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凌牙「スマイルプリキュア?」Ⅳ「イェイイェイイェイですねえ」
引用元: ・http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1339577042/
凌牙「またふざけたことを言いやがって! お前の発言すべてがイラッとくるんだよ!!」
Ⅳ「まあまあ。あ、ジャイアントキラーの効果発動しますね。あとダイレクトアタック」
凌牙「チッ、エアロシャークが!」
Ⅳ「フハハハ! お前はすでにウルトラハッピーの糸に操られたデク人形だ!!」
凌牙「え?」
Ⅳ「え?」
Ⅳ「何かおかしなことを言いました?」
凌牙「いや……ウルトラハッピーの糸ってなんだよ」
Ⅳ「ウルトラハッピーの糸でしょうねえ」
凌牙「……。俺のターン、ハンマーシャークの効果でキラーラブカを特殊召喚。シャークサッカーの効果発動」
Ⅳ「教えてあげようか凌牙。気になるんだろう?」
凌牙「うるせえ! お前に教わることなどない! 沈め!!」
凌牙「魔法カード・浮上を発動! ビッグジョーズを復活させる!」
凌牙「ブラックレイランサー! アニメ版エアロシャークをエクシーズ召喚!!」
Ⅳ「ふはは、手加減ないねえ凌牙。そうでこないとなあ! ぶっ倒しがいがないってもんだぜ!!」
凌牙「ほざいてな! 俺はエアロシャークの効果を発動する!」
エアロシャーク「クケエエエエッ」ドドドッ
Ⅳ「ぐおおおっ!?」【LP4000→3200】
凌牙「どうだ! そのおかしな頭も、少しはスッキリしただろ!」
Ⅳ「くく、言うようになったもんだな凌牙。この程度のダメージ、なんてことはない!」
凌牙「ふっ。ならバトルだ! 俺はアクアジェットでエアロシャークの攻撃力をあげ、ジャイアントキラーに攻撃する!!」
エアロシャーク「クケエエエエッ」【ATK2900】
ジャイアントキラー「……」【ATK1500】
ドオオオオッ
Ⅳ「うおおおおっ!!」【LP3200→1800】
凌牙「思い知ったか、Ⅳ!! これが俺の復讐の力!! 怒りが、憎しみが、俺の糧となる!!」
Ⅳ「フフハハハ!! 煮えたぎってきたぜえっ!! シャァアアーク!!!」
凌牙「……!」
Ⅳ「悪いが、ジャイアントキラーが戦闘に敗れたことで手札からモンスターを召喚させてもらう」
凌牙「モンスターだと?」
Ⅳ「このモンスターは、自分のモンスターが戦闘に敗れた時にそのモンスターをリリースすることで、手札から特殊召喚できる!!」
Ⅳ「現れろ! キュアピース!!」
キュアピース「ぴかぴかピカリン じゃんけんポン♪」チョキ!
キュアピース「キュアピース!!」
シャーク「きゅ……なんだって?」
凌牙「なんだそのモンスターは! 見たことないぞ!」
Ⅳ「当たり前だ。このカードはトロンが俺のために作ってくれたカードだからな」
Ⅳ「このカードで凌牙! 貴様を倒す!!」ドン☆
凌牙「くっ……卑怯な奴だぜ」
Ⅳ「なんとでも言え! トロン……いや、あの人のためなら!! 俺はこの手をいくら汚しても、かまわない!! 俺のターン!!」
Ⅳ「メインフェイズ時、キュアピースの効果を発動する!!」
凌牙「!」ゴクリ
凌牙(トロンが奴のために作ったカード……一体どんな強力な効果なんだ……!?)
Ⅳ「俺はお前とジャンケンをする!!」
凌牙「……は?」
凌牙「おい、どういうことだ!」
Ⅳ「そういう効果だ。キュアピースの」
凌牙「誰がお前なんかとジャンケンをするかよ!」
Ⅳ「効果だから仕方ないだろ。さあ、ジャンケンだ」
凌牙「チッ、しょうがねえ。だが絶対に勝つ! 最初は……」
Ⅳ「ぴかぴかピカリン!」
凌牙「!?」
Ⅳ「じゃんっ、けんっ、ぽおんっ☆」パー
凌牙「なっ、え? うっ」グー
Ⅳ「フハハハ!! 俺の勝ちだな!」
凌牙「ジャッジー!!」
Ⅳ「今度はなんだ」
凌牙「今の掛け声はなんだ! 意味がわからねえし、痛すぎるぞ!」
Ⅳ「俺の家ではああやってやるんだよ」
凌牙「どんな家だ!」
Ⅳ「うるせえな。Vなんてノリノリだぞ」
Ⅳ「とにかく俺の勝ちということで、効果を発動させてもらう」
凌牙「チッ、しょうがねえ。だが次は勝つぜ」
Ⅳ「ピカリンじゃんけんに勝利したプレイヤーは、デッキからカードを三枚ドローできる! ドロー!!」
Ⅳ「さらに、ドローした中に『キュア』と名の付いたモンスターがある場合、そのモンスターを特殊召喚する!」
シュワン
キュアサニー「キュアサニー!」
キュアマーチ「キュアマーチ!」
凌牙「一気に二体のモンスターを……」
Ⅳ「まあ残りは墓地に送られるがな」
Ⅳ「キュアサニーの効果を発動! このカードは、このカード以外のフィールドに存在する『キュア』と名の付いたモンスターの攻撃力の合計、攻撃力があがる!」
キュアサニー「ハアアアッ」【ATK1300→3000】
凌牙「攻撃力3000だと!?」
Ⅳ「いけえ、キュアサニー! エアロシャークを攻撃!! サニー・ファイヤー!!」
キュアサニー「ファイヤアアッ」
凌牙「くうっ!!」【LP2500→2400】
Ⅳ「さらにキュアマーチでブラックレイランサーを攻撃! このカードは戦闘時、攻撃力が倍になる!」
キュアマーチ「ウオオオッ」【ATK1200→2400】
Ⅳ「プリキュア・マーチ・シュート!!」
キュアマーチ「シュウトオオッ」
凌牙「ぐああああっ!?」【LP2400→2100】
Ⅳ「まだだ! キュアピースの攻撃が残っているぞ、凌牙!!」
凌牙「く、このままじゃあ……」
凌牙(俺は、負けるのか? 復讐のために、これまでどんな手を使ってでもハートピースを集め、本選にも出場したのに……)
凌牙(俺は、負けちまうのか!?)
凌牙(嫌だ嫌だ! 負けるなんて、あいつに負けるなんて! あいつは、Ⅳだけは俺が倒さなくちゃならねえんだ!!)
凌牙(俺は! 俺は!!)
リョウガ……
凌牙(! この声は……シャークドレイク!?)
シャークドレイク「俺を受け入れろ、凌牙。そうすればお前はこのデュエル、勝利を得ることができる」
凌牙(嫌だ! 俺はナンバーズを、お前を使うわけにはいかねえ!!)
ドレイク(何故だ。俺を使えば、お前は絶大な力を手に入れられるというのに。俺と一つになれ!)
ドレイク(お前には力が必要なのだろう? ならば、俺を使え! 俺を使って、奴を倒すのだ!!)
