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鳴上「違和感がする」

引用元: ・http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1344256174/
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 21:29:34.50 ID:unG7k/kb0



鳴上「やっとついた。確か迎えに来てくれるって事だったが…」

???「あ、悠。やっときた」

鳴上「え?君は…誰?」

???「あー…マリー。一応君の彼女」

鳴上「いや、それはない」

マリー「うーん…ま、いいや。とにかくよろしく。迎えすぐ来るよ。じゃ」スタスタ

鳴上「…逆ナン…なのか?」


2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 21:30:19.34 ID:unG7k/kb0

???「おーい、悠!」

???「おにいちゃん!!!」ギュ

鳴上「え?」

堂島「待たせて悪かったな。叔父の堂島だ。こっちは…」

菜々子「菜々子だよ!お兄ちゃんいらっしゃい!」ギュー

>随分とアットホームな迎えだ

???「お、来た来た!」

???「あ、ホントですね!」

???「なんか緊張する!」

???「元気そうでなによりじゃ!」

???「そうだな…先輩!」グス

???「明日から楽しみクマー!」

堂島「あいつら来てたのか…ダメって言ったのに」

鳴上「お知り合いですか?」

堂島「ああ、あいつらは。。。ま、そのうちわかる。さ、行くぞ」


4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 21:30:50.67 ID:unG7k/kb0

ガソスタ

堂島「さて、じゃあこの辺一回りしてきたらどうだ?」

鳴上「はい。でも、ここセルフじゃないですよね?店員いないみたいですが」

堂島「細かい事気にすんな!行ってこい!」

鳴上「は、はい…」


>この町は何かおかしい気がする。

>だが悪い気はしない…


5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 21:31:25.08 ID:unG7k/kb0

堂島宅

堂島「よし、じゃあ今日はパーティだな!」

菜々子「うん!お兄ちゃんのためにたくさんご馳走準備したからね!」

鳴上「すみません、こんなにして貰って」

堂島「何言ってんだ悠。俺たちは家族なんだ。気にせず食え!」

菜々子「そうだよお兄ちゃん。菜々子、お兄ちゃんがかえっ…来てくれて嬉しいんだよ!」

鳴上「はい、じゃあ遠慮なく」

>やはり何か違和感を感じる…


6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 21:32:03.49 ID:unG7k/kb0

翌日 学校

>何故か学校までは普通に来る事が出来た

???「お、来た来た!おーい、お前転校生だろ?」

鳴上「あ、ああ。…昨日駅にいた?」

???「あっちゃー、やっぱ見られてたか。俺は花村陽介。同じクラスって事でちょっと見にいったわけ」

鳴上「…」

花村「あっれー?もしかして引いちゃった?ドン引きですかー!?」

鳴上「普通ならそうなんだが…」

>何故だろう。悪い気はしない。

花村「ま、仲良くしようぜ!相棒」

鳴上「いきなり相棒は更に引く」

花村「」

鳴上「…」クスクス

>楽しい学校になりそうだ


7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 21:33:19.77 ID:unG7k/kb0

???「あ、来た来た!おーい、花村!」

???「花村君、そして・・・鳴上君!」

>名前を知っている?そういえば昨日陽介と一緒に…

???「一応はじめまして…かな?私は里中千枝。よろしく!」

???「私は天城雪子…よろしく」グス

千枝「ちょ、ちょっと雪子!いきなり泣いたらドン引きだって!」

雪子「う、うん、わかってるんだけど。わかってるんだけど」グスグス


8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 21:33:58.39 ID:unG7k/kb0

鳴上「…」ナデナデ

雪子「鳴上君…」

>つい手が出てしまった。こちらがドン引きされそうだ

千枝「いいなぁ雪子。ねね、鳴上君!私も私も!」

雪子「ちょ、ちょっと千枝!」

鳴上「…」ナデナデ

千枝「えへへ///」

花村「お前は相変わらずすげーよ…」

鳴上「相変わらず?」

花村「いや、何でもない!気にすんな!」

鳴上「…」

>何か違和感を感じる…


9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 21:34:39.64 ID:unG7k/kb0

昼休み 屋上

花村「さて、悠!お前に会わせたい奴がいる」

鳴上「…」

???「せ、先輩!はじめましてっす!巽完二っす!」

>夜は近づかない方がいいオーラを感じる…

???「せんぱーい!はじめましてだけどずっと会いたかったよー!りせちーだよ!」ギュー

鳴上「…」

>違和感を感じる。やわらかい…


10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 21:35:01.58 ID:LkMZ7eok0

番長以外が2執目?


