNP0
見崎「子作りしたい?」
榊原「ちょっと!?なんて質問をしているんだ見崎!!」
見崎「……冗談」
榊原「冗談にしたって……心臓に悪いよ」
見崎「……罰」ボソッ
榊原「え?」
見崎「……なんでもない」
榊原「気になるよ、何さ?」
見崎「……今日は私も泊まるから。二人っきりじゃ、何が起こるか分からないからね」
見崎「一度、家に帰って、それから戻ってくるから。また後で」スタスタ
榊原「うん……」
榊原「……うん?」
榊原「ちょっと!?なんて質問をしているんだ見崎!!」
見崎「……冗談」
榊原「冗談にしたって……心臓に悪いよ」
見崎「……罰」ボソッ
榊原「え?」
見崎「……なんでもない」
榊原「気になるよ、何さ?」
見崎「……今日は私も泊まるから。二人っきりじゃ、何が起こるか分からないからね」
見崎「一度、家に帰って、それから戻ってくるから。また後で」スタスタ
榊原「うん……」
榊原「……うん?」
33 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/20(金) 16:06:01.56 ID:DH3soSNP0
榊原「うまく丸め込まれてしまった……うぅん……」チラッ
赤沢「……zzz」
榊原「……赤沢さん、ぐっすり寝ているな……ごめんね、僕の我が侭に付き合せちゃって……
ちゃんと、責任は取るから」ナデ
赤沢「んっ……zzz」
榊原「ふふっ。寝ている赤沢さんって、案外可愛いなぁ」
榊原「さてと。今日はお客さんも居ることだし、少し頑張って料理を作ろうかな!」
榊原「~♪」
赤沢「……zzz」
赤沢「……zz」
赤沢「……z」
赤沢「……」
赤沢「……うぅ……」ボンッ
赤沢「……zzz」
榊原「……赤沢さん、ぐっすり寝ているな……ごめんね、僕の我が侭に付き合せちゃって……
ちゃんと、責任は取るから」ナデ
赤沢「んっ……zzz」
榊原「ふふっ。寝ている赤沢さんって、案外可愛いなぁ」
榊原「さてと。今日はお客さんも居ることだし、少し頑張って料理を作ろうかな!」
榊原「~♪」
赤沢「……zzz」
赤沢「……zz」
赤沢「……z」
赤沢「……」
赤沢「……うぅ……」ボンッ
34 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/20(金) 16:07:26.48 ID:DH3soSNP0
そんなこんなでバイトの時間
久々のss、楽しかったよ。付き合ってくれてありがとう
いまいちキャラの口調が分からなくてどうにも進行が遅れてすまない
来月の給料でたらAnotherの勉強します
それじゃまた此処ではない何処かで
久々のss、楽しかったよ。付き合ってくれてありがとう
いまいちキャラの口調が分からなくてどうにも進行が遅れてすまない
来月の給料でたらAnotherの勉強します
それじゃまた此処ではない何処かで
37 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/20(金) 16:08:58.18 ID:ZKEU8wof0
おつっちゃん
38 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/20(金) 16:09:11.32 ID:SYS3WKp9P
乙!
できればもっと続けて欲しかったが
できればもっと続けて欲しかったが
39 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/20(金) 16:10:48.02 ID:xKHzoC720
これ義眼作った霧果さんが凄(ry
41 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/20(金) 16:48:42.19 ID:7tIFMaVn0
鳴たんマジ天使
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