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える「折木さん!私、気になr…」折木「(チュッ)」える「!?///」
引用元: http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1346138360/
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/28(火) 16:19:20.13 ID:aX2v3vmJ0
(チュッ)
折木「…しまった…千反田の唇を塞ぐためについキスしてしまった…」
える「///」
みたいなの下さい
折木「…しまった…千反田の唇を塞ぐためについキスしてしまった…」
える「///」
みたいなの下さい
2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/28(火) 16:19:40.80 ID:XMvCmp/80
えるたそ~
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/28(火) 16:21:04.02 ID:xFzYwIeM0
えるたそ~
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/28(火) 16:28:03.18 ID:Z436gRnY0
えるが気になります連呼したらどうなるのだろうか
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/28(火) 16:43:43.59 ID:qIkqAY170
>>17
きになりまチュッきになチュッきになりまチュッきチュッ
きになりまチュッきになチュッきになりまチュッきチュッ
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/28(火) 17:02:22.55 ID:dtiGvb/WP
>>20
えるたそもうキスしたいだけだろうな
えるたそもうキスしたいだけだろうな
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/28(火) 17:13:33.63 ID:S62eEni30
える「気になるんです!!」
折木(始まった。千反田は知識欲が暴走してしまうこの瞬間が)
える「やっぱり気になるんです……ダメですか?」
折木(今度は引き気味に聞いてくる。このまま放っておくと、うるさくてせっかくの読書も台無しになる)
折木「……」
折木(始まった。千反田は知識欲が暴走してしまうこの瞬間が)
える「やっぱり気になるんです……ダメですか?」
折木(今度は引き気味に聞いてくる。このまま放っておくと、うるさくてせっかくの読書も台無しになる)
折木「……」
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/28(火) 17:17:54.35 ID:S62eEni30
折木「わかっt……」
……チュッ//
折木(振り向きざまに答えてやろうと思った矢先であった)
折木(あまりにも千反田の顔が近く、顔の一部に俺の口元が触れてしまった)
折木(いや……違う、顔の一部なんかじゃない)
……チュッ//
折木(振り向きざまに答えてやろうと思った矢先であった)
折木(あまりにも千反田の顔が近く、顔の一部に俺の口元が触れてしまった)
折木(いや……違う、顔の一部なんかじゃない)
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/28(火) 17:21:57.65 ID:S62eEni30
える「す、すみません」ノワッ
千反田はその瞬間の出来事に動揺し、後ろへ仰け反って倒れてしまった
折木(明らかに……キスだな、それもマウストゥ……)
折木「……」
える「……」
千反田はその瞬間の出来事に動揺し、後ろへ仰け反って倒れてしまった
折木(明らかに……キスだな、それもマウストゥ……)
折木「……」
える「……」
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/28(火) 17:25:57.09 ID:S62eEni30
える・折木「「あっ!!」」
える「すみません、折木さんどうぞ」
折木「その……さっきのは……」
折木「……事故だ」
える「そ、そうですよね、すみませんでした」
える「……」
える「すみません、折木さんどうぞ」
折木「その……さっきのは……」
折木「……事故だ」
える「そ、そうですよね、すみませんでした」
える「……」
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/28(火) 17:34:50.68 ID:S62eEni30
