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因果「風守って新十郎のこと好きなの?」風守「え?」
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/30(金) 07:52:40.54 ID:JRb98O490
因果「だってぇ~新十郎ばっかり構ってるじゃーん」ブー
風守「好き……という感情はプログラムであるワタシには持ちえないものなので」
因果「じゃあさー」
因果「どうして刑務所で催眠にかかった新十郎に『風守』って打ったのぉー?」
風守「それは……現実を思い出せるように近しい人物の名前を…」
因果「じゃあさー『因果』でいいじゃんかさ~」
因果「ねぇーどーして~」パタパタ
風守「……うるさいです…」ムゥ
代行ID:1SQPZefQO
風守「好き……という感情はプログラムであるワタシには持ちえないものなので」
因果「じゃあさー」
因果「どうして刑務所で催眠にかかった新十郎に『風守』って打ったのぉー?」
風守「それは……現実を思い出せるように近しい人物の名前を…」
因果「じゃあさー『因果』でいいじゃんかさ~」
因果「ねぇーどーして~」パタパタ
風守「……うるさいです…」ムゥ
代行ID:1SQPZefQO
25 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/30(金) 10:28:07.94 ID:1SQPZefQO
風守「好き……と言いますけど、プログラムの集積存在である私には雌雄が無いので異性に対する恋愛感情は芽生えません」
因果「いまの時代になに言ってるのさー、ずっと駒守と暮らしてたからAIまで古くさくなっちゃったんじゃないの~?」
風守「……私はネットに流れる現時点での情報を解析出来るので、むしろ随一の新情報通です」
因果「それにさー、雌雄がなんとかって言ったけどさ~」
因果「ボクは新十郎のこと好きだよー、異性とか同性とか関係ないと思うんだけど」
風守「……たしかに、恋愛の枠組みである雌雄の形は変わってきているようですが」
風守「それでも私は、アナタの提起した問題に答えるならば―― 新十郎『二人とも、なに話してるんだ』
風守「!」ビクッ
風守「あ……新十郎様」
因果「えっとねえ、風守が新十郎のこっを好…うう゛ぇっ!?」
ドカンッ
風守「(変なことを言おうとしないでください……)」キッ
因果「じょ、冗談だよ風守……いたいなーもぉ」ヒリヒリ
因果「いまの時代になに言ってるのさー、ずっと駒守と暮らしてたからAIまで古くさくなっちゃったんじゃないの~?」
風守「……私はネットに流れる現時点での情報を解析出来るので、むしろ随一の新情報通です」
因果「それにさー、雌雄がなんとかって言ったけどさ~」
因果「ボクは新十郎のこと好きだよー、異性とか同性とか関係ないと思うんだけど」
風守「……たしかに、恋愛の枠組みである雌雄の形は変わってきているようですが」
風守「それでも私は、アナタの提起した問題に答えるならば―― 新十郎『二人とも、なに話してるんだ』
風守「!」ビクッ
風守「あ……新十郎様」
因果「えっとねえ、風守が新十郎のこっを好…うう゛ぇっ!?」
ドカンッ
風守「(変なことを言おうとしないでください……)」キッ
因果「じょ、冗談だよ風守……いたいなーもぉ」ヒリヒリ
29 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/30(金) 10:39:13.18 ID:1SQPZefQO
新十郎「なんだ、取り込み中だったか」
風守「い、いえ……少し遊びに付き合っていただけなので」
因果「ちぇー、猫被っちゃって」
新十郎「そうか、なにもないなら良い」
新十郎「俺は少しお嬢さんのところに行ってくる」
因果「お嬢さん? またあの女ー?? まったく、探偵を便利屋かなにかと勘違いしてるんじゃないの~」パタパタ
新十郎「こっちにも見返りはあるんだ。暇なうちは話くらい聞いてやるさ」
新十郎「電話で聞いただけなら大したことじゃないらしい。因果と風守は留守番でもしていてくれ」
風守「了解しました」
因果「えぇーボクも連れていってよぉー」
新十郎「お前はなにするかわからんからな、すぐに帰ってくるから今日は我慢しろ」
因果「……はぁ~い」
――…
因果「風守はあの女のことどう思う?」
風守「あの女というと話の流れ上海勝 梨江となりますが。……JJシステム会長、海勝 麟六の一人娘と記憶してます」
因果「だぁかぁらーそういうことじゃなくてさぁ~」ハァ
風守「い、いえ……少し遊びに付き合っていただけなので」
因果「ちぇー、猫被っちゃって」
新十郎「そうか、なにもないなら良い」
新十郎「俺は少しお嬢さんのところに行ってくる」
因果「お嬢さん? またあの女ー?? まったく、探偵を便利屋かなにかと勘違いしてるんじゃないの~」パタパタ
新十郎「こっちにも見返りはあるんだ。暇なうちは話くらい聞いてやるさ」
新十郎「電話で聞いただけなら大したことじゃないらしい。因果と風守は留守番でもしていてくれ」
風守「了解しました」
因果「えぇーボクも連れていってよぉー」
新十郎「お前はなにするかわからんからな、すぐに帰ってくるから今日は我慢しろ」
因果「……はぁ~い」
――…
因果「風守はあの女のことどう思う?」
風守「あの女というと話の流れ上海勝 梨江となりますが。……JJシステム会長、海勝 麟六の一人娘と記憶してます」
