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シェリー「ここはマール王国よ」ほむら「マール王国・・・」

引用元: http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1349665745/
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 12:09:05.49 ID:5lN2kND40

ほむら(また失敗した・・・・・・)

ほむら(それに少しずつ世界も変わっている)

ほむら(これ以上こんなことしてていいのかしら・・・)

ほむら(まどかが死ぬのは運命なのかしら)

ほむら(いいえ、ここで終わらせたら全てが終わる・・・)

ほむら(今度こそ・・・)


2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 12:12:29.54 ID:5lN2kND40

ほむら「・・・・・・・・・・」ムクリ

ほむら(ここはどこかしら・・・)

ほむら(明らかに病院じゃ無さそうだけど)

???「あっ、目が覚めたのね!」

ほむら「誰!」


4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 12:18:28.61 ID:5lN2kND40

???「ほらほら、そんなに警戒しないでよ」

シェリー「あたしはシェリー、シェリー・エスポワールよ」

シェリー「あなたの名前は?」

ほむら「私は暁美ほむら・・・・・・」

シェリー「そう、じゃあほむらちゃんね!」

シェリー「暁美ちゃんじゃ違和感感じるし・・・」


6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 12:25:09.66 ID:5lN2kND40

シェリー「・・・・・・どうしたの、ほむらちゃん?」

ほむら「いえ・・・あまり名前で呼ばれなかったので・・・」

シェリー「あらあら、ほむらちゃんかわいい」ナデナデ

ほむら「・・・・・・」カアァ!

シェリー「そういえばあなた、不思議の森で倒れてるのを保護したんだけど」

シェリー「あなた、この時代の人間じゃないでしょ」


9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 12:30:37.86 ID:5lN2kND40

ほむら「・・・・・・・」

シェリー「・・・今は言えないのね」

シェリー「大丈夫、今は安静にしててね」

ほむら「・・・恐らく私はここから遥か未来から来たわ」

ほむら「私はそこで親友を助けるために何度も戦った」

ほむら「でも、何度やっても結果は変わらなかった・・・」


10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 12:38:15.98 ID:5lN2kND40

ほむら「何度やっても彼女は私の目の前で死んでいった・・・」

シェリー「そう、すごく苦労したのね」ギュッ

ほむら「あなたに何が分かるの!」

シェリー「分かるよ!」

シェリー「大切な人が死んで行くのはとても悲しいよね・・・」

ほむら(ああ、なんて悲しそうな目)

ほむら(彼女もそんな経験をしたのね・・・)


11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 12:43:41.21 ID:5lN2kND40

ほむら「うっ・・・うっ・・・」

ほむら「うわああん!!!」

シェリー「よしよし、今は少し立ち止まって良いのよ」ナデナデ

シェリー「そしてまた歩き出して行けばいい」

シェリー「その時はこの言葉を覚えていて欲しいの」

シェリー「『女は行動力』ってね」


12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 12:46:12.05 ID:5lN2kND40

ほむら「女は行動力?」

シェリー「そう、覚えておいてね!」

ほむら「・・・うん」

シェリー「よく言えました!」ナデナデ


13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 12:50:02.25 ID:5lN2kND40

ほむら「それから私は村の教会で働くことにした」

ほむら「シェリー曰く、いつ帰れるか分からないそうなので」

ほむら「このまま居候というわけにはいかないからです」

ほむら「そして問題はそれからしばらくして起こったのです」


14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 12:53:59.37 ID:5lN2kND40

   マザーグリーン

魔女「ウガガガガガガア!!!」

ほむら「ハア・・・ハア・・・」

ほむら(ここの魔女は全体的に強いのは少ない)

ほむら(しかし数が多い)

ほむら(そうなると起こる問題は・・・)


15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 12:57:28.43 ID:5lN2kND40

ほむら(弾不足!!)

ほむら(この国の技術でそんな物は作れないはず・・・)

ほむら「・・・・・・・」

ほむら「とりあえず教会に行こう」


16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 13:02:00.26 ID:5lN2kND40

ほむら「そしてこの問題はあんな形で解決するとは思わなかった」
   オレンジ村

シェリー「ほむらちゃん!」

ほむら「シェリー、どうしたの!」

シェリー「ちょっとついてきて!」ギュッ

ほむら「えっ」


18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 13:08:07.22 ID:5lN2kND40

???「・・・・・・・」

ほむら「あの男の人がどうしたのよ」

シェリー「あの男の人はカールっていうの」

シェリー「数年前は彼に何度も求婚されたものよ」

シェリー「あの時は元気だった・・・・・・・」


19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 13:12:47.20 ID:5lN2kND40

シェリー「だけど戦争でセバスティアンを亡くしてからいつもあんな調子」

シェリー「首筋に変な紋章が出てるし・・・」

カール「・・・・・・・」スッ

ほむら(あれは拳銃じゃない!)

