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紅莉栖「岡部に頭をなでられたい…」
引用元: ・http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1339654415/
紅莉栖(岡部に頭をなでられたい…)
紅莉栖(あの日の感触が忘れられない…(´д`)ハァハァ )
紅莉栖(でも、いい年した男女が…その…頭ネデナデとか…ありえない…)
紅莉栖(…いや! 私は天才処女、じゃなくて天才少女!)
紅莉栖(岡部にそれとなく、頭を撫でさせるなんて、朝飯前なんだぜ!)キラッ☆
.
紅莉栖「……」
ダル「あれ、牧瀬氏、遅刻かお?」
岡部「たるんでおるぞ、助手! ……ん?」
紅莉栖(フフフ…どうかしら、岡部? 私の頭に乗っているティッシュが気になるでしょ?)
紅莉栖(これを岡部に取って貰って、まだ紙屑付いてない? などと言って頭を撫でて貰う…)
紅莉栖(これぞ、オペレーション:戦乙女のオーロラ!! ああ、自分の天才が怖い!!)
.
ダル「牧瀬氏、頭にティッシュが付いてるお。取ってあげるお」ヒョイ
紅莉栖「だあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!??」
岡部「流石、マイ・フェバリット・ライトアーム! 実に紳士だな」
ダル「ティッシュの始末ならお任せだお!」キリッ
紅莉栖「ぐぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!??」
.
ダル「それにしても、遅刻した上にティッシュを頭の上に乗せてくるとは…」
ダル「牧瀬氏、何してたん?」
岡部「……このHENTAI処女め!」ペッ
紅莉栖( Σ(Д゚;/) !? )
紅莉栖(うう…作戦失敗した上に、岡部に変な誤解された…鬱だ死のう)
.
紅莉栖(ううむ…思わぬ橋田の妨害によって、オペレーション:戦乙女のオーロラは失敗したが…)
紅莉栖(私の完璧な作戦は、まだまだあるのだぜ!)キラッ☆
紅莉栖「フォォォォフッハッッハッハーー!!」
ダル「オカリン…牧瀬氏の様子がなんだか変だお。まるでオカリンみたいだお」
岡部「失敬な」
.
紅莉栖「きゃああああ!」
岡部「ど、どうした、助手よ?」
紅莉栖「お、岡部! 虫! 私の髪の毛の奥に虫が!」
岡部「なん…だと?」
紅莉栖「取って、今すぐ! もしかしたら、致死性の毒を持つ害虫かも!」
岡部「待っていろ、助手よ! 今、狂気のマッドサイエンティスト鳳凰院狂真が助けてやる!」
紅莉栖(これぞ、オペレーション:ニーズホッグ!! ああ、やっぱり自分の天才が怖い!!)
.
岡部「うりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!!」 バコーーーンッ !!!!
紅莉栖「ひでぶッ!!??」
ダル「おお、オカリンが分厚い辞書で、牧瀬氏ごと虫をブン殴った!」
ダル「流石オカリン、俺達にできない事を平然とやってのける! そこに痺れるゥ、憧れるゥ!」
岡部「大丈夫か、助手よ!?」
紅莉栖「う、うん…ありがとう…」グスッ
.
紅莉栖(ぐくッ…まさか、惚れた男に、辞書で頭部を強打されるとは思わなかったわ…)
紅莉栖(しかし、今の作戦は作戦中一番の小物…。これからが本番なのだぜ!)キラッ☆
紅莉栖「ファァァァァァァへッハッッハッハーー!!」
ダル「オカリン…ちょっと強く叩きすぎたんじゃね? 牧瀬氏、ほとんどオカリンだお」
岡部「だから失敬な!」
.
岡部「さあ、助手よ。『機関』のバイオテロも、この鳳凰院狂真が防いだ事だし、そろそろ作業を…?
紅莉栖「……」ジィィィィィィィ~…
岡部「……」ヒョイ
紅莉栖「……」ヒョイ
岡部(な、何だ? 助手が俺の手の動きに合わせて、頭を動かしてくる…だと?)
.
紅莉栖(フフフ…これこそ、最終手段にして、究極の解答…)
紅莉栖(岡部に頭を撫でて貰うのではなく、自分から頭を動かして、撫でて貰う…)
紅莉栖(何を言ってるか、自分でもわからねーがry)
紅莉栖(最終オペレーション…神々の黄昏…終末の戦争…ラグナロク!!)
紅莉栖(……あれ? もう最終だっけ?)
.
紅莉栖「……」ジリジリ…
岡部「……」ジリジリ…ドンッ!
岡部(むう…助手のおかしな動きに気圧され、いつの間にやら、本棚まで追い詰められた…)
岡部(助手め…。助手の分際で、この鳳凰院狂真に、これほどまでのプレッシャーを与えるとは…)
紅莉栖「……」ジィィィィィィィ~…
岡部(奴め…。何という殺気だ…まるで、獲物を狙う野生動物の如き、眼光よ…!)
.
紅莉栖「フフッ…岡部…そこまでの様ね…覚悟しなさい…」
岡部「甦りし者、ザ・ゾンビよ…。貴様の思惑は、すでに、この鳳凰院狂真が見抜いているぞ!!」
紅莉栖「……」
紅莉栖「ええッ!? 何で!? 私、完璧に自然体だった筈なのに!?」
紅莉栖「まさか、岡部!! タイムリープしてきたの!?」
ダル「いやさっき、覚悟しろとかはっきり言ってたおJK」
.
岡部「貴様の狙いは…」
紅莉栖「ゴクッ…」
岡部「この俺の手にあるドクトルペッパーだろう!!」
紅莉栖「違ァァァァァァァァァーーーーうッ!!!!」
.
岡部「先ほどから、俺のドクペを物欲しそうに凝視しおって! このイヤしんぼのセレセブが!」
紅莉栖「違うっつってんだろ!」
ダル「セレセブとセフレは、語感が似ている…(´д`)ハァハァ 」
紅莉栖「黙れ、HENTAI!!」
岡部「フ…まあ、同じドクペリアンとして、その狂おしいまでの熱意は、高く評価するがな…」
紅莉栖(クッ…話がどんどんおかしな方向に…)
.
