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岡部「入学式まで暇だな…」ダル「だお」

元スレ:岡部「入学式まで暇だな…」ダル「だお」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1329469226/
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/17(金) 18:00:26.91 ID:VMpxj+IZ0

岡部「4月1日だったか?しかしやはりこのメアッドサイエンティストに不可能は無かったな、フゥーハハハ!」

ダル「僕はセンター利用で先に受かってたわけだが。つーか満点とかヤマが当たるってレベルじゃねーぞ!あーエロゲも出ないし暇だお」

岡部「エロゲにしか興味がないのかこのHENTAIめ!」



2 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/17(金) 18:01:06.57 ID:VMpxj+IZ0

ダル「僕の嫁達をずっと淋しい気持ちにさせてたからね。その分愛してあげるんだお(キリッ」

岡部(そう、俺は電機大学に一般入試で合格してしまった。まあこの『運命探知の魔眼』にかかれば試験問題を予想することなどたやすい事なのだ!)

携帯「チャーラーラララーラーラーチャーラーラーララー」ピッ

岡部「俺だ」

まゆり「あ~オカリーン?トゥットゥルー!」



3 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/17(金) 18:04:31.04 ID:VMpxj+IZ0

岡部「どうした?まゆりの方からとは珍しいではないか。何かあったのか?」

まゆり「うん!え~っとねぇ、まゆしぃたちの学校で学園祭があるって前に話したでしょ~?」

岡部「ああ。確か第二日曜日だったか。それがどうしたのだ?」

まゆり「それでねえ、オカリンも来てくれないかなあ、って思って」



6 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/17(金) 18:07:21.31 ID:VMpxj+IZ0

岡部「ああ、勿論だ」

ダル「幼馴染の学園祭とかそれなんてエロゲ?つーかリアルJKのコスプレ姿を見られるなんて羨ましすぎだろ常考。僕も連れていけオカリン!」

まゆり「ありがとぉ~!やっぱりオカリンは優しいのです!」

岡部「あ、まゆりよ、『頼れる我が右腕』を連れて行きたいのだが、いいか?」



7 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/17(金) 18:10:43.76 ID:VMpxj+IZ0

まゆり「うん!お客さんが増えるなら大歓迎だよ~!オカリンの友達、どんな人かなあ」

岡部「そうか。期待しているがいい。共に"機関"と戦う…エ?ソンナショウカイノシカタハヤメロ?.....マアイイダロウ...…ともかく期待しておくのだ!」

まゆり「ふふっ、変なオカリン。じゃまたね~」

岡部「ああ。ではな。エル・プサイ・コンg」ブツッ



8 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/17(金) 18:13:24.84 ID:VMpxj+IZ0

岡部「切られた…」

ダル「オカリン、結局どうなったん?」

岡部「大歓迎だそうだ。よかったな、ダル」

ダル「流石オカリン!俺たちにできない事を平然とやってのける!そこにシビれる憧れるぅ!」

岡部「しかし、お前三次元には興味はないんじゃなかったのか?」

ダル「萌えられれば何でもおkだお。何なら無機物にだって萌えられるお」



10 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/17(金) 18:17:16.51 ID:VMpxj+IZ0

岡部「全く節操のない奴め。…まゆりは今日学園祭の用意があるので一緒に帰らないのだが…ダルよ、久しぶりに一緒に帰るか?」

ダル「オーキードーキー。んじゃ帰りますか」トコトコ

~電車内~

岡部「そう言えばダルよ、先月のニューポンでタイムトラベルについての特集があったのだが、ダルはどう思う?」

ダル「確か、光速を越える速度で宇宙航行する方法と、ワームホール同士をつなぎ合わせて移動する方法と…あとブラックホールの特異点通過の際に四次元に到達する方法も紹介されてたお」



13 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/17(金) 18:21:06.80 ID:VMpxj+IZ0

