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ジン「そろそろバレンタインデーか」
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 19:13:11.44 ID:CocF9MEo0
立ったら書く
3 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 19:14:37.43 ID:s0Q/9ANl0
どのジンだよ
ブレイブルー(公式サイト)
元スレ
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1329214391/
ジン「そろそろバレンタインデーか」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1329214391/
ジン「そろそろバレンタインデーか」
7 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 19:15:29.21 ID:CocF9MEo0
2月某日 世界虚空情報統制機構 調理室
ツバキ「・・・・・・・」マゼマゼ
ノエル「・・・・・・・」カシャカシャ
マコト「・・・・・・・」グルグル
ツバキ「よし、程よいぐらいに固まってきたわ」
ノエル「ふぅ・・・右腕が痛くなってきちゃったよぉ」ピタッ
マコト「のえるん、そんなんじゃ美味しいチョコレートはできないよ~?」グルグル
ノエル「やっぱりそうなのかなぁ?」
マコト「そうだよ!こういうのは美味しくなれって念じないと!」グルグル
ノエル「そうだよね!頑張れ、私!がんばれ、ノエル!」カシャカシャカシャ
マコト「その調子だよのえるん!」グルグル
ツバキ「さてと・・・チョコも混ぜ終わったし型に流し込もうっと」
ツバキ「(待ってて下さいねジン兄様…)」トロトロ
ツバキ「・・・・・・・」マゼマゼ
ノエル「・・・・・・・」カシャカシャ
マコト「・・・・・・・」グルグル
ツバキ「よし、程よいぐらいに固まってきたわ」
ノエル「ふぅ・・・右腕が痛くなってきちゃったよぉ」ピタッ
マコト「のえるん、そんなんじゃ美味しいチョコレートはできないよ~?」グルグル
ノエル「やっぱりそうなのかなぁ?」
マコト「そうだよ!こういうのは美味しくなれって念じないと!」グルグル
ノエル「そうだよね!頑張れ、私!がんばれ、ノエル!」カシャカシャカシャ
マコト「その調子だよのえるん!」グルグル
ツバキ「さてと・・・チョコも混ぜ終わったし型に流し込もうっと」
ツバキ「(待ってて下さいねジン兄様…)」トロトロ
10 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 19:16:55.64 ID:CocF9MEo0
ジン「ハザマ大尉、この部屋で何が行われているというのだ?」
ハザマ「えっ?お気づきにならないのですか?キサラギ少佐」
ハザマ「女性陣が腕によりをかけて料理を作っている以外何があるというんですかねぇ~?」
ジン「そういうことではないんだが」
ジン「何を作っているのかと聞いているんだ」
ハザマ「おやまぁ、キサラギ少佐は本当に鈍いんですねェ~」
ハザマ「えっ?お気づきにならないのですか?キサラギ少佐」
ハザマ「女性陣が腕によりをかけて料理を作っている以外何があるというんですかねぇ~?」
ジン「そういうことではないんだが」
ジン「何を作っているのかと聞いているんだ」
ハザマ「おやまぁ、キサラギ少佐は本当に鈍いんですねェ~」
13 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 19:18:18.20 ID:CocF9MEo0
ハザマ「今の時期ですとバレンタインが近いんでお菓子でも作っているんじゃないでしょうかね~?」
ハザマ「おおよそチョコレートとかクッキーとかその辺りを作っていると思いますよ」
ジン「バレンタインか・・・下らん風習だな」
ジン「あんなものに踊らされる女の心理とやらは解せぬ」
ハザマ「そうカリカリしなくてもいいと思いますけども・・・」
ハザマ「何せ年に一度のイベントですから、これぐらい目を瞑っても問題ないかと」
ジン「フン・・・こんな事に勤しむ暇があれば修練をしていただきたいものだが」
ハザマ「男には分からない、女性の事情なんてのもあるんですよ~?」
ハザマ「おおよそチョコレートとかクッキーとかその辺りを作っていると思いますよ」
ジン「バレンタインか・・・下らん風習だな」
ジン「あんなものに踊らされる女の心理とやらは解せぬ」
ハザマ「そうカリカリしなくてもいいと思いますけども・・・」
ハザマ「何せ年に一度のイベントですから、これぐらい目を瞑っても問題ないかと」
ジン「フン・・・こんな事に勤しむ暇があれば修練をしていただきたいものだが」
ハザマ「男には分からない、女性の事情なんてのもあるんですよ~?」
17 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 19:19:45.54 ID:ebCAu8ov0
ゴンかカイトにでもあげるのかと思った
18 TRICKぱぁっ! ◆/EEEEEEEEE 2012/02/14(火) 19:20:35.73 ID:Ol1AuH8a0
ジン・ウヅキかと思ったのに
19 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 19:21:14.77 ID:CocF9MEo0
ハザマ「でも今は女性が男性にチョコをあげるのに限らず友チョコや逆チョコなんてのもあったりしますが」
ハザマ「まぁ私はチョコレートよりゆでたまごの方がいいんですけどねェ~」
ジン「下らん・・・失礼させてもらう」ガチャ
ハザマ「やれやれ・・・気難しい人ですよ本当に」
ジン「(なるほど・・・男が男に渡しちゃってもいいんだな」)
ジン「フフフ・・・待っててね兄さん・・・」
ハザマ「まぁ私はチョコレートよりゆでたまごの方がいいんですけどねェ~」
ジン「下らん・・・失礼させてもらう」ガチャ
ハザマ「やれやれ・・・気難しい人ですよ本当に」
ジン「(なるほど・・・男が男に渡しちゃってもいいんだな」)
ジン「フフフ・・・待っててね兄さん・・・」
21 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 19:22:59.72 ID:CocF9MEo0
ノエル「ふぅ・・・こんだけ混ぜたら型に流し込んじゃっていいかな?」
ツバキ「いいと思うわよノエル」
ノエル「ありがとうツバキ。じゃあ流し込んじゃおうっと!」トロトロ
ツバキ「さて、私は後は冷やすだけね」
マコト「ツバキは手際がいいな~」
ツバキ「そうかしら?」
ツバキ「いいと思うわよノエル」
ノエル「ありがとうツバキ。じゃあ流し込んじゃおうっと!」トロトロ
ツバキ「さて、私は後は冷やすだけね」
マコト「ツバキは手際がいいな~」
ツバキ「そうかしら?」
22 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 19:25:11.73 ID:CocF9MEo0
マコト「そうだよ~混ぜ方とか手馴れてる感じがするしさ」
ノエル「やっぱお偉いところのお嬢様は違うんだね」
ツバキ「い、いやお菓子は作らせてもらえなかったしそれは関係ないと思うわよ?」
マコト「でも料理を手伝ってたならこの腕の良さも納得だよ!」
ツバキ「そ、そう?・・・ありがとう///」テレテレ
マコト「おやぁ?ツバキさん顔が赤くなってますよ~?」ニヤニヤ
ノエル「普段は秩序秩序言ってるのにこういうところは女の子だね!」クスクス
ツバキ「う、うるさいわよもう!」プンスカ
ノエル「やっぱお偉いところのお嬢様は違うんだね」
ツバキ「い、いやお菓子は作らせてもらえなかったしそれは関係ないと思うわよ?」
マコト「でも料理を手伝ってたならこの腕の良さも納得だよ!」
ツバキ「そ、そう?・・・ありがとう///」テレテレ
マコト「おやぁ?ツバキさん顔が赤くなってますよ~?」ニヤニヤ
ノエル「普段は秩序秩序言ってるのにこういうところは女の子だね!」クスクス
ツバキ「う、うるさいわよもう!」プンスカ
24 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 19:27:43.37 ID:CocF9MEo0
ツバキ「さてと・・・この勢いでケーキまで作ってしまおうかしら」
マコト「ま、まだ作るのかい?」
ノエル「バレンタイン用のチョコだけで良さそうなのに張り切ってるね」
ツバキ「まぁね。一年に一度のイベントだしこれぐらいは当然よ」
マコト「でもケーキといえば誕生日のイメージが強いけど誰か誕生日の人いたっけ?」
ノエル「ん~・・・どうだったかなぁ?」
マコト「まっいっか!」
マコト「ま、まだ作るのかい?」
ノエル「バレンタイン用のチョコだけで良さそうなのに張り切ってるね」
ツバキ「まぁね。一年に一度のイベントだしこれぐらいは当然よ」
マコト「でもケーキといえば誕生日のイメージが強いけど誰か誕生日の人いたっけ?」
ノエル「ん~・・・どうだったかなぁ?」
マコト「まっいっか!」
26 >>25 一年に一度の間違いだったわ 2012/02/14(火) 19:31:11.36 ID:CocF9MEo0
マコト「あたしは自分の分を先に完成させてしまわないと!」カシャカシャ
ノエル「そうよ、他人に構うぐらいなら自分の分を作らないと!」トロトロ
ツバキ「そういやノエルは誰に渡そうと思ってチョコを作ってるの?」
ノエル「ああああたし?・・・そうね~うーんとね・・・その・・・」
マコト「というか誰か渡す相手がいるの~?」ニヤニヤ
ノエル「ばっ・・・!それぐらいいるわよ!馬鹿にしないで!」
マコト「はいはい、馬鹿って言う方が馬鹿なんですぅ~」ニヤニヤ
ノエル「うぅ・・・」ウルウル
ノエル「そうよ、他人に構うぐらいなら自分の分を作らないと!」トロトロ
ツバキ「そういやノエルは誰に渡そうと思ってチョコを作ってるの?」
ノエル「ああああたし?・・・そうね~うーんとね・・・その・・・」
マコト「というか誰か渡す相手がいるの~?」ニヤニヤ
ノエル「ばっ・・・!それぐらいいるわよ!馬鹿にしないで!」
マコト「はいはい、馬鹿って言う方が馬鹿なんですぅ~」ニヤニヤ
ノエル「うぅ・・・」ウルウル
27 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 19:33:42.41 ID:CocF9MEo0
ツバキ「マコトは誰に渡そうと思ってるの?」
マコト「そうだね~ とりあえずあたしは数で勝負しようかなって思ってたり!」
マコト「とりあえずテロでばら撒く用にいっぱい作ろうかな、なんて!」
ツバキ「って事は義理チョコばかりを作っていると?」
マコト「ひどい言い方するな~」
マコト「あたしは単純にお世話になった人にチョコを渡して回るだけだよ?」
マコト「本命だとか義理だとかそんな考えはハナっからないよ!」エッヘン
ツバキ「なるほどね」
マコト「そうだね~ とりあえずあたしは数で勝負しようかなって思ってたり!」
マコト「とりあえずテロでばら撒く用にいっぱい作ろうかな、なんて!」
ツバキ「って事は義理チョコばかりを作っていると?」
マコト「ひどい言い方するな~」
マコト「あたしは単純にお世話になった人にチョコを渡して回るだけだよ?」
マコト「本命だとか義理だとかそんな考えはハナっからないよ!」エッヘン
ツバキ「なるほどね」
28 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 19:36:16.18 ID:CocF9MEo0
マコト「ツバキは誰に渡すの?」
ツバキ「わ、わたしっ?・・・それは秘密よ」
ツバキ「大体誰に渡すかなんて口から出すもんじゃないわよ?」カァァ
マコト「(あっ・・・顔が赤くなってる)」
マコト「(ツバキの事だからキサラギ先輩に渡す気だなぁ)」ニタァ
マコト「(そういや今思い出したけどバレンタインデーってキサラギ先輩の誕生日なんじゃあ・・・)」
ツバキ「わ、わたしっ?・・・それは秘密よ」
ツバキ「大体誰に渡すかなんて口から出すもんじゃないわよ?」カァァ
マコト「(あっ・・・顔が赤くなってる)」
マコト「(ツバキの事だからキサラギ先輩に渡す気だなぁ)」ニタァ
マコト「(そういや今思い出したけどバレンタインデーってキサラギ先輩の誕生日なんじゃあ・・・)」
29 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 19:38:39.55 ID:CocF9MEo0
マコト「ご、ごめんツバキ!野暮な詮索なんてしちゃってさ!」
ツバキ「まぁいいわ。こういう会話もバレンタインの醍醐味でもあるし・・・」
ノエル「シクシク・・・」
マコト「いつまで泣いているのさのえるん」
ツバキ「いや、泣かせたのは貴方でしょうマコト」
マコト「ぐぬぬ・・・」
一方その頃・・・
ジン「さて・・・材料となるチョコやトッピング、ボウルや型などは一通り揃えたぞ」
ジン「ンフフ…僕の作ったチョコが兄さんの腹の中におさまるなんて胸が熱くなるよ」
ジン「・・・でも普通に作ったチョコレートなんて兄さんが満足するのかな?」
ジン「兄さんの事だ。きっと満足しないと思う」
ジン「となると何か別の方法でチョコを作る事を考えないとな」
ジン「ん~・・・どうすべきだろうか」
ツバキ「まぁいいわ。こういう会話もバレンタインの醍醐味でもあるし・・・」
ノエル「シクシク・・・」
マコト「いつまで泣いているのさのえるん」
ツバキ「いや、泣かせたのは貴方でしょうマコト」
マコト「ぐぬぬ・・・」
一方その頃・・・
ジン「さて・・・材料となるチョコやトッピング、ボウルや型などは一通り揃えたぞ」
ジン「ンフフ…僕の作ったチョコが兄さんの腹の中におさまるなんて胸が熱くなるよ」
ジン「・・・でも普通に作ったチョコレートなんて兄さんが満足するのかな?」
ジン「兄さんの事だ。きっと満足しないと思う」
ジン「となると何か別の方法でチョコを作る事を考えないとな」
ジン「ん~・・・どうすべきだろうか」
31 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 19:41:23.45 ID:CocF9MEo0
ジン「・・・・・・・・・・・・」ポンポンポン
ジン「・・・・・・・・・・・・」ポンポンポン
ジン「閃いたぞ・・・!最高のバレンタインチョコのアイディアが!」チーン!
ジン「この方法なら兄さんも、僕も楽しめて一石二鳥だ」
ジン「しかし買ってきた分のチョコでは作れないな・・・」
ジン「こうなったら何点かはしごしてチョコを買い漁るとしよう」
ジン「・・・・・・・・・・・・」ポンポンポン
ジン「閃いたぞ・・・!最高のバレンタインチョコのアイディアが!」チーン!
