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男「…幼馴染分が足りない…」幼馴染「は?」
1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/06/12(火) 15:45:53 ID:nBHhXFno
幼「何言ってるの?幼馴染分って何?」
男「…はは、幼はバカだなぁ」
幼「なんですって?」
男「幼馴染分は、幼馴染に含まれている成分の事だろう?」
幼「男が…男がもうダメだ!」
幼「ていうか、幼馴染成分ってなによ!」
男「…はは、幼はバカだなぁ」
幼「なんですって?」
男「幼馴染分は、幼馴染に含まれている成分の事だろう?」
幼「男が…男がもうダメだ!」
幼「ていうか、幼馴染成分ってなによ!」
2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/06/12(火) 15:46:38 ID:nBHhXFno
男「はぁ、仕方ないなぁ」
幼「何よ、そのため息、腹立つわね」
男「俺が幼馴染分について、講義してやろう」
幼「別にいらないけど…」
男「例えばさ」
幼「始まっちゃったわ、講義」
幼「何よ、そのため息、腹立つわね」
男「俺が幼馴染分について、講義してやろう」
幼「別にいらないけど…」
男「例えばさ」
幼「始まっちゃったわ、講義」
3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/06/12(火) 15:47:20 ID:nBHhXFno
男「俺とお前はご近所さんだよな?」
幼「そうね」
男「俺が小学2年の時に引っ越してきてからだから…」
男「もう10年近い付き合いだよな?」
幼「そうね、そうなるわね」
男「…これはもう、俺たち、幼馴染の間柄なんじゃないか?」
幼「まぁ、世間一般ではそう言うんじゃない?」
幼「そうね」
男「俺が小学2年の時に引っ越してきてからだから…」
男「もう10年近い付き合いだよな?」
幼「そうね、そうなるわね」
男「…これはもう、俺たち、幼馴染の間柄なんじゃないか?」
幼「まぁ、世間一般ではそう言うんじゃない?」
4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/06/12(火) 15:48:06 ID:nBHhXFno
男「なのに、何でお前には幼馴染分がないんだ?」
幼「だから、幼馴染分って何なのよ!」
男「そうだな…色々あるが…」
男「幼馴染が醸し出す、ほわーっとした雰囲気の事だよ」
幼「ほわーって何よ、例えばどんな感じなのよ」
幼「だから、幼馴染分って何なのよ!」
男「そうだな…色々あるが…」
男「幼馴染が醸し出す、ほわーっとした雰囲気の事だよ」
幼「ほわーって何よ、例えばどんな感じなのよ」
5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/06/12(火) 15:48:55 ID:nBHhXFno
男「そうだなぁ…ウチのクラスで言えば…」
男「天然女さんがそれに該当する雰囲気を持っているな」
男「ぽやーっとした感じがするだろ?」
男「『おとこくん、だいすきです。わはー』なんて言われてみろ」
男「それだけで、幼馴染分は満タンまで補給されるな!」
幼「天然女さん…ねぇ?」
男「天然女さんがそれに該当する雰囲気を持っているな」
男「ぽやーっとした感じがするだろ?」
男「『おとこくん、だいすきです。わはー』なんて言われてみろ」
男「それだけで、幼馴染分は満タンまで補給されるな!」
幼「天然女さん…ねぇ?」
6: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/06/12(火) 15:49:37 ID:nBHhXFno
男「…お前、彼女とあんま仲良くないよね。何で?」
幼「あの子、キャラ作ってるのよ」
男「えっ?」
幼「おバカな男子は騙されてるみたいだけれど」
男「…」
幼「あの子、キャラ作ってるのよ」
男「えっ?」
幼「おバカな男子は騙されてるみたいだけれど」
男「…」
7: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/06/12(火) 15:50:19 ID:nBHhXFno
幼「そういう…ふわっふわな感じでキャラ作って」
幼「ちょっと抜けた感じで男子に接してれば」
幼「色々やってもらったりして、便利なのよ」
男「…うーそーだー!俺は信じねーぞー!」
男「天然女さんは、天然でぽやーっとしてる!」
男「あのぽやーっとした幼馴染分は本物だ!」
幼「まぁ、別に信じてればいいんじゃない?」
幼「私には関係ないし」
男「くそぅ…」
幼「ちょっと抜けた感じで男子に接してれば」