凌牙(黙れ!! 俺はもう、ナンバーズに飲み込まれない!!)ドン☆
ドレイク(チィッ……)スウウ
凌牙(消えたか……)
???「ならよお、バッドエンドはどうだ?」
凌牙「お前は!?」
ウルフルン「ウルッフフ、俺はウルフルン! 世界をバッドエンドにするために働いてる!」
凌牙「バッドエンドだと……?」
ウルフルン「お前、いいバッドエナジーを出してるじゃねえか。見込みがある」
凌牙「何を言ってやがる!」
ウルフルン「お前に力をくれてやる、って言ってんだよ!!」バッ
ウルフルン「世界よ! 最悪の結末、バッドエンドに染まれええ!!」
ウルフルン「白紙の未来を、黒く塗り潰すのだあああっ!!」
凌牙「シャー子、すまねえ。お前を守れなかった……」
ウルフルン「ウルッフフ!! 鮫の発したバッドエナジーが! 悪の皇帝ピエーロ様をっ! 蘇らせていくのだあああああっ!!!」
Ⅳ「おい、凌牙!」
凌牙「……」
Ⅳ「くくっ、恐怖のあまり声も出なくなっちまったか? まあいい」
Ⅳ「キュアピース! プレイヤーにダイレクトアタックだ!! ピース・サンダー!!」
キュアピース「ヒャアッ フオオオオッ」【ATK500】
凌牙「……伏せカード、オープン」
Ⅳ「なにいっ!!」
凌牙「永続罠、『バッドエンドへのカウントダウン』!!」
凌牙「このカードは相手の攻撃を無効にする! その後、プレイヤーの装備カードとなる!!」
Ⅳ「プレイヤーの装備カードになる罠だと!?」
凌牙「うおおおっ!! 俺の白紙の心が、黒く塗り潰されていくぜええええっ!!」ゴアアアッ
凌牙「このカードを装備したプレイヤーは、ハッピーエンドを受け付けない!!」
Ⅳ「……!!」
Ⅳ(どういう……ことだ……)
凌牙「俺のターン! 強欲なアカンベェを発動!! デッキからカードを二枚ドローする!!」
凌牙「そして手札から、ウルフルンを召喚するぜ!!」
ウルフルン「ウルッフフ」【ATK2000】
Ⅳ「ウルフルンまじウルフルン!!」
凌牙「ウルフルンの効果発動! 攻撃力を200下げて、デッキからアカンベェを特殊召喚する!!」
アカンベェ「あかんべえ~!」
凌牙「ウルフルンはアカンベェをリリースすることにより、攻撃力が700ダウンする! 俺はアカンベェをリリース!!」
Ⅳ(馬鹿かこいつ!)
Ⅳ「俺にダメージを与えられないコンボに何の意味がある!!」
凌牙「意味ならあるぜ! ウルフルンの効果でもう一度アカンベェを召喚!!」
アカンベェ「あかんべえ~!」
凌牙「そしてアカンベェをリリースする!!」
ウルフルン「ウルッフフ」【ATK1100→200】
凌牙「そしてまたアカンベェをデッキから特殊召喚」
アカンベェ「あかんべえ~!」
Ⅳ「これでウルフルンの攻撃力が0に……。何がしたい、凌牙!?」
凌牙「分からないのか?」
Ⅳ「なに……?」
凌牙「ウルフルンには隠された効果があるんだ!」
Ⅳ「隠された、効果……だと……?」
凌牙「ウルフルンの攻撃力が0になった時! ウルフルンの真の力が目覚める!!」
凌牙「ウルフルンは攻撃力が0の時、ぶっ壊れる!!」
ウルフルン「ウルファアア……」ドバッ
凌牙「そしてウルフルンがこの効果で破壊された場合、デッキからこのモンスターを特殊召喚する」
凌牙「現れろ、ウルフルン―oresama saikyo u―!!」
ウルフルン―oresama saikyo u―「I'm your o-kami」
凌牙「ウルフルン―oresama saikyo u―が特殊召喚に成功した時、フィールド上の『キュア』と名の付いたモンスターを全て破壊する!」
Ⅳ「なんだと!?」
凌牙「ウルフーズブレス!!」
ウルフルン―oresama saikyo u―「ウルファアアアッ」
キュアピース「イヤアアッ」
キュアサニー「ヌアアッ」
キュアマーチ「ウアアッ」
Ⅳ「馬鹿な! 俺の、プリキュアが!! ぜん、めつめつめつめつ……」
凌牙「ウルフルン―oresama saikyo u―でプレイヤーにダイレクトアタック!!」
ウルフルン―oresama saikyo u―「ウルファアアアッ」
Ⅳ「チッ、罠カード! ギミックボックス!!」
ギミックボックス「ヒヒヒヒヒヒヒヒ」ATK2400
凌牙「俺はカードを伏せてターンエンドだ」
Ⅳ「く……俺のタ」
トロン「命拾いしたね、Ⅳ」
Ⅳ「トロン!?」
トロン「見ていたよ、君のデュエル。僕のあげたカードを使ってくれているみたいで何よりだ」
Ⅳ「ああ。あんたの言うとおり、プリキュアのカードで凌牙を……」
トロン「倒せないよ、凌牙は。君ではね」
Ⅳ「どういう意味だ! トロン!!」
トロン「君の知っているとおり凌牙の使っているカードは、僕が今一番はまっているアニメ『スマイルプリキュア!』の悪役であるウルフルンだ」
Ⅳ「見ればわかる、それがなん……まさか!?」
トロン「うん。察しの通り、僕が凌牙のデッキにあのカードを入れたのさ」
Ⅳ「……ッ!!」
Ⅳ「……なんでだよ」
トロン「君より凌牙の方が、プリキュアが似合うからね」
Ⅳ「トロォオオオン!!! どうしてだああああ!!!!」
Ⅳ「俺はわざわざチャンピオンの仕事も休んで、プリキュアのショーを見に行って動画を撮った!! なのにあんたはⅢが録画したアニメの方に夢中だった!!」
Ⅳ「年甲斐もなく、毎日コンビニに通いプリキュアの商品を買いあさった! だがVがボックス買いをしてて、あんたは俺に目もくれなかった!!」
Ⅳ「ゲーセンにも行った! チャンピオンがUFOキャッチャーに十万も注ぎ込むってなんなんだよ!!」
トロン「僕がいつそんなことを頼んだんだい? 君はただ、僕がプリキュアにはまっているのを見て勝手にやっただけだろう」
トロン「そういうのを独りよがりと言うんだ。君は少々やりすぎるところがあるよ、反省した方がいい」
Ⅳ「くっ……、だがトロン! わかってくれ!! 俺がやったのはあんたのためだ!! あんたのために、グッズをかき集めたんだ!!」
Ⅳ「そして、俺もいつの間にかプリキュアにはまっていた!」
Ⅳ「キュアハッピーかわいい! キュアサニーかっこいい! キュアピースあざとい! キュアマーチイケメン! ビューティさんまじビューティ!!」
Ⅳ「俺はプリキュアが好きなんだよぉおおおお!!!」
Ⅳ「トロン! 凌牙より、あんな奴なんかより、俺の方がプリキュアを愛してる!! プリキュアが似合うのは俺だ!!」
Ⅳ「トロォオオオオオオオオオオオン!!!」
トロン「……気持ち悪い」
Ⅳ「っ!!?」
トロン「君、何も分かってないよ。僕はプリキュアが好きなんじゃない」
トロン「僕は女子中学生が悶え苦しみ、絶望に堕ちるバッドエンドが見たいだけだよ? キャラが好きだなんて、誰も言っていないじゃないか」
トロン「だから君が買ってきたフィギュアも食玩もキュアデコルも、全部捨てたよ。おしゃれキャンディなんか、今はアストラル世界で愉し~く暮らしているんじゃないかな?」
Ⅳ「ト、ロン……嘘……だろ?」
トロン「本当だよ! 西村ちなみに僕は凌辱モノ、だぁ~いすきっ!!」
Ⅳ「テメエエエエエエエエエエエエ!!!」
Ⅳ「ふざけるなあっ! ふざけるなよおおおっ!!」
Ⅳ「みゆきちが! あかねが! やよやよが! なおちゃんが! れいかさんが!! バッドエナジーを放出してるところが見たいっていうのか!! トロォオオオオオン!!!!」
トロン「見たいよおっ! 最高じゃないか! それこそウルトラハッピーだろう!?」
Ⅳ「ふざけるなあああああああっ!! ウルトラハッピーなんて軽々しく口にするんじゃねええええ!!!」
トロン「いいじゃないか、誰がどう使おうと。……恐い恐い、君みたいなプリオタを怒らせるとこれだ」
Ⅳ「黙れええええええ!! あんたにっ! プリキュアをどうこう言う権利はない!!」
Ⅳ「今まで、俺はあんたの言うとおりに動いてきた! おかしいと思うことも、どんなに非道なことも、なにもかもだ!!」
Ⅳ「だがなあ、気付いたんだよ!! あんたの命令通りに働くのは間違っているって!!」
Ⅳ「何故だと思う!? それは、プリキュアを観たからだ!!」
Ⅳ「プリキュアを観ていると、心が癒される! まばゆい光に照らされる! この闇の精神が浄化されいくんだ!!」
Ⅳ「プリキュアのおかげで、俺は間違いに気付いた! だからあんたにもプリキュアの力で間違いに気付いてほしかった!! でも、駄目だったみたいだ!!」
Ⅳ「プリキュアの浄化の力でも、あんたを昔の優しい父さんに戻せない!! なら、こうするしかないだろ!?」
トロン「ふふ、どうするんだい? この僕を亡きものにしてしまうとか?」
Ⅳ「違う!! プリキュアの力が駄目なら……!!」ピカアアッ
トロン「この光は……!?」
Ⅳ「俺が希望を与え、人々の一番美しい顔を守る存在に……父さんの優しさを取り戻せる存在に……」
Ⅳ「俺がプリキュアになればいいんだぁあああああああああああ!!!」カッ!!
