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岡部「マ、マユリ・・・だと・・・?」
元スレ:岡部「マ、マユリ・・・だと・・・?」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1330276072/
グニャーン
岡部(何度やってもダメか・・・)
岡部(やはり・・・まゆりを救うことは出来ないのか・・・)
ダル「オ、オカリンどうしたん? いきなりフラついて」
岡部「ああ、いや・・・なんでもないんだ、すまない」
紅莉栖「岡部・・・あんた、顔が真っ青よ」
岡部「大丈夫だ・・・それより、まゆりは?」
ダル「」ビクッ
岡部「ん?」
紅莉栖「あ、ああ・・・マ、マユリ・・・さんはそろそろ来るんじゃないかしら?」
岡部(まゆりさん・・・だと・・・?)
岡部(以前の世界線でもまゆりがやたらマッチョだったことがあるが)
岡部(今回もそのパターンだと言うのか・・・?)
岡部(あの世界線では色々あってまゆりは死なないが、結局受け入れられなくてタイムリープしたんだが)
紅莉栖「最近雰囲気変わった・・・のよね、あの子」
岡部(やはりこの世界でもまゆりはマッチョなのか・・・)
ガチャッ
涅マユリ「やぁみんな、オハヨウ」
ダル「お、おはようマユ氏・・・」
紅莉栖「ハ、ハロー マユリ・・・さん」
涅マユリ「おいそこの豚」
ダル「は、はひいっ!」
涅マユリ「そのふざけた名前は止めたまエ、さもないとグシャグシャにするヨ?」
ダル「す、すいませんマユリさん・・・」
岡部「」
参考画像:http://blog-imgs-49.2nt.com/s/s/h/ssh123/mayuri.gif
岡部(ありのまま今起こったことを話すぜ・・・)
岡部(「まゆりだと思ったら顔を黒く塗ってるめっちゃ怖い男?が入ってきた」)
岡部(何を言ってるかわからないと思うがry)
涅マユリ「ん? ・・・そこの男?」
岡部「えっ?」
涅マユリ「キミは一体何者だネ?」
岡部「!?」
岡部(なん・・・だと?)
ダル「ちょっ、何言ってるんマユ氏」
涅マユリ「よほど生きたまま解剖されたいらしいネ」ワキャワキャ
ダル「ひいっ!?」
紅莉栖「ま、マユリ・・・さん、何言ってるの?
岡部の事を忘れたって言うの?」
紅莉栖「貴方達、幼馴染でしょ?」
岡部「えっ」
涅マユリ「・・・あぁ、そうだネ」
岡部「」
岡部(嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ)
岡部(俺はこんな不気味な男と幼馴染ではない)
岡部(俺の知っているまゆりはどこに消えたんだ・・・)
ダル「頭抱えてどうしたんオカリン・・・?」
紅莉栖「やっぱりどこか具合でも悪いの?」
涅マユリ「・・・・・・」
岡部(おかしい、おかしい)
岡部(あ、そうだ・・・この世界線無かったことにしよう、そうしよう)
岡部「ん・・・?」
ダル「ど、どうしたんオカリン?」
岡部「電話レンジがない・・・」
ダル「電話・・・レンジ?」
岡部「ここにあった電話レンジはどうしたのだ!」
紅莉栖「は、はぁ?」
ダル「・・・オカリン、何言ってるん?」
岡部「いや、だから・・・我がラボのガジェット八号、電話レンジはどこに行ったかと・・・」
ダル「・・・なぁオカリン、本当に大丈夫?」
紅莉栖「電話レンジなんてものは存在しないわよ?」
岡部「なん・・・だと・・・?」
岡部(そ、それではタイムリープすることも何も出来ないではないか・・・)
岡部(俺はこの世界線を抜け出せず・・・)チラッ
涅マユリ「不快な目線をこちらに向けるんじゃないヨ」
岡部(この男の幼馴染ということか)
岡部(なるほど)
岡部「こんな世界嫌だぁぁぁぁぁ!」
ドタタタタッ ガチャッ バタンッ
ダル「あっ、オカリーン!」
紅莉栖「どうしちゃったのよ、岡部の奴・・・」
涅マユリ「・・・・・・フム」
ダル「マユ・・・リ氏、も、どうしたん?」
涅マユリ「成程、少し読めてきたヨ」
紅莉栖「何が読めた・・・んですか?」
涅マユリ「・・・フン、君達の愚かな頭脳では理解できまいガネ・・・」
紅莉栖(くっ・・・言い返したいけど怖くて言い返せない!)
岡部「はあっ・・・はあっ・・・」
岡部(なんなのだこの世界線は・・・)
岡部(俺の知らない男が椎名まゆりのポジションとして存在している・・・)
岡部(今まで幾度もタイムリープしたが、こんな事は一度も無かった・・・)
岡部(それに、電話レンジが無い・・・というか、作られてすらいないようだ・・・)
岡部(ということは、俺はこれ以上タイムリープできないということ・・・)
岡部「完全に詰んだ・・・」
ルカ子「・・・あ、おか・・・凶真さん・・・」
岡部「おお・・・ルカ子よ、奇遇だな・・・こんなところで会うとは」
ルカ子「いえ、少し買い物で・・・それにしても、凶真さんどうしたんですか?