13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 21:36:32.30 ID:8V9Fkgrh0

>>10
っぽいな


11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 21:35:31.26 ID:unG7k/kb0

???「先輩…これから宜しくお願いします。白鐘直斗です」モジモジ

>口調は凛としているのに体はモジモジしている。女らしい一面だ

鳴上「はじめまして。よろしく」

全員「…」

鳴上「…何かおかしかったか?」

花村「い、いやそんな事ない!皆これから仲良くやっていこうぜ!」

直斗「そ、そうですよ先輩!僕たちは先輩の仲間ですから」

>仲間…といわれて悪い気はしない


12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 21:36:20.61 ID:unG7k/kb0

鳴上「…」ナデナデ

直斗「えっ、あの先輩…///」

千枝「直斗君をなでた…」

雪子「なでたね」

りせ「直斗君ずるい!」

花村「な、なあ何で直斗をなでたんだ?」

完二「…ちくしょー…」シクシク

鳴上「あ、いや女の子が寂しそうな顔をしてたからつい…」

直斗「え?僕が女だと?」

花村「お前覚えてるのか!?」

鳴上「え?覚えてる?どういう…」

>猛烈に頭痛がする…

花村「おい、悠!悠!」


14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 21:36:59.11 ID:unG7k/kb0

保健室

鳴上「ここは…」

マリー「や。目が覚めた?」

鳴上「マリー…」

マリー「名前覚えてくれた?よし、一歩前進」

鳴上「俺は一体…」

マリー「屋上で倒れたんだよ。他の皆は授業中。」

鳴上「そうか。君はいいのか?」

マリー「私は違うから。こことは関係ないし」

鳴上「…」

>意味はわからないが何故か納得出来てしまう


16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 21:37:41.72 ID:unG7k/kb0

マリー「とにかく無理はダメ。せっかく帰ってきたんだからのんびりするといいよ」

>帰ってきた?どういうことだ

マリー「のんびり出来るといいけどね。あれだけ女の子に手を出していったんだから」クスクス

鳴上「…えっ」

マリー「じゃ、またね」

鳴上「…」

>嫌な予感がする…今日は帰ろう


18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 21:39:01.02 ID:unG7k/kb0

夜 堂島宅

菜々子「お兄ちゃん!倒れたってホント!?大丈夫!?」

堂島「おい、大丈夫か?すぐ病院に・・・」

鳴上「いえ、ゆっくり休んだから大丈夫です」

堂島「そうか?とにかく無理はするな」

菜々子「そうだよお兄ちゃん。無理したらダメだからね!」

鳴上「…」

>皆本気で心配してくれている…出会って間もない俺を…

>出会って間もない?

鳴上「…」

>今日はもう寝よう


19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 21:39:43.67 ID:unG7k/kb0

翌日 学校

花村「おい、昨日大丈夫だったのか?」

鳴上「ああ。すまない、黙って帰って…」

千枝「いいよいいよ!気にしないで。何かあったときはすぐ連絡してね」

雪子「そうそう!すぐに飛んでいくから!」

鳴上「そうか…じゃあ俺の連絡先を」

花村「あ、ああ!でも、なんとなく悠の携帯には全員登録されてる気がするなー」

千枝「そ、そうだね!昨日倒れてる間に勝手に登録しちゃったかな。完二君が」

雪子「うんうん、勝手にね。完二君が」

花村「そ、そう!完二がね!」

鳴上「…」

>確かに全員登録されている。完二の仕業…?