ほむら「早く彼を止めるのよ!」

シェリー「わかったわ!」


22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 13:18:26.42 ID:5lN2kND40

シェリー「ナイトスポーノ、彼の持っている拳銃を何とかして!」

ナイトスポーノ「承知した・・・・・・」メテオ!

カール「グハッ!」

シェリー「カール、あなたはなんて馬鹿なことをしてるの!」

カール「放してくれ!私はセバスティアンを殺してしまった!」

カール「私に生きてる資格は無いんだ!」


26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 13:29:04.06 ID:5lN2kND40

ほむら「二人とも、少しまずい状況になったわ」

シェリー「どうゆうことなの、周りの景色も変わってるし」

ほむら「ここは魔女が張った結界の中」

ほむら「普通ならここに入った時点で生きて帰って来れないわ」

シェリー「じゃあどうやってここから出るの?」

ほむら「この奥にこの結界を作った者がいるからそいつを倒せばいいの」

ほむら「私たちはそれを魔女と読んでいるわ」


27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 13:34:49.22 ID:5lN2kND40

ほむら「カールさんが自殺しようとしたのはこの魔女が関わっているの」

カール「そうだったのか・・・」

ほむら「私は今からここの魔女を倒しに行くわ」

ほむら「あなた達もついて来て」

シェリー「分かったわ、カールは大丈夫?」

カール「ああ、大丈夫だ・・・」


28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 13:42:54.02 ID:5lN2kND40

ほむら「・・・・・・・・」

ほむら(にしてもこの国の結界はやたら同じような景色が広がってるわね)

シェリー「ところで一つ聞きたいんだけど」

ほむら「あら、何かしら」

シェリー「ここに来てからやたら高笑いする魔女見たの?」

ほむら「見たけど、あれとは少し違うわ」

ほむら「あっ、やっと見えて来たわ」


30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 13:47:42.00 ID:5lN2kND40

魔女「ニンゲンガアアアアア!!!!!」

ほむら「くっ、強い!」

ほむら「まさかここに来てこんなに強力魔女と戦うとは・・・・」

ほむら(弾も少なくなって来たし、本当にまずいわ)

シェリー(・・・・やるしかないのね)