千反田は荷物を整えて逃げるように地学準備室から去って行った。
える「そ、それじゃまた明日……」
折木(あれは事故だ)
そう自分に言い聞かせる。千反田もそうであることを望んだじゃないか。なら別にどうと言うことではない。
折木(しかし「また明日」とは……気まずい)
える「そ、それじゃまた明日……」
折木(あれは事故だ)
そう自分に言い聞かせる。千反田もそうであることを望んだじゃないか。なら別にどうと言うことではない。
折木(しかし「また明日」とは……気まずい)
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/28(火) 17:37:57.96 ID:S62eEni30
える(キ……キスでした……)
える(折木さんは「事故」だって言ったし……元々私が悪いので、何か言える立場じゃないのですが……)
える「……折木さん//」
?「あ!千反田さん帰るの? 今日は古典部じゃ?」
える(折木さんは「事故」だって言ったし……元々私が悪いので、何か言える立場じゃないのですが……)
える「……折木さん//」
?「あ!千反田さん帰るの? 今日は古典部じゃ?」
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/28(火) 17:41:20.50 ID:S62eEni30
里志「?」
える「きょ、今日は、さっき私は行ってて……あ、その用事があって……」
里志「用事?」
える「はい。あ、じゃあこれで……」ノシ
里志「それじゃね」ノシ
里志(これは何かあったね奉太郎)
える「きょ、今日は、さっき私は行ってて……あ、その用事があって……」
里志「用事?」
える「はい。あ、じゃあこれで……」ノシ
里志「それじゃね」ノシ
里志(これは何かあったね奉太郎)
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/28(火) 17:44:33.93 ID:S62eEni30
折木「千反田……」
里志「やぁ奉太郎、千反田さんがどうしたんだい?」
折木「さ、里志!! いつからいたんだ?」
里志「今来たばかりだけど、千反田さんがどうかしたの?」
折木「……どうもしないさ」
里志「絶対に何かあったね、私気になります」
折木「千反田のマネをするな、気持ち悪い」
里志「やぁ奉太郎、千反田さんがどうしたんだい?」
折木「さ、里志!! いつからいたんだ?」
里志「今来たばかりだけど、千反田さんがどうかしたの?」
折木「……どうもしないさ」
里志「絶対に何かあったね、私気になります」
折木「千反田のマネをするな、気持ち悪い」
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/28(火) 17:48:39.21 ID:S62eEni30
折木「時に里志」
里志「なんだい?」
折木「千反田はどこまで……処女だと思う?」
里志「処女?」
折木「ああ、処女だ」
里志(絶対に何かあったね奉太郎)
里志「データベースには結論が出せないけど……」
折木「とりあえず一般論を出して欲しい」
里志「彼女は多分キスもした事の無いような、とてもウブな箱入り娘だと思うね」
里志「なんだい?」
折木「千反田はどこまで……処女だと思う?」
里志「処女?」
折木「ああ、処女だ」
里志(絶対に何かあったね奉太郎)
里志「データベースには結論が出せないけど……」
折木「とりあえず一般論を出して欲しい」
里志「彼女は多分キスもした事の無いような、とてもウブな箱入り娘だと思うね」
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/28(火) 17:53:25.82 ID:S62eEni30
折木(そうだよな……はぁ、やはり千反田は相当ショックを受けているだろう)
里志「奉太郎、やっぱり何かあったんじゃない?」
折木「仕方ない、ただし口外はするなよ」
カクカクシカジカ……
里志「なんだwwwwwキスねwwww」
折木「大声で笑うな、誰かに聞こえるだろ」
里志「奉太郎、やっぱり何かあったんじゃない?」
折木「仕方ない、ただし口外はするなよ」
カクカクシカジカ……
里志「なんだwwwwwキスねwwww」
折木「大声で笑うな、誰かに聞こえるだろ」
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/28(火) 18:01:11.45 ID:S62eEni30
折木「やはり、ちゃんと謝るべきだと思う」
里志「謝るの?」
折木「誠意を見せないと……一応」
里志「すまないが、謝ったとしても、千反田さんの動揺は取り除け無いと思う」
折木「ならどうしろと?」
里志「キス以上の事を千反田さんとすればいいじゃないか」