因果「だぁかぁらーそういうことじゃなくてさぁ~」ハァ
31 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/30(金) 10:49:53.45 ID:1SQPZefQO
因果「恋のライバルだよ。こ・い・の・ら・い・ば・る!」
風守「ですから、私はR.A.I.なので恋愛感情は…」
因果「はいはい、いいよそういうのはー」
因果「じゃあさ、とりあえず恋のライバルとしたら? どう思うの??」
風守「腑に落ちない点がいくつかありますが、話を円滑にすすめるためにその提案に乗りましょう」ハァ
風守「……器量があるとはいえ、新十郎様とお付き合いするには些か歳が若いと思います」
因果「風守だって子供じゃん」
風守「これは少女型のR.A.I.用疑似身体なので。私自身が子供というわけではありません」
因果「ふーん……」
風守「……なんですか」
因果「べっつに~」
因果「でも、あの女最近はいつも新十郎と会ってるよね」
風守「そうですね……ですが、私は寝食を共にしています」
因果「ふぅ~ん……」ニィ
風守「……なんですかその目は」
風守「ですから、私はR.A.I.なので恋愛感情は…」
因果「はいはい、いいよそういうのはー」
因果「じゃあさ、とりあえず恋のライバルとしたら? どう思うの??」
風守「腑に落ちない点がいくつかありますが、話を円滑にすすめるためにその提案に乗りましょう」ハァ
風守「……器量があるとはいえ、新十郎様とお付き合いするには些か歳が若いと思います」
因果「風守だって子供じゃん」
風守「これは少女型のR.A.I.用疑似身体なので。私自身が子供というわけではありません」
因果「ふーん……」
風守「……なんですか」
因果「べっつに~」
因果「でも、あの女最近はいつも新十郎と会ってるよね」
風守「そうですね……ですが、私は寝食を共にしています」
因果「ふぅ~ん……」ニィ
風守「……なんですかその目は」
32 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/30(金) 11:00:21.45 ID:1SQPZefQO
因果「わっかんないよ、新十郎が好きになったら歳の差なんて関係なかったりして」
風守「理知的で冷静沈着な新十郎様がまだまだ子供の海勝 梨江に恋心を抱くということは……」
因果「今日だってボクらを置いて一人で行っちゃったんだよ。実は二人きりになりたい口実だったりして」
風守「……アナタは、新十郎様と海勝 梨江を付き合わせたいのですか?」
因果「?」
因果「えー絶対やだよないない」
因果「う~ん」
因果「はいこの話はおしまいっ、新十郎はあの女のことはどうとも思ってないっ」パンパン
風守「まったく……」ハァ
因果「でもさー」
因果「風守って新十郎だけには"様"って付けるよね」
風守「……」
風守「理知的で冷静沈着な新十郎様がまだまだ子供の海勝 梨江に恋心を抱くということは……」
因果「今日だってボクらを置いて一人で行っちゃったんだよ。実は二人きりになりたい口実だったりして」
風守「……アナタは、新十郎様と海勝 梨江を付き合わせたいのですか?」
因果「?」
因果「えー絶対やだよないない」
因果「う~ん」
因果「はいこの話はおしまいっ、新十郎はあの女のことはどうとも思ってないっ」パンパン
風守「まったく……」ハァ
因果「でもさー」
因果「風守って新十郎だけには"様"って付けるよね」
風守「……」
34 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/30(金) 11:19:01.31 ID:1SQPZefQO
因果「みんなに"様"って付けるべきだよ新十郎だけ依怙贔屓ってずるいと思うけど」
風守「依怙贔屓ではありません。御主人としてお慕いしている意味を込めて様付けさせてもらっているだけ」
因果「ボクは先輩なんだけど?」
風守「……因果先輩そろそろお昼にしましょうか」
因果「うわ、すごい投げやり」
因果「新十郎は風守のこと嫌いじゃないと思うんだけどなぁ」
風守「」ピク
因果「身の世話とか仕事の手伝いとか嫌いな相手にはさせな… 風守「それは、好意があると捉えていいのでしょうか」
因果「っ、まあ……嫌いじゃないんだから…ちょっとは好きなんじゃないの」
風守「………………そうですか」
因果「なんだよいきなり顔を近づけてきてびっくりするなあ」
風守「因果先輩、留守番を頼まれているのでお昼は私が有りもので作りますね」
因果「え……あ、うん。ありがとう」
風守「依怙贔屓ではありません。御主人としてお慕いしている意味を込めて様付けさせてもらっているだけ」
因果「ボクは先輩なんだけど?」
風守「……因果先輩そろそろお昼にしましょうか」
因果「うわ、すごい投げやり」
因果「新十郎は風守のこと嫌いじゃないと思うんだけどなぁ」
風守「」ピク
因果「身の世話とか仕事の手伝いとか嫌いな相手にはさせな… 風守「それは、好意があると捉えていいのでしょうか」
因果「っ、まあ……嫌いじゃないんだから…ちょっとは好きなんじゃないの」
風守「………………そうですか」
因果「なんだよいきなり顔を近づけてきてびっくりするなあ」
風守「因果先輩、留守番を頼まれているのでお昼は私が有りもので作りますね」
因果「え……あ、うん。ありがとう」