岡部「いかにも。四次元というのはどんな世界なのだろうな。想像もつかないよ」

ダル「アインシュタイン大先生がいうには僕たちが生きるこの三次元は空間的にしか移動できなくて、時間は空間とは別のベクトルで一定速度で進み続けるんだっけ。」

ダル「その時間軸を移動できるのが四次元って聞いたお。つーかオカリン、時間を移動できるようになったところでどうするん?」

岡部「ククク、ダルは分かっていないな。現在、過去、未来。この三つを全て支配してこそ、"機関"を完全に滅ぼす事が出来るのだ、フゥーハハハ!」



15 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/17(金) 18:24:24.05 ID:VMpxj+IZ0

ダル「ちょ、電車内だし自重しろ。結局オカリンのその癖は大学生になっても治らないのか。ご愁傷様だお」

岡部「何だと!…お前には俺の遥かなる野望を共有する素質があると思っていたのに…残念だ」

ダル「厨二病乙」

岡部「ぐっ…まあいい。なあダル、18歳で大学の研究室ってどう思う?」

ダル「kwsk」



17 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/17(金) 18:27:34.48 ID:VMpxj+IZ0

岡部「うむ。これも先月のニューポンなのだが、記憶を圧縮データ化する技術について論文が載っていてな。」

岡部「その発表者が牧瀬紅莉栖…ヴィクトルコンドリア大学研究室所属の研究員で歳がなんと18なのだ」

ダル「あーそんな名前だったっけ。あれでしょ、記憶をデータにして圧縮すると3TBぐらいにしかならないってやつ。意識と記憶の違い云々は僕にはサッパリだったけど」

ダル「アメリカなら飛び級も普通にあるから、そんなに珍しくないんじゃない?」



20 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/17(金) 18:30:39.10 ID:VMpxj+IZ0

岡部「それもそうだな。しかし記憶が3Tにしかならないって…何故だか哀しくならんか?」

ダル「同意。僕の嫁達との思い出はかれこれ10TBほどにはなってるお。ところでオカリン、牧瀬紅莉栖だけど、今月の『サイエンス』に論文が載ってたお」

岡部「何!?それは盲点だった、まだ売っているか?」

ダル「オカリン焦りすぎ。もしや牧瀬氏のことが気になってるん?かなり美人だしなぁー」



21 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/17(金) 18:34:34.95 ID:VMpxj+IZ0

岡部「なっ何を言うか!確かに気になってはいるが、それはあくまでも科学的な考え方についての話だ!」

岡部「大体あいつはせっかく論文がニューポンに載ったというのに、写真に物凄く機嫌の悪そうな顔をして写っていたではないか!あれは"機関"のエイジェントの可能性がある!」

ダル「はいはいツンデレ乙。サイエンスなら僕のウチにあるから寄って読んでく?」

岡部「流石ダル。世界の支配構造を作り変える方法について日夜研究しているのだな!これからもよろしく頼む」

ダル「ごめんそういうのもういいから。んじゃ次の駅で降りるお」



23 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/17(金) 18:39:01.09 ID:VMpxj+IZ0

~ダル宅最寄り駅~

岡部「ダルの家に行くのは久しぶりだな。お前の部屋には二度と入ろうと思わんが」

ダル「今日はサイエンス読むだけだろ?部屋には上がらなくていいお、つかむしろ上がらないでくれ。僕の嫁達が怖がってるからね」

岡部「…………了解した」

~ダル宅~

岡部「お邪魔します」

ダル母「あら岡部くん、いらっしゃい。いつも至と仲良くしてくれてありがとうねえ」

ダル「母さん、そういうの恥ずかしいからやめろって。じゃオカリンちょっと待ってて」

ダル母「岡部くんも電大受かったって聞いたわよ。至と一緒に頑張ってね」

岡部「はい、勿論。ダルは俺の親友ですから」

ダル「ハックショイ!オカリーン、持って来たおー!」



24 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/17(金) 18:42:20.22 ID:VMpxj+IZ0