ジン「この方法なら兄さんも、僕も楽しめて一石二鳥だ」
ジン「しかし買ってきた分のチョコでは作れないな・・・」
ジン「こうなったら何点かはしごしてチョコを買い漁るとしよう」
33 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 19:44:10.90 ID:CocF9MEo0
ところ変わって第七機関・・・
ココノエ「・・・・・・・・」グルグル
ココノエ「・・・・・・・・」カシャカシャ
ココノエ「・・・・・・・・」トロトロ
ココノエ「・・・後は仕上がりを待つのみ、か」
ココノエ「やはり徹夜での作業は捗るな」
テイガー「ジーッ」
ココノエ「・・・・・・・・」グルグル
ココノエ「・・・・・・・・」カシャカシャ
ココノエ「・・・・・・・・」トロトロ
ココノエ「・・・後は仕上がりを待つのみ、か」
ココノエ「やはり徹夜での作業は捗るな」
テイガー「ジーッ」
36 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 19:47:54.58 ID:CocF9MEo0
テイガー「(心配になって思わず隙間から覗いてみたが相変わらず研究に勤しんでいるようだな)」
テイガー「(これが普段のココノエだから問題ないとは思うが・・・)」
テイガー「(寝る間を惜しんでの作業が続いているとやはり気になるな)」
ココノエ「ふぁぁ・・・作業が終わった途端力が抜けてしまうのはなんでだろうな」
ココノエ「まぁいい、寝るとするか」カチッ
テイガー「(どうやら終わったようだな)」
テイガー「(ココノエ、ゆっくり休んでくれ)」
テイガー「(これが普段のココノエだから問題ないとは思うが・・・)」
テイガー「(寝る間を惜しんでの作業が続いているとやはり気になるな)」
ココノエ「ふぁぁ・・・作業が終わった途端力が抜けてしまうのはなんでだろうな」
ココノエ「まぁいい、寝るとするか」カチッ
テイガー「(どうやら終わったようだな)」
テイガー「(ココノエ、ゆっくり休んでくれ)」
37 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 19:50:25.79 ID:CocF9MEo0
ところ変わってカカ族の村
タオカカ「なぁなぁトラ姉、聞きたいことがあるんだニャス」
トラカカ「ん?なんニャスか、タオ」
タオカカ「バレンタインデーってのはおいしいのかー?」
トラカカ「ははは、バレンタインデーは食べ物じゃにゃいよ」
タオカカ「にゃにゃにゃ!?おいしくにゃいならどうでもいいニャス!」
タオカカ「なぁなぁトラ姉、聞きたいことがあるんだニャス」
トラカカ「ん?なんニャスか、タオ」
タオカカ「バレンタインデーってのはおいしいのかー?」
トラカカ「ははは、バレンタインデーは食べ物じゃにゃいよ」
タオカカ「にゃにゃにゃ!?おいしくにゃいならどうでもいいニャス!」
38 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 19:52:54.29 ID:o7zOunQd0
バーローじゃないのか
39 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 19:56:02.12 ID:CocF9MEo0
トラカカ「いやいや、食べ物ではにゃいがおいしいイベントではあるニャスよ」
タオカカ「というと?」
トラカカ「好きな人やお世話になった人にチョコレートをあげるというイベントニャスよ」
タオカカ「おお、タオはチョコレート大好きニャス!」
タオカカ「でもタオはあげるよりもらう方が嬉しいニャ」
トラカカ「まぁそういうニャ」
トラカカ「お世話になった人にあげて喜ぶ姿を見るのも悪くにゃいニャスよ?」
タオカカ「ほぉほぉ、そう聞くとチョコレートをあげたくなってきたニャス」
タオカカ「タオがお世話になっているのはいい人と、乳の人と、むさい人と、猫の人と・・・」
タオカカ「トラ姉ニャス!!」
トラカカ「おいおい、タオ。私にはそんな気遣いいらにゃいニャスよ?」
タオカカ「いや、トラカカには絶対渡すニャス!」
タオカカ「誰よりも早く、むさい人より早く渡すニャス!!」
タオカカ「というと?」
トラカカ「好きな人やお世話になった人にチョコレートをあげるというイベントニャスよ」
タオカカ「おお、タオはチョコレート大好きニャス!」
タオカカ「でもタオはあげるよりもらう方が嬉しいニャ」
トラカカ「まぁそういうニャ」
トラカカ「お世話になった人にあげて喜ぶ姿を見るのも悪くにゃいニャスよ?」
タオカカ「ほぉほぉ、そう聞くとチョコレートをあげたくなってきたニャス」
タオカカ「タオがお世話になっているのはいい人と、乳の人と、むさい人と、猫の人と・・・」
タオカカ「トラ姉ニャス!!」
トラカカ「おいおい、タオ。私にはそんな気遣いいらにゃいニャスよ?」
タオカカ「いや、トラカカには絶対渡すニャス!」
タオカカ「誰よりも早く、むさい人より早く渡すニャス!!」
40 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 19:59:26.37 ID:CocF9MEo0
トラカカ「それは心強いニャ。じゃあバレンタインデーは期待して待ってるニャス」
タオカカ「おー!待ってろニャストラカカ!」
タマカカ「タオね~ちゃん、あたしたちにもチョコちょおだ~い!」
ポチカカ「タオね~ちゃん!」
ヤルカカ「いい子にしてるから、おねが~い!」
タオカカ「おお、お前たちちびの分も勿論用意するぞ!」
ちびカカたち「わぁ~い!やったぁ~!」
タオカカ「みゅふふ、バレンタインデー待ち遠しいニャスね」
タオカカ「そうと決まればチョコを買って来るニャス!」ダダダッ
トラカカ「気をつけて行って来るニャスよ~」
タオカカ「おー!待ってろニャストラカカ!」
タマカカ「タオね~ちゃん、あたしたちにもチョコちょおだ~い!」
ポチカカ「タオね~ちゃん!」
ヤルカカ「いい子にしてるから、おねが~い!」
タオカカ「おお、お前たちちびの分も勿論用意するぞ!」
ちびカカたち「わぁ~い!やったぁ~!」
タオカカ「みゅふふ、バレンタインデー待ち遠しいニャスね」
タオカカ「そうと決まればチョコを買って来るニャス!」ダダダッ
トラカカ「気をつけて行って来るニャスよ~」
41 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 20:02:27.72 ID:CocF9MEo0
獣兵衛「おや、タオはどこかに出かけるのか?」
トラカカ「猫の人ニャスか。今チョコを買いにカグツチへと向かっていったニャ」
獣兵衛「ああ、そういえばもうすぐバレンタインデーだな」
獣兵衛「しかし物を欲しがるタオがチョコを買いに行くなんて珍しいな」
トラカカ「私がバレンタインの風習を教えたからニャ」
獣兵衛「そうかそうか、トラカカお前が教えてくれたんだな」ハハハ
トラカカ「ええ。人間たちの風習を教えない方が良かったニャスか?」
獣兵衛「俺は別に大丈夫だと思うぞ。むしろ人間の文化を教えてやった方がいい」
獣兵衛「体は成長していても、まだ見聞を広められていない女の子ってところだしな」ワハハ
獣兵衛「そんな訳でこれからも頼んだぞ、トラカカ」
トラカカ「おやすい御用ニャスよ」
トラカカ「猫の人ニャスか。今チョコを買いにカグツチへと向かっていったニャ」
獣兵衛「ああ、そういえばもうすぐバレンタインデーだな」
獣兵衛「しかし物を欲しがるタオがチョコを買いに行くなんて珍しいな」
トラカカ「私がバレンタインの風習を教えたからニャ」
獣兵衛「そうかそうか、トラカカお前が教えてくれたんだな」ハハハ
トラカカ「ええ。人間たちの風習を教えない方が良かったニャスか?」
獣兵衛「俺は別に大丈夫だと思うぞ。むしろ人間の文化を教えてやった方がいい」
獣兵衛「体は成長していても、まだ見聞を広められていない女の子ってところだしな」ワハハ
獣兵衛「そんな訳でこれからも頼んだぞ、トラカカ」
トラカカ「おやすい御用ニャスよ」
43 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 20:04:53.26 ID:CocF9MEo0
獣兵衛「そうだ、プラチナの様子はどうなんだ?」
トラカカ「彼女はチョコ作りにお熱ニャ」
トラカカ「獣兵衛さまに振り向いてもらうために頑張ってチョコを作るぞ~!って言いながら作っているようニャ」
獣兵衛「ハハハ、そいつは楽しみだな」
プラチナ「へっくしぇ!」グルグル
プラチナ「今誰かがルナ様の事を噂しているような気がする・・・」コトコト
トラカカ「彼女はチョコ作りにお熱ニャ」
トラカカ「獣兵衛さまに振り向いてもらうために頑張ってチョコを作るぞ~!って言いながら作っているようニャ」
獣兵衛「ハハハ、そいつは楽しみだな」
プラチナ「へっくしぇ!」グルグル
プラチナ「今誰かがルナ様の事を噂しているような気がする・・・」コトコト
44 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 20:07:32.66 ID:CocF9MEo0
プラチナ(セナ)「ルナ~そろそろ休憩しない~?」
プラチナ(ルナ)「何を甘えた事言ってるんだよセナ!」トントン
プラチナ(ルナ)「このルナ様が手を動かしていながらそんな事を言うのか!?」コトコト
プラチナ(セナ)「だ、だからこそ心配して休もうかって提案したんだよぉ・・・」
プラチナ(セナ)「というか体は一緒だから僕も疲れたんだけど・・・」
プラチナ(ルナ)「あー!もうっ!てめぇはろくに作ってないのに休むことしか考えてないよな!」
プラチナ(ルナ)「バレンタインまで日がないっていうのにそんな悠長な事言ってられっかよ!」カシャカシャ
プラチナ(ルナ)「何を甘えた事言ってるんだよセナ!」トントン
プラチナ(ルナ)「このルナ様が手を動かしていながらそんな事を言うのか!?」コトコト
プラチナ(セナ)「だ、だからこそ心配して休もうかって提案したんだよぉ・・・」
プラチナ(セナ)「というか体は一緒だから僕も疲れたんだけど・・・」
プラチナ(ルナ)「あー!もうっ!てめぇはろくに作ってないのに休むことしか考えてないよな!」
プラチナ(ルナ)「バレンタインまで日がないっていうのにそんな悠長な事言ってられっかよ!」カシャカシャ
45 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 20:11:14.65 ID:CocF9MEo0
プラチナ(ルナ)「まーセナはガキだかんな!」カシャカシャ
プラチナ(ルナ)「ガキはお乳でも飲んでさっさと寝ろ!」カシャカシャ
プラチナ(セナ)「ひ、ひどいよぉルナぁ・・・」シクシク
プラチナ(ルナ)「あーめんどくさっ!メソメソすんなよクソガキ!」
プラチナ(ルナ)「こうなったらルナ様だけでスペシャルでデリシャスなチョコを作ってやるかんな!」カシャカシャ
プラチナ(ルナ)「役立たずのセナはそこで指でもしゃぶって寝てろ!」カシャカシャ
プラチナ(セナ)「ううぅ・・・」シクシク
プラチナ(ルナ)「待っててね獣兵衛さま・・・!」
プラチナ(ルナ)「ガキはお乳でも飲んでさっさと寝ろ!」カシャカシャ
プラチナ(セナ)「ひ、ひどいよぉルナぁ・・・」シクシク
プラチナ(ルナ)「あーめんどくさっ!メソメソすんなよクソガキ!」
プラチナ(ルナ)「こうなったらルナ様だけでスペシャルでデリシャスなチョコを作ってやるかんな!」カシャカシャ
プラチナ(ルナ)「役立たずのセナはそこで指でもしゃぶって寝てろ!」カシャカシャ
プラチナ(セナ)「ううぅ・・・」シクシク
プラチナ(ルナ)「待っててね獣兵衛さま・・・!」
46 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 20:14:27.73 ID:CocF9MEo0
カグツチ城下町
タオカカ「チョコを追い求めてここまできたニャ」
タオカカ「とりあえずお店を何点か回ってみるニャス!」
タオカカ「手始めにカグツチマートに行ってみるニャス」
タオカカ「あ、肝心な事を忘れていたニャ」
タオカカ「無一文のまま来てしまったニャス」
タオカカ「こういう時にいい人がいればチョコどころかご飯もおごってもらえるというのに・・・」
タオカカ「チョコを追い求めてここまできたニャ」
タオカカ「とりあえずお店を何点か回ってみるニャス!」
タオカカ「手始めにカグツチマートに行ってみるニャス」
タオカカ「あ、肝心な事を忘れていたニャ」
タオカカ「無一文のまま来てしまったニャス」
タオカカ「こういう時にいい人がいればチョコどころかご飯もおごってもらえるというのに・・・」
48 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 20:20:26.89 ID:CocF9MEo0
ライチ「あらタオじゃない。どうしたの?」
タオカカ「おーっす乳のひとー!」ダダダッ
タオカカ「すごくいいタイミングで来てくれたニャス!!」ギュギュギュ
ライチ「え、ちょっとタオ!いきなり抱きつかれたらびっくりしちゃうわ!」
タオカカ「申し訳にゃいニャス・・・」ボインボイン
ライチ「謝りながら乳を揉まないの!」ペシペシ
タオカカ「うにゅ~・・・これぐらい許して欲しいニャス・・・」ションボリ
ライチ「い、いや流石に許せないことはあるんだしそこは分かって頂戴ね?」
タオカカ「分かったニャス」モミモミ
ライチ「本当に分かってるの、タオ?」
タオカカ「タオが分かったと言ったら分かっているんだニャス!」モミモミ
ライチ「発言と言動が違うわよ!」
タオカカ「おーっす乳のひとー!」ダダダッ
タオカカ「すごくいいタイミングで来てくれたニャス!!」ギュギュギュ
ライチ「え、ちょっとタオ!いきなり抱きつかれたらびっくりしちゃうわ!」
タオカカ「申し訳にゃいニャス・・・」ボインボイン
ライチ「謝りながら乳を揉まないの!」ペシペシ
タオカカ「うにゅ~・・・これぐらい許して欲しいニャス・・・」ションボリ
ライチ「い、いや流石に許せないことはあるんだしそこは分かって頂戴ね?」
タオカカ「分かったニャス」モミモミ
ライチ「本当に分かってるの、タオ?」
タオカカ「タオが分かったと言ったら分かっているんだニャス!」モミモミ
ライチ「発言と言動が違うわよ!」
49 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 20:23:38.41 ID:CocF9MEo0
タオカカ「(そんな事を言われても胸にでっかい肉まんがあったら揉みたくなるニャス」)