21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 21:40:39.07 ID:unG7k/kb0

鳴上「俺に何か隠してないか?」

花村「そそそんな事ねぇよ!?全くそんな隠し事なんて!」

千枝「」ピーピピー

雪子「あ、旅館から呼び出しが」バタバタ

鳴上「怪しすぎる」

>何を隠されているのだろうか…


22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 21:43:00.69 ID:unG7k/kb0

放課後

千枝「鳴上君、今日予定無かったらちょっと付き合ってもらえないかな?」

鳴上「…」

>特に予定は無いので付き合うことにした


23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 21:43:54.14 ID:unG7k/kb0

河原

千枝「昔ね、ここで良くトレーニングしてたんだ。あ、もちろん今もね!」

千枝「その時にね、いつも見守ってくれる人がいたんだ。毎日」

鳴上「…」ズキ

千枝「いつも肉肉言ってる私をね、受け入れてくれて…ほんとに大好きだったんだ」

鳴上「その人は…どうしたんだ?」

千枝「内緒。でも、今でもすぐ近くにいたりしてね」

鳴上「…」

千枝「鳴上君…」ギュ

千枝「ごめんね。少しだけこうさせてて。私の…」

「大切な人」

鳴上「千枝…」

>欠けていた何かが体に入ってきた気がする

>千枝と長い時間一緒に過ごした


25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 21:44:25.68 ID:unG7k/kb0

翌日 放課後

雪子「鳴上君。ごめんちょっといいかな?」

鳴上「天城か。どうした?」

雪子「今からちょっといいかな?話したい事があるの」

鳴上「…」

>今からは特に予定はない。一緒に行く事にした


26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 21:45:36.65 ID:unG7k/kb0

神社

雪子「ごめんね、急に。迷惑だと思ったんだけど…」

鳴上「問題ない」

雪子「私がね、凄く悩んでたときがあって。その時、ここで良く話を聞いてもらったの」

鳴上「…」

雪子「旅館を継ぐのがいやでいやで。籠の中の鳥じゃないって。抜け出したいって」

雪子「でも、私をずっと支えてくれた人がいたんだ。」

鳴上「どうして俺に…」

雪子「どうしてかな?でも、鳴上君に聞いて欲しかったんだ」

雪子「ごめんね、迷惑かもしれないけど…」ギュ

雪子「今だけこうしてて…私の」

「大好きな人」

鳴上「…」

>欠けていた何かが体に入ってきた気がする

>雪子と長い時間一緒に過ごした


27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 21:46:23.97 ID:unG7k/kb0

翌日 放課後

りせ「せんぱーい!」

鳴上「…やわらかアイドル」

りせ「それ私?気に入ってくれたなら嬉しいけど」ギュ

>やわらかい…

りせ「先輩、今日今から空いてる?ちょっと付き合って欲しいんだ」

鳴上「…」

>やわらかいから行ってみよう

りせ「先輩なんか大胆になった?」アハハ


30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 21:47:28.78 ID:unG7k/kb0

惣菜大学

りせ「ここ、前に良くきてたなぁ。で、いっつも相談に乗ってもらって」

鳴上「…」

りせ「私、アイドルやっていけるかなって凄く悩んでた。そんな時、言ってくれたんだ」

りせ「りせはりせだろ。アイドルのりせちーもりせの一部だって」

鳴上「…」

りせ「嬉しかったな。ホント。なのにその人はそんな事わすれちゃってて。」

りせ「でも、全部許しちゃう。だからさ…」ギュ

鳴上「…」

りせ「今だけこうしてていいよね?私の…」

「大事な人」

鳴上「…」

>欠けていた何かが体に入ってきた気がする

>りせと長い時間一緒に過ごした


31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 21:48:02.26 ID:unG7k/kb0

翌日 放課後

直斗「あ、先輩…」

鳴上「直斗か。どうした?」

直斗「あ、あの。良かったら今から時間ありますか?ちょっとお話したい事が」

鳴上「ああ、行こう」

直斗「は、はい!」


34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 21:49:06.46 ID:unG7k/kb0

河原 公園

直斗「ここは僕にとって思い出の場所なんです」

鳴上「…」

直斗「あの時の僕は悩んでました。子供扱いされる僕、女扱いされる僕」