岡部「しかし、このドクペは、俺が昨夜からキンキンに冷やした至高のドクペ…」
岡部「ドクペの素晴らしさを共有する同士としても、安々と譲るわけにはいかんな…」
紅莉栖「いや、だから違うって言って…」
岡部「三べん廻ってワンと言え…そうすれば、下賜してやらん事もないぞ? プライドが異様に高い貴様に、そんな真似は」
紅莉栖「クルクルクル、ワンッ!!」
ダル「速攻で言った―!?」
.
紅莉栖「ゴキュゴキュゴキュッ…プッハーー!!」
岡部「クッ…美味そうに飲みやがって…。そんなに喉が渇いていたというのか…!」
紅莉栖(お、思わぬところで、岡部と関節キスできるなんて…(´д`)ハァハァ )
紅莉栖(これは勝つる! 運命の女神は、私に微笑んでいる! ラグナロクの勝利を確信したわ!)
紅莉栖(にしても、ドクペ、ウメー)ゴキュゴキュ
.
岡部「さあ、ドクペも飲んだ事だし、今度こそ作業に…?」
紅莉栖「うりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!!」
岡部「うおっ!?」ヒョイ
紅莉栖「!!??」ドンガラガッシャーン !!!!
ダル「ああ、牧瀬氏が、怪鳥音と共に、本棚に突っ込んだお!」
.
紅莉栖「くぅぅぅぅ~いった~…」
紅莉栖(私の完璧な作戦が、悉く失敗するなんて…)
紅莉栖(ま、まさか、これがアトラクタフィールドの収束なの!?)
紅莉栖(だ、だとしたら、もう私は一生岡部に…)グスッグスン
岡部「じょ、助手!? 泣いているのか!? どこか強く打ったのか!?」ナデナデ
紅莉栖「……ふぇ?」
.
岡部「ま、まだ痛むのか!? 救急車を呼ぶか!?」ナデナデナデナデ
紅莉栖「ふぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!??」
岡部「いかん、ダル!! 相当の重傷の様だ!! 至急、救急車を!!
ダル「合点!!」
紅莉栖(ああ…ああぁぁ…岡部…岡部の手が、私の頭を…優しく……激しく…///)
.
紅莉栖「お、岡部ェェ…」
岡部「何だ!? しっかりしろ、紅莉栖!! 傷は浅いぞ!!」
紅莉栖「こ、これが…シュタインズゲートの選択ね……きゅう…」
岡部「紅莉栖!? 紅莉栖ーーーーー!!??」
ダル「うう…なんて、哀しいシーンだお…全俺が泣いた…」
ピーポーピーポー…
おわり
.
紅莉栖(ふふ♪ 昨日は一日、精密検査で潰れちゃったけど…)
紅莉栖(病院の先生に、脳には異常は見られないが、とか言われちゃったけど…)
紅莉栖(待合室で、クソガキにニヤニヤしてキモいなんて、ディスられたけど…)
紅莉栖「……」ナデナデナデナデ
紅莉栖「ふへ…ふへへへへへへへへへへへへへへへへ♪」ニヤニヤニヤニヤニヤ
.
紅莉栖(何ていうか、やっぱり私と岡部って…)
紅莉栖(……)
紅莉栖(う、運命で結ばれてる…?)
紅莉栖(いや、だって頭撫でるとか、まずありえないっしょ!)
紅莉栖(もう、これはシュタインズゲートの選択なんだってばよ!)
.
紅莉栖「はろー♪」
岡部「おお、助手!! もう大丈夫なのか!?」
紅莉栖「う、うん」
岡部「……」
紅莉栖「……」
ダル「リア充爆発しろ」
.
紅莉栖「あ、ごめんなさい。橋田にも心配掛けちゃったね」
ダル「別にいいお…その怒りのパワーを、新しい未来ガジェットの開発に注ぎ込んだから」
紅莉栖「新しい未来ガジェット?」
ダル「うん、その名も…」
ダル「未来ガジェット21号、『スカウター改』!!」ホンワカパッパー!
.
岡部「ダルよ…。その代物は、西遊記をモチーフとした、あの国民的マンガと何か関係があるのか?」
ダル「ぶっちゃけ、アレのパクリだお」
紅莉栖「…おい」
ダル「まあ、発想を頂いただけだお」
.
紅莉栖「でも、実現できたとしたら凄い発明よね」
岡部「ようし、ではこの世界の秩序を破壊せし者、狂気のマッドサイエンティスト、鳳凰院狂真の戦闘力を計ってみろ!!」
ダル「1だお」ピピピピピピピ…
岡部「ぬわぁぁぁぁぁぁぁぁにぃぃぃぃぃぃぃ!!??」
紅莉栖「プwww」
.
岡部「ス、スカウターの故障ではないのか?」
紅莉栖「じゃあ、私を計ってみて」
ダル「…やっぱり、1だお」ピピピピピピピ…
岡部「ほら見ろ、やっぱり壊れてる!」
紅莉栖「いや、ちょっと待ってよ…」
.
紅莉栖「確か、あの名作漫画だと、成年男子でも戦闘力5でしょ? 妥当な数値じゃないかしら」
ダル「…確かに、そうだったお。流石、栗ご飯にカメハメ波、よく読み込んでるお」
紅莉栖「栗ご飯言うなッ!!」
岡部「ま、待てい! この鳳凰院狂真が助手風情と同じなどと!!」
ダル「だって、オカリン体力ないっしょ」
岡部「ぐ…む…!!」
紅莉栖「どう見ても、貧弱貧弱貧弱です。本当にありがとうございました」
.