レディー!
Ⅳ「プリキュア、スマイルチャージ!!」
ゴー!
Ⅳ「お前たちの変身は素晴らしかった! 決め台詞もかわいさも!」
Ⅳ「だが! しかし! まるで全然!! この俺のあざとさには程遠いんだよねえ!!!」
サービス「ギラギラさんざめく銀河美少年! キュアサービス!!」
Ⅲ「……!」ピクッ
Ⅲ(Ⅳ兄様、ついになったんですね……プリキュアに!)
V「ありえない」
トロン「Ⅳ……いや、キュアサービス……。君は……」
サービス「見ていてくれ、トロン。凌牙は俺がこの手で倒す!」ドン☆
サービス「待たせたな、凌牙! デュエルの続きだ!!」
凌牙「来い! フォオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」
サービス「俺の名前はⅣじゃない! 本当の名前は、キュアサービスだぁああああ!!!」
サービス「俺の、ターン! サービシング・ドロー!!」
キャンディ『キュア決闘者のデュエルはすべて必然! ドローカードさえも、決闘者が創造するクルぅー!!』
サービス「勝利もまた、俺の手の中に!!」
サービス「俺は手札から魔法カードを発動! 『五つの光が導く未来』!!」
サービス「このカードの効果により、ギミックボックスをリリースしてデッキから攻撃力0の光属性モンスターを五体特殊召喚する!!」
みゆき「ウルトラハッピー」
あかね「オチナイヤーン」
やよい「ズバットサンジョウ」
なお「ムシイヤー」
れいか「ヒトノイッショウハ」
凌牙「そんな雑魚モンスターで何ができる?」
サービス「雑魚モンスターなんかじゃない! 女の子は誰だって、プリキュアになれるんだよおおっ!!」
サービス「手札から速攻魔法! 『目覚める力! プリキュア、スマイルチャージ!』を発動!!」
サービス「フィールドのそれぞれのモンスターをリリースすることにより、手札デッキ墓地からプリキュアたちを特殊召喚する!! プリキュア、スマイルチャージ!!」
キュアハッピー「ハッピー!」
キュアサニー「サニー!」
キュアピース「ピース!」
キュアマーチ「マーチ!」
キュアビューティ「ビューティ!」
凌牙「五人のプリキュアが、揃った……!!」
ウルフルン―oresama saikyo u―「イギャアアアッ」
凌牙「! どうした、ウルフルン!?」
サービス「プリキュアが五人揃った時、闇属性モンスターの攻撃力は半分になる!」
ウルフルン―oresama saikyo u―「イギャアアアッ」【ATK2400→1200】
サービス「そしてプリキュアは攻撃するときに一体となる!! ゴプリキュア、ウルフルン―oresama saikyo u―に攻撃だああっ!!」
ゴプリキュア「レインボーヒーリング!!」【ATK3200】
ウルフルン―oresama saikyo u―「イギャアアアッ」
凌牙「うがあああっ!!?」【LP2100→100】
凌牙「ぐ、があっ……」ビクビク
サービス「立て、凌牙。お前のターンだ!」
凌牙「ぐっ……もう、俺に勝ち目は……」
サービス「っ、……ふざけるな! 立て! まだ可能性はあるだろ!?」
凌牙「笑わせるな、キュアサービス。もう沸騰して、蒸発しちまったぜ……俺の戦意は……」
サービス「なんだ、その弱気は! どうした凌牙! 俺が憎いんじゃないのか!? お前の妹を傷つけた俺を倒すんじゃないのかあっ!!?」
サービス「お前の心は、いつもいつでも煮えたぎってるだろうがああああああっ!!」
サービス「いい加減立ち上がれよ、立ち上がれええっ!! 今こそ浮上の時だろおお!?」
凌牙「キュアサービス……てめえ……」
サービス「お前のターンだ、凌牙」
凌牙「俺の、ターン……ドロー!!」
サービス(それでいい)
サービス「この瞬間、キュアハッピーの効果を発動する! バッドエンドと名の付いたカードをすべて破壊するッ!!」
サービス「破壊するカードは……『バッドエンドへのカウントダウン』!!」
凌牙「……っ!」パリイイン
サービス「凌牙、ハッピーエンドは目の前にある!!」
凌牙「う、おおおっ!! 俺は手札からエネミーコントローラーを発動! アカンベェをリリースして、キュアビューティのコントロールを得る!!」
キュアビューティ「コレモマタヒトツノミチ」
凌牙「キュアビューティの効果、発動おおっ!! 手札が五枚になるようにデッキからカードをドローする! そして手札を全て捨てて、墓地のモンスターを全て除外する!!」
凌牙「除外したモンスターのうち、一体のモンスターエクシーズを特殊召喚する! キュアビューティはそのモンスターのオーバーレイユニットとなる!!」
凌牙「俺が復活させるモンスターは……」
トロン「ふふっ、ここはブラックレイランサーあたりが妥当なんじゃないかなあ?」
凌牙「トロン……!」
トロン「アニメ版エアロシャークでも構わないよ。ただし、あのモンスターだけはやめた方がいい」
凌牙「……黙れ。あいつは今まで俺とともに戦い、何度も俺のピンチを救ってきた。俺がここまで勝ち残ってこれたのは、あいつのおかげだ!」
凌牙「俺はこのモンスターを! 復活させる!!」
凌牙「浮上せよ! 潜航母艦エアロ・シャーク!!」
エアロシャーク「クケエエエエッ」
トロン「馬鹿な……! モンスターエクシーズの中でも飛び抜けて弱い産廃の糞モンスターを、わざわざ復活させるなんて!!」
サービス「嬉しいぜ、凌牙。本気で戦ってくれて」
凌牙「ああ、お前は俺が倒す! そしてトロン!!」
トロン「!」
凌牙「エアロシャークを糞モンスターと言ったな! 俺のモンスターを侮辱することは、絶対に許さねえ!!」
エアロシャーク「リョウガ……」ウルッ
凌牙「エアロシャークは俺の、エースモンスターなんだ!!」パアアアッ
レディー!