折木「何を言ってるんだ?バカか」
里志「謝るの?」
折木「誠意を見せないと……一応」
里志「すまないが、謝ったとしても、千反田さんの動揺は取り除け無いと思う」
折木「ならどうしろと?」
里志「キス以上の事を千反田さんとすればいいじゃないか」
折木「何を言ってるんだ?バカか」
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/28(火) 18:04:55.16 ID:S62eEni30
里志「とりあえず、データベースには結論が出せないからね」
折木「……」
里志「あー、明日は楽しみだな、摩耶花にも言っておこう」
折木「こ、口外するなと!」
里志「摩耶花も何かあったら協力してくれるはずさ」
折木「……知らないからな」
里志「じゃあ明日、折木ファイトだよ」
折木「……」
里志「あー、明日は楽しみだな、摩耶花にも言っておこう」
折木「こ、口外するなと!」
里志「摩耶花も何かあったら協力してくれるはずさ」
折木「……知らないからな」
里志「じゃあ明日、折木ファイトだよ」
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/28(火) 18:10:36.39 ID:S62eEni30
翌日・放課後
地学準備室にはだれも来ていなかった
しんと静まり返った部室に注ぎ込む風に揺られるカーテンが
千反田に見える俺は、相当あいつを意識してしまってた
もちろんあれは事故だ。
だが俺は嫌な気持ちにはならなかった。
地学準備室にはだれも来ていなかった
しんと静まり返った部室に注ぎ込む風に揺られるカーテンが
千反田に見える俺は、相当あいつを意識してしまってた
もちろんあれは事故だ。
だが俺は嫌な気持ちにはならなかった。
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/28(火) 18:16:15.24 ID:S62eEni30
折木「はぁ……」
ため息がよく響く
ガラガラ
える「こんにちは、あ、折木さん居たんですね」
折木「ああ、ちょっとな」
える「折木さん!」
千反田は昨日のあの時同様、キラキラとした無垢な瞳を向けてきた
あのキスがまるで嘘のように
える「折木さんは、キスしたことありますか?」
折木「……は?」
ため息がよく響く
ガラガラ
える「こんにちは、あ、折木さん居たんですね」
折木「ああ、ちょっとな」
える「折木さん!」
千反田は昨日のあの時同様、キラキラとした無垢な瞳を向けてきた
あのキスがまるで嘘のように
える「折木さんは、キスしたことありますか?」
折木「……は?」
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/28(火) 18:20:55.70 ID:S62eEni30
折木「すまん、き、聞こえなかった」
える「キス……したことありますか?」
目の前に立つ千反田は、何一つ表情を変えずに訊いてきた
折木「正直にいえばいいのか?」
こくりと頷く千反田
折木「俺は……ない、した事がなかった。昨日のが最初だから……」
える「私も昨日が最初でした」
える「キス……したことありますか?」
目の前に立つ千反田は、何一つ表情を変えずに訊いてきた
折木「正直にいえばいいのか?」
こくりと頷く千反田
折木「俺は……ない、した事がなかった。昨日のが最初だから……」
える「私も昨日が最初でした」
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/28(火) 18:25:18.44 ID:S62eEni30
える「私は……その……事故だとしても嬉しかったです」
折木「何を言って……」
える「折木さん!!」
折木「はいっ!!」
思わず裏声が出てしまった
千反田の柄にも無い威勢のある呼びかけに
える「ファーストキス……折木さんで良かったです」
折木「何を言って……」
える「折木さん!!」
折木「はいっ!!」
思わず裏声が出てしまった
千反田の柄にも無い威勢のある呼びかけに
える「ファーストキス……折木さんで良かったです」
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/28(火) 18:34:02.12 ID:S62eEni30
折木「その……あの……」
える「折木さん……私折木さんの事が!!」
折木「待て!」
える「はい?」
折木(これでは……終わってしまうじゃないか)
折木(確かに俺は千反田の事を気になってた。もちろん『昨日の事故』は嬉しくもあった)
折木(しかし……これでは里志に笑われてしまうじゃないか)
折木(いや、俺でさえ笑ってしまう。このまま終わるのでは)
折木「千反田……」
える「はい」
える「折木さん……私折木さんの事が!!」
折木「待て!」
