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豊音「麻雀の特訓のために部活の誰かをいじめる?」
引用元: ・http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1342797599/
塞「…と、まあこんな感じでした」
トシ「それ、最初からいじめじゃないわね」
塞「えっ」
カン
塞「ということでトシさんからダメ出しが入りました。やり直しだそうです」
豊音「ええー!? 私頑張ったんだけどなー…」
白望「…仕方ないような気もするけど」
胡桃「うん!」
豊音「…あ、そういえば結局みんなもいじめるってどういうことをすればいいのか知らなかったじゃん!」プンスカ
塞「いやー…だって私も経験したこと無いし…」
白望「そんなダルいこと知ってるわけないじゃん」
胡桃「私がそんなのを見つけたら絶対に注意するけどね!」
豊音「えー…」
塞「それじゃあ、次からはみんなで何をすればいいのか考えようよ。そうすれば豊音も大丈夫でしょ」
豊音「あっ! それ名案だよー!」
白望「…めんどくさい」
胡桃「シロも手伝うの! これも全国大会のためなんだから!」
白望「…うん、わかった」
豊音「ありがとーみんなー!」
豊音「あっ、この花とかちょーかわいいよー!」
胡桃「本当だ! エイちゃん喜びそうだね!」
塞「じゃあこの花にしようか。お金は割り勘でいいよね?」
豊音「うん!」
白望「…ねえ」
胡桃「ん? どうしたのシロ?」
白望「いじめなのに相手が喜ぶ花をあげるの?」
豊音「え? だってせっかくあげるんだったら喜ぶような花の方がいいよー!」
塞「うん、そうだよね。この花かわいいからエイスリンも喜ぶよ」
白望「…ならいいんだけど」
胡桃「すいませーん! お会計お願いします!」
・
・
・
エイスリン「ミンナ! オカエリ!」
豊音「えへへ、ただいまーエイスリンさん」
塞「あっ、もうエイスリン部室に来てたんだ」
胡桃「買った後も結構長居しちゃってたからね」
エイスリン「ドウシテタノ?」
豊音「…はい、これあげる!」
エイスリン「…オハナ?」
豊音「そうだよー! エイスリンさんが喜ぶかなって選んできたんだよー」
エイスリン「……」ブワッ
豊音「エ、エイスリンさん?」
塞「…あれ? まずい花を選んじゃったのかな?」
エイスリン「…アリガトウ」
豊音「へ?」
エイスリン「アリガトウ、ミンナ! タイセツ、ニ、スル!」
塞「案の定トシさんからダメ出しをもらいました」
白望「そりゃそうでしょ…」
胡桃「他のやり方を考えないと!」
塞「うん、そうだね。花をあげるのは大失敗だったし…」チラッ
エイスリン「オミズヤリ!」ニコニコ
胡桃「かなり気に入ってもらえたみたいだね」
白望「…塞」ジー
塞「…はい、すいませんでした…」
豊音「あははー。でも困っちゃうね、私何にも思いつかないよー」
塞「うーん、私もだ。胡桃は?」
胡桃「何か思いつきそうなんだけど……ダメだー!」
塞「…いきなり八方塞がりだ」
エイスリン「ガンバッテ!」
塞「エイスリンは思いつきそうにないしなあ…」
エイスリン「?」ニコニコ
エイスリン「シロ、オキテ!」
白望「……うーん…あれ?」
塞「もう下校時刻よ。いつまで寝てるのよ」
白望「…あー、ごめん」
胡桃「シロ、寝過ぎ!」
豊音「そういえば今日のエイスリンさんすごかったんだよー!」
塞「うん、シロでも危なかったかもね」
エイスリン「エヘヘ」
白望「そうだったんだ。じゃあ明日いっぱい打とうか」
エイスリン「ウン!」
胡桃「今日は全然麻雀打てなかったもんねー。まったく、誰のせいだか」チラッ
塞「ちょっと、私のせいじゃないでしょ! 言うならトシさんに文句言ってよ!」
豊音「あははー、それは怖いねー」
白望「…それじゃあ帰ろうか」
豊音「そうだね!」
トシ「まあ、こうなるわよねぇ」
トシ「…ふふ、あの子たちはあの子たちのままの方が強いってことかしら?」
トシ「頑張りなさい…」
カン
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/21(土) 00:19:59.17 ID:a4NO3jzD0
塞「うん、そう。部活内の人であれば誰でもいいからちょっといじめてみて」
豊音「ええっ!? そ、そんなこと絶対にできるわけないよー!!」
塞「まあ、やっぱりそうなるよね」
豊音「だってだってみんな本当にいい人達だもん!! 麻雀の特訓だとしても絶対にそんなことしないよー!」
塞「…うーん、トヨネはそこがダメなんだよね」
豊音「えっ?」
塞「前々から言おうと思ってたんだけど、トヨネはいい子すぎる」
豊音「ええっ? それって褒められてるのー…?」
塞「うん褒めてる。…だけどそれじゃダメなんだよ」
塞「トヨネはこの前の県予選決勝のこと覚えてる?」
豊音「う、うん、確か何年も連続で全国大会に出場してる学校と戦ったよね」
塞「その時さ、トヨネ相手からサインもらおうとしてたでしょ」
豊音「だって、超名門校のエースだよー! テレビで見てたからずっと憧れてたんだー」
塞「…普通対戦相手からサインはもらわないんだよ…」
豊音「ええっ!? そ、そんなこと絶対にできるわけないよー!!」
塞「まあ、やっぱりそうなるよね」
豊音「だってだってみんな本当にいい人達だもん!! 麻雀の特訓だとしても絶対にそんなことしないよー!」
塞「…うーん、トヨネはそこがダメなんだよね」
豊音「えっ?」
塞「前々から言おうと思ってたんだけど、トヨネはいい子すぎる」
豊音「ええっ? それって褒められてるのー…?」
塞「うん褒めてる。…だけどそれじゃダメなんだよ」
塞「トヨネはこの前の県予選決勝のこと覚えてる?」
豊音「う、うん、確か何年も連続で全国大会に出場してる学校と戦ったよね」
塞「その時さ、トヨネ相手からサインもらおうとしてたでしょ」
豊音「だって、超名門校のエースだよー! テレビで見てたからずっと憧れてたんだー」
塞「…普通対戦相手からサインはもらわないんだよ…」