凌牙「プリキュア、スマイルチャァアアアアージッッ!!」
ゴー!
凌牙「俺は誰にも負けねえ。誰にも操られねえ」
凌牙「俺は俺だあああああああっ!!」
シャーク「イライラと煮えたぎる憎き心! キュアシャーク!!」
トロン「凌牙、君もまた……」
サービス「プリキュアだったようだなあ! 凌牙あああっ!!」
V「メラメラ働く 地獄の労働者、キュアイケメンの私も!」
Ⅲ「おやめください、キュアニート!」
シャーク「力が漲ってくる……! 今なら誰にも負ける気はしねえ!!」
サービス「俺もだ! かかってこい、凌牙! いやキュアシャーク!! 愉しいデュエルをしようぜ!!」
シャーク「ふっ、望むところだ! 俺はこの日のために!! すべてを捧げてきた!! 行くぞ、エアロシャーク!!!」
エアロシャーク「ああ、相棒よ!!」
シャーク「俺は、俺自身とエアロシャークでオーバーレイ! 二人の光が導く未来でオーバーレイネットワークを構築!!」
シャーク「カオス・エクシーズ・チェンジ!!」
エアロシャーク「クケエエエエエエエッ」
シャーク「シャークビングだ! 俺ええええっ!!」
ビュワアアアアッ!!
シャーク「すべてを深き海に包み込め! その双頭でなにもかも食い尽くすがいい!!」
シャーク「爆誕せよ! キュアカオスNo.00! 潜航母艦エアロシャーク・オメガ!!」
エアロオメガ「ピギエエエエエエエエエエッ」
サービス「……こい、キュアシャーク!!」
シャーク「ああ! エアロシャーク・オメガのモンスター効果発動!! オーバーレイユニットを一つ使い、ゲームから除外されているモンスターの数×100ポイントのダメージを相手に与える!!」
シャーク「さらに! それに加えて、このカードの攻撃力分のダメージを相手に与える!!」
エアロオメガ「ピギエエエエエエエッ」【ATK1900】
シャーク「プリキュア・エアロ・ブリザァアアアアドッッ!!!」
ドドオオッ!!
サービス「ぐう、ああああああああああああっ!!?」【LP0】ビー
サービス「ぐはっ……」バタリ
シャーク「ほら、立てよ」
サービス「……キュアシャーク、俺は……」
シャーク「もういいんだ、キュアサービス。俺は気付いた……」
シャーク「真に倒すべきは、お前にあんな命令をしたトロン! あいつってことに!! お前の、プリキュアの浄化の力で気付けたんだ!!」
サービス「シャーク……すまなかった」
シャーク「だがサービス、罪は償ってもらう。全身火傷の妹だ、貰ってくれる奴はそういないだろ?」
サービス「ああ、すまない……ふつつか者だが!」
シャーク「ふっ、お前はビューティのグッズを献上すればそれでいい」
サービス「……ビューティ派か」
シャーク「あなたの一番のファンの顔を忘れたか! キュアビューティ!!」
サービス「俺はキュアピースが好きだ」
V「私はあかなおを推そう」
Ⅲ「みゆれいが至高です、V兄様!」
トロン「高貴なウルみゆを忘れてはいけないよ」
サービス「……もう、俺は深い眠りにつくだろう。シャーク、お願いだ」
シャーク「分かっている。俺が救う! お前もお前の家族も! トロンも!!」
シャーク「すべてが終わったら、一緒にプリキュアでも見ようぜ! フォオオオオ!!」
サービス「ああ、凌牙……」バタリ
シャーク「……俺は救う。すべてを! この命に代えても!」
キャンディ「クルぅ~!」ドンッ
シャーク「ぐおっ!?」
シャーク「なんだ、テメエは!」
キャンディ「キャンディはキャンディクル! そりより、チミが七人目のプリキュアだったクルぅー!」
シャーク「そうか、お前がキャンディ……」
キャンディ「キュアシャーク、キャンディと一緒にメルヘンランドを救ってほしいクルぅ!」
シャーク「分かったぜ。すべて救うと決めたばかりだ! 世界だって救ってやる!!」
キャンディ「頼もしいクルぅ~! じゃあまず他の五人に合流するクルぅー!!」
キャンディ「今戦ってるところクルぅ!!」タタッ
シャーク「ああっ!」タタッ
ウルフルン「ウルッフフ、お前たちは今日で終わりだ! プリキュア!!」
アカンベェ「あかんべえー!」
サニー「くうっ……」
マーチ「今日のアカンベェは、強すぎる……」
ピース「五人が力を合わせても、勝てないなんて……」
ビューティ「必殺技も使い果たしてしまいました……」
ハッピー「大丈夫だよ、みんな! 今キャンディが新しいプリキュアを迎えに行ってくれてる! 六人いれば、絶対に勝てる!!」
ウルフルン「六人いようが、百人いようが! 俺様がお前らなんかに負けるかよ!!」
アカンベェ「あかんべえ~!」
キャンディ「ハッピー! みんな~!!」
ビューティ「キャンディ!」
サニー「戻ってきたんか!」
ハッピー「あっ、その人が新しいプリキュア?」
シャーク「キュアシャークだ」
ハッピー「よろしくね! 仲間が増えて、ウルトラハッピー!!」
ウルフルン「テメエは……」
シャーク(ここから俺の物語が始まる……。Ⅳ、お前ならこんな時こう言うだろう)
『俺たちのファンサービスは、まだ始まったばかりだ……!!』
シャーク「煮えたぎってきたぜ! デュエル!!」
<更なるファンサービスへ!!>
おわり
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 17:44:02.66 ID:/fFu5guNO
凌牙「またふざけたことを言いやがって! お前の発言すべてがイラッとくるんだよ!!」
Ⅳ「まあまあ。あ、ジャイアントキラーの効果発動しますね。あとダイレクトアタック」
凌牙「チッ、エアロシャークが!」
Ⅳ「フハハハ! お前はすでにウルトラハッピーの糸に操られたデク人形だ!!」
凌牙「え?」
Ⅳ「え?」
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 17:50:48.43 ID:/fFu5guNO
Ⅳ「何かおかしなことを言いました?」
凌牙「いや……ウルトラハッピーの糸ってなんだよ」
Ⅳ「ウルトラハッピーの糸でしょうねえ」
凌牙「……。俺のターン、ハンマーシャークの効果でキラーラブカを特殊召喚。シャークサッカーの効果発動」
Ⅳ「教えてあげようか凌牙。気になるんだろう?」
凌牙「うるせえ! お前に教わることなどない! 沈め!!」
凌牙「魔法カード・浮上を発動! ビッグジョーズを復活させる!」
凌牙「ブラックレイランサー! アニメ版エアロシャークをエクシーズ召喚!!」
Ⅳ「ふはは、手加減ないねえ凌牙。そうでこないとなあ! ぶっ倒しがいがないってもんだぜ!!」
凌牙「ほざいてな! 俺はエアロシャークの効果を発動する!」
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 17:55:03.03 ID:/fFu5guNO
エアロシャーク「クケエエエエッ」ドドドッ
Ⅳ「ぐおおおっ!?」【LP4000→3200】
凌牙「どうだ! そのおかしな頭も、少しはスッキリしただろ!」
Ⅳ「くく、言うようになったもんだな凌牙。この程度のダメージ、なんてことはない!」
凌牙「ふっ。ならバトルだ! 俺はアクアジェットでエアロシャークの攻撃力をあげ、ジャイアントキラーに攻撃する!!」
エアロシャーク「クケエエエエッ」【ATK2900】
ジャイアントキラー「……」【ATK1500】
ドオオオオッ
Ⅳ「うおおおおっ!!」【LP3200→1800】
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 17:59:31.65 ID:/fFu5guNO
凌牙「思い知ったか、Ⅳ!! これが俺の復讐の力!! 怒りが、憎しみが、俺の糧となる!!」
Ⅳ「フフハハハ!! 煮えたぎってきたぜえっ!! シャァアアーク!!!」
凌牙「……!」
Ⅳ「悪いが、ジャイアントキラーが戦闘に敗れたことで手札からモンスターを召喚させてもらう」
凌牙「モンスターだと?」
Ⅳ「このモンスターは、自分のモンスターが戦闘に敗れた時にそのモンスターをリリースすることで、手札から特殊召喚できる!!」
Ⅳ「現れろ! キュアピース!!」
キュアピース「ぴかぴかピカリン じゃんけんポン♪」チョキ!
