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美希「いつか、星の海で」
引用元: ・http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1341151687/
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01(日) 23:08:07.79 ID:t4gzrpqWO
――美希の部屋
――PM23:50
美希「あふぅ…もうこんな時間なの」パラッ、パラッ
美希「美希も、こんな小説みたいな恋愛したいの…」パタン
美希「…ハニー…」
窓の外を見る。今日は、朝から雨。…ねぇ、ハニー?美希のハートも、雨模様なの。
美希「明日は、晴れるといいな」
美希「…おやすみ。ハニー」
――PM23:50
美希「あふぅ…もうこんな時間なの」パラッ、パラッ
美希「美希も、こんな小説みたいな恋愛したいの…」パタン
美希「…ハニー…」
窓の外を見る。今日は、朝から雨。…ねぇ、ハニー?美希のハートも、雨模様なの。
美希「明日は、晴れるといいな」
美希「…おやすみ。ハニー」
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01(日) 23:12:32.34 ID:t4gzrpqWO
――次の日
――765プロ事務所
美希「おはよー!なの!」ガチャッ、バタン
P「おぉ、美希!おはよう!」ニヤニヤ
美希「?」
今日のハニー、何かヘン。すっごく機嫌がいいの。
美希「おはよ、ハニー。どうしたの?そんなニヤニヤして」
P「ふっふっふ。驚くなよ?美希…」ゴソゴソ、
美希「?」キョトン
P「これを見ろ!」バッ
美希「なになに?」チラッ
美希「…」フムフム
美希「っ!」
美希「ハニー!これ、ホント!?」
P「あぁ、ホントだ!やったな!海外での写真集撮影だ!」
――765プロ事務所
美希「おはよー!なの!」ガチャッ、バタン
P「おぉ、美希!おはよう!」ニヤニヤ
美希「?」
今日のハニー、何かヘン。すっごく機嫌がいいの。
美希「おはよ、ハニー。どうしたの?そんなニヤニヤして」
P「ふっふっふ。驚くなよ?美希…」ゴソゴソ、
美希「?」キョトン
P「これを見ろ!」バッ
美希「なになに?」チラッ
美希「…」フムフム
美希「っ!」
美希「ハニー!これ、ホント!?」
P「あぁ、ホントだ!やったな!海外での写真集撮影だ!」
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01(日) 23:17:25.78 ID:t4gzrpqWO
海外での写真集撮影。今までも何回かあったけど…今回は…。
美希「ミキの…ミキだけの写真集…」
そう。今回は、ミキ一人だけの撮影。嬉しいの!
美希「…ねぇ、ハニー?」チラッ
P「ん?何だ?」
美希「ハニーも…来てくれるんだよね?」
P「もちろん!俺は美希のプロデューサーだからな」
やった!美希とハニー二人きりの海外なの!
美希「えへへ…ハニー?」ギュッ
P「ほら、そんなにくっつくなって」
もうっ!ハニーのニブチン!
美希「むっ!そんな事言うと、もっとくっついちゃうよ?」ギュー
美希「ミキの…ミキだけの写真集…」
そう。今回は、ミキ一人だけの撮影。嬉しいの!
美希「…ねぇ、ハニー?」チラッ
P「ん?何だ?」
美希「ハニーも…来てくれるんだよね?」
P「もちろん!俺は美希のプロデューサーだからな」
やった!美希とハニー二人きりの海外なの!
美希「えへへ…ハニー?」ギュッ
P「ほら、そんなにくっつくなって」
もうっ!ハニーのニブチン!
