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岡部「神は俺にまたしても洗濯をせまろうというのか!」
引用元: ・http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1341577797/
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 21:29:57.31 ID:XGs8+zfj0
ザー
岡部「雨か」
まゆり「雨だねぇ」
ダル「雨っしょ」
岡部「はぁ……」
岡部「……」 グッショリ
まゆり「わわー……びっしょびしょに濡れてるねぇ……洗濯物」
ダル「あ、まゆ氏、びしょびしょに濡れてるーってのもう一度よろ」
岡部「言わすなド低脳が!」
まゆり「んー……?」
岡部「おのれぇぇぇ……」
まゆり「てるてる坊主つくんなきゃだねぇ」
岡部「神は俺にまたしても洗濯をせまろうというのか!」
岡部「雨か」
まゆり「雨だねぇ」
ダル「雨っしょ」
岡部「はぁ……」
岡部「……」 グッショリ
まゆり「わわー……びっしょびしょに濡れてるねぇ……洗濯物」
ダル「あ、まゆ氏、びしょびしょに濡れてるーってのもう一度よろ」
岡部「言わすなド低脳が!」
まゆり「んー……?」
岡部「おのれぇぇぇ……」
まゆり「てるてる坊主つくんなきゃだねぇ」
岡部「神は俺にまたしても洗濯をせまろうというのか!」
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 21:37:23.05 ID:XGs8+zfj0
岡部「フゥーハハハ! 苦しいか、苦しいだろう!」
岡部「わずかなスペースに無理やり押し込められ水攻め、薬品攻め、さらには回転運動による身体歪曲」
岡部「それこそブラックホール内の超重力に押しつぶされるかのごとく」
岡部「ククク、これを拷問と言わずして何というのだ」
ピーピーピー
岡部「仕上げは熱風によってその体の水分を絞り上げてくれるわ!」
岡部「フゥーッハッハッハ!」
岡部「わずかなスペースに無理やり押し込められ水攻め、薬品攻め、さらには回転運動による身体歪曲」
岡部「それこそブラックホール内の超重力に押しつぶされるかのごとく」
岡部「ククク、これを拷問と言わずして何というのだ」
ピーピーピー
岡部「仕上げは熱風によってその体の水分を絞り上げてくれるわ!」
岡部「フゥーッハッハッハ!」
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 21:41:40.60 ID:XGs8+zfj0
────
───
──
ピーピーピー
岡部「む……」
岡部「コイン切れ……くそ、まだ生乾き……」
岡部「全く、8分100円とはぼったくりもいいところだな」 チャリン
ゴゴゴゴゴ
岡部「ゆけい! ムスペルヘイムの熱に身を捩るのだっ」
岡部「……」 ソワソワ
───
──
ピーピーピー
岡部「む……」
岡部「コイン切れ……くそ、まだ生乾き……」
岡部「全く、8分100円とはぼったくりもいいところだな」 チャリン
ゴゴゴゴゴ
岡部「ゆけい! ムスペルヘイムの熱に身を捩るのだっ」
岡部「……」 ソワソワ
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 21:44:12.16 ID:XGs8+zfj0
────
───
──
岡部「……」 ソワソワ
まゆり「もうすぐクリスちゃんに会えるねー、オカリン」
岡部「なっ! べ、別に俺は助手に会いたいなどとは一言も──」
まゆり「まゆしぃは早く会いたいなー、オカリンも会いたい? 会いたいよねー」
岡部「まぁゆりはさっさと受験勉強にでも移れ? な?」
───
──
岡部「……」 ソワソワ
まゆり「もうすぐクリスちゃんに会えるねー、オカリン」
岡部「なっ! べ、別に俺は助手に会いたいなどとは一言も──」
まゆり「まゆしぃは早く会いたいなー、オカリンも会いたい? 会いたいよねー」
岡部「まぁゆりはさっさと受験勉強にでも移れ? な?」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 21:49:25.91 ID:XGs8+zfj0
ダル「あー、牧瀬氏がアメリカから帰国するのって……明日だっけ?」
岡部「うむ、確か……明日のはず」
ダル「さすがオカリン、牧瀬氏のスケジュールは完璧に把握ですねわかります」
岡部「や、奴は俺の助手だからな! スケジュール管理も俺の仕事である」
ダル「はいはいツンデレ乙」
まゆり「もー、照れなくてもいいんだよ、お洗濯まで張り切っちゃって」
岡部「照れてないっ」
ダル「でも、明らかに落ち着きがない件」
岡部「き、貴様こそ顔が緩みっぱなしではないか!」
ダル「今日のお前にだけは言われたくないスレはここですか? 明日は由季たんとデートなんだお、ふひ、ふひひ」
岡部「それこそお前にだけは言われたくないわっ」
岡部「うむ、確か……明日のはず」
ダル「さすがオカリン、牧瀬氏のスケジュールは完璧に把握ですねわかります」
岡部「や、奴は俺の助手だからな! スケジュール管理も俺の仕事である」
ダル「はいはいツンデレ乙」
まゆり「もー、照れなくてもいいんだよ、お洗濯まで張り切っちゃって」
岡部「照れてないっ」
ダル「でも、明らかに落ち着きがない件」
岡部「き、貴様こそ顔が緩みっぱなしではないか!」
ダル「今日のお前にだけは言われたくないスレはここですか? 明日は由季たんとデートなんだお、ふひ、ふひひ」
岡部「それこそお前にだけは言われたくないわっ」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 21:56:22.49 ID:XGs8+zfj0
────
───
──
~翌日 駅構内~
ザワザワ
岡部「クリスティーナはまだ来てないみたいだな」
まゆり「んー、そうみたいだねぇ」
ザワザワ
まゆり「あ」
まゆり「ねぇねぇオカリン! ほらほら、クリスちゃんだよぉ」
岡部「むっ」
まゆり「クリスちゃーん」 ブンブン
───
──
~翌日 駅構内~
ザワザワ
岡部「クリスティーナはまだ来てないみたいだな」
まゆり「んー、そうみたいだねぇ」
ザワザワ
まゆり「あ」
まゆり「ねぇねぇオカリン! ほらほら、クリスちゃんだよぉ」
岡部「むっ」
まゆり「クリスちゃーん」 ブンブン
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 22:00:23.50 ID:XGs8+zfj0
紅莉栖「グッモーニン」
まゆり「わぁー、久しぶりぃ」 ダキッ
紅莉栖「うふふ、元気そうでなにより」 ナデナデ
まゆり「会いたかったよぉ、クリスちゃーん」
紅莉栖「私もよ、まゆり」
岡部「……」
紅莉栖「……そういえば橋田はいないの?」
まゆり「ダル君はねー、”こんなクソ暑い中外出歩けるかーぁ、僕はラボで待ってるぞーぅ!”って言ってたよー?」
紅莉栖「ったく……」
紅莉栖「で」
紅莉栖「あんたなんでそっぽを向いてるの?」
岡部「……」
まゆり「わぁー、久しぶりぃ」 ダキッ
紅莉栖「うふふ、元気そうでなにより」 ナデナデ
まゆり「会いたかったよぉ、クリスちゃーん」
紅莉栖「私もよ、まゆり」
岡部「……」
紅莉栖「……そういえば橋田はいないの?」
まゆり「ダル君はねー、”こんなクソ暑い中外出歩けるかーぁ、僕はラボで待ってるぞーぅ!”って言ってたよー?」
紅莉栖「ったく……」
紅莉栖「で」
紅莉栖「あんたなんでそっぽを向いてるの?」
岡部「……」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 22:08:27.86 ID:XGs8+zfj0