岡部「すまないな。どれどれ…ぐっ…!こいつまた不機嫌そうな顔をしてるではないか。サイエンスをバカにしているな!?全く…」

ダル「内容はニューポンの時とそんなに変わりないお。データ圧縮にブラックホールを使う事で携帯からでも拡散電波で送れるぐらい小さくできるってことが付けたされたぐらい」

岡部「記憶の圧縮にブラックホールとは…物騒だな。というか、ブラックホールが生成されるかもしれないという実験自体、ヨーロッパで始まったばかりではないか。これが実現するのは十年後か二十年後か…ともかく今の技術では荒唐無稽だな」

ダル「必死になって否定する…これは余程のツンデレと見た」



25 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/17(金) 18:45:32.33 ID:VMpxj+IZ0

岡部「うるさい!…だがダルよ、ありがとう。学園祭は楽しみにしててくれ」

ダル「それなんだけどさ、椎名氏、だっけ?のクラスは何やるん?」

岡部「メイド喫茶だ」

ダル「オカリン…アンタ今最高に輝いてるよ…」

岡部「ああ。ではな。さらばだ!」タタタ

ダル母「忙しいのねえ、岡部くん…」

ダル「単にバカなだけと思われ」



27 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/17(金) 18:48:25.30 ID:VMpxj+IZ0

~池袋~

岡部(有益な情報が得られたな。さて、帰るとするか)

岡部「ただいまー」

岡部母「おかえり。遅かったのね。大学受かったからってハメを外しすぎちゃダメよ」



28 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/17(金) 18:48:40.99 ID:mSmQLIAF0

原作に唯一足りてないのはオカリンとダルの友情成分


30 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/17(金) 18:50:01.17 ID:VMpxj+IZ0

岡部父「俺の若い頃はハメを外しすぎて母さんにハメちまったがな」

岡部母「もう…お父さんったら///」

岡部(どうにかならないのかこの両親!)

岡部父「おい、倫太郎。お前私立に行く金食い虫なんだからちょっとは手伝ってくれ」

岡部「はいはい。どうせ他にやることもないのだからな」



32 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/17(金) 18:54:56.40 ID:VMpxj+IZ0

岡部(…二時間ぶっ通しで立ち仕事は流石にキツイ)

岡部「マイファザーよ、もう店じまいの時間だろう!」

岡部父「すまんな。ありがとう。これお駄賃な」

岡部「これはイチマンエーンではないかマイファザーよ!何があったのだ?」

岡部父「お前まゆりちゃんの学園祭に行くんだろ?ちょっとは良いとこ見せてやれよ」

岡部「だから俺とまゆりは………ま、まあ有難く受け取っておく」

岡部父「素直じゃねえんだから…」



33 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/17(金) 18:57:55.48 ID:VMpxj+IZ0

携帯「チャーラッチャララーチャーラーチャーラーチャーラーチャーラーチャーラーラー」ピッ

岡部(メールか…まゆりから?)

まゆり「メイドさんのコスが完成したのです!とっても可愛いからオカリン絶対来てね!」

岡部(ふふ、楽しそうだな、まゆりは。勿論だっ…と。)

岡部父「ほほーん、まゆりちゃんからじゃねえか。にやけやがって…」

岡部「し、しつこいぞマイファザーよ!俺は学園祭が楽しみなだけなのだ!」

岡部(そうだ。俺は学園祭を楽しみにしていたのだな。狂気のマッドサイエンティストたるものが学園祭とは…ククク、滑稽なものだな)

岡部(だが、たまにはこういうのもいいだろう)



35 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/17(金) 19:00:55.60 ID:VMpxj+IZ0

2010/3/14(日)