53 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/30(金) 12:26:12.56 ID:1SQPZefQO
風守「冷蔵庫の中には……」
ガチャ
因果「御魂料理つくってよー」
風守「材料があれば」
因果「材料があるならボクが新鮮なうちに食べちゃうし」
風守「代案が無いなら麺があるので……あっ」
因果「? どうしたの」
風守「着信です……相手は…"海勝 梨江"」
因果「ええぇ、なんで海勝の娘から」
風守「わからない。でも取ります。私の右手を耳に当ててください」スッ
因果「……あー、もしもs 梨江『結城探偵にお取り継ぎ願います』
因果「……新十郎はただいま留守にしております~、ご用のある方は発信音の後に… 梨江『ふざけないで』
因果「冗談だよ冗談……風守といいどうして通じないかなー」
因果「風守。左手」
風守「口元に当てないと相手もよく聞こえないので」スッ
因果「もしもーし、聞こえてますか~」
梨江『聞こえているわ。ごめんなさいね冗談の通じない相手で』
因果「げー……」
ガチャ
因果「御魂料理つくってよー」
風守「材料があれば」
因果「材料があるならボクが新鮮なうちに食べちゃうし」
風守「代案が無いなら麺があるので……あっ」
因果「? どうしたの」
風守「着信です……相手は…"海勝 梨江"」
因果「ええぇ、なんで海勝の娘から」
風守「わからない。でも取ります。私の右手を耳に当ててください」スッ
因果「……あー、もしもs 梨江『結城探偵にお取り継ぎ願います』
因果「……新十郎はただいま留守にしております~、ご用のある方は発信音の後に… 梨江『ふざけないで』
因果「冗談だよ冗談……風守といいどうして通じないかなー」
因果「風守。左手」
風守「口元に当てないと相手もよく聞こえないので」スッ
因果「もしもーし、聞こえてますか~」
梨江『聞こえているわ。ごめんなさいね冗談の通じない相手で』
因果「げー……」
57 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/30(金) 12:38:51.84 ID:DQPl8jUN0
何これ意味不明
↓
ロボットとか出ちゃったよ何これ
↓
風守可愛い
↓
風守可愛い!
↓
やべぇ面白ぇ
↓
ロボットとか出ちゃったよ何これ
↓
風守可愛い
↓
風守可愛い!
↓
やべぇ面白ぇ
58 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/30(金) 12:40:13.50 ID:1SQPZefQO
風守「新十郎様は、海勝 梨江に呼ばれて外出なされたはずですが」
因果「そう。そうだった」
因果「新十郎はー、そっちに向かったはずですけどぉー」
梨江『えっ、私のところに?』
因果「話があるって出ていったから間違いないと思う」
梨江『そ、それはどうしてかしら……どうして私のところに?』
因果「しらないよ。ボクたちを放っておいて若い娘にお熱なんだよきっと」
梨江『お、おおおお熱ですって!?』
風守「因果。あまり適当な事は言わない方が」
因果「んー? ああそうだね」
因果「それじゃあそういうことだから~」
因果「……電話を切るときは?」
風守「左手と握手してください」
因果「はい、あくしゅ握手~」ニギッ
梨江『ちょっと、まだ話は終わってな… ガチャッ
風守「『ツー、ツー』」
因果「一家に一台、風守だね」ワーオ
風守「他にもメール機能や……」エヘン
因果「そう。そうだった」
因果「新十郎はー、そっちに向かったはずですけどぉー」
梨江『えっ、私のところに?』
因果「話があるって出ていったから間違いないと思う」
梨江『そ、それはどうしてかしら……どうして私のところに?』
因果「しらないよ。ボクたちを放っておいて若い娘にお熱なんだよきっと」
梨江『お、おおおお熱ですって!?』
風守「因果。あまり適当な事は言わない方が」
因果「んー? ああそうだね」
因果「それじゃあそういうことだから~」
因果「……電話を切るときは?」
風守「左手と握手してください」
因果「はい、あくしゅ握手~」ニギッ
梨江『ちょっと、まだ話は終わってな… ガチャッ
風守「『ツー、ツー』」
因果「一家に一台、風守だね」ワーオ
風守「他にもメール機能や……」エヘン
63 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/30(金) 12:54:53.05 ID:1SQPZefQO
因果「海勝の娘は新十郎に用があって呼び出したんだよね?」
風守「はい。新十郎様はそう告げられました」
風守「あるとするなら、海勝 梨江が約束を忘れているか……」
因果「新十郎がボク達に嘘を付いて出ていった」
因果「理由が無いよ理由がー」
風守「確かに。大体の時間を私たちと行動している彼が、他とコンタクトを取る様子も確認していない」
因果「まだ遠くに行っていないと思うし、監視カメラの映像を追っていけば新十郎を見つけられるんじゃないの」
風守「……いえ。新十郎様が私たちを置いていったということは必要が無いということ…」
風守「それが"邪魔だから"という理由であろうと私には詮索する気はありません」
因果「ボク達より大事なことってなにさ」
風守「わからない」
風守「人間にとっては異形の者と……所詮、AIなんですから…」
因果「……納得いかないなあ」ムゥ
風守「はい。新十郎様はそう告げられました」