キュアピース「キュアピース!!」
シャーク「きゅ……なんだって?」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 18:05:00.90 ID:/fFu5guNO
凌牙「なんだそのモンスターは! 見たことないぞ!」
Ⅳ「当たり前だ。このカードはトロンが俺のために作ってくれたカードだからな」
Ⅳ「このカードで凌牙! 貴様を倒す!!」ドン☆
凌牙「くっ……卑怯な奴だぜ」
Ⅳ「なんとでも言え! トロン……いや、あの人のためなら!! 俺はこの手をいくら汚しても、かまわない!! 俺のターン!!」
Ⅳ「メインフェイズ時、キュアピースの効果を発動する!!」
凌牙「!」ゴクリ
凌牙(トロンが奴のために作ったカード……一体どんな強力な効果なんだ……!?)
Ⅳ「俺はお前とジャンケンをする!!」
凌牙「……は?」
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 18:08:11.28 ID:/fFu5guNO
凌牙「おい、どういうことだ!」
Ⅳ「そういう効果だ。キュアピースの」
凌牙「誰がお前なんかとジャンケンをするかよ!」
Ⅳ「効果だから仕方ないだろ。さあ、ジャンケンだ」
凌牙「チッ、しょうがねえ。だが絶対に勝つ! 最初は……」
Ⅳ「ぴかぴかピカリン!」
凌牙「!?」
Ⅳ「じゃんっ、けんっ、ぽおんっ☆」パー
凌牙「なっ、え? うっ」グー
Ⅳ「フハハハ!! 俺の勝ちだな!」
凌牙「ジャッジー!!」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 18:13:45.66 ID:/fFu5guNO
Ⅳ「今度はなんだ」
凌牙「今の掛け声はなんだ! 意味がわからねえし、痛すぎるぞ!」
Ⅳ「俺の家ではああやってやるんだよ」
凌牙「どんな家だ!」
Ⅳ「うるせえな。Vなんてノリノリだぞ」
Ⅳ「とにかく俺の勝ちということで、効果を発動させてもらう」
凌牙「チッ、しょうがねえ。だが次は勝つぜ」
Ⅳ「ピカリンじゃんけんに勝利したプレイヤーは、デッキからカードを三枚ドローできる! ドロー!!」
Ⅳ「さらに、ドローした中に『キュア』と名の付いたモンスターがある場合、そのモンスターを特殊召喚する!」
シュワン
キュアサニー「キュアサニー!」
キュアマーチ「キュアマーチ!」
凌牙「一気に二体のモンスターを……」
Ⅳ「まあ残りは墓地に送られるがな」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 18:17:15.89 ID:/fFu5guNO
Ⅳ「キュアサニーの効果を発動! このカードは、このカード以外のフィールドに存在する『キュア』と名の付いたモンスターの攻撃力の合計、攻撃力があがる!」
キュアサニー「ハアアアッ」【ATK1300→3000】
凌牙「攻撃力3000だと!?」
Ⅳ「いけえ、キュアサニー! エアロシャークを攻撃!! サニー・ファイヤー!!」
キュアサニー「ファイヤアアッ」
凌牙「くうっ!!」【LP2500→2400】
Ⅳ「さらにキュアマーチでブラックレイランサーを攻撃! このカードは戦闘時、攻撃力が倍になる!」
キュアマーチ「ウオオオッ」【ATK1200→2400】
Ⅳ「プリキュア・マーチ・シュート!!」
キュアマーチ「シュウトオオッ」
凌牙「ぐああああっ!?」【LP2400→2100】
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 18:25:26.17 ID:/fFu5guNO
Ⅳ「まだだ! キュアピースの攻撃が残っているぞ、凌牙!!」
凌牙「く、このままじゃあ……」
凌牙(俺は、負けるのか? 復讐のために、これまでどんな手を使ってでもハートピースを集め、本選にも出場したのに……)
凌牙(俺は、負けちまうのか!?)
凌牙(嫌だ嫌だ! 負けるなんて、あいつに負けるなんて! あいつは、Ⅳだけは俺が倒さなくちゃならねえんだ!!)
凌牙(俺は! 俺は!!)
リョウガ……
凌牙(! この声は……シャークドレイク!?)
シャークドレイク「俺を受け入れろ、凌牙。そうすればお前はこのデュエル、勝利を得ることができる」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 18:28:40.24 ID:/fFu5guNO
凌牙(嫌だ! 俺はナンバーズを、お前を使うわけにはいかねえ!!)
ドレイク(何故だ。俺を使えば、お前は絶大な力を手に入れられるというのに。俺と一つになれ!)
ドレイク(お前には力が必要なのだろう? ならば、俺を使え! 俺を使って、奴を倒すのだ!!)