~学園祭会場~

岡部「随分と賑わっているな。というか結構な数から写真を撮られるのは何なのだ」

ダル「皆オカリンの白衣をコスプレだと思ってるみたい。まあ悔しいけどイケメンだし誰だって普通はそう思う罠」

岡部「神聖なる白衣をコスプレ同義にするとは…許せん!」



37 >>36サンクス 2012/02/17(金) 19:03:42.31 ID:VMpxj+IZ0

ダル「そんなこと言ったって仕方ないお。ともかくメイド喫茶に直行一択だろ」

岡部「そうするか」

岡部(何故こんな時期に学園祭…とは思ったが、これは来年度の新入生の歓迎会も兼ねているのか。何とも人が多い)

岡部「一年生はココだな」

ダル「おお、あそこじゃね?なんか紳士のオーラ漂ってるし」ユビサシ

岡部「うむ…何とも形容しがたい空気が漂っているな…」

ダル「とりあえず並ぼうず」



40 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/17(金) 19:06:22.07 ID:VMpxj+IZ0

岡部(…まゆりが受付か、大丈夫なのか?)

まゆり「いらっしゃいませ、カフェらぶちゅっちゅに!こちらがメニューになります!いかがなさいますか?」

客A「えーと、じゃあこのラブリィシェイクで」

客B「僕はすいーとマイはにートーストで!」

まゆり「かしこまりました、ご主人様~!あちらのテーブルへどうぞ~!」



42 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/17(金) 19:09:09.52 ID:VMpxj+IZ0

岡部(予想外にサマになっていた)

岡部(まあ今のバイトだってファミレスだしな、慣れているのかもしれない)

岡部(まゆりがメイドカフェで働きたいと言ったときに反対して今のバイトを勧めたが、余計なお世話だったのかもしれないな)オカリン,オカリン!

ダル「…カリン、聞いてるん?ボーッとあの子見て。オカリンの幼馴染どの子なん?もしかして受付の子?」

岡部「よくわかったな。あれが俺の人質、椎名まゆりだ」



45 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/17(金) 19:11:49.17 ID:VMpxj+IZ0

ダル「やっぱりかあ。あの子しか見てなかったし。つーか完全にロリ巨乳じゃん!いやもう本当にこれなんてエロゲ?」

岡部「安定のHENTAIぶりだなダルよ」

まゆり「いらっしゃいませ、カフェらぶちゅっちゅに!あ~、オカリンだあ~!来てくれてありがとう~!」

岡部「ああ、上手にやっているではないか。見直したぞ」

まゆり「えっへへ~。オカリンに褒められたのです、えっへん。あれ、ってことは隣の大きな人が~?」

至「橋田至です、岡部くんの親友です。以後お見知りおきを(キリッ」

岡部「ダルよ、キャラ変わってるぞ」

まゆり「ダルくんだね~?そっかあ、まゆしぃもよろしくね~!えーっと、まゆしぃのことはまゆしぃ☆って呼んでくれたらいいよ~」

ダル「まゆ氏。おk、把握しますた。」



46 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/17(金) 19:14:45.35 ID:VMpxj+IZ0

岡部「ダルよ。どうやらそれは間違っているらしいぞ。本人曰くまゆしぃの後には☆が付くらしい」

ダル「え?それって声に出して読んだらわかんねえじゃん」

客C「え、えーと…後ろ、つかえてるんだけどは、早く注文してくれないかな、ふひひ」

岡部「ああ、すまない少年よ。まゆり、注文を頼む」

客C「い、いいよ、分かってくれたら。僕はブラちゅーのミュージカルさえ見れればいいから、ふひひ」



47 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/17(金) 19:17:50.65 ID:VMpxj+IZ0

まゆり「あ、すみません大変お待たせしました~!ご注文は何になさいますか~?」

岡部「ラブリィシェイクで」

ダル「同じのを頼むお」

まゆり「かしこまりました~!奥のテーブルへどうぞ~!」

客C「き、君たちセンスがいいね、目を見て混ぜ混ぜしてくれるそうじゃないか、ふひひ、楽しみだなあ」

客D「あっ、タクここにいたのー!ねえ、あっちで射的あるから行こうよ!ほら!」

客C「あ、待って梨深、僕はらぶちゅっちゅしたいんだアッー!」



49 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/17(金) 19:18:53.59 ID:b/4R5DOm0

chaos:head混じってるな


51 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/17(金) 19:20:25.44 ID:VMpxj+IZ0


