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結衣「笑顔」 京子「笑顔!」
引用元: ・http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1340890461/
京子「ねぇ結衣…私が泣き虫をやめようと思ったのってどうしてだと思う?」
結衣「そういえばちゃんと聞いたことなかったな…」
京子「結衣は…」
京子「結衣はずっと私を守ってくれたよね」
京子「いじめっこや近所の怖い犬だったり…他にもたくさん」
結衣「そうだな…」
京子「私の手をいつも引いてくれた」
京子「家で一人だった私を外に引っ張ってくれて」
京子「たくさんの楽しいことを教えてくれた」
結衣「うん…私も楽しかったよ」
京子「小学生になってもっと明るくなりたいって思った時はずっと支えてくれた」
京子「結衣が支えてくれたから私は友達もできたし前だけを見て歩いてこれたんだよ」
結衣「それは…京子が頑張ったから…」
京子「こうやって結衣は私にたくさんのことをしてくれた」
京子「だからさ、恩返ししなきゃなって思ったんだ」
結衣「恩返し…?」
京子「そう」
京子「結衣を守ってあげたい」
京子「今の私にできるのは寂しい時に一緒にいることくらいしかないけど」
京子「結衣の手を引いてあげたい」
京子「結衣がしてくれたみたいにたくさんの楽しいことに」
京子「結衣を支えてあげたい」
京子「結衣が何かを頑張ろうとした時は前だけを見れるように」
京子「でもさ、そんな時にこっちが泣いちゃったらダメじゃん?」
京子「だから結衣が安心して頼ってくれるように泣き虫はやめようって」
京子「そんなことを考えたんだよね」
結衣「そっか…ありがとな、京子」ナデナデ
京子「えへへ。それでね、ひとつだけどうしても返せないことがあって」
結衣「返せないこと…?」
京子「そう…それはね…」
京子「昔から結衣って私が泣いてるとギュッてしてくれたじゃん?」
結衣「あぁ…最近はめったにないけどな」
京子「あれが私大好きでさ、暖かいし安心するしなんかいい匂いするし」
京子「なんか、泣いてちゃダメだって、頑張ろうって勇気をもらえる気がしてさ」
京子「で、そう思うのはなんでだろうって考えたんだけど」
京子「結衣が私より大きいからじゃないかなって思ってね」
結衣「え、もしかしてそれが薬を作ってもらった理由?」
京子「うん」
京子「だっていつまでたっても結衣の方が大きいからさ」
京子「だからここらへんで大きくなって抱きしめてやろうかと」
京子「ということで飛び込んでおいで!」バッ
結衣「いや、私別に泣いてないんだけど」
京子「いーからいーから」
結衣「まあたまにはいいか…」スッ
京子「よしよし、いい子ですねー」
ギュッ
結衣(暖かい…。それにすごく落ち着く…)
結衣(うん…私のこの想いは昔から変わらない…)
結衣(ありがとう。勇気もらえたよ)
結衣(伝えてしまったら今までの関係が壊れてしまうかもしれないけど…)
結衣(もう一緒にいられないかもしれないけど…)
結衣(でも……今…)
結衣(今…伝えるんだ!)