ライチ「で、何かお困りのようだけどどうかしたの?」
タオカカ「実はチョコを買いに来たけどお金を持たないまま来ちゃったニャス・・・」
ライチ「あらあら、それじゃあ何も買えないわね」クスクス
タオカカ「そんな訳で誰かにチョコをおごってもらおうかと考えていたところニャス!」
タオカカ「そしたら、タイミングを見計らったかのように乳の人が来てくれて嬉しくなったニャス!」
ライチ「それで嬉しさの余り飛びついてきちゃったということね」
ライチ「全く・・・本当にびっくりしたんだから」
タオカカ「申し訳ないニャス・・・」
ライチ「で、何かお困りのようだけどどうかしたの?」
タオカカ「実はチョコを買いに来たけどお金を持たないまま来ちゃったニャス・・・」
ライチ「あらあら、それじゃあ何も買えないわね」クスクス
タオカカ「そんな訳で誰かにチョコをおごってもらおうかと考えていたところニャス!」
タオカカ「そしたら、タイミングを見計らったかのように乳の人が来てくれて嬉しくなったニャス!」
ライチ「それで嬉しさの余り飛びついてきちゃったということね」
ライチ「全く・・・本当にびっくりしたんだから」
タオカカ「申し訳ないニャス・・・」
50 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 20:25:42.14 ID:CocF9MEo0
タオカカ「それで乳の人、チョコレートおごってくれるか?」
ライチ「おごる、っていう表現はあまり適切ではない気がするけど・・・」
ライチ「そうね、年に一度のイベントでもあるし」
ライチ「私も今からチョコを買おうと思ってたから一緒について来る?」
タオカカ「おお!いいニャスか!?」
ライチ「あまり買いすぎないようにね」ニコッ
タオカカ「流石神様仏様乳の人ニャスッ!」ギュー
ライチ「本当に調子がいいんだから・・・」ウフフ
ライチ「早速、カグツチマートの方に行きましょうか」
タオカカ「レッツゴーニャス!」
ライチ「おごる、っていう表現はあまり適切ではない気がするけど・・・」
ライチ「そうね、年に一度のイベントでもあるし」
ライチ「私も今からチョコを買おうと思ってたから一緒について来る?」
タオカカ「おお!いいニャスか!?」
ライチ「あまり買いすぎないようにね」ニコッ
タオカカ「流石神様仏様乳の人ニャスッ!」ギュー
ライチ「本当に調子がいいんだから・・・」ウフフ
ライチ「早速、カグツチマートの方に行きましょうか」
タオカカ「レッツゴーニャス!」
52 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 20:28:35.78 ID:CocF9MEo0
ライチ「さっ着いたわよ」
タオカカ「ここにチョコがあるニャスね!」
店員「さーさー!チョコレートが安くなってるよー!」
店員「バレンタイン用のチョコレートとしていかがですかー!」
ライチ「どうやらチョコのコーナーはあそこみたいよ」
タオカカ「行ってみるニャス!」
タオカカ「ここにチョコがあるニャスね!」
店員「さーさー!チョコレートが安くなってるよー!」
店員「バレンタイン用のチョコレートとしていかがですかー!」
ライチ「どうやらチョコのコーナーはあそこみたいよ」
タオカカ「行ってみるニャス!」
53 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 20:32:27.85 ID:CocF9MEo0
店員「お、お客様!そんなにいっぱい買われるのですか!?」
ジン「何か不都合でもあるというのか?」
店員「い、いや・・・私どもとしても独占する形ではなく幅広く売りたいのですが」
ジン「売り場に出している商品が売れて何か不服なのか?」ギロッ
客A「それあたしが買おうとしてた分よ!」プンプン
客B「あんた1人が独占するために売り場に出されているんじゃあないのよ!」ピキピキ
客C「大体かごいっぱいにチョコを詰める男の人なんて見たこと無いわよ!」
店員「・・・とこのようにおっしゃっていますので・・・どうにか買う数を減らしていただけないでしょうか?」
ジン「黙れ・・・!」ギロッ
ジン「貴様ら社畜は在庫が無くなる位品出しをしていればよいのだ・・・」
店員「ヒィッ!」ビクッ
ジン「何か不都合でもあるというのか?」
店員「い、いや・・・私どもとしても独占する形ではなく幅広く売りたいのですが」
ジン「売り場に出している商品が売れて何か不服なのか?」ギロッ
客A「それあたしが買おうとしてた分よ!」プンプン
客B「あんた1人が独占するために売り場に出されているんじゃあないのよ!」ピキピキ
客C「大体かごいっぱいにチョコを詰める男の人なんて見たこと無いわよ!」
店員「・・・とこのようにおっしゃっていますので・・・どうにか買う数を減らしていただけないでしょうか?」
ジン「黙れ・・・!」ギロッ
ジン「貴様ら社畜は在庫が無くなる位品出しをしていればよいのだ・・・」
店員「ヒィッ!」ビクッ
54 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 20:36:59.93 ID:CocF9MEo0
ジン「貴様ら女共もこうなる事ぐらいは分かっていたんだろ?」
客B「見当がついてても一気に持ち去られてしまう事は予想できないわよ!」
ジン「フン・・・なら今回の1件で学んだな」
ジン「さっさと行動しないとこうなってしまうって事にな」
ジン「むしろこれが分かっただけでも収穫があったと喜ぶべきだ」
ジン「年に一度のイベントが一回抜けただけで死にはしまい」
客A「うっ・・・!」
客C「なんなのよコイツ・・・」
ジン「分かったらささっと道を開けろ」
ジン「この障害・・・!」ギロッ
客&店員「ひぃぃ!」ササッ
ジン「さて、精算するか」
客B「見当がついてても一気に持ち去られてしまう事は予想できないわよ!」
ジン「フン・・・なら今回の1件で学んだな」
ジン「さっさと行動しないとこうなってしまうって事にな」
ジン「むしろこれが分かっただけでも収穫があったと喜ぶべきだ」
ジン「年に一度のイベントが一回抜けただけで死にはしまい」
客A「うっ・・・!」
客C「なんなのよコイツ・・・」
ジン「分かったらささっと道を開けろ」
ジン「この障害・・・!」ギロッ
客&店員「ひぃぃ!」ササッ
ジン「さて、精算するか」
58 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 20:38:48.07 ID:CocF9MEo0
店員「いらっしゃいまs・・・えええっ!?」
店員「しょ、商品お預かりします・・・」
タオカカ「チョコがあるエリアにきたぞー!」
ライチ「それじゃあサクッと選んで買っちゃいましょうか」
タオカカ「おー!」
売り場の張り紙「大変申し訳ございませんが、人気商品につき売り切れました」
タオカカ&ライチ「あ、あれ?」
店員「しょ、商品お預かりします・・・」
タオカカ「チョコがあるエリアにきたぞー!」
ライチ「それじゃあサクッと選んで買っちゃいましょうか」
タオカカ「おー!」
売り場の張り紙「大変申し訳ございませんが、人気商品につき売り切れました」
タオカカ&ライチ「あ、あれ?」
60 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 20:42:21.57 ID:CocF9MEo0
ライチ「おかしいわ。さっきまでいかがですか!って声がしてたのに・・・」
タオカカ「やっぱり人気の商品は売れ行きがいいニャスか?」
ライチ「いや、人気の商品を安売りでばら撒くってのは考えにくいわ」
ライチ「バレンタインは店側の販売戦略でもあるから売る側も稼ぎたいはずよ」
ライチ「だから販売側は余裕を持って在庫を出すはずなんだけど・・・」
ライチ「これだけ短時間で売れるって事は誰かが独占していったんじゃないかしら?」
タオカカ「そいつは許せないニャス・・・!」クワッ
タオカカ「タオの中で、何かが目覚めそうニャス!」ピラリラリーン
ライチ「もし独占していたとしたら精算に時間がかかっているはずだわ」
ライチ「レジの方に行ってみましょう!」
タオカカ「あいあいさー!ニャス!」ビュビュビューン
店員「お会計56746円です!」フゥ
ジン「結構買っていたんだな・・・ではこれで」スッ
店員「あ、すみません当店はそのカードがご利用できません」
ジン「」
タオカカ「やっぱり人気の商品は売れ行きがいいニャスか?」
ライチ「いや、人気の商品を安売りでばら撒くってのは考えにくいわ」
ライチ「バレンタインは店側の販売戦略でもあるから売る側も稼ぎたいはずよ」
ライチ「だから販売側は余裕を持って在庫を出すはずなんだけど・・・」
ライチ「これだけ短時間で売れるって事は誰かが独占していったんじゃないかしら?」
タオカカ「そいつは許せないニャス・・・!」クワッ
タオカカ「タオの中で、何かが目覚めそうニャス!」ピラリラリーン
ライチ「もし独占していたとしたら精算に時間がかかっているはずだわ」
ライチ「レジの方に行ってみましょう!」
タオカカ「あいあいさー!ニャス!」ビュビュビューン
店員「お会計56746円です!」フゥ
ジン「結構買っていたんだな・・・ではこれで」スッ
店員「あ、すみません当店はそのカードがご利用できません」
ジン「」
61 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 20:44:08.14 ID:P0h2D5rX0
ジン=フリークスじゃなかった
63 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 20:45:38.21 ID:Mo9aznlD0
どんだけ他のジンだと思って来る奴いるんだよwww
64 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 20:45:52.06 ID:CocF9MEo0
ジン「(くっ・・・!財布を見たら5万円しかなかったからカードを出したというのにこのザマだと・・・)」
ジン「(統制機構の衛士である身分が、金欠で取引中止なんて事になったらきっと語り継がれてしまうはずだ)」
ジン「(話なんてすぐに広まってしまう・・・)」
ジン「(こうなったら、僕の面子が立たない・・・!)」
ジン「(なんとしてでも、この危機を脱するしかないがどうする・・・?)」
タオカカ「んニャ?あそこにいるのはもしかしてキモい人ニャス?」
ジン「(!!)」
ジン「(ここは一か八かこの猫から金銭を巻き上げるしかあるまい・・・!)」
ジン「(統制機構の衛士である身分が、金欠で取引中止なんて事になったらきっと語り継がれてしまうはずだ)」
ジン「(話なんてすぐに広まってしまう・・・)」
ジン「(こうなったら、僕の面子が立たない・・・!)」
ジン「(なんとしてでも、この危機を脱するしかないがどうする・・・?)」
タオカカ「んニャ?あそこにいるのはもしかしてキモい人ニャス?」
ジン「(!!)」
ジン「(ここは一か八かこの猫から金銭を巻き上げるしかあるまい・・・!)」
65 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 20:49:26.40 ID:CocF9MEo0
店員「お客様、お支払いはどういたしますか?」
ジン「すまぬが一旦取引を中止させてもらう」
ジン「ただし、保留という形でな」サッ
店員「あっ!お客さまー!」アセアセ
ジン「いいところに来たな、猫」
タオカカ「もしかしてキモい人がチョコを独り占めしていったニャスか!?」ギロッ
ジン「なっ・・・!(こいつ、何故それを!?)」ピキリーン!
ジン「(動物の勘というべきものなのか・・・?)」
ジン「気になるか・・・?」
タオカカ「とっても気になるニャス」
ジン「では情報料として6746円いただこうか」ニヤリ
タオカカ「あっ、タオは無一文ニャス。悪いけどお金は払えないニャス」
ジン「」
ジン「すまぬが一旦取引を中止させてもらう」
ジン「ただし、保留という形でな」サッ
店員「あっ!お客さまー!」アセアセ
ジン「いいところに来たな、猫」
タオカカ「もしかしてキモい人がチョコを独り占めしていったニャスか!?」ギロッ
ジン「なっ・・・!(こいつ、何故それを!?)」ピキリーン!
ジン「(動物の勘というべきものなのか・・・?)」
ジン「気になるか・・・?」
タオカカ「とっても気になるニャス」
ジン「では情報料として6746円いただこうか」ニヤリ
タオカカ「あっ、タオは無一文ニャス。悪いけどお金は払えないニャス」
ジン「」
67 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 20:52:37.36 ID:CocF9MEo0
ジン「(やっぱり獣は役立たずだったのか・・・!)」
ジン「(誰か知ってるような奴はいないのか・・・?)」
ライチ「ハッ・・・ハァ・・・相変わらずタオは早いのね」
タオカカ「おーっす乳の人!また逢ったな!」
ライチ「ダメじゃないタオ・・・勝手に走っていっちゃあ」
ジン「(そうだ・・・この女なら金を持ってるに違いない)」
ライチ「あら貴方・・・」
ジン「・・・どうも」コホン
ジン「(誰か知ってるような奴はいないのか・・・?)」
ライチ「ハッ・・・ハァ・・・相変わらずタオは早いのね」
タオカカ「おーっす乳の人!また逢ったな!」
ライチ「ダメじゃないタオ・・・勝手に走っていっちゃあ」
ジン「(そうだ・・・この女なら金を持ってるに違いない)」
ライチ「あら貴方・・・」
ジン「・・・どうも」コホン
69 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 20:56:44.91 ID:CocF9MEo0
ライチ「統制機構の少佐さんがどうしてこんなところに?」
ジン「少し買い物をしていただけだ」
タオカカ「乳の人、キモい人がチョコを独占しているニャスよ」
ジン「なっ・・・!」ピキピキリーン!
ライチ「それは本当なのタオ?」
ジン「身も蓋も無いことを言うな!」
タオカカ「でもキモい人、タオから金を取ろうとしてたニャス」
ライチ「何ですって・・・!」キッ
タオカカ「情報が欲しければ金を渡せと言ってたニャス」
ジン「何を言ってるんだ!これ以上変な口を聞くのであれば凍らせてやろうか・・・!」タラタラ
タオカカ「でもキモい人なんだか顔が青ざめてるニャス」
タオカカ「それに心なしか冷や汗が出てるよーな」
ジン「!!!!!」タラッタラ
ジン「少し買い物をしていただけだ」
タオカカ「乳の人、キモい人がチョコを独占しているニャスよ」
ジン「なっ・・・!」ピキピキリーン!
