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美也「みゃーのベッドに……みゃーのじゃない髪の毛が落ちてたよ」
元スレ:美也「みゃーのベッドに……みゃーのじゃない髪の毛が落ちてたよ」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1326443895/
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1326443895/
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 17:38:15.27 ID:3nYm/Dd+0
純一「ギクッそ、それは……」
美也「へぇ。にぃには、どうして落ちてたのか知ってるんだ」
純一「い、いや。知らない。み、美也の、と、友達のじゃないの?」
美也「この間掃除したばっかりだよ」
美也「……みゃーのベッドで、誰と、なにしたの?」
美也「へぇ。にぃには、どうして落ちてたのか知ってるんだ」
純一「い、いや。知らない。み、美也の、と、友達のじゃないの?」
美也「この間掃除したばっかりだよ」
美也「……みゃーのベッドで、誰と、なにしたの?」
11 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 17:45:24.56 ID:3nYm/Dd+0
純一「いや、違うんだ。その……」
美也「……」ジトー
純一「……ぼ、僕がこの間みゃーのベッドで寝転んだんだ!!」
美也「へ?」
純一「だからその髪は、たぶん僕のだよ、ごめん」
美也「ど……どうしてそんな嘘つくの!?これどう見ても、女の子のじゃん!!」ビシッ
純一「い、いや……それは……」
美也「……」ジトー
純一「……ぼ、僕がこの間みゃーのベッドで寝転んだんだ!!」
美也「へ?」
純一「だからその髪は、たぶん僕のだよ、ごめん」
美也「ど……どうしてそんな嘘つくの!?これどう見ても、女の子のじゃん!!」ビシッ
純一「い、いや……それは……」
13 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 17:46:19.78 ID:0OJvr3XA0
女装が趣味なんだ!
ほらウィッグ!
ほらウィッグ!
16 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 17:49:03.63 ID:3nYm/Dd+0
>>13
落ちを先に言われた……
落ちを先に言われた……
18 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 17:49:29.89 ID:5UwLHlpY0
>>13
オイ・・・
オイ・・・
20 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 17:50:00.32 ID:h1N30k5m0
>>13
謝罪はよ
謝罪はよ
15 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 17:48:43.08 ID:3nYm/Dd+0
美也「なに!?はっきりいってよ!みゃーのベッドで!何をしたの!!?」
純一「えっと……」
美也「言えないようなこと!?言えないような……やらしいことしたんでしょ!!」
純一「その……」
美也「サイテー!サイテーにぃに!変態!不潔!どうして」
美也「どうして……みゃーのベッドで……そんなこと……」
純一「えっと……」
美也「言えないようなこと!?言えないような……やらしいことしたんでしょ!!」
純一「その……」
美也「サイテー!サイテーにぃに!変態!不潔!どうして」
美也「どうして……みゃーのベッドで……そんなこと……」
31 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 18:07:48.09 ID:3nYm/Dd+0
展開の選択肢
1、このまま、実は女装でした、で女装したにぃにと、みゃーが
いちゃいちゃする話
2、本当に誰か別のヒロインの髪。名前明記。
1、このまま、実は女装でした、で女装したにぃにと、みゃーが
いちゃいちゃする話
2、本当に誰か別のヒロインの髪。名前明記。
32 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 18:09:36.02 ID:X26WUZI1i
2、七咲
39 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 18:13:00.31 ID:3nYm/Dd+0
純一「だ、だから……そう!女装だよ!美也の部屋で女装して、ベッドに寝転んだら、かつらの髪が……」
美也「か、かつら?」
美也「……」ジー
美也「これがぁ?」
純一「う、うん」
美也「女装?」
純一「うん……」
美也「……じゃあかつら見せて」
純一「え゙」
美也「か、かつら?」
美也「……」ジー
美也「これがぁ?」
純一「う、うん」
美也「女装?」
純一「うん……」
美也「……じゃあかつら見せて」
純一「え゙」
40 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 18:15:36.66 ID:3nYm/Dd+0
純一「え、えーっと……す、捨てちゃった、かな」
美也「……やっぱり嘘じゃん」
純一「い、いや!ほんとだって」
美也「……もういい。にぃにのこと、見損なったよ!!」
純一「美也……」
美也「ってことが昨日あってさー」
七咲「そ、そうなんだ……」
美也「……やっぱり嘘じゃん」
純一「い、いや!ほんとだって」
美也「……もういい。にぃにのこと、見損なったよ!!」
純一「美也……」
美也「ってことが昨日あってさー」
七咲「そ、そうなんだ……」
44 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 18:19:37.77 ID:3nYm/Dd+0
美也「信じらんない。たとえ、やらしいことしてないとしても、私の部屋に勝手に別の女の子と上がり込むなんてさ」
七咲「……」
中多「で、でも……なにか……事情があったのかも」
美也「どんな事情?それに、それなら言えるはずじゃん」
中多「そ、それは……」
七咲「……」
美也「?どうしたの?逢ちゃん」
七咲「へ!?な、なにが?」
美也「ぼーっとしてるから」
七咲「……」
中多「で、でも……なにか……事情があったのかも」
美也「どんな事情?それに、それなら言えるはずじゃん」
中多「そ、それは……」
七咲「……」
美也「?どうしたの?逢ちゃん」
七咲「へ!?な、なにが?」
美也「ぼーっとしてるから」
45 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 18:23:02.76 ID:3nYm/Dd+0
七咲「え、えっと」
美也「逢ちゃん……私の話聞いてた?」
七咲「も、もちろん。聞いてたよ」
美也「じゃあ、逢ちゃんも信じられないと思うよね?」
七咲「う、うん……そうだね」
美也「まったく。ほんとに誰となにしたんだろ」
中多「先輩は……付き合ってる人、いるのかな」
美也「うーん……いるっぽいんだよね。まだ教えてくれないけど」
七咲「……」
美也「逢ちゃん……私の話聞いてた?」
七咲「も、もちろん。聞いてたよ」
美也「じゃあ、逢ちゃんも信じられないと思うよね?」
七咲「う、うん……そうだね」
美也「まったく。ほんとに誰となにしたんだろ」
中多「先輩は……付き合ってる人、いるのかな」
美也「うーん……いるっぽいんだよね。まだ教えてくれないけど」
七咲「……」
50 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 18:29:27.63 ID:3nYm/Dd+0
七咲(それってやっぱり……この間の)
純一「ねえ、逢。ここ、どこだと思う?」
七咲「え?えっと、先輩の家、じゃないんですか?え、そ、外には出てないんですよね?」目隠しプレイ中
純一「ははっ、もちろんだよ。靴はいたりはしなかったでしょ?」
七咲「え、えっと」
七咲(扉の外には出たみたいだから、先輩の部屋じゃない)
七咲(階段も降りてない)
純一「……時間切れだよ。逢」トンッ
七咲「え」バサッ
七咲「べ、ベッド……?」
純一「ここはね。美也の部屋……さ」
純一「ねえ、逢。ここ、どこだと思う?」
七咲「え?えっと、先輩の家、じゃないんですか?え、そ、外には出てないんですよね?」目隠しプレイ中
純一「ははっ、もちろんだよ。靴はいたりはしなかったでしょ?」
七咲「え、えっと」
七咲(扉の外には出たみたいだから、先輩の部屋じゃない)
七咲(階段も降りてない)
純一「……時間切れだよ。逢」トンッ
七咲「え」バサッ
七咲「べ、ベッド……?」
純一「ここはね。美也の部屋……さ」
53 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 18:32:14.75 ID:iusKyLBAi
妹の部屋で妹同級生の彼女とイチャイチャするという背徳プレイ
さすが紳士やでぇ…
さすが紳士やでぇ…
55 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 18:33:36.40 ID:3nYm/Dd+0
七咲「み、美也ちゃんの?」
純一「うん。そのベッドで、美也は毎日寝起きしているんだ」
七咲「そ、そうなんですか……え、でも、なんでここに」
純一「……興奮しない?」
七咲「え」
純一「友達の部屋で、するのって」
七咲「ええ!?」
七咲(先輩の馬鹿……あんなことするから……)
七咲(掃除、しっかりできてなかったんだ……)
純一「うん。そのベッドで、美也は毎日寝起きしているんだ」
七咲「そ、そうなんですか……え、でも、なんでここに」
純一「……興奮しない?」
七咲「え」
純一「友達の部屋で、するのって」
七咲「ええ!?」
七咲(先輩の馬鹿……あんなことするから……)
七咲(掃除、しっかりできてなかったんだ……)
57 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 18:36:29.42 ID:3nYm/Dd+0
「――ちゃん」
七咲(先輩、またしようなんて言ってたけど……これじゃあ)
美也「逢ちゃん?」
七咲「へ?あ……ご、ごめんね。そうだね、しんじ」
美也「?チャイム鳴ったから教室戻ろうって話だったんだけど」
七咲「え゙」
七咲「そ、そうだったね」
七咲「い、いこっか」
美也「……」ジー
七咲(先輩、またしようなんて言ってたけど……これじゃあ)
美也「逢ちゃん?」
七咲「へ?あ……ご、ごめんね。そうだね、しんじ」
美也「?チャイム鳴ったから教室戻ろうって話だったんだけど」
七咲「え゙」
七咲「そ、そうだったね」
七咲「い、いこっか」
美也「……」ジー
58 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 18:37:29.47 ID:alv8hu8HO
ド変態過ぎるだろw
60 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 18:42:19.42 ID:3nYm/Dd+0
美也(にぃにが彼女できたのは、多分クリスマスぐらい……)
美也(逢ちゃんが、やたらにぃにと仲良くなってたのもその辺……)
美也(しかも、最近逢ちゃんは付き合い悪い……別の誰かと、いつも予定があるみたいに)ハッ
美也「もしかして!」ガタッ
先生「……どうした、橘」
美也「え」
先生「今は授業中なんだが」
美也「あ、その……すみません///」
中多(美也ちゃん……)
美也(紗江ちゃん。えへ、やっちゃった)
七咲(美也ちゃん?)