まゆり「あのねあのねー、オカリンは照れてるんだよー」
まゆり「クリスちゃんに会えてとってもとーっても嬉しいなーって思ってるんだよーきっと」
紅莉栖「ふぇっ!?///」
岡部「ち、違う! こんなところで堂々と百合フィールドを展開されて困り果てているのだっ」
紅莉栖「なっ、別に展開してない! 全然展開してないんだからな!」
紅莉栖「というか会うなりセクハラまがいの発言はやめろこの変態!」
岡部「あいっかわらずキャンッキャンとうるさいぞクリスティーナ」
紅莉栖「あんったがそうさせてんだろ! 後ティーナってつけんなとあれほど!」
岡部「フゥーハハハ! このやりとりも実に半年ぶりだな助手よ!」
紅莉栖「だからあんたの助手になった覚えはこれっぽっちもないと言っとろーが!」
まゆり「えっへへー」
岡部・紅莉栖「まゆり?」
まゆり「なんでもないのです」 ニコニコ
まゆり「さ、早くいこ?」
まゆり「クリスちゃんに会えてとってもとーっても嬉しいなーって思ってるんだよーきっと」
紅莉栖「ふぇっ!?///」
岡部「ち、違う! こんなところで堂々と百合フィールドを展開されて困り果てているのだっ」
紅莉栖「なっ、別に展開してない! 全然展開してないんだからな!」
紅莉栖「というか会うなりセクハラまがいの発言はやめろこの変態!」
岡部「あいっかわらずキャンッキャンとうるさいぞクリスティーナ」
紅莉栖「あんったがそうさせてんだろ! 後ティーナってつけんなとあれほど!」
岡部「フゥーハハハ! このやりとりも実に半年ぶりだな助手よ!」
紅莉栖「だからあんたの助手になった覚えはこれっぽっちもないと言っとろーが!」
まゆり「えっへへー」
岡部・紅莉栖「まゆり?」
まゆり「なんでもないのです」 ニコニコ
まゆり「さ、早くいこ?」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 22:12:44.19 ID:XGs8+zfj0
~ラボ~
ガチャリ
岡部「帰ったぞー、ダル」
紅莉栖「グッモーニン」
まゆり「ダル君トゥットゥルー」
ダル「おぉ牧瀬氏、これは久しぶりでござる」
紅莉栖「久しぶり、元気だった?」
ダル「我が息子ともども元気です、ふひひ」
紅莉栖「会うなりセクハラはよせよ……このHENTAI」
ダル「HENTAIじゃないよ! 仮にHENTAIだったとしてもHENTAI紳士だお!」
紅莉栖「はいはい、どうでもいい、ホントどうでもいい」
ガチャリ
岡部「帰ったぞー、ダル」
紅莉栖「グッモーニン」
まゆり「ダル君トゥットゥルー」
ダル「おぉ牧瀬氏、これは久しぶりでござる」
紅莉栖「久しぶり、元気だった?」
ダル「我が息子ともども元気です、ふひひ」
紅莉栖「会うなりセクハラはよせよ……このHENTAI」
ダル「HENTAIじゃないよ! 仮にHENTAIだったとしてもHENTAI紳士だお!」
紅莉栖「はいはい、どうでもいい、ホントどうでもいい」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 22:17:23.45 ID:XGs8+zfj0
紅莉栖「……にしても」
紅莉栖「相変わらず蒸し風呂みたいな部屋ね……」
ダル「全くだお。ラボの士気を高めるためクーラーを要求する、全力で!」
紅莉栖「ホント、いい加減エアコンの1つや2つ付けなさいよね、昨年末も寒さでシバリングが止まらなかったじゃない」
岡部「あれは貴様が薄着だったのが悪いのだっ」
紅莉栖「だからって掃除機の排気を温風として使うとか馬鹿なの!? 死ぬの!?」
岡部「なっ、貴様ぁ!」
岡部「この狂気のマッドサイエンティストが改造を施した、”またつまらぬ物を繋げてしまったby五右衛門(改)”を愚弄するか!」
岡部「掃除もしながら暖房もできるというすぐれものだぞっ!」
紅莉栖「どこがよっ。産廃以外の何物でもないでしょ!」
紅莉栖「相変わらず蒸し風呂みたいな部屋ね……」
ダル「全くだお。ラボの士気を高めるためクーラーを要求する、全力で!」
紅莉栖「ホント、いい加減エアコンの1つや2つ付けなさいよね、昨年末も寒さでシバリングが止まらなかったじゃない」
岡部「あれは貴様が薄着だったのが悪いのだっ」
紅莉栖「だからって掃除機の排気を温風として使うとか馬鹿なの!? 死ぬの!?」
岡部「なっ、貴様ぁ!」
岡部「この狂気のマッドサイエンティストが改造を施した、”またつまらぬ物を繋げてしまったby五右衛門(改)”を愚弄するか!」
岡部「掃除もしながら暖房もできるというすぐれものだぞっ!」
紅莉栖「どこがよっ。産廃以外の何物でもないでしょ!」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 22:20:43.19 ID:XGs8+zfj0
ダル「まーた始まったよもう」
まゆり「はいはーい、二人ともそこまでー」
岡部・紅莉栖「ん?」
まゆり「ドクペだよー、はい、オカリン、クリスちゃん、どうぞっ」
紅莉栖「サンクスまゆり」
岡部「うむ、ご苦労」
まゆり「ねぇねぇ、ジューシー唐揚げナンバーワンもあるよー? 食べるー?」
まゆり「はいはーい、二人ともそこまでー」
岡部・紅莉栖「ん?」
まゆり「ドクペだよー、はい、オカリン、クリスちゃん、どうぞっ」
紅莉栖「サンクスまゆり」
岡部「うむ、ご苦労」
まゆり「ねぇねぇ、ジューシー唐揚げナンバーワンもあるよー? 食べるー?」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 22:25:24.19 ID:XGs8+zfj0
ダル「ほんじゃ僕、でかけてくるから、ひゃっほう!」
紅莉栖「あら、こんなクソ暑い中でかけるの?」
ダル「ふひひ、僕自身から発せられる熱は別なのだぜ」
紅莉栖「なにそれ、意味不明なんですけど」
ガチャ バタン
紅莉栖「ねぇ、あれどうしたの? やけに嬉しそうだったけど」
まゆり「ダル君はねー、今日デートなんだってー」
紅莉栖「え? うそ! あの橋田が!?」
まゆり「そうだ、ジューシー唐揚げナンバーワンチンしてくるねー」 トタタ
紅莉栖「そ、そう言えば彼女ができたとか言ってたっけ……」
紅莉栖「生意気な……橋田のくせに」
紅莉栖「あら、こんなクソ暑い中でかけるの?」
ダル「ふひひ、僕自身から発せられる熱は別なのだぜ」
紅莉栖「なにそれ、意味不明なんですけど」
ガチャ バタン
紅莉栖「ねぇ、あれどうしたの? やけに嬉しそうだったけど」
まゆり「ダル君はねー、今日デートなんだってー」
紅莉栖「え? うそ! あの橋田が!?」
まゆり「そうだ、ジューシー唐揚げナンバーワンチンしてくるねー」 トタタ
紅莉栖「そ、そう言えば彼女ができたとか言ってたっけ……」
紅莉栖「生意気な……橋田のくせに」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 22:33:43.47 ID:XGs8+zfj0
岡部「そ、そういう貴様はどうなのだ? そろそろボーイフレンドの1人や2人……出来たのではないか? ん?」
紅莉栖「ね、ねーよ!///」
岡部「ほぉう? 相変わらず寂しい青春を送っているのだなクリスティーンナッよ!」
紅莉栖「そ、そういうあんたはどうなのよ!///」
岡部「馬鹿なことを言うな! 俺は狂気のマッドサイエンティストであり望むのは世界の混沌、色恋沙汰に身を支配されることなどっ……」
岡部「一切ないのだフゥーハハハ!」
紅莉栖「そ、そうなんだ」
紅莉栖「……」
岡部「……」
紅莉栖「……」
岡部「……」
まゆり「はーい、二人ともー。ジューシー唐揚げチンできたよー」 トタタ
岡部「でかしたまゆり!」
紅莉栖「ありがとう、まゆり!」