京子「どんな感じ?」
結衣「うん…安心するかも…」
結衣「ありがと」パッ
京子「これで目的を達成したぜー」
結衣「おめでとう」
結衣「じゃあついでだし私の話も聞いてくれるかな」
京子「おぉ、なんでも聞いてあげよう」
結衣「まずはありがとう」
結衣「色々考えてくれて」
結衣「いつも泊まりに来てくれて」
結衣「今私を引っ張ってくれて」
結衣「おかげで今は寂しさなんか感じる暇もないくらい楽しいよ」
結衣「いつもは言えないけど本当に感謝してる」
京子「へっへーん。いいっていいって」ニッ
結衣「それとね…」
結衣「私は京子に何かをしてあげたなんて思ってないよ」
結衣「全部私がしたいことをしてただけ」
結衣「私が京子の笑顔が見たいだけなんだよ」
結衣「いじめっ子や犬から守った時に京子は泣きながらでも『ありがとう、結衣』って笑ってくれた」
結衣「一緒に遊んだ時は『楽しいね、結衣』って」
結衣「小学校にあがってから京子はどんどん明るくなってたくさん友達もできた」
結衣「笑顔でいる時間が増えていくのを一番近くで見てた」
結衣「私にとって何よりも嬉しいことだった…」
結衣「私は京子の笑顔が…大好きなんだよ…」
結衣「だから…」スッ
ゴクッゴクッ
京子「あっ…」
結衣「目線が同じだね」ニコッ
京子「うん…おんなじ…」
結衣「私はね、どちらかが守るんじゃなく」
結衣「どちらかが引っ張るんじゃなく」
結衣「どちらかが支えるんじゃなく」
結衣「ずっと隣で、手を繋いで、支えあって歩いて行きたい」
結衣「笑っていたいと思ってる」
結衣「だから…これからも…」
結衣「私と一緒に笑っていてください」
結衣「私の大好きな笑顔をたくさん見せてください」
結衣「ずっと、ずっと好きでした」
結衣「私と…付き合ってください!」
京子「………」
京子「…ありがとう…」
京子「あり…がと…」ポロッ
京子「ずっと言えなかった…」ポロポロ
京子「言って…嫌われたらどうしようって…」
京子「それが怖くって…」グスッ
京子「本当にありがとう…」
京子「私も結衣が好き…」
京子「結衣の優しいところもかっこいいところも」
京子「ちょっと寂しがり屋なところだって…全部…」
京子「結衣の全部が好き…」
京子「結衣の笑顔が大好き…」
京子「こんな私でよかったら一緒にいてください…」
京子「一緒にたくさん笑ってください…!」ポロポロ
結衣「ふふ…」
結衣「笑ってよ…笑顔が好きだって言っただろ?」クスッ
京子「結衣だって…泣いてるくせに…」グスッ
結衣「泣いてなんかないよ…私はちゃんと笑ってる…」ポロポロ
結衣「こんなに嬉しいのに…泣くわけないだろ…」グスッ
京子「うん…そうだね…。私も…笑ってるよ…」ニコッ
結衣「うん…私の大好きな笑顔だ…」ポロポロ
京子「結衣も…私の大好きな笑顔だよ…」ポロポロ
ギュッ
京子(あぁ…わかった…)
京子(身長の差なんか関係なくって…)
京子(結衣だからこんなに好きなんだ…)
((ありがとう…))
((これからもよろしくね…))
結衣「5年前…。あぁそうか。西…」
京子「西垣ちゃんの薬で、成長した姿がちょうど今日の私たちなんだよ!」
結衣「言わせろよ…」
京子「いや~、懐かしいね」
結衣「本当にあの時見たまんまになったな」
京子「あの時の結衣はかっこよかったなー」
結衣「京子のおかげだけどね」ニコッ
京子「あらあら…すっかりデレちゃって」
京子「そうそう、ずっと気になってたことがあるんだけどさ」
結衣「なに?」
京子「結衣が薬飲んだ時私より身長大きかったり、逆に小さかったりしたらどうしたのかなーって」
結衣「あぁ…今思えばたしかにどうしたんだろうな」
結衣「でもあの時はなんか自信があったんだ」
結衣「京子に抱きしめられて、告白しようって決心したら」
結衣「絶対に同じくらいになるって、ならないなんてあり得ないって思ったんだ」
結衣「そうなったら嬉しいなとはずっと思ってたしね」
結衣「まあ違ったら別の言葉が出てくるだけだとは思うけど」
結衣「あの時も夢中で喋ってただけだしさ」
京子「そっか…ありがとね」
結衣「これからもたくさん笑っていられたらいいな…」
京子「いいな、じゃなくて笑ってるの。私たちはずっと」
京子「この先…何十年たっても」
京子「おばあちゃんになって、シワだらけになっても」
京子「ずっと、ずーっと、一緒に笑っているんだよ」
結衣「そっか…そうだな。ずっと一緒に笑っていよう」
結衣「京子」 京子「結衣」
『愛してる』
結衣「ふふ…」