この世の終わりみたいな顔ですけど・・・」
岡部(あながち間違ってはいない、かもな・・・)
岡部「なぁ、ルカ子よ・・・まゆりを知っているか?」
ルカ子「ふぇ?ど、どうしたんですかいきなり・・・」
岡部「いいから教えてくれ、まゆりはどんな人物だ・・・?」
ルカ子「ま、まゆりちゃ・・・いえ、マユリさんは・・・」
岡部「まゆりさんは?・・・まゆりさん?」
ルカ子「少し近寄りがたい雰囲気ですよね・・・なんか、怖いって言うか・・・」
ルカ子「あ、この話、マユリさんにしないでくださいよ?」
ルカ子「ぼ、僕・・・か、解剖されたくは無いんで・・・」
岡部「」
岡部(やっぱりダメだ・・・この世界のまゆりはあの男に置き換わってしまっているのか・・・)
ルカ子「お、おか・・・凶真、さん?」オドオド
岡部「いや・・・なんでもない・・・すまなかったな、ルカ子よ・・・」
ルカ子「いえそんな・・・あ、凶真さん?」
ルカ子「・・・行っちゃった」
岡部(その後、一応フェイリスにもまゆりのことを聞いてみたが・・・)
フェイリス「マユシ・・・マユリ・・・さんはフェイリスのバイト仲間ニャン♪」
岡部「なん・・・だと・・・?」
岡部(あの男がメイド喫茶でバイト・・・だと・・・)
岡部(もう・・・なんかどうでもよくなってきた)
岡部(死にたい、割と真面目に)
ドシャアァァァン
岡部「うわっ!?」
岡部「い、いきなり地面が割れた・・・」
グオォォォォォォ
岡部「!? な、なんだ今の獣の叫び声のような音は・・・」
虚「グオォォォォォォ」
岡部「う、うわああああああ!?」
虚「ウガァァァァァァ」ドーン
岡部「ひ、ひいっ!? な、なんなのだこの化け物は・・・!?」
岡部「こ、これも機関の差し金だというのか・・・ッ!」
虚「オオオォォォォォ」
岡部「ひい・・・ッ!」
虚「ヌワァァァァァ」シュウゥゥゥゥ
涅マユリ「・・・ヤレヤレ、どこにいるかと思えば」
涅マユリ「手間をかけさせるてくれるネ、人間」
岡部「マ・・・マユリ!?」
涅マユリ「馴れ馴れしく呼ぶんじゃないヨ!」
岡部「」ビクッ
涅マユリ「にしても、この世界にも虚が現れるとは・・・」
岡部「虚? この化け物のこと・・・か?」
涅マユリ「フム、やはり今までの人間とは中身が違うようだネ」
岡部「お、お前は一体・・・」
涅マユリ「私は涅マユリ、護廷十三隊十二番隊隊長兼技術開発局長だヨ」
眠い
岡部「護廷・・・は?」
涅マユリ「ああ分からなくていいヨ、どうせ直ぐに何も分からなくなる・・・」スゥゥ
岡部「ちょちょちょストップ!ウェイトウェイト! この俺に何をしようとしたのだ!」
涅マユリ「? 何って、脳みそを弄くって直接情報を得ようとしただけだが・・・」
岡部「なにそれこわい」
涅マユリ「・・・にしても、岡部倫太郎、だったかネ?」
岡部「お・・・俺は岡部倫太郎ではないッ! 狂気のムァァッドサイエンティースト!鳳凰院凶真だ!」
涅マユリ「マッドサイテンティスト?ほう・・・実に興味深いネ」ワキャワキャ
岡部「ひ・・・っ・・・お、落ち着け!そのよく分からない注射器をしまえ!」
涅マユリ「やれやれジョークだと云うのに分からない奴だネ」
岡部(な、なんなのだコイツは・・・)
涅マユリ「鳳凰院凶真と言ったかネ、君の雰囲気が突然変わった理由を教えてもらおうか?」
岡部「!?」
もうダメだ・・・
残ってたらまた明日書く
岡部(俺の雰囲気が変わった・・・だと・・・?)
涅マユリ「どうやら『今の』君は私の事を知らないようだ、貴様は何者だ?どこから来た?」
岡部(まさか・・・こいつ、リーディング・シュタイナーを・・・?)
岡部(いや・・・リーディング・シュタイナーとは違う別の何か・・・?)