岡部「クッ…明日からランニングでもするか…!」
紅莉栖「もう、そんなにしょげないでよ…」
紅莉栖「お、岡部の強さって…その…体力とかじゃなくて、意志とか優しさだと思う…」
岡部「紅莉栖…」
ダル「リア充、大爆発しろ!!」
.
まゆり「とぅっとぅる~♪ 紅莉栖ちゃん、無事でなりよりなのです♪」
紅莉栖「あ、まゆり。はろー♪」
岡部「なんだ、その大量の食糧は?」
まゆり「へへ♪ 紅莉栖の全快祝いに、ちょっとしたお食事会をしようと思うのです♪」
ダル「まゆ氏、マジ天使」
.
まゆり「るか君や、フェイリスちゃんや、萌郁さんや、鈴羽ちゃんにも声を掛けて置いたよ♪」
岡部「人質のくせに勝手な真似を…まあ、そこがお前の良い所なんだがな…」ナデナデ
まゆり「へへー♪ まゆしぃ、誉められたのです♪」
紅莉栖「!?」
ダル「…うお?10?」ピピピピピピピ…
.
紅莉栖(お、岡部がまゆりを撫でた…?)
紅莉栖(い、いや、二人は幼馴染だし…)
紅莉栖(兄妹みたいなものだし…)
紅莉栖(か、家族のスキンシップみたいなものだし…)
紅莉栖(ど、動揺なんかしてないし…!)
.
るか「こ、こんにちわ…これ、鍋の材料の御野菜…差入です…」
まゆり「おおー♪ るか君、ありがとうなんだよ♪」
岡部「うむ、科学者たるもの、栄養バランスには気をつけんとな。でかしたぞ、ルカ子!」ナデナデ
るか「ひゃっ…! お、岡…狂真さん…///」
紅莉栖「!!??」
ダル「……416だと?」ピピピピピピピ…
.
紅莉栖(こ、今度は漆原さんを…?)
紅莉栖(い、いや、二人は師弟だし…)
紅莉栖(ロビンマスクとウォーズマンみたいなものだし…)
紅莉栖(だ、第一、漆原さん男だし…)
紅莉栖(し、嫉妬なんか全くしてないし…!)
.
フェイ「にゃにゃーん♪ 御呼ばれして、フェイリスきたにゃー♪」
ダル「フェイリスたん、ktkr!!!!」
フェイ「狂真!! お前に、フェイリスの頭を撫でる権利をやるにゃ♪」
岡部「…こうか?」ナデナデ
フェイ「にゃにゃーん♪ 気持ちいいにゃ~…ごろごろ…///♪」
紅莉栖「!!!???」
ダル「8千!! まだ上がっていくお!!」ピピピピピピピ…
.
紅莉栖(ちょっと、脈絡なさすぎだろッ!?)
紅莉栖(サ、サービス!? メイド喫茶のサービスの一環よね!?)
紅莉栖(つ、つまり営業とか、そんな感じの…)
紅莉栖(資本主義に堕した、萌えの退廃とオタク文化の特殊な方向性というか…)
紅莉栖(と、ともかく今のも、特別な意味なんてないんだからッ!!)
.
鈴羽「やあ、まだ始まっていないよね? バイトが中々引けなくて遅くなっちゃったよ」
ダル「娘、ktkr!」
紅莉栖「…まさか、貴女も岡部に頭を撫でて欲しいってんじゃないでしょうね?」ジロリ !
鈴羽「ハア? 何を言ってるんだい、牧瀬紅莉栖?」
紅莉栖(ホッ…)
鈴羽「……でも、せっかくだから撫でて貰おうかな♪」
紅莉栖「ブッ!?」
ダル「墓穴、乙」
.
鈴羽「ダメかな、岡部倫太郎? この時代に、君に会えた思い出が欲しい」
岡部「まあ、そういう事なら仕方ないな、バイト戦士よ」ナデナデ
鈴羽「へへ…オカリンおじさんの手、温かいな…///」
紅莉栖「グギギギギ…」
ダル「戦闘力12万…そろそろ、ヤバいお…」ピピピピピピピ…
.
岡部「何がヤバいんだ、ダルよ?」
ダル「気安く話しかけるなよ、倫太郎…。親友の娘に手を出すとか、貴様には仁義の欠片もないのか…?」
岡部「ちょッ!? おま、口調、口調!!」
.
岡部「手を出すって、頭を撫でただけだろうが!?」
ダル「……」ジトォォォォォ…
岡部「お前と、お前の未来の嫁を哀しませる様な真似は、俺は絶対しない! 俺を信用しろ、マイ・フェバリット・ライトアーム!!」
ダル「……ユダめ」ペッ
岡部「唾を吐き捨てられた!?」
.
ダル「…まあ、冗談はこれぐらいにして、いい加減にしないと、この『スカウター改』も、オカリンの命も危ないお」
岡部「は?」
ダル「リア充、自重しろって言ってるんだお!」
岡部「いや、お前が何を言ってるのか、俺にはさっぱり分からんのだが…」
紅莉栖「……」ゴゴゴゴゴ…
.
萌郁「……」
岡部「ぬお!? シャイニング・フィンガー!? 音もなく、背後に立つな!?」
萌郁「……」カチカチカチカチ…
岡部「む…またメールでか…」
萌郁『だって…あんな事があって…壁|▽//)ゝテレテレ 面と向かってなんて… 州ノ_-。州 ハズカシイ 』
紅莉栖「あんな…事?」ジトォォォォ…
ダル「……」ピーピー!!
.
萌郁「岡部君は……私の…初めての人…だから…///」
岡部「ぬおぉぉぉぉぉぉぉッ!? 何故、そんな事だけ、はっきり声に出すのだッ!?」
まゆり「……」
るか「……」
フェイ「……」
鈴羽「……」
紅莉栖「……」プチーン…
ダル「……」チュドーン !!
.