幼「色々やってもらったりして、便利なのよ」
男「…うーそーだー!俺は信じねーぞー!」
男「天然女さんは、天然でぽやーっとしてる!」
男「あのぽやーっとした幼馴染分は本物だ!」
幼「まぁ、別に信じてればいいんじゃない?」
幼「私には関係ないし」
男「くそぅ…」
8: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/06/12(火) 15:51:00 ID:nBHhXFno
幼「で、他にもあるの?その幼馴染成分とやらは?」
男「お、おう、あるぞ!」
男「女の子は、男の幼馴染を一途に想う!」
男「逆に男の方は鈍感で、その想いに気付かない!」
男「そういったシチュエーション自体が幼馴染分の一つだ!」
幼「へぇー」
男「お、おう、あるぞ!」
男「女の子は、男の幼馴染を一途に想う!」
男「逆に男の方は鈍感で、その想いに気付かない!」
男「そういったシチュエーション自体が幼馴染分の一つだ!」
幼「へぇー」
9: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/06/12(火) 15:51:42 ID:nBHhXFno
男「朝、寝坊しそうな男を」
男「幼馴染が優しく、もしくは厳しく起こしに来るとか」
幼「厳しく起こすってどんな起こし方よ」
男「…お昼休みには」
男「料理が下手、もしくは超絶上手な幼馴染が」
男「手作りのお弁当を、真っ赤な顔しながら差し出す、とか」
幼「あー、そう言うの、男子は好きそうだわね」
男「幼馴染が優しく、もしくは厳しく起こしに来るとか」
幼「厳しく起こすってどんな起こし方よ」
男「…お昼休みには」
男「料理が下手、もしくは超絶上手な幼馴染が」
男「手作りのお弁当を、真っ赤な顔しながら差し出す、とか」
幼「あー、そう言うの、男子は好きそうだわね」
10: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/06/12(火) 15:52:24 ID:nBHhXFno
男「クラスの女子と楽しそうに話す男を見て」
男「泣きそうになったり、嫉妬してみたり、とか」
幼「…女性に夢見すぎじゃない?」
男「帰り道、男の影に自分の影をそっと重ねて…」
男「真っ赤になったりとか」
幼「…」
男「泣きそうになったり、嫉妬してみたり、とか」
幼「…女性に夢見すぎじゃない?」
男「帰り道、男の影に自分の影をそっと重ねて…」
男「真っ赤になったりとか」
幼「…」
11: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/06/12(火) 15:53:16 ID:nBHhXFno
男「ことほど作用に」
男「幼馴染分は、私達の生活に浸透している物なのです」
幼「今の話しの中で一つだけ、思い当たる事があるわ」
男「お?どの部分だ?」
幼「男の方の幼馴染が鈍感って所」
男「…」
幼「…でしょ?」
男「俺は鈍感じゃない!鋭い方だ!」
幼「はいはい、鋭い鋭い」
男「幼馴染分は、私達の生活に浸透している物なのです」
幼「今の話しの中で一つだけ、思い当たる事があるわ」
男「お?どの部分だ?」
幼「男の方の幼馴染が鈍感って所」
男「…」
幼「…でしょ?」
男「俺は鈍感じゃない!鋭い方だ!」
幼「はいはい、鋭い鋭い」
12: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/06/12(火) 15:54:46 ID:nBHhXFno
男「むー。つまりだな」
幼「…何よ」
男「朝、俺を起こしに来てくれ!」
男「たまにで良いんで、手作りのお弁当をくれ!」
男「俺がクラスの女子と話してるのを、睨んだりしてくれ!」
男「あと、登下校、一緒にしよう!」
男「それらが全て叶えば」
男「お前の幼馴染成分は100%になり、完全体になるのだよ!」
幼「…何よ」
男「朝、俺を起こしに来てくれ!」
男「たまにで良いんで、手作りのお弁当をくれ!」
男「俺がクラスの女子と話してるのを、睨んだりしてくれ!」
男「あと、登下校、一緒にしよう!」
男「それらが全て叶えば」
男「お前の幼馴染成分は100%になり、完全体になるのだよ!」
13: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/06/12(火) 15:55:40 ID:nBHhXFno
幼「…なるのだよ、じゃないわよ」
男「む。これだけ言っても伝わらないのか…」
幼「…だいたいね」
幼「体力作りの為に、朝の5時からランニングしてるあなたを」
幼「私は一体、何時に起こしに行けばいいの?」
男「」
男「む。これだけ言っても伝わらないのか…」
幼「…だいたいね」
幼「体力作りの為に、朝の5時からランニングしてるあなたを」