ライチ「それは本当なのタオ?」
ジン「身も蓋も無いことを言うな!」
タオカカ「でもキモい人、タオから金を取ろうとしてたニャス」
ライチ「何ですって・・・!」キッ
タオカカ「情報が欲しければ金を渡せと言ってたニャス」
ジン「何を言ってるんだ!これ以上変な口を聞くのであれば凍らせてやろうか・・・!」タラタラ
タオカカ「でもキモい人なんだか顔が青ざめてるニャス」
タオカカ「それに心なしか冷や汗が出てるよーな」
ジン「!!!!!」タラッタラ
71 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 21:01:42.26 ID:CocF9MEo0
ライチ「で、どうなの少佐さん?」
ジン「(しょうがない、話すとするか)」
ジン「実はだな・・・」
ライチ「ということは貴方がチョコを独り占めしていったと」
ジン「そういうことになるな」
タオカカ「タオの推理は当たっていたニャス!」エッヘン
ライチ「こればかりはお手柄としか言えないわ、タオ」ナデナデ
タオカカ「にゅふふふふ~♪」ニヤニヤ
ジン「頼む!足りない分の金を貸していただけないだろうか・・・?」
ライチ「別にいいわよ」
ジン「何、それは本当か!?」
ライチ「ええ、大丈夫よ。それに返さなくてもいいわ」
タオカカ「流石神様女神様乳の人ニャスッ!」
ジン「(しょうがない、話すとするか)」
ジン「実はだな・・・」
ライチ「ということは貴方がチョコを独り占めしていったと」
ジン「そういうことになるな」
タオカカ「タオの推理は当たっていたニャス!」エッヘン
ライチ「こればかりはお手柄としか言えないわ、タオ」ナデナデ
タオカカ「にゅふふふふ~♪」ニヤニヤ
ジン「頼む!足りない分の金を貸していただけないだろうか・・・?」
ライチ「別にいいわよ」
ジン「何、それは本当か!?」
ライチ「ええ、大丈夫よ。それに返さなくてもいいわ」
タオカカ「流石神様女神様乳の人ニャスッ!」
72 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 21:05:06.64 ID:CocF9MEo0
ジン「ついでにこの事は貴様ら二人の秘密にしておいて欲しいが・・・」
ライチ「はいはい、大丈夫よ」ニコッ
ジン「かたじけないな・・・」
ライチ「でもこちらの条件をのんでもらえるならね」ニヤリ
ジン「フン・・・何がお望みだ?」
タオカカ「(いつものえらそーなキモい人に戻ったニャス)」
タオカカ「(もうちょっと謝り続けるキモい人を見たかったニャス)」
ライチ「はいはい、大丈夫よ」ニコッ
ジン「かたじけないな・・・」
ライチ「でもこちらの条件をのんでもらえるならね」ニヤリ
ジン「フン・・・何がお望みだ?」
タオカカ「(いつものえらそーなキモい人に戻ったニャス)」
タオカカ「(もうちょっと謝り続けるキモい人を見たかったニャス)」
73 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 21:09:22.58 ID:CocF9MEo0
ライチ「ずばり!払った分に相当するぐらいのチョコを分けていただきたいのよ」
ジン「悪いがそれは出来ないな」
ジン「そもそもこれは僕が勝ち取った分のチョコだ」
ジン「マーケットという戦場に出遅れた貴様らにやるチョコなどない」
ジン「戦争はチョコのようには甘くはないのだ」
ライチ「あら、少佐になれるほどの人がこんなにケチだとは思わなかったわ」
ライチ「そっちがそうなら、こっちだって手は考えてあるわ」
ジン「ほう、なんだと言うんだ?」
ライチ「貴方の失態を言いふらす事ぐらい想像できないかしら?」
ジン「なっ・・・!」
ジン「悪いがそれは出来ないな」
ジン「そもそもこれは僕が勝ち取った分のチョコだ」
ジン「マーケットという戦場に出遅れた貴様らにやるチョコなどない」
ジン「戦争はチョコのようには甘くはないのだ」
ライチ「あら、少佐になれるほどの人がこんなにケチだとは思わなかったわ」
ライチ「そっちがそうなら、こっちだって手は考えてあるわ」
ジン「ほう、なんだと言うんだ?」
ライチ「貴方の失態を言いふらす事ぐらい想像できないかしら?」
ジン「なっ・・・!」
74 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 21:11:01.63 ID:CocF9MEo0
ライチ「悪いけどこう見えて第七機関とは繋がりがあるのよ」
ライチ「そう、貴方たち統制機構とは対立しているような機関とね」
ライチ「第七機関といえばあのココノエ博士がいるところよ?」
ライチ「貴方たち衛士がいくら優秀な集団であっても負けずとも劣らないのがココノエ博士よ?」
ライチ「あの博士、統制機構の弱みを握る事は嫌いじゃなさそうだしこのままだと貴方の面目丸つぶれが確定よ?」
ココノエ「Z・・・Z・・・Z・・・へっくし!」
ライチ「話の種としては十分すぎるぐらいだし、私も顔が広い方だから広めようと思えば広められるしね」
ライチ「さぁ、どうするの少佐さん?」ニヤニヤ
ジン「医者の癖に悪魔だな貴様は・・・!」
タオカカ「(今日の乳の人は魔性の女ニャス)」
ライチ「そう、貴方たち統制機構とは対立しているような機関とね」
ライチ「第七機関といえばあのココノエ博士がいるところよ?」
ライチ「貴方たち衛士がいくら優秀な集団であっても負けずとも劣らないのがココノエ博士よ?」
ライチ「あの博士、統制機構の弱みを握る事は嫌いじゃなさそうだしこのままだと貴方の面目丸つぶれが確定よ?」
ココノエ「Z・・・Z・・・Z・・・へっくし!」
ライチ「話の種としては十分すぎるぐらいだし、私も顔が広い方だから広めようと思えば広められるしね」
ライチ「さぁ、どうするの少佐さん?」ニヤニヤ
ジン「医者の癖に悪魔だな貴様は・・・!」
タオカカ「(今日の乳の人は魔性の女ニャス)」
79 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 21:16:06.44 ID:CocF9MEo0
ジン「・・・分かった、貴様が払った分は二人で分けるがいい・・・!」
ライチ「理解が早くて助かるわ」ニコッ
ライチ「タオ、無事にチョコレートも買えたことだし分けましょうか」
タオカカ「やったーニャス!キモい人ありがとうだニャ!」
ジン「・・・次その名前を呼んだときは容赦なく斬るからな?」
タオカカ「むふふ~♪相変わらず怖い人ニャス♪」ルンルン
ジン「・・・・・・・」
ジン「(一時はどうなるかと思ったがこれで役者は揃った)」
ジン「後は溶かすのみ、か」
ジン「ふふふ・・・あと3日後だよ。楽しみだね、兄さん・・・」
ライチ「理解が早くて助かるわ」ニコッ
ライチ「タオ、無事にチョコレートも買えたことだし分けましょうか」
タオカカ「やったーニャス!キモい人ありがとうだニャ!」
ジン「・・・次その名前を呼んだときは容赦なく斬るからな?」
タオカカ「むふふ~♪相変わらず怖い人ニャス♪」ルンルン
ジン「・・・・・・・」
ジン「(一時はどうなるかと思ったがこれで役者は揃った)」
ジン「後は溶かすのみ、か」
ジン「ふふふ・・・あと3日後だよ。楽しみだね、兄さん・・・」
81 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 21:17:44.91 ID:CocF9MEo0
そして、2月14日 バレンタインデー当日
マコト「いよいよこの日が来たね・・・!」
ノエル「う、うん・・・!」
ツバキ「今日は三人にとって良い日であることを祈りながら、チョコを渡しましょう」
マコト「押っ!」
ノエル「うんっ!」
ツバキ「(ジン兄様・・・このツバキ、必ずや貴方を幸せにしてみせます!)」
マコト「いよいよこの日が来たね・・・!」
ノエル「う、うん・・・!」
ツバキ「今日は三人にとって良い日であることを祈りながら、チョコを渡しましょう」
マコト「押っ!」
ノエル「うんっ!」
ツバキ「(ジン兄様・・・このツバキ、必ずや貴方を幸せにしてみせます!)」
83 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 21:19:57.80 ID:CocF9MEo0
ハザマ「これはこれは・・・3人揃ってどこかお出かけでもなさるのですか?」
マコト「あっ、はいそんなところです!」
ツバキ「ハザマ大尉、本日は休日ですよね?」
ハザマ「ええ、本日は貴方たち3人とキサラギ少佐は非番ですねェ」
ハザマ「世間ではバレンなんとからしいですが私にとってはただの平日ですよ」
ハザマ「まぁせいぜい羽目を外さない程度にエンジョイしてきてくださいねェ」
ノエル「あっ!待ってください大尉!」
ハザマ「なんでしょうか?」
マコト「あっ、はいそんなところです!」
ツバキ「ハザマ大尉、本日は休日ですよね?」
ハザマ「ええ、本日は貴方たち3人とキサラギ少佐は非番ですねェ」
ハザマ「世間ではバレンなんとからしいですが私にとってはただの平日ですよ」
ハザマ「まぁせいぜい羽目を外さない程度にエンジョイしてきてくださいねェ」
ノエル「あっ!待ってください大尉!」
ハザマ「なんでしょうか?」
86 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 21:21:17.71 ID:CocF9MEo0
マコト「あたしたちが!」
ノエル「手間暇かけて作ったチョコを」
ツバキ「受け取っていただけないでしょうか?」
ハザマ「おやおや、それは嬉しいですねェ~」
ハザマ「レディの頼みとあれば断りませんよ」
ハザマ「もっとも、私にはチョコより喜ぶものがあるのはご存知でしょうけど」ボソ
ノエル「手間暇かけて作ったチョコを」
ツバキ「受け取っていただけないでしょうか?」
ハザマ「おやおや、それは嬉しいですねェ~」
ハザマ「レディの頼みとあれば断りませんよ」
ハザマ「もっとも、私にはチョコより喜ぶものがあるのはご存知でしょうけど」ボソ
89 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 21:25:20.55 ID:CocF9MEo0
マコト「そんなことがあろうかとゆでたまご入りチョコを作ってきました~!」
ノエル「わ、私もですっ!」
ツバキ「私は・・・お口にあうか分からなかったので普通のゆでたまごにしてきました」
ハザマ「貴方たち・・・」
ハザマ「わざわざ私の好みのものにしてくれたんですねェ」
ハザマ「いやぁ、出来る部下を持つということがこれほど素晴らしいことだなんて・・・」
ハザマ「私、身に染みて感じていますよ~」
マコト「(うわぁ・・・なんか凄く嘘くさいような事言ってるよ大尉)」
ツバキ「それでは行ってきますね」
ハザマ「道中、お気をつけて下さいね?」
ノエル「いや、任務じゃありませんし・・・」
ノエル「わ、私もですっ!」
ツバキ「私は・・・お口にあうか分からなかったので普通のゆでたまごにしてきました」
ハザマ「貴方たち・・・」
ハザマ「わざわざ私の好みのものにしてくれたんですねェ」
ハザマ「いやぁ、出来る部下を持つということがこれほど素晴らしいことだなんて・・・」
ハザマ「私、身に染みて感じていますよ~」
マコト「(うわぁ・・・なんか凄く嘘くさいような事言ってるよ大尉)」
ツバキ「それでは行ってきますね」
ハザマ「道中、お気をつけて下さいね?」
ノエル「いや、任務じゃありませんし・・・」
90 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 21:28:13.30 ID:CocF9MEo0
ツバキ「では失礼します」ガチャ
マコト「食べ過ぎて太らないように気をつけるんですよー」ガチャ
ハザマ「お気遣いの方、ありがとうございます」
ハザマ「さて・・・3人娘も出て行った事ですしもらったゆでたまごを味わうとしましょう」ガリッ
ハザマ「う~ん・・・殻を噛んでガリッといってしまうのもゆでたまごを味わう上で必要な要素ですねぇ~」
ハザマ「そしてとぅるんとした白身が舌の上で踊る・・・」ハムハム
ハザマ「〆は半熟、あるいは固めの黄身でアストラルフィニッシュと・・・」ハミハミ
ハザマ「うーん、ゆでたまごは人類が生んだ英知ですねェ」ハムハム
マコト「食べ過ぎて太らないように気をつけるんですよー」ガチャ
ハザマ「お気遣いの方、ありがとうございます」
ハザマ「さて・・・3人娘も出て行った事ですしもらったゆでたまごを味わうとしましょう」ガリッ
ハザマ「う~ん・・・殻を噛んでガリッといってしまうのもゆでたまごを味わう上で必要な要素ですねぇ~」
ハザマ「そしてとぅるんとした白身が舌の上で踊る・・・」ハムハム
ハザマ「〆は半熟、あるいは固めの黄身でアストラルフィニッシュと・・・」ハミハミ
ハザマ「うーん、ゆでたまごは人類が生んだ英知ですねェ」ハムハム
91 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 21:32:30.95 ID:CocF9MEo0
テイガー「良い朝だな。ココノエ、おはよう」
ココノエ「今起きたのかテイガー」
ココノエ「起きて早速だがお前に頼み事をしたい」
テイガー「なんだ?」
ココノエ「これを・・・あいつに届けてやって欲しい」
ココノエ「私が直接渡しに行くのもなんというか気が引けるしな」
テイガー「何、それぐらいお安い御用だ」
ココノエ「なんならカカ族の者に渡してくれてもいい」
ココノエ「そして中身を疑うようであれば見せてやっても構わん」
ココノエ「すまないが頼むぞ」
テイガー「分かった、では早速カカ族の村周辺に向かう」
92 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 21:35:05.56 ID:CocF9MEo0
ココノエ「その前にちょっと待てテイガー」
テイガー「なんだ?」
ココノエ「その・・・これ、いつもありがとうな」サッ
テイガー「この包みの中身は・・・チョコレートなのか?」
ココノエ「あぁ」コクッ
テイガー「そういえば今日はバレンタインだったな」
テイガー「任務の後にいただくとしよう」
テイガー「ありがとう、ココノエ」
ココノエ「!!!」ドキッ
ココノエ「わ、分かったから早く行って来い!」
テイガー「すまん、では改めて行ってくる」
テイガー「TR-0009テイガー、任務を遂行する!」ガシャンガシャン
ココノエ「・・・行ったか」
ココノエ「下僕として見ていたはずが・・・私の中の価値観が変わりそうだ」
ココノエ「さて、研究だ研究!」
テイガー「なんだ?」
ココノエ「その・・・これ、いつもありがとうな」サッ
テイガー「この包みの中身は・・・チョコレートなのか?」
ココノエ「あぁ」コクッ
テイガー「そういえば今日はバレンタインだったな」
テイガー「任務の後にいただくとしよう」
テイガー「ありがとう、ココノエ」
ココノエ「!!!」ドキッ