紅莉栖「お~~~か~~~べ~~~…」ゴゴゴゴゴゴゴゴ…
岡部「ク、クリスティーナ!? 何故、いきなり金髪逆立ちに!?」
ダル「普段は、ねらーの心を持ちながら、激しい怒りによって目覚めた超戦士…」
ダル「それが……それが、スーパーメリケン処女だおJKッ!!」
岡部「語呂わるッ!!」
.
ダル「ちなみに、今の牧瀬氏の戦闘力は、一億五千だお…」
岡部「何だ、そのヴァイマル共和国もビックリな、ハイパーインフレは!? 数分前は、1だったろーが!?」
ダル「ジャ○プ設定にマジレスとか、カコワルいお」
岡部「そんな機械を作るから、世界観のバランスが著しく崩れたんだ!!」
.
紅莉栖「……」ジリジリ…
岡部「……」ジリジリ…ドンッ!
ダル「オカリン…さよならだお…」
岡部(助手め…。助手の分際で、この鳳凰院狂真に、これほどまでのプレッシャーを与えるとは…)
紅莉栖「……」ジィィィィィィィ~…
岡部(な、何という殺気だ…まるで、ハゲの修行仲間の仇を討たんとする、侵略型宇宙人の如き眼光よ…!)
.
岡部「そ、そうだ!! 助手よ、これを見よ!!」
紅莉栖「ドクトル…ペッパー…?」
岡部「ほ、ほれ、取ってこーい」ポーン
紅莉栖「……」カツーン…コロコロコロ…
岡部「……」
紅莉栖「…何つもり? 何で、岡部の…口が付いてもいないドクペを…追いかけないと…いけないの?」
岡部「……」タラタラタラ~
.
紅莉栖「岡部…」ゴゴゴゴゴゴゴゴ…
紅莉栖「今のは痛かった…」
岡部「ヒッ、ヒィ…!?」
紅莉栖「今のは、私の心が痛かったぞーーーーッ!!!!」ドンッ !!!!
岡部「うおっ!?」ヒョイ
紅莉栖「!!??」ドッカァァァァァァァァァァァァン !!!!
ダル「ああ、牧瀬氏が、爆発音と共に、本棚に突っ込んだお!」
.
………
……
…
.
岡部「…それで、先生。クリスティーナ…もとい、紅莉栖の容体はどうなんですか?」
医師「ううむ…脳に異常はないのだが…」
医師「何故、彼女が目覚めないのか…現代医学では…」
医師「この病院に担ぎ込まれたから、時折、スカウターだの戦闘力だの、うわ言を呟くばかりで…」
岡部「そ、そんな!?」
ダル「一体、どんな夢を見てるんだお?」
.
岡部「先生!! 何とか彼女を目覚めさせられないのですか!? 俺は、何だってします!!」
医師「可能性があるとしたら…」
医師「意識を失う前に、彼女の心に強く残った行為を反復する…などだろうか…」
岡部「行為の反復?」
ダル「あ、それならオカリン、牧瀬氏の頭をさすってたお」
.
岡部「こ、こうか…?」ナデナテ
紅莉栖「……ふぇ?」
医師「おお!? 患者に反応が戻ったッ!?」
ダル「オカリン、もっと撫で続けるお!!」
.
岡部「紅莉栖…戻って来い!! お前は、この俺の助手なのだぞ!!」ナデナデナデナデ
紅莉栖「ふぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!??」
紅莉栖(ああ…ああぁぁ…岡部…岡部の手が、私の頭を…優しく……激しく…///)
紅莉栖「お、岡部ェェ…」
医師「き、奇跡だ…」
.
ダル「うう…なんて、感動のシーンだお…全俺が泣いた…」
紅莉栖「岡部…私…」
岡部「紅莉栖…これが…シュタインズゲートの選択だよ…」
岡部 ・ 紅莉栖 ・ ダル 「「「 エル ・ プサイ ・ コングルゥ 」」」
.
医師「…何だね、そのエル…なんとかとやらは」
岡部 ・ 紅莉栖 ・ ダル 「「「 意味は特にない 」」」
医師「……」
おわり
.
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 15:13:35.73 ID:zBTtXWvv0
紅莉栖(岡部に頭をなでられたい…)
紅莉栖(あの日の感触が忘れられない…(´д`)ハァハァ )
紅莉栖(でも、いい年した男女が…その…頭ネデナデとか…ありえない…)
紅莉栖(…いや! 私は天才処女、じゃなくて天才少女!)
紅莉栖(岡部にそれとなく、頭を撫でさせるなんて、朝飯前なんだぜ!)キラッ☆
.
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 15:14:16.71 ID:zBTtXWvv0
紅莉栖「……」
ダル「あれ、牧瀬氏、遅刻かお?」
岡部「たるんでおるぞ、助手! ……ん?」
紅莉栖(フフフ…どうかしら、岡部? 私の頭に乗っているティッシュが気になるでしょ?)
紅莉栖(これを岡部に取って貰って、まだ紙屑付いてない? などと言って頭を撫でて貰う…)
紅莉栖(これぞ、オペレーション:戦乙女のオーロラ!! ああ、自分の天才が怖い!!)
.
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 15:14:38.39 ID:zBTtXWvv0
ダル「牧瀬氏、頭にティッシュが付いてるお。取ってあげるお」ヒョイ
紅莉栖「だあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!??」
岡部「流石、マイ・フェバリット・ライトアーム! 実に紳士だな」
ダル「ティッシュの始末ならお任せだお!」キリッ
紅莉栖「ぐぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!??」
.
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 15:15:40.79 ID:zBTtXWvv0
ダル「それにしても、遅刻した上にティッシュを頭の上に乗せてくるとは…」
ダル「牧瀬氏、何してたん?」
岡部「……このHENTAI処女め!」ペッ
紅莉栖( Σ(Д゚;/) !? )
紅莉栖(うう…作戦失敗した上に、岡部に変な誤解された…鬱だ死のう)
.