幼「私は一体、何時に起こしに行けばいいの?」
男「」
14: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/06/12(火) 15:56:24 ID:nBHhXFno
幼「登校だって」
幼「中学に上がった時、冷やかされるのが嫌だって」
幼「あなたが断ってきたんでしょう?」
男「」
幼「中学に上がった時、冷やかされるのが嫌だって」
幼「あなたが断ってきたんでしょう?」
男「」
15: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/06/12(火) 15:57:03 ID:nBHhXFno
幼「手作りのお弁当は」
幼「私は作るのにやぶさかでないけども」
幼「一流レストランで働いてる、あなたのお父さんが作るお弁当と」
幼「比べられたら、何も作れないわよ!」
男「」
幼「私は作るのにやぶさかでないけども」
幼「一流レストランで働いてる、あなたのお父さんが作るお弁当と」
幼「比べられたら、何も作れないわよ!」
男「」
16: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/06/12(火) 15:57:52 ID:nBHhXFno
幼「クラスの女子との会話に関しては」
幼「あなた、普段クラスの女子と話さないでしょう」
幼「友君との会話姿でも睨みつければ良いのかしら?」
男「」
幼「あなた、普段クラスの女子と話さないでしょう」
幼「友君との会話姿でも睨みつければ良いのかしら?」
男「」
17: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/06/12(火) 15:58:38 ID:nBHhXFno
幼「下校も!」
幼「補修で居残りさせられる事の多いあなたを」
幼「私はずっと待っていればいいの?」
幼「あなたのご両親の帰りが遅いから」
幼「夕食の支度をする為に早く帰りたい私を」
幼「バカなあなたの補修にまで付き合えって言うつもり?」
男「何か、あの、すいません、幼さん」
幼「補修で居残りさせられる事の多いあなたを」
幼「私はずっと待っていればいいの?」
幼「あなたのご両親の帰りが遅いから」
幼「夕食の支度をする為に早く帰りたい私を」
幼「バカなあなたの補修にまで付き合えって言うつもり?」
男「何か、あの、すいません、幼さん」
18: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/06/12(火) 15:59:33 ID:nBHhXFno
幼「あのね」
幼「はっきり言うけどね」
幼「さっきあなたが言った『幼馴染成分』のほとんどは」
幼「男女がお付き合いする事によって、ほぼ叶う事でしょう?」
幼「つまりそれは『幼馴染成分』じゃなくて」
幼「『彼氏・彼女成分』でしょう?」
幼「違う?」
男「は、はい教授。違わないと思います…」
幼「はっきり言うけどね」
幼「さっきあなたが言った『幼馴染成分』のほとんどは」
幼「男女がお付き合いする事によって、ほぼ叶う事でしょう?」
幼「つまりそれは『幼馴染成分』じゃなくて」
幼「『彼氏・彼女成分』でしょう?」
幼「違う?」
男「は、はい教授。違わないと思います…」
19: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/06/12(火) 16:00:21 ID:nBHhXFno
幼「まったく。バカな事ばっかり考えてるんだから…」
幼「おかげで勉強はかどらないじゃないの」
男「…その事実だけは言われたくなかった!」
男「勉強し過ぎで、脳みその中の幼馴染分が不足してたから」
男「なんとかして、幼馴染分を補給したかったんだよー」
男「なのに、本物の幼馴染である幼は、幼馴染成分ゼロだし~」
幼「おかげで勉強はかどらないじゃないの」
男「…その事実だけは言われたくなかった!」
男「勉強し過ぎで、脳みその中の幼馴染分が不足してたから」
男「なんとかして、幼馴染分を補給したかったんだよー」
男「なのに、本物の幼馴染である幼は、幼馴染成分ゼロだし~」
20: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/06/12(火) 16:01:09 ID:nBHhXFno
幼「…その幼馴染分とやらが補給されれば」
幼「受験勉強、頑張れるって言うの?」
男「おう!頑張れる!」
幼「滑り止めの大学4つ落ちてる人の言う台詞かしらね」
男「本命は!本命だけは落とさない!」
幼「当たり前でしょ、落ちたら許さないわよ」
幼「受験勉強、頑張れるって言うの?」
男「おう!頑張れる!」
幼「滑り止めの大学4つ落ちてる人の言う台詞かしらね」
男「本命は!本命だけは落とさない!」