京子「えへへ…」
結衣「おやすみ…」
京子「おやすみ…」
((また明日もたくさん笑おうね…))
おしまい
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/28(木) 22:34:21.75 ID:mdSYni2B0
京子「この薬を飲むと5年後の姿になれるんだって!」
結衣「またあの先生は…」
京子「ってことでいきまーす!」
ゴクッゴクッ
京子「おぉ…!」
結衣「おぉ…」
結衣「またあの先生は…」
京子「ってことでいきまーす!」
ゴクッゴクッ
京子「おぉ…!」
結衣「おぉ…」
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/28(木) 22:37:23.89 ID:mdSYni2B0
京子「やったー!すごい身長大きくなってるー!」
結衣「すごいな、10センチぐらい伸びたんじゃないか?」
京子「いやー結衣より目線が高いって新鮮だなー。それに5年後の私綺麗!」
結衣「自分で言うか。まあ…確かに綺麗だけど…///」
京子「珍しい!結衣がデレた!」
結衣「いや、でもホントに綺麗だと思うよ。大人っぽくなってるし」ニコッ
京子「おぉう…、真面目にそんなこと言われると恥ずかしいな…///」テレテレ
結衣「そっちが照れるとこっちも恥ずかしくなるんだけど…///」テレテレ
結衣「すごいな、10センチぐらい伸びたんじゃないか?」
京子「いやー結衣より目線が高いって新鮮だなー。それに5年後の私綺麗!」
結衣「自分で言うか。まあ…確かに綺麗だけど…///」
京子「珍しい!結衣がデレた!」
結衣「いや、でもホントに綺麗だと思うよ。大人っぽくなってるし」ニコッ
京子「おぉう…、真面目にそんなこと言われると恥ずかしいな…///」テレテレ
結衣「そっちが照れるとこっちも恥ずかしくなるんだけど…///」テレテレ
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/28(木) 22:42:47.87 ID:mdSYni2B0
…………………………
結衣「それで、なんでこんな薬を作ってもらったの?」
京子「えっ?」
結衣「さっき先生に会ったとき京子にお願いされて作ったって言ってたから気になって」
結衣「ちなみに私も貰ったんだ。爆発もしないようだし私も使ってみようか…」
京子「ダメーッ!!!」ダンッ
結衣「なっ!?」ビクッ
京子「絶対ダメッ!!」
結衣「それで、なんでこんな薬を作ってもらったの?」
京子「えっ?」
結衣「さっき先生に会ったとき京子にお願いされて作ったって言ってたから気になって」
結衣「ちなみに私も貰ったんだ。爆発もしないようだし私も使ってみようか…」
京子「ダメーッ!!!」ダンッ
結衣「なっ!?」ビクッ
京子「絶対ダメッ!!」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/28(木) 22:45:57.43 ID:mdSYni2B0
結衣「どうしたんだよ急に…」
京子「あっ…。と、とにかくダメなのっ!」
結衣「もしかして…作ってもらった理由と関係してたり…?」
京子「そ、そんなことないよっ」アセッ
結衣「そうか、なら私も使ってみるね」スッ
京子「だからダメだってば!」
結衣「だったら理由ぐらい教えてよ。私だって自分の姿見てみたいし」
京子「あっ…。と、とにかくダメなのっ!」
結衣「もしかして…作ってもらった理由と関係してたり…?」
京子「そ、そんなことないよっ」アセッ
結衣「そうか、なら私も使ってみるね」スッ
京子「だからダメだってば!」
結衣「だったら理由ぐらい教えてよ。私だって自分の姿見てみたいし」
11: >>8あの制服ならギリギリ平気だと勝手に思ってる 2012/06/28(木) 22:49:43.88 ID:mdSYni2B0
京子「そ、それは…」
結衣「言えないってことは何かイタズラでも考えてるのか?」
京子「そうじゃないけど…」
結衣「じゃあどうして?」
京子「恥ずかしいんだよっ!」
結衣「恥ずかしいって…」
結衣「言えないってことは何かイタズラでも考えてるのか?」
京子「そうじゃないけど…」
結衣「じゃあどうして?」
京子「恥ずかしいんだよっ!」
結衣「恥ずかしいって…」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/28(木) 22:52:58.10 ID:mdSYni2B0