美也(あ、逢ちゃん……)サッ
七咲(え……目線、反らされた……?)
美也(逢ちゃんが、やたらにぃにと仲良くなってたのもその辺……)
美也(しかも、最近逢ちゃんは付き合い悪い……別の誰かと、いつも予定があるみたいに)ハッ
美也「もしかして!」ガタッ
先生「……どうした、橘」
美也「え」
先生「今は授業中なんだが」
美也「あ、その……すみません///」
中多(美也ちゃん……)
美也(紗江ちゃん。えへ、やっちゃった)
七咲(美也ちゃん?)
美也(あ、逢ちゃん……)サッ
七咲(え……目線、反らされた……?)
63 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 18:50:40.47 ID:3nYm/Dd+0
七咲「み、美也ちゃん」
美也「……なに?」
七咲「えっと、さっきは、その、どうしたのかなって。授業中に急に立ってたから」
美也「あ、あれは……別に……なんでもないよ。逢ちゃんには関係ないし」
七咲「え」
関係ないし
関係ないし
関係ないし
美也「……逢ちゃん。今日もお昼部活の友達と?」
七咲「え、う、うん」
七咲(とにかく、先輩と話さないと)
美也「へえ。そーなんだ」
美也「……なに?」
七咲「えっと、さっきは、その、どうしたのかなって。授業中に急に立ってたから」
美也「あ、あれは……別に……なんでもないよ。逢ちゃんには関係ないし」
七咲「え」
関係ないし
関係ないし
関係ないし
美也「……逢ちゃん。今日もお昼部活の友達と?」
七咲「え、う、うん」
七咲(とにかく、先輩と話さないと)
美也「へえ。そーなんだ」
71 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 18:56:04.96 ID:3nYm/Dd+0
純一「……はぁ」
梅「おいおい大将。今日何度目だい?」
純一「え?何が?」
梅「ため息だよ。今日は多いぞ。朝からずーっと暗い顔してさ」
純一「ああ……ちょっとな」
梅「彼女と喧嘩でもしたのかい?」
純一「そんなんじゃないよ……はぁ」
梅「おいおいやっとお昼だってーのに、そんな暗くてどうするんだよ。なんなら、俺がおごって」
純一「梅原……」
七咲(先輩……)コッソリ
純一「あ」
梅「もしくは、この秘蔵のお宝本を」
純一「ご、ごめん梅原!また今度おごってくれ」ダッ
梅「?急に走り出して、いったい何事だい」
梅「おいおい大将。今日何度目だい?」
純一「え?何が?」
梅「ため息だよ。今日は多いぞ。朝からずーっと暗い顔してさ」
純一「ああ……ちょっとな」
梅「彼女と喧嘩でもしたのかい?」
純一「そんなんじゃないよ……はぁ」
梅「おいおいやっとお昼だってーのに、そんな暗くてどうするんだよ。なんなら、俺がおごって」
純一「梅原……」
七咲(先輩……)コッソリ
純一「あ」
梅「もしくは、この秘蔵のお宝本を」
純一「ご、ごめん梅原!また今度おごってくれ」ダッ
梅「?急に走り出して、いったい何事だい」
73 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 18:58:59.60 ID:3nYm/Dd+0
七咲「ここなら、大丈夫でしょうか」
純一「このポンプ小屋なら、たぶんね」
七咲「……」
純一「……」
純一「えっと……聞いた?」
七咲「はい……」
純一「美也のやつ……もう言いふらして」
七咲「先輩」ジトー
純一「……はい。ごめんなさい。調子に乗った僕が悪かったよ」
七咲「そうですよ。あんな、いないからって、美也ちゃんの部屋で……///」
純一「このポンプ小屋なら、たぶんね」
七咲「……」
純一「……」
純一「えっと……聞いた?」
七咲「はい……」
純一「美也のやつ……もう言いふらして」
七咲「先輩」ジトー
純一「……はい。ごめんなさい。調子に乗った僕が悪かったよ」
七咲「そうですよ。あんな、いないからって、美也ちゃんの部屋で……///」
76 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 19:04:08.23 ID:3nYm/Dd+0
純一「……」
七咲「もう。先輩のせいで、今日は美也ちゃんの前で顔から火が出るかと思いました」
純一「……」
七咲「しばらくは――」
純一「七咲だって、興奮してたくせに」
七咲「う……そ、そんなこと」
純一「いいや。してたね。美也の服着た時とか」
七咲「あ、あれは……先輩が変なこと言うから」
純一「美也は明日、その制服を来て学校に行くんだよ」
七咲「い、言い直さないでください!」
純一「……ねえ、どうだった?」
七咲「な、何がですか」
七咲「もう。先輩のせいで、今日は美也ちゃんの前で顔から火が出るかと思いました」
純一「……」
七咲「しばらくは――」
純一「七咲だって、興奮してたくせに」
七咲「う……そ、そんなこと」
純一「いいや。してたね。美也の服着た時とか」
七咲「あ、あれは……先輩が変なこと言うから」
純一「美也は明日、その制服を来て学校に行くんだよ」
七咲「い、言い直さないでください!」
純一「……ねえ、どうだった?」
七咲「な、何がですか」
78 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 19:08:28.14 ID:3nYm/Dd+0
純一「顔から火が出そうって、そのくらい興奮しちゃったってこと?」
七咲「や、やめてください……」
純一「美也の前で、美也の制服を見て、美也の部屋でした時のことを思い出して?」
七咲「そ、そんな……」
純一「七咲……これからしばらくは、放課後は会わないほうがいいよね」
七咲「そ、そうですね」
純一「じゃあ……」
七咲「や、やめてください……わ、私は今後の事を話し合おうと思って……」
純一「でも、だからってわざわざポンプ小屋まで来る必要、あったかな?」
七咲「や、やめてください……」
純一「美也の前で、美也の制服を見て、美也の部屋でした時のことを思い出して?」
七咲「そ、そんな……」
純一「七咲……これからしばらくは、放課後は会わないほうがいいよね」
七咲「そ、そうですね」
純一「じゃあ……」
七咲「や、やめてください……わ、私は今後の事を話し合おうと思って……」
純一「でも、だからってわざわざポンプ小屋まで来る必要、あったかな?」
81 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 19:10:42.11 ID:3nYm/Dd+0
七咲「だ、だから……」
パキッ
七咲「!」
純一「逢……」
七咲「ど、どいてください」ドンッ
純一「え」
純一「うわわわわ」ドテッ
七咲「っ!」ガチャッ
七咲「いない……?誰も?」
純一「いたたた。どうしたんだい?」
パキッ
七咲「!」
純一「逢……」
七咲「ど、どいてください」ドンッ
純一「え」
純一「うわわわわ」ドテッ
七咲「っ!」ガチャッ
七咲「いない……?誰も?」
純一「いたたた。どうしたんだい?」
84 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 19:14:14.47 ID:3nYm/Dd+0
七咲「先輩」
純一「なに?」
七咲「やっぱり、しばらくは学校でも合うの控えたほうがいいと思います」
純一「ええ!」
七咲「……はぁ。美也ちゃんのことがなければ、いっそ付き合ってるって言ってもいいんですけど」
七咲「先輩のせいで、そんなこと言ったら、美也ちゃん許してくれないでしょうし」
純一「うう、全部僕のせいなんだ」
七咲「当然です」
純一「なに?」
七咲「やっぱり、しばらくは学校でも合うの控えたほうがいいと思います」
純一「ええ!」
七咲「……はぁ。美也ちゃんのことがなければ、いっそ付き合ってるって言ってもいいんですけど」
七咲「先輩のせいで、そんなこと言ったら、美也ちゃん許してくれないでしょうし」
純一「うう、全部僕のせいなんだ」
七咲「当然です」
87 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 19:18:14.41 ID:3nYm/Dd+0
ごめん。ちょくちょく先輩が七咲って呼んじゃってるね。
七咲「じゃあ、もうここから別れましょう」
純一「逢……せめて、その……」
七咲「……」
純一「ほ、ほら。しばらくがいつになるかわからないし」
七咲「……はい」キス体勢
純一「逢……」
七咲「……」
サワサワ
七咲「……先輩?」ペシン
純一「ご、ごめん」
七咲「じゃあ、もうここから別れましょう」
純一「逢……せめて、その……」
七咲「……」
純一「ほ、ほら。しばらくがいつになるかわからないし」
七咲「……はい」キス体勢
純一「逢……」
七咲「……」
サワサワ
七咲「……先輩?」ペシン
純一「ご、ごめん」
88 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 19:21:55.38 ID:3nYm/Dd+0
塚原「あら?今日は彼氏は待っててくれないの?」
七咲「つ、塚原先輩!彼氏って」
塚原「見てたらばればれじゃない。いい加減、教えてくれないのかなーって思ってたんだけど」
七咲「……///」
七咲「ほ、他の人の前では言わないでくださいね」
塚原「どうして?恥ずかしいの?かわいいね、逢は」
七咲「うう///」
美也「あーいちゃん 」
七咲「」
塚原「あら、こんにちは」
七咲「み、美也ちゃん!?」
七咲「つ、塚原先輩!彼氏って」
塚原「見てたらばればれじゃない。いい加減、教えてくれないのかなーって思ってたんだけど」
七咲「……///」
七咲「ほ、他の人の前では言わないでくださいね」
塚原「どうして?恥ずかしいの?かわいいね、逢は」
七咲「うう///」
美也「あーいちゃん 」
七咲「」
塚原「あら、こんにちは」
七咲「み、美也ちゃん!?」
89 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 19:23:23.28 ID:TQkMAkDx0
この美也・・・黒いぞ
91 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 19:26:03.49 ID:3nYm/Dd+0
美也「逢ちゃんと一緒に帰ろうと思って、待ってたんだー」
七咲「そ、そーなんだ」