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 15:16:52.39 ID:zBTtXWvv0
紅莉栖(ううむ…思わぬ橋田の妨害によって、オペレーション:戦乙女のオーロラは失敗したが…)
紅莉栖(私の完璧な作戦は、まだまだあるのだぜ!)キラッ☆
紅莉栖「フォォォォフッハッッハッハーー!!」
ダル「オカリン…牧瀬氏の様子がなんだか変だお。まるでオカリンみたいだお」
岡部「失敬な」
.
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 15:19:13.23 ID:zBTtXWvv0
紅莉栖「きゃああああ!」
岡部「ど、どうした、助手よ?」
紅莉栖「お、岡部! 虫! 私の髪の毛の奥に虫が!」
岡部「なん…だと?」
紅莉栖「取って、今すぐ! もしかしたら、致死性の毒を持つ害虫かも!」
岡部「待っていろ、助手よ! 今、狂気のマッドサイエンティスト鳳凰院狂真が助けてやる!」
紅莉栖(これぞ、オペレーション:ニーズホッグ!! ああ、やっぱり自分の天才が怖い!!)
.
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 15:20:08.51 ID:emYbL3uy0
あ、これアホの子だ
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 15:20:30.66 ID:zBTtXWvv0
岡部「うりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!!」 バコーーーンッ !!!!
紅莉栖「ひでぶッ!!??」
ダル「おお、オカリンが分厚い辞書で、牧瀬氏ごと虫をブン殴った!」
ダル「流石オカリン、俺達にできない事を平然とやってのける! そこに痺れるゥ、憧れるゥ!」
岡部「大丈夫か、助手よ!?」
紅莉栖「う、うん…ありがとう…」グスッ
.
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 15:22:15.97 ID:zBTtXWvv0
紅莉栖(ぐくッ…まさか、惚れた男に、辞書で頭部を強打されるとは思わなかったわ…)
紅莉栖(しかし、今の作戦は作戦中一番の小物…。これからが本番なのだぜ!)キラッ☆
紅莉栖「ファァァァァァァへッハッッハッハーー!!」
ダル「オカリン…ちょっと強く叩きすぎたんじゃね? 牧瀬氏、ほとんどオカリンだお」
岡部「だから失敬な!」
.
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 15:23:17.56 ID:zBTtXWvv0
岡部「さあ、助手よ。『機関』のバイオテロも、この鳳凰院狂真が防いだ事だし、そろそろ作業を…?
紅莉栖「……」ジィィィィィィィ~…
岡部「……」ヒョイ
紅莉栖「……」ヒョイ
岡部(な、何だ? 助手が俺の手の動きに合わせて、頭を動かしてくる…だと?)
.
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 15:24:56.10 ID:zBTtXWvv0
紅莉栖(フフフ…これこそ、最終手段にして、究極の解答…)
紅莉栖(岡部に頭を撫でて貰うのではなく、自分から頭を動かして、撫でて貰う…)
紅莉栖(何を言ってるか、自分でもわからねーがry)
紅莉栖(最終オペレーション…神々の黄昏…終末の戦争…ラグナロク!!)
紅莉栖(……あれ? もう最終だっけ?)
.
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 15:26:47.44 ID:zBTtXWvv0
紅莉栖「……」ジリジリ…
岡部「……」ジリジリ…ドンッ!
岡部(むう…助手のおかしな動きに気圧され、いつの間にやら、本棚まで追い詰められた…)
岡部(助手め…。助手の分際で、この鳳凰院狂真に、これほどまでのプレッシャーを与えるとは…)
紅莉栖「……」ジィィィィィィィ~…
岡部(奴め…。何という殺気だ…まるで、獲物を狙う野生動物の如き、眼光よ…!)
.
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 15:28:00.36 ID:zBTtXWvv0
紅莉栖「フフッ…岡部…そこまでの様ね…覚悟しなさい…」
岡部「甦りし者、ザ・ゾンビよ…。貴様の思惑は、すでに、この鳳凰院狂真が見抜いているぞ!!」
紅莉栖「……」
紅莉栖「ええッ!? 何で!? 私、完璧に自然体だった筈なのに!?」
紅莉栖「まさか、岡部!! タイムリープしてきたの!?」
ダル「いやさっき、覚悟しろとかはっきり言ってたおJK」
.
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 15:29:15.63 ID:zBTtXWvv0
岡部「貴様の狙いは…」
紅莉栖「ゴクッ…」
岡部「この俺の手にあるドクトルペッパーだろう!!」
紅莉栖「違ァァァァァァァァァーーーーうッ!!!!」
.
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 15:30:32.26 ID:zBTtXWvv0
岡部「先ほどから、俺のドクペを物欲しそうに凝視しおって! このイヤしんぼのセレセブが!」
紅莉栖「違うっつってんだろ!」
ダル「セレセブとセフレは、語感が似ている…(´д`)ハァハァ 」
紅莉栖「黙れ、HENTAI!!」
岡部「フ…まあ、同じドクペリアンとして、その狂おしいまでの熱意は、高く評価するがな…」
紅莉栖(クッ…話がどんどんおかしな方向に…)
.
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 15:32:00.31 ID:zBTtXWvv0
岡部「しかし、このドクペは、俺が昨夜からキンキンに冷やした至高のドクペ…」
岡部「ドクペの素晴らしさを共有する同士としても、安々と譲るわけにはいかんな…」
紅莉栖「いや、だから違うって言って…」
岡部「三べん廻ってワンと言え…そうすれば、下賜してやらん事もないぞ? プライドが異様に高い貴様に、そんな真似は」
紅莉栖「クルクルクル、ワンッ!!」
ダル「速攻で言った―!?」
.
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 15:32:48.05 ID:zBTtXWvv0
紅莉栖「ゴキュゴキュゴキュッ…プッハーー!!」
岡部「クッ…美味そうに飲みやがって…。そんなに喉が渇いていたというのか…!」
紅莉栖(お、思わぬところで、岡部と関節キスできるなんて…(´д`)ハァハァ )
紅莉栖(これは勝つる! 運命の女神は、私に微笑んでいる! ラグナロクの勝利を確信したわ!)