紅莉栖「ね、ねーよ!///」
岡部「ほぉう? 相変わらず寂しい青春を送っているのだなクリスティーンナッよ!」
紅莉栖「そ、そういうあんたはどうなのよ!///」
岡部「馬鹿なことを言うな! 俺は狂気のマッドサイエンティストであり望むのは世界の混沌、色恋沙汰に身を支配されることなどっ……」
岡部「一切ないのだフゥーハハハ!」
紅莉栖「そ、そうなんだ」
紅莉栖「……」
岡部「……」
紅莉栖「……」
岡部「……」
まゆり「はーい、二人ともー。ジューシー唐揚げチンできたよー」 トタタ
岡部「でかしたまゆり!」
紅莉栖「ありがとう、まゆり!」
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 22:39:08.40 ID:XGs8+zfj0
紅莉栖「ふぁっ……」
岡部「……」
まゆり「んー? どうしたのクリスちゃん、眠いのー?」
紅莉栖「えぇ、時差ボケかしら……」
まゆり「だったらねー、ソファでちょっと横になる? 今ならまゆしぃのお膝貸してあげるよー?」
紅莉栖「ええっ!? いやでもっ……」
まゆり「遠慮しなくてもいいんだよー? えっへへー」
岡部「ふぅん、まだ昼前だというのにまゆりの膝枕でオネムとは……このお子様セレセブめっ」
紅莉栖「セレセブゆーな!」
岡部「……」
まゆり「んー? どうしたのクリスちゃん、眠いのー?」
紅莉栖「えぇ、時差ボケかしら……」
まゆり「だったらねー、ソファでちょっと横になる? 今ならまゆしぃのお膝貸してあげるよー?」
紅莉栖「ええっ!? いやでもっ……」
まゆり「遠慮しなくてもいいんだよー? えっへへー」
岡部「ふぅん、まだ昼前だというのにまゆりの膝枕でオネムとは……このお子様セレセブめっ」
紅莉栖「セレセブゆーな!」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 22:45:38.71 ID:XGs8+zfj0
紅莉栖「そそそそれにこのHENTAIがいる前で寝るなんて……///」
岡部「……フゥーハハハ、いっちょまえに寝顔は見られたくないというのかこの、メリケン処女めっ!」
紅莉栖「なっ──んであんたがそんなこと知って──///」
岡部(あ、やばい)
紅莉栖「……///」
岡部「……」
まゆり「もーだめだよオカリーン、クリスちゃんと喧嘩しちゃあ」
岡部・紅莉栖(多分まゆりは意味が分かってないな・わね)
岡部「……フゥーハハハ、いっちょまえに寝顔は見られたくないというのかこの、メリケン処女めっ!」
紅莉栖「なっ──んであんたがそんなこと知って──///」
岡部(あ、やばい)
紅莉栖「……///」
岡部「……」
まゆり「もーだめだよオカリーン、クリスちゃんと喧嘩しちゃあ」
岡部・紅莉栖(多分まゆりは意味が分かってないな・わね)
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 22:51:25.27 ID:XGs8+zfj0
紅莉栖「Zzz……」
まゆり「えっへへ」
岡部「随分ごきげんだな、紅莉栖と会えたのがそんなに嬉しかったのか?」
まゆり「んー、それもあるけどねー」
岡部「あるけど?」
まゆり「春の頃はオカリンとっても寂しそうだったのに」
岡部「春?」
まゆり「うん」
岡部「……」
まゆり「去年の冬にクリスちゃんがラボに遊びに来てくれた時もオカリンすっごく楽しそうで」
紅莉栖「むにゃむにゃ……」
まゆり「まゆしぃまで楽しくなってきちゃってね?」
紅莉栖「カイバー……むにゃ……」
まゆり「ずっとあんな時間が続けばいいなーって思ってたのです」
まゆり「えっへへ」
岡部「随分ごきげんだな、紅莉栖と会えたのがそんなに嬉しかったのか?」
まゆり「んー、それもあるけどねー」
岡部「あるけど?」
まゆり「春の頃はオカリンとっても寂しそうだったのに」
岡部「春?」
まゆり「うん」
岡部「……」
まゆり「去年の冬にクリスちゃんがラボに遊びに来てくれた時もオカリンすっごく楽しそうで」
紅莉栖「むにゃむにゃ……」
まゆり「まゆしぃまで楽しくなってきちゃってね?」
紅莉栖「カイバー……むにゃ……」
まゆり「ずっとあんな時間が続けばいいなーって思ってたのです」
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 23:00:03.33 ID:XGs8+zfj0
まゆり「でもでもクリスちゃんはすぐアメリカに帰っちゃって」
まゆり「それからオカリンは、とっても寂しそうで……」
岡部「そんなに顔に出てたか?」
まゆり「ううん、みんなには分からないようにしてたのかなぁ」
まゆり「でもね? まゆしぃにはちゃんと分かってたんだよ?」
岡部「……敵わないな、まゆりには」
まゆり「だからね? 今のクリスちゃんとオカリンを見てると、まゆしぃはとっても幸せなのです」
まゆり「でもねー……オカリンはもっとクリスちゃんに優しくしないとだめだよぉ」
紅莉栖「むにゃ……オカベー」
岡部「優しく……だと?」
まゆり「うん」
紅莉栖「ヘンタイ……むにゃにゃ」
岡部「ぐっ! こいつは俺にとって助手だからな。少々厳しい程度がちょうどいいのだっ」
まゆり「もーオカリンってば」
まゆり「それからオカリンは、とっても寂しそうで……」
岡部「そんなに顔に出てたか?」
まゆり「ううん、みんなには分からないようにしてたのかなぁ」
まゆり「でもね? まゆしぃにはちゃんと分かってたんだよ?」
岡部「……敵わないな、まゆりには」
まゆり「だからね? 今のクリスちゃんとオカリンを見てると、まゆしぃはとっても幸せなのです」
まゆり「でもねー……オカリンはもっとクリスちゃんに優しくしないとだめだよぉ」
紅莉栖「むにゃ……オカベー」
岡部「優しく……だと?」
まゆり「うん」
紅莉栖「ヘンタイ……むにゃにゃ」
岡部「ぐっ! こいつは俺にとって助手だからな。少々厳しい程度がちょうどいいのだっ」
まゆり「もーオカリンってば」
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 23:05:40.12 ID:XGs8+zfj0
紅莉栖「ふにゃ……」
まゆり「紅莉栖ちゃんおはよーう」
紅莉栖「ふぇっ!? わ、私ったらいつの間に……」
まゆり「えっへへー、紅莉栖ちゃんの寝顔、ごちそうさまでしたぁ」
紅莉栖「ちょ、ちょっとそういう事言わないでっ///」
岡部「起きたのならばさっさとよだれを拭いてこい」
紅莉栖「た、垂れてねーし! 全然垂れてねーし!」
まゆり「それじゃあまゆしぃはるか君のところに行ってくるねー」
岡部・紅莉栖「えっ?」
まゆり「紅莉栖ちゃんおはよーう」
紅莉栖「ふぇっ!? わ、私ったらいつの間に……」
まゆり「えっへへー、紅莉栖ちゃんの寝顔、ごちそうさまでしたぁ」
紅莉栖「ちょ、ちょっとそういう事言わないでっ///」
岡部「起きたのならばさっさとよだれを拭いてこい」
紅莉栖「た、垂れてねーし! 全然垂れてねーし!」
まゆり「それじゃあまゆしぃはるか君のところに行ってくるねー」
岡部・紅莉栖「えっ?」
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 23:13:08.94 ID:XGs8+zfj0
まゆり「コスの糸がほつれちゃったって連絡があったので」
紅莉栖「そ、そうなの?」
岡部「いつ頃戻ってくるんだ?」
まゆり「んー、夕方までには戻ってこれるといいなぁ」
岡部「そうか……気をつけろよ」
まゆり「うん! それじゃあまたねー」
紅莉栖「気をつけて」
バタン
岡部・紅莉栖「……」
ガチャ
まゆり「あ、二人とも仲良くねー? トゥットゥルー」
バタン
岡部「……」
紅莉栖「……」
岡部・紅莉栖(な、なにか話さないと!)