風守「あるとするなら、海勝 梨江が約束を忘れているか……」
因果「新十郎がボク達に嘘を付いて出ていった」
因果「理由が無いよ理由がー」
風守「確かに。大体の時間を私たちと行動している彼が、他とコンタクトを取る様子も確認していない」
因果「まだ遠くに行っていないと思うし、監視カメラの映像を追っていけば新十郎を見つけられるんじゃないの」
風守「……いえ。新十郎様が私たちを置いていったということは必要が無いということ…」
風守「それが"邪魔だから"という理由であろうと私には詮索する気はありません」
因果「ボク達より大事なことってなにさ」
風守「わからない」
風守「人間にとっては異形の者と……所詮、AIなんですから…」
因果「……納得いかないなあ」ムゥ
67 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/30(金) 13:07:40.50 ID:1SQPZefQO
因果「嫌われちゃったのかな……」
風守「……」
風守「そんなことはありません」
因果「風守?」
風守「私は、信じたい」
風守「行動を共にしてまだ短いですが、私なりに結城 新十郎の人となりは理解しているつもりです」
風守「なにか理由がある。と」
風守「……それに、私たちの杞憂で終わる可能性も否めませんし」
因果「……へぇ~」ニコニコ
風守「……なんですか」
因果「べっつにぃ~……『私は、信じたい(キリッ)』風守かぁっこいぃ~」パチパチ
風守「む……」
風守「……なんですか、『嫌われちゃったのかな……(ショボン)』因果も可愛いところありますね。ぱちぱち」
因果「むぅ~っ」
風守「なんですか……?」ムム
風守「……」
風守「そんなことはありません」
因果「風守?」
風守「私は、信じたい」
風守「行動を共にしてまだ短いですが、私なりに結城 新十郎の人となりは理解しているつもりです」
風守「なにか理由がある。と」
風守「……それに、私たちの杞憂で終わる可能性も否めませんし」
因果「……へぇ~」ニコニコ
風守「……なんですか」
因果「べっつにぃ~……『私は、信じたい(キリッ)』風守かぁっこいぃ~」パチパチ
風守「む……」
風守「……なんですか、『嫌われちゃったのかな……(ショボン)』因果も可愛いところありますね。ぱちぱち」
因果「むぅ~っ」
風守「なんですか……?」ムム
70 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/30(金) 13:19:29.71 ID:1SQPZefQO
因果「じゃあ話を戻そうか」
因果「風守は新十郎のどこが好きなの?」
風守「……その話は終わったはず」
因果「さっきの話は終わったから、先に進んだ話をしてるんじゃ~ん。風守のばかー」
風守「……」
風守「そう、ですね……」
因果「あれ、意外と答えてくれそうな雰囲気」
風守「まあ良いでしょう。理知的で冷静沈着…は、さっき言ったかな」
風守「R.A.I.である私にも人と接するように気づかってくれたりするところとか」
因果「ところとかが?」
風守「……」
因果「そういうところが??」
風守「……」
風守「……好き、ですけど」
因果「へえぇ~」ニマ
風守「……なにか言いたいことがあるならどうぞ」
ポカ
因果「痛っ、僕の口より先に風守の手が出てるじゃんっ……もう」
因果「風守は新十郎のどこが好きなの?」
風守「……その話は終わったはず」
因果「さっきの話は終わったから、先に進んだ話をしてるんじゃ~ん。風守のばかー」
風守「……」
風守「そう、ですね……」
因果「あれ、意外と答えてくれそうな雰囲気」
風守「まあ良いでしょう。理知的で冷静沈着…は、さっき言ったかな」
風守「R.A.I.である私にも人と接するように気づかってくれたりするところとか」
因果「ところとかが?」
風守「……」
因果「そういうところが??」
風守「……」
風守「……好き、ですけど」
因果「へえぇ~」ニマ
風守「……なにか言いたいことがあるならどうぞ」
ポカ
因果「痛っ、僕の口より先に風守の手が出てるじゃんっ……もう」
79 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/30(金) 13:45:18.95 ID:1SQPZefQO
因果「新十郎は~…」
因果(大)『……ああ見えて、というか意外でなくウブなところもあるから、AIを好きになるなんて倒錯めいた状態に陥る可能性だってあるわよお』クス
風守「……いきなり大きくならないでください」
因果(大)「実際、私が密着しても動揺する素振りもないし……もしかしたら本当に年下好きなのかもしれないわぁ」
風守「……マイペースな人」
因果(大)「だから、貴方にも勝ちの目はあるということよ」
風守「……助言ありがとうございます」
因果(大)「あら……でも」
因果(大)「R.A.I.って、夜の相手もこなせるんでしょう?」
風守「な……ま、まあ…不可能な事ではないですが」
風守「新十郎様は、そんな事望みません」
因果(大)「そう……」
因果『そうだよね~、新十郎ったら固いんだから』ヤレヤレ
風守「……アナタが柔軟飄々としすぎなんです」ハァ
因果(大)『……ああ見えて、というか意外でなくウブなところもあるから、AIを好きになるなんて倒錯めいた状態に陥る可能性だってあるわよお』クス
風守「……いきなり大きくならないでください」