凌牙(黙れ!! 俺はもう、ナンバーズに飲み込まれない!!)ドン☆
ドレイク(チィッ……)スウウ
凌牙(消えたか……)
???「ならよお、バッドエンドはどうだ?」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 18:30:46.78 ID:/fFu5guNO
凌牙「お前は!?」
ウルフルン「ウルッフフ、俺はウルフルン! 世界をバッドエンドにするために働いてる!」
凌牙「バッドエンドだと……?」
ウルフルン「お前、いいバッドエナジーを出してるじゃねえか。見込みがある」
凌牙「何を言ってやがる!」
ウルフルン「お前に力をくれてやる、って言ってんだよ!!」バッ
ウルフルン「世界よ! 最悪の結末、バッドエンドに染まれええ!!」
ウルフルン「白紙の未来を、黒く塗り潰すのだあああっ!!」
凌牙「シャー子、すまねえ。お前を守れなかった……」
ウルフルン「ウルッフフ!! 鮫の発したバッドエナジーが! 悪の皇帝ピエーロ様をっ! 蘇らせていくのだあああああっ!!!」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 18:36:11.41 ID:/fFu5guNO
Ⅳ「おい、凌牙!」
凌牙「……」
Ⅳ「くくっ、恐怖のあまり声も出なくなっちまったか? まあいい」
Ⅳ「キュアピース! プレイヤーにダイレクトアタックだ!! ピース・サンダー!!」
キュアピース「ヒャアッ フオオオオッ」【ATK500】
凌牙「……伏せカード、オープン」
Ⅳ「なにいっ!!」
凌牙「永続罠、『バッドエンドへのカウントダウン』!!」
凌牙「このカードは相手の攻撃を無効にする! その後、プレイヤーの装備カードとなる!!」
Ⅳ「プレイヤーの装備カードになる罠だと!?」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 18:39:12.56 ID:/fFu5guNO
凌牙「うおおおっ!! 俺の白紙の心が、黒く塗り潰されていくぜええええっ!!」ゴアアアッ
凌牙「このカードを装備したプレイヤーは、ハッピーエンドを受け付けない!!」
Ⅳ「……!!」
Ⅳ(どういう……ことだ……)
凌牙「俺のターン! 強欲なアカンベェを発動!! デッキからカードを二枚ドローする!!」
凌牙「そして手札から、ウルフルンを召喚するぜ!!」
ウルフルン「ウルッフフ」【ATK2000】
Ⅳ「ウルフルンまじウルフルン!!」
凌牙「ウルフルンの効果発動! 攻撃力を200下げて、デッキからアカンベェを特殊召喚する!!」
アカンベェ「あかんべえ~!」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 18:43:25.63 ID:/fFu5guNO
凌牙「ウルフルンはアカンベェをリリースすることにより、攻撃力が700ダウンする! 俺はアカンベェをリリース!!」
Ⅳ(馬鹿かこいつ!)
Ⅳ「俺にダメージを与えられないコンボに何の意味がある!!」
凌牙「意味ならあるぜ! ウルフルンの効果でもう一度アカンベェを召喚!!」
アカンベェ「あかんべえ~!」
凌牙「そしてアカンベェをリリースする!!」
ウルフルン「ウルッフフ」【ATK1100→200】
凌牙「そしてまたアカンベェをデッキから特殊召喚」
アカンベェ「あかんべえ~!」
Ⅳ「これでウルフルンの攻撃力が0に……。何がしたい、凌牙!?」
凌牙「分からないのか?」
Ⅳ「なに……?」
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 18:48:27.07 ID:/fFu5guNO
凌牙「ウルフルンには隠された効果があるんだ!」
Ⅳ「隠された、効果……だと……?」
凌牙「ウルフルンの攻撃力が0になった時! ウルフルンの真の力が目覚める!!」
凌牙「ウルフルンは攻撃力が0の時、ぶっ壊れる!!」
ウルフルン「ウルファアア……」ドバッ
凌牙「そしてウルフルンがこの効果で破壊された場合、デッキからこのモンスターを特殊召喚する」
凌牙「現れろ、ウルフルン―oresama saikyo u―!!」
ウルフルン―oresama saikyo u―「I'm your o-kami」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 18:52:22.93 ID:/fFu5guNO
凌牙「ウルフルン―oresama saikyo u―が特殊召喚に成功した時、フィールド上の『キュア』と名の付いたモンスターを全て破壊する!」
Ⅳ「なんだと!?」
凌牙「ウルフーズブレス!!」
ウルフルン―oresama saikyo u―「ウルファアアアッ」
キュアピース「イヤアアッ」
キュアサニー「ヌアアッ」
キュアマーチ「ウアアッ」
Ⅳ「馬鹿な! 俺の、プリキュアが!! ぜん、めつめつめつめつ……」
凌牙「ウルフルン―oresama saikyo u―でプレイヤーにダイレクトアタック!!」
ウルフルン―oresama saikyo u―「ウルファアアアッ」
Ⅳ「チッ、罠カード! ギミックボックス!!」
ギミックボックス「ヒヒヒヒヒヒヒヒ」ATK2400
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 18:55:21.83 ID:/fFu5guNO
凌牙「俺はカードを伏せてターンエンドだ」
Ⅳ「く……俺のタ」
トロン「命拾いしたね、Ⅳ」
Ⅳ「トロン!?」
トロン「見ていたよ、君のデュエル。僕のあげたカードを使ってくれているみたいで何よりだ」
Ⅳ「ああ。あんたの言うとおり、プリキュアのカードで凌牙を……」
トロン「倒せないよ、凌牙は。君ではね」
Ⅳ「どういう意味だ! トロン!!」
トロン「君の知っているとおり凌牙の使っているカードは、僕が今一番はまっているアニメ『スマイルプリキュア!』の悪役であるウルフルンだ」
Ⅳ「見ればわかる、それがなん……まさか!?」
トロン「うん。察しの通り、僕が凌牙のデッキにあのカードを入れたのさ」
Ⅳ「……ッ!!」
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 18:59:18.61 ID:/fFu5guNO
Ⅳ「……なんでだよ」
トロン「君より凌牙の方が、プリキュアが似合うからね」
Ⅳ「トロォオオオン!!! どうしてだああああ!!!!」
Ⅳ「俺はわざわざチャンピオンの仕事も休んで、プリキュアのショーを見に行って動画を撮った!! なのにあんたはⅢが録画したアニメの方に夢中だった!!」
Ⅳ「年甲斐もなく、毎日コンビニに通いプリキュアの商品を買いあさった! だがVがボックス買いをしてて、あんたは俺に目もくれなかった!!」
Ⅳ「ゲーセンにも行った! チャンピオンがUFOキャッチャーに十万も注ぎ込むってなんなんだよ!!」
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 19:03:02.48 ID:/fFu5guNO
トロン「僕がいつそんなことを頼んだんだい? 君はただ、僕がプリキュアにはまっているのを見て勝手にやっただけだろう」
トロン「そういうのを独りよがりと言うんだ。君は少々やりすぎるところがあるよ、反省した方がいい」
Ⅳ「くっ……、だがトロン! わかってくれ!! 俺がやったのはあんたのためだ!! あんたのために、グッズをかき集めたんだ!!」
Ⅳ「そして、俺もいつの間にかプリキュアにはまっていた!」
Ⅳ「キュアハッピーかわいい! キュアサニーかっこいい! キュアピースあざとい! キュアマーチイケメン! ビューティさんまじビューティ!!」
Ⅳ「俺はプリキュアが好きなんだよぉおおおお!!!」
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 19:08:40.49 ID:/fFu5guNO
Ⅳ「トロン! 凌牙より、あんな奴なんかより、俺の方がプリキュアを愛してる!! プリキュアが似合うのは俺だ!!」
Ⅳ「トロォオオオオオオオオオオオン!!!」
トロン「……気持ち悪い」
Ⅳ「っ!!?」
トロン「君、何も分かってないよ。僕はプリキュアが好きなんじゃない」
トロン「僕は女子中学生が悶え苦しみ、絶望に堕ちるバッドエンドが見たいだけだよ? キャラが好きだなんて、誰も言っていないじゃないか」
トロン「だから君が買ってきたフィギュアも食玩もキュアデコルも、全部捨てたよ。おしゃれキャンディなんか、今はアストラル世界で愉し~く暮らしているんじゃないかな?」
Ⅳ「ト、ロン……嘘……だろ?」
トロン「本当だよ! 西村ちなみに僕は凌辱モノ、だぁ~いすきっ!!」
Ⅳ「テメエエエエエエエエエエエエ!!!」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 19:11:49.51 ID:/fFu5guNO
Ⅳ「ふざけるなあっ! ふざけるなよおおおっ!!」
Ⅳ「みゆきちが! あかねが! やよやよが! なおちゃんが! れいかさんが!! バッドエナジーを放出してるところが見たいっていうのか!! トロォオオオオオン!!!!」
トロン「見たいよおっ! 最高じゃないか! それこそウルトラハッピーだろう!?」
Ⅳ「ふざけるなあああああああっ!! ウルトラハッピーなんて軽々しく口にするんじゃねええええ!!!」
トロン「いいじゃないか、誰がどう使おうと。……恐い恐い、君みたいなプリオタを怒らせるとこれだ」
Ⅳ「黙れええええええ!! あんたにっ! プリキュアをどうこう言う権利はない!!」
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 19:14:57.89 ID:/fFu5guNO
Ⅳ「今まで、俺はあんたの言うとおりに動いてきた! おかしいと思うことも、どんなに非道なことも、なにもかもだ!!」
Ⅳ「だがなあ、気付いたんだよ!! あんたの命令通りに働くのは間違っているって!!」
Ⅳ「何故だと思う!? それは、プリキュアを観たからだ!!」
Ⅳ「プリキュアを観ていると、心が癒される! まばゆい光に照らされる! この闇の精神が浄化されいくんだ!!」
Ⅳ「プリキュアのおかげで、俺は間違いに気付いた! だからあんたにもプリキュアの力で間違いに気付いてほしかった!! でも、駄目だったみたいだ!!」
Ⅳ「プリキュアの浄化の力でも、あんたを昔の優しい父さんに戻せない!! なら、こうするしかないだろ!?」
トロン「ふふ、どうするんだい? この僕を亡きものにしてしまうとか?」
Ⅳ「違う!! プリキュアの力が駄目なら……!!」ピカアアッ
トロン「この光は……!?」
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 19:20:33.28 ID:/fFu5guNO
Ⅳ「俺が希望を与え、人々の一番美しい顔を守る存在に……父さんの優しさを取り戻せる存在に……」
Ⅳ「俺がプリキュアになればいいんだぁあああああああああああ!!!」カッ!!