2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/21(土) 00:22:30.70 ID:a4NO3jzD0
豊音「ええっ? うちの県のスターだよ? サインがもらえるならもらっておかないと!」
塞「そのスターをボッコボコにしたのに?」
豊音「あっ…」
塞「まあ、こんな風に対戦相手にフレンドリー過ぎてもあんまりいいことはないの」
塞「もちろんそれは悪いことでもない。だけど勝負をするにあたってそれじゃあダメでしょ?」
豊音「う、うん…」
豊音「でもでも、それが誰かをいじめるっていうのには繋がらない気がするんだけどー…」
塞「確かにちょっと強引かもしれないけど、そうすることで相手に対して敵対心を持てるでしょ」
塞「トヨネは今のままじゃちょっと人懐っこすぎる。敵意っていうのを持たないと」
豊音「そ、そっか…」
塞「それにこれはトシさんからの命令でもあるし」
塞「そのスターをボッコボコにしたのに?」
豊音「あっ…」
塞「まあ、こんな風に対戦相手にフレンドリー過ぎてもあんまりいいことはないの」
塞「もちろんそれは悪いことでもない。だけど勝負をするにあたってそれじゃあダメでしょ?」
豊音「う、うん…」
豊音「でもでも、それが誰かをいじめるっていうのには繋がらない気がするんだけどー…」
塞「確かにちょっと強引かもしれないけど、そうすることで相手に対して敵対心を持てるでしょ」
塞「トヨネは今のままじゃちょっと人懐っこすぎる。敵意っていうのを持たないと」
豊音「そ、そっか…」
塞「それにこれはトシさんからの命令でもあるし」
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/21(土) 00:24:09.28 ID:a4NO3jzD0
豊音「え? トシさんが?」
塞「そう。だからトヨネには拒否権が無いよ」
豊音「でもいくらトシさんの命令でも……」
胡桃「それなら大丈夫!」
白望「…ダルいけどみんな了承済みだから」
エイスリン「」コクコク
豊音「み、みんないつの間に!?」
胡桃「最初から居たよ!」
白望「物陰に隠れてた」
豊音「そうだったんだ…じゃ、じゃあ、私はみんなをいじめちゃえばいいのかな?」
胡桃「そういうこと!」
白望「うん、頑張って」
塞「いや、いじめるのを応援するのもおかしいでしょ」
塞「そう。だからトヨネには拒否権が無いよ」
豊音「でもいくらトシさんの命令でも……」
胡桃「それなら大丈夫!」
白望「…ダルいけどみんな了承済みだから」
エイスリン「」コクコク
豊音「み、みんないつの間に!?」
胡桃「最初から居たよ!」
白望「物陰に隠れてた」
豊音「そうだったんだ…じゃ、じゃあ、私はみんなをいじめちゃえばいいのかな?」
胡桃「そういうこと!」
白望「うん、頑張って」
塞「いや、いじめるのを応援するのもおかしいでしょ」
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/21(土) 00:25:30.98 ID:a4NO3jzD0
豊音「え、えっと、それじゃあ今からみんなをいじめちゃうんだからねー!」
胡桃「よし来ーい!」
塞「遠慮なんかしなくていいからね」
豊音「よーし!」
豊音「……」
豊音(……あ、あれ…?)
豊音(い、いじめるって何したらいいんだろ…?)
豊音(今までそんな怖いこと、したこともされたこともないからわからないよー…)
豊音(でもみんなが協力してくれるんだからやらない訳にはいかないし…)
豊音(う~ん…)
豊音(…あっ、そうだ、つまり私がされたら嫌なことをすればいいんだよね?)
豊音(…ということは……)
エイスリン「?」
豊音「や、やーい、このデカ女!」
胡桃「よし来ーい!」
塞「遠慮なんかしなくていいからね」
豊音「よーし!」
豊音「……」
豊音(……あ、あれ…?)
豊音(い、いじめるって何したらいいんだろ…?)
豊音(今までそんな怖いこと、したこともされたこともないからわからないよー…)
豊音(でもみんなが協力してくれるんだからやらない訳にはいかないし…)
豊音(う~ん…)
豊音(…あっ、そうだ、つまり私がされたら嫌なことをすればいいんだよね?)
豊音(…ということは……)
エイスリン「?」
豊音「や、やーい、このデカ女!」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/21(土) 00:27:42.22 ID:a4NO3jzD0
胡桃「へ?」
塞「デカ女って…確かに嫌味にはなってるような気がするけど…」
エイスリン「デカオンナ?」
豊音「あ、あれ?」
白望「…トヨネ、自分がされたら嫌なことをしようって考えたでしょ」
豊音「な、なんでわかったの!?」
塞「それくらい誰だってわかるよ…で、胡桃はどう思った?」
胡桃「別に何も感じなかったよ。突拍子がなさすぎるもん」
胡桃「…ってなんで私に聞くの! 今のは誰かに言った感じじゃなかったじゃん!」
塞「ははは、ごめんごめん」
白望「…というわけでやり直し」
エイスリン「ガンバッテ! トヨネ!」
豊音「ええー…」
塞「デカ女って…確かに嫌味にはなってるような気がするけど…」
エイスリン「デカオンナ?」
豊音「あ、あれ?」
白望「…トヨネ、自分がされたら嫌なことをしようって考えたでしょ」
豊音「な、なんでわかったの!?」
塞「それくらい誰だってわかるよ…で、胡桃はどう思った?」
胡桃「別に何も感じなかったよ。突拍子がなさすぎるもん」
胡桃「…ってなんで私に聞くの! 今のは誰かに言った感じじゃなかったじゃん!」
塞「ははは、ごめんごめん」
白望「…というわけでやり直し」
エイスリン「ガンバッテ! トヨネ!」
豊音「ええー…」
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/21(土) 00:29:25.63 ID:a4NO3jzD0
豊音(じ、自分がされたら嫌なことでもないんだよね…)
豊音(やっぱり相手が言われたら嫌なことを言ったりするのかなー?)チラッ
エイスリン「?」
塞「ん、何か思いついたみたいだね」
豊音(…ごめんなさいエイスリンさん!)