紅莉栖「そ、そうなの?」
岡部「いつ頃戻ってくるんだ?」
まゆり「んー、夕方までには戻ってこれるといいなぁ」
岡部「そうか……気をつけろよ」
まゆり「うん! それじゃあまたねー」
紅莉栖「気をつけて」
バタン
岡部・紅莉栖「……」
ガチャ
まゆり「あ、二人とも仲良くねー? トゥットゥルー」
バタン
岡部「……」
紅莉栖「……」
岡部・紅莉栖(な、なにか話さないと!)
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 23:19:18.80 ID:XGs8+zfj0
岡部「……」
紅莉栖「……」
岡部(おのれっ……意識した途端何も浮かんでこなくなったぞ)
紅莉栖(て、ていうかこれ二人っきりよね……あわわわわどうしようどうしようどうしよう)
岡部・紅莉栖(話題話題話題話題話題)
岡部・紅莉栖「「あの」」
岡部「なんだ助手よ、話すがいい」
紅莉栖「いっ、いや、その……岡部から……」
岡部「遠慮するな」
紅莉栖「遠慮とかしてないし、全然してないし///」
岡部(くっ……鳳凰院モードで乗り切るか?)
──『優しくしないとだめだよぉ』
岡部「ぐぬぬ……」
紅莉栖「……」
岡部(おのれっ……意識した途端何も浮かんでこなくなったぞ)
紅莉栖(て、ていうかこれ二人っきりよね……あわわわわどうしようどうしようどうしよう)
岡部・紅莉栖(話題話題話題話題話題)
岡部・紅莉栖「「あの」」
岡部「なんだ助手よ、話すがいい」
紅莉栖「いっ、いや、その……岡部から……」
岡部「遠慮するな」
紅莉栖「遠慮とかしてないし、全然してないし///」
岡部(くっ……鳳凰院モードで乗り切るか?)
──『優しくしないとだめだよぉ』
岡部「ぐぬぬ……」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 23:23:55.36 ID:XGs8+zfj0
紅莉栖「きょ、今日は実にいい天気ね!」
岡部「え? いや、曇っているが……」
紅莉栖「あ、そ、そうよね……」
岡部・紅莉栖「……」
岡部「天気といえばぁ!」
岡部「昨日は大雨でな!」
紅莉栖「へ、へぇーそう、日本では雨だったのね」
岡部「全くぅ! 干していた洗濯物を再びコインランドリーに持って行く事になろうとはな!」
岡部「まさにシュタインズゲートの洗濯ということか!」
紅莉栖「あは……あはは」
岡部「はは……ははは」
岡部「……」
紅莉栖「……」
岡部・紅莉栖(まゆりぃぃぃぃぃ)
岡部「え? いや、曇っているが……」
紅莉栖「あ、そ、そうよね……」
岡部・紅莉栖「……」
岡部「天気といえばぁ!」
岡部「昨日は大雨でな!」
紅莉栖「へ、へぇーそう、日本では雨だったのね」
岡部「全くぅ! 干していた洗濯物を再びコインランドリーに持って行く事になろうとはな!」
岡部「まさにシュタインズゲートの洗濯ということか!」
紅莉栖「あは……あはは」
岡部「はは……ははは」
岡部「……」
紅莉栖「……」
岡部・紅莉栖(まゆりぃぃぃぃぃ)
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 23:28:35.07 ID:XGs8+zfj0
────
───
──
岡部「……」
紅莉栖「……」
ガチャリ
まゆり「トゥットゥルー、ただいまー」
紅莉栖「まゆりぃ!」 ギュ
まゆり「わわー」
岡部「随分早かったんだな」
まゆり「え? うん、ちょこちょこーって直すだけだったので」
岡部「そうかそうか」
まゆり「あ、それよりほらほらー」 ピラッ
───
──
岡部「……」
紅莉栖「……」
ガチャリ
まゆり「トゥットゥルー、ただいまー」
紅莉栖「まゆりぃ!」 ギュ
まゆり「わわー」
岡部「随分早かったんだな」
まゆり「え? うん、ちょこちょこーって直すだけだったので」
岡部「そうかそうか」
まゆり「あ、それよりほらほらー」 ピラッ
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 23:33:16.58 ID:XGs8+zfj0
まゆり「今日るか君の神社でお祭りがあるんだよー、みんなで行こうよー」
紅莉栖「お祭りか……ふむん」
岡部「メリケンスイーツ(笑)は祭りははじめてか? ん?」
紅莉栖「何回か行ったことあるわよ、バカにしないで」
まゆり「ほらほらー、オカリンもクリスちゃんも行こうよー、浴衣もあるよー?」
紅莉栖「そうね……そうしましょう」
岡部「うむ、童心に返るのも悪くないな」
紅莉栖「お祭りか……ふむん」
岡部「メリケンスイーツ(笑)は祭りははじめてか? ん?」
紅莉栖「何回か行ったことあるわよ、バカにしないで」
まゆり「ほらほらー、オカリンもクリスちゃんも行こうよー、浴衣もあるよー?」
紅莉栖「そうね……そうしましょう」
岡部「うむ、童心に返るのも悪くないな」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 23:40:23.22 ID:XGs8+zfj0
まゆり「それじゃあ着付けするのでオカリンにはご退場ねがいまーす」
岡部「ん? あぁ……ではドクペを買ってくる」
バタン
紅莉栖「ふぅ」
まゆり「どうしたのー? お祭り、いやだった?」
紅莉栖「いや、そうじゃないの」
紅莉栖「……岡部って私のこと嫌いなのかしら」
まゆり「え?」
紅莉栖「最初に会った時から変なあだ名で呼ぶし、いつもいつも私のことからかうし」
紅莉栖「アメリカにいる間もあんまりメールくれなかったし……」
まゆり「……そんなことないよ?」
まゆり「オカリンはね、クリスちゃんのことが大好きなんだよ」
紅莉栖「ふぇっ!?///」
まゆり「もちろんまゆしぃもクリスちゃんのことが大好きだよー、えっへへー」
紅莉栖「あ、ありがと……///」
岡部「ん? あぁ……ではドクペを買ってくる」
バタン
紅莉栖「ふぅ」
まゆり「どうしたのー? お祭り、いやだった?」
紅莉栖「いや、そうじゃないの」
紅莉栖「……岡部って私のこと嫌いなのかしら」
まゆり「え?」
紅莉栖「最初に会った時から変なあだ名で呼ぶし、いつもいつも私のことからかうし」
紅莉栖「アメリカにいる間もあんまりメールくれなかったし……」
まゆり「……そんなことないよ?」
まゆり「オカリンはね、クリスちゃんのことが大好きなんだよ」
紅莉栖「ふぇっ!?///」
まゆり「もちろんまゆしぃもクリスちゃんのことが大好きだよー、えっへへー」
紅莉栖「あ、ありがと……///」
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 23:46:50.25 ID:XGs8+zfj0
まゆり「……オカリンね、言ってたよ」
まゆり「クリスちゃんの研究の邪魔になるからあんまりメールしない方がいいーって」
紅莉栖「そ、そうなの?」
まゆり「オカリンホントは寂しいのにねー、えっへへ」
紅莉栖「あいつが寂しがる? ま、まさかー……」
まゆり「ホントだよー、まゆしぃには分かるもん」
紅莉栖「信じられない……アンビリーバブル」
まゆり「はい、終わり~」 ポン
紅莉栖「サンクス」