美希「むっ!そんな事言うと、もっとくっついちゃうよ?」ギュー
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01(日) 23:21:13.33 ID:t4gzrpqWO
美希「じゃあ今日は、仕事頑張っちゃうの!」ニコニコ
ハニーとの海外…すっごく楽しみなの!でも、やっぱり今日も…雨模様。
P「ははっ。現金なヤツだなぁ…」ナデナデ、ナデナデ
美希「ミキ、いつも頑張ってると思うな」プクー
P「そうかぁ?」ナデナデ
美希「そうなの!そんな事言うハニー、嫌い!」
美希「…でも」
P「でも?」ナデナデ、ナデナデ
美希「ハニーのなでなでが気持ちいいから、やっぱりスキ!」
ハニーとの海外…すっごく楽しみなの!でも、やっぱり今日も…雨模様。
P「ははっ。現金なヤツだなぁ…」ナデナデ、ナデナデ
美希「ミキ、いつも頑張ってると思うな」プクー
P「そうかぁ?」ナデナデ
美希「そうなの!そんな事言うハニー、嫌い!」
美希「…でも」
P「でも?」ナデナデ、ナデナデ
美希「ハニーのなでなでが気持ちいいから、やっぱりスキ!」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01(日) 23:26:19.41 ID:t4gzrpqWO
――Pの車内
――PM16:30
――ザー、ザー、パシャパシャ、
美希「はふぅ。雨、止まないね」チラッ
P「そうだなぁ。昨日から、ずっと雨だからな。お天気娘の美希も、さすがに気が滅入るか?」
美希「お天気娘って…。ハニー?オジサンみたいなの」クスクス
P「ははは。俺もそんなに若くはないからな」
美希「そんな事ないよ?ハニーはカッコいいの!」
運転するハニーの横顔は、いつ見てもカッコいいの…。
P「ははっ。ありがとな?」ナデナデ、
美希「ハニー?なでなでするのもいいけど、ちゃんと運転してね?だって明日は…」
明日は、ハニーとの海外。今から、楽しみなの!
――PM16:30
――ザー、ザー、パシャパシャ、
美希「はふぅ。雨、止まないね」チラッ
P「そうだなぁ。昨日から、ずっと雨だからな。お天気娘の美希も、さすがに気が滅入るか?」
美希「お天気娘って…。ハニー?オジサンみたいなの」クスクス
P「ははは。俺もそんなに若くはないからな」
美希「そんな事ないよ?ハニーはカッコいいの!」
運転するハニーの横顔は、いつ見てもカッコいいの…。
P「ははっ。ありがとな?」ナデナデ、
美希「ハニー?なでなでするのもいいけど、ちゃんと運転してね?だって明日は…」
明日は、ハニーとの海外。今から、楽しみなの!
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01(日) 23:31:34.39 ID:t4gzrpqWO
P「そうだな。明日は、大事な写真集の撮影だ。こんなとこで事故ったらシャレにならん」
美希「そうなの♪だから、安全運転だよ?ハニー」クスクス
P「わかったわかった。大事なお姫様も乗せてる事だしな」チラッ
美希「…ばか」
自然にそんな事言うから、みんなスキになっちゃうの。自覚してる?
美希「…はぁ…してないの…」ボソッ
P「ん?何か言ったかー?」チラッ
美希「ニブチンなそこの人には、関係ないの」ムスッ
P「おっ?久しぶりに聞いたな。ソレ」
美希「そうなの♪だから、安全運転だよ?ハニー」クスクス
P「わかったわかった。大事なお姫様も乗せてる事だしな」チラッ
美希「…ばか」
自然にそんな事言うから、みんなスキになっちゃうの。自覚してる?
美希「…はぁ…してないの…」ボソッ
P「ん?何か言ったかー?」チラッ
美希「ニブチンなそこの人には、関係ないの」ムスッ
P「おっ?久しぶりに聞いたな。ソレ」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01(日) 23:37:31.45 ID:t4gzrpqWO
――美希の家の前
――PM19:45
美希「じゃあハニー、明日は一度、事務所に行けばいいんだよね?」
P「おう。事務所前から、タクシーで空港に向かうからな」
美希「ふふっ。早く、明日にならないかなー!」
P「明日には、この雨も止むだろうしな」
美希「明日、晴れればいいね!」
P「そうだな。じゃあ、美希。明日な?」
美希「うん。じゃあ、おやすみ。ハニー」
P「おやすみ。美希」ガチャッ、バタン
――ブーン
美希「…」フゥ...
ハニー、行っちゃった…。
――PM19:45
美希「じゃあハニー、明日は一度、事務所に行けばいいんだよね?」
P「おう。事務所前から、タクシーで空港に向かうからな」
美希「ふふっ。早く、明日にならないかなー!」
P「明日には、この雨も止むだろうしな」
美希「明日、晴れればいいね!」
P「そうだな。じゃあ、美希。明日な?」
美希「うん。じゃあ、おやすみ。ハニー」
P「おやすみ。美希」ガチャッ、バタン
――ブーン
美希「…」フゥ...