涅マユリ「まぁ話さないなら君の身体に直接聞くまでだが」ワキャワキャ
岡部「だぁぁぁ待て!落ち着け!話す!」
岡部「実は・・・」
涅マユリ「椎名まゆり、か・・・」
涅マユリ「なるほど・・・実に興味深い話だネ・・・」ニマァァァ
岡部「ど、どういうことだ?」
涅マユリ「私がこの世界に来たのは数日前、尸魂界の研究所でとある実験をしていたときだったヨ」
涅マユリ「その実験は『現世と尸魂界を一瞬で移動する』というものだったんだが・・・」
涅マユリ「どうやら実験は半分成功で半分失敗のようだネ」
岡部「半分成功で半分失敗・・・だと?」
涅マユリ「あァ、君の話と合わせてみると、私はどうやらどの『椎名まゆり』とやらと存在が入れ替わったらしい」
岡部「なん・・・だと・・・!?」
涅マユリ「しかもご丁寧に記憶の改変付きでネ」
涅マユリ「あと座標も大幅にズレていたようだネ、本来は空座町という町に移動する予定だったんだがネ」
岡部「じ、じゃあまゆりは今・・・」
涅マユリ「恐らく尸魂界にいるはずだヨ、護廷十三隊十二番隊隊長兼技術開発局長としてネ」
涅マユリ「実に忌々しい話だヨ、私以外の者が隊長席にいるなんて・・・」
岡部「まゆり・・・無事なのか・・・」
涅マユリ「だが、ここで大きな問題があるヨ」
岡部「問題?」
涅マユリ「私が尸魂界に戻る方法を見つけなければならないということだヨ」
涅マユリ「場所と機材さえあれば直ぐにでも出来るが・・・」
岡部「・・・フゥ~ハハハハ!!!!」
涅マユリ「? なんだネ、騒々しい」
岡部「場所?機材?それなら我がラボとラボメンが一瞬の後に揃えてみせよう!」
涅マユリ「ラボ・・・あァ、あの小汚い部屋のことかネ」
岡部「こきた・・・ッ、ともかく!直ぐにラボに向かうぞ、マユリ!」
涅マユリ「馴れ馴れしく呼ぶんじゃないと言ったハズだヨ?」グチョグチョ
岡部「あっすいません」
岡部(とりあえずダルと助手に連絡をしておくか・・・)
岡部「あ、もしもし?俺だ、鳳凰院凶真だが・・・」
――――――――――――
ダル「なるほどね、そこにいるマユリ氏はまゆ氏ではない、と・・・」
紅莉栖「普通なら信じられない話だけど・・・理解できなくもないわ」
岡部「え?」
紅莉栖「正直、マユリさんをラボメンのまゆりと認識するのに違和感を感じていたのよ」
ダル「・・・まぁ、ぶっちゃけると僕もなんだけど」
岡部「なん・・・だと・・・」
涅マユリ「ほゥ、記憶改変は完璧ではなかったようだネ・・・興味深いデータが取れたヨ」
紅莉栖「ともかく、尸魂界?と現世をつなぐマシンを作ればいいのね?」
ダル「久々に大仕事になりそうだお」
涅マユリ「? 君ら程度の手伝いがなくとも・・・」
岡部「フゥーハハハハ!何を言っているのだ!
貴様は既にラボメンナンバー9、涅マユリ!ラボメンの手助けをするのは当たり前だろう!」
涅マユリ「・・・なるほど、よっぽど私に改造されたいらしいネ」
岡部「あ、ちょっごめ・・・」
涅マユリ「・・・フン、まぁ少しくらいなら手伝わせてやらないこともないがネ」
岡部「!」
ダル「ツンデレktkr!」
涅マユリ「やかましいヨ!解体されたいのかネ!」
ダル「ひっ」
紅莉栖「と・・・とりあえず研究を始めましょう」
岡部「ああ・・・」
岡部(まゆり・・・大丈夫かな・・・)
・・・・・・そして数日後。
紅莉栖「完成、ね」
涅マユリ「みたいだネ」
ダル「マユリ氏マジパネェっす、つーか僕らアインシュタインと並んだんじゃね?」
岡部「アインシュタインは晩年霊界との交信の研究をしていたというからな」
紅莉栖「夢のようね・・・まぁ、マユリさんの協力無しにはこんなもの作れなかったけど」
涅マユリ「ふン・・・」
ガチャッ バタバタッ
????「動くな!」チャキッ
全員「!?」
岡部(ラ、ラウンダーだと!?)
岡部(この世界線ではタイムリープマシンは作っていない・・・なのに何故?)
4℃「その霊界通信機を渡してもらおうか!」
紅莉栖「な・・・ッ!?」
ダル「牧瀬氏、動かないほうがいいと思われ・・・」
岡部(狙いはこれか・・・!くそ・・・ッ、ココまで来たのに・・・)
岡部(待てよ・・・まさか)
岡部(この世界線でも「まゆり」という存在は・・・)
岡部(死ぬ・・・のか?)
4℃「そこのお前、お前には用はない」
岡部「止めろぉぉ!」
涅マユリ「!」
タァンッ
紅莉栖「マ・・・マユリさん・・・?」
ダル「マ、マユリ氏・・・」
岡部(そんな・・・嘘・・・だろ・・・?)
4℃「ハハハハハ!さて、他の三人を連行・・・」
涅マユリ「・・・随分と酷い事をするネ」
4℃「!?」
岡部「なん・・・だと・・・?」
ラウンダー達「ひいっ!」パシュッ パシュッ
涅マユリ「あァ痛い痛い」
4℃「な、なんだお前は・・・!?」ガクガク
涅マユリ「痛くて痛くて・・・頭が蕩けそうだヨ」
紅莉栖「」
ダル「」
岡部「」
涅マユリ「掻き毟れ『疋殺地蔵』・・・」
涅マユリ「ヤレヤレ、私を銃程度で殺せるわけがないだろうがネ・・・」
ラウンダー達「」ピクピク
4℃「」ピクピク
ダル「マ、マユリ氏パネェ・・・」
紅莉栖「人間じゃないわね・・・」
ダル「とりあえず警察呼んどくお」
涅マユリ「さて、と。 私はもういくヨ」
岡部「あ、あぁ・・・」
涅マユリ「・・・まァこの数日・・・なかなかに興味深かったヨ」
岡部「! ・・・フハハハハ!当然だろう!