因果(大)「実際、私が密着しても動揺する素振りもないし……もしかしたら本当に年下好きなのかもしれないわぁ」
風守「……マイペースな人」
因果(大)「だから、貴方にも勝ちの目はあるということよ」
風守「……助言ありがとうございます」
因果(大)「あら……でも」
因果(大)「R.A.I.って、夜の相手もこなせるんでしょう?」
風守「な……ま、まあ…不可能な事ではないですが」
風守「新十郎様は、そんな事望みません」
因果(大)「そう……」
因果『そうだよね~、新十郎ったら固いんだから』ヤレヤレ
風守「……アナタが柔軟飄々としすぎなんです」ハァ
87 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/30(金) 14:03:16.26 ID:1SQPZefQO
因果「風守はもっとお洒落するべきだよ」
風守「お洒落……ですか?」
因果「あの金塊が見つかった"日輪の会"で着ていた服とかさ、新十郎も褒めていたじゃんかー」
風守「そう……でしたね。AIといえど着飾るのはマンネリを防ぎますし、意外と楽しいものであったりするかも」
因果「でしょ~? だから、新十郎が帰ってきたときに可愛い風守が迎えてくれたらきっと喜ぶと思うんだ」
風守「……そうでしょうか」
因果「間違いないって、"最後の名探偵"結城新十郎の"助手"であるボクが言うんだから」
風守「新十郎様に、喜んでいただけるのなら…」
風守「……日頃の感謝の意味も込めて…」
風守「では因果もお洒落を」
因果「ボク? ボクは今のままで十分だよ、普段から新十郎の役に立ってるし」エヘン
風守「……」ジトー
風守「お洒落……ですか?」
因果「あの金塊が見つかった"日輪の会"で着ていた服とかさ、新十郎も褒めていたじゃんかー」
風守「そう……でしたね。AIといえど着飾るのはマンネリを防ぎますし、意外と楽しいものであったりするかも」
因果「でしょ~? だから、新十郎が帰ってきたときに可愛い風守が迎えてくれたらきっと喜ぶと思うんだ」
風守「……そうでしょうか」
因果「間違いないって、"最後の名探偵"結城新十郎の"助手"であるボクが言うんだから」
風守「新十郎様に、喜んでいただけるのなら…」
風守「……日頃の感謝の意味も込めて…」
風守「では因果もお洒落を」
因果「ボク? ボクは今のままで十分だよ、普段から新十郎の役に立ってるし」エヘン
風守「……」ジトー
98 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/30(金) 14:18:24.20 ID:1SQPZefQO
――…カァー、カァー
因果「もう夕方だよ、新十郎なにやってるのさ。すぐに帰るって言ったのに……」
風守「……」
因果「風守だってお洒落して待ってるのに……」
風守「……結局は私たちの独りよがりなのでは」
因果「違うよ、風守だって言ったじゃないか『信じる』って」
風守「……『嫌われた』と悲観していたのはアナタ」
因果「……ごめんね風守…」
風守「……謝らないで。私も反省する身ですから」
因果「いま着てるそれ、似合ってる」
風守「……どうも」
因果「髪型は色々考えたけど、やっぱりいつものに落ち着いたよね」
風守「ええ。一部だけ普段と変える事で、違いがわかりやすくなるとネットで見ました」
因果「こんなに可愛い風守が待ってるのに……新十郎のばか…」
新十郎『誰がばかだって?』
風守「新十郎様っ!」
新十郎『すまない……予定より大分遅れた』ハァ
因果「もう夕方だよ、新十郎なにやってるのさ。すぐに帰るって言ったのに……」
風守「……」
因果「風守だってお洒落して待ってるのに……」
風守「……結局は私たちの独りよがりなのでは」
因果「違うよ、風守だって言ったじゃないか『信じる』って」
風守「……『嫌われた』と悲観していたのはアナタ」
因果「……ごめんね風守…」
風守「……謝らないで。私も反省する身ですから」
因果「いま着てるそれ、似合ってる」
風守「……どうも」
因果「髪型は色々考えたけど、やっぱりいつものに落ち着いたよね」
風守「ええ。一部だけ普段と変える事で、違いがわかりやすくなるとネットで見ました」
因果「こんなに可愛い風守が待ってるのに……新十郎のばか…」
新十郎『誰がばかだって?』
風守「新十郎様っ!」
新十郎『すまない……予定より大分遅れた』ハァ
106 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/30(金) 14:33:49.94 ID:1SQPZefQO
因果「しんじゅーろーっ!」ダキッ
新十郎「っと、どうしたんだ一体」
新十郎「少しは遅くなったが、一応外出すると行って半日くらいしか経っていないじゃないか」
因果「だってさー、新十郎が海勝の娘にお熱で約束は嘘で御魂料理が食べられなくてさー」
新十郎「言いたい事は頭の中で整理してから頼む……」
風守「新十郎様……」
新十郎「ああ、風守。因果の面倒、大変だったろう」
風守「いえ……それは別に… 新十郎「おっ」
新十郎「おめかししたのか? 似合ってるぞ」
風守「っ」
風守「……ありがとうございます」ニコ
新十郎「? はは、どうしたんだ二人供。今日はやけに感傷的に見えるが」
因果「いいよもう、新十郎が帰ってきたしっ」
風守「はい。……おかえりなさい、新十郎様」
新十郎「? まあ、いいか」ポリ
新十郎「ああ、ただいま……二人とも」ナデ
新十郎「っと、どうしたんだ一体」