ハニー、行っちゃった…。
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01(日) 23:41:26.86 ID:t4gzrpqWO
――美希の部屋
――PM23:50
美希「…」パラッ、パラッ
美希「…」パラッ、パラッ
美希「…ふぅ」フゥ...
――ザー、ザー、バシャバシャ
美希「…」
美希「うそつき」
雨、止みそうにないの。いつになったら、止むのかな。
美希「…寝るの」パタン
読んでた本を閉じて、枕元に置く。ミキ、読みかけの本は、近くに置いとかないと落ち着かないの。
美希「…」チラッ
――ザー、ザー、バシャバシャ
美希「…」
美希「…おやすみなの」
――PM23:50
美希「…」パラッ、パラッ
美希「…」パラッ、パラッ
美希「…ふぅ」フゥ...
――ザー、ザー、バシャバシャ
美希「…」
美希「うそつき」
雨、止みそうにないの。いつになったら、止むのかな。
美希「…寝るの」パタン
読んでた本を閉じて、枕元に置く。ミキ、読みかけの本は、近くに置いとかないと落ち着かないの。
美希「…」チラッ
――ザー、ザー、バシャバシャ
美希「…」
美希「…おやすみなの」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01(日) 23:46:12.30 ID:t4gzrpqWO
――次の日
――海外の空港
美希「ハニー!着いたのー!」ピョンピョン、ピョンピョン
P「ははっ。落ち着け、美希。みんな見てるぞ?」
――ガヤガヤ、ガヤガヤ、
美希「いいの!だって、知ってるヒトいないし!」ピョンッ、ギュー
P「ははっ。お前はそういうヤツだったな…」
美希「…ねっ!ハニー?」ギュー
P「ん?どうした?」ナデナデ
美希「あふぅ」ウットリ
美希「って、違うよ!ハニー?スタッフさんとかは?」
P「あぁ、その事か」
P「いない」
美希「えっ?」
P「だから、いない」
美希「…えっ?」
――海外の空港
美希「ハニー!着いたのー!」ピョンピョン、ピョンピョン
P「ははっ。落ち着け、美希。みんな見てるぞ?」
――ガヤガヤ、ガヤガヤ、
美希「いいの!だって、知ってるヒトいないし!」ピョンッ、ギュー
P「ははっ。お前はそういうヤツだったな…」
美希「…ねっ!ハニー?」ギュー
P「ん?どうした?」ナデナデ
美希「あふぅ」ウットリ
美希「って、違うよ!ハニー?スタッフさんとかは?」
P「あぁ、その事か」
P「いない」
美希「えっ?」
P「だから、いない」
美希「…えっ?」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01(日) 23:52:10.24 ID:t4gzrpqWO
P「今回は、お前の自然体を撮りたいからな。撮影は俺、移動の運転も俺」
P「あっ、部屋は別々だからな?」
美希「…むっ。そこも俺、が良かったの」ムスー
P「ははっ。カンベンしてくれ」
美希「…でも、ビックリしたの。全部ハニーがしてくれるんだね!」
ミキ、ビックリはあんまり好きじゃないけど、今みたいなビックリは好きになれそう。
P「あぁ。だから、ありのままのお前を見せてくれよ?」
美希「うん!」
日本と違って、グアムは晴れ!ミキのハートは…晴れになるかな?
P「あっ、部屋は別々だからな?」
美希「…むっ。そこも俺、が良かったの」ムスー
P「ははっ。カンベンしてくれ」
美希「…でも、ビックリしたの。全部ハニーがしてくれるんだね!」
ミキ、ビックリはあんまり好きじゃないけど、今みたいなビックリは好きになれそう。
P「あぁ。だから、ありのままのお前を見せてくれよ?」
美希「うん!」
日本と違って、グアムは晴れ!ミキのハートは…晴れになるかな?