結衣「あぁもしかして胸が成長するか知りたかったとか…」
結衣「あんまりそこは成長しなかったみたいだね…」ジーッ
結衣「可哀想に…」ウルッ
京子「違うっ!残念そうに見るなっ!なんで泣いてんだっ!」
結衣「それで私だけ大きくなってたら悲しくなるもんね…。わかった、使わないよ」グスッ
京子「だから違うっていってんだろ!」
京子「わかったよ!言えばいいんだろ、言えば!」
京子「身長が結衣よりも大きくなりたかったの!」
結衣「あんまりそこは成長しなかったみたいだね…」ジーッ
結衣「可哀想に…」ウルッ
京子「違うっ!残念そうに見るなっ!なんで泣いてんだっ!」
結衣「それで私だけ大きくなってたら悲しくなるもんね…。わかった、使わないよ」グスッ
京子「だから違うっていってんだろ!」
京子「わかったよ!言えばいいんだろ、言えば!」
京子「身長が結衣よりも大きくなりたかったの!」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/28(木) 22:56:17.02 ID:mdSYni2B0
結衣「………」
京子「………」
結衣「えっ?それだけ?」
京子「そうだよ!」
結衣「ごめん、恥ずかしいの意味がわかんない」
京子「あぁもうこうなったら全部言うからな!ちゃんと聞けよ!」
結衣「う、うん…」
京子「その前にちょっと落ち着かせて…」スーハー
京子「よしっ、じゃあ話すね…」
京子「………」
結衣「えっ?それだけ?」
京子「そうだよ!」
結衣「ごめん、恥ずかしいの意味がわかんない」
京子「あぁもうこうなったら全部言うからな!ちゃんと聞けよ!」
結衣「う、うん…」
京子「その前にちょっと落ち着かせて…」スーハー
京子「よしっ、じゃあ話すね…」
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/28(木) 22:59:55.76 ID:mdSYni2B0
京子「ねぇ結衣…私が泣き虫をやめようと思ったのってどうしてだと思う?」
結衣「そういえばちゃんと聞いたことなかったな…」
京子「結衣は…」
京子「結衣はずっと私を守ってくれたよね」
京子「いじめっこや近所の怖い犬だったり…他にもたくさん」
結衣「そうだな…」
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/28(木) 23:02:03.65 ID:mdSYni2B0
京子「私の手をいつも引いてくれた」
京子「家で一人だった私を外に引っ張ってくれて」
京子「たくさんの楽しいことを教えてくれた」
結衣「うん…私も楽しかったよ」
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/28(木) 23:05:08.11 ID:mdSYni2B0
京子「小学生になってもっと明るくなりたいって思った時はずっと支えてくれた」
京子「結衣が支えてくれたから私は友達もできたし前だけを見て歩いてこれたんだよ」
結衣「それは…京子が頑張ったから…」
京子「こうやって結衣は私にたくさんのことをしてくれた」
京子「だからさ、恩返ししなきゃなって思ったんだ」
結衣「恩返し…?」
京子「そう」
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/28(木) 23:07:57.75 ID:mdSYni2B0
京子「結衣を守ってあげたい」
京子「今の私にできるのは寂しい時に一緒にいることくらいしかないけど」
京子「結衣の手を引いてあげたい」
京子「結衣がしてくれたみたいにたくさんの楽しいことに」
京子「結衣を支えてあげたい」
京子「結衣が何かを頑張ろうとした時は前だけを見れるように」
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/28(木) 23:11:53.88 ID:mdSYni2B0
京子「でもさ、そんな時にこっちが泣いちゃったらダメじゃん?」
京子「だから結衣が安心して頼ってくれるように泣き虫はやめようって」
京子「そんなことを考えたんだよね」
結衣「そっか…ありがとな、京子」ナデナデ
京子「えへへ。それでね、ひとつだけどうしても返せないことがあって」