塚原「へえ。今日は妹さんの」
七咲「し、失礼します!いこ、美也ちゃん!」
美也「あ、待ってよー」
塚原「あらあら」クスクス
七咲「はぁはぁ」
美也「はぁはぁ。どうしたの?逢ちゃん」
七咲「え」
美也「急に走り出すから」
美也「私、もう少し先輩と話してから帰りたかったなー」
七咲「そ、そーなんだ」
塚原「へえ。今日は妹さんの」
七咲「し、失礼します!いこ、美也ちゃん!」
美也「あ、待ってよー」
塚原「あらあら」クスクス
七咲「はぁはぁ」
美也「はぁはぁ。どうしたの?逢ちゃん」
七咲「え」
美也「急に走り出すから」
美也「私、もう少し先輩と話してから帰りたかったなー」
92 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 19:29:11.13 ID:3nYm/Dd+0
七咲「えっと、ご、ごめんね。き、今日は……早く帰ってご飯作らないといけないから」
美也「え、そうなの」
七咲「う、うん。だから、美也ちゃんともあんまりおしゃべりしたり寄り道は」
美也「そっかー。残念だなー」
七咲「じゃあ」
美也「……逢ちゃん。最近付き合い悪いよね」
七咲「え……」
美也「あ、ううん。なんでもない。じゃあね」
七咲「う、うん」
美也「え、そうなの」
七咲「う、うん。だから、美也ちゃんともあんまりおしゃべりしたり寄り道は」
美也「そっかー。残念だなー」
七咲「じゃあ」
美也「……逢ちゃん。最近付き合い悪いよね」
七咲「え……」
美也「あ、ううん。なんでもない。じゃあね」
七咲「う、うん」
94 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 19:35:00.54 ID:3nYm/Dd+0
美也「ただいまー」
トントントン
純一「お、遅かったな」
美也「……」プイッスタスタスタ
純一「ま、待て美也!これを見ろ!」
美也「なに?」チラッ
美也「」
純一「こ、これが!昨日言ってたかつらだ!」
純一「さ、さらに!ちょっと待ってろよ」
数分後
美也「」
純一「こ、この格好で……その、女の子の部屋で過ごしたくて……その……」
美也「……変態」
トントントン
純一「お、遅かったな」
美也「……」プイッスタスタスタ
純一「ま、待て美也!これを見ろ!」
美也「なに?」チラッ
美也「」
純一「こ、これが!昨日言ってたかつらだ!」
純一「さ、さらに!ちょっと待ってろよ」
数分後
美也「」
純一「こ、この格好で……その、女の子の部屋で過ごしたくて……その……」
美也「……変態」
97 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 19:38:48.59 ID:3nYm/Dd+0
純一「へ、変態……」
純一「ま、待ってくれ!僕は変態じゃなくて紳士――」
美也「……」スタスタスタ
ガチャッ
バタン
美也「っっっ!!!」
美也「な、なにあれ!!?」バンバンバン
美也「に、にぃにが!にぃにが!あんな服!!!」
美也「あは、あははは、お腹痛い!ぜんっぜん似合ってないしぷふふふふふふ」
美也「か、かつらまで!い、いきできない」
純一「ま、待ってくれ!僕は変態じゃなくて紳士――」
美也「……」スタスタスタ
ガチャッ
バタン
美也「っっっ!!!」
美也「な、なにあれ!!?」バンバンバン
美也「に、にぃにが!にぃにが!あんな服!!!」
美也「あは、あははは、お腹痛い!ぜんっぜん似合ってないしぷふふふふふふ」
美也「か、かつらまで!い、いきできない」
100 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 19:43:25.84 ID:iOgKlQl50
みゃーかわいいなー
101 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 19:44:26.39 ID:3nYm/Dd+0
美也「はあ、おかしかった……」
美也「……」
美也「……あんなことまでして、隠したいこと、したんだ」
美也「素直に言って、謝ってくれればいいのに……」
美也「逢ちゃんも逢ちゃんだよ。正直に言ってくれれば……みゃーだって」
美也「はあ、なんかもう、怒ってたのどうでもよくなっちゃった」
美也「でも、またこんなことあったらやだし……」
美也「……ちょっと、二人をこらしめてみようかな」
美也「よーし」
美也「やるぞー」オー!
コンコン
美也「ビクッは、はーい」
純一「美也?さっきのはな」
美也「……」
美也「……あんなことまでして、隠したいこと、したんだ」
美也「素直に言って、謝ってくれればいいのに……」
美也「逢ちゃんも逢ちゃんだよ。正直に言ってくれれば……みゃーだって」
美也「はあ、なんかもう、怒ってたのどうでもよくなっちゃった」
美也「でも、またこんなことあったらやだし……」
美也「……ちょっと、二人をこらしめてみようかな」
美也「よーし」
美也「やるぞー」オー!
コンコン
美也「ビクッは、はーい」
純一「美也?さっきのはな」
105 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 19:51:48.23 ID:3nYm/Dd+0
美也「うっさい、変態にぃに」
美也(あ、そうだ)
美也「ほんとに許してほしい?」
純一「!う、うん!」
美也「じゃあ、みゃーがにぃにの部屋をノックしたら、ちょっと待ってまたみゃー部屋に来て」
純一「?わかったよ」
美也「あ!またさっきの格好でね!にしし」
純一「ええ!?」
美也「……許してほしくないの?」
純一「わ、わかったよ……」
美也「じゃあ、後でねにしし」
純一「?」
美也(あ、そうだ)
美也「ほんとに許してほしい?」
純一「!う、うん!」
美也「じゃあ、みゃーがにぃにの部屋をノックしたら、ちょっと待ってまたみゃー部屋に来て」
純一「?わかったよ」
美也「あ!またさっきの格好でね!にしし」
純一「ええ!?」
美也「……許してほしくないの?」
純一「わ、わかったよ……」
美也「じゃあ、後でねにしし」
純一「?」
106 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 19:54:40.25 ID:3nYm/Dd+0
だって……ほんとは女装橘さんで長いかつらのはずだったんだもの……
コンコン
純一「き、きた!じ、じゃあ……ちょっと待って」
コンコン
純一「み、美也?」
美也「にしし、入っていいよー」
純一「(機嫌、直ったのか?)じ、じゃあ。入るぞ」ガチャッ
パシャッパシャッ
純一「うわ!」
美也「もう!に、じゃなかった、ねぇね!顔隠しちゃダメ!」
純一「ええ!か、カメラ!?」
美也「にしし、ほらほら、かわいいポーズとって!ね、ねぇね!」
純一「か、かわいいポーズ!?」
コンコン
純一「き、きた!じ、じゃあ……ちょっと待って」
コンコン
純一「み、美也?」
美也「にしし、入っていいよー」
純一「(機嫌、直ったのか?)じ、じゃあ。入るぞ」ガチャッ
パシャッパシャッ
純一「うわ!」
美也「もう!に、じゃなかった、ねぇね!顔隠しちゃダメ!」
純一「ええ!か、カメラ!?」
美也「にしし、ほらほら、かわいいポーズとって!ね、ねぇね!」
純一「か、かわいいポーズ!?」
107 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 19:57:35.81 ID:3nYm/Dd+0
パシャッパシャッ
美也「ふぅ、このくらいでいいかな」
純一「……そ、その写真は、どうするんだい?」
美也「え?んー、どうしよかっなー」
美也「明日、みんなに見せようかなー」
純一「ええ!そ、それだけは……」
美也「じゃあ、ほんとのこと言ってよ」
純一「う……だ、だから僕は」
美也「女装大好き?」
純一「う、うん……」
美也「ふーん……」
美也「ふぅ、このくらいでいいかな」
純一「……そ、その写真は、どうするんだい?」
美也「え?んー、どうしよかっなー」
美也「明日、みんなに見せようかなー」
純一「ええ!そ、それだけは……」
美也「じゃあ、ほんとのこと言ってよ」
純一「う……だ、だから僕は」
美也「女装大好き?」
純一「う、うん……」
美也「ふーん……」
108 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 20:03:56.35 ID:3nYm/Dd+0
美也「じゃあ、女装だったとしても、みゃーのベッドににぃには寝転がったんだよね」
純一「う、うん」
美也「……許して欲しかったら、しばらくはみゃーの言うこと聞いて」
純一「……はい」
美也「じゃあ、今日はこのくらいでいいや」
純一「え、えっと……」
美也「……勝手に出てけば」
純一「ご、ごめんな。美也……」
美也(謝るくらいなら、ほんとのこと言ってよ)
純一「う、うん」
美也「……許して欲しかったら、しばらくはみゃーの言うこと聞いて」
純一「……はい」
美也「じゃあ、今日はこのくらいでいいや」
純一「え、えっと……」
美也「……勝手に出てけば」
純一「ご、ごめんな。美也……」
美也(謝るくらいなら、ほんとのこと言ってよ)
110 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 20:07:20.49 ID:3nYm/Dd+0
数日後
美也「じゃじゃーん」
中多「どうしたの?美也ちゃん」
七咲「写真……?」
美也「にしし、見てみて」
中多「あ、せんぱ……い……」
七咲「え」
美也「すごいでしょー」
中多「」
七咲「先輩の……女装写真……?」
美也「そう!お兄ちゃんってば、この間許しくれーこの格好でーって来たから、写真撮ってやった」
七咲「へ、へー」
中多「」ブルブル
美也「じゃじゃーん」
中多「どうしたの?美也ちゃん」
七咲「写真……?」
美也「にしし、見てみて」
中多「あ、せんぱ……い……」
七咲「え」
美也「すごいでしょー」
中多「」
七咲「先輩の……女装写真……?」
美也「そう!お兄ちゃんってば、この間許しくれーこの格好でーって来たから、写真撮ってやった」
七咲「へ、へー」
中多「」ブルブル
113 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 20:10:54.45 ID:3nYm/Dd+0