まゆり「じゃあ今度はまゆしぃが着るのも手伝ってねー」
紅莉栖「オーケイ」
まゆり「クリスちゃんの研究の邪魔になるからあんまりメールしない方がいいーって」
紅莉栖「そ、そうなの?」
まゆり「オカリンホントは寂しいのにねー、えっへへ」
紅莉栖「あいつが寂しがる? ま、まさかー……」
まゆり「ホントだよー、まゆしぃには分かるもん」
紅莉栖「信じられない……アンビリーバブル」
まゆり「はい、終わり~」 ポン
紅莉栖「サンクス」
まゆり「じゃあ今度はまゆしぃが着るのも手伝ってねー」
紅莉栖「オーケイ」
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 23:53:30.03 ID:XGs8+zfj0
ガチャ
岡部「着付け……終わったみたいだな」
まゆり「トゥットゥルー、どうかなー? かわいいよねー」
岡部「う、うむ……これはまた……中々」
紅莉栖「ちょ、こっちみんなっ///」
まゆり「似合ってるでしょー」
岡部「……」
紅莉栖「……///」
岡部「や、やはり浴衣には貧乳のほうがよく似合──へぶぅっ!?」
紅莉栖「まじでいっぺん死んでこい!」
岡部「お、おう……」
岡部「着付け……終わったみたいだな」
まゆり「トゥットゥルー、どうかなー? かわいいよねー」
岡部「う、うむ……これはまた……中々」
紅莉栖「ちょ、こっちみんなっ///」
まゆり「似合ってるでしょー」
岡部「……」
紅莉栖「……///」
岡部「や、やはり浴衣には貧乳のほうがよく似合──へぶぅっ!?」
紅莉栖「まじでいっぺん死んでこい!」
岡部「お、おう……」
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/06(金) 23:59:28.27 ID:XGs8+zfj0
~柳林神社~
るか「あ、皆さんこんばんは」
まゆり「るか君、トゥットゥルー」
るか「牧瀬さんも、お久しぶりです」
紅莉栖「はろー、お久しぶり。相変わらずキュートね」
るか「そ、そんな……キュートだなんて」
岡部(だが男だ)
紅莉栖「お父さんの手伝いしてるのよね? まさに理想の娘だわ」
岡部(だが男だ)
紅莉栖「しかも巫女服がこんなに似合ってる……お嫁に行く時とかもう反対されそう」
岡部(だが男だ)
岡部「しかし……中々賑わっているな」
るか「はい、土曜日ですので」
るか「あ、それじゃあボク、仕事があるのでこれで失礼しますね」
紅莉栖「頑張ってね」
るか「あ、皆さんこんばんは」
まゆり「るか君、トゥットゥルー」
るか「牧瀬さんも、お久しぶりです」
紅莉栖「はろー、お久しぶり。相変わらずキュートね」
るか「そ、そんな……キュートだなんて」
岡部(だが男だ)
紅莉栖「お父さんの手伝いしてるのよね? まさに理想の娘だわ」
岡部(だが男だ)
紅莉栖「しかも巫女服がこんなに似合ってる……お嫁に行く時とかもう反対されそう」
岡部(だが男だ)
岡部「しかし……中々賑わっているな」
るか「はい、土曜日ですので」
るか「あ、それじゃあボク、仕事があるのでこれで失礼しますね」
紅莉栖「頑張ってね」
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 00:06:54.03 ID:r+AnJMUg0
紅莉栖「いい子ね、あれぞ大和撫子っていうのかしら」
岡部(だが……男だ)
紅莉栖「あれ? まゆりは?」
岡部「あ、いない、いないぞ!?」
紅莉栖「さっきまでいたのに……」
岡部「ったくあいつは……気がつくといつもいなく──」
まゆり「あ、おかいん ふりふひゃん あこやき おいひいよー」
岡部・紅莉栖「」
岡部「……まっさきに買い食いとはな、さすがまゆり」
まゆり「えっへへ、お祭りと言ったら屋台! なのです」
岡部「全く、まゆりといると飽きなくて済む」
紅莉栖「ホント、あんたが過保護になるものうなずける」
まゆり「こっちこっちー」
岡部(だが……男だ)
紅莉栖「あれ? まゆりは?」
岡部「あ、いない、いないぞ!?」
紅莉栖「さっきまでいたのに……」
岡部「ったくあいつは……気がつくといつもいなく──」
まゆり「あ、おかいん ふりふひゃん あこやき おいひいよー」
岡部・紅莉栖「」
岡部「……まっさきに買い食いとはな、さすがまゆり」
まゆり「えっへへ、お祭りと言ったら屋台! なのです」
岡部「全く、まゆりといると飽きなくて済む」
紅莉栖「ホント、あんたが過保護になるものうなずける」
まゆり「こっちこっちー」
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 00:14:38.87 ID:r+AnJMUg0
まゆり「ほらほらー、こんないおっきな金魚さんがいるよ」
紅莉栖「ホント、すごく大きい……です」
岡部「……」
紅莉栖「なっ、なんでもない///」
岡部「やはり貴様は生粋の@ちゃんねらーと言うことか」
紅莉栖「うっさい!///」
パシュ
まゆり「わわー……逃げられちゃったよー……」
岡部「そんな馬鹿正直にやっても失敗するだけだぞ」
紅莉栖「いいところ見せてみたら?」
岡部「ぬっ……いいーだろう、ゴールドフィッシュごとき、すぐにでも捕獲してやる」
紅莉栖「ホント、すごく大きい……です」
岡部「……」
紅莉栖「なっ、なんでもない///」
岡部「やはり貴様は生粋の@ちゃんねらーと言うことか」
紅莉栖「うっさい!///」
パシュ
まゆり「わわー……逃げられちゃったよー……」
岡部「そんな馬鹿正直にやっても失敗するだけだぞ」
紅莉栖「いいところ見せてみたら?」
岡部「ぬっ……いいーだろう、ゴールドフィッシュごとき、すぐにでも捕獲してやる」
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 00:20:43.33 ID:r+AnJMUg0
岡部「魚介を騙すなど、造作も無い!」
パシュ
岡部「」
岡部「造作もっ──」
パシュ
岡部「」
紅莉栖「ダメダメね」
岡部「う、うるさい、ならば貴様がやってみろ」
紅莉栖「望むところよ」
紅莉栖「いい? 脳科学的見地によれば動物が生命の危機に貧した時の行動はとにかく脅威からの離脱
すなわち離脱が不可能な位置まで威嚇しつつ誘導……そして一気に……」
パシュ
紅莉栖「」
岡部「ふぅん、偉そうなことを言った割にはみじめにも失敗ではないかフゥーハッハッハ!」
パシュ
岡部「」
岡部「造作もっ──」
パシュ
岡部「」
紅莉栖「ダメダメね」
岡部「う、うるさい、ならば貴様がやってみろ」
紅莉栖「望むところよ」
紅莉栖「いい? 脳科学的見地によれば動物が生命の危機に貧した時の行動はとにかく脅威からの離脱
すなわち離脱が不可能な位置まで威嚇しつつ誘導……そして一気に……」
パシュ
紅莉栖「」
岡部「ふぅん、偉そうなことを言った割にはみじめにも失敗ではないかフゥーハッハッハ!」
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 00:24:30.06 ID:r+AnJMUg0
────
───
──
紅莉栖「あれ? なにかしらこれ」