結衣「返せないこと…?」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/28(木) 23:16:06.51 ID:mdSYni2B0
京子「そう…それはね…」
京子「昔から結衣って私が泣いてるとギュッてしてくれたじゃん?」
結衣「あぁ…最近はめったにないけどな」
京子「あれが私大好きでさ、暖かいし安心するしなんかいい匂いするし」
京子「なんか、泣いてちゃダメだって、頑張ろうって勇気をもらえる気がしてさ」
京子「で、そう思うのはなんでだろうって考えたんだけど」
京子「結衣が私より大きいからじゃないかなって思ってね」
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/28(木) 23:20:20.28 ID:mdSYni2B0
結衣「え、もしかしてそれが薬を作ってもらった理由?」
京子「うん」
京子「だっていつまでたっても結衣の方が大きいからさ」
京子「だからここらへんで大きくなって抱きしめてやろうかと」
京子「ということで飛び込んでおいで!」バッ
結衣「いや、私別に泣いてないんだけど」
京子「いーからいーから」
結衣「まあたまにはいいか…」スッ
京子「よしよし、いい子ですねー」
ギュッ
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/28(木) 23:23:03.22 ID:mdSYni2B0
結衣(暖かい…。それにすごく落ち着く…)
結衣(うん…私のこの想いは昔から変わらない…)
結衣(ありがとう。勇気もらえたよ)
結衣(伝えてしまったら今までの関係が壊れてしまうかもしれないけど…)
結衣(もう一緒にいられないかもしれないけど…)
結衣(でも……今…)
結衣(今…伝えるんだ!)
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/28(木) 23:25:39.52 ID:mdSYni2B0
京子「どんな感じ?」
結衣「うん…安心するかも…」
結衣「ありがと」パッ
京子「これで目的を達成したぜー」
結衣「おめでとう」
結衣「じゃあついでだし私の話も聞いてくれるかな」
京子「おぉ、なんでも聞いてあげよう」
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/28(木) 23:29:41.31 ID:mdSYni2B0
結衣「まずはありがとう」
結衣「色々考えてくれて」
結衣「いつも泊まりに来てくれて」
結衣「今私を引っ張ってくれて」
結衣「おかげで今は寂しさなんか感じる暇もないくらい楽しいよ」
結衣「いつもは言えないけど本当に感謝してる」
京子「へっへーん。いいっていいって」ニッ
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/28(木) 23:31:14.69 ID:mdSYni2B0
結衣「それとね…」
結衣「私は京子に何かをしてあげたなんて思ってないよ」
結衣「全部私がしたいことをしてただけ」
結衣「私が京子の笑顔が見たいだけなんだよ」
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/28(木) 23:35:05.90 ID:mdSYni2B0
結衣「いじめっ子や犬から守った時に京子は泣きながらでも『ありがとう、結衣』って笑ってくれた」
結衣「一緒に遊んだ時は『楽しいね、結衣』って」
結衣「小学校にあがってから京子はどんどん明るくなってたくさん友達もできた」
結衣「笑顔でいる時間が増えていくのを一番近くで見てた」
結衣「私にとって何よりも嬉しいことだった…」
結衣「私は京子の笑顔が…大好きなんだよ…」
結衣「だから…」スッ
ゴクッゴクッ
京子「あっ…」
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/28(木) 23:38:52.37 ID:mdSYni2B0
結衣「目線が同じだね」ニコッ
京子「うん…おんなじ…」
結衣「私はね、どちらかが守るんじゃなく」
結衣「どちらかが引っ張るんじゃなく」
結衣「どちらかが支えるんじゃなく」
結衣「ずっと隣で、手を繋いで、支えあって歩いて行きたい」
結衣「笑っていたいと思ってる」
結衣「だから…これからも…」
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/28(木) 23:42:07.88 ID:mdSYni2B0