ココノエ「わ、分かったから早く行って来い!」
テイガー「すまん、では改めて行ってくる」
テイガー「TR-0009テイガー、任務を遂行する!」ガシャンガシャン
ココノエ「・・・行ったか」
ココノエ「下僕として見ていたはずが・・・私の中の価値観が変わりそうだ」
ココノエ「さて、研究だ研究!」
93 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 21:37:17.56 ID:CocF9MEo0
バング「うおおおおぉ!今日はバレンタインデーでござるっ!」
子分「お、お頭!急に叫ばないで下さいよ!」
バング「おお!それはすまなかったな!」
バング「だがしかぁし!ライチ殿からチョコをもらえると考えたら・・・」
バング「叫ばずにいられないでござるううううう!!」
子分「気持ちは分かりますけど声のトーンを控えめにして下されぇ!」
バング「むぐぐっ!」
子分「お、お頭!急に叫ばないで下さいよ!」
バング「おお!それはすまなかったな!」
バング「だがしかぁし!ライチ殿からチョコをもらえると考えたら・・・」
バング「叫ばずにいられないでござるううううう!!」
子分「気持ちは分かりますけど声のトーンを控えめにして下されぇ!」
バング「むぐぐっ!」
95 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 21:41:29.05 ID:CocF9MEo0
バング「しかし今日みたいな愛で溢れる日こそ情熱的に行くものでござるっ!」
バング「あわよくば二人の仲は深まり、熱い愛に包まれるであろうっ!」
子分「そう上手くいくもんなんですかねぇ~?」ボソッ
バング「とにかくっ!拙者は待つでござるよっ!」
バング「だから来て下され~!ライチ殿ぉぉぉぉぉ!!」
子分「お、お頭ぁ!あそこに人影が見えますぜ!」
バング「なななんとぉ!?」
バング「どうやらライチ殿が早速来てくれたんでござるな!」
バング「(この拙者、今日という日を待ちわびていたでござる!)」
タオカカ「おーっすむさい人!来てやったぞ!」
バング「うぉぉぉ!!ライチd・・・あるぇ~?」
バング「おお、すまんすまん!タオであったか!」ワハハハ
バング「(くっ・・・無念でござる・・・!)」
バング「あわよくば二人の仲は深まり、熱い愛に包まれるであろうっ!」
子分「そう上手くいくもんなんですかねぇ~?」ボソッ
バング「とにかくっ!拙者は待つでござるよっ!」
バング「だから来て下され~!ライチ殿ぉぉぉぉぉ!!」
子分「お、お頭ぁ!あそこに人影が見えますぜ!」
バング「なななんとぉ!?」
バング「どうやらライチ殿が早速来てくれたんでござるな!」
バング「(この拙者、今日という日を待ちわびていたでござる!)」
タオカカ「おーっすむさい人!来てやったぞ!」
バング「うぉぉぉ!!ライチd・・・あるぇ~?」
バング「おお、すまんすまん!タオであったか!」ワハハハ
バング「(くっ・・・無念でござる・・・!)」
96 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 21:44:36.12 ID:CocF9MEo0
タオカカ「むさい人~今日はタオが贈り物を持ってそっちに来たニャスよ!」
バング「へっ?何かくれるでござるか?」
タオカカ「タオがむさい人のためにチョコを買って来たニャス!」
タオカカ「是非とも受け取っていただきたいニャス!」
バング「タ、タオ・・・!」
バング「流石拙者の弟子でござるっ!!嬉しいでござるよ!!」ギュウウウ
タオカカ「むさい人暑苦しいニャス・・・」ダラダラ
ライチ「ハッハァ・・・相変わらずタオは早いわね」
タオカカ「おーっ!乳の人!!」
バング「なに!!!!!????」ダダダダダダダダッ
タオカカ「にゃにゃにゃ!?」
タオカカ「あんなに早く走るむさい人、初めて見たニャス」
バング「へっ?何かくれるでござるか?」
タオカカ「タオがむさい人のためにチョコを買って来たニャス!」
タオカカ「是非とも受け取っていただきたいニャス!」
バング「タ、タオ・・・!」
バング「流石拙者の弟子でござるっ!!嬉しいでござるよ!!」ギュウウウ
タオカカ「むさい人暑苦しいニャス・・・」ダラダラ
ライチ「ハッハァ・・・相変わらずタオは早いわね」
タオカカ「おーっ!乳の人!!」
バング「なに!!!!!????」ダダダダダダダダッ
タオカカ「にゃにゃにゃ!?」
タオカカ「あんなに早く走るむさい人、初めて見たニャス」
98 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 21:46:47.88 ID:CocF9MEo0
バング「ラーーーイチどのおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」ドドドドドッ
ライチ「あらバングさん、こんにちは」ニコッ
バング「こんにちはでござるライチ殿」
バング「・・・」
ライチ「・・・」
バング「(ま、まずい!会話が続かないでござるっ!)」
バング「(チョコをもらうことは想定していたというのに、こんなところまで頭が回らなかったでござる!)」
ライチ「あらバングさん、こんにちは」ニコッ
バング「こんにちはでござるライチ殿」
バング「・・・」
ライチ「・・・」
バング「(ま、まずい!会話が続かないでござるっ!)」
バング「(チョコをもらうことは想定していたというのに、こんなところまで頭が回らなかったでござる!)」
99 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 21:51:00.32 ID:CocF9MEo0
バング「(いきなり、バレンタインでござるなーチラッチラなんてがっつくのは男としてどうかと思うでござる・・・)」
バング「(なんとかそれらしく促せたらベストでござるが)」
ライチ「あの・・・バングさん?」
バング「はいぃ!?」
ライチ「これ・・・良かったらどうぞ」スッ
バング「!!!!!!!!」ドキーン
バング「(なんとかそれらしく促せたらベストでござるが)」
ライチ「あの・・・バングさん?」
バング「はいぃ!?」
ライチ「これ・・・良かったらどうぞ」スッ
バング「!!!!!!!!」ドキーン
100 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 21:54:11.43 ID:CocF9MEo0
ライチ「いつも咎追いの仕事、ご苦労様です」ニコッ
ライチ「これは・・・いつもお世話になっている私からのささやかなプレゼントです」ニコッ
バング「さ、ささやかなんて!」
バング「謙遜もいいところでござるよライチ殿!!」
ライチ「いや、でも年に一度腕を振るうだけで済んじゃいますし・・・」
ライチ「いつもありがとうございます」
ライチ「そしてこれからも頑張ってくださいね」ニッコリ
バング「は、はいぃぃぃぃ!」ドキドキ
ライチ「すみません、もうちょっと長くいたいものですが昼からの診察時間も迫っているのでこれで失礼しますね」タタタッ
バング「あ、ありがとうでござるライチ殿!」
ライチ「これは・・・いつもお世話になっている私からのささやかなプレゼントです」ニコッ
バング「さ、ささやかなんて!」
バング「謙遜もいいところでござるよライチ殿!!」
ライチ「いや、でも年に一度腕を振るうだけで済んじゃいますし・・・」
ライチ「いつもありがとうございます」
ライチ「そしてこれからも頑張ってくださいね」ニッコリ
バング「は、はいぃぃぃぃ!」ドキドキ
ライチ「すみません、もうちょっと長くいたいものですが昼からの診察時間も迫っているのでこれで失礼しますね」タタタッ
バング「あ、ありがとうでござるライチ殿!」
102 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 21:56:15.93 ID:CocF9MEo0
バング「ついにこの時が来たでござる・・・!」
バング「このシシガミ・バング、生まれて初めて意中の者からチョコをもらえたでござるっ!」
バング「うぐっ・・・!この溢れ出す感情を抑えることが出来るでござるか!?」
バング「いや、出来はしない!!」バーンバンバンババーン
バング「うおおおおおおおおおお!!風よりも速く、林よりも静かにぃ!炎よりも熱く、山よりも高くにぃ!」バーニングタマシイー
バング「フハハハハハハハ!!我が世の春が来たでござるうううううう!!」シュババババ
タオカカ「にゃにゃにゃ!?」
タオカカ「むさい人が金色になって走り抜けていったニャス・・・」
タオカカ「タオも負けずに走るニャスよ!」タタッタッタ
タオカカ「・・・でも一旦カカの村に帰るニャス」
バング「このシシガミ・バング、生まれて初めて意中の者からチョコをもらえたでござるっ!」
バング「うぐっ・・・!この溢れ出す感情を抑えることが出来るでござるか!?」
バング「いや、出来はしない!!」バーンバンバンババーン
バング「うおおおおおおおおおお!!風よりも速く、林よりも静かにぃ!炎よりも熱く、山よりも高くにぃ!」バーニングタマシイー
バング「フハハハハハハハ!!我が世の春が来たでござるうううううう!!」シュババババ
タオカカ「にゃにゃにゃ!?」
タオカカ「むさい人が金色になって走り抜けていったニャス・・・」
タオカカ「タオも負けずに走るニャスよ!」タタッタッタ
タオカカ「・・・でも一旦カカの村に帰るニャス」
103 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 21:58:46.35 ID:CocF9MEo0
テイガー「ふむ、カカ族の村周辺まで来たな」
テイガー「誰か身内の者に出会うと良いのだが」
トラカカ「そこの者、何をしているニャ?」
テイガー「これは・・・カカの娘か」
トラカカ「貴方は・・・赤鬼ニャスか?」
テイガー「いかにも」
トラカカ「・・・第七機関の赤鬼が何故このような場所に?」
テイガー「実は君たちの身内の者からこれを渡してくれとな・・・」スッ
トラカカ「包み紙からしてチョコレートニャスか?」
テイガー「あぁ、疑わしいなら中身を開けてもらってもかまわないと言っていた」
トラカカ「そこまでするほど疑ってはいニャいよ」
テイガー「誰か身内の者に出会うと良いのだが」
トラカカ「そこの者、何をしているニャ?」
テイガー「これは・・・カカの娘か」
トラカカ「貴方は・・・赤鬼ニャスか?」
テイガー「いかにも」
トラカカ「・・・第七機関の赤鬼が何故このような場所に?」
テイガー「実は君たちの身内の者からこれを渡してくれとな・・・」スッ
トラカカ「包み紙からしてチョコレートニャスか?」
テイガー「あぁ、疑わしいなら中身を開けてもらってもかまわないと言っていた」
トラカカ「そこまでするほど疑ってはいニャいよ」
104 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 22:00:34.40 ID:CocF9MEo0
トラカカ「しかし肝心の送り主は誰ニャスか?」
テイガー「言っただろう?君たちの身内にあたる人物だとな」
テイガー「これを獣兵衛殿に渡していただきたいのだが大丈夫か?」
トラカカ「猫の人の身内・・・おおよそ見当がついたニャ」
トラカカ「それなら大丈夫ニャス。私が事情を話しておくニャスよ」
テイガー「ご理解いただき、感謝する」
テイガー「それでは私は帰る。後は頼んだぞ」
トラカカ「任せてくれニャ」ササッ
テイガー「言っただろう?君たちの身内にあたる人物だとな」
テイガー「これを獣兵衛殿に渡していただきたいのだが大丈夫か?」
トラカカ「猫の人の身内・・・おおよそ見当がついたニャ」
トラカカ「それなら大丈夫ニャス。私が事情を話しておくニャスよ」
テイガー「ご理解いただき、感謝する」
テイガー「それでは私は帰る。後は頼んだぞ」
トラカカ「任せてくれニャ」ササッ
105 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 22:03:58.31 ID:CocF9MEo0
プラチナ「ついにこの日が来たんだな・・・!」
プラチナ「チョコよーし!ラッピングよーし!リボンよーし!」
プラチナ「獣兵衛さまの喜ぶ顔がもうすぐで見られるんだよなぁ・・・」ワクワク
プラチナ「すごく楽しみっ!」
獣兵衛「」テクテク
プラチナ「おお、噂をすれば獣兵衛さま!」
プラチナ「獣兵衛さまぁ!」タッタッタッタ
プラチナ「うわっ!」ヨロヨロッ
獣兵衛「ん?今の声は・・・」
プラチナ「いてっ!」ズデーン
ピキッ!
プラチナ「いてて・・・ってうわっ!」
プラチナ「今のでチョコが割れちゃった・・・?」アセアセ
プラチナ「チョコよーし!ラッピングよーし!リボンよーし!」
プラチナ「獣兵衛さまの喜ぶ顔がもうすぐで見られるんだよなぁ・・・」ワクワク
プラチナ「すごく楽しみっ!」
獣兵衛「」テクテク
プラチナ「おお、噂をすれば獣兵衛さま!」
プラチナ「獣兵衛さまぁ!」タッタッタッタ
プラチナ「うわっ!」ヨロヨロッ
獣兵衛「ん?今の声は・・・」
プラチナ「いてっ!」ズデーン
ピキッ!
プラチナ「いてて・・・ってうわっ!」
プラチナ「今のでチョコが割れちゃった・・・?」アセアセ
106 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 22:06:15.86 ID:CocF9MEo0
獣兵衛「おや、プラチナじゃないか」
獣兵衛「俺の名を呼んでどうしたんだい?」
プラチナ「じゅ、獣兵衛さまぁ・・・!」ウルウル
獣兵衛「おいおい、いきなり泣いてどうした?」
プラチナ「ルナがせっかくチョコを作ったのに・・・もしかして割れちゃったかも知れない・・・」
プラチナ「獣兵衛さまに喜んでもらおうと思って作ったのに・・・」
プラチナ「よろけてしまっただけで台無しに・・・」シクシク
プラチナ「ううぅ・・・ごめんなさい獣兵衛さまぁ・・・!」シクシク
獣兵衛「なるほどな・・・そいつは残念だ」
プラチナ「そうですよね・・・」ウェーン
獣兵衛「俺の名を呼んでどうしたんだい?」
プラチナ「じゅ、獣兵衛さまぁ・・・!」ウルウル
獣兵衛「おいおい、いきなり泣いてどうした?」
プラチナ「ルナがせっかくチョコを作ったのに・・・もしかして割れちゃったかも知れない・・・」
プラチナ「獣兵衛さまに喜んでもらおうと思って作ったのに・・・」
プラチナ「よろけてしまっただけで台無しに・・・」シクシク
プラチナ「ううぅ・・・ごめんなさい獣兵衛さまぁ・・・!」シクシク
獣兵衛「なるほどな・・・そいつは残念だ」
プラチナ「そうですよね・・・」ウェーン
107 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 22:07:19.45 ID:qp6PqvgJO
プラチナってあざといよね!