豊音「…こ、この……」
豊音「…このお絵かき魔!!」
エイスリン「? オエカキ、マ?」
塞「…はぁ」
胡桃「ぷぷぷ」
豊音「…あれ?」
エイスリン「オエカキマ、ナニ?」
白望「…うーんと、アーティスト、って意味かな?」
豊音(やっぱり相手が言われたら嫌なことを言ったりするのかなー?)チラッ
エイスリン「?」
塞「ん、何か思いついたみたいだね」
豊音(…ごめんなさいエイスリンさん!)
豊音「…こ、この……」
豊音「…このお絵かき魔!!」
エイスリン「? オエカキ、マ?」
塞「…はぁ」
胡桃「ぷぷぷ」
豊音「…あれ?」
エイスリン「オエカキマ、ナニ?」
白望「…うーんと、アーティスト、って意味かな?」
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/21(土) 00:31:51.34 ID:a4NO3jzD0
エイスリン「っ!!」カキカキ
塞「あれ、何か書き始めた」
胡桃「…笑顔の絵?」
白望「エイスリン、完全に喜んじゃってるね」
塞「そりゃそうでしょ…また失敗したねトヨネ」
豊音「うぅ~ごめんなさい~……」
白望「…謝ることはないけどさ」
胡桃「ほら、もう一回頑張ってみよう!」
豊音「う、うん…」
豊音(言われたら嫌なことでもダメなんだー…)
豊音(うーんと、そうしたらもうその人のことを直接悪く言うしかないのかなー…?)チラッ
白望「…ねえ、もう止めない? ダルくなってきた」
胡桃「ダメだよ! これも全国大会に向けた特訓なんだから!」
白望「特訓になってるのかなあ…」
塞「あれ、何か書き始めた」
胡桃「…笑顔の絵?」
白望「エイスリン、完全に喜んじゃってるね」
塞「そりゃそうでしょ…また失敗したねトヨネ」
豊音「うぅ~ごめんなさい~……」
白望「…謝ることはないけどさ」
胡桃「ほら、もう一回頑張ってみよう!」
豊音「う、うん…」
豊音(言われたら嫌なことでもダメなんだー…)
豊音(うーんと、そうしたらもうその人のことを直接悪く言うしかないのかなー…?)チラッ
白望「…ねえ、もう止めない? ダルくなってきた」
胡桃「ダメだよ! これも全国大会に向けた特訓なんだから!」
白望「特訓になってるのかなあ…」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/21(土) 00:33:31.39 ID:a4NO3jzD0
エイスリン「シロ! ガマン!」
塞「…おっ、ほらトヨネが何か思いついたみたいだよ」
豊音(よ、よーし…)
豊音(きっとこれならいじめになるはず……ごめんね、シロ…)
白望「ん?」
豊音「…や、やーい! シロの人間充電器!」
白望「……」
胡桃「人間充電器って…」
塞「…くっ…くくっ……あははは!!」
エイスリン「?」
豊音「え? え?」
白望「…悪口になってないよ、それ。面白ニックネームみたくなってる」
塞「あははは!! あーっ、おっかしい!!」
塞「…おっ、ほらトヨネが何か思いついたみたいだよ」
豊音(よ、よーし…)
豊音(きっとこれならいじめになるはず……ごめんね、シロ…)
白望「ん?」
豊音「…や、やーい! シロの人間充電器!」
白望「……」
胡桃「人間充電器って…」
塞「…くっ…くくっ……あははは!!」
エイスリン「?」
豊音「え? え?」
白望「…悪口になってないよ、それ。面白ニックネームみたくなってる」
塞「あははは!! あーっ、おっかしい!!」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/21(土) 00:34:46.22 ID:a4NO3jzD0
豊音「こ、渾身の悪口のつもりだったんだけどー…」
塞「それが渾身の悪口って…」
胡桃「…やっぱり、こういうのはトヨネには向いてなかったかー」
塞「うん、そうだね」
エイスリン「ソウオモウ!」
豊音「じゃ、じゃあ…!」
塞「うん、これでこの特訓はおしまい。やっぱりこんなのじゃトヨネを変えるのは無理だよね」
豊音「…うう~、よかったよー…」
胡桃「ごめんね、無理させちゃって」
豊音「そんなことないよ! みんなが私のために協力してくれて嬉しかったよー!」
塞「ふふ、それじゃあトシさんに報告を…」
白望「…ちょっと待って」
塞「へ?」
白望「まだトヨネにいじめられてない人が居る」
塞「それが渾身の悪口って…」
胡桃「…やっぱり、こういうのはトヨネには向いてなかったかー」
塞「うん、そうだね」
エイスリン「ソウオモウ!」
豊音「じゃ、じゃあ…!」
塞「うん、これでこの特訓はおしまい。やっぱりこんなのじゃトヨネを変えるのは無理だよね」
豊音「…うう~、よかったよー…」
胡桃「ごめんね、無理させちゃって」
豊音「そんなことないよ! みんなが私のために協力してくれて嬉しかったよー!」
塞「ふふ、それじゃあトシさんに報告を…」
白望「…ちょっと待って」
塞「へ?」
白望「まだトヨネにいじめられてない人が居る」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/21(土) 00:36:49.75 ID:a4NO3jzD0
エイスリン「アッ!」
胡桃「そういえば塞だけ何もされてない!」
塞「あれ? そうだっけ?」
胡桃「うん! 塞だけ卑怯だ!」
エイスリン「ヒキョウ!」
豊音「べ、別に私はもうこれでいいかなかなーって…」
白望「そういう訳にはいかない。全員平等にトヨネにいじめられるっていう約束だったし」
塞「あー…そんな約束したような」