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01(日) 23:57:10.34 ID:t4gzrpqWO
――ホテル
――PM16:00
P「じゃあ、美希の部屋は俺の隣だから。なんかあったら、携帯に電話くれ」
美希「撮影はいつするの?」
P「もう夕方だし、軽く海岸を歩こうか。衣装はトランクに入ってるから、好きなの着ていいぞ?」
P「そうそう。夕陽が綺麗みたいだから、夕陽に映える衣装がいいかな?」
美希「ハニーのリクエストだね?ミキ、オシャレするの♪」
P「期待してるよ。じゃあ、用事が出来たら電話してくれ」
美希「わかったの!じゃあ、また後でね?ハニー!」ガチャッ、バタン
――PM16:00
P「じゃあ、美希の部屋は俺の隣だから。なんかあったら、携帯に電話くれ」
美希「撮影はいつするの?」
P「もう夕方だし、軽く海岸を歩こうか。衣装はトランクに入ってるから、好きなの着ていいぞ?」
P「そうそう。夕陽が綺麗みたいだから、夕陽に映える衣装がいいかな?」
美希「ハニーのリクエストだね?ミキ、オシャレするの♪」
P「期待してるよ。じゃあ、用事が出来たら電話してくれ」
美希「わかったの!じゃあ、また後でね?ハニー!」ガチャッ、バタン
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/02(月) 00:01:27.17 ID:yyREnjK6O
――美希の部屋(ホテル)
美希「~♪」ゴソゴソ、
ハニーと二人きりで海岸を歩く。楽しみなの!
美希「どんな洋服があるのかなぁ…」ゴソゴソ、ゴソゴソ
トランクを開けてみる。あはっ!色んな洋服があるの!
美希「ふふっ。ハニーって、ほんとピンクと黄色が好きなんだね」クスクス
見ると、ピンクと黄色の洋服が気持ち多めに入ってるの。
美希「…う~ん。あはっ!うん、これにするの!」
ミキが選んだ洋服。それは
美希「~♪」ゴソゴソ、
ハニーと二人きりで海岸を歩く。楽しみなの!
美希「どんな洋服があるのかなぁ…」ゴソゴソ、ゴソゴソ
トランクを開けてみる。あはっ!色んな洋服があるの!
美希「ふふっ。ハニーって、ほんとピンクと黄色が好きなんだね」クスクス
見ると、ピンクと黄色の洋服が気持ち多めに入ってるの。
美希「…う~ん。あはっ!うん、これにするの!」
ミキが選んだ洋服。それは
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/02(月) 00:06:19.91 ID:yyREnjK6O
――Pの部屋(ホテル)
P「あいつ、嬉しそうだったな…」
美希の笑顔は、人を幸せにしてくれる。それは、俺も例外じゃない。だからこそ、
P「意識、しないようにはしてるんだけどな…」
でも、やっぱり、
P「意識、しちゃうよなぁ…」
美希の笑顔は、俺を幸せにしてくれる。
――ダイスキーハーニィー♪
P「おっ?もしもし?ん、わかった。じゃあ、部屋の前で待ってるから」プツッ
さて、行くか。
P「あいつ、嬉しそうだったな…」
美希の笑顔は、人を幸せにしてくれる。それは、俺も例外じゃない。だからこそ、
P「意識、しないようにはしてるんだけどな…」
でも、やっぱり、
P「意識、しちゃうよなぁ…」
美希の笑顔は、俺を幸せにしてくれる。
――ダイスキーハーニィー♪
P「おっ?もしもし?ん、わかった。じゃあ、部屋の前で待ってるから」プツッ
さて、行くか。
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/02(月) 00:11:06.16 ID:yyREnjK6O
――美希の部屋の前(ホテル)
美希「…どう…かな?」チラッ
P「美希…お前、それ…」
あはっ!ハニー、ビックリしてる!でも、当たり前かな?
美希「あはっ!ビックリした?そうなのっ♪ハニーと二人きりでしょ?だから、ね?」チラッ
P「…じゃあ、行くか」
美希「むっ!ハニー、照れてるのー♪」タッタッタッタッ
ミキの服はね?あはっ!『プロデューサー』が初めてミキに買ってくれたご褒美の洋服!
美希「…どう…かな?」チラッ
P「美希…お前、それ…」
あはっ!ハニー、ビックリしてる!でも、当たり前かな?