幼「当たり前でしょ、落ちたら許さないわよ」
21: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/06/12(火) 16:01:47 ID:nBHhXFno
男「…推薦で決まってる人は余裕ですなぁ」
幼「まぁ、正直余裕ね」
幼「だからこうしてあなたに、勉強を教えているんじゃない」
幼「せっかくの晴れた週末、遊びにもいかずに、ね」
男「ありがとうございます」
幼「そう思っているなら、早く頭を働かせなさい」
チュッ
男「」
幼「まぁ、正直余裕ね」
幼「だからこうしてあなたに、勉強を教えているんじゃない」
幼「せっかくの晴れた週末、遊びにもいかずに、ね」
男「ありがとうございます」
幼「そう思っているなら、早く頭を働かせなさい」
チュッ
男「」
22: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/06/12(火) 16:02:31 ID:nBHhXFno
幼「…これで補給出来た?」
男「お前、今の、ちょっと…」
幼「何?文句でもあるのかしら?聞くだけ聞いてあげる」
男「今、ちゅーした?」
幼「したわね」
男「今、俺の口とお前の口が合わさった?」
幼「合わさったわね」
男「お前、今の、ちょっと…」
幼「何?文句でもあるのかしら?聞くだけ聞いてあげる」
男「今、ちゅーした?」
幼「したわね」
男「今、俺の口とお前の口が合わさった?」
幼「合わさったわね」
23: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/06/12(火) 16:03:05 ID:nBHhXFno
男「おま、それは…お付き合いしてる男女がする事だろうが!」
幼「一概にそうとは言い切れないと思うけども」
幼「まあ、一般的にはそうかもね」
男「お、俺とお前は恋人同士か?違うだろう?」
幼「あら、私とした事が」
幼「順番が逆だったわ」
男「順番?」
幼「一概にそうとは言い切れないと思うけども」
幼「まあ、一般的にはそうかもね」
男「お、俺とお前は恋人同士か?違うだろう?」
幼「あら、私とした事が」
幼「順番が逆だったわ」
男「順番?」
24: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/06/12(火) 16:03:48 ID:nBHhXFno
幼「男君、私はあなたの事が好きです」
幼「私とお付き合いして下さい」
男「なっ!なんだって?」
幼「あら、嫌なの?こんな可愛い幼馴染が」
幼「今、あなたに愛の告白をしたのよ?」
幼「もちろん、返事は決まっているわよね?」
男「幼、お前…俺の事が好きだったのか?」
幼「私とお付き合いして下さい」
男「なっ!なんだって?」
幼「あら、嫌なの?こんな可愛い幼馴染が」
幼「今、あなたに愛の告白をしたのよ?」
幼「もちろん、返事は決まっているわよね?」
男「幼、お前…俺の事が好きだったのか?」
25: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/06/12(火) 16:04:46 ID:nBHhXFno
幼「さっき言ったでしょう」
幼「男の方の幼馴染が鈍感って所は当たっているって」
幼「私はあなたの事が大好きよ」
幼「世界で一番愛していると言っても過言じゃないわ」
幼「それに私は」
幼「好きでもない相手に告白したりしない。分かっているでしょう?」
男「お、おう。長い付き合いだもんな」
幼「男の方の幼馴染が鈍感って所は当たっているって」
幼「私はあなたの事が大好きよ」
幼「世界で一番愛していると言っても過言じゃないわ」
幼「それに私は」
幼「好きでもない相手に告白したりしない。分かっているでしょう?」
男「お、おう。長い付き合いだもんな」
26: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/06/12(火) 16:05:41 ID:nBHhXFno
幼「で、返事は?」
男「…」
男「俺も幼の事大好きだよ…」
男「こんなダメ男で良ければ、お付き合いして下さい」
幼「はい、これからもずっとずっとよろしくね、男」
男「お、おうこちらこそ、よろしくな、幼」
男「…」
男「俺も幼の事大好きだよ…」
男「こんなダメ男で良ければ、お付き合いして下さい」
幼「はい、これからもずっとずっとよろしくね、男」
男「お、おうこちらこそ、よろしくな、幼」
27: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/06/12(火) 16:06:09 ID:nBHhXFno
幼「それと」
幼「これからのあなたはダメ男なんかじゃないわ」
男「え?」
幼「正確には、ダメじゃなくなるわ」