胡桃「やっちゃえトヨネ!」
豊音「え、えーっと…」
塞「…やっちゃってよトヨネ。私だけいじめらてないっていうのも気持ち悪いしさ」
豊音「じゃ、じゃあやっちゃうよー…?」
塞「うん」
胡桃「これまでの経験を生かして!」
エイスリン「トヨネ!」
胡桃「そういえば塞だけ何もされてない!」
塞「あれ? そうだっけ?」
胡桃「うん! 塞だけ卑怯だ!」
エイスリン「ヒキョウ!」
豊音「べ、別に私はもうこれでいいかなかなーって…」
白望「そういう訳にはいかない。全員平等にトヨネにいじめられるっていう約束だったし」
塞「あー…そんな約束したような」
胡桃「やっちゃえトヨネ!」
豊音「え、えーっと…」
塞「…やっちゃってよトヨネ。私だけいじめらてないっていうのも気持ち悪いしさ」
豊音「じゃ、じゃあやっちゃうよー…?」
塞「うん」
胡桃「これまでの経験を生かして!」
エイスリン「トヨネ!」
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/21(土) 00:38:09.36 ID:a4NO3jzD0
塞「……」ゴクリ
豊音「…さ、塞の……」
白望「…ふむ」
豊音「塞のボンバーマン!!」
白望「ぶふっ!」
胡桃「あははは!!」
エイスリン「ボンバー、マン?」
豊音「あっ…」
塞「な、なんで…」
豊音「ひっ」
塞「…なんで私だけちょっと本当に嫌な感じなのよ!?」
豊音「うわーん! ごめんなさーい!!」
塞「待て! トヨネ!」
豊音「…さ、塞の……」
白望「…ふむ」
豊音「塞のボンバーマン!!」
白望「ぶふっ!」
胡桃「あははは!!」
エイスリン「ボンバー、マン?」
豊音「あっ…」
塞「な、なんで…」
豊音「ひっ」
塞「…なんで私だけちょっと本当に嫌な感じなのよ!?」
豊音「うわーん! ごめんなさーい!!」
塞「待て! トヨネ!」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/21(土) 00:38:41.68 ID:a4NO3jzD0
塞「…と、まあこんな感じでした」
トシ「それ、最初からいじめじゃないわね」
塞「えっ」
カン
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/21(土) 00:52:21.32 ID:a4NO3jzD0
塞「ということでトシさんからダメ出しが入りました。やり直しだそうです」
豊音「ええー!? 私頑張ったんだけどなー…」
白望「…仕方ないような気もするけど」
胡桃「うん!」
豊音「…あ、そういえば結局みんなもいじめるってどういうことをすればいいのか知らなかったじゃん!」プンスカ
塞「いやー…だって私も経験したこと無いし…」
白望「そんなダルいこと知ってるわけないじゃん」
胡桃「私がそんなのを見つけたら絶対に注意するけどね!」
豊音「えー…」
塞「それじゃあ、次からはみんなで何をすればいいのか考えようよ。そうすれば豊音も大丈夫でしょ」
豊音「あっ! それ名案だよー!」
白望「…めんどくさい」
胡桃「シロも手伝うの! これも全国大会のためなんだから!」
白望「…うん、わかった」
豊音「ありがとーみんなー!」
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/21(土) 00:59:52.58 ID:a4NO3jzD0
塞「じゃあ、ますは手始めにここにいないエイスリンをターゲットにしよっか」
豊音「…うーん、でも何したらいいのかわからないよー」
塞「確かに…どうしようか」
白望「…ねえ、やっぱり私帰って…」
胡桃「ダメ!」
白望「はあ…」
塞「あっ!」
豊音「何か思いついたの?」
塞「そういえば、いじめる相手には花をあげるっていうのを読んだことがある!」
豊音「は、花?」
白望「…それ本当?」
塞「うん。何かの本で読んだよ」
胡桃「ならさっそく花を買いに行こう!」
豊音「おー!」
白望「…本当に大丈夫なのかな」
豊音「…うーん、でも何したらいいのかわからないよー」
塞「確かに…どうしようか」
白望「…ねえ、やっぱり私帰って…」
胡桃「ダメ!」
白望「はあ…」
塞「あっ!」
豊音「何か思いついたの?」
塞「そういえば、いじめる相手には花をあげるっていうのを読んだことがある!」
豊音「は、花?」
白望「…それ本当?」
塞「うん。何かの本で読んだよ」
胡桃「ならさっそく花を買いに行こう!」
豊音「おー!」
白望「…本当に大丈夫なのかな」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/21(土) 01:08:14.50 ID:a4NO3jzD0
豊音「あっ、この花とかちょーかわいいよー!」
胡桃「本当だ! エイちゃん喜びそうだね!」
塞「じゃあこの花にしようか。お金は割り勘でいいよね?」
豊音「うん!」
白望「…ねえ」
胡桃「ん? どうしたのシロ?」
白望「いじめなのに相手が喜ぶ花をあげるの?」
豊音「え? だってせっかくあげるんだったら喜ぶような花の方がいいよー!」
塞「うん、そうだよね。この花かわいいからエイスリンも喜ぶよ」
白望「…ならいいんだけど」
胡桃「すいませーん! お会計お願いします!」
・
・
・
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/21(土) 01:16:41.72 ID:a4NO3jzD0