新十郎「少しは遅くなったが、一応外出すると行って半日くらいしか経っていないじゃないか」
因果「だってさー、新十郎が海勝の娘にお熱で約束は嘘で御魂料理が食べられなくてさー」
新十郎「言いたい事は頭の中で整理してから頼む……」
風守「新十郎様……」
新十郎「ああ、風守。因果の面倒、大変だったろう」
風守「いえ……それは別に… 新十郎「おっ」
新十郎「おめかししたのか? 似合ってるぞ」
風守「っ」
風守「……ありがとうございます」ニコ
新十郎「? はは、どうしたんだ二人供。今日はやけに感傷的に見えるが」
因果「いいよもう、新十郎が帰ってきたしっ」
風守「はい。……おかえりなさい、新十郎様」
新十郎「? まあ、いいか」ポリ
新十郎「ああ、ただいま……二人とも」ナデ
113 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/30(金) 14:48:29.20 ID:1SQPZefQO
風守「新十郎様。新十郎様がお出になられた後に、海勝 梨江からお電話が入りまして」
新十郎「お嬢さんから?」
新十郎「……で、なんか言っていたか」
風守「新十郎様に取り継ぐよう頼まれたので、既に海勝 梨江ご本人のお宅に向かわれた。と」
新十郎「そうか……だから今日は門の前で待っていたんだな」ハァ
因果「ねえー、どうして約束したなんて嘘ついたのさ~」
新十郎「ちょっと、理由があってな…」
新十郎「……お嬢さん相手なら、約束事を理由に家を離れても違和感がないと思ってな」
因果「だーかーらー、それは嘘をつく理由にならないじゃ~ん」
新十郎「いや、海勝の屋敷に出向いたのは本当なんだ」
風守「……どういうことでしょうか?」
新十郎「実はな……」ガサッ
新十郎「お前らへの……その、なんだ」
新十郎「……プレゼントだ」
因果&風守「!」
新十郎「お嬢さんから?」
新十郎「……で、なんか言っていたか」
風守「新十郎様に取り継ぐよう頼まれたので、既に海勝 梨江ご本人のお宅に向かわれた。と」
新十郎「そうか……だから今日は門の前で待っていたんだな」ハァ
因果「ねえー、どうして約束したなんて嘘ついたのさ~」
新十郎「ちょっと、理由があってな…」
新十郎「……お嬢さん相手なら、約束事を理由に家を離れても違和感がないと思ってな」
因果「だーかーらー、それは嘘をつく理由にならないじゃ~ん」
新十郎「いや、海勝の屋敷に出向いたのは本当なんだ」
風守「……どういうことでしょうか?」
新十郎「実はな……」ガサッ
新十郎「お前らへの……その、なんだ」
新十郎「……プレゼントだ」
因果&風守「!」
116 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/30(金) 15:00:19.02 ID:1SQPZefQO
新十郎「……やっぱり照れるな。やめるか」スッ
因果「いややめないでよ! ボクも風守も少し驚いただけだからっ、ねっ? 風守」
風守「はいっ、因果先輩の言う通り、少し処理が追い付かなかっただけです!」
新十郎「因果先輩?……まあ、大したものじゃないからあまり期待するな」
新十郎「……そうだな、どうせだ。一緒に渡すとするか」
因果「? いま渡せば良いじゃん」
新十郎「少しだけ歩いてもらうぞ、いいか?」
風守「構いませんが……?」
新十郎「なに、歩くのはタクシーに乗るまでと下りて少しくらいさ」
――…
【海勝 屋敷】
因果「ええぇ、どうして海勝の家なんかに来たの新十郎っ?」
梨江『こんばんわ。本日二回目の挨拶ですね、結城探偵』ニコ
梨江「……ずいぶんお洒落ないでたちね? なにか会合でもあったの??」
風守「いえ。お気になさらずに」
因果「いややめないでよ! ボクも風守も少し驚いただけだからっ、ねっ? 風守」
風守「はいっ、因果先輩の言う通り、少し処理が追い付かなかっただけです!」
新十郎「因果先輩?……まあ、大したものじゃないからあまり期待するな」
新十郎「……そうだな、どうせだ。一緒に渡すとするか」
因果「? いま渡せば良いじゃん」
新十郎「少しだけ歩いてもらうぞ、いいか?」
風守「構いませんが……?」
新十郎「なに、歩くのはタクシーに乗るまでと下りて少しくらいさ」
――…
【海勝 屋敷】
因果「ええぇ、どうして海勝の家なんかに来たの新十郎っ?」
梨江『こんばんわ。本日二回目の挨拶ですね、結城探偵』ニコ
梨江「……ずいぶんお洒落ないでたちね? なにか会合でもあったの??」
風守「いえ。お気になさらずに」
123 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/30(金) 15:16:32.25 ID:1SQPZefQO
麟六『いらっしゃい。歓迎するよ』
因果「……」ジー
風守「……」ペコ
麟六「はは……嫌われてしまったかな」
新十郎「馴れないところに来て少し、落ち着かないだけですよ」
麟六「結城新十郎。君も今回、多少僕の力を借りているといっても、普段通りにしてくれるといい」
新十郎「……お前がそう言うならそうさせてもらおう」
新十郎「因果、お前へのプレゼントというのは…」
新十郎「……御魂だ」
因果(大)『あらぁ、貴方にしてはこの上ないプレゼントじゃない……』ペロ
麟六「結城探偵は今日一日、まるで子供に物を与える父親のように熱心に考えていたようだよ」
梨江「父親……お子さんが二人、ということね」チラ
風守「……」
梨江「見た目は可愛い女の子だけど…」