まゆり「そえはねー、リンゴ飴ちゃんだよ」
紅莉栖「リンゴ飴? ふむん、こんなのあるんだ」
まゆり「おいしいよー」
紅莉栖「そうなの? でも……」 チラッチラ
岡部「……欲しければ買ってやらんこともないぞ? ん? 助手の面倒を見るのはこの俺の仕事でもあるからな」
紅莉栖「べ、別にあんたに買って欲しいとかそんなこと思ってないんだからな!」
岡部「フゥーハハハ、素直になったらどうなのだクリスティーナよ」
───
──
紅莉栖「あれ? なにかしらこれ」
まゆり「そえはねー、リンゴ飴ちゃんだよ」
紅莉栖「リンゴ飴? ふむん、こんなのあるんだ」
まゆり「おいしいよー」
紅莉栖「そうなの? でも……」 チラッチラ
岡部「……欲しければ買ってやらんこともないぞ? ん? 助手の面倒を見るのはこの俺の仕事でもあるからな」
紅莉栖「べ、別にあんたに買って欲しいとかそんなこと思ってないんだからな!」
岡部「フゥーハハハ、素直になったらどうなのだクリスティーナよ」
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 00:31:24.39 ID:r+AnJMUg0
────
───
──
まゆり「もー、だめだよクリスちゃーん、お口の周り、べたべただよー?」
紅莉栖「えっ? うそっ///」
岡部「……」 チラッ
紅莉栖「み、みんなHENTAI!」
岡部「いやっ、別にそういう目で見ていたわけではっ」
紅莉栖「あんたがHENTAIだってことを再確認した、ホント再確認した!」
岡部「さ、さっさと口の周りを拭くのだな、みっともない」
紅莉栖「ぐぬぬっ……」 フキフキ
岡部「全く、子供じゃあるまいし……」
───
──
まゆり「もー、だめだよクリスちゃーん、お口の周り、べたべただよー?」
紅莉栖「えっ? うそっ///」
岡部「……」 チラッ
紅莉栖「み、みんなHENTAI!」
岡部「いやっ、別にそういう目で見ていたわけではっ」
紅莉栖「あんたがHENTAIだってことを再確認した、ホント再確認した!」
岡部「さ、さっさと口の周りを拭くのだな、みっともない」
紅莉栖「ぐぬぬっ……」 フキフキ
岡部「全く、子供じゃあるまいし……」
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 00:38:48.67 ID:r+AnJMUg0
岡部「あれ? そういえば……まゆりは? まゆりはどこだ?」
紅莉栖「ほ、ホントだ、またいなくなっちゃった」
岡部「全くあいつはふらふらと……!」
るか「あれ? そんなにあわててどうしたんですか?」
岡部「まゆりがいないのだ!」
るか「はぐれちゃったんですか?」
紅莉栖「携帯……携帯……だめ、つながらない」
岡部「くそ、あいつはいつもいつも……!」
紅莉栖「探しましょ」
岡部「ルカ子、良ければお前も手伝ってくれないか?」
るか「は、はい」
紅莉栖「ほ、ホントだ、またいなくなっちゃった」
岡部「全くあいつはふらふらと……!」
るか「あれ? そんなにあわててどうしたんですか?」
岡部「まゆりがいないのだ!」
るか「はぐれちゃったんですか?」
紅莉栖「携帯……携帯……だめ、つながらない」
岡部「くそ、あいつはいつもいつも……!」
紅莉栖「探しましょ」
岡部「ルカ子、良ければお前も手伝ってくれないか?」
るか「は、はい」
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 00:41:51.27 ID:r+AnJMUg0
岡部「手分けして探そう」
紅莉栖「ええ」
~~~~~~~~~~~~~~~
ザワザワ
岡部「まゆり……どこだ、まゆり!」
~~~~~~~~~~~~~~~
ザワザワ
紅莉栖「どこ? どこにいるの?」
~~~~~~~~~~~~~~~
ザワザワ
るか「まゆりちゃん……一体どこに……」
紅莉栖「ええ」
~~~~~~~~~~~~~~~
ザワザワ
岡部「まゆり……どこだ、まゆり!」
~~~~~~~~~~~~~~~
ザワザワ
紅莉栖「どこ? どこにいるの?」
~~~~~~~~~~~~~~~
ザワザワ
るか「まゆりちゃん……一体どこに……」
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 00:44:24.69 ID:r+AnJMUg0
~神社の裏~
るか「はぁっ……はぁっ……」
るか「まゆりちゃん……どこに……」
るか「え?」
るか「あ、あれは──」
るか「はぁっ……はぁっ……」
るか「まゆりちゃん……どこに……」
るか「え?」
るか「あ、あれは──」
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 00:45:21.91 ID:r+AnJMUg0
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 00:47:22.47 ID:T4PruMba0
まゆしぃ…
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 00:52:11.10 ID:r+AnJMUg0
るか「まゆりちゃん!」
まゆり「あ、るか君」
るか「こんな所で、何してたの?」
まゆり「えーっとねー。お星様に手が届かないかなーって」
るか「星に……?」
るか「そ、それよりまゆりちゃん、岡部さんたちが……」
まゆり「ねぇねぇるか君、少し座って話さない?」
るか「え? いいけど……」
まゆり「星……よく見えるねぇ」
るか「うん、東京じゃ珍しいくらいだね、ここらへんは田舎だからかな」
まゆり「短冊にはお願いした?」
るか「え? えっと……お父さんとお母さんと、お姉ちゃんが元気でいられますようにって……」
まゆり「るか君は家族思いだねー、えっへへ」
まゆり「あ、るか君」
るか「こんな所で、何してたの?」
まゆり「えーっとねー。お星様に手が届かないかなーって」
るか「星に……?」
るか「そ、それよりまゆりちゃん、岡部さんたちが……」
まゆり「ねぇねぇるか君、少し座って話さない?」
るか「え? いいけど……」
まゆり「星……よく見えるねぇ」
るか「うん、東京じゃ珍しいくらいだね、ここらへんは田舎だからかな」
まゆり「短冊にはお願いした?」
るか「え? えっと……お父さんとお母さんと、お姉ちゃんが元気でいられますようにって……」
まゆり「るか君は家族思いだねー、えっへへ」
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 00:56:29.80 ID:r+AnJMUg0
まゆり「あのね? まゆしぃは毎年、同じ願い事をしてるんだ」
るか「そうなの?」
まゆり「うん」
まゆり「織姫さまに……」
まゆり「織姫さまになれますようにーって」
るか「……」
まゆり「えっへへ、まゆしぃはロマンティストの、厨二病なのです!」
るか「……きっと、なれるよ」
まゆり「……ううん、まゆしぃにとっての彦星さまにはね」
まゆり「もう織姫さまがいるんだ」
るか「え?」
まゆり「まゆしぃにとっての彦星さまは……オカリン」