エイスリン「ミンナ! オカエリ!」
豊音「えへへ、ただいまーエイスリンさん」
塞「あっ、もうエイスリン部室に来てたんだ」
胡桃「買った後も結構長居しちゃってたからね」
エイスリン「ドウシテタノ?」
豊音「…はい、これあげる!」
エイスリン「…オハナ?」
豊音「そうだよー! エイスリンさんが喜ぶかなって選んできたんだよー」
エイスリン「……」ブワッ
豊音「エ、エイスリンさん?」
塞「…あれ? まずい花を選んじゃったのかな?」
エイスリン「…アリガトウ」
豊音「へ?」
エイスリン「アリガトウ、ミンナ! タイセツ、ニ、スル!」
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/21(土) 01:22:03.58 ID:a4NO3jzD0
豊音「えへへ、どういたしましてだよー」
胡桃「喜んでもらえてよかったね!」
豊音「うん!」
塞「いやー、大成功だね。こんなに喜んでもらえるとは思わなかったよ」
白望「…何が大成功なの?」
塞「え? そりゃあエイスリンをいじめるのが……って、あれ?」
豊音「うん?」
胡桃「あれれ?」
エイスリン「?」
白望「…これどう考えてもいじめじゃないよね」
塞「し、しまったー!!」
豊音「えええー!?」
カン
胡桃「喜んでもらえてよかったね!」
豊音「うん!」
塞「いやー、大成功だね。こんなに喜んでもらえるとは思わなかったよ」
白望「…何が大成功なの?」
塞「え? そりゃあエイスリンをいじめるのが……って、あれ?」
豊音「うん?」
胡桃「あれれ?」
エイスリン「?」
白望「…これどう考えてもいじめじゃないよね」
塞「し、しまったー!!」
豊音「えええー!?」
カン
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/21(土) 01:22:40.35 ID:a4NO3jzD0
ちょっと休憩
まだ続くよ
まだ続くよ
43: 保守ありがとう 2012/07/21(土) 01:49:46.40 ID:a4NO3jzD0
塞「案の定トシさんからダメ出しをもらいました」
白望「そりゃそうでしょ…」
胡桃「他のやり方を考えないと!」
塞「うん、そうだね。花をあげるのは大失敗だったし…」チラッ
エイスリン「オミズヤリ!」ニコニコ
胡桃「かなり気に入ってもらえたみたいだね」
白望「…塞」ジー
塞「…はい、すいませんでした…」
豊音「あははー。でも困っちゃうね、私何にも思いつかないよー」
塞「うーん、私もだ。胡桃は?」
胡桃「何か思いつきそうなんだけど……ダメだー!」
塞「…いきなり八方塞がりだ」
エイスリン「ガンバッテ!」
塞「エイスリンは思いつきそうにないしなあ…」
エイスリン「?」ニコニコ
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/21(土) 01:58:25.06 ID:a4NO3jzD0
白望「…ねえ、ちょっといい?」
塞「どうしたの、シロ?」
白望「一つ思いついたんだけど…」
塞「ええ!?」
豊音「シ、シロが!?」
白望「…驚きすぎだと思うんだけど」
塞「あっ、ごめん。でもシロがそういうのを思いつくとは思わなかったから」
胡桃「うん! 意外!」
白望「……」
塞「ごめんごめん。それで何を思いついたの?」
白望「…確か、いじめる時は何か物を隠すらしい」
塞「物を隠す? 何を隠すの?」
白望「……さあ」
塞「え、ちょっと肝心なことを忘れないでよ! 思い出して!」
白望「……ダルい」
塞「どうしたの、シロ?」
白望「一つ思いついたんだけど…」
塞「ええ!?」
豊音「シ、シロが!?」
白望「…驚きすぎだと思うんだけど」
塞「あっ、ごめん。でもシロがそういうのを思いつくとは思わなかったから」
胡桃「うん! 意外!」
白望「……」
塞「ごめんごめん。それで何を思いついたの?」
白望「…確か、いじめる時は何か物を隠すらしい」
塞「物を隠す? 何を隠すの?」
白望「……さあ」
塞「え、ちょっと肝心なことを忘れないでよ! 思い出して!」
白望「……ダルい」
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/21(土) 02:13:52.86 ID:a4NO3jzD0
塞「…はぁ」
豊音「ま、まあ、とりあえず何かを隠すってことがわかったし一歩前進だよー!」
胡桃「そうだね!」
塞「それじゃ、何を隠す? 多分その人の所有物を隠せばいいんだと思うけど」
豊音「う、うーん…」
白望「…何でもいいんじゃない?」
胡桃「それはダメでしょ!」
塞「あー、じゃあこのモノクルを隠してよ」
豊音「え? でもでも、それって大切な物なんじゃー…」
塞「いいの。さっきの失敗の責任を取らしてよ」
白望「…じゃあ決まりで」
豊音「う、うーん…」
胡桃「塞がそう言ってるんだから、そうしようよ!」
豊音「…うん、それもそうだね。じゃあモノクル預かるよー」
塞「はい」
豊音「ま、まあ、とりあえず何かを隠すってことがわかったし一歩前進だよー!」
胡桃「そうだね!」
塞「それじゃ、何を隠す? 多分その人の所有物を隠せばいいんだと思うけど」
豊音「う、うーん…」
白望「…何でもいいんじゃない?」
胡桃「それはダメでしょ!」
塞「あー、じゃあこのモノクルを隠してよ」
豊音「え? でもでも、それって大切な物なんじゃー…」
塞「いいの。さっきの失敗の責任を取らしてよ」
白望「…じゃあ決まりで」
豊音「う、うーん…」