梨江「でもR.A.I.だし、人間の女の子じゃないんだから……」ボソ
新十郎「聞こえているぞ。R.A.I.だろうが人間だろうが知性があればなにが違うんだ」
風守「新十郎様……」
因果「……」ジー
風守「……」ペコ
麟六「はは……嫌われてしまったかな」
新十郎「馴れないところに来て少し、落ち着かないだけですよ」
麟六「結城新十郎。君も今回、多少僕の力を借りているといっても、普段通りにしてくれるといい」
新十郎「……お前がそう言うならそうさせてもらおう」
新十郎「因果、お前へのプレゼントというのは…」
新十郎「……御魂だ」
因果(大)『あらぁ、貴方にしてはこの上ないプレゼントじゃない……』ペロ
麟六「結城探偵は今日一日、まるで子供に物を与える父親のように熱心に考えていたようだよ」
梨江「父親……お子さんが二人、ということね」チラ
風守「……」
梨江「見た目は可愛い女の子だけど…」
梨江「でもR.A.I.だし、人間の女の子じゃないんだから……」ボソ
新十郎「聞こえているぞ。R.A.I.だろうが人間だろうが知性があればなにが違うんだ」
風守「新十郎様……」
128 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/30(金) 15:29:43.82 ID:1SQPZefQO
梨江「……そういえば、R.A.I.は元々愛玩人形として扱われていたようですよね」
新十郎「どうしたんだ、お嬢さん」
梨江「……ごめんなさい。非礼は侘びます」
梨江「でも、結城探偵にははやく人間の女性にも目を向けてほしいと思いまして」
新十郎「ん? ああ、今はそんな余裕無いな」
新十郎「二人の世話をしないといけないからな」
新十郎「ああ、風守にはむしろ身の回りの世話を焼いてもらってるが」
因果(大)「風守は結城新十郎の内縁の妻みたいなものだから」
因果(大)「まあ私のモノだけど」クス
ギュウ
梨江「は、破廉恥よ人前でっ」
因果(大)「あら、お子様にはまだ早いかしら」
梨江「なっ……こ、子供だって見てるのよ!」
風守「私は子供じゃありませんが……」
新十郎「どうしたんだ、お嬢さん」
梨江「……ごめんなさい。非礼は侘びます」
梨江「でも、結城探偵にははやく人間の女性にも目を向けてほしいと思いまして」
新十郎「ん? ああ、今はそんな余裕無いな」
新十郎「二人の世話をしないといけないからな」
新十郎「ああ、風守にはむしろ身の回りの世話を焼いてもらってるが」
因果(大)「風守は結城新十郎の内縁の妻みたいなものだから」
因果(大)「まあ私のモノだけど」クス
ギュウ
梨江「は、破廉恥よ人前でっ」
因果(大)「あら、お子様にはまだ早いかしら」
梨江「なっ……こ、子供だって見てるのよ!」
風守「私は子供じゃありませんが……」
135 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/30(金) 15:45:59.84 ID:1SQPZefQO
――…
新十郎「……どうだ、久しぶりの御霊は?」
因果(大)「ええ、とっても満足よ……」
因果『ありがとう新十郎っ』ニィ
新十郎「ああ」
新十郎「次は風守だな」
風守「私なんかにプレゼントだなんて……」
新十郎「遠慮するな。普段からよくやってくれている」
新十郎「嫌なら"給料"という形で渡しても良い。物品支給だがな」
風守「……」
風守「いえ、"プレゼント"が、良いです」
新十郎「そうか」ニコ
新十郎「まずは……さっき家でも見せたこの箱。開けてみてくれ」
風守「……」ガサ
風守「トランジスタにダイオード……他にもたくさん」
新十郎「前にメンテナンス用の半導体素子があれば良いと溢していただろう? 喜んでくれるかと思ってな」
風守「とても嬉しいです……ですが、どれも今の時代、かなり値が張るものばかりで」
新十郎「たまのプレゼントの予算くらい工面出来ない男に見えるのか? まあ、大分財布は軽くなったが」
風守「……ありがとうございます」クス
新十郎「……どうだ、久しぶりの御霊は?」
因果(大)「ええ、とっても満足よ……」
因果『ありがとう新十郎っ』ニィ
新十郎「ああ」
新十郎「次は風守だな」
風守「私なんかにプレゼントだなんて……」
新十郎「遠慮するな。普段からよくやってくれている」
新十郎「嫌なら"給料"という形で渡しても良い。物品支給だがな」
風守「……」
風守「いえ、"プレゼント"が、良いです」
新十郎「そうか」ニコ
新十郎「まずは……さっき家でも見せたこの箱。開けてみてくれ」
風守「……」ガサ
風守「トランジスタにダイオード……他にもたくさん」
新十郎「前にメンテナンス用の半導体素子があれば良いと溢していただろう? 喜んでくれるかと思ってな」
風守「とても嬉しいです……ですが、どれも今の時代、かなり値が張るものばかりで」
新十郎「たまのプレゼントの予算くらい工面出来ない男に見えるのか? まあ、大分財布は軽くなったが」
風守「……ありがとうございます」クス
139 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/30(金) 16:01:11.09 ID:1SQPZefQO
新十郎「もうひとつのプレゼントは……」チラ
麟六「ああ。こちらで用意させてある」
メイド長『暗幕を開けてください』
ザッ ザッ ザッ
ズラーーーーーーーーーーーーーッ
風守「これは……」