レディー!
Ⅳ「プリキュア、スマイルチャージ!!」
ゴー!
Ⅳ「お前たちの変身は素晴らしかった! 決め台詞もかわいさも!」
Ⅳ「だが! しかし! まるで全然!! この俺のあざとさには程遠いんだよねえ!!!」
サービス「ギラギラさんざめく銀河美少年! キュアサービス!!」
Ⅲ「……!」ピクッ
Ⅲ(Ⅳ兄様、ついになったんですね……プリキュアに!)
V「ありえない」
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 19:24:45.81 ID:/fFu5guNO
トロン「Ⅳ……いや、キュアサービス……。君は……」
サービス「見ていてくれ、トロン。凌牙は俺がこの手で倒す!」ドン☆
サービス「待たせたな、凌牙! デュエルの続きだ!!」
凌牙「来い! フォオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」
サービス「俺の名前はⅣじゃない! 本当の名前は、キュアサービスだぁああああ!!!」
サービス「俺の、ターン! サービシング・ドロー!!」
キャンディ『キュア決闘者のデュエルはすべて必然! ドローカードさえも、決闘者が創造するクルぅー!!』
サービス「勝利もまた、俺の手の中に!!」
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 19:32:17.68 ID:/fFu5guNO
サービス「俺は手札から魔法カードを発動! 『五つの光が導く未来』!!」
サービス「このカードの効果により、ギミックボックスをリリースしてデッキから攻撃力0の光属性モンスターを五体特殊召喚する!!」
みゆき「ウルトラハッピー」
あかね「オチナイヤーン」
やよい「ズバットサンジョウ」
なお「ムシイヤー」
れいか「ヒトノイッショウハ」
凌牙「そんな雑魚モンスターで何ができる?」
サービス「雑魚モンスターなんかじゃない! 女の子は誰だって、プリキュアになれるんだよおおっ!!」
サービス「手札から速攻魔法! 『目覚める力! プリキュア、スマイルチャージ!』を発動!!」
サービス「フィールドのそれぞれのモンスターをリリースすることにより、手札デッキ墓地からプリキュアたちを特殊召喚する!! プリキュア、スマイルチャージ!!」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 19:40:44.93 ID:/fFu5guNO
キュアハッピー「ハッピー!」
キュアサニー「サニー!」
キュアピース「ピース!」
キュアマーチ「マーチ!」
キュアビューティ「ビューティ!」
凌牙「五人のプリキュアが、揃った……!!」
ウルフルン―oresama saikyo u―「イギャアアアッ」
凌牙「! どうした、ウルフルン!?」
サービス「プリキュアが五人揃った時、闇属性モンスターの攻撃力は半分になる!」
ウルフルン―oresama saikyo u―「イギャアアアッ」【ATK2400→1200】
サービス「そしてプリキュアは攻撃するときに一体となる!! ゴプリキュア、ウルフルン―oresama saikyo u―に攻撃だああっ!!」
ゴプリキュア「レインボーヒーリング!!」【ATK3200】
ウルフルン―oresama saikyo u―「イギャアアアッ」
凌牙「うがあああっ!!?」【LP2100→100】
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 19:48:51.89 ID:/fFu5guNO
凌牙「ぐ、があっ……」ビクビク
サービス「立て、凌牙。お前のターンだ!」
凌牙「ぐっ……もう、俺に勝ち目は……」
サービス「っ、……ふざけるな! 立て! まだ可能性はあるだろ!?」
凌牙「笑わせるな、キュアサービス。もう沸騰して、蒸発しちまったぜ……俺の戦意は……」
サービス「なんだ、その弱気は! どうした凌牙! 俺が憎いんじゃないのか!? お前の妹を傷つけた俺を倒すんじゃないのかあっ!!?」
サービス「お前の心は、いつもいつでも煮えたぎってるだろうがああああああっ!!」
サービス「いい加減立ち上がれよ、立ち上がれええっ!! 今こそ浮上の時だろおお!?」
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 19:54:23.18 ID:/fFu5guNO
凌牙「キュアサービス……てめえ……」
サービス「お前のターンだ、凌牙」
凌牙「俺の、ターン……ドロー!!」
サービス(それでいい)
サービス「この瞬間、キュアハッピーの効果を発動する! バッドエンドと名の付いたカードをすべて破壊するッ!!」
サービス「破壊するカードは……『バッドエンドへのカウントダウン』!!」
凌牙「……っ!」パリイイン
サービス「凌牙、ハッピーエンドは目の前にある!!」
凌牙「う、おおおっ!! 俺は手札からエネミーコントローラーを発動! アカンベェをリリースして、キュアビューティのコントロールを得る!!」
キュアビューティ「コレモマタヒトツノミチ」
凌牙「キュアビューティの効果、発動おおっ!! 手札が五枚になるようにデッキからカードをドローする! そして手札を全て捨てて、墓地のモンスターを全て除外する!!」
凌牙「除外したモンスターのうち、一体のモンスターエクシーズを特殊召喚する! キュアビューティはそのモンスターのオーバーレイユニットとなる!!」
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 20:04:47.82 ID:/fFu5guNO
凌牙「俺が復活させるモンスターは……」
トロン「ふふっ、ここはブラックレイランサーあたりが妥当なんじゃないかなあ?」
凌牙「トロン……!」
トロン「アニメ版エアロシャークでも構わないよ。ただし、あのモンスターだけはやめた方がいい」
凌牙「……黙れ。あいつは今まで俺とともに戦い、何度も俺のピンチを救ってきた。俺がここまで勝ち残ってこれたのは、あいつのおかげだ!」
凌牙「俺はこのモンスターを! 復活させる!!」
凌牙「浮上せよ! 潜航母艦エアロ・シャーク!!」
エアロシャーク「クケエエエエッ」
トロン「馬鹿な……! モンスターエクシーズの中でも飛び抜けて弱い産廃の糞モンスターを、わざわざ復活させるなんて!!」
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 20:11:35.97 ID:/fFu5guNO
サービス「嬉しいぜ、凌牙。本気で戦ってくれて」
凌牙「ああ、お前は俺が倒す! そしてトロン!!」
トロン「!」
凌牙「エアロシャークを糞モンスターと言ったな! 俺のモンスターを侮辱することは、絶対に許さねえ!!」
エアロシャーク「リョウガ……」ウルッ
凌牙「エアロシャークは俺の、エースモンスターなんだ!!」パアアアッ
レディー!