美希「あはっ!ビックリした?そうなのっ♪ハニーと二人きりでしょ?だから、ね?」チラッ
P「…じゃあ、行くか」
美希「むっ!ハニー、照れてるのー♪」タッタッタッタッ
ミキの服はね?あはっ!『プロデューサー』が初めてミキに買ってくれたご褒美の洋服!
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/02(月) 00:17:31.48 ID:yyREnjK6O
――海岸
美希「ねぇ、ハニー?」トテトテトテ、
P「ん?何だ?」パシャッ
二人で海岸を歩く。時々、ハニーがミキを撮ってくれる。…あはっ!何だか、変な感じ。
美希「晴れて、良かったね」トテトテトテ、
P「そうだな。外は夕陽が傾いてきたけど、夜空も綺麗そうだし」
時々、美希を撮る。ファインダーの中の美希は、笑顔だったり、少し物憂げだったり。俺に、色んな表情を見せてくれる。
美希「…」ギュッ
P「美希?」
美希「…」ギュー
P「…写真、撮れなくなるぞ?」
美希「いいの…」
美希「ねぇ、ハニー?」トテトテトテ、
P「ん?何だ?」パシャッ
二人で海岸を歩く。時々、ハニーがミキを撮ってくれる。…あはっ!何だか、変な感じ。
美希「晴れて、良かったね」トテトテトテ、
P「そうだな。外は夕陽が傾いてきたけど、夜空も綺麗そうだし」
時々、美希を撮る。ファインダーの中の美希は、笑顔だったり、少し物憂げだったり。俺に、色んな表情を見せてくれる。
美希「…」ギュッ
P「美希?」
美希「…」ギュー
P「…写真、撮れなくなるぞ?」
美希「いいの…」
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/02(月) 00:22:19.90 ID:yyREnjK6O
美希「ねぇ、そこの人」パッ
P「…」
美希「…ミキが、プロデューサーって呼んで…どう思った?」
傾きかけた夕陽が、最後に美希を照らす。
美希「ねぇ、プロデューサー」
P「…」
美希「ミキが、ハニーって呼んで、どう思った?」
少しずつ、夕陽が落ちて、
美希「ねぇ、ハニー」
P「…」
美希「次は、何て呼べばいいの?」
夕陽が完全に傾いて、少しずつ、星が出てきた。
P「…」
美希「…ミキが、プロデューサーって呼んで…どう思った?」
傾きかけた夕陽が、最後に美希を照らす。
美希「ねぇ、プロデューサー」
P「…」
美希「ミキが、ハニーって呼んで、どう思った?」
少しずつ、夕陽が落ちて、
美希「ねぇ、ハニー」
P「…」
美希「次は、何て呼べばいいの?」
夕陽が完全に傾いて、少しずつ、星が出てきた。
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/02(月) 00:26:19.91 ID:yyREnjK6O
星が出てきた。日本とは違って、海みたいな星空だった。
美希「…ミキね?知ってるよ」
P「何を?」
美希「ハニー…ううん、プロデューサー」
美希「無理、してる」
P「なんで、そう思う?」
美希「だって、ミキもだから」
P「えっ?」
美希「ミキも、無理してるから」
…言っちゃった。でも、もう無理なの。ごめんね?ハニー。
美希「…ミキね?知ってるよ」
P「何を?」
美希「ハニー…ううん、プロデューサー」
美希「無理、してる」
P「なんで、そう思う?」
美希「だって、ミキもだから」
P「えっ?」
美希「ミキも、無理してるから」
…言っちゃった。でも、もう無理なの。ごめんね?ハニー。
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/02(月) 00:32:51.33 ID:yyREnjK6O
気持ちが、止まらない。
美希「あのね?ミキはスキだよ。プロデューサーの事」
美希「いつもプロデューサーはミキを子ども扱いしてるけど」
プロデューサーって言葉が、痛い。ミキに本気でそう呼ばれたのは、いつ以来だろうか。
P「暗く…なってきたな」
美希「誤魔化さないで」
海のような星空で…星が、泣いていた。
美希「あのね?ミキはスキだよ。プロデューサーの事」
美希「いつもプロデューサーはミキを子ども扱いしてるけど」
プロデューサーって言葉が、痛い。ミキに本気でそう呼ばれたのは、いつ以来だろうか。
P「暗く…なってきたな」
美希「誤魔化さないで」
海のような星空で…星が、泣いていた。
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/02(月) 00:38:31.78 ID:yyREnjK6O
美希「ミキ、中途半端はイヤ。だって、スキだから」ポロ...