風守「洋服に靴、帽子やバッグ……」
麟六「ええと……少し多すぎないかな?」タラ
メイド長「そうでしょうか? 女の子ですもの。これくらいあっても困ることはないと思いまして」フフ
麟六「はは……」ハァ
麟六「結城新十郎、半導体素子に衣類。これで頼まれていた分、全てだ」
新十郎「すまないな。借りは約束通り別件で返す」
風守「すごい……こんなにたくさん」
新十郎「ここのメイド長にプレゼントの事を話したら『若い女の子へのプレゼントはこれに決まってます』と言って聞かなくて…」
新十郎「……風守、因果。これからもよろしくな」
因果&風守「うんっ(はいっ)」
新十郎「……これ全部、ウチのどこに仕舞うんだ……?」ハハ…
麟六「ああ。こちらで用意させてある」
メイド長『暗幕を開けてください』
ザッ ザッ ザッ
ズラーーーーーーーーーーーーーッ
風守「これは……」
風守「洋服に靴、帽子やバッグ……」
麟六「ええと……少し多すぎないかな?」タラ
メイド長「そうでしょうか? 女の子ですもの。これくらいあっても困ることはないと思いまして」フフ
麟六「はは……」ハァ
麟六「結城新十郎、半導体素子に衣類。これで頼まれていた分、全てだ」
新十郎「すまないな。借りは約束通り別件で返す」
風守「すごい……こんなにたくさん」
新十郎「ここのメイド長にプレゼントの事を話したら『若い女の子へのプレゼントはこれに決まってます』と言って聞かなくて…」
新十郎「……風守、因果。これからもよろしくな」
因果&風守「うんっ(はいっ)」
新十郎「……これ全部、ウチのどこに仕舞うんだ……?」ハハ…
144 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/30(金) 16:11:01.32 ID:1SQPZefQO
――…【とある日】
因果「しんじゅうろーボクもお洒落しーたーい~」
新十郎「無茶言うな……クローゼットを買い揃える分でもう財布を持つ必要が無いくらい金欠なんだ」ヒソ
因果「ちぇー、風守ばっかり洋服や下着…」
因果「……ていうか、R.A.I.にパンツなんて必要なのぉ? ボクですら数枚しか持ってないのに~」ブンブン
新十郎「……俺に触れないでくれ」
風守「朝食の準備出来ました」
新十郎「ありがとう、いま行くよ」
因果「ねえ新十郎ってばー」ダキッ
新十郎「近いうちに御魂を捕食できるよう事件に介入するから今のところは我慢しろ」
因果「エプロンまで何枚もあるんだ、ボクのパンツより多いよ……」
新十郎「……わかった、今度お前の服も買ってやるから…」ハァ
因果「しんじゅうろーボクもお洒落しーたーい~」
新十郎「無茶言うな……クローゼットを買い揃える分でもう財布を持つ必要が無いくらい金欠なんだ」ヒソ
因果「ちぇー、風守ばっかり洋服や下着…」
因果「……ていうか、R.A.I.にパンツなんて必要なのぉ? ボクですら数枚しか持ってないのに~」ブンブン
新十郎「……俺に触れないでくれ」
風守「朝食の準備出来ました」
新十郎「ありがとう、いま行くよ」
因果「ねえ新十郎ってばー」ダキッ
新十郎「近いうちに御魂を捕食できるよう事件に介入するから今のところは我慢しろ」
因果「エプロンまで何枚もあるんだ、ボクのパンツより多いよ……」
新十郎「……わかった、今度お前の服も買ってやるから…」ハァ
153 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/30(金) 16:31:27.40 ID:1SQPZefQO
新十郎「良い匂いだ」
風守「今日のハムは小田山 新から送られてきた高級なものなので、美味しいと思います」
新十郎「ああ、夜長姫の販売業者だったか」
因果「良いなぁ風守……あっ」
因果「そういえば、風守が新十郎のこと好… 風守「あまり変なことを言うと"新情報拡散防止法"に引っかかりますよ」キラン
因果「その法律って、個人間にも適用されるの? おっかないなぁ風守は」
風守「はい、新十郎様。コーヒーでよろしいですか?」
新十郎「ありがとう。コーヒーで良い…」
新十郎「……そういえば、どうして風守は俺に様を付けるんだ?」
風守「それは…」
風守『……お慕いしてますから』ニコ
<了>
風守「今日のハムは小田山 新から送られてきた高級なものなので、美味しいと思います」
新十郎「ああ、夜長姫の販売業者だったか」
因果「良いなぁ風守……あっ」
因果「そういえば、風守が新十郎のこと好… 風守「あまり変なことを言うと"新情報拡散防止法"に引っかかりますよ」キラン
因果「その法律って、個人間にも適用されるの? おっかないなぁ風守は」
風守「はい、新十郎様。コーヒーでよろしいですか?」
新十郎「ありがとう。コーヒーで良い…」
新十郎「……そういえば、どうして風守は俺に様を付けるんだ?」
風守「それは…」
風守『……お慕いしてますから』ニコ
<了>
161 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/30(金) 16:36:19.66 ID:9BMOtpc30
乙だからもっともっと
163 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/30(金) 16:37:15.15 ID:qi4lqFIwO
乙ロ乙ロ
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