るか「そうなの?」
まゆり「うん」
まゆり「織姫さまに……」
まゆり「織姫さまになれますようにーって」
るか「……」
まゆり「えっへへ、まゆしぃはロマンティストの、厨二病なのです!」
るか「……きっと、なれるよ」
まゆり「……ううん、まゆしぃにとっての彦星さまにはね」
まゆり「もう織姫さまがいるんだ」
るか「え?」
まゆり「まゆしぃにとっての彦星さまは……オカリン」
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 01:04:15.47 ID:r+AnJMUg0
まゆり「オカリンが彦星さまで、織姫さまがクリスちゃん」
るか「まゆりちゃん……」
まゆり「だからね、まゆしぃは昨日”オカリンとクリスちゃんが逢えますようにー”って」
まゆり「てるてるまゆしぃを作って、晴れますようにーっていっぱい祈ってたんだぁ」
るか「星……よく見えるよね」
まゆり「うん、まゆしぃのおかげかもねぇ、えっへへ」
るか「まゆりちゃん……」
まゆり「だからね、まゆしぃは昨日”オカリンとクリスちゃんが逢えますようにー”って」
まゆり「てるてるまゆしぃを作って、晴れますようにーっていっぱい祈ってたんだぁ」
るか「星……よく見えるよね」
まゆり「うん、まゆしぃのおかげかもねぇ、えっへへ」
62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 01:06:46.16 ID:gMnTgDiG0
まゆりいい子や
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 01:07:03.99 ID:r+AnJMUg0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
岡部「まゆり! まゆり……どこにいるんだ!」
岡部「はぁっはぁっ……」
──「星……よく見えるよね」
──「うん、まゆしぃのおかげかもねぇ、えっへへ」
岡部(ん? この声は……まゆりとルカ子?)
まゆり「まゆしぃは、ホントは札幌の大学に行きたくなかったけど……行こうかと思います」
るか「えっ?」
岡部(は──!?)
岡部(お、思わず隠れてしまった……札幌!? 札幌ってどういうことだよ!」
岡部「まゆり! まゆり……どこにいるんだ!」
岡部「はぁっはぁっ……」
──「星……よく見えるよね」
──「うん、まゆしぃのおかげかもねぇ、えっへへ」
岡部(ん? この声は……まゆりとルカ子?)
まゆり「まゆしぃは、ホントは札幌の大学に行きたくなかったけど……行こうかと思います」
るか「えっ?」
岡部(は──!?)
岡部(お、思わず隠れてしまった……札幌!? 札幌ってどういうことだよ!」
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 01:18:26.38 ID:r+AnJMUg0
るか「そ、そんな急に……」
るか「岡部さんのそばにいられなくなっちゃってもいいの?」
まゆり「よくないよ……よくないけど」
まゆり「まゆしぃね? オカリンとクリスちゃんが一緒にいるのを見るとすっごく嬉しいんだぁ」
まゆり「2人はとっても恥ずかしがり屋で、中々素直になれないけど……」
まゆり「オカリンも、クリスちゃんの前ではとっても楽しそうで」
まゆり「それを見てるまゆしぃも段々楽しくなってきちゃって」
まゆり「まゆしぃを救ってくれた鳳凰院凶真がふっかーつって……えっへへ」
るか「……」
まゆり「でもおっかしいなぁ……とっても嬉しくてまゆしぃ大勝利☆……なのに、なんだか胸がぎゅーって……なるんだ」
岡部(まゆり……)
るか「岡部さんのそばにいられなくなっちゃってもいいの?」
まゆり「よくないよ……よくないけど」
まゆり「まゆしぃね? オカリンとクリスちゃんが一緒にいるのを見るとすっごく嬉しいんだぁ」
まゆり「2人はとっても恥ずかしがり屋で、中々素直になれないけど……」
まゆり「オカリンも、クリスちゃんの前ではとっても楽しそうで」
まゆり「それを見てるまゆしぃも段々楽しくなってきちゃって」
まゆり「まゆしぃを救ってくれた鳳凰院凶真がふっかーつって……えっへへ」
るか「……」
まゆり「でもおっかしいなぁ……とっても嬉しくてまゆしぃ大勝利☆……なのに、なんだか胸がぎゅーって……なるんだ」
岡部(まゆり……)
66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 01:22:57.00 ID:r+AnJMUg0
まゆり「自分でもびっくりだねぇ、えっへへ……」
るか「で、でも、岡部さんだってきっとまゆりちゃんと一緒にいたいんじゃないかな」
まゆり「だめだよるか君、オカリンはクリスちゃんのことが好きなんだよ、まゆしぃじゃ、ないんだ」
まゆり「まゆしぃはさ、もうオカリンの人質じゃいられないよ……」
まゆり「ずっとそばにいる訳には、いかないもんね」
岡部(まゆり……)
岡部(神は俺にまたしても選択をせまろうというのか)
るか「で、でも、岡部さんだってきっとまゆりちゃんと一緒にいたいんじゃないかな」
まゆり「だめだよるか君、オカリンはクリスちゃんのことが好きなんだよ、まゆしぃじゃ、ないんだ」
まゆり「まゆしぃはさ、もうオカリンの人質じゃいられないよ……」
まゆり「ずっとそばにいる訳には、いかないもんね」
岡部(まゆり……)
岡部(神は俺にまたしても選択をせまろうというのか)
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 01:27:59.65 ID:r+AnJMUg0
るか「ねえまゆりちゃん」
るか「いつだったか、ボクに教えてくれたよね」
るか「彦星はアルタイル……織姫はベガ」
まゆり「うん」
るか「ベガは白くて明るくてとっても綺麗、海外だと白いアークライトって呼ばれてる」
まゆり「うん」
るか「顔、上げて?」
まゆり「え?」
るか「ほら、見上げてみて」
まゆり「……あ」
まゆり「夏の……大三角……だね」
るか「そう、ベガとアルタイルと……デネブ」
るか「いつだったか、ボクに教えてくれたよね」
るか「彦星はアルタイル……織姫はベガ」
まゆり「うん」
るか「ベガは白くて明るくてとっても綺麗、海外だと白いアークライトって呼ばれてる」
まゆり「うん」
るか「顔、上げて?」
まゆり「え?」
るか「ほら、見上げてみて」
まゆり「……あ」
まゆり「夏の……大三角……だね」
るか「そう、ベガとアルタイルと……デネブ」
69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 01:33:44.68 ID:r+AnJMUg0
るか「ベガとアルタイルの横であんなに輝いて……まるで……まゆりちゃんみたいだね」
まゆり「え……?」
るか「あ、いや! 決してまゆりちゃんが織姫さまになれないとか、そういう意味じゃなくて、その……」
るか「……デネブって他の2つよりもすっごく遠くにあるんだよ?」
るか「それでもあんなに輝いて見えるのは光度が太陽の5万倍もあるからなんだって」