胡桃「塞がそう言ってるんだから、そうしようよ!」
豊音「…うん、それもそうだね。じゃあモノクル預かるよー」
塞「はい」
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/21(土) 02:22:44.25 ID:a4NO3jzD0
胡桃「それじゃ、部室の外にちょっと出てて」
塞「うん、わかった」
豊音「いいって言ったら入ってきてねー」
塞「また後で」ガラガラ
豊音「……よし、それじゃあどこに隠そっか?」
胡桃「うーん、やっぱり簡単に見つからないところだよね」
豊音「それじゃあ黒板の裏とかはどうかなー?」
胡桃「あっ、いいかも!」
白望「……ねえ、何やってるの?」
豊音「え? 塞のモノクルを隠すところを考えてるんだよー? シロはどこがいいと思う?」
胡桃「塞はこういうの得意そうだからなー。難しくしないと!」
白望(…何か自分の考えてたのは違うことになってる気がする)
白望(……まあ、いいか。ダルいし)
白望「…どこでもいいと思うけど」
豊音「えー? それじゃダメだよー」
塞「うん、わかった」
豊音「いいって言ったら入ってきてねー」
塞「また後で」ガラガラ
豊音「……よし、それじゃあどこに隠そっか?」
胡桃「うーん、やっぱり簡単に見つからないところだよね」
豊音「それじゃあ黒板の裏とかはどうかなー?」
胡桃「あっ、いいかも!」
白望「……ねえ、何やってるの?」
豊音「え? 塞のモノクルを隠すところを考えてるんだよー? シロはどこがいいと思う?」
胡桃「塞はこういうの得意そうだからなー。難しくしないと!」
白望(…何か自分の考えてたのは違うことになってる気がする)
白望(……まあ、いいか。ダルいし)
白望「…どこでもいいと思うけど」
豊音「えー? それじゃダメだよー」
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/21(土) 03:30:20.72 ID:a4NO3jzD0
豊音「エイスリンさんはどこがいい思う?」
エイスリン「……」ムムム
エイスリン「ワカンナイ!」
豊音「あははー、そっかー」
胡桃「ねえねえ二人とも! ここなんてどうかな!」
豊音「あっ、いいかもー! 多分塞でもここならわかんないよー」
エイスリン「イイ!」
白望「……」
胡桃「よし、じゃあ隠して…っと、さっそく塞を呼ぼうか!」
豊音「うん!」
エイスリン「サエー! イイヨー!」
塞「ん、もう終わったの?」ガラガラ
豊音「そうだよー!」
胡桃「結構自信あるよ! 塞でも見つけられないと思う!」
塞「うーん、見つけられるかなー…」
エイスリン「……」ムムム
エイスリン「ワカンナイ!」
豊音「あははー、そっかー」
胡桃「ねえねえ二人とも! ここなんてどうかな!」
豊音「あっ、いいかもー! 多分塞でもここならわかんないよー」
エイスリン「イイ!」
白望「……」
胡桃「よし、じゃあ隠して…っと、さっそく塞を呼ぼうか!」
豊音「うん!」
エイスリン「サエー! イイヨー!」
塞「ん、もう終わったの?」ガラガラ
豊音「そうだよー!」
胡桃「結構自信あるよ! 塞でも見つけられないと思う!」
塞「うーん、見つけられるかなー…」
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/21(土) 03:37:12.02 ID:a4NO3jzD0
エイスリン「サエ、ガンバッテ!」
塞「ありがとう、エイスリン。じゃあまずは……黒板の後ろはどうかな?」ゴソゴソ
塞「……うーん、無いかー」
豊音「あ、危なかったねー…」
胡桃「うん。さすが塞だ」
エイスリン「アブナイ!」
塞「え? じゃあこの近くにあるのかな?」
豊音「あっ!」
胡桃「しまった!」
塞「えーっと、この近くで何かを隠せそうなところは…」ゴソゴソ
豊音「はわわわ…そ、その近くには無いよ!」
エイスリン「ナイヨ!」
塞「ははは、逆にわかりやすくなってるよ」
豊音「うぅ~…」
胡桃「トヨネ、もう諦めよう…」
塞「ありがとう、エイスリン。じゃあまずは……黒板の後ろはどうかな?」ゴソゴソ
塞「……うーん、無いかー」
豊音「あ、危なかったねー…」
胡桃「うん。さすが塞だ」
エイスリン「アブナイ!」
塞「え? じゃあこの近くにあるのかな?」
豊音「あっ!」
胡桃「しまった!」
塞「えーっと、この近くで何かを隠せそうなところは…」ゴソゴソ
豊音「はわわわ…そ、その近くには無いよ!」
エイスリン「ナイヨ!」
塞「ははは、逆にわかりやすくなってるよ」
豊音「うぅ~…」
胡桃「トヨネ、もう諦めよう…」
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/21(土) 03:46:58.88 ID:a4NO3jzD0
塞「……あった!」
豊音「は、早すぎるよー…」
塞「ふふ、トヨネ達がヒントを出しすぎだよ」
エイスリン「オメデトウ! サエ!」
塞「うん、ありがとうエイスリン」
胡桃「さっきからエイちゃんはどっちの味方なの!」
エイスリン「エヘヘ」
豊音「それにしても面白かったね!」
塞「うん。こういうのも悪くないね」
胡桃「次は私が探すのやりたい!」
豊音「うん、いいよー! 今度は絶対に見つからないようにするんだからねー!」
塞「ふふふ、私の隠す場所を見抜けるかな?」
エイスリン「クルミ、ガンバッテ!」
胡桃「じゃあ教室の外で待ってるね!」
豊音「うん!」
豊音「は、早すぎるよー…」
塞「ふふ、トヨネ達がヒントを出しすぎだよ」