紅莉栖(にしても、ドクペ、ウメー)ゴキュゴキュ
.
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 15:34:13.88 ID:zBTtXWvv0
岡部「さあ、ドクペも飲んだ事だし、今度こそ作業に…?」
紅莉栖「うりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!!」
岡部「うおっ!?」ヒョイ
紅莉栖「!!??」ドンガラガッシャーン !!!!
ダル「ああ、牧瀬氏が、怪鳥音と共に、本棚に突っ込んだお!」
.
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 15:35:26.61 ID:zBTtXWvv0
紅莉栖「くぅぅぅぅ~いった~…」
紅莉栖(私の完璧な作戦が、悉く失敗するなんて…)
紅莉栖(ま、まさか、これがアトラクタフィールドの収束なの!?)
紅莉栖(だ、だとしたら、もう私は一生岡部に…)グスッグスン
岡部「じょ、助手!? 泣いているのか!? どこか強く打ったのか!?」ナデナデ
紅莉栖「……ふぇ?」
.
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 15:37:48.07 ID:zBTtXWvv0
岡部「ま、まだ痛むのか!? 救急車を呼ぶか!?」ナデナデナデナデ
紅莉栖「ふぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!??」
岡部「いかん、ダル!! 相当の重傷の様だ!! 至急、救急車を!!
ダル「合点!!」
紅莉栖(ああ…ああぁぁ…岡部…岡部の手が、私の頭を…優しく……激しく…///)
.
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 15:39:06.81 ID:zBTtXWvv0
紅莉栖「お、岡部ェェ…」
岡部「何だ!? しっかりしろ、紅莉栖!! 傷は浅いぞ!!」
紅莉栖「こ、これが…シュタインズゲートの選択ね……きゅう…」
岡部「紅莉栖!? 紅莉栖ーーーーー!!??」
ダル「うう…なんて、哀しいシーンだお…全俺が泣いた…」
ピーポーピーポー…
おわり
.
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 15:43:49.95 ID:7gHmylwr0
うーん
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 15:46:39.01 ID:JlY9ooJmi
もう少しだけ続く
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 16:00:03.01 ID:dzXDaWSyi
はよ
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 16:21:04.47 ID:zBTtXWvv0
紅莉栖(ふふ♪ 昨日は一日、精密検査で潰れちゃったけど…)
紅莉栖(病院の先生に、脳には異常は見られないが、とか言われちゃったけど…)
紅莉栖(待合室で、クソガキにニヤニヤしてキモいなんて、ディスられたけど…)
紅莉栖「……」ナデナデナデナデ
紅莉栖「ふへ…ふへへへへへへへへへへへへへへへへ♪」ニヤニヤニヤニヤニヤ
.
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 16:24:46.86 ID:zBTtXWvv0
紅莉栖(何ていうか、やっぱり私と岡部って…)
紅莉栖(……)
紅莉栖(う、運命で結ばれてる…?)
紅莉栖(いや、だって頭撫でるとか、まずありえないっしょ!)
紅莉栖(もう、これはシュタインズゲートの選択なんだってばよ!)
.
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 16:29:53.23 ID:zBTtXWvv0
紅莉栖「はろー♪」
岡部「おお、助手!! もう大丈夫なのか!?」
紅莉栖「う、うん」
岡部「……」
紅莉栖「……」
ダル「リア充爆発しろ」
.
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 16:33:47.52 ID:zBTtXWvv0
紅莉栖「あ、ごめんなさい。橋田にも心配掛けちゃったね」
ダル「別にいいお…その怒りのパワーを、新しい未来ガジェットの開発に注ぎ込んだから」
紅莉栖「新しい未来ガジェット?」
ダル「うん、その名も…」
ダル「未来ガジェット21号、『スカウター改』!!」ホンワカパッパー!
.
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 16:38:34.68 ID:zBTtXWvv0
岡部「ダルよ…。その代物は、西遊記をモチーフとした、あの国民的マンガと何か関係があるのか?」
ダル「ぶっちゃけ、アレのパクリだお」
紅莉栖「…おい」
ダル「まあ、発想を頂いただけだお」
.
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 16:42:48.19 ID:zBTtXWvv0
紅莉栖「でも、実現できたとしたら凄い発明よね」
岡部「ようし、ではこの世界の秩序を破壊せし者、狂気のマッドサイエンティスト、鳳凰院狂真の戦闘力を計ってみろ!!」
ダル「1だお」ピピピピピピピ…
岡部「ぬわぁぁぁぁぁぁぁぁにぃぃぃぃぃぃぃ!!??」
紅莉栖「プwww」
.
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 16:54:45.67 ID:zBTtXWvv0
岡部「ス、スカウターの故障ではないのか?」
紅莉栖「じゃあ、私を計ってみて」
ダル「…やっぱり、1だお」ピピピピピピピ…
岡部「ほら見ろ、やっぱり壊れてる!」
紅莉栖「いや、ちょっと待ってよ…」
.
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 16:53:02.96 ID:zBTtXWvv0
紅莉栖「確か、あの名作漫画だと、成年男子でも戦闘力5でしょ? 妥当な数値じゃないかしら」
ダル「…確かに、そうだったお。流石、栗ご飯にカメハメ波、よく読み込んでるお」
紅莉栖「栗ご飯言うなッ!!」
岡部「ま、待てい! この鳳凰院狂真が助手風情と同じなどと!!」
ダル「だって、オカリン体力ないっしょ」
岡部「ぐ…む…!!」
紅莉栖「どう見ても、貧弱貧弱貧弱です。本当にありがとうございました」
.
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 16:58:16.94 ID:YYMUIMm10
銃持ったおっさんで5だし、武装せずに鍛えたところで2~3が限界なんだろな
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 16:57:51.39 ID:zBTtXWvv0
岡部「クッ…明日からランニングでもするか…!」
紅莉栖「もう、そんなにしょげないでよ…」
紅莉栖「お、岡部の強さって…その…体力とかじゃなくて、意志とか優しさだと思う…」
岡部「紅莉栖…」
ダル「リア充、大爆発しろ!!」
.