108 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 22:08:28.60 ID:CocF9MEo0
獣兵衛「まぁまぁ、そうがっかりするな」
獣兵衛「俺は割れたチョコであろうと手作りのチョコは食すつもりだぞ?」
獣兵衛「本当に作ってくれてありがとうな」ギュッ
プラチナ「!!!!!!」カァッー
プラチナ「(じゅ、じゅうべいさま初めてルナのことを抱いてくれたよ!)」
プラチナ「う・・・うわぁぁぁぁぁん!!!」ビエーン
獣兵衛「お、おいおいこれは俺が泣かせてしまったのか・・・?」ハッハッハ・・・
トラカカ「おや、猫の人そこにいたニャスか」
タオカカ「猫のひとー!!」
獣兵衛「おお、お前たちも来たか」
獣兵衛「俺は割れたチョコであろうと手作りのチョコは食すつもりだぞ?」
獣兵衛「本当に作ってくれてありがとうな」ギュッ
プラチナ「!!!!!!」カァッー
プラチナ「(じゅ、じゅうべいさま初めてルナのことを抱いてくれたよ!)」
プラチナ「う・・・うわぁぁぁぁぁん!!!」ビエーン
獣兵衛「お、おいおいこれは俺が泣かせてしまったのか・・・?」ハッハッハ・・・
トラカカ「おや、猫の人そこにいたニャスか」
タオカカ「猫のひとー!!」
獣兵衛「おお、お前たちも来たか」
109 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 22:11:00.09 ID:CocF9MEo0
トラカカ「おや?なんでプラチナが泣いてるニャス?」
プラチナ「ほ、ほっとけよ!」
獣兵衛「実はだな・・・」ゴニョゴニョ
トラカカ「なるほどニャ」
タオカカ「魔法使いの人もおっちょこちょいニャスね!」
プラチナ「なんだとー!」ポコスカ
タオカカ「痛いニャス!」
獣兵衛「こらこら、止めないかプラチナ」
プラチナ「フン!命拾いしたな猫!」
タオカカ「ひどい仕打ちニャス・・・」
プラチナ「ほ、ほっとけよ!」
獣兵衛「実はだな・・・」ゴニョゴニョ
トラカカ「なるほどニャ」
タオカカ「魔法使いの人もおっちょこちょいニャスね!」
プラチナ「なんだとー!」ポコスカ
タオカカ「痛いニャス!」
獣兵衛「こらこら、止めないかプラチナ」
プラチナ「フン!命拾いしたな猫!」
タオカカ「ひどい仕打ちニャス・・・」
110 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 22:13:10.71 ID:CocF9MEo0
獣兵衛「で、お前たちも何か俺に用があるのか?」
トラカカ「えぇ、これを・・・」スッ
タオカカ「猫の人、受け取って欲しいニャス!!」スッ
獣兵衛「おお、四角い箱に包み紙・・・!チョコレートだな!」
タオカカ「ご名答ニャス!」
タオカカ「トラ姉にもあげるニャス!」ササッ
トラカカ「ふふっありがとうニャス」
トラカカ「じゃあ私からもタオにチョコをプレゼントするニャス」サッ
タオカカ「おおお!トラ姉からもチョコをもらえたニャス!」
タオカカ「これで乳の人に続いて二個目ニャス!」ルンルン
獣兵衛「ははは、もらいあってハッピーだなぁ!」
プラチナ「・・・・・・・」ムスムス
トラカカ「えぇ、これを・・・」スッ
タオカカ「猫の人、受け取って欲しいニャス!!」スッ
獣兵衛「おお、四角い箱に包み紙・・・!チョコレートだな!」
タオカカ「ご名答ニャス!」
タオカカ「トラ姉にもあげるニャス!」ササッ
トラカカ「ふふっありがとうニャス」
トラカカ「じゃあ私からもタオにチョコをプレゼントするニャス」サッ
タオカカ「おおお!トラ姉からもチョコをもらえたニャス!」
タオカカ「これで乳の人に続いて二個目ニャス!」ルンルン
獣兵衛「ははは、もらいあってハッピーだなぁ!」
プラチナ「・・・・・・・」ムスムス
111 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 22:16:49.55 ID:CocF9MEo0
プラチナ「フン!言っとくけどルナ様のチョコが一番獣兵衛さまが喜んでくれるチョコなんだからな!」
獣兵衛「それは違うぞプラチナ」
プラチナ「えっ・・・?」
獣兵衛「確かに俺はプラチナからチョコをもらった時は嬉しかったさ」
獣兵衛「愛情を注いで、手塩に掛けて作ってくれた手作りチョコだもんな」
獣兵衛「しかし、それはタオとトラカカの二匹にも同じことが言えるぞ」
獣兵衛「手作りではなかったとしてもチョコをプレゼントしてくれたんだからな」
獣兵衛「最も、もらう側の俺からすれば誰が一番だとかそんなもんはどうでもいい」
獣兵衛「あるのは、感謝の気持ちだけって言ったところだな」
プラチナ「う・・・ううぅ・・・」
獣兵衛「!?(まずい、今の一言は逆効果だったのか!?」
獣兵衛「それは違うぞプラチナ」
プラチナ「えっ・・・?」
獣兵衛「確かに俺はプラチナからチョコをもらった時は嬉しかったさ」
獣兵衛「愛情を注いで、手塩に掛けて作ってくれた手作りチョコだもんな」
獣兵衛「しかし、それはタオとトラカカの二匹にも同じことが言えるぞ」
獣兵衛「手作りではなかったとしてもチョコをプレゼントしてくれたんだからな」
獣兵衛「最も、もらう側の俺からすれば誰が一番だとかそんなもんはどうでもいい」
獣兵衛「あるのは、感謝の気持ちだけって言ったところだな」
プラチナ「う・・・ううぅ・・・」
獣兵衛「!?(まずい、今の一言は逆効果だったのか!?」
112 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 22:17:42.26 ID:CocF9MEo0
プラチナ「獣兵衛さまああああああ!!感動しましたああああああ!!」ボロボロ
獣兵衛「・・・へ?」
タオカカ・トラカカ「へっ?」
プラチナ「まさか獣兵衛さまがそうお考えになっているとも知らずに・・・」
プラチナ「それなのに独りよがりな態度を取り続けちゃいました・・・」
プラチナ「これからはもっと大人になるんで許してやってくれませんか!?」
タオカカ「はは~・・・なんだか予想外の展開ニャス」
獣兵衛「うむ、分かってくれたらそれでいいぞ」
プラチナ「本当に・・・?やったぁ!」
プラチナ「来年は今年以上の出来のチョコを作りますからね!」
プラチナ「いいいいやっほおおおおおおお!」スタスタ
タオカカ「全く・・・お調子者ニャス」
トラカカ「タオ、お前が言うニャ」
タオカカ「ぐにゅにゅ・・・」
獣兵衛「・・・へ?」
タオカカ・トラカカ「へっ?」
プラチナ「まさか獣兵衛さまがそうお考えになっているとも知らずに・・・」
プラチナ「それなのに独りよがりな態度を取り続けちゃいました・・・」
プラチナ「これからはもっと大人になるんで許してやってくれませんか!?」
タオカカ「はは~・・・なんだか予想外の展開ニャス」
獣兵衛「うむ、分かってくれたらそれでいいぞ」
プラチナ「本当に・・・?やったぁ!」
プラチナ「来年は今年以上の出来のチョコを作りますからね!」
プラチナ「いいいいやっほおおおおおおお!」スタスタ
タオカカ「全く・・・お調子者ニャス」
トラカカ「タオ、お前が言うニャ」
タオカカ「ぐにゅにゅ・・・」
113 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 22:21:05.74 ID:CocF9MEo0
獣兵衛「それでお前たちはこれからどうするんだ?」
トラカカ「私はここに残るニャス」
タオカカ「タオはいい人にチョコを贈るニャス!」
獣兵衛「おお、あいつの元まで行ってくるんだな」
タオカカ「そうそうトラ姉、このチョコをちびたちに渡してやってくれにゃいか?」
トラカカ「分かったニャ。タオからのチョコだと言っておくニャス」
タオカカ「ありがとうだニャ」
タオカカ「それじゃあ行ってくるニャス!」バビューン
獣兵衛「気をつけて行って来いよ~」
トラカカ「私はここに残るニャス」
タオカカ「タオはいい人にチョコを贈るニャス!」
獣兵衛「おお、あいつの元まで行ってくるんだな」
タオカカ「そうそうトラ姉、このチョコをちびたちに渡してやってくれにゃいか?」
トラカカ「分かったニャ。タオからのチョコだと言っておくニャス」
タオカカ「ありがとうだニャ」
タオカカ「それじゃあ行ってくるニャス!」バビューン
獣兵衛「気をつけて行って来いよ~」
114 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 22:22:56.82 ID:CocF9MEo0
トラカカ「さてと・・・猫の人、これを」サッ
獣兵衛「ん?俺は先ほどお前のチョコをもらったぞ?」
トラカカ「違うニャ。第七機関の赤鬼から渡してくれと頼まれたニャス」
獣兵衛「第七機関というと・・・あいつが勤めているところか」
獣兵衛「・・・年に一度ぐらい直接会って渡してくれても良かったと思うが」
獣兵衛「あいつにもあいつの事情があるんだな」
獣兵衛「だが確かに受け取ったぞ」
獣兵衛「最愛の娘、ココノエよ」
獣兵衛「ん?俺は先ほどお前のチョコをもらったぞ?」
トラカカ「違うニャ。第七機関の赤鬼から渡してくれと頼まれたニャス」
獣兵衛「第七機関というと・・・あいつが勤めているところか」
獣兵衛「・・・年に一度ぐらい直接会って渡してくれても良かったと思うが」
獣兵衛「あいつにもあいつの事情があるんだな」
獣兵衛「だが確かに受け取ったぞ」
獣兵衛「最愛の娘、ココノエよ」
115 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 22:25:14.59 ID:CocF9MEo0
ラグナ「ふぅ・・・腹が減ってきたな」
ラグナ「世間ではバレンタインとか抜かしてやがるが」
ラグナ「ぶっちゃけ食えるものだったら何でもいいってのが本音だ」
ラグナ「・・・しかしタオに飯をおごったせいで無一文じゃねぇか」
ラグナ「こんな時はチョコでもいいから食いたいもんだわ」ハァ
ノエル「ラグナ・ザ・ブラッドエッジ!」
ラグナ「そ、その声は!」
ラグナ「なんだ、馬鹿ノエルじゃねぇか」
ノエル「だから、馬鹿って言う方が馬鹿なんです!」プンプン
ラグナ「うるせー!ノエルの癖に生意気なんだよ!」キッ
ノエル「ひぃぃっ!?」ビクッ
ラグナ「世間ではバレンタインとか抜かしてやがるが」
ラグナ「ぶっちゃけ食えるものだったら何でもいいってのが本音だ」
ラグナ「・・・しかしタオに飯をおごったせいで無一文じゃねぇか」
ラグナ「こんな時はチョコでもいいから食いたいもんだわ」ハァ
ノエル「ラグナ・ザ・ブラッドエッジ!」
ラグナ「そ、その声は!」
ラグナ「なんだ、馬鹿ノエルじゃねぇか」
ノエル「だから、馬鹿って言う方が馬鹿なんです!」プンプン
ラグナ「うるせー!ノエルの癖に生意気なんだよ!」キッ
ノエル「ひぃぃっ!?」ビクッ
117 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 22:30:24.29 ID:CocF9MEo0
ラグナ「んで、今日はどんな用件で来たんだよ?」
ノエル「あ、あのラグナさん・・・///」ポワァー
ラグナ「って何で顔赤くなっちゃってんの!?お前!?」
ノエル「べ、別に赤くなってません!///」カァー
ラグナ「・・・熱でもあるんじゃねぇのか?」
ノエル「ありませんっ!」プッー
ラグナ「にしてもぷーって顔を膨らませるとなんというか滑稽だな」
ラグナ「深海にいそうな出で立ちをしてるぞ」
ノエル「そこまでひどく言わないで下さいっ!」プンプン
ノエル「あ、あのラグナさん・・・///」ポワァー
ラグナ「って何で顔赤くなっちゃってんの!?お前!?」
ノエル「べ、別に赤くなってません!///」カァー
ラグナ「・・・熱でもあるんじゃねぇのか?」
ノエル「ありませんっ!」プッー
ラグナ「にしてもぷーって顔を膨らませるとなんというか滑稽だな」
ラグナ「深海にいそうな出で立ちをしてるぞ」
ノエル「そこまでひどく言わないで下さいっ!」プンプン
118 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 22:32:02.54 ID:CocF9MEo0
ノエル「それで・・・これを」スッ
ラグナ「なんだぁ?この包装紙はぁ?」
ノエル「そ、その・・・チチチチチチチt・・・」
ラグナ「あれか、太っといお魚のソーセージって奴か」
ノエル「違いますって!!」プンプン
ラグナ「冗談だ。チョコレートなんだよな?」
ノエル「」コクッ
ラグナ「そいつはありがてぇ・・・」
ジン「(あそこにいるのは兄さん・・・とヴァーミリオン少尉か?)」
ジン「(まさかあの障害兄さんに何かそそのかしたんじゃあないだろうなぁ・・・!)」ギロッ
ラグナ「なんだぁ?この包装紙はぁ?」
ノエル「そ、その・・・チチチチチチチt・・・」
ラグナ「あれか、太っといお魚のソーセージって奴か」
ノエル「違いますって!!」プンプン
ラグナ「冗談だ。チョコレートなんだよな?」
ノエル「」コクッ
ラグナ「そいつはありがてぇ・・・」
ジン「(あそこにいるのは兄さん・・・とヴァーミリオン少尉か?)」
ジン「(まさかあの障害兄さんに何かそそのかしたんじゃあないだろうなぁ・・・!)」ギロッ
121 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 22:37:30.18 ID:CocF9MEo0
ラグナ「馬鹿の癖に出来るじゃねぇか」
ノエル「だから馬鹿馬鹿言わないでください!」
ラグナ「うっせーこの馬鹿!」
ラグナ「まぁこの馬鹿が作ったチョコをいただいてやるって言うんだ」
ラグナ「ちったぁ感謝するってのが筋ってもんだぞ?」
ノエル「そこはむしろ貴方が私に感謝すべきでしょ!!」
ジン「(なんだあの二人・・・喧嘩してるのにムードは存外悪くない)」
ジン「(くっ・・・何者だ障害・・・!」
ジン「(貴様が・・・憎い!)」
ノエル「!」ビクッ
ラグナ「ん?どうしたんだ?」
ノエル「今何か殺気を感じたような・・・」
ノエル「だから馬鹿馬鹿言わないでください!」
ラグナ「うっせーこの馬鹿!」
ラグナ「まぁこの馬鹿が作ったチョコをいただいてやるって言うんだ」
ラグナ「ちったぁ感謝するってのが筋ってもんだぞ?」
ノエル「そこはむしろ貴方が私に感謝すべきでしょ!!」
ジン「(なんだあの二人・・・喧嘩してるのにムードは存外悪くない)」
ジン「(くっ・・・何者だ障害・・・!」
ジン「(貴様が・・・憎い!)」
ノエル「!」ビクッ
ラグナ「ん?どうしたんだ?」
ノエル「今何か殺気を感じたような・・・」
123 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 22:40:53.66 ID:CocF9MEo0
ラグナ「気のせいだ。変なポエムの読みすぎで疲れちゃってるんだろ」
ノエル「それとは関係ありません!」プンスカプンスカ
ノエル「それじゃあ私はこれで・・・」スタスタ
ラグナ「おっまたなー」
ラグナ「しっかしなんなんだあいつは・・・忙しない野郎だ」
ジン「(障害がいなくなったか・・・!これはチャンス!!)」
ジン「に・い・さ~ん!!!!」ハァハァ
ラグナ「・・・馬鹿ノエルが感じていた殺気というものがなんとなく分かった気がするぜ」
ノエル「それとは関係ありません!」プンスカプンスカ
ノエル「それじゃあ私はこれで・・・」スタスタ
ラグナ「おっまたなー」
ラグナ「しっかしなんなんだあいつは・・・忙しない野郎だ」
ジン「(障害がいなくなったか・・・!これはチャンス!!)」
ジン「に・い・さ~ん!!!!」ハァハァ
ラグナ「・・・馬鹿ノエルが感じていた殺気というものがなんとなく分かった気がするぜ」
126 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 22:42:34.26 ID:CocF9MEo0
ジン「うっふふ~♪逃げないで欲しいなー兄さん♪」
ラグナ「何でお前がこんなところにいるんだよ!」
ジン「決まってるじゃないかぁ兄さん♪」
ジン「僕もチョコを作ってきたから受け取ってもらいたいなぁ・・・って」
ラグナ「べ、別に受け取ってやるだけならいいが・・・」
ジン「本当!?」ワクワク
ラグナ「うぉっ!?」
ジン「それはありがたいよ・・・兄さん♪」
ジン「それじゃあ僕の持ってきたチョコをお披露目するとしよう」
ラグナ「お披露目・・・?包んでるんじゃないのか?」
ジン「僕はそんな常識にはとらわれないよ?」ニッコリ
ラグナ「(なんだか分かんねぇが凄く悪い予感しかしねぇ!!)」
ラグナ「何でお前がこんなところにいるんだよ!」
ジン「決まってるじゃないかぁ兄さん♪」
ジン「僕もチョコを作ってきたから受け取ってもらいたいなぁ・・・って」
ラグナ「べ、別に受け取ってやるだけならいいが・・・」
ジン「本当!?」ワクワク
ラグナ「うぉっ!?」
ジン「それはありがたいよ・・・兄さん♪」
ジン「それじゃあ僕の持ってきたチョコをお披露目するとしよう」
ラグナ「お披露目・・・?包んでるんじゃないのか?」
ジン「僕はそんな常識にはとらわれないよ?」ニッコリ
ラグナ「(なんだか分かんねぇが凄く悪い予感しかしねぇ!!)」
127 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 22:44:10.03 ID:qp6PqvgJO
もうどんなチョコかなんとなく想像出来るのがいやだわ
128 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 22:46:00.18 ID:CocF9MEo0
ラグナ「おっ・・・おう。なら見せてもらおうじゃねーか」
ジン「ふふふ・・・じゃあ見せるとしよう」
ジン「じゃじゃーん!これが僕が3日かけて作ったジン・キサラギ1/1スケールの等身大チョコさ」デーデン!