ここは狂気のムァァッドサイテンティスト!鳳凰院凶真の秘密のラボなのだからな!」
ダル「厨二病、乙!」
紅莉栖「さよなら、マユリさん」
涅マユリ「あァさらばだ、人間共」
シュウゥゥゥゥゥン
まゆり「んっ・・・あれ?ここ・・・は・・・阿近さんは?」
岡部「まゆり!」
ダル「まゆ氏!」
紅莉栖「まゆり!・・・あぁ、なんかやっとしっくりきた感じ」
ダル「はげど!やっぱりまゆりと言ったらまゆ氏しかおらんね!」
まゆり「あれ、皆・・・?
そっか、帰ってきたのかぁ・・・えへへ・・・ただいま、なのです」
岡部「まゆり・・・」
まゆり「オカリン、ただいま!」
岡部(よかった・・・いつものまゆりだ・・・)
4℃「く・・・そッ!」
岡部「! ま、まゆりッ!」
まゆり「え・・・っ?」
4℃「死ねぇ!」
まゆり「!」シュッ バキッ
4℃「ゲホオッ!」
岡部「4℃の生存反応が・・・消えた・・・?」
まゆり「えっへへー、尸魂界にいる間に身につけた、『瞬歩』って奴なのです☆」
ダル「・・・こっちのまゆ氏も人間離れしたんですねわかります」
紅莉栖「・・・そのようね」
岡部(霊界通信機は即席だったこともあり、その後も何度も試したが機動することはなかった・・・)
岡部(その後も何回か使えもしない霊界通信機を狙って何回かラウンダーが攻めてきた)
岡部(しかし全てまゆりが「鬼道」やら「瞬歩」やら「卍解」やらで追い払った)
岡部(その内、ラウンダーの連中もラボにやってこなくなった)
岡部(そういえば、ラウンダーのリーダーが4℃だったのはタイムリープマシンを作らなかったから、なのか?)
岡部(今では確かめる術はないが、ラボメンは全員ピンピンしているからよしとしよう。
・・・あと、何故か鈴羽もこの世界線に存在している)
岡部(・・・そして、まゆりの影響かわからないが、ラボメン一同今まで見えなかったものまで視え始めた)
まゆり「とぅっとぅるー☆ 今日も虚退治なのです!」
紅莉栖「瞬歩で上手く立ち回って冷静に頭を破壊するのね」
ダル「動けるデブの力を存分に見るがいい!」
ルカ子「し、修行の力を見せます・・・!」
フェイリス「ニャニャ!今日の敵はなんだか大きいニャ?」
萌郁「メノス・・・グランデ・・・」
鈴羽「相手にとって不足なし!だね!」
まゆり「オカリン、オカリンも一緒に行こうよ!まゆしぃの卍解凄いんだよー?」
岡部「あぁ・・・今行く」
岡部(非科学的なものを信じる気はないが、こんな非日常に取り入れられたら信じざるをえまい)
岡部(死神として生きていくこと)
岡部(それが運命石の扉の選択ならば)
・・・END ?・・・
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1330276072/
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/27(月) 02:07:52.38 ID:hVAPjgyv0
グニャーン
岡部(何度やってもダメか・・・)
岡部(やはり・・・まゆりを救うことは出来ないのか・・・)
ダル「オ、オカリンどうしたん? いきなりフラついて」
岡部「ああ、いや・・・なんでもないんだ、すまない」
紅莉栖「岡部・・・あんた、顔が真っ青よ」
岡部「大丈夫だ・・・それより、まゆりは?」
ダル「」ビクッ
岡部「ん?」
紅莉栖「あ、ああ・・・マ、マユリ・・・さんはそろそろ来るんじゃないかしら?」
3 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/27(月) 02:08:58.41 ID:hVAPjgyv0
岡部(まゆりさん・・・だと・・・?)
岡部(以前の世界線でもまゆりがやたらマッチョだったことがあるが)
岡部(今回もそのパターンだと言うのか・・・?)
岡部(あの世界線では色々あってまゆりは死なないが、結局受け入れられなくてタイムリープしたんだが)
紅莉栖「最近雰囲気変わった・・・のよね、あの子」
岡部(やはりこの世界でもまゆりはマッチョなのか・・・)
6 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/27(月) 02:10:42.19 ID:hVAPjgyv0
ガチャッ
涅マユリ「やぁみんな、オハヨウ」
ダル「お、おはようマユ氏・・・」
紅莉栖「ハ、ハロー マユリ・・・さん」
涅マユリ「おいそこの豚」
ダル「は、はひいっ!」
涅マユリ「そのふざけた名前は止めたまエ、さもないとグシャグシャにするヨ?」
ダル「す、すいませんマユリさん・・・」
岡部「」
参考画像:http://blog-imgs-49.2nt.com/s/s/h/ssh123/mayuri.gif
8 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/27(月) 02:11:54.36 ID:hVAPjgyv0
岡部(ありのまま今起こったことを話すぜ・・・)
岡部(「まゆりだと思ったら顔を黒く塗ってるめっちゃ怖い男?が入ってきた」)
岡部(何を言ってるかわからないと思うがry)
涅マユリ「ん? ・・・そこの男?」
岡部「えっ?」
涅マユリ「キミは一体何者だネ?」
岡部「!?」
岡部(なん・・・だと?)