エイスリン「オメデトウ! サエ!」
塞「うん、ありがとうエイスリン」
胡桃「さっきからエイちゃんはどっちの味方なの!」
エイスリン「エヘヘ」
豊音「それにしても面白かったね!」
塞「うん。こういうのも悪くないね」
胡桃「次は私が探すのやりたい!」
豊音「うん、いいよー! 今度は絶対に見つからないようにするんだからねー!」
塞「ふふふ、私の隠す場所を見抜けるかな?」
エイスリン「クルミ、ガンバッテ!」
胡桃「じゃあ教室の外で待ってるね!」
豊音「うん!」
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/21(土) 03:55:58.46 ID:a4NO3jzD0
白望「…さすがにちょっと待って」
胡桃「へ?」
塞「どうしたの? もしかしてシロもモノクル探したいの?」
白望「…そうじゃなくて、トヨネ達目的忘れてるでしょ」
豊音「目的?」
エイスリン「?」
白望「これ、いじめるために始めたことじゃなかったっけ」
胡桃「…あっ」
白望「いじめなんかじゃなくて、ただの宝探しゲームになってる」
塞「し、しまったー!!」
豊音「えええー!?」
カン
胡桃「へ?」
塞「どうしたの? もしかしてシロもモノクル探したいの?」
白望「…そうじゃなくて、トヨネ達目的忘れてるでしょ」
豊音「目的?」
エイスリン「?」
白望「これ、いじめるために始めたことじゃなかったっけ」
胡桃「…あっ」
白望「いじめなんかじゃなくて、ただの宝探しゲームになってる」
塞「し、しまったー!!」
豊音「えええー!?」
カン
82: すまん>>81修正 2012/07/21(土) 10:32:55.47 ID:a4NO3jzD0
塞「という訳でやり直しです」
胡桃「トシさんは何て言ってたの?」
塞「…言わなくてもわかるでしょ」
豊音「トシさんちょー怖いよー…」
塞「…うーん、とは言っても、もうすること思いつかないよね」
豊音「うん、無理だよー」
エイスリン「ムリ!」
胡桃「ふっふっふー…この私にお任せあれ!」
塞「え? 胡桃何か思いついたの?」
豊音「そういえばさっき何か思い出せそうって言ってたね」
胡桃「うん!」
塞「それでどんなことを思い出したの?」
胡桃「昔テレビか何かで見たんだけど、いじめる人を仲間はずれにしてたよ!」
塞「仲間はずれかー…」
豊音「うわー! それっぽいねー!」
胡桃「トシさんは何て言ってたの?」
塞「…言わなくてもわかるでしょ」
豊音「トシさんちょー怖いよー…」
塞「…うーん、とは言っても、もうすること思いつかないよね」
豊音「うん、無理だよー」
エイスリン「ムリ!」
胡桃「ふっふっふー…この私にお任せあれ!」
塞「え? 胡桃何か思いついたの?」
豊音「そういえばさっき何か思い出せそうって言ってたね」
胡桃「うん!」
塞「それでどんなことを思い出したの?」
胡桃「昔テレビか何かで見たんだけど、いじめる人を仲間はずれにしてたよ!」
塞「仲間はずれかー…」
豊音「うわー! それっぽいねー!」
84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/21(土) 10:40:57.96 ID:a4NO3jzD0
エイスリン「クルミ、スゴイ!」
胡桃「でしょー!」
塞「じゃあそれで行ってみようか。ターゲットは…」
胡桃「シロでいいんじゃない? 今ちょうど居ないし」
塞「あれ、本当だ。どこに行ってるの?」
豊音「塞と入れ違いみたいにトイレに行ったよー」
塞「そっか、ならシロでいいか。さっきの責任も取ってもらうことで」
エイスリン「シロ、ナカマハズレ?」
豊音「うん、そうだよー」
エイスリン「?」
胡桃「ねえどうやって仲間はずれにする?」
塞「あー…やっぱり麻雀でいいんじゃない? 人数もぴったりだし」
豊音「了解!」
胡桃「さっそく麻雀の準備しよう!」
塞「まあ、そんな準備が必要なことでもないけどね」
胡桃「でしょー!」
塞「じゃあそれで行ってみようか。ターゲットは…」
胡桃「シロでいいんじゃない? 今ちょうど居ないし」
塞「あれ、本当だ。どこに行ってるの?」
豊音「塞と入れ違いみたいにトイレに行ったよー」
塞「そっか、ならシロでいいか。さっきの責任も取ってもらうことで」
エイスリン「シロ、ナカマハズレ?」
豊音「うん、そうだよー」
エイスリン「?」
胡桃「ねえどうやって仲間はずれにする?」
塞「あー…やっぱり麻雀でいいんじゃない? 人数もぴったりだし」
豊音「了解!」
胡桃「さっそく麻雀の準備しよう!」
塞「まあ、そんな準備が必要なことでもないけどね」
86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/21(土) 10:49:07.97 ID:a4NO3jzD0
白望「…ただいま」ガチャ
豊音「あっ!」
塞(来たか…!)
エイスリン「シロ、オカエリ!」
塞(ん?)
胡桃「あっ、おかえり」
豊音「お、おかえりー!」
塞「よ、よし、じゃあ麻雀でもやろうか!」
白望「…えらく突然だね」
塞「そ、そうでもないよ! あっ、でも5人いるから全員は打てないね!」
胡桃「ほ、本当だ!」
豊音「た、大変だねー!」
白望「…今更何言ってるの? 元々5人しかいないんだからそんな驚かなくても…」
胡桃「し、仕方ないから誰か外れてもらおうか!」
塞「1人で寂しくしててもらおう!」
豊音「あっ!」
塞(来たか…!)
エイスリン「シロ、オカエリ!」
塞(ん?)