ラグナ「」ゾワッ
ラグナ「(おいおい、冗談だろう?)」
ラグナ「(こんなもん食えるかっつーの!)」
ラグナ「(今猛烈に腹が減ってるがこんなもんを食ったら吐くだろ馬鹿!)」
ジン「おや?あまりにも出来が良くて言葉が出ないのかな?」
ジン「でもこれを作るのに店をはしごしてチョコを買ったんだからね・・・」
ジン「まぁ兄さんが食べてくれると考えたら苦にはならなかったけどね♪」
ジン「さぁ・・・僕を食べてよ、兄さん♪」
ラグナ「(どうするんだ俺、どうするんだ俺ぇぇぇぇ!!)」
ジン「ふふふ・・・じゃあ見せるとしよう」
ジン「じゃじゃーん!これが僕が3日かけて作ったジン・キサラギ1/1スケールの等身大チョコさ」デーデン!
ラグナ「」ゾワッ
ラグナ「(おいおい、冗談だろう?)」
ラグナ「(こんなもん食えるかっつーの!)」
ラグナ「(今猛烈に腹が減ってるがこんなもんを食ったら吐くだろ馬鹿!)」
ジン「おや?あまりにも出来が良くて言葉が出ないのかな?」
ジン「でもこれを作るのに店をはしごしてチョコを買ったんだからね・・・」
ジン「まぁ兄さんが食べてくれると考えたら苦にはならなかったけどね♪」
ジン「さぁ・・・僕を食べてよ、兄さん♪」
ラグナ「(どうするんだ俺、どうするんだ俺ぇぇぇぇ!!)」
129 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 22:49:24.45 ID:CocF9MEo0
ヒューン ピュンッ
レイチェル「あら、こんなところにいたのね」
ラグナ「う、ウサギィィィ!」
ジン「また一人邪魔者が入ったのか・・・!」ギロッ
レイチェル「あら、お取り込み中かしら?」
レイチェル「でも二人の仲を裂く様な真似はいけないわね」クスクス
ラグナ「いや、全然いいから!!邪魔しまくれ!!」
レイチェル「あら珍しいわね。普段なら干渉すんなとか駄々をこねるのに」
ラグナ「こねてねーよ!」
レイチェル「まぁいいわ、私は貴方の保護者でもあるから助けてあげないこともないわよ?」
ラグナ「いつまでも保護者面すんな!」
ジン「チッ・・・僕の完璧な計画が・・・」
レイチェル「あら、こんなところにいたのね」
ラグナ「う、ウサギィィィ!」
ジン「また一人邪魔者が入ったのか・・・!」ギロッ
レイチェル「あら、お取り込み中かしら?」
レイチェル「でも二人の仲を裂く様な真似はいけないわね」クスクス
ラグナ「いや、全然いいから!!邪魔しまくれ!!」
レイチェル「あら珍しいわね。普段なら干渉すんなとか駄々をこねるのに」
ラグナ「こねてねーよ!」
レイチェル「まぁいいわ、私は貴方の保護者でもあるから助けてあげないこともないわよ?」
ラグナ「いつまでも保護者面すんな!」
ジン「チッ・・・僕の完璧な計画が・・・」
130 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 22:51:55.52 ID:CocF9MEo0
レイチェル「もうラグナはおこちゃまでしゅねー?」
ラグナ「おい、クソウサギ・・・!」
レイチェル「ラグナちゃんはママのチョコがほしいのでちゅかー?」プークスクス
ラグナ「っざけんなウサギ!誰がお前なんかの・・・!」
レイチェル「ムッ バーデン・バーデンリリー!!」ビリビリ
ラグナ「あれー!!?しびれるー!?」ビリビリ
レイチェル「口を慎みなさい、この犬」
ラグナ「」プシュウ・・・
ジン「(なんだ・・・どうやら僕に敵意を向けるような奴ではなさそうだな)」
ラグナ「おい、クソウサギ・・・!」
レイチェル「ラグナちゃんはママのチョコがほしいのでちゅかー?」プークスクス
ラグナ「っざけんなウサギ!誰がお前なんかの・・・!」
レイチェル「ムッ バーデン・バーデンリリー!!」ビリビリ
ラグナ「あれー!!?しびれるー!?」ビリビリ
レイチェル「口を慎みなさい、この犬」
ラグナ「」プシュウ・・・
ジン「(なんだ・・・どうやら僕に敵意を向けるような奴ではなさそうだな)」
131 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 22:53:41.33 ID:CocF9MEo0
レイチェル「(小声で)ゲオルグ」ヒョイ
ゲオルグ「ゲコゲコゲコゲコ」スタスタ
ジン「あの蛙は・・・一体なんだ?」
ジン「なにやら僕のチョコ象に向かっているようだが・・・?」
ゲオルグ「ゲコゲコ」ビリビリビリビリビリ
チョコ象「」ビビビビビビビ
ジン「!あの蛙、チョコに向かって放電している・・・!」
ジン「このままだと・・・!」
ジン「蛙ぅ!貴様は泳いでいればいいのだァー!!」ブン
チョコ象「」パリーン
ジン「なっ・・・!」
レイチェル「なんとか上手くいったようね」
ラグナ「あぁ、ナイスな働きだったぞウサギ」
ゲオルグ「ゲコゲコゲコゲコ」スタスタ
ジン「あの蛙は・・・一体なんだ?」
ジン「なにやら僕のチョコ象に向かっているようだが・・・?」
ゲオルグ「ゲコゲコ」ビリビリビリビリビリ
チョコ象「」ビビビビビビビ
ジン「!あの蛙、チョコに向かって放電している・・・!」
ジン「このままだと・・・!」
ジン「蛙ぅ!貴様は泳いでいればいいのだァー!!」ブン
チョコ象「」パリーン
ジン「なっ・・・!」
レイチェル「なんとか上手くいったようね」
ラグナ「あぁ、ナイスな働きだったぞウサギ」
132 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 22:55:56.44 ID:CocF9MEo0
ジン「貴様ァ・・・!何をした!?」
レイチェル「見るに耐えない銅像があったから壊そうとしただけよ」
レイチェル「ただし、貴方が自分で壊すという形でね」
ギィ「流石姫様ッス!おいら達に出来ないことを平然とやってのけるッス!」
ナゴ「そこに痺れるわぁ!憧れるわぁ!」
レイチェル「貴方たちは黙っていなさい」キッ
ギィ・ナゴ「す、すいませんでしたぁー!」
ラグナ「しかし蛙を囮にするとは考えたなウサギ」
レイチェル「まぁ貴方の愚鈍な脳みそじゃそんな事思い浮かばないでしょうね」
ラグナ「一言多いんだよてめぇは!」
レイチェル「見るに耐えない銅像があったから壊そうとしただけよ」
レイチェル「ただし、貴方が自分で壊すという形でね」
ギィ「流石姫様ッス!おいら達に出来ないことを平然とやってのけるッス!」
ナゴ「そこに痺れるわぁ!憧れるわぁ!」
レイチェル「貴方たちは黙っていなさい」キッ
ギィ・ナゴ「す、すいませんでしたぁー!」
ラグナ「しかし蛙を囮にするとは考えたなウサギ」
レイチェル「まぁ貴方の愚鈍な脳みそじゃそんな事思い浮かばないでしょうね」
ラグナ「一言多いんだよてめぇは!」
134 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 22:59:54.47 ID:CocF9MEo0
ラグナ「まぁいい、さっきの発言は撤回するぞ!」
ラグナ「ウサギ、お前のチョコだがもらっといてやる」
レイチェル「礼も言えないお子ちゃまにはあげないわよ」
レイチェル「・・・と言いたい所だけど、年に一回ぐらいは目を瞑ってあげる」
レイチェル「ありがたく受け取りなさい」スッ
ラグナ「サンキューウサギ!」キャッチ
ジン「図ったな道化ぇぇぇ!」ブンブンッ
レイチェル「あら、物騒なものを振り回しちゃって」
レイチェル「でも私を出し抜くのにはまだ早いわよ、えいゆうさん」スッ
ジン「攻撃が当たらないだと・・・!」ブンブン
レイチェル「」ヒョイヒョイ
レイチェル「(さぁ、早く逃げなさい・・・!)」コクッ
ラグナ「ウサギありがてぇ・・・今の内に行かせてもらうぜ!」
ラグナ「ウサギ、お前のチョコだがもらっといてやる」
レイチェル「礼も言えないお子ちゃまにはあげないわよ」
レイチェル「・・・と言いたい所だけど、年に一回ぐらいは目を瞑ってあげる」
レイチェル「ありがたく受け取りなさい」スッ
ラグナ「サンキューウサギ!」キャッチ
ジン「図ったな道化ぇぇぇ!」ブンブンッ
レイチェル「あら、物騒なものを振り回しちゃって」
レイチェル「でも私を出し抜くのにはまだ早いわよ、えいゆうさん」スッ
ジン「攻撃が当たらないだと・・・!」ブンブン
レイチェル「」ヒョイヒョイ
レイチェル「(さぁ、早く逃げなさい・・・!)」コクッ
ラグナ「ウサギありがてぇ・・・今の内に行かせてもらうぜ!」
135 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 23:03:51.65 ID:CocF9MEo0
ラグナ「ったくよー何がハッピーバレンタインだ!」スッタスッタ
ラグナ「結局災難な事が目立つイベントじゃねぇかよぉー!」サササッサ
タオカカ「おや?あそこに見ゆるのは・・・おーっすいい人ー!」ダダダッ
ラグナ「なんだタオじゃねぇか。何か用か?」
タオカカ「そうだぞ!タオはいい人に用があるから探していたんだぞ!」
ラグナ「分かった、手短に頼む」
タオカカ「これ、いい人にあげるニャ!」ササッ
タオカカ「いつも飯をおごってもらってるお礼ニャス!」
ラグナ「タオ、お前・・・!」
タオカカ「だからまた今度飯をおごって欲しいニャス!」
ラグナ「少し見直した俺が馬鹿だったわ・・・」
タオカカ「というか今腹が減ってるニャス!いい人なんかくれ~」
ラグナ「困ったな・・・俺も今金が無いんでな」
ラグナ「そうだ!」ピコーン
タオカカ「にゃ?」
ラグナ「結局災難な事が目立つイベントじゃねぇかよぉー!」サササッサ
タオカカ「おや?あそこに見ゆるのは・・・おーっすいい人ー!」ダダダッ
ラグナ「なんだタオじゃねぇか。何か用か?」
タオカカ「そうだぞ!タオはいい人に用があるから探していたんだぞ!」
ラグナ「分かった、手短に頼む」
タオカカ「これ、いい人にあげるニャ!」ササッ
タオカカ「いつも飯をおごってもらってるお礼ニャス!」
ラグナ「タオ、お前・・・!」
タオカカ「だからまた今度飯をおごって欲しいニャス!」
ラグナ「少し見直した俺が馬鹿だったわ・・・」
タオカカ「というか今腹が減ってるニャス!いい人なんかくれ~」
ラグナ「困ったな・・・俺も今金が無いんでな」
ラグナ「そうだ!」ピコーン
タオカカ「にゃ?」
136 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 23:07:03.21 ID:CocF9MEo0
ラグナ「あそこに散らばってるチョコなら好きなだけ食べていいぞ!」
タオカカ「本当かニャ!?食べていいのか!?」
ラグナ「ああ、勿論だ!俺が許す!」キリッ
ラグナ「(タオには申し訳ないが、ジンのチョコ像を処理する役割を担ってもらうぜ)」
ラグナ「じゃあ俺は急いでいるからこれでな!」ダッ
タオカカ「ああ、いい人が行っちゃったニャス」
タオカカ「それでは美味しくチョコをいただくとするニャ」
タオカカ「」パクパクボリボリ
タオカカ「」ボリボリムシャムシャ
タオカカ「」ハムハムクチャクチャ
タオカカ「あー美味しかったニャス!」
タオカカ「お腹がいっぱいになったから村に戻るニャス!」スタスタ
ジン「まぁいい、砕けてもチョコが兄さんの口に入ればそれで満足だぁ!」
ジン「って・・・あれは」
ジン「ね、ねこおおおおおおおおおおおおお!!」
タオカカ「本当かニャ!?食べていいのか!?」
ラグナ「ああ、勿論だ!俺が許す!」キリッ
ラグナ「(タオには申し訳ないが、ジンのチョコ像を処理する役割を担ってもらうぜ)」
ラグナ「じゃあ俺は急いでいるからこれでな!」ダッ
タオカカ「ああ、いい人が行っちゃったニャス」
タオカカ「それでは美味しくチョコをいただくとするニャ」
タオカカ「」パクパクボリボリ
タオカカ「」ボリボリムシャムシャ
タオカカ「」ハムハムクチャクチャ
タオカカ「あー美味しかったニャス!」
タオカカ「お腹がいっぱいになったから村に戻るニャス!」スタスタ
ジン「まぁいい、砕けてもチョコが兄さんの口に入ればそれで満足だぁ!」
ジン「って・・・あれは」
ジン「ね、ねこおおおおおおおおおおおおお!!」
138 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 23:10:05.09 ID:CocF9MEo0
レイチェル「どこを見ているの?えいゆうさん」
レイチェル「余所見をする余裕があるならいくらでも攻撃するけど?」
ジン「き、貴様ぁ!」ブンブン
レイチェル「美しくない剣技だわ」ヒョイヒョイ
ジン「ハァ・・・ハァ・・・」
レイチェル「闇雲に剣を振るうだけじゃ勝てないわよ、えいゆうさん」クスクス
ジン「う、うるさい・・・!」ハァハァ
レイチェル「まぁ腕を奮っているところ残念だけど、これ以上疲れてもらったらこちらとしても困るのよね」
ジン「どういうことだ・・・?」
レイチェル「また遭いましょう、えいゆうさん」ピュイーン ヒュンッ
ジン「おい、待て貴様・・・!」
ジン「くそっ・・・全てが泡となった・・・」
ジン「チョコは兄さんの口に入らなかったしおまけに砕かれてしまった・・・」
ジン「もう何もかもが、おしまいだぁっ!」
レイチェル「余所見をする余裕があるならいくらでも攻撃するけど?」
ジン「き、貴様ぁ!」ブンブン
レイチェル「美しくない剣技だわ」ヒョイヒョイ
ジン「ハァ・・・ハァ・・・」
レイチェル「闇雲に剣を振るうだけじゃ勝てないわよ、えいゆうさん」クスクス
ジン「う、うるさい・・・!」ハァハァ
レイチェル「まぁ腕を奮っているところ残念だけど、これ以上疲れてもらったらこちらとしても困るのよね」
ジン「どういうことだ・・・?」
レイチェル「また遭いましょう、えいゆうさん」ピュイーン ヒュンッ
ジン「おい、待て貴様・・・!」
ジン「くそっ・・・全てが泡となった・・・」
ジン「チョコは兄さんの口に入らなかったしおまけに砕かれてしまった・・・」
ジン「もう何もかもが、おしまいだぁっ!」
139 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 23:13:01.34 ID:CocF9MEo0
ツバキ「あそこにいるのは・・・ジン兄様!」タッタッタ
ツバキ「ジンにいさまー!!」
ジン「ツバキか」
ツバキ「どこにいるのかと・・・探していたんですよ?」
ジン「そいつは悪かったな」
ツバキ「・・・何かあったのですか?」
ジン「いや、別に何にもない」
ツバキ「嘘を言わないで下さい!」
ジン「つ、ツバキ?」
ツバキ「ジンにいさまー!!」
ジン「ツバキか」
ツバキ「どこにいるのかと・・・探していたんですよ?」
ジン「そいつは悪かったな」
ツバキ「・・・何かあったのですか?」
ジン「いや、別に何にもない」
ツバキ「嘘を言わないで下さい!」
ジン「つ、ツバキ?」
142 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 23:17:19.54 ID:CocF9MEo0
ツバキ「私は幼い頃からジン兄様を見てきました」
ツバキ「昔から厳しい家柄で友達と遊ぶことも無かった私に手を差し伸べてくださった―」
ツバキ「それがジン兄様、貴方です」
ジン「・・・・・・」
ツバキ「時には優しく、時には厳しく接してくださったジン兄様にいつしか憧れを抱くようになりました」
ツバキ「ジン兄様が士官学校に行かれると知って私も入学を志願したのですよ?」
ツバキ「まぁ家柄で進路は決まっていたようなものですが努力したのも事実です」
ツバキ「そしてジン兄様と共に肩を並べ合るという夢が実現しました」
ツバキ「だから・・・誰よりも長くジン兄様と過ごしてきたので貴方の事は分かっているつもりです」
ツバキ「ジン兄様、何かあったのなら私がお聞きいたします」
ツバキ「ですから私に相談を―」
ジン「言いたい事はそれだけか、ツバキ」
ツバキ「えっ?」
ツバキ「昔から厳しい家柄で友達と遊ぶことも無かった私に手を差し伸べてくださった―」
ツバキ「それがジン兄様、貴方です」
ジン「・・・・・・」
ツバキ「時には優しく、時には厳しく接してくださったジン兄様にいつしか憧れを抱くようになりました」
ツバキ「ジン兄様が士官学校に行かれると知って私も入学を志願したのですよ?」
ツバキ「まぁ家柄で進路は決まっていたようなものですが努力したのも事実です」
ツバキ「そしてジン兄様と共に肩を並べ合るという夢が実現しました」
ツバキ「だから・・・誰よりも長くジン兄様と過ごしてきたので貴方の事は分かっているつもりです」
ツバキ「ジン兄様、何かあったのなら私がお聞きいたします」
ツバキ「ですから私に相談を―」
ジン「言いたい事はそれだけか、ツバキ」
ツバキ「えっ?」
143 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 23:19:06.38 ID:CocF9MEo0
ジン「悪いがこれは僕だけの問題だ。放っておいてくれないか!」
ツバキ「こ、この分からずやー!」パーン!