幼「だって私があなたを変えるもの」
男「何する気だよ…怖い事言うなよ」
幼「これからのあなたはダメ男なんかじゃないわ」
男「え?」
幼「正確には、ダメじゃなくなるわ」
幼「だって私があなたを変えるもの」
男「何する気だよ…怖い事言うなよ」
28: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/06/12(火) 16:07:35 ID:nBHhXFno
幼「取り敢えず、目の前に開かれた問題集を全部やりなさい」
男「え?こんな時間から?まさか全部じゃないよな?」
幼「もちろん」
男「…」
幼「全部よ」
男「え~~~~」
幼「朝まで付き合うわよ。彼女だものね」
男「え?こんな時間から?まさか全部じゃないよな?」
幼「もちろん」
男「…」
幼「全部よ」
男「え~~~~」
幼「朝まで付き合うわよ。彼女だものね」
29: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/06/12(火) 16:08:20 ID:nBHhXFno
男「うあー。さっき貯まった彼女成分が一気に抜けて行くー」
幼「…まったくもう」
幼「男は私が居ないとダメなんだから」
ギュッ
男「!」
幼「何よ?可愛い彼女に抱きつかれて幸せじゃないの?」
男「今の!今の台詞!」
幼「…まったくもう」
幼「男は私が居ないとダメなんだから」
ギュッ
男「!」
幼「何よ?可愛い彼女に抱きつかれて幸せじゃないの?」
男「今の!今の台詞!」
30: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/06/12(火) 16:09:00 ID:nBHhXFno
幼「どの台詞?」
男「『まったくもう。男は私が居ないとダメなんだから』」
男「コレはキタ!」
幼「何が来たの?」
男「ツンデレにもヤンデレにもドロデレにもほんわかにも」
男「全ての幼馴染ルートに共通する、良い台詞だ!」
幼「はあ?」
男「『まったくもう。男は私が居ないとダメなんだから』」
男「コレはキタ!」
幼「何が来たの?」
男「ツンデレにもヤンデレにもドロデレにもほんわかにも」
男「全ての幼馴染ルートに共通する、良い台詞だ!」
幼「はあ?」
31: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/06/12(火) 16:09:38 ID:nBHhXFno
男「すげー幼馴染成分たっぷりな台詞だった!」
幼「抱きつかれた事より、台詞の方で感謝されてもね…」
幼「じゃあ、彼女成分と、幼馴染成分、両方満タンになった?」
男「はい!なりました!」
幼「じゃあ、勉強再開!」
幼「絶対、私と同じ大学に入ってもらうんだからねっ」
男「おほっ!ツンデレな幼も良いなぁ」
幼「いい加減にしろ、バカ!」
バシッ
おわり
幼「抱きつかれた事より、台詞の方で感謝されてもね…」
幼「じゃあ、彼女成分と、幼馴染成分、両方満タンになった?」
男「はい!なりました!」
幼「じゃあ、勉強再開!」
幼「絶対、私と同じ大学に入ってもらうんだからねっ」
男「おほっ!ツンデレな幼も良いなぁ」
幼「いい加減にしろ、バカ!」
バシッ
おわり
32: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/06/12(火) 16:12:04 ID:nBHhXFno
短いですけど、これで終わりです
誰か読んでくれていたら嬉しいです
それでは。
誰か読んでくれていたら嬉しいです
それでは。
34: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/06/12(火) 16:19:06 ID:PWm9oYdk
乙
36: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/06/12(火) 16:36:04 ID:L7Q9ETlM
乙
38: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/06/12(火) 17:02:02 ID:vBLkXk5Y
おっつおっつ
クーデレ馴染もええね
クーデレ馴染もええね
43: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/06/12(火) 22:36:44 ID:1YfYxTeg
乙!!
俺にもっと幼馴染成分を!
俺にもっと幼馴染成分を!
引用元: ・http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1339483553/
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