33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 13:54:13.01 ID:5lN2kND40

ほむら「それ以降のことは良く覚えていない」


ほむら「シェリー、しっかりして、あなたのお腹には子供がいるんでしょう!」

カール「そうだ、彼女の言う通りだ、しっかりするんだ!」

シェリー「ううん・・・大丈夫、それより今のほむらちゃんの格好は一体・・・」

ほむら「それはこっちのセリフよ!」

カール「私からすればどっちもどっちだよ」


34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 14:00:14.91 ID:5lN2kND40

ほむら「その後私は二人に事情を話した」

ほむら「そしてシェリーも・・・」

シェリー「・・・・・・という訳よ」

カール「もう私の理解の範疇を越えてきたよ・・・」

ほむら「ということはいつ帰れるか分からないって言ってたのは・・・」

シェリー「そう、あたしが実際に経験してるからよ」


38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 14:05:13.02 ID:5lN2kND40

シェリー「でもほむらちゃんは分からないわよ」

シェリー「ここに来た方法もあれだし」

ほむら「そうね・・・・・・」

カール「・・・・」

カール「ところでほむら君、君は私に頼みたいことがあるのだろう」

ほむら「どうしてそれを!」


39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 14:13:04.08 ID:5lN2kND40

カール「見たところ、君の能力では魔女を倒せない・・・」

カール「だから君は重火器などを使って戦っている」

カール「だが、その重火器なども未来のものなのでもう残りが少ない」

カール「だから君は、ローゼンクイーン商会の援助を受けたい」

カール「そんなところだろう」

ほむら「ええ、その通りよ」


41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 14:17:09.58 ID:5lN2kND40

カール「いいだろう、ローゼンクイーン商会が君を全面的に支援しよう!」

ほむら「本当ですか!」

カール「君たちがいなければ私はきっとここにいなかっただろうしね」

ほむら「ありがとうございます!」


42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 14:25:15.20 ID:5lN2kND40

ほむら「それから私はローゼンクイーン商会の協力のもと、重火器を手に入れた」

ほむら「最初こそ使いづらかったがすぐに改善され、」

ほむら「それの繰り返しで気が付けば現代の兵器のレベルに到達していた」


43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 14:32:07.15 ID:5lN2kND40

______
____
__

カール「やあほむら君、この前渡したマシンガンはどうだい?」

ほむら「ええ、もう私のいた時代と同じレベルに達してるわ」

カール「そうか、それは良かった」

カール「・・・・・・」

カール「戦争が終わるそうじゃないか」

ほむら「ええ、でもシェリーは相当落ち込んでたわ」

カール「あの古代兵器のことか」


44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 14:38:30.26 ID:5lN2kND40

ほむら「立案者がゴロンゾじゃ尚更よね」

カール「ああ、彼は絶対アレを政治利用するだろう」

カール「ほむら君、君はもしかして・・・」

ほむら「シェリーのために古代兵器を破壊する!」


45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 14:44:23.96 ID:5lN2kND40

カール「一体どうやって忍び込む気だい」

ほむら「方法は簡単、時を止めて城に忍び込み」

ほむら「古代兵器の所に行く!」

カール「それからどうやってあれを壊すんだ」

ほむら「時を止めて重火器を大量に放つ、それだけでなんとかなるわ」


47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 14:51:52.44 ID:5lN2kND40

カール「ところでいつ行うつもりだい?」

ほむら「明日の夜に行うわ」

カール「そうか、ならば君に渡したい物がある」

ほむら「これは・・・・・・・」

カール「これはローゼンクイーン商会の技術をフルに使って作られた小銃」

カール「エトワールだ」


48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 14:55:12.81 ID:5lN2kND40

ほむら「エトワール・・・」

カール「このエトワールという名前は近いうちに産まれる私の娘に付ける名前だ」

ほむら「そう、いい名前ね」

カール「それじゃあ健闘を祈るよ」


50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 15:03:05.53 ID:5lN2kND40

   翌日

ほむら「この城の中に古代兵器があるのね」

シェリー「ちょっと待ったぁ!!」

ほむら「えっ、なんであなたがここにいるの?」

シェリー「カールから聞いたわ、今からこの城に入るのね」

ほむら「というよりあなた、体は大丈夫なの?」

ほむら「あなたのお腹には子供がいるのよ!」


53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 15:11:40.18 ID:5lN2kND40

シェリー「ちょっと道案内するだけだから大丈夫だよ」

シェリー「それにあなたは古代兵器のある場所を知らないでしょう」

ほむら「そういえばそうだったわね」

シェリー「さあ、古代兵器のところまで行こう!」


54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 15:17:55.97 ID:5lN2kND40

   冥界の門

ほむら「遂に着いたわ・・・・・・」

ほむら「シェリー、少し放れてて」

シェリー「分かったわ」

ほむら(最初はこのカールからもらった銃で!)パアン!!

古代兵器「プシュューーーー」プスプス

ほむら「・・・・・えっ」


57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 15:21:34.10 ID:5lN2kND40

シェリー「えっ・・・もう終わったの」

ほむら「・・・・・みたいね」


ほむら「こうしてゴロンゾの野望は終わった」

ほむら「エトワールという一丁の銃によって・・・」


58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 15:25:45.00 ID:5lN2kND40

_________
______
___

ほむら「あれから数年が経った」

ほむら「シェリーに女の子が生まれ、私たちは幸せに過ごしていた」

ほむら「まどかの事を忘れてしまうほどに・・・・」

ほむら「でも神様はそれを許してくれなかった・・・・・」


61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 15:33:24.16 ID:5lN2kND40

   オレンジ村

ほむら「エトワールちゃん!本当なの!」

エトワール「コルネットちゃんが・・・とつぜん・・きえちゃって・・・」ヒック

ほむら「大丈夫、お姉ちゃんが必ず助け出すから」

エトワール「うん・・・・」

ほむら(ああ、一番恐れていたことが起こってしまった!)


62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 15:40:24.09 ID:5lN2kND40

ほむら(まさか、コルネットが結界の中に入ってしまうなんて)

シェリー「キュウべえ、ここでいいのね!」

キュウべえ「ああ、ここに君の娘がいるはずさ!」

ほむら「」


63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 15:48:24.03 ID:5lN2kND40

ほむら「な・・・なんでキュウべえがここにいるのよ・・・」

キュウべえ「・・・君は初対面の人間にそういう態度を取るのかい」

シェリー「キュウべえこれには事情があって・・・」


シェリー「・・・・・・という訳でほむらちゃんは未来から来たのよ」

キュウべえ「なるほどね」


66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 15:56:58.67 ID:5lN2kND40

キュウべえ「というより早く結界に入らなくていいのかい」

シェリー「そうよ!ほむらちゃん、早く入るわよ」

ほむら「そうね、あの子は絶対寂しがってるわよ!」タッタッタ・・・

キュウべえ(行ったか・・・)