凌牙「プリキュア、スマイルチャァアアアアージッッ!!」
ゴー!
凌牙「俺は誰にも負けねえ。誰にも操られねえ」
凌牙「俺は俺だあああああああっ!!」
シャーク「イライラと煮えたぎる憎き心! キュアシャーク!!」
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 20:23:13.45 ID:/fFu5guNO
トロン「凌牙、君もまた……」
サービス「プリキュアだったようだなあ! 凌牙あああっ!!」
V「メラメラ働く 地獄の労働者、キュアイケメンの私も!」
Ⅲ「おやめください、キュアニート!」
シャーク「力が漲ってくる……! 今なら誰にも負ける気はしねえ!!」
サービス「俺もだ! かかってこい、凌牙! いやキュアシャーク!! 愉しいデュエルをしようぜ!!」
シャーク「ふっ、望むところだ! 俺はこの日のために!! すべてを捧げてきた!! 行くぞ、エアロシャーク!!!」
エアロシャーク「ああ、相棒よ!!」
シャーク「俺は、俺自身とエアロシャークでオーバーレイ! 二人の光が導く未来でオーバーレイネットワークを構築!!」
シャーク「カオス・エクシーズ・チェンジ!!」
エアロシャーク「クケエエエエエエエッ」
シャーク「シャークビングだ! 俺ええええっ!!」
ビュワアアアアッ!!
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 20:24:00.11 ID:nL7Lk3Er0
出た! シャークさんの変身バンクだ!
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 20:33:23.97 ID:/fFu5guNO
シャーク「すべてを深き海に包み込め! その双頭でなにもかも食い尽くすがいい!!」
シャーク「爆誕せよ! キュアカオスNo.00! 潜航母艦エアロシャーク・オメガ!!」
エアロオメガ「ピギエエエエエエエエエエッ」
サービス「……こい、キュアシャーク!!」
シャーク「ああ! エアロシャーク・オメガのモンスター効果発動!! オーバーレイユニットを一つ使い、ゲームから除外されているモンスターの数×100ポイントのダメージを相手に与える!!」
シャーク「さらに! それに加えて、このカードの攻撃力分のダメージを相手に与える!!」
エアロオメガ「ピギエエエエエエエッ」【ATK1900】
シャーク「プリキュア・エアロ・ブリザァアアアアドッッ!!!」
ドドオオッ!!
サービス「ぐう、ああああああああああああっ!!?」【LP0】ビー
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 20:48:10.76 ID:/fFu5guNO
サービス「ぐはっ……」バタリ
シャーク「ほら、立てよ」
サービス「……キュアシャーク、俺は……」
シャーク「もういいんだ、キュアサービス。俺は気付いた……」
シャーク「真に倒すべきは、お前にあんな命令をしたトロン! あいつってことに!! お前の、プリキュアの浄化の力で気付けたんだ!!」
サービス「シャーク……すまなかった」
シャーク「だがサービス、罪は償ってもらう。全身火傷の妹だ、貰ってくれる奴はそういないだろ?」
サービス「ああ、すまない……ふつつか者だが!」
シャーク「ふっ、お前はビューティのグッズを献上すればそれでいい」
サービス「……ビューティ派か」
シャーク「あなたの一番のファンの顔を忘れたか! キュアビューティ!!」
サービス「俺はキュアピースが好きだ」
V「私はあかなおを推そう」
Ⅲ「みゆれいが至高です、V兄様!」
トロン「高貴なウルみゆを忘れてはいけないよ」
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 20:56:30.26 ID:/fFu5guNO
サービス「……もう、俺は深い眠りにつくだろう。シャーク、お願いだ」
シャーク「分かっている。俺が救う! お前もお前の家族も! トロンも!!」
シャーク「すべてが終わったら、一緒にプリキュアでも見ようぜ! フォオオオオ!!」
サービス「ああ、凌牙……」バタリ
シャーク「……俺は救う。すべてを! この命に代えても!」
キャンディ「クルぅ~!」ドンッ
シャーク「ぐおっ!?」
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 21:00:37.94 ID:/fFu5guNO
シャーク「なんだ、テメエは!」
キャンディ「キャンディはキャンディクル! そりより、チミが七人目のプリキュアだったクルぅー!」
シャーク「そうか、お前がキャンディ……」
キャンディ「キュアシャーク、キャンディと一緒にメルヘンランドを救ってほしいクルぅ!」
シャーク「分かったぜ。すべて救うと決めたばかりだ! 世界だって救ってやる!!」
キャンディ「頼もしいクルぅ~! じゃあまず他の五人に合流するクルぅー!!」
キャンディ「今戦ってるところクルぅ!!」タタッ
シャーク「ああっ!」タタッ
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 21:06:30.10 ID:/fFu5guNO
ウルフルン「ウルッフフ、お前たちは今日で終わりだ! プリキュア!!」
アカンベェ「あかんべえー!」
サニー「くうっ……」
マーチ「今日のアカンベェは、強すぎる……」
ピース「五人が力を合わせても、勝てないなんて……」
ビューティ「必殺技も使い果たしてしまいました……」
ハッピー「大丈夫だよ、みんな! 今キャンディが新しいプリキュアを迎えに行ってくれてる! 六人いれば、絶対に勝てる!!」
ウルフルン「六人いようが、百人いようが! 俺様がお前らなんかに負けるかよ!!」
アカンベェ「あかんべえ~!」
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 21:10:32.12 ID:/fFu5guNO
キャンディ「ハッピー! みんな~!!」
ビューティ「キャンディ!」
サニー「戻ってきたんか!」
ハッピー「あっ、その人が新しいプリキュア?」
シャーク「キュアシャークだ」
ハッピー「よろしくね! 仲間が増えて、ウルトラハッピー!!」
ウルフルン「テメエは……」
シャーク(ここから俺の物語が始まる……。Ⅳ、お前ならこんな時こう言うだろう)
『俺たちのファンサービスは、まだ始まったばかりだ……!!』
シャーク「煮えたぎってきたぜ! デュエル!!」
<更なるファンサービスへ!!>
おわり
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 21:11:58.27 ID:/fFu5guNO
おわりクルぅ~
あの世界にプリキュアがいれば、先週はこうなってたはずクルぅ!
ありがとござましたクルぅ
あの世界にプリキュアがいれば、先週はこうなってたはずクルぅ!
ありがとござましたクルぅ
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 21:13:38.18 ID:nL7Lk3Er0
乙!
デュエリストは誰でもプリキュアになれるんだな
デュエリストは誰でもプリキュアになれるんだな
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 21:18:29.81 ID:6s+bTGGv0
乙乙
案の定のキュアシャークェ…
案の定のキュアシャークェ…
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