直斗「でも、それを真っ向から否定してくれた人がいるんです。その・・・女でよかったって言ってくれて」

鳴上「…ッ」ズキズキ

直斗「僕は、その人のお陰で成長できました。とても・・・とても大好きで、尊敬してて」

直斗「だからこそ、こんなの耐えられませんよ…」ギュ

鳴上「…」ズキズキ

直斗「先輩、今だけでいいです。だからこのままで…私の…」ギュ

「憧れの人」

鳴上「…」ズキズキ

>欠けていた何かが体に入ってきた気がする

>直斗と長い時間一緒に過ごした


40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 21:53:57.09 ID:unG7k/kb0

夜 堂島宅

鳴上「何か話をする度に何かを思い出そうとする。でも、何を忘れてる?」

>だが、思い出そうとすると頭痛がする…

鳴上「思い出してはいけない気がする…」

ブゥン

鳴上「テレビが!?」

???「・・・けて・・・たすけて」

鳴上「誰か映ってる。助けて?」

マリー「助けて!」

プツン

鳴上「マリー!?お、おい」

ズルッ

鳴上「えっ。うわああああ!」


41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 21:55:29.96 ID:unG7k/kb0

テレビの中

鳴上「こ、ここは・・・」

鳴上「…」ズキズキ

鳴上「何かを思い出そうとしてる?でも、俺は…」

ズズズ

シャドウ「プギャー!」

鳴上「な、なんだこの化け物は!?」

シャドウ2「プギャー!」

???「ふははは!そこでとまるのだ!」

鳴上「!?」


42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 21:56:28.84 ID:unG7k/kb0

???「貴様をおびき寄せる餌にまんまと食いつくとはダメな奴ク…だな!」

???「お前はここで死ぬのだぁ!」

鳴上「これは…」

???「我が主いでよー!」

主「許さない許さない!全部壊してやる!」ドドドドド

ドガーン

鳴上「な、なんなんだこれは…!」

???「わーっはっはっは!全部吹き飛ばすのだ!そして、お前の大事な仲間も…吹き飛ぶクマ!」

鳴上「仲間?」


ブウウウウン


43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 21:58:18.52 ID:unG7k/kb0

千枝「…」

雪子「…」

りせ「…」

直斗「…」

完二「…」フンドシ

花村「…」

>皆捕まったのか?何故皆が…

>意味がわからない。これは夢?何で完二はフンドシなんだ。


主「きえろおおおお!」

ドンドンドン!

>爆発が皆に近づいている!


44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 21:59:17.90 ID:unG7k/kb0

???「ほらほら!何とかしないと全員吹き飛んでしまうクマよ!」

鳴上「…」

>どうすればいい。どうしたら。そもそも仲間?出会って数日で?逃げ出す?助ける?どうやって?

>仲間ってなんだ?俺は?俺は空っぽ?誰も俺を知らない。引っ越してきたばかり。俺には何もない?


鳴上「いや、違う!」

鳴上「俺は、仲間とここまで来た!そう、ここで仲間をやらせる訳には行かない!」

>体内にあった欠片が再びひとつになった!

鳴上「ペルソナ!イザナギ!」

???「おお、センセイー!」

主?「やった!?」


45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 22:00:23.03 ID:unG7k/kb0

鳴上「メギドラオン!!!!」


???「え、ちょっと待つクマ!!」

主??「ちょ、ちょっと待って!それダメだよ!」

千枝「え、ちょっとヤバイって!」

雪子「鳴上君ストップ!ストップ!」

りせ「花村先輩のせいだよ!何とかしてよ!」

花村「え、無理だって!あんなの止められるわけねーって!」

直斗「先輩!皆無事ですからやめてください!」

完二「やめねーとフンドシぶつけっぞ!!!」

鳴上「それは嫌だな…」プシュー


47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 22:01:28.06 ID:unG7k/kb0

主???「全く、君わざとやったでしょ。ばかさいてーきらいだよまったく」プシュー

マリー「わざわざここまでやってあげたのに。感謝してよね」

???「ホントクマよ!こんなあくどいのはクマじゃないクマ!」

花村「まあ、クマは途中からバレバレだったけどな…」

クマ「そんなの酷いクマー!」

鳴上「何より完二のフンドシは勘弁だ」

完二「ぶつける準備までしてたのに…酷いっすよ!」プラーン

女性陣「キャー!へんたーい!!!」ペルソナ!