美希「ねぇ、プロデューサー。このまま、ハニーって呼んでいいの?」グスッ、
P「…」
P「なぁ、美希」
美希「なに?」
プロデューサーが、空を見る。ミキも、つられて空を見る。
美希「…綺麗なの…」
星の海。星がいっぱいで、海みたいなの…。
P「美希は、さ」
美希「うん?」
空を見上げたままのプロデューサー。
P「俺には、眩しすぎるんだよ」
美希「…えっ?」
美希「ねぇ、プロデューサー。このまま、ハニーって呼んでいいの?」グスッ、
P「…」
P「なぁ、美希」
美希「なに?」
プロデューサーが、空を見る。ミキも、つられて空を見る。
美希「…綺麗なの…」
星の海。星がいっぱいで、海みたいなの…。
P「美希は、さ」
美希「うん?」
空を見上げたままのプロデューサー。
P「俺には、眩しすぎるんだよ」
美希「…えっ?」
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/02(月) 00:45:41.45 ID:yyREnjK6O
P「だからかな。最近、少しずつ怖くなってきた」ストン
俺は、砂浜に寝転がり、星空を見つめる。
美希「…何が怖いの?」ストン
その横に、美希が座った。ははっ。まるで、デートみたいだ。
P「星って、いつかは消えるだろ?雲に隠されたりして」
美希「…」
P「だから、美希もいつかは俺の前から隠れるんじゃないか…違うな。この場合は、いなくなるんじゃないか」
P「そう、思い始めちゃったんだよ」チラッ
美希「…ハニー…」
ミキを見たハニーの顔。いつものハニーとは違う、ミキに見せたことの無い顔。
美希「…いいの」ボソッ
P「えっ?」
ハニーがそんな顔をするなら、ミキも見せてあげる。ハニーが、見たことの無いミキの顔。
俺は、砂浜に寝転がり、星空を見つめる。
美希「…何が怖いの?」ストン
その横に、美希が座った。ははっ。まるで、デートみたいだ。
P「星って、いつかは消えるだろ?雲に隠されたりして」
美希「…」
P「だから、美希もいつかは俺の前から隠れるんじゃないか…違うな。この場合は、いなくなるんじゃないか」
P「そう、思い始めちゃったんだよ」チラッ
美希「…ハニー…」
ミキを見たハニーの顔。いつものハニーとは違う、ミキに見せたことの無い顔。
美希「…いいの」ボソッ
P「えっ?」
ハニーがそんな顔をするなら、ミキも見せてあげる。ハニーが、見たことの無いミキの顔。
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/02(月) 00:48:49.61 ID:yyREnjK6O
美希「見ててね」スッ
――チュッ
P「みっ、美希?」
美希「ちゃんと、見てた?」スッ
P「えっ?」
美希「なら、もう一回。ちゃんと、見ててね?」
美希「…ちゅっ」チュッ
P「美希…」ギュッ
美希「…あはっ。何だか、恥ずかしいね」
――チュッ
P「みっ、美希?」
美希「ちゃんと、見てた?」スッ
P「えっ?」
美希「なら、もう一回。ちゃんと、見ててね?」
美希「…ちゅっ」チュッ
P「美希…」ギュッ
美希「…あはっ。何だか、恥ずかしいね」
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/02(月) 00:52:40.31 ID:yyREnjK6O
美希「いなく、ならないよ」
だって星は、空があるから光って、輝いて、眩しいんだから。
美希「やっぱり、これからもハニーって呼ぶの」
美希「ハニーには、ミキが着いていないとダメダメなの」クスクス
P「…美希」ギュー
美希「…あはっ!やっと気付いたの?ミキの大切さに♪」クスクス
P「あぁ。気付いたよ。気付けた」ナデナデ、ナデナデ
美希「ほんと、ハニーはニブチンだね」
だって星は、空があるから光って、輝いて、眩しいんだから。
美希「やっぱり、これからもハニーって呼ぶの」
美希「ハニーには、ミキが着いていないとダメダメなの」クスクス
P「…美希」ギュー
美希「…あはっ!やっと気付いたの?ミキの大切さに♪」クスクス
P「あぁ。気付いたよ。気付けた」ナデナデ、ナデナデ
美希「ほんと、ハニーはニブチンだね」
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/02(月) 00:56:36.66 ID:yyREnjK6O