七咲(先輩……ここまで体はって……)
美也「まあ、ほんとは女装じゃないんだろうけど、ここまでするなんてねー」
七咲「……」
中多「」ブルブル
美也「いったい、誰のこと庇ってるんだろうねー」
七咲「……」
七咲(先輩……私のために……)
美也「まあ、ほんとのこと言うまでは、しばらくにぃにには、女装させちゃおっかなーって」
中多「み、美也ちゃん!」
美也「へ」ビクッ
七咲「」ビクッ
中多「焼き増ししてもいい!?」
美也「まあ、ほんとは女装じゃないんだろうけど、ここまでするなんてねー」
七咲「……」
中多「」ブルブル
美也「いったい、誰のこと庇ってるんだろうねー」
七咲「……」
七咲(先輩……私のために……)
美也「まあ、ほんとのこと言うまでは、しばらくにぃにには、女装させちゃおっかなーって」
中多「み、美也ちゃん!」
美也「へ」ビクッ
七咲「」ビクッ
中多「焼き増ししてもいい!?」
115 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 20:13:33.35 ID:3nYm/Dd+0
美也「や、焼き増し?い、いいけど……」
中多「あ、あと……先輩に女装させる時は……私も……呼んで?」
美也「う、うん」
七咲「……」
美也「あ、逢ちゃんも来る?」
七咲「え……?わ、私は……」
美也「実際に見ると、ほんとに面白いよ?にぃにの女装」
中多「あ、あと……先輩に女装させる時は……私も……呼んで?」
美也「う、うん」
七咲「……」
美也「あ、逢ちゃんも来る?」
七咲「え……?わ、私は……」
美也「実際に見ると、ほんとに面白いよ?にぃにの女装」
117 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 20:14:46.91 ID:Rrg4LtU/0
あーあ、火が付いちゃった
119 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 20:21:07.29 ID:3nYm/Dd+0
純一「……」ソワソワ
梅「今日はまたどうした、大将」
純一「え、な、なにが?は、まさか」
梅「あん?いや、やたらそわそわしてるからさ」
純一「あ、ああ、ちょっと」
梅「またかよ。だから、何度も言うけどよ、なんでも相談していいんだぜ?」
純一「ああ、ありがとう……」
純一「……」
純一(あの写真を取られてから数日……美也は、もう現像したんだろうか……)
純一(少なくとも、梅原や、僕の友達はまだ見てないようだし、無差別にばらまかれてもいないようだけど……)
梅「今日はまたどうした、大将」
純一「え、な、なにが?は、まさか」
梅「あん?いや、やたらそわそわしてるからさ」
純一「あ、ああ、ちょっと」
梅「またかよ。だから、何度も言うけどよ、なんでも相談していいんだぜ?」
純一「ああ、ありがとう……」
純一「……」
純一(あの写真を取られてから数日……美也は、もう現像したんだろうか……)
純一(少なくとも、梅原や、僕の友達はまだ見てないようだし、無差別にばらまかれてもいないようだけど……)
120 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 20:25:32.73 ID:3nYm/Dd+0
純一(あー、気になるなー……ん?)
七咲「……」コッソリ
純一(逢?どうして……)ガタッ
梅「大将?」
純一「ごめん、ちょっとトイレ!」
梅「……青春かねえ」
校舎裏
純一「ど、どうしたんだい、逢」
七咲「先輩……私見ました」
純一「え゙。も、もしかして……」
七咲「はい……女装写真を……」
七咲「……」コッソリ
純一(逢?どうして……)ガタッ
梅「大将?」
純一「ごめん、ちょっとトイレ!」
梅「……青春かねえ」
校舎裏
純一「ど、どうしたんだい、逢」
七咲「先輩……私見ました」
純一「え゙。も、もしかして……」
七咲「はい……女装写真を……」
121 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 20:29:39.45 ID:3nYm/Dd+0
純一「そっか……見ちゃったか……」
純一「幻滅させちゃったかな……」
七咲「そんな!だって先輩は、私が美也ちゃんと喧嘩しないように……」
純一「……ははっ、いいんだよ。元はといえば、僕が悪かったんだし」
純一「幻滅か……今さらだよね。調子にのって、逢にはあんなことさせて」
七咲「……先輩。やっぱり、正直に言ったほうが」
純一「でも……言える?美也のベッドであんなことしちゃったなんて……」
七咲「それは……」
純一「幻滅させちゃったかな……」
七咲「そんな!だって先輩は、私が美也ちゃんと喧嘩しないように……」
純一「……ははっ、いいんだよ。元はといえば、僕が悪かったんだし」
純一「幻滅か……今さらだよね。調子にのって、逢にはあんなことさせて」
七咲「……先輩。やっぱり、正直に言ったほうが」
純一「でも……言える?美也のベッドであんなことしちゃったなんて……」
七咲「それは……」
123 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 20:33:55.43 ID:3nYm/Dd+0
純一「だから、いいよ。美也は、僕が女装すれば許してくれそうだしね」
七咲「先輩……」
七咲(先輩の女装……)ブルッ
純一「だから、美也が全部許してくれるまで、僕が女装し続けるよ。そして……いっそ女装を極めてみせる」
七咲「」ブルブル
純一「ん?逢?」
七咲「い……いえ……なんでも……ぷっ」
純一「……」
純一「はーい、純子でぇーす」ウラゴエ
七咲「」ブフッ
七咲「先輩……」
七咲(先輩の女装……)ブルッ
純一「だから、美也が全部許してくれるまで、僕が女装し続けるよ。そして……いっそ女装を極めてみせる」
七咲「」ブルブル
純一「ん?逢?」
七咲「い……いえ……なんでも……ぷっ」
純一「……」
純一「はーい、純子でぇーす」ウラゴエ
七咲「」ブフッ
124 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 20:34:31.46 ID:+LxTRmeh0
デデーン
126 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 2012/01/13(金) 20:38:43.59 ID:aJrSaPSN0
七咲ーアウトー
127 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 20:40:29.96 ID:3nYm/Dd+0
七咲「せ、先輩!!」
純一「ははっ、ごめんごめん」
純一「ま、逢はそう深刻にならないで」
純一「そうやって笑っていてよ」
七咲「でも……」
純一「大丈夫」
七咲「え」
純一「心配しなくても、いくら女装したって、心まで女の人になったりしないよ」
七咲「え、いえ、私が心配してるのは」
純一「ははっほら、授業始まるよ」
七咲「あ……先輩」
純一「ははっ、ごめんごめん」
純一「ま、逢はそう深刻にならないで」
純一「そうやって笑っていてよ」
七咲「でも……」
純一「大丈夫」
七咲「え」
純一「心配しなくても、いくら女装したって、心まで女の人になったりしないよ」
七咲「え、いえ、私が心配してるのは」
純一「ははっほら、授業始まるよ」
七咲「あ……先輩」
135 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 21:00:09.42 ID:3nYm/Dd+0
後日
美也「というわけで、今日はお兄ちゃんに女装してもらいまーす!」
中多「お、おー」
七咲「……」
純一「……」
純一「み、美也?なんで二人もいるんだ……?」
美也「なに?やなの?なんでも言うこと聞いてくれるんでしょ?」
純一「……はい」
美也「じゃあまずはー」
中多「み、美也ちゃん……私も
服持ってきたの……」
美也「え、ほんとー。見せてー」
美也「というわけで、今日はお兄ちゃんに女装してもらいまーす!」
中多「お、おー」
七咲「……」
純一「……」
純一「み、美也?なんで二人もいるんだ……?」
美也「なに?やなの?なんでも言うこと聞いてくれるんでしょ?」
純一「……はい」
美也「じゃあまずはー」
中多「み、美也ちゃん……私も
服持ってきたの……」
美也「え、ほんとー。見せてー」
140 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 21:03:46.69 ID:3nYm/Dd+0
純一「はぁ……」
七咲「先輩……」
美也「ほらお兄ちゃん、決まったからこれ着て」
純一「はーい……」
美也「今日はこのくらいかなー」
中多「いっぱい……写真撮れた」
七咲「お疲れさまです、先輩」
純一「うん……」
美也「じゃあ次は」
純一「またやるのか……」
美也「当然でしょ。そうだ、女装して町歩いてみるっていうのはどう?」
中多「え……」
七咲「え」
純一「……」
七咲「先輩……」
美也「ほらお兄ちゃん、決まったからこれ着て」
純一「はーい……」
美也「今日はこのくらいかなー」
中多「いっぱい……写真撮れた」
七咲「お疲れさまです、先輩」
純一「うん……」
美也「じゃあ次は」
純一「またやるのか……」
美也「当然でしょ。そうだ、女装して町歩いてみるっていうのはどう?」
中多「え……」
七咲「え」
純一「……」
141 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 21:06:39.41 ID:3nYm/Dd+0
中多「それは……さすがに……」
七咲「美也ちゃん……」
純一「……」
美也「まあ、にぃにが嫌なら、ほんとのこと言ってくれたら、やめてもいいけどー」
純一「……やるよ」
七咲「先輩……」
中多「先輩が、女装して町を……」
純一「それで、いつやるんだ」
美也「そ、そうだね。じゃあ今度の……」
七咲「美也ちゃん……」
純一「……」
美也「まあ、にぃにが嫌なら、ほんとのこと言ってくれたら、やめてもいいけどー」
純一「……やるよ」
七咲「先輩……」
中多「先輩が、女装して町を……」
純一「それで、いつやるんだ」
美也「そ、そうだね。じゃあ今度の……」