完二「ちょ、まてってダイン形は死ぬ!マジで死ぬって!」



48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 22:02:38.41 ID:unG7k/kb0

翌日

花村「で、結局お前の記憶喪失の原因はなんだったの?」

鳴上「いや、それが全然思い出せない」

花村「そっか・・・実際どこまで覚えてるもんなの?」

鳴上「俺が記憶にあるのは。確か千枝と雪子と直斗とりせが遊びにきて・・・」

花村「ちょ、何それ!?俺きいてないよ?行ってないよ!?」

鳴上「で、夜皆で泊まってたんだが」

花村「泊まってた!?どこにだよ!」

鳴上「聞きたいか?」

花村「いや、いい…」

>陽介は勇気が足りない

鳴上「で、誰が一番か喧嘩になって…」

花村「聞かなきゃ良かった」

鳴上「仲裁に入ったとこで記憶が無いな」

花村「もうそれってあいつらのせいじゃね?」


49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 22:09:08.34 ID:unG7k/kb0

鳴上「そうだな…でも、そのお陰でこうして戻ってこれた」

鳴上「案外悪くは無いかな」

千枝「な、鳴上君…ごめんね、今回のは私のせいなんだ」

花村「里中!?やっぱりお前らかよ…でもなんでだよ!」

千枝「鳴上君がハッキリしないからついドゴッと…」アハハ

千枝「で、記憶戻すために皆にお願いして…」

>思い出したくない記憶が蘇りそうだ

>そっとして

雪子「鳴上君」

>何かまずい気がする

りせ「先輩♪」

>これはヤバイ気がする

直斗「先輩!」

>死の予感すらする…

千枝「ごめんね、今回は私たちが喧嘩したせいで。だからね、私たち考えたんだ!」


50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 22:09:45.20 ID:unG7k/kb0

雪子「ちょっと花村君黙ってて。でね、その結果なんだけど」

花村「ひでぇ…」

りせ「私たち、5股でも全然いいかなって・・・///」

花村「」

鳴上「えっ」

直斗「先輩と一緒にいられるなら、全員一緒でも問題無いかなって…///」

花村「でもでも、それだと一人おおくね!?お前ら4人じゃん!まさか完二…」

鳴上「それはない!」


51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 22:10:34.88 ID:unG7k/kb0

マリー「うん、それはない。その一人は私だから」

花村「マリーちゃんか…羨ましいぞこのー!」ダダダダ

千枝「花村いっちゃったね…ま、ほっとこ」

雪子「とにかく、5人なら1週間に1回は回ってくるし、いいかなって///」

りせ「先輩、期待してるからね!」

直斗「そのかわり、これ以上ふえたりしたらダメですよ!」

鳴上「…」

>今なら逃げ出せそうな気がする。逃げ出そうか…


52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 22:11:38.78 ID:unG7k/kb0

千枝「鳴上君?どうしたの?」


綾音「あ、先輩!帰ってきてたんですね!また一緒にいられるんですね///」

結実「見つけた!帰ってきたならなんで連絡くれないの?寂しかったんだから…」

エビ「あ、ほんとにいた。帰ってきたのに連絡くれないってどういうこと?…寂しかったんだから」

マーガレット「私もついでに出てきました。お帰りなさいませ。」

菜々子「おにーちゃーん!」


鳴上「…」コソコソ

>早く逃げよう


53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 22:12:21.17 ID:unG7k/kb0

千枝「やっぱりもう一回記憶無くそうか…」ポキポキ

雪子「そうだね。それがいい」ボボボ

りせ「急所検索・・・後頭部だね」キュイーン

直斗「僕のナンブ…結構痛いですよ?」カチャ


・・・


鳴上「」チーン


54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 22:14:13.08 ID:BZ+HRfwa0

あちゃー


55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 22:14:42.48 ID:unG7k/kb0

ツンツン

マリー「おーい、生きてる?死ぬのはダメだよ」

マリー「それにしても手加減無しだったね。でも、あちこち手を出した君が悪いね」


マリー「でも記憶が無くす、か。あんなに辛い事無いのにね。でも、大丈夫」

マリー「君がどんな人になっても、私は一緒にいるから」

マリー「だから安心してね。私の」



「最愛の人」



おわり


56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 22:15:16.76 ID:ppIemiF60



58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 22:23:14.93 ID:vq35whng0

乙乙乙


61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 22:28:03.46 ID:/eLRLqhd0

まりーちゃんちゅっちゅ


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