ジン「うぉっ!?」パシーン!
ツバキ「こ、この分からずやー!」パーン!
ジン「うぉっ!?」パシーン!
144 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 23:22:10.33 ID:CocF9MEo0
ツバキ「貴方はいつだってそうして一人で抱え込もうとしている!」
ツバキ「プライドか信念か分かりませんがジン兄様の悪い癖です!」
ジン「ツバキ・・・」
ツバキ「すみません、つい手が出てしまいました・・・」
ツバキ「でも私はジン兄様の力になりたくて・・・」
ジン「君の気持ちは分かったよ、ツバキ」
ジン「確かに僕は何事も一人で抱えようとしていた」
ジン「誰かに心配を掛けるのが怖かった、だから自然と自分の中で抱え込んでいたんだ」
ツバキ「ジン兄様・・・」
ツバキ「プライドか信念か分かりませんがジン兄様の悪い癖です!」
ジン「ツバキ・・・」
ツバキ「すみません、つい手が出てしまいました・・・」
ツバキ「でも私はジン兄様の力になりたくて・・・」
ジン「君の気持ちは分かったよ、ツバキ」
ジン「確かに僕は何事も一人で抱えようとしていた」
ジン「誰かに心配を掛けるのが怖かった、だから自然と自分の中で抱え込んでいたんだ」
ツバキ「ジン兄様・・・」
146 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 23:26:21.03 ID:CocF9MEo0
ジン「すまないなツバキ。まさか君がそういう風に思ってくれているなんてな」
ジン「僕ももう少し君の気持ちに気づくべきだったよ」
ツバキ「そんな・・・!」
ジン「ツバキ、こんな不甲斐ない僕を君は許してくれるというのか?」
ツバキ「勿論ですよ!」
ジン「ありがとう、ツバキ」
ジン「君は僕の数少ない理解者だ」
ツバキ「!」ドキドキ
ツバキ「と、とんでもございません!」フラーッ
ジン「?ツバキ、もしかして貧血なのか?」
ツバキ「い、いえ。ただジン兄様を探すのに奔走していたので立ちくらみを起こしたのかも知れません」フラフラ
ツバキ「で、でもこのように歩けるから大丈夫です!」フラフラ
ジン「ならいいのだが」
ジン「僕ももう少し君の気持ちに気づくべきだったよ」
ツバキ「そんな・・・!」
ジン「ツバキ、こんな不甲斐ない僕を君は許してくれるというのか?」
ツバキ「勿論ですよ!」
ジン「ありがとう、ツバキ」
ジン「君は僕の数少ない理解者だ」
ツバキ「!」ドキドキ
ツバキ「と、とんでもございません!」フラーッ
ジン「?ツバキ、もしかして貧血なのか?」
ツバキ「い、いえ。ただジン兄様を探すのに奔走していたので立ちくらみを起こしたのかも知れません」フラフラ
ツバキ「で、でもこのように歩けるから大丈夫です!」フラフラ
ジン「ならいいのだが」
148 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 23:32:10.03 ID:CocF9MEo0
ジン「ではそろそろ帰ろうか」
ツバキ「はい、外も暗くなって来ましたしね」フーラフラ
ジン「・・・本当に大丈夫なのか?」
ツバキ「・・・手、繋いでいいですか。」
ジン「・・・大丈夫だ」ギュッ
ツバキ「・・・///」ギュッ
ツバキ「はい、外も暗くなって来ましたしね」フーラフラ
ジン「・・・本当に大丈夫なのか?」
ツバキ「・・・手、繋いでいいですか。」
ジン「・・・大丈夫だ」ギュッ
ツバキ「・・・///」ギュッ
149 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 23:37:00.64 ID:CocF9MEo0
歩き始めて30分後―
ツバキ「・・・」テクテク
ジン「・・・」テクテク
ジン「さぁ着いたぞ」ピタッ
ツバキ「手を引いていただいてありがとうございました」コクッ
ジン「いや、礼には及ばないさ」
ジン「君も無理せずに休んでくれ、ツバキ」
ツバキ「お気遣い感謝します」コクッ
ジン「では僕はこれで―」
ツバキ「待ってください!」
ジン「!」
ツバキ「・・・」テクテク
ジン「・・・」テクテク
ジン「さぁ着いたぞ」ピタッ
ツバキ「手を引いていただいてありがとうございました」コクッ
ジン「いや、礼には及ばないさ」
ジン「君も無理せずに休んでくれ、ツバキ」
ツバキ「お気遣い感謝します」コクッ
ジン「では僕はこれで―」
ツバキ「待ってください!」
ジン「!」
150 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 23:39:27.70 ID:CocF9MEo0
ツバキ「今日は・・・2月14日、ですよね・・・?」
ジン「そう・・・だが」
ツバキ「これ、良かったら・・・」スッ
ジン「これは・・・チョコレートなのか?」
ツバキ「えぇ、時間を掛けて作った・・・つもりです」
ツバキ「お口に合うといいのですが」
ジン「開けてみてもいいのか?」
ツバキ「こ、ここで食べるのですか!?」
ジン「あぁ、小腹もすいたことだ」
ツバキ「」ドキドキ
ジン「そう・・・だが」
ツバキ「これ、良かったら・・・」スッ
ジン「これは・・・チョコレートなのか?」
ツバキ「えぇ、時間を掛けて作った・・・つもりです」
ツバキ「お口に合うといいのですが」
ジン「開けてみてもいいのか?」
ツバキ「こ、ここで食べるのですか!?」
ジン「あぁ、小腹もすいたことだ」
ツバキ「」ドキドキ
151 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 23:42:03.56 ID:CocF9MEo0
ジン「では早速包装紙をはがして・・・」ビリビリ
ジン「これは・・・ハート型のチョコレートか」
ツバキ「べ、ベタすぎますよね」
ジン「いや、様式美であるからこそかえって良かったりするんだ」
ジン「では一口・・・」ハム
ツバキ「・・・」ゴクリ
ツバキ「・・・お、お味はいかがですか?」
ジン「うむ、甘くて優しい味がする・・・」ウルッ
ツバキ「本当ですか!?」
ジン「あれ?なんだ?目に汗が・・・」ゴシゴシ
ツバキ「ジ、ジン兄様!」
ツバキ「(喜んでいただけたって事でいいのかしら・・・?)」
ジン「これは・・・ハート型のチョコレートか」
ツバキ「べ、ベタすぎますよね」
ジン「いや、様式美であるからこそかえって良かったりするんだ」
ジン「では一口・・・」ハム
ツバキ「・・・」ゴクリ
ツバキ「・・・お、お味はいかがですか?」
ジン「うむ、甘くて優しい味がする・・・」ウルッ
ツバキ「本当ですか!?」
ジン「あれ?なんだ?目に汗が・・・」ゴシゴシ
ツバキ「ジ、ジン兄様!」
ツバキ「(喜んでいただけたって事でいいのかしら・・・?)」
153 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 23:47:10.73 ID:CocF9MEo0
ジン「・・・もう大丈夫だ」
ジン「ありがとう、ツバキ」
ツバキ「いえいえ、私はジン兄様に喜んで欲しいという一心で作っただけですよ」ニコッ
ジン「だが君は無理をしすぎたようだな」
ジン「僕を見つけるために走り回ったから疲れたと言っていたが」
ジン「手の込んだチョコを作るために寝る間を惜しんで作業していたんじゃないのか?」
ツバキ「!」ドキッ
ジン「・・・図星のようだな」
ジン「ありがとう、ツバキ」
ツバキ「いえいえ、私はジン兄様に喜んで欲しいという一心で作っただけですよ」ニコッ
ジン「だが君は無理をしすぎたようだな」
ジン「僕を見つけるために走り回ったから疲れたと言っていたが」
ジン「手の込んだチョコを作るために寝る間を惜しんで作業していたんじゃないのか?」
ツバキ「!」ドキッ
ジン「・・・図星のようだな」
156 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 23:50:14.84 ID:CocF9MEo0
ツバキ「えぇ・・・やはりジン兄様には見透かされてしまいましたか」
ツバキ「ですがチョコではなく、こちらの方なんですけどね」ヒョイ
ジン「もう1つ箱が出てきただと・・・!?」
ツバキ「うふふ、実はもう1つあったんですよ」
ツバキ「ジン兄様、誕生日おめでとうございます!」
ジン「そうか、今日はバレンタインデーであり僕の誕生日だったんだ・・・」
ジン「まさか覚えてくれている人がいるとは思わなかったよ」
ツバキ「すみません、ご迷惑でしたか?」
ジン「そんなわけないだろう、ツバキ」
ジン「むしろこんな経験、生まれて初めてだから嬉しいよ」
ツバキ「ジン兄様・・・!」ウルウル
ジン「・・・君が涙を出すなんてらしくない」
ジン「このハンカチを・・・」スッ
ツバキ「あ、ありゅぎゃとうごじゃいましゅ・・・」ズルズル
ジン「(ツバキにもこういう一面があるんだな・・・)」
ツバキ「ですがチョコではなく、こちらの方なんですけどね」ヒョイ
ジン「もう1つ箱が出てきただと・・・!?」
ツバキ「うふふ、実はもう1つあったんですよ」
ツバキ「ジン兄様、誕生日おめでとうございます!」
ジン「そうか、今日はバレンタインデーであり僕の誕生日だったんだ・・・」
ジン「まさか覚えてくれている人がいるとは思わなかったよ」
ツバキ「すみません、ご迷惑でしたか?」
ジン「そんなわけないだろう、ツバキ」
ジン「むしろこんな経験、生まれて初めてだから嬉しいよ」
ツバキ「ジン兄様・・・!」ウルウル
ジン「・・・君が涙を出すなんてらしくない」
ジン「このハンカチを・・・」スッ
ツバキ「あ、ありゅぎゃとうごじゃいましゅ・・・」ズルズル
ジン「(ツバキにもこういう一面があるんだな・・・)」
157 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 23:54:17.19 ID:CocF9MEo0
ジン「そうだ、ツバキ。良かったらこのケーキを二人で食べたいのだがどうだ?」
ツバキ「えっ・・・?今なんとおっしゃいましたか?」
ジン「二人で食べようか、ツバキ」
ツバキ「え、えっえええええ!!?」
ツバキ「勿論喜んで!!私、ケーキを切るナイフを持ってきます!」バビューン
ジン「お、おいツバキ!」
ジン「相変わらず仕事が速い奴だ・・・」
ジン「(バレンタインデーなんてくだらんと思っていたが・・・こんな日もあるのだな)」
ジン(ハクメン)「ありがとう、椿祈(つばき)」
おしまい
ツバキ「えっ・・・?今なんとおっしゃいましたか?」
ジン「二人で食べようか、ツバキ」
ツバキ「え、えっえええええ!!?」
ツバキ「勿論喜んで!!私、ケーキを切るナイフを持ってきます!」バビューン
ジン「お、おいツバキ!」
ジン「相変わらず仕事が速い奴だ・・・」
ジン「(バレンタインデーなんてくだらんと思っていたが・・・こんな日もあるのだな)」
ジン(ハクメン)「ありがとう、椿祈(つばき)」
おしまい
158 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/14(火) 23:59:39.14 ID:qp6PqvgJO
感動した
カルルとか【∵】とかはどうしたのかね?
カルルとか【∵】とかはどうしたのかね?
162 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/15(水) 00:03:24.37 ID:RuCpqnN70
>>158
クローバー一家はどうも女性陣が扱いづらいなーと思ったのでノータッチになってしまいました。すみません
アラクネは適当に脳内で補完しておいてくださいw
それでは、乙でした
クローバー一家はどうも女性陣が扱いづらいなーと思ったのでノータッチになってしまいました。すみません
アラクネは適当に脳内で補完しておいてくださいw
それでは、乙でした
159 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/15(水) 00:00:02.70 ID:RuCpqnN70
長時間ありがとうございました
ジン×ツバは至高だと思いますまる
スレタイはツバキ「」の形でも良かったかも知れませんが
書いていてジンの登場が自然と増えていたのでこのような形になりました
ハンターハンターだとかコナンだとか誤解を招いてすみませんでした
キサラギ少佐、誕生日おめでとう!
ジン×ツバは至高だと思いますまる
スレタイはツバキ「」の形でも良かったかも知れませんが
書いていてジンの登場が自然と増えていたのでこのような形になりました
ハンターハンターだとかコナンだとか誤解を招いてすみませんでした
キサラギ少佐、誕生日おめでとう!
160 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/15(水) 00:00:31.08 ID:ckryODm70
乙
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