142 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 21:10:17.97 ID:3nYm/Dd+0
純一「わかった」
七咲「先輩……」
中多「あの……じゃあ、その時のお洋服、選んでもいい、ですか?」
美也「そうだねー」
七咲「……」
中多「ばいばい、美也ちゃん。さようなら、先輩」
七咲「失礼します」
美也「ばいばーい」
純一「じゃあね」
美也「……さあて、また今度もよろしくね、にぃに」
純一「はいはい」
ガチャッ
七咲「あの……」
美也「あれ?逢ちゃん?」
純一「逢……?」
七咲「先輩……」
中多「あの……じゃあ、その時のお洋服、選んでもいい、ですか?」
美也「そうだねー」
七咲「……」
中多「ばいばい、美也ちゃん。さようなら、先輩」
七咲「失礼します」
美也「ばいばーい」
純一「じゃあね」
美也「……さあて、また今度もよろしくね、にぃに」
純一「はいはい」
ガチャッ
七咲「あの……」
美也「あれ?逢ちゃん?」
純一「逢……?」
144 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 21:12:35.66 ID:3nYm/Dd+0
七咲「……」
美也「どうしたの?」
七咲「ごめんなさい……」
純一「ハッあ、逢!」
七咲「美也ちゃん」
美也「……なあに?」
七咲「先輩と……付き合ってるのは、私なんだよ」
美也「……」
純一「逢……」
七咲「ずっと黙ってて、ごめんね。一番最初に、言うべきだったよね」
美也「どうしたの?」
七咲「ごめんなさい……」
純一「ハッあ、逢!」
七咲「美也ちゃん」
美也「……なあに?」
七咲「先輩と……付き合ってるのは、私なんだよ」
美也「……」
純一「逢……」
七咲「ずっと黙ってて、ごめんね。一番最初に、言うべきだったよね」
146 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 21:18:05.12 ID:3nYm/Dd+0
純一「ち、違うんだ美也。僕が、しばらく黙っていようって」
七咲「いいんです、先輩。理由なんて、美也ちゃんには関係ないですし」
美也「やっぱり、逢ちゃんだったんだ」
七咲「うん」
美也「逢ちゃん」
七咲「……」
美也「良かったね。ふつつかな兄ですが、よろしくお願いします」
七咲「美也……ちゃん……ごめん、ごめんね!」
美也「もういいよ……正直に言ってくれれば」
美也「それで、私の部屋で、何をしたの」
美也「正直に言ってくれるんだよね?」
七咲「いいんです、先輩。理由なんて、美也ちゃんには関係ないですし」
美也「やっぱり、逢ちゃんだったんだ」
七咲「うん」
美也「逢ちゃん」
七咲「……」
美也「良かったね。ふつつかな兄ですが、よろしくお願いします」
七咲「美也……ちゃん……ごめん、ごめんね!」
美也「もういいよ……正直に言ってくれれば」
美也「それで、私の部屋で、何をしたの」
美也「正直に言ってくれるんだよね?」
147 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 21:21:27.68 ID:3nYm/Dd+0
七咲「……実は」
純一「その……」
美也「」
美也「そ、そんなことしたの!!?」
純一「う、うん……」
七咲「///」
美也「……呆れた」
美也「逢ちゃんが、ちょっと照れてるのは気になるけど」
美也「つまり、私の部屋まで逢ちゃんを連れてって」
美也「そ、その……そそそ、そういうことを、しようとしたのは、にぃに、なんだね」
純一「ま、まあ……」
純一「その……」
美也「」
美也「そ、そんなことしたの!!?」
純一「う、うん……」
七咲「///」
美也「……呆れた」
美也「逢ちゃんが、ちょっと照れてるのは気になるけど」
美也「つまり、私の部屋まで逢ちゃんを連れてって」
美也「そ、その……そそそ、そういうことを、しようとしたのは、にぃに、なんだね」
純一「ま、まあ……」
148 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 21:25:15.63 ID:3nYm/Dd+0
美也「……にぃにには、罰を受けてもらいます」
純一「はい……」
美也「逢ちゃんも」
七咲「はい……」
美也「じゃあ、その罰はね」
純一「……」ゴクリッ
七咲「……」ゴクリッ
純一「女装した上に目隠しなんて……」
七咲「私ができるだけ、人通りのなさそうな道を選びますから……」
純一「うん、頼んだよ。逢」ギュッ
七咲「……///」
純一「はい……」
美也「逢ちゃんも」
七咲「はい……」
美也「じゃあ、その罰はね」
純一「……」ゴクリッ
七咲「……」ゴクリッ
純一「女装した上に目隠しなんて……」
七咲「私ができるだけ、人通りのなさそうな道を選びますから……」
純一「うん、頼んだよ。逢」ギュッ
七咲「……///」
150 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 21:30:00.23 ID:3nYm/Dd+0
美也「じゃあ、お二人さんいってらっしゃーい」
中多「き、気を付けて……」
七咲「先輩、じゃあ、歩きますよ」
純一「う、うん」
美也『いい、逢ちゃん。お兄ちゃんに、この中から適当に台詞を言ってね』
七咲(うう……)
純一「ははっ、目が見えない状態で外を歩くと、さすがに怖いね……」
七咲「先輩……」
純一「え、なに?」
七咲「み、みんな、純子ちゃんのことを見てますよ……」
純一「じゅ……?って、え?人いるの?」
中多「き、気を付けて……」
七咲「先輩、じゃあ、歩きますよ」
純一「う、うん」
美也『いい、逢ちゃん。お兄ちゃんに、この中から適当に台詞を言ってね』
七咲(うう……)
純一「ははっ、目が見えない状態で外を歩くと、さすがに怖いね……」
七咲「先輩……」
純一「え、なに?」
七咲「み、みんな、純子ちゃんのことを見てますよ……」
純一「じゅ……?って、え?人いるの?」
151 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 21:32:30.63 ID:3nYm/Dd+0
七咲「ふ、ふふふ、ええ。いますよ。指差してる人もいます」
純一「そ、そうなんだ……」
七咲「あ」
純一「な、なに?」
七咲「いえ、今知り合いがいたような気が」
純一「ええ!?し、知り合い?僕も知ってる?」
七咲「は、はい」
純一「べ、別の道行かない?」
七咲「え?どうしてですか?いっそ見せましょうよ」
純一「そ、そうなんだ……」
七咲「あ」
純一「な、なに?」
七咲「いえ、今知り合いがいたような気が」
純一「ええ!?し、知り合い?僕も知ってる?」
七咲「は、はい」
純一「べ、別の道行かない?」
七咲「え?どうしてですか?いっそ見せましょうよ」
153 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 21:35:27.92 ID:3nYm/Dd+0
純一「い、いや、ダメだよ!」
七咲「純子ちゃん」
純一「え」
七咲「あまり大きな声を出すと、注目されますよ。それに、女言葉を話さないと」
純一「お、女言葉……?」
七咲「はい」
純一「こ……こう、かしら?」
七咲「ぷふっ、え、ええ。いいです」
美也「ぷぷぷ、に、にぃに……」
中多「……先輩がんばって」REC
七咲「純子ちゃん」
純一「え」
七咲「あまり大きな声を出すと、注目されますよ。それに、女言葉を話さないと」
純一「お、女言葉……?」
七咲「はい」
純一「こ……こう、かしら?」
七咲「ぷふっ、え、ええ。いいです」
美也「ぷぷぷ、に、にぃに……」
中多「……先輩がんばって」REC
155 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 21:36:43.39 ID:vvNu/soC0
予想外の方向性だった
158 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 21:41:16.14 ID:3nYm/Dd+0
純一「な、なんか、すごい恥ずかしいんだけど……」
七咲「まあ、罰ですからね」
純一(うう、目は見えないし。しかも女装だし……なんか視線は感じるし、なんだろう、この状況……)
七咲「あ、風が」
純一「え」ブワサー
七咲「せ、先輩!スカート押さえて!」
純一「え、え?まさか……」
七咲「ええ……モロでした」
純一「ええ!?」
純一「み、見た?」
七咲「え、ええ……下着は男物なんですね」
純一「そ、そりゃあね」
プッ
七咲「まあ、罰ですからね」
純一(うう、目は見えないし。しかも女装だし……なんか視線は感じるし、なんだろう、この状況……)
七咲「あ、風が」
純一「え」ブワサー
七咲「せ、先輩!スカート押さえて!」
純一「え、え?まさか……」
七咲「ええ……モロでした」
純一「ええ!?」
純一「み、見た?」
七咲「え、ええ……下着は男物なんですね」
純一「そ、そりゃあね」
プッ
159 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 21:44:46.05 ID:3nYm/Dd+0
純一「ひっ、い、今、笑い声が」
七咲「え、えーっと、はい……笑われてます」
純一「そんな……」
七咲「先輩……」
七咲(恥じらう姿がかわいい……)
中多「」ハァハァハァ
美也「うえー。やなパンチラー」
純一「ま、まだ続けなくちゃいけないの?」
七咲「はい。決められた時間まで、まだかなりありますし」
純一「え、もう一時間は歩かなかった?」
七咲「まだ二十分です」
七咲「え、えーっと、はい……笑われてます」
純一「そんな……」
七咲「先輩……」
七咲(恥じらう姿がかわいい……)
中多「」ハァハァハァ
美也「うえー。やなパンチラー」
純一「ま、まだ続けなくちゃいけないの?」
七咲「はい。決められた時間まで、まだかなりありますし」
純一「え、もう一時間は歩かなかった?」
七咲「まだ二十分です」
160 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 21:47:11.82 ID:3nYm/Dd+0
純一「そんな……」
「あれ、もしかして……」
純一「え、き、聞き覚えのある声が……」
誰がいい?