9 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/27(月) 02:12:54.03 ID:hVAPjgyv0
ダル「ちょっ、何言ってるんマユ氏」
涅マユリ「よほど生きたまま解剖されたいらしいネ」ワキャワキャ
ダル「ひいっ!?」
紅莉栖「ま、マユリ・・・さん、何言ってるの?
岡部の事を忘れたって言うの?」
紅莉栖「貴方達、幼馴染でしょ?」
岡部「えっ」
涅マユリ「・・・あぁ、そうだネ」
岡部「」
10 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/27(月) 02:13:34.77 ID:v7jpgt0y0
最悪の幼馴染みwww
12 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/27(月) 02:14:13.19 ID:hVAPjgyv0
岡部(嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ)
岡部(俺はこんな不気味な男と幼馴染ではない)
岡部(俺の知っているまゆりはどこに消えたんだ・・・)
ダル「頭抱えてどうしたんオカリン・・・?」
紅莉栖「やっぱりどこか具合でも悪いの?」
涅マユリ「・・・・・・」
岡部(おかしい、おかしい)
岡部(あ、そうだ・・・この世界線無かったことにしよう、そうしよう)
14 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/27(月) 02:15:49.63 ID:hVAPjgyv0
岡部「ん・・・?」
ダル「ど、どうしたんオカリン?」
岡部「電話レンジがない・・・」
ダル「電話・・・レンジ?」
岡部「ここにあった電話レンジはどうしたのだ!」
紅莉栖「は、はぁ?」
ダル「・・・オカリン、何言ってるん?」
15 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/27(月) 02:17:16.62 ID:hVAPjgyv0
岡部「いや、だから・・・我がラボのガジェット八号、電話レンジはどこに行ったかと・・・」
ダル「・・・なぁオカリン、本当に大丈夫?」
紅莉栖「電話レンジなんてものは存在しないわよ?」
岡部「なん・・・だと・・・?」
岡部(そ、それではタイムリープすることも何も出来ないではないか・・・)
岡部(俺はこの世界線を抜け出せず・・・)チラッ
涅マユリ「不快な目線をこちらに向けるんじゃないヨ」
岡部(この男の幼馴染ということか)
岡部(なるほど)
18 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/27(月) 02:18:48.05 ID:hVAPjgyv0
岡部「こんな世界嫌だぁぁぁぁぁ!」
ドタタタタッ ガチャッ バタンッ
ダル「あっ、オカリーン!」
紅莉栖「どうしちゃったのよ、岡部の奴・・・」
涅マユリ「・・・・・・フム」
ダル「マユ・・・リ氏、も、どうしたん?」
涅マユリ「成程、少し読めてきたヨ」
紅莉栖「何が読めた・・・んですか?」
涅マユリ「・・・フン、君達の愚かな頭脳では理解できまいガネ・・・」
紅莉栖(くっ・・・言い返したいけど怖くて言い返せない!)
21 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/27(月) 02:23:43.10 ID:hVAPjgyv0
岡部「はあっ・・・はあっ・・・」
岡部(なんなのだこの世界線は・・・)
岡部(俺の知らない男が椎名まゆりのポジションとして存在している・・・)
岡部(今まで幾度もタイムリープしたが、こんな事は一度も無かった・・・)
岡部(それに、電話レンジが無い・・・というか、作られてすらいないようだ・・・)
岡部(ということは、俺はこれ以上タイムリープできないということ・・・)
岡部「完全に詰んだ・・・」
ルカ子「・・・あ、おか・・・凶真さん・・・」
23 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/27(月) 02:29:28.38 ID:hVAPjgyv0
岡部「おお・・・ルカ子よ、奇遇だな・・・こんなところで会うとは」
ルカ子「いえ、少し買い物で・・・それにしても、凶真さんどうしたんですか?