結衣「私と一緒に笑っていてください」
結衣「私の大好きな笑顔をたくさん見せてください」
結衣「ずっと、ずっと好きでした」
結衣「私と…付き合ってください!」
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/28(木) 23:44:51.47 ID:mdSYni2B0
京子「………」
京子「…ありがとう…」
京子「あり…がと…」ポロッ
京子「ずっと言えなかった…」ポロポロ
京子「言って…嫌われたらどうしようって…」
京子「それが怖くって…」グスッ
京子「本当にありがとう…」
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/28(木) 23:48:57.63 ID:mdSYni2B0
京子「私も結衣が好き…」
京子「結衣の優しいところもかっこいいところも」
京子「ちょっと寂しがり屋なところだって…全部…」
京子「結衣の全部が好き…」
京子「結衣の笑顔が大好き…」
京子「こんな私でよかったら一緒にいてください…」
京子「一緒にたくさん笑ってください…!」ポロポロ
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/28(木) 23:54:19.51 ID:mdSYni2B0
結衣「ふふ…」
結衣「笑ってよ…笑顔が好きだって言っただろ?」クスッ
京子「結衣だって…泣いてるくせに…」グスッ
結衣「泣いてなんかないよ…私はちゃんと笑ってる…」ポロポロ
結衣「こんなに嬉しいのに…泣くわけないだろ…」グスッ
京子「うん…そうだね…。私も…笑ってるよ…」ニコッ
結衣「うん…私の大好きな笑顔だ…」ポロポロ
京子「結衣も…私の大好きな笑顔だよ…」ポロポロ
ギュッ
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/28(木) 23:59:02.07 ID:mdSYni2B0
京子(あぁ…わかった…)
京子(身長の差なんか関係なくって…)
京子(結衣だからこんなに好きなんだ…)
((ありがとう…))
((これからもよろしくね…))
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/29(金) 00:01:53.97 ID:oMG1FMjv0
-----------------------------
5年後
京子「結衣ー!今日はなんの日でしょう!?」
結衣「何の日って…」
結衣「そりゃあ付き合いはじめた日だろ?」
結衣「ほらケーキも準備してあるよ」
京子「ふっふーん。それだと70点くらいかな?」
結衣「他にも何かあったっけ?」
京子「ヒントは5年前!」
5年後
京子「結衣ー!今日はなんの日でしょう!?」
結衣「何の日って…」
結衣「そりゃあ付き合いはじめた日だろ?」
結衣「ほらケーキも準備してあるよ」
京子「ふっふーん。それだと70点くらいかな?」
結衣「他にも何かあったっけ?」
京子「ヒントは5年前!」
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/29(金) 00:06:38.16 ID:oMG1FMjv0
結衣「5年前…。あぁそうか。西…」
京子「西垣ちゃんの薬で、成長した姿がちょうど今日の私たちなんだよ!」
結衣「言わせろよ…」
京子「いや~、懐かしいね」
結衣「本当にあの時見たまんまになったな」
京子「あの時の結衣はかっこよかったなー」
結衣「京子のおかげだけどね」ニコッ
京子「あらあら…すっかりデレちゃって」
60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/29(金) 00:10:12.92 ID:oMG1FMjv0
京子「そうそう、ずっと気になってたことがあるんだけどさ」
結衣「なに?」
京子「結衣が薬飲んだ時私より身長大きかったり、逆に小さかったりしたらどうしたのかなーって」
結衣「あぁ…今思えばたしかにどうしたんだろうな」
結衣「でもあの時はなんか自信があったんだ」
結衣「京子に抱きしめられて、告白しようって決心したら」
結衣「絶対に同じくらいになるって、ならないなんてあり得ないって思ったんだ」
結衣「そうなったら嬉しいなとはずっと思ってたしね」