直下
「あれ、もしかして……」
純一「え、き、聞き覚えのある声が……」
誰がいい?
直下
161 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 21:47:52.58 ID:+LxTRmeh0
薫
164 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 21:53:59.33 ID:3nYm/Dd+0
棚町「ええええええ!?も、もしかて、じ、純一!!?」
純一「か、薫!?薫なのか!?」
棚町「ぶふっ、ひひ、な、なにその格好」
純一「い、いや、これはだな」
七咲「先輩、女言葉」ボソッ
純一「ええ!?」
七咲「実は、美也ちゃんからの指示なんです。お願いします」
純一「……か、薫には関係ないでしょ!」
棚町「へ?い、今の」
純一「な、なによ!」
棚町「ひ、ひー、ひひひ、だ、だめ……いきできない……」
純一「か、薫!?薫なのか!?」
棚町「ぶふっ、ひひ、な、なにその格好」
純一「い、いや、これはだな」
七咲「先輩、女言葉」ボソッ
純一「ええ!?」
七咲「実は、美也ちゃんからの指示なんです。お願いします」
純一「……か、薫には関係ないでしょ!」
棚町「へ?い、今の」
純一「な、なによ!」
棚町「ひ、ひー、ひひひ、だ、だめ……いきできない……」
167 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 21:59:58.28 ID:3nYm/Dd+0
田中「どうしたのー?」
純一「げ、この声は」
棚町「あ、恵子ー、ちょ、ちょっとこっち来て」
田中「なになにー?」
田中「え、この人誰?」
棚町「よーく顔見てごらんなさい、ぷぷぷ」
純一「……」ドキドキ
田中「目隠ししてるけど……え、た、橘くん?」
棚町「ぶふっ、そ、そうなのよ、ひひひ。ほ、ほら純一、なんかしゃべりなさい」
純一「……」
純一「げ、この声は」
棚町「あ、恵子ー、ちょ、ちょっとこっち来て」
田中「なになにー?」
田中「え、この人誰?」
棚町「よーく顔見てごらんなさい、ぷぷぷ」
純一「……」ドキドキ
田中「目隠ししてるけど……え、た、橘くん?」
棚町「ぶふっ、そ、そうなのよ、ひひひ。ほ、ほら純一、なんかしゃべりなさい」
純一「……」
168 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 22:02:55.28 ID:3nYm/Dd+0
田中「え?え?なんで橘君が?え?」
田中「え、えっと……し、趣味は人それぞれ」
純一「ち、ちがうん」
美也「……」ジー
純一「違うのよ田中さん!」
田中「よ?」
棚町「」
純一「こ、これにはふかーいわけがあるのよ!」
田中「へ……へー」目線反らし
棚町「はー……はー……」
田中「え、えっと……し、趣味は人それぞれ」
純一「ち、ちがうん」
美也「……」ジー
純一「違うのよ田中さん!」
田中「よ?」
棚町「」
純一「こ、これにはふかーいわけがあるのよ!」
田中「へ……へー」目線反らし
棚町「はー……はー……」
170 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 22:04:10.89 ID:qN1N4AHQ0
目隠し中にアイコンタクトは無理だろ…
171 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 22:05:57.55 ID:3nYm/Dd+0
七咲「あの……」
田中「あれ?あなた」
七咲「すいません。私たち、そろそろ」
純一(やっと解放――)
棚町「あ!ちょっと待って!」
七咲「……な、なんですか?」
棚町「カメラ持ってくるから、ちょーっち待ってくんない?」
純一「だ、駄目に決まってるでしょ!!」
上の美也のカットインは、実際に橘さんに見えたわけじゃなくて、
どこかで監視しているはずって思い出した描写で
田中「あれ?あなた」
七咲「すいません。私たち、そろそろ」
純一(やっと解放――)
棚町「あ!ちょっと待って!」
七咲「……な、なんですか?」
棚町「カメラ持ってくるから、ちょーっち待ってくんない?」
純一「だ、駄目に決まってるでしょ!!」
上の美也のカットインは、実際に橘さんに見えたわけじゃなくて、
どこかで監視しているはずって思い出した描写で
172 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 22:09:58.04 ID:3nYm/Dd+0
棚町「ええー、いいじゃんちょっとぐらいー」
純一「駄目ったら駄目よ!」
棚町「ぷっ、け、けちー」
純一「じゃあ、私たちは行くから」
田中「う、うん。さようなら」
田中(違う意味でもさようなら、橘君)
純一「あ、このことは、絶対に誰にも言わないでよ!」
棚町「えー」
純一「薫!」
棚町「はいはい」
純一「駄目ったら駄目よ!」
棚町「ぷっ、け、けちー」
純一「じゃあ、私たちは行くから」
田中「う、うん。さようなら」
田中(違う意味でもさようなら、橘君)
純一「あ、このことは、絶対に誰にも言わないでよ!」
棚町「えー」
純一「薫!」
棚町「はいはい」
174 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 22:12:42.96 ID:3nYm/Dd+0
純一「はあ、ひどい目にあった……」
七咲「大変でしたね……」
純一「これで僕のあだ名は、明日からオカマ野郎だ……ふふふ」
七咲「先輩……」
純一「あ、時間は?」
七咲「まだまだです……」
純一「はぁ……こうなったらもうやけよ!さあ逢!ちゃっちゃといきましょう!」
七咲「は、はい」
七咲「大変でしたね……」
純一「これで僕のあだ名は、明日からオカマ野郎だ……ふふふ」
七咲「先輩……」
純一「あ、時間は?」
七咲「まだまだです……」
純一「はぁ……こうなったらもうやけよ!さあ逢!ちゃっちゃといきましょう!」
七咲「は、はい」
176 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 22:16:17.55 ID:3nYm/Dd+0
美也「あ、ちょっと待って」
純一「え?美也?」
七咲「どうしたの?」
美也「にしし、お着替えたーいむ!今度はこれに着替えて。あ、目隠し取っていいから、そこの公園のトイレでね」
純一「ぷはぁ」
純一「あー、目が見えないだけなのにすごく疲れた……」
中多「先輩、お疲れさまです……どうぞ」
純一「あ、ありがとう。中多さん」ゴクゴク
純一「え?美也?」
七咲「どうしたの?」
美也「にしし、お着替えたーいむ!今度はこれに着替えて。あ、目隠し取っていいから、そこの公園のトイレでね」
純一「ぷはぁ」
純一「あー、目が見えないだけなのにすごく疲れた……」
中多「先輩、お疲れさまです……どうぞ」
純一「あ、ありがとう。中多さん」ゴクゴク
177 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 22:19:06.15 ID:3nYm/Dd+0
美也「ほらにぃに!早く早く!」
純一「せ、急かすなよ」
純一「おい……これって」
美也「うん。うちの制服」
純一「まさか……」
美也「次は学校ね!」
純一「だ、駄目に決まってるだろ!!」
美也「……変態。お父さんとお母さんに」
純一「わ、わかったよ!」
美也「はい、目隠し」
純一「目隠しまだやるのか……」
純一「せ、急かすなよ」
純一「おい……これって」
美也「うん。うちの制服」
純一「まさか……」
美也「次は学校ね!」
純一「だ、駄目に決まってるだろ!!」
美也「……変態。お父さんとお母さんに」
純一「わ、わかったよ!」
美也「はい、目隠し」
純一「目隠しまだやるのか……」
178 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 22:22:26.48 ID:3nYm/Dd+0
純一「ね、ねえ逢?」
七咲「は、はい……」
純一「ひ、人の声が増えてきてない?」
七咲「は、はい。下校時刻のピークは過ぎてますが、それでも生徒がけっこういますので……」
純一「が、学校まではあとどのくらいかしら?」
七咲「もうすぐですね……」
純一「そ、そう……」
純一(うう、どうかばれませんように!!)
純一(かつらと目隠しで、そう簡単にはわからない……はず!)
七咲「は、はい……」
純一「ひ、人の声が増えてきてない?」
七咲「は、はい。下校時刻のピークは過ぎてますが、それでも生徒がけっこういますので……」
純一「が、学校まではあとどのくらいかしら?」
七咲「もうすぐですね……」
純一「そ、そう……」
純一(うう、どうかばれませんように!!)
純一(かつらと目隠しで、そう簡単にはわからない……はず!)
179 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 22:23:12.94 ID:3nYm/Dd+0
「あれ?」
純一(あ、終わった)
誰がいい?
直下
純一(あ、終わった)
誰がいい?
直下
180 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 22:23:41.23 ID:84wFbJrD0
絢辻さん
181 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 22:23:57.42 ID:BEIe/JID0
裏表のない綾辻さん!