美希「今のミキがキラキラなのはね?」
美希「ハニーがいてくれるからなんだよ?だからミキは、キラキラでいられるの♪」
P「じゃあ、俺がもっとキラキラさせてやらないとな」ナデナデ
美希「今頃気付いたの?あはっ!ほんと、ミキがいないとダメダメなの」
P「ダメダメ言うなよ…」
美希「…あはっ!じゃあ、もっとミキをキラキラにさせてね?」ナデナデ
P「…あぁ。約束する。あの星みたいに、美希をキラキラさせる」
美希「…」
美希「…じゃあ、約束」
P「約束?」
美希「うん」
美希「ハニーがいてくれるからなんだよ?だからミキは、キラキラでいられるの♪」
P「じゃあ、俺がもっとキラキラさせてやらないとな」ナデナデ
美希「今頃気付いたの?あはっ!ほんと、ミキがいないとダメダメなの」
P「ダメダメ言うなよ…」
美希「…あはっ!じゃあ、もっとミキをキラキラにさせてね?」ナデナデ
P「…あぁ。約束する。あの星みたいに、美希をキラキラさせる」
美希「…」
美希「…じゃあ、約束」
P「約束?」
美希「うん」
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/02(月) 00:59:22.87 ID:yyREnjK6O
美希「ミキを、ちゃんと見付けてね?」
P「…どういう意味だ?」
美希「ミキ、もっとキラキラになるから、だから…」
美希「たくさんのキラキラ…たくさんのアイドルたちがいる中で」
美希「たった一人の、ミキを見付けて」スッ
――チュッ
P「…どういう意味だ?」
美希「ミキ、もっとキラキラになるから、だから…」
美希「たくさんのキラキラ…たくさんのアイドルたちがいる中で」
美希「たった一人の、ミキを見付けて」スッ
――チュッ
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/02(月) 01:00:15.33 ID:yyREnjK6O
美希が今よりもっと大人になったら。
美希「…いつか、星の海で」
美希「…いつか、星の海で」
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/02(月) 01:09:58.90 ID:yyREnjK6O
――数年後
P「…見付けたよ、美希」
美希「…あはっ!見付かっちゃったの」
P「お待たせ、美希」
美希「…うん。すごく、すっごく待ったの」ムスッ
P「じゃあ、行こうか」スッ、ギュッ
美希「うん!ねぇ、ハニー?」ギュッ
美希「…いつか、ミキ言ったよね」
美希「…ミキを見付けてって」
P「あぁ…言ったな」
美希「見付けてくれて、ありがとう」
美希「…だから、また約束」
美希「今度は、幸せを見付けていこう?」
美希「二人の、星の海で」
P「…見付けたよ、美希」
美希「…あはっ!見付かっちゃったの」
P「お待たせ、美希」
美希「…うん。すごく、すっごく待ったの」ムスッ
P「じゃあ、行こうか」スッ、ギュッ
美希「うん!ねぇ、ハニー?」ギュッ
美希「…いつか、ミキ言ったよね」
美希「…ミキを見付けてって」
P「あぁ…言ったな」
美希「見付けてくれて、ありがとう」
美希「…だから、また約束」
美希「今度は、幸せを見付けていこう?」
美希「二人の、星の海で」
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/02(月) 01:00:58.06 ID:yyREnjK6O
おわり
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/02(月) 01:01:17.03 ID:QGesExnr0
乙乙
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/02(月) 01:02:29.58 ID:juXYE9sl0
乙
よかった……バッドじゃなかった……
よかった……バッドじゃなかった……
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/02(月) 01:07:54.99 ID:pQhMLtvl0
よかったよかった
乙
乙
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- 名無しさん - 2012年10月08日 18:33:35