胡桃「あっ、おかえり」
豊音「お、おかえりー!」
塞「よ、よし、じゃあ麻雀でもやろうか!」
白望「…えらく突然だね」
塞「そ、そうでもないよ! あっ、でも5人いるから全員は打てないね!」
胡桃「ほ、本当だ!」
豊音「た、大変だねー!」
白望「…今更何言ってるの? 元々5人しかいないんだからそんな驚かなくても…」
胡桃「し、仕方ないから誰か外れてもらおうか!」
塞「1人で寂しくしててもらおう!」
89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/21(土) 11:02:26.66 ID:a4NO3jzD0
白望「…?」
塞「そ、それじゃあ外れてもらうのは…」
白望「あっ、私でいいよ」
塞「え?」
豊音「あっ」
白望「ダルいし、昨日はいっぱい打ったから今日は外れてるよ」
胡桃「し、仕方ないね! シロには寂しくしててもらおう!」
白望「うん…?」
エイスリン「シロ!」
白望「どうしたの?」
エイスリン「!」バッ
白望「…バトンタッチしてる絵? 代わりにエイスリンがなるって意味?」
エイスリン「ウン!」コクコク
塞「ちょっ、エイスリン!」
白望「……うーん、私はいいよ。エイスリンが打ちなよ」
塞「そ、それじゃあ外れてもらうのは…」
白望「あっ、私でいいよ」
塞「え?」
豊音「あっ」
白望「ダルいし、昨日はいっぱい打ったから今日は外れてるよ」
胡桃「し、仕方ないね! シロには寂しくしててもらおう!」
白望「うん…?」
エイスリン「シロ!」
白望「どうしたの?」
エイスリン「!」バッ
白望「…バトンタッチしてる絵? 代わりにエイスリンがなるって意味?」
エイスリン「ウン!」コクコク
塞「ちょっ、エイスリン!」
白望「……うーん、私はいいよ。エイスリンが打ちなよ」
90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/21(土) 11:08:53.58 ID:a4NO3jzD0
エイスリン「ソウ?」
白望「うん。私は大丈夫だよ」
エイスリン「ソッカ!」ニコニコ
塞「じゃ、じゃあ麻雀始めよっか!」
豊音「うん!」
白望「…ダルい」
塞「あははー、麻雀面白いね!」チラッ
豊音「そ、そうだねー!」チラッ
白望「……」ダルダル
塞「…うっ」
胡桃「ぜ、全員でできないのがもったいないね!」チラッ
豊音「ほ、本当だよー!」チラッ
白望「……眠い」ダルーン
豊音「…むむ~」
白望「うん。私は大丈夫だよ」
エイスリン「ソッカ!」ニコニコ
塞「じゃ、じゃあ麻雀始めよっか!」
豊音「うん!」
白望「…ダルい」
塞「あははー、麻雀面白いね!」チラッ
豊音「そ、そうだねー!」チラッ
白望「……」ダルダル
塞「…うっ」
胡桃「ぜ、全員でできないのがもったいないね!」チラッ
豊音「ほ、本当だよー!」チラッ
白望「……眠い」ダルーン
豊音「…むむ~」
93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/21(土) 11:19:08.79 ID:a4NO3jzD0
豊音「で、でもでも、この4人でやるのもすごく面白いよー!」チラッ
塞「そ、そうかもねー!」チラッ
白望「…zzz」
胡桃(寝ちゃったよ…!)
塞(というかこれ…)
豊音(…いつも通りのことなんじゃないかなー…?)
エイスリン「ツモ! メンタンピンドラ2!」
塞「…あ、はい」
豊音「親ヅモかー…」
胡桃(ラス転落…)
・
・
・
塞「そ、そうかもねー!」チラッ
白望「…zzz」
胡桃(寝ちゃったよ…!)
塞(というかこれ…)
豊音(…いつも通りのことなんじゃないかなー…?)
エイスリン「ツモ! メンタンピンドラ2!」
塞「…あ、はい」
豊音「親ヅモかー…」
胡桃(ラス転落…)
・
・
・
95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/21(土) 11:27:43.13 ID:a4NO3jzD0
エイスリン「シロ、オキテ!」
白望「……うーん…あれ?」
塞「もう下校時刻よ。いつまで寝てるのよ」
白望「…あー、ごめん」
胡桃「シロ、寝過ぎ!」
豊音「そういえば今日のエイスリンさんすごかったんだよー!」
塞「うん、シロでも危なかったかもね」
エイスリン「エヘヘ」
白望「そうだったんだ。じゃあ明日いっぱい打とうか」
エイスリン「ウン!」
胡桃「今日は全然麻雀打てなかったもんねー。まったく、誰のせいだか」チラッ
塞「ちょっと、私のせいじゃないでしょ! 言うならトシさんに文句言ってよ!」
豊音「あははー、それは怖いねー」
白望「…それじゃあ帰ろうか」
豊音「そうだね!」
96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/21(土) 11:30:04.99 ID:a4NO3jzD0
トシ「まあ、こうなるわよねぇ」
トシ「…ふふ、あの子たちはあの子たちのままの方が強いってことかしら?」
トシ「頑張りなさい…」
カン
97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/21(土) 11:31:58.42 ID:a4NO3jzD0
ネタが思いつかなくなったので本当に終わりかな
ちなみにエイスリンは仲間はずれの意味をわかっていませんでした
ちなみにエイスリンは仲間はずれの意味をわかっていませんでした
99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/21(土) 11:33:00.53 ID:zd7w3RFO0
>>97
乙です。豊音ちゃん可愛い みんな可愛い 楽しかったです
乙です。豊音ちゃん可愛い みんな可愛い 楽しかったです
100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/21(土) 11:35:46.00 ID:GA0Mdk7D0
おつおつ
宮守仲良しかわいい
宮守仲良しかわいい
101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/21(土) 11:41:04.11 ID:U65XUXbUO
おつ
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- 名無しさん - 2012年08月11日 03:22:51