186 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 22:29:43.17 ID:3nYm/Dd+0
絢辻「あなた……」
純一「な、七咲、早く進んで」ボソボソ
七咲「は、はい」ボソボソ
絢辻「ちょっと待ちなさい」
純一「な、なんでしょう」ウラゴエ
絢辻「あなた、なんで目隠しをしているの?危ないわよ」
純一「い、いえ、これはその……」ウラゴエ
絢辻「あと、あなたみたいな生徒、うちにいたかしら?見覚えがないんだけれど」
純一「転入したばかりなんですぅ」ウラゴエ
七咲「あ、あの、私たち急ぎますので」
絢辻「……そう」
純一「ご、ごきげんよう」ウラゴエ
絢辻「ごきげんよう、橘君」
純一「な、七咲、早く進んで」ボソボソ
七咲「は、はい」ボソボソ
絢辻「ちょっと待ちなさい」
純一「な、なんでしょう」ウラゴエ
絢辻「あなた、なんで目隠しをしているの?危ないわよ」
純一「い、いえ、これはその……」ウラゴエ
絢辻「あと、あなたみたいな生徒、うちにいたかしら?見覚えがないんだけれど」
純一「転入したばかりなんですぅ」ウラゴエ
七咲「あ、あの、私たち急ぎますので」
絢辻「……そう」
純一「ご、ごきげんよう」ウラゴエ
絢辻「ごきげんよう、橘君」
188 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 22:32:16.27 ID:M5l42Gil0
アカンアカン
190 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 22:35:04.14 ID:3nYm/Dd+0
純一「」
純一「き、気づいてたの!?」
絢辻「ええ。一目で気づいたわよ」
純一「じゃあなんで」
絢辻「面白そうだったから、つい」
純一「ひどいよ、絢辻さん……」
絢辻「そんなことより、なんて格好をしているの、橘君」
純一「こ、これはその、やむにやまれぬ事情がありまして……」
絢辻「へぇ。私てっきり、あなたの趣味なのかと思ったわ」
純一「違うよ!!」
絢辻「まあ、どっちでもいいけど」
純一「よくないよ……」
絢辻「その格好で学校に行く気?死ぬわよ(社会的に)」
純一「き、気づいてたの!?」
絢辻「ええ。一目で気づいたわよ」
純一「じゃあなんで」
絢辻「面白そうだったから、つい」
純一「ひどいよ、絢辻さん……」
絢辻「そんなことより、なんて格好をしているの、橘君」
純一「こ、これはその、やむにやまれぬ事情がありまして……」
絢辻「へぇ。私てっきり、あなたの趣味なのかと思ったわ」
純一「違うよ!!」
絢辻「まあ、どっちでもいいけど」
純一「よくないよ……」
絢辻「その格好で学校に行く気?死ぬわよ(社会的に)」
194 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 22:38:32.60 ID:3nYm/Dd+0
純一「……でも、私には行かなきゃいけない理由があるのよ!!」
絢辻「そ、そうなんだ」
絢辻「気を付けてね。あと、あなたも」
七咲「私ですか?」
絢辻「よくわからないけど、がんばってね」
七咲「は、はい。ありがとうございます」
絢辻「それじゃあ」
純一「う、うん。さようなら、絢辻さん」
純一「はー、さすが絢辻さんだなあ。まったく笑わなかったよ。薫とは大違いだな」
絢辻「……」キョロキョロ
絢辻「(割愛)」
絢辻「そ、そうなんだ」
絢辻「気を付けてね。あと、あなたも」
七咲「私ですか?」
絢辻「よくわからないけど、がんばってね」
七咲「は、はい。ありがとうございます」
絢辻「それじゃあ」
純一「う、うん。さようなら、絢辻さん」
純一「はー、さすが絢辻さんだなあ。まったく笑わなかったよ。薫とは大違いだな」
絢辻「……」キョロキョロ
絢辻「(割愛)」
195 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 22:39:27.67 ID:9vFq6Byf0
かわいいなww
199 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 22:43:49.00 ID:3nYm/Dd+0
七咲「先輩、やっと学校につきましたよ」
純一「そ、そっか。じゃあかえ」
美也「ダメダメ。一周してきて。そしたら、帰っていいから」
純一「美也!?またお前はどこから……」
美也「私たち、ずーっと見てるからね」
中多「ビデオにも、撮ってます」
純一「え!?き、聞いてないぞ!!」
美也「はいはい、早く行ってらっしゃーい」
美也「ほら、逢ちゃん」
七咲「う、うん」
純一「くそー!」
美也「女の子は糞なんていわなーい」
純一「そ、そっか。じゃあかえ」
美也「ダメダメ。一周してきて。そしたら、帰っていいから」
純一「美也!?またお前はどこから……」
美也「私たち、ずーっと見てるからね」
中多「ビデオにも、撮ってます」
純一「え!?き、聞いてないぞ!!」
美也「はいはい、早く行ってらっしゃーい」
美也「ほら、逢ちゃん」
七咲「う、うん」
純一「くそー!」
美也「女の子は糞なんていわなーい」
201 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 22:45:39.57 ID:3nYm/Dd+0
純一「はあ……」
七咲「せ、先輩。もう少しですから」
純一「うん……でもどうせまた誰か」
「あ」
純一「やっぱり……」
誰?
直下
七咲「せ、先輩。もう少しですから」
純一「うん……でもどうせまた誰か」
「あ」
純一「やっぱり……」
誰?
直下
204 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 22:46:34.68 ID:M5l42Gil0
りほこ
208 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 22:50:36.32 ID:3nYm/Dd+0
梨穂子「あれー?あなた」
純一「……」
梨穂子「うーん?あのー、私の勘違いかもしれないんだけど、あなた」
純一「そうだよ!僕だよ!!」
梨穂子「わわわ、や、やっぱり純一だー」
純一「……」
梨穂子「でも純一、どうして女の子の格好をしてるの?」
純一「なんだっていいだろ……」
梨穂子「えー、気になるよー」
純一「……」
梨穂子「うーん?あのー、私の勘違いかもしれないんだけど、あなた」
純一「そうだよ!僕だよ!!」
梨穂子「わわわ、や、やっぱり純一だー」
純一「……」
梨穂子「でも純一、どうして女の子の格好をしてるの?」
純一「なんだっていいだろ……」
梨穂子「えー、気になるよー」
211 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 22:55:22.15 ID:3nYm/Dd+0
七咲「先輩」ボソッ
七咲「美也ちゃんが……」ボソボソ
純一「はぁ……」
純一「とにかく、私は急いでいるから、じゃあね、梨穂子」
梨穂子「私?ぷぷ、なにそれ。言葉まで女の子ごっこ?」
純一「だから、気にしないでって」
梨穂子「でも純一、結構似合ってるね。その格好」
純一「え」
中多「……」コクコクコク
梨穂子「かわいいよ、純一」
純一「へ、変なこと言うなよ///」
七咲「……」ムッ
七咲「美也ちゃんが……」ボソボソ
純一「はぁ……」
純一「とにかく、私は急いでいるから、じゃあね、梨穂子」
梨穂子「私?ぷぷ、なにそれ。言葉まで女の子ごっこ?」
純一「だから、気にしないでって」
梨穂子「でも純一、結構似合ってるね。その格好」
純一「え」
中多「……」コクコクコク
梨穂子「かわいいよ、純一」
純一「へ、変なこと言うなよ///」
七咲「……」ムッ
215 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 22:59:00.49 ID:3nYm/Dd+0
七咲「そうですね。先輩、結構似合ってて可愛いですよ」
純一「あ、逢?」
梨穂子「うんうん。また今度他の服を来ているところも見たいなあ」
純一「たぶん、もう着ない……」
梨穂子「えー、もったいないよー」
七咲「先輩、今度私と二人きりの時に」
純一「わ、わかったわよ。考えておくから……」
七咲「え」
梨穂子「やったー」
純一「ほら、七咲。行こう?」
七咲「あ、はい」
梨穂子「じゃあねー」
純一「はいはい」
純一「あ、逢?」
梨穂子「うんうん。また今度他の服を来ているところも見たいなあ」
純一「たぶん、もう着ない……」
梨穂子「えー、もったいないよー」
七咲「先輩、今度私と二人きりの時に」
純一「わ、わかったわよ。考えておくから……」
七咲「え」
梨穂子「やったー」
純一「ほら、七咲。行こう?」
七咲「あ、はい」
梨穂子「じゃあねー」
純一「はいはい」
217 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 23:00:16.96 ID:ayhRfGj10
素晴らしい
素晴らしい
素晴らしい
219 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 23:04:16.03 ID:3nYm/Dd+0
七咲「先輩」
純一「なにかしら?」
七咲「もしかして……癖になってますか?」
純一「え゙、そ、そんなことないわよ」
七咲「あやしい……」
純一「ほ、ほら。早く行こう?一周ってまだなの?」
七咲「あ、いえ。もう少しで終わりですね」
純一「よーし、じゃあ」
「あら、あなた」
純一「なにかしら?」
七咲「もしかして……癖になってますか?」
純一「え゙、そ、そんなことないわよ」
七咲「あやしい……」
純一「ほ、ほら。早く行こう?一周ってまだなの?」
七咲「あ、いえ。もう少しで終わりですね」
純一「よーし、じゃあ」
「あら、あなた」
224 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 23:07:23.82 ID:3nYm/Dd+0
森島「逢ちゃんじゃない」
七咲「も、森島先輩……」
森島「ねえ、響見なかった?ずっと探して」
純一「……」
森島「あなた……」
純一「……」
森島「どうして目隠ししているの?」
純一「……」
七咲「い、いえ、これは……」
森島「んー?ていうかあなた。見たことあるような……」
七咲「も、森島先輩……」
森島「ねえ、響見なかった?ずっと探して」
純一「……」
森島「あなた……」
純一「……」
森島「どうして目隠ししているの?」
純一「……」
七咲「い、いえ、これは……」
森島「んー?ていうかあなた。見たことあるような……」
229 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 23:11:32.16 ID:3nYm/Dd+0
塚原「はるか!」
森島「あ、響ちゃん!」
塚原「もう、こんなところいたの?教室で待っててって」
塚原「あれ?七咲?」
七咲「は、はい……」
塚原「どうしたの?部活休みなのにこんな遅くまで」