~カフェらぶちゅっちゅ店内~

ダル「リアルJKのメイドとか最高だお…僕もう今死んでも悔いは無いお…」

るか「ラブリィシェイクをお持ちしました…」

岡部「ルカ子…だよな?」

るか「えっ、おかべさ、凶真さん!?」

ダル「ああ…メイドさん可愛いよメイドさん。オカリン、この子知り合いなん?」

岡部「ああ」

ダル「裏切ってたのかオカリン!こんな可愛い子を僕に黙ってるなんて!」

るか「可愛い…?ふえぇ…」

ダル「…何で泣くん?」



52 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/17(金) 19:23:07.65 ID:VMpxj+IZ0

岡部「ダルよ、言ってもすぐには信じてもらえないと思うが…」

ダル「何なん?」

岡部「ルカ子は実は男なのだ」

ダル「男の娘とか最高だお……ってmjd?」

岡部「マジだ」

るか「本当なんです…」



53 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/17(金) 19:25:36.80 ID:VMpxj+IZ0

ダル「ほほう、この子が男ねえ…どう見ても美少女に見えるお」

岡部「だが男だ」

ダル「メイド服が似合っている」

岡部「だが男だ」

ダル「涙する姿に庇護欲をそそられる」

るか「でも…男なんです…」

ダル「だがそこがいい」b

るか「えっ?ふえぇ…」

ダル「ちょ、なんでまた泣くん?」



55 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/17(金) 19:28:43.52 ID:VMpxj+IZ0

るか「違うんです…違うんです…ボク、嬉しくて…」

ダル「嬉しいって何でだお?」

るか「だって、ボク、こんな顔だし…みんなボクが本当は男だって知ったら引いてしまう人が多くて…」

ダル「るか氏、だっけ?君が男か女か、そんなことはどうでもいいのだぜ。可愛いは正義!」

るか「ぐすっ…その言葉を聞いたのは二回目です…。ありがとうございます…漆原、るかといいます…よろしく」

ダル「よろしくだお」



56 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/17(金) 19:31:01.04 ID:VMpxj+IZ0

岡部「ダルのHENTAIぶりがこんなところで役に立つとはな」

ダル「僕は変態でも紳士だからね」

岡部「ではルカ子よ、その…目を見て混ぜ混ぜをお願いしてもいいか…?」

るか「!!!…分かりました、頑張ってみます!」



57 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/17(金) 19:34:38.18 ID:VMpxj+IZ0

るか「ラブリィシェイク、お持ちしました…」

るか「では、混ぜさせて頂きます…」

るか「じーっ」カチャカチャ

岡部「……」

るか「じーっ///」カチャカチャ

岡部「…………!」

るか「もう、限界です…」

岡部「ふぅ…よく頑張ったなルカ子よ」ナデナデ

るか「……………!///」スタコラ



59 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/17(金) 19:38:48.34 ID:VMpxj+IZ0

岡部「…どうしてルカ子は逃げたのだ?」

ダル「自分で考えろ。つーか僕もうイライラしたから自分でシェイク混ぜちゃった訳だが」

岡部「何だかよく分からんがすまない」

ダル「どんだけ鈍感なんだお」

まゆり「オカリーン、どう?」

岡部「ああ、いい店だな、店員も素晴らしい」

まゆり「そっかぁ~!よかった!」



61 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/17(金) 19:41:47.19 ID:VMpxj+IZ0

岡部「ただ…ルカ子の奴がダルのシェイクを混ぜずに行ってしまってな」

まゆり「そっかぁ…ダルくんごめんね。まゆしぃが代わりに混ぜるから許してくれる?」

ダル「なんという僥倖っ…!人の幼馴染の混ぜ混ぜとか背徳感MAXだろ常考」

まゆり「じゃいくよ~?」



62 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/17(金) 19:43:59.40 ID:VMpxj+IZ0