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 17:01:13.43 ID:zBTtXWvv0
まゆり「とぅっとぅる~♪ 紅莉栖ちゃん、無事でなりよりなのです♪」
紅莉栖「あ、まゆり。はろー♪」
岡部「なんだ、その大量の食糧は?」
まゆり「へへ♪ 紅莉栖の全快祝いに、ちょっとしたお食事会をしようと思うのです♪」
ダル「まゆ氏、マジ天使」
.
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 17:06:17.30 ID:zBTtXWvv0
まゆり「るか君や、フェイリスちゃんや、萌郁さんや、鈴羽ちゃんにも声を掛けて置いたよ♪」
岡部「人質のくせに勝手な真似を…まあ、そこがお前の良い所なんだがな…」ナデナデ
まゆり「へへー♪ まゆしぃ、誉められたのです♪」
紅莉栖「!?」
ダル「…うお?10?」ピピピピピピピ…
.
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 17:08:13.79 ID:mDq85jXX0
さすがまっちょしい
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 17:10:29.90 ID:zBTtXWvv0
紅莉栖(お、岡部がまゆりを撫でた…?)
紅莉栖(い、いや、二人は幼馴染だし…)
紅莉栖(兄妹みたいなものだし…)
紅莉栖(か、家族のスキンシップみたいなものだし…)
紅莉栖(ど、動揺なんかしてないし…!)
.
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 17:15:42.02 ID:zBTtXWvv0
るか「こ、こんにちわ…これ、鍋の材料の御野菜…差入です…」
まゆり「おおー♪ るか君、ありがとうなんだよ♪」
岡部「うむ、科学者たるもの、栄養バランスには気をつけんとな。でかしたぞ、ルカ子!」ナデナデ
るか「ひゃっ…! お、岡…狂真さん…///」
紅莉栖「!!??」
ダル「……416だと?」ピピピピピピピ…
.
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 17:19:23.86 ID:zBTtXWvv0
紅莉栖(こ、今度は漆原さんを…?)
紅莉栖(い、いや、二人は師弟だし…)
紅莉栖(ロビンマスクとウォーズマンみたいなものだし…)
紅莉栖(だ、第一、漆原さん男だし…)
紅莉栖(し、嫉妬なんか全くしてないし…!)
.
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 17:24:19.39 ID:zBTtXWvv0
フェイ「にゃにゃーん♪ 御呼ばれして、フェイリスきたにゃー♪」
ダル「フェイリスたん、ktkr!!!!」
フェイ「狂真!! お前に、フェイリスの頭を撫でる権利をやるにゃ♪」
岡部「…こうか?」ナデナデ
フェイ「にゃにゃーん♪ 気持ちいいにゃ~…ごろごろ…///♪」
紅莉栖「!!!???」
ダル「8千!! まだ上がっていくお!!」ピピピピピピピ…
.
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 17:28:24.18 ID:zBTtXWvv0
紅莉栖(ちょっと、脈絡なさすぎだろッ!?)
紅莉栖(サ、サービス!? メイド喫茶のサービスの一環よね!?)
紅莉栖(つ、つまり営業とか、そんな感じの…)
紅莉栖(資本主義に堕した、萌えの退廃とオタク文化の特殊な方向性というか…)
紅莉栖(と、ともかく今のも、特別な意味なんてないんだからッ!!)
.
60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 17:32:51.93 ID:qxxK9RZa0
一気にラディッツを抜いた件
68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 18:15:39.91 ID:zBTtXWvv0
鈴羽「やあ、まだ始まっていないよね? バイトが中々引けなくて遅くなっちゃったよ」
ダル「娘、ktkr!」
紅莉栖「…まさか、貴女も岡部に頭を撫でて欲しいってんじゃないでしょうね?」ジロリ !
鈴羽「ハア? 何を言ってるんだい、牧瀬紅莉栖?」
紅莉栖(ホッ…)
鈴羽「……でも、せっかくだから撫でて貰おうかな♪」
紅莉栖「ブッ!?」
ダル「墓穴、乙」
.
70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 18:21:40.07 ID:zBTtXWvv0
鈴羽「ダメかな、岡部倫太郎? この時代に、君に会えた思い出が欲しい」
岡部「まあ、そういう事なら仕方ないな、バイト戦士よ」ナデナデ
鈴羽「へへ…オカリンおじさんの手、温かいな…///」
紅莉栖「グギギギギ…」
ダル「戦闘力12万…そろそろ、ヤバいお…」ピピピピピピピ…
.
71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 18:22:43.58 ID:YYMUIMm10
そろそろギニューに狙われるレベルか
73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 18:29:58.69 ID:zBTtXWvv0
岡部「何がヤバいんだ、ダルよ?」
ダル「気安く話しかけるなよ、倫太郎…。親友の娘に手を出すとか、貴様には仁義の欠片もないのか…?」
岡部「ちょッ!? おま、口調、口調!!」
.
74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 18:33:51.53 ID:zBTtXWvv0
岡部「手を出すって、頭を撫でただけだろうが!?」
ダル「……」ジトォォォォォ…
岡部「お前と、お前の未来の嫁を哀しませる様な真似は、俺は絶対しない! 俺を信用しろ、マイ・フェバリット・ライトアーム!!」
ダル「……ユダめ」ペッ
岡部「唾を吐き捨てられた!?」
.
75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 18:41:31.30 ID:zBTtXWvv0
ダル「…まあ、冗談はこれぐらいにして、いい加減にしないと、この『スカウター改』も、オカリンの命も危ないお」
岡部「は?」
ダル「リア充、自重しろって言ってるんだお!」
岡部「いや、お前が何を言ってるのか、俺にはさっぱり分からんのだが…」
紅莉栖「……」ゴゴゴゴゴ…
.