七咲「い、いえ……わ、忘れ物をしたので、一度帰ったんですけど、戻ってきたんです」
塚原「へぇ」
塚原「あれ?そっちの子は」
純一「……」
森島「あ、響ちゃん!」
塚原「もう、こんなところいたの?教室で待っててって」
塚原「あれ?七咲?」
七咲「は、はい……」
塚原「どうしたの?部活休みなのにこんな遅くまで」
七咲「い、いえ……わ、忘れ物をしたので、一度帰ったんですけど、戻ってきたんです」
塚原「へぇ」
塚原「あれ?そっちの子は」
純一「……」
232 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 23:15:55.07 ID:3nYm/Dd+0
森島「あ、そうそう。この子、さっきから目隠しして声も聞かせてくれないの。きっととってもシャイなのね」
森島「逢ちゃんのお友だち?」
塚原「……」ジー
純一「……」
純一(な、なんだろう。見えないはずなのに、突き刺さるような視線を感じるぞ)
塚原「あなた」
純一「」ビクッ
塚原「もし何かの罰ゲームだったりしたらだけど、目隠しは危険よ」
純一「……」コクコク
塚原「七咲も、止めてあげないと」
七咲「す、すいません……」
塚原「事故が起きてからじゃ遅いのよ」
森島「逢ちゃんのお友だち?」
塚原「……」ジー
純一「……」
純一(な、なんだろう。見えないはずなのに、突き刺さるような視線を感じるぞ)
塚原「あなた」
純一「」ビクッ
塚原「もし何かの罰ゲームだったりしたらだけど、目隠しは危険よ」
純一「……」コクコク
塚原「七咲も、止めてあげないと」
七咲「す、すいません……」
塚原「事故が起きてからじゃ遅いのよ」
234 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 23:16:54.55 ID:84wFbJrD0
もう事故とかそんなんじゃないw
235 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 23:18:59.12 ID:3nYm/Dd+0
七咲「は、はい」
塚原「高校生にもなって、こういう悪ふざけは」
七咲「……」
純一「ち、違うんです!!」
塚原「え」
森島「わーお」
純一「これには深いわけが……七咲は悪くないんです!!」
塚原「た……橘君!?」
森島「えー、あなただったの!?あは、すごーい!ベリーキュート!似合ってるわよ!」
純一「あ、やば」
塚原「高校生にもなって、こういう悪ふざけは」
七咲「……」
純一「ち、違うんです!!」
塚原「え」
森島「わーお」
純一「これには深いわけが……七咲は悪くないんです!!」
塚原「た……橘君!?」
森島「えー、あなただったの!?あは、すごーい!ベリーキュート!似合ってるわよ!」
純一「あ、やば」
238 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 23:22:40.21 ID:3nYm/Dd+0
森島「なあに?どうしたの?なんで女子の制服着てるのかしら?」
純一「え、えーっと……」
塚原「」絶句
純一「こ、これにはふかーいわけが……」
塚原「ば、罰ゲーム?」
七咲「……」
純一「似たようなものです……」
森島「あ、そうだ!これからうちに来ない!?きっと橘君に似合う服がたくさんあるから!」
塚原「ちょっと……黙ってて、はるか……」クラクラ
純一「え、えーっと……」
塚原「」絶句
純一「こ、これにはふかーいわけが……」
塚原「ば、罰ゲーム?」
七咲「……」
純一「似たようなものです……」
森島「あ、そうだ!これからうちに来ない!?きっと橘君に似合う服がたくさんあるから!」
塚原「ちょっと……黙ってて、はるか……」クラクラ
239 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 23:23:13.71 ID:zSSbXPnk0
ラブリーマジラブリー
243 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 23:26:22.33 ID:3nYm/Dd+0
塚原「趣味……ではないのよね?」
純一「も、もちろんです!」
塚原「……行きすぎた恋人同士の、その、そういうのでも、ないのね?」
七咲「は、はい!ありえません!」
森島「え?そうなの?二人ってそうだったの?」
塚原「……」
純一「……」
七咲「……」
森島「そういえば、さっきからずーっと手を繋いでて、二人ともかわいいカップルね!」
塚原「もう何も聞かないから……気を付けてね」
純一「はい……」
七咲「はい……」
純一「も、もちろんです!」
塚原「……行きすぎた恋人同士の、その、そういうのでも、ないのね?」
七咲「は、はい!ありえません!」
森島「え?そうなの?二人ってそうだったの?」
塚原「……」
純一「……」
七咲「……」
森島「そういえば、さっきからずーっと手を繋いでて、二人ともかわいいカップルね!」
塚原「もう何も聞かないから……気を付けてね」
純一「はい……」
七咲「はい……」
244 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 23:30:16.44 ID:3nYm/Dd+0
森島「ええ、もう終わりなのー?残念」
塚原「橘君……」
純一「あ、はい?」
塚原「あなたには、七咲のこと任せてもいいって思っているんだから、あまり変なことはしないように」
純一「は、はい」
森島「そうよ!男の子はナイトなんだから、しっかり女の子を守らないと!あ、でも今は二人ともプリンセスね!」
純一「はあ」
七咲「じ、じゃあ、失礼します」
純一「失礼します」
塚原「さようなら」
森島「じゃあねー」
塚原「橘君……」
純一「あ、はい?」
塚原「あなたには、七咲のこと任せてもいいって思っているんだから、あまり変なことはしないように」
純一「は、はい」
森島「そうよ!男の子はナイトなんだから、しっかり女の子を守らないと!あ、でも今は二人ともプリンセスね!」
純一「はあ」
七咲「じ、じゃあ、失礼します」
純一「失礼します」
塚原「さようなら」
森島「じゃあねー」
248 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 23:33:40.99 ID:3nYm/Dd+0
純一「最後に、一番の大物に捕まってしまった……」
七咲「そうですね……」
純一「はあ、これで僕の知り合いでも、見られたくない人たちにはほとんど出会ったよ……」
七咲「御愁傷様です……」
純一「なんかもう、どうでもうよくなってきた……」
七咲「……」
純一「でも、それだけのこと、しちゃったってことかな」
七咲「先輩……」
七咲「そうですね……」
純一「はあ、これで僕の知り合いでも、見られたくない人たちにはほとんど出会ったよ……」
七咲「御愁傷様です……」
純一「なんかもう、どうでもうよくなってきた……」
七咲「……」
純一「でも、それだけのこと、しちゃったってことかな」
七咲「先輩……」
252 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 23:38:08.15 ID:3nYm/Dd+0
純一「これからは、もっとちゃんと付き合っていこう」
七咲「先輩……」
美也「反省したようじゃな……」
純一「美也!」
美也「もう、目隠しをとってよいぞよ」
七咲「ぞよ?」
美也「わしは、それを二人に知って欲しかったのじゃ……」
美也「今日のことを乗り越えて、二人は、かけがいのない宝物が手に入れたはずじゃ」
美也「それを大事にするのじゃよ」
美也「あと、妹の美也ちゃんも大切にするように」
美也「さらばじゃ!」
七咲「先輩……」
美也「反省したようじゃな……」
純一「美也!」
美也「もう、目隠しをとってよいぞよ」
七咲「ぞよ?」
美也「わしは、それを二人に知って欲しかったのじゃ……」
美也「今日のことを乗り越えて、二人は、かけがいのない宝物が手に入れたはずじゃ」
美也「それを大事にするのじゃよ」
美也「あと、妹の美也ちゃんも大切にするように」
美也「さらばじゃ!」
253 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 23:40:42.78 ID:3nYm/Dd+0
純一「……」ポカーン
七咲「……」ポカーン
純一「えっと……終わり?」
七咲「みたいですね」
純一「帰ろっか」
七咲「はい……でも」
純一「でも?」
七咲「あの、先輩の着替えって」
純一「あ!美也!」
シーン
七咲「行っちゃったみたいですね……」
純一「女装したまま帰るのか……」
七咲「……」ポカーン
純一「えっと……終わり?」
七咲「みたいですね」
純一「帰ろっか」
七咲「はい……でも」
純一「でも?」
七咲「あの、先輩の着替えって」
純一「あ!美也!」
シーン
七咲「行っちゃったみたいですね……」
純一「女装したまま帰るのか……」
262 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 23:46:08.36 ID:3nYm/Dd+0
エピローグ
純一「逢……どうかな」
七咲「はい、似合ってます」
純一「そ、そうかな……」
七咲「先輩。背は高いですけど、お化粧したら結構女の子に見えますね」
純一「そ、そう?」
七咲「はい。じゃあ」スッ
純一「あ……」
七咲「ふふふ。まったく、目隠しプレイがそんなに好きなんですか?これじゃあ、女の子に見えませんよ?」
純一「だって……」
七咲「ほんとにもう、先輩は変態ですね」
七咲「美也ちゃんがこれを知ったら、また怒られますよ」
純一「ま、また……」
純一「逢……どうかな」
七咲「はい、似合ってます」
純一「そ、そうかな……」
七咲「先輩。背は高いですけど、お化粧したら結構女の子に見えますね」
純一「そ、そう?」
七咲「はい。じゃあ」スッ
純一「あ……」
七咲「ふふふ。まったく、目隠しプレイがそんなに好きなんですか?これじゃあ、女の子に見えませんよ?」
純一「だって……」
七咲「ほんとにもう、先輩は変態ですね」
七咲「美也ちゃんがこれを知ったら、また怒られますよ」
純一「ま、また……」
266 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 23:48:30.23 ID:3nYm/Dd+0
七咲「でも、もうこれじゃあ罰ゲームになりませんね」クスクス
純一「あ、逢……早く……お願い」
おわり
純一「あ、逢……早く……お願い」
おわり
268 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 23:50:44.69 ID:it/2N+ZJ0
乙
いい仕事だった
いい仕事だった
274 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/13(金) 23:52:23.31 ID:14flmn1V0
これだから橘さんは……
乙
乙
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