まゆり「にこにこ」カチャカチャ

ダル「Oh...」

まゆり「にこにこ」カチャカチャ

ダル「…………うっ…!」

まゆり「にこにこ」カチャカチャ

ダル「…………」

まゆり「にこにこ」



63 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/17(金) 19:47:36.94 ID:MjH5diP9O

うっ!
じゃねえよwww



64 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/17(金) 19:47:49.52 ID:VMpxj+IZ0

岡部(その後まゆりは5分間もシェイクを混ぜ続け、それでもやめようとしなかったので俺が止めることになった)

ダル「死ぬかと思った…」

ダル「オカリンは命の恩人だお…マジでこの子魔力ありすぎ」

岡部(ダルがデロデロになったシェイクを律儀に持って帰ろうとしていたのは見なかったことにしておこう)



65 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/17(金) 19:49:48.91 ID:VMpxj+IZ0

岡部(その後俺たちはさまざまな出し物を周った)

岡部(途中から店じまいしたまゆりとルカ子も加わり、久々にみんなで楽しいひと時を過ごした)

岡部(ダルがしきりに歯ぎしりをしていたが、歯でも悪いのだろうか。今度行きつけの歯医者を教えてやるとするか)

岡部(そんなこんなで、まゆりとの帰り道である)



67 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/17(金) 19:51:22.60 ID:VMpxj+IZ0


まゆり「ねえオカリン、今日は楽しかったね」

岡部「ああ。まゆりも店番、立派に出来ていたな。見直したぞ」

まゆり「ほんとー?嬉しいよぉ♪オカリン、ありがとう」

岡部「そこでだな…この前のメイドカフェのバイトの件だが」

まゆり「留美穂ちゃんに誘われてたメイクイーン・ニャン^2のこと~?」

岡部「うむ。あの時はダメだと言ったが…まゆりも成長したようだしな、好きにするがいい」

まゆり「ほんと~?いいの~?オカリンは
優しいのです♪」



68 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/17(金) 19:52:27.95 ID:VMpxj+IZ0

岡部「頑張れよ」

まゆり「うん!じゃさっそく留美穂ちゃんにメールをするのです!」



まゆり「あ、返事来た~!」



70 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/17(金) 19:54:33.79 ID:VMpxj+IZ0

フェイリス「マユシィなら大歓迎ニャ。それではマユシィには『ヤツら』と戦うためにこれからお店では真名『マユシィ・ニャンニャン』を名乗ってもらうニャン。」

フェイリス「明日からいつでも来ていいニャン。じゃ、待ってるニャン!」

岡部「そのフェイリスという奴…俺と同じ匂いがするな…」

まゆり「フェリスちゃんはオカリンと一緒で、よく分からないことも言うけど、とっても優しいのです!楽しみだなあ~♪」



71 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/17(金) 19:57:41.60 ID:VMpxj+IZ0

岡部「まゆりよ、新しいことにチャレンジする精神は素晴らしいと思う」

まゆり「うん!ありがとう♪」

岡部「そこでだ、俺も大学入学を機に新たな作戦を開始することにした!」

まゆり「おお~すごいね~!なになに~?」

岡部「聞きたいか?ならまゆりにだけは特別に教えてやろう…」

岡部「俺は、今日から、"機関"の野望と戦うための拠点を設立する!」

岡部「その名は…!」

岡部(まゆりだって、あの牧瀬紅莉栖だって未来に向けて何かを変えてみたいと思って努力しているんだ…負けてなんかいられない!)

岡部「『未来ガジェット研究所』だ!」

おしまい



76 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/17(金) 20:21:28.07 ID:mSmQLIAF0

あぁっ終わっちゃった
乙です…



82 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/17(金) 20:52:57.17 ID:BxYGlgKfO




83 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/17(金) 20:56:48.94 ID:BiD66Y+i0



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