78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 18:51:09.72 ID:zBTtXWvv0
萌郁「……」
岡部「ぬお!? シャイニング・フィンガー!? 音もなく、背後に立つな!?」
萌郁「……」カチカチカチカチ…
岡部「む…またメールでか…」
萌郁『だって…あんな事があって…壁|▽//)ゝテレテレ 面と向かってなんて… 州ノ_-。州 ハズカシイ 』
紅莉栖「あんな…事?」ジトォォォォ…
ダル「……」ピーピー!!
.
79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 18:56:44.94 ID:zBTtXWvv0
萌郁「岡部君は……私の…初めての人…だから…///」
岡部「ぬおぉぉぉぉぉぉぉッ!? 何故、そんな事だけ、はっきり声に出すのだッ!?」
まゆり「……」
るか「……」
フェイ「……」
鈴羽「……」
紅莉栖「……」プチーン…
ダル「……」チュドーン !!
.
80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 19:03:45.88 ID:zBTtXWvv0
紅莉栖「お~~~か~~~べ~~~…」ゴゴゴゴゴゴゴゴ…
岡部「ク、クリスティーナ!? 何故、いきなり金髪逆立ちに!?」
ダル「普段は、ねらーの心を持ちながら、激しい怒りによって目覚めた超戦士…」
ダル「それが……それが、スーパーメリケン処女だおJKッ!!」
岡部「語呂わるッ!!」
.
82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 19:16:07.10 ID:zBTtXWvv0
ダル「ちなみに、今の牧瀬氏の戦闘力は、一億五千だお…」
岡部「何だ、そのヴァイマル共和国もビックリな、ハイパーインフレは!? 数分前は、1だったろーが!?」
ダル「ジャ○プ設定にマジレスとか、カコワルいお」
岡部「そんな機械を作るから、世界観のバランスが著しく崩れたんだ!!」
.
83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 19:19:37.49 ID:zBTtXWvv0
紅莉栖「……」ジリジリ…
岡部「……」ジリジリ…ドンッ!
ダル「オカリン…さよならだお…」
岡部(助手め…。助手の分際で、この鳳凰院狂真に、これほどまでのプレッシャーを与えるとは…)
紅莉栖「……」ジィィィィィィィ~…
岡部(な、何という殺気だ…まるで、ハゲの修行仲間の仇を討たんとする、侵略型宇宙人の如き眼光よ…!)
.
84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 19:24:03.89 ID:zBTtXWvv0
岡部「そ、そうだ!! 助手よ、これを見よ!!」
紅莉栖「ドクトル…ペッパー…?」
岡部「ほ、ほれ、取ってこーい」ポーン
紅莉栖「……」カツーン…コロコロコロ…
岡部「……」
紅莉栖「…何つもり? 何で、岡部の…口が付いてもいないドクペを…追いかけないと…いけないの?」
岡部「……」タラタラタラ~
.
87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 19:41:26.29 ID:zBTtXWvv0
紅莉栖「岡部…」ゴゴゴゴゴゴゴゴ…
紅莉栖「今のは痛かった…」
岡部「ヒッ、ヒィ…!?」
紅莉栖「今のは、私の心が痛かったぞーーーーッ!!!!」ドンッ !!!!
岡部「うおっ!?」ヒョイ
紅莉栖「!!??」ドッカァァァァァァァァァァァァン !!!!
ダル「ああ、牧瀬氏が、爆発音と共に、本棚に突っ込んだお!」
.
88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 19:42:52.19 ID:zBTtXWvv0
………
……
…
.
89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 19:43:18.88 ID:zBTtXWvv0
岡部「…それで、先生。クリスティーナ…もとい、紅莉栖の容体はどうなんですか?」
医師「ううむ…脳に異常はないのだが…」
医師「何故、彼女が目覚めないのか…現代医学では…」
医師「この病院に担ぎ込まれたから、時折、スカウターだの戦闘力だの、うわ言を呟くばかりで…」
岡部「そ、そんな!?」
ダル「一体、どんな夢を見てるんだお?」
.
90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 19:46:30.25 ID:zBTtXWvv0
岡部「先生!! 何とか彼女を目覚めさせられないのですか!? 俺は、何だってします!!」
医師「可能性があるとしたら…」
医師「意識を失う前に、彼女の心に強く残った行為を反復する…などだろうか…」
岡部「行為の反復?」
ダル「あ、それならオカリン、牧瀬氏の頭をさすってたお」
.
91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 19:48:52.57 ID:zBTtXWvv0
岡部「こ、こうか…?」ナデナテ
紅莉栖「……ふぇ?」
医師「おお!? 患者に反応が戻ったッ!?」
ダル「オカリン、もっと撫で続けるお!!」
.
93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 19:50:30.48 ID:zBTtXWvv0
岡部「紅莉栖…戻って来い!! お前は、この俺の助手なのだぞ!!」ナデナデナデナデ
紅莉栖「ふぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!??」
紅莉栖(ああ…ああぁぁ…岡部…岡部の手が、私の頭を…優しく……激しく…///)
紅莉栖「お、岡部ェェ…」
医師「き、奇跡だ…」
.
94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 19:50:41.94 ID:xuKt5zda0
なんてチョロいんだ・・・
95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 19:57:21.26 ID:zBTtXWvv0
ダル「うう…なんて、感動のシーンだお…全俺が泣いた…」
紅莉栖「岡部…私…」
岡部「紅莉栖…これが…シュタインズゲートの選択だよ…」
岡部 ・ 紅莉栖 ・ ダル 「「「 エル ・ プサイ ・ コングルゥ 」」」
.
96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 19:58:00.96 ID:zBTtXWvv0
医師「…何だね、そのエル…なんとかとやらは」
岡部 ・ 紅莉栖 ・ ダル 「「「 意味は特にない 」」」
医師「……」
おわり
.
97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 20:02:06.49 ID:ilyjBgFG0
乙
99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/14(木) 20:03:53.64 ID:NtK+eQ340
おつでした
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