結衣「まあ違ったら別の言葉が出てくるだけだとは思うけど」
結衣「あの時も夢中で喋ってただけだしさ」
京子「そっか…ありがとね」
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/29(金) 00:15:12.93 ID:oMG1FMjv0
--------------------
結衣「んじゃとりあえず…」
「「かんぱーい」」
京子「うまい!」
結衣「毎年カレーとケーキだけど本当にいいの?」
結衣「レパートリー増えたから言ってくれれば違うのも作るのに」
京子「いいの。結衣のカレー好きだし」
京子「それに…あの頃の気持ちを忘れないでいられる気がするしね」
結衣「たしかにカレーばっかだったもんな」
京子「あとオムライスと麻婆豆腐!」
結衣「うん、泊まり来たときその3つでローテーションしてた」
京子「他のも好きだけどその3つは殿堂入りって感じ?」
京子「あ、明日は麻婆豆腐がいい!」
結衣「んじゃとりあえず…」
「「かんぱーい」」
京子「うまい!」
結衣「毎年カレーとケーキだけど本当にいいの?」
結衣「レパートリー増えたから言ってくれれば違うのも作るのに」
京子「いいの。結衣のカレー好きだし」
京子「それに…あの頃の気持ちを忘れないでいられる気がするしね」
結衣「たしかにカレーばっかだったもんな」
京子「あとオムライスと麻婆豆腐!」
結衣「うん、泊まり来たときその3つでローテーションしてた」
京子「他のも好きだけどその3つは殿堂入りって感じ?」
京子「あ、明日は麻婆豆腐がいい!」
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/29(金) 00:17:53.50 ID:oMG1FMjv0
--------------------
結衣「電気消すぞー」
京子「はーい」
結衣「………」
京子「………」
結衣「京子…」
京子「ん…?」
結衣「ありがとう…ずっと一緒にいてくれて…」
京子「ううん…私こそありがとう…」
結衣「電気消すぞー」
京子「はーい」
結衣「………」
京子「………」
結衣「京子…」
京子「ん…?」
結衣「ありがとう…ずっと一緒にいてくれて…」
京子「ううん…私こそありがとう…」
64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/29(金) 00:23:17.28 ID:oMG1FMjv0
結衣「これからもたくさん笑っていられたらいいな…」
京子「いいな、じゃなくて笑ってるの。私たちはずっと」
京子「この先…何十年たっても」
京子「おばあちゃんになって、シワだらけになっても」
京子「ずっと、ずーっと、一緒に笑っているんだよ」
結衣「そっか…そうだな。ずっと一緒に笑っていよう」
結衣「京子」 京子「結衣」
『愛してる』
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/29(金) 00:26:16.39 ID:oMG1FMjv0
結衣「ふふ…」
京子「えへへ…」
結衣「おやすみ…」
京子「おやすみ…」
((また明日もたくさん笑おうね…))
おしまい
73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/29(金) 00:33:07.42 ID:oMG1FMjv0
SSってこんな時間かかるんだね
みてくれた人ありがとう。あと結衣スレの人たちもありがとう
あしたもがんばる
みてくれた人ありがとう。あと結衣スレの人たちもありがとう
あしたもがんばる
69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/29(金) 00:28:03.96 ID:GdXVogZn0
乙
70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/29(金) 00:28:19.58 ID:Ba/Foy4I0
最初から最後までニヤニヤしぱなしだった
乙
乙
71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/29(金) 00:28:22.67 ID:WMc0r8U/0
乙
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