この世の終わりみたいな顔ですけど・・・」
岡部(あながち間違ってはいない、かもな・・・)
岡部「なぁ、ルカ子よ・・・まゆりを知っているか?」
ルカ子「ふぇ?ど、どうしたんですかいきなり・・・」
岡部「いいから教えてくれ、まゆりはどんな人物だ・・・?」
ルカ子「ま、まゆりちゃ・・・いえ、マユリさんは・・・」
岡部「まゆりさんは?・・・まゆりさん?」
25 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/27(月) 02:34:28.62 ID:hVAPjgyv0
ルカ子「少し近寄りがたい雰囲気ですよね・・・なんか、怖いって言うか・・・」
ルカ子「あ、この話、マユリさんにしないでくださいよ?」
ルカ子「ぼ、僕・・・か、解剖されたくは無いんで・・・」
岡部「」
岡部(やっぱりダメだ・・・この世界のまゆりはあの男に置き換わってしまっているのか・・・)
ルカ子「お、おか・・・凶真、さん?」オドオド
岡部「いや・・・なんでもない・・・すまなかったな、ルカ子よ・・・」
ルカ子「いえそんな・・・あ、凶真さん?」
ルカ子「・・・行っちゃった」
27 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/27(月) 02:40:17.56 ID:hVAPjgyv0
岡部(その後、一応フェイリスにもまゆりのことを聞いてみたが・・・)
フェイリス「マユシ・・・マユリ・・・さんはフェイリスのバイト仲間ニャン♪」
岡部「なん・・・だと・・・?」
岡部(あの男がメイド喫茶でバイト・・・だと・・・)
岡部(もう・・・なんかどうでもよくなってきた)
岡部(死にたい、割と真面目に)
ドシャアァァァン
岡部「うわっ!?」
岡部「い、いきなり地面が割れた・・・」
30 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/27(月) 02:46:02.09 ID:hVAPjgyv0
グオォォォォォォ
岡部「!? な、なんだ今の獣の叫び声のような音は・・・」
虚「グオォォォォォォ」
岡部「う、うわああああああ!?」
虚「ウガァァァァァァ」ドーン
岡部「ひ、ひいっ!? な、なんなのだこの化け物は・・・!?」
岡部「こ、これも機関の差し金だというのか・・・ッ!」
虚「オオオォォォォォ」
岡部「ひい・・・ッ!」
31 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/27(月) 02:50:37.22 ID:hVAPjgyv0
虚「ヌワァァァァァ」シュウゥゥゥゥ
涅マユリ「・・・ヤレヤレ、どこにいるかと思えば」
涅マユリ「手間をかけさせるてくれるネ、人間」
岡部「マ・・・マユリ!?」
涅マユリ「馴れ馴れしく呼ぶんじゃないヨ!」
岡部「」ビクッ
33 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/27(月) 02:53:55.31 ID:hVAPjgyv0
涅マユリ「にしても、この世界にも虚が現れるとは・・・」
岡部「虚? この化け物のこと・・・か?」
涅マユリ「フム、やはり今までの人間とは中身が違うようだネ」
岡部「お、お前は一体・・・」
涅マユリ「私は涅マユリ、護廷十三隊十二番隊隊長兼技術開発局長だヨ」
眠い
34 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/27(月) 02:59:36.38 ID:sEr/qCbo0
がんばれ
36 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/27(月) 03:04:04.86 ID:hVAPjgyv0
岡部「護廷・・・は?」
涅マユリ「ああ分からなくていいヨ、どうせ直ぐに何も分からなくなる・・・」スゥゥ
岡部「ちょちょちょストップ!ウェイトウェイト! この俺に何をしようとしたのだ!」
涅マユリ「? 何って、脳みそを弄くって直接情報を得ようとしただけだが・・・」
岡部「なにそれこわい」
39 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/27(月) 03:10:28.97 ID:hVAPjgyv0
涅マユリ「・・・にしても、岡部倫太郎、だったかネ?」
岡部「お・・・俺は岡部倫太郎ではないッ! 狂気のムァァッドサイエンティースト!鳳凰院凶真だ!」
涅マユリ「マッドサイテンティスト?ほう・・・実に興味深いネ」ワキャワキャ
岡部「ひ・・・っ・・・お、落ち着け!そのよく分からない注射器をしまえ!」
涅マユリ「やれやれジョークだと云うのに分からない奴だネ」
岡部(な、なんなのだコイツは・・・)
涅マユリ「鳳凰院凶真と言ったかネ、君の雰囲気が突然変わった理由を教えてもらおうか?」
岡部「!?」
もうダメだ・・・
残ってたらまた明日書く
73 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/27(月) 07:55:50.87 ID:hVAPjgyv0
岡部(俺の雰囲気が変わった・・・だと・・・?)
涅マユリ「どうやら『今の』君は私の事を知らないようだ、貴様は何者だ?どこから来た?」
岡部(まさか・・・こいつ、リーディング・シュタイナーを・・・?)
岡部(いや・・・リーディング・シュタイナーとは違う別の何か・・・?)