キュウべえ(まさか、こんなところで強力な魔法少女の資質を持つものに出くわすとはね・・・)


67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 16:00:53.76 ID:5lN2kND40

キュウべえ「面白くなりそうだね」キュップイ

   結界内部

ほむら「ハア・・・ハア・・・」

シェリー「ハア・・・ハア・・・」

シェリー「回復は大丈夫?」

ほむら「ええ、なんとか・・・」


68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 16:07:23.50 ID:5lN2kND40

ほむら「ところでシェリー、まだ契約してないよね」

シェリー「ええ・・ほむらちゃんがあんなに言っていれば普通に躊躇うよ・・・」

ほむら「そう・・・良かった」

ほむら「・・・にしてもこの使い魔、アレに似てるわね」

シェリー「ええ、まるで古代兵器に・・・そりゃそうさ!」

ほむらシェリー「!!!」


70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 16:16:13.91 ID:5lN2kND40

キュウべえ「君達は魔女の正体を知ってるよね」

キュウべえ「考えてみなよ、古代兵器に関わっていて現在行方不明な人物を・・・」

シェリー「・・・ゴロンゾのことね」

キュウべえ「そうさ、彼は魔法少女だったのさ!」

シェリー「なんだって!」


72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 16:25:53.79 ID:5lN2kND40

ほむら「つまりこの魔女は元々ゴロンゾだったという訳ね」

キュウべえ「その通りさ!」

シェリー「でもゴロンゾは何を願ったの?」

キュウべえ「彼は古代兵器を作るために僕と契約したんだ!」

シェリー「それであんなにすんなり行ったのね」

キュウべえ「そしてアレは壊されてしまった」

キュウべえ「暁美ほむらというイレギュラーによってね」


74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 16:30:46.22 ID:5lN2kND40

キュウべえ「それによって絶望したゴロンゾは魔女と化した」

ほむら「じゃあ・・・こんなことになったのは私のせい・・・」

キュウべえ「まあ、そうとも言えるね」

ほむら「そんな・・・私がコルネットを・・・・・・」

シェリー「・・・・・・」

シェリー「ほむらちゃん、しっかりしろー!!」

ほむら「えっ」


77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 16:35:23.43 ID:5lN2kND40

シェリー「ほむらちゃんは悪くないよ!」

シェリー「あれは壊さなきゃいけないものだった」

シェリー「それにほむらちゃんが壊さなくてもあたしが壊してた!!」

シェリー「これはしょうがないことなのよ・・・・・・」

シェリー「だからね、悲しまないで・・・」ギュッ

ほむら「・・・・・・うん」


78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 16:42:37.55 ID:5lN2kND40

シェリー「とりあえず魔女を倒そう、話はそれからだよ!」

ほむら「ええ・・・」


魔女「ドレ、モットチカズイテミンカ」

シェリー「コルネット!」

コルネット「お母さん!」

ほむら「とにかく今はこの魔女を倒すのよ!」

シェリー「ええ!!コルネット・・・頑張って!!」


79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 16:47:40.00 ID:5lN2kND40

________
_____
__

成竜フレール「グエェェェ!!」ボオォォォ!!

魔女「コノワシノヤボウガ・・・・」

シェリー「終わったの?」

ほむら「コルネット!!」

魔女「ウゴゴゴゴゴゴ!!!」

シェリー「危ない!」


80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 16:52:06.31 ID:5lN2kND40

ほむら「それからのことは良く覚えていない」

ほむら「ただ、私をかばって死にかけているとしか」


コルネット「お母さん!」

ほむら「シェリー、しっかりして!」

ほむら「あなたが死んだらコルネットはどうなるの!」

シェリー「うっ・・・・・・」


82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 16:57:28.69 ID:5lN2kND40

シェリー「キュウべえ・・・・」

キュウべえ「なんだい、シェリー」

シェリー「あたしと・・契約して・・・」

ほむら「ダメよ、それは絶対にダメ!!」

シェリー「大丈夫、ここで・・・・死ぬよりかは・・・マ・・シだか・・ら」

シェリー「それ・・に、前にい・・・ったで・・しょ、『女は行動力』って」


84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 17:05:35.55 ID:5lN2kND40

キュウべえ「それじゃあ契約するよ」

キュウべえ「ちなみにこの肉体はもう回復しないから別の肉体を用意してね」

キュウべえ「それじゃあ、君の願いはなんだい?」

シェリー「私の願いは・・・・・・」


86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 17:11:23.55 ID:5lN2kND40

__________
_______
____

ほむら「ナイトスポーノは未来に送っといたわよ、シェリー」

ほむら「とりあえずコルネットが16歳になる頃にポストに入ってるわ」

クルル「もう、これからはシェリーじゃなくてクルルだって言ってるだろーが!」バシン!!