まゆり「えへへ、るか君はお星様博士だねぇ……」
るか「まゆりちゃんといる時の優しい岡部さん、牧瀬さんといるときの強引な凶真さん……どっちも本物の岡部さん」
るか「ううん、まゆりちゃんと牧瀬さんがいてこその岡部さんなんだって、ボクは思うな……」
るか「まゆりちゃんがそばにいるから、いつでも笑ってられる」
るか「牧瀬さんがそばにいるから、いつでも元気でいられる」
るか「だから、岡部さんのそばにいられないだなんて言わないで? ね?」
まゆり「るか君……」
まゆり「えっへへ、ありがとるか君、なんだか……元気でたのです」
まゆり「え……?」
るか「あ、いや! 決してまゆりちゃんが織姫さまになれないとか、そういう意味じゃなくて、その……」
るか「……デネブって他の2つよりもすっごく遠くにあるんだよ?」
るか「それでもあんなに輝いて見えるのは光度が太陽の5万倍もあるからなんだって」
まゆり「えへへ、るか君はお星様博士だねぇ……」
るか「まゆりちゃんといる時の優しい岡部さん、牧瀬さんといるときの強引な凶真さん……どっちも本物の岡部さん」
るか「ううん、まゆりちゃんと牧瀬さんがいてこその岡部さんなんだって、ボクは思うな……」
るか「まゆりちゃんがそばにいるから、いつでも笑ってられる」
るか「牧瀬さんがそばにいるから、いつでも元気でいられる」
るか「だから、岡部さんのそばにいられないだなんて言わないで? ね?」
まゆり「るか君……」
まゆり「えっへへ、ありがとるか君、なんだか……元気でたのです」
71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 01:37:11.11 ID:r+AnJMUg0
岡部「……」
紅莉栖「あ、いたいた、まゆりー!」
岡部「──!?」
まゆり「あ、クリスちゃんだぁ!」
紅莉栖「ん? どうしたのよ岡部、こんなところで」
岡部「お、おい!」 ボソボソ
まゆり「え?」
るか「え?」
岡部「……」
まゆり「オカリン、聞いてたの?」
岡部「す、すまん、聞くつもりはなかったんだが」
紅莉栖「あ、いたいた、まゆりー!」
岡部「──!?」
まゆり「あ、クリスちゃんだぁ!」
紅莉栖「ん? どうしたのよ岡部、こんなところで」
岡部「お、おい!」 ボソボソ
まゆり「え?」
るか「え?」
岡部「……」
まゆり「オカリン、聞いてたの?」
岡部「す、すまん、聞くつもりはなかったんだが」
72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 01:39:58.40 ID:r+AnJMUg0
まゆり「ねぇねぇオカリン」
まゆり「オカリンはクリスちゃんのこと……」
紅莉栖「……?」
まゆり「ううん、なんでもないのです」
紅莉栖「……まゆり?」
まゆり「まゆしぃはさ、オカリンのそばに居ても……いいのかな」
紅莉栖「ちょっとまゆり……いきなり何言い出してるのよ……」
岡部「……」
岡部「クク……」
岡部「ククク……」
岡部「フハハ……」
まゆり「オカリン?」
岡部「フゥーハハハ!!」
まゆり「オカリンはクリスちゃんのこと……」
紅莉栖「……?」
まゆり「ううん、なんでもないのです」
紅莉栖「……まゆり?」
まゆり「まゆしぃはさ、オカリンのそばに居ても……いいのかな」
紅莉栖「ちょっとまゆり……いきなり何言い出してるのよ……」
岡部「……」
岡部「クク……」
岡部「ククク……」
岡部「フハハ……」
まゆり「オカリン?」
岡部「フゥーハハハ!!」
73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 01:42:29.73 ID:r+AnJMUg0
岡部「当たり前ではないかまゆりぃ!!」
岡部「お前はこの狂気のマッドサイエンティスト鳳凰院凶真の、人質なのだからな!」
まゆり「オ、オカリン?」
岡部「どこにも連れてなんて行かせないのだフゥーハハハ!!」
紅莉栖「ちょ、また厨二病?」
岡部「クリスティーナよ!」 ビッ
紅莉栖「ふぇっ!?」
岡部「貴様もこの俺から離れることは許さん!」
紅莉栖「ちょ、勝手に何言い出してる!」
岡部「貴様もまた俺の助手なのだからなフゥーハハハ!!」
岡部(あぁ……へたれ、俺……)
岡部(だが今はまだ、これで赦してくれないか?)
岡部「お前はこの狂気のマッドサイエンティスト鳳凰院凶真の、人質なのだからな!」
まゆり「オ、オカリン?」
岡部「どこにも連れてなんて行かせないのだフゥーハハハ!!」
紅莉栖「ちょ、また厨二病?」
岡部「クリスティーナよ!」 ビッ
紅莉栖「ふぇっ!?」
岡部「貴様もこの俺から離れることは許さん!」
紅莉栖「ちょ、勝手に何言い出してる!」
岡部「貴様もまた俺の助手なのだからなフゥーハハハ!!」
岡部(あぁ……へたれ、俺……)
岡部(だが今はまだ、これで赦してくれないか?)
74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 01:47:47.92 ID:r+AnJMUg0
まゆり「えっへへー」
ガシッガシッ
岡部「どわあ!」
紅莉栖「きゃあ!」
岡部「おいまゆり、引っ張るな!」
紅莉栖「ちょっと! どこいくのよ!」
まゆり「さあさあ、短冊に願い事書きに行くのです!」
まゆり「るか君も早くー」
るか「ま、待ってまゆりちゃん……!」
岡部「……」
紅莉栖「何お願いするの?」
まゆり「えっへへー、内緒だよー」
──みんながいつまでも仲良くいられますように
ガシッガシッ
岡部「どわあ!」
紅莉栖「きゃあ!」
岡部「おいまゆり、引っ張るな!」
紅莉栖「ちょっと! どこいくのよ!」
まゆり「さあさあ、短冊に願い事書きに行くのです!」
まゆり「るか君も早くー」
るか「ま、待ってまゆりちゃん……!」
岡部「……」
紅莉栖「何お願いするの?」
まゆり「えっへへー、内緒だよー」
──みんながいつまでも仲良くいられますように
76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 01:49:28.17 ID:r+AnJMUg0
77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 01:50:44.23 ID:r+AnJMUg0
オカクリは正義だがまゆしぃは天使である
以上だ
以上だ
78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 01:51:23.91 ID:vmFzk3vD0
乙!
79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 01:53:50.72 ID:gMnTgDiG0
乙
80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 01:54:21.25 ID:bX7t6lh60
おっつんおっつん乙
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