涅マユリ「まぁ話さないなら君の身体に直接聞くまでだが」ワキャワキャ
岡部「だぁぁぁ待て!落ち着け!話す!」
岡部「実は・・・」
74 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/27(月) 07:59:53.54 ID:hVAPjgyv0
涅マユリ「椎名まゆり、か・・・」
涅マユリ「なるほど・・・実に興味深い話だネ・・・」ニマァァァ
岡部「ど、どういうことだ?」
涅マユリ「私がこの世界に来たのは数日前、尸魂界の研究所でとある実験をしていたときだったヨ」
涅マユリ「その実験は『現世と尸魂界を一瞬で移動する』というものだったんだが・・・」
涅マユリ「どうやら実験は半分成功で半分失敗のようだネ」
岡部「半分成功で半分失敗・・・だと?」
75 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/27(月) 08:06:46.44 ID:hVAPjgyv0
涅マユリ「あァ、君の話と合わせてみると、私はどうやらどの『椎名まゆり』とやらと存在が入れ替わったらしい」
岡部「なん・・・だと・・・!?」
涅マユリ「しかもご丁寧に記憶の改変付きでネ」
涅マユリ「あと座標も大幅にズレていたようだネ、本来は空座町という町に移動する予定だったんだがネ」
岡部「じ、じゃあまゆりは今・・・」
涅マユリ「恐らく尸魂界にいるはずだヨ、護廷十三隊十二番隊隊長兼技術開発局長としてネ」
涅マユリ「実に忌々しい話だヨ、私以外の者が隊長席にいるなんて・・・」
岡部「まゆり・・・無事なのか・・・」
76 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/27(月) 08:20:36.03 ID:hVAPjgyv0
涅マユリ「だが、ここで大きな問題があるヨ」
岡部「問題?」
涅マユリ「私が尸魂界に戻る方法を見つけなければならないということだヨ」
涅マユリ「場所と機材さえあれば直ぐにでも出来るが・・・」
岡部「・・・フゥ~ハハハハ!!!!」
涅マユリ「? なんだネ、騒々しい」
岡部「場所?機材?それなら我がラボとラボメンが一瞬の後に揃えてみせよう!」
77 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/27(月) 08:21:10.42 ID:dBSw33Kq0
マッチョしい隊長…1番隊の方が良さそうだな
79 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/27(月) 08:27:08.36 ID:hVAPjgyv0
涅マユリ「ラボ・・・あァ、あの小汚い部屋のことかネ」
岡部「こきた・・・ッ、ともかく!直ぐにラボに向かうぞ、マユリ!」
涅マユリ「馴れ馴れしく呼ぶんじゃないと言ったハズだヨ?」グチョグチョ
岡部「あっすいません」
岡部(とりあえずダルと助手に連絡をしておくか・・・)
岡部「あ、もしもし?俺だ、鳳凰院凶真だが・・・」
80 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/27(月) 08:30:59.95 ID:hVAPjgyv0
――――――――――――
ダル「なるほどね、そこにいるマユリ氏はまゆ氏ではない、と・・・」
紅莉栖「普通なら信じられない話だけど・・・理解できなくもないわ」
岡部「え?」
紅莉栖「正直、マユリさんをラボメンのまゆりと認識するのに違和感を感じていたのよ」
ダル「・・・まぁ、ぶっちゃけると僕もなんだけど」
岡部「なん・・・だと・・・」
涅マユリ「ほゥ、記憶改変は完璧ではなかったようだネ・・・興味深いデータが取れたヨ」
82 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/27(月) 08:42:39.74 ID:hVAPjgyv0
紅莉栖「ともかく、尸魂界?と現世をつなぐマシンを作ればいいのね?」
ダル「久々に大仕事になりそうだお」
涅マユリ「? 君ら程度の手伝いがなくとも・・・」
岡部「フゥーハハハハ!何を言っているのだ!
貴様は既にラボメンナンバー9、涅マユリ!ラボメンの手助けをするのは当たり前だろう!」
涅マユリ「・・・なるほど、よっぽど私に改造されたいらしいネ」
岡部「あ、ちょっごめ・・・」
涅マユリ「・・・フン、まぁ少しくらいなら手伝わせてやらないこともないがネ」
岡部「!」
83 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/27(月) 08:44:53.21 ID:hVAPjgyv0
ダル「ツンデレktkr!」
涅マユリ「やかましいヨ!解体されたいのかネ!」
ダル「ひっ」
紅莉栖「と・・・とりあえず研究を始めましょう」
岡部「ああ・・・」
岡部(まゆり・・・大丈夫かな・・・)
114 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/27(月) 16:09:50.22 ID:hVAPjgyv0
・・・・・・そして数日後。
紅莉栖「完成、ね」
涅マユリ「みたいだネ」
ダル「マユリ氏マジパネェっす、つーか僕らアインシュタインと並んだんじゃね?」
岡部「アインシュタインは晩年霊界との交信の研究をしていたというからな」
紅莉栖「夢のようね・・・まぁ、マユリさんの協力無しにはこんなもの作れなかったけど」
涅マユリ「ふン・・・」
115 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/27(月) 16:12:59.95 ID:hVAPjgyv0
ガチャッ バタバタッ
????「動くな!」チャキッ
全員「!?」
岡部(ラ、ラウンダーだと!?)
岡部(この世界線ではタイムリープマシンは作っていない・・・なのに何故?)
4℃「その霊界通信機を渡してもらおうか!」
紅莉栖「な・・・ッ!?」
ダル「牧瀬氏、動かないほうがいいと思われ・・・」
岡部(狙いはこれか・・・!くそ・・・ッ、ココまで来たのに・・・)
117 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/27(月) 16:22:16.93 ID:hVAPjgyv0
岡部(待てよ・・・まさか)
岡部(この世界線でも「まゆり」という存在は・・・)
岡部(死ぬ・・・のか?)
4℃「そこのお前、お前には用はない」
岡部「止めろぉぉ!」
涅マユリ「!」
タァンッ
119 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/27(月) 16:25:04.52 ID:hVAPjgyv0
紅莉栖「マ・・・マユリさん・・・?」
ダル「マ、マユリ氏・・・」
岡部(そんな・・・嘘・・・だろ・・・?)