ほむら「ううう、そうだったわね」


87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 17:16:11.73 ID:5lN2kND40

ほむら「・・・私をかばって魔法少女になったこと、後悔してる?」

クルル「ちょっとだけね、でもほむらちゃんを助けなかったら」

クルル「あたしはもっと後悔してたと思う」

ほむら「そう・・・」

コルネット「お母さん・・・・・」ムニャムニャ

ほむら「・・・・・・・・・・・」


88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 17:21:03.21 ID:5lN2kND40

ほむら「・・・ねえクルル、私がコルネットのお母さんになれないかな」

ほむら「恐らく今のクルルじゃ出来ないと思うの」

クルル「・・・・・・・」

クルル「うんうん、確かにほむらちゃんならいいお母さんになれそうよね」

クルル「でもそれは出来ない、だってほむらちゃんはもう未来に帰っちゃうもん」

ほむら「・・・えっ」


89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 17:26:07.05 ID:5lN2kND40

ほむら「それはどうゆうこと?」

クルル「このまえキュウべえに聞いたの、『ほむらちゃんはいつ未来に帰れるのか』って」

クルル「そしたらキュウべえ、今日の夜に未来へ戻っていくって言ってたの」

ほむら「そうだったの・・・・」パアッ

ほむら「あっ、手が消えてきた・・・」


90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 17:31:10.36 ID:5lN2kND40

ほむら「嘘でしょ、ここでお別れなんて・・・」

クルル「大丈夫よ、コルネットはあたしが何とかするよ!」

クルル「カールにもうまく言っとくし」

ほむら「でも!でも!私はここからいなくなりたくない!」

ほむら「コルネットも、カールも、みんな大好きだから!」

クルル「ほむらちゃん・・・・」


91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 17:40:02.17 ID:5lN2kND40

クルル「・・・あたしがキュウべえにした願いを教えるわ」

クルル「それは、『コルネットが幸せになるまで見守っていたい』って言う願いだよ」

ほむら「そうだったの・・・」

クルル「それと、もしチェロって言う男の子に出会ったら伝えといて・・・」

クルル「『いろいろあったけど幸せな人生だった』って」

ほむら「分かったわ・・・」

ほむら「じゃあね・・・シェリー・・・ありがとう」


92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 17:41:51.67 ID:5lN2kND40

_________
______
___

ほむら「ということがあったの」

まどか「そんなの絶対おかしいよ!!」


93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 17:47:14.50 ID:5lN2kND40

キュウべえ「まどか、これは本当にあったことさ」

まどか「キュウべえ!」

キュウべえ「確かに彼女にはすごい資質があった・・・」

キュウべえ「でも彼女は願いの通りにコルネットが結婚して幸せになったら」

キュウべえ「すぐ天国に行ってしまったからエネルギーの回収は出来なかったけどね」


94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 17:49:58.96 ID:5lN2kND40

キュウべえ「それよりも、もうすぐワルプルギスの夜が来るんだろ」

ほむら「ええ、もう行かなくては・・・・」

まどか「ほむらちゃん、大丈夫なの?」

ほむら「ええ、女は行動力よ」


95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 17:53:05.33 ID:5lN2kND40

___________
_______
____

杏子「おせーぞ!!ほむら!」

ほむら「あら、ごめんなさい」

マミ「あなたも早く戦いなさい、今回は楽な戦いではないわよ」

ほむら「ええ」


96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 17:58:39.57 ID:5lN2kND40

ほむら(ねえシェリー、見てる、私は戻ってきたから私はいろいろやったわ)

ほむら(あなたがよく言ってた『女は行動力』という言葉の通りね)

ほむら(そしたら、これまでのループの中で最良の結果となったわ)

ほむら(まどかと美樹さやかは魔法少女にならず、誰も死ななかったわ)

ほむら(だからシェリー、見てて・・・)

ほむら「女は行動力よ!!!!」



98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 18:10:39.33 ID:v0l7mcKZ0

乙ー


99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 18:14:25.60 ID:fuSPHeIu0

乙乙


この記事へのコメント

- 名無しさん - 2012年10月09日 16:28:25

これはまたなんて懐かしいものを

- 名無しさん - 2012年10月10日 01:06:07

マール王国の人形姫とか懐かしすぎて死んだ

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