える「はい?」
折木(これでは……終わってしまうじゃないか)
折木(確かに俺は千反田の事を気になってた。もちろん『昨日の事故』は嬉しくもあった)
折木(しかし……これでは里志に笑われてしまうじゃないか)
折木(いや、俺でさえ笑ってしまう。このまま終わるのでは)
折木「千反田……」
える「はい」
69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/28(火) 18:42:25.01 ID:S62eEni30
折木「お前が言おうとしている事は分かった」
える「はい……」
折木「だがな……それは千反田、お前のセリフじゃない」
折木「千反田、俺は千反田えるが好きだ、ずっと好きだった」
える「お、折木さん……」
千反田は目に涙を浮かべながら俺にしがみついてきた。
折木(これでよかったんだ……)
える「はい……」
折木「だがな……それは千反田、お前のセリフじゃない」
折木「千反田、俺は千反田えるが好きだ、ずっと好きだった」
える「お、折木さん……」
千反田は目に涙を浮かべながら俺にしがみついてきた。
折木(これでよかったんだ……)
73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/28(火) 18:48:54.23 ID:S62eEni30
える「私もです……」
こもった声が俺のすぐ下から聞こえた
折木「もう一度……キスしても、いいか?」
える「……今はムリです」
折木「やっぱり……嫌だったか……」
える「そうじゃないんです。今泣いている汚い顔を……見られたくないんです」
千反田はそう言い力強く抱きしめてくる
折木「なら俺が眼を瞑っておく。そしたら見えない……早くしろ」
こもった声が俺のすぐ下から聞こえた
折木「もう一度……キスしても、いいか?」
える「……今はムリです」
折木「やっぱり……嫌だったか……」
える「そうじゃないんです。今泣いている汚い顔を……見られたくないんです」
千反田はそう言い力強く抱きしめてくる
折木「なら俺が眼を瞑っておく。そしたら見えない……早くしろ」
74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/28(火) 18:56:32.06 ID:S62eEni30
眼を閉じてキスを待った
千反田は言うとおりに唇を合わせてきた
すすり泣く声と荒い呼吸が真近から聴こえる
える「昨日摩耶花さんに相談したんです」
千反田はキスをした後耳元でそう囁いた
える「摩耶花さんは気付いてました。私が折木さんの事好きだって事。そしたら摩耶花さんは構わずに攻めろと」
折木「だからあれ程千反田らしくない、いつもとは違う強引さが出てたのか」
える「はい……やはり折木さんは折木さんでした」
折木「何が?」
える「ああ言う事女の子に言わせないとするところです」
折木「さあな」
千反田は言うとおりに唇を合わせてきた
すすり泣く声と荒い呼吸が真近から聴こえる
える「昨日摩耶花さんに相談したんです」
千反田はキスをした後耳元でそう囁いた
える「摩耶花さんは気付いてました。私が折木さんの事好きだって事。そしたら摩耶花さんは構わずに攻めろと」
折木「だからあれ程千反田らしくない、いつもとは違う強引さが出てたのか」
える「はい……やはり折木さんは折木さんでした」
折木「何が?」
える「ああ言う事女の子に言わせないとするところです」
折木「さあな」
75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/28(火) 18:58:53.06 ID:S62eEni30
折木「千反田、ありがとう」
える「私もです……」
千反田のすすり泣きはまだ止まない
折木「キス……もう一回してもいいか?」
END
える「私もです……」
千反田のすすり泣きはまだ止まない
折木「キス……もう一回してもいいか?」
END
76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/28(火) 19:00:10.82 ID:anPNAh/U0
乙
83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/28(火) 19:31:05.26 ID:N9dOC1qy0
おつおつ
85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/28(火) 19:51:04.23 ID:eTa/9dL50
乙
この記事へのコメント
さとしはおれきじゃなくほうたろうって呼ぶだろ
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URL :
- 名無しさん - 2012年09月06日 11:09:44