4℃「ハハハハハ!さて、他の三人を連行・・・」
涅マユリ「・・・随分と酷い事をするネ」
4℃「!?」
岡部「なん・・・だと・・・?」
120 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/27(月) 16:28:51.45 ID:hVAPjgyv0
ラウンダー達「ひいっ!」パシュッ パシュッ
涅マユリ「あァ痛い痛い」
4℃「な、なんだお前は・・・!?」ガクガク
涅マユリ「痛くて痛くて・・・頭が蕩けそうだヨ」
紅莉栖「」
ダル「」
岡部「」
涅マユリ「掻き毟れ『疋殺地蔵』・・・」
121 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/27(月) 16:34:46.26 ID:hVAPjgyv0
涅マユリ「ヤレヤレ、私を銃程度で殺せるわけがないだろうがネ・・・」
ラウンダー達「」ピクピク
4℃「」ピクピク
ダル「マ、マユリ氏パネェ・・・」
紅莉栖「人間じゃないわね・・・」
ダル「とりあえず警察呼んどくお」
涅マユリ「さて、と。 私はもういくヨ」
岡部「あ、あぁ・・・」
122 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/27(月) 16:36:00.42 ID:OYRsV/IV0
なんでさらっとよんどしーがいるんだよ
123 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/27(月) 16:37:12.54 ID:hVAPjgyv0
涅マユリ「・・・まァこの数日・・・なかなかに興味深かったヨ」
岡部「! ・・・フハハハハ!当然だろう!
ここは狂気のムァァッドサイテンティスト!鳳凰院凶真の秘密のラボなのだからな!」
ダル「厨二病、乙!」
紅莉栖「さよなら、マユリさん」
涅マユリ「あァさらばだ、人間共」
シュウゥゥゥゥゥン
124 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/27(月) 16:39:52.65 ID:hVAPjgyv0
まゆり「んっ・・・あれ?ここ・・・は・・・阿近さんは?」
岡部「まゆり!」
ダル「まゆ氏!」
紅莉栖「まゆり!・・・あぁ、なんかやっとしっくりきた感じ」
ダル「はげど!やっぱりまゆりと言ったらまゆ氏しかおらんね!」
まゆり「あれ、皆・・・?
そっか、帰ってきたのかぁ・・・えへへ・・・ただいま、なのです」
岡部「まゆり・・・」
125 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/27(月) 16:43:49.64 ID:hVAPjgyv0
まゆり「オカリン、ただいま!」
岡部(よかった・・・いつものまゆりだ・・・)
4℃「く・・・そッ!」
岡部「! ま、まゆりッ!」
まゆり「え・・・っ?」
4℃「死ねぇ!」
127 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/27(月) 16:45:12.29 ID:hVAPjgyv0
まゆり「!」シュッ バキッ
4℃「ゲホオッ!」
岡部「4℃の生存反応が・・・消えた・・・?」
まゆり「えっへへー、尸魂界にいる間に身につけた、『瞬歩』って奴なのです☆」
ダル「・・・こっちのまゆ氏も人間離れしたんですねわかります」
紅莉栖「・・・そのようね」
128 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/27(月) 16:50:06.12 ID:hVAPjgyv0
岡部(霊界通信機は即席だったこともあり、その後も何度も試したが機動することはなかった・・・)
岡部(その後も何回か使えもしない霊界通信機を狙って何回かラウンダーが攻めてきた)
岡部(しかし全てまゆりが「鬼道」やら「瞬歩」やら「卍解」やらで追い払った)
岡部(その内、ラウンダーの連中もラボにやってこなくなった)
岡部(そういえば、ラウンダーのリーダーが4℃だったのはタイムリープマシンを作らなかったから、なのか?)
岡部(今では確かめる術はないが、ラボメンは全員ピンピンしているからよしとしよう。
・・・あと、何故か鈴羽もこの世界線に存在している)
岡部(・・・そして、まゆりの影響かわからないが、ラボメン一同今まで見えなかったものまで視え始めた)
まゆり「とぅっとぅるー☆ 今日も虚退治なのです!」
130 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/27(月) 16:52:55.88 ID:hVAPjgyv0
紅莉栖「瞬歩で上手く立ち回って冷静に頭を破壊するのね」
ダル「動けるデブの力を存分に見るがいい!」
ルカ子「し、修行の力を見せます・・・!」
フェイリス「ニャニャ!今日の敵はなんだか大きいニャ?」
萌郁「メノス・・・グランデ・・・」
鈴羽「相手にとって不足なし!だね!」
まゆり「オカリン、オカリンも一緒に行こうよ!まゆしぃの卍解凄いんだよー?」
岡部「あぁ・・・今行く」
岡部(非科学的なものを信じる気はないが、こんな非日常に取り入れられたら信じざるをえまい)
岡部(死神として生きていくこと)
岡部(それが運命石の扉の選択ならば)
・・・END ?・・・
132 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/27(月) 17:06:02.20 ID:GiruLhLF0
乙
133 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/27(月) 17:06:20.56 ID:3gJN/53dO
乙!
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